2002年に開始した、 主に小・中学生を対象とする子どものためのサービス。 子どもの相談に子どもが答える『キッズなんでも相談』や、 インターネットを楽しく安全に使うための『わが家のインターネットルール』を作成できるコーナー、 保護者や先生に向けた情報提供も行っています。
※ 製品名、サービス名などは一般に各社の商標または登録商標です。
※ 内容は発表日現在のものです。予告なしに変更されることがあります。
本調査では小中学生を中心とした子どもたちを対象に、自分専用のケータイやスマホを持っているか、ケータイ・スマホでよく使う機能やアプリはなにかなどについてアンケートを実施し、2,139人から回答を得ました。
自分専用のケータイ・スマホを持っている人は73.2%でした。小学生では65.2%、中学生では82.7%の人が持っていると回答しており、年々、所持率は高まっているようです。よく使っている機能やアプリでは「LINE」が最多で、「LINE」や「メール」をよく使うと回答した子どもたちの中で、42.4%が、メッセージ上でのやり取りで「難しい」と感じたことがあるとわかりました。
よく使う機能やアプリで、「LINE」に続き2位だったのは「YouTube」でした。YouTubeを使っている人の60.3%が、ただYouTube動画をみるだけでなく、動画を見ながら他のことをしていると回答しました。なにをしながら動画をみているのかを聞くと「勉強をする」が1位でした。
■「ケータイ・スマホ」に関する調査レポート
小学生では65.2%、中学生では82.7%の子どもたちが持っていると回答しました。2023年の「ケータイ・スマホ」の調査結果(注1)では小学生では55%、中学生では77%のため、自分専用のケータイ・スマホの所持率は年々高まっているといえます。
よく使う機能やアプリについては、小中学生ともに「LINE」が1位となりましたが、小学生は57.4%、中学生は82.2%となっており、数字に大きな差がありました。中学生になると、小学生のときに比べて行動範囲と交友関係が一気に広がり、人と連絡をとるアプリがより重要となってくるのかもしれません。また、中学生の方が小学生よりもSNSを使っている割合が高く、「Instagram」の利用は小学生では6.6%なのに対し、中学生では20.5%となっています。
小学生より中学生の方が、メッセージ上でのやり取りに難しさを感じていることがわかりました。成長していくにつれて、相手を不快な気持ちにさせないよう気をつける人が増えるのかもしれません。
「!」「、」「。」「?」「ー」「…」の使い分けで雰囲気が全然違うものになってしまうところ
「w」とか「(笑)」をつけないと、冗談っていうのがわかりにくい。
いつもなら平気で言っていることが、メッセージで送られるときつく感じる。誤解が起きやすい。
既読がつかないと怖くなるところ
どこで会話を終わらせればいいのかわからないこと。
メッセージ上でのやりとりでは、文章によってはそんなつもりはなくてもちょっとした一言で相手を怒らせてしまったり悲しませてしまったりする可能性があるため、文章作りに難しさを感じる人が多いようでした。
会話を終わらせる方法は「スタンプを送る」が最も多い結果となりました。年代による差はなく、小学生も中学生もスタンプをうまく使っていることがわかります。
ただし2位は、小学生では「宿題や用事など理由をつけて終わらせる」、中学生では「リアクションを押す」でした。リアクションは相手に通知されないため、会話を終わらせやすいと考えているのかもしれません。
LINEの交換は「友だちに聞く」と回答した人が最も多く、次が「グループから追加する」となりました。「QRコードを印刷する」など工夫をしている人もいるようです。
LINEのアイコンは「キャラクター」と「推し」の画像が上位でした。
60.3%の子どもたちが、ただYouTube動画を見るのではなく、なにかをしながらYouTubeを見ていると回答しました。
YouTubeを見ながらなにをするのかを聞くと、「勉強をする」が56.3%、次いで「ごはんを食べる」が36.8%でした。
小中学生に人気の動画ジャンルは「ゲーム実況」でした。次いで多かったのが、音楽系(歌ってみた・踊ってみたなど)です。子どもたちにも人気のVTuberが、ゲーム実況や音楽系動画で活躍している影響が大きいのかもしれません。
LINEでは、グループの時に誰が既読をつけたか見れるようにしてほしい
WiーFiなしでできることが増えてほしい。
スマホをどこにやったか分からなくなった時に、どこにあるか分かる機能
充電しないでずっと使える機能。
どんなゲームでもサクサクに動く軽いスマホ
ケータイ・スマホは、常に持ち歩くことが多いため、「Wi-Fiなしで使える機能がほしい」「充電しないで使い続けたい」など、「なんでもできること」「制限なしで使えること」を求める意見が多く集まりました。
注1) 2023年の「ケータイ・スマホ」についての調査レポート:「65%の小中学生がケータイ・スマホを持つ中、持っていないことでトラブルが起きたことがある人が34%」
2002年に開始した、 主に小・中学生を対象とする子どものためのサービス。 子どもの相談に子どもが答える『キッズなんでも相談』や、 インターネットを楽しく安全に使うための『わが家のインターネットルール』を作成できるコーナー、 保護者や先生に向けた情報提供も行っています。
※ 製品名、サービス名などは一般に各社の商標または登録商標です。
※ 内容は発表日現在のものです。予告なしに変更されることがあります。
内容 | ケータイ・スマホ |
---|---|
期間 | 2024/07/16~2024/08/19 |
有効回答数 | 2129人 (うち女性:80% 男性:8% 選択なし:10%) |
グラフ:学年別回答者割合(%)