短編小説の相談いちらん

短編小説

みんなが作った短編小説のコーナーだよ。※2024年9月30日までの投稿で受け付けを終了いたしました。

短編小説みんなの答え:5

生き別れの妹

生き別れの妹 私の名前は小松鈴芽(20歳)。 桜ヶ丘大学の3年だ。 私には、母から生き別れの妹がいると、小3の時に伝えられた。 そして今は、大学生だが、下の学年に私と似たような名前の子がいる。 その子の名前は「毛利鈴菜」。 丁度、年が離れている、顔が似ている所から見受けられる。 そして、実は両親と仲良しの親戚の名前は、毛利さんだからだ。 次の日、毛利さんの娘から捨て猫がうちにいるから飼ってほしいと。 その時母からは、たくさんの汗が出ていた。 母が心配になり、もしかしたらと思い、話しかけて見たんだ。 「あなたは、毛利鈴菜?」と。 その瞬間、その子は、「うん」と答えた。 その時、母からの、あせは、止まり、やっと分かった。 この、「毛利鈴菜」が私の生き別れの妹だと。 母は、こう言った、「とうとう、貴方にも、いう時が来たのね」と。 その瞬間、「小松鈴芽」と、「毛利鈴菜」は、繋がり、 「小松鈴芽」と、「小松鈴菜」になったのだ。 親戚の毛利さんもその事を知っていたらしく、家族で謝ってきた。 「いつまでも、隠しててごめんな」 「本当にごめんね」 「幸せになれよ」 と伝えてくれ、やっと扉があいたな、と、思った。 面白かったら、感想コメントしてね!

短編小説みんなの答え:11

たった一つの命だから

今、世界では、戦争が起きている。 私は思います。 なんのために戦争をするのですか? 相手の国が欲しいから? 人の命を奪いたいから? 争いごとを解決したいから? 戦争なんて何もいいことはない。 人のたった一つの命が奪われ、中には、家族を失い、たった1人で生きていかないといけない子だっている。 お腹が空いて、喉が乾いて、歩き疲れて、、、。 苦しくて。悲しくて。 そんなのに押しつぶされて、たった一つの命を無駄にしてしまう。 私はいつか、 戦争なんてない世界になって欲しい。 人々は、誰もが自分らしく生きていていい世界になって欲しい。 これを読んでくれている方も たった一つの命だから、 大切にして、人生をもっと楽しんで欲しい。 ーーーーーーーーend

短編小説みんなの答え:2

真実の愛

私はサキ。今告白中だ。でも、本物の告白ではない。それも、罰ゲームだ。 伝えている人は、ルイだ。 サキ)前から好きでした。付き合ってください。 ルイ)....。えっと、お願いします。 サキ)え?(どうしよう、、、まさか付き合うなんて) 私は、パニックになってしまった。罰ゲームの事はルイには秘密にしてしまった。 次の日の休み。ルイから電話が鳴った。 サキ)何? ルイ)今日空いてる? サキ)うん。何かあったの? ルイ)デートに行きたいなって、、、映画館のチケットが友達から貰ったんだ。 サキ)いいね!行こう。 私は、ルイと映画館へ行った。とっても楽しかった。付き合う前は性格があまり分からなかったが、付き合ってからは、とても優しかった。 1年後、未だにルイとは付き合っている。そして、私の中でルイが好きになっていた。 サキ)ルイ、隠してることがあったんだ、、、 ルイ)何? サキ)私がルイに告白した時、罰ゲームで告白したんだ。 ルイ)そっか、、、俺のこと好き? サキ)私、最初は面白半分で付き合ってたんだけど、ルイの気遣いで好きになった。ルイが良ければこれからも付き合ってほしい ルイ)う~ん、俺も好き!これからは本当の意味で付き合っていこう サキ)ありがとう! こうして、私達の愛は嘘じゃない。真実の愛で結ばれたのだった。

短編小説みんなの答え:1

「優しい」とは 「化け物」とは

いたっ ‘やっぱこいつ何も喋んないじゃん、  でも抵抗しないから楽だよね(笑)  まあね。  てか体中皮膚ただれてきっもー‘ 化け物じゃん _____もう、聞き飽きたよ、、、、 首元にしっかりと食い込んだ牙。 その時吐いた血の色は、どす黒い あの、体中の血管が 悲鳴をあげているような 強引に、体内に危険物を注入されたような 苦しさ 怖さ つらさ 頭がクラクラして、 意識があったかなかったかの境目で、 俺の人間としての生活は終わりを告げた。 遺族も、友人も、町も、 真っ赤に染まって そのまま消えた どうして俺だけ 生き残った? みんなと同じようにあの怪物は、 俺をなぜ殺さなかった? 分からない わからない、けど 俺がいけないものをこの町に、 誘いこんできてしまったような気がした。 もう、俺は日光の下を普通の顔して歩けない 血を求めて、人を見ると、とてつもない欲求不満に襲われる 誰かに殴られたって、ケガしたって、 事故に遭ったって すぐに体が再生される それを見た、人々の驚きの目と、化け物を見るような白い目 そして聞こえる話し声 こそこそと 「化け物じゃん」 化け物、上等じゃん そりゃ俺は人間じゃないからな 吸血鬼に嚙まれたからな 吸血鬼の血を体内に強引に入れられたからな あの怪物に あいつは多分、化け物じゃない 「怪物」がお似合い。 そんで俺は「化け物」が丁度いい。 、、、、あ、 あの男の子、車に気づいてない、、、? やば、助けないと 通学かばんを放り投げて男の子のもとに走る。 容赦なく突っ込んできた車の目の前にいる人は、幼い男の子から男子高校生に入れ替わる。 響き渡った音に多くの人が振り返る。 救急車と騒ぐ立てる周りには申し訳ないけど、こっちはケガなんて再生してんだよ すでにケガが減ってきている俺を見て 驚く周り 男の子は 「お兄ちゃん、ケガ大丈夫?」 「構わなくていいよ。ケガなんて治った」 「え?すごいね!お兄ちゃん!」 「凄くないよ。ただの化け物じゃん。」 「ぼくはすごいと思う!特別みたいじゃん!」 俺は。 そう簡単に考えを変えない。 その場から立ち去り、少し離れた店の影に座り込む。 まだ再生しきっていない じっとその場で大人しくしていながら、さっきの言葉がフラッシュバックされる。 凄いわけない 化け物なんだから、化け物なりに、人を守れば認められると思う。 人は死ぬけど、吸血鬼は治る。 化け物なりの優しさってものに 気づく人間はこの先も 一生いないんだろうな。

短編小説みんなの答え:3

黒い花束

ある日、花束が届いた。 差出人不明。怖すぎるだろ。 ええっと、スノードロップ、ポピー、黒いバラ、………これはパセリ?花ってあるんだ。あとはカーネーション、黄色いな。かわいい。それに白いユリと黒いユリ。芍薬……かな。日本っぽくて品のある花だ。おまけに紫。ちょっと凛々しくてかっこいいかも。 まあ、ちょっと花が多いけど玄関先とかに飾ってみるのもありかも。白いユリ、これはテーブルに一本で生けよう。華やかになるし、1本で生けるとかっこいい。何より私の1番好きな花だ。 とりあえず、花を生けるための花瓶を洗った。 奇妙な成り行きで私の手元に花束が届いてから数日。 私は花の世話に没頭していた。 その甲斐甲斐しい世話のおかげで、今でも綺麗な姿を保ち続けている。 それにしても、誰からの荷物だったんだろう。ストーカーとかだったら怖いな。これが届くまで、何日か視線を感じていたし……。伝票の住所と名前は私のものだったからな。 もしかしてお母さんとかの親戚かも。でもそうだったらなんで……。 ピンポーン 呼び鈴? 今日なんか宅配とか頼んでない気がするけどなあ……。 まあ、なんでもいいや。それより、待たせちゃいけないな。 「はーい」 私はドアを開ける。 「あ、長谷野楓さん?覚えてる?私私!香川悠樹。ほら、高校の時クラスが一緒だった……」 「うわめっちゃ久しぶり!元気にしてた?とりあえず上がってよ。部屋汚いけどさ」 「ううん、元はと言えば私が押しかけてきただけだし。全然気にしないよ! ……この花綺麗だね。」 一瞬、声がオクターブ低くなる。私はそれに寒気を覚えた。 「でしょ。なんか届いてさ……、そんなことより早く上がってよ!ケーキあるから」 「うわマジ?」 あ、戻った。 「へえ、こっちにも花飾ってるんだ。こうゆう趣味あったっけ?」 悠樹が白いユリを見て言う。 「いや、なんか差出人不明でさ。届いたんだよ。不気味だよね。悠樹も気をつけたほうがいいよ」 「よかった、『ちゃんと届いたんだ』」 _____________? 私は今何が起こったのかがわからなかった。 赤く、生あたたかい液体が腹部から流れ出、服を染める。あまりの痛さに、顔を歪める。唐突に理解した。この一瞬の間に、悠樹は大きなナイフを取り出し、私の腹部に突き立てていたのだ。 そして_______ 「よかった。あんたが忘れててさ!!!!!」 【花言葉一覧(この小説で使用した花言葉)】 ・スノードロップ・・・あなたの死を望みます。 ・黒い薔薇・・・あなたを呪う ・ポピー・・・永遠の眠り(英語) ・パセリ・・・死の前兆 ・黄色いカーネーション・・・軽蔑 ・紫の芍薬・・・怒り、憤怒 ・一本の白いユリ・・・死、死者に捧げる ・黒いユリ・・・呪い、復讐 FIN

短編小説みんなの答え:4

私はいつしか死んでいた。

私は、桃恵菜 ニナカ(ももえな になか) 私には好きな人かがいる。 しかし、私は陰キャ。 告白などしようがない。 ならしないほうがマシだ。 だから、毎日がイヤになる。 死にたいときだってある。 毎日親友だった陽菜乃華 華伶菜(ひなのか かれな)がムシしてくる。 それがイヤ。 何度話しかけてもムシしてくる。 こんな毎日、早く終わってほしい。 そんなある日だった。 私は、トラックにひかれていた。 ああ、華伶菜が私を押したんだ。 恨みたい。呪いたい。死んでほしい。私と一緒に死ぬ、いけにえにしてほしい。神様お願い。私の願いを叶えて。 そして一年後、私は、一人ぼっちになっていた。 そして、私の机には、毎日毎日花が置かれる。 私が死んだように。 そして、ある日自覚した。 死んでいたことを。 気づいたのは、ある華伶菜の一言だった。 「ニナカ、死んでから、一年経つね。ニナカには、まだ話したいことがあって、死んでほしくなかったなぁ。あの事故、ホントは菓(このみ)が押したんだけどな。生きてても信じてくれないけどさ。私、最初反対したけど、菓自身がしたんだ。後悔、してほしいよ。恨みたい。ニナカの存在を消さないでほしかったな。ムシ、しなかったらよかった。あれも、菓の指示だった。反対、したらよかった、、、。」 そして、華伶菜は泣いた。 そのとき、私の目から、大粒の涙が流れ落ちた。そして、泣いた。気がすむまで。 ああ、華伶菜はそんなことを思ってたんだ。あんな気持ち、いだかなかったらよかった。 私は後悔した。 死んでいなかったら、「ありがとう」と伝えたい。 死んでいなかったら、「ごめん」と伝えたい。 そして私は、いつしか死んでいた。 後悔しながら死んでいく。 ありがとうと思いながら死んでいく。 ごめんと思いながら死んでいく。 死ぬときは、華伶菜と死にたかったな。 菓を恨んで、呪って、いけにえにしたい。 悲しいまま死にたくない。 まだ、死にたくない。 まだまだ、生きたかったな、、、。 おわり 登場人物 桃恵菜 ニナカ 陽菜乃華 華伶菜 山美 菓 あとがき 読んでくれてありがとう。 作者のにゃーこです! みんなは読んでどうだった? よければ感想、書いてください。お願いします!

短編小説みんなの答え:3

約束を破った君へ

ねえ、なんでなんで君はいつも約束を破るの?私がついてるって言ったのに。 私はこれから手紙を書きます。約束を破った君への... 私達は物心ついた時にはそれぞれの記憶に入ってたよね。小さい頃から同じ夢を言ってまたころころ変わって。幼稚園ではいっつも一緒にいて、小学校に入ってからもずっと一緒に帰って。喧嘩もしたけどどっちかが謝って解決じゃなくて自然に直ってたよね。中学にも一緒に行って。最後に本気で約束した「アイドル」っていう夢も君は破って。いじめのこといわれた時私めちゃくちゃショックだった。だからこそ、死なないでって言ったのにその約束も君は破った。なんで?なんで?君はそんなにも約束を破るの? 私は君の分まで人生を楽しむよ。じゃあねまたねー そう書かれた手紙を私は棺に入れた。私天国にいる君をニコニコさせてやる。 【END】_____ 作者あとがき どうでしたか?いいと思ったらコメントよろしくですー

短編小説みんなの答え:1

満月は

ー満月は幸運の象徴ー。 君の言葉は確かだった。 俺の名前は「林川 稚夜」(はやしかわ ちや)中3、絶賛受験生。そんな俺には彼女のー...「月水 麗來」(つきみず りら)がいる。麗來も同学年だ。 り:「おはよう!稚夜」 ち:「おはよ 麗來」 基本的に俺らは一緒に登下校をしない。周りからは「付き合ってるくせに」とかよく言われるが。 り:「ねねっ!稚夜!」 ち:「何?」 り:「今日、満月だって!」 ち:「満月ぅ?そんなのいつだって見れんじゃん」 り:ムッ...「ちがうよ 稚夜」 ち:「?」 り:「満月はね『幸運の象徴』なんだよ だからいつでも見れるものじゃない」 家に帰ってからはずっと麗來の言葉が残ってる。 "幸運の象徴"か...。 ちょうど7時だ。俺は空を見上げた。そこにはー...。雲一つない夜空に金色に光る満月が浮かんでいた。俺はその光景に吸い込まれた。親の声など一切聞こえなかった。 ある日のこと。麗來に驚くべきことを聞かされた。 り:「私ね月になるの」 ち:「は?」 俺は意味がわからなかった。 り:「満月担当って言われたの!ちょー嬉しい!」 嬉しい?何を言ってるんだ...。だって...それって。 ち:「君はこの世から消えるのか?」 り:「当たり前じゃん」 ち:「...だ」 り:「え?」 ち:「ダメだ!俺は認めない!」 り:「ち...稚夜?もう決定したのよ...」 ち:「決定したとしても...俺は麗來を月には行かせない!」 り:「稚夜...」 麗來の家にはある風習がある。女として生まれた子供は16になるまでに月にならなくてはならない。早くて1歳でなるパターンもあるそう。女として生まれたらもう、生贄のようなものだ。月になったときの寿命は5年弱。月になった年齢に関わらず。4歳でも5年、12歳でも5年しか生きられない。そして力尽きたらー...新しい子が月となる。恐ろしい風習だ。それに今、麗來がなろうとしてる。麗來が月になるまであと1週間ー... 俺は1週間、麗來に全てを尽くした。 そして麗來が月になる当日ー...。麗來を月に送る会がある。でも俺は行かなかった。その場で麗來がいなくなるところを見たくなかった。麗來は今日、 月になった。 それから何日たっても麗來の席は空席。みんな怪しんだ。でも先生も、俺も何も言わなかった。 10年後ー... 俺は大手企業メーカーの社長となった。25で社長は快挙だった。それはそうと今まで俺が何かと上手くいったときは必ず満月の日だった。10年経った今はもう、満月は麗來じゃないが、俺は今日も鮮やかな金の月に一筋の涙を流す。今日は満月。満月は麗來の日。満月はー... 『幸運の象徴』

短編小説みんなの答え:1

花火畑

人は皆 人の心は温かいだの、冷たいだの言いますが 私には人のいう心の温度が理解できませんでした。 私の感情は空白でした 何をしても上の空で、何を口にしても味がしませんでした 唯一の家族のお父さんと一緒にいれば理解できると思い、お父さんのいうキズナを信じた キズナで結ばれた人は何があっても一緒にいることができるらしい 素敵なおまじない お父さんに頼まれて、ある家族を手にかけた 私くらいの身長の男の子が小さい女の子を庇って泣いていた 私にはそれが不思議でたまりませんでした。 『なぜ庇うの?』 『家族だからに決まってるだろう!』 泣いていた、彼はこちらを見て泣いていた これを見て私は『美しい』と感じた 私は初めて感情という物を知りました 「…お逃げ、私の見えない所まで」 彼はもう追われる兎の様に走って行きました。 家に帰ると彼と妹の亡骸がありました。 彼の頬には涙の跡がありました。 「奴らの偽のキズナに感化されるな」 お父さんが二人を手にかけたそうだった お腹の中が空っぽになった気がした これを冷たい感情と言うのですか? 私は無性にお父さんを殺したくなった 彼らの亡骸を見る度に苦しくなった お父さんの亡骸が月明かりで照らされた 赤い血が明かりで輝いていた 彼と妹の亡骸を埋めて花を添えた 妹がつけていた手作りのネックレス、それを手首に巻いた、小さすぎて首につけれなかった それをつけていれば、なぜ私がお父さんを殺したくなったのか理解出来るようになると思った 彼が家族を死んででも守ろうとした心情を知れる気がしたから

短編小説みんなの答え:5

私が生きる意味

これは、実際にあった出来事です。 ー 二年前 ーーーー 生きる意味がわからない。 くるしい 理由がわからない だけどくるしい 友達なんて所詮うすい繋がりで いつ崩れてもおかしくないはずなのに 僕はそれを守ろうとする ある時、一つの本を読んだ 般若心経    くるしさも   たのしさも   全て空(クウ)なのだ   そこにはなにもないのだ この本を読んでわかった 「生きる意味は、元からあるのでなく自分で作るものだ!!」 そこから僕の人生は180度変わった ー 一年後 ーーーー 僕は中学受験をし、自分の好きな事に専念するようになった。

短編小説みんなの答え:13

一緒に泣こう、一緒に笑おう。

『先生は、いじめだけは絶対に許しません。困ったことや、嫌なことがあったら、いつでも相談するように。』  中学1年生の始業式。そう言った、先生の言葉は、嘘だったのだろうか。  私の名前は、塩崎ほな。中学1年生の、ごく普通の女の子。  なのに、なぜ、目をつけられたの?  なんで、私は、今日もこんなに辛い目に遭わなきゃいけないの?  毎日が辛い。  毎日が、辛い‥‥。  部屋の端っこに干してある制服を手に取る。  今日もまた、学校に行かなくてはいけない。 「ほなー? 起きてるの? 遅刻するよ。早く降りてきなさい!」  居間の方から、お母さんの大きな声がする。  ‥‥起きてるよ。  普通だったら、みんな、今日は体育があるから楽しみだなぁ、あっ、でみ数学もあるから嫌だなぁ、なんて思いながら、元気に飛び起きるんだろう。数学なんぞに、嫌だと思うことができたら、どんなに幸せだろう。  でも、私は、今日起こることが、どんなことか、知っているから‥‥。  小学校のとき、すごく中の良かった子も、自分がターゲットになるのが怖いのか、声もかけてくれなくなった。  休む勇気も、私は持てないでいる。  どん、どん、どん。  お母さんが、階段を登ってくる音がする。  ガチャ。  ノックもせずに、お母さんがドアを開けた。 「ねえ、何してるの? お母さん、仕事行かなきゃいけないんだけど。」 「きゅ、急に入ってこないでよ‥‥!」 「急に入ってこないでって、どれだけ呼んだと思ってるの? 中学生になってからずっとそんなふうだよ。毎朝全然起きてこない。シャンとしなさい!」    私は泣きそうになるのを堪えて、制服に着替えた。  居間に行くと、机の上には、パンと目玉焼きとヨーグルトという、定番の朝ごはんが並んでいる。  私はヨーグルトだけ食べると、髪を整えて、リュックを背負って家を出た。食欲なんて、いつからか消え失せていた。  行きたくない。行きたくない。いきたくない。  中学生って、何をしたら、人が本当に追い詰められるのかわかってくる年齢なんだろうな。  いじめの内容が、言葉だけじゃないのって、本当に耐えられない。    行きたくない。いきたくない。  ‥‥生きたくない。  いじめは許さないって言っていたのに、先生、何にもしてくれないじゃん!  相談だって、できるわけないじゃん!  学校も嫌。  家も嫌。  みんな、嫌!  誰か、気づいてよ‥‥!  私は、学校に着くと、教室にも行かずに、屋上へと進んだ。  『立入禁止』と書かれた張り紙を無視して、屋上の扉を開く。  強い風が吹き抜けた。  柵の前に立つ。靴を脱ぐ。ため息をつく。怖いのに、少しだけ安堵している自分がいる。  止めてくれる人なんて、いない‥‥‥‥。 「待って!!」  私の後ろから、声がした。  涙が私の頬を伝った。振り返ると、小学生の頃の、友達が立っていた。 「待って! だめだよ、ほなちゃん。そんなことしないで!」  私の口から、息が漏れる。  あの子は‥‥そうだ、ゆいちゃん‥‥。 「私っ、今までのこと、絶対ダメだと思ってて! 人の気持ち考えないで、なんでもしちゃうの、当たり前になっていくのが怖くて! 今日、絶対に、こんなのダメだよってみんなに伝えるんだって思って、学校に来たの。そしたら、ほなちゃんが、教室に入っていかなかったから‥‥ごめん、ついてきちゃって! でも、私、ほなちゃんには‥‥生きていてほしい!!」 「え‥‥。」 「先生も、『いじめは許さない』的なこと言ってたのに、見て見ぬふりしてるよね。最低だよ、あんなの! 今日からは、私が味方するから。一緒にこんな学校ひっくり返そう!! 一緒に泣こう、一緒に笑おう!!」 「ゆい‥‥ちゃ‥‥っ‥。」  私の嗚咽が屋上に響いた。ゆいちゃんは、力強い目を、私にずっと向けていた。    庇ってあげたい。だけど、そんなことしたら、自分がいじめられるかもしれない。  そうやって、離れてく人ばかりだった。  絶対ゆいちゃんだって、怖いのに、こうやって励ましてくれる。  私を、止めてくれた‥‥。  私は、死なない。  死んだって、どうにもならない。  どんなにいじめられたって、最っ高の人生歩んでやる。  ホームルームの始まりを告げる、チャイムが鳴った。  私は、教室に向かって、歩きだす。

短編小説みんなの答え:1

消しゴム

「あ、落としたよ、望月さん」 隣の席の美女、望月菜々さんの消しゴムを拾った。 すると望月さんは、あっと呟いたかと思うと、わなわなと震えて、 「あ、ありがとう……!」 僕・鈴谷斗和の手から消しゴムを取った。 すると、それから10分後、何かが机に投げられた。 白い、小さくおられた紙だ。 ノートかな?そう思って開けてみると、 『鈴谷君のバカ 望月菜々』 ……え?バカ? な、なんか僕したぁ!? 休み時間、友達の光輝に相談してみた。 「消しゴムに、好きな人の名前書いてたんじゃね?」 「何それ」 「消しゴムに好きな人の名前書いて、誰にも触られずに使い切れたら両思いになれるんだって」 え!?僕、思いっきりアウトじゃん! 「じゃあ、バカって言われて当然じゃん」ショボボ 「え?好きなの?」 「ちちち、ちげーし!」 好き、かぁ……。 私、望月菜々。 消しゴムのおまじないをしていて、その…書いていた名前、「鈴谷斗和」くんに触られてしまった。 そして、あ、やばいって思って、 『鈴谷君のバカ 望月菜々』と書いた紙を投げてしまった……。 きっとショックだったよね……。 「最悪……」 「何が?」 すすす、すす、鈴谷君!! 「ななななななんでもないですよー……」 ど、動揺が隠せません……。 「ねー、望月さん、なんでバカって書かれた紙を渡してきた?」 「そそ、それは!消しゴムのおまじないをしていて、好きな人本人に触られたから投げたとか決してそう言うことじゃないから!!」 「え……!?」 え…? 私、消しゴムのおまじないを……あ、あああああ!! これって、こ、告白しているようなもんじゃん!? 「消しゴムのおまじないを(以下略)決してそう言うことじゃないから!!」 「え……!?」 嘘、それって俺のこと……! 「俺もだよっ」 「ひゃぁぁっ!や、やめてくださいぃ……。みないでください…」 きゅんっ か、かわいい…! 「かわいいねー」 「うるさい!!バカバカ!」 たった消しゴム一つで、私・俺たちの恋は始まった。

短編小説みんなの答え:3

しゃぼん玉

私は好きな人がいる。 成績優秀で誰にでも優しい。 そんな彼を誰よりも好きだった自信がある。 彼に振り向いてもらうためならなんだって頑張った。 面倒臭いメイクだって、 あまり興味の無いお洒落だって、 複雑な髪形だって、 仕草も声色も性格も、 貴方のために可愛くした。 ―――でも、彼には彼女が出来た 嗚呼、今まで何してきたんだろう。 私の努力は儚く消えちゃった。 しゃぼん玉の様に…

短編小説みんなの答え:1

嘘つき

『わ!!虫付いてる!!』 「やだー取ってー」 『嘘だよー』 いつも君は何気ない嘘をついていた。 君は余命1ヶ月で生きる確率が5%… 『ねー私絶対生きるから!!』 『私たちずっと一緒だよ!!』 それでもいつも私を笑わせてくれた。 君がこの世を出てった。 これも…これも嘘なんでしょ…? 「嘘つき…」 青い空を見上げてそう呟いた。 _________________ こんにちは♪黒兎です! 初めて小説書いてみました!! 感動系にしてみたよー 読んでくれてありがとう!! ばいばーい( ・ω・)/

短編小説みんなの答え:3

令和の安倍晴明!

「令和の安倍晴明!」 みなさんは、安倍晴明(あべのせいめい)という人物を知っているだろうか? 彼は、平安時代に存在し、陰陽師という、今で言う祈祷師や霊媒師的なものをしていた… この話は、その安倍晴明の子孫、安倍明晴(あべのめいせい)と助手の加茂宇摩胃(かもうまい)の物語である! 2024年… (安=明晴、加=宇摩胃、菅=真道です…) ここは、東京都八王子市のどっかにある「安倍事務所」… 加「しっかし、安倍さん…今更、依頼なんてくるんすかねぇ…」 安「ま、私は依頼来なくても、副業でバシバシ稼いでるしね…」(安倍は他に大手企業の社長と株でめっちゃ儲けてます…) 加(じゃあなんで、陰陽師やってんだろこの人…) 電話 ぷるるるるるるるるるるる 安「はい、こちら安倍事務所です~」 菅「あ、もしもし?安倍事務所さんでいらっしゃいますか?私、鶴岡八幡宮の住職、「菅原真道」d…」 安「菅原様は依頼の案件でしょうか?」 菅「はい…依頼です…内容は、八幡宮内で不可解な現象が起こって、行方不明者などが多発しt…」 安「で、私たちに協力してほしいと?」 菅「その通りです…場所は鶴岡八幡宮です。お願いします、どうか八幡宮を救ってくだs…」 安「わかりました、後日、伺います。では。」  電話:ちゃりーん 安「よし!宇摩胃!行くぞ!」 加「その名前コンプレックスなんでやめてください…」 ~鶴岡八幡宮へGO!GO!~ 菅「お待ちしていました、菅わr…」 安「安倍です、それでは。」 菅「はい、ではこちらへ…」 トコトコトコトコ… 安「ほう、ここが…」  菅「はい、ここが行方不明者が続出するところでs…」 安「強い霊気ですね…これじゃ、1人では祓えない…」    加「じゃあ、どうすれば…?」    安「下がって」 安「南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏…朱雀!」  朱雀「キュイ~!!」 菅「安倍さん、これh…」  安「式神、ペットみたいなもんですよ…」 朱雀「キュイ~!」  安「やはり、ここにいた霊は、菅原道真の怨霊だったか…!」 加「菅原って、あの学問の神の…!?」  安「ええ、受験合格などの強い願いが集合して、顕現したのでしょう…」 安「ですが、天にお帰りなさいね… 朱雀!」 朱雀「キュイ~!」 朱雀の炎の翼が、菅原道真の怨霊を襲う! 菅原道真は光に包まれ、消えてしまった… 安「2人とも、終わりましたよ」  加、菅「おお!やった!」 菅「安倍さん、本当にありがとうg…」  安「いえいえ、なんの、なんの、そのうち行方不明者も戻るはずです…」 菅「これ、お礼の菓子折りです…ぜh…」  安「ありがとうございます」 菅「………いいえ」(この人、セリフめっちゃ被せてきたな…) 菅「安倍さん、加茂さん、さようなら~!」  安、加「菅原さんもお元気で~」 八王子へGO!GO! 加「はあ、依頼こないなぁ」  安「そんなすぐには来ませんよ、宇摩胃くん、ズズズズズズズズズ…」 加「何食べてるんですか?」 安「福岡特産の豚骨ラーメンのインスタントラーメン」 加(菅原さん、菓子折りって言ってたよね?) 電話:ぷるるるるるるるるるるる  加「あ!きた!」  安「ふぁひは(まじか)」 今日もどこかで、令和の安倍晴明は祓っている… 終わりEND! アップル「どうでしたでしょうか、少し内容がわかりにくかったかもしれませんが…気が向いたら、また、短編小説作ると思います…」それでは!

短編小説みんなの答え:2

チャット

もし、未だに新型コロナウイルスが治っていなかった場合の2024年、ある日のチャット。 「かんぱーい!」 「KPー!」 「いやぁ、こうしてチャット越しでも飲み会って出来るんだなw」 「2人だけどな(笑)」 「いいじゃんw!うち、電話できないから助かったわ!俺のスマホマイクなくってさーwwww」 「ああ、だからだったのか。」 「え?知らなかったの?w」 「聞いtあんだろうけどな(笑)」 「あれ?そもそも言ってたっけ?ww」 「聞いたんだろうけどな(笑)」 「言ってない説濃厚(笑)(笑)」 「やっぱ飲みはやめれねえわw」 「え、今その話?」 ↑このチャットは削除されました。あなたからは見えますが、相手からは見えません。 「なんて打ったw?」 「いや、なんでもない(笑)」 2時間経過 「面白いなその話w」 「だろー?本当バカだよな(笑)」 「あのさ」 「話変えていい?w」 ↑このチャットは削除されました。あなたからは見えますが、相手からは見えません。 「お前って本当に酒飲んでる?」 「ん?w」 「だって、お前判断力鈍ってないじゃん」 「は?」 「いや、お前って酒飲みまくると誤字とか直さなくなるだろ?でもちゃんと誤字直してるじゃん」 「え?流石に飲んでるって」 「それを言ったらお前だって飲んでねーだろだって口悪くなってないじゃん」 「愚痴だって言ってない」 「だってそれは最近ないからd」 ↑このチャットは削除されました。あなたからは見えますが、相手からは見えません。 「お前だって飲んでないぞ」 「だってそれは最近ないからで」 「じゃあ聞くけど、お前はここまでで通算何何回誤字を直した?」 「お前飲んでねえだろうが」 「数えてくる」 「ん?」 「あんまりないぞ」 「でも直してるよな」 「は?」 チャットを映す液晶の前で、2人は水を口に含んだ。

短編小説みんなの答え:2

恋した君が残した鉛筆

私は、菜乃 理依奈(なのりいな)。中1。 そして、隣の席には、、、恋した相手、瀬柿 ナノトくんがいる。最高の席だ。 そうして、、、月日が過ぎ、ある日私は鉛筆を落とした。 落とした鉛筆を彼は拾ってくれた。 「ありがとう」と私は言った。彼はニコッと笑った。こんな時間がいつまでも続くといいな。 そう思っていたとき、あの日撃がおきた。 私とナノトくんが乗っていた電車の車両に車が突っ込んできた。 そして、私にぶつかろうとしてきた。 そこを、彼がかばってくれた。 そうしてその後に、彼の“最後の言葉”が聞こえた。 「復讐なんて考えずに生きて」と。 「ああ。どうか死なないで。死ぬ前に私の言葉を聞いて?」と言った。 しかし、彼の反応がなかった。ああ、どうしよう。 こんなことになるなんて思っても見なかった。 ひんやりしていく彼の手を握りながら私は泣きじゃくった。 それから一ヶ月後、あの彼が拾ってくれた鉛筆が出てきた。 思い出したら泣くから泣かないようにしてきたけど、今回はダメだった。 私は鉛筆を握りながら泣いた。 親が止めるまで泣きじゃくった。 いつまで泣いていたんだろう。 気が付けば翌日の朝になっていた。 事故の後の一ヶ月は、学校に行ったり行かなかったりした。 あの事故から十年後。 あのとき、彼が私をかばっていなかったら私は死んでいたことを実感した。 その日は、彼の誕生日だった。 それと、“あの言葉”をもう一度思い出した日。 だから、彼に私はとても感謝している。 そして、あの世に行く話みやげを毎日作っていくんだ。 彼に会ったらその話をいっぱい話すんだ。 そうしたら、君はどんな反応をするかな? 彼は、私が告白したら付き合ってくれるかな? これから毎日一生懸命、君の分まで生きていく。

短編小説みんなの答え:1

時を刻まない腕時計

「時和ー。あんた、その時計外さないの?だって動いてないじゃん」 「普段は外さないよ」 「ずっと着けてて気にならないの?別に使えるわけでもないのに」 「うん。むしろ、気楽だな」 「ふーん。あっ!私今日用事ある!先帰るね!」 「あっ!うん!」 私、時和(とわ)。この時計は動かない。 この時計は母の物だ。 シングルマザーだった母は必死に私を 育ててくれた。だけど、死んだ。 私が、アイスを食べたい。そう、 言わなければ母は死ななかっただろう。 母は、買い物から帰る途中、車に… 原因は車のよそ見運転だった。母が 死んだとき、腕に着けていた時計。 それが、この腕時計だ。事故の衝撃で 腕時計は時を刻まない。でも、 私はその方がよかった。母が近くに いるような気がするからだ。 お母さん。私、頑張る。だから、 見守っていてね。

14231440を表示