短編小説の相談いちらん

短編小説

みんなが作った短編小説のコーナーだよ。※2024年9月30日までの投稿で受け付けを終了いたしました。

短編小説みんなの答え:3

前を向かなきゃ。 短編小説初投稿!

私、渡辺彩音。 突然ですが、私、恋してます。 ーー回想ーー 「よーし、今日は鬼ごっこに行くか。」 走り出そうとした途端、横から下級生の男の子が飛び出してきた。 そして、盛大に私は転んだ。 「いたっ…」 周りを見てみるとぶつかってきた男の子はもういなかった。 もう、謝らないなんて…。 しょうがない、1人で保健室に行くしかない。 膝小僧がズキズキと痛む。 その時だけ、保健室がとても遠く感じた。 「はああ、痛い、、、」 独り言を呟いていると、後ろから 「渡辺さん、大丈夫?」 と声が聞こえた。 その声の主は、学年1イケメンと言ってもいいくらいの男子、西川晴翔だった。 「一緒に保健室いこっか。」 この人、天使だ。 いつの間にか私は西川に恋していた。 ーー ーー 私は廊下を歩いていると、クラスの目立つグループにいる、藤袴さんが話しかけてきた。 私に何の用だろうか。 「ねえねえ、渡辺さんさあ、西川くんに保健室連れてってもらったよね?西川くん迷惑してるから、近づかないで?」 「…え」 「だからさあ、西川くんに近づかないで。」 「…」 藤袴さんはそれだけ言うと教室に戻ってしまった。 正直、藤袴さんの言うことを聞いたら西川に想いは伝えられないだろう。 言うこと聞いちゃダメだ。 ーー ーー 渡辺彩音、今年最大のピンチです。 藤袴さんが西川に告白したって。 藤袴さんはあの嫌な性格を除けばめちゃくちゃモテる。 だから、もしかしたらOKしてしまうかもしれない。 藤袴さんには取られたくない…! 今は勇気を出さなきゃいけない時だ。 よし、西川を呼ぼう。 「ねえ、西川。今日の放課後時間ある?」 短編小説初投稿のきつねです♪ ちょっと急な展開になってしまいました汗 ぜひ、誤字とかアドバイス、感想お待ちしてます☆

短編小説みんなの答え:2

「ずっと好きでした!!」

初めて好きになった人。 顔ももう思い出せないのに今でも忘れられないのはなんでだろう。 ーーーー今から5年前、入学式が終わって初めて見た、あの人は桜の下で佇んでいた。 こっちを見て「久しぶり!」と手を振って笑顔なんかくれて私は一目惚れしてしまった。 入学式の後私に向けてくれた、と思っていた笑顔は後ろにいた同級生の男子へだったみたいで初めて嫉妬した。 なんて身勝手な気持ちなんだろう。 入学式が終わり、すぐに五月になり、私もクラスで友達ができた。あの人ことを友達に聞きまくったり、何となく目で追いかけたりして ると2つ上の先輩だということが分かった。 最初は何でも出来そうなかっこいい人だと思っていたけれど、よく何も無い所で転んだりしているかわいいドジな1面も知りもっと好きになった。 移動教室、体育の時間、ふと見るとあの先輩はいつも人に囲まれてにこにこしていて、なんだか勝手に知った気持ちになって嫉妬していた自分が醜く感じ、好きなればなるほどに全く共通点も持ってない私は話しかけることすら出来なくて苦しくなった。 こんな気持ちを抱えたままなんて嫌だし。あの先輩に彼女いるかもしれない、なんてことも分からない。 じゃあか告白するか、なんて優柔不断な私がすぐに決めることができたのは先輩に恋して変わることができたからだと思う。 朝、いつもより早く登校して昨日寝不足になりながら書いた手紙をそっと入れた。 放課後、裏庭に呼び出し。 来てくれた先輩は少し照れながら歩いてきて、でも申し訳なさそうで (そういうところ好きなんだよなぁ) なんて他人事のように思ってた。 結末なんてわかりきってる、 でも言わなきゃ終われない!!! 「入学式で初めて見た時から好きでした!付き合ってください!!」 ーーーーーーーーーーー なんて思い出していたら顔も覚えていないと思っていたのに、初めてあの人に会った、つまり恋した時に見たあの笑顔だけは覚えてることに気づいた。 「あぁ…私、全然忘れてないじゃん。」 ずっと好きだったんだ。 忘れるわけない。 今でも、あの初恋は特別だ。

短編小説みんなの答え:3

メールで。

『あー、ひっまぁ……』 どもっ!莉央花(りおか)です!今は夏休み。暇すぎる。 燈真(とうま)にメールしたろ。あ、人生ゲームの罰ゲームやってないし丁度良いじゃん。 〈トウ                  📞                                なぁ暇。> 〈そんな理由で送ってくんなww       そえば罰ゲームやって無くない?> 〈確かに。何すれば良い?     好きな人に今すぐ会いに行って告白。> 〈いいよ。                 ヨシッ(^^)d> 〈お前はなんの花好き?       その子がどうか知らないけど、バラ> 〈参考にする 〈今家居る?               ?居るけど何?> 〈おけ え、何?怖いんだけど。 ピーンポーン 『はいっ!』 ガチャッ 『え、トウ!?なんで、』 「リオ、」  そこにはバラを持ったトウが居た。  「俺と付き合ってください。」  いつものふざけてるトウじゃない。 真剣だ。 手を取られてるから、自分の心臓の鼓動が聞こえてないか心配。 トウの真剣な眼差しがうちの心を貫いて、どんどん暑くなってゆく。 好きな人に見つめられると、こうなるんだ。 もちろん。返事は決まってる。 『逆にさ。』 「?」 『断られると思ったの?』 「え、」 『もちろんでしょ。』 「ッ!!」 恥ずかしい。けど、 ギュッ 「これからよろしくな」 『絶対幸せにしてよね!!』 「当たり前。」 身体中が暖かい。きっと幸せだって事だ。 『ばかっ!どんだけ待たせるつもり!?』 「ごめん。でも、今、言えたから。」 『………トウ?』 「ん?」 『大好き………//』 「愛してる。」 『なッ!?//』 もう、ただの友達じゃない。 私の彼氏だ。

短編小説みんなの答え:4

君は宇宙人。

  作:そると  俺は日向(ひなた)。普通の中学生だ。  今日は、待ちに待った入学式。  いろんな人が、違う小学校から入学してくるから、少し緊張する。  中学校に着いた俺は、まずクラス分けされた表を見た。  1―Aだった。友達が太陽(たいよう)1人しかいないのは残念だが、仕方がない。     ―――  入学式が終わって、自分のクラス、1-Aに入ると一人の子が注目の的になっていた。  気にも留めず、太陽を探すと、先に来ていたようだ。 日「はよー。」 太「よっ。」  太陽と話しながら、自分の席を探す。  見つけた自分の席は、注目の的になっている、その子の右隣だった。  席につくと、 ?「ハジメマシテ。ボクハ地球人ノ宇宙(そら)ダ。ヨロシクネ。」  とその子が言ってきたのだ。  そのとき見えた、その子の容姿は宇宙人そのものだった。  とっさに 日「は?どっからどう見ても宇宙人だろ。」  と言ってしまった。 宇「ボクハ、見タ目ガ地球人トスコシチガウダケデ地球人ダヨ。」 太「そうだよ。宇宙は地球人だもんな?」 宇「ウン。」 日「えぇ・・・?太陽、お前洗脳でも受けた?」 太「洗脳w?受けてねーよ」 日「どっちにしろ、絶対地球人じゃない。」 宇「ボク文字カケルヨ?」  そう言って、宇宙は指で、空中に日本語を書き始めた。  書いた文字は、空中に固まったまま、立体的に見える。 太「すげえ」 日「地球人は、指で空中に文字を書いても跡形なんて残んねえよ。」 太「お前まだ地球人ってこと認めねーの?」 日「逆になんで認めてんだよ・・・。まぁとにかく、宇宙は地球人じゃねぇ。」 宇「・・・ボクノコトヲ宇宙人ダト、ソウ、オモッテルノ?」 日「そうだよ?認めるってこと?」 宇「イヤ、チガウ星カラシタラ、ボクタチモマタ、宇宙人ダ。ダカラ・・・」 太「みんな宇宙人なんだよw」 日「じゃあ、宇宙は宇宙人なんだな?」 宇「チガウ。地球人ダ。」 日「はぁー?」      ―――  それからもこの件について色々話し合った俺たちであった。 あとがき  かたかなばっかで読みづらいですよね。すいません。アドバイス、質問等あれば回答よろしくお願いします。

短編小説みんなの答え:3

_短編小説【きみとの時間】

深夜0時。 きみの声がリビングに響く。 「誕生日おめでとッ‼︎一年間またよろしくね!そら!」 「こちらこそよろしく。ふたば。」 きみの笑顔を見るだけで元気になれる。 ___でも苦しかったりする。 きみとの恋は叶わない。 だって僕が男だから。 きみは友達としか思っていない。 でも僕には片想いの相手。 もしきみにきみが好きだと言ったら 嫌われるだろうか 喜んでくれるだろうか。 きみとは保育園からの知り合い。 高校も男子校で一緒に行ったね。 大学は別だったけど同じ会社に偶然就職できて 運命かなって思った。 僕はきみを好きになってしまったんだ____ _________ 分からない子向けにかいせつ! そらとふたばは男の子。 保育園からのつきあいで“男子校”と会社で一緒になり うんめいじゃないかとそらは思った。 そらはふたばがすき。 ふたばはきっと別の女の子が好き。 ___だとそらは思っていました。 ここからはその後を解説!! 実はふたばもそらが好きだったのです。 でもそらとまったくおなじりゆうで なかなか言い出せませんんでした。 そして2人は付き合っていまでもどこかでひっそりと暮らしているはずですよ。

短編小説みんなの答え:1

ただ一つの願い

春の訪れとともに、町は色とりどりの花々で彩られていた。しかし、17歳の瑠美にとって、その美しい季節はただの虚しさを感じさせるものだった。母を亡くしてから、彼女の心には深い悲しみが根を下ろし、日々の生活は灰色に染まっていた。 瑠美は、母が好きだった桜の木の下で、いつも一人で過ごしていた。母の笑顔や温もりを思い出すたびに、涙がこぼれそうになる。友達は心配して声をかけてくれるが、彼女はその優しさを受け入れることができなかった。 そんなある日、幼馴染の健太が瑠美の前に現れた。彼はいつも明るく、瑠美の心の支えだったが、最近は疎遠になっていた。健太は由紀の様子を見て、心配そうに声をかけた。「瑠美、最近どうしたの?元気がないみたいだね。」 瑠美は何も言えず、ただ目を伏せた。健太は彼女の隣に座り、しばらく静かに待っていた。やがて、瑠美は思い切って言った。「お母さんがいなくなってから、毎日が辛いの…。」 健太は優しく瑠美の手を握り、「辛いのは分かるよ。でも、瑠美が一人で抱え込む必要はないんだ。僕がいるから、一緒に乗り越えよう。」と励ました。 その言葉に、瑠美は少しだけ心が軽くなった。健太は彼女を無理に元気づけようとはせず、ただそばにいてくれることが何よりの支えだった。彼は毎日、瑠美を公園に連れ出し、彼女の好きな桜の木の下で一緒に過ごした。時には笑い合い、時には静かに支える。 そんな関係がいつまでも続きますように これが瑠美と健太のただ一つの願いだった。

短編小説みんなの答え:1

俺の運命

「今日俺しげが夢に出てきたよ」と同じサッカー部の友達が言った。 しげというのは、僕のあだ名だ。どんな夢?と聞くと 「南海トラフ地震のせいで試合中に、サッカーゴールが倒れてしげと他の相手チームの人が潰されて死んだ夢だった」 と、いった。僕は、「俺明日死ぬの?」と笑いながらいった。しかし、内心、妙にリアルな夢で怖いなと思っていた。  ときは流れあれから3日後、俺はいつの間にか、目を開けると見知らぬ世界が広がっていた。まえには、頭に輪っかをつけた白い人がいた。 ドコだここは?                    まさか...

短編小説みんなの答え:1

花言葉

寒い、冬。まだ、11月だけど。 手がかじかむ。 けど、もうすぐ春だから。 今年も、咲くはず、ワスレナグサの花が。 貴方は、ワスレナグサをくれたね。 私が、小学3年生の頃。 くれたら、いなくなっちゃった。 引っ越したみたい。 花言葉は「私を忘れないで」 忘れる訳、ない。 今は、高校生。 貴方に会いたい。 そう思ってた頃だった。 家のポストを覗くと、手紙があった。 「凪…からだ。」 凪、そう。ワスレナグサをくれた人。 ほんのりピンクがかった、白い色封筒。 その中には、ワスレナグサの押し花のしおり。 それと、ネリネという花だった。 絶望した。ワスレナグサを見た瞬間、もう一生会えないと、そう思った。 封筒の中を、ふと覗いてみた。 すると、小さな手紙があった。 見ると、こう書いていた。 「ワスレナグサは、別れと言う意味だけじゃなくて、真実の愛という意味もある。ネリネは、また会う日を楽しみに。」 そしてこう綴られていた。 「12/28、こちらに戻ってきます。是非、会いたいです。」と… 12/28 場所は、ワスレナグサが咲く野原。 まだ、咲いてない。 前を見た。 男の子と目が合った。目が、熱くなった。 「凪…!!」 そう言うと、その男の子は、泣きそうな、嬉しそうな顔で微笑んだ。 「久しぶり…!会いたかったよ…」

短編小説みんなの答え:2

私は、中島ユキ。 私には、彼氏がいる。かっこよくて、私のことを考えてくれて、大好きなんだ。 でも、彼氏は捕まった。いけない薬をつかってたんだって。 私は、彼が戻ってくるのをずっと待ってた。釈放される日まで、何年も。 ついに、釈放の日がきた。私は、急いで、警察署に行った。 警察署へ行く途中の道、そこには、思いもしなかった光景があった。 彼が血を流して倒れているのだ。おなかから血がどくどくと流れている。 見たことのない傷だった。 119番通報をしたが、うまく話せず、向こうからいたずらだと思われ電話をきられてしまった。 どうしよう。どうしよう。頭がパニックになった。 落ち着け。とりあえず、彼を病院に運ばなくては。 でも、どうやって?私1人じゃむりだ。 ここは、人通りのない道。 助けを、呼べない。 大通りまででて、人を呼ぶ?ううん。はしっても片道7分はかかる。彼が死んじゃう。 こんなことを考えているときも、彼のおなかから、血がでている。 どうしよう、と焦っていた時、彼が何かしゃべった。 「もう、俺は無理だ。この・・傷は、薬仲間にやられた。裏切りとか、なんか、言ってたような気がする・・・まあ、これは天罰だな。ユイ、ごめんな・・・」 小さな声だった。 その時、彼の目が閉じた。 まさか・・・ 彼の胸に手を当てる。 心臓が動いてない。 嫌だ。嘘。ヤダ。死なないでよ。 ユイって呼んでよ。 ねえ・・・ このことが起きてから、私はずっと泣いていた。 家族には、「いい加減にしなさい」って言われる。 みんな、私の気持ちわかってるの? 目の前で、大好きな人が死んで。 お母さんは、目の前でお父さんが死んでも、平気にすごせるの? 叔母さんは目の前で叔父さんが死んでも平気なの? みんな、命の尊さってわかってるの? 私は、本を出版した。 彼への思いを込めて。 私が経験したことを書いた。 このことがたくさんの人に伝わるように。 〇月、△町の本屋で、新たな本が売られていた。 題名 「命とは」 作者 『中島ユイ』 数年後、この本はベストセラーになった。 作者のユイさんはこう語っている。 「この本は、私が実際に感じたこと、思ったことを書きました。このことがたくさんの人に伝わると嬉しいです」

短編小説みんなの答え:2

さいごのことば、ふたたびのほほえみ。

【登場人物】 高校生のカップル 『』彼女 「」彼氏 []その他      ___________________________ あの日は、いつもどおりの帰り道だと思っていた。忘れもしない、金曜日の放課後。 「ねぇ。俺のこと好き?」 なんでそんなこと急に、って思いながら答えた『好き』。彼のことは、好きなんてそんなものじゃなかった。大好きだった。愛していた。誰よりも大切で、一緒にいたいと思う人だった。 二人が初めて出会ったのは、高校の入学式の日だった。輝くような笑顔で、いつでもクラスの中心だった彼が私に話しかけてきたときはびっくりした。そこから二人は自然と惹かれ合い、交際を始めた。 彼と過ごす毎日は、いつも輝いていた。通学路でのさりげない会話。一緒に食べるお昼ごはん。何気ないことでも、特別な時間だった。 どんなときでも隣にいてくれて、優しい笑顔で笑ってくれて。記念日なんて一回も忘れたことはない。付き合い始めた日、誕生日、クリスマス、はじめて手を繋いだ日。全部が私と彼の宝物だった。なのに、 次に彼の口から出た言葉は「じゃあ、別れよう」 頭の中は真っ白。何で?何で?何で?私、嫌われたの?ねぇ、何で?質問が渦巻いてなにも言えなかった。 彼は行ってしまった。その日の夜、彼から電話があった。私はそれに出ることはなかった。 土曜日、彼女は1日中泣いていた。なり続ける彼からの着信に彼女は出ることができなかった。なにを言われるか怖かったからだ。 月曜日、なんとか普通に振る舞う。そう決めて教室に入ったら、彼の机に花が置かれていた。意味がわからない。なんでみんなないてるの? 一人の友だちが泣きながら私に言う。 [彼女が一番辛いよね] 彼、死んだんだって。ずっと病気だったって。家に戻って一人泣いた。泣いて、泣いて、泣いて、叫んだ。どんなに泣いても、悔やんでも、もう大好きな彼は戻ってこない。もう彼に好きの気持ちを伝えることはできない。 あと一回だけでいい。大好きな彼に、大好きって言って、抱きしめたい。あと一回だけ、本当に一回だけでいい。 最期に彼が残してくれた、あの日の電話の録音。再生するのは怖い。だけど、どうしても彼の声を聞きたくて勇気を振り絞って聞いた内容はこうだった。 「ごめん。今まで言わなかったけど、本当は病気で、半年以上前からは医者にはもう半年持つか持たないか、って言われてたんだ。どうしても言えなかったんだ。だから別れようって言ったんだ。もう、多分俺は死ぬ。本当はずっと一緒にいたかった。今までありがとう。お前がいてくれて本当に良かった。大好きだ。前に話したこと覚えてる?俺がお前より先に死んだら、生まれ変わってまた逢いに行くって。だから、待ってて」 彼の声が途切れた瞬間、胸が締め付けられた。私を傷つけないために、私のために隠していたその事実。他人には優しいくせに、ちょっと不器用なところがある彼なりの優しさ。ずっとそばにいたのに気付けなかった私に嫌気が差す。彼のいない世界に生きる意味なんてあるのだろうか。  ___________     --after 5 years--  ___________ 『いつになったら来てくれるの?ばーか』 彼の6回忌。お墓の前でそう零す。彼のいない世界で、彼のことを思いながら生きている。彼のことを忘れた日なんて、1日もない。 すっかり大人になって、周りの子達は結婚、育児。もしくは仕事でどんどん活躍してるらしい。私は、まぁまぁ。 一筋の雫が頬を流れる。どんどん溢れて止まらない。その場で泣きじゃくっていた。 「なんで泣いてるの?」 後ろを見る。 『え?』 間違いない。彼だ。どうしてここにいるの?本当に生まれ変わったの?でも、こんな不思議なことがあっていいの?…いや、そんなことは知らない。 その場に立ちすくしていると、彼が彼女に歩み寄って、ハンカチを差し出してくれた。 あの時と変わらない、柔らかい笑顔。優しい眼差し。手のぬくもり。なにか問い詰めるわけでもない、ただ横にいてくれる安心感。だけど、どこか少し大人びた彼。 まっすぐ向けられる優しさに、涙が出る。今まで閉ざしていた心に、光が灯る。 こんな感覚はいつぶりだろう。 あなたがすきです。 _________________________ 読んでくれてありがとうございました!感想書いてくれると嬉しいです\(^o^)/

短編小説みんなの答え:1

ボクとボクには不釣り合いなキミについて

キミがボクに自我を与えた。その時、それはほんの小さなもので、これまでのボクには無かっただけのものだった。 ボクはボク、キミはキミ。 たったそれだけの意識が、ボクの世界に色を与えた。 そう、残酷なまでに鮮やかな虹色を。 キミがボクの真っ白な毛皮に似合うと言ったのは、赤色だった。君たちの深く艶めく真っ赤なリボン。キミがボクの鬣の一部を束ねるのに使ったそれは、きみの言う通り、とても美しいものに思えた。 それでも、夕陽の橙色の光が差し込む部屋の中で、1番輝いていたのはキミの様に思えた。 その次の日。キミがまだキミのふかふかなベッドで寝息を立てている頃。ボクは初めて、キミの鏡を覗き込んだ。もちろん、こっそりと。ボクがそこで初めて見たのは、キミが昨日ボクにくれたリボンを探す一対の黄色い目。おずおずと伺う様にこちらを見つめ返してくるそれは、ボクの厚い鬣の奥深くで絡まっている惨めなリボンを見つけて、落胆の色に染まった。それが昨日持っていた艶を惜しむ様に、ボクはリボンを引っ張った。強く強く引っ張って、皮膚に痛みを覚え始めた時、キミは申し合わせた様に起き出して、ボクからリボンを解放した。ボクの様な肉球も、尖った爪もないキミの繊細な指先に摘まれた、くたびれたリボンはキミを落胆させ、キミはそれを床に放ってしまった。朝食を摂りに寝室を出ていくキミを、ボクはリボンを拾ってから追いかけた。 瑞々しい芝生を、黄緑色に輝かせる日光の中。ほっそりした足でひらひら跳ね回るキミの手に握られた、眩しく艶めきながらたなびくリボンを、ボクは必死で追いかける。キミは意地悪だ。ボクがキミよりも小さくて、自分には到底似合わない様なリボンを欲していることを知っている。不意に座り込んだキミは、ボクがキミの膝に頭を乗せるのを許してくれる。キミは、ボクにないはずの記憶を想起させてしまうような優しい匂いをさせている。地を踏むためではない、高等な優しい指で、ボクの鬣にリボンを新たに結んでくれる。ボクはそれに尻尾を振って喜びを示す。 キミの優しさが、ボクには不釣り合いなほどに良いものと知っていながら、それに縋り付いてしまう。

短編小説みんなの答え:2

ツンデレ裏モテ女子vsモテモテ男子

そら視点 「ね~そら~。そらって好きな人いる?あ!もしかして、あのモテモテ男子、あおいくん?」 琴音が目を輝かせながらずいっと顔をよせてくる。 「な、なっ、ちがうし//あんなイケメンで頭も良くて運動神経抜群で優しいとこのどこがいいの~~」 「あ~そこがいいんじゃない?」 と、柑菜がツッコむ。 あ~それもそうなのかな、、。や、ちがうし~ 「でも、そらとあおいって幼馴染でしょ?もし、そらが好きだとしても恋愛対象としてみてくれてないかもよ?」 「た、たしかに」 「あ、今すぱっと認めた。好きって」 と、琴音がニヤニヤして言う。 「い、今のは間違えただけだし。しかも、ことちゃん。あの質問わざといったしょ」 「さ~ね」 あおい視点 「あおいってそらちゃんのこと好きなんでしょ?」 「え、あ、そうだけど」 う。さすがだな。恋バナ好きの陽飛。 俺は昔から背がちっちゃくて可愛いそらのことが好き。 「へー。でも早く告らないと取られちゃうかもよ?だって、そらちゃん男子裏人気投票ずっと一位だよ?」 「え。ほんと、、?」 たしかに、そらは人気者だしな。 「ほんとほんと。じゃ、今日告っちゃえ~~」 「う~告ってみる」 「そ、そら?今日一緒に帰らない?」 「いいけど」 素っ気ないけど、そらはツンデレだもんな~~ってことは、、。もしかして、、、 「そらって好きな人いる?」 「え、あ、う。い、いないし//」 「俺はいる」 「だれ?」 「さ~誰でしょ~当ててごらん」 「、、百瀬先輩、琴音、柑菜、澪、羽南、、、(学校の”そらを除いて”全員言う)」 「ちがう。あと一人いるしょ。俺の隣に」 「あ//」 「俺はそらのことが好きだ。一生幸せにする」 「//す、好きじゃないし。イケメンで頭も良くて運動神経抜群で優しいあおいなんて!」 「ほんとに?そっか。ごめん。無理やりで」 「ちが、う。私も、す、きだ、けど」 やった~!! 「ドキドキしてる、そら?」 「し、してない」 「じゃ、いつか、きっと、ドキドキさせてあげるね」

短編小説みんなの答え:0

八十八本の槍

…探検家のレスターは、世界中に散らばる八十八本の槍を集めると会えるという世界の母、「マザー・シー」に会うべく、仲間とともに世界を旅していた。八十七本目の槍を手にした時の話である… 「これで八十、七、か。」レスターは、森に住む一族が代々守り継いできたという槍を手にして呟いた。 「あと一本だ!」 そう喜びを露わにしたのは、レスターの二つ年下の少年で、ヨシトという。 旅を始めて一年ほど経ったとき、森の魔女が拾ったというのをもらったのだ。彼は、「ブラックボックス」という収納系の便利なスキルを持っていたため、荷物持ち兼魔具による魔法使いとして重宝している。 「最後の一本、検討はついてるんでしょ?」 後ろから艶やかな声をかけたのは、生まれ持っての魔法使い、イーサ。身の上は隣の家の人すら知らず、謎の美女だ。 「うん。僕が冒険を始めたのもその話がきっかけだったしね。」 「八十七本の槍を手にして天を貫く山に立つ時、母は槍と共に現れる、か。まさに伝説だよね。」 「うん。しかし槍は実在した。しかも、伝説と同じ力を持っている。必ず会えるさ、マザーには。」 レスターは、太陽のほうを仰ぎ見た。そこには、伝説と同じ槍のような山がそびえたっている。 『天の槍』なんて名前が付けられたその山に、マザー・シーは現れるという。 早速、槍を譲ってくれた一族に礼を言ってからすぐにレスターたちは天の槍へと向かった。世界の母に会える、そんな夢を抱いて。 天の槍を自力で登ったのは、実質一人だけだ。ワープポイントを設置し、それからは誰もが頂上へ行けるようになった。 時に盗賊を倒し、時に王に謁見して懇願し、時に気さくな人々に譲られ、時には売り買いされていたものを買い求め。 そうして集めた槍を抱えて、レスターたちは頂上へと降りたった。 「…何も起こる気配、ないけど。これで合ってるの?」 「バカ、ヨシト。そんなすぐパーっとなること、御伽噺でもないだろ。しばらく待て。」 レスターがそうヨシトを抑えると、ふと、イーサがレスターの前に進み出て振り返った。 「どうかした?イーサ。」 「お疲れ様、レスター、ヨシト。お見事だったわ。」 そう言って、赤毛の美しい魔女は、持っていた魔法杖をレスターの前に突き刺した。 イーサ、と呟きかけて、レスターははっとした。隣のヨシトはよくわからずにぽかんとしていたが、レスターは少し前に言った一言を思い出していた。 ー槍って、案外近くにあったりするよな。イーサの持ってる魔法杖とか、ほんとは槍だったりしない?さすがにそれはないかー 「気づかれたかと思ってびっくりしたよ。君の正確に感謝しよう。」 「イーサ、どうしたの?なんか変だよ?」 隣にいたヨシトが、あどけなさの残る不安そうな声で聞いた。 イーサは、魔女らしい艶やかな笑みをたたえて、はっきりと言った。 「自分で言ったでしょ、レスター。探し物は案外近くにあるって。私があなたの探し物よ。」 「マザー・シー?」 「そう。ヨシト、槍を頂戴。あなたたちのお父さんに合わせてあげるから。」 ヨシトは、逆らわずにすんなりと槍を取り出した。 山のような槍が、浮遊魔法によって空中に浮かぶと、一瞬で一本の槍へとまとまった。 「神なる父の眷属よ、その主が元へ導け。ほら、槍を握ってて。置いてかれるわよ。」 逆らう力が出ず、なぜか体が従ってしまう。いわれるがまま槍を掴むと、いつの間にか目の前に一人の男性がいた。 「こんにちは、息子達。私は君らの世界の父だ。よろしく。」 「この楽園の主ってわけですか。」レスターは、光あふれる庭を見回して言った。 「百八の世界の父でもある。もっとも、唯一不完全な君らの世界だけがそんなに変化を持っているんだがね。」 シーと呼ばれている妻は、はるか昔に夫によって創造された。他の百七の妻と共に。 唯一、不完全な生物を生み出した世界の母、シーは、世界が完全すぎた故に自死を選んだほかのマザー達とは違った。 最も聡い母でもあり、シーはあることに気が付いていた。 これは夫である神も知らない。 私が創造されたのも、百七の母達が自死を選んだのも、果ては夫が生まれたのも、私だけ不完全なのも、すべては誰かの思惑によって生まれた事実である。私の思考から、世界の末端にいる生物が考える一言一句まで、すべては神を超える何かによって動かされている、と。 今はただ、誰もが運命の下で操り人形として生きている。

短編小説みんなの答え:1

この恋いつだって永遠に______。

私の名前は結空。小学6年生。 「結空ー!宿題出した?」「あっ!ごめん!忘れてた!」 私に喋りかけてきたのは、幼馴染で初恋の相手である優。 優は、男の子だけど、顔立ちが可愛いいから、女の子と間違われるんだ。 そんなところも可愛い! 「結空!」「なに?」「今日の放課後空いてる?」 「うん!空いてるよ!どうしたの?」 「言いたい事が二つあるんだ、放課後教室に来てほしい!」 「わかった!いいよ!」「ありがとう!」 優が私に話たい事ってなんだろう? まぁ考えてもわかんないや! そして放課後になった__。 「優!きたよ!」優が振り向く。 「結空、俺さ、結空の事が好き、」「えっ!わ、私も好きだよ、」 「結空、付き合ってくれる?」「もちろん!!」嬉しい!! 「あともう一つ言いたい事がある」「うん、、」 「俺、あと1ヶ月しか生きれないんだ。だから付き合ってもすぐ終わりなんだ、」 「えっあっそのっえぇっそ、うなんだ、、」「ごめん、だから告白しときたいなって思った。」 「うん!あと一ヶ月大切にしようね。」「ああ。そうだな。」 そして優との楽しい日々が続いた。そのときは、とてもいきなりきたんだ。 「優!!優!優。優、、優!!!うぅ、、あ''ーー、、」優はお空に行ってしまった。 私は病室で何時間も泣いた。目が腫れるぐらいに。 この前、優と話したとき、別れないでおこう、って話したんだ。 この恋はいつだって永遠に____。

短編小説みんなの答え:0

妖は天に戻されてゆく

「沙・辻・梅か」この祠の神は沙辻梅というらしい。とても古い祠で苔も生えている。 「今日からこの祠の管理者だし掃除するかぁ」俺はとある理由でこの祠を管理することになった陽幸 たわしで苔を取っていると膝があたって部品が落ち割れてしまった。「やば祟られるかな?」 急いで戻そうとするも完全に壊れていて直せそうもない。途方に暮れていると目の前に足が見えた。 驚いて前を向くと耳が生え着物を着た女性が立っていた。『お前が封印を解いてくれたのじゃな?助かったぞ』 「ひぃ祟られてしまったのか?お払いにいかないと」『お前さん落ち着きな。我は沙辻梅。妖じゃ』 神じゃないのか?じゃなんで祠に?『実は神々を起こらせてしもうてな封印されておったのじゃ』 この出会いから約2ヶ月沙辻梅のいる祠に通い続けた。俺はだんだん沙辻梅に惹かれていった だが幸せな日々は一瞬で終わった。沙辻梅が居なくなると知ってしまったから。 『神々に封印を解かれたのが知られたのじゃ。天に戻されてしまう』 この2ヶ月惹かれていた人が急に居なくなるなんて信じられなかったがしょうがないんだと自分に言い聞かせた その日の夜は星がとってもきれいな夜だった。彼女は星に飛び込んでゆくように天に戻されてしまった 沙辻梅との別れから3年どうしても彼女が忘れられず毎日祠に通っていた すると『久方ぶりじゃのう。元気にしておったか?』聞き慣れた声が聞こえ前を向く 沙辻梅だとわかった瞬間自分の顔には涙がこぼれ落ちていた 一瞬で終わった幸せな日々がまた帰ってきたのだ

短編小説みんなの答え:2

終わりのない悪夢。

笑い声。 嫌な声がして、目を覚ます。 そこは、薄暗い自分の部屋。 ベッド、本棚、机、カレンダー、クローゼット、学校の鞄。 時計は、午前10時を指している。 みんな、何をしているのかな。 そう思うと、突然襲ってくる感情。津波みたいに、一気に他の感情を飲み込む。それは、一回だけでいいのに、何回、何十回、何百回と襲ってくる。 なぜ、学校に行けなくなったのか。 なぜ、笑い声が恐怖になったのか。 なぜ、自分が今こうしているのか。 なぜ、自分が終わりのない悪夢の中にいるのか。 誰か、教えてください。 学校に行けなくなって、 家族に決めつけられて、 あいつらは楽しく生きていて、 自分は終わりのない悪夢の中にずっといなきゃいけなくて。 もう自分で足掻くのはやめました。 這い上がっても這い上がっても、どんどん消えてって、最初に戻って、また繰り返して。 誰かに期待するのもやめました。 どうせどうにもならないから。 でも、人に頼らないって決めても どこかに、もしかしたらって思っている自分がいる。 それが、本当に、本当にあるとしたら。 自分を、この終わらない悪夢から、引き摺り出してください。 もう、嫌だ。 終わりのない悪夢を見るのは、もう嫌です。

短編小説みんなの答え:1

君を一人にさせない

君はもう何日学校を休んだだろうね。君の家族は『学校を休みたがってる』と言っているけど違うだろう? 君と行った夏祭りで「また明日、学校で」と笑顔で言っていたじゃないか。わからなかったよ、君が休む理由が こんなことを毎日考えているととっくに日が暮れて夜になってしまったんだ。 君がいないと学校はこんなにもつまらないんだね。君は僕にとってこんなにも大切だったなんて、ずっと一緒にいたのにわからなかったよ 君のことが好きなんだと自覚した次の日君の家族が病院に向かっている姿を見たんだ。 僕はご家族の後をつけてしまったんだ。そしたら君の名字[梨泰」という札がかかった病室を見つけてしまったんだ。 でも僕は後悔してはいないよ。澄玲の病室を見つけたことを 毎日ここに通おうと思ったんだ。これで毎日澄玲に会えると思ったから。 でも現実は甘くないんだね。澄玲は息を引き取った。僕が初めて病室に行った日の夜に一人で。 僕は毎日、澄玲のお墓に行って今日起きた出来事を話すよ。 もう君が一人ぼっちにならないように

短編小説みんなの答え:2

はじめて

私(美月)には付き合って半年の彼氏がいる。あの無口なイケメン、直輝と仲良くなれたのは奇跡だった。 -1年前- 「ごめんなさい!」 私は朝、急いでて前の男子(直輝)にぶつかった。背の高い男の子だった。 「大丈夫?竹刀袋落としたぞ?」 私は剣道をやっていて剣道部に入るつもりだった。その男子(直輝)は後ろを向かない。 「俺も剣道やってる。めーん。」 その男子(直輝)が振り向いてニカッと笑いながらそう言った。ネクタイの色が紺色だから同い年か。背が高いから年上だと思っていた。イケメンすぎて一目惚れした。初恋だった。 名前もわからないまま、男子(直輝)はどこかに消えた。これが直輝との出会い。 剣道部に入部してから、たくさんおしゃべりした。(直輝に私が一方的に喋るだけだった。名前も呼んでくれなかった。)数ヶ月経つと、直輝も喋ってくれるようになった。名字で呼んでくれるようになった。遊びにも行った。下の名前で呼んでくれるようになった。そしてある日 「俺、人とこんなにしゃべれたのはじめて。女子と友達になったのも。美月、好き。」 告白された。もちろんokした。それからはお互い、悩みも面白かったことも、不満も全部、言えるような関係になった。直輝がいる毎日はとっても楽しい。 変な文章ですみません。先輩の恋ばなを 元にしてます。

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