短編小説の相談いちらん
短編小説
みんなが作った短編小説のコーナーだよ。※2024年9月30日までの投稿で受け付けを終了いたしました。
辛い。
辛い。 本当は、こんなことに なるはずじゃなかった。 きっかけはちょっとした罰ゲーム。 みんな笑ってた。 その時はこんなに 苦しむなんて思っていなかった。 なのに、今となっては汗が止まらない。 自然と涙が出てくる。 もう、全て終わらせて、 諦めてしまいたい。 「もう無理、助けて。」 そう言って助けを求めたら、 こんな地獄も終わって くれるんだろうか。 そんなことばかり考えても、 今の状況が変わることはない。 いつまで経っても辛いままだ。 私は耐えられなくなって、 口を開いた。 「本当に辛い、この麻婆豆腐(まーぼーどうふ)」 辛(から)い。 【end】 _あとがき_ すいません。
演じるということ
私は演技が大好きだ。 演じることが好きなのだ。 でも私は、誰にもそれを言っていない。 女優になりたいとも思うし、 もっと演じてみたいとも思う。 だけど私には、いくつも言えないことがある。 アイドルになってみたい。 声優になりたい。 テーマパークのスタッフになりたい。 他にも言えない夢はあるし、秘密だってある。 でも別室に登校している私なんかじゃきっと叶えられない。 中学受験もする。 それでもなにか違う。 もっと演じてみたい。 「演じたことない私」をもっと生み出したい。 毎日増えていく演じた私を、コレクションしてゆく。 毎日楽しいし、好きなアニメもあるし楽しくないことよりきっと楽しいことのほうが多い。 友だちの前で演じている私が、いつか演技だと気づいてもらうために私は演じ続ける。 いつか本当の私を演じられますように。 そう、願いながら。 ー10年後ー 私はまだ本当の私を演じていない。 まだ演技の私だと気づかれていない。 演劇部に入って、本気で女優になろうと思っている。 寂しい私に気づいてほしい。 だめだ。違う。 演じる私は愛されていて、誰にでも優しくて、清楚で、どこまでも「陽」の私なんだ。 でも私は心理テストをしたら、「i」。 陰の私だった。 本当の私は好きなものを否定されて生きてきた。 ずっと、寂しかった でも気づいてもらえない 私が無理していることに 気づいてほしい わかって欲しい 演じている私と正反対だプチッ こんな「りん」はみたくない。 りんは優しくて… こんなりんは見たくない。 りんは女優だ 優しくて清楚であいされているんdプチッッ こんな私しか愛してくれないファンなんかいらない 結局、すれ違うだけのファンと演者 本当の私を見てほしい
月明かりのための協奏曲
私には5つ上の姉がいるらしい。らしいって言うのは、私が生まれる前に死んでしまったからだ。 その5つ上の姉は、ピアノが大好きでピアニストを志していた。でも、姉はコンクールが終わった帰り道に事故に遭い、志半ばでこの世を去った。私は、この話を聞いた時、姉の無念を引き継いで、ピアニストになった。 私は星宮明里。12歳。ピアニスト。でも最近、コンサートなどでは不調続き。酷評だって、たくさんついている。今はピアノ協奏曲の練習中。協奏曲は、1つの楽器のソロとオーケストラの曲。次のコンサートで、挽回しなくては。1番の難所に引っかかった時、目の前が真っ暗になった。 目を開けた時、私は星空の美しい草原にいた。静寂の中から、ピアノの音色が聞こえてくる。ああ、ピアノソナタ「悲壮」だ。美しい旋律に、どこか物悲しい雰囲気のある曲。その曲が聞こえてくる方向に、私は歩き出した。 たどり着くと、一台のグラウンドピアノがあった。その前に座り、演奏をしている少女。月明かりのように静かで、物悲しげだったその少女は、私とどこか似ていたが、今の私には関係のないことだった。彼女の演奏が終わると、私は拍手をした。その拍手に気づいた少女は、私を見て、にっこりと笑った。 「こんばんは。あなたは、ピアノが好き?」 柔らかくて、優しい少女の笑みの問いかけに私は頷いた。 「好きだよ」 少女は、少し悲しそうな表情を浮かべると「そうには見えない」といった。訳がわからない。 「どうして」と私は問いかける。 「じゃあ、弾いてみる?」 私はピアノの前に座った。そして、得意のリストの曲を弾いてみせた。私は私の音が、昔のような、楽しさを失っていたことに気づく 。 「音楽ってさ、」彼女が言った。 「『音を楽しむ』って書くよね。あなたのその音は、『評価』という柵に囚われすぎている。あなたは周りを見すぎているんじゃない?自分のことをよく知って、自分が自分のことを認められるようになってから、本物のピアニストになれるんじゃないかな。」 私は心を打たれた。そうだった。私は、周りの評価を気にしすぎるあまり、スランプに陥った。それに気づき、私は、嬉しさと、喜びのあまり泣いていた。 その少女は、私が泣いている時静かに見守っていてくれた。 私が泣き終えると、もう一回、「弾いてみる?」と言ってくれた。 私なら、ここで超絶技巧練習曲を弾いていた。でも、今の私は。 私は、昔作った曲『月明かりのための協奏曲』のピアノパートを弾いた。彼女は、月明かりを思わせるような静かな人で、優しい人だったから。昔否定された曲を、今なら、昔の私に戻って、弾けそうだったから。 最後の和音を弾くと、待っていたと言わんばかりに、月が沈み、陽が昇ってきた。 「この世界は、夜にしか入れないの。だから、もうお別れ。」 少女が言った。少女の後ろ姿が、どんどん遠ざかっていく。私はそれが耐えられなかった。せめて、名前だけでも! 「あの!あなたの名前は?!」 私の叫び声に気づいた少女が言った。 「星宮光里、あかり、頑張ってね」 光里は、私の手の中に、何かを投げ込んだ。 私はハッと目を覚ました。 目の前に広がるのは白い天井。それと点滴。 「お母さん、明里さん、目を覚ましましたよ。明里さんは、極度の疲労状態でした。酷評や、演奏のスランプが原因でしょう。休ませてください」 医者の説明をぼんやりと聞いていた。お母さんも、心配してくれている。 ふと、手に何かが入っていることに気づいた。それは、 ピアノを象った、小さなオルゴールだった。そこには、「星宮光里」とあの子の名前が彫ってある。 お母さんたちが出て行くと、そっと回してみた。奏でられたのはピアノソナタ悲壮、そして、ピアノソナタ月光だった。私は、そっと涙を流す。 ありがとう。私、頑張るよ。姉さんの分まで。 柵…しがらみ まとわりついて、関係の断てないもの FIN
届きますように。
「…はぁ。」 ため息ばかりつく私。 それには理由がある。 「うわー、お前の弁当ご飯しか入ってないじゃーん」 「え?なんでそんな鉛筆短いの?」 「お前んちボロアパートなの?やばwwww」 「毎日同じ服着てんじゃん。ほかに服ないの?」 「みんな習い事してるのにお前だけどこも行ってないとか、やる気ねーやつはこのクラスにくんな。」 学校が嫌だ。 いつもわたしは貧乏だということでいじめられている。 みんなが言う言葉は現実だ、間違っていない。 でも、いやだなんて・・・・ 言った日には… どうなるか‥‥ もう・・・・ 分かる… から・・・ 下を見る。 ここは4階建ての大きなショッピングモール。 その屋上。 私がフェンスに足かけた時・・・・ 「海羽(みう)ーーーーっ!!!」 誰かが私の名前を呼んだ。」 その声は、2年前に引っ越していってしまった幼馴染の奏楽(そら)だった。 「な、なんでここに…」 「そんなことどうでもいいよぉ…っ…自殺しちゃダメって、何回約束したと思ってるのぉ…」 「…!」 「忘れてたの?」 「…」 そうだ、約束したんだっけ。 奏楽が引っ越す前、奏楽は 「なんでそんなこと言うの?!」 と、いじめから私をかばってくれた。 おさまりはしなかったけど、今より断然楽だった。 そして、引っ越す日にしつこく、何度も言ったんだ。 「いじめに負けても、自殺しちゃ、絶対だめだからね?」 「大丈夫!」 こんな会話してたなぁ… 「忘れてはなかったよ。」 「じゃあ、なんで守んなかったの?!」 「やばいんだもん」 「どんぐらい」 「ほら、ここのひざの大きなかさぶたとか、全部やられたやつだ…うおっ!」 私がしゃべっている途中、奏楽が抱きしめてきた。 「うああああああぁぁぁぁぁ!!!!!」 なぜか奏楽が大号泣し始めた。 私も泣いてしまった。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 10年後。 私は今、スクールカウンセラーになる勉強をしている。 奏楽と一緒に。 ここまでこれたのも、奏楽のおかげ。 ありがとう、奏楽。 この思いが、奏楽に届きますように。 ~end~
君の世界のヒロイン。
…馬鹿 そうつぶやいた。理科室に向かわなければならない足は止まる。あそこで笑ってるのは私の彼氏である光輝だ。 成績は普通。スポーツ万能で女の子の友達いっぱいの陽キャ。今は別のクラスだ。あそこで光輝と話してる女の子は友梨佳という学年一の陽キャ女子だ。 小6の時に陰キャと虐められていた私とは大違いで。光輝は私のこと好きなのか疑問に思うことも多い。告白したのは私だから… 帰り道。「光輝はさ。仲良く出来るのは陽キャだけど、恋愛対象はまた違うらしいよ。光輝が言ってた。」親友の美羽が言った。「そーかな。だといいけど笑」と笑顔で返したが、心の中は複雑だった。美羽と光輝は幼なじみだから、本当かなと。うん。きっとそうだ。 「光輝と話ししてみる!」 光輝は委員会があったらしいから、まだいるはず… 息せき切って階段を登る。いた。光輝だ。「…こ、こーき…光輝!!」目を丸くした光輝が振り向く。「好きだから」ちょ、何いってんの私。「え、うん俺も」思考停止になる。 きっと私が考え過ぎただけなんだろう。まだ始まったばかりだ。
普通の高校生が転生して野良猫になってトップになる話
私は転生した。 部活帰り、横断歩道わたってたら信号無視のトラックにひかれて・・・・気づいたら猫になっていた。 目の前は道路・・・ガードレールの先にはキラキラと光った海がどこまでも続いていた。 ってここはどこ・・・?周辺を探索してみるとすごいド田舎だった。 でも静かなこの雰囲気好きかも・・・。昨日まで・・・いや前世はガチの都会に住んでたから田舎には憧れてたし。 雨が降ってきた・・・雨宿りしないと・・・あっあそこ良さそう・・・ 私が向かったのは駐車場だった。 車の下にもぐって今日は寝ようかな・・・てか今何時? 「おい、そこで何してる」 突然背後からとても低い声が聞こえた。恐る恐る振り向いてみると・・・ そこには自分の2倍か3倍もの大きさの猫がいた。 「ぎゃああああああ!!すみません。すみません!」 「お前・・・もしやよそ者だな・・・出ていけ!!それか殺されてえか!!」 子分?みたいなやつがそういった。こっちは全然怖くないや。 そのとき前方から大きな影が近づいてきた。 「ぎゃあああ!奴が来ましたよボス!!逃げましょう!」 奴ってなに? 怖がっている猫たちの横を抜けて私は不思議とその陰に近づいていた。 影の正体は犬だった。たぶん野良犬ではなく近くの民家にでも飼われている犬だろう。首輪とリードがついていた。 「お前・・・!正気か!?その犬は俺たちの仲間を何度も・・・・!ひぇっ!」 でも私は怖くなかった。私は前世で剣道を習っていたときがあった。それもあってか無事犬をボコボコにすることができた。 猫たちはみな顎が外れそうなぐらい口を開けて固まっていた。 それから私はその強さと勇敢さを理由にその猫たちの仲間のボスになった・・・ていうかほぼ強制だったけど。 よその猫の集団との領地争いで負けたことはない。こう見えて実は前世では成績オール5だったんでね。頭脳戦ですべて余裕で勝ってきた。 今日もまた領地争いだ。なんだかめんどくさくなってきた。 「おっきましたぞボス!」 「やれニャー!!」 「「ニャー!!!」」 こうして私はどんどん領土を拡大していき世界征服を目指していった。 言葉がおかしかったり日本語がおかしいところがあったらすみません。
昨日の明日を生きる僕
拝啓、大学へ進学した僕へ こんにちは。僕は高校3年生のころの君です 今日卒業式に行ってきました 6年間、1ヵ月ごとに君へ書いてきた手紙も今日で最後です 72通も書いていたんですね。読み返してみると恥ずかしくなります 君は覚えていますか? 中高一貫、大学へ行くまでの間、いじめに屈せず生き続けると約束したこと 自分で、未来の自分に約束したこと 僕は希望を持ちたくて君に手紙を書いていたのではありません 現実逃避をしたかったわけでもありません むしろその逆ですね。君に、いじめのことを忘れないでいてほしかった 僕が中学時代から6年間もの間、いじめに苦しめられていたこと 誰も、先生や友達ですら助けてくれなかったこと 自殺なんて、馬鹿な真似をしようとしたこと そんなどうしようもない僕を必死になって親が止めてくれたこと 絶対に忘れないでください 僕は都合がいい人間なので、こうでもしないといつか忘れてしまうでしょうから 僕は辛かった。自分で命を絶ちたいと思うほどに、追い詰められて、壊されていた 吐かれる暴言、ふりかかる暴力 でも耐え抜きました 死んだら、泣いたら、相手を喜ばせるだけです 相手に復習する一番の方法は、僕が幸せになることだと気づいたから けっしてそのことを忘れないで 僕が耐えたこと、生き続けると決断したこと 大学生になった僕が、苦しみから開放されていることを願います もしかしたらまだ、孤独よりも嘲笑のほうが怖いかもしれない また辛いことがおこるかもしれない けれどそんなときは、僕が僕へあてた72通の手紙を読み返してください この手紙以外は、思い出したくもないようないじめのことについて書かれていると思いますから 僕はこの苦しみを耐え抜いたんだぞって、自分を褒めてください いつか、最高の人生だったと笑える日がくるまで 僕は昨日の明日を生き続けます ------------------------------ ここまで読んでくださりありがとうございました はじめての短編小説ですので、読みにくいところ等色々あると思いますが、暖かい目で見ていただけると光栄です 感想、アドバイスなどあれば教えてくれると嬉しいです!
スイカズラ
あの時、私の涙を拭ってくれた感覚を、未だに忘れられない。犬と人間。言葉は通じ合わなくたってそれ以上の何かがあった。 君と出会ったのは、スイカズラが咲き誇る春の頃。あの頃はまだ10歳だった。家族で君を迎えに行く時、車の窓から覗いたスイカズラの花が、なぜかとても記憶に残っている。 そこから3年 思春期を迎えた私は、情緒が安定せず、トイレにこもって泣いたり、家族に八つ当たりしたこともあった。それも、何回も何回も。 でも、決して人前で泣くことはなかった。泣く時はいつも一人。私を分かってくれる人は、受け入れてくれる人は誰もいない。そう思ってた。いつも居場所を探しいてた。私を受け入れてくれる人に出会いたかった。 誰も居ないリビング...正確に言えば私以外に人は居ないリビング。不意にため息が零れた。不安定だった私はそれだけで涙が溢れ出した。そのとき ペロッ__ 君が私の近くに寄ってきて、私の涙を拭った。元気出して!とでも言うかのように私に近寄って体をスリスリしたり、顔を舐めてきたり...。 初めて受け入れられた気がした。私を初めて受け入れてくれた君を、もっと大切にしたい、幸せにしたい、そう思った。 そこからは君と毎日のように散歩に行ったり、車の免許をとったら一緒にドライブしたり。そして、君が疲れてしまったら大好きな抱っこでお家に入る。 君と過ごしている時は、辛いことも悲しいことも全てなかったかのように元気になれる。時間も忘れて そこからまた数年。 少し元気がなかった気がした。大好きな餌を残すし、散歩でもすぐに疲れてしまって。あの一文字が頭によぎった。信じたくなかった。 そんな私の思いは通じず、君はどんどんやつれていき、遂に歩けなくなった。 認めるしかなかった。涙が滝のように溢れる。大好きな抱っこをしたまま、私は泣きじゃくっていた。君が少し動き出したかと思うと ペロッ__ 君が私を受け入れてくれた時と同じように、私の涙を拭ってくれた。そして、息を引き取った。 あの時と同じように、元気だしてと言いたかったのだろうか。私は、君がいればそれだけで元気になれたのに。 春になると、君を迎えに行ったスイカズラの咲き誇るあの道を通る。そこに行くと、なぜか君が居るように感じるから。 見守っててね。精一杯生きたあと、あの日と同じように、みんなで君を迎えに行くから。
家族に大好きって言えてますか。
始めに、このお話はフィクションです。現実味が凄くなってしまった…笑 『嫌い!』 私は目の前の母さんに向かって叫んだ。 (居なくなればいいのに……!) 私は心の中で母さんに向かって叫んだ。 『大好き!』 私は母さんを抱き締めて何度も叫んだ。 これは、私の成長記録。大嫌いな母さんを大好きになる話。 母さんはウザい、しつこい、嫌い。居なくなればいいのに……私の人生には要らないし、邪魔……大っ嫌い! それが小6の頃の私だった。なんでそんなこと思ったんだろう…きっと居て当たり前の存在だったからだ。毎日会えるし、毎日喧嘩もするし、毎日話せるし。慣れてたんだ、当たり前に。中一になって、母さんが入院した。当たり前が当たり前じゃなくなった。会えなくなった、喋れなくなった。喧嘩も抱き締めることも出掛けることもできなくなった。そこで、やっと気付いた。母さんの大切さに……。ホントは大好きだったことに。いくら嫌おうが心の奥底には好きだって気持ちがある。会いたい……会いたいよ、母さん……。抱き締めたいよ……でも、もうそれは叶わないね、そんな体になっちゃったから。失って初めて気付く…ホントなんだよ、この言葉。当たり前の日常は当たり前じゃない、ホントなんだよ。 ねぇ、大好きって言えていますか?嫌いだよね、分かる私もそうだったから。怖くて、憎くて、辛くて、大嫌いな家族。大好きが許されないことも、思えないこともきっとある。でも、言える内に言った方がいい。その言葉1つで、親は何十年でも何百年でも生きられるはず。少なくとも私の母さんはね笑大好きでもありがとうでも、言いそびれないように。 大嫌いな母さんを大好きになる話でした。
モノクロの世界で生きる私。
私は、全てがモノクロ、白と黒に見える。 私はそれが普通だと思って生きてきた。 でも、それが違うと気づいたのは、高校に入学した時だった。 1人の生徒が、「あの桜綺麗だねー!ピンク色だあ!」 ピンク? ピンクとはなんだろう。 私には黒色。 あの人はピンク。 私はおかしいと思い家に着くとすぐに聞いた。 「お母さん、ピンク色って何?」 そう聞くと、お母さんは驚いた顔でこっちを見てきた 「そうね」 そう呟いた。 「あなたはね、色が全てモノクロに見える病気なのよ。」 詳しことを言うと、生まれつき全てがモノクロに見える病気。 この病気は治らない難病だと言う。 私の世界に色はないらしい。 私は異常体質ということだ。 それから、私の生活は180°変わった。 色が見えないということは、みんなからは当たり前に見えているものが 私には見えていないのだ。 そう思うと悲しくなってきた。 色を見てみたい。 昨日言っていたピンクを見てみたい。 でも、そんな願いは叶わない。 ある日、いつも通り学校に行くと 私と同い年くらいの男の子がいた。 私は、その子の顔を見てハッとした。 まるで、その子の顔が私にそっくりだったからだ。 でも性別は違う。 それにそういう人は世の中にたくさんいる。 私は無視して前を通り過ぎて行こうかと思ったが、 話しかけてきた。 「ねぇ」 私は足を止めて返事をした。 「なんですか?」 「君さ、色が見えない病気なんでしょ?」 「はいそうですけど」 「色、みたいと思う?」 「ていうかなんで私の病気のこと知ってるんですか?しかもなんで私?」 「知ってるよ。ずっとみてたもん。」 怖いと思った。 まず異性なのになんでみてるわけ? 警察に連絡、。 「警察に連絡なんてしないの。」 「え」 「いいから色、見てみたい?」 「まぁ」 「じゃぁ、僕が見せてあげるよ」 「そんなことできるわけないじゃないですか」 「できるよ。」 「え、」 「まずは僕とお友達になって!ね?」 彼はそう言って笑う。 笑顔まで似ている。 でもいきなり友達だなんて、。 「友達、うぅん、大親友になったら色を見せてあげる!そう約束する!」 もし、嘘だった場合、。 「でも今無理やり決めなくてもいいよ。」 「これから僕が見せていくから。」 「行動でね」 そうしようかな、。 「、そうします。」 それから、彼は私に毎日話しかけてきた。 私は次第に彼と話すたび、面白い、楽しいと感じるようになった。 ただ 周りの生徒から、彼のことは見えていないらしい。 また変な病気になったのか。 そう考えた。 「そんなの気にしなくていいよ。今を楽しんじゃえ!」 彼はいつもポジティブなことを言ってくる。 まるでネガティブになった時に考える私の思考と一緒。 何から何まで似ている。 そう思った。 そうして、私と彼が話すようになってから一年が経ち始めた。 私は今だに色が見えない。 やはり嘘だったのか。 最初から信じなければよかった。 そう考えていたとき。 「僕と仲良くしてくれてありがとう!」 「あ、いや、全然」 「お約束通り、色を見せてあげないとね。」 本当に見せてくれるの、? 期待と心配が混ざり合ってよくわからない感情になった。 「あ、あそこの桜の前に立って!」 「あ、うん」 そして、桜の前に立つ。 すると彼は言った。 「僕が色を見せられるのはほんの少しだけ」 「3分くらいかな。」 3分見れるだけで私は満足だ。 そう思って、ゆっくりと頷いた。 「ありがと」 私の考えていることがわかったのか、そういった。 「じゃぁいくよー」 そう言った瞬間、視界が白くなった。 目を開くと、違う世界が広がっていた。 全てが、モノクロじゃない。 色、?というものがついている。 これまでにない世界だった。 私は思いっきりその世界を満喫した。 この時間はあっというまだった。 元の世界に戻ってきた時に彼は、 「僕、もう戻らなきゃ。」 「色は満喫できた?」 「うん!ありがとう。でも、戻るって?」 「僕はね、実在してないんだ。」 「僕は君の、」 そういった瞬間、彼は消えた。 でもその時、私の中に、何かが入ったような気がした。 その瞬間、私は全てを理解できたような気がした。 「そっか、君の正体、。」 「なぁんだ。そういうことかw」 私の目に何かが込みあげてきた。
ずっと、永遠に
「マコ、どうしたの」 「え?何?」 私はマコ。あなたたちと似ている世界に住んでいる。でもあくまで、「別世界」。 目の前には、ぬいぐるみがある。ぬいぐるみがしゃべっている。 「マコ。あなたは、この世界がずっと、永遠に続くと思う?」 「え、わからない……あなたは誰?」 「私は、あなたの守り人。守護霊みたいなもの」 「名前は?」 「守り人でいいよ」 守り人は不思議な質問をいくつかした。 この世界はずっと、永遠に続くと思う?終わりは来ると思う?どんな終わりだと思う? 「ありがとう、マコ。このカギを持っていて。ずっと、永遠にね」 「うん……」 「ずっと、永遠に」 宝石シールを貼ったような。金と銀の間くらいの色に、色とりどりの宝石。安そうな、高そうな。 不思議な世界だった。 ジリリリリリ!! 「ひっ!」 あ……夢の中だったんだ。 私は机の引き出しを開けた。目覚めチョコを食べるためだ。 「ふあぁあ……」 私はチョコを取り出そうとした。重たい質感があった。 「カギ?」 あのカギだ。守り人からもらった…… 私はチョコをぱくりと食べた。ドアを開け、朝食を食べようとする。 「……は?」 ドアには鍵穴があった。そのままでは開かない。 「このカギで?」 ガチャリ。 カギがはまる。私はドアを開けた。 そこには、角砂糖の中に閉じ込められたような空間があった。真っ白い正方形の部屋。何も置いていない。 一つ、よく見たらドアがある。金色のドアノブだけが目印だ。 ドアノブの真下には、鍵穴があった。 ガチャリ。 カギがはまる。私はドアを開けた。 今度は窮屈な図書館のような空間。本が置いてあるが、どれも同じタイトル。「永遠 とわ」という。 茶色いドアにカギをはめる。 ガチャリ…… ガチャリ…… ガチャリ…… 虚しく、カギをはめる音が聞こえる。 戻ろうとしても、そこには鍵穴がない。 永遠に、私はここをループする。 「「ずっと、永遠に」」
目にとびこんできたものは
重いまぶたを擦る朝だった。 「すみませーん……」 「ひぇっ!?!?!?」 物陰からぬっとでてきたそいつは、青白い肌に真っ白な目。背格好はうちの父親と同じくらいだった。 「な、なんですか…」 なんとかでてきた言葉に、そいつは淡々と答えるのだった。 「驚かせてすみません。私、未来人でございます」 「はいー?未来……」 「ええ、 私は、10秒先から来た未来人なのです……」 「……ひとつ、お聞きしてもいいですか?」 「ええ、もちろん?」 どうも堅い口調だ。 「未来人──10秒先から来た未来人ということは……10秒以内のことがわかるってことですよね?」 漫画なんかで見る未来人は、だいたい未来の予言とかをしたりしているけれど…… 「ええ、そうですね。例えば2秒後に、目の前にカラスが現れることなんかは」 その瞬間、カラスが目の前を横切り、すぐ横にあるゴミをあさり始めた。 「わかるのですが」 「『わかるのですが』?」 「10.1分後のことは、わかりません」 「それって意味あるんですか」 自分が思っていたよりも言葉がするりと出たことに驚いた。 「意味、といいいますと?」 「だって……10秒以内に起きることなんて、ほぼ予想できるものじゃないかと思うんですよ……さっきのカラスだって、そのちょっと前まで電線に止まってたじゃないですか」 「ほぅ、なるほど?」 意外とすんなり納得するもんだな、と思った矢先だった。 「では、これはどうでしょう?今から5秒後──」 そのとき、目にとびこんできたものは。
麻痺した少女は
小さい頃から、医者になりなさいと言われて育ってきた。 だから、将来自分は医者になるんだと信じて疑わなかった。 親は、私のために進路も細かく決めてくれて、ただ毎日親に課せられた問題を解くだけでよかったから、他の友達より楽だった。 それに、誘惑を全て断ち切ってくれた。 スマホは親と連絡することしかできないし、テレビは親の許可がないとつけられないし、漫画もないし、ゲームももちろんない。 唯一の娯楽とすれば、小説くらいだろう。 親は、優しい時もあれば、厳しい時もあった。 私がプリントを解ききれないと、お母さんは私をキツくしかった。 私が勉強の手を止めると、お父さんは私の手を引っ叩いた。 私がテストで低い点数を取ると、勉強の量が倍になった。 小さい頃は、ひどいと思っていたけれど、今はわかる。 これは、私のためなんだ、と。 実際、そのおかげで最近はテストでほぼ毎回学年一位をとっている。 だから、親には感謝してもしきれない。 お母さんは、言っていた。休憩するとダメになる、と。 お父さんは、言っていた。一度止まると、再び動くのに時間がかかる、と。 だから私は、決して止まらない。 休憩しないで、そのまま突っ走ってゴールに行く。 そう、決意したけど、最近将来のことを考えてしまう。 夜、眠る時いつも考えてしまう。 お医者さんになったあとは、どうすればいいの? お医者さんはどういう生活リズムをしているのか全く知らないけれど、なんだか忙しそう、ということだけはわかる。 やっぱり、休日も働くのかな。 だとしたら、大変だな。 毎日毎日、一回も休まずに勉強しても、次はまた、大変な仕事が待っている。 それって、楽しいのかな。 ……いや、だめだ。こんなこと考えている暇なんてない。 はやく、次の問題を解かないと。
少女の身近な異世界転生?
私は犬が大好きだ。 昔、飼っていた愛犬が死んだ。 それから私は、もう犬は買っていない。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 起きた瞬間、私は今までにない驚きを覚えた。私がいるこの場所は、見たことのない大きな木々に囲まれている。地面のものはなんだ、草かな。 ありえないほど大きな建物や動物。 ここは現実なのか?私はそう思った。 「…どうしたの、そこの小さなお嬢さん。」 「わっ…!?」 なんなんだこの生き物。 人間ではない、動物?犬? なぜか親近感がある。 「……まーとりあえずゆっくりしていきな」 ゆっくりなんて出来るわけがない。 「…ここはどこ?」 「……ここはねぇー、異世界だよ。」 「は、?異世界?」 「大丈夫だよ。明日になればきっと戻れる」 「安心してね」 だから安心とかできないんだって。 でもなんでだろう。安心できそうなのは。 時間が経つのはあっという間だった。 「……ありがとう、色々楽しい時間」 「ううん。僕もありがとう。」 もうすぐ夜になる。 寝たらおそらくもう現実世界。 私は眠りについた。 ーーー朝、私は目が覚めた。 いつもの部屋。あの芝生ではなかった。 少し寂しかった。 「へー!そんなんだー、」 「ん?どしたのお母さん。」 「今夢の本読んでたらさぁー、」 「大好きな人とか昔の思い出が、」 夢に出てくることがあるらしいわよ。
助けられた命
私、かな。体が弱く、 入院することが多かった。 だから、体育の途中で倒れてしまった。 けれど私はクラスからいじめを受けていた。 体が弱いから男子の気をひいていると 思われたからだ。 誰も助けてはくれない。 そう思ったとたん、体がフワッと浮いた。 あちこちから、女子からは悲鳴が 男子からは「ヒュー」と聞こえてくる。 気づくとクラスの1番モテる優斗くんが 私を抱いていた。 保健室についた。 優斗:大丈夫か? かな:う、うん。大丈夫。ありがとう。 優太:いいんだ。ゆっくり休め。 かな:うん。 そのとたん唇に柔らかいものが触れた。 キスだ。とても顔が赤くなった。 優太:おまえが好きだ。 かな:っえ? 優太:俺の彼女になってくださ かな:はい。 優太とかなが付き合ってから、かなが もう入院することはなかった。
あの青かった時間(フィクション)
これはとある学校である少女が恋をした物語。「ああー学校なんてまじむりー」私は中学2年生の雨。最近クラスでは恋している人が多いらしい。私は別にどうでもよかった。「よ、あめ。」恵が話しかけてきた。「なんだ恵かあ」恵は私の幼馴染で、小学校に入ってからは一気にモテだした。顔がかっこよくて優しい性格をしている。そう。私の好きな人は恵だ。小学生のころからそんな恵が大好きだった。いろんな人に男女問わず優しくて、悪口も言わないまっすぐな人だからだ。体育の時、走る練習で男女でペアを作れと先生に言われて、「あ、恵くーんいっしょにぺあくもー」と学校で人気の八重が話しかけていた。やえはおしゃれでかわいくて勉強も運動も得意らしいが、裏で人の愚痴をいっぱい言ってるらしい。恵のことが好きって噂が立ってるらしいけど、、、「あ、、、ごめん俺雨とペア組むから」、、、、え???私も八重もほかの女子たちも驚いた顔をしていた。「そっそうなんだ。」八重は他のところに行ってしまった。「雨ーぺあくもうぜー」「あ、、、うんいいよ」ドキドキしている。でも、、、なんで、、「気になってんだろ、なんで俺が雨とペア組むか」「え」私はそう聞かれて焦った。心の中でも読んでるのかと思った。「だって、俺たち親友だろそれに雨といる方が楽しいし」いちばん、、、、その言葉が脳の中でジーンと響き渡っていた。その頃八重は、、、「え、、、なにあいつまじむりなんだけど」「調子乗ってね?うざ」とほかの女子と話をしていた。「前から思ってたんだけど幼馴染だからってくっつきすぎじゃない?」「なんで私じゃないの?雨さんより私の方がいいのに」とつぶやいていた。「雨さんなんて大っ嫌い私の方が恵くんのこと好きなのに」私はこぶしをぎゅうとにぎりしめた。そして放課後、「ねえ恵くん一緒に帰ろう」と誘ってみた。「いいよ、八重」よし。「ねえ恵くんってさなんでいつも雨さんとつるんでるの」「えだってあいつといるのが一番楽しいからに決まってんじゃんてか、おさななじみだし」やっぱそうなのかよ「恵君て。。。雨さんのこと好きなの?」けいはキョトンとした顔で私を見た。「。。。。うんすき、、、、だよ。」は?「えなんで?」「なんでってあいつ普通にかわいいし優しいし一緒にいると落ち着くからだよ」、、、、いや待ってうそでしょおかしすぎるよ。「ごめんもう私帰るね」わたしははしった。次の日放課後八重に話しかけられた。「、、、あのさわたしけいくんのことすきなんだよね」突然そう言われた。「。。。。え?」「正直雨さん邪魔だからさもう恵くんとは関わんないでlくんない?恵君も疲れてるみたいだしさ」えわたしって、、、めいわく?「。。。。。うん」下駄箱からサッと靴を取って出ようとしたけど、「雨!!!」そこにはけいがいたんだ。「。。。。恵」「早く帰ろうぜ。」ダッシュで駆け抜けた。「、、、、雨?」いやだいやだ悲しい切ないむなしい!!こんなに好きなのに迷惑だって思われてるのに、、、あの人の声を聴くだけでもう戻れないのかなあって。。。。「雨。」恵が追いかけてきてくれた。「恵はさあ」戸惑い震えた声で、「?」好きな気持ちが押し出されて、、、「私って迷惑?」気づいたら雫の涙が頬を伝って地面にこぼれて、、、、落ちた。恵からぎりぎりと音が聞こえた「んなわけ、、、ねえだろ!」聞いたことがない震えた声「俺は!」涼しい風が体にしみていくのが分かった。あ、、夕立だ。「雨のことが大好きだよ。」「え。。。。」突然言われたその言葉と風と夕立の雫が混ざって溶けていった感じと、、、あふれる思いが重なって「う、、、うあああああああ」しずくの涙がまたあふれ出したんだ。「私も、、、恵のこと、、、だあいすきだよおおお」けいからやさしいはぐが私を包み込んでくれた。翌日「あ。恵君!」そこに八重はいた。「お前俺に一生話しかけてくんじゃねえぞ」「・・・・え?」「は?自覚してないのかよお前雨に噓言ってもてあそんで、最低だな、お前。 足がふらふらした、けいれんを起こしていた。「幼馴染だからってあの人がくっつきすぎたのがやばいんでしょ!ねえ恵くんもう一度考え直してみてよ!あのぶりっ子よりもあたしと付き合った方がいいって!お願い!」「いや何言ってんのやばいとかいぜんにひどいって。ぶりっこはお前だろ?てか雨に謝れよまあ雨は許してくれるだろうけど俺は絶対に許さないからな。二度と話しかけてくんなよ」その時八重はうあああああとうなだれた。「けい!!」「おおあめ、これからはずっと一緒だぞ」「、、、、うん!!」「恵、大好き」「俺も大好きだよ、雨」あの時の夕立とあの青かった時間は、忘れることはないだろう。 皆さんいかがだったでしょうか!!!よかったらお願いします!!あとこれはフィクションです!ではまたお会いしましょー
紗理奈の呪い
「ハァー、マジさりなむかっくっ!」憎しみの声をあげながら、渋皮佑奈は南紗理奈の方をにらんだ。紗理奈はクラスのチョーぶリッコで、佑奈の彼氏をとられた。あのただのぶりっこに。そこで佑奈は、「アイツがいなくなれば。。。ゆうやくんを。。」とボソリといった。夕暮れだった。紗理奈は、もと佑奈の彼氏、ゆうやとたのしそうにあるいていた。もう、ゆるせない。そうおもい、家にかえると、呪う準備をしてから、ぶリッコ紗理奈を家によんだ。佑奈は紗理奈を自分の部屋へいれた。へやにはいったとたん、紗理奈はきゅうにわらいだした。「はははははは。。」笑っているときに、紗理奈の持っているスケッチブックが、ばさりとおちた。スケッチブックのなかをみると、ひふはやけて、つやのあるかみのけはちりちりともえて、めがあかくじゅうけつしている佑奈がかかれていた。「え。。?」「あーあ、みられちゃったぁ。」紗理奈が、しゃべりはじめた。「???。。」「私、あんたが可愛い可愛い私をきらいなの、わかってましたよぉ。」「どっ。。どうして。。」「だぁーかーらー、あんたにはこのえとおなじになってもらいますぅ!。」「イヤァァァァァァ!!」佑奈の、髪の毛がチリチリと燃えてきた。そして、頭ぜんたいが燃えたあと、佑奈のいしきはなくなった。
恋愛漫画オタク、恋します!?
「好きです。付き合ってください。」 「うん。いいよ。莉愛(りあ)。」 私は、恋愛漫画のページをゆっくりめくっていく。 「ここで莉愛ちゃんとキス!?きゃぁ!快斗(かいと)くんかっこいい!!」 私は雪乃愛香(ゆきのあいか)。恋愛漫画オタクの中1です♪ 私の幸福の時間です! え!?もう11時!? 「早く寝なきゃ。」 ん…。 え!?うそ!? もう7時!? あ、やばい!ち、遅刻するー!! 私は朝ごはんのサンドイッチと牛乳をとって自転車をこぐ。 ん…?この感じ、どっかで見た…。 あ!莉愛ちゃんが急ぐ時だ!! 確か、ここで超イケメンの快斗くんが助けてくれてー。 「おっと!君!遅刻中?送ってあげよっか?。」 「は、はい!?。」 ちょっと待って!? り、莉愛ちゃんと快斗くんのシーンじゃん!?。 「どこまで?。」 「お、鳳(おおとり)学園まで。」 「え!?俺も!!じゃぁ、そこまでで!運転手さん!。」 「かしこまりました。斗亜様。」 私はそのままのせてもらった。 「ありがとうございました。その、間に合いました。」 「ううん。いいんだ。えっと?。」 「雪乃愛香です。」 「俺、千里斗亜(せんりとあ)!鳳学園でもよろしくね!。」 彼ー。千里くんの笑顔はとてもまぶしく、キラキラしてて。 暗い私とは全く違うものだった。 「転校生を紹介するぞー。」 担任の山北先生の声で、さっきまでおしゃべりをしていたみんながこっちを向く。 「千里斗亜です!よろしくね。」 「きゃぁ。」、「イケメンだぁ。」、「隣の席になれますように。」 皆んながそういっている。 「雪乃。後ろの席を隣にだせ。そして、そこの席の田中はななめにいけ。」 ん?せ、先生? 「雪乃。千里をよろしくな。」 そうすると、あらららららー。 わ、私の隣になっちゃった!? 「ずるい。」、「はぁ!?」 「気にしないでね。愛香ちゃん。」 「ずぅーと思ってたけどさ、ずるいよね。」 「大丈夫。愛香ちゃん。俺が守る。」 わ、な、なにこれ!?めっちゃドキドキしてる!? なんだろ、胸が、ぎゅっとなるようなー。 ー「それが、恋。」 莉愛ちゃんのセリフが、あたまに浮かぶ。 ー私の、恋。 見つけた! 恋愛漫画オタク、今日から恋します!