短編小説の相談いちらん
短編小説
みんなが作った短編小説のコーナーだよ。※2024年9月30日までの投稿で受け付けを終了いたしました。
本当の気持ちを聞かせてよ
「好きだよ!…なーんちゃって´∀`♪」 そんなこと言わないで…。可愛い君は 無邪気な笑顔で言った。 可愛いから許すけど…勘違いしちゃうよ 「もう…嘘ついちゃダメでしょ?」 私は辛さを隠して可愛い君に言った。 君は幼馴染みで可愛くて子犬系の子。 私、愛は君が好きなんだ…だけど 君はそんなこと思ってないから… 私の片想いだから…この気持ちを 自分の心の中だけに秘めておく。 「好きだよ!」また来たよ…もうやめて 「もう…いい加減にして…!君は 私の気持ちも知らないで、、 もう、私を勘違いさせないで!」 君が泣いた。やだ…ごめんなさい。 私いい過ぎたよね…ごめんね…。 「ごめん…好きだから…いじめちゃう 好きだから…恥ずかしくて嘘っぽく いっちゃう…だけど本当に好きだから 大好きだから…愛のことが…君が好き」 私は初めて男らしい君を見た。 本気の「好き」が聞けた。 涙はいつだって可愛くて君らしいけど。
桜_男の子目線
去年の4月、俺は告白された。 「付き合って下さい」 正直言って困った。だって、俺はこいつが好きじゃないから。 俺はこいつが嫌い。名前すら覚えてない。 俺は 「御免ね、友達でいたい。」 そう答えた。 いや、こう言うしか無かった。 女子達の評価の為に。 もし今「お前の事嫌いだから無理」そう言ったら、あっという間に俺のクズっぷりが広まる。 そうすると俺はモテなくなる。 目の前にいる女は顔をぐちゃぐちゃにして泣いた。 「泣かないで」 泣かれたら困る。今まで優しい男を演じて来たのに女を泣かせたと思われたら… 嗚呼、考えるだけでゾクッとする。 これで、俺達の関係は終わる。 -友達未満で。 今年の4月 性格も容姿も彼奴と真反対な女の子-橋本さんと付き合った。 あの桜の木の下で、橋本さんは俺に 「好きです、付き合って下さい」 顔を赤らめてそう言った。 俺は橋本さんの事が好きだった。誰よりも可愛いから。 だから俺はOKした。 早く、あの女の事も忘れたい
あの日から
私は、日田英里佳(ひだえりか)。中学2年生。私は今、とても好きな人がいる。それは、同い年の黒川玄(くろかわひかる)だ。玄は、学年一のプリンスと呼ばれている。ときに、私を助けてくれる。そんな彼のためなら、何でも乗り越えられた。 しかし、それとは裏腹に、小田葉花(おだようか)の嫌がらせがひどい。葉花は、元々友達だったが、ある日、好きな人が同じなことをお互いに知って、絶交してしまった。 ある日、隣に葉花が引っ越した。そして、いじめはエスカレートした。もともと、葉花しか友達がいなかった私にはショックだった。今、友達がいない私には、止めてくれる友達もいなかった。 そんなある日、葉花にこう言われた。 「英里佳、明日は告白対決ね。もうクラスの山田先生には言ってあるわ。」 私は、(うそ…どうしよう…もう…何も言えない…)と思った。パニックだった。 そして、対決の日が来た。みんなの前でやるらしい。恥ずかしがりやな私は、戸惑った。 ルールは、告白を順番にやること。私は、先攻になった。私はもう何も言えないのに…。仕方がない。緊張するけど、言おう。こういうやり方苦手だけど…。そう思った時、玄が、 「葉花、おれはどっちにしろ英里佳が好きなんだ。」と言った。 そして、1年後、なんと、行く高校が玄と同じだったことを知った。そして、同じ学校で楽しく過ごし、何かあったら、お互いに乗り越え、二人で、一生幸せに過ごした。
漫画みたいな恋って憧れる。
「あー、あれだ、あまねは好きな人とかいるの?」 できるだけ何気なく聞こえるように言った。多分声はものすごく上ずっていたけど。 「…う、ん。」 あまねが顔を赤くして返事する。 この瞬間、僕の恋が終わった。 僕は幼馴染のあまねが好きだった。 友達としてじゃなく、一人の女の子として好きだった。あまねは僕をただの幼馴染としか考えていないようだったけど。 でもある日、あまねが隣のクラスの男子と両想いとかいう噂を聞いて、慌てて本人に確認したのだが、見事にビンゴだ。もちろん悪い意味で。 正直ショックだった。今まであまねからそんなこと聞いたことなかったし。というかあまねと両想いというやつの顔も知らない。 あまねの返事を聞いてショックが大きく、それからの数時間の記憶がない。 その日の休み時間、男子と話しているあまねを見た。 あまねは、とっても生き生きしていた。僕と話しているときよりも。あんなあまね見たことない。まるで恋する乙女のような顔。相手も嬉しそうだった。 僕は全てを悟った。 あまねとその男子は現在付き合っている。幸せそうなあまねの笑顔を見るのは嬉しいが、やはりあの男子には少々殺意を覚えrおっと本音が。 というか、まるでこれは恋愛漫画のようではないか。誰かと両想いって、ベタだけど憧れるよな。 この場合きっとヒロインはあまねで、相手は僕ではなく、あいつなのだけど。どうせなら僕とあまねが主人公の筋書きが良かったんだけどな。 でも。 僕は君の隣にはたてないから。 せめて、君の幸せを願うモブになってもいいですか? 冥夢です。苦手な恋愛ものに挑戦してみました。 たくさんのコメントやアドバイス待ってます!
【#短編小説】もう一度、仲間と
※これは、脱獄を推奨するものではありません 俺はベン。一緒にいるのが、友達のシンジとケンタ。実は、今いるのは刑務所なんだ。強盗殺人犯として、捕まった。冤罪なんだけどね。抵抗しても変わらなかったから、 「脱獄しちゃう?」 って言った。皆賛成して、脱獄計画を進めている。昨日は、ケンタの活躍で、スタンガンをゲット。そして今日脱獄を実行する。今あるのは、スタンガン、非常口の鍵、ピンセット、懐中電灯、そしてロープ。これらを使わないといけない。 「ふう…。緊張するな。」 「ここまでやって来たもんね!」 あ、夜の確認とか、必要かな。 「夜、どうするか、確認しとく?」 皆がうなずいた。 「えーと、確か、この側構に入って…」 「一旦食堂に行くんだよ、シンジ。」 忘れっぽいシンジは、ちょっと心配だな。 「あそっか。それで、そこから出て、階段を下りる。」 「そうそう。二手に分かれて、1人はピンセットで鍵を開けて、後の2人は、看守を見張る。」 「俺とシンジは見張り、ケンタは鍵を開けるんだよね。」 忘れないようにしなきゃ。 「ん。それで鍵を開けたら、向こうにある非常口を開ける…。」 こんな流れか。把握した。 「んじゃ、夜、この側構でな。」 俺が言って、皆は別れた。 日中は各々の行動をし、あっという間に夜を迎えた。食堂につくと、側構を下りる。 「じゃ、ケンタ、任せたよ。」 「おう!」 俺とシンジは階段の上に。呼吸でさえ誰かに聞こえてしまいそうだ。 「そこにいるのは誰だ!」 看守の声だ。見付かってしまった。 「こっちだ!」 俺はシンジを連れて、逃げる。食堂の横を通り、風呂場の近くへ。 「はぁっはぁっ。」 体力の無いシンジは、荒い呼吸をしている。 (シンジ…) シンジを置いていく訳にもいかない。かといって捕まるわけにもいかない。どうしようか迷っていた、その時、 「とどけぇ!!!」 シンジは持っていたスタンガンを投げつけた。俺はキャッチをする。風呂場を曲がって、作業場に着いた。 「はぁ…はぁ…。」 もう看守は追ってこない。逃げ切れた。 (シンジ…) シンジは捕まってしまったようだ。 (どうしよう…) 考えていた、その時。 「いたぞ!」 また看守だ。 「!!」 これはチャンスだ。スタンガンを使って、看守を止められるかもしれない。 (いくぞ!) バチィィ… 看守を止めることに成功した。 (今のうちに…) ケンタの元へ向かった。 「おーい、ケンタ。開いたか?」 声がしない。扉のところに行った。 「え…。」 ケンタはそこに居なかった。鍵は開いているのに。 (非常口の鍵は、俺が持っている。ということは…。) ケンタも…捕まってしまった。 「くそっ!」 俺一人しか、脱獄できないのか? (とりあえず、ここから出よう。) このままでは、俺まで捕まってしまう。俺は鍵を開け、外へ。 (一体、どうすれば…。) 中にいれば捕まってしまう。外でしか方法はない。 (考えろ…考えろ…。) ふと、手元にあるロープを見た。念のために取っておいたものだ。 「!!」 気付いた。 (これなら、いけるかもしれない。) 着いたところは、独房の外だった。一度、看守に見せてもらったことがある。シンジ逹は、ここにいるかもしれない。通気口から、ロープを垂らす。しばらくすると、ロープが少し引っ張られた。 「ああ、やっぱりいた。それにつかまって、ここから出てくれ。」 ロープに手応えを感じた。俺はロープを引いていく。シンジが出てきた。 「ベン!どうしてここに?」 「俺だけ出たら、2人に申し訳なかったから。お前のスタンガン、なかったら捕まってたし。どうしようか考えてたんだ。だったら、2人は独房にいるんじゃないかって。それで、このロープを使って助けたんだ。ケンタも助けるから、待ってて。」 俺は横の独房に、ロープを垂らした。しばらくすると手応えを感じ、引っ張った。そしてケンタが出てきた。 「これで俺達…」 「抜け出せたね!3人で!」 もう一度一緒になれたことが、何よりも嬉しかった。俺達は、森へ走った。 「楽しいね。」 シンジが言った。 「ああ、そうだな。」 俺とケンタは、そう言った。この時間、これからも続いてほしいな。 どもこん!さっぴでーす!!皆さんいかがでしたか?感想、お待ちしてまーす!!では!
さまーばけーしょんっ!
私、成宮 莉子!(なるみや りこ) どこにでもいる、大量生産型の女子中学生です! でも、私!一つだけ自慢させてもらいますっ! 実は!超絶イケメンの彼氏がいるんです!!ウヒャー(*^▽^*) 名前は、桜井 隼人!(さくらい はやと) 頭脳明晰、体力抜群、そしてイケメン、そしてドS!そして、キス魔! 女子からは、毎度毎度キャーキャーきゃーきゃー…… 「私、桜井くんが好きかもぉ…」 という言葉を、何度聞いたことか。 でも、この私も隼人に恋しちゃってるわけだし。 気持ちは………分からないでもない。 隼人が、平凡かつ地味な私と、なぜ付き合ってるのか… そこら辺は、謎………謎の極み………。 ま、そんなことはお・い・と・い・て! 今回!私は、ある作戦を決行しようと思っています! その名も! 「隼人をデートに誘っちゃおう大作戦!(ハート)」 この夏休みという名の「チャンス」を!ものにしないでどーすんだっ! 絶対誘ってやる! そして、夏の、夢の、シチュエーションを現実にしてやるんだっ! では、さっそく…… ~LINEで~ 『ねっ!隼人!』 「何?」 『今度の土曜日、空いてる?』 『遊びに行かない?』 「ごめん」 「部活だわ」 『えー』 『じゃあ、日曜日は?』 「その日も」 『えー!マジで?』 『じゃあ、月曜!火曜でもいい!』 「どっちも塾」 『水曜日』 「習い事」 「ごめんな」 嘘だろーーーーーーーーーーーーーーっ!おいーーーーーーーーーっ! いや、隼人!なんでそんなに予定詰まってんの!? これじゃ無理だ。デートなんか誘えない! やっぱ一筋縄ではいかない男だな………こやつ……… はぁ~、どうしよ、夏休み。 隼人をデートに誘うことだけ考えてたのに。 え、何? 「宿題のことは考えてないの?」だって? そりゃ、当然!”考えてない“に決まってるでしょ! ………あっ!いや!ごめんなさい! あきれないで!私のこと、バカって思わないで! すると、突然。スマホが鳴った。 「隼人か」と思って、素早く確認すると、案の定「隼人」だった。 見ると、 「なんてな」 「そんな予定詰まってるわけねーじゃん」 ……とのこと。 私は、内心ホッとした。良かった!チャンスある!って。 『やっぱね!』 『そうだと思った!』 『嘘バレバレ~!』 「バカ」 「だからって、その誘いにOKすると思うなよ?」 ………え?どゆこと? プチパニックが起こって、すぐにこう返信した。 『え?なんで?OKしないの?』 すると、 「する」と送られてきた。 な、なーんだ~。よ、良かった~。 ……って。そういえばさっきから、隼人に振り回されてばっかじゃん。 気持ちが全然落ち着かないよ~~! 「遊びどこ行く?」 「海?山?プール?」 『えー?ありきたりすぎー。』 『ってか、水着見たいの?』 『え!変態!隼人変態!』 「変態じゃねぇし!」 「そんなん言うんだったら、自分で決めろっ!」 『まーまー』 『そんな怒んないでくださいよー』 「お前のせいだろ!」 …っふふ。会話しながら、ニヤけちゃった。 楽しいんだもん、だって。隼人って、面白いんだもん。 はぁ…。私、やっぱ大好きだな~。 私の気持ちをこんなにも振り回すのは、隼人だけだ。 多分、一生好きだ。 隼人もこういうふうに思ってたらいいな。 私は、そんなことを考えながら、次の文字を打った。 『夏祭りはどう?』 「いいね」 隼人からは、すぐ返信が来た。 私のさまーばけーしょん! 楽しくなりそうな予感がします!
曇り空の僕
僕は世の中に絶望してる。世の中なんてゴミみたいに腐ってる。 今すぐにでも消えてほしい。粉々に砕けてしまえばいいのに。 いつもそんなことを考えている。 そんなことを考えている自分が情けなく感じる。 たまに窓の外を眺めて前向きに考えてみるがやはり無理だ。 この僕を世の中は受け入れてないようだ。 学校に行けば血を流すようないじめが待っている。 家に帰ればひたすら殴られる。 なんだこの人生は。 こんなことのために毎日歯を食いしばってもがいているのか。 なんてくだらない。 窓に映る自分が醜く見えた。その時僕は決心した。 外につながるドアを力強く押して走った。 ただただひたすら走った。僕は学校に向かっていた。 信号も無視して走った。 ハァ、ハァ息が苦しい。脇腹が痛い。痛すぎる。 それでもめげずに走った。 目の前に立ちはだかるように学校が建っていた。 僕は屋上に続く階段を2段飛ばしで駆け上がった。 つらい。 体に負荷がかかる。。。。 着いた 空は曇り空で今にも雨が降りそうという感じだ。 乱暴な風が僕に押し付けられる。 安全のために設置された柵の上に足を乗せた。 未だかつてない震えが頭のてっぺんまで来た。興奮が抑えきれない。 自殺実行。 空中に右足を出す。 その時今までの悩み全てが吹き飛んだ。 左足も出す。 こんな世の中とはおさらばだ。 手を広げる。 さよなら。 滝のように落ちていく。。。。 その時誰かが階段を上ってくる音がした。 ダッダッダッダッダッダッ! 僕は強く願った。 お願いだから誰も来ないでくれ、僕は1人で羽ばたいていきたいんだ。 急に足音が止まった。 気付いたら全てが止まっていた。 車も人も鳥も雲の流れも、そして僕も。 まるで静止画のように。 一瞬夢かと思った。 でもそうではないことに僕は後で気づくことになる。 体が動かせるかどうか試してみた。 動く。 でも空中に浮いているままだ。 上を向いたら男性が立っていた。 ぞくっとした。 男性はスーツ姿でずぶ濡れだ。 ずぶ濡れ? あっそういえば雨も降っていたらしい。 そんなことを考えながら、こいつ誰だろうとも考えていた。 でも親しみがある顔だった。 急にその男は口を開いた。 「もう少し考えなおしてほしい。君の人生を変えるチャンスはたくさん転がっている。君を救ってくれる人々や情報がある。 それは君の宝になる。人間は幸せになるために生きているんだよ。」 男は真剣に話していた。 最初言ってる意味が分からなかった。 でもなぜか泣いていた。ぽろぽろ涙が溢れてた。 男は優しい瞳でホッとしたような顔をして去っていった。。。。 意識が飛んだ。 気付いたら信号の前に座り込んでいた。 やっぱりさっきのは夢で、いつの間にか眠り込んでいたんだ。 ちょっと変だけどそれしか理由が思い浮かばなかった。 しかし、手が濡れていた。 舐めてみたらしょっぱかった。 さっきのは現実だったのかもしれないと思った。 雨はまだ降っていた。。。 あれ以来あの男とは会っていない。あいつは誰だったのだろう。 それになぜ僕が自殺しようとしたのが分かったのだろう。 未だに謎だ。でもそのことは忘れたい。 男の言った言葉を心にしまって新しいチャンスを掴みに行こう。 あのどこまでも続く空のように無限の可能性を持って。 どうでしたでしょうか?考察もできる人は書いてみてください。コメント、アドバイス宜しくお願いします。
私の名前
私は星空(せいら)名前のせいで虐められてきた。 「お前の字変なの~ww」「何かぶりっ子の名前にありそうww」 この名前はお母さんがつけた。意味わかんない。私はもう我慢できなくなった。 「お母さん!なんで私にこんな名前をつけたの!?もう我慢出来ない!!」 私は部屋に閉じこもった。 「星空!」 するとお母さんが私の部屋の外で何か話し始めた。つまらない。 「星空。よく聞いて。お母さんね体が弱かったの。だから、妊娠した時みんなに産むのを反対された。でもね、お母さんは産みたいって思ったの。それでね、毎日星空を眺めてた。そしてこの子にはこの星空のように輝いて育って欲しい。そう思って星空っていう名前をつけたの。」 私は涙が出てきた。お母さんがこんなに想いを込めて名前をつけてくれたのに私は今この名前をけなした。 最悪なやつだ。 「お母さんごめん。ごめんなさい。」 「いいの。お母さんはただ、星空に星空っていう名前の意味を知って欲しかっただけ。」 私は心に決めた。学校で虐ってきても気にしない。こんなにいい名前なんだから。 ー次の日ー やっぱりいつものように女子がからかってきた。 「お~いほしぞら~ww」 「うるっせぇんだよ!お前な、人が心を込めてつけた名前をからかうんじゃねぇよ!!」 「!?あ…ごめん…」 はぁ~すっきりした。 私の、私だけの名前。大好きな名前。 どうでしたか!? 皆さんは自分の名前を大切にしていますか?
心の色
人は、一人一人違う心の色を持っている。 赤い奴もいれば、青い奴もいる。 白い奴もいれば、黒い奴もいる。 大人になると、心の色を変えることはできなくなる。 だが、変えることのできる特殊な色が一色だけある。 「透明」 その色は、どんな色にでも染まれる。 そして、これから話すのは、透明の心を使って、「ニンキモノ」になってしまった哀れな少年の話だ。 どうやら僕のクラスでは陰口が流行っているらしい。今日もどこかからコソコソ聞こえる。あんなふうにはなりたくないな。 でも、僕がそうなる日はそう遠くなかった。 次の日、僕は陰口を一緒に言おうと誘われた。嫌われたくなかったから、そのグループに入った。陰口を叩いた。 楽しかった。 気持ちよかった。 止められなかった。 いつの日からか、僕はたくさんの人に囲まれて過ごすようになった。 誰かが言ってた。「透明な心はニンキモノ」って。 そうか。今、僕は人気者なんだ。 僕たちの話を邪魔する奴は僕が許さない。 僕は陰口の対象になった。 「偉そうにするなよ」だって。 僕はいじめられた。 誰か、助けて。誰か。 よかったな、ニンキモノじゃないか。たくさんの人から注目をうけてるぞ。 残念、もう時間だ。 また、どこかで、な。
花の病
冬の終わりのある木曜日、私は先月から付き合っている彼氏の勇樹と一緒に学校へむかっていた。勇樹が昨日の塾の先生を愚痴っていたので、いつもより歩くのが遅く、学校ルートの後半はほぼ走っていた。カランカラン。ふと後ろを見るとお茶のはいった水筒が真っ青なはなの上に落ちていた。私はとっさにその水筒を拾い、花の折れ曲がった茎に指につけていたばんそうこうを張った。遠くの方で学校の朝礼のチャイムがなっていた。二人は誘拐はんから逃げるかのような走り方で学校に向かった。 次の日、私は体調が悪いながらも学校に登校し、昼休みに力也に告白された。彼氏いるからごめんなさい。と、言えたのはいいものの、私は咳き込んで倒れてしまった。それからはわからない。 いつの間にか病院の203号室にいた。横にはお母さんとおばさんがいた。色々な話を聞いて告げられたのは、[名前のない病気]でした。学校が終わる時間になると私の発作のようなものは良くなり、勇樹と仲良しの晴香がさっそくお見舞いに来てくれた。私がトイレに行こうとして立ち上がったとたん、首にギーーーーーンというような痛みが走った。それと同時に首から吐きそうな感じがした。口からではない、こういつもとは違う気持ち悪さだ。痛みと吐き気のようなものに私の力は奪われた。足から崩れ落ち、意識が遠のいていく。三人が私に近寄り私に話しかけてくる。ないをいっているかは、もうわからない。おばさんが先生を読んでくれたらしい。私がいたのは、あたかも自然の空気に包まれていた部屋だった。私が鏡を見る前に私は首から顔にかけて血管のようなものを感じた。緑色で、それは植物だった。それからは毎日美味しい入院食を食べて、植物が成長しているのを感じ、ぼーっとしていた。勇樹や晴香が見舞いに来ても。 やがて私には花が咲いていた。息を吸うたびにずきずきと痛む。とたんに目の前が真っ暗になった気がした。さっきまでばくばくしていた心臓がなくなり、ぜえぜえいっていた息も聞こえない。もう何も考えられなかった。 私は原因不明の病気でなくなったのだ。 どうでしたか? 私のオリジナルの物語を超絶に短くしてみました! 是非コメントでアドバイスしてください!
男みたいな女の子は、嫌われますか?
バットを振ると、音を立てて、弧を描いて、ボールが飛んでいく。 「もー、優香ちゃんのいるチームに勝てるわけないよー!!」 体育の授業になると、だいたいこの台詞を言われる。 私は、小さい頃から運動神経が良かった。足は速かったし、高くジャンプできるし、球技も比較的すぐコツを掴んで、できるようになる。 体育の時だけは、私に注目が集まる。それが嬉しかった。 …でも最近は、素直に喜べない。 次の子にバットを渡す。 ボールが投げられて、その子がバットを振った。 すかっ、と空振ってしまう。 「できないー!」 周りから、頑張れー!と声がかかる。 (女の子だなぁ) あぁ、まただ。いつもこう思ってしまう。 あっちの方が、可愛いげがあって、女の子らしくて、憧れる。 運動神経が良いというのは凄く恵まれていることだし、そのおかげで部活のレギュラーにも選ばれている。それは嬉しい。 でも、 「葉山、流石だな」 「俺勝てる気しねぇわ」 なんて声が聞こえて来たとき、私って可愛げが無い女の子なのかな、と思ってしまう。 ―――そうやって素直に喜べない自分が1番嫌で、胸が痛くなるのだけど。 体育の次は家庭科だった。 洋裁の授業。料理に比べれば比較的マシだが、家庭科は全般的に不得手だ。 ここはどうやって縫うのだろうか、というところが、山ほど出てくる。 今のように。 (え、こっからなみ縫いじゃないじゃん…!え、千鳥がけ?って何…!?) 解説プリントを見ても、さっぱりわからない。 「ね、ねぇ春日くん…千鳥がけってなんですか…?」 「あぁ、教えるから」 春日くんは、家庭科、美術など、体育以外の副教科が得意な男の子だ。家庭科の席が隣で、よく頼っている。すごい頻度で私が頼るのに、自分の作品はクラス最速で仕上げてしまうあたり、流石だと思う。 「ここに刺して」 「ここ?」 「うん、で、次ここ」 「え、ここ!?ほんとに!?」 「思うよねw ここなんだよー。やってけばわかるよ」 優しく教えてくれるし、めちゃくちゃわかりやすい…。春日くんいなかったら私の家庭科の成績は1です…。かろうじて3でいられるのは春日くんのおかげ…! 春日くんに教えてもらった通りに縫っていくと、解説プリントの見本の画像と同じ縫い目が浮き上がって来る。 「そろそろ一人でできる?」 「多分!ほんとありがと!やー、やっぱり春日くんはすごいなぁ」 春日くんの作品をちらっと見ると、もう完成形が見え始めていた。比べて私のは、まだ布がちょっと縫えただけという感じだ。 春日くんに負けない!というのは流石に…いや、確実に無理なのだけれど、ここまで大差がついていると、悲しくなって来る。 「えー、でも葉山さんみたいに、体育得意な方が良くない?」 「え…そうかな」 男の子はその方がかっこいいのかな。…でも。 「でも、なんか男子みたいじゃない?女子力なくて困ってるんだよねー」 そう言って笑うと、春日くんが少し怒った顔になった。てか、拗ねた…? 「それなら僕だって、男子力低い男子じゃん」 急に少しだけ、語調が強まった。 「え、でもほら、女子力高い男子は歓迎されるじゃん」 「じゃあ男子力高い女子はなんで歓迎されないと思うの?」 まぁ、そうなんだけどさ。 「男子は、自分よりスポーツできる子とか、側に置いときたくなくない?」 …言ってしまった。呆れられる、かな。 「別に僕は純粋にすごいなって思うし、大歓迎だよ。そういう男もいるでしょ。別に僕は葉山さんのこと普通に好きだし…あ、や、今のは、嫌いじゃないって意味で!その、決してそういう意味ではっ」 「あはは、わかってるよ。でもありがと」 「え?あ、うん。うん…?」 なんで感謝されているのかわかってない春日くんを見て、笑ってしまう。 ―――大歓迎なんて言ってくれる人が、こんなに近くにいた。 その事実だけで、胸の痛みがやわらぐ。人間は思ったより、単純かもしれない。 それと、こんなの不謹慎かもしれないけど、春日くんと恋してみたいなって、ちょっとだけ思った。 END 読んでくださりありがとうございます!楽しんでいただけたら幸いです。 色々あってたまに投稿しない日がありますが、今日は休みなんだな!と思って、次を楽しみにしていてくれたら嬉しいです。 感想やアドバイス、お待ちしてます。応援してくれる皆さん、大好きです!
テスト後の暇つぶし。【落書き編】
私はシャーペンを走らせる手を止めた。 やっと全て解き終わったのだ!! ただ今、理科のテスト中。 私、赤坂千尋(あかさかちひろ)はものすごい達成感に包まれながら息をつき、教室の壁にかけられた青い時計に目をやる。 残り25分。 まだたくさん時間は余っていた。 そう、理科のテストは他のたくさんある科目のテストの中でも特に時間が余りやすいのだ。 解く側として、そのテスト後の余り時間に何をするかは重要となってくる。 見直しをする人が多いが中には頬杖をついて先生にバレない様にこっそり寝たり、答案用紙の字をちょっと綺麗に書き直してみたり…という人もいた。 また、消しかすを使って“ねりけし”を作るクラスメイトも少なくはない。 しかし、私はこうしてその時間を過ごすのだ。 『落書き』…!! これが一番楽しいと個人的に思う。 私は軽く微笑み、問題用紙を開く。 問題用紙はあまり提出することがないため、安心して絵を描ける。 さて、今日はどのページに描こうか? 私の目についたのは、3ページ目。 問題の下の余白が多めなので、落書きにはピッタリだ。 今日はこのページにしよう。 早速、私はピンク色のシャーペンを握り少女の目を描き始めた。 私は『目から描く派』なのである。 やがて満足のいく目を描いた後、顔の輪郭を描き、こだわって髪型を決める。 よくこの類の落書きはするのでかなり描きやすい。 サラサラ、サラサラ。 この、教室が唯一静かになる時間が私は好きだ。 もちろん、テストは嫌いだけれど。 開け放たれた窓からセミの鳴き声が聞こえる。 また、犬の吠える声も耳に入る。 窓際なので涼しい風にあたりながら、私のシャーペンはテンポよく紙の上を駆ける。 そして、テスト終了数分前。 やっと描きあげた。 問題用紙3ページ目には長い黒髪を真っ直ぐに下ろした少女が描かれている。 今まで描いた中でも結構な自信作だ。 二度目の達成感に包まれながら私はテスト終了までの時間を過ごした。 しかし、この時の私は回答用紙の他、問題用紙まで提出する様になることや、落書きされた問題用紙に激怒した先生に翌日、個人的に呼び出しを受けることをまだ知らなかった…。 完 もっけ飴です(*´∀`*) 下手ではありますが最後まで読んでくださってありがとうございます!! 感想くださればめっちゃ喜びます(*≧∀≦*) 辛口&タメ口OKです♪ それでは~。
【短編小説】世界的アーティスト
私達は日本が世界に誇る大人気グループ! 「じゃあ、ここの立ち位置、どうする?」 「そこじゃなくて、あっちにしたら移動しやすいと思う。」 「でも、それだったら、着替える時間、短縮されるよ。」 「だったら、ここじゃなくてあそこはどうかな?」 「それ、良いんじゃない?」「賛成。」「良いと思うよ。」 パンとハイタッチを交わした私達は『killer(キラー)』。 自分で言うのもあれだけど、世界中で有名なグループ。 メンバーは4人。 全員、芸名で活動している。 私はB。あとはMとTとK。 スパイのコードネームみたいでしょ? わざとそうしようって決めたの。 仮面をつけながら歌って踊る私達。 そのお蔭でファンが多くても、素顔がばれる事が無いから、 休日も好きに買い物に出かけられる。 今は1週間後に控えたライブの構成を最終確認してる。 こういう時に、良い案を出してくるのがT。 最年少なのに切れ者なんだよね。 Mは最年長で癒し系。Kはみんなを笑わせる人。 私はまとめ役で誰も役割が被ってない。 だからって喧嘩が多い訳でもないよ。 このグループ、本当に大好き。私の居場所。 「よし、頑張っていきましょう!」 円陣を組んだ私達。 あと十分もすれば、開幕するライブ。 ドキドキが止まらない。 「「「「Wecandoit!」」」」 足を出してそう言えば、一瞬で気持ちが高まる。 「頑張ろうな。」 Kが隣で笑いかけてくれる。 この笑顔に何度救われた事か。 「当たり前。」 「B、大丈夫だよ。」 背中にのってくるM。 緊張しがちな私はこれで落ち着ける。 「ありがとう。」 「僕達ならできるから。」 前を向いてそう言うT。 私の方が年上なのにその言葉で何度も救われた。 「そうだね。」 裏につく。 『star』の歓声が聞こえてくる。 starはkillerのファンの呼称。 その歓声を聞きながら仮面をつける。 大丈夫、私達ならできる。 starのみんなを喜ばせれる。 私達、4人なら! 私達はステージに向かって走り出した。 作者のブルーです。 この話はフィクションです。 とあるバンドファンなんですけど、 Cが落ち着いたらライブに行きたいです。 感想・アドバイスをお願いします。
テスト地獄 &小説
テスト前日 私は一夜漬けでテスト勉強をする。 タラり、タラり、汗がたれる。 どうしよう。何がなんやら分からん。 もうダメだ。即あきらめる、私の名は あきら める子。...zzz… ピピピピッ。気づいたら朝がきた。 あ、今日って… テスト当日 配られたテストは真っ白だ。 当たり前だ。私の頭の中が真っ白だ。 持ったペンは進まない。 だが、一刻と時計の針は進むは進む… キンコンカンコン。 あり得ないほど真っ白なままチャイムは 鳴った。 「あぁオワタ」心の叫びがダダもれだ。 テスト返却の日 神頼みしたが結果は自分の努力の無さを 読み語る。テストの点数19点… ポジティブにいこう逆から言えば91点! これはただただ虚しい現実逃避だ。 私はまだ、これから始まる母さんの 説教地獄が待っていることを忘れてる。
あなたは私が好きですか?
最近、彼が信じられない。 というのは、別に浮気を怪しんでいるとかじゃない。彼は本当に誠実な人だし、優しい。客観的に見ても人としてきちんとしている。 だったら、何が問題なのか?それは、彼が私に、...恋愛的なセリフを言ってくれないことだ! 恋人、特に付き合いたてのラブラブなときには、愛の言葉のひとつやふたつ、囁くものじゃないの? けれど、そんな様子は全然ない。付き合うことになったときも、なんとなく流れでそうなった感じで、「付き合って欲しい」すら言われていない。 だから。 どうしても、彼の思いが知りたい。 こうも「好き」を言葉に表してもらえないと、本当に私を好きなのか?と自信を失ってしまう。 そこで、今から訊いてみたいと思う。 「ねえ。」 『ん。』 「私のこと、本当に好きなの?」 こんな訊き方はうざいと感じるかもしれないけど、そんなの構っていられない。 『...うん。』そして彼は目を逸らす。 今の間、何?!やっぱり、本当は好きじゃない...?目も合わせてくれないし...。 「本当?君の口から聞きたいの。無理はしなくていいんだよ。」 『無理してない!』 急な大声におもわずビクッと肩がふるえる。 『あ...ごめん。』 本人も戸惑いながら謝る。どうしたんだろう。いつもは静かな方なのに...。誤魔化すのに必死なの? 『えと...急にそんなこというなんて何かあった?俺が何かしたならごめん。もしよければ教えて?』 「ううん。君は何もしてないよ。全部私の身勝手だから。」 『...?』 「こんなこと言ったら、重いとか気持ち悪いとか思われるかもしれないんだけど。わ、私、君から『好き』とか言われたこと無いなって。っ!ごめんね。迷惑だよね。忘れて。」 『何が。』 「へ?」 『何が迷惑なの?悩む原因が俺なら、その気持ちをぶつけて何が悪いの?少なくとも俺は気にしない。』 「あ。ごめ...『謝らなくていい。謝るのは俺だから。』 『そんなこと思ってたなんて知らなかった。ごめんね。確かに俺は表情に出すのも、そういうのを言葉にするのも苦手だ。けど、だからって伝えなくていいわけじゃないよな。気づかせてくれてありがとう。』 「いや、いいの。本当にただの戯言だし...。」 『それでも、君の気持ちは大事にしたい。言葉にしないと伝わらないことがあるのも事実だから。』 「ありがとう...。」 『謝らなくちゃいけないのも、お礼を言わなきゃいけないのも、俺なんだけど...。」 「もう大丈夫。あ、もうこんな時間だ。行かないと...。」 (『シンデレラか...?かわいいな...。』) 「?今なんか言った?」 『何も言って...いや、言った。』 「何?」 その瞬間、グイっと、しかし優しく引き寄せられた。 そして、耳元で言われた。 『愛してる。』 その低く、安心する声で。 『...聞こえた?』 「うん。」 きっと私はみっともないくらい赤い顔をしているだろう。けれど、目を逸らしている彼も少し赤くなっている気がした。
フルートの音
ある人のフルートの音が昔から私は好きだ。小学生の頃から、私は常に早く登校していた。別に学校が好きなわけじゃない。家が嫌いなだけだ。両親の罵詈雑言が常に轟く箱の中を好きになれという方が難しい。少しでも長く家にいない時間を増やすため私は早く学校に来て遅く帰るということを繰り返していた。そんな生活を繰り返していた小学4年生の夏、いつも通りの早朝の教室。窓を開けると美しいフルートの音が聞こえてきた。耳に優しく入ってくるような、いつまでも聞いていたくなるようなその音が音楽室から聞こえてきているものだと気が付くのにそう時間はかからなかった。その演奏は他の人が来る前には終わってしまったけれど、小学5年生になって両親が離婚し、転校するまでずっと私はその演奏を聞き続けた。その人がどんな人か知らなかったけれど、私はフルート奏者に手紙を書いた。毎朝演奏を聞いてしまっていたこと、素晴らしい演奏だと思うこと、これからも続けて欲しいこと、とにかく沢山書いた。 そんな私ももう高校2年生だ。未だにあのフルートの音は耳に残っている。すっかり好きになってしまった早朝登校をするとあの音が聞こえてきた。聞き間違えるはずがない。音楽室へ向かうと美しい1年生と思しき少年がフルートを吹いていた。 「あっ…あの…!」 この瞬間が私の運命を変える。 __________________ ここまで読んでくれてありがとうございました。感想待ってます。 零
「歩こう」 短いです
短いですがどうぞ。 辛いとき。立ち止まってしまうこともあるけれど。前に進むことが大切だ。休んでもいい。ゆっくりだっていい。少しでも前に進むことができた貴方は凄い。 辛いことを乗り越えたらきっと楽しいことが待っている。 だから歩こう。 だから前に進もう。 自分のペースで。 ども。ななりんでございます! 読んでいただきありがとうございました。
[短編小説]私は今日も君を見つめる
須磨君…、あ、ほらほら、いた。 私、斎藤いおり(さいとういおり)は、同じクラスの須磨星太(すませいた)君が好き。 今は中2だけど、小学生の頃からずっと同クラで、3年生くらいの時からずっと好き。 恋してから、毎日、ちょっと離れたところでシャーペンを動かしている須磨君を見つめていた。 須磨君が休んだ時は、私も具合が悪くなるほど悲しかった。 それくらい…、言葉にならないくらい、大好きっ…。 ふふっ。 大好きな人をこんなに近くから見れるなんて幸せ…。 「斎藤~、何処見てるんだ、今の問題答えろ~」 げっ…。 今は理科の授業中。 理科は苦手なのに…。 私は須磨君に笑われたけど、なんか嬉しかった。 次の日も、私は須磨君のことを見つめる。 須磨君も見ていたのか、それとも偶然か、私たちはバッチリ目が合った。 目を逸らす…?それとも、このまま…? もうよく分からなくなって目を逸らそうとしたら…。 ニカッ。って笑いかけてくれた。 私の「好き」っていう気持ちは最高に達した。 もう、溢れて溢れて、我慢できないくらい好きになってしまった。 「告白したら?」 そんな友達の声を聞いた。 kokuhaku? そんなの無理だよー! ブンブン、と思いっきり首を横に振ったけど、私の心の中では、別の声もあった。 『告白しないと、取られちゃうよ』 『しないの、告白。好きなんでしょ?』 ……。決めたっ…! 私は放課後、屋上に来るよう言った。 小学生の頃から同クラだから、割と自然に言えた。 私は放課後、屋上まで全速力で駆けた。 私の長い髪の毛が風になびく。 「えっと…、話って何…?」 ちょっと緊張してるのかな?いつもよりも声が違う感じがする。 でもやっぱりイケボだけど。 私は、思っていた全てのことを言った。 「あのね…、私、須磨君のこと、毎日ずっと見てたの。大好きだから。…キモイかもしれないけど、私、本当に須磨君のことが大好きなんだ。我慢できないくらい…。もし良ければ、私と付き合ってもらえないかな?」 胸がドキドキいう。 「…俺も、毎日見てたよ、斎藤のこと。おっちょこちょいで可愛いし。俺も好きだよ。大好きだ。こちらこそ、よろしく」 …アレ? 私は気づけば、須磨君の腕の中に包まれていた。 つまり…、ハグ…ってことかな…!? 「なんで先にするの~~!」 須磨君の顔が赤くなる。 「さ、先に?やろうと思ってたの?」 私の顔も赤くなる。 「や、やろうとは思ってなかったけど…、私はこうやろうと思ってたの」 私は、須磨君の唇に私の唇を付けた。 ★作者から★ ゆあぽよです♪ 如何だったでしょーか! 是非感想お願いします!