短編小説の相談いちらん
短編小説
みんなが作った短編小説のコーナーだよ。※2024年9月30日までの投稿で受け付けを終了いたしました。
実現
そこは薄暗く異様な雰囲気が漂っていた。妖しく光る水晶、吊るされた何らかのカード、おそらく何かが溶けたものがモチーフであろう椅子…そしてそこに座る顔の見えない店主。そんな空間に、似つかない見た目の女子高校生がおどおどしながら扉から顔をのぞかせている。 「あの、ここが秘密のお店ですか?噂で聞いたんですけど…願いを叶えてくれるアイテムを売ってくれるって…」 「ああ、はい。本当ですよ。ここに座って願いをお聞かせください…」 ごわごわと女子高生は椅子に座る。思ったよりも座り心地が良かったらしく緊張が解けている。 「あ、えっと実は私好きな人がいて…先輩なんですけど…何か恋に役立つアイテムありませんか?」 「今一番売れているのは『惚れ薬』ですね。二番目は好きな人が自分を見ると惚れる『惚れ香水』です。」 そういって店主が二つ容器を棚から取り出す。どちらも瓶に入っており、片方は透明で瓶も何の変哲もないもの、もう片方はかわいらしい装飾が入っており甘い香りがするもの。 「よいしょ…え~、こちらが惚れ薬。無色透明なので入れてもバレることはありません。」 そういって何の変哲もない瓶を持つ。「よさそうだな」と女子高生は思った。が、値札を見て諦めた。あまりにも高すぎる。 「こちらが惚れ香水。こちらも普通の香水と何ら変わりありませんので、バレることはありません。効果があるのは好きな人のみ。なので他の人に効く心配もございません!」 そしてもう片方の可愛らしい瓶を持つ。「こっちにしようかな」と思ったが値札を見ると無理なことが一目瞭然だった。 「あの~もう少し安いものは…ないんですか?」 今までの物はあまりにも高校生にはきつい値段だ。 「…恋の願いに利用した人がいるだけですが…この『言霊薬』が安くてよいと思います。」 そうすると心を読んだかのように店主はころんと丸っこい容器を棚から取り出した。 「この言霊薬は飲んでから一日の間、言ったことが本当になるんです。」 女子高生は値札を見る。これなら高校生のお財布にも優しい。 「買います!」 「まいどあり。…この薬を飲んでからは発言に気を付けてくださいね。そして…悪用はしないでくださいね。」 その帰り道、女子高生は効果が気になって少し飲んでみることにした。 「…雨降れ。」 ポツリ。ザアアアアーーーーーーーーー 「雨!?あ~っ!晴れろ!!!!」 すると雨雲が引っ込み太陽がサンサンと輝きだした。 「本当だったんだ…」 使える。そう確信して女子高生はこうつぶやいた。 「A先輩は私のことが好き。」 次の日、Aの素振りは普段と違い、女子高生を意識しているようだった。しかし、それ以外の変化はない。 「先輩は私のことが好き…でも、告白してくれないのか…。」 自分から告白するのは恥ずかしい。Aから告白させるにはどうすればよいのか? 答えは簡単だった。バックから小瓶を取り出す。 ゴクリ それからといもの、毎日が煌めき順風満帆…今日もAと女子高生はデート。服屋で買い物をしている。 「本当、可愛いから、君になら何でも買いたくなっちゃうな~」 「え~?ありがとうございます!…これ可愛くないですか?もし本当なら買ってほしいなーなんて…。」 「いいよ。」 「え?ほんとですか?…あ」 そういえば、言霊薬、自分も飲んだままだし、先輩にも飲ましてみたままだった。先輩のは飲み物に混ぜたから気づかれてないけど…これって… 「じゃあ~…これも!」 帰り道…女子高生は鼻歌を歌いながら帰っていた。手にはいっぱいの買い物袋。 「これなら先輩におねだりすればなんでも買ってもらえる!」 ________それから 「先輩!今日も楽しみましょう!で、今日の服どうですか?可愛くないですか?」 「う、うん…本当に君は天使だよ…」 「え?ほんと…」 ぐらっと女子高生の体が傾く。天と地が入れ替わり…意識が途切れた。 _____意識が戻ってくる。 目の前には幻想的な景色が広がっている。 「え、ここどこ…」 「だkgfほsづよあr8;うsfじ」 意味の分からない言葉が耳の中へ飛び込んでくる。そして次の瞬間 「ようこそ!新たな天使よ。」 と。翻訳されたのだ。 「天使?」 状況をうまく呑み込めなかった女子高生だったが、瞬時に理解した。なるほど。先輩が「君は天使」そう言ったからこんな風に。 「あ、あの私天使じゃなくて。」 「なにを言っているんだ?美しい純白の羽…天使以外の何物でもないだろう?それに天界は人手が足りていなかったんだ。君を歓迎するよ。 話が通じそうにない。 「あの、えと、」 「遠慮することはないよ。労働という最高の娯楽を体験できるんだ。」 にこにこと笑った天使の顔に嘘偽りはなかった。労働が娯楽。 「ようこそ!天界へ!!」
ふと
ふと 蘇る 花の中で 君のとなり 歌い、舞う桜 笑う君は いつも いつも... ふと 蘇る 雨の中で 君のとなり 歌う 雨 蛙 愛しい君は いつも いつも... ふと 振り返る ドレスで身を包んだ 君のとなり 教会の中 愛する君と いつも いつまでも... 最後まで読んでくれてありがとうがざいます 良ければ感想などお願いします
サヨナラなんて、言ってないから。
突然だけど、私には彼氏がいる。 「俺、鈴のことが好きだ。ずっと、一緒にいたい。」 そう、照れたように人差し指で頬をかきながら笑う彼の名前は、要。 要となら、一緒に生きていける。一緒に歩ける。 私達には、幸運の女神がついているんだ。 ーーーそう、本気で思っていたけど。 本当に私達についていたのは... みにくい悪魔だったんだ。 ピッピッピッピッピッ... 真っ白な部屋。そこには、感情のない機械の音と、彼の荒い息の音しかきこえない。 要は、交通事故にあった。 要の何倍も大きな車が、無惨にも要をはねたのだ。 「す、鈴...」 要の、弱々しい声。 私が近づくと、要は私に向かって手を伸ばした。 私はその手を、震えた手で優しく包む。 ピッ..ピッ..ピッ..ピッ.. 無感情な機械音が、要の最期が近いことを、静かに主張している。 「これだけは...信じて,ほしい..俺は鈴が...好きだ。大好きだ。」 私の頬に、涙が星みたいに流れてく。 ピッ...ピッ...ピッ...ピッ... 「また、会える日まで。...俺の..分は生きなくていい。..鈴は、鈴の人生を...生きて...」 なにそれ。そんなの、意味わかんないよ...! 「いかないで。お願い、いかないで...!私も、要のことが...」 「..またな」 私が必死に紡ぐ言葉に、要が被せて、いった。 それが要の最期の言葉だった。 ピーーーーーーーーーーーッ 冷たい音が、私の耳を潰す。 彼の手から、だんだんと、体温が消えていく。 まるで、世界に一人残されたみたいだった。 「要...要!戻って来てよ!私を、一人にしないで...!要~っ!」 赤ちゃんみたいに泣き叫ぶ私の背中を、要のお母さんが優しく撫でてくれる。 数分後、やっと落ち着いた私に、要のお母さんが語りかける。 「鈴ちゃん。要のこと、好きになってくれてありがとう。要と一緒にいてくれてありがとう。」 引いた涙が、また込み上げてきて、涙線を越える。 「あとね..要は、サヨナラなんて、言ってないわ。だから、信じてくれる?」 要のお母さんも、最後は涙声になっていた。 私は何度もうなずきながら、また泣いた。 数十年後。 私は結婚して、息子ももう中学3年生。 ...え?要のことを忘れたのかって?そんなわけないじゃん! 私、信じてたからね...願えば叶うんだって、私わかった。 今日は、息子の受験合格おめでとうパーティー。 おつかれ~という夫と私の労いの言葉に、 「ありがとう」 そうかえす息子は、照れたように人差し指で頬をかいた。
またわたしといっしょに、あそびましょう?
人形を拾った。 フランス人形っていう部類…なのかな。まぁるい目にフリフリのドレス。両手で抱えられるほどの大きさ。 私…藍乃 瑠璃(あいのるり)は、もともと人形、というよりはぬいぐるみみたいな愛らしいものをベットに並べて。話しかけたり、抱きしめたり。そうやって過ごすのは日課であったし、不思議と公園のベンチに綺麗に座らせられたそれを、家に持ち帰るのにも躊躇がなかったんだと思う。(中学にもなってこれは恥ずかしいけれど。) その子は私が見たことある人形で一番綺麗で可愛くて。吸い込まれそうなほど綺麗なターコイズを見つめるのに最近は夢中になってきている。そのフランス人形に、自分と同じ名前…「瑠璃」と名付けて、しばらく可愛がってた。 一週間後。お父さんが会社の人から貰ってきたらしい日本人形を私は授かった。白い肌にいつもたたえている小さな笑みに、一瞬で惹かれ、お気に入りになるのは遅くはなくて。瑠璃以上に可愛がって、瑠璃のことなんていつのまにか忘れてしまっていた。 (次の授業、数学だっけ…面倒だな…) とある平日。美術の教材を抱えながら自分の教室へと階段を降りていく。溜め息を吐きながらいつもの如くふざけている男子を遠巻きに眺めた。 (確か今日の課題は…ッ!?) 周りには誰もいなかったのに?特に異変もなくて、いじめも受けてないはずなのに? 誰かに押された感触があって、次の瞬間には真っ逆さま。最後に視界の端に見えたのは、あのフランス人形…瑠璃だった。 ………………家、自分の部屋に帰ってきた。幸いなことに、怪我はなかったけど、念の為医療機関を受診しとけって保険の教師には言われたっけ。部屋のドアの前でおぼつかない頭を整理する。 「…!?」 そこで気づく。 ベット付近に置いてあった瑠璃が。ドアの近くの勉強机の真上に置かれている。あろうことか、私側の方角を瑠璃の瞳が捉えている。何度も見たお気に入りのターコイズが、今は、こんなにも。 幻覚かもしれない、幻覚だと信じたいけど。瑠璃が一度ゆっくり瞬きをして、口を動かす。直接的な声は聞こえはしなかったけれど、それは、まるで。 『またわたしといっしょに、あそびましょう?』 と言っているようだった。 どうも、面倒くさがりです。初のホラーですがどうだったでしょうか…!
春は別れの季節・・・そして・・・出会いの季節
勇太視点 俺の名前は春風勇太小学六年生だ。 俺には幼馴染みの山本風夏がいる。 俺は風夏のことが好きだ。しかし・・・・・ 風夏は俺たちが卒業する春に家族の都合で 引っ越すことになったらしい。・・・・・ だから・・仮に両思いだったとしても・・・離れてしまう。だから告白はしなかった 風夏視点 私の名前は山本風夏小学六年です。 私は幼馴染みの春風勇太くんが好きなの。 でも私は三月には引っ越してしまう。 大好きな勇太くんと離ればなれになるから 告白はしなかった。 いや・・・転校しなくてもそうだ。勇太くんはモテるから好きな子がいるのかも。そう言い訳して告白はしなかった。 勇太視点 今日は卒業式風夏とお別れの日精一杯楽しむか・・・ 風夏視点 今日の卒業式が終ったら私は引っ越す。 もう勇太くんと会えない現実からにげている。でも私が泣いてたら駄目笑ってよ 勇「風夏またな・・・」 風「うん。勇太くんじゃあね。」 勇太視点 風夏・・・行ってしまった。告白しとけば 風夏視点 勇太くんに告白せずに行ってしまった。 三年後・・・ 勇太視点 なんとかして高校に受かった。でも。風夏はいない。 風夏視点 高校は簡単に受かることができた。でも勇太はいないのか・・・ ゴンッ(ぶつかった音) 勇「あっスイマセン」 風「こちらこそ?アレ?勇太?」 勇「もしかして風夏?」 風「久しぶりだね。」 勇「そうだね。」 風「私三年前に勇太に言い忘れたことがあるの」 風「私勇太のことが」 勇「待って俺から言わせて・・・ 風夏好きです。付き合ってください」 風「もちろん。これから幼馴染みじゃなく恋人関係でよろしくね」 勇「はいっ」 六年後・・・ 子供「ねえーねえーおとーさんとおかーさんがけっこんしたのってなんで?」 風「それはねー・・・ HAPPYEND おわりです。授業中に思い付いたやつです。 アドバイスと感想お願いします。それでは またどこかで会いましょう!!(/_;)/~~
未来を変える魔法(恋愛小説)
私の名前は、「木上 小夏」小春じゃなくて、こなつ! そして、なんと私、初恋真っ最中! 名前は、山野せな君!優しくて、面白いし、楽しいから好きなんだー!こんな軽い感じだけど、本当に好きなんだよ? それで、もうすぐ夏休み入っちゃうから告白したい!ってか、告白する! 言う言葉も、言うときもばっちり! ー当日ー ふー!緊張する…っでもできる!帰り道によびとめて告白する! キーンコーン、カーンコーン って山野君、教室出るの早っ!ちょっと待った!私も急いで教室を出る。 そして、山野くんと私は、50mくらい離れて二人きりになった。今がチャンスなのに声が出ない…。緊張してるんだ、やっぱりやめる?迷惑?無駄?山野君はどんどん前に進む。でも、もうしばらく会えないんだよ?どうしよう?ダメだよ。そんなの、逃げてるだけじゃん!勇気出せ! 「山野くーん!」(思ったよりデカい声だ 私は急ぎ足で歩く…山野君の前についた 「急に呼んでごめんね!あのね…」 『うん?』 「私、山野君が好き…。です。」 「あっ、えっと、その、私告白初めてで、何言えばいいか分からないけど、好きって事だけは、伝えたくて…」 『俺も、告白されんの初めてだから、返事の仕方、わかんないけど、木上さんのことは、何とも思ってなかったかな?』 「じゃあ、夏休み中遊んだり、宿題一緒にしない?迷惑じゃなければ!」 『うん。いいよ』 ー夏休み明けー 「山野君好きです!夏休み遊んで、もっと好きになりました!」 『俺も、夏休み遊んだら、好きになったんだけど、付き合う?』 「Yes!Yes!」 「初めてだけど、よろしくね!」 『うん、よろしく』 初めての恋が山野君で、良かった。告白してよかった。あなたも、未来を変える魔法、勇気で未来を変えない? 読んでくれてありがとうございました!
愛と読んで怒と書く
「いい加減にしてよ」 「お前が悪いんだからお前が謝ればいいじゃねぇか」 いつも通りの喧嘩。 だけどいつの間にか仲直りしてる。 普通にごめんってなるけれど。 「あんたが悪いんじゃないの!?」 今日はドッジボールでの喧嘩だ。 私が友達を当たってないと言った。 俺が友達を当たったと言った。 私のほうが悪いと思っていない。 俺のほうが悪いと思っていない。 「「喧嘩をするほど、愛が深まるから。」」
私は、魔法が使えない。
私は、魔法が使えない。 私は、水を出すことができない。 私は、火を扱う事ができない。 私は、闇を光で照らすことができない。 私は、物を操る事ができない。 私は、言葉を飛ばす事ができない。 私は、まるで出来損ないだ。 私は、魔法が使えない。 私は、ただ生きる事しかできない。 私は、誰かに甘える事しかできない。 私は、誰かに邪魔をする事しかできない。 私は、大切なヒトが泣いているとき、寄り添う事しかできない。 それでも、大切なヒトたちは、 私を、大切にしてくれる。 「ふわぁあ……。おふぁよう。お腹すいたぁ。」 「朝ご飯の前に、洗面所で顔洗ってきなさい!今日は目玉焼きよ。そういやあんた、昨日の夜電気つけっぱなしだったわよ!!」 「電気代を節約しないとなあ。後、テレビのリモコンどこにあるか知ってるかい?」 「俺知らなぁい。あっメールきた!」 「目玉焼きかぁ。……あ!」 「ミケ、おはよう!今日もかわいいよ!」 「猫は世界一かわいいからね!」「それだと猫だからかわいいみたいだぞ。」「ミケは家族だもの。猫じゃなくてもかわいいわよ。」 私は、魔法が使えない。 でも、大切なヒトたちと生きている。 大切なヒトたちと、今日を生きていく。
【検索エンジン戦争】
2123年、今から100年後の未来。世界は8割方滅びていた。原因は、2078年から2108年まで30年間続いた戦争である。 <45年前(2078年)> 事件は、G7サミットから始まった。 カナダ「最近、どの検索エンジンを使うかの論争が激しいが」 アメリカ「アメリカでは多くの人がGoogleを使用している」 日本「日本では、GoogleやYahooがよく使われている」 フランス「だんだんと論争が激しくなってきている」 イタリア「とにかく、激しくなったら対策すればいいだろう」 イギリス「私はGoogleです。普通でしょ」 ドイツ「普通ではない。私はYahooだ」 イタリア「私はBingだ。Googleが普通というわけではない」 フランス「ちょっと待て!喧嘩するな!私はBingだが」 アメリカ「いいやGoogleだ」 日本「Yahooでしょ!!」 一同「うるさい!」 イギリス「ええい!もう戦争だ!」 ということで、戦争に発展したのである。 国どうしで同盟を結んだりして、どの勢力も拡大していった。 しかし、国の中で分かれた国もあった。 <2080年 日本 Google派の拠点・新宿> 「そろそろYahoo!軍が攻めてくるかもしれない」 「備えましょう!」 「いいや大丈夫だ。私に作戦がある」 「・・・・・・あ!その作戦いいっすね!隊長!」 <日本 Yahoo派の拠点・大阪> 「よし、1週間後に新宿を攻める」 「そろそろですね」 「武器は準備できたか?」 「できました。隊長」 「しかし相手はどんな作戦を立てているかわからない。気を付けろ」 「「「はっ!!」」」 1週間後、Google派の、「煽りまくって相手をハメる作戦」もむなしく、 どちらにもつかなかった300万人以外、日本人はいなくなった。 この後10年の間に180か国が滅亡し、残りは20か国程度になった。 しかしここで新たな勢力が現れた。 「戦争やめようぜ派」 である。ここに目を付けたアメリカは、全員ここについた。イタリアもドイツもここについた。 <2108年> 戦争は、「やめようぜ派」の勝利で終わった。 「世界人口は2億人にまで減ってしまった」 「ここからまた発展していこう」 「これからは、みんなでsiri一択だな」 「そうだね」 おわり 読んでくれてありがとうございました あなたは何派?
最後の言葉
「ほら、見てごらん。あそこにあるのが金星と水星だよ。」 「・・・!うわぁっ、すごーい!きらきらひかっててとってもきれいだねぇ」 「そうでしょ?でもね、この空がもっと暗くなるといろんなお星さまが見えてくるんだよ。」 「へぇ、じゃあちい、おそらがくらくなるまでまとうかな。」 このときは思いもしなかった。この空が煙に包まれてしまうだなんて・・・。 母 ちい!さっさと起きなさい! ちい うるさいなぁ もう起きてるし 母 いい!?もう中学生になったんだから自分でできることぐらい増や・・・ ドゴーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!! すさまじい音とともに人々の悲鳴が上がった。 キャーーーーーーーー!!!!逃げろ!ミサイルだ!安全なところににげろーーーー!!! 私たちの家には大きめの破片が降ってきた。 母 ちいぃーーーーーーーーー!! ちい お、お母さんわたしはいいから早く逃げ・・・て お、お願い。 母は絶対助けるからねと言い残し避難所へ。わたしは踏ん張りながらがれきに挟まった体を抜こうとした。でも、もう体力の限界だった。わたしはそのまま気絶。救急隊員がわたしが気絶してからおよそ2日後に来た。わたしはこう思った。 ちい(もうわたしは長くない) わたしは救急隊員さんにある言葉を残した。 1週間後 母 すみません 樋長(トヨナガ)ちいは今どこに!? 隊員 ・・・・・・知りたいですか・・・? 母 えぇ、もちろん 隊員 ちいさんは昨日20時17分に息を引き取りました。 母 ちいーーー!!!! 隊員 お母さんにちいさんから言いたかったことがあるそうです。 もうわたしは長くない。だから最後に言いたい。わたしはあなたに迷惑しかかけれなかった。口を開けばわたしは文句ばかりだった。でもその中でもお母さん、あなたは特別だった。わたしが何を言おうと冷静に答えてくれた。いろんなことをしてくれた。わたしが泣いたら慰めてくれた。嬉しいことがあったら一緒に喜んでくれた。そして最後に。ありがとう。わたしは昔見たきらきらの星のひとつとなってあなたを見守り続けます。 最後まで読んでいただきありがとうございました!ぜひコメントをいただけると嬉しいです!感動してくれた部分があったら教えてください。
残り 1日
どもっ! あやです 小説ですーーーー感想書いてくれると嬉しいです 残り1日 明日、2月1日は東京入試の日だ。 私の第一志望校の「〇〇女学院」は明日と、2月3日にしかない。それに3日の日はとても偏差値が高くなり、倍率も高くなってしまう。 だから明日、絶対に合格したい。いや、するんだ。 だって、こんなに頑張ってきた。きっと大丈夫。きっと。 2月1日 んんーーー。眠い…あっそっか、今日は入試だ。 えっと、社会の時事問題確認して、国語は… よし、いける。 電車に揺られ1時間。やっと、やっとここまで来れた。緊張してたけど、学校の前に塾の先生たちがいて、いっぱい応援してくれて、すこし緊張が溶けた。 もうここからは、私一人の「戦場」だ。 力をこめて、 「行ってきます!!」 数時間後 「あっ! ママ!」 やっと試験が終わって気楽になれた。 ママと一緒に帰りながら試験のことを話す。 「あのね、私の得意なところがいっぱい出たんだー! もしかしたら、特待も狙えちゃうかも!」 夜、〇〇女学院 合格発表 私の受験番号は、032。 032… 032… あ、あった。やっった! やった!!!!!合格した!良かった! 4月からここに通えるんだ! 塾の先生、ママやパパ、そして、応援してくれた友達。支えてくれて"ありがとう!"
一歩
『一歩』、足を踏み出す。 知らない景色が目に飛び込んでくる。 足がすくみ、不安が心を支配する。 ……それでも。勇気を振り絞って━━ 「結夏(ゆいか)!起きて!遅刻するよ!!」 大きな声がして目が覚めた。何か、夢を見ていた気がする。 私の名前は森崎(もりさき)結夏。至って普通の中学2年生だ。 今日は学校の始業式。支度をして家を出ようとすると、 「……本当に大丈夫なの?」 とお母さんに心配された。 「大丈夫!行ってきます」 と強気に答えたが本当は不安で仕方がなかった。私は震える足を無理矢理動かして学校へ向かった。 学校に着くと沢山の知らない人で溢れていた。 その瞬間、不安と恐怖が私を襲ってきて━━ 気がついたら私は保健室のベッドの上に横になっていた。 「森崎さん、気づいたのね!よかった……」 と保健の川西(かわにし)先生が言う。 周りを見渡し、先生しか居ないことを確認するとホッとして力が抜けた。 ……やっぱりだめだった。きっとお母さんには学校から連絡が来ているだろう。それを聞いたらお母さんはどれだけ悲しむか。 私は「普通の子」ではない。PTSDという精神の病気を持っている。小学校の時にいじめられていたのが原因だ。中1の時も同じ様に倒れてしまい、そこからずっと不登校だった。 私は「普通の子」にはなれない。 でも、もう不登校になってお母さんに心配をかけたくなかった。だから私は保健室登校をすることにした。 保健室登校を始めて数日経ったある日、私は海咲(みさき)という女の子と出会った。自分と同じでたまに保健室登校をしている子だ。 海咲は1つ上の先輩だったけど「タメ口がいい!」と言われたのでそうしている。そして、海咲は私に勉強を教えてくれた。海咲と話していると、なぜか心が落ち着いた。 ある日、海咲と勉強をしている私を見て、川西先生が 「1人で勉強してるの?」 と聞いてきたので 「?いえ、海咲に教えてもらっています」 と答えると川西先生は驚きながらある昔話をし始めた。 ━━━━━━━━━━━━━━━ 4年前、この学校には上田(うえだ)海咲という少女がいた。とても明るい子だったが、価値観や考え方が他の人と違かったことが原因でクラスでいじめを受けていた。 そしてそれに耐えられなくなった海咲は保健室登校をすることにした。しかし、それからしばらくして事件が起きた。 突然海咲が消えたのだ。実は、保健室登校をしてる間にもいじめられていたという。それに耐えられなかったのだろう。 それから、この保健室には海咲の幽霊がいて、同じ境遇の子と過ごしているらしい……。 ━━━━━━━━━━━━━━━ 息をするのを忘れるかのように私はその話を聞いていた。 海咲が幽霊? そんなわけ……。 考えれば考えるほど混乱してくる。 私はショックに耐えられずに走って家に帰った。 次の日。恐る恐る保健室に行くと海咲がいた。 「あ……」 「結夏……。私の事、川西先生から聞いたんだよね。怖がらせてごめんね」 私が何か言う前に海咲は謝ってきた。 「そんなことない!海咲は優しくて、強くてっ……」 「ねえ、結夏」 海咲は悲しそうな顔で私に話しかけてきた。 「私ね、ずっと後悔してたんだ。信頼できる人と一緒に居たらよかったな。って。 それで思ったの。他の人に私と同じ思いをして欲しくないって。だから、結夏と一緒にいたんだ。」 思わず、涙がこぼれた。 海咲が私の涙を拭こうと手を差し出すが、その手は私をすり抜けた。 「私は、幽霊。自分もわからないけど、私と同じ思いをしている人を助けたいっていう気持ちが、私をここに居させているんだと思う。 でも、もう限界かも。身体が、少しづつ薄くなってるの。」 海咲の、最後の言葉を聞く。 「ねえ、結夏。悩みは、ひとりで抱えなくていいんだよ。周りには、結夏のこと笑ったり、変だなって思ってくる人も、いるかもしれない。でも同時に、いやそれ以上に。結夏のことを守ってくれる人が沢山いるんだよ。結夏。世の中には自分と気の合う人が絶対いるよ。だから━━。 無理してとは言わないけど、結夏にはほんの『一歩』でいいから足を踏み出して欲しい。それだけで見える世界がすごく変わるから。どうか、怖がらないで。私はずっと、結夏のそばにいるよ。」 海咲はそう言うと少しづつ薄く、薄くなっていった。 「いかないで!!海咲!!」 「大丈夫。結夏ならできるよ。いつでも私は応援してるからね」 海咲は微笑むと、溶けるように消えてしまった。 今日から中学3年生。新しい学年に新しいクラス。不安でいっぱいだ。でも。 「結夏ならできるよ。」 今も、私のそばには海咲がいる。 私は「普通の子」じゃないかもしれない。それでも、前に進む。 海咲の言葉を思い出して━━ 私は新たな『一歩』を踏み出した。
assorted cookies
煉瓦造りの建物の影に、真っ赤な夕陽が沈み始めた。 あちらこちらの店で買い出しをしたせいで、足がじんわりと疲れている。右手に持ったバスケットはずしりと重い。 それでも今日はまだ、とっておきの楽しみが残っている。 歩いた拍子に、バスケットの中身がコン、とうつろな音を立てた。葡萄酒の瓶が、空っぽのクッキー缶にぶつかったのだ。 目当ての店の看板。重い扉を押し開けると、からんからんとドアベルが鳴った。途端、身体中が甘い香りに包まれる。 「いらっしゃいませ!」 シンプルな紺色のエプロンドレス。すっきりとまとめ上げた髪。彼女は、この洋菓子店の店長だ。 紅茶と同じ色をした瞳が、柔らかくこちらを見つめている。 途端に騒ぎ出す心臓。平静を装って、空になったクッキー缶を手渡した。 「全部、美味かった」 「わ、良かった。嬉しいです!」 クッキーお好きなんですね、と彼女が笑う。ああ、と曖昧に頷いた。 「…今回も、あんたのおすすめを詰めてくれ」 本心を誤魔化すようにして注文を口にする。 おまかせくださいと頷いて、彼女はカウンターに並んだクッキーを選び始めた。 スノーボール、ココア、バター、ラングドシャ、紅茶、ジャムサンドにチョコチップ。寂しかった中身が、みるみる内にクッキーでいっぱいになる。 水仕事で少し荒れた手が、缶の蓋を閉じた。 仕上げの包装。赤いリボン。繊細な指先が、くるくると蓋を固定していく。 「はい、出来ました!」 今回はラングドシャがよく焼けたので、多めに詰めておきましたよ。彼女はそう朗らかに笑って、俺にクッキー缶を手渡した。 夢から覚めたような心地で店を出る。 クッキーを買う、ほんの僅かな時間。それでも彼女の顔を見ると、日々の忙しさや疲れを一瞬で思い出せなくなった。この店を出る時はいつでも、胸が優しい甘さでいっぱいになっているのだ。 中身の詰まったクッキー缶からは、もううつろな音は響かない。 この缶が空になる頃、また彼女に会いに来よう。そしてまた、選りすぐりのクッキーを詰めてもらうのだ。
失恋 ~意味が分かると面白い?話~
「え?」 バサッ 傘が落ちる音が道にこだます。 目の前には、レンが楽しそうに相合傘をする光景。 相手は誰? だんだん視界がぼやけていって見えない。 「っ!」 無我夢中で走った。 *** 【リリ:それで、走って帰ってきたわけか】 帰ってきたら、ピコン♪ってスマホが鳴ったからびっくりした。 開いたら、音の主はラインだった。 相手はリリ。 私の親友で、付き合う前はよく相談に乗ってくれていた。 【リリ:急に走ってくるからめっちゃビビったよ】 *** 【リリ:ごめん!この後塾あるから、続きは明日学校で!】 うわっ! リリと話してたらもう1時間経っちゃった! 「勉強でもしようかな。」 ピコン♪ 何だろ。 【リリ:今日はいろいろありがとう!】 あれ?リリ、この後塾があるんじゃなかったっけ。 それに、私お礼を言われるようなことしてないけど。 【リリ:レンくんが告白OKしてくれてホント嬉しかったよ】 え? どういうこと? さっきの相合傘は、リリだったの? 【送るとこ間違えてるよ】 リリの青ざめた顔が目に浮かぶ。 でも安心して。 私はリリに感謝しているよ。 ~あとがき~ 上の小説書いたすぴかです! この話は、「主人公の[私]はレンのことが嫌いだった」という前提で動いているストーリーです。 みなさんはどこで気づけましたか? ぜひ回答で教えてください! では!
また、来年に。
「泣かないで!別に死ぬわけじゃないしさ!ほら!また、来年。」 君は、そう言って僕を慰めてくれた。なのに...。僕と君は、来年会う事はなかった。君が事故に遭い 死んでしまったから。 僕と君の出会いは、7年前。僕が7歳の頃。僕の近所に年に一度、同い年の女の子が遊びに来ていた。5年前のあの日、僕は勇気を出して君に話しかけた。その時に君は「私は、花園日向。よろしくね!おばあちゃんの家に遊びに来てるの!仲良くしよう!」その時から、君..いや。日向ちゃんと仲良く遊ぶようになった。遊ぶうちに、可愛くて優しい日向ちゃんに恋をした。15歳になったら日向ちゃんに告白しよう。そう、幼いながらも決めた。14歳の春、日向ちゃんのおばあちゃんが亡くなった。「もう、会えないの?」僕は、震える声で日向ちゃんに聞いた。 会えないかもしれない事と、告白ができないかもしれない事で思わず泣いてしまった。別れ際、「また会いに行く。」日向ちゃんは、そう約束してくれた。日向ちゃんは桜の花が好きだった。僕は、日向ちゃんに満開の桜を渡して...。また、来年に会うと、約束して..。日向ちゃんのお葬式。僕は、日向ちゃんに桜の花を添え、最後の別れに言った。 「日向ちゃん。今までありがとう。僕は、日向ちゃんの分まで元気に生きるよ!好きでした!」微笑もうと 思ったのに、泣いてしまった。その時に、ふいに日向ちゃんの声が聞こえた気がした。「桜優。泣かないで!私も好きだから。桜優を守るから。」僕...藤原桜優(さゆう)は、その日向ちゃんの声を聞き、泣きながらも微笑んだ。日向ちゃん。大好きだよ。
かわいいの先輩は好きですか?
みんなこんにちは。僕の名前はソラ 中1の時、失恋してから、恋が1回もできていないー… 「おは!] ソラ うわぁ!なんだハルか…おはよう! ハル そういえば今日ー…ん?なんかあっちさわがしくないか? ソラ 確かに…行ってみる? [僕と付き合ってください!] ハル うわ…公開告白だ!ってえ!?あれってこの高校で1番モテるメア先輩か!? メア 気持ちはとってもうれしい。でも、ごめんね ハル うわー失敗だ!教室行こ! ソラ う…うん! ー20分休みー ソラ 今日もサ…なんだこれ!?だれがこんな… そこにはぺットボトルや缶がまちきらされていた ソラ もー…片づけるか… 「ん?」 キミえらいね!1人で片付けてるの? ソラ (メア先輩だ!) メア ねぇ私も手伝っていい? ソラ おっ…お願いします! メア ふー…やっと終わったねー ソラ ありがとうごさいました!お礼にこのサイダー、どうですか? メア いいの?ありがとう!ん!おいしい!…ねぇ、キミの名前は? ソラ そっ…ソラです! メア ソラ君か!また会おうね! ソラ はい! 僕はその時から、メア先輩のことを好きになっていた ソラ あっ、メア先輩からメールだ! [今日の昼いっしょに食べない?] ソラ うそ…やった! ソラ お待たせしました! メア あっソラ君! ソラ メア先輩のおいしそうですね メア そう?ソラ君のもおいしそう!ねぇ、今日いっしょに帰らない? ソラ いいんですか? メア もちろん! メア おまたせソラ君! ソラ 僕も今来たとこです! メア そう?よかった!じゃ、帰ろっか ソラ はい… ソラ あの…メア先輩… メア ん? ソラ 好きです!僕と付き合ってください! メア ! ありがとう。気持ちはうれしい。でもごめんね ソラ ー…… ソラ ただいまー …はぁ… メア …ただいま… メア …何であんなこと言っちゃったんだろう… 次の日 メア あっソラ君! ソラ ーっ…メア先輩! メア 大丈夫?目の下くまがすごいけど ソラ はい…あの… メア先輩のこと、まだ好きでいてもいいですか!? メア ソラ君…! ありがとう キミみたいな子は初めて ソラ ありがとうございます!今日、いっしょに帰りませんか? メア 分かった!校門で待ってるね! ソラ おまたせしました! メア ううん、ところでさ…私のどこが好き? ソラ 全部です!メア先輩の彼氏になれる人は幸せ者でしょうね~ メア それなんだけど… ソラ 僕じゃ絶対無理ですけど… メア ー…もうソラ君なんか大嫌い! ソラ ーえ!?一… ソラ 見つけた!メア先輩! メア ソラ君……私…実はね初めて会った時から好きだったの ソラ さっきはあんなこと言ってすみません。僕も大好きです! メア ! ふふ#ねぇ、ソラ君 ソラ はい? [かわいい先輩は好きですか?]
最後の笑顔
綺麗な星が輝くこの夜。私はぼーっとして夜空を見ていた。だが、そんな幸せな日常は、今日でお別れになった。 誰かの悲鳴。消えていく走る音。刺されたような鈍い音。私は残酷な世界を見た。女性がある痩せ型の男性に刺されている光景を。 その瞬間男性と目が合った。冷や汗が私の背中を伝っていく。男性は目の前から消え、焦った瞬間、私の意識が途切れた。 「.........あれ」 家ではない天井を見つめる私。どうやら病院のようだ。思わず戸惑う私に、顔の分からない声が聞こえた。 「「.....いさん」」 「「愛さん」」 私の名前を呼んでいた。 「はーい...」 めんどくさそうに答える私。看護師さんがカーテンを開ける。 「「調子はどうですか?」」 「調子...って言っても、何があってここにいるのか..」 「「殺人鬼に気絶させられたんですよ、あの公園で」」 看護師さんが指した暗闇の中には、私の意識が途切れた場所の公園があった。 「殺人鬼なら...私って死んでるはずじゃないですか?」 「「なぜかあなただけ殺されなかったんですよ。服見てくださいよ、白いのに土くらいしかついてませんよ」」 私は服を見た。茶色い色の土しかついていない。はっきりわかった。 なぜだろうと疑問に思いながらも、体調に支障はないので、すぐに家に帰った。 「はぁ」 ため息をついてスマホで録画していた動画を見る。 やはり一瞬で消えている。私はここで気絶したのか。 顔がわかるかもしれないと目を細めてじっくり見る。 顔が分かった。その瞬間子供みたいにぴょんぴょん跳ねてしまった。 そして警察に通報しようと思った。 だけれどもう深夜1時だ。明日は仕事だし、早く寝ないといけない。明日通報しようと思い布団に入った。 朝日が昇った。仕事場は歩いて5分くらいなので歩いて行った。殺人鬼が昨日出たという報告を受け、いつもなら人がいるたくさんの住宅地にも誰もいない。時が止まったように静かだ。その瞬間、肩を優しく叩かれた。後ろを振り向くと、昨日録画した殺人鬼と顔、服装が一致していた。私は震えながらも逃げようとした。だけれど殺人鬼は笑った。 「「「俺はあなたを殺すつもりはないよ。」」」 「......え?」 涙がこぼれている私の顔を殺人鬼が優しく触る。私はもっと震えた。 「「「君は綺麗で、昨日の夜空の星みたいだ。俺、綺麗な星は好きだ。」」」 と笑顔で笑った。 その笑顔と言葉を聞いた私は全身の力が抜けた。倒れ込みそうになったけれど我慢した。 遠くから警察の鬼のような怒鳴り声が聞こえる。それを聞いた殺人鬼は、 「「「おっと、困るなぁ、じゃ、また」」」 と言い風のように消えていった。すると私のところに警察が来て、 [怪我はないですか?殺人鬼となにか話しましたか?] 私はまるで殺人鬼の仲間のように首を横に振る。 数日経った時、私は殺人鬼とよく会っていた。 「「「へぇ、君、愛って言うんだ」」」 「うん、あなたはなんて言うの?」 「「「俺の名前?俺は紘汰(こうた)って言うんだ。」」」 「かっこいい名前。」 「「「愛の方こそ可愛い名前だよ」」」 顔を真っ赤にした。そんなこと言われたこともなかったからだ。 私達は幸せな時間を過ごした。でも [動くな!] 「「「くっ」」」 「紘汰!」 「「「逃げろ!お前も仲間だって思われるぞ!」」」 「.......(うなずく)」 私は後ろを振り返らず一生懸命走った。 泣きながらずっと走った。私の家まで走った。 家へと獣のように扉を勢いよく開けて扉を閉めた私は座り込んでしまった。 「私が逃げたから..なんで逃げたの..」 紘汰の言うことに従わなければ。断れば。紘汰を救えたのかもしれないと思ったのにそのまま走ってしまった私が許せなかった。 数日後、ずっと籠もっていた私は外出をした。暇なので散歩をしようと町中を歩いていると、人溜まりができていた。真ん中だけが空いていたので、 もしかして と思い走った。一番前に行くと、真ん中で人が拘束されていた。 紘汰だ。 目の前が真っ暗になった。大切な人を失う。この目で感じた。 ずっと下を向いていた紘汰が顔を上げた。私を見た。 最後の力を振り絞り 「紘汰!」 と叫んだ。涙がずっと溢れていた。皆が私を見ている。 (ねぇ、あれって気絶させられた子じゃないの?) ずっと陰口が聞こえる。それでも私は言い続けた。 「紘汰ごめん、私、あの時逃げて、私、救いたかった。」 紘汰にギリギリ聞こえる声で話した。 「「「愛が生きていてくれるだけで俺は嬉しいよ。別に謝らなくていい。」」」 その瞬間、私は 思わず笑った。 すると紘汰は、 驚いたような顔で顔で私を見た。 その顔には 涙が溢れていた。 そしてこう言った 「「「お前の笑顔が 最後の笑顔 だな」」」 END 感想よろしくおねがいしまーす!
白いチューリップ
私は桜。今、中学生になったばかりだ。 小学校で一緒だった子は違う学校へ行っちゃって、友達がいない。 学校にも慣れないし、友達もいない。 私は学校が嫌になってきた。 ある日空き地の前を通った。すると昨日までなかった白いチューリップが咲いていた。 近づいてみてみるとキラキラ光っている。 すると、木の裏から少年が出てきた。 「えっ だれ」 「あー。僕?えっとね、、同じ中学校の人です」 「何年生ですか」 「1年」 「そうなんですね同い年だ。」(こんな子いなかったよな。。) 「なんか悩んでる?」 「えっ!あっ、、実は、(省略)なんです」 「そっか、、じゃあさ、毎日ここに来て、僕と話そう」 返事をしようとしたら少年は消えていた。 次の日、また次の日。 私は少年と話すと気持ちが楽になる。 そして私は学校に慣れ、友達もできた。学校が楽しいと思えるようになった。 ある日空き地を通った。チューリップは無い。散ってしまったのだ。側には花びらが落ちていた。その一枚にこう書いてあった。少年もいない。 よかったね。友達できて また来年の春 家で調べたけど、あの少年は私の学校にはいない。 もしかして、、。 私はその花びらを手に持った。 来年また会えるように生きていこう。 ありがとう白いチューリップの少年。 (End)