短編小説の相談いちらん
短編小説
みんなが作った短編小説のコーナーだよ。※2024年9月30日までの投稿で受け付けを終了いたしました。
初恋 は [ 間違い ] と [ 嘘 ]
≪明日一緒に遊ぼ~!≫ 友達にLINEで送った。はずだった。 ≪え?急に?いいよ!≫ 気付いた。まっておわった。 間違えてクラスの陽キャ男子に送っちゃったああ! そういえば前、学校の行事のなんかで繋いだなぁ。 どうしよ、いいよってきちゃってるし、遊んじゃう?? ここで断ったら可哀想だしな、、、でも怖いっ! 送った子は人気者。ってことは優しいってこと、、 だけど男子とか怖そうで苦手だし、、悩んでたらまたLINEがきた ≪ていうか2人きり?≫ 2人きりはまずい,,,!! ≪適当に友達誘って遊ぼ!≫ 勇気だして送ってみた。 それで、私と彼を含めて6人くらいで遊ぶことになった。 それをきっかけに、彼とは仲良くなった。 気付いたら毎日連絡とってるし、学校でもよく話す。永遠と話せる友達みたい。 「ねえ、好きな人いるの?」 友達に急に聞かれた。そういう話あんましたことなかったなぁ。 「絶対いるでしょ」 「もうなんとなくわかる!」 「え?」 なんか追い詰められてる。だから、一番よく話す、彼が好きってことにしといた。 今まで恋愛感情とかなかったけど、彼に恋愛感情を持つようになった。 間違えて彼にLINE送っちゃったり、恋愛感情なんてない彼のことが好きだって嘘をついてた。 でも、本当に好きになってた。 話してたらドキドキする。 私の初恋は間違いや嘘からできたものだった。
俺を助けてくれたひと
俺は女みたいだった。 なんとなく長いのが好きで、胸くらいまで伸ばしている髪。 親は黒髪だけど、俺だけ水色。 中学に行っても伸びない小柄な体。変わらない声。 全部女みたいで、俺は別に嫌じゃないけど、でもクラスの奴らにはそれで嫌われた。 「…学校行くのやめた。」 急に全部面倒になって、着ようとしていた制服を投げる。 黒い長袖、水色のパーカー、半ズボン。 フードを被って、お気に入りのブーツを履いて外に出る。 なんとなく近くの公園に向かって、ブランコに座る。 ふと横を見ると黒猫がいた。こっちの事を見向きもせずに歩いていく。 手を伸ばして撫でて、なんでかはわからないけど今思ってることを吐き出す。 「皆酷いよなぁ…」 「女らしくたってどうもなんないのに…」 「やっぱダメなのかなぁ…」 「私は女らしくても良いと思うけど?」 「え?」 ふと、どこからともなく声がした。慌てて立ち上がって周りを見渡す。 「ここよ。なんで人間皆私が喋ると驚くのかしら…」 足元から声がする。見ても猫しかいない。って事は… 「…黒猫さんが喋ってるの?」 猫さんは「そうよ」と短く返して、ぽんっとはじけて人間の姿になる。 見た目は俺と同じ…中2くらい。黒い三つ編みにヘアピンをつけている。 「え?す、すごい…!」 「名前は?」 猫さん…今は人間だけど…はきょとんとしたような顔をして、 「名前…名前ね。考えたこともなかったわ。必要ないもの。」 「そうだ、あなたがつけてよ。」 と言った。 「…へ?俺が?」 「ええ。」 今までなにかに名前をつけたことなんてなかった。ひとりだったから。 「名前…椛(もみじ)ってどう?」 「椛?椛…いいわね。今から私は椛。」 自分でも良い名前をつけられたな、と思った。 「あなたの名前は?」と聞かれて、なにかある訳でもないけどドキッとした。 全部見透かしているような椛の瞳の所為だろうか? 「…氷室翠(ひむろ すい)。」 「ふーん。良い名前じゃない。」 「ねえ、さっき女らしいからどうこうとか言っていたわよね?教えてくれない?」 固まってしまった俺を見て椛が続けた。 「あ…勿論話したくないなら話さなくても良いわよ。」 「ああいや、いいよ。話すから。」 ぽつり、ぽつりと話し始めた。 生まれつき髪が水色なこと。 男なのに髪を伸ばしていて、変だと言われたこと。 体の成長が遅くて、声変わりもまだなこと。 その所為でいじめられていること。 力も弱くて語彙もないから、逃れられないこと。 その全部を、椛は黙って聞いていてくれた。 「もう嫌だよ…」 「ねえ、俺が悪いのかなぁ…?」 知らない間に泣いていた。 それまで黙っていた椛が、俺を暖かく抱きしめた。 「翠は悪くない。」 「悪いのは、翠を虐めてた奴らだから…」 「だから…無理しなくていいわ。」 「え…?」 椛の顔を見ると、辛そうに下を向いていた。 「私は翠の今までを知らないわ。」 「でも、今のを聞いていればわかる。」 「今まで、ずーっと無理してきたんでしょ?我慢してきたんでしょ?」 「少しくらい、気を抜いても良いんじゃない?」 誰よりも優しい声で、俺の背中をさすりながら言う。 「っ…うわぁぁぁ!」 「よしよし…頑張ったね、辛かったね…」 それから、どのくらい泣いただろうか。 いつまでも、いつまでも泣いていた気がする。 3日くらい休んで学校に行ったら俺を虐めていた奴らが謝ってきた。 先生曰く、「三つ編みにヘアピンの人がわざわざ職員室まで報告しにきてくれた」らしい。 とにかく、俺の生活は平和になった。でも、またあの公園に行っても椛はいなかった。 _________________________ 2年後。 「くあぁ…ねっむ」 俺も高校に入った。かなり身長も伸びて、声変わりもした。 「また会えないかなぁ…」 なんとなく公園の横を通ってベンチに座る。 「なに下向いてんのよ。辛気臭いわね?」 優しい声。あの時、俺を助けてくれた声。 顔をあげると、俺の待ち望んでいた人がいた。
初恋
「莉奈、好きだ。付き合ってほしい。」 突然の告白に、私、山野莉奈(やまのりな)はおどろく。 自分で言うのもはずかしいけど、私はモテる。 告白なんて1週間に数回ぐらいされる。 でも、私は全部断った。 私は、初恋の人から告白してほしかったから。 でも、それは今日だった。 海田春斗(うみたはると)私の幼なじみで、私の初恋の人。 春斗もめちゃくちゃモテる。 私は告白に、 「私も春斗の事、ずっと好きでした。」 と答えた。 春斗は心から安心したかのような声で 「よかった。」 ぎゅっと抱きしめられる感覚は、ずっとふわふわしてて。 春斗の心の音がする。 私は自分から、デートのことを言ってみた。 すると思っていた以上に春斗は喜んでくれた。 ーデート当日ー 春斗、まだかな。 ワクワクする気持ちだけで公園で待っていると、 「ねーねー君、1人?」 「よかったら、この後遊びに行かない?」 まあ、こんな人達は、むししてたらー 「なあ、いこう?」 「いやっ、はなしてっ!」 た、助けて、春斗っ。 つかまれて、無理矢理車に乗らされそうになっていたとき。 「人の彼女に、なんか用?」 春斗。 「あ、君の彼女だったのぉー?一緒に遊ぼ」 バシ! ぎゅっと私の肩を握って、春斗はナンパしてきた人達をたたく。 「もう2度とするな。」 手を繋いで走る春斗に私はこの言葉を吐きだす。 「好き。」
出会えた奇跡
グループの募集をかけた。 たくさん人が来た。 みんな話したことなかった。 みんなは僕のことを知っているのに、 僕はみんなのことが知らなかった。 不思議だな。 あれから一年たった。 たくさん成長したな。 みんなとももっと仲良くなれた。 だけどたくさんの課題もあった。 そこからまた一年。 僕らはすごく成長していた。 そしてまたみんなと一緒に入れるのが とても嬉しかった。 それから一年たった今は もうなにも怖くない僕らになっていた。 たくさんの出会いもあって、 泣いて、笑って、怒って、怒られて。 繰り返し繰り返し成長していった。 そしてまた僕らは、成長する。 この絆はいつになっても消えない。 僕らを繋ぐ糸は 絶対に切れないから_。
公園で出会ったあの子は
「もうやだ…」 私は川崎ほのか、小学6年生。下校中。 私は今日、学校で先生に怒られた。 宿題を家に忘れたから。やったのに。 宿題、頑張ったんだよ?でも、忘れてきたら水の泡なの?おかしいでしょ。 「早く、家帰ろ…」 私は、学校なんて大嫌い。早く家に帰りたい。でも、なぜか家の方向に足が動かない。 「ほののーん!一緒に帰ろー」 後ろから、かわいい声がした。親友のあかりだ。 いつもなら、一緒に帰っていた。でも、今は―――。 「……っ!?」 足が、勝手に動いた。家の方向でも、あかりの方向でもない。 いつも遊んでいる、公園の方向に。 あかり、ごめんね。また明日、帰ろう。 気が付いたら、公園のブランコに座っていた。 「やっぱり、家、帰ろうかな…」 そう思い、ブランコを降りようとしたとき。 「どうしたの、おねえちゃん?」 幼い声がした。 「えっ。」 下に目線を向けると、そこには4歳くらいの女の子が立っていた。 「あー…なんでもない!バイバ…」 「おねえちゃん、かなしいことあるんじゃないの?」 「うぇ!?」 ず、図星!?驚いた。でも、その通りだ。 でも、こんな小さい子、学校のこと分かるんだろうか。 「何にもないよ!じゃあね!」 私は逃げ出した。少し怖くて。 振り向かずに走った。 「はぁ、はぁ…」 家についた、けど…さっきの子のことが気になって仕方がない。 家のドアを開けると… 「にげるの?かなしいんでしょ?」 「ひゃ!?い、いやぁぁ…」 涙が浮かんだ。 「あたちはリィア。かなしいことをけせる」 「え…!?」 リィアが、私の胸に手を当てる。 ぽわ。 胸が暖かくなって、涙が止まった。 どうして?どうしてなの。でも、ありがとう… 感謝をしようとしたら、もうそこにリィアはいなかった。 ありがとう。 リィア、また会おうね。 ありがとう。 呟いたとき、私は今日のことも全て忘れていた。
もしも、この夢が叶う世界なら。
私は、取り憑(つ)いた人間に恋をした。 彼の名はれい。 さりげなく優しくて、 そっとそばにいてくれるような、 そんな人間。 私は幽霊だけど、 そんなれいが好き。 でも私はれいが別の子に 恋をしてるのも知ってた。 __いいなぁ、人間は。れいくんに触(さわ)れて。 私の夢はれいくんの お嫁さんになること。 きっとこの夢が叶う日は来ないけど、 ただ、夢を見ていたいだけ。 れいくんは友達の お家で遊んだ後、 お寺へ向かった。 れいくんがそこにいたお坊さんに、 何かを話しかけた。 するとお坊さんは釘と お札を持ってきて、 釘を私に突き刺した。 痛い。苦しい。 私、消えるんだ。 だけど、れいくんのことを恨(うら)んでる 訳じゃないよ。大好きだよ、れいくん。 __私が勝手に夢を見ただけだから。 来世…もしも、ちゃんとした、 普通の人間に生まれ変われたら。 私は絶対、れいくんに 「大好きだよ」 って伝える。 その時まで、 死んじゃダメだよ、れいくん。 どうか、幸せになってね。
テンシとの契約書
僕の名前は想(そう)普通の中3 学校からの帰り道、1枚の羽が目の前に落ちてきた。これも何かの縁だと思い羽を家に持ち帰った。その夜僕は不思議な夢を見た、テンシが現れ1つの本をわたされた。その本には【テンシの契約書】と書いてあった。すると体が勝手に動いて本に『想』と書いてしまった。僕が目を覚ますと僕の体に羽がはえて頭の上には輪っかがあった。しばらくすると自分が何者なのかわからなくなってしまった。するとそこにはテンシがいた。体が勝手にそのテンシについていってしまった。気がついたら雲の上にいた……… --------------------------------------------- どうでした?初めてなので文字間違えているかもしれませんが許してください!よかったら感想を書いてください。 (タメ口OK 辛口は控えてください。)
一つだけ【ループ小説】
「私は世界に一つだよ。。。!!」 私はこの言葉が最初にそいつへ放った言葉だった 私は二人いる というか、ドッペルゲンガーだ 私と瓜二つ 私は七夕の日にこう願った 『ドッペルゲンガーがいなくなりますように』 でもかなわなかった そいつは毎日うちにやってくる 正直言って鬱陶しい。 ・・・・ でもオーケーしなくちゃ消される なんでその能力を持っているかも知らない でもひとつわかる こいつはやばい奴だということは..... _________________ 私はドッペルゲンガー ・・ 私の本体は今目の前にいるやつだ 私は心を読める 今こいつは鬱陶しいと思っている 消してやろうかと思った でもこいつを消したら私も消える から今まで一度もけそうとしたことがない _________________ ドッペルゲンガーは今まで私を消そうとしてこない 恐らくドッペルゲンガー自身も消えるのだろう こいつはそれを恐れているのだ でも私は..... 私は..... ドッペルゲンガーが消えるなら....... 私が消えてもいい....... 私はそいつに ・・・・・ 「消して。私を。そして、あんたも いなくなれ」 そういうとそいつは戸惑った。 私はにやりと笑った そして私は消えた。 あいつとともに。 「あ~、ここが私の新しい家かー!いい家だな~」 『ピーンポーン』 「ん?なんか来たかな?」 ガチャッ 「こんにちわ。私はあなたのドッペルゲンガーです。」 ウソ。。。そんなわけない。。。 私は。。。私は。。。
図書館のキャラクター。
ここは小さな村の小さな図書館。 一人の男が一人、営んでいて かなり古いが手入れが行き届き古さのわりには綺麗。 小さいのでたくさんの数はないが、古い本から新しい本まで揃っている。 ある日、本のキャラクターが話しをしていた。 「でさー?うちの鬼ったら~」 「次読まれるのいつかな~よし、先に読まれた方が勝ちな!」 「おっけー、勝負だ!」 そのうち、こんな話になった。 『この中で、誰が1番強いのか』 「やっぱり桃太郎さんじゃないの?」 「私もそう思う!」 「浦島太郎さんは?」 「ちょっと違うんじゃない?」 そして、一人がこう言った。 「悪魔じゃない?」 この図書館には、『悪魔』というキャラクターがいる。 1番古い本のキャラクターで、あまり他のキャラクターとの交流がない。 キャラクターたちは少し怯えながら悪魔に話しかけた。 「悪魔さん、この中で1番強いと思うのは誰ですか?」 と聞いた。 悪魔は 「1番強いのは、『田中 一郎』だ。」 皆がハッとした。 『田中 一郎』、彼はこの図書館の館長。 新しい本が入ると古い本を捨てたりするので、 確かにここの本の命を簡単に奪うことのできる人物だ。 キャラクターたちは、それから田中 一郎に怯えながら図書館で暮らしましたとさ。 めでたしめでたし。 孫に読み聞かせをしていた老人が本を閉じた。 「この本は誰が書いたお話なの?」 孫が聞く。 老人は、 「お前のおじいちゃんだよ。」 といい。 優しい顔で微笑んだ。 老人には若くに亡くなった夫がいて、その夫は『田中 一郎』 この図書館の元館長だ。 今は、その嫁が図書館を営んでいる。 老人は、本を本棚に優しく戻した。 終わり
ロボットでも。#恋愛
「愛媛県から引っ越してきました。澄魅 実那です、よろしくおねがいします」 そういいながら笑顔をつくって、教室のドアに微笑んだ。 ・・・緊張する・・・。 私は、澄魅 実那。 今・・・バリバリに緊張してます。 現在、廊下で自己紹介の練習中。 だからドアに微笑むなんて変人のすることをしたんだけど。 というか、本当に緊張する・・・心臓がずっと騒いでるもん。 「・・・実那さん。入ってきてください」 あ、先生の声。 大丈夫、大丈夫・・・ちゃんとできる。 ―――ガラガラガラ。 廊下と同じ、木材のいい香り。 教室のすみには、きれいな花が飾られていた。 「愛媛県から引っ越してきました。澄魅 実那です。よろしくお願いします」 ゆっくり、声の大きさにも気をつけて。 言った後にお辞儀をして、顔を上げると、驚いているクラスの子たちが目に写った。 え・・・? あ、転入生だからか。 えっと・・・これからどうすればいいんだろう・・・。 しーん・・・としていて、自分が動くのでさえ気まずい雰囲気。 助けを求めるように先生を見ると、「それでは」と言った。 「実那さんは、あそこのあいている席に座ってください」 はい、と言ってから、私は先生に指定された席に座る。 それから先生の話が始まって、話を聞くのに集中した。 「ねえ」 「え?」 なんですか?という意味を込めて隣の席の男の子の目をじっと見つめた。 「今日から、よろしくね?」 爽やかな笑顔でそういう男の子に、私も「よろしくお願いします」と笑顔で返した。 それにしても・・・。 隣の席の男の子をちらっと盗み見して、握った手に力を込めた。 かっこいい上に、親切・・・。 だって、転入生にこんなふうにすぐ話しかけられるなんて・・・私だったら無理だもん。 すごいなあ・・・と感心して、一日を過ごした。 今日は、あの子以外の誰とも話さなかった。 だから明日は、他の子とも話してみたいなぁ・・・。 家について、私はポストを開けた。 ん?なにこれ? すごく豪華な手紙・・・自作なのかな、このシーリングスタンプ。 手紙の後ろを見ると、お父さんの名前が書いてある。 その下に小さく、私の名前も。 『Minaのことについて』と書いてあって、「私?」と声を漏らしてしまった。 というか、なんで名前・・・? 私のことについてなら、私が見ても問題ないかな。 そう思って、シーリングスタンプをきれいにはがし、四つ折りにしてある中の紙を広げた。 『koukiさんへ -ロボットMinaについて-』 ドクン。 心臓が、変な音がした。 ロボット・・・?Minaって、私の名前・・・。 『ロボットMinaは、他の人間と変わらない言動をすることができています。 さらに、自我を持ち、感情や表情も、3年前より大変豊かです。 それで、本題なのですが。 Minaは今年中に処分しますか? もし処分を拒否する場合は、10万7千2百円を請求します。 この手紙が届いて一週間後に返事をください』 手紙はそこで終わっていた。 私・・・わたしは、ロボットなの・・・? あれ・・・っ、なんで? 私・・・こんなに今、悲しいのに・・っ。なんで、涙が一粒もでないの・・・っ。 本当に、ロボットなの・・・? 悲しい。 苦しい。 なんで。 どうして。 本当に? 信じられない。 いろんな感情がごちゃごちゃになって、頭が回らなくなってきた。 今日は、寝たい。 ドアに手をのばすと、チャッ、と小さな音がした。 これって、もしかして私の体の機械の音なのかな? お父さんには常に鈴の付いたお守りを持つようにって言われてたけど・・・それって、体の機械の音を私に気づかせないためだったのかなあ・・・。 「澄魅さん!」 ドアを開けたとき、叫んだような大きな声が聞こえた。 「あなた・・・」 隣の席の、男の子。 「どうかした?」 「な、なんで?」 「澄魅さん、泣きそうな顔してる」 「え・・・?」 泣きそうな、顔? 「あのさ・・・泣きそうなところ、ごめんなんだけど・・・」 私は彼の瞳を、朝と同じようにじっと見つめる。 「一目惚れしました!付き合ってください!」 勢いよく頭を下げた彼を見て、私は、いいのかな、と思った。 「いいの?」 「え?」 「私、ロボットなんだって」 言いながら、私はからっとした笑みを見せた。 すると、私のふざけたような笑みとは反対の、真剣な表情で、彼は私を抱きしめた。 「いいよ。ロボットでも」 「・・・っ」 私は、彼を抱きしめ返した。 「ねえ、名前は・・・?」 私を、ロボットでも肯定してくれた人。 「俺は、悠だよ」 悠・・・いい名前。 「悠くん・・・、私を好きになってくれて、ありがとう・・・受け入れてくれて・・・ありがとう・・・」 ―――私はもう一度、きつく悠くんを抱きしめた。
大地震とともに揺れ動いた2つの真っ赤な何か
「えー、ここが加比の理より2:3になるので、xの長さは・・・」 あー、かっこいいなぁ。中学1年生の私、真琴は隣の席の優斗を見ていた。先生の退屈な数学の授業など聞かずに。 優斗の事は前から気になっていたが、優斗はみんなの人気者だから、半ば諦めていた。が、今日の朝の席替えで運良く隣の席になれて、うかれてるのだ。その時だった。 カタカタカタ・・・グラっ! 「キャ~」 「わー!」 あちこちから悲鳴が聞こえる。地震だ。かなり大きい。 「みんな、机の下に隠れて!」 先生が言う。怖かった。私は昔から地震に敏感で、小さな地震でもすごく怖がるような人間だった。 私は、机の下で小さく肩を震わせた。泣きそうになった。 すると、隣から聞き覚えのある声が飛んできた。 「・・・真琴?大丈夫か?」 「っ、ん」 「待ってろ、今行くから」 優斗がこっちに来る!ドキドキと恐怖で心臓が飛び跳ねそうだった。 そして優斗は、私の机に入り込んで、 「大丈夫だ。俺がついてるから。ずっとそばにいてあげるからな。この地震が終わっても」 と言った。 「えっ、それって・・・」 私を抱きしめる力が強くなる。地震はまだ続いている。 「優斗」 「ん?」 「私、ずっと前から優斗が好きだった。だから、今、こうしていられることが嬉しい」 「俺もだよ。地震も、悪くないな」 「ねえ、・・・付き、合ってくれない?」 地震がピタリと止まる。言った瞬間、後悔した。絶対フラれるに決まってる。だが・・・ 「・・・いいよ。ありがと」 そんな声が返ってきた。私は、泣いた。優斗も泣いていた。みんなに視線をあびながら、ずっと泣いていた。すごく不思議な1日だった。
家族~月の下で~
私の名前は宇佐美(うさみ)ゆき。9歳。 小さい頃に両親を亡くし、今は施設で暮らしている。 ここのみんなは明るくて、輝いてる。 そんな環境になれない私は今日も一人、月を眺めていた と思っていた。一人じゃなかった。 私から少し離れたところで誰かも月を見ている。 その月を見る目は、透き通りそうなくらいうるおっていた。 あ、目が合った。そのとたん その子の目から涙がぽたぽた零れ落ちた。(泣いてたんだ…) 私はどうすることもできず、その子の目をずっと見ていた。 『初めまして。あの、あのね、僕、今日施設に来たばかりなんだ。両親に虐待を受けてたから…』 その子の足元がどんどん濡れていく… 「っっそうなんだ…虐待って辛かったね…」 突然の重い話に、私は反応の仕方に戸惑った。 『うん、でも僕が一番つらかったのは、両親と離れちゃったこと。』 「え、でも、その両親から虐待受けてたんでしょ…?」 『そう、だからもっと愛してほしかったなって。もっと家族で笑いあいたかったなって』 「……、そっか、でも施設にいるんだから、今日から私達、家族だよ!いっぱい笑いあお!私、宇佐美ゆき!ゆきうさって呼んで!」 自分のこんな明るい声、久しぶりに聞いた… 『ふふ、ありがと、僕はあいと!よろしくね、ゆきうさ!』 こうして私たちは仲良くなった。あいとがいたから私は月のように輝けた。 あれから5年、”私達”は引き取られた。二人一緒に。 本当の家族になれたんだ! 白黒うさぎ 作 初投稿です!読んでくれてありがとうございました!感想、アドバイス待ってます!
修学旅行のバス
「みなさーん、今日からの修学旅行でバスを運転してくださる、○△さんでーす。挨拶をしましょう!」 白石先生の声が貸切バスに響いた。 白石先生は今日もすっごくおしゃれ。フレアジーンズに、ハートのデザインが書いてある白Tシャツ、ベージュのヘアバンドをつけている。 「よろしくお願いしまーす!」みんなと一緒に私も挨拶をした。 「それじゃあ、出発進行!」先生の合図とともにバスは動き出した。 「ねぇねぇ、日愛(ひな)!私こっそりお菓子持ってきたからさぁ、夜 恋バナしながら食べよっ!」 隣の席に座っている親友のルカがリュックをあさっていた。ポテチの袋がチラッと見えた。 「もうルカっ、バレたらやばいよぉ。夜の恋バナは大賛成!」私は窓の外を見ながらワクワクが止まらなかった。 「あらぁ、二人とも。恋バナなんて、いいねぇ」白石先生が通路をちょうど歩いてきていた。香水のいい香りがする。 お菓子の話は聞かれてなかったよね…? 先生は私と目が合うと完璧なウインクをパチっとさせた。よかった、聞こえてなかったっぽい。 恋バナのところはきこえてたのか。 私の好きな人を知っているのは白石先生とルカだけ。 「日愛、修学旅行なんて恋を発展させるためにあるんだよ!ね、先生もそう思うでしょ!」 「うーん、それ以外にもあるけど…」先生は周りをチラッと見てから小さい声で言った「恋愛も大事なポイントね」 ルカはパァッと笑顔になったと思ったら、ニヤニヤし始めて、私の方を見た。 「憲(けん)くん、すぐ近くに座ってるよ、なんかしたら!」 先生もニコニコとして頷いていた。 そう、私の好きな人、憲くんは、通路を挟んで反対側の席。私は窓側だから、ルカを挟んだ向こう側には憲くんがいる! 私は身を乗り出して、ルカの向こうにいる憲くんを一瞬だけ見てみた。 憲くんは、一緒に座っているアサヒくんと話しながら「アハハっ!」と笑っていた。 かっこいい! 「もう日愛ー、顔真っ赤だよ!」ルカに頭をポンポンっと叩かれた。 恋のプロ 白石先生、元気で(ちょっとうるさい)大好きなルカ、そして、近くの席には憲くん 修学旅行、最高!! 先生はバスの先頭に戻って行った。「音楽聞きたい人ー!」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 先生がスピーカーのボタンを押した。 最近人気の恋の歌が流れている。先生、センス良すぎっ! みんなしゃべるのをやめた。小さい声で歌ってる人もいる。 車内はおっとりした雰囲気になった。 どうせみんなそれぞれの好きな人のこと考えてるんだろうな。 あぁ、もう、好きな人いないうちはどうすりゃいいんだ。 不意に隣が静かなことに気づいた。 隣を見ると日愛の頭をこくっと頷いた。 ん? 下から覗き込んでみルト、日愛はスヤァと寝ちゃっていた。 んもう、なんで日愛ってこんなにっ! なんでこんなに可愛いの!? 本人は気づいてないけど、日愛はモテモテだ。女子にも男子にも。 そりゃあ、優しくてなんかおバカで面白い日愛を好きにならない人はいない。 でも日愛に対する好きっていう気持ちはうちが一番強い自信があるっ!! なんとなくで憲くんのほうを見てみると、憲くんも日愛のことを見ていたみたい。 目が合った。よし、二人の恋を後押ししてやろう。 「憲くん、うちと席変わる?気分転換に」 「え、え、別にルカがアサヒの隣に座りたいなら、僕はそうしてもいいけどっ」明らかに緊張している憲くんはあわあわと答えた。 「いや、アサヒの隣がいいわけじゃないけど、ほら、気分転換ってことで」 席を変わる時に白石先生と目が合った。 普通の先生だったら立っただけで怒られるけど、白石先生は憲くんに気づくとパァッと笑顔になって激しく頷いた。 うち、いいことしたなぁ。 アサヒの隣に座る。 「おいー、なんで憲いっちゃうんだよぉ」アサヒが言った。 「もう、いいから黙ってらっしゃい」うちは言い返した。うちの目的はアサヒなんかじゃなくて、憲くんと日愛だから。 憲くんは座ると、深呼吸をした。そして日愛をチラッと見て、顔を真っ赤にして固まった。 緊張しすぎだよ! 一方、日愛はやっぱりスヤスヤ寝ている。 日愛の寝顔は世界一可愛い。気持ちよさそうに閉じている目、ぷにぷにのほっぺたがもっとぷにぷにになっている。 バスが到着した。結局うちはずっとアサヒと恋バナをしていた。 隣の席の方を見た。 あっ!!! 背が小さい日愛が憲くんの肩にもたれかかっていて、その頭に憲くんが頭を乗せて、二人ともすやすや寝ていた。 二人は手を繋いでいた。
君はそのままだよ。
私は七瀬心桜。目が見えません。小3の時事故に遭って視力をなくしました。 そんな私にも幼稚園からの幼なじみがいる。加賀海瞳。 瞳って書いてあきらって読むらしい。幼稚園の時に教えてくれた。私のために高校をあわせたの?って聞くと、 「ん?んまぁ、心桜のとなりにいたいんだよ。」 はぁ、瞳。なんかわざとっぽい。 申し訳ないな。もともと瞳は行きたい高校あったのかな。 ある日聞いてみた。 「ねぇ、瞳はホントはどこの高校に行きたかったの?」 「ん?赤橋かな?」 あぁ、瞳の学力ならそんなところふつうにいけるよ。きっと私のためにあわせたんだ。 あぁ。あいつさえいなければ…あたしたちは思い通りにいけたのに。お父さんめ。一生憎んでやる。 「じゃあ、私のためにあわせたの?」 「ごめん。今までうそついてた。でも、でも心配で…。」 「どうして!どうし私に合わせたの?それじゃあ瞳の夢…かなわないじゃん。私のことはいいの!瞳には瞳には夢をかなえてほしいの! 視力をなくした私じゃあ、もうつけるところは限られてるの!」 「心桜、まって…」 「もう知らない!」 私と瞳は別のクラス。すぐに逃げ込んだ。友達の渚に相談した。 「ありゃ、たぶん傷ついてるよ。ちゃんとあやまりな。」 「でも、でも瞳は夢があったのに、ここの高校じゃあかなわない!かなうけどさ、時間がかかるの!」 「まぁ。これでいいで…。」 「でも、私にはもう夢はかなわない!もう…。」 キーンコーンカーコン 5時間目が始まった。後ろの窓側だから涙目になっても先生はなにも言わない。 帰るとき 誰と帰ろう…。 「心桜、話したいことある!」 うーんこの声は…瞳?!どうしよ。あやまらなくちゃ。でも勇気が出ない…。 ってさっむ!ここはもしや屋上? 「…ごめんな。高校受験の時に言いたかったけどさ、心桜ってば人一倍がんばってるんだもん。言えやしないよ。」 うぅ、やっと止まった涙がぁ。 「うぅ、ごめんね、瞳、私悪いこと…」 ギュッ 「これ以上言うな。折れの心臓が持たなくなる。」 え…?そんなにヤバイ顔した? 「あとさ、俺心桜のこと好き。」 「え…。」 「幼稚園の時からずっと好きでした。」 「あ、瞳!」 「泣くなって!」 「うぅ…、」 「目が見えなくたっていいんだよ、心桜はそのままなんだから。」 「早く泣きやめよ。これでもまだ泣く気?」 上から甘いキスが降りかかった。 「な、泣きやむだろ。」 「うん!」 「でさ、俺と付き合ってほしい。」 「…喜んで!」
私の友達
「ねぇねぇ知ってる?最近来た子。」 「あー!知ってる知ってる!なんか、一人でぶつぶつ喋ってたんでしょ?こわーい。」 「そーそー、あーゆー子のこと、精神障害者って言うんだって。」 「えー、なんかかわいそー。」 転校してきてから、そんな声ばかり聞こえてきた。 「泉美咲です、よろしくおねがいします。」 みー子の言うことは無視して、無難な挨拶にしたつもりだったが、転校生というのはそれだけで目立つらしい。HRが終わった瞬間、私の席にクラスメートが群がった。 泉さんってどこから来たの?へー、遠いねー。やっぱ寂しい?ねぇ家どこ?うちの近くだー!趣味とかある? 最初はそんな質問だったけど、あとから、聞く人によっては不快に感じかねない質問も出てきた。 泉さん前の学校ではモテてた?彼氏とかいる?まだ未体験?結構タイプかも。付き合わない?www 正直に答えたのがいけなかったのだろうか。数分もするとみんな私がどんな人物なのか分かったようで、興味を示さなくなった。 その後も同じ趣味の子や、クラスのリーダー格の子が話しかけてくれるようになったが、噂はたつのも広まるのも早いようで、私のことを気味悪く思う人が増え、私は転校2週間でぼっちになった。 別に良かった。私にとってクラスメートなんて、全然大したことなかったから。 「みー子、今日クラスの男子が馬鹿やって怒られてたよ。面白かったね。」 「ミサキ性格悪!そんなんだから友達増えないんだよー。」 「別にいいもん。みー子がいれば楽しいし、みー子以外でこんなに楽しい人絶対いない。」 「…ずっとそうなの?」 「そうだよ、ずっとそう。みー子以外、私を好きな人なんていないんだもん。」 「そっかぁ…でもちゃんとコミュニケーション取れるようにならないとだめだよー?」 「むぅ…」 ほんとにそうだ、親も、クラスメートも、私のことなんて気にしない。みー子だけが、私の友達だ。 次の日、私の机には、立派に咲いた花が添えられていた。 「…なにこれ。」 「あ、いたんだ」 クラスのリーダー格の子だった。半笑いで答える姿が不愉快で、吐き気がして、つい苛立ってしまう。 「あなたがやったの?」 「そうだよ、可愛いでしょ?」 「そうだね、飾った人に常識がないのが残念だよ。」 「そうやって舐めた態度取ってるからだよ!」 パチン、という音が静かになった教室に響いた。 そこから私へのいじめが始まった。 まずは無視だった。クラスメート全員私の質問に答えてくれない、ということが続いた。元々業務連絡のようなものしかしてなかったので別に良かった。次はものを取られた。その次はものを壊された。その次は、その次は、といじめはエスカレートしていった。 なんでこいつは怒っているんだろう。から、どうすれば許してもらえるだろう。に思考が切り替わっていた。 「…もう嫌だよみー子。私もう耐えられない。」 「…辛いね。大丈夫…じゃないよね。」 「もう嫌だ…屋上に行くたび自分が飛び降りる姿を想像しちゃう。水を見たら自分が溺れる姿、コンロを見たら自分が燃える姿、制服のリボンは首を吊ってる姿…もうこれ限界でしょ…」 「…大丈夫だよ、私がいるでしょ?」 「みー子に何が…いや、そうだね…みー子が一番分かってくれてるよね。ごめんね。」 「ううん…こっちこそごめんね、都合いいことしか言えないや。」 こんなやり取りをしながら眠りにつく。そんな日常を送っていた。 次の日学校に行くと、何やら変化があった。 一人の女の子が私に話しかけてくれるようになったのだ。 泉さん、給食一緒に食べよ!泉さんって私の名前知ってる?もー、佐々野千夏だよ。 最初はそんな感じだったが、次第に私を美咲と呼ぶ様になり、自分のことを千夏と呼んでほしいと要求してきた。もちろん千夏もいじめられるようになったらしい。でも、一人じゃなかった。 「佐藤さんめっちゃムカつく!自分のことしか考えてないよ!」 「今に始まったことじゃないでしょ。」 「えー、でもここらで一回どんでん返しが…できないかぁ。」 「…ねぇ、なんで私に話しかけてくれたの?」 「んー、なんとなくさ、ずっと傍観者でいたんだけどね。ある日、『何やってんだ私!?』ってなっちゃって。なんか佐藤さんのご機嫌取りながら中学生活終えるなんて嫌だなって思っちゃったんだ。」 「…そっか、ありがとね。」 あれから私達は親友と言っていい関係になった。 そして、みー子は消えた。 「みー子、私友達できたよ。すごいでしょ。いっぱい話したいよ…ねぇ、みー子出てきてよ。」 あれからみー子は私のところに来なくなった。 私だけの友達。私にだけ見えてた、私の親友。 きっとみー子は安心したんでしょ?ずっと不安そうだったもんね。 親友がいなくなったのに、不思議と私の心は晴れやかだった。
とっても幸せ
私は黒沢玲奈私は中学校から神奈川県にある中学校に転校してきた。私は病気が一つある。その病気というのは脳腫瘍だ。簡単に言うと脳にがんがあるみたいなかかんじかな?去年の手術で大体の腫瘍は取れたんだけど、少しだけ取れていない腫瘍がある。もしそれを取ってしまたら記憶がなくなるかもしれないと言われている。三年間生存確率は70%。私は転校をきに私らしく生きる!っていう決意をしている。 「はい。じゃあ今年からこのクラスの仲間になる黒沢玲奈さんです。入ってきて。」と先生がいった私は不安な表情で恐る恐る教室に入った。 「じゃあ軽く自己紹介よろしく。」 「黒沢玲奈です。よろしくお願いします!。」拍手が起こる。「じゃあ黒沢さんは、江波の隣な。」(心の中ではこう思っている江波さん?よりによって男子の隣!?最悪)玲奈って呼ぶね。よろしく。おれ江波悠馬。」「よろしくお願いします...」(いきなり下の名前で呼ばれたししかも呼び捨て?今日は3時間しか無いからすぐ学校は終わる。私が下駄箱に向かうと女の子二人組が近寄ってきた。私なんかしたかな?) 「ねぇ、黒沢さんうちのクラスのルールわからないみたいだから教えてあげるよ。うちのクラスは私達以外近寄っちゃいけないんだよ?もし近寄るときは私達の許可がないと。」「えっ?別に江波さんに近寄る気はないですけど。」「じゃあなんで悠馬くんと一緒のキーホルダーつけてるの?」「それは、たまたま一緒なだけで...」「じゃあ明日からは外してきてね?じゃあまた明日。」 翌日私はキーホルダーを外さずに学校に登校した、教室に入ると私しかいなかったすると昨日の山田さんと湯川さんが入ってきた。「ねぇ昨日外してっていったよね?なんで外してないの?」「これ死んじゃったおじいちゃんからもらったもので...」「それが何?外してこいって言ったよね?」すると江波悠馬が入ってきた。「おはよう!あっ黒沢玲奈だ!ねぇねぇ今日さ放課後教室残ってくんない?勉強教えてほしいんだよね。」「えっなら華が教えてあげるよ?」「ううん。黒沢に教えてもらうからいいよ。」 放課後 「どこがわかんないんですか?」「本当はさ、わかんないところ無いんだよね、聞いてほしいことがあって、俺、黒沢玲奈が好き。」「えっ?何言ってんの?」「だ・か・ら・俺は玲奈のことが好きなんだって!付き合って!」「でも...江波さんと関わったら怒られちゃう...」「そんなん関係ないじゃん。あいつらはあいつらで玲奈は玲奈じゃん。そんなの気にする必要ないよ。」「また返事は明日でもいい?」「うん。」 翌日「ねぇ江波くん昨日の話なんだけど、私で良かったらお願いします。」「いいの?!じゃあこれからよろしく!玲奈、大好きだよ」(はぁ!?何言ってんの?)「私も悠馬のことだ・い・す・き・だ・よ」私は今とっても幸せだ!ずーっと悠馬と一緒にいたい。これが私と悠馬の結婚までの道のりだ。今は赤ちゃんもいてとっても幸せだ!
索羅(さくら)と茜(あかね)と小さな箱
桜の花が満開に咲いているころだった。 僕と索羅は昨日遊んだ。今日も遊んだ。明日も遊ぶかもしれない。 ずっと一緒にいたい いっしょに遊んだ。 いっしょに話した。 いっしょに泣いた。 いっしょに笑った。 「おはよう!索羅」「おはよう、茜」挨拶をして始まる毎日・・・。 索羅は賢いんだ。100点以下をとったことのない。IQは130ぐらいかな・・・。 でも、体が弱く、体力がない。ちょっとしたことで風邪をひかないか心配だった。 僕(茜)は、運動神経がいい。体育の成績は学年1位。出来ないスポーツはない。 でも、頭が悪く、テストの結果は赤点だった。よく親に怒られた。 正反対だけど、仲が良かった。 ある日桜を二人で見に行った。 道は桜の花びらでいっぱいだった。 大きな大きな桜の木を見た。 その時だった。 索羅に小さな箱渡された。 「これ何?」と聞いた。「まだ開けちゃだめだよ。あの日が来るまで・・・」 仕方なく、開けるのを諦めた。 (あの日っていつだろう・・・) 「また桜を見に行こうぜ」僕が言うと、「うん!約束だよ」と索羅が言った。 桜が散り始めた頃だった。 索羅が学校を休んだ。それに2週間以上も・・・。 病院に入院したみたいだ。 友達とお見舞いに行った。 索羅はベッドで寝ていた。咳もすごく混んでいた。 とても辛そうだった。 「索羅」話しかけてみた。 「・・・・あ・・・か・・・ね・・」かすかに聞こえた。 喋るのがつらいみたいだ。 「大丈夫?」「・・・大・・・丈夫・・・・・・じゃない・・・・・かも・・」 友達も心配していた。 「元気なる?」「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 黙ってしまった。 でも、また喋りだした。 「この・・・中・・学・・こ・・・う・・・・・に・・・入学・・し・・て・・あ・・かね・・・に・・会え・・・た・・。 僕は・・・一人ぼっち・・だ・・た・・・。で・・も、あ・・・か・・・ね・・・が・・は・・・な・・・し・・・かけて・・・くれ・・た。 こんな・・・ぼ・・くと・・・友・・・達・に・・なって・・・くれた。 いっしょ・・・に・・・いてく・・・・・れて・・・あ・・・・り・・が・・・・・とぉ・・・う・・・・・・」 索羅は泣いていた。僕も泣いた。 桜の花びらが散り、桜の木に葉が生えてきたころだった。 索羅が亡くなった。大泣きをした。 ショックが大きすぎて不登校になった。友達は心配していた。 ある日索羅からもらった小さな箱を開けてしまった。そこには桜のペンダントと、手紙が入ってあった。 『茜へ この手紙を読んでいるころには僕はいないかもしれない。僕はちいない頃から大きな病気を持っていた。 その上、いじめられていた。辛かった。小学3年生のとき、「索羅くんは中学生になったら死んでしまうかもしれない。」と医者に言われた。希望を失った。親は仕事でいない。周りの子たちはいじめてくる。何ならさっさと死にたかった。 でも中学生になって茜と出会った。僕と一緒にいてくれた。心配してくれた。君といると、もっと生きたかった。でももう少で僕は死んでしまうことを思うと、ずっと泣いていた。せっかく茜と会えたのに・・・。でも、僕が死んでも君は生きてほしい。僕より何倍も・・。君が頑張って生きる姿を天国で見ているよ。 茜、僕の心を救ってくれてありがとう。友達になってくれてありがとう。 いつまでも君の友達 索羅より』 「ありがとうはこっちのセリフだよ・・・」気がつくと僕は泣いていた。 あの日 って索羅が死ぬひだったんだ・・・。 病院で言っていたことをやっと理解できた・・・・。涙をいくらふいても、涙はでてきた。 1年後・・・・・・・・ 「茜!桜見に行こうぜ!」「いいよー」友達に言われて、返事をした。 帰って私服に着替えた。「行ってきまーす」 外に出ると春風がふいている。待ち合わせの場所に行く途中、中学1年生の子たちが遊んでいた。 「・・・・・・・・あっ、遅れる!」急いで走り出した。 待ち合わせ場所にはもうみんないた。「ごめん!遅れた」「遅いぞ!早く行こうぜ」 野原に行った。そこには桜で満開だった。 その時大きな大きな桜の木を見つけた。 あの時の約束、結局守れなかったね・・・。 「・・・見ているかな索羅」 言葉が風と共にながれていく。 「茜ーー!何しているんだ、おいていくぞー!」友達が突然大きな声を出してきてびっくりした。でも、 「待ってーーー!」友達のほうへ走り出した。 首にかけている桜のペンダントがキラリと光った。 こんにちは!イキーです! 初めて作ってみましたがどうでしたか? 感想を聞かせてください!
今だって君の事愛してる
私の名前は沢渡乃々花(さわたりののか)私は今6年生。ある日クラスラインにある男の子が入ってきた。名前は田中洸希(たなかこうき)私は人見知りで男子友達が欲しかったので追加ボタンを押した。するとしばらく待ってみると「よろー」とメッセージが来た。私はよろしくのスタンプを返し、そして私は頻繁に彼とラインする時が増えてき、次第にお互い惹かれあった。だから私は彼に告白したのだ。だが返事がなかったのだ。え?どういうことだって?つまり、告白して返事がこないって事だ。私は彼に嫌われてるのかな?と思い。友達に彼の情報を集めるのを協力してもらい。彼を観察してみるとなんともう彼女がいた。私は失恋した。💔とてもショックだった。もう二度と恋なんてしない。