短編小説の相談いちらん
短編小説
みんなが作った短編小説のコーナーだよ。※2024年9月30日までの投稿で受け付けを終了いたしました。
切なすぎる物語
「ねえ待って!」どうしても止まってくれない私の彼氏カイルを見つめてそう叫んだ。「ねえ私のどこがいけなかったの?悪いことしたなら謝るから。お願い。待ってよ」彼が止まることはない。なんでこんなことになったのだろうか。そうあれは、カイルと私、流美の付き合ってのデートの時だった。 私はいつものカジュアルな格好を辞めてフリルのついたとっておきのワンピースで出かけた。彼はきっと喜んでくれる。そんなうれしさをもって出かけた。カイルがいた。私の名前は流美。いつもカジュアルで行動が早い私。そんなところは男の人は気に入ってくれない。一目ぼれしてはふられて。もうあきらめかけていたころに一人で海を歩いている最中にあったのがカイルだった。私はまたしても一目ぼれした。まただめだろうと諦めながらその人を見つめていた。彼は決まってこの海辺を通るのだ。私はある日勇気を出して声を出した。「すいません。きれいな方ですね私はあなたのことが好きになったかもしれません。どうです?付き合いませんか?」そんないつもの調子でまったくかわいくもないカジュアルな格好で話しかけた。帰ってきた返事は思いもよらないものだった。「いいですよ。あなたはとってもカジュアルでかわいいです。よろしくお願いします」私は耳を疑った。この言葉に果たして嘘はないのだろうか。舞い上がる気分でしかもとびっきりの声で「はい!」そう答えた瞬間私の人生は変わった。どこに住んでいるかなんて知らない。でもそんなこと関係ない。いつでも彼とはスマホで話すことができる。ある日待っていた言葉がやっと見れた。「ねえ。今度一緒に俺と流美があった場所。つまりあの海辺に行かない?」私には断るつもりなんてさらさらなかった。その文面を詠んだ瞬間返事を送った。「もちろん」 とてもかわいいワンピース。絶対に着ないと思っていたワンピース。それを今日着るのだ。私は恐る恐る。袖に手を入れた。鏡を見た瞬間絶句した。何とかわいいんだろうかこれは本当に私?やはりカイルの言うことは間違っていなかった。これでカイルにもっと好きになってもらえる。スキップでもしそうな勢いで待ち合わせ場所に行った。カイルはもう待っていた。「おはよう!カイル。今日が楽しみでよく眠れなかったよ。ねえねえ!今日の服はどう?似合ってるでしょう?私にかわいい服が似合うなんてッて思ったけど本当だったね。すごいよカイル!」 どんな喜ぶ顔が見れるだろうとわくわくしていた流美。でもその予想は大きく裏切られた。カイルがいきなり私に背を向けて歩き出したのだ。「ねえ待って!」彼は止まってくれない。「待ってよ!」大きく叫んだ。やっと彼が止まってくれた。そしていきなり口を開いた。「俺は流美にワンピースが似合うといったが着てほしいなんて一言も言ってない!俺は流美のカジュアルで元気な姿が好きだったんだ!」私は驚いた。そして叫んだ。「私だってこんなかわいらしいもの着たくなかったわよ!あんたがそんなこと言うからでしょ!カイルなんかもう嫌い! こうして私の1か月間の恋は終わった。
『愛してる』
『愛してるよ。』 たったその一言でいい。優しく微笑みながら、その一言を言って欲しかった、のに。 誰にも言ってもらえないまま、私の人生終わっちゃうのかなー……。言われて、みたかったなー……。 泣きそうになるのを堪え、雪がしとしと降っている窓の外を見る。 もう今年の桜は見れないのかなぁ。満開の桜、見たかったなぁ。 堪えきれず、涙が一粒こぼれた時だった。 「サークラッ。」 ドアが開き、ポニーテール姿の女の子が入ってきた。 「ハ…ナ……。」 かすれた声で、私の親友の名前を呼ぶ。 「さくら、久しぶり。会いたかったー!」 ほとんど喋れない私に気を遣いながらも、笑顔でいつもと変わらず話してくれるハナは、相変わらず優しい。 涙が次々に溢れ出て来るのにも、何か言ってくるわけではなく、そっとしておいてくれる。 ハナが一方的に喋る形になってしまうけど、ハナが話してくれる面白い話題は尽きない。 いつものように楽しく聞いていた、その時だった。 「ゲホッ、ゴホッ、ゲホッ、ホッ!」 咳こんでしまい、倒れて――。そこからは、記憶がない。 「サクラ…?サッ、サクラ!」 ハナが涙目で私を抱きしめる。 息が苦しくてせき込むと、慌てて手を放してくれた。本当はもっと抱きしめられたかった。 この命がもう長くないことを知り、涙が一粒だけ頬をつたった。 「サクラ、これ、っ、覚えてるっ……?」 涙交じりにハナが見せてきたのは、桜の花びらだ。 あぁ、最初に会った時も、桜の花びらがきっかけだったなぁ。 『ねぇ、どうしたの?』 両親が離婚し、お母さんについていったけれど、お酒を飲むようになってからは暴力を振ってくるようになってきて、生きるのが辛くなった時に、ハナと出会った。 お母さんは暴行罪で逮捕され、釈放されても帰ってこなかった。 中学生になってからは一人暮らしをするようになったけれど、学校では犯罪者の子供ということでいじめにあい、もう嫌だ、と泣いていると、ハナが話しかけてきてくれた。 桜の花びらを見せてくれて、私たち、友達だよ、と言ってくれた。 唯一の話し相手ができ、希望の光が見えたところで、余命一ヶ月だという難病にかかったてしまった。 必死に首を縦に振りながら、涙をぽろぽろこぼす。 「サクラ、辛かったよね…っ。ごめんね、何もしてあげれなくて………っ!」 私の家庭事情を知っているハナは、私の手をそっと握りながら必死に謝った。 「ハ…………、ナ…!あ、り……が、と、う……。」 それだけ言ってから、目を閉じる。 「愛してるっ!サクラっっっ!」 あぁ、やっと言ってもらえた。私もだよ、ハナ。 私も……、愛、してる……! どうも、小説書くの始めてな#れもねいどです! 下手すぎて自分で泣けてきちゃいました(泣) できれば辛口NGでコメントお願いします!
男の拳はなんのためにある?
「放課でのんびりすんのは良いもんだ。」 そう呟きながら学校の放課後の廊下をほっつき回ってる男の名は架闘 拳太(かとう けんた)ごくごく普通の高校1年生だ。 趣味は散歩、喧嘩を起こしたりしたことはもちろんない。クラスメイトに認識はされてるが友達はいない…ぼっちというやつだ。 そうしてほっつき回っていると、何か変な会話をしてそうな現場を見た。 (話しかけてる方は男子で、嫌がってる方は女子かな?)女子の方は拳太のクラスメイトの1人、天海 結華(あまみ ゆか) この学校でもかなりの美人だ。 男子の方は3年生の雪美弥 拍世(ゆきみや はくせい)この学校では名の知れたヤンキー。「白虎」という二つ名がつくほど喧嘩が強く、周りから恐れられている。 「なあ、今から一緒にカラオケ行こうや。」拍世がいっても結華は首を振るばかり。拍世は痺れを切らしたのか無理やり連れて行こうとしている。 拳太は己の拳を見つめて、父が昔言っていた言葉を思い出した…「その拳は、もしお前に守りたいもんができて、それが傷つけられそうになったときに使え。使う時を見極めなきゃ後悔するぞ。」 「今が、その時なんだろ…父さん。」そういって、拳太は拳を強く握りしめて拍世の所へ向かって歩いた。 「おい、てめえ俺のクラスメイトに何してんだ。」拍世は威圧感のある目でこちらを睨んできた。「誰だよお前、関係ねえだろ。どっか行け。」 「関係なくなんかねえよ。そいつぁ俺の、クラスメイトなんだ。」 「やる気か?お前。」拍世は挑発じみたことを言った。拳太はこう返した。「俺は至って最初っから殺る気満々だよ。おっぱじめるか?喧嘩」 「良いぜ、やってやるよ、喧嘩。ボコボコになっても知らねえぜ。そっちからきな。」 「高三なりの慈悲はあるみてえだな。それじゃ、お言葉に甘えて」拳太がそう言い放った瞬間、拍世の脇腹と腹に拳太の拳が5発入った。 「グボァ」 拍世はあまりの痛さにその場に倒れてしまった。 「大丈夫か、結華。」 「うん、大丈夫…それにしても、ほんと見事に腹と脇腹だけに入れたわね。殺意ダダ漏れだったよ。」 そういって、結華は少しだけ笑みを浮かべた。 「守りたいもんが、傷つけられそうだったからな…」 「ん?なんかいった?」 「いんや、なんでも。」 〔おしまい〕
日記に秘めた思い
こんちはー!煮苺です!今回は感動系の小説を作ってみました!どーぞ! 10月1日 運命かもしれない!今日運命の人にあったの! 明日も会えるかな..彼に。 10月2日 今日は席替えをしたの!彼の隣になれた!! とっても嬉しい!これから、たのしみだなぁー 10月3日 今日は学校を休んだ。急に具合が悪くなって病院に連れていってもらった。ママはすぐによくなるよって優しくいってくれた!早く元気になりたいな.. 10月4日 入院することになっちゃった...彼に会いたいのに。ママは寝たらすぐによくなるよって言ってくれてる。ありがとう。 10月5日 彼がお見舞いに来てくれたの!嬉しかったなぁー。お土産にもらったお花、いい臭いがする。 早く学校に行きたい。 10月6日 私、思い病気みたい。がん?見たい病気見たい。ママがお医者さんと泣きながらお話ししてた。私に残った時間はあと、2日..? ここから文字が震えている。 10月7日 体がだるい。。目を開けているのがやっとなぐらい。彼にもう一度あいたい。 10月8日 出来ればこの日にちを書きたくなかった。私、明日どうなっちゃうんだろ。ガチャガチャと音がしてドアが開いた。彼が来てくれたの。嬉しいなぁ 俺は彼女の病室にいる。彼女の回りにはいくつもの看護師や医者が群がっていて、心拍数を測っている。ピッピッという音が静かだけど緊迫した空間のなかで音がなっている。 看護師さんがひとつの日記を渡してきた。それは彼女の日記だった。彼とは俺のことだろう。 俺はこの日記を読み終わると涙が頬を流れる。 彼女が最後の力を引き絞り、 「あなたのことが好きだったよ」 と震える声でいった。 「ごめん。俺から言い出せなくて...俺も好きだ。」 俺は震える声でいい、彼女は震える手で俺の手をつかんだ。俺が握り返すのと同時に. 「大好き」という言葉が耳に入ってきた。 そしてその言葉が終わるのと同時に、 ピーーーーーーーー という音が病室にひびきわたった。
過去のことなんて関係ない
巫女ミレン それが私の名前だった。 この名前は、生まれた時にお母さんにつけてもらった。 つまり、巫女になると決まっていたという事だ。 私の家系は代々巫女。 巫女の仕事は、成仏できなかった魂を救う事。 成仏されなかった魂が怒ると、魂が怨霊となり、大災害が起きてしまうから。 かの有名な菅原道真公の怨霊が現れた時、それを止めたのは私の祖先 巫女カイリ。 とても強い力のある巫女で、他の巫女に止められなかったこの怨霊を止めたのは10歳の時。 『たった10歳の子供に助けられた』なんて言えない政府が歴史を書き換えたんだけど、 今の世があるのはとにかくカイリ様のおかげなのです。 私も巫女。 だから、学校には行かずに仕事をしている。 毎日街を歩いて、気配を感じて。 いつものように街を歩いていた。 すると向こうから、同じくらいの歳の子たちが歩いてきた。 その中の1人が私にからんできた。 「私カコ。あんた、何歳。どこに住んでる?」 「私、11歳。株屋町に。」 「なら、あたいたちと同じ学校のはず。あんた私立?」 この質問には答えられない。 「ごめんなさい、用事があって。」 急いで逃げ出した。 それから毎日カコにからまれた。 はやく仕事をしないといけないのに。 『カコなんか、いなくなればいい』 仕事に忠実だったミレンは、何度もそう思った。 しばらくたったある日、ミレンは違和感を感じた。 そして、かつてない怨霊の気配を感じた。 気配を頼りに駆けつけると、人だかりができていた。 人をかき分けて前に進むと、そこにはぐったりしたカコがいた。 誰かが言っていたが、車にはねられたらしい。 カコはいまや、とにかく強い怨霊になっていた。 怨霊を成仏するには、その人が幸せなところを思い浮かべて呪文を唱えればいい。 ミレンは、カコの魂を成仏しようとした。 しかし、今までからまれた記憶が邪魔してうまくできなかった。 諦めかけた時、耳に誰かの声が聞こえた。 不思議なことに、一度も声を聞いた事がないのに、カイリ様の声だと分かった。 『いい事を教えてあげましょう。代々巫女は、 できるとかできないじゃなくて、 やってきたの。誰かを幸せにするためにね。 それからあなた、目標を決めるといいわよ。』 ミレンはカコを成仏できた。 そのあと、目標を決めた。 『全ての人の幸せのために』
汚い愛
執着って、汚い愛らしい。 残念、私汚い愛しかできないらしいや。 そんな私が、世界で一番愛してる、春海(はるみ)ちゃんに告白されたの。 「私、兎和(とわ)さんのことが好きです。付き合ってください。」 そう言われた時、舞い上がりそうになる。 だけど私は賢いから。 「無理。私ね、春海ちゃんのこと嫌いなんだ。顔も見たくないよ。さよなら。」 「えっ…?」 目の色を変えて戸惑うかわいいかわいい春海ちゃんを見ていると、 思わずにやけてしまいそうになる。それををグッと堪えて、 愛している春海ちゃんに背を向ける。ああ、なんて楽しいんだろう。 私が嫌いって言ったから、好きって言ってよ、春海ちゃん。 そう思っていると、春海ちゃんが私の手を握って、 「待って…!」 と掠れそうな弱々しい声で言う。 振り向くと、うっすら涙を浮かべた春海ちゃんがいた。 その目で私を見つめて言う。 「嫌いって言われても、私兎和さんのこと好きなんです…」 そう言う春海ちゃんを、私はぎゅっと抱きしめる。 この子も、私に依存してるんだ…! 私の愛は汚いらしいけど、それでもいいよね。 春海ちゃんは私を“好き”になって(狂って)しまったんだから。
キンセイカノジョ
運命を感じた。 銀河の果からやってきた、未知の恋。 たったの2年前のこと。 緑色の彼女に恋をした 肌の手入れなど要らないような、不透明のその肌 見つめるとテレパシーが伝わる、コスモスの目 猫の手も借りなくていい、八本の手。 その全てが愛おしい! 彼女との初デート。 13時ハチ公待ち合わせで5分遅刻とのテレパシー。 「B8v3x..ЖуФИ」 「ごめん!待った?」 多分そう言っている。 「待ってないよ!どこ行く?映画とか??スカイウォーザの新作出たって!」 少し頭を傾ける彼女は、ちょっと可愛すぎかも。 「`.\\v5kaur4gj6jω△(」 「何それ面白そう!私好きなの!」 うん、そうだ。きっとこう言っている! 「じゃあ行こう!」 彼女の手を引き、映画館への道を辿る。 少し手の粘着が滑ったが、初デートで緊張していたのだろう。彼女の粘膜なら気にならない!(抵抗はある) ーーキンセイオウジョヲツレモドス!ー 悲劇は突然だった。 彼女は突如家を飛び出し、近くの丘までテレポートした。 僕も彼女に縋るように、丘へゆく。 そこには、 巨大な円盤ーいや、 UFOが浮いてくた。 飛行機の10倍はある。 メタルでできたようなツルツルのUFOからは、不気味なネオンの光が差し込んでいる 雨の降りそうな空が、余計にその怖さを引き立たせている。 「サヨナラ、、ー」 そう聞こえた。 涙を流しながら、彼女はUFOへと連れていかれる。 呆気なく僕達の恋人生活は終わった。 情けなく草原の真ん中で僕は膝を着く。 未確認の愛を求めて、僕は地球から君のいる星を探しているよ。 そして、 星からの遠距離恋愛が始まる。
空
私は空が好きで、よく空を見る。 みんなが私を無視していても、空だけは違う。空は、いつも私と会話してくれる。 私が辛いとき、空も一緒に悲しんでくれるし、私が嬉しいときは空も一緒に喜んでくれる。 いつかね、私は空に行きたいんだ。 私を見守ってくれている空に、感謝を伝えるために。 私は、一番高いところに登った。 私が行ける、高いところまで。 屋上は暖かくて、太陽が私を包み込んでくれているみたいだった。 屋上から見た景色は、何もかもが小さく見えた。あの子達も、あの家も。私自身も。 でも空は、ここから見ても何も変わらなかった。いつもと同じように私を見てて、いつもと同じくらい大きかった。 「いつも見守っていてくれて、ありがとう。」 空に向かって言ってみたけど、きっと今はまだ届かないと思う。 でも、それでいい。いつか、私がもっと大きくなったとき、また同じ言葉を言うんだ。 きっとそれまで空は変わらず見守っててくれるから。
私の恋は難攻不落
「佳那ちゃん今日もかわいいね!」 「佳那ちゃんモテていいなぁ」 私は佳那(かな)。私は自他共に認める整った顔…いわゆる”美少女“。みんなにかわいいと言われるうちに自分でもそう思うようになった。 モテる女はモテる女で大変、この言葉は私のために作られた言葉であってもおかしくない。 こんな容姿をしているから、彼氏が欲しいと言わずとも男が寄ってくる。告白なんて中2にして数えきれない程されてきた…が。私が触れようとも動揺の1つない、珍しい男がいた。吸い込まれるようなイケメンで、私は恋に落ちた。 どうして?疑問でいっぱい。興味でいっぱい。男なら私の美貌を求めて寄ってくるのに、私が触れでもしたら顔を真っ赤にするのに。彼だけは反応が違った。私をただの友達と捉えていた。…そんな彼を落としたい。私のものにしたい。 彼の名前は晴也(せいや)。 名前の通り晴れ渡る空のような爽やかな人。私は決めた。必ず彼を落とすんだ。 私に惚れた挙げ句振られた男は口を揃えてこういうらしい。 「佳那を落とすのは無理だ」と。 そんな私ですら落とせない男がいるなんてね。 あ、来た。晴也だ。 「おはよ、晴也っ!」 私が挨拶すると彼はいつも通り顔色1つ変えずに、「おはよう佳那」と。 2023年7月10日、譲れない真夏の激戦…難攻不落の恋が、今始まる。
恋の行方は
はあ 私は努力しても、あの人に振り向いて貰えない どうしたらいいか考えているとさっくんに声をかけられた 「嫌いなの?それ」 私は、その場を取り繕うためにいった 「そうじゃないけど、今日卵焼き失敗しちゃって塩辛いんだよね」 (本当は成功したけど) 「ドジじゃんw」 やっぱり好きだなあ 明日告白してみようかな,,, ----次の日---------------------- 「おはよー」 「あ! おはよーーーーーー!!」 「あのさ?今日購買に新しいジュース増えたんだって! 一緒に買いに行かない? じゃんけんで負けた方の奢りね!」 自然に見えるように行ってみたけど、どうかな? 「いいね 行こ」 よし、チャンスだ 「あれ?!ジュース増えてないじゃん!」 「嘘ついてごめんね どうしても言いたいことがあって、、、 えっと 好きです!付き合ってください」 「あー、実は僕好きな人がいて」 え 「それは」 言わないで 知りたくない 知ってしまったらきっと その子のことをうらんでしまうから 「君だよ ずっと好きだった」 え 「どういうこと?」 「えっとつまり、、、付き合うってこと、、でいいんだよね」 今日、初めて自分が報われた。気がした
<短編小説>2人の心桜
登場人物:岩崎心桜(いわさき みお) *** Mio’s side 私の名前は岩崎心桜。 第2キズなん中学校1年4組32番です。 最近、学校が嫌だと感じるようになった。 なぜなら。 野坂まりな。この子を中心に無視されたり暴力を奮われたりするようになった。 いじめはどんどんエスカレートしていった。 自殺を何回も考えた、ある日。 「死んでも良いんだよ。でも死んでからも大っ嫌い」 ボールペンで走り書きされた紙切れが机の中に入っていた。 ついに堪えきれなくなって、私は泣きながら保健室に駆け込んだ。 ------------------------***Another Mio’s side 突然、頬を涙で濡らした1人の生徒が駆け込んできた。 名前は岩崎心桜さん。 涙を流しながら話す彼女の話を聞きながら、私は自分自身の中学校時代を思い出していた。 みんなに無視され始めた日。 先生に見捨てられた日。 学校が怖いと思った日。 学校に行けなくなった日。 全てが昨日の事だったかのようにくっきりと蘇る。 .. 20年経った今でも、野坂さんの事は忘れていない。 「岩崎先生、ここに居ても、良いですか」 「うん、もちろん」 心桜、大丈夫。あなたはこうしてちゃんと生きていけるよ。私がついてる。 過去の自分に、そう伝えたくなった。 ーThe endー ------------------------ こんにちは!星乃です! 初めて短編小説書いてみました。 意味が通ってないとかおかしいところがあったらぜひ教えてください! 考察もお待ちしてます!
アナタダレ?【意味がわかると怖い話】
ある日、声が聞こえた。 それはとてつもなく騒がしい声… 私も家族もみんなが驚いた恐ろしい声。 あの日は…なんだったんだろうな 私はその日から嫌に思ってきて家族会議で引っ越しを提案した。 家族みんなは賛成してくれて引っ越す事が決まった。 「すみちゃん、私引っ越すの」 「鈴、引っ越しても頑張れ!」 「ありがとう。すみちゃん」 急に言ったのに受け付けてくれる大親友、蒲田すみれ。 来月には東京を出るから準備をしていた その時… 「ギーーーーー」 あの日の声が聞こえた。 でも私以外は気づいていなかった。 「ねぇ、お母さんさっき、声聞こえなかった?」 「聞こえたよ」 「え??じゃあ、どうして無反応だったの?」 「無反応?お母さんは反応したよ」 「怜も聞こえた。反応したよ?」 「お父さんも聞いたぞ。」 「えぇ…私、聞こえなかったけど」 「鈴は耳が詰まってたんじゃない?」 「そうだよね…」 おかしい、私は驚いたのに… 次の日、お母さんは1つのメモを置いて家を出た。 「鈴、怜、留守番しておいてね。 お母さんはーーーに行ってくるから」 ーーーの字は中国語っぽく見えた。 でも中国語でも日本語で調べてもその漢字は出てこない。 弟の怜はまだ小1なのにすらすらとその文字を読んでいく… 「お母さんはアソコに行ってきます」 「怜、アソコってどこ?」 「ーーーーーーの事だよ」 怜が言ったーーーーーーは知らない言葉で喋っていた 私は気になってお父さんに電話した。 「もしもし!!お父さん、アソコって何?」 「キキタイノ?ジャアオシエルサ」 「え?お父さん、どうしたの?」 「アソコッテイウノハ、タヒトイウイミダヨ。」 「もしもし!!ねぇ、聞いてるの?」 お父さんとの電話は4分44秒に終わった。 そして新たな声が聞こえた。 「アナタダレ?」 それが私の最期だった。 父も母も一緒にアソコに行った。 でも唯一、弟だけは残っていた… 終わり 【意味解説】 最後の「アナタダレ?」は幽霊です ですが弟の「怜」だけ生きていました。 それは何故?というのが疑問です 怜は黒幕でした。 怜には手下がいます つまりそれは父、母。 怜に言われたとおりに演技をしました ですが母と父は怜のルールに従わなかったため、 タヒに行ってしまいました。 そしてタヒぬ直前になると怜に操られているので言葉がカタコトになってきます 「アナタダレ?」の正体の幽霊も怜に操られているという事です そうすれば辻褄が合うと思います! 【あとがき】 初めて書いてみました!! 少し怖めの話を書いてみたので感想・アドバイス 待ってます! さようならー!
ずっと…あいたかったよ
私、花咲彩葉(はなさきいろは)は、ずっと好きだった人がいる。 今中3で、彼を好きになったのは小2の最初のほうだから、7~8年ずっと好き。初恋だった。でも、彼はーー、小4で、どこか遠くに転校したのだ。 「ねえいろは!!転校生がめっちゃイケメンらしいよ!」 そういわれて何度期待したことか。 どきどきしてそのイケメンくんがいる教室にむかっても、私の好きな彼じゃない。 いつも期待してしまう私がばかなんだ。 そう思い、塾にむかって自転車をこぐ。 「こんにちはー。原口先生」 「あら花咲さん。あなたを探してる人がいたわ。さっき、2階の教室に案内したけど」 「わかりました、ありがとうございます」 誰だろう?私に用があるのかな。 ーーーーがらがらがら 扉をあけてそこにいたのは、見覚えのない男子。めっちゃイケメンだ。 「あのっ、君、花咲彩葉?」 「えっ、あっ、はい」 「俺のこと覚えてないかな…?俺、水原っていうんだけど」 「えっ?!」 そういって、大好きだった人の名前を呼ぶ。 「水原くん…?」 「そう、俺!」 「えええ?!なんでここに、?」 「ここの塾に通うことになったんだ。学校は、彩葉の学校の隣の学校」 「そうなんだ…。よく私のこと、覚えてたね」 「あったりまえじゃん」 水原くんの顔が赤くなってきているような気がするのは、夕陽のせい? 「俺、2年のころから彩葉のことが好きだったから…ずっとあいたかった」 「わ、私も…ずっと…あいたかったよ…」 「ねえ、俺と付き合ってくれる?」 「こんなわたしでいいなら…お願いします」 「っしゃ!いろは、今もずっとかわいいな」 こんな形であえるなんて、思ってもなかった。だけど、私はずっと一途に、水原くんのことが好きだ。
私が自殺をしようとした日。
私は優菜(ゆうな)。中学一年。 今私はいじめにあっている。それも、ずっと昔から。 いつ終わるんだろう。助けを求めても、誰も振り向いてくれない。親も、友達も。 かなり最近は悪口バンバン言われてる。本当に苦しい。助けて。 いつしか、親友の雪葉(ゆきは)さえも離れていってしまった。もう私はいなくなっても、誰も悲しまない。 そう思ってた。 次は何に生まれ変わろうか、と考えていたこともあった。 学校も辛いけど、家の生活もそれの倍近く辛かった。 お母さんはいつも暴力をふるってくる。 勉強は?勉強は?と聞いてくる。学校の相談をしようとしても、 「まぁまぁ、そんな気にしないで。別にどうってことないでしょ。」と言ってくる。 私の人生はこんなんなのか。そうかそうか。 フフっと笑った。そしていつの間にか大量の涙が溢れていた。 助けて...助けて... もう嫌だった。 自殺...不意にそう思った。死にたい。。。隠しながらも、そう思っていた。 その後一ヶ月間、ずっと涙を、流していた。 そして私は、 死ぬことを決心した。 死ぬのは7月19日13:20に決めた。給食中にトイレに行って、窓から飛び降りる。飛び降りるのは、3階から。 とうとう7月19日だ。それまで好きなことをしようと思っていたが、何も考えられなかった。 給食。 私は時間がゆっくりと感じられた。 手の汗がすごい。 ふぅ。ため息をした。。。 私は席を立った。みんなトイレに行く私を「デブだね。」と言いながら笑って見つめていた。 もういいよ。いじめは。もうこの苦しみは味わいなくて済む。 トイレの窓に手をつけた。全身に汗が流れた。鳥肌も立った。 私は・・・ 飛び下りた 風を感じたーーーーーーーーーー ガタン!目をつぶった。 ・ ・ ・ どのぐらい時間が立ったのだろうか。 私は周りの騒がしい音で目が覚めた。 生きてる。。。何で。。。嘘。。。 泣きそうになった。 私の体には、包帯や、色々な機械や管がつけられていた。 すると、男の人がのぞきこんで、目を開けました!!と言った。 みんな笑顔だった。 なんで...私は死ぬことを望んでいたのに。 すると、走ってお母さんが入ってきた。 「優菜!!なんで!なんで..飛び下りたの!」 「お母さん。今は一人にしてあげてください。」 そういって看護師さんと私は二人きりになった。 「優菜ちゃん。苦しいことがあったの?」 「は...っはい。。」 私は泣き出した。 「もう、何もかもが嫌なんです。もう私は生きたくないんです!」 「そうか・・・でも、優菜ちゃんを大切に思ってくれている人はいると思うよ。」 え?いるの?私はいないと思った。 すると、 「優菜!!!」 「雪葉!」 「ごめん!ごめんなさい!」 雪葉はその場で泣き出した。 「私が、、、優菜の事を無視してた。怖かったの。本当にごめんなさい。私が優菜の事守ってれば...」 「大丈夫だよ、雪葉。」 「お願い、優菜。生きて。生きてほしいの。もし私がこのクラスにいなかったとしても。優菜は命があるんだよ。 優菜は生きるために産まれてきたんだよ。優菜は...優菜なんだよ。」 私は心に響いた。 私は私。。。 私は生きなければならない。 そう思った。 私は生きることを決心した。 隣にいた看護師さんは、ほらね、大切に思ってくれた人いたでしょ? と言っているかのような顔で笑った。 私は、 「ありがとう。うん。ありがとう。」 と言った。 私は生きる。どんなことがあっても、 私は私。この心臓が疲れるまで、精一杯、一生懸命生きる。 そういえば、こんなことがあったなぁ。 私はふと思い出した。 もうあっという間に99歳。 本当に幸せやわ。これからも長生きしたいなぁ。 私はいくつになっても、精一杯生きることを決心した。 ーーーーーーーーENDーーーーーーーーー どうでしたか。最後から5行は優菜が99歳になったときです。99歳になった優菜が昔自殺しようと思っていたことを思い出しています。 今生きるのが辛い人、生きてください。 きっと大丈夫。 あなたはあなたです。
絶対に負けられない
私、ヒカリは田舎者。そんな私が、恋を叶えることができるのだろうか…? 私は、4歳の時に母を亡くした。それから父は、別の女性と結婚した。 母は、私のことをひどく嫌った。そして、私は、父にまで捨てられてしまった。 それから親戚に引き取られた。親戚といっても、遠い親戚。話したこともなかった。ユナさんは、よくしてくれた。 欲しいものは買ってくれたし、まま母とは大違い。 ある日、おつかいに行ったら、バカなことに、財布を落としてしまった。 すると、誰かがこっちを向いて言った。 「これは、あなたのですか?」 それは間違いなく私の探していた財布だった。 「あ、ありがとうございます。」 私は一目惚れしてしまった。 ヒロト。 彼はそう言った。 好き。そんな気持ちで頭がいっぱいだった。なんの話をしたか、覚えていない。 どうやって伝えよう。好きだって。…直接伝えよう。 「ヒロト、君、私は…」 私は、ヒロト君に好きな人がいるって、知らずに言った。 この後は、読者の方にお任せします。
I love you. your highness
この世界にたった独りで取り残されたら、こんな風になるかもしれない。 目の前の光景に、ふとそんな思考が頭をよぎった。 縹色の質素なワンピース。その長い裾をべたりと広げて、その人は床に座り込んでいる。彼女はただ、精巧な人形のように、静かにそこに佇んでいた。 部屋に歩み入り、恭しく膝を折る。ちょうど、彼女と目線が合わさる位置に。 ひやりと整ったかんばせが、緩慢な仕草でこちらを向いた。長い睫毛に縁取られた瞳が、こちらをぼんやりと見つめている。ごくりと唾を飲み、ずっと焦がれていた台詞を口にした。 「本日より、第3王女様の護衛騎士を務めさせていただきます」 すっかり言い慣れたはずの己の名前。名乗る声が、少し震える。 彼女は微かに頷くと、消え入りそうな声で、よろしく、と囁いた。 第3王女は、うら若き乙女でありながら、突出した戦の才を持つ。 剣を握れぬ細腕は地図の上を這い、見事に作戦の指揮を執る。その判断力と非情さは王太子をも凌ぐと囁かれた。兄姉達には無かったものを、彼女はその手に握りしめて生まれてきたのだ。 敵の首を一つたりとも逃さない。そんな狂気的なやり方に於いて、彼女はまさに天才的であった。 しかし、人を駒として扱い、奪えと命ずるその役目は、静かに、しかし着実に、彼女の心を蝕んでいったのだ。 細い肩の下に、いくつもの勲章が並ぶ。一つ取り付けられる度、彼女の瞳も一つ、色を失った。彼女は今日、正装に身を包み、民と父王へと戦の成果を報告する。第3王女は、今回も輝かしい戦績を挙げたのだと。 戦の申し子、女神の化身。そう褒め称えられるその人はしかし、真っ白な顔色のまま椅子に腰掛けていた。 「失望したでしょう」 血色の悪い唇が、そう動く。彼女から話しかけられたのは、これが初めてだ。 「…騎士などいらぬと、父上に再三申し上げたのに」 俺は静かに、彼女の前へと歩み寄る。 眼前に跪き、その細い掌を両手で包み込んだ。 冷たい手だ。俺と違って剣だこのない、柔らかな掌。視線を上げれば、大きく見開かれた瞳と目が合う。 「私は、あなた様の騎士です」 嫌だと言われても、お側を離れません。 「私が…俺が、守りたいと思ったのは。あなたという、1人の女性ですから」 剣術の訓練の最中、時折彼女を見かける事があった。 ふらりと城内を散策しては、探し回るメイドを器用に躱し、無邪気に笑う。俺が彼女を目で追うようになるのは、もはや時間の問題で。 本来の彼女はきっと、光り輝く剣より、花と砂糖菓子を愛する人だから。 俺はずっと、ただの“あなた”を。あなただけを、見つめていた。 「失望するなんて事は、未来永劫、絶対に、あり得ません」 肩の辺りが、じんわりと冷えていく。 シャツを濡らす彼女の涙が止まるまで、俺はただ、震える背中を抱き締め続けていた。
流れ星の君と、光の私
流れ星に3回も、お願いすることなんて、できるはずがない。 光の速さで流れる星は、まるで君の涙のようだった_ 「星華ー!一緒にお弁当食べよっ」 「う、うん…」 私の名前は如月星華。16歳。 今日も、相澤さん達と食べなきゃいけないのかな。 真子は、一人で食べてる。でも… 「星華ー?どこ見てんの?早く食べようよぉ笑」 「でも…」 「は?」 「っ、わかった。早く、食べよ」 「ふふっ、そうこなくっちゃ!」 相澤さんの機嫌が、悪くなっちゃう。 そしたら、私もあんな風に… 今、真子はいじめられている。原因は、私。 私がもっと、強かったら。 私がもっと、賢かったら。 世界は変わっていたのかな。 「見てみてー、今日も一人で食べてる笑」 「ほんとだー笑笑!かわいそーー笑」 「きゃははは!」 今まで、真子と仲良くお弁当を食べていたのに、今では真子をいじめながら食べている。 真子、違うんだよ。私、ほんとは真子と一緒がいいの。 「ね?星華もそう思うよね笑?」 「…」 「ちょっと!何か答えなさいよ!」 「…そうだね。一人でかわいそう」 「だよねー笑!」 ごめんなさい、本当はそんなこと、1ミリも思ってないよ。 ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい。 やっと今日が終わった。 あ、忘れ物しちゃった。教室まで行かなきゃ。 教室まで行って、自分の机から教科書を取り出す。 さあ、帰ろ… 「…如月さん」 え、だれの声? 後ろを振り向くと、そこには同じクラスの星川さんがいた。 「ねぇ、ちょっと来てくれない?」 すると、星川くんは私の手を引いて歩き出した。一体どこに行くんだろう。 「ついた」 「え、ここ…屋上?」 「そうだよ」 「だけど、ここは立ち入り禁止なはず…」 「俺は天文部だから、特別に入っていいんだよ」 天文部って、たしか星を観察したりするんだっけ? 「空、見てみて」 「…うわぁ!」 そこには、数え切れないほどの星が、夜空に散らばっていた。 みんな、一生懸命に自分を輝かしている。 「すごい!綺麗!」 「…如月さんも、輝けるよ」 「え?」 どうゆうこと?私が、輝ける? 「如月さんが、光になって。その子を変えられるのは、如月さんだけだから」 その子って、真子?私が真子の、光になる…? 「如月さんの名前、星が入ってるでしょ?だから、如月さん…星華さんもあの星のように、輝ける」 「そんな…無理だよ。私には…」 「無理なんかじゃない!」 星川くんがこんな大声出すの、初めて見た。 「…流れ星にお願いをするときってさ、3回お願いしないといけないじゃん?」 「う、うん。でも、あんなに速いのに3回もできないよね」 「…君ならできる」 「え?」 あんなに速くできるわけがない。なのに、なんで私はできるの? 「星華さんの願い事は?」 「えっとね『真子ともう一回仲良くなりたい』だよ」 「…真子さんのことは、好き?」 そりゃ、好きに決まってる。なんせ、私の親友だから…いや、親友だった。 「…大好きなんだね」 「うぅ…大好き、また…仲良くなりたい」 「きっと、星華さんは流れ星の速さに負けないほど、真子さんのことを想っているよ」 「うん、私もそう思う」 真子のことは大好き。ずっと、この想いが変わることはないだろう。 「あっ!流れ星だ!」 「すごい、流星群だ。綺麗…」 「初めてみた…本当に速いんだね」 「そうだよ」 「星川…いや、月翔くんは見たことあったの?」 「うん、おじいちゃんがよく見せてくれた」 「いいなー」 「月翔くん、今日はありがと。真子に謝る勇気がでたよ」 「別にいいよ。仲直り、頑張ってね」 「うんっ」 私は、流れ星に負けないくらい真子が好き。 前に一緒に、映画を見に行ったときがあったよね。 そのときに感動して、真子は泣いてた。 スクリーンの光が、綺麗な涙を照らして、きらきらと輝いていた。 私はそのとき、こう思ったんだっけ? 『流れ星みたい』 本当に、そっくりだった。 真子の涙は、綺麗な流れ星。 そして、私は真子を照らす光となる。 私の一番の親友。 あなたを照らすのは、私しかいない。 私のいる場所に、流れてきてくれてありがとう。
初恋
せみがなき。空から向かってくる風が私をさらに暑くする頃、ふと思い出す受験生の夏。 「好きです。付き合ってください。」 そういって私に手を差しでしてくれたのは、4月から同じクラスになった鈴木君だった。 小学生のとき家が近くて一緒に帰っていた時からずっと好きだった男の子だった。けど、それをなかのいい友人に言ったことも家族に話したこともなかった。叶わないと。私と彼ではつりあわないと。自然と諦めていた。クラスの女子の大半は彼のことを一度は好きになっていたし、唯一の友人も彼のことが好きだった。 彼が告白してくれたのは、久しぶりに一緒に帰った別れ際だった。少し汗ばんだ首もとでさえも彼を美しく引き立てているようで、キラキラしていた。「私でよければ。お願いします。」そう言いかけて喉がつまった。お父さんは、お母さんは、唯一の友人はなんと言うか。許してくれるのか。答えはわかる。考えなくても手にとるようにわかる。クラスに知れわたり、両親の耳にも入り私は怒られ彼と別れろと言われ、彼をきっと傷つけて、彼と次に付き合う子は、彼の初めての恋人になれなくなる。唯一の友人もいなくなる。 「ごめん。サラ驚かせたよな。俺はいつまでも待つからさ、ちゃんと考えて欲しい。」 少し申し訳なさそうな顔をしたあと、またいつもの太陽のような笑顔でじゃあな。と言って走っていった。 家に着くと、予定していた帰宅時間から20分過ぎていて玄関でお父さんが待っていた。 「何をしていた。時間厳守といつもいっているだろう。まさか、男じゃないだろうな。」さっきまでの事を言うこともできなくて下を向くと。腕を強く握りリビングまで離さなかった。もつれる足をなんとかしようとした。前を向いたままお父さんは「ケイトがお前に会いに来た。」とだけ言った。最近は痛覚がにぶっているのか、痛くはなかった。ただ血が止まりそうなくらいに圧迫されているのはわかった。 リビングの扉の前で腕を離してくれた。ケイトは私の婚約者だった。小さい頃に親が決めたそうだ。でも、彼の前では私は私でいられなかった。いい人だと知っているのに、楽しくもなく、ただ、愛想笑いを繰り返すだけ。作業だ。一度だけ、ケイトのことを好きだと言う女子が彼と別れろと言ってきたことがある。その人と彼が結ばれたら私は自由になれるのかと思うと早くそうしてほしいと思った。 友人が一人しかいないのは、お父さんがその人としか遊ぶなと言ったから。私は教師になりたかったけど、お父さんが医者になれといったから医者を目指す。ケイトのことだってそうだ。 来世は鳥になりたい。それが私の口癖だった。 その日から、鈴木君が少し気を使うようになって結局私をいつまでも待つと言った夏は遠く過ぎ冬になった。結局、彼が他校の女子と付き合っていると噂が流れ私は、返事すら返さなかった。そして、ケイトも鈴木君と同じように私ではない他の誰かを選んだ。でもそれは、初恋だった鈴木君を失い、ケイトという縛りから解放された、私のスタート地点なのだとその頃信じた。信じたかった。 カタン。ポストに何か入った音がして、現実に引き戻された中に入っていた手紙の差出人は告白してくれた10年前の鈴木君からだった。タイムカプセル郵便というものを使ったらしい。丁寧にハサミできるとかわいい便箋に勢いのある文字がならんでいた。 10年後のサラへ こんにちは。俺は告白した年にいる。 まず、ひとつ言いたいことがある。俺は他校の女子とつきあってない。 友達が思い込んでるだけや。俺はお前がすき。結局いつ返事くれるん、、、。 いつまでも待ってる。あー、なんかめっちゃ恥ずかし。球技大会でサラがバスケで シュートするとこは、ほんまかっこよかった!俺も負けてないけど。 それに、久しぶりに一緒に帰れてたのしかったな。 サラはどんな大人になってるんやろ。はよ見たいけど、10年後もう結婚してるんかな。 俺じゃなかったら、この手紙どーすればええん、、。どちらにせよ流石に、老いる前に告白の返事くれるよな? 俺はサラに一緒にいてほしい。 鈴木 むつき 涙でにじんで、にじんで字が読めなくなった。「なんで、、、何度だって。言うよ。言いたいよ。あなたが好き。好きで好きでたまらないのに。なんであなただけがこの世界にいないの?」ただやり場のない悔しさがあふれでる。