短編小説の相談いちらん
短編小説
みんなが作った短編小説のコーナーだよ。※2024年9月30日までの投稿で受け付けを終了いたしました。
さようなら。
「さようなら。私の大切で大好きな人。」 騒がしい卒業式の日の朝。 春から通う高校の制服に身を包み、少し肌寒い風を浴び最後の学校へと足を運んだ。 「おはよー!優乃(ゆの)。」 「ん。蓮多(れんた)おはよう。」 彼は私の幼馴染で大切な人で初恋の人。そして私の彼氏。 けど、彼は私と違う高校へ行ってしまう。 彼としっかり会えるのは今日で最後だ。 高校生になっても会えると良いけど 「蓮多、好きだよ。」 恥ずかしながら私は本音を伝えた。 卒業したら会って直接言えない気がするから。 「急にどうした?でも、俺も好きだよ。」 卒業式が私にとって最後の学校の体育館で行われた 卒業式終了後の騒がしい学校前 「優乃!ちょっと良いー?」 「うん。どうしたの蓮多?」 蓮多は珍しく悲しそうな顔をしていた。 そんな顔を見て不安がよぎった。 「優乃、本当に申し訳ないけど。俺と別れて欲しい。」 「え…?どういうこと?」 「理由は……ごめん。言えない。優乃を悲しませたくないからさ。」 「どうしてっ!ねぇ、蓮多!」 「ごめんっ!悪いって思ってる。けど別れるしかないんだ!」 私と彼の別れは唐突なものだった。 彼は理由を説明してくれなかった。 卒業式の翌日、彼からLINEが来た。 けど、そのメッセージを書いたのは彼の母親だった。 『優乃ちゃんへ。 話したいことがあります。明日の14時、隣町の病院へ来て下さい。』 「どういうこと…」 翌日の13時、隣町へ行くことのできる電車へ乗り込んだ。 私の頭は蓮多への心配の気持ちでいっぱいだった。 「来てくれたのね。優乃ちゃん。」 「こんにちは。」 「蓮多のことなんだけどね。」 「はい。」 「実は病気なの。そしてもう限界って所なのよね。でね、あの子優乃ちゃんと別れようと言ったらしいんだけど。そう言ったのは病気だからってことでね。あの子なりの優しさなのよ。」 「はい。」 蓮多が病気だと聞いた時私は聞き間違いだと一瞬思った。 けど、あの時理由を話せなかったこと、悲しませたくないと言ったことを踏まえたら本当のことだとすぐに分かった。 「すみません。本田(ほんだ)さん。話したいことがあるので良いですか?」 「はい。あっ、蓮多の彼女さんも入れて良いですか。」 「まぁ、その方が良いと言っているなら良いですよ。」 「ありがとうございます。行こっか、優乃ちゃん。」 「はい。」 「蓮多っ!」 「蓮多さんのことなのですが、もう命が危うい状態です。それでもし亡くなられた時の事を話しておきたいと思いまして…」 蓮多はたくさんの点滴をして眠っていた。 それから2日後、私はお見舞いへ行った。 「蓮多!」 「優乃!?どうして」 蓮多はまだたくさんの点滴をしていたけれど、元気そうな顔をしていた。 けど、もう無理と訴えているような目をしていた。 「蓮多、お母さんから話聞いたの。あの時、強く言ってごめんね。」 「ううん。知らなかったんだから当たり前だよ。理由も何も言わなかった俺が悪いし。」 「ねぇ、また付き合ってくれませんか?」 「優乃…母さんから聞いたんだろ。俺、もう長くないんだ。優乃の事悲しませたくないんだ。」 「聞いた上で付き合って欲しいって言ってるんだよ?私、これからもずっと蓮多と一緒にいたい。」 「そっか。俺も好きだよ。付き合って欲しいな。」 「もう!告白取らないでよ!けど、嬉しい。よろしくね。」 私と彼の2回目の告白。 私は病気も含めて彼を大切にしたい。大切にすると決めた。 それから1週間後、蓮多は息を引き取った。 「蓮多っ!うっ、うっ、…」 「優乃ちゃん…ごめんねぇ、大丈夫だよ。」 蓮多は私に1通の手紙を残したらしい。 『優乃へ。好きです。大好きです。運動も勉強もできないような俺と付き合ってくれてありがとう。そんな俺のこと好きになってくれてありがとう。俺、嬉しすぎて毎日ずっと優乃のことを想ってたんだよ。好きだよ。またね。蓮多より。』 「蓮多っ!私もぉ、私も好きだよ。」 「またねっ!私の大切な、大好きな大好きな蓮多!」 最後の私はちゃんと笑えてたかな。 蓮多は笑顔の私のことを好きって言ってくれたから。 これからも笑顔を絶やさないように。 蓮多のことを忘れないように。 私は一生ずっと蓮多と一緒にいるんだ。 蓮多が手紙で好きってたくさん言ってくれたから。 その分私も好きってこれからたくさん言うんだ。 ______________________________________________________________________ 悲しみもある恋愛小説です!たくさんの感想お願いします!
6年間の恋
俺の名前は一ノ瀬碧(いちのせあおい) いきなり言うのだが俺は小1のころから橋本直美(はしもとなおみ)が好きだ しかしみんな憧れている美女だった。 肺本に生活し時は過ぎ… そして今もう6年生の3月じゃないか! やばい!どうしよう‥ 告んなきゃいけないのかな~ 学年中に俺が直美のこと好きって知っているから告ったらすぐに噂になるよな~。 そんなことを思いつつ遊びに誘われたので友達の家へ行った。 カードゲームやswitchで遊んでいると誰かから 「碧、お前直美に告んの?」 と聞かれた。 しかし、恥ずかしさや緊張のあまり回答はできなかった。 それを聞かれて1時間後俺は決めた。 「俺、告るわ」 それを言ったとたん「よく言った」「がんばれよ」 などの歓声が沸いた。 多分これはからかっている するとある女子がいきなり橋本直美にLINEで電話をかけたのだ! 俺は恥ずかしさのあまり物陰に隠れてしまった。 そして家へ帰るときもう一度チャンスが訪れた。 もう一度かけてくれるそうだ。 6年間の感謝と告白をここで決める! 碧 )6年間ありがとうございました 直美)いえいえ 碧 )・・・ 直美)・・・ するとメールが来た 【直美】 告れって言って! と書いてあった。 直美も俺が好きってことを知っていたそうだ。 俺は勇気を込めて言った。 碧 )好きです。 直美)ごめんなさい。 直美)ほかに好きな人がいるの 知っていた。知っていたけど悲しかった 翌日 クラスみんなこそこそしている。 告ったのを誰かがばらしたそうだ。 そんなことを気にせず授業に挑んだ。 時間は過ぎ・・・ 卒業式 もう会えないという悲しさでいっぱいだった。 卒業式が終わり直美に話しかけようとしたが女子がいっぱいで話しかけれなかった。 これでよかったのだろうか これで6年間の小学校生活と恋は幕を閉じた。 どうでしたか?実話っぽく書いてみました。 感想をお願いします!
瓶に詰まった思い出
こんにちは!私は…。城山 莉菜(しろやま りな)です…。雰囲気、暗いかな…。 よくそれでいじめられてるというか。そんな私は、家出しようとしている最中。それで、死んでしまえば、あいつらも。少しは響くでしょ。みんな忘れてしまった。バカなことして遊んでくれたけど、それも嘘だったんだね。ひどいね。私が遊び道具だったんだね。 「遊びに行ってくるねー!」偽りの言葉を吐いてごめん。お母さん。 「またー?友達いっぱいいるのね」ううん。居ないけど、遊び道具にはされてる。みんな乱暴だけど。 悲しいとも思わない。 駅のホームに立つ。 さよなら。 ごめん。 親不孝者で。お母さん。お父さんが死んでから働きっぱなしなの知ってるから、旅行のチケット、遺書に入れといた。バイト頑張ったよ。一緒に行きたいけど、それも無理そうだよ。ごめんなさい。 いざ、ホームの下の線路に踏み出した時。 「城山?」誰? 「誰?」知らない声だ。 「俺だよ、鳳条」あの金持ちか。鳳条グループとかいう会社の御曹司だっけ。 「今急いでるから、またね」 「待て。俺の命令に従え」 こんな胸きゅん展開も、私には関係ない。 さよなら。 バイバイ。 話しかけてくれて、ちょっと嬉しかったです。 「じゃあね」 「待てって!!」 私は笑顔のまま、電車の下敷きとなった。 「お前のことが好きだった」 そんな声が、聞こえた気がした。 もう遅い。ありがとう。
苗字、お揃いにしてよ
私は高2の高林陽奈子。私のクラスには世界的にも有名な大企業の娘の阿久津花梨という子がいる。ゆるいウェ―ブの長い髪に大きくて焦げ茶の目、その大きな目がよく映える色白の顔。いわゆる超絶的美人でもある。そんな花梨は女子から人気がある高梨優海というイケメンと付き合っているらしい。私の片思いの相手でもあるが二人は本当にどこから見ても美男美女でお似合いだ。優海は私の幼馴染で昔からイケメンで人気だった。女の子が告白しても「気になる子がいるから無理」と断られたとか。その気になる子はきっと花梨なんだろう。そして2人は今、付き合っている。そんなある日、私は放課後、優海に呼び出された。「俺、昔から陽奈子のこと好きだったんだ!俺と付き合って!」、、、え?今なんて?つ、付き合って?好き?でも優海はもう花梨と付き合ってるじゃない。困惑した私は「、、、は?何いってんの?優海は花梨と付き合ってるんじゃないの?なんで私なの」と言った。だけど、その後の優海の反応が妙だった。「、、、は?陽奈子、お前こそ何言ってんの?俺、阿久津なんかと付き合ってねえよ」、、、は?え、え、付き合ってないの?なんで?この前、花梨、優海に告白されたって自慢してたのに。、、、あれは嘘?「でも、花梨はあんたと付き合ってるって」「なんだそれ。ただの阿久津の嘘だろ。お前、なんであんな女に騙されてんの?バ―カ。俺が好きなのはお前なんだよ。いつか、苗字お揃いにしてよ」そういう優海の顔は少し赤くなっていた。それが嬉しくて承諾して付き合うことになった。花梨は最初、「あたしの彼氏なんだけど。取られた」と女子に囲まれ、慰められ、泣いていたが「俺、阿久津なんかと付き合ってねえよ」と優海が真実をバラすとたちまち女子たちは花梨を「嘘つきの嫉妬」「自慢女」と噂するようになった。その一方、私は友達からたくさんの祝福の言葉を受け、23歳になった今、私たちは苗字をお揃いにした。高梨陽奈子。隣にいるのは高梨優海。
「 何よりも甘い恋 」
「 ハル 大好きだよ 」 「ハル!」「何?」 私は今年この高校に転入してきた。正直、孤立してしまうのではと不安が募っていたが、アイちゃんが話しかけてくれたことで私の心は羽のように軽くなった。ただ、、、 「最近浮かない顔してるよ?悩み?」「う、ううん。なんでもないよ。」 同性のアイちゃんに、ある感情を抱いてしまった。 好き なんて言ったら、この関係もなくなってしまうのかな。 「嘘だぁ。話してよ、力になるよ?」「大丈夫。アイちゃんとの関係を壊したくないから。」 好きっていう気持ちを言葉にできないなんて、こんな辛いことないよ。 「そっか。じゃあ私がこのことを言ったらハルとの関係は壊れてしまうのかな。」 「このことって?」 「 ハルへの大好きって感情のこと 」 アイちゃんはどこまでも____ 「ッ、、、私も、私も大好きッ泣」 安心したからかな、嬉しいからかな、涙が溢れて止まらないよ。 「 ハル 大好きだよ 」 「へへっ笑 私もだよ」 何よりも甘い私たちの恋。今、叶いました。 作者のるなちゃんです!この作品を読んでくれてありがとう!ぜひ感想書いてくれると嬉しいな!!!!
僕の願いは
僕には、好きな人がいた。 その子は、ぼくの事が好きではなかった。 けど、友達として仲が良かった。 あれは、数日前の事、 「キキーッ」「ドン」 パッと振り返ると、 後ろに、あの子が横たわっていた。 あの子は救急車に運ばれていった。 僕はすぐに運ばれた病院に駆け込んだ。 けれど、あの子はもう死んでしまっていた。 僕は、とても悲しんだ。 好きな人、仲の良かった人が、死んでしまったのだから。 あれから数日後、僕はいっそあの子のところへ行こうかと考えていた。 今、僕は学校の屋上にいる。 このまま、ここから飛び降りれば、 あの子にも会えるし、楽なのだろうか。 そんなことを考えていると、耳元で、 「駄目だよ」 と聞こえた気がした。 あの子の声だ。 そこから、あの子が怒っているような声が聞こえた。 ここから飛び降りればあの子は悲しむんだな。 そう思って、僕はそこから離れた。 その日の夜、不思議な夢を見た。 何もない、真っ白いところに、ただ一人、僕がいる。 そこに、神様みたいな見た目をした人が来た。 その人は、 「一度だけ、願いを叶えてやろう。ただし、それ相応の代償がある。」 と言って、消えた。 そして、目が覚めた。 僕は、半信半疑で、でも本当にかなうなら、あの子を蘇らせたい。 でも、あの子は喜ぶのだろうか・・・ あの子が蘇って、僕が死んだりしたら、あの子はそのことを悔やむだろうか。 そういえば、あの子には、好きな人がいた。 その人は、結構前に、重い病気にかかったそうだ。 僕の願いはあの子を蘇らせること。 でも、あの子が蘇ったとてあの子の好きな人が死んでしまったら? きっと悲しむだろう。 あの子の好きな人が元気になれば、あの子もきっと喜ぶはず。 あの子が蘇っても、僕はきっとあの人には勝てない。 それだったら、少しでも、あの子が喜ぶことをしてあげよう。 それで喜んでくれたら嬉しい。 そして僕は、 「お願いします。あの子の好きな人の病気を、完全に治してください」 と願った。 夢の中に出てきた人が現れ、 「叶えてやろう」 とだけ言って、また消えた。 本当に治ったのかな。 わからないけど、僕はきっと、もうすぐ死んでしまう。 だって、もう膝らへんまで、消えかけている。 また耳元で、あの子の声がした。 「ありがとう」 って。今度は、はっきり聞こえた。 僕の体が雲に向かって飛んでいく。 その途中で、あの子の好きな人が、目覚めるのが見えた。 雲を突き抜け昇っていくと、あの子がそこにいた。 やっと会えたんだ。 いつのまにか、目から涙があふれていた。 こんちゃ!クリーパーです! 短編小説書いてみました!初めてなんで下手かもしれないですけど・・・ アドバイスとか、ここもうちょっとこうしたらいいんじゃない?ってとこあったらおしえてください! 感想どんどん書いてください!
「 届け 、この思い 。」
初めまして の 人も お久しぶり の 人も 今日和 .’ 元 風羽 の 藍纓 です .’ ぜひ 楽しんでいってね ~ * 私…今何してたんだっけ 。 ああ 、そうだ 、あの人に 、彼に告白してるんだ 。 ー 一日前 ー 私 巫 羽愛(かんなぎ はな)高校生になりたての15歳 。 そして来週は私の誕生日 。誕生日プレゼント?もう決まってる 。 メイク道具に決まってる ! たくさんおしゃれして友達と遊ぶんだぁ 。 ??「 おい、何にやにやしてるんだよ 」 羽愛「 は?穂高じゃん…びっくりしたな 」 こいつは 結城 穂高(ゆうき ほだか) 。私の幼馴染 。 そしていつか好きになってしまう人 。 穂高「 わりぃわりぃ、勉強教えてくんね? 」 羽愛「 断固拒否。 」 穂高「 ちぇっ、優しくねーの 」 こんな奴だけどこの学校の王子様らしい 。 まじでなんで? 穂高「 てか何考えてたの? 」 羽愛「 教えなーい 」 穂高「 まさか俺のこt 」 羽愛「 そんなわけないでしょ 」 穂高「 おい話してただろ 笑 」 羽愛「 だるいんだもん 笑 」 しょうもない話ばっかだけど 、こいつとはいつも楽しい 。 先生「 巫さん、これ図書室に運んでくれない? 」 羽愛「 あ、わかりました 」 先生「 ありがとー 」 はぁおっも 。無理なんだが 。 羽愛「 はぁ、階段か… よいしょっ 」 グラッ あ 、やばい ??「 あぶねぇっ!! 」 ガシッ 羽愛「 あ、ありがとうございま…って穂高!? 」 穂高「 お前ってばほんと危なっかしいな… これ、どこ持ってくの? 」 羽愛「 図書室、だけど、 」 穂高「 俺持ってくよ 」 羽愛「 あ、ちょっと!半分は私がやる! 」 穂高「 はいはい 」 ふーん… ああいうところがモテるんだな… 実際私もドキッと… 穂高「 ぼーっとしてるとあぶねーぞ 」 羽愛「 ぼ、ぼーっとなんてしてないし 」 穂高「 そーかー?なんか考え事してるみたいだったけど 」 羽愛「 穂高には関係なーい 」 穂高「 あーっそ 」 ー 帰宅 ー 羽愛「 ふぅ、お風呂気持ちよかったー 」 そういえば今日 、穂高すごい優しかったな … 王子様って言われるのも理解 … プルルルルルル… 羽愛「 あわわ、電話? 」 ピッ 羽愛「 もしもしー? 」 穂高「 あ、羽愛?俺、穂高 」 羽愛「 ああ、穂高?どうしたの? 」 穂高「 俺、羽愛の声好きだからさ、なんか聞きたくなって 笑 」 ドキッ ええ 、そんな理由 … ? 可愛いところもあるんだな … 羽愛「 いいけど、私明日朝部活だから少しね? 」 穂高「 りょーかい 」 そこから数時間話して … 穂高「 結構話しちゃったな 」 羽愛「 そうだね、ふぁー、 」 穂高「 ん、羽愛眠い? 」 羽愛「 ちょっとね、 」 穂高「 もう寝よっか 」 羽愛「 うん、 」 穂高「 おやすみ、また明日 」 プツン 羽愛「 終わっちゃった … また明日 、だって 、ふふへ 」 ん? これじゃ私穂高に恋してるみたいな … いや 、好きだな 、私 。穂高が好きだ 。 正直ずっと前から 。王子様の穂高に自分が釣り合わないからって 、 この気持ち隠してたんだ 。 羽愛「 明日…告白しようかな。いや寝なきゃ! 」 ー そして現在 ー 羽愛「 私、穂高が好き!こんな私でよければ付き合ってほしい、です 」 穂高「 え、、、マジ? 」 羽愛「 ひ、引いた? 」 穂高「 いや、すげー嬉しい。俺も、好きだから 」 羽愛「 え? 」 穂高「 だから!俺も羽愛が好き! 」 羽愛「 な、なんか…穂高顔赤くて可愛いね 」 穂高「 いやお前もな!? 」 羽愛「 あははっ! 」 告白は成功 ! 穂高の意外な可愛いところも見れた ! これで私の告白物語(?)はおしまい ! あと 、最高の誕生日になった ! これからが楽しみです みんな どうだった ? 楽しんでくれたら 嬉しい .’ それじゃあ またね .’ *
小さな友情~始まりはひとつのシーグラス~
私の名前は月夜 未逗紀(つきよ みずき)!弟が病気でこの病院に入院してるんだけど最近気になる子がいるの。 一人でよく屋上の花畑にいる子なんだけど...毎回のように最近いるの。 (話してみたい...) そう思ったからには体は待ってくれない。 ミズキ:あの! ?:?こんにちは ミズキ:あっ、こんにちは!最近よくここにいるよね? ?:そうなの!最近また入院し始めたから病院で楽しめるところ探してここを見つけたの!あっ、これあげるよ! ミズキ:?破片? リオナ:今度詳しく話してあげる!私、リオナ! ミズキ:私はミズキ! リオナはシーグラスがお気に入りらしい。持病持ちで最近また入院し始めたんだって。体はもう、少ししか持たないらしい。見た目は元気そうなのに。 ○o。. 次の日行くとリオナはいなかった。不思議に思った私は受付の人に聞いてみた。すると、リオナは家族と海に行ったそう。 急に寂しくなってしまった。せっかくだし弟にあの子のことを聞いてみよう。 ○o。. ミズキ:ねぇ、そうた?リオナって言う、よく屋上にいる女の子知ってる? そうた:うん知ってるよ?話したこともあるよ?お姉ちゃんと同い年で海が好きなんだって! 弟は私が知らない情報まで知っていた。 ○o。. 今日こそはと踏み込んだ屋上、そこにリオナの姿は...あった。 ミズキ:リオナ!やっほー! リオナ:あ!ミズキちゃん! ミズキ:呼び捨てでいいよ?そっちの方が親しみやすいし! リオナ:そっか!わかった!ミズキ! ミズキ:昨日、海行ったんだって? リオナ:!そうなの!でね、ミズキにね、お土産! ミズキ:え!? キラッ ミズキ:....キレー...これ...前... リオナ:そう!シーグラスって言ってね、ビンの破片なの!中にはおっきいのもあってね... そこからリオナはシーグラスの話を夕方近くまで話していた。私はその時間は全く苦痛じゃなかった。むしろ楽しかった。「また、持ってくるね!」そう言ったリオナの笑顔は忘れられなかった。その日から毎日と言うほどリオナに会いに行った。病室も教えてもらったので屋上にいない日は病室にも行った。こんな日がずっと続けばいいのに...と思っていた。 ○o。. 天気が大荒れの日、事態は急変した。リオナが屋上にも病室にも現れなくなったのだ。看護師さんなどいろんな人に聞いたが、誰も教えてはくれなかった。 ○o。. とぼとぼ一人で病院の出口へ向かう。そのとき... (あっ、見たことある顔だ...) そう、リオナのお母さんだった。 ミズキ:あの、リオナのお母さまですか? 母:はい...リオナのことをご存知で? ミズキ:はい。あの、リオナって今どこに... 母:緊急治療室にいますよ。リオナ、もう数日でいなくなるのよ ミズキ:...え? 私はリオナのお母さんにお願いして緊急治療室に行くことにした。 ○o。. ピッピッピッピッ ミズキ:リオナ? リオナ:...ミズキ... ミズキ:リオナ、うち、リオナのために最期まで全力尽くすよ! リオナ:...くだらないなぁ。 ミズキ:え... リオナ:なに?私のためって。こんなあと数日で死ぬような人間に全力を尽くす?笑えるね。尽くしたって結局死ぬ運命には変わりないじゃない。やるだけ無駄だよ。 ミズキ:そんなこと... リオナ:ないって?帰ってよ。こんな死に際の人間と一緒にいたら時間だけが過ぎてくよ。 ミズキ:...分かった。″ばいばい″、リオナ。 ○o。. その夜、リオナは天へと旅立ってしまった。私は後悔した。あのときあの場でリオナを説得できるような発言ができていれば、と...。 ○o。. 次の日、リオナの病室に行った。今目の前にいるのは泣いているリオナの家族と...冷たくなったリオナだけだ。 ミズキ:リオナ... そうポツリと呟いた。 母:ミズキちゃん、これ、あの日リオナが書いた手紙よ。 渡されたのは優しいタッチで書かれたリオナからの手紙だった。 ○o。. ミズキへ あのときはキツいことを言ってしまってごめんなさい。この手紙を読んでる頃には私はもういないね。だからこの手紙で伝えたい。ミズキ、毎日のように会いに来てくれてありがとう。ミズキが話しかけてくれたあの日からつまらなかった私の病院生活が変わりました。毎日会えるのを楽しみにして、私を見つけてくれたときのあの笑顔が大好きです。私が長々したシーグラスの話も飽きずに聞いてくれた。そんなミズキが大好きです。新しいコレクションにしてください。私のお気に入りのシーグラスです。本当にありがとう。 リオナより ○o。. 入っていたシーグラスは今までもらった中で一番輝いていた。 ○o。. ミズキの目からシーグラスのように輝いた一粒の雫が溢れ落ちた。
不定期にっき
今日から日記を付けよう。辛い時、苦しい時、ふとした時でも、この日記を思い出したら書き込むんだ。あえて名前をつけるなら……そう、不定期日記。 初めてこの日記に書き込んだ日からもうすぐ5年。5年も経つのに、書き込みはたったの9回。中学二年生までは、年に1回しか書き込んでいなかった。つまり、5回は中学三年生になってからだ。きっと周りに誰も居なくなって、日記に書き込むしか無くなったんだろう。 不定期日記には、その時辛いことを書くことが多いけど、これまでの書き込みで、全てに共通している事がある。文末の最後、がんばれ。とまたね。どの書き込みだって、一通り吐いたあと、次また、ここに来るであろう未来の自分にエールを送っている。そして、また会おうね、と温かく送ってくれる。中には、アドバイスをしている書き込みもある。不定期日記は、自分で自分を守るために作ったものだ。それでいい。そうやって自分を守っていくんだ。 考えれば考えるだけ深くなる。たくさんの大切なものがつまっている。 それが私の、不定期日記。
僕だって人間なんだから
僕はいじめられている。理由は 女なのに一人称が僕だから だそうだ。 一人称は自由じゃないの?いじめっ子は主に一軍女子。たまに男子もいるけど。 いじめっ子たちは僕をゴミのように扱う。その一例をいくつか挙げてみる。 ・「ここ、濡れてるからお前の髪で拭いとけ」 ・「弁当おいしそー お前は雑草でも食っとけ」 などだ。 おかげで僕は痩せ細り、顔色も悪くなるばかり。 お母さんにも相談した。だけど ふーん苦労してるんだ~ というだけ。 先生にも相談した。だけど、全部妄想でしょう というだけ。 僕だって人間なんだよ?まだ10歳の子供だよ?心は傷つくし、身体だって疲れる。 もう限界だった僕は思い切り、クラスのみーんなの前でこれを見せた。 これは(いじめっ子)の裏アカです! 先生も、クラスのみーんなも口をぽかんと開けたまま動かない。 気味が良かった。 もうそこからいじめはない。いや、正確に言えば僕がいじめっ子たちにいじめをしてる。 僕だって人間なんだからやり返しくらいしたい。 僕だって 僕だって人間なんだから どうでした?良かったら感想書いてください! では失礼します!
爆笑小説
とある家族の日常をのぞいてみた。 父「今日の夜ご飯まだか~~」 母「今日はシチューだよ」 姉「いええええええええいやったあああああ」 妹「今日生きててよかった」 というかんじで子供に大好評。しかし、、、 父「今日は焼き魚がいい」 母「でも、もうシチュー作り始めちゃったし。今日はシチューだよ」 父「俺絶対ヤダ。なにがなんでもシチューがいい!」 母「はいはいわかりました。魚にしますね」 さっきまでさんざん対抗していた母、急に方針転換!なぜか。そのあとわかる。 時間がたち夕ご飯の時間。 母「できたよ~」 父「焼き魚はどれかな~ウキウキ」 お皿の焼き魚を見た瞬間父はあっけにとられた。 なぜなら、そのお皿に乗っていた焼き魚は、煮干しだったからだ。 お話を最後まで読んでくださりありがとうございました!コメントよろしくお願いします!
拝啓 五年前の僕へ
拝啓 五年後の僕へ 久々に開けた引き出しの奥底に、そう書かれた一枚の紙を見た。恐らく自分自身が数年前に書いたんだろう。紙の中身に興味が湧いて、ゴチャゴチャの引き出しの中を気にも留めず、それを引っ張り出した。表には先ほどの文字が並んでおり、その下からは何も書かれていなかった。その代わり、その裏には細々とした文字が纏まって書かれていた。 五年後の僕、上手くやってるか。僕は今とっても苦しいよ。五年後、生きているかさえ分からない。毎日生きるのをやめようとしてる。五年後、生きているなら、どうして生きているの?今は幸せ?幸せならうれしいな。 これを読んで笑うなよ、わすれないでね! がんばれ。 ○○ アツシ 10歳 より 偶然にも、ちょうど五年後に僕は読んだらしかった。そして、辛かった時期を思い出した。色んな事が重なって、生きることをやめたくなった。唯一頼った母も病気で話すことすら出来なくなった。誰も居なかった…から自分に頼るしか無かった。五年後、自分が幸せに生きていることを望んで、紙に書いた。不思議と、自分の顔から笑みがこぼれた。あの時、どれだけ苦しくてどれだけ壊れていたか。そんな僕が今生きている。外に出る度死ぬ事を考えていた。だけど僕は生きていた。 今、幸せかと問われれば はい と言える。 今、辛くないかと問われれば はい と言えない。 辛いという感情が分からないぐらいにぶっ壊れているかもしれない。だけど死にたいとは思わない。僕なりの生きる意味を見つけたからだ。お先真っ暗でも、未来に光があると信じて。 拝啓 五年前の僕へ 生きてくれて、ありがとう
「僕は星になりたい」
彼が余命宣告されていた日にちから、三週間経っている事は承知の上だった。 どんどんと痩せ細っていく彼の姿の変化にも気づいていた。 けれど私は知らない振りをし、いつも通りに接した。 自分の気持ちは伝えずに。 明日、明日と、先延ばしにしながら。 私の初恋の相手、透乃遥は重い病気を患っており、命は長く持たないとされていた。 私と遥は幼馴染だ。一番近い存在だった。近すぎたくらいに。 彼の傍に居れるなら幼馴染でもいいと思えた。 なのに、消えてしまうの? クッションに抱き着き、そんな事を考えていた時だった。 携帯が鳴り、遥の母からの着信に戸惑う。 「どうしたの、おばさん?」 「千世ちゃん!遥が…っ!」 おばさんの荒れた声に、嫌な予感が張り付いた。 気がつくと、私は走っていた。 バスに乗り、落ち着かないまま病院へ向かう。 遥の病室へ直行し、勢いよく扉を開けた。 「千世ちゃん…」 「どうしたんですか!遥は!?」 「遥の状況が悪化して…危ない状態なの」 息を呑む。 「治療は終わって、今は落ち着いているんだけど、先生がもう持たないって…っ」 だから、最後になるかもしれないって事? 唇を噛み、ベッドに横たわっている遥の元へ行く。 「遥…」 私の声で、遥はゆっくりと瞼を上げた。 日の光が当たり、遥を照らす。 「千世…来てくれたんだね」 掠れた声で、遥は微笑んだ。 お医者さんが入ってきて、おばさんを呼び出す。 病室に二人きりになった。 「僕、死ぬみたいだ」 遥はいつもと変わらない、優しい笑顔を浮かべていた。 「何で…」 「分かるんだ。何だろうね。でも、最後に千世に会えてよかった」 遥の手をとる。 そうでもしないと、消えてしまいそうだったから。 「遥はまだ死なない!まだ死んじゃ駄目なの!」 涙を堪え、そういう。 まだ、逝かないで。私の傍に居てよ。 「千世…」 ずっと後回しにしてきた。 でも、もうしない。 最後だからじゃない。これからも一緒に居たいから。 「遥、私、遥の事好きなの。大好きなの。」 優しい笑顔も、優しい声も、強い所も、全部。 遥は驚いた様に目を見開き、そして微笑んだ。 私の大好きな笑顔だった。 「逝かないで。ずっと一緒に居よう?」 縋り付く様に、言う。 視界が濁り、良く見えない。 「泣かないでよ、千世」 その涙を、遥は拭ってくれた。 「僕も、千世が好きだよ」 驚きと嬉しさで、嗚咽が出るほど涙が零れる。 そんな私を、遥は優しく見守ってくれた。 「だからね、千世。」 遥の声。優しくて、芯があって、安心するの。 「僕は星になりたい。そして、千世を見守っときたい」 「はる、か…っ」 駄目だ、分かってしまう。 逝ってしまう。待って、待ってよ。 この気持ちをどうしたらいいのか分からなくて、遥の手を強く、強く握る。 「逝かないで、遥…っ」 遥が私の後頭部を優しく引き付けた。 遥の唇に、触れる。 「千世、泣かないで。僕は千世の笑った顏が好きだ。大好きだ」 遥も泣いていた。 透明で、綺麗で、輝いていた。 「来世でも、僕は千世を見つけるよ」 約束、と、遥は小指を差しだしてきた。 私は遥の小指と、自分の小指をしっかり結びつける。 「ずっと一緒だよ、千世」 遥はそう言って、息を引き取った。 遥の寝顔は、本当に、本当に美しかった。 その日の夜空は、数えきれないほどの数の星が、夜空を埋め尽くしていた。
蹴ったからやり返した。
私、友達に蹴られちゃった。Aちゃんに蹴られた。痛くなかったけど、完全に蹴られた。先生に言うよ?って言ったら、そうやってすぐ先生に言うんだ(笑)ダッサー(笑)って言われた。確かに。すぐ先生に言うなんてダサい。でも蹴られた。我慢しきれずにやり返した。Aちゃんに。その何倍の強さで。私が蹴ったところを先生が見てた。怒られた。でも反省しなかった。当たり前だと思ったから。Aちゃんは泣いてた。嘘泣きじゃなくて、本気で泣いてた。面白かった。でも、自分の心がどこに行ったのかわからない。でもそれでよかった。Aちゃんは明日学校に来なかった。入院したから。やっと反省した。お母さんに怒られたから。でも、今の自分は、あの世にいる。ごめんね。なんて言えない。だから今の友達を大切にしよう。
最愛のあなたに祝福を。
それは、優しく儚い愛の物語ーー。 僕の、美しい日々は終わりを迎える。 「ごめん、別れよう」 最近態度が冷めていたから、なんとなくそんな気がしていた。 実際言われると傷つくけど。 それでも、僕は彼女ー優海(ゆう)の幸せを祈ることしかできない。隣に立つのは、僕じゃない。 「別れよう」 自分でもびっくりしていた。 でも、もうこれでいいや、と自棄にもなっていた。 篤樹(あつき)のことが好きではなくなったわけじゃないけど。 彼と別れた夜は、満月だった。 そういえば、付き合い始めたのも満月だったな。 自分からフったくせに、思い出に浸るなんて、おごがましい。 自嘲しながら私はまた彼のいない日々を歩み出した。 一年後、僕は新しい人と新しい日々を送っている。 結婚するのだ。 「どう?このドレス」 「うん、すごく似合ってる。綺麗だ」 彼女のことは大切だけど、申し訳ないが、僕は優海を忘れられない。 それでもいいと言ってくれた君に、感謝する。 「そういえばね、あなたの元彼?結婚するらしいよ」 友達から聞いたそれは私に大きく影響を与えた。 自分から振ったくせに、その夜ベッドに突っ伏して泣いた。 「結婚するらしいね。おめでとう、幸せになってね」 朝になって、泣いたまま寝てぐちゃぐちゃになった私は彼にそうメールを送った。 最愛のあなたに祝福を。 2年後、結婚した妻は離婚届を僕に出してきた。 「私は、あなたの一番にならなくていいと思ったの。でも、私を一番に愛してくれる人を見つけたの。だからごめん、別れて」 これに僕が反論することはできない。 元は、僕が妻を一番に愛せなかったのが問題なのだから。僕に、拒否権はない。 けれど、このままでいいのか? 「…離婚は…できない。別居して、そこにその人と住んでいいから」 それは世間一般でいう「浮気」だが、僕の問題はそれを許すほど彼女を傷つけたのだ。 「っ…ありがとう、ごめんなさい…」 どこまでも優しい妻は優海に似ている。 僕は今、幸せだ。 妻に…最愛ではないけれど、愛するあなたに祝福を。 「僕と、結婚してください」 それは、篤樹と別れて3年後のことだった。 新しい彼はどこまでも私のことを大切にしてくれる、優しい人だった。 篤樹のことは大切で、でもそれは心の奥に閉まった。 新しい彼を、同じくらい愛しているから。 「はい、喜んで」 私たちが結婚式を挙げた日、自宅のポストには手紙が入っていた。 『最愛のあなたに祝福を』 大切な彼からの手紙の最後は、そう括られていた。
またいつか
空が赤く染まるころ、俺の妹はこう言った。 「またいつか会えるからね」 これは双子の妹が言った言葉。 たった1行の言葉だった。 その言葉を放った次の日。 妹は自殺をした。 理由はクラス内でのいじめ。 掃除の押し付け、物を破壊、仲間はずれ、無視。 どうやら先生は見て見ぬふりをしていたらしい。 それも10年前の話だ。 今、俺には7才の子供が居る。 妹に似ていて、とても可愛らしい。 そして俺はつぶやく。 「妹、見てくれてるかな」 そのしゅんかん、子供が二コッと笑った気がした。 まるで 「ちゃんと見てるよ」とでも言うように。
読み終われば衝撃のエンドータイムスリップ味ー
「あの…好きです! 付き合ってください」 まただ。今月入ってえーっと何人だ?まあ、覚えられないほどの告白。片っ端から断っていく快感や申し訳なさに溺れる毎日。同級生からははやしたてられるはで、正直うんざりしている。 俺は中学3年生の鈴谷いつき。野球部だ。自分で言うのもなんだが、モテる。モテすぎて困っている。ま、中学生活もあと二週間。早いな〜って…。高校は野球推薦で遠いところへ行く。ここでの人間化関係には縁を切る。それでいいんだ。 高校入学式。あんな中学での思いは嫌だ。野球に専念してやる! 野球の推薦で入ったのだから、一年なのにもうベンチ入り。あーつまらない。ここからの昇進はレギュラー入りだけか。 ふと辺りを見渡す。見慣れた風景、見慣れた空気、聴き慣れた音。 「は?」 そこには何かオーラを持った女子生徒の姿があった。そのなびく長い髪に胸の高鳴りを覚える。なんだ? その女子生徒といえば、1年5組、つまり俺と同じクラスのマドンナでくーる系女子、笹橋ゆうだった。まさか… 「今日から新しいマネージャーが来る」って監督の言葉は、ゆうのことだったのか。 高校野球といえば甲子園。俺たちは地区選抜大会を通過して晴れてあの夢の舞台へ。俺の人生イージーモードじゃん。まじ楽勝。早速一回戦目、先制点を許してしまった。言っておくが俺のせいではない。おれ、ベンチだし。 「代打 鈴谷くん」 っとまあ、なぜか俺のせいにされて、その尻拭い係として俺が代打で出ることに。楽勝だろ…?なあ。今までやってきたことだしゃあいいんだ。な…?わかるよなあ?体が動かない。いま、俺の体は石だ。 「す…鈴谷!!お前何やってんだ?しっかりしろ!」 え。誰の声?もはや石の俺の耳は声を捉えられない。…ってゆう?!なんとあの声を出していたのはクール系女子、絶対大声出さなさそうなタイプの笹橋ゆうだった。そうだ。おれはゆうに恋していたんだ。そう自覚してバッターのボックスにたった。 試合は俺のおかげで(?)うちの高校が勝った。ゆう…。 あれから7年後、今もその言葉を胸に、バッターボックスに立つ俺の姿。それを捉える妻と母の目。ありがとう。俺は母に言った。あのとき俺が部室で頭を打ってタイムスリップしなければ俺はこの場にはきっといなかった。ありがとう。俺は母.ゆうにそういった。
花火は私の初めての恋を照らしてくれた光
私の名前は星宮澄珠(ほしみやすず)です。 好きなことはゲームと読書です。これからよろしくお願いします。そう言って中学校生活がスタートした。 誰も私の名前など覚えていられるわけがない。 私は人一倍コミュ力がない、小学校の時までは 仲良しの仲神琴梨(なかがみことな)ちゃんがいたけどことなちゃんは私立の中学校に行ったから、もうあまり合うことはできない。 もう、小学校の時みたいなやさしい子はいない。 そんなとき、学校のプリントで花火大会のお知らせが来た。結構近いところでやっていたので しぶしぶ行ってみた。わたあめやりんごあめなど食べたことがないものがたくさん並んだ屋台をみると少し花火大会に来てよかったと思えた。花火が始まる時間が刻々と近づいていた。そしたら、誰かに肩を軽くたたかれた感じがした。でもこの人混みのなかで私のこと知ってる人なんていないよなと思い振り向かなかった。 でもまた軽くたたかれたのでやはり誰かいるのかと思い、振り向くと同じクラスの人がいた。 少し見覚えがあると思って名前を思い出す。 この人は星谷凪(ほしやなぎ)名字がにてるから後ろの席にいたのを覚えている。 同じ小学校の人が多いらしく、人気者だった。 だからコミュ力のないわたしにはあまり 関係のない人だと思っていたひとがなぜわたしの目の前にいるのか。 「なんですか?」意識せずにそう私は聞いていた。聞いてみると星谷さんは「星宮さん、一緒に花火見ませんか?」と聞いてきた。 一瞬私には理解できなかった。人気者なのに、 私の名前を覚えているなんて、そんな人が中学校にいるだけでちょっと嬉しかった。 まあ、悪そうな人ではないしとくに一緒の人もいないから「いいよ」と答えた。 一緒に花火が見える人が少ない高いところへ行ったら、3分後花火が次々にあがった。 星谷さんは、私よりも15cmくらい高くて、顔はあまり見えなかったけど、花火を見ているからか、嬉しそうな様子が見られた。 私も誰かと一緒にいるのが安心して喜びの笑みを浮かべていた。 花火に夢中になっていた私は星谷さんがこっちを向いていることに気が付かなかった。花火が終わったときに気づき、ちょっと恥ずかしくて赤くなった顔で「花火きれいだったね。」と言い 頷く彼を見て「どうしたの?」と聞くと、うでをつかんで、ひとけのすくない奥の方まで走り、 「ごめん、走らせて」といったあと、 「星宮さん僕と付き合ってください。」と赤いけど冷静な顔で言ってきた。私は頭が真っ白だった。 「えーとえーとこういうときはなにをいえばいいんだろう」そう、心のなかで言っていた。 そして考えた末に発した言葉は「いいよ」だった。短い短いお返しの言葉に星谷さんは、 ほんとに!?ととても驚いていた。 私はなぜ星谷さんが私を選んだのか気になって聞いてみた。すると星谷さんは、「入学式のとき見た瞬間一目惚れしてさ、黒くてきれいな髪に青みがかったきれいな瞳、自己紹介のときも冷静でクールでとてもかっこよかったからどうしてもここで告白がしたかったんだ。花火大会に来るかはわからなかったけどいちかばちかでずっと探してたら見つけたんだ。」そんなに私のことを探してたり、見ていてくれたなんて。 そんな事言われたら私も言うしかないと思った。「私はねなんでいいよって言ったかと言うと、星谷さんはすごい人気者で私の憧れだったしすごく私を見ている目がかっこよくて、かわいかったんだ。」そう言うと、星谷さんは 顔が赤くなった、私は、「かわいい」という。 ありがとう。僕は最高の世界に一人だけの女の子の彼氏になることができてほんとに嬉しい。 大きな星谷さんが私を抱きしめる。小さな私が 星谷さんの胸に頭をあてて抱きしめる。 これからは澄珠ってよぶね。 じゃぁ私も凪ってよぶね。少し恥ずかしいけどすごく嬉しかった。 フィナーレの花火が上がった瞬間地球上の誰よりも幸せ者だと思えた。いや、地球上の誰よりも幸せ者だ、そう言い切れる。 そして、新たな人生がはじまる。