短編小説の相談いちらん
短編小説
みんなが作った短編小説のコーナーだよ。※2024年9月30日までの投稿で受け付けを終了いたしました。
鏡依存症
薄っぺらい鏡。 それを見て1日を過ごす。 自分がどう見られてるかを気にしながら。 鏡に向かって、本心とは真逆の笑顔を作る。 鏡に映った知らない人は心からの笑顔を貼りつけている様だ。 その知らない人は鏡の向こうの人たちに上辺だけ好かれる。 馬鹿らしいな。 本当はどう思われてるか分からないのに、毎日をそれに溶かす。 手軽で暇つぶしになるから、馬鹿らしいと思ってても辞められない。 助けて欲しい。 だから、鏡を真っ黒に塗りつぶした。 鏡の向こうの優しい人たちに心配された。 嬉しい。 もっと、もっと心配してよ。 こうやって他の人もズルズル深みにハマって、消えたのかな。 でも、もうどうでもいいや。 もう、戻れないもんね。 腕が 体が 真っ赤に 変わった 心配された 嬉しい もっと もっと もっと そして 少女は呼吸を 止めた ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 解説 これはネット依存の子の悲しいお話です。 薄っぺらい鏡はスマホかタブレット。 本心とは真逆の笑顔はネットの中の偽りの優しい自分の言葉。 つまり主人公は居場所を求め、偽った自分(知らない人)でネットに漂っています。 でもそれに疲れた主人公は病んでしまい、アイコンを黒にしました。 するとネッ友に心配され深みにハマっていきます。 そして最後には…ご想像にお任せします。 これを読んだあなたもネット依存には気をつけて下さい。 では、またいつか。
20回目の桜の下で ~2人だけの結婚式~
「見回りです」 入ってきた女性看護師に少し笑みがこぼれる。とても美人な方だ。きっと美咲も生きていたら、このような女性になっていただろう。ふと窓の下の公園の裸の木を眺める。どうしても想ってしまうんだ。もう戻ってこないあの頃を。 看護師も僕が見ている方を見た。 「あの木、僕が若い頃は咲いてたんですよ。美しかったなあ」 「私、見たことないです」 「そこの引き出しの中の写真、見てください」 看護師は不思議そうな顔をして、引き出しの中の写真を見た。 「これ……」 看護師が悟ったような顔をして、こちらを見つめる。写真には桜の木と、その下で無邪気に笑う僕らが写っていた。 「綺麗ですね。右は立原さんですよね。左の女の子は……」 「僕の、恋人です」 看護師は頬を緩ませた。 「桜、咲かないのかな」 僕は膝に置かれた写真をぎゅっと握った。 時は60年前。 高校は、文化祭の準備んで盛り上がっていた。僕ら3年生にとっては最後の文化祭。誰もが思い出を作ろうと必死だ。 「ねえ修司、文化祭だけどさ」 この女の子は恋人の美咲。可愛くて、お転婆で、優しい彼女が僕は大好きだ。 文化祭の最中、僕は美咲に呼び出された。冷たくなり始めた風が、屋上にいる僕と美咲の髪をゆらす。 「なに?こんなところに呼び出して」 彼女らピンク色の唇に人差し指を当てた。 「ん?あの約束、覚えてるかなって」 「約束?……あぁ、もちろん」 僕たちの誕生日は偶然同じで4月9日。不思議な話だが、大きな病院の近くの公園の桜は4月9日だけ咲くのだ。小さい頃知ったのだが、僕たちが生まれるまであの桜が咲くことはなかったそうだ。そして、20回目の桜が咲いたときに結婚しよう、と僕たちは約束したのだ。 「もうすぐだね。20回目の桜」 美咲は幸せそうに微笑んだ。この子を守りたいと心から思った。 しかし文化祭からしばらくして、美咲が学校にこなくなった。美咲の家に行ったり、メールを送ったりしても、美咲が僕の前に現れることはなかった。 美咲から電話が来たのは、2月頃のことだった。 「修司?」 久しぶりに聞けた美咲の声は暗かった。 「美咲、どうしたの?心配したんだから」 「私ね、病気なの」 僕の言葉を遮るように言った彼女の言葉。 「私、修司に会いたい。寂しい……」 僕は無心で走った。美咲が入院しているのは、あの桜の木がある公園の前の病院らしい。怖かった。美咲がいなくなってしまうみたいで。泣きながら、ただひたすら走った。 久しぶりに会った美咲は、随分細くなっていた。いくつものチューブが美咲に繋がっていた。 「修司。本当に来てくれたんだ。ありがと」 すっかり衰弱しきった彼女にかける言葉を僕は見つけることができなかった。 「私、もう死ぬの。余命が短くてね」 僕は、その切ない美咲の顔を忘れることはできないだろう。 それから僕は毎日病院へ通った。そして4月になった頃、美咲はベッドで寝たきりの生活をしていた。 「修司、私絶対4月7日まで生きるから、結婚してよね!」 口調は元気な美咲だが、もう限界まで弱っていることが分かった。 そして、4月6日のこと。 「修司、修司……」 「なに?」 「今日は何日?」 思わず僕は嘘を言ってしまった。 「4月7日だよ」 きっと美咲は明日まで生きられない。 「よく頑張ったね……」 涙を堪えながらそう言うのが精一杯だった。 「誓いのキス……は無理か。ねえ修司、大好き」 美咲は目を閉じ、永遠の眠りにおちた。 次の日の4月7日。桜は咲かなかった。次の年も次の年も、桜は咲かなかった。 たまには思い出をゆっくりと思い出してみるのも良い。僕は昔と比べて随分と重くなった体を動かし、病室の窓を開けた。そのとき、はっきりと見えたんだ。桜の木の下で笑顔でこっちに手を振る、大好きな美咲の姿が。幻覚なんかじゃない。僕は気づいたら病室を出て、駆け出していた。風をきって走るこの感じ、すごく懐かしい。 病院を出て、公園の桜の木を見上げた。思わず目を疑った。桜が、咲いているのだ。美咲がいなくなってから60年間ずっと咲かなかったはずの桜が、満開に咲いている。そのとき思い出した。今日が4月7日だということに。 「修司おそーい!」 振り向くと、美咲がいた。18歳のままの美咲だ。美咲がイタズラっ子のように微笑む。 「修司、これが20回目の桜だね。約束通り、結婚式だよ!」 美咲はきっと気づいてきたんだ。僕が最期に美咲についた嘘に。込み上げる涙を堪えながら美咲を抱き締めた。 「美咲、大好きだよ」 もう離さない。僕の可愛いフィアンセ。僕だけのお姫様。 春風に誘われ、桜の花びらが東の空へ広がっていった。
さあ、恋を始めよう
よいちどりです! 「宮下瑛茉(みやしたえま)ちゃん、付き合ってください!」 今年の四月、隣のクラスの子にこう言われた。 告白してきたのは、金沢光雅(かなざわこうが)君。 ひとまず私は「ごめんなさい!」って言ったんだけど、それから毎日、何度断ってもめげずに告白してくるようになった。 告白し続ける2年生と断り続ける2年生。 その話は学校内でも有名になり、わざわざ見に来る生徒もいる、最早イベント的なものになっている。 ある日、こう聞いたことがあった。 「金沢君はどうして私を選んでくれるの?」 そしたら、 「入学式の日に、一目惚れしたんだ。 二年生になってやっと告白する勇気が出たから、後悔したくなくて。」 だって。 「一目惚れ?!」 金沢君は頷く。 「瑛茉ちゃん、断るときすごく申し訳なさそうでさ、優しい子だなって。毎日、少しずつ好きになっちゃうんだよ。」 「何でそんなにさらっと好きって言えるの…//」 「だって、伝えたいから。瑛茉ちゃんに、好きだよって。」 も~~こっちが恥ずかしいよ… 「瑛茉おはよー」 「紗奈!おはよー」 橋塚紗奈(はしづかさな)、私の友達で二年生になってから毎日一緒にいる子だ。 「さて、今日金沢はいつ告白してくるかねー」 けらけら、軽く笑いながら紗奈が言う。 「ちょっともう、やめてよ…!」 というと、 ガララッっと扉が開いて、金沢君が来た。 「瑛茉ちゃん、付き合ってください!」 「おぉ、今来たか。」 紗奈も驚いてる。 「ごめんなさい!」 そういうと、金沢君はヘにゃ、っと笑って、 「ごめんな、そうだよね…」 と言って帰っていった。 「瑛茉ちゃんも大変だねー」 とクラス委員の子が言う。 「え、全然そんなことないよ。むしろ、金沢君といると楽しいなーっていうか、落ち着く?っていうか、とにかく、大変ではないよ」 なぜかクラスが静まる。 紗奈が口を開いた。 「それって、金沢のこと好きなんじゃなくて?」 「ふぇ?」 どういうこと? 「あー、じゃあ、金沢に好きって言われるとどう思う?」 「嬉しいよ」 「えと、胸がきゅんとか、なる?」 「きゅぅ、っていうか締め付けられる?感じかな」 「あんたそれ、恋だよ。金沢に恋してるんじゃないの?」 恋?これが? 分かんない。正直そう思った。 私が金沢君を…?! コンコン 姉の部屋のドアを軽くノックする。 姉の天音(あまね)はモテ女、恋愛経験が豊富だ。 だから、アドバイスを求めることにした。 「お、珍しいね、どしたの」 「あのね…」 今日会ったことを順々に話していく。 「瑛茉、恋したことないんだっけ?」 こくりと軽くうなずく。 「そか。恋って言うのは、その子ともっと一緒にいたいとか、一緒にいて苦じゃないとか、そういうもんだよ。胸がときめくとか、自然と目で追っちゃうとかね。」 姉の言葉がカチリ、と、胸にはまった。 そっか。そっかあ。 なんか、モヤモヤが消えて、すごくいい感じになった。 自然と笑みが漏れる。 「あ、えらくスッキリした顔してるじゃん。力になれたかな、」 「うん、とっても。ありがとう、お姉ちゃん」 「全然。なんかあったら言いなさいよ?」 にこっとわらって頷いた。 明日の学校が、金沢君に会えるのが楽しみになった。 そして次の日。 金沢君は 告白してこなかった。 次も、その次の日も。 何で?やっと恋だって分かったのに。 今度は私の番ってこと?金沢君に告白する番? なんかそう思っちゃって、気づいたら隣のクラスに駆け出してた。 「金沢君、いる?!」 「瑛茉ちゃん、どしたの…」 「どうして告白してくれないの」 「だって、瑛茉ちゃんが迷惑に思ってるって聞いて…」 「そんなことない!!」 軽く深呼吸する。 「私、やっと気づいたの。金沢君といるときに感じるこの気持ちは、恋だって。私、金沢君の事が…!」 いいかけて、ぎゅっと抱き締められた。 「瑛茉ちゃんに言わせるなんて、ダサいな。ここから先は俺に言わせてくれる?」 こく、と頷く。 「瑛茉ちゃん、好きです。大好きです。僕と、恋をしてくれませんか?」 「はい、もちろん!!」 にこり、満面の笑みを浮かべたら 金沢君が顔を赤らめてなにか呟いた。 「ねえ、キスしていい?」 「ええ?!」 「めっっちゃかわいい」 「そういうのはもうちょっとたってからで…」 「くははっ」 からから笑うその顔がかわいくて、 「好き…」 思わず言っちゃった。 「その…やっぱり、キス…して…?」 「なに、それ。かわいすぎ…ッ!」 優しく、唇を重ねる。 キャアアーー! と悲鳴が上がる。 ここ教室だった! 「これからよろしくな、瑛茉」 呼び捨てと、にっこり笑った笑顔に照れつつも、 「こちらこそよろしくね、光雅」 私の恋が、始まった。 感想ください!!
手遅れ(ホラーです)
大学時代の友人が、 肝試しに行こうと誘ってきた。 社会人になってから あいつとはもう何年も 会ってはいなかったが、 可愛い女の子もいると言うことで 仕方なく行ってやることにした。 当日。 この辺は田舎で、 待ち合わせられるような 目立つ場所がなかったために 俺の家に一旦集合してから 俺の車で肝試しの場所に 向かった。 友達は本当に可愛い女の子を 連れてきた。 身長は低めで喋り方も おっとりしている。 癒し系女子ってやつか。 肝試しに使うのは 空き家だった。 あれは 俺らがまだ中学生の時だった。 とある小学生2人が この空き家でかくれんぼを していたのだが、 ジャンケンで鬼になった子が 隠れている子を見つけられず そのまま帰ってしまい、 それからというもの、 あの時隠れていた子は 行方不明だという。 空き家は塀で囲まれていた。 門は鍵がかかっていたが 友達が蹴ると 簡単に壊れてしまった。 庭に足を踏み入れると 草でいっぱいだった。 そこらじゅう藪蚊だらけ だったため、 半ズボンで来てしまった俺は 後悔しながら先へ進んだ。 玄関は引き戸で、 戸がなかなか開かなかったが 友達と俺で無理やり開けた。 空き家の中に入ると 思っていたより怖くなって 帰りたくなった。 女の子の方を見ると やはり怯えていた。 廊下を歩くとギシギシと 嫌な音がした。 早く帰りたい。 と思ったその時だった。 床が沈んだ…いや、 床を踏み抜いてしまったんだ。 友達と女の子に助けを求め、 引っ張り上げてもらったが、 膝から下が血で濡れていた。 指で引っかかれたような 傷だった。 怖くなったのか もう帰ろう、と 友達が提案すると 俺も女の子もすぐさま同意した。 3人とも逃げるように俺の車へ 急いだ。 俺の片足は血まみれで 運転には使えないため、 友達に運転してもらった。 空き家を出てから安心したのか、 俺と女の子はテンションが 異様に高かった。 俺の友達を除いて。 どうかしたのかとハンドルを 握る友達に聞くと突然、 「誰カ。見つケて。」 と呟き、ハンドルを思いっきり左にきった。 車はガードレールを突き破り 横転。 俺は血で濡れた足の痛みを 忘れて無我夢中で車を出た。 女の子も出てくる。 友達だけは、いつまでたっても 車から出てはこなかった。 ーーーーーーーーーーーーーーー 意味怖みたいになりました…。 意味がわかったという方は コメントに書いてみてください! 生々しい感じの怖い話に したかったなぁ(-_-;)
無題 題名、考えてください!
好き。って皆、憧れているもの。 私の恋のことを話すね。 私-寺内 春は、好きな人、まあ青春?に憧れているんだよね。 そんなに早く好きな人ができるとは思ってなかった。 中学2年生。休校が続き、あんまりクラスで関わることがなかった。 初めて、2年生になって皆で集まった。 前の席の男の子と話すようになったの。 名前は、柊 青翔。 初めは、友達でしかもあんまり話さない人だった。 私から話しかけるだけだし。 席替えしてから、私と、青翔の共通点が見つかった。なんかいきなり聞いてきたんだよね。 好きなものが同じだった。 それから少しだけ、私からだけど話しかけるようになった。 友達に、探りを入れてもらっていたら、『好きなの?』って言われてばれちゃったけどね。 また、席替えで今度は同じ班になった。 めっちゃ嬉しかった。!!! 私は、まだ告白はしてない。青翔は今、好きな人はいないから。 振り向いてもらえるように、私はこれからも、頑張る!! 終わり 作者のキラキラです。 好きな人ができて、すぐ告白する人、まだ告白しない人。 あとは、好きな人に好きな人がいないから告白する。いても、告白する。 それぞれです。 皆さんの好きな人とは、どういう感じで、接していますか? 感想、アドバイスお願いします。
たまたまこの世界に生まれてきて、たまたま会っただけ
感動物語です。 私はも。私は姉の「あや」が好きだ。 あやはとても優しいくて、尊敬している。 ~十月二日~ と「お姉ちゃん!一緒にお風呂に入ろうよ!」 あ「は?」 と「お風呂で一緒に歌を歌およ!」 あ「うるさい!一人で入れよ」 と「わ、わかった…」 お姉ちゃんは機嫌が悪いのかな。そういえば今日一人で出かけていたな… ~その日の夜~ と「お姉ちゃん!一緒に寝ない?」 あ「うるさい。お前となんでねなあかんねん」 と「え?お姉ちゃんと毎日一緒に寝てるのに…前は『ともが妹でよかった』って言ってくれたじゃん」 あ「は?お前と姉妹になったのはたまたまなんだよ!」 と「ど、どういうことなの?」 あ「だから、たまたまこの地球に生まれて、たまたま同じ親だっただけなの!もういいから一人で寝てよ!」 と「わかった…」 私はその時お姉ちゃんの目に少し涙がたまってるのを見逃さなかった。 ~十月三日~ 朝早くに姉が何かの準備をして家を出て行った。 と「お姉ちゃんどこ行ったの?」 母「遊びに行ったんじゃないの?」 と言って母はすぐに家を出て行った。 私は部屋で寝ころんだ。 ~十月四日~ 母「あやが入院することになった。詳しくは言えないけど病気よ」 と「え?どこ?お姉ちゃんはどこの病院にいるの?」 母「それはあやに『ともには言わないで』って言われたから…」 と「そ、そうなんだ…」 お姉ちゃん大丈夫かな…きっと元気で戻ってきてくれるよね? ~十月五日~ 私は一日中姉が入院している病院を探した。 探して、探して、探しまくった。 ~その日の午後5時~ やっと姉がいる病院を突き止めた! そっと病室に入っていく あ「?!」 と「ごめんね。心配だから来ちゃった」 あ「お母さんに聞いたの?」 と「うんん。教えてもらえなかったから一日中探してたんだよ」 あ「…」 と「ねえ、どうしたの?なんで急に…」 あ「お前なんかに関係ないよ!」 と「関係あるよ!お姉ちゃんは私にとって大事な姉なの!」 あ「だから、お前と姉妹になったのはたまたまなの!出てって!」 と「でも…」 あ「出て行けって言ってるでしょ!もう来るな!」 と「わかった…」 どうしたんだろう… ~十月六日~ 母「あやの状態が悪化してしまっているらしいよ!」 と「え?お姉ちゃんは大丈夫なの?また元気になれるよね?」 母「元気になれるといいけど…」 私は急いで姉の病院へと走った 病室にいたのは機会に囲まれた姉だった。 と「お、お姉ちゃん?大丈夫?」 あ「うるさいな…もう…く、来るなって…言っただろ…」 と「なんでだよ!なんで急にそうなってしまったの?お姉ちゃん!」 あ「お、姉ちゃん…なんて呼…ぶな…」 と「私たちは大切な姉妹でしょ!」 (だんだん涙がたまってきた。) あ「だから…いもいつも…言ってるでしょ…私たちは… と「たまたまだよ?だから何なんだよ!偶然会えて姉妹になれた、奇跡だよ!」 あ「奇跡…?奇跡なんか…ハァハァ…じゃない。奇跡なんて…ハァハァ…存在しない…たまたま…姉妹になっただけ」 と「でも、今まで楽しかったよね?今までたくさん一緒に遊んで、一緒に勉強して…」 あ 涙が流れてる と「これからも一緒にカラオケ行ったり、旅行に行ったりしようよ!」 あ「…」 と「私たちには深い絆があるんだよ!」 あ「き、絆…そんなの…ないよ…ハァハァ…」 と「そ、そんな…わかってよ…少なくとも私は今まで楽しかったと思ってる。これからも…」 あ「う、うる…さい…ともは…私がいなくても…ハァハァ…生きて…いけるでしょ…」 姉の呼吸が静かになっていく と「ダメ!ねぇ、まだダメなんだよ!お姉ちゃん…ねぇ!偶然からうまれた奇跡。お姉ちゃんと出会えて よかった!」 姉の呼吸が聞こえなく と「し、死んじゃったの?嘘でしょ…お姉ちゃん?返事してよ!ねぇ、ねぇ!」 それから私はずっと泣いた。 姉の病室をかたずけているとき日記を見つけた。 ―――――――――日記-―――――――――――――――――――――――――――― 十月二日 病院に行った。やはり病気だった。どうしよう…治ることはないらしい 十月三日 今日も朝から病院に行ってきた。昨日、ともにきつくいってしまったな… 十月四日 今日から入院生活。早く帰りたい。ともには会えないよ… 十月五日 苦しい…ともが来てくれた。嬉しかったけど、きつい言葉で追い返しちゃった。 なんかもう無理な気がする。ともにはこれからもずっと幸せでいてほしい。 とも、私の妹になってくれてありがとう、大好きだよ ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― だんだん字が震えて、読みにくい。 大好きだったお姉ちゃん、もう会えないのか…
輝くもの
目の前に 丸くて透き通った薄い膜に包まれた 金色の美しい宝石がある 金色の宝石は、目を開けていられないほど輝いている うつくしい うつくしい うつくしい とにかく、うつくしい 私は透き通った薄い膜を割った 金色に輝く宝石が手に入る 歓喜の声があがった その瞬間 視界が割れた ガラスが割れるように 視界が割れた 景色が一変した 金色の宝石は輝いていない しかし 割れて粉々になった、透き通った薄い膜が 真っ白に輝いていた すぐにその真っ白な光は消えてしまった 真っ白に輝いていた膜の破片が 赤黒く染まった 私もまた 赤黒く染まった 呻き声が轟いた 違っていたかもしれない -目の前に- 金色の宝石を包む 丸くて透き通ったうつくしい薄い膜がある 目を開けていられないほど輝いていたのは- 膜だった _______________________________ さみっきーです! 謎系です… 感想・アドバイスお願いします
「15本の薔薇を君に」
幼稚園のときからの大親友で 家も近かったし お母さん同士も友達だったから 凄く仲が良かった。 あんな事で 絶交するなんて思っても見なかった…。 ー1週間前ー 「ねーえー琳(りん)ちゃーん」 「何?また宿題見せてって来る気でしょ」 「うっ、バレたか…。」 「大体友香は自分で やって来ようと思わないの?」 「だって…。」 「そんなんだからいつまでも 一人で何もできないんだよ!」 「そんなに言わなくたって‼」 「もう友香の声聞きたくない‼」 「私だって!!」 そして 私達は絶交してしまった…。 そんなつもりじゃ無かったのに…。 あの子は 友香は、きっと謝れば許してくれるだろう。 だけど 私には、その勇気がない。 あなたに謝りたいのに。 雨が降っても傘を挿さないかのように…。 でもやっぱり謝りたかったから 手紙と 15本の薔薇をあげた。 そのお陰で 私達は、今も仲良くしています。 ハルカ←ミライ改めです。 「15本の薔薇を君に」 いかがだったでしょうか? 15本の薔薇の花言葉は 「ごめんなさい」です。 恋人などにあげるのには向かないと思いますが 仲直りの時にあげるのは良いと思います。 きっと琳の家は花屋さんなので その事を知っていたんだと思います。 ※この話はフィクションです。
最後の思い出
「けん!どこにいるの?けん!」 どうしよう。どうしよう。私のせいだ!けん・・・戻ってきてよ。 3日前 「わぁぁ!」 「どうしたの?」 私名前は鈴木美枝(すずきみえ) 友達の、霧島和乃(きりしまかずの)ちゃんが、叫んだ。 「この、子犬・・・捨てられたのかな?」 「え?子犬?」 そこには、『くぅ~ン』と寂しそうになく子犬がいた。 「この子・・・二人で育ててあげようよ。」 「え!でも・・どこで買うの?私たちのマンション飼育禁止だよ?」 「・・・・・。どこかに隠して、時々餌槍とかしに来たらいいじゃん!」 「え。でも・・・」 「お願い!」 「・・・・。わかった。でも、1週間だけだよ?」 「え?どうして?」 「私、引っ越すの。」 「えぇぇぇぇぇ!そんな話聞いてないよぉ!」 「ごめん。」 「・・・・。じゃあ、私と美枝ちゃんの最後の思い出だね!」 「うん。」 それから、私たちはその子犬を『けん』と名付け一緒に育てることにした。 6日後・・ 「けん!ごはんよぉ。」 今日は、私がけんの面倒を見る番。餌をあげる時間が来た。私は、段ボールをそっとあけて餌をあげた。今日が・・最後。 その時だった。 「わんわん!わんわん!わんわん!」 けんが、吠えながら走っていった。私は、けんを必死で追った。でも、けんがあまりにも早く走るので追いつけず、見失った。 「けん!どこなの?けん!けん!どこにいるの?けん!」 呼んでいると、和乃ちゃんが来た。 「どうしたの?美枝ちゃん。」 「実は・・・」 私は、今までのことを話した。和乃ちゃんも一緒に探してくれた。 「「けん!どこ?」」 でも、けんは見つからず 「けん・・・いないね。」 「うん・・・いない。けん・・・どこに・・いったんだろう・・・・」 私たちは、ぼーっとけんのいた段ボールを見つめてぼそぼそと言い合う。その時だ。 「わん!」 ・・と、けんのような声がした。 「けんが、今吠えたね。」 「うん。」 「きっと・・て・・て・・てんご・・ご・・く・・」 「美枝ちゃん!まだ・・まだ・・し・・死んだ・・って・・決まった・・・・わけじゃ・・な・・ない・・のよ!」 「和乃ちゃん!でも・・でも・・でも・・けんは・・け・・けんは!」 「わん!わん!わん!」 私と和乃ちゃんは同時に後ろを見た。するとそこには、ボロボロで真っ黒のけんがいた。 「「けん!」」 と、言うとけんが 「わん!」 と元気よく答えてくれた。 そして、 「あらあらあら。しろのちゃんどこに行くの?」 年をとったおばあちゃんが言った。 「しろのちゃん・・・・」 「えぇ。この子犬、私が飼ってた犬よ。」 「「え?」」 「私が強盗に襲われたときに、しろのちゃんが泥棒を追ってなんとかその泥棒は捕まったんだけどしろのちゃん、帰ってこなかったの。でも、昨日公園を散歩してるとしろのちゃんが草陰から飛び出てきたのよ。不思議よねぇ。」 「・・・・・」 私と和乃ちゃんは、ただ立ち尽くすしかない。本物のお母さん・・・悔しい。最後の思い出がこんな風に終わってしまうのが。 でも・・こう言わなきゃいけない。どんなに苦しくても。 「そうなんですね。かわいい子犬ちゃんです。さようなら!」 和乃ちゃんも、涙目で私を見る。 「いいの?美枝ちゃん!」 「うん。いいの!」 「は・・・・。今日でお別れなのに?どうして?どうして!」 「ばいばい。」 引っ越す日 私は、正直ものすごい後悔してる。でも、本物のお母さんのほうがいいもんね。さようなら。5日間楽しかったよ。けん。 私は車に乗り出発したその時だった。 「わん!」 「けん・・・」 私は、後ろを見る。そこには、涙があふれている和乃ちゃんとけんがいた。 私は思わず窓を開け和乃ちゃんと県のほうを見た。 「和乃ちゃん!けん!」 「ばいばい!美枝ちゃん。けんも、ばいばいしてくれるって!」 「け・・け・・けん。か・・和乃ちゃん。」 「最後の思い出なんでしょ!いい風に終わらせないと、来てくれなくなるもん!」 「和乃ちゃん・・・・また来るよ!絶対に!けんも・・待っててね!」 「わん!わん!」 私たちは、最高の笑顔でお別れして最高の終わり方でこの街を後にした。 どうでしたか?いいと言ってくれると、にゃーみもうれしい!
親友
人は生まれ、死ぬ。 そんなことはわかってる。 でも、死んで欲しくなかった。 あの人には。 他人が死のうが、なんとも思わない。 なのに、なんで…… 親友が死んだら、 こんなに悲しいの? 目を開けてよ。 私の名前呼んでよ。 いつもの公園で遊ぼうよ。 一緒に学校行こ? なんでも聞くから。 お願い。目を開けて。 無理。無理だ。知ってる。 なのに、あの子は死なない。 死ぬはずがない。 何故かそう思う。 馬鹿馬鹿馬鹿…… なんで死んだの…… あなたが死ぬことなかったじゃん。 嫌だよ。 神様。 私から親友を奪わないで。 酷い。 でも、親友が笑うことは もうない。 そんなことないのは分かってる。 分かってるのに何故か…… 嫌だ…… うわぁああああああああぁぁぁ お願い……目を開けて! お願い……お願い……お願い…… 泣いた。泣いた、泣いた泣いた。 それ以外することがなかった。 ……………… 「さようなら……」 涙いっぱいのぐちゃぐちゃの顔で。 やっと言えた。さよならって。 「ありがとう……」 喋れるはずのない親友が そういった気がしたのはどうして? 「ありがとう……」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー こんにちは!オーロラです。 どうでしたか? 感動してもらえたら光栄です。 やっぱり友達は大事にしなきゃいけませんよね。 さようなら!!!!!!!!!
花火と初恋
不思議な感じがする。なんだか、あの夏を思い出すような。 あれは小学生の頃。僕が家族と花火を見に行った、夏祭りのことだった。 「みんな、どこにいったんだろう…」 人が多かったから、家族と離れてしまった。すると急に、腕を掴まれる。その方向を見ると、僕と同じくらいの歳の女の子が立っていた。可愛らしい、華がある女の子だった。 「…誰?」 「私は花火。君、もしかして迷子?」 確かに迷子だが、なんだか恥ずかしかった。 「うん、家族とはぐれちゃって…。」 「大丈夫。すぐ見つかるよ!」 そういって、花火は優しく微笑んだ。なんだかその笑顔から目が離せない。空に咲く、花火みたいな笑顔から。 家族を探し始めて、5分ほどたった。 「どこだろうね~。」 と言う花火の方を見ると、僕の方を向き、また笑ってくれた。彼女の笑顔を見るたびに、胸が締め付けられるような、ドキドキするような、不思議な気持ちになる。 「まあ、焦らず探そう!それに、君の家族を探しながら、君と話すの楽しいから!」 僕と話す、といってもほとんど花火が話すだけだった。その話は、面白かった。そして彼女はすごく明るかった。なんだか、自分まで面白くて明るい人になったように感じてしまう。また、胸が締め付けられる。 「あ!君の家族、あそこにいる人たちじゃない?」 急に大きな声を出す、彼女の視線の先を見ると、僕を探しているらしい人が見えた。花火は、 「よかった、見つかって。」 と言い、ホッとしたような、でもどこか寂しそうな顔をした。その顔は、最初に見た花火の優しい笑顔にとても似ていた。するとすぐに、どこかへ行ってしまった。お礼も言えずに。咲いてすぐ空に消えてしまう、花火みたいに。 そして今、僕は中学生になった。そして、人生で初めて彼女ができた。自分でも信じられないけれど、相手から告白され、付き合うことになったのだ。 これが、初恋というものなのだろうか?その答えは知っているはずだ。 いくつになっても思い出す。あの笑顔、明るい声、面白い話、仕草。 花火のような、あの少女のことを。
私の彼氏は弟です。
「菜央って彼氏いるの?」 唐突にそんなことを聞いてきた、友達に思わず「えっ」と声が漏れる。 __私、香貫菜央は生まれてきてから、15年間一度も彼氏がいたことがない。 みんな、そうでしょ~と思い、私は冗談のつもりで聞いてきた友達に聞き返す。 「え、何彼氏いるのあんた。あはっ」 「普通にいるけど。」 また別の意味で「え」と声が出た。 皆、彼氏いるもんなの…? もしかして、いないの私だけ…? 私はそんな焦りを覚える。 と、友達が中々答えない私に「あ~」と言い、 「菜央はいないのね、まぁサバサバした菜央に彼氏いたらびっくりだけど」 そう言われると私は、へこむのだ。 男子にも負けない、男勝りな性格。私に彼氏が出来ない一つの理由かもしれない。 あぁ。私も好きな人くらい欲しい!! そんなはかない私の思いは、心の中に沈むだけだった…。 「ただいま~」 「お帰り~」 自慢ではないが、私の家には"同居人"いや、『家族』がいる。 それも、ただの家族ではないのだ。うちは、少し特殊な家族構成で…。 「快今日早いね。部活休み?」 私には、同い年の弟がいる。 「まぁ…うん。それもあるけど、クラスの女子に早く帰ろう、って誘われたから渋々…」 しかも、超絶モッテモテの。 私の弟__香貫快は、血が繋がっている家族ではない。 お母さんの再婚相手の連れ子で、つい一年前に初めて会った。 いや、正式には前から会ってたのかも。 快は、私が昔から通う中学に、再婚前から通っていたのだ。 昔から、人気者だったから名前は少し知っていた。 …とはいえ。 「快はモテて良いよね~私なんか彼氏いないことからかわれるくらいなのに」 私がぶすっと言うと、快は「何だよそれ」と声をあげた。 「菜央の良さは、その辺の男には分からないって」 快は本気なのか冗談なのか、全く読み取れない表情で言う。 私は、そんな快に驚きながらも照れ臭さをごまかす。 「たった、一年しか過ごしてないくせに生意気なっ」 私はそう言った後、食べていたポテチの袋から一つ取りだし、快の口に突っ込んだ。 快が「あがかぁっ」と苦しんでるうちに、私は自分の部屋に戻った。 そして、ベットに倒れ込むと独り言のように呟いた。 「言えないよ…。弟が好きだなんて…」 そんな、絶対に知られたくない思いを私は、心の引き出しに、そっとしまいこんだ。 翌日。 私にとっては、ある"事件"が起きた。 「ねえ、菜央聞いた?告魔の峰岸さんが、六組の快君に告ったんだって」 峰岸さん、というのは私のクラスメートで学年一の美女、そして"告魔"だ。 告魔というのは、峰岸さんのあだ名で、色んな男子から告白されるもことごとく悪魔のように断ることからついたあだ名だ。 でも…。 「か、快に…?」 その事実に思わず震える。 「だってよ。弟君モテモテじゃんっ」 友達がそう、からかってくるも頭に入らない。 (快が告られた…?学年一の美女に…?) と、廊下を通る峰岸さんと、その取り巻きの子達の会話が聞こえた。 「優南ちゃんっ。快君何だって?」 優南、というのは峰岸さんの名前だ。 すると、峰岸さんは自信あり気に答えた。 「返事は後で言うって言ってたけど、まぁ100%脈ありかな」 すると取り巻きの子が黄色い声を「キャーッ」とあげた。 いつもなら、「うるさいっ!」と怒鳴るところだけど私はそんなこと言えない。 もう終わった…、とその時。 「おいっ。嘘言うなよ!」 廊下の反対側から声がした。 振り返ると、この一年間毎日見てきた快がいた。 「う、嘘って何のことぉ?」 すっかり、猫を被った峰岸さんが震えながら言う。 「俺は、好きな人がいるからお前とは無理だって」 その瞬間私の中で何かが弾けた。 淡い恋心?失恋の痛み? 分からない。何とも言えない感情だ。 だが…。 快は真っ直ぐ私を見て言った。 「菜央。俺は兄妹でもお前が好きなんだ」 この状況を理解するのには、それほど時間はかからなかった。 分かっているのは、私の人生初の彼氏は弟だという事だけだね。 End
気づけた日。
今、俺はビルの屋上に居た。靴を脱ぎ、柵に手をかけて立っていた。飛び降りようとしているわけではない。ただ、疲れた時にここに来るのが好きだった。 30分ほどだろうか。ぼーっと月を眺めていたらガチャ、と扉が開く音がした。驚いた。俺がここに来るのは夜中だから、今まで誰かに会ったことはない。 扉の方を振り返ると、そこにはよく遊ぶ仲良しの彼がいた。 「…ユウくん。」 「レオ。どうしたの。」 「………死ぬんですか。」 その時、俺は死ぬつもりではなかったのにそうだよと答えてしまった。どう思われたかな…自分で言ったくせに怖くなってしまった。でも、その後の彼の言葉に驚かされた。 「…そうですか。じゃあその前に少し話しませんか?」 てっきり止めにくると思っていた俺は、驚いた。 そのあとしばらく友人同士での楽しかったことや友達の笑い話など、たくさんの話をした。今までの思い出をたくさん話して、俺は幸せだったんだなぁと改めて感じた。 そして、気づいたら俺は涙を流していた。自分でも驚いた。俺、やっぱり辛かったのかなぁ。そしたらレオはこんな言葉をかけてくれた。 「ユウくんはすごいです。たくさんたくさん努力して、何があっても諦めない。僕らが困った時はいつでも手を差し伸べてくれた。大変でしたよね。」 レオの言葉を聞いた俺は、栓が外れたように思いっきり泣き出した。友達の前で泣くのは嫌だったが、今ならいいかなと思った。レオも泣いていた。 「レオ。俺、幸せだよ。生きていてよかった。」 「その言葉が聞けて良かったです。」 レオは泣きながら笑顔を浮かべ、立ち上がった。 「今日は帰りませんか。僕の家行きましょうよ。」 「うん。ありがとう。」 今の俺の人生がどれだけ幸せだったか気づけた俺は、靴を履き屋上を後にした。 _今日は、俺が改めて自分が幸せだと気づけた日。 もう俺がここにくることはないだろう。 end __________ はじめて小説を投稿させていただきました、風真と申します。 もともと文章を作るのが好きで投稿をさせていただきました。 少しの時間でも楽しんでいただけたらすごく嬉しいです! 最後まで目を通してくださりありがとうございました!
優しい時間(とき)
私は今、恋してる。同じクラスのハイスペック男子、本庄一樹(ほんじょういつき)君に。 一樹君はものすごくモテる。成績優秀、運動神経抜群、眉目秀麗、そしてみんなに優しい。 口下手な私なんて釣り合わない。でも……好きなんだ。 「理央(りお)ちゃんおはよ」 ぼーっと一樹君のことを考えていると、一樹君はさわやかな笑顔で言った。キュンとする。 「一樹君おはよう」 「一樹~」 クラスのマドンナ的存在の神田(かんだ)いちかちゃんが手を振りながら走ってきた。 いちかちゃんは同性から見てもものすごく可愛い。一樹君と並ぶとすごい迫力! 「いつきぃ、今日もかっこいいね」 いちかちゃんは甘えるような声を出した。 「へへ、ありがとう。いちかちゃんもカワイイよ」 「ありがとう、一樹。ねぇ、一樹、ちょっといい? 廊下きて」 「ん? いいよ」 なんだか、モヤモヤする。私の席は廊下側で、ドアが開いているので耳を澄ませば二人の声が聞こえる。息を殺すと、二人の声だけが喧騒を通り抜けてくっきりと聞こえた。 「わたしぃ、一樹のことが……好きなの!」 えっ。一樹くんは、なんて? 「……ごめん」 えっ!? 「……僕、好きな人いるから」 「……はぁ?」 「だから、ごめん」 ……一樹君好きな人いるんだ。失恋しちゃったな…… やばい、泣きそう。私は唇を噛んでトイレへ走ろうとした。 「ーー理央ちゃん」 振り向くと一樹君がまっすぐ私を見ていた。 「ーー何?」 「ーー僕、君のことが好きだ! ……付き合ってくれませんか?」 小学校最後の年、素敵な彼氏ができました! ーーー よもぎです。なんか採用されなかったのでもう一度書きました! 優しい感想待ってます!
絆~kizuna~【運動会編】
今日は8月10日。運動会まであと2週間。いまだに友達と言えるものができない阿部優好(あべゆずき)は不安だった。ここ━━北中学校の運動会はクラスの団体戦が多く、協力しないとできないものがほとんどだ。クラスになじめていない優好にはとても無理だと思った。 今日から練習が始まった。まずは大玉転がし。優好は七華(ななか)と優翔(ひろと)と壱斗(いちと)と組むことになった。優好はなかなか話しかけれなくてうずうずしていたが、七華は「優好ちゃんよろしくね!」とたくさん話しかけてくれた。そのおかげで七華とは仲良くなれた。あとは男子。優翔は優しいし、壱斗は面白いし、私たち4人はとても仲良くなった。休日には4人で練習するほどだ。みんなで頑張ろう、そう思えた。 運動会本番。私たちはアンカーだった。今のところ全体では1位。このまま行けば勝てる。そう思いながらも油断しないように一生懸命走った。と、その時、優好が石につまずき転んでしまった。そしてゴールしたものの結果は2位。あともう一歩だった。優好は落ち込んだ。自分のせいでこんなことになってしまったと。でも七華、優翔、壱斗は「大丈夫 ドンマイ」と言ってくれた。『このグループで良かった』そう思えた。
『誘拐』 ※読んだ方が絶対いいです
私、小学校6年生女子のレナ! ここ最近スマホ買ってもらって機嫌いいんだー!笑 好きなアプリがあるんだけど、[BIJIN BIGAO]っていうアプリがお気に入りでねっ!! 自分の顔が美人になれるアプリ! 専用カメラで撮ると、超絶可愛くなれるんだよねー!! しかも! チャットがあって、やってる人同士でLINEみたいな感じで、 コメント交換できるんだよ?メッチャいいじゃん! で、かわいくなった顔を載せられるんだ! みんなに可愛くなった自分を見てもらえるからいいんだよね。 だってさー、私と同じでかわいくなりたいって思ってて、 BIJIN BIGAOに入った人だっているから共感できるし! それでネッ友もできたんだよね~ 名前はユアちゃんで、同じ小6の女子だって! 本当に嬉しい…!メッチャ共感してくれるし! いつか会いたいなぁって思ったりね!! ユアちゃんは、お母さんに顔は載せちゃダメって言われてるから、 一回も載せたことがないから、直接会ってみたいな! ♪テレテ あっ!ユアちゃんからだ! ユ<一緒に今度会わない?> だってー!!!!!! 私<OKだよ!いつ空いてる?> ユア<学校が無い土曜日とかどうかな?> 私<土曜日、空いてるよー!> ユ<じゃあどこで待ち合わせする?> 私<○○公園でいい?> ユ<いいよー!家近いし~!> 私<了解!!じゃあ土曜、○○公園に2時待ち合わせで!!> ユ<じゃあ、明日ねー!!> 私<バイバーイ> ユアちゃんから誘ってくれたー! やっぱ気が合うな! 私「お母さーん!!明日友達と2時から遊ぶー」 母「わかったわ、危ない人には気を付けてね」 私「分かってるっ!」 楽しみだなー!明日。 ___次の日の1時50分____ スマホ持った、水筒OK、時計持った!準備万端!よし!! 「行ってきまーす!!」 私は勢いよく外を出た。 ユアちゃんどんな人だろう?! 楽しみ楽しみー♪ 到着!ってまだ来てないじゃん。。 まぁ、まだ55分だしね。 もうすぐで来るかー! ブーン、キキーッ! 車かーなーんだ。 「もしかして、あなたがレナちゃん?」 えっ、誰…? 男の人…だよね…? 逃げなきゃ、、、 怖い、怖い、、 足が動かない。 体がこわばって動かないのかな? 「つーかまえたっ」 スマホ!スマホ! えっ?取られてるし…。 顔見たくない、怖い。 「助けてぇーーーー!!!」 私は精一杯声の出る限り出したつもりだった。 が、 もう、車の中だった。 終わった。。。 私は誘拐された。 死んじゃうのかな、私。 あんなことしなきゃよかった。 誰か気づいてくれないかな。。 思い切りドアをたたく ドン!ドン! 「静かにしないと、連れていくよ…?怖いところに。」 ヤバいぞ、どうにかしないと。 外を見るともう山の中。 近くに山無いよね… ここはどこ? 怖くて怖くて目をつぶった。 もう終わった、私の人生は。 どんどん山奥に入っていく。 どうしよう。。。 警察の人来てくれないかな… もう今8時でしょ? 流石にお母さんも警察に通報してるよね…? 「止まってくださーい止まってくださーい」 警察の人だ… 良かった… 無事に私は家に帰れました。 本当にSNSは怖いことを知りました。 一生取り返しのつかないことにならなくてまだマシだったけど… みんな気を付けてね、本当に。 【後書き】 どうでしたか? 私、書いてる時に怖くなって後ろ振り返っちゃいました… 最近SNSを通しての誘拐(事件)が多いので気をつけてください。 私からのお願いです。 感想待ってます!
妊娠~出産、お母さんありがとう
(あれ?ここはどこ?ーーーお母さんのお腹の中?) おーい豆太郎!早くでてこーい! ふふっ良ちゃん、まだ早いわよ。 (お父さん良って言うんだ。。。) ごめんごめん、本当に嬉しくて。なっちゃんありがとう! (お母さんはなっちゃんって言うんだ。。。) 3ヶ月ーーー 今日は検診だね。豆ちゃんは男の子かな?女の子かな?今日分かるね。どっちかな? えーと男の子ですね。ほら、ここにおち〇ちんついてるから。 えっ!!本当ですか!嬉しい! ねえ!男の子だって! ほんと!?なっちゃんありがとう! (嬉しいな。お母さんに早く会いたいな。) 6ヶ月ーーー ふーっ結構お腹大きくなってきたな。早く出ておいで。豆ちゃん。 (うん僕も早く出たい!ねえだしてよーポコポコポコ) あっ!今蹴った!良ちゃんも触ってみて! (お父さんも触ってくれるの?もっと蹴っちゃえ!ポコポコポコ) ホントだ!可愛いね~早く会いたいな~ そうだね。早く出ておいで。豆ちゃん。 10ヶ月ーーー もう直ぐ予定日だね~ そうだね!っ!お腹痛い、、、 なっちゃん?大丈夫?病院行く? うん、、、よろしく、、、 先生!妻が!妻が! はいはーい松本さん大丈夫ですか? ピシャ!破水した。 先生!破水しました! えっ!もう生まれるの? そうですよ。お父さん!しっかり! 松本さーん分娩室行きましょうね。車椅子あるからね。 っーーー痛ーいハッハッハッ 松本さん!ヒッヒッフーね!ヒッヒッフー! はい、、、ヒッ、ヒッ、フー そうそう!じょうずじょうず! (お母さん痛いよ、早く出たいー) あーーーーー ホギャアホギャア 午前8時42分、産まれました!おめでとございます! ありがとうございます、、、 (お母さん、やっと会えたね。) なっちゃん!お疲れ様!ありがとぅーーー なに泣いてんのよ!“お父さん”でしょう!しっかりして!! もーお母さんに言われててどうすんのよ!お父さんしっかりー 看護師さんもありがとうございます。。。 はーい。お母さん!お疲れ様! ありがとうございます!!! ーーーねえ、名前どうする? あのさ、“太陽”ってどう?僕たちの太陽って意味で。 いいね!ねぇ~太陽くん! (僕は太陽か!お母さん、お父さん!ありがとう!) 今日から僕たち3人で頑張って行こうね! うん!良ちゃんもしっかりしてね! 退院の日ーーー 先生!ありがとうございました!お世話になりました! お父さん!しっかりね! はい! 今日から、表札に新しい名前が増えるね! そうだね! 松本良 松本なつ そして松本太陽。 これからよろしくね!太陽! (僕もよろしくね!お父さん!お母さん!) どうですか?私のお母さんへの感謝?みたいのを書いてみました。 辛口コメントは控えていただけると嬉しいです。
だれがだれだかワカラナイ!!!(面白です)
今日は小6の頃のクラスメイトの女子たちと先生と飲み会をすることになってるんだ!あ、もちろん、成人してて24歳だからね!?みんなどんな職業でどんな見た目になってるんだろう…うふふ!想像するだけでもワクワクしちゃう!もうそろそろ19時30分。早目が一番!そろそろ行こうかなっ。 ここでいいのかな…?望月 美玲 うんうんたしかに私の名前が予約表にのってるな!ここでよしよし、と。 ガラガラ うわっ一番乗りだーっ 10分くらい経つと、みんなぞろぞろとやってきた。 美玲「もしかして、愛夏(あいか)ちゃん?あっもう大人だから愛夏さん、か。」 愛夏「えっと…みっちゃん?」 美玲「そうそう!みっちゃん、望月美玲だよ!」 愛夏「おーっ久しぶり~!美人になったね~!」 美玲「あれっもう1人きたよ!あの人は…北岡さんかな?」 笑「美玲さん?美玲さんだ!!正解ですよ!私は北岡 笑(きたおか えみ)です!!」 愛夏「やっぱり!笑ちゃん、身長高いね!何センチ?」 笑「高校3年生の時に測ったのが172センチだから、最低でも175くらいあります!」 「「ええ~っ」」 ガラガラ 美玲「またまた誰か来たみたいだよ!」 笑「あの方は……宮野 咲奈(みやの さきな)さんでしょうか…?」 咲奈「笑ちゃん!みっちゃんとあいちゃんも!!」 美玲「咲奈ちゃん!たしか、妹が〇〇高校を主席で卒業だっけ!」 咲奈「何でそんなこと覚えてるの~っ記憶力良すぎ!!」 ガラガラ 笑「あの方は先生ではないでしょうか?うん、やっぱり沖野先生だ!」 沖野先生「おっよく気付いたね~!あなたは…笑ちゃん!大きくなったね!」 愛夏「先生って12年前26歳だったから…38歳!?」 沖野先生「正解!いつの間に年齢知られたんだろ…!」 ガラガラ ガラガラ 咲奈「青木さんだ!!」 笑「そうですね!青木 空音(あおき そらの)さん!」 空音「北岡さん!?久しぶり~!!」 愛夏「もう1人は…星野 まどかちゃん!」 まどか「あいちゃん!元気だった?」 愛夏「元気だったよ~っ」 沖野先生「みんな揃ったね!久しぶりだし自己紹介しましょう!」 「望月美玲です!よろしくお願いします!」 「石田愛夏です!こんばんは!」 「北岡笑です、お願いいたします」 「宮野咲奈です!!よろしくね!」 「青木空音!よろしく!」 「えっと、星野、まどかと申します!よろしくお願いします!」 沖野先生「まどかちゃん、もう一ついうことは?」 まどか「あっはい!6年生の時に同じクラスだった、仲谷 友翔(なかたに ゆうと)君と結婚しました!それで、仲谷 まどか になりました!」 「「「「「おめでとう!!」」」」」