短編小説の相談いちらん
短編小説
みんなが作った短編小説のコーナーだよ。※2024年9月30日までの投稿で受け付けを終了いたしました。
桜色の恋
高校生の佐藤美咲は、春の訪れとともに恋に落ちた。彼女の心を掴んだのは、同じクラスの優しい男子生徒、山田蓮だった。 美咲は桜の花が咲き誇る中で、蓮との初デートを楽しみにしていた。二人は公園に集合し、手を繋ぎながら桜並木を歩いていった。彼らの心は桜色に染まり、幸せな時間が過ぎていった。 その後も美咲と蓮は一緒に過ごす時間を増やしていった。学校の帰り道や休み時間には必ずと言っていいほど一緒にいる二人の姿が見られた。友人たちも彼らの関係を応援し、二人の幸せを願っていた。 しかし、ある日、美咲は蓮が他の女子生徒と話している姿を目撃してしまった。彼女は嫉妬と不安に襲われ、彼との関係に疑問を抱き始めた。 美咲は蓮に対して素直に気持ちを伝えることができず、距離を置くようになった。彼女は彼が自分を裏切ったと思い込み、心が傷ついていった。 蓮もまた、美咲の変化に気づき、彼女との関係が壊れつつあることに悩んでいた。彼は自分が他の女子生徒と話していた理由を説明しようとしたが、美咲は彼の言葉を受け入れることができなかった。 時間が経つにつれ、美咲と蓮の関係はますます冷え切っていった。二人は互いに心を閉ざし、会話も途絶えてしまった。 ある日、美咲は学校の屋上で一人で涙を流していた。そこに蓮が現れ、彼女に寄り添った。蓮は真剣な表情で美咲に謝り、自分が他の女子生徒と話していた理由を説明した。 実は、蓮は他の女子生徒に美咲へのサプライズプロポーズの手伝いを頼んでいたのだった。彼は美咲に特別な場所で告白をしようとしていたのだ。 美咲は驚きと感動で目を丸くし、蓮の言葉に心を打たれた。彼女は自分が誤解をしていたことを謝罪し、蓮との関係を取り戻したいと願った。 そして、桜が再び咲き誇る春の日、美咲と蓮は公園に戻り、再び手を繋いで桜並木を歩いていった。二人の心は再び桜色に染まり、幸せな未来への一歩を踏み出したのであった。 終わり
好きってなんだろう
好きってなんだろう 好きってなんだろう 好きってなんだろう 恋愛の意味の好き 友達としての好き 自分の好み 表現って難しい 好きって難しい 恋愛って ドキドキするの? 友達だったら 楽しいの? 自分の好みなら わくわくするの? 形は人それぞれ もう一度 自分に問いかけて 年齢 性別 関係ない 人間でも そうじゃなくても なんでもいい 正解なんて存在しない それが 十人十色ということ 互いを認め合う世界へ ―――幸せを生み出すために。 こんにちは、音好きです! ※短編小説のみ「音好き」 どうですか? 短い文に、たくさんの意味を込めました。 難しい、正解のない「好き」。 もう一度考えてみてほしいです。
あの子の、 笑顔
その子は、私のおばちゃん家の近くに住んでいて、私より4つ下の八歳の女の子です。 名前は、すずさ。ひらがなで、すずさ といいます。おばちゃん家に行くと、必ず庭にいて、 縄跳びをしたり、竹馬をしたりして遊びました。すずさちゃんは、小さいのに、ころころとよく遊びました。 私のことを、「佳代ねえ」と呼び、慕ってくれました。 一人っ子の私にとって、すずさちゃんは、妹のような存在でした。 本当なら、今も、私の目の前にいるはずでした。今も、私と一緒に遊んでいるはずでした。 でも、今年の夏、すずさちゃんは私のおばちゃんの家に来ませんでした。 再来年も、その再来年も、、。ずぅっと。 すずさちゃんがこなくなって今年で十四年目です。すずさちゃんの家に行こうにも、道も住所も分からず、途方に暮れました。 唯一、すずさちゃんのことを知っていたおばあちゃんは、もう、ものぼけが始まっていて、覚えていませんでした。 私は、今、二十六歳です。今年、結婚が決まって、このちかくで式を挙げるので、寄ってみた次第でした。 すずさちゃんは、今年も、家の前に来ることはありませんでした。この家は、もうじき取り壊されることになり、 この家に来るのは、これで最後になりそうでした。庭の物置の隙間から、懐かしい思い出が今にも溢れそうでした。 その時、「佳代ねえ?」後ろから、名前を呼ばれました。その呼び方に聞き覚えがありました。ゆっくりと振り向きました。 そこには、綺麗に髪を結い、大人っぽい服を着た、見覚えのある顔がありました。 「すずさちゃん!!」思わず抱きついてしまいました。「佳代ねぇ、、!!」 そのあと、すずさちゃんから聞かされた内容に、耳を疑いました。まず、私たちは、親族であって、血のつながっていたということ、 しかし、私達は別々に育てられてしまったこと、二人が出会ったことを知って、お母さん達が私達を離したこと、 そして、私が結婚することを知って、もうあえなくなることを覚悟に、ここまできてくれたこと、そして、今出会えたこと。 まるで、漫画やお話の主人公だ。 会えて、良かった。 すずさちゃんはにっこり笑うと、用事があるから、と去っていった。すずさちゃんの笑顔は、懐かしい思い出を 感じさせる、いい匂いがした。
涙の雨は
「ずっと……雨宮君の事が、好きでした」 体育館の裏。 曇りで、シンとした放課後。 ドクドクと、鼓動が早まる音だけが響く。 三年間の片思い。 「ごめん、美雨」 困った様に頭の後ろを掻く仕草は、戸惑った時に彼がよく使う。 やっぱりか。 こんな恋、叶うはずないもんね。 でもちょっと、期待してた。 雨宮君は、クラスの人気者。 普通の女の子の私とは、遠い存在だと思ってた。 けど、雨宮君は皆平等に接してくれた。 一年生の二学期、雨宮君と同じクラスになって、席が隣だった。 話も合うし、優しくて明るい彼に惹かれていった。 そして、三年生。 また雨宮くんと同じクラスになれて、結構話す。 「美雨」 と、 下の名前で呼んでくれた。 嬉しかった。 自分の名前の響きが、恋しくなった。 仲良くなっちゃって、誰よりも優しいって事に気づいて。 もっともっと、言葉に言い表せれないくらい、雨宮くんの事が好きになっちゃったんだよ。 雨宮くんの、誰にでも優しくて、笑顔が素敵な所が好き。真直ぐ前を見つめている、眩しい瞳が好き。少し日焼けした、活発そうな小麦色の肌が好き。綺麗で男の子って感じの、指が好き。サラサラの黒髪が好き。 こんな私にも、優しくしてくれた、雨宮くんが好き。 大好き。 見てるだけで笑顔になれる、優しくて明るい笑顔を、私だけのものにしたいだなんて、欲張りすぎだよね。 分かってるよ。 でもさぁ……。 好きな人の一番になりたいと思うのは、当たり前じゃん……。 「でも、美雨の気持ちは嬉しいよ。俺は、美雨と友達として仲良くしたい」 「うん……私も。」 嘘だよ。 貴方の特別になりたい。 友達以上になりたいよ。 そんな時、空からポタポタと雨が降り始めた。 「雨だ」 「俺、織り畳み傘持ってきたんだ」 雨宮くんが鞄から傘を取り出し、にっと笑った。 良かったと思う反面、少し残念な気持ちもあって。 曖昧に笑うしかなかった。 「でも一つしかねぇな……」 「いいよ、雨宮くん、帰って!」 「いや、それは駄目だ。一緒に帰ろう」 だって。それって。 相合傘って事でしょ。 告白して振られた後に相合傘だなんて。 虚しすぎるよ。 でも、やっぱり好きだなぁ。 私は、雨宮君から離れた。 「美雨?」 「雨宮君、大好き………」 唇を噛んで、笑った。 雨で濡れた顏には、涙なんて流れてない。
ありがとうきらり
あれは私(ゆみ)が小学生だった頃の話 私にはたった一人友達がいた。その子の名前はきらり。 学校ではクラスが違ったため一人でいることがほとんどだったが、学校からの帰り道は二人で帰ることが多かった。 きらりとは沢山のことを話した。 今日の学校のこと。帰ったら何する?とか好きな食べ物は?とかあの先生面白いよね!なんていうような本当にたわいもない話。 きらりはいつも言っていた。 「わたしさ、ゆみしかともだちいないの!だからずーっといっしょにいようね!」 「うん!もちろん!」と私はいつも答える。 そんなきらりとの時間が楽しくて楽しくて。 でもずっとは続かなかった。私が小学5年生になった頃だっただろうか。 いつしかきらりと一緒に帰らなくなってしまった。そして私には親友ができた。友達が増えて学校がとても楽しかった。生徒会にも入ってすごく忙しかった。 そして私は小学校を卒業した。 中学生になったある日ネットのある記事を見つけた。それはイマジナリーフレンドというものだった。イマジナリーフレンドとは想像場の友達のこと。小学校低学年の頃に現れ大きくなるにつれいなくなっていくらしい。 一人で寂しくなっていた私にきらりはずっとそばでいてくれた。ありがとうきらりもう大丈夫だよ! こんにちは!べあです! 今回はネットでみたイマジナリーフレンドについて書いてみました! イマジナリーフレンドみなさんはいたことありますか?今もいますか? 読んで頂きありがとうございました!
私の、守護霊。
「ねえ、これどういうこ…」 「そうだよねえ。行こっ。」 無視? 「すぅちゃん…。」 「みっちゃん行こっ。」 なんで? 「あなた1人だけでやってて、大変でしょう…。みんなに言ってあげるね。」 嘘。嘘。嘘。 「僕、君のことが好き。付き合…」 「やめてえ!!」 なんで?こんな私を好きになるの?好かないで。あなたの人生台無しだよ…。こんなゴミと付き合っちゃダメ。あなただって、モテるだろうから…。私は、ただ片隅にゴミとしている、人間だから…。あなたといても、あなたを幸せにできない。だから…。好きとか関係ない。私がどう思おうと、人の人生を不幸にすることは…で き な い 。ごめんね。こんなクズで…。私がこんなじゃなきゃ良かったんだよね。 「さようなら。」 「へ?」 もう、私は誰も好きにならない。とにかく、あとは死ぬ気で勉強やって、死ぬのみ…。スクールカウンセラーとか、学校のアンケートとか、真実なんか絶対に答えない。答えたら、親に知らされる。それが、どんだけ恐ろしいか…。親は怖くないけど…。私は、親に迷惑をかけたくない、そう思って生きてきたから…。みんな、私を死なせてくれない。自分でもちょっと怖い。だから、生きるんだ。そして、皆に忘れられて、死ぬ。 「君は、それでいいの?」 「嫌だけど…。それでも…。」 友達にも、伝えない。誰にも伝えない。私の本当に思ってること。それを君に聞かせてあげる。 ~私はね、もう、生きるのに疲れたんだ。でも、生きなきゃいけない!って言われて…~ 「おい!!」 「やめてよお。死なせて。」 「ダメだ。僕は、君を守らなきゃいけない。君を守るために生まれたから。」 「あなたは…。誰?」 「君の守護霊。きみをどうしたって守るんだ。一緒に生きようよ。」 「…」 私は、まだ生きている。生きる意味がよくわからないが、ただただ、生きている。守護霊くん。ありがとう。私も、必ず幸せを奪ってやる!! 「おぎゃあああああ。」 ありがとう。君も、幸せかな?守護霊くん! ーフィクションです。ー
「あなたに救われたんだよ。」
小さい頃から足が遅い僕は、本当に何もかも置いてきぼりだった。 小学校の徒競走は三年連続最下位の記録を持つ。親はいつだって頑張ったことを褒めてくれていたけど、それをコンプレックスだとはっきり自覚したのは、中学二年生くらいの頃だった。 僕たちは休み時間、教室でふざけ合って遊んでいた。そして気づいたら周りの人がいなくなっていた。「やっべ、次理科じゃん」「うわまた怒られるぞ」そう言って教室を飛び出していく友人たち。僕は教科書を机の上に用意していて、そんなに遅れをとっていたわけじゃなかったのに、廊下に出ると気づいたら友人たちの背中は僕の前にあった。 「おっせーな。ちょっとは急げよー!」 「急いでるよ!」 そう言い返したけど、廊下の角を曲がって友人たちの姿が見えなくなると、途端に急ぐ気がなくなった。 なんで僕はいつもいつも、こんなに遅いんだろうか? 懸命に足を動かすたびにそれが思い起こされて、僕は思わず唇を噛んだ。 高校生に上がった僕は、陸上部に入った。何がなんでも、速くなりたい。中学からの経験者だらけの中で活動するのは確かに辛かったが、入部して三ヶ月の今、やっと自分のペースが掴めてきた。 部活からの帰り道。僕は中学の頃の友人に出会った。 色々バカにはされてきたけど、いい奴なのはいい奴だ。そいつらと雑談しながら道を歩いていた。ちょうど渡りかけた横断歩道で、青信号が点滅している。渡ろうか迷っている間に、他の奴らはもう渡りきっていた。自分の遅さの原因は判断力なんじゃないかと思い始めた。てかそれよりも、ヤバいまたバカにされそうだ。せっかく陸部入ったってのに。 「お前相変わらずだな」 「早くしろよ」 向こうで笑う友人たちの姿を見て思わずムキになった。これでも50メートル走のタイム上がったんだからさ! 地面を蹴った瞬間。目の前に何かが飛んできた。僕は立ち止まろうとしたができずに、そのままその「何か」につまづいて転んでしまう。いってぇ。膝を抑えてアスファルトに倒れ込む。凄まじい騒音が頭上を駆け抜けていった。何が起こったのか、全く理解できなかった。 「大丈夫かよ!」 「大丈夫?」 駆け寄ってくる影の中に、知らない顔があった。 朦朧とする意識の中で、それを見た。 僕の目を覗き込む、星空を映したような、どこまでも澄んだ瞳を。 「てわけで、一命を取り留めたわけ!」 病院のベッドで、隣に座る少女の説明を聞いた。 彼女は隣のクラスの花田さんという人で、この前偶然僕の近くを歩いていたらしい。僕が横断歩道を渡ろうとして、曲がってくる車に轢かれかけたのを、咄嗟にボールを投げて救ってくれたようだ。僕がつまづいてこけたのは、そのボールだった。 「ほんとに、ありがとう」 もしボールにつまづいてなければ、車に轢かれて命を落としていたのかもしれないのに、膝の骨折だけで済んでしまった。 感謝しても仕切れない、と僕は思った。 「ううん、感謝するのは……私の方だから」 突然、花田さんの目に涙が滲んだ。どうしたのかと思った。僕は分かりやすく動揺して視線を逸らしてしまった。 「私ね、バレー部だったの。毎日練習がキツくて、先生とか先輩に怒られて、部活に行くのが嫌になって……普通に学校で部活のメンバーに会うのも無理になって。この一ヶ月間ずっと不登校だったんだ……。家に閉じこもってたら生きるのが辛くなって、何気なくボール持って公園行こうとしてたの。バレーやったらまた元気になれるかな、なんて思ってさ……けども途中でもしここで死ねたらなんて思って」 そんな時に、僕を見つけた。 「反射的に、だったんだ。自分にこんなことできるんだ、って思って。私はまだ、誰かを救おう、って気持ちがあったんだって、自分に気付かされたんだ。だからね、助けられたのは私なの」 あなたに救われたんだよ。 そう言って花田さんは泣きながら微笑んだ。
5つの世界のある話
この世には、5つの世界がある それは、愛の世界、水の世界、音の世界、光の世界、草の世界がある 世界によって色々な呼び方があるが、今日はその世界の不思議な話をしようと思う 愛の世界 アルマは、優しい心と性格を持っている。愛し、愛し合い、平等な世界だ 水の世界 ウォルンは、アルマ界と仲がいい。一緒に世界を平等にしようと誓っている 音の世界 メロラは、とても愉快な世界。色々な人がおり、ピクシー(妖精)がいたりする 光の世界 スピネルは、とても悪な世界だ。世界は不平等だとばかり考えて、世界のバランスを崩そうとする 草の世界 グリアスも、スピネル界と同じことを考えており、スピネル界と仲が良い この5つの世界には、世界の名前を形にしたジュエルが存在する それは「アウメスグジュエル」と呼ばれている。アウメスグジュエルは違う世界に行くための物 存在を隠した王が世界にいて、王から許可をもらわないと違う世界に行くことができない 「地球」「人間界」「外国」から姿を隠した、ブラックホールの遠くにある5つの世界が、いつも地球のバランスを崩さないよう働いているのだ 見てくれてありがとうございます♪らずです これは私が作った不思議話ですが、面白いと思ってくれると嬉しいです!
天使と悪魔
私は菜々。よくクラスで天使のような優しさと言われているの。優しいのはわかるけど、どこが優しいのかな。 私は今日、博物館に行った。ずっと進んで行くと、「悪の天使」と書いてあった。気になったから博物館の人に聞いてみると、 「それは、扉に入ってからのお楽しみです。」 と言われたので、恐る恐る扉に入ってみると… 右側には白色のカーテンやお花があったが、左側には禍々しい色の壁が貼ってある。よく見ると黒い不思議な杖がある。 「不思議な部屋だなぁ。」 私がそう言うと、奥の所に誰かが喧嘩をしていた。 「誰かなぁ。」 それは天使と悪魔だった。しかも、本物だ。早速天使に話しかけてみた。 「だ、大丈夫ですか?」 すると天使はこう答えた。 「あの、その、私の天使の輪っかがうざいと悪魔が言ったのです。」 私は天使が可哀想だったからわっかを取ってあげた。すると天使が、 「ありがとうございます!お礼に何でもいいので願いを言ってみてください。」 と言われ、私は言った。 「じゃあ、お金持ちになりたい!」 すると、1兆円もくれたのです! 私はその後も平和に暮らしました。 END
星って知っている?
僕が小学生だった頃、空を眺めていたら、「あれ、星っていうんだよ!」って 教えてくれたよね。「ふうん…」素っ気なく返事したけど、 ホントはもっと聞きたかった。星、だっけ 君が夢中で話すから、知りたくなったんだ。 「ねぇ」 君に声をかける。「どうしたの」 「ほしについて、教えてよ」 君は、僕にいろんなことを教えてくれた。その中で君が言った 『星になりたいな。』が一番気になったんだ。 中学生のとき、きみはこの世から去った。 事故だったんだってね。 相手は捕まったけど、許せやしない。 あと、君がなくなったと同時に「いじめ」が始まったんだよね。 いつか、精神的に追い込まれてた 夏休みの半ば、屋上で星空を見ていた。 あのときの話を思い出しながら 「会いたいな」 第一声がこれだった。 カッコ悪いって自分でもわかってた。 けど、本当だったから 今気づいたんだけどさ、きっと僕「恋」していたんだと思う 「まあ、会えるか」 嫌いなやつの顔を思い浮かべながらわらって、 「さようなら、君のいない世界。つまらなかったよ」 そう吐き捨てて 手すりから手を離した 「…会いに来たよ」 「星になりたいって、そういうことだったんだね。」 「好きです。そばにいて、ずうっと」 いま、星が光ってるでしょう? それは、今の僕とあの子です。
お友達から始めませんか?
私は心優(ここね)。 今、ラブレターの返事の答えを待っているところです! 「心優~!成功するといいよね~!」 「うん。さくら。」 トントン。 「…心優ちゃんいる?」 「あ、はい。」 「…返事。」 「…で…?」 「…僕は心優ちゃんのことについてよく知ってないから…。」 そうだよね~。だって声もかけたことないからねー。 「だから、友達から始めない?」 まさかの友達!始めよう!うん! 「はい!これからよろしくお願いします!」 「ふっ。可愛い。」 ポン。 あ、頭をなでた~~~?! 「じゃ、また明日。心優。」 「うん!」 「…で、どうよ?」 「お友達から始めることになりました。」 「うわー!がんば~!」 「…彼氏いるくせに…」 「さくら~?あ。お友達さん!」 「…私は心優ですよ?」 「ごっめーん!でさくら借りでいい?」 「私は物じゃないぞ-!」 「はいはい。」 「もう!じゃ、心優~!」 「うん!」 私も帰るか。 ポン。 誰?! 「…可愛い。一緒に帰ろっかなーと。」 「はい!いいですよ!」 「…僕には敬語やめてほしいな。」 甘えた顔…これがウワサのかー! あ。葵(あおい)君はとにかく甘えた顔してお願いするんだよ。(流石に先生はないが) 「うん。分かった。」 「ふふっ。可愛い。心優。」 「さっきからずっとそれですよ?」 「いいじゃん。」 家はお隣さん。 「じゃ。心優。」 「うん!また明日!」 「なぁ。心優。こんな夜遅くまで何やってたんだ?」 げ。連(れん)兄だ。 「えっとね~。部活の後にさくら待ってたらこうなった。」 「じゃあさっきの葵君はどうしたんだよ?」 ギクッ 「もう、バレバレだよ?ね?」 うぅ。なんでだよ!こいつもか!甘えた顔で! 「お前だけには言うわけないでしょ!」 「えぇ~。みんなには聞くのになぁ。」 「私は聞かないの!」 「うぇーん!」 「ふん!」 _____________________________________________________ 僕は葵。 今日靴箱をのぞくとラブレターがあった。 あぁ。部活の後輩の心優ちゃんか。 よく知らないんだよな。 「なぁ。涼(りょう)どうするべきだ?」 心優ちゃんの友達のさくらって子の彼氏だから聞いてみた。 「俺今忙しいから!」 「はぁ?!」 「ひぃ。やりますよ。はい。」 全部話すと 「うーん友達から始めるんじゃない?」 「…友達?」 「そう。さくらとも友達から始めたぞ。時間がかかるけど相手の好きなところが見つかると思う!」 「…なに?そのドヤ顔。」 「いや!なんでもないぞ!」 心優と一緒に帰ると心優のお兄ちゃんらしい人とケンカしていた。 …心優っぽいな。 ______________________________________________________ 次の月 「へぇ。あんたと友達に?ふぅん。4ねばいいのに。」 「…??」 「だってぇ、葵様に似合わないでしょ?あんたは?」 ドサッ うぇーん。これで人生終わりか-! ギュッ 「…大丈夫?心優?」 「うん。ありがと。」 「…いい加減ウソつくのやめな。部活でもウソついてるでしょ?ね?僕にはバレバレだよ? 怪我してるでしょ?ね?」 「…うん。」 「で、僕の好きな心優ちゃんつき落としたの誰?」 怖いです…先輩…顔。 ちょこん 「ふぅん。あいつらか。知ってるよ?僕。」 聞いてない!それは! 「まぁ、まずは心優。保健室に行こ?」 「うん。」 捻挫しちゃった~。 痛い…。 ん?待てよ?さっき”僕の好きな心優落としたの誰?”って言ったような…。 「…心優。屋上行こ。」 「うん。」 階段無理ぃ。 ふ、ふぅ。ついたー。 「あ、葵様~。」 一番会いたくない人に会ってしまった…。 「こいつ入りませんよね?」 「…る。」 ん?」 「いるけど?」 「…は?」 「心優。あっち行ってて。」 先輩…やっぱ怖いです…顔…。 あっちにすわっとこ。 「ぐすっぐすっ。」 な、なにがあったのだ…あっちで…見なくて良かった…。 「はーあ。すこしすっきりした。心優。行こ。」 「うん。」 屋上はやっぱ寒いな。 「…僕は心優のこと好き。」 ??? 「さっき言ったでしょ?初めて言ったような顔しないで。」 あぁ、さっきの。」 「で、付き合ってほしい。」 「うん!」 上から極上甘いキスが降りかかった。 「好き。心優。」 「私も!葵!」 「…初めて呼び捨てで呼んでくれた…。」 ?? すると今度は私のほっぺをつかんでキスしてきた。 「…これからどんどんやるけどいい?」 「うん!」 「…なにその顔…可愛いって言うか可愛すぎ…。」 ?????????????????????????? まぁ。意味不明にしておこう! 大好き!葵!
1歩ずつ、1歩ずつ。
私の名前は佐藤蜜(さとう はにぃ)。 多分ドン引きするだろう。 名前の由来は名字と名前にギャップを持たせたかったからだって。 名前のせいで私はイジメられてた。 「はにぃってwww」 「親の顔が見て見たいwww」 と、わざと自分に聞こえるように言うのだ。 最初は悪口だけだったが、だんだん暴力もされた。 「いたい!助けて!」 そんな言葉は届いていない。遂に私は不登校になった。 「世界なんて無くなればいいのに。」 ぽろりと言った。 「はにぃ~!夜ご飯よぉ!」 そうだ!世界なんて終わりにしよう。気づいたら、私はマンションの屋上に登っていた。 「ふぅ~、はぁ~。」 勇気を出して飛び降りようとした。 けれど、降りれなかった。 なぜかって? わからない。私もわからない。だけど引っ張られた感じがした。 ドサっと音もしたような気もした。 怖くなって私は部屋に戻る事にした。 「戻ると、お母さんがはにぃ、事情は聞いたわよ。何でこんな事に…。」 お母さんはポロポロ涙を流していた。 「大丈夫。だけど、どうして分かったの?」 「それは…〇〇で〇〇が…。」 涙で聞こえなかった。そして、学校に行く事にした。 学校に行くと、みんなが泣いてた。 なんでかはわからない。 だけど、1人の席がぽっかり空いていた。それは、大親友で加害者の 藤原紗姫(ふじわらさき)の席だった。 「あぁ、ありがとう。」 涙をこぼしながら言った。 END アドバイスくれると嬉しいです!
新・旧校舎のレイナさん(恋愛?ホラーかも)
やっはろー!人間の諸君!あたしの名前はレイナだよっ!趣味は~肝試しに来た奴らをビビらせて帰らせること♪ わかるかな?はいそ-でーす!あたし幽霊!旧校舎の取り壊しの工事が行われていた時ちょうど台風が来てその足場?見たいのが頭にぶつかって___ゴニョゴニョ あ、また肝試しに来た奴らが来た。おどかしたろ! 何か声が聞こえる。もうそこまで来てるかな… ちらりと見ると...えっ!?うっそーー! めっちゃイケメンじゃん!これが一目ぼれってやつぅ? 「うわっ!なんだよこいつ!ひえぇぇー!でたぁぁー!」 あ、夢中ななったらばれちゃった。まいっか。その日から、私はその名前も知らないイケメンを監視するようになった。 そしたらすぐばれた。 「お前なぁ、いつまでついてくんだよ?は?悪霊?違うならこそこそやってないで堂々と話せよ」 「ほんと!?じゃあ、今日の放課後新校舎の裏に来て!てか悪霊じゃないし!」 そうやって、彼と放課後に会う約束をした。 ______________________放課後______________________ あ!彼が来た! 「で?なんでこんなところに呼び出したわけ?」 「あたしのことを知ってほしくて。あなたのことも知りたかったから。あたしさ、ご存じの通り幽霊だから霊感ある人にしか見えないんだよね。ここ数十年さまよってきて私に気づいてくれたのはあなただけ。」 「へー。俺の名前は白里優斗。お前は?」 あたし?あたしはレイナ!」 「ふーん。よろしくな。そこで思ったんだけど、まだ成仏してないってことはなんか未練あんの?」 「...わからないの。」 「あっそ。ま、何でもいいわ。あと、こうやって放課後話すぐらいならいいけど毎日あんな風に張り付いてくんのやめろよ?地味に怖いから。」 「あっははー!ごめんね~!」 「ん。じゃな」 「うん。ばいばい。」 こうやって優斗との楽しい時間が過ぎた。 あれからほぼ毎日優斗と話していると、あたしはいつの間にか優斗のことが好きになっていた。でも、あの日いつものように校舎裏に行こうとしたとき、あたしは目撃してしまったんだ___ 優斗が告られているところを。 そこを見たとき、体に電気が走ったみたいになって、胸がまっ黒になって....そこからは本当にもう何もわからなくなった。 そして、あたしの意識はどこかに行って、そこには悪霊が立っていた。
初めてのこの気持ちを
一目惚れだった。 入学式の日見つけた君を、私は今でも見つめ続けている―。 私は成瀬里帆(なるせりほ)。中学一年生になったばかりだった。 私はいつも一定の女子友達としか喋らないいわゆる陰キャ。そのため恋なんてしたことがなかった。彼氏は中学生になったら欲しいなーなんて、軽く思っていた。 恋の難しさを知ったのはこの年だった。 「えーっと…私のクラスは……」私は身長が低く、目も悪くて、上に貼られたクラス表の紙を見れなかった。そのときだった。 「君、名前何?」 「…え?」 「…クラス。わかんないんでしょ?さがしてあげるから」 「……成瀬里帆」 「わかった。…………あ、1年4組だってさ。俺と一緒じゃん」そう言って彼は微笑んだ。 笑顔を見つめるなり、「ありがとう」が言えなかった。そっさに思い出したときには「俺行かなきゃ。じゃあね」と言われ、去って行ってしまった。 ―その後、席が隣!なんて運命なんてなく、二学期まで、片思いを続けていた。 二学期の始業式、席替えがあった。「どうせまた友達と離れるのかぁ…」なんて思いながらくじを引いた。 当然友達とは離れ、寂しい気持ちで席についた。 ―すると隣の席の人が声をかけてきた。 「よろしくー」あのときの彼だった。私は今まで感じたことない気持ちが溢れてきた。 「よ、よろしくお願いします…」 「タメ口でいいよw俺は池谷陸斗(いけやりくと)。」 「わ…私は成瀬里帆…」 「成瀬ね。おっけーこれからよろしくな」 彼と仲良くなった初日はこの日だった。 ――池谷くんと仲いいからって安心してた。 あんなこと思いつかなかった。 『彼のことを他に好きな子がいるなんて。』 2ヶ月後に席替えがあり、私と池谷くんは離れてしまった。しかも残念なことに、池谷くんの新しい隣には、池谷くんのことが好きな女の子がいて、ずっと喋ってる。 ――やっぱり、私なんか無理じゃん。 その日は何もかも嫌で、誰よりも早く帰った。 ―「成瀬!!」 池谷くんの声だった。 気づかないふりをして私は去ろうとした。 「待てよ!」「何………?」 「あのさ、今日絶対話とかないといけないことがあって…」 その次に出てきた言葉は、私が想像していた言葉なんかよりも、ずっと嬉しくて… 私は、一生の幸せを噛み締めた。そんな気持ちになった。
どうして笑わないの?
どうして笑わないの? もう何度も聞かれた質問を今日も聞かれた。私は笑顔でこう答える。 笑えるようなことがないからだよ 人生なんてつまらない。毎日おんなじことの繰り返し、毎朝おんなじルーティーンをこなし、学校にいけばおんなじ友達がおんなじ話題で盛り上がり、笑いあっている。授業の時間もずっと窓の外を見ているだけで時間が過ぎていく。変化なんていらない。この人生は私にとって都合がいい。だけどたまに飽きてしまうのは何故だろう。刺激がほしくて屋上の手すりの上に乗ってみたこともあった。死にたかった訳じゃない。運よく滑ってそのまま落下できたらいいなとおもっただけ。 私は笑わないんじゃない。笑えないんだ。私だって笑いたかった。くだらないことで友達と笑い合いたかった。でも私は痛いのが嫌だ、寂しいのが嫌だ、悲しいのが嫌だ。傷つくのが怖くて仕方ない。臆病な生き物だ。そんな生き物に感情を求めないでほしい。笑いたいのに笑えない、その辛さがわかる人間はいない。私はずっと孤独のなかで生きていくんだろう。涙は出る。顔は歪む。だけど、笑えない。この世界は作り笑いでできている。そんな醜い世界のなかで私は生きていく。 人間はわかりきったことを何度も聞いてくる。それがなぜかとても面白く思える。 笑えない私が笑える瞬間、それはこの質問を聞かれたときだけ、 どうして笑わないの? いかがでしたでしょうか。 初投稿なので至らない部分があると思いますが、感想、アドバイスよろしくお願いします。
好きだった
僕は男だ。そのくせして男が好きな「変なやつ」である。 中学二年の春、僕は小学時代仲の良かった男友達と同じクラスになった。僕はそこまで明るいキャラでもなかったから、クラスのなかに友達はほぼおらず、その友達とよく話していた。 その友達は猫みたいなやつだった。 機嫌の良いときと悪いときがかなりはっきりしていて、悪いときはどんなに親しい友人にもきつい態度をとっていた。僕に対してそんな態度をとることも、もちろんあった。 僕は、ある日気付いた。 「その友達が好きだ」と。 それは、友人関係としての好きではなく、恋人として好き、という感情だった。 僕はこれまでの人生で「恋人」という存在がいなかったので、これが本当に「恋人としての好き」なのか分からなかった。 しかし、なんとなくそんな感じがしていたのだ。 その日から、僕は彼のことばかり考えるようになった。 彼が誰かと一緒に歩いていたら、それだけで嫉妬を覚えた。 彼が笑っていたら、それだけで口元が緩んだ。 そして、僕はだんだん自分の気持ちに悩むようになった。 「本当に僕は彼のことが好きなのか? 僕は彼に思いを打ち明けるべきなのか?」 なにより不安だったのは、彼が僕のことをどう思っているか、ということだった。 仮に、僕が彼に告白をしたとする。 でも、もし彼の答えがNOだったら。 もし彼が、僕のことを蔑んで「変なやつ」と貶してきたら。 そう考える度に不安になって、僕は時折涙を溢すようになった。 その日、僕はいつものように学校に行って、彼が登校してくるのを待っていた。 しかし、いつまで経っても彼は来ない。そのうち、朝のホームルームが始まると、先生の口からあることが告げられた。 「昨日、笠木が交通事故で亡くなった」 笠木。それは友達の名前だった。 その言葉を聞いた瞬間、視界がぐわんと揺れた。 信じられなかった。いつものように話していた存在が急に消えたことに行き場のない虚無感を感じた。 僕がいくら彼に好きと言おうと、もうその答えは絶対に帰ってこないのだ。 放課後、僕は彼が亡くなったという場所に行った。 そこには何束かの花が手向けられていた。 その情景を見て思わされた。 「自分が彼を愛している、という気持ちは間違いだったのだ」と。 第一、男が男を好きになるというのがおかしかったのだ。それに、彼と僕が釣り合うはずもない。 最初から全部、間違いだった。 黙祷を捧げたあと、僕は呟いてみた。 「ずっと好き『だった』」 声は車の音に飲み込まれ、ついに答えは帰ってこなかった。
俺を彼氏してください!
「俺を彼氏にしてください!」 爽やかで元気な声が、静かな教室に響き渡った。 _______________________________________ ミーン、ミーン、もう8月が終わる頃なのに、セミがまだ元気に鳴いている。 俺の名前は一ノ瀬 凪(いちのせ なぎ)だ、俺は1人の先輩に恋をしている。 「んー、?あ、凪じゃん!、なーにしてんの?」1人明るい元気な声が夏の窓から降ってきた。 この人の名前は橘凛(たちばな りん)俺が絶賛片想い中の相手だ。 「あ、凛先輩!おつかれ様です!、ぇっと、バスケ部の帰りですか、!?」 「んはは、そうだよ、てか凪、いつまで敬語なん?」 そう先輩は明るく笑いながら飴を舐めている。 「ぇ、!?だ、だって、俺の憧れですよ、!!」 「憧れかー、んは、ありがと!いや凪だって絵バチくそにうまいじゃん!私尊敬してるよ!、」 凛先輩は飴をガリガリとかじっていた、。こんな元気な凛先輩に俺は、告白したんだ。 で、でも、俺にとっては告白、、のつもりだが、凛先輩は、、、違うのかもしれない、。それは1週間前のことだ。 「はーーーーー、、なんっで、私に彼氏できないのかなぁ、彼氏欲しい、、」 「凛先輩、!?ぇ、自覚してないんですか、!?モテてることを!?、ぇ、!?てか告白とかされてるんじゃ、、」 「んはははっ、いや、告白なんかされたこと一回もない、彼氏なんかできたことなんかないしー」 このように気軽く喋っているが…俺は今頭の中がめちゃくちゃ混乱している、、 だ、だって凛先輩は学校のマドンナだぞ!?俺の友達ほとんど全員が凛先輩のことを好きって…言ってたし、、 「り、凛先輩、、あの、」 俺はその時覚悟を決めていた、 「凛先輩!俺を彼氏にしてください!」 俺は顔を真っ赤にしている、。冷や汗も大量だ、、。そう!、俺にとってこれは告白だ、、 「……んははっ、何言ってんのー!!冗談はやめとけー!!」 凛先輩は表情何一つ変わらず笑っている 「えぁっ、、そ、そうですよね、!あはっ、あはははっ」 俺はもう大失恋した気分だ、、俺にとっての告白は凛先輩にとってのジョークなのか…!?!? その日俺は夜枕に顔を伏せ、ギャン泣きした、枕が水浸しになるほど、、 てな訳で1週間前の話は置いといて、、今、俺は凛先輩を裏校舎に呼び出している、、。 正直心臓がはち切れそうだ、、。うるさいほど鼓動が鳴り響いている。 「んで、どうしたの?いきなり呼び出して、!」 「えと、あの、き、今日は伝えたい事があって、、」 「ん、!何?何?気になるー!!!」 「ずっと、ずっと前から好きでした!、今も大好きです!!だから、!」 「俺を彼氏にしてください!!!!!!!!!!!!!!!」 どうしよう、、告白しちゃった、、、俺は心臓が今にも暴れ出しそうな程緊張している。そうすると凛先輩は 「……な、何それ、、照れる、じゃん、わ、私も凪のこと、大好き!!」 凛先輩は顔を赤らめて言っている、。 その日俺の人生がグッと変わった気がした。 「俺を彼氏にしてください!」
握ったバット。
目が覚めて、時計を見る。 今日は10月28日。 「今日も、か…。…あれ?」 気づいたら、「今日も」なんて 呟いていた。 今日が初めての今日なのに。 なんだか最近、こんなことが 多いような、初めてのような。 一人暮らしだから 昨日買った朝食のパンも、 今まで一度も食べたことはないのに、 味を知っているような感覚だった。 制服に着替えて学校に向かうと、 いつも一緒に学校に行っている 幼馴染の由時(よしとき)という男子が 私の頭をポン、と叩いた。 「んはよー、永羅(えら)。」 「髪崩れるからそれやめてって何回言ったらわかんのー?」 「……今初めてしたけど、まぁ悪かった。許せよー!」 そう言って笑いながらまた由時が私の 頭をぐしゃぐしゃにする。 「やめてよー!」と言ったけど、私も笑った。 そんなことを道の端でしていると、 黒く、大きな車が音を立てながら 走ってきた。 「ねえ、あの車さ、私たちの方に走ってきてない?」 車はどんどん私の視界の中に広がってくる。 ぼーっと見ていると、もうすぐ近くまで 来ていた。 「危ない!」 そう言って由時は私の 体に覆い被さった。 体にドン、と打撃が加わる。 由時と目があった。 一緒に倒れた由時の温かさと一緒に、 私の頭から伝う血が地面を濡らしていった。 「このガキが例のタイムリープ能力者…。 時が戻れば記憶が消えるなんて、運が悪いですね。 もう息してないので、任務完了です。」 最後に聞いたのは、そんな声だった。 目が覚めて、時計を見る。 今日は10月28日。 朝食のパンを食べてから 幼馴染の由時と学校に行く。 「やめてよー!」 髪をぐしゃぐしゃにする由時が 前髪の隙間から見えた時。 由時と目があった。 (あれ…これ、前にも…ずっと、ずっと前も、 その前も。同じことしてた気がする…) そんなことを考えていると、 黒く、大きな車がこっちに 向かって走ってきた。 (前も、そのずっと前も。私は、動けなかった。 同じことしてた…そうだ、この後は) 全てを思い出して、 私は近くの子供が持っているバットを 取り、走る車に飛びかかった。 「永羅!!」 由時が名前を呼んだ。 「由時!一緒に、“明日”を見よう!」 私はそう由時に言って、 車のフロントガラスを バットで叩き割った。 「なんだこのガキ!!」 車のボンネットの上に乗った私を、 割れたフロントガラスの隙間から 由時と私を殺した男が殴った。 だけど私は諦めずに、 バットを握る。 それから最後に聞こえたのは、 救急車の音だった。 ここは病院。 目が覚めて、時計を見る。 日付を見て、 私は病室にいた由時をだきしめた。 __あとがき__ 永羅と由時は無事に“明日”を見ることが できたのか。 想像は自由です! じゃ。