短編小説の相談いちらん
短編小説
みんなが作った短編小説のコーナーだよ。※2024年9月30日までの投稿で受け付けを終了いたしました。
怪談
「こんにちは!」 久しぶりのおばあちゃん家、今日から夏休みだから泊まりに来たんだ! 毎年泊まりに来ると必ず1度はお寿司が出てきたり、豪華なものがあるんだ!だから毎年楽しみにしてるんだっ! 、、、でも今年は違った。 夜、いつも泊まりに来た時に寝る部屋に行き、いつもより少し遅めに布団に入った。寝ようとしたその時、廊下から足音が聞こえた。みんな寝たはずなのに。最初は気のせいか、そう思った。今度こそ寝よう、そう思った時、また足音が聞こえた。今度はかなり大きい音だ。怖くなった私は母親を起こした。しかし母親には 「何も聞こえないじゃない。そんなことで起こさないでよ」 と言われてしまった。やっぱり気のせいだよね。そう言い聞かせ、寝ようとしたその時、また足音が聞こえた。しかも鳴り止まない。私は勇気をだして廊下を覗いた。そこには……誰もいなかった。
こえ__
こえ__。 声を出さなきゃ何も始まらない。 君が言うことも皆が言うことも全部正解なんだよ。 だから声を出していいんだ。 一人一人違う声。 何も気にすることはないから。 完璧な人間はいないんだから。 君も完璧じゃないと思うよ。 でも君というピースが皆というピースにはまることでパズルが完成するんだよ。 でも型にはまる必要もない。 そのパズルの絵柄はきっと綺麗な青空だから。 自信を持って勇気を出して。 後悔なんていくらでもすればいい。 失敗なんていくらでもすればいい。 その分、成長できるなら。 完璧に近づくなら。 やってみる価値はあるんじゃない?
輪廻転生!
私、黒澤優子。本が大好きな13歳。今日は、市の図書館に来ています。 本棚に納められた本達の背表紙を見ていると、一つの本に目が止まりました。 「日野、真由美…」 著者の名前を思わず呟きました。なぜか、読まなければいけない気がしたのです。「消えた友人」放浪癖の青年が、失踪するミステリー小説。いつもの放浪かと思えば、いつまでたっても戻らない。青年の友人が、青年を探す小説。私はそれを手に取り、読み始めました。 読んでいるうちに、不思議なことに気がつきました。この先の展開が、手に取るようにわかるのです。思い出した。日野真由美、それは私の、前世!だっておかしいでしょう。自分のほくろの位置や公表していなかった過去、友人の名前すらわかるなんて。そこからはもう芋づる式に記憶を取り戻しました。本を急いでもとの棚に戻し、家に帰りました。 原稿用紙に前世で書こうとした小説の構想も頭の中にあったので、それをそのまま書きました。部屋にこもって何かを書く私を現世の両親は心配しましたがそんなこと思考の外ですよ。 それを公募に出しまして、脚光を浴びました。私の前世はかなり有名な作家でしたのでね、現世で思い出せたのは運が良かったです。作風が似ているので、第2の日野とも呼ばれました。前世で病死しましたから、思い出して悲しむ声もありました。 ある小説コンクールの授賞式で、なぜかこちらを睨み付ける少女に気づきました。日野美空。高名な中学生作家です。前世の私の娘だ。なぜ睨む?あぁ、私に天才作家の名を奪われたからですね。私の娘と言えど、人をひがむようでは作家として足りぬ。わざと目を合わせ、微笑むと鬼の形相になりました。いとおしい私の娘、美空。軽蔑してあげるわ。 授賞式のあと、お手洗いに行きました。 美空もやって来ました。相変わらず修羅を体現した顔です。 「あんたさえ、いなければ…」 怒りに満ちた声で話かけてきました。 あぁ本当にかわいらしい。美空にだけは真実を言ってあげます。 「あなたは、お母さんの真似事をしているからダメなのよ」 「はぁ!?お前に、何がわかる!?」 「だって、あなたの小説、前世の私が書いていたアイデアのメモとまったく同じですもの」 「前、世…?」 「私、日野真由美の生まれ変わりなのよ。真由美にしかわからないことを言えば信じてくださるかしら?夫の名前は日野博文、第一子日野美空を26歳の8月4日出産。」 その後もずらずらと事実を並べ立てると、美空は顔を青くして立ち尽くしていました。
生まれてきてくれてありがとう
「母さんは何もやらないから、自分でやりなさい」 私のお母さんはものすごく厳しい。どんな時でも私にやらせる 「えーお母さん。手伝ってよ」 と言いながらももう諦めていた。母さんはきっと私のことが嫌いなの 「障害なんて関係ない。出来ると思えばできる」 私はろう者。耳が聞こえない。こんな子に生まれたから嫌われてる 「母さんは私のことが嫌いなの?」 無邪気にでも脳内では探らないとと思いながら手を動かす 「そんなことないよ。どうしたの?」 突然母さんの顔が曇った 「だって私がこんな子に生まれなけりゃよかったんだと思ってるでしょ」 涙が溢れる。お兄ちゃん達には優しくするのに、どうして…どうして私だけ 「ごめんね。聞こえる子に生んであげられなくてごめんね」 母さんの涙を初めて見た 「母さんはあなたに自分一人でも生きていける子になって欲しかったの」 私をぎゅっと抱きしめる。手話ができないから何も言えない 「母さんはあなたが大好きだよ」 それから1ヶ月後母さんは亡くなった。タンスの中には私宛に一通の手紙がある 「元気?母さんはもちろん元気です。こっちの世界でも楽しくやってます。 あなたは宇宙飛行士になりたいと言っていました。その夢に向かって走り続けてください。 母さんは応援してるよ。もし生き苦しくなっても一人で溜め込まない。誰かに打ち明けて、もしできなかったら手紙に書いてね。絶対に読むから。 最後になりました。あなたに1つだけ伝えたいことがあります。今まで言えなかったけど ~生まれてきてくれてありがとう。あなたが生きていてくれて母さんは幸せでした~ これだけです。お兄ちゃんもよろしく。さようなら」 手紙を一通り読み終えたらすぐに鼻をかむ。そして涙を拭う。 「母さん。絶対宇宙見せるからね」 心の中でつぶやいた こんにちは目高です。
北野探偵と瓜田助手
僕、北野絵留(きたのえる)。 絵留っていう名前、珍しいでしょ? 意味は、賢くなってほしい…みたいな感じかな、 でも、もうその母さんはいない。 父さんは病院で働いている。 幼なじみの瓜田梨沙(うりたりさ)は僕によくちょっかいを出してくる。 そういう風に、僕に構ってくれるから、僕の好きな人だった。 「絵留ーおはよー。」 「あ、梨沙。おはよう。」 「髪。」 「髪?」 「跳ねてるーっ!おっもしろーい!」 …嘘でしょ…。 朝っぱらから梨沙にいじられるなんて…。 僕は髪を触ってみる。 「はい。鏡。すぐわかるよ。」 恐る恐る覗くと… 前髪がすっごい跳ねてた…。 「えぇっ!?」 「やばいよ。私のピン留めいる?」 「うん…。ごめん…。」 梨沙はいじってくるけど、その分優しい。 校門をくぐり、教室に着いた。 今日の教室はいつもの教室じゃなかった。 「ないっ!どこにもないっ!」 「体育室にもなかったよ…」 「廊下もなかった。」 「…どうしたの…?」 「神尾さんの家の鍵、なくしたんだって。校門を通った時はあったんだけど…。」 鍵…!? 鍵をなくすって…それはないよ…。 僕は鍵のありかを探してみる。 鍵とかだったらひかるから普通はすぐに見つかるはず。 つまり、落としたところは人通りの少ない場所。 …さっき、体育室にもなかった…って言ってた!? 「体育室のところらへんかなぁ…。」 「あっ!そういうこと…。私もそう思う。」 梨沙は腕組みをしながらそう答えた。 どうやら一致みたい。 「体育館にはなかったんだよ?」 「うん。神尾さん。体育室には何をしに行った?」 「へ?あぁ、もうすぐダンスの発表があるから…練習に…。」 「音楽はかけた?」 「うん。」 「それならあそこしかないわ。」 梨沙も気づいたみたい。 …そう。音楽をかけたということはCDをかけるために周りよりも少し高い舞台にあるはず。 みんなはそこもみたけれど、あそこは暗すぎる。 だから見つけられなかった。 「電気、つけるね。」 「電気…?」 「よっし。おっけー。梨沙、そこにはない?」 「んーっと…あったあった!これかな?」 「あっ!ありがとう…!これで家にはいれる…野宿しなくて済むよぉ…。」 さすがに母さんがきづいてくれるでしょ。 「ま、よかったね。鍵見つかって。」 「うん!ありがとう梨沙ちゃん!」 「お礼なら絵留にも言ってよね。私は絵留が体育館って言ったから気づけたんだよ。」 「…北野くん、ありがとう!」 うー…。 こーゆーときってどう答えればいいのかわかんないよ…。 「あー。うんー。まぁー。うん…。」 「何曖昧な返事してんのよ!」 その瞬間、ドッと笑いが起こった。 ま、みんなが笑ってるんだしこれでいっか。
春 夏 秋 冬だれが好き?
秋さんと春さんはとても仲がいいです。 夏さんと冬さんはとても仲が悪いです。 季節に咲く花たちですが、何故かどの季節でも咲く特別な花たちが三つとひいらぎが一本。 これはある日の朝でした。 ジリジリと照りつける日差しが暑い中、夏さんだけは元気でした。 夏さん「よお、冬!俺の季節だぜ!」 冬さん「え、私の季節は雪が降るからいいよ。夏きらぁい。」 夏さん「なんだとぉ!?おい、冬!」 春さん「まあまあ。落ち着いて。どっちも素敵だから。」 秋さん「そうだぜ夏。仲良くしようぜ」 大体いつもこんな感じ。 でもこの日は花摘に来た女の子がいたので、夏さんと冬さんは、静かにしていました。 女の子「ねえ、お母さん!ひいらぎ咲いてる!」 そう言って、冬さんの実が取られてしまいました。 三本の花たちはすごく焦り、どうするか考えました。 そして、夏さんがこんなことをいい始めたのです。 夏さん「俺が冬を助ける。」 どこにそんな力があったのか。 夏さんは根っこごと引っこ抜けて、根っこで走り女の子の持っているかごめがけてジャンプしました。 無事冬さんは助けられ、冬さんは夏さんにお礼を言いました。 春さんと秋さんは、揃って 「喧嘩するほどなかがいい。」 と言っていました。 作者のsmileです! 春さん→菜の花 夏さん→向日葵 秋さん→彼岸花 冬さん→ひいらぎ でした! 回答待ってます!
考え方(いじめられた経験がある子は見てほしい)
私は泣いていた。辛くて。本当に辛かった。過去なんて思い出したくもない。 とりあえず私の話を聞いてください。 私は、頼れる場所がインターネットしかありませんでした。 私はインターネット上で仲良くなった同年代の友達と悩み事をよく相談していました。死ねっ言われて辛い。バカクズと言われる。なんで私だけ言われなきゃいけないの。そんなことを言っていた気がします。 その子も私と同じでいじめられていました。 しかし、本当にいじめられているとは思えないような、明るさ、元気さ。びっくりした記憶があります。 私とは全く違うタイプでしたが毎日がその子のおかげで楽しくなりました。 いつもはバカみたいなことで盛り上がっていました。しかしある日。私が本当に精神がやられて死にたい。自殺したいと言った時、 その子が急にガチ目なトーンで話し出しました。 「バカ・死ね・クズ」 こういう言葉は相手は大した思いなんか込めたいない言葉のガラクタ。 気にしたりすると、その言葉には意味を持ってしまう。 未開封の手紙をゴミ箱にぶち込む要領で一切忘れて。 私が支えられてきた言葉だよ。と、震えた、いまにでも泣きそうなそんな声でした。 ごめん。私って弱いんだ。本当は。 と言って、急に通話が終了しました。 いつのまにかその子のアカウントは消えていました。 もし会えたなら、どれだけその言葉に支えられてきたか。どれだけあなたに支えられたか、全てを言いたいです。そして、感謝を伝えたいです。 ※フィクションです。
幸せな一日を
「ねえ、私にもわかるように話してよ!」 嘉代(かよ)が通学路で耐えかねて大声で叫ぶと、はなりたちは一斉に黙りこくった。やがて、はなりが小馬鹿にしたように言った。 「まじあたおか」 「それな」 「草不可避」 これだけで意味が分からない。 「あ、にいちゃんフロリダ」 アメリカ? こんな言葉、知りたくもないし、聞きたくもない。 言葉に知性が感じられない。 「とりま、カフェ行く?」 とりま? 手間の変化系? もう分からない。 理解しがたい。 「あいつ、まじウーロン茶だよね」 誰が飲み物なの? 「あんたのせいでTBS」 私のせいでテレビ局がどうかしたのだろうか? 嘉代は泣きたくなった。 「わかりやすく言ってよ」 はなりが酷薄な笑みを浮かべた。 「じゃあ、言うね。私はあんたを頭がおかしいと言ったの。さやかはそれに賛同した。真波(まなみ)は笑えちゃうって言ったんだよ。莉緒(りお)はお兄ちゃんが風呂に入るからLINEから離脱したって言った。七瀬(ななせ)はとりあえずまあ、カフェ行く?なしほは隆太(りゅうた)のことをうざったいロン毛の茶髪男子と言った。日鞠(ひまり)はあんたのせいでテンションがすごく下がったと言ったの。こんなのもわからないってあんたバカだね」 嘉代は言った。 「ちゃんとした言葉も話せるじゃん。これからも私と仲良くしてね」 まるで好きな芸能人に会ったような笑顔で言うと、はなりたちは一様に青白い顔になった。
同じ子供でも(見るだけでもいいので見てください)
皆さんは、しっかりとした生活を送っていますか? 日本の大抵の人はそうでしょう。 では、学校に行くのは当たり前ですか? 皆さんは、きっと、そうでしょうね。 …でも、世界にはその当たり前が憧れなどの、当たり前ではない存在の子供だっているのです。 今、世界には武器を持って戦ってる人がいるのです。 そう。戦争です。 いないとでも思ってますか?いえ、います。 調べたら出るでしょう。子供兵士、と。 今、殺し合いをしている子供がいる。 今、目の前で人が死んでいる。 今、闘いという恐怖に苦しんでいる。 今、命の危機にさらされている。 そんな人達が、子供が、いるのです。 皆さんが当たり前だと思ってることは、世界には通用しないのです。 私が言いたいことはただ一つだけ。 このことを頭の中に入れて、これから生きてほしい。 ただそれだけです。 私達には止めることも出来ません。 【募金】というものもありますが、これで戦争をやめさせることはできません。 だから、これらのことを頭の中に入れて生きる、やることはそれだけでいいんです。 戦争で亡くなった方々の分も、一生懸命生きてください。 これを覚えているだけでも、世の中は少しでも変わるのではないでしょうか。 これを覚えているだけでも、嬉しい気持ちになる人はいるのではないでしょうか。 私は、信じています。いつか、平和な世界になると。 それが、何百年後、いえ、何千年後だとしても。 それを実現するには、私達が必要なのです。 他にも、私達、同じ子供にできることはあるのでしょうか。 もう、私にはわかりません。これを伝えることだけで、精一杯です。 でも、私はこれからも頑張ります。 だから、皆さんも、平和な世界を実現するために、一緒に頑張りましょう。 ゆ~ぴんです。 残念ながら、実際に戦争をしてる子供はいます。 残念ながらでは済まない話です。 この小説を読んで、少しでも努力してくれたら嬉しいです。 喜ぶのは私だけではありません。 戦争をしてる子供達もです。 他にも嬉しくなる人がきっといます。 なので、少しでも平和な世界に近づくために、立ち上がりましょう。 同じ子供として。 感想など待ってます。
“Time to return“
俺はある能力を持っている。 それは時間を戻すことだ。 戻すと言っても,戻せるのは,10分だけ。 俺はこの能力を自分のためにしか使わない。 例えば,忘れ物をして怒られたとする。 そしたら時間を戻して,取りに行く。 こう言うことだ。 あ,言い忘れてたが,この能力を使えるのは一日3回まで。 さて,今日もだるい1日が始まる。 まず,朝だ。 電車に乗り遅れたから,時間を戻す。 次に,購買で焼きそばパンが買えなかったから,時間を戻して買う。 こうして俺の能力は使われていく。 みんなはこの能力を知らない。 知ったら驚くだろう。何より羨ましがるだろう。。。 帰り,電車に乗ろうとしたら,近くで何かあったようだ。 俺と同じ制服,,, その時,激しい悲鳴と,大きな音がした。 ガシャーン!! この時,俺と同じ制服の女子学生と車がぶつかり,女子学生が亡くなったと言う。 これを聞いたクラスメイトは,泣き叫んだ。 まさか,同じクラスとは,,, そんなことを考えている場合ではない。 俺が,,俺が時間を戻していれば,あの子は助かったかもしれない。 自分が情けない。 救えたはずの命を救えなかった。。。 いや、救わなかった。 あ、あ~!!!! 俺は,なんで!!,なんでこんな能力があるんだよ!! スマホを投げ捨てた時,何かが前に現れた。 少年。君の能力は,うまく使えたかい?この能力を使いこなせないものには,能力は与えられない。 君はこの能力を使って,誰かの命を助けられた?誰も助けられてないよね? もう終わりだ。さらばだ。 と言い,消えていく,そいつに俺は,言った。 わかった!!この能力はもういらない!! そのかわり,あの人を,クラスメイトで,昨日死んだ,あの人を助けてくれ!!最後の願いだ!!。 と言い,あいつはうなずき,消えていった。 次の日, いつも通りの日々が始まる! 「あーもうマジだルィ。あっやべ,忘れ物した!。でももう駅まで来たから、取りにはいけないなーー」 『山本くん?あ,やっぱり山本くんだー!おはよう!』 『綾瀬さん!!お、おはようごじゃいます!! ふふ ハハ それじゃ学校,いこっか!。 エンド,,, 解説,,, 最後は,能力があると言う記憶は消えて。 綾瀬さんと言う人が,先程亡くなったと言っていた方です。 いや~ こう言うパターンは初めてで,てこずりましたけど,がんばりました!!。よかったら ご感想,よろしくお願いします。 どうでしたか? 初めてのパターンだったんですけど,
サベツとワルグチ
私の名前はリノ。10才の頃に、発達障害と診断された。正直周りの人より、できないことの方が多い。だけど皆は、助けてくれ仲良くしてくれる。けれど皆に、発達障害のことを打ち明けられない。それは… 私の友達は支援級に居る。だから皆助けてくれる。仲良くもする。 でも… それには裏があるんだ。 別の友達との会話で飛び交うのはあの子の悪口。しかも、「障害があるから関わらない方がいいよ」「アイツ頭おかしいのと違うの」などの悲惨過ぎるコトバ… これを聞くたびコワイ そして心が欠けていく… だから言えない どうしてそんな差別をするの? どうしてそれに便乗するの? そんなこと言わないで しないで(涙) 私(障害者)は困っているんだ。 …いつも助けてくれてありがとう。 皆様どうか差別はやめていただきますようお願い致します。 …本当に辛いので
少しの勇気で救える命
たまたま、同じ地域に生まれただけ。たったこれだけの理由で、私たちは同じ制服を着せられて、同じ靴を履かされて、小さな「教室」という名の監獄に閉じ込められる。その監獄から逃げることは許されない。どれだけ辛くても、苦しくても、痛くても。絶対に……。 お腹が激しく痛んだ。気持ちが悪くて喉の奥の、奥から何かがせりあがってくる。慌ててトイレに駆け込んだ。 「百合、まだ学校行ってないの?遅刻するわよ!」 トイレのドアが激しくノックされる。お母さんだ。 「はあい。今出る!」 無理矢理出した声は震えていた。今日もまた、今日が始まってしまった。今日も私は監獄へと足を向ける。 私の学校はまず、黒板いっぱいに書かれた悪口を消すことから始まる。冷たい視線やクスクス嘲笑うような声。大丈夫ぅ?と大袈裟にバカにするように哀れむ言葉。もう慣れてしまった。もう全てがどうでもよくなった。あるときから、上履きの落書きを消すのが面倒になった。嫌われないように、美しく取り繕うことも、愛想笑いも面倒になった。泣くことすら面倒になった。 ある日の夜のこと。私はポストに私宛の手紙がたくさん入っていることに気がついた。差出人は分からなかった。大量の手紙を抱え、部屋へと戻る。丁寧に糊付けされた封筒をあける。便箋に書かれた言葉を見て、涙が溢れた。そこは、私への悪口で埋め尽くされていた。小学生のマラソン大会のときよりも、息が苦しい。涙がとまらない。読みたくないはずなのに、手が勝手に封筒を破る。気がついたら、全ての手紙を読んでいた。嗚咽を漏らしながらベッドに倒れこむ。何で、私だけこんなことされないといけないの?おかしいな。どうでもよくなったはずなのにな。それなのに、何で、涙がとまらないんだろう。何で、こんなに苦しいんだろう。1時間、2時間、いやもっとかもしれない。ベッドで泣き続けた私は、やっと気がついた。どうでもよくなんか、なかったんだ。やっぱり助けてほしかった。痛いのも苦しいのも辛いのももう嫌なんだ。だから助けて。誰か、助けて。私をいじめないで。声にならない声をあげていた。そうしているうちに日付が変わった。でも寝たくない。眠いけど、寝たくない。寝たら、朝が来てしまう。学校に行かないといけなくなってしまう。学校は辛い。お腹が痛くなって、吐き気がして、体全身で学校を拒否する。でも、親や教師は行けと言う。もうこんなのいやだよ……。無意識に足は窓へ向かっていた。ふらふらと、とりつかれたように窓を開ける。ここはマンションの13階。十分な高さ。深呼吸をして、そして、身をなげだした。はずだった。しかし、できなかった。誰かが私の腕をつかんだからだ。誰?その手は暖かかった。ふと振り向く。後ろでは、たくさんの人が手招きをしていた。知らない人だった。優しい笑顔だった。 「1人じゃないよ」 はっきりそう聞こえた。私は、仲間がいる方へ、ゆっくりと歩き出す……。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー いじめは、深刻な社会問題の1つです。これを読んでくださったあなたは、主人公の百合の立場ですか?百合をいじめる方ですか?百合を追い詰める親や教師ですか?それとも、百合を助ける側の人間ですか?みんなで、百合を助ける側の人間になりませんか?1人では小さい声かもしれないけど、みんなで声をあげれば、きっと大きな声になります。みんなで声をあげませんか?この物語の最後で百合を助けたのは、この物語を読んでくださった心優しいあなたたちです。私は、1人でも多くの「百合」が救われることを願っています。一緒に、闘いませんか?
キミとの約束(感動系)
「あんたなんか死ねばいいのに!」 ドンッ。 一瞬の出来事だった。 どんどん視界がぼやけていく。 突き飛ばした人が遠くなっていく。 目を開くと私の目には、真っ白な天井が映っていた。 ここは病院? 体を起こそうとすると、全身に痛みが走った。 「痛っ」 「あっ、無理して動かない方がいいよ」 「え…」 優しい声が横から聞こえて、振り向くと女の子が立っていた。 「あなた、全身打撲したそうね?骨折もしてないし、死ななくて良かったね」 "死ななくて良かったね" あぁ、私、死ななかったんだ…。 「私は、死んでも良かったけど…」 ボソッ、と呟いた。 すると彼女は目を丸くして、心配そうに顔を覗いてきた。 「どうして?何かあったの?何でも聞くよ」 ずっと誰かに聞いて欲しかったの。 私はゆっくりと口を開いた。 「いじめられてるの。友達なんていない。生きていたくない」 「辛かったわね。でも大丈夫。今日からは私たち友達よ」 久しぶりに聞く優しい言葉に、目が段々とあつくなっていく。 「あなた、今日は入院だって。私、隣の病室にいるの。いつでも会いに来てね」 ニコッと微笑むと、部屋を出ていった。 明後日から、また学校に行くの? またアイツらにいじめられる? 嫌だ。 独りになると嫌なことばかりが頭に浮かぶ。 「このまま死ねば、楽になるかな…」 ずっとずっと、死ぬことは頭に置いていた。 死ねば、全てが終わる。 体中が痛いけど頑張って体を起こし、窓を開けた。 フワっ、と、秋の風が吹き込む。 少し涼しく悲しげな風は、私の髪を揺らした。 ここから飛び降りれば、死ねるよね? 足を窓にかけ、身を前に乗り出した。 「怖い…」 私は死ぬ事が怖かった。 全身が震え、耐えきれないほどの恐怖が襲ってくる。 「まって!」 「えっ」 体を勢いよく引っ張られ、床の上に落ちる。 「何してるの!!?落ちちゃうよ!?」 彼女の細い手が、私の手を包む。 「…死なせてよ」 「え?」 「放して!これから死ぬんだから!」 彼女の手をバッと引き離し、再び窓に向かう。 すると頬を叩かれた。 「バカ!!」 「っ!」 頬の痛みがジンジンと体に伝わる。 「死にたいなら、あなたの命、ちょうだい」 「な、何言ってるの…?」 彼女はふと悲しい笑を浮かべる。 「私、明日死ぬの」 「え…??」 いきなり我に戻ったように、正常に時間が流れ出す。 「私入院してるでしょ。あと余命一日。」 「けどね、私は生きたい。だからさ、命いらないなら、私にくれない?」 いかにも真剣な眼差しが、私の心に刺さる。 そして涙を流しながら、彼女は私のことを抱きしめた。 「お願い。死にたいなんて、言わないで。」 何故か分からないけど、涙がどんどん溢れ出して止まらない。 「わ、たしだって…、ほん、とはっ死にたくない…!」 しゃくりあげて、上手く言葉にならない。 けど、私は心の底の気持ちを吐き出した。 「怖っいの。死ぬの、怖いっ。いじめられずたの、しく生きたい…」 そういってお互いを抱きしめ合うと、その後沢山泣いた。 次の日。 眩しい光が瞼をくすぐり、私は目覚めた。 「そう言えば…」 体を起こし、隣の病室へと走る。 ガラッ。 病院を開けると、先生が深刻そうな顔でこちらを向いた。 「メイさんは、もう…」 先生の表情から全てを察し、彼女へと駆け寄った。 「メイ!お願い、死なないで。昨日、友達になったばかりなのに…」 メイは最後の力を振り絞るかのようにゆっくり瞼をあけ、私に向かって微笑んだ。 「ごめん…。でも、ありがとう。あなたに会えて、良かった…」 涙が頬をつたう。 「私も。生きたいって思ったよ。ありがとう、本当に…」 「生きて」 すると瞼を閉じ、安らかな顔でそう言った。 それが最後の一言だった。 生きよう。 メイの為にも、自分の為にも。 立ち上がり窓のそばをみる。 そこには秋の風に吹かれ、一輪のアフリカンマリーゴールドが力強く揺れていた。 ーーーーーーーーーーーーーー あーやです^^* 久しぶり(?)の花言葉です。 アフリカンマリーゴールドの花言葉は、「逆境を乗り越えて生きる」です。 今回は感動系?で書いてみたんですけどどうでしたか? 感想、アドバイス、良ければリクエストも待ってます!
不幸せの反対。(ホラーかも...)
もし、鏡に映らなくなったらどうなるんだろう。 「気がついたら」映らなくなっていた。朝起きたらとかじゃなくて、気がついたら、ね。 もしかして、死んだのかな?と思ったけれど、みんな普通に見えてるみたい。 だから、人前ではできるだけ、反射するものの前にはいかないようにする。無駄に驚かせたくないし。 でも、意外と不便だということに気づいてしまった。 身だしなみが整えられないし、髪も結びにくい。そろそろ髪を切ろうかと思っていたのに、できなくなった。 自分の後ろが映っている鏡を見るのは変な感じだ。心霊写真でも見ているみたい。 この事実を隠し通していくのは、さすがに無理だった。 学校で、たまたま鏡の前を通ったのを、先生に見られた。 驚かれるかと思ったら、無反応。 まさか、他の人には見えている...? だったら、どうして。自分にだけ見えないんだろう。 じっと鏡を見ても、何もわからない。 ぐいっ。 ?! 突然鏡からでてきた腕に、抵抗もできず、私は飲み込まれた。 目を開けると、別になんともなかった。 「大丈夫?」 一瞬、自分が話しかけられていることがわからず、無視しそうになった。 目の前の子に見覚えはなく、仕方の無いことではある。 「ねえ。心配しなくていいんだよ。ここは楽しい場所だからね。」 そういってくれる彼女は、今ではすっかり親友だ。 とある小学校には、まことしやかに囁かれている都市伝説がある。 「大事にされない子は、鏡の住人になる」 真偽のほどはわからないが、数年前、実際に行方不明になった生徒がいたのは確からしい。 生徒達は、話をおもしろおかしく改造しながら今もなお、語り継いでいる。 「その生徒は、消える前、姿が映る物を避けていたらしい。きっと、この世のものではない何かが見えていたからだ。」 「その生徒が消えた鏡の前に立つと、意地悪な奴は引っ張り込まれるらしい。」 「きっと、その子はまだ生きていて、いつか仕返しに来る。」 「その生徒が消えたことに、しばらくは誰も気づかなかったんだって。」 その噂は数えきれない。が、きっとその生徒は、鏡の住人となって幸せに暮らしていることだろう。
意気地なし。
朝。 君と廊下ですれ違って。 あわてて、昨日覚えたはずのシナリオを探す。 けれど、書きすぎて星の数ほどある中から、この場面に合ったシナリオが見つけられない。 そして君は、私を通り過ぎてゆく。 目が合ったのに。 チャンスだったのに。 …私は、どれだけのチャンスを無駄にしていくんだろう。 少女漫画では、1ページめくるたびに、ヒロインは成長していく。 どんどん綺麗になっていく。 どんどん好きな人と近付いていってる。 勇気を出して、1歩1歩進んでいって、 時には後退して、それでも前を向いて。 そんな、強くて綺麗で、可愛い女の子。 だからこそ、好きな人とも結ばれるのかな。 …それに比べて、私は。 意識したとたん君としゃべれなくなって、 それでおしまい。 進展は未だゼロ。 ページをめくっても、繰り広げられるのは 何の変わりもない日常。 君と話せるわけでもなく、君に近付けるわけでもない。 …ただ、むずむずしたもどかしいままの、ヒロインとも呼べないような私がいるだけ。 まず、挨拶からしよう! …でも、友達でもなくあんまり話したこともない女子に、いきなり話しかけられたら迷惑じゃないかな。 LINEを交換しよう! …でも、引かれないかな。 急にLINE交換して、って言ったら、やっぱり困るよね。自分のこと好きなんじゃないか、って勘付かれちゃうかも…。 …ほら。 前に進もうとしたら、余計なことを考えてしまう。 アタックって、そういうもんじゃないの? それぐらい積極的でいいんじゃないの? って、一人の自分は言うけれど、 それで嫌われたらどうすんの? ウザがられたら元も子もないでしょ? って、もう一人の自分が、前向きな気持ちを踏んづけてしまう。 踏まれてペラペラになった気持ちは、もう戻ってくることはない。 もう一人の自分に食べられてしまって、マイナスな気持ちしか残らなくなる。 …意気地ないな。 毎日、君のこと考えて。 毎日、妄想して。 そんな妄想が、シナリオとなってアルバムに刻まれていく。 時には削除して。 ちょっと恥ずかしいなぁ、見られたくないなぁ、って妄想は非表示にして。 これいいなぁ、って妄想はお気に入り登録して。 こんな時間が、楽しいんだ。 …何一つ、進めないけど。 たまには練習したりもするんだよ。 もし、こんなシチュエーションになった時。 この場面に偶然なった時。 セリフはこうで、仕草はこうして、って。 ナチュラルな感じで「おはよう」って言って、とびっきりの笑顔でニコッてして、とか。 …現実でできたことはないけどさ。 もし、君に挨拶ができて。 LINEも交換できて。 あわよくば、君の彼女になって。 君の手をつなぐことができたら、 君の視界に入ることができたら、 君も、私と同じように、私専用のアルバムとか作ってくれたら。 どれだけ幸せだろう。 くぴちゃです! 前回の「失恋。」からかなりの時間経ってしまいましたけど…新しい小説を書きました! 感想&アドバイスお待ちしています。 読んでくださり、本当に本当にありがとうございました。
み る く て ぃ ー 。
_甘くて、少し大人で、優しい日常を_ __カラン、コロン。 此処の扉はいつも、上品な音色で私を迎えてくれる。 この音色を合図に、私の周りを甘い香りが駆け抜けていく。 此処は全部が同じ香りで、同じ色で、同じ雰囲気。 大好きな場所で、大好きな人の名前を呼ぶ。 「照人さん、いますか。」 風が吹いて、花が揺らいで、耳を傾ける。すると、 「香織ちゃん、いらっしゃい。」 奥からトレーを持って、微笑みかけるその人。 あぁ、この人の周りはいつも、ゆっくりと時間が進んでいる。 「アッサムミルクティー、どうぞ。」 いつもの事なのに、いつもの味に感動してしまう。 優しい味が浸透して、心の波も穏やかに笑う。 これが日常である事が幸せで、どうかこの幸せが消えないように、と願うばかり。 「お味はいかが?」 美味しくない事なんて無いのに、と思いながらいつもの様に笑って答える。 「すごく、あったかい気持ちになれます。美味しい。」 このミルクティーは私を幸せにする魔法の紅茶。だから 「そっか。それは良かった。」 そう言って見つめてくる、この人は、人を幸せにする、魔法使いなんだろうな。 _今日も、明日も、この場所で_ 《あとがき》 数ある作品から、「みるくてぃー。」を読んで頂き、ありがとうございます。 琉亜(るあ)でした。
ツンデレ君
大嫌いなキミが転校するって聞いた。 キミはいつもヘラヘラ笑っていて、みんなに平等だった。 悪くいえば八方美人で。 僕は仲良くなりたいって、ずっと思ってたのに。 キミは仲のいい友達を作らなかった。 ...僕にも話しかけてくるし。 そんなキミが大嫌いで。 そんなキミが大好きで。 その日、僕はキミの前で、初めて泣いた。 キミはすごく驚いていた。 そりゃそうだ。 いつも大嫌いって言われてたヤツに、、突然目の前で泣き出されたんだもん。 でも、意地っ張りな僕は「なんでもない」と言い張って。 キミをもっと困らせた。 転校する日、キミはみんなに「ありがとう」と言っていた。 僕の順番になった時、キミの「ありがとう」は聞こえてこなかった。 (仕方ないか。) (当たり前じゃないか。) そんなふうに思って。 唇を噛み締めて下を向いた。 キミは引越しの準備があると、早めに帰った。 もう会えないなとか思ったりして。 学校から帰った時、キミにあった。 知らないふりした方がいいよね。 無視して帰ろうと思った。 でも、やっぱり無視できなくて。 僕はキミのところまで駆けつけて。 「大好きだった。ありがとう。」 それから、キミにはもう会っていないけど。 キミは最後に、困ったように笑ってた。 (こちらこそ。ツンデレ君。)
ベンチ
ある町の真ん中に、大きな公園がありました。 そこはみんなから愛され、毎日毎日、子供たちの笑顔で溢れておりました。 さて、その公園の奥に、1つ道があるのを、あなたは知っていますか? …え?公園の奥は森だって? そうです。その通りです。 その森の中に、道があるのです。 と言っても、整備されてるような綺麗な道ではありませんが。 そうそう。そこです。あ、もう少し左。さっきの所を奥に進んでください。 その道を真っ直ぐ、真っ直ぐ進んでいくと、ね?ほら、視界が開けたでしょう? そこには絶景が広がっているのです。 街を見渡せる、展望台のような場所。そんな場所に、ひっそりと佇む、ひとつのベンチがありました。 木製で、塗装もされていない、酷くシンプルなデザインでありましたが、何十年と経った今も、姿を変えずそこにいます。 ベンチはそこで、自分を必要としてくれる人が訪れるのを、いつまでも、いつまでも待ち続けていました。 …どうしてそんな人が来ないところにベンチがあるのかって? それは話すと長くなるので、またの機会に。 おや、そんなこと話している間に、早速人がやってきたようですよ。 少しだけ、覗かせてもらいましょうか一一 一一青いなぁ… 夏の空が眩しくて、私はそっと手をかざす。 ここは、私のお気に入りの場所。 滅多に人も来ない。1人になりたい時にうってつけの場所だ。 吹き抜ける風が気持ちいい。 木製のベンチに背中を預けて、私はひとつため息をついた。 どうしてこんなに、上手くいかないんだろう…。 頑張ってるよね?私。毎日、精一杯生きてるよね? なのになんで私だけ、こんな思いしなきゃいけないの…? 『真面目だね』『優しいね』よく言われる言葉。 その言葉に軽い哀れみのようなものが含まれていると感じたのは、いつからだっけか…。 哀れまれるようなことなの?普通じゃないの?それとも、私がおかしいの? …よくわかんないや。 私はそっと目を瞑った。 「疲れたなぁ…」 呟いた私の声は、夏の風に運ばれて、空の青さに溶けていった一一 さてさて、それからひと月ほどたち、木々が色づき始めてきた頃。 またベンチに、お客が来たようですよ一一 一一街に沈んでいく夕日が眩しくて、私は目を細める。めんどくさい。もう、何もかも。 平凡に日々がすぎていけばそれでいいのにさ。 周りに合わせて、事が過ぎるのを見守っていれば、それだけで日々は過ぎていくのに。 でもそんな、上手くいかない。 自分の気持ちを大事にしちゃう人が、世の中にはいるから。 いいのに。自分の気持ちなんて。どうでもいいじゃん。 めんどくさくなるだけだよ…。 ああ、もう、いつまでもこうしていたい。 学校も行かないで、勉強もしないで、いつまでもこうしていたい。 …いいなぁ。それ。 結局しないのは目に見えてるんだけど。 『それでいいの?』 言葉が脳をよぎった。私を見つめる目はウザイほど真っ直ぐで。 ああ、もう、ウザイ。まじウザイ。 『真面目だね』 私は思ったことをそのまま言った。 ……いいの。私はもう、諦めてるから。 秋の風が涼しくて、街に溶けていく夕日が眩しくて、茜色に染められた空が綺麗で… 私はそっと、目を細めた一一 その人が何を考えているのか、わからないものですね。 みんな精一杯生きているのは同じなのに。 その人の生き方に、間違いも正解も、ないのではないでしょうか…そんな簡単な問題ではないですけどね。少なくとも私は、そう思いますよ。 …あら、私事で申し訳ございません。 あ、ほらまた、お客が来たようですよ一一 *.*.*.*.*.*.*.*.*.*.*.*.*.*.*. どうも。作者です。 このベンチには実際もっとたくさんの人が訪れています。 ピックアップして、その中の2人を書かせてもらいました。 いかがでしたでしょうか? コメントお待ちしております。