短編小説の相談いちらん
短編小説
みんなが作った短編小説のコーナーだよ。※2024年9月30日までの投稿で受け付けを終了いたしました。
きみを想う
綺麗だと、思った。 ありきたりな言葉だ。本当に。でもおれは国語は苦手なんだ。だから多少のつたなさは許してほしい。 おれには好きな人がいる。さっきも書いた、ほんとに綺麗な、ひと。一目惚れってあるんだなと思った。入学式で、おれはまだ小学生からあがったばっかりで。いまはもう七月だけど、それまで恋愛とか好きとか分かんなくて、小学生の時、クラスの女の子が楽しそうに話してたのが不思議なくらいだった。 その人の瞳は深い色で、たまに光の反射できらきらしてるのが好きだ。触れたら溶けるみたいなさらさらの髪で、すれ違うと桃みたいに甘い匂いがする。あっつい時に来た涼しい風のような笑い声で、たまに見る笑顔がかわいいなって思う。あ、キモチワルイとか言わないでくれよ?しょうがないだろ、好きなんだから! でも、この前聞いちゃったんだ。おしゃべりでうるさいけど面白い友達が、 「あいつ、この前ラインで告白されたらしーぜ!」 まあ、って思った。告白くらいされるよなって。おれが好きなんだもん、他にもそう思うやつがいたっておかしくないじゃんな。 ――なんてね。ほんとはムカついてしょーがない。先を越された。そもそもなんでラインで、おれはちゃんと会って言おうとしてるのに!…連絡先知らないからだけどさ。 だから、これから会いに行くんだ。今は学校の正門前。先を越したやつの告白の結果は知らないけど、付き合ったっていうのは聞いてないからきっと断ったんだろうな。もしかしたら自分も同じようにフラれるかもしれないけど、言うくらいいだろ。ということで、頑張ってきまーす! それに知ってるんだ。一回だけ目が合ったことがある。その時、その子の睫毛がふるふる揺れて、すぐ逸らした顔と耳は真っ赤だったこと。それはきっと、おれもだっただろうけれど。 ―――――― どうも、いかがでしたでしょうか?作者の紺裁です。ひとりのがんばる子の恋のお話です。いや、二人かもしれませんね。短くてすみません...( ̄▽ ̄;) 良ければご感想お待ちしております。
【短編小説】小説
私は藤田美月(ふじたみつき)。小学5年生。 今、自分のせいなのに傷ついている。 私はとあるサイトに小説を投稿しているの。 もちろん、親には秘密で。 でも安心できるサイトだから大丈夫。 それでね、私が書いた小説へのコメントは辛口で溢れている。 アドバイスって書かれても結局は辛口で。 自分が悪いの。 自分がダメな小説を書いたのが悪いだけなの。 でも、やっぱり傷つく。 褒めてくれる人は有難い事に数人いて下さっている。 だけど、他の人は辛口という名の批判ばかり。 どれだけ自分で清書しても言われてしまう。 何がダメなのか正確に書いてほしい。 けど、みんな『この小説、面白くない』とか 『好きじゃない』とかの批判ばかり。 自分が悪いだけ。 そうずっと言い聞かせてきた。 コンクールで小さな賞を取った小説を投稿しても批判ばかり。 でも、何かが切れてしまったみたい。 私は批判コメントに向かって謝り続けた。 「ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。…。」 画面に向かってずっと言っていると、 「美月?」 お母さんが入ってきた。 「っ!」 あわてて画面を消そうとする。 「あなた、何やってるの?」 でも、取り上げられてしまった。 「えっと、それは…。」 「これ、投稿しているの美月なの?」 お母さんにばれてしまった。 「…。」 何も言う事が無くて黙ってしまう。 「大分、批判されているのね。 でも、気にしちゃだめよ。 だって、この人達子供でしょう? 文章だってちゃんと書けてないじゃない。 そんな子供の意見より、大人の意見がほしくない?」 「どういう事?」 お母さんの言う事が分からなくて聞き返した私。 「これ、渡すから後で読んどきなさい。」 そう言ってお母さんはスマホと何かの書類を渡してくれた。 そして、私の部屋から出て行った。 「これって…。」 お母さんが渡してくれた書類には 『小説家になりませんか?U-15部門も開催中です! プロ・アマチュアは問いません。 最終選考に残った作品には担当者がつき、アドバイスなどをし、 さらに良い小説が書けるよう、お手伝いします。 応募、お待ちしてます!』 こう書かれていた。 有名文庫で小説賞が開催されるらしい。 ページをめくると、付箋が貼られていた。 『いつも良い文章を書いている美月ならできると思うの。 強要はしないけど、やってみない?』 お母さん特有の字で書かれていた。 「…こんなの。」 私の答えは1つ。 「やるに決まってるじゃない!」 私はノートに出てきたアイデアを書き始めた。 作者のブルーです。 このお話はフィクションです。 感想・アドバイスをお願いします。
障害者差別反対!プロジェクト
障害を持ってる人って 障害者になりたくて生まれてきたと思いますか? そうじゃないこと、誰だってわかりますよね? だったらなぜ けなして、暴力ふるって、悪口を言って、いじめるのでしょうか? 私、障害を持つ妹の姉からすると、意味がわかりません。 そういうニュースがあると腹が立って仕方がありません。 妹のために、世界中の障害者のために ーー私はプロジェクトを起こすーー ある日私は思いついた。 虐められている妹をどうやって助けられるのか。 私は今まで色んなことをしてきた。 委員長になって、いじめや障害のことを知ってもらったりするゲームをしたりした。 講演もした。 動画を作ったりした。 家族でポスターを作ったりもした。 でも全然ダメだった。 今思いついたこと。 それは 世界の人々が繋がって、障害者差別をなくすことだ。 一人で、家族で、学校でやっても なくならないなら 日本、世界で団結すればいい。 そう思いついたら やることはたくさんある。 まず、インターネットで呼びかけること。 「障害者差別反対運動」と称して、zoomやLINE、広告などで、参加を呼びかけた。 あるウイルスの影響で、講演とかで広めるのは無理だからね。 思いもよらぬことに、参加者は1日で1000万人を超えた。 もう一日、もう一日経つうちに、参加者は増えて、 一週間で1億人くらいに参加者が増えた。 いろいろな国の人、障害を持ってる人、持ってない人、ジャーナリストの人、専門家の人、スポーツ選手、大統領、………。 すごい!こんなにも私みたいに差別反対の人たちがいたなんて! 私はすごく勇気をもらった。 次は、インターネットで署名を集める。 専用の紙をダウンロードしてもらって、サインと意見を書いてもらう。 そしてそれを、専用ホームページにアップしてもらう。 「障害者の私も、子供の頃いじめられていました。そんな世の中をなくしたいです!」 「障害を持ってる友達を、みんなに冷ややかな目で見て欲しくない!このプロジェクト、絶対参加する!」 などのコメントが数多く寄せられた。 だけど、インターネットの中。 悪口も目立っていた。 「なんなん?このプロジェクトってやつ。やっても無意味やで~ww」 「障害者って気持ちわりーねん!」 「弱いものいじめやって何が悪いん?」 最悪。 だけどわかった。 私が生きてる、この人生をかけてでも 障害差別をなくす価値はある、ということだ。 妹だけじゃなくて、世界中の障害を持つ人たちのために 私がやるべきことはひとつ。 私たちがやるべきことはひとつ。 差別反対!の声を できるだけ大きく 広めていくことだ。 今日も、署名がたくさん集まった。 というか、予想していたより倍、いや、五倍くらいの署名が集まった。 私はそれを、大切に印刷していき、束にまとめていく。 やる気を噛みしめながら、ようやく全部まとめ終わった。 これを今から、みんなの思いと共に、 世界の中心地へ。 そのために 私は 飛び立つ。 世界中の人々の願いを 代表して。 私がやるべきことはふたつ。 願いを届けるだけじゃ、何にもならない。 世界を、 考え方を、 変えなければならない。 だから私は 飛び立つ。 いくら飛行機酔いが 辛くとも。 【十年後】 「差別 反対主義国」、日本が誕生した。 他の国でも、この考え方は今どんどんひろがっている。 私は十年前のことを思い出す。 みんなの願いが届いた瞬間。 地道にだけれど、みんなの考え方が、見方が、変わって行っているという実感。 あの頃の私に 私は褒めたい。 人種差別、障害者差別、男女差別、他にも言えないくらいの色んな差別は あってはならないことだと思う。 それをなくしていく第一歩を踏み出せた世界中の人々の中の一員として 私は自分自身を誇らしいと思う。 まだまだ考え方を変えなくちゃいけないことがたくさんある。 君は、何ができる? 自分は何をしなければいけない? 日々、問い続けて欲しいと私は思う。
生き返る
登場人物 ・お姉ちゃん…中山臨海 ・私…中山胡桃 ・飛鳥ちゃん…哀音飛鳥 ・まま ~~~~~~~~~~~~~~~~~ 私「お姉ちゃん…」 まま「胡桃、もうやめなさい。お姉ちゃんはもう帰ってこないのよ…」 私「お姉ちゃん、何で死んじゃったの…?」 ~~~お姉ちゃんの火葬の日~~~ 私「…」 まま「…臨海…」 その時、めっちゃくちゃびっくりすることが起きた! 私「えっ!?」 まま「えええなにっ!?」 お姉ちゃんが、起きたあぁぁあ!? お姉ちゃん「あれっ?ここどこ?」 私「…」(唖然) まま「…」(同じく唖然) ん…?でもこの口調、お姉ちゃんじゃない………? 私「ぁ…すかちゃ…ん???」 飛鳥ちゃん「そだよ!」 ふぇえぇえぇ!?飛鳥ちゃんがお姉ちゃんでお姉ちゃんが飛鳥ちゃあん!? 飛鳥ちゃん「ええっとうちの魂が胡桃のお姉ちゃんにやどったのかな?」 私「読み…込みが…はや…いね…」 飛鳥ちゃん「私も交通事故にあって死にかけてたらしい…」 私「お姉ちゃん、ちゃんと成仏できるのかな…?」 飛鳥ちゃん「うち、もう身体に戻れないの…?」 泣きそうな飛鳥ちゃんを、私は慰めるしかできない。 私「…もとに戻る方法、無いのかな…」 あるよ!きっとある!!!私は、そう信じるよ!だから、諦めないで、飛鳥ちゃん!
ドロドロ溶ける
暑い、暑い、暑い。 こんなに蒸し暑いのに、窓から太陽の光が降り注ぐ。これは拷問か? 動けないのが辛い。冷たかったはずの自分の体は、少し熱を帯びていた。 暑い、暑い、暑い、暑い。 あづ、いよ。誰か、せめて太陽の光を…。 いつの間にか自分の周りは、ベタベタとした甘い液体で囲まれていた。 あぁ、でも…冷たくて、気持ちい…。 まぁ、溶ける速さはわからないのだが。 みーんみんみん。 うわぁ、セミの声まで。あーうるさい。 も、死ぬ。てか溶ける。消える。 「あー!ぼくのアイス溶けてる!」
私の気持ち。
私の名前は、石井風音(かざね)。私は、片思いをしている。その相手は長崎快(かい)学校では、面白くて優しい。私は、片思いと言っているが両思いかもしれない。何故なら目が合う。よくくっついてくる。この2つが理由だ。でもスマホで脈あり!診断をしても45%!ハァ~。でも毎日目が合うのが楽しみ!私は、いつも「修学旅行で告白されたい!」とおもってる。 修学旅行当日 快「か~ざ~ね!」 風「なに?」 快「ちょっときて!」 風「いいけど」 快「ふ~。風音!」 風「はい?」 快「俺、風音とずっと一緒にいたい!だから付き合ってくれないか?」 風「え?!は?!」 快「だめ?」 風「も、もちろん!私も一緒にいたい!」 あとがき どうも作者のかーこです!恋愛のお話を作りました!辛口のー!展開早いのは、わかってるのでー!
叶わぬ恋
私は優のことが好きだ。 名前のとおりに優しくて、器用で、頭がよくて、面白くて、カッコよくて… 「おはよう、小春」 優が手を振ってこちらに寄ってくる。 まぶしいくらいの笑顔が私の心臓をとくんと貫いた。 ああ、好き、好きよ。だぁい好き。 けれど。心の中でいくらそう呟いたって、この思いは届かない。 「今日は暑いなぁ」 ふっと、私の横を通り過ぎる優。 「そうね。アイスが恋しいわ…」 「じゃあ奢ってやるよ。放課後、あけといて」 後ろから聞こえる楽しげな会話に耳を澄ましながら、私は胸の痛みに気付かないふりをした。 私には、優の隣にいられる資格はない。 その資格を持っているのはこの世にたった一人。彼女の、小春ちゃんだけ。 優と気まずい雰囲気になったのは一ヶ月くらい前。ふんわりとした空気が漂う春の放課後、私は優に想いを告げた。 「ごめん」 そう言って優は私を振った。私は優に振られた。 泣いた。辛かった。悲しかった。 優の態度や行動から、小春ちゃんが好きであろうことは何となく分かっていた。けれど、やっぱり悲しくて悲しくて。ベッドの隅で静かに涙を流した。 翌日、目を赤く腫らして登校した私を見るなり、優はいちど目を丸くしたあと気まずそうに目を逸らした。 気遣いなのかは知らないけど、それから優は私を避け続けている。 私はふつうに話したいのに。今までどおり、友達としてでもいいから楽しく話したいのに。 避けられることによって、むしろ私の恋心はどんどんどんどん膨らんでいった。 いつの間にか小春ちゃんと付き合っていたのを見て、さらに好きになった。 彼女に対してはあんなふうに笑うんだとか、登下校中はさりげなく車道側を歩く所とか、見ていたらキリがないほど。 ああ、素敵だなぁって。 夏になりかけの太陽が、私を、優を、小春ちゃんを、ぎらぎらと照りつける。 その暑さにどうしようもなく胸が焦がれた。 敵わない。敵うはずがない。 だって、相手は小春ちゃんなのよ。学年一の美女と言われる、あの。 「好きだよ、小春」 私は登校中なのも周りに人がいるのも忘れて、生ぬるい涙を流した。
雨上がりの空
私は自分に怒った。こんな、フラれる時にもドライだなんて。 彼は、一言、 「じゃ」 と言って近くのコンビニに待つ女の子のところに行った。栗色の髪の、可愛い女の子。いかにも、男が好みそうな子だ。 多分、高校生。大学生の私たちが高校生と出会うとしたら、高校生がキャンパスに来た時とかそれくらいだ。きっと、あの子ともそうやって出会ったのだろう。 あの子、頭悪そうだけどね。私たちが通ってる大学に入れそうにないけどね。心の中で毒づく。せめてもの慰みに。そうしても虚しいだけなのに。 パラパラと雨が降ったかと思ったら、ザーザーと大雨になった。 天気予報に無い、雨だった。 私は大急ぎで近くにあった本屋に駆け込む。そこで、私と同い年くらいの男の子とぶつかった。華奢で、綺麗な顔の男の子。いかにも、頭が良さそうだった。 「すみません」 そう謝って、私は彼から離れる。だが、私は彼からなかなか目を話すことができなかった 見覚えがある気がした。しばらく、記憶を探って、思い出した。同じ学科の人だった。私と同じ学年の、難関私立から大学に入学した人。 私が笑顔になった時、雨が上がった。雲が嘘のように私の視界から消えて、青空が現れ、空に虹がかかる。 彼、潤(じゅん)くんが本屋から出ようとする。私は声をかけた。 「同じ大学に通ってるんですけど、名前、覚えてる?」 しばらく、首を傾げた後、ハッとした顔になる。 「しおりさん?」 「そう。ねえ、連絡先、教えてよ」 私がそう言うと、彼は嬉しそうに笑った。 スマートフォンをバッグから出して、私に向けた。 絶対に、落としてみせる。だって、私は彼が好きになったから。
生きてる理由
思い通りにいかない日々が続く。 上司に怒られたり、失敗したり。ほら、今日だって。 生きてる意味なんてないんじゃない? 周りに迷惑かけてるだけなんじゃない? 消えた方がいいんじゃない? 寝っ転がってそんなことを考える。 私の悪い癖だ。そうやってすぐマイナスに考える。 いいこと、楽しかったことを思い出そうと必死になる。 パッと思いついたのは修学旅行。学生時代の友達とわいわいしたっけ。 棚の奥に突っ込まれてる高校の卒アルを引っ張り出した。 ペラペラとめくる。 皆の笑顔。楽しそうな顔。ふざけてる顔。 あの頃は楽しかったなぁ。 めくっていくと、寄せ書きページになった。 「1年間ありがとう!」 「これからも頑張ろうね。」 「楽しかった。」 「これからもよろしく!」 「応援してる」 優しい言葉に涙が溢れてくる。 そうだ。自分は1人じゃない。 苦楽を共にした友達。 もう会ってなくても、支えてくれていたのは間違いない。 両親だっている。 何を考えてるんだ。 ここまで生きて来れたのは、支えてくれた人や応援してくれる人がいたからなんだ。 それを裏切る?できるわけない。 だから、生きているんだ。 生きていられるのは支えてくれる人や応援してくれる人がいるからなんだ。 その人たちのために、今日も…いや、これからも生きていく。 どれだけしんどくても、1人じゃないから。
ウソ日記
「赤鉛筆の予備どこ?」 「2階の納戸にあるんじゃない?」 私は赤鉛筆をなくしてしまい、家の中のあちこちを探していた。 「うん、じゃあ探してみる。」 私は2階の納戸に着くと、棚の上のほうを手で探ってみた。 ばさり 一冊の本……というより、ノートが落ちてきた。 <ウソ日記> 表紙には、丁寧な字で書いてある。 ぱらりとめくると、中には何も書いていない。 私は不思議に思った。いつもこの家で食べたり寝たりしているのに、こんな日記帳は初めて見たのだ。 とたんに、私は思いついた。 そこらへんに置いてある鉛筆で、最初のページに文章を書いてみる。 <私は、道で10円を拾った。> 「これで本当になる……わけないか。」 がっくし、と肩を落とすと、そこには赤鉛筆が転がっていた。 「あった、赤鉛筆!」
ムカエニキタヨ(ホラー)
俺は真利。(まさとし)中一。 俺の彼女がつい最近死んだ。 別に、悲しくないし。俺、彼女のこと、そこまで好きじゃないし。 おっと、言い忘れていた。彼女の名前は真子。(まさこ)俺の名前と似てるだろ?別に自慢じゃないけど。 真子の死因は、飛び降りらしい。遺書っぽいものがあったから、自殺だろう。 そして、真子は、ダイニングメッセージ的なものを残していて、そこには 『ムカエニイクヨ』 と書かれていた。 正直、それが何?って感じ。迎えに行くって誰を?もう、めちゃくちゃだ。 ま、俺ではないことは確かだ。根拠はないけど、そんな気がする。 額に汗がたらりと滴れた。水道水で顔をビシャビシャと洗う。 あー、マジで疲れた。 ぼーっとしていると、パソコンが勝手に起動した。 画面は真っ白。 すると、真っ白の画面に、次々と文字が表示された。 ムカエニイクヨムカエニイクヨムカエニイクヨムカエニイクヨムカエニイクヨムカエニイクヨムカエニイクヨムカエニイクヨムカエニイクヨムカエニイクヨムカエニイクヨムカエニイクヨムカエニイクヨムカエニイクヨムカエニイクヨ おいおい。何だよこれ。誰かの悪戯(いたずら)か? 「おい、母さん。変なやつ送られてきたんだけど。」 反応無し。 あ、母さんの靴がない。勝手に出かけるなよ。 それにしても、迎えに行くよって何だよ。気味が悪い。 俺はしばらくそのパソコンの画面を見続けた。 その時 ガタンっ ミシ 「あ?」 廊下の方から音が聞こえた。 母さんが帰ってきたのか? 俺は、深く考えず、またパソコンに目をやった。 すると ムカエニキタヨムカエニキタヨムカエニキタヨムカエニキタヨムカエニキタヨムカエニキタヨムカエニキタヨムカエニキタヨムカエニキタヨムカエニキタヨムカエニキタヨムカエニキタヨムカエニキタヨムカエニキタヨムカエニキタヨ 「おい、何だよこれ。誰の仕業だよ!気持ち悪いんだよ!!」 俺はパソコンをガンガンと叩いた。マジムカつく。 すると ミシ ミシ ミシ… なんか、足音が俺に近づいてる気がする。 俺は金縛りになったかのように、体が動かず、声も出せない状態になった。 そんな状態の時、耳元で聞こえた。あいつ(真子)の声が。 ムカエニキタヨ 沢山の感想待ってます!
忘れられ病
ある中学校に通う田中は休み時間の中、目の前で起きている全く経験のない事態に顔を歪ませていた。 「君、誰...?」 大柄な、いかにも喧嘩っ早そうな男の田中に怯えながらそう言ったのは、友人の広川であった。広川は小柄で、女顔である。制服がセーラー服で、髪が長ければかわいい女子と見間違うだろう。だが広川は男子だ。そして、昨日までは親しい友人だった広川は田中に対して、まるで初めて会うような反応をしている。 やがて思考が追い付き、自らが名前を問われて以後フリーズしていたことに気が付いた田中は広川が怯えているのは冗談なのかと問う。 「お、おい、そんな怯える必要ないだろ、ほら、俺だよ、俺。初めて会ったわけじゃないだろ? なんかの冗談か?」 だが、田中のそんな言葉は広川の否定の言葉でバッサリと斬られるのであった。 「し、知らないよ、なんの用なんですか?」 「え...」 驚きと、悲しみで、不意に声が漏れた。親しかった友人が一晩にして自分の事を忘れるという悲しみは、再び田中をフリーズさせるには十分だった。だが、フリーズしている時間は長くは続かなかった。 「ちょっと! あんた広川に何してんの!?」 甲高い声で田中を叱り付ける声は、間違いなく女子の声であった。声の聞こえた方向に吸い寄せられるように田中は視線を向ける。 そこには、白長袖セーラー服に身を包んだ、ボブヘアの髪形をした小林であった。さらに小林は叱り付ける口調で続ける。 「あんた誰? なにしてるの!? 広川が怖がってるじゃん! 」 「あ、いや、そんな...そんな気はない...」 田中は思わずその剣幕で睨みつける小林に怯え、思わず目をそらす。だが、それによって周りの目が田中に睨みつけるような視線になっているのに初めて気が付く。 「なんで...なんでだよ...? 昨日も同じクラスだったろ...?」 大勢の冷ややかな視線に気が付いた田中は素直な疑問を漏らす。だが、それも記憶にないのか、小林は真っ向から否定する。 「あんたなんか知らないよ、背、高いし年上でしょ? 何でここにいるのさ?」 田中は本当に全員から忘れ去られていることの実感がその身にしみこんでいく。そして、田中は周りの視線に耐えきれずに叫んだ。 「なんだんだよお前ら!? 全員で俺を馬鹿にしてんのか!?」 すぐそばにいた、広川がビクッと動くところが視界の端に映るが、それを無視して、田中は走り出す。スニーカーの靴底がリズミカルに地面を蹴る音が周りに響いていく。視界はどんどん動いていき、校舎端の階段に到着する。田中は階段に座り込みながら考える。朝休みで、学校へ行く前の朝ご飯を食べて準備しているときは家族は正常だった。それがなぜ、学校へ来たと途端こうなのか、過去の記憶を振り返るが、何も心当たりはない。 やがて、学校を見回っていた担任の女教師と鉢合わせする。だが、田中は何も言わず、座ったまま、通り過ぎるのを待った。だが、教師は田中を無視することは無かった。 「あら?見ない子ね。 あなた、うちの生徒なの?」 やはり、自らを覚えている人はこの学校にはいないのかと、田中は顔も上げずに失望していた。この先、どうやってクラスとなじんでいけるだろうか、先生は自らをどう思うだろうか、心の中に様々な思いが渦巻いていた。 「生徒指導室へ連れて行くわよ? どこの学校の子なの?」 おっと、それはまずいと思ったのか、田中は勢いよく立ち上がる。制服は、しっかりとこの学校指定の物であるし、忘れられたといえど、この学校であるという証拠を出さねばならない。田中はブレザーの内側にしまわれた生徒手帳を差し出す。 「ほら、これでいいんですよね?」 田中はこうまでしても不安であった。制服はよく見えるように立ち上がったし、生徒手帳も教師に渡した。だが、これでも田中は不安であった。もしかすると、先生には今までいない子が突然転校などの情報一切なしで突然やってきたようにしか見えないだろうからと予想したのであった。 「...ちょっと職員室で相談しましょう」 先生は生徒手帳を預かったまま、職員室のある下の階へと歩き出す。田中もそれに追従する形で歩く。おそらくこの後も先生たちの誤解は解けないだろうと予測した田中の心は依然として暗いままだった。これから田中はどうやって過ごしていけばよいだろうか?
私はマジシャン
私は赤坂珠莉。中学2年生。父は世界的に有名なマジシャン・Keigo。 だから小学校の時からマジックが得意だと勘違いさせられている。でも私はマジックに興味もない。 ある日の中学校の学芸会でのこと。 「珠莉ちゃんはマジック得意そうだからマジック係ね。じゃあ、よろしくね。」 と、クラスの学級委員長に言われた。 でも私は興味がない。 「珠莉、君、マジック係になったんだってな。じゃあ、今日から特訓だ!」 どこから情報を拾ってきたのかがわからないが、父がそういった。 「じゃあ、簡単なのからやろっか。」 マジックなど何もやったことのない私にとってはただただひたすらにつらいだけの時間だった。 ー学級会当日ー 「次は赤坂さんによるマジックショーです。」 ついにマジックが始まった。 「次はコインマジックです。」 じゃーん! マジックが次々成功していく。 結局マジックショーは失敗せずに終わった。 「赤坂さん、やるじゃん」 「すげーな。やっぱ無敵だな赤坂って。」 男子の言葉にはイラついたけれど、クラスの皆ののみならず先生や先輩、後輩にも褒められてとても嬉しかった。 彼女は、家に帰るなり、 「マジック全部成功したよ!私、お父さんみたいなマジシャンになる!!」 彼女の宣言は、父・母・弟・妹・姉・兄全員をびっくりさせた。 彼女はマジックを将来の夢にしていくことに、何の偽りも何もないらしい。 私は、マジシャン! END さて、どうでしたか? たくさんの感想待ってます!!
君と一緒に脱獄出来たなら。
(このお話しは脱獄を進めるものではありません) 僕は希人(きと)。友達の愛蘭(あいら)と捕まってしまった。 なぜかって? 僕らは盗みを犯したからさ。 二人とも家出をしていて食べ物が必要だった。 だから盗んでしまった。今は後悔している。 何て思うはずもなく、二人で脱獄を考えている。 僕はいつも牢屋から逃げ出すと屋上にいて、看守が来ないか見張っている。 愛蘭は僕が見張っている間に使えそうなものを盗ってくる。 とても有能だ。 ××××年、○月△日。 ついに作戦を決行した。 僕らはトイレの下水道から通って外に出ようとした。 その時だった。 看守「そこで何をしている!」 しくった。 どうしようもない。諦めかけたその時。 愛蘭が看守にスタンガンを突きつけていた。 愛蘭「さよなら。」 凍るような目で看守を見下ろす愛蘭は恐怖を感じた。 でも、これで逃げられる。 出口まで来たときだった。 愛蘭「私はここで。」 僕は愛蘭が何をいっているのか分からなかった。 「どうして!?」 僕は思わず叫んでいた。 警報器が鳴り響く。 「愛蘭はいつもリスクを自分だけで背負ってきた!何でか言ってよ!」 愛蘭「それはね、××だからかな。」 そういった愛蘭の目には涙がたまっていた。 愛蘭「貴方だけでも逃げて。」 どうしよう。このままだと愛蘭が。 愛蘭「迷わないで、早く!! 「うん。ありがとう。愛蘭」 僕は駆け出した。 愛蘭は出口から来た道を戻っていく。 「ごめん。ごめん。ごめん。」 泣きながら走った僕はとてもひどかったろう。 あれから数年後。今でも僕はあの日を思い出す。 愛蘭。 「願わくば、この声が愛蘭に届きますように。」
花富ノ朝羽子の過去封じ伝
花富ノ朝羽子(はなとみのちょうこ)は、江戸で有名な忍び。 …になる前は、宮臼城の姫として暮らしていた。 「お羽様、稽古の時刻でございます。姫だからといって甘くは致しません。厳しく教えさせて頂きます」 朝富羽子。それが本当の名前。五歳の時、家来がそう言った日から、羽子の1日はとてもハードなものになっていた。 「礼はもっと腰を曲げて。髪は垂らさない!」 「歩く時は、せかせかと歩かない!」 「お茶が濁っています。やり直し!」 「裁縫はもっと丁寧に。糸がほつれています。やり直し!」 「言葉使いがなっておりません。私語は今後いかなる場合でも禁止!」 羽子は毎日こんな日々で、うんざりしていた。 縛られた生活をしたくない。そう思い、忍びとして生きる事にしたのだ。 「お、お羽様!!」 ある日、城から羽子が消えていたのを、見張りが見つけた。 羽子が戸から逃げ出したのだ。 「姫として生きるのが嫌にでもなったのか。ふん。今すぐに探せ。」 羽子の父、正廉衛門(まさかどえもん)が言った。しかし、羽子が見つかることはなかった。 その数年ほどたったある日、忍學校を卒業した羽子は、名前を花富ノ朝羽子に変えた。 クナイと手裏剣を持ちながら、大勢の敵を前にして、大きな声を張り上げる。 「目くらましの術!手裏剣かまえ!」 長かった髪を切り、赤い手拭いで結んだ髪は、今日も揺れてゆく。
10秒後に裏切られる超短編小説
「距離の話」 私は野崎 桜。少し引っ込み思案な神奈川の12歳です。 今日は、東京に住むおじいちゃんとおばあちゃんから、私の誕生日祝いのメッセージカードが届いたんだ。 「桜ちゃん、もうすぐ13歳なんだから、自分でお礼の電話をすれば?」 お母さんが言った。私は首を横に振る。 「やだー!電話なんて緊張するよぉー」 でも、お母さんは、 「じゃあ手紙でもいいけど?」 と言って、代わりに電話をしてくれそうも無かった。 「わかったー……」 仕方なく私はおじいちゃんとおばあちゃんの家に電話をかけた。 おばあちゃんはおしゃべり好きなので、なかなか電話が終わらなかったものの、なんとか話し終えた。 私がお母さんの元に戻ると、お母さんは 「桜ちゃん、東京に電話できるようになったじゃーん!」 と、褒めてくれた。続けて、 「じゃあ次は埼玉だね」 と言った。 ~~~~~~~~~~~~~~~ 意味、分かりましたかね...?ちょっと不安な作者です。ギャグ系の小説を投稿するのは初めてです。ギャグ漫画はよく書きますが、小説は書いたこと無いんですよね...。そもそも、投稿用しか小説をかきません。キッズニフティに漫画投稿出来たらいいと思いません?楽しそうですよねー。 かなり雑談しましたね、私。 私のニックネーム長いけどよろしくお願いします。あだ名として「東北さん」とか呼んでいいですよ笑。...ニックネームに更にあだ名をつけるって、なんなんでしょうかね笑。ていうか、また雑談してますね笑。 さーあ、小説より作者の雑談が長いですね笑。 まぁ私、こういう人ですので、お願いします、引かないでくださいね...! 辛口はちょっと苦手で数日間腹痛を起こしちゃうので(いや本気でなります。豆腐メンタル...いや、シャー芯メンタルです)控えてもらいたいですが、辛口でない感想やアドバイスはお待ちしておりますので、じゃんじゃん教えてくださいね!待ってます。
お姉ちゃん
こんにちは、胡蝶三姉妹ラブです! ぜひ感想下さいね♪ 私の名前はミオ。 お姉ちゃんとすごく仲良しだ。 近所の人たちも『仲のいい姉妹ねぇ』といつも言っている。 そのたび、私たちはへへっと笑い合った。 そんなある日、急にお母さんが暗い顔をし始めた。 「いってきまーすっ!」 「・・・いってらっしゃい、ミオ」 「? あれ? お姉ちゃん(リオ)は?」 「──・・・っ」 お母さんが戸惑ったような顔をしてる。 「あぁ、そっか! またテストなんでしょ。ユズキちゃんと学校でテス勉してるんだよね?」 「ミ、ミオ・・・」 「じゃ、いってきます!」 私はお母さんが何か言おうとしたことを聞かず、家を飛び出した。 「リア、ユーリ! おはよっ」 私は親友のリアとユーリを見つけて、笑顔で近づく。 すると、2人とも複雑そうな顔をした。 「あ、ミ、ミオ・・・。おはよう」 「・・・大丈夫? 無理してない?」 「えっ?」 何、言ってるんだろ。私は何も無理してないけど・・・。 ・・・・・ 「だって・・・、聞いたよ。リオちゃん、亡くなったんでしょ?」 そのとき、私は気を失った。 「・・・オ! ミオっ!」 「ミオちゃん・・・!」 ここ、どこ・・・? すぅっと意識を集中させようとしたとき。 『ごめんねぇ、ミオ・・・。お姉ちゃん、先に行っちゃって』 お姉ちゃんっ! 『お姉ちゃん、待って! 行かないでっ!』 「お姉ちゃんっ!」 ガバッと起き上がると、リアとユーリの顔が目の前。 「うおっ!」 「ミオちゃん・・・っ」 心臓がドクドクいってる。 優しいお姉ちゃん。「もう、ドジなんだから!」と言いながら丁寧に色々教えてくれるお姉ちゃん。大好きなお姉ちゃん。 そのお姉ちゃんはもういない。 「うわぁぁぁぁぁ────」 私はその1日、ずっと泣いていた。 でも、気づいた。お姉ちゃんは私の中で生きてる。 優しく、笑っている──。 ※この物語はフィクションです。
飯が多すぎて太るだろ!!
私は萌香(もえか)。中2のぽっちゃり女子。 何故か私ご飯を少し多めに食べたら数日後に1kgくらいずつ増える謎の体質なのです。 そんなある日のこと… 萌香「お母さん、夜ご飯野菜と肉とトマト入れてー!」母「ハイハイ、ダイエット中だもんねぇw」萌香いいじゃん、別にТ~Т」母「フw冗談よw」萌香「もう…」母「じゃん!母手作り野菜と肉詰め~☆」萌香「あれ、トマトは!?」母「あw」萌香「ちょっとォトマト大好きなんだからァw」母「ごめんねwオマケに萌香にはトマト2個、入れとくわよ」萌香「ヤッタァ^^」母「はしゃぎすぎw」 そう、私の父は私が小さい頃に病気で亡くなり、今は母と二人暮らし。お母さんは料理が得意なんだけど、量が多すぎる。 しかしある日なんと努力した成果が…! 萌香「お母さん!!体重63kgから46kgに減った!」母「じゃあ今日はパーティよ!!」萌香「うん…!!」 ………バカだ。私クソバカだ。何故あの日体重減ったのにパーティしたんだろう?体重65kgに増えてるじゃんか。1からスタート…はァァ!?バカなの私!?何でまた太らせた!?そりゃもちろん飯が多すぎて太るわな!! END☆