短編小説の相談いちらん

短編小説

みんなが作った短編小説のコーナーだよ。※2024年9月30日までの投稿で受け付けを終了いたしました。

短編小説みんなの答え:5

透明な女の子

「ままー!おきてー!」 五歳ほどの女の子が、母親の上にどんっと乗る。 それでも、母親は起きなかった。母親は、気持ち良さそうにぐっすり眠っている。 「おきたら!わたしのごはんつくってね!」 すると、母親が目を擦りながら「うぅん…」と唸って起きた。 「あ!ままおはようっ!」 女の子の呼び掛けに、母親は無視している。 「…なんで?なんでこっちみないのっ?ねーぇ!まぁま!」 女の子は着替えている母親の腰をぽすぽすと、弱い力で叩いた。 「…へんなの。ぱぱのところにいこう!」 女の子は、開いてるリビングのドアから入る。 「ぱぱっ!おへやのドアは、きちんとしめなきゃめっ!だよ!…あ、ぱぱのなにー?しんぶん?のの(女の子の名前)にもみせて!」 「…子供の記事が載ってる。幸せそうでいいなぁ…」 父親は、懐かしそうな顔で新聞を見つめる。 「あなたー!朝ごはん食べた?」 「ああ、食べたよ。美味しかったよ。ありがとう。」 父親も、女の子を無視して鞄に書類やパソコンをつめる。 「あ、そうそう。今日出張だから、晩飯そのままでいいぞ。」 「うん、わかった。」 父親はリビングを出た。女の子は父親についていった。 「…乃々(のの)。パパ、行ってくるね。いってきます。」 「うん!いってらっしゃーい!」 そういって、父親は外へ出た。 すると、今度は母親が来た。母親は、小さな仏壇のある和室へ向かう。 女の子も、母親についていった。 「…乃々。このお菓子、好きだったよね。後で食べてね。これ、乃々の好きなシチューだよ。余り物だけど…」 母親は、キャンディーやクッキーなどを仏壇の前に置く。仏壇に置いてある写真には、女の子が写っていた。 「わぁ…!ありがとう!」 母親は、数珠を持って手をあわせた。 「乃々…ママが無視しちゃっても、怒らないでね…」 母親の顔は見てなかったものの、泣きそうになっていたことがわかる。 「…まま?なんでないてるの?のの、かなしいよ…でも!ままのことすきだし、おこらないよ!あんしんしてね。だいすきっ!」 そうして、女の子は背後からハグをする。 その瞬間、母親は笑ったような気がした。 少女がハグした手は、水のように透明だった。 ー解説ー お察しの通り、女の子は亡くなっている。そして、女の子は自分が死んでしまったことに気付いていないため、無視されたことを不思議に思っていた。女の子も幸せだし家族も無害そうだしでハッピーエンドだね★という話。 どうですかね…?よかったらコメントお願いします…!

短編小説みんなの答え:0

大嫌イ、アイキライ。

私の好きな人と華の好きな人が被ってしまったのを知ったのは、先週の木曜日だった。 華は、それを知ったとき、泣いた。 泣かれたら、もう終わりじゃん。 「ごめんね。ごめんね。ちょっと気になってただけだから。」 私はそう言って、慰めることしかできなかった。 そして、自分の恋を捨てて、華の恋を応援することにした。 二週間後、華は私の応援を受けて、ついに告白した。華は結構かわいいため、相手はもちろんOKした。 これで良かったんだ。そう思っていた。 だが、その2ヶ月後、事件は起こった。 華が浮気していた。その噂は、学校中に広まった。 「ねえ、私、どうしよう。みんなに噂されて、もう学校行きたくない。」 そう言われて、私は本音を放った。 「ねえ、あんた、あたしまで裏切ったわけ?そんなん、あたしだって学校来てくれない方がましだよ。」

短編小説みんなの答え:3

クラスのぶりっ子は恋のキュービット!?

鈴原真彩(すずはらまや)です。高校2年生。 よろしく。 ー授業中ー 「それでは、班でリーダーを決めてください。リーダーになった人は、前に来てください」 先生の指示があり、私は移動した。 同じ班の、愛川美華(あいかわみか)さんがしきっている。 「4班、揃った?おっけー。リーダー、誰にする?私やりたいな」 私は手を挙げる。 「私もやりたいです。どう決めますか?」 「うーん」 考えていると、もう1人の班のメンバー、井田綾芽(いだあやめ)が言った。 彼女は私の友達。 「真彩がいいと思う。美華はこういうの真面目にやらないでしょ」 「井田さん、ひどいよ!」 愛川さんがそう言うと、クラスの男子が私達の方を向く。 「真面目にやらないって、、、美華ちゃん悲しむよ」 「井田、ひどいな」 「鈴原も、譲ってやればいいのに」 「美華ちゃん可哀想」 そうだ、忘れてた、、、。 愛川美華さんは、ファンクラブができるほど美人で人気者。 今まで注意してたのに、、、でも、こうなったからには負けない! リーダーになりたいっ。 「ねえ、鈴原さん。私、ほんっとうにやりたいのっ。譲って?」 自分から言うんかい。 「ごめんなさい。愛川さん。その気持ちは私も同じです」 負けないもん。 「美華。考えてみて。こういう仕事、いっつも譲られて、、、。今の美華はやり過ぎだよ。そのせいで一つ一つの作業がどんどん雑になっていって、、、。最近は全然やらないじゃない」 綾芽がそう言うと、愛川さんは図星だと言うように下を向いた。 「やり過ぎなのは鈴原さんも同じじゃん」 「確かにたくさんやってるよ。でも、真彩は丁寧にやってる。見て。知らないかもしれないけど、あの掲示物、美華、素敵って言ってたよね?あれも、生徒会のお知らせも、真彩が書いたんだよ。終わらないときは、持って帰って、きちんと仕上げてるんだよ。それに比べて、美華は?生徒会に入ってるよね?1回もお知らせ書いてないじゃない。今まで、真彩がどんだけ美華に仕事を譲ってきたと思ってんの?それに、今回のリーダーは、重い責任を背負うんだよ。はっきり言って、美華には任せられない」 綾芽は、私の言いたかったことを愛川さんに言ってくれた。 言い終わると、愛川さんは泣き出したようだった。 「美華ちゃん!」 「何してんだ!みーちゃんを泣かせて!」 クラスの男子は黙ってられなかった。 1人の男子は、綾芽を殴ろうとした。 私のせいで、綾芽に怪我をさせることはできない。 そう考えて、私が彼女の前に立つと、拳が顔に当たり、意識を失った。 チャイムの音で目が覚めたのは、それから10分ほどたったときだった。 私は保健室にいた。そばには、人がいた。 私を殴った男子かと思って警戒したが、違うとすぐに分かった。 その人は、幼馴染の男子、杉本雄星(すぎもとゆうせい)だった。 「真彩!目が覚めたか、、、良かった、、、」 「雄星くん。綾芽は?大丈夫?」 「綾芽?あー、井田さんか。俺が止めに入って、、、間一髪だった」 「良かった」 雄星くんは、呆れたようにため息をついた。 「真彩さあ。人の心配より、まずは自分の心配しなよ」 「あ、、、ごめん」 「俺、めっちゃ心配したんだからなー」 「、、、あのさ。雄星くん。その、、、ありがと」 わー、なんか照れる、、、。 「、、、好きだわあ、、、」 「えっ?」 「好きだって、言ってんの」 「え?え?えーっ!」 「どんだけ驚くんだよ」 雄星くんは少し笑った。 「それで、付き合って、ください」 「ひゃ、は、はいっ!」 雄星くんは満面の笑みを浮かべ、私をぎゅーってした。 「もう大丈夫か?」 「うん」 「じゃ、戻ろ」 教室の前まで来ると、なぜか雄星くんが止まった。 「腕くんで。見せびらかしてやろう」 「えー、恥ずかしいけど、まあいいよ」 私はしがみついた。 彼はドアを開け、堂々と教室に入っていた。 愛川さんが駆け寄ってきた。 実は、これは私と雄星くんだけが知っている話なんだけど、愛川さんって雄星くんのことが好きなんだよねー。告られてフッたって雄星くんが話してた。 「雄星くん、鈴原さん。帰ってきたんだ。、、、って、なんで腕組んでるの?教えてほしいな」 「付き合ったんだよ」 「、、、は?」 愛川さんのオーラが変わった。 「何でお前みたいなブスが雄星くんと付き合ってるんだよ。雄星くんは私みたいな美少女と付き合うべきなんだよ。何ベタベタしてんだよ。別れろ」 私は驚き、声も出せなくなってしまった。雄星くんも同じだろう。 「みーちゃんって、あんな子だったの?」 「美華ちゃん、自分のこと美少女だって言ってた、、、」 「雄星のこと好きだったのかよ」 それに気づいた愛川さんは、慌てて振り返った。 「違うの!みんな!誤解しないで!」 誰も反応をしなかった。

短編小説みんなの答え:0

過去のわたし

「はぁ、今日もだめだったなぁ.過去に戻れたらいいのに」 私は、加藤 実奈 14歳。 実奈は失敗が多い。過去に戻りたい。 ふと.そう呟いた頃だった。 窓際のカーテンの下に手紙が置いてあった。 手紙には、加藤 実奈 サマと、紙のはじに、書いてある。 「なにこれ。。わたしあて?」 中身を空けてみると、まぶしい光が紙からでて.. 周りを見ると、そこは昔通っていた自分の小学校だ。 窓から覗いてみると、5年前のわたしがいた。 5年前のわたしは、周りの男の子から砂をかけられていた。 私は思い出した。5年前、私は男子からいじめをされていた。 そしたら自分に似ているお姉さんが助けてくれた。 おそらくここは過去の世界。 「ちょっと貴方たち!わた..このこを虐めるのはやめて!」 「んだよっ..チッ」 私の過去のためだったのかな。 でも、5年前の私を助けて良かった。 「わぁ..平気?砂、落とすね」 「ありがとうお姉さん、私、いじめに悩んでたの」 「..そっか。教えてくれてありがとね。 あのさ。聞いてビックリすると思うんだけど、実は私ね、」 私は言うことにした。 「私はきみのみらいなんだよ。だからもうだいじょうぶ。」

短編小説みんなの答え:1

幾ら記憶を消したって

なんで? ねぇ、お母さん。 なんで? なんであの子だけに優しいの? ねぇこっち向いてよ。 あの子ばかり見てないでさぁ。 私寂しいよ。 もう私18のほぼ大人だけど、 子供なんだよ? 私はいつまでもあなたの子供。 なのに赤の他人を可愛がり、 私に目もくれず。 「なんで?」 その疑問だけが私の心を埋め尽くした。 なんで。どうして? どうして?教えて。 昔私のことを可愛いって言ってくれたこともあったよね? なのに変わったね。 おかあさん お母さん 寂しいよ。 悲しいよ いっそ私の心も消え去ればいいのにと思うほどに。 あの子だけ、あの子だけずるい!! 貴方は怒ってばかり あの子には優しいのに。 ひどいひどいひどいひどい! 「醜い子ねぇ」 ー嗚呼ー 言われてしまった。 みにくいこねぇ。と。 お母さん。 「大っ嫌い」 嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い…… 私の心が汚い。 そんな私自身も嫌い。 でもお母さん。 大好きだったよ。 貴方が優しかった頃までは。 だから大きな決断をした。 もう嫌な過去は消し去ってしまいたい。 そう私は思っていた。 だから。だから止めないで、 私が10歳の頃まで優しかったよね? だから記憶を11歳の記憶から消すの。 だったらお母さんの嫌な記憶も無くなるでしょ? 我ながらいい考えだ。 さようなら。 私の記憶。 ビビビビビビビビビ日々ぴーーーーーー 目が覚めたら知らない場所にいた。 ここはどこ? なんでここにいるのだろう。 そんな疑問が私の心を埋め尽くした。 ヤブ医者「お疲れ様でゲス」 誰? ヤブ医者「ではおかえりくださいでゲス」 はっはい。 じゃあ早速お母さんのとこへ行こう。 ガラッ ただいまぁー! 「また帰ってきたのか。 邪魔なんだよ! 荷物まとめたから、出ていけ。」 え? いつものお母さんじゃない。 なんでなんで? 「嗚呼可愛いねぇー! ななこちゃんは可愛いねぇー! (ギロっ) 早く出ていけよ! あー!ごめんねぇー ななこちゃん可愛いねぇー」 なんで。なんで? その疑問だけが私の心を埋め尽くした。 あれ?なんかこのざわめき、 嗚呼思い出した。 あの日のこと全て。 あ。 そっか。 お母さんに嫌われてたんだ。 幾ら記憶を消しても思い出してしまうんだ。 ーどぉだった? 面白かったかな? かんそーおねがぁい

短編小説みんなの答え:4

君の好きな人。

今日もかっこいいなぁ…。 わたしは心のなかでこっそり身悶える。 貼り出された時間割りを見る振りをして、ちらりと君に目をやる。 友だちと大袈裟な身振りで笑い合う姿はすごく可愛くて、胸の奥がきゅんと疼く。 かと思えば少し真剣な顔で配布された手紙を読むのも、ギャップできゅんとする。 くしゃっと顔全体での笑みも、優しく細められた瞳も、形のいい眉も、もう全てがわたしを高鳴らせる。 君を見てると、いつでもどんなときでも気持ちは上向きに── ……そんなことも、ないか。 君の視線をおうと、そこには胸まであるぬばたまの髪を背中に垂らし、桜色の唇に微笑をのせた少女がいる。 ころん、とした琥珀みたいな瞳もつんとした鼻梁も計算され尽くした人形さんみたいなのに、笑ったとたん甘い砂糖菓子みたいに可愛らしくなる。 とっぷりとした長い睫がつくる影はなんだか切なくて。 くすりと笑みを漏らす隣の席の彼女を君はどこか惚けたように見つめている。 そして友だちと話ながらも時々気になるように彼女に視線を向ける。 わかりやすいなあ…。 じんわりと痛む胸を抱えてそっと君から目をそらす。 ずっと、気づいてた。恋初めたそのときから、君をずっと見てたから、すぐに気がついた。 ……気がついちゃった。 だって君の彼女を見る目は、きっとわたしが君を見る目とおんなじ色に染まっているから。 彼女を見るときの君の頬は、きっと今のわたしとおんなじだから。 彼女に話しかけられたときの君の鼓動は、きっとわたしが君に話しかけられたときとおんなじ速さだから。 君を好きだから、気づいてしまったこと。 君を好きだから、気づきたくなかったこと。 きっとこれは、君を好きなわたしだけが気づいてしまったこと。 君にとってわたしは、ただの友だち。 わたしにとって君は、友だちなんかじゃないのに。 わたしが向けた桃色の矢印は、君に届くことなく光に透けて消えてしまう。 君が元気にわたしを呼ぶ声がする。 嬉しい。話したい。 でも、その声に恥じらいだとかそうゆうのは、なくて。 悲しい。寂しい。苦しい。 ふたつがまじりあった鼓動は、すごく苦しくて。 でも、すごく幸せで。うれしくて。 じんわりと滲む視界は、なんでなのかな。 つらくてつらくてたまらないのに、君の笑顔に触れる度、優しさに触れる度、心臓は甘く疼いて、ますます沼に沈んでいく。 つんと痛む鼻をこらえて、君を向けば君はわたしを見るようで隣の席の彼女を見てる。 あぁ…。 わたしは泣きそうになりながら微笑む。 君の好きな人は、わたしじゃないんだね。 END 最後まで読んでくれてありがとうございます! 金木犀/kinmokusei*です。 切ない恋を描きたかったので、今回はとことん切なくしました。 次は幸せな甘い恋が書きたい…。 感想・アドバイス、お願いします。

短編小説みんなの答え:0

次の世代は100年後

人物紹介 佐奈川 瑠流(さながわ るる) 中学1年生 霊感があると自分で思っている      佐沢 結城 (さざわ ゆうき) 瑠流と同い年 お金持ち有名なイケメンだが小さい頃から重い病気にかかっている 瑠流が寝室で寝ていたときある少年の声が聞こえた ??? 瑠流起きて 瑠流 ん?誰? ??? 起きて 瑠流 起きてるよ。どこにいるの? ??? 結城だよ 明日病院の屋上に来てくれる? 瑠流 えっ?結城くん? …… 次の日 カツーン、カツーン、トントントン、ガッラ 瑠流 結城くん?きたよ 結城 瑠流来てくれたんだね 瑠流 どうしたの?  結城 実を言うと俺もうすでに亡くなっているんだ。 瑠流 えっ?病気で? 結城 うん、でも1つだけ言いたいことがあって君を呼んだ。 瑠流 どうしたの?何かあった。…えっ?てか待ってなんで結城くんの姿が見えるの?! 結城 瑠流は霊感があるからだよ 瑠流 あっ!そっか。で、話は? 結城 ………実は俺、おまえのことが好きなんだ。  瑠流 えっ? 結城 保育園の頃からずっと一緒にいてくれてさ、すごく嬉しくて、気づいたら好きになってた言う… 瑠流 だから私を呼んだ? 結城 うん、でもお前に何も言わずに、お前を置いてけぼりにして、あっちの世界にはいけないと思って神に言った「少しでもいいから瑠流に合わせてくれ」って。 瑠流 ……結城くん。私も結城くんのことが好き。一緒にいたい。 結城 じゃあ、一緒に行く?あっちの世界に? 瑠流 うん 結城 友達には会えなくなるよ?それでもいいの? 瑠流 結城くんがいればそれで良い。それだけで幸せだから。 結城 瑠流と会えて良かった。じゃ一緒に行こう。 瑠流 うん 結城 次に世代、次生まれ変わったときも一緒だよ。 瑠流 100年後かな?でもずっと一緒! 結城 ああずっと一緒! アナウンス ニュース速報です。〇〇病院で2人の男女の中学生が死亡しました。男子中学生はがんで死亡し、女子中学生は屋上から飛び降り、自殺したと警察庁は調べています。 あとがき 最後まで呼んでくれてありがとうございます!2人の100年後の未来はどうなるのですかね。両思いなのすごい! ウラヤマシイ

短編小説みんなの答え:2

たとえ魔法が使えなくっても

もしも魔法が使えたら。 誰しも、考えたことがあるんじゃない? 小学校の頃の卒アルの自由ページをめくれば、「空を飛んでみたい」「瞬間移動をしてみたい!」「なんでも作り出せる魔法が欲しい」とか。 現実ではあり得ない空想に胸を躍らせた手書きの文字がずらりと並ぶ。 私は一体どんな魔法を願ったのだろう? 記憶を頼りに一つずつ確認していく。 「、相手の、心を読める、魔法......。」 私の手書きの字。 当時は習字をならっていたから、周りと比べて達筆だと思っていた字。 懐かしさに思わず笑みが溢れた。 「相手の心、ね......。」 思い出す。 それは小学生の頃。そして好きだった男の子の事。 小学生の私は内気で、本心をいつも隠してた。きっとその頃の私は常に第三者目線で考えてしまって、怖かったんだ。相手に嫌われてしまうのが。 だからきっと相手の心を知りたかったんだ。 「ふふ、懐かしい......」 そして私が好きだった、幼馴染の君。 クラスの中心人物で、こんな私にも話しかけてくれた男の子。 私は彼がすきだった。でも、相手の気持ちを考えてしまって、よく言えば臆病で。「好き」の一言も言えないで彼とは小学校以来会えていなかった。 もしも魔法が使えたら。 きっと私は今でも相手の心を読むことを望む。 でもきっと今の私は魔法を望まない。 だって私は今から一世一代の告白をする。 君に。 8年ぶりの君。 魔法に頼って、好きという気持ちが薄れないように。 もしも魔法が使えないとしても、今の私は勇気があって、挑戦することを恐れていないから。 「久しぶり!ねぇ、言いたいことがあるんだ。聞いてくれる? 私、君のことーーー。」

短編小説みんなの答え:6

幽霊と両思いなんてありえません!!

私は夜影狼那。霊が見える高2のJKです。昔は幽霊が見えるだけだったけど、だんだんと触れるようになり、今となっては喋ることもできる。 狼那「、、、」 ??「ねえ、ねえってば!!」 私に喋りかけてくるこの子は、、 氷空「ねえ絶対見えてるよね!?」 案の定幽霊です、、 狼那「あーッ!!もう!!見えてるよ!というかよくさっきから無視されてるのに話しかけられるね!?」 ??「だって君、、なんか懐かしい感じがするんだもん」 狼那「はぁ?」 ??「ねえ君の名前は?」 狼那「、、、、夜影狼那(よるかげろうな)」 ??「夜影、、」 狼那「なに?」 ??「ううん!なんもない!」 狼那「というかあんたの名前は?」 ??「僕?僕の名前は氷空!(そら)」 狼那「氷空、、」 狼那(なんか、、懐かしい、、) 氷空「君って自分の守護霊見えないのー?」 狼那「え、、うん、、自分のはまったく、、」 氷空「君の守護霊は僕だよ?」 狼那「へぇ、そうなんだ、、」 狼那「って、は?!マジ?!」 氷空「マジー!」 氷空「僕は氷を扱う霊なんだ。僕といっしょに戦う霊(ペット)は、、狼と狐」 狼那「狼と狐、、」 氷空「うん!僕は君の守護霊になる前、神社にいたから!」 狼那「へぇ、、」 狼那(私との関わりがないのに、、どうして守護霊になんか、、) 氷空「?」 狼那(私との関わりがなにかあるのかな、、) そこから私達はちゃくちゃくと仲を深めていった それから数週間後、氷空が言った 氷空「僕、狼那の事好きだよ」 狼那「え?」 狼那「もー、、嘘つかなくていいって!」 狼那「本気にしちゃったらどうすんの!」 氷空「いやッ!本気なんだけd」 狼那「お菓子持ってくるねッ!」 バタンッ! 狼那「、、、氷空のバカッ//」 タタタッ 狼那(確かここに氷空の好きなチョコが入ってるはず、、) ドッ 狼那「いてっ!!」 狼那「もー、、なに、、」 『守護霊との関係本』 狼那「おばあちゃんの本、、?」 パラッ 狼那「____、、、、」 狼那「!?」 狼那(こんなこと、、聞いてないッ!) タタタタタッ 狼那「氷空ッ_、、」 悪霊「お前を呪ってやる、、」 氷空「残念だけど、、」 ヒュオオオオオオオオオオオオ 氷空「呪う前に僕が君を払っちゃうかな!」 氷空「アイスクロウ」 悪霊「うわああアア」 氷空「弱いな、、」 狼那「、、、、」 氷空「狼那?」 狼那「本で読んだんだ」 狼那「、、、、守護霊を見てしまったら、両思いにならいないと、、消えるって、、」 氷空「あー、、それね!さっきいった通り僕は本気で狼那が好きだよ!」 狼那「なんでこの本の内容、、言ってくれなかったの?、、」 氷空「ッだって、、」 氷空「狼那は僕のこと好きじゃないしッ、」 氷空「言っちゃったら一緒にいれる時間が減っちゃうって、二度と会えなくなっちゃうって、、でもそれが狼那に伝わるまで、僕は僕の仕事を全うしようと頑張ってた、、」 氷空「だからッ、、」 狼那「私はッ、、、初めて氷空に会ったとき、、ふざけてる幽霊にしか見えなかった」 狼那「その時の私は幽霊と付き合うなんて、考えられなかった、、ましてや、少しでも好意を持つなんてあり得なかった」 狼那「でも、、ずっといっしょにいるうちに思ったのッ私は氷空のことが好きなんだって、、、。」 氷空「!?///」 狼那「氷空、、私は素直じゃないし、可愛くもないし、、、、かっこいい氷空には不釣り合いだけどッ、、」 狼那「私と付き合ってくれますか?」 氷空「もちろんッ!!」 ギュッ! 狼那「氷空、、さっきこの本読んで気づいたんだけど、、氷空は、私の幼馴染だったでしょ?」 氷空「!」 狼那「私が車に轢かれそうになったのを守ってくれた、、でも、そのまま死んじゃった、、」 氷空「うん、、そうだよ、、でも!僕は好きな子を守れたから!自分の意思で動いたから!なんも悔いなんてない!」 氷空「今、こうして、守護霊になっても、狼那と付き合えてるんだから!」 狼那「、、うん!(泣)」 狼那「ほんとにありがとう!氷空!(泣)」 氷空「わッ!泣かないでッ!(泣)」 狼那「そっちも泣いてんじゃんw」 氷空「うぅ、、(泣)つられ泣き、、(泣)」 狼那「これからもよろしくね!氷空!」 氷空「グスッうん!これからもよろしくね!狼那!」 終わり

短編小説みんなの答え:5

会いたいよ…

―五年前のことだ。 「ねぇ、悠希。あの星の名前、なんて言うん?」 ある日、わたしと悠希で星を見に来た。 「あれはベガって言うねん。こと座の一部」 悠希は星について詳しい。 「あれやんな、あの、七夕のやつ!」 「そうやな。ベガは織姫星とも言う」 悠希は微笑む。 「可愛そうやん、お互いに好きやのに一年に一回しか会えへんの。」 「まあ仕事すっぽかしとったらだめやろ」 「そっか!」 つられて笑っちゃう。 悠希も笑い出す。 星がきらきらと輝きを増していた気がした。 幸せだったなぁ…あの頃は。 病室でそんなことを思い出す。 「琴音ー!」 元気のいい声が聞こえてくる。 悠希だ。 「ごめんやで、今日ちょっと学校長引いて」 「ううん。いつもきてくれてありがと」 「…治療、進んでるん…?」 悠希がためらいがちに聞いてくる。 「大丈夫やで!わたし強いから!」 そう言ってVサインをする。 …本当はそんなことない。 余命出てるし、治療は難航してる。 でも、大好きな悠希を心配させたくなかった。 「じゃあ明日!!俺野球あるから帰るわ!来月、試合あるから頑張らへんと」 「うん。野球頑張れ!」 笑顔で悠希を見送った。 晴れた空には少し雲がかかっていた。 ー悠希視点ー ついに試合の日だ。琴音にもらった手作りのお守りを握りしめる。 (琴音に応援してもらったんだ。絶対に勝つ) 結果、今回の試合は大勝利だった。 俺は真っ先に琴音のいる病院へ向かった… (琴音に、勝ったってこと伝えよう) 病室のドアを開ける。 え…? そこには苦しんでいる琴音がいた。 看護師さんが琴音を支えている。 「いやだっ、わたし死にたくない」 琴音はごほごほと咳き込んでいる 「こ、琴音…!?」 「悠希っ、ごめんわたしだめみたいやわ…」 「最後に伝えさせてほしいねん…?わたし、悠希のこと、大好きやでっ…」 ショックで記憶がない。 確か俺は看護師さんに部屋から出された。 琴音はそれから数分後に息を引き取った。 短い人生だった。 なんで琴音のような人が死ななきゃだめなんだ? そんなんだったら、俺がいなくなったほうがましだ… その年の夏休みのこと。 俺は琴音の両親に誘われて、墓参りにきた。 その時両親から聞いたことは衝撃だった。 琴音は、一年前から余命が出ていたこと。 それを心配させたくないと俺に隠していたこと。 琴音は…俺のことが好きだったということ。 「多分…悠希くんが来てくれて、琴音喜んどるわ。」 こらえきれなくて、涙が出てきた。 生きてるうちに、言えなくてごめん…俺も琴音のこと、好きだった。 「こんなの…織姫と彦星より酷いわ…」 とある夏の日。うるさいくらいに蝉の声が鳴り響いていた―

短編小説みんなの答え:1

君がだーいすき!

僕はいつから君に恋をしていたんだろうね!いつの間にか君に一目惚れしてた。君が大好きだ。なぜなら、僕が猛アプローチして付き合ってくれた、そして、しぶしぶ同居することも許してくれたんだから!でも、別の部屋か!それはそれで良いかもしれない。君はまだ、怖がっているみたい!それもそうか、まだ付き合ったばっかりだからね。僕は大丈夫なんだけどな!いつも、「おはよう」「いってらっしゃい」の挨拶。君と一緒に歩く通学路。君とはクラスが別だから話す機会はないやぁ。。。君への熱量もずっと片想いっぽい。。。両思いなのになぁ。君がツンデレなだけだよね。でも、僕がこれで挫けることはないさ!帰ってきたら、一緒に食べるご飯、一緒に見るテレビ。「おやすみなさい」で1日は終わる。ずっと幸せだな!外は緑の葉!ガンガン照りの太陽!君ににてるけど、外には出たくないなぁ。ずっと君と一緒にいたい。 最近、君のストーカーがいるみたい。君が怖がってる…大丈夫かな?ガクガク震えている…可哀想に…僕が守ってあげたいのに… ガチャガチャドーンッッッ 「すいません。警察です。〇〇さんですね?署までご同行お願いしますか?」 は?は、へ、え?なんで、?僕は何もしてないよ?何もしてないし!!何もしてないよっっ… 何もしてないのに署まで連れて来られた…あ…君だ…君と話す時間。「ね、ねぇ、僕は何もしてないよ!?何もしてないし!ただ、君が大好きなだけなんだよっっ!君への愛!じy))」ドンッッ「ほんっとサイテー、気持ち悪い。」あぁ、君が出てく…やだ…やめて…胸が痛い…なんで?僕が「ストーカー」なんて言わないでよ…君の後ろを見守ってただけじゃん… 「盗聴器」「盗撮器」じゃねぇよ…!君と一緒に時間を過ごしただけじゃん…待ってて…必ず迎えにいくから… ーーーーーーーーーキリトリセンーーーーーーーーー おはこんばんにちは!作者のりなです!どうでしたでしょうか?初めて書くのでめちゃくちゃ変になっている部分もあると思いますがご了承ください…!!これの解説といたしましては、この「君」のストーカーは「僕」なんですけど、盗聴器を仕掛けたり覗きにいったりして、一緒に同居してるつもりに「僕」はなっているわけですよね。なので、もちろん一方的な片思いなだけです。声も届いてないです。第3者からみるとただのやばいストーカーですよねー… あと、変なところで!のマークがついてたと思いますが、これは前の言葉をとって後ろから読んでいくと、「いっしよ(ょ)うはなさないから」(一生離さないから)という文章になります!頑張りました…見てくれてありがとうございました!コメントもまってます! アドバイスなども辛口でいいので是非書いてください!!

短編小説みんなの答え:0

ハモり続ける双子

「は?」 「許さないから」 「私だって.許すとでも思ってたの?w」 「はぁ?勘違いしないで」 やほやほ~☆私、桜 海(さくら かい) 只今、双子の桜 海(さくら うみ) と喧嘩中 「かい!うみ!喧嘩しないのっ」 「「あ、お母さん.だって」」「かいが~!」「うみが~!」 「かいが私の好きな人奪ったの」 「その前にうみが、私の大親友を奪ったの」 「はいはい.2人とも謝って.喧嘩はしないこと!」 「「え~」」 「お母さん、出かけるから.仲良くするのよ!」 「「ふんっ!」」 『お母さん、適当すぎん!?』 『何で喧嘩中にお前とハモらないと行けないの!』 『ちょっ、、w一回やめよって』 『ねぇ~.マジで!』 『一回黙ろ!?』 「はぁ~.何だったの?今のw」 「ね.」 「ごめんね.」 「私こそごめん」 『嫌.ごめんで済むことなの!?』 『嫌嫌.ハモるの何回目!?」 『待って.どこまで行けるか試す?』 『行くよ.せっーのっ!』 「あ、、えっ~と、かいです!」 「あ、ど..どうも、うみです!」 『嫌.そこはハモらんの!?』 『よし.もう、やめよう!』 これからも、2人はハモリ続けそうですね.(笑) 〔完〕 *登場人物* 桜 海 (さくら かい) 桜 海 (さくら うみ) *;あとがき;* おはこんばんわぁ♪ ロブロックスにハマっている、*sniper使いの死神.りたです* 名前覚えてって~(圧) 沢山の感想お待ちしています! ばいりたぁ~☆ *E N D* 今日もおつりたぁ~ *by sniper使いの死神.りた*

短編小説みんなの答え:1

幼馴染からの束縛

「おはよう、みおちゃん」 幼馴染で、同居しているけれど違うベッドで寝てるはずなのに。なんでいつもいるの? 「おはよう、翔くん」 ふわふわと私の髪をなでながらにこりと笑う彼。ふふっ。 学校につく。違うクラスだから翔くんとはここでお別れ。 「わかってる?俺との約束」 「翔くんが許した男の子とだけ話すこと。女の子の場合でも同じ。  なるべく翔くんの前で話すこと。絶対に翔くん以外と連絡先を交換しないこと。」 「みお!!」 あ、湊くん。いっきに翔くんの顔が曇る。 「おはよう。湊くん」 「みおをよろしくね、じゃあまた」 翔くん怒っちゃった。私と湊くんは話すことを禁止されているのに話しちゃったから。私、ばか……。 翔くんside ちゅー!ちゅー!たまにぎゅー!めっちゃちゅー!!みおの布団の中でみおにする。 朝はみおを独り占めできる。みおは気づいてない。 たくさんして、声をかけると綺麗な澄んだ目でくしゃりと笑う君。かわいい。俺のもの。 俺の束縛はみおのため。 あんなに可愛いから男に取られちゃいそう。俺のものなのにね。 さっきも湊?と話してたからつい舌打ち。誰あれ。いいよって言った覚えない。しかも呼び捨て。 許してるのは男友達1人と女友達2人。みおのためリストにはあんな奴の名前入ってない。 「誰だよ。俺はみおを想ってるのになんで言う事聞かないの?そんだけ俺を困らせたい?  ねえ、みお。ねえ?ねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえなんで?」 俺が作ったみおの写真集に向かって喋る。俺のものなのに他のやつと話すとかしんどすぎる。 あーームカつく。俺の言うことだけ聞いとけばなんも問題ないのに。 みおside ふふっ。かわいいなぁ。 きっと翔くんは知らない。 私が今、翔くんの制服に盗聴器を付けてそれを聞いていることを。

短編小説みんなの答え:1

甘えたがりのキミに恋をした。

私、三村夏夜(みむらかよ)。中学1年生。 大好きな男子には甘えたがりで、女子は苦手なのか少し冷たいキミ。 そんなキミに恋をしてしまった。 「あはははっ」 高めの声で可愛らしく笑う。それが彼ー森野かなとに対する第一印象。 可愛い男の子は個人的に大好き。 だから、クラス内の〝推し〟として、彼を見ていた。 大好きな人にはバックハグをするなど、かわいらしく愛情表現をする。 結構くっついているイメージ。 「ねえゆーまぁ」 声のする方を振り向くと、満面の笑みで〝ゆーま〟を呼んでいた。 その笑みが私に向けられたものじゃないと分かっていても、胸が満たされた気持ちになる。 可愛い…!! 笑いをこらえている顔が個人的に1番好き。 一番見てられる、ほんとに尊い。 そんなこんなで〝推し〟として彼を見ていた。 三村と森野。実は出席番号が隣。 だからか、森野くんからしたら、比較的関わる女子ーだとは思う。 だけど必要最低限の会話しかしない。 それはそう。 なぜならば、悲しいことに彼は女子が苦手みたいだから。 用があって話しかけたってそっけない態度だし。 だから、話しかけるのは少し勇気がいる。 まぁでも仕方ないよなぁ。 誰かに甘えてるところを見るだけでも至福のひとときだしっ。 ほんとはもっと話してみたいよ。だけど、叶いそうにない夢だから仕方ない。 ある日のことだった。 出席番号順に活動していたとき、いつにも増して元気がなさそうな彼。 声をかけるべきかかけないでおくべきか。 迷ったけど、私の性格上、何も行動を起こさないわけにはいかなかった。 「ねえ」 顔だけ私の方に向け、返事は特にしない。 その態度に後ずさりそうになる。だけど、私は思い切って聞いた。 「なんかあった…?」 「は…?」 戸惑った表情で私を見る彼。 いつも向けられるような視線じゃなくて、少しだけ驚く。 「あ、ご、ごめん。何かあったら話聞くよってだけ」 「なんで?」 「え?」 「なんでそう思ったの?」 会話をしてくれるだけで驚く。それ以上に驚いた表情をする彼に、震える唇を開く。 「…なんとなく、今日元気なさそうだなって。…ごめん、忘れて」 思わずそう言うと、思わぬ言葉が彼の口から飛び出した。 「…いや、忘れない…。話、聞いて…」 「…え…?」 「三村なら、聞いてくれるでしょ…?」 話の内容は、友人との友達関係だった。 人間関係に悩まされていたらしい彼に、今日一緒に帰らないか、という提案をすると、驚いた表情をしつつも了承してくれた。 この一件だけで、彼との距離が縮まった気がするのは、私だけだろうか。 放課後、並んで帰路に着く。 「森野くん」 「…かなと」 「え?」 「かなとって呼んで?」 そう言って可愛らしく小首を傾げる彼。 尊さで心臓やられそうなんですけど…!? なんだか悔しくて、私も負けじと言葉を紡ぐ。 「じゃあ私のことも夏夜って呼んで?」 「かよぉー」 …ダメだ、完敗だ。こんなの尊すぎる。 思わず赤面すると、いたずらっぽい笑みを向けられる。 そんなこんなで、心臓バクバクの放課後を過ごした。 それから数日が経ったとき。 「ねぇ夏夜ーっ」 その瞬間、背中に軽い衝撃が走る。 「わっ」 思わずバランスをくずす。 後ろを振り向くと、笑みを堪えるかなとの姿。 …可愛い、好き。バックハグは何回やられてもドキドキ半端ないって。 あの一件から、かなとは私に気を許したのか、よくくっついてくる。 あれだけそっけない態度をとっていたのに、と不思議に思うことも多々ある。 「…またやられた」 「ふふっ、照れてる?」 「照れてないって…!」 「ほんとかなぁー?」 そんなこんなで彼に振り回される毎日。今日も一緒に帰る約束をしている。 「…かわいいね」 思わずそんなことをつぶやくと、彼はムッとした顔をしつつも、どこか笑っている。 一緒に帰路についていた今日。 不意にかなとが口を開く。 「…ねえ夏夜?」 「ん?」 「好き」 「え?」 ドクドクと鼓動が速くなる。頭が真っ白になって、ことをうまく考えられない。 「夏夜が好き。僕と付き合って?」 頬を赤く染めた彼が言う。2秒ほどお互いを見つめる時間がすぎる。 「今の、本当?嘘告じゃないよね?」 「…うん、本当」 耳まで赤くなった彼がいう。尊さメーターはとっくにMAXを超えている。 「嬉しい!私も好き…!」 精一杯の笑みで彼に言う。彼は目を見開いた。 「えっ、ほんとに!?」 「うん…!」 「やったあ!!」 この瞬間から、尊さMAXの恋がスタートした。

短編小説みんなの答え:1

努力_元の力がすべてじゃないから。。

_海里side 俺は、立花海里。 中3の青春真っ只中。 俺にも好きな子いるからちゃんと。 七木莉咲。 まあ俺は、顔もあんまよくないし、何やっても中途半端でモテないけど。 親友の颯舞と違って運動もできないし、頭だってそんなにいいわけでもない。 めっちゃ性格いいわけでもないし、一軍男子でもないから、しょうがないのか。 でも、たくさん努力してるんだけどなあ。 筋トレしたり、雰囲気盛り上げたり。 切り替えも素早くして、授業は真面目に、放課後も図書館で勉強したりね。 やっぱり元からの素質がないのかなあ。 _莉咲side 私は、七木莉咲。 中3の受験生。 みんなは受験勉強の間に、恋愛詰め込んでるけど、私はゲームかな。。 _でも私にも、好きな子いるんだ。 海里くん。 大体の子は、海里くんの友達の颯舞くんに夢中だけど、私は海里くんが好き。 だって、努力家でかっこいいから。 部活も勉強も、なんだって努力で自分のものにしちゃう海里くんは、誰よりもかっこいいと思ってる。 2人side いつかこの気持ち伝えられますように。

短編小説みんなの答え:1

追憶の民話

町は昭和の香りに 包まれていました。 優雅な着物姿が通りを飾り、 煙草の煙が風に舞っていました。 博物館の学芸員の彼は、 昔から歴史に興味を持ち、 街の古い文化や伝統を 研究していました。 ある日、彼は博物館で 古い書物を読んでいたときに、 一冊の本に出会いました。 それは昔の民話や伝承が 詰まった本でした。 彼はその本に魅了され、 毎日のように読みふけっていきます。 ある晩、 彼は図書館で本を読んでいる最中、 ふと一人の若い女性に 目が留まりました。 彼女は魅力的な笑顔を浮かべ、 古めかしい衣装を 身にまとっていました。 彼は彼女が手にしていた本に興味を持ち、 声をかけます。 「素晴らしい本ですね。 私も最近、昔の民話にはまっています」 と言うと、 彼女も笑顔で応えました。 二人はお互いの興味を共有し、 瞬く間に意気投合しました。 彼らは毎週、図書館で出会い、 昔の民話について 語り合うようになります。 やがて、彼らは本の中の物語を実際に 追体験するようになりました。 彼らは時代を超えて旅をすることで、 遥か過去の物語と対話し、 その世界に没入していきます。 しかし、ある日、 彼女は去ってしまいました。 彼は、彼女の名前も知らず、 連絡先も残っていなかったため、 心からの別れが訪れたのです。 彼は悲しみと喪失感に包まれながらも、 昔の民話に寄り添い続けました。 彼女の存在が、 彼の魂に深く刻まれているようでした。 そして数年後、 主人公は博物館の展示品の中で、 彼女が手にしていた本を見つけたのです。 それは彼らが出会った図書館と瓜二つの本でした。 主人公は彼女が残した足跡を辿り、 彼女がどこへ行ったのかを 追い続けました。 彼の旅は再び始まるのです。 彼が辿り着いた先は、 街の奥深くにある古い神社でした。 そこで彼は彼女と再会し、 彼らの物語に終わりを迎えました。 しかし、彼の心には永遠に 彼女の思い出が残り、 遠い昔の物語が彼の内に眠り続けたのです。

短編小説みんなの答え:0

遥か彼方に、キミの声

私をあの世界に縛り付ける鎖は、誰にもほどけない。 キミでさえも。 私は、神田美月(かんだみつき) 、高校2年生。 そして、異世界の巫女。 神の力を借り、穢れを祓い、清める...それが、私の日常だった。 私と依頼人の二人。暗い部屋で、炎の明かりが三つ四つ、ちらちらと燃える。 そんな光景しか見てこなかった。 この世界へ来るまでは。 私は初めて、学校という所に来た。4月ーーしんがっき、から。 勉強はある程度叩き込まれていたので、ついていけない、という心配はなさそうだ。 嬉しいことに、早速"お友達"もできたのだ。えへん。 「みーつーき!一緒に帰ろ?」 彼女は、竹崎璃子(たけざきりこ)。おなじ組の友達だ。 まだ彼女には、私が巫女であること、そしてこの世界に来た理由は伝えていない。 ...伝えたくない。二度と会えないなんてこと。 私がこの世界へ来た理由はーーやっぱり、穢れを祓うこと。といっても、もとの世界の穢れと違って、この世界の穢れと元の世界の穢れが混じった厄介なやつ。 私は放課後、日々、それらと戦わなければならない。皆には内緒で。 今日も、例外ではない。璃子と帰ったあと、私は戦いに赴く。 祓わなければいけない必要量を祓ったら、元の世界へ戻らなければならない。 でも、戦わなければならない。 ごめんね、璃子。 それから私達はとても仲良くなった。 夏休みだって、普通の休日だって、私達は沢山遊んだ。 思い出は増えていった。 その裏で、私の傷も増えていった。 クリスマスの日に、私は消えた。 もとの世界に戻ったのだ。 最後に、璃子にすべてを話して。 私の"日常"が戻ってきた。 私と依頼人の二人。暗い部屋で、炎の明かりが三つ四つ、ちらちらと燃える。 祓い終わって、依頼人が出ていって、私はひとりになる。 ふと、どこかから声が聞こえる。 「大丈夫。離れてても、心は繋がってるよ...」 最後の、璃子の、言葉。 私は確かに、聞いた。 遥か彼方に、キミの声を。

短編小説みんなの答え:3

時があやつれるんです。

僕(カイ)は、いつものように親友2人と遊んでいた。 でも、ある日____。 「なぁ、お菓子買いに行こ ~ !」 そう2人に声をかけた。 でも、今思うと" このー言 "がいけなかったんだ。 ヤマト 「いいよ !!」 ソラ 「 ... ( 頷 。」 ソうは基本無ロだが、全部顔・行動に出ている。 「早く行こ!」 そう言うと、2人は 駆けだした。 僕もすぐに追い掛けた。 信号を渡った先にある、コンビニ。 2人が信号に足を踏み入れたとき 、、 トラックがものすごいスピードで突っ込んできた。 青信号だというのに。 「2人とも ッッ !」 声を発っしてから一瞬だった。 2人が血まみれになるまでは、、 。 すぐに救急車は来た。が、 即死だった。 トケイを握って、願った。 すると、あの時に戻った。 " お菓子買いに行こ ~ ! " 僕はそう言った。

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