短編小説の相談いちらん

短編小説

みんなが作った短編小説のコーナーだよ。※2024年9月30日までの投稿で受け付けを終了いたしました。

短編小説みんなの答え:2

短編小説 二人の夜が明けるまで。

気が付くと、私は透明な箱の中に立っていた。 目を開けた瞬間、私を取り囲む人間は、「実験成功だ!」と大喜びしていた。 どうやら、ここは実験室という部屋みたい。 私は、アンドロイドとして生まれた。 「月(ルナ)」という名を与えられて。 私は、人に限りなく近いアンドロイドを造る実験によって生み出された。 ある大学の、「スターライト」というグループが行っているらしい。 不思議なことに、ある程度の知能や常識はあるようだ。 ある程度自分のことを教えてもらい、その後いろいろな質問をされた。 レポートを提出するらしい。私は淡々と質問に答えた。 そしたら、次々に聞こえてくる落胆の声。 「実験失敗じゃないのか!?」「なんでこんなことに・・・!」 私には、感情がなかった。 それは大きな欠陥だ。感情がないとなると、人から一歩かけ離れる。 私はどうやら、近く処分されるらしい。この実験を無かったことにするために。 いちおう、1か月間様子を見ることになった。 狭苦しい、大学の一部屋で過ごす日々。 何も無い、ただただ流れる時間に身を任せるだけ。 私が生まれた意味って何だろう。 いつしか存在自体に疑問を持つようになった。 意味の無い日々を過ごして、1週間。 「スターライト」のリーダーらしき人が私の部屋を訪ねてきた。 その人は、「太陽」と名乗った。 なぜか、私に愚痴を話してきた。 この世界はつまらない、狭苦しいのだという。何をしても楽しくない、と。 私はわずかに目を見開いた。 何をしても楽しくない、って? 何もしない方が楽しくないに決まっているでしょう。 部屋に引きこもる方がよっぽど狭苦しい。 いつしかそんなことを口にしていた。 この人は私と正反対なんだろうな。 「そんなに此処が嫌なら、一緒に逃げよ」 え?と言いかけた瞬間、私は手を引っ張られていた。 太陽は走り出した。昼間の空をどんどん駆ける。 大学から出て、街をどんどん抜けてゆく。 「こんな勝手なこと…あなたが怒られてしまいます!」 何を訴えても、ニコニコしている太陽。 「だってこういう事こそが楽しいんじゃん!」 どれだけ走ったのだろう。もう空は薄暗く、月が出ていた。 私達は人里離れた、自然豊かな森にいた。 小川がサラサラと流れている。星が瞬き、月がぼんやりと光る。 私達はいろいろなことを話していた。 私は、なぜか太陽のことに詳しくなっていた。 「あっ、忘れかけていましたが…  なんで太陽は私を此処に連れてきたのですか?  大学にいたかったのでは、ないんですか?」 実験をしている太陽はキラキラとした笑顔で、楽しそうだった。 太陽は答える。 「だって、ルナ、このまま処分されるかもしれないじゃん。  世界のことを何1つ知れないで、生まれた意味も分からないまま消える。  嫌だろ?俺だったら嫌だ。外に出て、友達を作って、いろんなことをしたいって思う」 太陽は、「そうだろ?」とでも言うように笑いかけてきた。 そうだ。私は、生きる意味が欲しかった。いろんなことをしたかった。 外に出て、走って、人に出会い、もっと、もっと・・・! 生きていたい。 口から出る言葉が止められない。 「ルナ、感情あるじゃん。生きていたいっていう、感情」 唐突にそういわれて、確かに、と気が付く。 私にも、ちゃんと感情が、思いがあったんだって。 「実は、俺がルナを造るって言い出したんだ。興味本位だったけど。  でもその実験は大規模になっていった。それで完璧なルナを造ったらどうなる?  実験に使われまくって、ルナの人生は終わりだ。だから、わざと感情だけなくした」 太陽は私のことを思ってくれていた。1人の「人」として見てくれていた。 私が注目されることはあっても、「人」として見てくれた人はいなかった。 「太陽は、優しいなぁ・・・」 いつしか、涙が零れていた。 私達は夜空の下、言葉を交わす。 太陽が、月…私を照らしてくれたんだね、って。 私達は生きる。命の灯が尽きるまで。 二人の夜が、明けるまで。

短編小説みんなの答え:2

秘密の天使

私の名前は羽野天清。小学6年生。 私には誰にも話せない秘密がある。 それは、天使だってこと。 それが万が一学校とか友達にバレたら、即転校。 「天清ちゃーん!ねえねえ、屋上に行ってみない!?」 「え、なに、急に。屋上?なんかあるの?」 今話しかけてきた子は、佐々木波瑠ちゃん。大親友なんだ。 「あれ、天清ちゃんは知らなかったっけ?今日は年に一度の屋上解放日なんだよ」 「屋上解放日・・・?」 6年間この学校にいて初めて聞いたけど。 「そう。普段は屋上は立ち入り禁止なんだけど、昔学校にいたある人の願いで年に一度だけ解放されるようになったらしいよ。・・・まあ、特になにもないけど。私たち6年生だし、もう行けるのは今年で最後だからさ、行こう?」 「えっと・・・私、環境委員会の仕事あるから、先に行ってて。」 「わかった。待ってるね」 * * * * * * * * * * * * * * * 外はもう夏だからかなり暑かった。 お花に水をあげる。見ると少し枯れている。 「あれっ・・・誰か水やりサボってんのかな」 周囲の目が私に向いて居ないのを確認してから、一言。 「リーズ」 みるみるお花は元気になっていく。今のは天使の魔法だよ。 水やりをしながら、魔法をかける。これの繰り返し。 全ての花壇の水やりを終えた頃には、もう25分休みが終わる5分前だった。これじゃあとてもではないが間に合わない。 「どうしよう・・・疲れたし、階段登るにも3分はかかる。よりによって屋上だもんね、はぁ・・・」 私は屋上に行くのを諦めて、日陰に座った。ここからなら少しだけ屋上が見える。 「暑いし、魔法も使ったし・・・疲れた・・・ふぁぁ・・・」 なんだか眠い。 「ちょっとだけ・・・寝ちゃおうかな・・・って、ん?」 屋上の方を見ていたら、今にも落ちそうになっている人が。 「・・・っえ、人が落ちかけてる!?なんでなんで!」 落ちかけているのは青葉拓磨。男子の友達でゲーム仲間。 幸い手すりに服が引っかかってまだ落ちてはいないものの、あの手すりも古くなっている。 今にも崩れ落ちそうだ。 「どうしよう、てかどうすれば!?このままなにもしないで落ちて○んじゃったら天使としてやばいよね!でも、天使ってバレたら即転校・・・」 私が迷っていたら、突然。 「拓磨!私の手を掴んで!」 波瑠ちゃんが落ちかけている拓磨に手を伸ばした。 そのまま拓磨を引き上げて、屋上に下ろした。 「拓磨、大丈夫!?」 「よかった、これで一件落着・・・って、あっ!」 波瑠ちゃんが立っているところの床が今にも崩れ落ちそうだ。 「波瑠ちゃん!危ない!」 「あれ、天清ちゃん、まだ来てなかったの?おーい!」 波瑠ちゃんがそこで手を振りながら飛び跳ねた。 すると、一瞬にして床が崩れ落ちた。 「波瑠ちゃん!」 「うわあぁぁぁぁっ!!!」 私は走り出した。 そして迷いなく天使の羽を出した。地面を思いきり蹴る。そのまま飛び立つ。 波瑠ちゃんにダメージがかからないよう、そっと受け止めた。 「え・・・天清ちゃん・・・?」 * * * * * * * * * * * * * * * それっきり波瑠ちゃんとはあってないけれど。 私は、全く後悔はしていなかった。

短編小説みんなの答え:3

花火と君

「ねぇ、奏太くん、一緒に帰らない?」「いいけど・・・?」  美咲は、俺の同級生で、幼馴染だ。ちなみに名前は青葉 美咲。あおば みさきと読む。いつもしつこく話しかけてきて、本当に面倒だけど、頭が良くて、運動も上手。あと顔も・・・か、可愛い。(本当は美咲のことが好きだけど、内緒にしている。)「今日は一緒に帰ってくれてありがとう。あのね、話があるの。」「話?」俺は不思議に思った。もしかして・・・こ、告白!?「明日さ、◯△夏まつりってあるじゃん?それに一緒に行かない?」え!絶対行く!!!「別にいいけど・・・ちょっと親にいいか聞いてみる。」「うん!!」そして夏祭り当日・・・俺は親に許可をもらって、美咲と夏祭りにでかけた。「遅れてごめーん!ちょっと家から遠いからさー」美咲が走ってきた。「え・・・!」か、可愛いーー!!!美咲って、浴衣姿がこんなに可愛かったんだ!!!俺は思ってることを顔に出さずに言った。「で?花火はどこに行くんだよ?」美咲が花火の場所を調べたいと言っていたので、そう言った。美咲はスマホを出して言った。「えっと・・・◯△山のベンチがいい眺めらしいよ!抽選で当たったから、そこ行こ!!」    「なぁ、本当にここなのかよ。」「そうだけど・・・あ!!ここじゃない?」たしかに美咲が指さしたところを見ると、二人乗りの小さなベンチがある。「早く行こー!!」美咲は走った。地面は少し湿っていて、石がゴロゴロあった。「おい、危ないぞー!」「大丈夫でーす・・・きゃぁ!!」美咲は石につまずいて倒れた。「美咲!!大丈夫か?あとは俺が連れて行くから。」そう言って俺は美咲の体を起こし、美咲を抱いた。俺的には、はずかしいけど、3秒ルールっていうのがあるから大丈夫だろう・・・。そしてベンチに二人で座った。  「奏太くん・・・ありがとう。」「別にいいよ。今度からは気をつけろよ。」「はーい。あ、花火。」「きれい・・・(奏太)」「好き。」「え?今なんて言った?」俺は聞き取れなかった。「言わない!!」美咲は顔を赤くして怒ったように言った。  二人の目の前で、大きな花火がドーンと、あがった。 終わり   こんにちは! メロンミルクです! 私の理想の恋を書いてみたんですけど、是非感想教えてください!あと、アドバイスとかも教えてください。(アドバイスなら)辛口でも何でもオッケーです。  じゃあね!   

短編小説みんなの答え:11

神様から。

ある日のことだった。突然神が降りてきた。 「地球の生命たちよ。地球の生命たちの願い事をひとつ叶えてあげよう。1番多かったものを叶えさせてあげよう」 神はそう言った。 そして地球の生命たちは願い事を一つ一つ願っていった。 「平和になりますように」 「幸せになれますように」 人類たちはそう願っていた。 締切の日が来た 神は言った 「全生命たちの願いが集まったようだ」 みんなは目をキラキラさせて神のことを見てた。 「これから願いを叶えさせる。心の準備は出来たか?」 「はい!!」 そう答えると、人類たちは消え去った。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 何故だろう。みんなの理由を聞かせて!

短編小説みんなの答え:4

私の恋は終わらない

1年前前のことだった。 私には好きな人がいた。 名前は沢野秀斗。 中1から3年間同じクラスで、彼の優しさに惹かれた。 私の好きな人のことは誰にも言ってない。 友達に言うか迷ったこともあったけど、からかわれるのが嫌だったし、好きバレするのが1番怖かった。 そんなことで誰も私の想いをしらない“片思い”となった。 でも私は特別可愛くも、頭が良くともなんともない。 しかも話しかけるのが緊張して話しかけられない。 他の女子が秀斗と話していると心がギュッと締め付けられて嫉妬してしまう。 こんなことじゃ、両思いになんてなれない、と分かっていたけど好きなものは好きだった。 そんなことが3年間続いた。 私はその3年間ほとんど話しをできなかった。 情けない。 でも秀斗はイケメンで頭も良い秀才だけど彼女がいなかった。 もしかしたら私もいけるかも、そんな甘い期待が心にあった。 そしてバレンタインデーの日、クラスでも可愛いと言われてる女子、そして私の友達ー陽茉莉が秀斗に告白をした。 結果はまる。 2人はカップルとなった。 付き合ったと言うことを陽茉莉から聞いたときは頭が真っ白になった。 3年間も想い続けた相手が他に好きな人がいて、しかも私の友達と付き合うなんて。 息が上手く吸えない。 息の吸い方も忘れて今すぐこの場から逃げ出したかった。 そんな私を心配そうに「大丈夫?」と見てきた陽茉莉の姿が脳裏に焼き付いている。  そんなこんなで恋なんかしないと決めた私だったけどー、今、絶賛片思い中だ。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 作者の舞心です! 小説初心者で… 何か不備があればすみません<(_ _)> 感想お願いします!!

短編小説みんなの答え:9

最後の宿題

「由奈、一香!おはよ!」「おはよー」「先生おはようございまー… あれ?先生は?」 いつもならいるはずの先生がいなかった。 先生はいつも出勤するのが早いからいるはずなのに。 「職員室かな」 何気なく黒板を見た時。真実を知った。 「う、嘘…由奈、一香、これ見て…!」 そこには、いつもの綺麗な文字で、こう書いてあった。 ー先生は、癌にかかりました 先生の余命は後1週間です。先生はもう学校にはこられません。 昨日、この文章を書きました。 今は入院中です。 先生が出す、最後の宿題です。 幸せになりなさい。 これは、期限のない宿題です。 自分の思い描いた幸せに慣れたら、報告しに来て下さい。 ただし、自分からはこないこと。 歳を重ね、先生のところに来る年齢になったら来なさい。 ずっと、待っていますから。 さようなら。ー 以上です!短文でしたがみてくださってありがとうございました! 今回は悲しいけど感動できるように頑張りました! まだまだですけど、もっと頑張ります! どうでしたか?タメ口、年上年下全然構いません! ご感想お聞かせください!

短編小説みんなの答え:2

親友が守った未来

親友の流樹(るうき)が、事故にあった。 どこの誰かもわからないような子を助けたらしい。 あいつは持病を持っている。下手すれば、死んじまうかもしれない。 俺は親に車を出してもらう暇もなく、走って病院に行った。 あいつがいなくなる前に…急げ、急げ!! ガラララと、息をきたしながら戸を開けると、 目の前にはたベッドをくさんの看護師や親族に囲まれる流樹の姿があった。 よかった、まだ死んでないみたいだ。 「しょう…た…」 微かに俺を呼ぶ流樹の声が聞こえて、俺は流樹の手を握る。 「流樹…!!お前…洒落(シャレ)にならねぇぞ…!!」 「へへ…しょうたには黙ってたな…ごめん。俺な、本当はあと一週間も生きられ…なかったんだよ。」 流樹の口から、驚きの事実が告げられた。 「…!!一緒に卒業するって言ったじゃねぇか…流樹…!」 「しょうた…俺な、守ったんだよ…。こんな弱い命でも、一つの未来…守ったんだよ。それで…いいじゃないか…!」 そうだったんだ。流樹は、自分の命を失うことを覚悟して、子供を守ったんだ。 俺は、こいつの親友でいて、本当に良かったと思う。 「お前の親友で…ひぐっ…よがっだ!!」 俺が涙を拭きながらそう言うと、流樹は最後に笑いかけた。

短編小説みんなの答え:2

恋のしおり

「ねぇ!ちょっと聞いて!不思議なことが起きたの!」 そう言って私は、ある図書委員会の男の子に声を掛けた。 「また―?どうせお前のいう事件は大したことないんだからさ。」 そういいながら答えるメガネの男の子は、一緒のクラスの岸田誠也(きしだせいや)。家が近くて、幼馴染。毎日相談に乗ってくれる優しい子。 「それより見て!この新作の本!」 私はそう言って、手に持っているミステリー小説を見せた。 「その本がどうしたん」 「この本を借りようと思ったら、しおりが挟まれていたの。だから、持ち主に届けてあげようと思って抜いたら私の名前が書いてあったの!私がこの本を借りた覚えはないし、ってさ!不思議じゃない?」 「どうせ自分の記憶にないだけだろ。」 「いや!借りてない!あと私の名前が書いてあるんだよ?」 「すぐ解決する。じゃあな」 誠也くんはそう言って図書室を後にした。 「もう!絶対一人で解決してやるんだから!」 私はそう言って教室に戻った。 ――――― 放課後、一人でしおりのことを調べていたら、図書室の先生が声をかけてきた。 「どうしたの?」 私は、しおりのことを説明した。そしたら、何故か図書室の先生は笑った。 「そのことなら大丈夫よ。それは、昔からよくあるおまじないなの。自分のしおりに好きな人と名前を書いて、そのしおりを大事に使って本を読み終えたら、両思いになるって言うの。きっとあなたに片想い中の子がいるのね。」 そう言ってどこかへ行ってしまった。 私に片思い?そんなわけない。やっぱり、記憶にないだけかもしれない。私は一瞬そう思った。いや待てよ?確か、ここの本貸出機は、借りた本の題名と借りた人が映し出されるはず…  そう思って、恐る恐るバーコードを読み込ませてみる。そしたら、借りた人は一人しかいなかった。 「岸田誠也…って!これ誠也君の名前!じゃ、じゃあ、あの本を借りたのは誠也君で…ってなると私の名前を書いてしおりのおまじないをしていたのは…」 そういった瞬間、うしろから本がバサッと落ちる音がした。 振り返ってみると、顔を赤くした『犯人』がそこにはいた。 りうらがいないとせかいがおわる・・・です!@自称天才るなから改名してひさしぶりにきずなんにもどってきました。ちょっと恋愛小説を書いてみたのですが…初心者なのでまだ完ぺきではないです(汗)ぜひアドバイスしてくれると嬉しいです

短編小説みんなの答え:2

探して

『たっつへ  私は死にました。自殺しました。  森の奥で自殺しました。  たっつにお願いがあります。  私は、土の中で自殺しました。  母に気づかれたくないからです。  たっつに、私の死体を探してほしいです。        探して。まりより』 俺は、そんな手紙を、まりの母から受け取った。 じ・・さ・・・・・・つ・・・・ 俺はその文字を何度もたどった。 ―まり、俺を置いていったのか。 「おばさん、どの森にあるのか書いてないんですけど」 俺は鼻をすすりながら言うと、 「そうなのよ・・・、まりのバカ・・・」 まりの母は倒れこんだ。 「森、ここらへんで一番近いのは、小豆森かな。」 俺は次の日、まりの母を連れて小豆森へ行った。 ずっと好きだったまりの死体などを探すなんて。 俺はイライラした。 「くっそー!!!どこなんだよ!!」 すると、背後から声がした。 『ごめんね、たっつ。5㎞先に埋めてあるの。変なこと頼んでごめんなさい』 振り返った。でも、誰もいない。 「まりのバーカ」 俺は鼻で笑って、5㎞先の地面を慎重にほった。 すると、涙を流して、笑顔で眠っていた。 マリの母は、いつの間にか泣き崩れて、旦那さんに電話していた。 俺は、亡骸を抱きしめて、声を出さずに泣いた。

短編小説みんなの答え:1

【短編小説】トコヨノクニ

いまだに全て読み解けぬ書にこう書いてあった。この世界には異空間に通じる穴があるだとか。しかし、その穴の目撃者はいなかった。 僕は友達と帰っていく途中だった。よそ見して信号待ちせずにわたってしまった。僕は転んでいた。死んだのだろうか。生死のさかいめなのだろうか。地球で見た空とは全く違う色だった。見たことの無い植物、建物、空中に浮かんでいる穴。僕は迷わず目の前にある穴に入った。入るとまた別のところに繋がっていた。いろいろな地形や壁、そしてまた穴があった。僕はとりあえず登って地形を見下ろした。まるで迷路だった。僕は覚えているかぎり進んだ。右へ…左へ…。こっちは行き止まりだ。戻ろうとしたとき、壁が倒れた。僕は急いで近くの穴へ逃げ込んだ。また別の場所へ出た。空間はさっきと同じだ。出たところは高い所だった。落ちないように進むとさっきの倒れた壁があった。進めない。また穴へ入った。また別の穴があった。入ると地球にそっくりだ。地球上で見た光景と一致する。でもここは死んだ先の世界… 「もしも」の世界だ。一つのきっかけから世界線が分岐してできた地球のパラレルワールドだ。誰かがいじめられていた。僕の家の前にはリースが飾ってあったはずだ。この世界にはあるのだろうか。リースは、いじめられていた友達を助けたお礼にもらったものだ。僕は思い出した。あの人がいじめられていた場所は友達を助けた場所だった。急いで家の方向へ向かった。リースは飾ってなかいなかった。近くの人に聞いた。[って知ってますか?][ああ、あの子?もうとっくに死んでしまったよ。]死んだ、ということはこの世界の僕はもう死んでいるということだ。この世界は「もしも」僕が死んでいたらということの世界だ。だからリースも無くてあの子はいじめられているのだ。空が暗い。もう帰りたい。僕は研究所へ行った。話してなんとか、異空間を開く試作品の機械を借りた。中へ入っていった。しばらく歩いた。試作品だからか、故障して異空間へ飛ばされた。もう帰れない。終わりだ。そう思った時、目の前がゆがんだ。そしてさっきまでなかった穴があった。入ると現実の地球の、病院のベッドだった。振り替えると穴はなかった。夢…?僕は元に戻った。あれからしばらくたった。僕は思ったんだ。あれが本当か夢かわからないけど、この世界には異空間に通じる穴があるんじゃないかって。

短編小説みんなの答え:1

何気ない日々

僕は大学一年生の木村龍聖。彼女の高橋莉奈と一緒に暮らしている。 僕「おはよぉぅ」彼女「おはよぉ」僕「最近さ、スタイル良くなったよね」彼女「うん!最近軽く散歩するようにしたの!」僕「えー僕行きたい!」彼女「いいよー!一緒に大学から帰ってきたら行こう!」僕「おけ!」 僕はこの何気ないけど楽しい日が続くと思った。とある日・・・・・・・ 僕「!!」彼女「助け、、、」僕「莉奈ぁぁー」僕は救急車と警察を呼び、僕はその後総合病院に行った彼女を追った。 僕は医者に言った。僕「彼女は助かるんですか!?」医者「時間はかかるかもしれないが、助かる確率は高い方だ」 僕は助かる確率が高いと聞いて涙をすこし流してしまった。彼女「ねぇ、彼氏くんだ、、よ、、ね、?」僕「うん!そうだよ!覚えてる?大丈夫?」その日から1ヶ月後彼女は骨折はしたが無事復活した。彼女「龍聖くんのおかげだよ!」 彼女は笑顔で言ってくれた。

短編小説みんなの答え:1

記憶喪失?

 ある日、私は学校へ向かう途中、交通事故にあった、らしい。でも、私は自分が誰なのか、ここはどこなのか、今一緒にいてくれている人たちは誰なのか、全く分からなかった。恐る恐る、声をかける。一番優しそうな女の子。「あの、君たちは誰?」すると、その場にいた全員が凍りついた。この反応から、ある程度親しかったのは見て取れる。「えっ、本当に、覚えていないの?」眼鏡をかけたしっかりしていそうな子が私に問う。「はい。・・・すみません。」謝ると、元気そうな子が慌てて言う。「謝らなくていいよ。涼華せいじゃないから。」私の名前は涼華なのか。「あの、君たちの名前を教えてよ。」大人っぽくてクールな男の子が答える。「あぁ。俺は真弓匠。右から順に牧野類、夏海真白、一ノ瀬勇気、矢神リオ、野々宮雪乃、姫山薫、瀬川真、宇田川みずきだ。それと、名前は呼び捨てでいい。」「そっか。じゃあ、よろしくね。匠、類、真白、勇気、リオ、雪乃、薫、真、みずき。」「「うん/あぁ、よろしく。」」  退院の日、匠たちが迎えに来てくれた。「「退院おめでとう!」」「ありがとう。ねぇ、この花、なんていうの?」花束を受け取りながら聞く。雪乃が答えてくれた。「これは菜の花よ。」「へぇ、私、この花好きだな。」雪乃はくすっと笑う。「涼華が好きだから、これにしたの。花言葉は『小さな幸せ』、『活発』、『豊かさ、財産』などがあるわ。涼華がまた走れるようになることを願ってね。」私はこんなに大切にされていたんだ。そう思うと、皆を忘れてしまった罪悪感と居場所がある安心感を感じた。「みんな、ありがとう!」そう言ってほほえむと、皆がほほえみ返してくれる。そうだ!「ねぇ、この10人が映った写真、ある?」みずきが答える「なかったと思うなぁ。一回撮ったことあるけど、そのときは真白と薫、真がいなかったから。」「じゃあ、今撮ろうよ!私、皆のこと思い出せないかもしれないけど、新しく思い出をつくりたい。」すると、皆が賛成してくれた。「いいね。撮ろう。」「まぁ、撮ってあげてもいいけど?」「記念になるな。」  近くにいた看護師さんに頼んで、病院の前で写真を撮る。私が真ん中で。遠慮したんだけど、「涼華が退院した祝いだから。」って、半ば無理やり真ん中に。私は皆を振り返った。皆、優しくて、明るい笑顔。私も楽しくなってカメラの方を向いた。「じゃあ撮りますよ。はい、笑って。」   看護師さんにお礼を行って、写真を見る。皆、いい笑顔。私は写真から目をはなしてみんなの方を向き、微笑む。みずきが思いついたように言う。「ねぇ、これから久しぶりにカフェに行かない?」すかさず匠がツッコむ。「涼華にとっては初めてだけどな。」その様子を見て私たちはふふっと笑う「早く行こ。おいて行くよ?」「「まって!」」今までのことを思い出せなくても、新しい思い出をつくればいいよね。そう思いながらみんなの後を追う。

短編小説みんなの答え:2

紅い満月

静かな部屋に突如響く泣き声。 母の慌てたような、涙声。 下に行こうか…そう考えて時間がすぎる。 やがて、それは聞こえなくなる。 そしてまた響く泣き声。 全ては、無限ループだ。 私は、父、母、私、妹の4人家族だ。 いや…違う。今は5人だ。 この前、下にもう1人妹が生まれた。 名前は小夏。 小夏は障害者だった。 何があるのかは知らない。知りたくもない。 ただ、1日中泣いている。 母曰く、『食事が上手くとれないから毎日空腹状態だし、体中痛くて仕方ないのよ』とのことだ。 実際、小夏が生まれてから、父も母も小夏につきっきりだ。 私は、しばらく2人の笑顔を見ていない。 前は笑顔しかみなかったのに…、 「…ただいま」 静かな声が薄っすらと聞こえた気がした。 多分、優希が帰ってきたのだろう。 優希は、現在中学校1年。 落ち着きのある、美人さんだ。 父も母も、よく言ってたっけ。 『〇〇はどちらかと言えばかわいい系ね。優希は綺麗系…かな?』 私はかわいい系らしいが、心底どうでもいい。 ただ、優希が綺麗なのは認めよう。 勉強も運動もできる優希は、私の自慢の妹だ。 しばらくして、階段を上がってくる足音がした。 多分優希だろう。 「お姉ちゃん、夜ご飯だって、お母さんが」 そう言うと、また階段へと消えていった。 昔はくっついて離れなかったんだが… 少しの寂しさを胸に、下へ行こうとした途端、また泣き声が聞こえてきた。 私はため息を押し殺しながら、階段を降りていった。 リビングへ行くと、いつもと少し様子が違った。 泣き叫ぶ小夏をあやす父と母…そこまでは一緒だ。 問題はこのあと。 いつも、自分の部屋に行くか外に行くか…とにかく、小夏が泣いている時には絶対にいないであろう優希が…いるんだ。そこに。 静かに見つめるその瞳には、涙の膜がはられていた。 私は、なんとなくだが理解した。 そのまま優希を連れ、私は外へと移動した。 驚いたような優希をよそに、私は柵に体重をかける。 夜風が気持ちいい。 遠くを見ると、満月が光っていた。 不意に、優希が聞いてきた。 「もし、私がいじめられてるって言ったら、お姉ちゃん、どうする…?」 どうする?そんなの簡単。 そいつを○す。 だが、そんな事は解決の何にもならない。 私がそう言うと、優希は恐れながらも言った。 自分は、いじめられてると 言える機会などいくらでもあった。 だが、優希は言わなかった。 言えなかったのだ。 小夏が生まれ、両親は忙しい。 そんな中、自分に構う暇はない。 姉に相談したくても、姉は不登校。 迷惑をかけたくない。 …そんな些細な理由だった。 その瞬間、私の中に怒りがはしった。 優希に向けたものじゃない。小夏でも、両親でもない。 自分にだ。 私が学校に言ってれば、優希は無理をせずに済んだかも知れない。 私が両親の手伝いをしていれば、優希は、相談できたのかもしれない。 全ては結果論に過ぎないが、そう、思ってしまう。 下から母が呼んでいる。 行こうとする優希を呼び止め、抱きしめる。 わかっていた。ずっと前から、 優希は、寂しいのだ。 小夏が生まれ、貰っていた愛情が薄くなり、愛する姉が変わってしまう。 そんな中、痛めつけられる。 苦しくないわけがない。 「何があっても、お姉ちゃんが守るから」 そんな様子を、紅い満月が照らしていた。 これは、そんな家族の小さな【愛】の話である

短編小説みんなの答え:7

僕。(感動)

ぼくは、翔.体の障害があった。 ある日、知らないおじさんに話しかけられた。 「君、ちょっとおいでよ.」 知らない人についていっちゃいけない。そう思って、逃げた。 「ただいま」 お母さんは振り向かない.なんでだろう?そう思って、叩いてみた。 すかっ。 「えっ?」 怖くなって、逃げ出した。 さっきの人。 「えっ.」 「おいでよ。」 そう言って連れて行かれた. え?ここ、どこ? 「このお方は神様なのです。」 「まあ好きに動いていればいい.」 「え、あ、はい、、、」 お父さんとお母さんに会いたいな。 (家に、帰りたい) すっ 家だった.お母さんは泣いていて、お父さんは、背中をさすりながらも目の縁が光っていた. ぼくには気づけない。 「翔に会いたい」 僕は泣いた。 何もできない悲しさ。 (戻って神様に相談しよう。) すっ 「神様、お母さんとお父さんが悲しむと、僕まで悲しくなるのでなんとかしたいのです」 「なるほどなあ、でも、時間が経てば二人ともこちらに来るのじゃ、、、」 「ありがとうございました。」 ー1年後ー あれからずっと親にはあってない。もうあんな姿は見たくないから。 そのかわりに、寂しいので友達をたくさん作った.ねえ、知ってる?ここにはね、星の数ほどの人がいるんだよ. 中には80年ここにいる人も。すごいねえ、ここの生活にも慣れて、happy end? でも、、、親のことを無視していて、bad end? (親のところへー) すっ 病院だった。 これはお母さんじゃない。 (お母さん、、、) 「、、、る、かけr、、、会わせてください。」 ああ、お母さんもお父さんも来なかった。長い年月がいるってことですか? (帰ろう、、、) すっ 「神様お願いしますもっと早く親を救いたいです。」 「それはできる。2人の子供として生まれ変わるのじゃ。でも、翔であった頃の記憶がなくなるのじゃ。君が君でなくなるのじゃ、、、」 ふとよぎったお母さん。 「でも、やります!」 ー家ー 「ねえ、今ね、翔が夢に出てきたの。安心してって言ってくれたわ」 「よかったな。」 ー4年後ー 翌年、2人に子供ができた。ゆみちゃんである。 (そういえばお兄ちゃんってどんな人かな?) 思いをめぐらすゆみであった。

短編小説みんなの答え:7

クリスマスの恋

私の名前は雪。中学2年生だ。 明日はクリスマス だけど、多分私の隣に誰もいない。 私はお父さんとお母さんを小さい頃に亡くしてしまい、おばあちゃんに引き取ってもらった。 おばあちゃんが優しくて、胸の傷も少しずつ薄れていったが、去年そのおばあちゃんまで亡くしてしまった。 時々考える、私に生きる意味などあるのかと。 「晴翔!」 「ヤッホー 雪。」 そう、この晴翔の前だけだと私も笑顔でいられる。 晴翔はとても小さな頃から仲が良く私の唯一の友達だ。そして、友達であり私は昔から晴翔のことが好き。 でも晴翔は優しいしかっこいいから、私のことは何とも思っていないと思う。 でも、せめて明日のクリスマスだけは一緒に過ごしていたい。 「晴翔って好きな人いるの?」 「うん、いる。だから、明日告白するんだ。」 「そうなんだ。」 私は悲しくて悲しくて仕方がなかった。 とうとう私の生きる意味もなくなる。でも、私は晴翔に思いを伝えたい。たとえそれが、叶わない恋だとしても。    一日後 「晴翔、好きです。付き合ってくださ」 私が告白をしようとした瞬間、私の口は晴翔の指によって塞がれた。 私は晴翔に思いを伝えずに終わるのかな。 「雪、待て。俺から言わせて。 雪は小さい時に両親を亡くして、誰よりも辛かったと思う。 それなのに、去年おばあちゃんまで亡くなってしまったんだろ。辛かったよな、悲しかったよな。 それなのに、雪を慰めることができなくてごめんね。 だから、せめて俺から言わせて。 好きだよ、雪。付き合って。」 「晴翔、ありがとう。 私も大好きだよ。これからも宜しくね。」 この時初めて私は心から笑えた気がする。 そして多分、天国にいるお父さんもお母さんもおばあちゃんも笑ってくれていると思う。 晴翔、ありがとう。 15年後 「雪、好きです。俺と結婚してください。」 私が婚約した日は、15年前晴翔が告白してくれた12月25日。 そしてもちろん、私が結婚した相手も、私の大好きな晴翔、だよ。

短編小説みんなの答え:3

金縛り?それとも・・・・・・・・?

「美月、9時ですよ。もう寝なさい」 「はい。お母さん」 母の声掛けに答え、私は寝室に向かった。 真っ白なベッドに座り、目覚まし時計をセットする。 「おやすみ、美月」 母の声がリビングから聞こえた。 「おやすみなさい」 そう答えて、横になり目を閉じた しばらくたった。私は意識がもうろうとしていたが、金縛りにあっている、と思った。 隣に、男の人がいた。 暗くて顔が見えない。 怖くて逆に声が出ない。 固まっていた。 (これは、夢だよね?私は、知らない男の人につかまっているの?) 雷が落ちた。 光で顔が見えた。 男の人は、 ―私の好きな、秋吉だった。 なぜ、私の近くに?っていうか、これ大丈夫?現実?私、おかしくなっちゃったの? 困惑していると、秋吉は言った。 「好きだよ」 そうして、私のあごに手を添えて、顔を近づけていった。 ―そして、キスをした。 「きゃあああああああっ!!!!!」 叫ぶと、そこは朝日が昇った朝だった。 息切れしている。気づくと私は、自分の唇を触っていた。 「美月?どうしたの?」 母が慌てて駆け寄ってくる。 私は泣いていた。 「―うん、大丈夫。」 いつも通り中学校に通う。 自転車をこいでいると、後ろから、 「好きだよ」と聞こえた。 恐る恐る振り返ると、秋吉がいた。 「秋吉・・・」 私が言うと、秋吉は私に優しいキスをした。 私は、秋吉に抱き着いた。 秋吉も、私のことを包み込んでくれた。 「大好きだよおおおおお」 気づくと、私はまた泣いていた。

短編小説みんなの答え:5

【怖い話】迎えに行くよ。

君はこの世界から、別れを告げずに 去った。 そう。君…いや、桜は、昨日の帰り道、 交通事故で亡くなったそうだ。別れなんて 言われてない。唐突な出来事だった。 桜は彼女であり、ちょうど遠距離恋愛を していた。僕は沖縄に住んでいるけどー、 桜は東京に住んでいた。とても遠い距離で、 桜に最後のお別れも出来なかった。 ーーーーーーーーーーーーーーー 「…辛いわね、今日はゆっくり休みなさい」 お母さんにそう言われたから、今日は 学校を休むことにした。僕はスマホを いじっていた…。 【ピコン♪】 という音と共に急な新着メッセージが来た。 誰だろう。今はみんな学校のはず… 開いてみた。すると、、、 (桜)「陽太。元気?」 彼女……、桜からの連絡だった。 なんでだ?もう、桜はこの世にいない はずじゃ………っ (僕)「元気だよ。」 戸惑いと恐怖が止まらなかった。  (桜)「そう。」 【ピリリリリリ、ピリリリリリ♪】 電話の着信音。これも…、亡くなったはずの 桜からだった。電話に出ると… 「次の記念日、、、2/14日に陽太に会いに行くよ」 【ツー、ツー、ツー…】 電話が切れた。紛れもない…それは 桜のなりすましではなく…聞き慣れた 桜の声だった。 カレンダーと時計を見る。今は 2/12日。そして、2時丁度だ。 桜が会いに来るまであと2日… それと、1時に火葬が終わると言って いたはずだから………、もう桜は、のはず なのに、 そんな気持ちのまま、2/14日。 いわゆる【バレンタインデー】が 来てしまった。 あれから桜からの連絡はこなかったが 今日も学校を休み、 桜にチョコを渡され、付き合ったという 思い出のある公園に来た。 【ピコン♪】 着信音。 (桜)「覚えてる?私と陽太はここで 告白して付き合ったの……」 【ピコン♪】 続けての着信音。 (桜)「陽太は…今も私のこと好きだよね?」 それは僕にとって恐怖のメッセージであった 僕が他の女の子と話していると、 その翌日のバレンタインデーで 「友チョコ」の中に毒を仕掛けたり、  漂白剤などを入れたりするのだ。 好き といっても、他の子と話していると だいたいこうなる。でも、、、 (僕)「好き…!好きだよ!ずっと好き!」 送った。返信はすぐに来た。 (桜)「じゃあ…私と一緒に来てくれるよね」 「ずっと………一緒だよ。」 その時。桜の血まみれの足が視界に 写った気がした。それと、 折れた首……、 「ずうううううっっっと!一緒だよ。」 桜の手がこちらに伸びてくる。 ー僕、ここで終わりだ… その時。 「陽太くん!?」 公園の外から声がした。 そう、それは今想いを寄せている 友奈だった。 「ゆ、友奈も学校休んだのか、?」 「いや、私は遅れて行こうと思って通り かかったら、陽太の近くからすごい霊感がして…」 よかった。友奈が遅れて。 友奈のおかげで桜はもう消えていた。 助かったんだ。僕。 「ありがとう…、」 友奈にお礼を伝えた。そしてー 今日はバレンタインデー。 友奈にチョコを渡す。 「て、手作りチョコ…!いいの?こんな…」 「もちろんだよ、貰って」 友奈は口を開き、 「じ、実は私も陽太くんのこと、好き…だったんだ、付き合ってくれませんか?」 「もちろんだ!」 そして僕達は付き合った。 1年後ーーーーーーーー 「おーーーい!!」 信号の先に友奈がいる。 もう僕達は高校生になった。 そして今日は友奈との記念日の バレンタインデー。 信号が青になった。僕が歩き出した途端、 ころんでしまった。友奈が心配そうに こちらを見つめている。 そして、 【ピコン♪】 (桜)「今日はバレンタインデーだね。 私達の記念日だよ?迎えに行くね。」 桜からのメッセージ…… 恐怖で動けなくなった。 信号の青が点滅する。 友奈が驚いてこちらに来ようとする。 信号が赤になった。 そして見覚えのある桜が僕の前に現れ、 「言ったよね。バレンタインデーは 迎えに行くって。」桜が笑っている 桜が言い終わった途端に、僕めがけて 車が突っ走ってくる。クラクションを たてながら………、 「キーーーーーー!!!!!」 ドンッ!!! 僕は車に惹かれ、飛ばされた。 「さくらは言ったよ?迎えに行くって。」 「これで、ずっと!一緒だね♡」 そんな桜の声が聞こえた。そして、 彼女の友奈とは永遠の別れとなった。 まだ別れなんて つた、え、て…いな、いの、に…。 意識が遠のいていく。視界に自分の血が映る それから一時間後、僕は病院に 搬送されたが、死亡が確認された。

短編小説みんなの答え:4

痛みをぬぐって

私は笹峯心春(ささみねこはる)。もうすぐ卒業する、中学3年生。 もう12月。そろそろクリスマスだ。 クリスマスデートするカップルが増える季節だ。 そのカップルを見るたびに、私は海斗(かいと)くんのことを考える。 陸腹海斗(りくはらかいと)くん。私が好きな人。 少しぶっきらぼうなところもあるけれど、おばあさんの荷物を持ったり、 迷子になった子を助けてあげているのを偶然見かけて、好きになったのだ。 あ…また、カップルがいる…。私と海斗くんも、いつかあんなふうに… 「もー。小春―!また海斗くん?」 親友の造里編花(つくりあみか)・通称、あみが呆れた様子で言う。 「え?あみに海斗くんのこと言ってたっけ?」 「ここはがいっつも海斗くんのこと見てるからね。わかるよ」 「ええ?そんなに見てるかな?」 「見てる見てる。わかりやすすぎ!」 「ひえ、気をつけないと…」 「で、するの?告白とか」 「…そ、卒業式の日に…」 「へえ?」 「…あみは好きな人とかいんの?」 「えー?内緒!」 「なにそれ気になるんだけど!」 「ま、いつか教えてあげるから」 「ん…」 私は少し納得しなかったが、まあいいか、と口の中でつぶやいた。 今日はバレンタイン!実は、クラスの皆に配るふりして、海斗くんのためのチョコを作ってきた。 もちろん、あみにも友チョコをつくったんだ! チョコと言いつつ、ワッフルとマシュマロだけどね。 我ながら自信作!あとは渡すだけ! 「お、おはよ、陸原くん」 「あ、笹峯。おはよ。」 「今日、皆にお菓子配ろうと思って、ワッフルとマシュマロ作ってきたんだ!陸腹くんもどうぞ!」 海斗くんは、ちょっとびっくりした顔をして、すぐに顔をほころばせた。 「サンキュ。俺、甘いもん好きなんだわ。」 「へへ、それなら良かった!」 渡せた…!あとは、あみにも渡しにいこーっと! 「あみー!聞いて!海斗くんに、お菓子渡せたんだ!」 「お、良かったじゃん。」 あみは少しうつむくと、にっこりと笑った。 「あみにも!あみには特別、マカロン付き―!」 「!ありがとー!」 「私からも!ほら、小春の好きなチョコカップケーキ!」 「嘘、めちゃ嬉しいっ!」 「小春、これ好きだもんね」 「うん…てか、あみのつくるものは何でも好き!」 「えー?じゃ、またつくるしかないな―」 桜がひらひら舞う。今日は、卒業式…そして、海斗くんに告白する日。 卒業式がおわると、私は海斗くんを呼び出した。 「り、陸原くん…好きです!」 ああ、言っちゃった。と少し思った。でも、もう戻れない。 「…ごめん、笹原。俺、付き合ってる人いる…」 「そっか…」 お幸せにね、と私ははにかむと、あみのところへ走った。 あんなに協力してくれたあみだもん。結果を、報告しなくちゃ。 「あみ!」 「小春。待ってたよ」 あみは一部始終を見ていたのだろう。黙って私を抱きしめた。 「小春…私の好きな人、教えてあげるよ」 !ずっと気になっていたのだ。私は少し顔をあげる。 「それは…笹峯小春。小春が好き。」 「え」 どういうこと?でもあみはこんなところで冗談を言う子ではないはずだ。 「私、同性愛者なんだ。引く…よね」 「ううん…あみの気持ちに答えられたり、しないけど…引いたりは、絶対しない」 「そっか…小春、ありがとう…」 私達は抱き合った。その日から、大親友になれた気がした。

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