短編小説の相談いちらん

短編小説

みんなが作った短編小説のコーナーだよ。※2024年9月30日までの投稿で受け付けを終了いたしました。

短編小説みんなの答え:2

海が綺麗ですね。(同性愛注意)

きれいな横顔。 思わず見とれてしまうほどだ。 「どーしたの?」 「せ、先輩!?」 話しかけてきたのはわたしのあこがれの先輩、彩月先輩だ。 憧れ…というか、好きなのかもしれない。 「あ、彩月せんぱい!わたし、課題の曲練習してきましたよ!」 わたしは吹奏楽部に入っている。 楽器は、フルートで、彩月先輩と同じ。 「海音ちゃん、上達したね!練習頑張ったの?」 「はい!!」 「あ、そういえば…今週末あいてる?」 彩月先輩が言う。 「あ、空いてます」 ちょうどこの日暇だったんだよね。 「じゃあさ、一緒に海の方のショッピングモールいかない? ちょっと買いたいものあってさ」 「え、いいんですか?!」 「うん。一人だとさみしいし」 やったぁ…先輩と出かけられる! ーーーー 「海音ちゃん、ごめん。待った?」 制服じゃない先輩も、可愛いな… 「全然!いま来たところです」 「なら、良かった。行きたい店あったら行ってね」 まずは雑貨屋に入った。 「このペン、可愛い!おそろいにしない?」 いや、彩月先輩のほうが可愛いです。 「良いんですか?」 わたしは尋ねる。 「いいよ!やったぁ、おそろいだ‐」 お会計を済ませて、お昼ご飯を食べに行く。 パンケーキをかじりながら、わたしは尋ねる。 「先輩、買いたい物って…?」 「あ、実はわたし、好きな人居るんだよね」 先輩の声がこだまする。 え…そうなの? 「そろそろ誕生日だから、プレゼント買おっかなって」 元からわたしじゃないのは、確かだ。 そんな。 ショックでその日のことは、何も頭に入ってこなかった。 「海音ちゃんありがと。楽しかったよ」 「こちらこそ、ありがとうございました」 「今日は…海が綺麗ですね」 あわよくば気づいてほしいな。 叶わないのは確かだ。 先輩の笑顔がキラキラと輝く。 先輩が笑ってくれたら、わたしはそれでいい。 ーーーー 数日後。 先輩のストーリーが流れ込んできた。 パンケーキの写真と、デート楽しかったという文字。 多分、部活の湊先輩だ。 湊先輩は、イケメンでたくさんファンが居る。 彩月先輩とまさにお似合いって感じ。 大好きだよ、先輩… たとえ、結ばれなくても。 「…あたしが…女の子なら良かったなぁ。」 積乱雲がやってきて、この辺一体を黒く染める。 静かな部屋の中、わたしの泣き声が響いていた―。

短編小説みんなの答え:2

人生※暗いです

誰からも必要とされなかった。 ……というわけではなかったのかもしれない。 ここに立ってふと思い返す。 小さい頃は純粋で、毎日が楽しかった! 友達と遊んで、笑って。家族とも仲睦まじく過ごしてきた。 運動会。負けちゃったね、悔しかったねって笑って。 お遊戯会。よくできたねって、褒めてもらえて。 卒園式、卒業式だって。寂しかったけど、いつかまた会えるよねって。 「絶対、また会おうね!」 親友の言葉も、叶うと信じてた。 「っ!……うん!絶対、絶対また会おうね!」 「約束だよ!!」 本当に楽しかった!! ……いつから壊れちゃったんだっけ。 誰といても顔色を伺ってばかりで。家族の仲も上手くいかない。 体育祭。協力できなくて、先生に怒られた。 演劇発表。みんな、やる気なんかなくて。 人生2回目の卒業式。あぁ、やっと終わりなんだって、安心して泣いちゃった。 誰からも必要とされなかった。 ……というわけではなかったのかもしれない。 少なくとも、小さい頃は真っ当に愛されていた。 何もかもうまく行かなくなったのは誰のせい? ……自分のせいだなんて答えは、とっくに出ているのに。まだ、明日への希望を信じてる。 全部、全部全部全部全部全部全部全部全部。 全部、努力を怠った私のせいだ。 才能もない。誰にも勝てない。 ましてや誰かを傷つけてばかり。 そんな人が幸せに生きれるわけがない。 生きる価値もない。 ……全部、分かってたのにね 『4番線に各駅停車〇〇行きの列車が止まります。黄色い線の内側に下がって……』 「……」 アナウンスが、何処か遠くに聞こえる。 電車の音が聞こえる。 私がいなくなっても世界は回る。 回り続ける。 それなら、いっそね。 「運動会負けちゃったね。来年こそは勝と!」 「お遊戯会上手だったな!すごいぞ!」 「もう卒業か…今まで本当にありがとうね!」 「ずっとビクビクしてて目も合わないし。ウザいんだけど」 「こんな点数しか取れないなんて……こんな子なんて産まなければよかった!!」 「このクラスにはもう、協力することも勝つことも期待していません」 「もうやんなくていいんじゃない?演劇発表なんて。馬鹿馬鹿しい」 「……これで、やっと終わりか」 「絶対、また会おうね!」 ……最後に思い出すのはこの言葉なんだ。 「……ごめんね」 約束、守れなくてごめんね。 何もできなくてごめんね。 傷つけてばかりでごめんね。 期待に応えられなくてごめんね。 生きていてごめんね。 生まれてきてごめんね。 本当にごめんね。 警笛が鳴っている。 電車が近づいて来ている。 ホームの端っこに立っていた私はそのまま、 線路に飛び込んだ。 あとがき――――――――――――――――――― 読んでくださりありがとうございます!雨憂です。 久しぶりに(この名前にしてからは初めて)短篇小説書いたので、変なとことか誤字脱字があると思いますm(_ _)m 一応、主人公の名前は高野叶羽(たかの かなう)ちゃん、高校1年生です!名前を作中にいい感じに入れられなかったのが悔やまれる…… 改めて、読んでくださりありがとうございます!感想お待ちしています! ※辛口NGでお願いします。

短編小説みんなの答え:2

「本音」

「またか・・」 僕のクラスは男子と女子の喧嘩やいじめがすごく多い。体育館などで遊んだりするときに揉め事があったり、SNSで悪口を言ったり。その中に僕も不本意ながら混ざっている。僕も一回は「やめなよ。喧嘩は良くないよ。」と言ってみた。すると、 「こいつが言う事を聞かないから悪いんだ」 「その言い方が気に入らないのよ」 などと、喧嘩はひどくなる。いつしか毎日ずっと喧嘩が起きてしまっている。僕は悲しかった、昔は喧嘩が無かったのに・・・そう思っていた。僕はもう耐えられなく、もう学校に行きたくなくなった。もうあんな喧嘩のの声は聴きたくなかった。ある日母さんが本を買ってきたタイトルは「本音」という本だ。読んでみると、ぐっと心を掴まれた文があった。 「言いたいことは早く言いましょう。勇気が必要だけど、後悔する前に、思ったことを言おう」 思わず涙が出てきた。意味が分からないがなぜか涙が出てきた。少し考えてようやく意味が分かった。明日勇気を出して言いたいことをきちんと言おう、そう思った。 次の日僕はみんなに言った。「喧嘩はもうやめようよ。気に食わないことは、あるかも知れないけど、毎日喧嘩をするようなことはやめようよ!」そう言った。すると「俺たちが悪かったよ。もう喧嘩はやめよう。」「ちょっと私も言い過ぎわたわ。」きちんと謝って喧嘩は収まったそれからは、仲がいいクラスになおった。

短編小説みんなの答え:8

俺の母さん

俺の母さんは昨日死んだ。 死因は事故だってさ。 俺が最後に母さんにかけた言葉は「死ね」だった。 俺は14歳。反抗期真っ只中。 「死ね」なんてすぐ言ってしまうもんだ。 その時も軽く言ったはずだったんだ。 ただ、ウザいなって思って言っただけだったんだ。 でも、 でも、 それが実現しちまった。 ...人は大切なものがなくなって初めてその物の大切さに気づくって言うよな。 最後くらい... 「ありがとう」っていう 温かい言葉をかけてやりたかった。 今更後悔しても遅い。 きっと届かないだろうけど。 俺は母さんの遺影に向かってこう言った。 母さん、 「ありがとう。」 そういった後、かすかにこう聞こえた。 「...ありがとう。元気でね。優ちゃん。」

短編小説みんなの答え:1

ダサいいじめ

【真夜視点】 今日も真綾にいじめられている。なんで? ある休み時間、担任の飯田先生が真綾ととりまきの李優と秋に言った。 「いじめは、先生が見えないところでやりなさい。正直、私もいじめは無くならないと思っている。バレたらダサいでしょ?バレないようにやりなさい」 このとき、私は思った。あ、この先生、だめだ、と。 【真綾視点】 ダサい真夜をいじめるのは快感!ある日、先生に呼び出された。説教か、ダルい。 「ーー(真夜視点と同じこと。省略)」 いじめてもいいんだ! 真夜の机に思い切り悪口を書きなぐる。 「バレてるよ」 と消された。 真夜に暴力を振るう。 「ダサすぎる」 と止められた。 真夜に「死ね」とつづった手紙を渡す。 「バレないと思ってんの?」 破られた。 もう面倒臭くなり、いつのまにか、いじめをやめた。 どうして、隠れてバレないようにしたのに、バレたんだろ?

短編小説みんなの答え:3

いつか君に『好き』って伝えたい(恋愛)

「高杉(たかすぎ)さんって彼女いるんだってね。」 「あーそれって同い年のモデルさんでしょ?」 その会話を盗み聞きしたのは私、高木優香(たかぎ ゆうか)。 同い年のモデルさんとは高木真帆(たかぎ まほ)だ。 真帆は私の姉さんだ。でも、姉というよりは私達は双子。 顔も声も似てるっていわれている。 でも、性格が全然違う。 真帆は明るくていつもみんなの真ん中にいる。 それに比べて私はいつも本を読んでいる。 真帆と高杉くんは付き合っているっていうのは 私が一番知っていた。 けど、私が思っていた以上、祝えなかったんだ。 なぜかというと私も高杉くんのことが 好きなんだ。今も好き。 私よりは断然真帆のほうが釣り合うけど やっぱり高杉くんと付き合うのは私がよかったって思った。 今日の帰り道も2人が並んで帰っている。 私はなぜか二人のいるほうへと走り出した。 「高杉くんっ!!」 私は精一杯声をあげていた。 いつか君に 『好き』 って伝えたい。

短編小説みんなの答え:1

フツウジャナイノ?

私の名前は如月 瑠璃(きさらぎ るり)。 中学2年生。私には恋愛的に好きな人がいる。でも、同じ学校の男子でもなく女子でもない。 私の好きな人はYouTuberの歌い手グループの1人〇〇君。歳はちょっと離れているけど、ギャップもあって可愛いしかっこいいからから好きになった。 でも、最初は「YouTuberの歌い手グループの〇〇君を好きになるっていいのかな。」って思った。でも学校の男子に興味がない。女子は友達って感じだしー。そう考えれば考えるほど私は〇〇君をどんどん好きになっていった。 もちろん、親には言っていない。絶対変だって思われる。友達にも皆んなにも言えてない。だから、「クラスで1番人気の__君、好きなんだよねー」と皆んなに嘘をついている。親に「頑張ってね。」と言われた。友達の莉乃(りの)には「負けないよ!でもお互い頑張ろっ!」と言われた。優しい言葉をかけられてとても嬉しかった。でも、もし私が「歌い手の〇〇君が恋愛的に好き。」って言ったらどんな反応をされるのだろう、そう考えている自分がいた。でも自分でもバレることはないだろうと思い、考えるのをやめた。 でも、バレないだろうと思っていた自分が甘かった。 -友達3人とカラオケに行く約束をした。待ち合わせ場所は学校の門。私は家でカラオケに行く準備をしてちょっとはやめに自転車で家を出た。門にいたのはまだ私だけだった。私は自分のスマホで〇〇君の動画や画像、あさってに発売されるグッズを見ていた。門にいるのは私だけだったから、「これ可愛すぎる!このビジュめちゃいい!大好き!!〇〇君付き合ってー!」とちょっと大きな声で言った。 その瞬間、「__君が好きなんじゃないの?〇〇っていう人が好きなの?」という声が聞こえた。 一瞬だれだか分からなかった。振り返るとそこには莉乃がいた。 「えっ…莉乃いつからいたの…」私はそう言った。莉乃は「15分前から!」と言った。 私は怖くなった。どうしよう__君じゃなくて〇〇君が好きだってバレちゃった…莉乃そのことは忘れてよ…。 私は心の中でそう言った。もちろん、莉乃には届くはずがない。 「ネエ、〇〇ッテイウヒトガスキナノ?」 その言葉を聞いた瞬間、頭痛がした。ダメだ、もう隠す事ができない。 他の友達2人も来てしまった。菜緒(なお)と香保(かほ)。あの2人はちょっと辛口だ。 菜緒が「瑠璃!どうしたの?」と言った。答える気なんてない。それよりも頭がものすごく痛い。 答えない私の代わりに莉乃が言った。「瑠璃、__君じゃなくて〇〇っていう人が"恋愛的に"好きらしいよ。」と。 香保が言った。「その人知ってる。歌い手グループの1人の〇〇でしょ?てか、恋愛的に?無理に決まってんじゃん。」 菜緒も「ちょっと引くわ。てか__君が好きっていう嘘つかないでくれる?〇〇が好きとかYouTuberが好きとか歳離れてるし会えないでしょ。"フツウ"じゃないねー。」 "フツウジャナイネー。" 私って普通じゃないの?YouTuberが好きっていう人私だけなの?おかしいの? 心の中でそう思う。菜緒が言った言葉にそれな、それな。と2人が言っている。怖くなって、気づいたら自転車で家に帰っていた。頭、痛いな。なんで私、〇〇君を好きになったんだろう。どうしてなのどうしてなのどうしてなの! 「〇〇君なんて知らなければ…!知らなければ良かった!!〇〇君…〇〇君なんて大っ嫌い!」 自分の部屋でそう叫んだ。叫んだって何も変わらない。それはわかっている。でも、1番嫌だったのは"普通"じゃないと言われた事ー。 ねえ、普通って何?それに本当に私ってー。 "フツウ"ジャナイノ? 初めて短編小説を書きました!タイトルと最後の言葉を同じにしてみました!個人的に上手くできたと思います!変だったらごめんなさい。アドバイスや感想お願いします! ※辛口は控えてください。お願いします。

短編小説みんなの答え:2

悪魔と人間の恋の行方は。

『インベル町』緑に囲まれていて、地図には乗っていない。 そんな小さな町には、昔から伝わる伝説があった。 それは、赤い月の日、深夜に外を出ると『悪魔』に会い、二度と帰れなくなるという伝説だった。 その悪魔は恐ろしい姿をしており、人間を食ってしまうと。 百年に一度、その機会はやってくる。 「冴ちゃん、今日は外に出ては駄目だからね。」 そして、今日がその日だ。 『悪魔』に会えるかもしれない日。 おばあちゃんに言われた言いつけを破り、家族全員が寝付いた頃に家を抜け出す。 冷たい風が頬を伝った。 空を見上げると、くっきりと月が見える。 私は行く先も決めず、ダラダラを歩いた。 森の奥の方へと来た時、ガサッと物音がした。 ビクッと、体が反応する。 「人間か」 驚くほど低くい声が耳に届く。 直感した。悪魔だ。 背が高く、斧を持っており、黒いフードを被っている。 「貴方が、悪魔?」 何故か私の心には、恐怖心なんて一つもなかった。 「貴様、俺が恐ろしくないのか」 「怖くなんて無いわ。話した事も無いのに、どうして怖いって分かるのよ?」 ただ疑問に思い、そう問いかけると、悪魔が距離を詰めてきた。 「貴様、齢は?」 「14よ。貴方は?」 「悪魔に齢などあるものか。一々覚えていない」 「へえ、何千年も生きているの?」 「ああ。だが、貴様の様な者は初めてだ。」 悪魔が私に手を差しだした。 「着いてきてくれないか。」 「私を食べるの?」 「いいや、食わない。約束しよう」 私は悪魔の手を取った。冷たかった。 悪魔が私を案内したのは、大きな洞窟だった。 しばらく歩くと、湖くらい水が溜まった場所が見える。 この頃、インベル町では水不足が問題になっている。 「こんな所、どうして見つけたの」 驚きを隠せずそういう。 「なあに、少し水を溜めただけさ。他の奴にも教えてやるといい」 「優しいのね。ねえ、悪魔さん、屈んでちょうだい。」 私の言葉に、悪魔は少し間を置き、屈んだ。 私は悪魔のフードを脱がす。 悪魔は、抵抗一つしなかった。 悪魔の素顔が露わになる。 洞窟の外から入ってきた光が、丁度悪魔の顏を照らした。 顏が無かった。真っ黒だった。闇だ。 「どうして顏を隠すの」 「悪魔だからさ。」 「貴方、お名前は?」 「そんなのあるものか。」 「じゃあ私がつけてあげる。アクアよ。」 瞳の色が、アクア色なんだもの。 「何故だ。俺は悪魔だ。貴様は人間だ!俺をすぐに捉えたいはずだろう⁉」 「貴方は悪魔じゃないわ!それに、人間も悪魔も関係ない」 アクアが目を見開く。 そして、大粒の涙が零れた。 「貴方は誰よりも優しいもの。ねえ、一緒に暮らしましょう?」 「駄目だ、俺には顏が無いんだぞ。お前を幸せにはしてやれない。それに、貴様に正体がばれた。俺は消えるだろう。」 「どうして!正体がばれると、消えちゃうの?」 「ああ」 「じゃあどうして私に正体をばらしたのよ!」 涙が零れた。もう、会えないの?アクアと。 「貴様は、殺せない。初めてなんだ。俺の姿を見て、逃げなかった人間は。なあ、俺達、前に何処かであった事があるか。  貴様の顏は、何処か見覚えがあるんだ。」 「無いわ。今日が初めてよ。」 「………そうか。貴様、名は?」 「冴子。冴子よ」 アクアは、私の頬に手をやった。 「冴子か。良い名を持ったな」 アクアの体が消えてゆく。 「まって、アクア。まって!」 「大丈夫だ、また会えるよ」 アクアは、塵となり、消えた。 でも、何故だか分からないけれど、また会える気がした。 _______ 悪魔は、死ぬ前に大きな思い残しがあった人間がなる。 記憶はなくなるが、体が覚えていると、無意識に思い残しのある場所へ向かうという。 この作品の『インデル町』は、四千年前、戦争で二人の美しい美男美女が町民の犠牲となり、来世で会う 約束を果たし、手を繋ぎ殺されたという、迷信が残っている_____。 美男の方の瞳は透き通って見えるほど綺麗なアクア色で、敵までも魅了されたらしい。 だが美男は顏に大きな火傷を負っており、差別を受ける。 それを救ったのは、『冴子』という名の美女だったそうだ。

短編小説みんなの答え:1

父は、サンドイッチを作ってくれる人だった。

母のいない休日に、父はサンドイッチを作ってくれる人だった。 そして、コーヒーにはちみつをいれて「甘いコーヒーだよ」なんて言いながら僕に差し出してくれた。 来る日も来る日も僕のそばにいてくれた。 どんな時だって遊んでくれた。 でもある日、起きたら母がいた。父がいない。 僕は、母に聞いた。「お父さんはどこに行ったの」 母は、少し間をあけて「ごめんね」といった。 どうしたのと聞いても、やはり「ごめんね」としか言ってくれない。 2日後、父がいた。僕が、どこ行ってたのと聞く前に、 「サンドイッチはおいしかったか」と聞かれ、「うん!とってもおいしかったよ!」と答えた。 その後、父は「ありがとう」と言っていなくなってしまった。 僕は言った。だれもいないところに。「お父さん、どこ行くの」 怖くて、不安で、いやだ。 僕は泣いた。「お父さん、行かないでよ。いやだ。いやだ。」 それを見た母は僕をそっと抱きしめた。やっぱり「ごめんね」と言って。 3日後、お父さんの仏壇がおかれた。 僕は、その仏壇に向かって「だいすき。」といった。大粒の涙をこぼして。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 母 愛子が言った。「あの子大丈夫かしら。お医者様が『ピーターパン症候群』とかなんとかいう病気らしいわ。ねえお父さん。」 父 啓太が言った。「いくら何でも仏壇なんて、不謹慎だろ。」 「しょうがないわ。あの子が作れ作れうるさかったのよ。」 愛子と啓太の息子、愛太は34歳。ピーターパン症候群患者だ。それは治らず、今でも子供のころの夢を見続けている。

短編小説みんなの答え:1

さよなら臆病姫

『えぇっと、今日は、、、よし!完成!』 私は七瀬せな、13歳。科学部部員です。 今は化学室にある金魚さんの様子をレポートにまとめてます! 科学部は1年から3年合わせて5人しかいない上幽霊部員が3人という廃部寸前の部活ですが私はこの部活が大好きです。 『あとは、、、特にないね!あ、ここで日記書いちゃおっかな』 私の日課は日記を書く事。1日を振り返ってるこの時間が一番好き。 私はアンネフランクさんに憧れを持っていて私も日記をお友達だと思って日記を書いています。 しかも昨日ノートが埋まったので今日から新しいノート! 『、、、よし!終わり!って、もう5時!?早く帰らなきゃ!』 その時私は気づいていませんでした。私の日記帳は科学室に置きっぱなしって事を、、、 「やべ、今日部活だった、って何これ?ノート?名前ないし、、中身見ていっか」 「、、、日、記?いや、交換日記?てか返事ないじゃん、、、返事書いたがいいんか?」 『嘘、でしょ?』 日記が、無い!? 『もしかして科学室?はぁ、しょうがない。誰も見てないことを祈って今日は諦めよう、、、』 ----翌日(放課後)---- 『あった!って、え!?』 なんか返事書いてあるし、、、てか誰だよ書いたの 『まぁ取り敢えず書くか、返事、、、相手分からんし取り敢えず捜索入れるか、』 “昨日はノートを科学室に置きっぱなしにしてて焦りました。大事な物は鞄に入れとくべきね。貴方もそう思いませんか?ところでそろそろ貴方のことを名前で呼びたいです。お名前を教えて貰えませんか?” 『日記でもありしれっと書いた犯人を自然と探せる文章、、、天才なのでは?まぁそれはないけど、』 ----翌翌日(放課後)---- “俺もそのような体験があります。災難でしたね。俺も貴女の名前が知りたいです。俺はれおです。貴女の名前は何ですか?” 『れおくん、、、どっかで聞いた事あるようなないような、、、気のせいか!』 “れおさん。貴方の名前を知れた事でちょっぴり貴方を知れた気がします。私はせなです。” ----翌翌翌日(放課後)---- 『今日は返事何かなー!』 “せなさんですか。とても素敵な名前ですね。もしかしたら俺の勘違いかもしれませんがせなさんって七瀬せなさんですか?科学部1年の。勘違いだったらすみません” 『、、、え?私を知ってる?』 “はい。私は科学部1年の七瀬せなです。失礼かもですがどうしてれおさんは私を知っているのですか?” ----翌翌翌翌日(放課後)---- “俺は深川れおです。科学部2年の。なんだか前部員名簿にせなと言う名前を見た気がしたので。あってて良かったです。よろしければ明日の放課後部室でお話してみませんか?ノートじゃなくて、” 『、、、え、え!?きょ、今日くるの!?れおさんが!?』 「あはは、やっぱり七瀬さんだったんだw」 『せ、先輩!?』 「ごめんね、勝手にノート見ちゃって。それと七瀬さんが書く金魚のレポートすっごく見やすいからいつも助かってるよ」 ドキッ 『あ、ありがとうございます、、、』 「七瀬さん。」 『はい?』 「よかったら今度もまた話さない?」 『ぇ、い、いいんですか?』 「俺がお願いしてんだしいいに決まってるよ」 『で、ではよろしくおねがいします!』 「うん、よろしくね((ニコッ」 ドックンッ あ、あれ?おかしいな、なんだか急に顔が熱くなって来ちゃった。もしかしてこれって 「あれ?七瀬さん風邪?」 『い、いえ!なんでも!』 恋?

短編小説みんなの答え:6

「〈月がきれいだね〉」 久々の小説投稿!一応恋愛系……

「やっほ!紗良羅!」 『ん。おはよ。』 私の名前は桃河紗良羅(ももかわ/さらら)。中2。勉強はちょっと良い方。でも、国語と理科は嫌い…。体育とかのスポーツ系は得意な女子。さっき声を「やっほ」と声をかけてきたのは幼馴染の森田空(もりた/そら)。小学生の時から一緒でいわゆる腐れ縁。私よりも頭が良くて人気もある。 そんな空と私が釣り合ってるのかわからないけど、多分、私は空のことが好きなんだと思う。好きだと思うようになったのはあの時……… ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「?どうしたの?」 『!?……御守りをこの川に落としちゃったの。お母さんからもらった御守りなのに……』 「そっか。………」 そう言うと、彼はバシャバシャと川の中に入ってきた。 『わっ!なんで入ってきたの?風邪ひいちゃうよ!』 「?だって、大事な〈おまもり〉なんでしょ?それに、1人で探すより2人で探した方が見つけやすいと思うし!」 『!』 ーーーーーーーー 『見つかった……!』 「ねっ!言ったでしょ!2人で探せば見つかるって!」 『………ありがとう!!ええと、お礼をするよ!制服も濡れちゃったし……』 「お礼なんていいよ!別にお礼が欲しくてやったわけじゃないし!じゃ!バイバイ!風邪引くなよ!」 『あっ!ちょっと待ってよ~!』 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー このようなことがあって好きに思ってたんだ。 ~~放課後~~ 「ね。知ってた?今日さ、好きな人に告白すると、普通に告白するより成功する確率が高いみたいだよ!」 『!!!』 「紗良羅も好きな人がいるんだったら今日告白してみればいいんじゃないかな?僕も今日、頑張って告白しようと思う」 『!?』 コレは……告白する前に振られた?…でも。告白してから振られるのとしてないのに勝手に振られたと思ってるのは全然違う!……よし。今告白するぞ! 『………えっと。空?』 「ん~?何~?」 『あのさ、こう、なんていうか…私さ、……空のことが好き。』 「!!!!………ありがとう!……………今日は、さ。いつもより、《月がきれいだね》。」 『…………空!ごめん、今日帰っていい?』 「いいよ。気をつけて帰ってね。」 後日、紗良羅はあのまだ月が見えていない時に言っていた、《月がきれいだね》の意味を知るが、その日は一日中顔面が真っ赤になってしまったという……。 END☆ 解説:一応、《月がきれいですね、月がきれいだね》などは、[愛の告白]を意味してるらしいです。 ………待って。小説書くの久しぶりすぎて文がおかしくなってたりしても許してください。

短編小説みんなの答え:1

恋人が敵になってしまった件

俺は魔王である事故に巻き込まれて転生したのだが 勇者が転生前の恋人だったからどうしようか まあ部下に相談するか してみたらとんでもない回答が返ってきた まあ大丈夫でしょと言われキレそうになった まあ関係ないし勇者倒すかと思ったら 勇者が城に攻めて来た 勇者は準備バッチリだ! 一方魔王は全く準備無し モンスターは魔王の為に頑張ろうとしていないし 部下は魔王に世界を滅ぼすのを邪魔されたと思っている この状態で戦えるのか?と魔王は思わなかった そして一騎打ちになった 魔王が優勢だが勇者倒すとどうなるのかと思った で隙を突かれて死んでしまった その時魔王はどっちかが勝っても良い思いはしない 転生した意味は何だろうか恋人にならなければ良かった 何でだろう魔王は転生して初めて恐怖と温かみを覚えた 全ては神の命と冷酷と優しさに包まれた地球を支配しようと思ったのか そして手紙を書いて潰えていった 地球は神の優しさと冷酷さに包まれた土地だ みんなそれぞれの特徴があり神の命を携える者だ それを知っていたらこの事はしないはずなのに 初めての後悔に包まれ冷酷さを知った 生まれ変わったら人間になりたい

短編小説みんなの答え:1

死ぬために生きる。

「人生に疲れた。絶望した。」いつも考える事。でもそのことを考える度に、自分の心が真っ黒になる。もううんざりだった。 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 「私ちゃんってバカだよねw」 まじでwそうかなぁ?笑 「偉そうにすんな!生意気なんだよ!」 ごめんなさい。 「もっと真面目な子だと思ってたな。」 .... もうとっくに限界だった。喉が乾いた。自分の心を大嫌いな物で徹底的に取り囲んでぐしゃぐしゃにされてしまっていた。 だからしにたい。でもしねない。だから、勇気がでるまで生きてみることにした。  ”死ぬために生きる” 

短編小説みんなの答え:7

おかえり

私のママは、病気でいなくなった。それから一か月たった日。空は快晴で、風が心地よかった。私は久しぶりに出かけようと、歩いていた。その時だった。きいーーーーーーー!前を歩いていた子がひかれそうになっていた。「危ない!」とっさに私が助けた時、ドン!と音がした。「…え?」回りは真っ白だった。いくら歩いても真っ白だった。その時。ママみたいな人が走ってきた。「あっ」バサッという音と共に、においがした。ふんわりと、甘い匂いが。温かくて、ここがあんしんだと思える場所。そこは、ママの腕の中だった。私は、涙がこみあげてきて、「ママ!うっ、ううっ」泣いてしまった。そうしたら、ママも涙を流しながら言った。「おかえり。」私は少し安心してしまった。

短編小説みんなの答え:1

あの子(感動系)

私は死神だ。 私の仕事は死者の肉体のまじないをかけ、生き返らないようにし、あの世の閻魔のところに連れて行くことだ。 今日は13歳の女子。 今日の8時23分9秒に家の玄関にトラックが突っ込んできて死んでしまうそうだ。 13歳。まだ若い。そして私が死んだ年だ。 私も人間だった。名前は魅ノ月 萌亜(みのずきもあ)。 私はいじめっ子に階段で突き飛ばされて死んだ。 葬式でいじめっ子は泣かなかった。ただ呆然としていた。 黄泉の国に連れて行かれた私は、閻魔に天国にも地獄にもいかず、私のもとで働かないかと言われた。 もうすべてがどうでもよかった。 ただ逃げ出したかった。 …もう、どうでもいい話だ。 でも、あの子を見殺しにはできない。 私はあの子と自分を重ねた。 やるしかない。 私は閻魔のところに行った。 「お願いします。あの子を見殺しにはできません。どうか、あの子を助けてください。」 「なぜだ。なぜあんな小娘など助ける。」 「このとおりです。何でもします。」 今日、初めて見たあの子のために、こんなに必死になったのはなぜだろうか。 閻魔が重い口をひらいた。 「良かろう。だが、引き換えにお前を消さなければならん。…そういうしきたりなのだ。」 「いいです。喜んで、この存在、閻魔様とあの子に捧げます。」 閻魔は微笑んだ。 そしていった。 「さあ、ゆけ、私からの最後の命令だ。」 8時23分、トラックが来たところを私は救った。 そして言った。 「私は魅ノ月 萌亜。あなたにこの身を捧げます。」 彼女は気絶していたが、命に別状はなく、しばらくすると目を覚ました。 近くにいるのは姉だろうか。 彼女は姉に言った。 「あのね、沙友理お姉ちゃん。魅ノ月萌亜って人が助けてくれたの。」 沙友理。私はその名前に覚えがあった。 沙友理は彼女を抱きしめ、泣き叫びながらながら言った。 「萌亜ごめんね。ごめんね。ひどい人でごめんね。許してくれないでしょ。でも、私、あなたのこと、大好きだったの。」 沙友理は続けた。 「同じクラスになったとき、こんなに分かりあえる友はいないって思った。まさかいじめられているように思っているなんて知らなかった。  階段で背中を押したときも、軽い冗談のつもりだったの。ごめんね。ごめんね。」 なんだ。そうだったのか。 私は彼女と沙友理にに微笑みかけた。 「勘違いしてごめんね。ありがとう。バイバイ。」 こんにちは。作者のきつね大福です。 この話は、先のことを全く考えず、一発で書きました。 のると本当に嬉しいです。 日ごろからノートに小説を書いています。 でもほとんどホラー系なので、感動系は初めてです。 話を読んでくれて、本当にありがとうございました。 また、話が載ったときには、よろしくおねがいします。

短編小説みんなの答え:1

わたしのアパート  ホラーです

わたしは天野真由(あまのまゆ)。中学2年生です。今日は親友の矢崎愛奈(やざきまな)が、わたしのアパートに遊びにきてくれるの!わたしのアパートは広いから、愛奈にアパートを案内してあげるの。でも、一つだけ、不気味な場所があるんだ…。それは、物置部屋。たくさん物が置いてあって、薄暗い感じがするの。それでも、勇気を出して、案内してあげようと思うの。  ピンポーン 「こんにちはー。天野真由ちゃんいますか〜?」 チャイムの音とともに、愛奈の声がした。わたしは、とびつくいきおいで玄関を開けた。 「愛奈!いらっしゃい!」 「真由!おじゃまします。」 わたしは大喜びで愛奈を中に招き入れた。わたしのお母さんが愛奈を歓迎する。 「愛奈ちゃん、いらっしゃい。ゆっくりしていってね。」 「こんにちは。よろしくお願いします。」 わたしは早速愛奈を案内する。 「ここがリビングで、ここがダイニング。ここがお風呂で、トイレとつながってるの。」 たくさん案内して、いよいよ次は物置部屋になった。 「愛奈〜、ここがものおきべ……!?」 すごくびっくりしてしまった。なぜって、部屋のすみに、知らない女の子がいたから。しかも、ただの女の子じゃない。目は血走って、体中血だらけで、着ているものはボロボロの着物。後ろにいる愛奈も、びっくりして口をぱくぱくさせている。女の子はどんどん近づいてきて、わたしたちの目の前で止まった。女の子に気を取られていたせいで、愛奈が呪われかけていることに気がつかなかった。あわてて愛奈の方を向いたけど、もう遅かった。愛奈は幽霊化し、わたしに襲いかかってきた。 「お母さん、助けて!」 それがわたしの最期の言葉だった。でも、襲われる前、わたしには聞こえた。愛奈の声が、聞こえた。 「真由、ごめんね。ごめんね……。」 この幽霊の正体は、戦争で亡くなった女の子。亡くなる前、このアパートに住んでいて、天野家の物置部屋が、自分の部屋だった。そして彼女は、今幸せに生きている人を亡くそうと考え、物置部屋に住みついている。 どうでしたか?初めて幽霊のお話を書いてみました。自分で書いていて怖くなりました。アドバイスや感想を聞かせてください。

短編小説みんなの答え:1

友情は大切!

「今のはこっちが勝ったよ!」 休み時間終わりのチャイムが鳴り、姫が言った。 「いや、今のはこっちだったよ!」 私(李里奈)も負けないぐらい大きい声で言った。 ドッチボールをしていたら、言い争いになってしまった。 それ以来私たちは、口も利かなくなってしまった。  しかし、味方の子もなぜか姫の味方をした。 「姫ちゃんに謝りなよ!」 なんで?姫も言ってたのになんでみんな私を敵みたいに言うの? みんな私のこと嫌いなの…?  でも、私の見方をしてくれる子たちもいた。 特に葵は、私に励ましの言葉をかけてくれた。 「大丈夫。李里奈は悪くないよ。」 そんな言葉で、私は元気が出る。  次の日、体育館の裏で姫が座っているのが見えた。 姫の味方の子たちが集まってきた。 「どうせあのドッヂボールのことでしょ?」 姫はゆっくりと首を横に振った。 そして膝を見せた。 「どうしたの?!そのけが!」 「皆ばんそうこう持ってる?」 でも、みんな持っていなさそうだった。 私もポケットに手を入れた。 あっ。 ポケットにはばんそうこうが入っていた。 私は急いで教室に戻り、姫の机にばんそうこうを置いた。 「ガララーッ」 教室の戸が開いた音がした。 姫が帰ってきた。 まだ姫の膝はさっきと同じまま。 「えっあっ…」 「李里奈が置いてくれたの!?ありがとう!」 「あっうん…」 「あ、あと、ごめんね!」 「私もごめんね!」 私たちは仲直りした。  そして私は友情関係の大切さを改めて知った。 だからけんかをしている子がいたら、迷わずこう答える。 「友情は大切なんだから、けんかはダメ!ここで私たちが出会えたのは奇跡なんだよ!」 そして私の好きな言葉は… 『友情は大切!』 終。 初めて送るので誤字脱字があるかもしれないけれど、甘めに見てください。 感想お願いします。

短編小説みんなの答え:0

ある日、聞こえてきた歌

優歌視点 僕の名前は水月優歌{みずきゆうた}。 いつもどおりに今日の授業が終わった。友達はいない。常習的にぼっちだから悲しくない。 「早く帰ろう」教室を出ると、 隣の音楽室から誰かわからない歌声が聞こえてきた。 澄み渡っているが、力強くもある。声的には・・・女の子? 僕は、彼女が歌っている歌を歌っていた。 誰かはわからないけど、彼女のことが好きかもしれない。 一夏視点 私の名前は叶凪一夏{かなぎいちか}。 音楽が好きだけど、家では練習させてくれないから、友達が帰ったら学校の音楽室で歌を歌っている。 「今日は何歌おうかな」と迷っていると、私と同じ曲を歌っている歌声が聞こえてきた。 綺麗な声で、引き込まれてしまいそうな感じ。歌声からわかることは、男の子ってことだけ。 誰かはわからないけど、彼のことが好きかもしれない。 歌声が初めて聞こえて一週間後、 放課後、僕/私は誰かと廊下ですれ違った。 その子から、あのとき聞いたときと同じ歌声が聞こえていた。 僕/私はもう会えないかもしれないと思いとっさに、 優歌/一夏「あの!貴方って・・・!」

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