短編小説の相談いちらん
短編小説
みんなが作った短編小説のコーナーだよ。※2024年9月30日までの投稿で受け付けを終了いたしました。
私は小学生。
私は小学生。 誰にだって笑顔な、元気な小学生。 優しくて礼儀正しく、賢い小学生。 仲のいいお友達と3人で帰ったら、ばいばいー!って手を振って、人通りの少ない一本道に入る。 その先の行き止まりにある豪邸。表札には『船崎』と。 ガチャ ??「……ただいま…」 誰も居ない家にポツンと残る挨拶。 “小学生”を演じるのもおしまい。 ふう…早く宿題しなくちゃ… 急いで服に着替える。黒のパーカーに、紺のジーンズ。ついでに女の子らしいカバンを持って、帽子を深くかぶる。 ??「……あと5分。」 人の目を気にして家を出たら、すぐ表通りに出る。見慣れたベージュ軽自動車を見つけたら、黙って乗り込む。 ??「中西町の三番倉庫。」 運転手「かしこまりました。」 - ??「ギリギリ間に合った…」 運転手「いってらっしゃいませ」 ??「ええ。ありがとう。」 ここが三番倉庫…… 扉開いてるわね… コツコツ ??「お前が『カノ』か?」 前から歩いてきた男。白いTシャツに黒の革ジャン、タバコまでくわえて… ??「ヤンキーみたいな格好ですね。『タケ』…いえ、武見吾朗さん?」 武見「…!?何で本名を…」 ??「私のハッキング技術を舐めないで頂きたい。」 武見「……約束のものを早くよこせ。」 本名がバレたからか焦ってるように見えるな… ??「せっかちですね…?これが□□社の機密データです。」 可愛らしいカバンの中からUSBメモリを取り出す。 武見「お前こそ、随分おこちゃまなやつ持ってんだな?」 カバンを指さして言った武見。 ??「カモフラージュですよ。誰もこんな子供が裏社会の人間なんて思わないでしょう?」 武見「なら、その必要はもうねえぜ?」 ??「なぜです?」 武見「俺の本名を知った時点で、お前を生きて返すことは出来ない…」 ??「…!」 武見がナイフを取り出す。 武見「残念だったな…?……終わりだ」 瞬き一つで距離を詰められる。 相手の右手にあるナイフが私に近づく。 あと10センチ ……あと5センチ ……あと3センチ………… ……行かないところで、武見は倒れた。 ??「…残念だったわね?……あなたがおこちゃまだってバカにしたカバンから拳銃がでてくるなんて、思いもしなかったでしょう?」 ふう…… 宿題完了っと…! __________________ 冷たくなった武見の死体から、先程渡したばかりのUSBメモリを回収する少女。 少女の名は『船崎 佳乃』といった。 彼女は幼少期から殺し屋をしており、『カノ』という名で裏社会に知られていた。 翌日、中西町三番倉庫から男性死体が発見された、というニュースを眺める佳乃。 やがて時間になり、ランドセルを背負い船崎家を出る。 今日も彼女は、“小学生”を演じていく…… 佳乃「ふたりとも、おはよう!」
kanonn
奏音。君には人を幸せにできる不思議な力がある。君の弾くピアノの音色は、君が編み出す曲は、君の歌声には、確かに他の誰かとは違う感動がある。あまりにも美しくて言葉にできない。君はよく、僕に曲を届けていた。その曲は君が作った曲で世界で僕だけが知っている曲。「律くん、今日は春の歌だよ」「律くん、今日は恋の歌だよ」歌うように言いながら君は僕にいくつもの歌を届けた。君の曲はいつも穏やかででも、どこか寂し気で儚くてとにかく、美しい曲。そんな君が道路に飛び出した子供をかばって死んだ、という知らせが来たときは僕は全身から一気に血の気が引いて、顔が青くなって白くなって。立っていられないくらい視界が狭窄した。彼女の部屋には、まだ、書きかけの楽譜があった。「律くん、どうかもらってあげて」奏音の母親にかすれた声で言われて彼女が今まで作った大量の楽譜とともに渡された。書きかけの楽譜は何度も消しゴムで消した跡があって、白の余白なんてないくらいびっしりと文字が書かれていた。奏音は人生の最後にこの曲を残して死んだんだ。そしてその楽譜には【律くんにこの曲を奏でてほしい】と書かれていた。僕は書きかけの楽譜からつなぐように続きを書いて、毎日、歌を歌いながらその曲を必死に練習した。それから1年。今日はこの曲、「奏音~kanonn~」という曲を披露する日だ。君と僕が2人で作った最初で最後の曲だ。全世界の人にこの曲を届けたい。奏音、君と一緒に弾いて歌うよ。僕は目を閉じて今から奏でる曲の情景を瞼の上に映し出した。そして、僕は1つ深呼吸をして舞台へと足を踏み出した。
あの夏、彼岸花の思い出
私は産まれた時から、もうすぐ死ぬ人の頭の上に彼岸花が見えた。 物心がついた私は母に相談した。 すると、私の一存で運命をねじ曲げてはいけないと言われた。 貴方は人間で、神では無いのだからと。 母の言葉を抱いて守ったまま私は高校生になった。 平々凡々に見えるよう、能力という特異点を隠しながらクラスに馴染んでいた。 ある時、彼岸花が親友の頭上に見えた。 その日は親友に付き添って出来るだけ守ろうとした。 でも。 親友は、目の前でトラックに轢かれて死んだのだ。 鮮血が飛び散って顔にかかった。 しかも私は守られたのだ。 私が親友を守ろうと前に出て歩いていたからだ。 横断歩道を渡ろうとした私に暴走トラックがまるで大災害のように迫ったその時、私を突飛ばし身代わりとなった親友に守られたのだ。 運命は変わらない。 助けようとした私も、親友も、織り込まれた輪廻から逃げられなかった。 私は神では無い、言い聞かせた。 とある日に、私は高台の神社へと向かった。 神社なら、神社なら。 本物の、神がいるはずなのだ。 まぁ、そんなことあるはずもない。 しかし私はこんなバカらしい思いに従って神社へと走った。 しかし、辿り着いた神社にはすでに先客がいた。 狛犬のそばで、あたかも普通のJKのようにスマホをいじっていた。 彼女の頭の上には、彼岸花が見えた。 (ああ、もうすぐ彼女は死ぬのか) 昔から慣れ親しんだ状況を処理する前。 彼女が話しかけて来た。 『こんにちは、ここで死ぬのは止めた方が良いよ?……私みた…になるから』 後半は吹きすさんでいた風のせいでよく聞き取れなかったが。 私、つまり本人も今言われて気づいた、私が死のうとしていたことに先に気づいた彼女に興味が湧いた。 しかも、彼岸花が咲いているということは彼女はもうすぐ死ぬ存在ということ。 つまり彼女はまだ死んでいない。 なのに不可解なことを言う彼女に興味を抱いた。 「何故、貴方は私が死のうとしていたことに気づいたのですか?」 私は聞いた。 『私と同じ目をしていたからかな?』 返事はよく、分からなかった。 彼女は綺麗な眼をしていて、とても頭上の彼岸花と言う絶対的な死の要素を除けば死にそうには見えない。 「そうですか……。」 それきりで言葉は途切れ、私は結局家に帰った。 それから何度か神社に行った。 彼女はいなくならなかった。 いつも、変わらず狛犬の側でスマホを弄っていた。 会う度に一言、二言の話をした。 彼女の頭上には相も変わらず彼岸花が咲いていた。 そのうちに、彼女は頭上にその深紅の彼岸花が咲き誇り続ける理由を話してくれるのだろうか。 私の予想としては、彼女は私のような偽物ではなく本物なのではないかと思う。
青春ラムネ
秋。 戒能秋(かいのうあき)。 お前の目から、あの綺麗な海のような光が消えてしまったのは、いつだったっけ。 幼馴染のお前が、突然笑顔で落ちてしまったのは、いつだったっけ。 あの屋上から、お前が落ちた日は、いつだったっけ。 全部、全部、分かっているのに、思い出したくないから、わからないふりをする。 そうで無いと、俺は壊れてしまいそうだから。 秋。 お前は、笑顔と目が魅力的な、クラスの人気者だった。 特に、あの瞳。 あんなに綺麗な目の持ち主は居ないんじゃ無いか。 そう感じてしまうくらい、お前の目は綺麗だった。 6月の終わり頃、夏休みが始まる季節の時までは。 お前は、クラスの中心で、とても綺麗だった。 だから、人気者で、モテる先輩から、告白されてしまったんだ。 お前は、好きな人が居ると、断ったみたいだが、その先輩を、好きな子から、返り討ちにあったんだ。 いじめられて、無視されて、居場所がなくなってしまったんだよな。 あの日から、お前は。 思い出したくない。 あんな事、思い出したくない。 なのに、忘れられない。 あの日から、お前の目の光が、消えてしまったっけ。 でも、俺はお前を幸せにさせてやりたかった。 だから、俺、お前を、お気に入りの場所に連れて行ったんだ。 古びた駄菓子屋に。 夏休みの終わりに行ったんだ。 お前が大好きな、海のように綺麗な、ラムネを買った。 その時かな、久しぶりに、お前の目に、光が入ったのは。 でも、お前は、いじめに耐えられなかったようだ。 ある日、屋上に俺を連れ出した。 『もう、イヤなんだ。』 お前はそう言って、寂しげに瞳を揺らした。 『バイバイ。もう無理だ。』 そう言って。 止めようと思った。 あの時止めていたら。 まだ、お前は生きていたかもな。 でも、 止められなかった。 お前の目が、とても決意に満ちた、目だったから。 そのまま、お前を見続ける事しか、できなかった。 最後に、お前はこう言った。 『大好きだったよ。ずっと前から。ごめん、もっと早く言ってたら良かったのにね。』 そう言って、屋上から、落ちた。 君は。 もう戻って来ない。 あの時、俺も、お前に伝え返せたら。 俺も、 俺も、 大好きだったよ。 そう伝えたかったな。 でも、伝えることも、もうできない。 気がつくと、俺は駄菓子屋についていた。 あの時、最後にお前のあの目を見た、駄菓子屋に。 もう夏も終わりだす。 入道雲と、綺麗な空が、より一層、思い出の場所を引き立たせてくれた。 でも、目に入ったのは、あの時飲んだのと、全く見た目が変わってない澄んだ色のラムネ。 秋のことを思い出し、つい買ってしまった。 手が動いてしまった。 お前が大好きだったラムネを。 瓶を開ける。 雲と空が透けて見える。 とても綺麗で、海のようだった。 数年前、お前と飲んだ、ラムネと変わらない。 お前の、綺麗で海のような、澄んだ色の瞳のように、輝いていた。
君はいつだってNo.1だ
私は高校1年生有栖兎愛(ありすとあ)、実は,友達が1人もいないの…!!なぜ…中学まではたくさんいたのに…みんな違う高校に行っちゃったからぼっちだよー コツン,コツンきゃー『おはよう』(ニコッ)きゃー そうそうこの学校にはダントツイケメン男子,月島光(つきじまひかる)と言う男子がいる。まぁ私はこんな男子好きでも何でもないんだけどね。キーンコーンカーンコーンあっ休み時間だ図書室にでも行こうかなー(ルンルン)ダッダッダッダッ ん?なんだ?誰か走ってるのかな??『あっ』『あっ』ドーン(ぶつかる)『いてて…』 『大丈夫?』誰…? 光くん!?『う,うん大丈夫』『よかったーごめんね、急いででさー』『あぁそうだったんだ大丈夫だよ!』『ごめんねーじゃ』ダッダダッダ 行っちゃった…びっくりしたーでも光くんやっぱりイケメンだなー 『ピロン』ん?メールかな?みうちゃんからだ!(友達)『土曜日の同窓会一緒に行こう!』あっそうか土曜日中学の時のメンバーで集まるんだった!『うん!行こいこ!!』っと,楽しみだなー ー土曜日ー 『みうちゃん!』『兎愛ちゃーん!』『行こっか!』『うん!』 ー到着ー『2人とも遅いよー』『ごめーん!』『ごめんねっ』『もうみんな揃ってるよー』『おう!』(光くん)…えー!?『なんで光くんがいるの!?』『え,隣のクラスにいたよ』??いなかったて!!『前は陰キャだからなー』『え?』『俺前,陰キャだったんだよー』『よくすみっこにいた子!?』『すみっこにいた子とか言わないでw』『あーじゃあ垢抜けしたってこと!?』『そうそう!垢抜けしてみたかったからさー』『そうだったんだ!垢抜けってすごいね!』『自分でもこんなうまくできると思ってなかったからさー』『うんうん!すごいよ!!』『あっそうそう!2人ってメール交換してないの?』(みうちゃん)『うん,してないよ』『交換すればー』『俺は全然いいよ!』『私もいいよ』ー交換後ー『ありがとう!』『こちらこそー』『それじゃあ…』《乾杯!》『私たちまだお酒飲める歳じゃないからジュースで我慢だねー』『そうだよ!早く酒飲みてたいねー』『ピロン』ん?誰からだろー?『同窓会終わったら2人はなしたいことがあるんだけどいいかな?』(メール内での会話)え?本気で言ってるの…?私は別にいいけど本当かな??一応聞いてみよう。『本当にいいの?』『ピロン』あっきたきた!『俺は本気だよ』!?本気…『いいよ!』いいよとは言ったけど…何言ってくるんだろう…ダメダメ!変なことは考えない!でも、2人きりは緊張するなー ー同窓会終了後ー『おまたせ!』『なんで呼んだの?』『あー呼んだ理由?』『うんそうだよー』『明日どこか行かない?』明日暇だしいっかー『明日何もないからいいよ!』『ありがとっ』明日楽しみだなー『じゃまた明日!』『うん!また明日ー』 ー次の日ー『おはよう!』『おはよー』『どこ行く?』『遊園地行きたい!』『いいね!行こいこ!』 『でさでさー』『うんうん』光くんといるとなんだか楽しいな… ー到着ー『いっぱい遊ぶぞー』『だな!』 ー3時間後ー『楽しかったね』『なー』やっぱり光くんといると楽しいなー『じゃあな!』『うん…』離れたくない…『待って…』『ん?どした?』《chu》『どゆこと?』ああ,何してんだろ私…でもやっぱり 君はいつだってNo.1だ 文字間違えてたらごめんー感想待ってます!
星の贈り物
タイトル:「星の贈り物」 ある冬の夜、星空の下で小さな村に住む少年・悠太が願い事をしました。彼の願いは、村の人々に幸せをもたらすことでした。 すると、一風変わった老人が現れ、悠太の願いを叶えると言いますが、条件があると告げました。老人は星の使者であり、村の人々に幸せを分け与えるための力を悠太に与える代わりに、悠太自身がその力を手に入れなければならないのです。 悠太は迷いましたが、村の人々の幸せのために自分がその力を手に入れることを決意しました。老人は星のペンダントを渡し、それを身につけることで悠太はその力を引き出せるようになります。 悠太は力を使って村の人々を幸せにするために奮闘します。彼は困っている人々の手助けをしたり、笑顔をもたらすためのイベントを企画したりします。人々は悠太の善意に触れ、彼を信頼し始めました。 しかし、やがて村には変化が訪れました。人々が自己の幸せを追い求めるあまり、悠太の善意が忘れ去られ、彼を利用しようとする者も現れました。悠太は困惑しましたが、彼の心は揺るぎませんでした。 ある日、村は大きな危機に見舞われました。悠太は自身の力を最大限に発揮し、人々を救うために奮闘します。彼は星のペンダントから放たれる光の力で、危機を乗り越える手助けをします。 その光景を目にした人々は、悠太の本当の価値と善意を再認識しました。彼らは団結し、お互いに支え合い、村全体が幸せに満ちるように努力しました。 悠太は村の人々との絆を深めながら、力を使って彼らを助け続けました。彼は自分が救世主ではなく、ただの一人の少年であることを忘れず、謙虚さを持ち続けました。
君との日々
「ありがとう。」 彼女が最期に残した言葉。 きっと忘れることはないだろう。 彼女と出会ったのは三ヶ月前、 重い病気の治療のため僕は彼女と 同じ病室に入院した。 はじめは会話もなかったが、偶然映画が 好きで会話が弾み仲良くなっていった。 彼女は僕より一年早く入院していて、 末期癌で余命一ヶ月と宣告されていた。 最初に彼女に会ったときより 『笑顔』が増えていて これからも一緒にいれると思ってた。 入院してから二ヶ月半がたった頃。 医者にも彼女は快調と伝えられた頃。 突然彼女は真夜中に苦しみだした。 医者も看護師も慌ただしく動く中、 彼女は食事を取らなくなり 眠る時間が多くなった。 そして僕たちの会話は少なくなった。 『彼女はもう長くは生きれない。』 鈍感な僕にもわかったことだった。 二週間後、彼女は亡くなった。 その一ヶ月後、僕は退院した。 病気は治ったももの精神的には辛いまま… そんな中、一通の手紙が届いた。 その手紙は亡くなった彼女からだった。 彼女の丁寧に書いた手紙の最後には 「ありがとう。」 と書いてあった。
夏に消える
燦々と照りつける太陽。1年前の今日、僕は恋をした。 ブランコを軽く漕ぎながら、優しい顔で猫を撫でている。そんな君に恋をした。 光に照らされて真夏の海みたいに輝く君の黒髪が風に揺れる度、頬が緩んでいた。 君が好きだって言うから、苦手だったラムネも飲めるようになった。 真夏の咲き誇っている向日葵を見る度、君の笑顔を思い出した。 百合の香りが鼻腔をかすめる度、君との日々が懐かしく思い出された。 風鈴の音を聴くと、儚く心地よい君の声が聞きたくなった。 間違いなくあの日々は僕の初恋だった。 君にとってはどうだったのかな、なんて今となってはもうわからない。 あの日、君に想いを伝えていたらって今でも考える。無意味だって頭では理解しているのに。 もう君の声を聞くことは出来ない、もう君の笑顔を見ることは出来ない。 だからさ一つだけお願い、涙を拭いて前をむいて僕との約束を忘れて。 "大好きだったよ" 君には聞こえていないことを良いことに、君に聞こえるかもと言う淡い期待からそっと呟く。だがその期待も叶わず、僕の儚い声は暑い夏の空にまるで泡沫のように消える。それと同時に硝子のように透明な雫が無意味に頬を伝った。
朝一番の愛を君に。
私の「おはよう」に4月の君は、ぎこちなく「おはよう」って。 私の「おはよう」に5月の君は、かっこつけて「おはよ」って。 私の「おはよう」に6月の君は、微笑んで「おはよ~」って。 私の「おはよう」に7月の君は、笑って「おはよ!」って、 言ってくれたよね。 私の「おはよう」に9月の君は、ボソッと「はよ」って。 私の「おはよう」に10月の君は、適当に「おはよ」って。 私の「おはよう」に11月の君は、不機嫌に「おはよう」って。 私の「おはよう」に12月の君は、、、。 何も言ってくれなかった。 私の「おはよう」に1月の君は、聞こえないふりをした。 私の「おはよう」に2月の君は、「うるさい」と文句を言った。 私の「おはよう」に3月の君は、気づきもしなかった。 そのまま君としゃべることなく、私たちは卒業した。 私はどこで間違えたのだろう。 どうしていれば卒業証書を手に2人で写真をとれたのかな。 どうしていれば電話番号を交換できたのかな。 どうしていれば どうしていれば 私たちは絶交せずにいられたのかなぁ。 私、あれから成長したよ。心も体も大人になったよ。 だから、もう間違えない。 好きなものを好きだと言える人でいたい。 だから、もう一度貴方に会えるのなら伝えたいな。 あの日言えなかった「愛してる」を。
曖昧で始まり、確実を探す恋
まだ5月なのに、ここ数日、暑い日が続いている。 そんな日。 「転校生を紹介します!」 突然、先生が言った。 その一言で、クラス中がざわめきに包まれていった。 先生の隣に立っている人は、見たこともない男子だった。 身長が高くて、整った顔は基本無表情。 でも、クラスに馴染んでくると、クラスの中心的存在になった。 男子とも女子とも分け隔てなく喋る姿。 男子同士との話はゲームの話が多い。 ……気づいた。 私が、彼を目で追っていたことに。 だから私はこんなにも、彼のことを知ってるんだ。 でも、転校生だから、興味がわいただけ。私が好奇心旺盛すぎるだけ。だよね? 彼が転校してきて約一か月。梅雨に入った。 辺りはジメジメとしている。 ぴちゃん ぴちゃん 雨の音がとても響く。 心地よいリズムで屋根にたまった雨水が地面に流れ落ちる。 「でさ~」 「あははっ」 いつも通り、親友と学校までの道のりを歩く。 さっきよりは雨がやんできた。二人で傘を閉じて、また歩き出した。 すると、彼を見つけた。 なんだかうれしくて、今すぐにでも声を掛けに行こうと思った。 だけど、すぐ隣を見ると同じクラスの女子がいた。 そしてその子と彼が楽しそうに歩いていた。 ちくん ちくん ……あ、私嫉妬してる。 もしかして、私彼のこと好き、なのかな。 そういえばいつも彼のことを目で追いかけてたな。 本当にそうなのかな。 でも、もし私が彼のことを好きになっても、恋が叶う確率は0,01%くらいでしょ? 叶わない恋なんてしても意味がない。 彼と過ごした一瞬を噛みしめるしか幸せになる方法がない。 この想い、どうしてでも止めなきゃ。 自分から傷つきに行くなんてどうかしてる。 彼から離れるんだ。 頭から離すんだ。無理にでも、止めなきゃ。 そう思ってもやっぱり、彼と過ごす瞬間は本当に大切だし。 彼の声が頭から離れないし。 この前は曖昧だったけど今は確実に。 私は、彼のことが、好き。 ただ、それだけ。 想いは止められない。誰にも。
私がした恋
あぁ…久しぶりにこんなに笑えたよ… 春希くん… 私の名前は理愛野 結里(りあの ゆり)。 今年で高校1年生。 中学生の時はあまり笑わなかった。なぜならみんなより暗くて多分前髪が右目にかかっていたから、あまり友達も、彼氏もいなかった。 「はぁ、高校でも彼氏はできそうにないなぁ…」 教室に入って、席につき、小説を読んでいて、少し隣を見てみると… 隣の席に自分に似ている男子が座っていた。 (この人、私に似ているな…) そう思っていると突然 「ねぇ、君名前は?」 「え、わ、私?!私は理愛野 結里だけど…」 「へぇ、あ、俺は佐藤 春希。よろしく!」 「え、あ、うん」 (びっくりした) 「ねぇ、ちなみに何読んでるの?」 「えっと、キミ本…?」 「へぇ、面白い?」 「うん、ま、まあ」 「あ、そうだこれ見て」 そういうと彼はスマホを見せてくれた。 「www」 あ…久しぶりに笑った… 「ね、面白いでしょ」 「うん」 なんだかこの人とはこれから仲良く出来そうな気がする…
夏が好きな君と夏が嫌いな僕
君は夏が好き。でも僕は夏が嫌い。 「なんで夏が嫌いなの?」と言う君 だが僕はうまく伝えられない なんでかなぁ、なんでかな。僕は夏が嫌いだけど理由がわからない 逆に、君はどうして夏が好きなの? 「もしかして、暑いから好きじゃないの?」 いや、そういうことではない。なんで夏が好きじゃないのかなぁ 「夏はね、すごく海とかで泳ぐのが楽しいんだよ。でも、私は暑くてすぐ倒れちゃうから、、」 そうか、思い出した。僕が夏を嫌ってた理由は 「君に倒れてほしくなかったからだ!」 「きゅ、急にどうしたの、そんなに大きい声出して。」 「君が倒れると僕はすごく焦る。死んじゃうのかなって、そう考えちゃって、、」 「なんだぁ、そっかだから夏が嫌いなのかぁ」 「でも大丈夫だよ。私は全然大丈夫だから。」 そう言いながら僕の手を握った。
だけど…好き
「みう、ゆいな、それにリョウ今日遊ぼうぜ。」 と明るい声が響く。わたしは月岡みう。そして、あの明るい声の持ち主は久保田かいと、わたしの初恋の人だ。そして 「オッケー」と浜本ゆいなわたしの親友だ。「おう」と山本リョウ、かいとの親友だ。わたしたちは幼馴染。かいとの声に いやされるんだよな。と思っていたら、かいとが「みうはどう?」と顔をのぞきこんできた。わたしは不意をつかれて 「ギャッ」と変な声を出してしまった。あわてて「うん!いいよ」と言った。どうしていつもわたしはこうなんだろう? あるお昼休みわたしとゆいなは恋バナに盛り上がっていた。ちなみにゆいなはリョウのことが好きだそう。でもわたしは知っている。かいとの好きな人はゆいなだってことを。だけど…好きだから諦めたくないんだ。「ねぇみう知ってる?リョウの好きな人ってみうなんだって」わたしは思ったわたしたち四角関係だったんだ。そしたら、かいとがこっちに歩いて来る。「ゆいなにはなしがあるんだ」わたしは泣きそうだった。ゆいなはポカンとしている。告白だったら聞きたくないだからわたしは「わたしはおじゃまかな?先に教室に行ってるね。」と言った。そしたら「いいや、居て聞いててほしい」といってきた仕方なく私も座るとかいとは話し始めた「ゆいな、俺ずっとすきだった。だから付き合ってください。」 わたしの中で何かが切れた。その瞬間なみだがあふれた。ゆいなの答えはNOだった。かいとは失恋しちゃったんだ。でもかいとの目にはずっとゆいながうつるのかな。だけど…すきだからわたしは諦めないよ。 あとがき 杏奈です。短編小説を投稿するの初めてなのでヘタです。ごめんなさい!読んでくれた方ありがとうございます!ばいちゃー *誤字脱字があるかもです。すみません。
私のモデル物語!
やっほー!わたしは、佐藤 聖良(さとうせいら)! なんと、モデルオーディションに合格してしまいました!”セイラ”として活動することになったんだ♪ ☆撮影前日☆ 私、地方住みだから、前日に行かないと! 忘れ物はなし!レッツゴー! ~移動~ はー!ついたー!ポージングの練習しよっと! ~1時間後~ これでOK!明日、楽しみだなー! ☆撮影当日☆ ~到着~ お、おはようございます!(きんちょうする) ~撮影中~ あれ、ほめられちゃった!うれしいな!しかも、楽しい! ☆雑誌発売日☆ わー!わたしがのってるぅぅぅぅ! (次号の撮影も終わって)☆また雑誌発売日☆ @好きなコーデランキング あ!私が着てるコーデが1位じゃん!うれしーい! ☆6か月後☆ 私が表紙なんですか!?しかも、大型ロケまで!?やったー!! セイラは、超順調で卒業までにたった1年で5回も表紙を飾った。 ☆卒業☆ (´;ω;`)ウゥゥ悲しいよぉー。 ~卒業メッセージ~ (一部) こんなに短い間で活躍できてうれしかったです。ありがとうございました! ということで、セイラは大活躍できました! その後、たくさんのファッションショーに出て大人気になりましたとさ。 終わり♪
星と彼女
夜空がきらめく今、僕フチル(夫地瑠)はユラカ(結羅佳)と二人きり。 二人きりで、ずっと夜空を眺める。 しばらくして、ユラカが口を開いた。 「ねぇ、フチル。私達って、この広い夜空のうちの、ほんのこれっぽっちの星の一つなのかな…」 ユラカが寂しそうに尋ねる。僕は言った、「そんなことないよ!ユラカにはユラカの良さがあって、誰よりもずっと光ってるんだよ!」 僕が慰めると、ユラカがホッとしたように胸を撫で下ろした。 「フチル。今夜は・・つ・・・星がきれいだね。」 「うん…あのね、ユラカ。どんなに自分が嫌いでも、ユラカにはユラカの良さがあって、誰よりもずっと永遠に輝くんだよ!」 *****************************************************************************************************************************あやや^^です!かなり短いですが感想お願いします!チャオペロ!
彩夜〔ボツ〕
Г寂しい。」 いたたまれなくなって、とうとう声に出してしまった。 私は斉藤あかり。独り暮らしをしている、会社員だ。 彼氏はいない。 私なんかが人を幸せにできる訳が無いから。 そんな格好良いことを言ってみても、やはり寂しいものは寂しいのだ。 ふと窓を見ると、ネオンで彩られた夜が来ている。 明日も仕事だ、早く眠ってしまおう。 ーーー一一ーーー一 眠りから覚めて、伸びをする。 時間が無いから栄養ゼリーを食べて出社した。 Гおはょうござぃます…」 あくびを殺し損ね、変な挨拶になった。 気付かれていない。良かった…。 後ろから友達の倉井…通称くらが来て、 Гね、今夜暇?」 と聞いてきた。 Г暇。どうした急に。」 Гよしきた。合コンの人数足りないから来て。」 と一気に言って、向こうへ行った。 ……………………。 落ちつけ自分、この際目立たなければ出会いは無い。 そう自分に言い聞かせ、デスクに向かった。 一ー一ーーー一ーーー一 夜。約束の時間約束の場所。 全員を見渡して、1人の男性が目に止まった。 ………どっかで見たことあるような? 記憶をたどり始めると同時に、声が響く。 Гじゃあ全員来たので、今からカラオケ行きましょう!」 ……くらよ、お前が仕切るのか。 そうしてー行は力ラオケに行った。 ー一ーーー一ーーー一 Гあー楽しかった!」 隣にはくらと、知らない人が並んでいる。お幸せに…。 ところでこのどっかで見たことあるような人はー体誰何だろ? Гあの…。」 やベ、見つめ過ぎたかな…。 Г少し、お話ってできます?」 Гへ?」 ーー一ーーー一ーーー一 ここはバスの中だ。 あの後、断って帰るつもりだった。 なのに、懇願する姿が私に重なって気がつけば0Kしていて。 帰りながら話を聞くことにした。 Гそれで、話なんですけど…」 Гあっはい!何ですか?」 『僕はいつでもあかリのそぱにいるよ』 ……お、兄…ちゃん? 私のお兄ちゃんは、両親が離婚した時に生き別れた。だから変に見覚えがあったのだ。 Гようやく会えたね…あかり。」 私逹は周りの視線も構わず泣いた。 お願い、夜よ。 ネオン輝く彩りの夜よ。 どうか今だけ、このままいさせて。
素直になれない。
「はぁ、まじ颯矢かっこよ」 私、岩井舞はクラスメイトの豊川颯矢が好きである。友達にも仲良いねとか付き合ってんの?と言われるぐらいだからいい感じなんだろうけど、、、告白の気配がない!! 私と颯矢のいつものやり取りはこんな感じだ。 その時算数の授業を受けていた。私と颯矢はクラスでも勉強はできる方でテストの点数勝負をしたりしてお互いを高めあう仲だ。その日の授業は私が苦手な計算の順序。練習問題の時、つまづいてしまった私は、颯矢に教えてもらうことにした。 舞「颯矢ーちょっとここ教えて!」 颯「なになに?あぁーここはさっきやった例の これを使えば楽勝。」 舞「??、、あぁー!!なるほどねー簡単やん ありがとー」 颯「ふっ。こんなんじゃ次のテストは俺の勝ち だな。」 舞「なんて言った?前もそんなこと言って私が 勝ったよーな???」 颯「たったの2点だろ!2点!」 舞「ばーか。2点も勝ったんですー!」 颯「次は絶対俺が勝つっ」 舞「さぁ??どーだろーねぇー??笑」 みたいな?いつも最後は笑って終わるんだけど、めっちゃ仲のいい友達みたいな関係。わたし的には付き合いたいし、告白もして欲しいなって思ってる。でも頭も良くて運動もできて顔もムカつくけどそれなりにいい。そんな人がモテないわけがなくて。ライバルは多い。もしかしたら私はただの友達、、、?そう考えると胸が苦しくなる。颯矢に本当の気持ちを伝えたい。私は教室の前で友達とじゃれてる颯矢を見つめながらそう思った。 「さぁ、あんま見てても変なやつだと思われるし、友達のとこにでも行こっ」 「うわぁマジ舞かわいい。」 俺、豊川颯矢はクラスメイトの岩井舞が好きだ。友達にもこのことは話していて、絶対両思いだと言われているぐらいだから仲はいいんだろうけど、どうも告白の勇気が出ない。前、舞が友達としゃべっていることをちらっと聞いたら「告白は相手からがいいなぁ」と言っていた。でも、やっぱり勇気がない。テストや成績の勝負をしたりして、とても楽しいいけど、なんか恥ずかしくていつも思ってもないことを言ってしまう。今日もイジワルなことを言ってしまった。相手はただの友達と思っているかもしれない、、そう思うと余計告白ができない。しかも、舞は勉強も運動も出来て、かわいい。そんな子がモテないわけなく、ライバルがとてつもなく多い。早く告白して付き合いたい、でもできない。こんな自分が嫌になる。教室の後ろの窓際で友達と笑いあっている舞を見つめながら思った。 教室の前にいる颯矢を見つめながら思った。 「舞に」 「颯矢に」 「好きって言いたいな」 あとがき どうでしたか、、??初めてなので下手だと思いますが私なりに頑張ったので感想くれると嬉しいです! ここまで読んで下さりありがとうございました!
命のナミダ
私(白倉 初音)のナミダはダイヤ。 私のナミダは特別なんだって。 世界でも有名で すごく価値のあるものなの。 人の命を助けたり、幸福を届けたり… __ 私のお母さんは難病で入院しているの。 __ある日のこと、お母さんの病状が悪化したと聞き、病院へすぐにかけつけた お母さんは、すごく弱っていた。 「お母さん!!!死なないで!」 「…初音ちゃん…」 ぽろっとナミダがこぼれおちた。 私のナミダでお母さんが生きてくれるなら…