短編小説の相談いちらん
短編小説
みんなが作った短編小説のコーナーだよ。※2024年9月30日までの投稿で受け付けを終了いたしました。
お月見
ある満月の夜、深い森の中では、オツキという名の若き狼男が、月の光に照らされて変身を遂げます。彼は狼としての力を持ち、森の精霊たちとともに生きる存在です。しかし、彼の心には一つの願いがありました。それは、心の奥底に秘めた愛を見つけることでした。 その頃、ツキミという名の少女が住んでおりました。彼女は特別な力を持ち、気温が35℃を越える晴れの日には、驚くべき身体能力を発揮します。ツキミはその力を使って、森の中を駆け巡り、日々の冒険を楽しんでおりました。 ある晴れた夏の日、ツキミが森を訪れた時、彼女はオツキの姿を目撃します。彼女の心は、まるで月の光が彼女を包み込むように、彼に惹かれていきました。オツキもまた、ツキミの力強さと美しさに心を奪われ、彼女の存在を求めるようになりました。 しかし、二人の間には大きな壁がありました。それは、彼が狼男であり、彼女が人間であること。彼らは異なる世界に生きているのです。しかし、月の光と太陽の光が交わる瞬間、彼らの愛は時を超えて結びつくことができました。 満月の夜、オツキは狼の姿でツキミの前に現れます。彼女はその美しい姿に驚きながらも、恐れずに近づき、彼の心の声を聞くことができました。「私は君に出会うために、森に帰ってきた。」その言葉は、ツキミの心に響きました。 二人は、異なる力を合わせて、共に過ごす時間を大切にすることを決めました。ツキミの力がオツキを支え、オツキの野生がツキミに新たな冒険をもたらします。彼らは互いに理解し合い、愛を育んでいくのでした。 そして、季節が巡る中で、彼らは共に成長し、様々な困難に立ち向かっていきます。愛が深まるにつれて、彼らはその絆をより強くし、ついには運命を共にすることを選ぶのでした。 読んでいただき、誠に有難うございました。狼男のオツキ、太陽神の末裔のツキミように、異なる種族による愛の物語は、時に試練を伴いますが、それを乗り越えることで、より強い絆が生まれるのですね。あなたもこの物語に共感する部分がありましたでしょうか?この物語で伝えたかったことが、例え身分、人種、何次元でもお互いに愛し合っている愛の力は時には自分自身も世界も変えることがあるのですね。
とあるカップルの話
オレの名前は松本 晴真(マツモト ハルマ)。 今、彼女の松島 春菜(マツシマ ハルナ)とケンカ中。 春菜「最近帰り遅いね。浮気、してないよね。」 オレ「してないよ!」 春菜「だって、最近コソコソしてるもん!」 オレは、春菜の誕生日にサプライズパーティーをしようと思って、 友達と準備していたが、春菜が浮気をを疑ってくるとは思わなかった。 春菜「なんで...っなんで浮気なんかするのよっ」 あぁ、完全に浮気だと思ってる。 春菜「ひどい...晴真..くんのこと...信じてっ...たのにっ!」 オレ「あああああ泣かないで!浮気してないから、信じてくれ!」 春菜「じゃあ...っなんでコソコソしてたの!おしえてよ!」 オレ「...」 春菜「やっぱり...」 オレ「分かった分かった説明するから! オレは、春菜のために誕生日ゴニョゴニョ...」 春菜「聞こえないわよ!」 オレ「春菜のために誕生日パーティーをしようと、友達とこっそり準備してた...///」 春菜「え...私のために...///」 オレ「そうだよ!」 春菜「あ...えっと...ごめん...」 オレ「いーよいーよ、オレこそ心配させてごめん。」 春菜「うーんどーしよっかなぁ?」 オレ「は?」 春菜「ちゅ...ちゅうしたらゆるす...///」 オレ「な...何言ってるの///いーけど///」 めでたしめでたし! ☆*:..。. あとがき .。.:*☆ どうも! アイちゃんだよ はじめて恋愛系のかいてみた。 どうかな? 感想・アドバイス待ってるよ!
命の奇跡、出会いの奇跡。
私には好きな人がいる。 彼はクラスで目立つ方というよりかはおとなしめな方だ。 でも、存在感が薄いというわけではない。 不思議な人だ。 でも、 誰よりも優しくて気遣いができる。 そんな彼と仲良くなりたいと想い続けて、半年。 接点すら出来ない。 「はぁ…」 暗い外をみる。 今、私たちは避難生活を余儀なくされている。 大型台風の影響だ。 台風が過ぎ家に戻ると、私は言葉を失った。 『これが、私の家…?』 赤くてきれいだった屋根は土色に染まり、原形をとどめていない。 家の窓も。 家の塀も。 育てていた花も。 ーーなにも、ないーー 『もし、私が避難していなかったら…?』 「おえっ、ゲホ、ゲホッ…! ……っ!ふぅーっ!」 私は。私たちは。間違いなく、目の前に広がる光景の一部分となっていただろう。 失って、初めて気づいた。 命の儚さ。 ここに存在する、奇跡。 彼と出会えた、奇跡。 私は空を仰ぐ。 ああ、今日という日を、ありがとう。 明日はきっと、今日よりずっと、明るい未来がまっている。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 初めまして、あるいはお久しぶりです。 あさがおです。 小説って、難しいですね…。暖かい目で読んでいただけると、幸いです。 (ちなみになんですが、小説内の「育ててた花」って、アサガオをイメージしてます笑←どうでもよすぎる情報…。)
告白の仕方 ー紅に変えてー
今日、私は告白する。ーー予定だ。 「やっほー、綾人(あやと)。さて、私は今日何が変わったでしょーかっ」 仲の良い綾人に私は難題を押し付ける。 「あっわかった」 どうせ答えられないでしょ。そう予想する私の考えは一瞬にして砕けた。 「ネイルと、新しい服だろ?あとは、あっピアス。それと、ヘアアクセサリーだ」 めっちゃ見つけるじゃん。 「正解!…だけど、もう一つありまーす」 「えっ」 綾人は考えてから、そしてギブアップした。 「わかんない。答えは?」 私は彼のネクタイを引っ張って自分の唇から彼の唇に触れた。 「正解は、口紅を薄い赤から紅に変えたんだよ」 「な…」 「ねえ、綾人。私ね、綾人が好き」 「…俺も」 彼はぼそっと呟いた。 私の口紅がほんのり付いた顔を赤くして。 ーーーーーーー 口紅の色は「薄い赤」から「紅」になってます 気持ちが深くなったということです…
ちょっとした昔話(フィクション)
昔話だ。 ある村に大きな怪物が襲ってきたそうだ。 その怪物は村人をバクバク食い始めたそうだ。 村人はなすすべがなく、ただ死を待つだけだと思っておった。 その時だ。 まだ五つにもなっていない子どもが、 怪物の口めがけてとびこんでいった。 もちろん、怪物はその子をたべようとする。 しかし、怪物は絶叫しながらその子を吐き出し、山へ逃げてった。 なんでも、その子は怪物が村を襲ってきたときに、 体に神棚にあった酒を体にかけて、最初から怪物にとびこむつもりだったそうな。 「神様が怪物を追い払い、この子を守ってくれた」 村人はその子の勇気と、神様の力に感謝して、去年村が消滅するまでしあわせにくらしたとさ。 えっと、ちょっと話がおかしいのはこの話が口伝えだったからだぞ。けっして、この話が嘘っぱちではないからな。 ふう、子供相手に話を即興で作るのは、案外大変だな。まあ、それが本当の話じゃなくても、それで良いと思ってくれたならいいんだが。
大正の恋物語
これは、大正時代にありし男女の恋物語 あるところに尾形といふ男と真理といふ女がいた 二人は幼い頃からの仲で、よく一緒にいた 尾形は黒の亀甲の大島袖を着た人で、頭もよく、秀才なりと評判だった 真理は市松模様の着物にレンガ色の袴を着た人で、家事を完璧にこなす人なりき 二人が18の時、真理と結婚したいといふ男が現れた 大和といふスーツにシャツ、ネクタイに山高帽をかぶりし、ハイカラなる男なりき どうやら、真理の評判を聞き興味をもちけりき 最初は真理と尾形の両親は戸惑った 実をいふと真理と尾形の間で結婚の話があがっていたのである されど、大和の家系やら稼ぎやらを聞く間に 、両親は大和と結婚させしほうが真理も幸せなのならざるかと考ふるやうになりし 真理自身もそのほうが両親に楽させてやれると考えたがどうも決断ができなかった 尾形の顔やら思ひ出やらが頭をよぎるよりなり されど大和は『早く決めてくれざるか』とあまりに急かすので、真理は大和との結婚に頷いてしまったのである かくして、真理は大和と結婚することになってしまった それを知った尾形はどう思ひしや、誰も分かるまい さてとうとう結婚の前日の夜 美しき月夜だった 真理は星が光る空を一目見て、少し悲しげなる顔をせし後に寝床に入りき 『尾形と結婚せまほしと一言言はば、少しは違ったのかしら』 そう思ひながら目を閉じき その時に微かに足音がせし、外からなり もしやと思ひ、外に駆け寄り音のする方を見き それと同時に誰かの人差し指が真理の口に触れき 『静かに』 そこに居しは紛れもなく尾形なりき 『漸(ようや)く会へし、真理が見ず知らずの男との結婚を了承するはずが無き、きっと相手に急かされて了承させられたのだろう?』 全くその通りの事を言われたので驚きて 『なぜわかりしの?尾崎には話していないのに』 と言ふと 『勘だよ、18年も一緒なのだより、これくらいはわかる』 と言いき 『ならば尾形、私が今どうしたいのかもわかる?』 『あぁわかる、一緒に逃げむ、二人で居よう。』 それより二人を見し人はいない 月に一度、真理より両親に手紙が届くと噂があるが、それさえ人伝いの話なれば真偽は定かならず 二人が駆け落ちしたと聞きし大和は 『そうしたいならば最初から言えばよかったのだ』 とどこか淋しげに呟いきといふ 二人を見守るは月明かりのみなり
黒歴史ノート
そのノートからは何か危険な気配を感じる。何世代も前のプリキュアの絵で飾られたノート。これは、【黒歴史】の宝庫だ。 もうすぐお姉ちゃんと部屋を分けるため、私は今物を整理している途中だ。 断捨離中で見つけたこのノート。捨てるか捨てないかは中身を見ないとだが… 「えぇい!」 思い切ってノートを捲った。その瞬間、目にはおびただしい量の文字と下手な絵が映りこんだ。 サイコパスに憧れてたのか…自分は吸血鬼だと思ってたんか… 鳥肌が止まらない。鳥になりそう。死ぬ…ページをめくる度に体力が削られるような感覚に襲われた。 そんな中あるページが目に止まった。5年前に亡くなった母が描いた絵だ。元々画家志望だった母の絵は、取り込まれてしまいそうな魅力がある。 絵だということが忘れられるような美しい絵だ。リアルさも筆感も全てが魅力的だ。 そこからぼーっとしていると、いつの間に時間が過ぎていた。 ーいいや、このノートは捨てよ。 ゴミ袋の中にノートを放り投げた。さて、断捨離はじめよう。 すると、推しの絵が目に映った。吸血鬼のキャラだ。あの時から推してたっけ…そのお陰で友達もできたんだった。サイコパスキャラに憧れてた時は、人体について勉強したなぁ笑 何気ない事もノートの事に関連していた。恥ずかしさで火照っていた頬は、懐かしい気持ちでいっぱいになり、涙が伝った。 私は放り投げたノートをダンボールにしまった。恥ずかしさが完全に無くなる訳じゃないけど、なんとなく取っておいても良い気がしたのだ。 そんな事をしている内に空はオレンジ色になっていた。もうこんな時間だ。 私は前を向いて、またノートを開いた。
風の囁き
青空の下、緑の校庭を吹き抜ける風が心地よかった。高木悠真(たかぎ ゆうま)は、一人でベンチに座り、目を閉じて風を感じていた。彼の隣には、親友であり、彼が密かに想いを寄せる相手、佐藤凛太郎(さとう りんたろう)がいた。 「悠真、何考えてるの?」凛太郎が尋ねた。 悠真は目を開けて、凛太郎の明るい笑顔を見つめた。いつも元気で、誰にでも優しい凛太郎。そんな彼に惹かれてしまった自分の気持ちを隠すのは辛かった。 「何も、ただ風を感じていただけだよ」と悠真は答えた。 凛太郎は笑い、「悠真はいつもそうだね。風や自然のことを考えてる。でも、俺はそんな悠真が好きだよ」と言った。 その言葉に悠真の心臓は大きく跳ね上がった。「好き」という言葉が頭の中で何度も反響する。もちろん、友人としての「好き」だとは分かっているが、それでも胸が熱くなる。 「ありがとう、凛太郎。でも、俺にはもっと話したいことがあるんだ」と悠真は静かに言った。 凛太郎は首をかしげ、「何かあったの?」と心配そうに聞いた。 悠真は深呼吸をし、勇気を振り絞った。「実は…俺、ずっと君のことが好きだったんだ。友達としてじゃなくて、もっと特別な意味で」 凛太郎は一瞬驚いた顔をしたが、すぐに穏やかな笑みを浮かべた。「悠真、それは本当に嬉しいよ。実は俺もずっと君のことを特別だと思ってたんだ。でも、どう伝えていいか分からなかった」 その言葉を聞いた瞬間、悠真の胸にあふれた喜びは言葉にできなかった。彼は凛太郎の手を取り、握りしめた。「ありがとう、凛太郎。君がそう思ってくれて本当に嬉しい」 二人はそのまましばらくの間、手をつないで風に吹かれていた。これからの未来がどうなるかは分からないが、二人で一緒に歩んでいくことだけは確かだった。
ねえ
あの日から、私の大切な人はいなくなった。 病気で彼は亡くなった。 周りは泣いていた。 でも、私は泣かなかった。 「彼女なのにありえない」「ひどい」そんな声が聞こえてきた。 でも、気にしない。私が泣いてしまったら天国で彼も泣いてしまう。 だから、涙をこらえていた。 本当は、泣き叫びたいほど悲しかった。 でも、約束したんだ。 彼が死ぬ前、「泣くなよ。お前が泣いたら俺は天国に行けないから。」といったから。 だから泣かない。 彼のことが大切だから。 彼が安らかに眠ることができるようにする。 これが私から彼への精一杯の恩返し。 でも、こらえるのもこれで限界。 泣きたいよ。 ねえ、もう天国ついた? 泣くよ。私、今から泣くよ。 涙が止まらない。 彼との思い出がよみがえる。 ねえ、会いたい。 もう一度あなたに会いたい。 ねえ、聴こえてる? いつもみたいに返事してよ。
本当に本心ですか?(最後字数足りず変です)感想待ってます
「ふんっ。お兄ちゃんなんか大嫌いっ!!」 「あ、、夏李(なつり)」 私は、未来 夏李(みらい なつり) 兄の秋李(あきり)と喧嘩中 本当にありえない! 私は自分の部屋に戻った。 ピロンッ♪ 「ん?LINEだー.え?誰、、」 突然身に覚えがない人からLINEが来た。 一応見とくか..? [それは本当にあなたの本心ですか?] は?何これ、、? [これを見てください] ん? 突然、目の前が暗くなったと思ったら、なんだか懐かしい光景が、そこにはあった 〈お兄ちゃーん!早く。早くー〉 え?あれって、幼い私? そこには私の幼い姿があった そして、兄も一緒に。 〈あ!夏李!危ない!!〉 え?あ!小さい私。何してんの!車にひかれる!! その時、、 バァアン!!! 〈お、お兄ちゃん?お兄ちゃん!!ねぇ?お、おにい、、ちゃん?〉 ?なんで。私の声が聞こえるの? 私が瞑っていた目を開けたらそこには考えたくもない光景が、、 !!! う...そ お兄ちゃんがぁあー!! そこには私の代わりにひかれたお兄ちゃんが倒れていた 血が止まらない。どんどん血が出てくる、、 お兄ちゃん...。 パアァッ 「うわ!あれ、、?戻ってる」 もう一度暗くなったと思ったら、いつもの何気ない私の部屋に戻って来ていた [あなたは昔。車にひかれそうになったところをお兄さんに救われたのですよ] え。そんなの、、覚えてないよぉ... お兄ちゃん。 [あなたはお兄さんと喧嘩中でしたよね?先ほどの光景を見て、あなたが発言した言葉は本心ですか?] 違う。あれは本心じゃない。 私は、、私の、、本心は!! 「お兄ちゃん!!!ごめんなさい。私、昔.お兄ちゃんに助けられていたこと忘れてた!お兄ちゃん、私。お兄ちゃんのこと大嫌いって言ったけど、本当は!大好きだよ!」 「俺のほうこそ、ごめん。俺も夏李のこと家族の中で1番大好き!1番大切な存在!」 [もしかしたらあなたのところにも行くかもしれませんよ] ___________ 作者:にこ 感想待ってます
錠菓
きょうは、おはかまいりに、いきました。 おとおさんと、おかあさんと、いもうとの、めいにち、だからです。 おじいちゃんと、おばあちゃんといきました。 かえりみちに、ぼくは、ひとりで、だがしやさんによりました。 もう、ごさいだからです。 ひとりで、といっても、おうちのめのまえなので、たいしたことではない。といっておじいちゃんが、ゆるしてくれました。 でも、おばあちゃんは、しんぱいそうにしていました。 だがしやさんについて「こんにちわ!」と、いつものようにげんきにあいさつしても、だがしのおばちゃんがへんじを、してくれませんでした。 しかたがないので、ひとりで、おかしをえらんで、ぴってするところに、いきました。 「これください!」とおかしを、だいに、おくと、おくから、みたことのない、おねえさんがでてきました。 そのおねえさんは、かみのけが、とてもながい、おねえさんでした。 めがとっても、きれいな、おねえさんでした。 おねえさんは、だがしを、ぴっ、としながらぼくに 『ひとりでおかいものにこれる、ぼくには、おまけで錠菓をあげるね』 といいました。 ぼくはとてもうれしくなって、 「うん!」 といい、おうちにかえってからよるごはんのあとに錠菓をたべました。 そのあとちゃんとはをみがいてねました。 永べなおぼぼ〟 〟と お 遠つんせくくうお い に ににかんははんに う い しいへこまし!い イ ち あいんういあ〟ち モ ゃ わのだのにわ ゃ ウ ん せでなにちせ ん ト ! なすぁおちで ! の お の といいす あ こ き で おのさ そ え て 。 もすい ぼ で ! いるは ! め まはこ を すこで さ がです ま す し ま し た )))))))) ここまで読んでくださり、ありがとうございます。 初投稿めっちゃ誤字ってました。 すみません。 文字ずれてたらたらすみません。
日差しが地面を照りつける、夏の暑い日。私の恋は…
日差しが地面を照りつける、夏の暑い日。 私の恋は、始まりを告げた。 目の前を通る人影に思わず顔をあげた。 私ー桜井詩織(さくらいしおり)の前を通ったのは、やはり大好きな彼ー加納莉斗(かのうりと)。 さらっとした髪の毛に、吸い込まれそうなほど大きく、澄んだ瞳。 あんなに眩しい彼の隣に私がいられるわけがない。何もかも平凡で、特別な要素がないから…。 分かっているけど。 それでも私のことを少しでも見てくれないかなあって思ってしまうのは、やっぱり加納くんが好きだから。 私が恋を自覚したのは、ちょうど1年前。 きっかけはよく覚えていない。ただ、気づいたら好きだった。 かばんからお弁当を取り出し、手に持ったまま席をたつ。 その時、笑顔で私のもとに彼女が向かってきた。 「詩織!今日は中庭で食べたいんだけど、いいかな?」 「うん、もちろん。行こう」 「ほんと?ありがと!実は、ちょっと話があってさ」 そう言って前を行く彼女の後ろを私は着く。 彼女は中嶋楓(なかじまかえで)。私の幼い頃からの親友。 何もかも平凡な私と比べて、彼女は特別だ。 背が少し高くすらっとしていて、だけど幼い一面があるというギャップ。おまけに優しく、美少女。 そんな彼女と中庭のベンチで隣あって座った。 お弁当箱のふたを開けながら、楓が口を開いた。 「ねえ、詩織。私、好きな人ができた…」 「え?だれだれ…!?」 あの美少女の楓が恋。誰がライバルでも、楓の恋は実る…そんな予感がしてる。 楓の恋路をどうやって応援しようか。そんなことを考えていたとき、楓は頬を赤く染めて言った。 「加納くん。私、加納くんに恋してる」 「へ…?」 思いもしなかった人の名前が楓の口から飛び出した。 驚きとショックのあまり、私は言葉を失った。 「加納くんさ、まず超かっこよくない!?それに、この前親切にしてもらったんだあ…好きになっちゃうよ…」 顔を赤くした彼女を見て、私はぎこちなく笑った。 頭が真っ白になって、この後どんな会話をしたのかも、よく覚えていない。 楓は恋愛に積極的であることを私はこのとき知った。 休み時間などで楓はときどき加納くんに話しかける。 「加納くん、ごめん。解説聞いたんだけどさ、ここが分からなくて…教えてほしい」 「ねえねえ、加納くんって彼女いたりする?」 「次数学だって…私数学苦手だから嫌だなあ。加納くんは数学得意?」 2人が話すとき、お互いがお互いを見ていて、笑顔が多い。 その光景を目にするたび、私はぱっと目をそらす。 胸がずきずきと痛む。 そんな時、近くから数人の女子の声が聞こえてきた。 「ねえねえ、加納くんと中嶋さんってお似合いだよね!」 「分かる!美男美女って感じ」 「付き合うのも時間の問題な気がするなあ」 分かってる。そんなの私が1番分かってるよ。 最近お互いを名前で呼んでるのも聞いたことあるし。 楓のことも、加納くんのことも大好きなのに。でも、もう分かんなくなっちゃったよ。 ある日の放課後だった。 今日は楓と一緒に帰る約束をしていて、校門前で待ち合わせになっていた。 私が昇降口で靴を履き替えていた時だった。 「あれ?桜井さん?」 「え…?」 胸がとくんと高なった。後ろを振り向くと、そこにいたのはやっぱり加納くんだった。 「今帰り?」 「う、うん。加納くんは…?」 「僕はこれから部活のミーティングがあってね。…あ、急いでたんだった。またね!」 そう言って手を振って去ってしまった。 その背中に向かって手を振る。 加納くんが話しかけてくれた。それだけで、胸がいっぱいで。 ああ、やっぱり私加納くんが好きだ。誰にも負けないくらい、好き。 楓にとられたくない…! 胸がきゅうっと締めつけられる思いがした。 楓と話をしよう。楓に本当のことを言おう。意を決して私は校門に向かって歩いた。 校門には既に楓がいた。楓が私に気づいて手を振る。 私も手を振りかえして、楓の一歩前を歩いた。 「あのっ、楓…」 小さな私の声は楓の耳には届かない。 楓は私の声には気づかずに、嬉しそうに私の名前を呼んだ。 私は振り返る。 「詩織…!私、莉斗に告白されて、付き合うことになった…!」 世界がモノクロになっていくような感覚。頭の中が真っ白だった。 ああ、私はもう手遅れだったのか。 最初から分かっていた。分かりきった結末だった。 私は楓に背を向けた。そして、涙が頬を濡らさないように上を向く。 精一杯の笑顔をつくって私は言った。 「そっか。おめでとう」 日差しが地面を照りつける、夏の暑い日。 私の恋は、終わりを告げた。中2の夏だった。
花とあなた
題 花とあなた クラスの端っこによくいる子 その子に俺は3年間片思いをしている その子はまるで近所に咲いている白い花の ように肌は白くとても美しい 今日も授業中あなたのことを眺める 儚くてとても消えそうな感じ… ある日俺は学校に遅刻しそうになり急いで 走る奥からは救急車の音が響く 誰か事故にあったのか?近くには警察も 来ていた そんなこと気にしてる暇なんてない急いで 学校に向かう 事故が起こった近くを通る時やっぱり 気になった見てしまった そこにはあの綺麗な白い花の一部がどんどん赤く染まっていって赤い花になるところ それをみた俺の目からは花びらが 散っていった ーEndー
羊狩りのリーヴァ
13年前、この世界を悪夢が襲った 日がサンサンと地面に照り付け、嫌なほど暑苦しい日だった。 日がやっと落ち始めた夕方ごろ、地面に大きな亀裂が入り、 ゴゴゴゴ…という地鳴りの後に、突如地面が小刻みに震えはじめた。 その災害の結果、小さな島や大陸、そして船乗りの航海士たちが海へ沈み、 鉱石を集めに採掘場にいた人たちは大きな石に押しつぶされ、 栄えていた多くの村が壊滅した。残った村も、1つが細かく分裂し、 頼れるところがなくて人々が餓死していった。 この「悪夢」を乗り越えてきた大人たちのおかげで、 僕は生まれることができたんだ。 「父さん母さん、行ってきます。」 僕は今日、この、村と人々が散らばって暮らす、 自然豊かなみたことのない世界に旅立つ。 「ホント、大きく育ったものだよ。」 「大袈裟だなぁ」 母さんの手が僕の額に触れる。 「ハハ。じいさんの血は薄れてないなァプロ。」 「嬉しいぜぇ」 父さんは、僕の肩をトン と叩いた。 2人の手は畑の泥で少し汚れていた。 「少しだけどこれ」 そう言って母は今まで採ってきたのであろう 出来のいいリンゴやニンジンが入った袋を僕に突き出した。 「少しだけど足しにしろよ」 母と父からの愛情をひしひしと感じ、なんだか 照れ臭くて、嬉しくなった 「ありがとう!行ってくるよ」 そう言って、僕は斧と袋を持って、山岳地帯へと、 走り出した。 「行ってらっしゃーい!」「猛獣に気をつけいーよ」 村のおばさんやおじさんの声が聞こえてきた。 さぁ、いくぞお! ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 5日目の夜 「んんっぎゃぁーーー!」 大きな月明かりの下で、大きな叫び声が響いた。 プロは今、大型の敵対羊、マレーシィプに追いかけられていた。 「助けてぇ!」 村を出てから一睡もしていない。 火をつけることもできないから、肉を食べることもできない。 疲れた。もう死んじゃうかもぉ。薄れゆく意識の中 思い出したのは、村のみんなと食べた大きなお肉だった。 父さん、母さんごめん。 ついに僕はたおれこんだ。 羊の突進を喰らう… そう思った時だった。 月明かりに照らされた小さな影ーーーひとか? 「おい弱虫、死んでねぇかテメェ」 よくなびくしし色の髪を一つにまとめた女の子だった。 この一言を搾り出すのも精一杯だったのに 「ごめん、僕も戦うy」 少女は僕を遮って喋り出した。 「私はリーヴァ。羊狩りだ!ろくな力にゃねぇくせに でしゃばんな!ガキは寝て待ってろよ。」 そう言って10秒も経たぬうちに大型羊を仕留めた。 安堵した僕はいつのまにか、木の下で眠っていた。 ん、、焦げくさ…もうちょい寝かして、、 「起きろ弱虫!」 僕はリーヴァの拳骨を喰らって目が覚めた。 「いってぇ。ひでえぞ弱虫って言うのは!拳骨も痛かったんだびゃぁ!?」 僕が喋っているのをまたまた遮って、顔に羊肉をぶつけた。 「救ってもらったのに嬉しくねぇのかテメェ。とりあえず 食え。人が死ぬのはみたくない。かといって、 私の羊を渡すのは…癪だが、、、」 彼女はそう言ってそっぽを向いた。 「ありがとう。ぼ、俺はプロだ。よろしく」 そういった俺はもらった肉にかぶりついた。 久しぶりに食べたご飯は美味しくて目から自然と涙が出てきた。 「泣くんじゃねぇよ。弱泣き虫」 食べ終わった後、俺はずっと気になっていたことを聞いた。 「なあ、お前さなんで旅に出た。冒け」 「違う!」 さっきまで大人しかったリーヴァが急に声を荒げた。 「お前、13年前の悪夢は知ってるだろ!? あの時、私の両親は死んだ! 一緒に生き残ったばあちゃんも、私と引き裂かれた。 4歳だった私は、あの頃からずううううっと旅を続けてきた! 羊を狩っているのは、ばあちゃんに届けるためさ!お前なんかとは違う…」 声を震わせながらに話した彼女を、今度は僕が遮った 「いいよ、これはお礼だ!俺がお前を手伝おう!」 「うん」少し沈黙が続いた後、リーヴァが口を開いた。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「おばあちゃん!」「リーヴァ!」 1年経ち、ようやく二人は再会を果たした。とても嬉しそうだ。 「ありがとう、弱虫、おかげでおばあちゃんと会えたよ。」 俺は若干苦笑いして応えた。 「礼にはおよばねぇけどよ、弱虫呼びはやめろって」 ニヤニヤして、リーヴァはこっちへ向く。 「ヤァーだね!」
おばあちゃんのピアノ
私は莉緒。 私には認知症のおばあちゃんがいる。 体も悪く、リウマチという病気になって、毎日寝たきり。 元気だった頃は、おばあちゃんはよくピアノを弾いていた。 私もおばあちゃんの真似をして、小さい頃からピアノを弾いていた。 おばあちゃんはバラードが大好きで、よく私に聴かせてくれた。 おばあちゃん、よくならないかな。 私は、毎日おばあちゃんに話しかけている。 おばあちゃんが何か思い出すんじゃないかと思って。 「おばあちゃん、私の事分かる?」 分かってもらえないけど、おばあちゃんはこう言う。 「分からないけれど、きっと私の大切な人なのね」って。 私はそれでも毎日、おばあちゃんに話しかけた。 しかし、よくはならなかった。 次の日、容体が急変し、みんなが慌て始めた。 私は、みんなが騒ぐ中静かにピアノ椅子に座った。 そして、おばあちゃんが好きだったバラードを弾き始めた。 (おばあちゃん、分かる…?) 弾き終わった時、おばあちゃんはとても安らかな笑みを浮かべていた。
あなたよりも速く (自信作!)
『君はあの人にそっくりだね』 『ほんと...2年前のあの子みたい』 『思い出しちゃうな、あの人のこと』 僕は一ノ瀬京太(いちのせきょうた)。 中高一貫校に通う、高校1年生。まぁ僕は、高校からこの学校に入ったんだけどね。 部活は陸上部で、短距離走が得意。この間の大会も、なんと優勝してしまった! ...これから放課後の部活だというのに、気分が落ち込んでいる。 席を立って行ける気がしないぞ... 「どーしたんだよ、そんなシケた顔して」 不意に背中をポンとやられ、短い悲鳴をあげてしまった。 振り返るとそこには、幼なじみの園川日向(そのかわひゅうが)が、悪戯っぽい笑みを浮かべ立っていた。 ちなみに日向はバスケ部。 「日向ぁ...ビックリした」 「ははッ、悪ィ悪ィ。ところでお前、また言われたのか?」 「...アタリ」 そう。僕はよく言われるのだ。 『2年前のあの人みたいだ』と。 2年前のあの人──顧問の先生によると、当時中学2年生だった夏宮灯馬(なつみやとうま)という生徒のことらしい。当時中2ってことは...今は高2か。年度変わってるからね。 しかし彼は、中2の終わり際で海外に転校してしまったそうで、もうこの学校にはいない。 彼も陸上部でスプリンター。彗星の如く現れ、この学校にいた2年間の大会ですべて優勝したんだそうだ。 転校してしまった今も、陸上部らしい。 そんなすごい人に似てるって言われて、嬉しいかと思いきや...僕はとても寂しかった。 僕は僕[一ノ瀬京太]でなく、[夏宮灯馬の面影]として視られているような気がするからだ。 「気にすんなって。人は前例があると当てはめたくなるモンなんだよ。お前はお前だ」 今度は日向の笑顔が優しくなった。 「うん...ありがとう」 部活が終わっても、僕は一人で少し校庭に残っていた。なんだか、すっかり日も暮れたこの空をしばらく見ていたかった。 遠くから、砂利を踏みしめる音が近づいてくる。誰だろう。 暗い中、僕は目を凝らして見た。──知らない人だ。 「あの...あなたは?」 「......夏宮灯馬」 「──えっ?」 嘘だ。夏宮灯馬は海外にいるはず。こんなところにいるわけがない。 「...やっぱり驚くよね。でも嘘じゃない。ぼくは確かに夏宮灯馬だ」 そう言って彼はグラウンドを見渡した。 「あー、やっぱりもう部活終わってたかぁ。残念。久し振りにここの校庭で走りたかったんだけどな」 考えるより先に口が動いた。 「あの!僕と...勝負してください。100メートルで」 「え...いいけど、どうしたの...?」 僕は自分が言葉を発したことに気づいた。 「今まで僕はずっと...あなたに似ていると言われてきました。僕が僕じゃないみたいで...寂しかった。悔しかった。でも、少しだけ...あなたに憧れた」 感情が、溢れてくる。 「あなたがどんな人なのか、確かめたいんです」 ...言ってしまった。 「......そっか、わかった」 準備が終わって、スタートラインに僕らは立った。 しかし校庭には僕ら二人きり。スタートの合図は夏宮さんがしてくれることになった。 「じゃあいくよ。On your marks──」 緊張、ワクワク、恐怖、希望。 「Set──」 ラップ音と同時にスタート。ふたりぶんだけの足音。 速く、速く、速く。 あなたよりも── あとがき 結果はご想像におまかせします。 どっちが勝ったと思いますか?
ありがとう (感動)
「ままー?なにしてるのー?」 『ふふっ、内緒。あさちゃん、パパとおやつ食べておいで』 「やったぁ!ぱぱー!」 あさちゃんは、今年で6歳になる。元気で活発で、心配な所もあるけど、、やっぱりカイトさんに似てしっかりしてる 「ままー!ぱぱがおやつこぼしたぁ!」 『あらら、もうパパったら!』 「ごめん、ごめん」 『あさちゃん、教えてくれてありがとう』 「ままのためだもん!」 あさちゃんはママっ子であり、パパっ子だもんね 「まま、おうたうたってー!ねんねするときの」 『おいで、か、パパも』 あさちゃんが私の膝の上に頭を乗せた。カイトさんも近くに寄った 『輝く星を眺めてたら、いつしか眠れなくなったの。輝く星が僕にとって、勇気の源だから』 「あさ、おやすみ」 『おやすみなさい』 ーー 『はっ、、夢、、か』 いつもこの夢だ。カイトさんとあさちゃんが亡くなって、2年たった お墓参りに行く時の夢はいつも、幸せだ 『行ってきます』 ーお墓ーー 『カイトさん、あさちゃん、きたよ』 (待ってました!あさ、ままきたよ!) (まま!ままだぁ!) 『カイトさん、、あさちゃん、、』 (何で泣いてるの?) (ままないちゃだめ!) 『ごめんね、、』 (ここにきた時ぐらい、笑ってほしいなぁ、ねー?) (ねー!) 『カイトさん、あさちゃん、大好きよ』 (あさもだーいすき!) (パパもね、大好きだよ) お墓にくると必ず聞こえる、聞こえる大好きな声 守れなかった大切な人の声 私にはこう聞こえてる カイトさん、あさちゃん、あなた達は私の大切な家族。いつまで経っても (ありがとう) (まま、またきてね!) 『また、来るね』 ーENDーー どうでしたか? 変なところがあるかもしれませんが許してください、 ではっ!
あの日あの人がいたから
私には好きな人がいる。 それは、ケイだ。 「ねぇ、設楽さん、学校案内しようか?」 「う、うん、いいの?私、この学校でもいじめられるのかな。もし、 そうだったら鈴木君助けてくれるのかなボソッ。」 「設楽さん?アンナ!」 「え?い、今、呼び捨て、、、した!?もしかしてケイ?」 「うん。あのー、小さいころ親同士が仲良くて、仲良くなっただろ?」 「うん。でもねー。」 「どうした?」 「ケイ、好き。」 「うん、俺も、初恋だったから。今も好きだったんだよ」 そうして私はケイと再会し恋仲になったのだった。 だが、幸せなことだけじゃなかった。 その一週間後、妹・アンリが持病の心臓病で亡くなった。 「どうして、、、!アンリ!お姉ちゃん、医者になって治せなくてごめん! 約束、、、守れなかった!」 ぽろぽろと涙がこぼれてくる。 「アンナ、アンリは、このことを後悔してないと思うよ。 、、だって、、、お母さん、お父さん、なによりアンナに愛されて、亡くなったんだ。 一番、幸せな死に方じゃないか。家族全員揃ったときにさ。」 「うん、、!うん、、!ありがとう!アンリ、、、!」 「だからさ、アンリの分まで、楽しく生きよう!アンリの夢を、引き継いであげたらどうだ?」 「うん、そうする!アンリは獣医になりたかったの。だから、もういまから勉強するね。」 今日、ケイがいてくれたから、妹アンリの死を受け止められた。 幸せになるよ。アンリ。 あとがき どうでしたか? 今回は初めての恋&死の混合を描いてみました! 下手だけど、コメントくれたらうれしいです