短編小説の相談いちらん

短編小説

みんなが作った短編小説のコーナーだよ。※2024年9月30日までの投稿で受け付けを終了いたしました。

短編小説みんなの答え:2

天才様のあまのじゃく

『…あんたが生きてて何になるの!?』 いつも見る夢で目が覚めた。 虐待されてた頃の夢… もう終わったことだし、別に “痛くなんかない”けど。 そんなことを考えながら 朝ごはんを食べて学校に向かう。 登校中でさえ、私はいじめられていた。 石をぶつけられたり、 蹴られたり。 別に、いじめなんて今だけだし “辛くなんかない”けど。 私がいじめられている原因は、 頭がいいからだ。 昔、親には勉強しないと 殴られたり、蹴られたり、 ご飯を食べさせてもらえなかったり、 家から追い出されたりした。 その時の記憶もあって、 今でも勉強する癖がついている。 昼食の時間になっても 作ってきた弁当は捨てられてるから、 購買のパンを一人で食べていた。 そんな時でも、 いじめている奴らは私に水をかけてきた。 そして私は椅子を蹴られて、 床に手をつく。 別に、“平気”だけど。 いじめた奴らがどこかに行って 私が立ちあがろうとしている時。 誰かが、私を抱きしめた。 そいつは、クラスでも成績の悪い 花野という女だった。 「離して!離してよ!」 「痛かったよね。よく頑張ったねぇ。」 花野はそう言って、私の頭を撫でた。 私は濡れているから、 私を抱きしめたら花野の服も濡れてしまうのに。 「“痛くない”!どこも怪我してなんかない!見れば分かるでしょ!」 私が必死にそう言っても、花野は 「大丈夫だよ。大丈夫だよ。」 と言っている。 意味がわからない。 だけどなぜか、涙がポロポロと流れてきた。 なんで…怪我なんかないのに。 涙は止まらなかった。 花野の「大丈夫」が、 私の何かを解いたような気がした。 「…優しくしないで…泣かせいで…一人に、しないで…」 思わず本音が出ていた。 花野に抱きしめられて、 初めて気づいたんだ。 本当は、 “痛かった”。 “辛かった”。 “助けて”って、言いたかった。 どんなに点数の高いテストを もらっても、私はずっと辛かった。 ずっと自分に嘘をついて、 傷ついて。 花野は、その痛みも全て抱きしめた。 痛かったねって、言ってくれた。 私はバカに教えられたんだ。 「一人じゃない」って。

短編小説みんなの答え:1

地球の裏駅(ミステリー小説)

2022年10月、イギリスで、流行っていたグループのメンバーだったルークは、妹と弟とともに大人気映画を見にショッピングモール方面の電車に乗った。 「ルーク」久々の休みだ。やっと映画が観れる。 「妹」どのくらい面白いんだろう。 「弟」楽しみだね そうして、映画を見た後、映画館があったショッピングモールで楽しんだ。そうして、4時、帰ることにした。そのため、電車に乗った。しかし、違和感がおこった。 「ルーク」行きは10分もなく乗り換えの駅に着いたけど・・・ 「妹」どうなっているんだろう。 「弟」まさか・・・。異世界駅に着いたのかも・・・ 「車内アナウンス」まもなく[世界の裏駅]お出口は右です。 「弟と妹」世界の裏駅。行きでは聞いたこともないぞ。 「ルーク」俺、降りてみるよ。だから、みんなも降りようよ。 というわけで、彼らは降りて行った。地球の裏駅は、危険もあった。 「ルーク」どうなっているだろう。前が見づらい 「弟」とりあえず、聞いてみよう。 「ルーク」すみません。ここはどこですか。 「謎の人1」ここは地球の裏市だよ。というかあなた誰? なんとイギリスでは知らない人が少ない超人気グループのメンバーだったルークを知らなかった。 「ルーク」ヤバい。異世界から出られなくなってしまった。もう20分 「妹」電車が来た。・・・でも 「弟」絶対いつもの電車じゃない 「ルーク」異世界はどんな地形なんだ。というかいつ入ったんだ。 「謎の人2」君も異世界に迷っているのか? 同じく異世界に戸惑っている人がいた。4人になり、心強くなった。 「妹」あの扉はなんだろう? 「全員」入ってみるか。元の世界につながってるかもしれない。 扉を開けた途端、彼ら目の前が見えにくくなった。めまいが終わると元の世界にいた。 「ルーク」元の世界に戻った! と言うわけで彼らは元の世界に戻れた。無事に戻れたが、世界の裏駅は検索してもなかった。次の日、世界の裏駅があったところに行ったが、駅なんてなかった。終わり

短編小説みんなの答え:1

彗星

どうも、コーラです。小説書いてみました!ぜひ、読んでみてください!それと、アドバイス、感想もよろしく。 「星、見に行こうぜ!」 あまりに突然、そんなことを言われたので、俺たち4人は困惑した。 「どこに?何で?」 篠崎が尋ねる。 「えっ?河川敷に決まってるだろ!」 俺達をよそに、そいつは続ける。 「今日、でけえ彗星がくるんだ!で、せっかくだから、お前らに手伝いを頼んだって訳。キレイな星が見れるぞ?」 「えー、おもしろそ-。」 天然キャラの木下が乗ってきた。 「だろ!行くよな?」 「九条くん、どうする?」 この中の唯一の女子、佐野が俺にささやいてきた。 「…行くしかないな。」 誘ってきたこいつは、三浦。理科のテストで学年1位をとった天才だ。俺はこいつが嫌いだ。前までは俺が1位だったのに、こいつにとられたからだ。 河川敷についた。 「あれだ!」 と、三浦が声をあげた。望遠鏡を覗き込み、星図に書き込んでいる。 「僕にも見せてよー」 木下がごねる。 「分かったよ、ほらあそこだ。南東に…」 「あった!」 今度は木下が見つけた。 篠崎と佐野も望遠鏡を覗いた。 俺も木下にすすめられて望遠鏡を覗き込む。 そこには、ぼんやりとした、美しい彗星があった。俺は思わず、 「おおっ」 と声をあげた。今まで見た星空の中で、最も美しい星空だった。 それから俺達は、交代交代で望遠鏡を覗き込んだ。過ぎる時間も忘れて、彗星を見た。あっという間に帰る時間になったので、家に帰った。家に帰ったら、不思議なことに気づいた。 (あれ、俺、三浦のこと嫌いだったはずなのに、嫌いじゃなくなってる?) 三浦が、思ったより親しみ易くて、良い奴だったような気がした。 …でも、アイツが俺から学年1位をとったんだ。良いやつな訳ない、と思いながら、俺は次こそ学年1位になるために、勉強を始めた。

短編小説みんなの答え:2

雲を追いかけた。

緑の大地に寝そべって 流れる雲を眺めている時、 一人の女性が目に入った。 青い上品なワンピースに 目を疑うほどに美しい横顔。 私は、たちまちその女性の 虜(とりこ)になっていた。 椅子の上に座って 絵を描いていたその女性に 私は声をかけた。 「綺麗(きれい)ですね。」 「ふふ。嬉しいわ。頑張って描いたのよ。」 私は彼女を綺麗(きれい)だと言ったのに、 彼女は自慢げに絵を見せてきた。 確かに青い空が描かれた その絵はすごく凝(こ)っていて、 彼女が満足するのも分かることだ。 風が一つ吹いた時。 彼女は私に話しかけた。 「私ね、生まれ変わったら雲になりたいの。」 「え?」 私は思わず聞き返した。 生まれ変わったら雲になるなんて、 不思議な人だ。 「どうして雲になりたいんですか?」 私がそう聞くと彼女は 空へ手を伸ばして、 「私は広くてお金のある家で育ったけど、 自由なんてどこにもなくて、 とっても狭(せま)かったの。 だからね、生まれ変わった時には、 広い広い、自由な空で泳ぎたいのよ。」 彼女は希望に満ち溢れた瞳(ひとみ)で、 私にそう語った。 「これ、あげるわ。」 彼女は私に絵を渡した。 「もらっていいんですか?こんなに綺麗な絵…」 「いいの!私実はね、もう少ししたら この土地も離(はな)れることになる。 王子様のお嫁さんになるの。 それもね、飛行船に乗って旅をするのよ。 だからあなたにこの絵を渡して、 私がここにいたことを証明したくて。」 彼女は無邪気な笑顔でそう言った。 それから少しした頃。 広い大地から、飛行船が飛び立った。 この飛行船には彼女が 乗っているんだろう。 「幸せになれるといいな。」 そう呟き、飛行船を 見上げていた時。 大きな音がして、 飛行船が、爆発した。 「あ…あああ!!」 飛行船には彼女が乗っている。 私の大きく開いた目からは、 大粒の涙が落ちてきた。 爆破した飛行船の 破片は山へと落ちていった。 その景色はあまりに残酷(ざんこく)で、 だけどどこか、美しかった。 その事故から少しした頃。 私はいつもの大地で、 今は亡き彼女の絵を持って 空を眺めていた。 雲が次々と流れていくのを眺めていると、 消えていく雲が、 彼女のように思えてきて。 私は息を切らしながら、 走って雲を追いかけた。 『私、生まれ変わったら雲になりたいんだ。』 彼女の記憶が、頭をよぎる。 私は立ち止まって、 彼女の絵を見た。 絵にはポタポタと涙が落ちていく。 「もう、自由だね。」 そう言って 彼女の絵を抱きしめる私を、 風が包み込んだ。

短編小説みんなの答え:4

学校にいきたくない

学校にいきたくありません。 友達に嫌われてるわけでも、 いじめられてる訳でもないんです。 でも、どうしても明日が不安で。 部活も、怖くて。友達、先輩に 嫌われてないかな、とか。 なんであんな事、言っちゃったんだろうとか、とっても不安で。 なのに、そんな気持ち塞ぎ込んで 明るく振る舞っちゃうんです。 親に、「○○はいつも明るくて いいわねぇ、」とか言われるんです。 明るく振る舞うしか、無いのに。 誰にも、相談出来なくて、怖くて、 「○○なんでいきなりそんな事 言い出したの?そんなタイプじゃ ないじゃん(笑)」みたいなことを 言われるのが、怖くて、怖くて。 とうしようもなくて、私、どうす 「かりん!!学校、遅刻するわよー!」 「はーい!!今行くねー!」 私は弾んだ声でそう答えた。 そして、文字を打っている途中の スマホを机に置き、玄関に続く階段を駆けていった。

短編小説みんなの答え:1

11代目と7代目

7代目勇者「はあ、何とか宿がとれたから、助かったね。バケモノに追いかけられて、死ぬかと思ったよ。」 戦士「ほんとほんと、6代目の二の舞になるところだったぜ?」 商人「やめなよ、不謹慎だよ。」 巫女「…まだ、6代目がモンスターにやられたとは限らないよ。」 商人「えっ?」 巫女「ほら、6代目は王族といざこざがあったでしょ?もしかしたら、王族に…」 商人「こ、怖いこと言うなよ!そんなこと、あり得ないだろ!」 (扉が開く音) 王「気付いてしまったか、真実に…」 戦士「え、それって、どういう、意味ですか?」 王「そのままの意味だ。6代目は、私が殺した。」 商人「嘘だ、お前は王様じゃない、この化け物!」 王「化け物だと?この無礼者め。兵士、やれ!」 商人「ぎゃああああーー!」 王「お前達もおとなしくしないと、こいつのようにやってしまうぞ?」 7代目勇者「よくも、よくも商人を…!」 戦士「やめろ勇者、ここは従うしかないぞ。」 巫女「…あなたは、いずれ報いを受けることになるわ。11代目の勇者がきっと、あなたを裁くでしょう。」 王「ははははは、そんなことはあり得ない!私は不老不死の力を手に入れたのだ!この私に勝てるものなど、いるはずがない!」 それから、30年が経った。 11代目勇者「さあ、観念しろ。6代目、7代目、10代目を殺した罪を精算するときだ。」 賢者「私の魔法で、あなたを異界に封印します。こうすれば、もう戻ってこられないでしょう。あなたは不老不死なので、永久に彷徨い続けるでしょうね。」 王「やめろ、許してくれ、なんでもするから!」 盗賊「賢者、やれ。」 王「ぐわあああぁぁ-…」 こうして、王は封印された。 盗賊「終わったな、全部。」 11代目勇者「…」 賢者「どうなさいましたか?」 11代目勇者「いや、王が封印されても、どうしても先代を手にかけたあいつを許せない。」 武闘家「まあ、賢者以外は何も仕返しとかしてないもんな。無理もないぜ。でも、元気出せよ。犠牲になった奴らのお陰で、あいつを封印できたんだから。」 賢者「そうですよ、世界が平和になったんですから!」 11代目勇者「…そうだな、ありがとう。」 盗賊「墓地に寄っていくか?」 11代目勇者「ああ、そうする。花屋にも寄っていってくれ。」 賢者「じゃあ、魔法で行きましょう!それでは、せーの…」 こうして、世界は平和になった。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 以上です。長文失礼しました。読みづらいですが、頑張ったつもりです。感想、アドバイスありましたらお願いします。

短編小説みんなの答え:2

もし君が存在するなら夢じゃなくて現実『リアル』で出会おうね

『夢の中で私は彼と会った』 私はおばあちゃん家に行った。従姉妹2人と私で近くにある公園に散歩しに行った。すると、男女が5~6人くらいで遊んでいた。その中の1人の男子が私をじっと見てきた。私は会ったことある気がした。なぜか引き返しおばあちゃん家に帰ろうとした。帰っている途中後ろからあのグループがついてきた。家の曲がり角でグループの中にいた1人の女子が私にさっき会ったことがある気がした男子を指差して こいつが一緒に写真撮ろうってー。」 と話かけてきた。私はコクっとうなずいた。その後2人で写真を撮った。そして帰っていると、その男子も帰り道が一緒だった。おばあちゃん家の隣に住んでいた。それからおばあちゃん家に行くたび彼と話す様になった。ある日、彼に 「夏祭り、一緒に行かね?」 と言われた。私はOKした。そして花火を見ているときに 「.......だ。」 と言われた。「え?ごめん。花火の音で聞こえない。」 「....きだ。」『ジリリリリジリリリリ....』目覚ましの音で目が覚めた。彼はなんて言ったんだろう。、、、 ......ああ、夢で私は、彼を好きになった。まさか初恋が夢だなんて。....でも、もし、本当に会えるなら 『会いたい』 ...バカか私は、会えるわけないだろ。.....散歩でもするか。私は外に出て、歩いた。曲がり角を曲がった。すると、見覚えのある顔が横を通った。後ろを振り向くと向こうも振り返った。夢で見た彼の顔だ。 「...あの....どこかで会ったことありませんか?」 と、彼が話しかけてきた。 「っ....、、どうして?」 「いや、夢で会った気がして。」 「....わっ、私も!夢で....その、、、」 『ギュッ』 「え?」 「俺も、、あの時会った...。会いたかった。」 「....っ、私も!!」 「......あのさ、一緒に写真撮らない?」 「...っ、はい!」 今度わさ、夢じゃなくて、現実『リアル』で、夢の続き、夏祭りに一緒に行って、聞かせてね? *End*

短編小説みんなの答え:2

俺の将来の夢

僕は中島涼太。高校3年生だ。俺には姉ちゃんと…妹がいる。でも、妹は去年の冬白血病で亡くなった。その時の悲しみは今でも忘れられない。 俺が学校に着くと転校生が来ると噂になっていた。ちなみに、女の子らしい。クラス中がざわざわしていて、男子は「かわいい女の子だといいな。」とか女子は「えー。男の子じゃないのー?まぁ、好きなアイドルの話出来るだろうし、いっか。」俺は別に興味ないし、「ヘー。そーなんだ。」としか思わなかった。そして、朝のホームルームの時間になった。転校生が教室に入ってくると、みんなは唖然とした顔で転校生を見ていた。転校生はうつむいて下を向きながら教壇に立った。転校生はマスクをしていて髪の毛がなかった。多分、白血病だったんだと思う。気になったから俺は後で詳細を聞いてみることにした。転校生は自己紹介を始めた。…どうも。…はじめまして、斎藤菜穂です。私は白血病を発症して、抗がん剤の影響で髪の毛がありません。…でも、そのうち、髪は生えてくるので…仲良くして…ください…。ちなみに…私は双子の妹に…莉穂という子がいるので莉穂とも仲良く…してやってください。と自己紹介を終わらせた。一時間目が終わると、菜穂は教室の隅の自分の席で泣いていた。…ここでもどうせ、いじめられる。好きで白血病になったんじゃないのにみんなにいじめられるのも仕方ないけど、莉穂がいるから、さらにヒートアップするんだ…。莉穂さえいなければ…!!俺は気になって声をかけた。「おーい。どうしたの?」菜穂は「ごめんなさい。何でもないです。私なんかと関わると迷惑がかかります。」と俺を拒否した。でも、俺はまた声をかけた。「あのさ、白血病だったんだよね?実はさ、俺の妹も白血病だったんだ。まぁ、亡くなっちゃったけどね。」と菜穂に話した。すると、菜穂は少し落ち着いたのか、「そうなんですね…。あの、でも私なんかに話して大丈夫なんですか?」と聞いた。俺は「うん。全然大丈夫。あと俺、中島涼太。呼び名は何でもいいから。」と返して、菜穂に、なんかあったらいつでも声かけてねって言っといた!そして時刻は下校時間になった。俺は妹の件で菜穂と一緒に帰りたくなったから、菜穂を誘ってその日はフツーに帰った。下校時間は夕日が直接当たってチョー眩しかった。しかも、6月だったもん。そして、時は流れ、2月になった。菜穂はやはりみんなにいじめられた。でも、俺がいたから、マシだったんだって。今日はいよいよ、受験の日。俺は国立の○○大学の医学部を受験するんだ。ちなみに、俺の学力はかなり絶望的だった。でも、なんとか俺がバイトしたりしてお金を稼いで塾へ通って頑張った。俺は受験票を持って妹に心の中で挨拶して、家を出た。受験会場はたくさんの学生で溢れていた。おおよそ4000人といったところだろうか。合格者はおおよそ、500人だと言う。俺は冷や汗が出てきた。受験開始の合図の笛がなった。俺は順調に問題を進めていった。でも、分からない問題も出てきた。けど、なんとか勘で解いた。間違っていたら、復習するけどね。受験は終わった。結果は大体一週間で届くらしい。最低合格点は500点。満点は800点だという。それにしても、なんか会場で菜穂みたいな学生がいた気がする。…まぁ、そんなわけないよね…まさかね笑 一週間後… ついに届いた。封筒を開けると書類には合格と書かれていた!点数は750点だった。かなり優秀みたいだ。そして、迎えた高校の卒業式。俺は卒業証書を貰い、卒業生の首席として体育館の舞台に立った。緊張したけど、なんとかやり過ごした。そして、菜穂にはさよならの言葉を言い渡そうとしたその時、菜穂は「あ、あの、涼太くん。私はこの短い間だったけど涼太くんに救われて明るく生きることが出来て本当に幸せでした。涼太くんは○○大学に行くんだよね。すごいね。…こんなこと、言うのもあれなんだけど私、涼太くんのことが大好きです。付き合ってください!」と俺に告白をした。俺は一瞬、困惑したけど、迷わず「はい。俺でよければ。」と返事をした。そして俺たちは付き合うことになった。その日の夜、俺は菜穂にメールを送った。 涼太)そういえば俺、受験会場でね、菜穂みたいな人見つけたの。       そうだよ。それ、私。あ、ちなみに合格したよ!751点!!(菜穂 涼太)え、ホント!?じゃあ、一緒の大学行けるってこと?                       うん。そういうこと。(菜穂 っていうまさかの展開があったんだよね! こうして、俺たちは医者になり、病気で苦しんでいる人たちを助けて行くのであった! めでたしめでたし!                          

短編小説みんなの答え:2

クラスメイトのSくん

私はN。私には、好きな人がいた。 同じクラスのSくん… かっこよくて、 優しくて、 どんなに酷いことを言われても笑っている。 そんな人だった。 でも、なぜかみんなからいじめられていた。 それが辛かったのか、ある日自殺した。 私は泣き崩れた。 ずっとSくんが好きだった… この気持ちを伝えられないまま、 彼は他界してしまった。 なんで…Sくんがこんな目に遭わされないといけないの? 私はSくんがいない世界なんかで生きていけない… そう思った私は… 深い深い眠りについた。 私が目覚めることは…もうなかった。 *・゜゚・*:.。..。.:*・*:.。. .。.:*・゜゚・**・゜゚・*:.。..。.:*・ 私のいるクラスではいじめが起こっていた。 クラスメイトのNが、Sをいじめていた。 Sは平気そうに笑っていたけど、 大丈夫なはずがなかった。 Sは、とうとう自殺してしまった。 NがSをいじめているのをみていたとき、 「なんでみんな笑わないのぉ? こんなに面白いのをみせてやってるのにw」 なんていうから、私達もSが嫌いなフリをしていた。 NがSをいじめているときの目はこういっていた。 「こいつを助けたら次はあんたがいじめられる側だからね?」と。 助けられなかった… 辛かっただろう… 死んだほうがマシだと言うほど苦しかっただろう… そんな彼を私たちは… みて笑うだけで助けられなかった… 私たちが死んでもきっと彼には許されない… みてみぬフリもいじめだとどこかで聞いたことがある… だから…この地獄で生きていこう… そう思っていたのに… いじめの主犯Nは… 楽になりやがった… 許せない… みてみぬフリをしてSを見殺しにした私たちも… 楽な道に逃げるように死んでいったNも… 許さない… *・゜゚・*:.。..。.:*・*:.。. .。.:*・゜゚・**・゜゚・*:.。..。.:*・

短編小説みんなの答え:2

小さい恋

神奈川県の小さな町にある私立幼稚園、鎌梨幼稚園。そこには、元気で明るい子供達がたくさんいる。 「じゃ、いい子にしてるのよ!」 「はーいままぁ」 彼、藤沢奏真もその1人。 「奏真くん!」 「あ!せんせぇ!おはょ」 奏真君を呼んだのは、バラ組の先生・間苗愛子。 「よしよし、いい子ねぇ。」 愛子は奏真の頭を撫でながら、バラ組に向かった。 「ぼくねぇ!しんちょー?のびたの!」 「えぇ?そうなの?どのくらい伸びたの?」 奏真は3本の指を突き出した。 「すごい伸びたねぇ」 そう言って愛子は、またもや奏真の頭を撫でた。 バラ組につき、ドアを開ける。 「そーまくん!」 部屋に入ってすぐ、奏真君を呼んだ。花畑凛音だ。 「りんねちゃん。おはょ!」 奏真は、愛子の腕をすり抜け凛音の方に向う。 「そーまくん!もうすぐおわかれだねぇ」 凛音は少し寂しそうに言いました。そう、もうすぐ卒園して、小学生になる。2人とも、違う学校に通う。 「そうだねぇ」 奏真も寂しそう。 「あのね、りんねちゃん。ぼく………」 「はーいみんなぁ。時間よぉ」 愛子がみんなに呼びかけた。また、思いを伝えられなかった。実は、奏真は凛音のことが好きである。 「はーい!」 凛音は元気に返事をして、奏真に見向きもせず席に走り去った。。奏真はとてもモヤモヤした気持ちだった。 遊んでいる時や給食中、掃除中………様々な場面で奏真は凛音に頭を支配された。 そうして時間は進み、家に帰る時がきた。 「またいえなかった……」 奏真はポツリ、誰にも聞こえないくらい小さな声で言った。もう、時間がない。 奏真は言おうとは思っていたが、なかなか勇気が出ず、次の日もその次の日もただ残酷に時が刻まれる一方。 そして迎えた卒園式。 卒園式は意外にも早く終わった。いつの間にか奏真と両親は駅のホームにいた。 「花畑さん。今までありがとうございました。」 「いえいえ、こちらこそ。」 親同士が話をしているのを横目に、奏真は勇気を振り絞り 「ぼくね、ずっとりんねちゃんがすきでした。」 ついに伝えることができたのだ。 「わたしも、すき」 凛音はそう言いい、奏真驚きのあまり固まってしまった。凛音は、少し微笑みながら電車に乗っていった。そしてすぐに発車した。奏真は何も言うことができなかった。

短編小説みんなの答え:6

初恋相手は。。

「勇気くんの事が好き。付き合って」 入学式から1年がたって告白した。 勇気はいつも優しくしてくれた人 「は?お前見たいなブスと付き合うかよ気持ち悪りぃ」 振られた。。だよね当たり前か私はゴメンねとだけ伝え家に帰った ー翌日ー 『ヤバくねw?』『ウケるんですけどw』 朝から教室がうるさい。なんだろ? 『本人きた!可哀想w』私の事?とりあえず自分の机に行くと愛奈が駆け寄ってきた 『葉月!勇気に告白したの?』『。。え? なんで知ってんの?』理由を聞くと勇気が全学年に昨日の事を話していたそうだ。私は気持ち悪くなりその日は早退した ー家ー 『葉月大丈夫か?』『大丈夫?』兄と姉が声を掛けてきた。そして全てを話した。兄と姉は考え事をしていたかと思えば『そいつの事見返してやろうよ』『え?』こんな事を言ってきた。それからというもの兄と姉は私のためにいろいろしてくれて垢抜けた。学校に行くとみんなが目を丸くしていた。そして彼氏ができた。名前は亮。入学式の時に一目惚れし好きだったそうで今回の事を心配してたけど私が亮くんの事を知らないだろうと思い声を掛けることが出来なかったそうだ ー放課後ー 『葉月、ちょっといいか?』『。。なに?』勇気は告白してきた。[俺の事が好きなんだろ?なら亮と別れて俺と付き合え]だって なにそれ私は心の底から怒りが湧いてきた。言葉を発しようとしたら誰かが前に立ち塞がった『葉月に近づくな』亮くん!『酷いことしたくせに好きだってか?ふざけんなよ!葉月は本気だったんだぞ?もういい、葉月にはこれ以降近づくな。行こう』『うん!』亮くんかっこよすぎだよ。横目で勇気の絶望の顔が見えた。もう勇気には関わりたくないんだ。さよなら初恋だった人_ 下手くそです!すいません! 読んでくれた方ありがとうございました

短編小説みんなの答え:7

甲子園、私たちの夏。

甲子園に憧れるのは、野球部だけじゃない。 私は吹奏楽部、トランペットのリーダー、松沢なほ。 浦塚高校は、高校野球の強豪校だ。 今年も地方大会で優勝。甲子園出場を果たし、1回戦、2回戦、3回戦、準々決勝と勝ち進んでいる。 高校3年生、最後の夏。 負ければそこで、私たちの夏は終わる。 だから、何度勝利しても、喜び飽きることはない。 ところで、出場する野球部のメンバーに、幼稚園からの幼なじみがいる。 高嶺浩司。 小さい頃から野球好きで、よくキャッチボールをしたものだ。 今や強豪校のスタメン、すっかりスポーツマン。 もう何度目かの晴れ舞台。 「かっ飛ばせー!こ、う、じ!こ、う、じ!こ、う、じ!」 何度もきいてきた応援を耳に、俺は息を大きく吸い込み、バットを握りなおした。 準決勝。勝てば決勝に進むことができる。 3対2で負けているが、まだ逆転の可能性はある。 だがもう9回ウラ。あと一つアウトになれば試合終了。浦塚は負ける。 大事な場面。緊張でバットを握る手が汗ばみ、心臓の音が激しくなる。 最後まで、ふりきらなければ。 私は、中学でトランペットを始めた。 公園で浩司の素振りを見届けながら、たくさんの曲を練習してきた。 吹奏楽コンクールは、今年も金賞をとったけど、県予選止まり。 浩司たちが、とっくに終わったはずの私の夏を、甲子園でつなげてくれている。 バッターが変わるごとに、応援歌も変える。 「See off」は、浩司がバットを握るときの曲だ。 曲はみんな何となくで決めるが、浩司は「この曲にしてほしい」と希望してきた。 勇ましくかっこいいメロディーがお気に入りなのだろう。 9回ウラの山場。浩司へのプレッシャーを想像するだけで、心が苦しくなる。 吹きすぎて、もう唇が限界。 でも、勝たなきゃ。 浩司を堂々と応援できる、この瞬間を1秒でも長く。 甲子園につれてきてくれてありがとう。 ずっとそばにいさせてくれてありがとう。 合図に合わせてトランペットをかまえ、想いをこめて、大きく息を吸った。 その時、「See off」が流れ始めた。 なほの音が大きくなった。トランペットは6人いるが、それでもなほだとわかった。 俺が打つときに吹いてくれとお願いした曲だ。 このメロディーを聴くと、試合で高ぶる気持ちを落ち着け、集中できるから。 …いや、なほが吹いてくれるからだ。 公園で汗を流す間、ずっと聴いてきた。 なほのトランペットの音は、なんというか、すごくキラキラしている。 特に「See off」が、なほを表す曲のように思えるから。 俺が休む間もずっと、なほは全力で応援している。 負けてられるかよ。 「さぁ、ビッチャー山本に3番高嶺がバットをかまえる!…打ったー!大きく大きく飛んでいく!キャプテン追いつくか?!…掴んだー!!スリーアウト!試合終了!3対2!激しい戦いを制し、北里学園が、7年ぶりの決勝進出を決めました!!」 ホームランかと思われた一球を、相手のキャプテンが奇跡的にキャッチ。 負けた。 ベンチから相手の選手たちが飛び出し、喜びを分かち合っている。 浦塚高校の夏は終わった。 なほと浩司はただ、ぼやけた視界から流れ落ちていく涙を感じていた。 「…浩司お疲れ!」 「あぁ、お疲れ」 「負けちゃったね」 「…ごめん、応援してくれたのに」 「そこは応援ありがとうって言うの!」 「…うん、ありがとう。あと…言わなきゃいけないことあったけど…今はいいや」 「もう引退で忙しくなるよ?今言ったら?」 「こんな情けないときに言えないって…」 「…なーにが情けないだ!今までの試合めちゃくちゃファインプレーしたし、この試合も最後までやりきったじゃん!かっ!…こよかったよ…?」 「!…1番ききたいセリフだったのに小さく言うな、もう一回」 「はあっ?!人がせっかく褒めたのに!」 「いーや聞こえなかった、最後まで言いきれって」 「急に元気出しちゃって!…はぁ、いいよ?!……すごくかっこよかったし、これからもかっこいいって思う…!」 「?…もう引退ってお前言ったろ?」 「だーかーら!!これからも浩司のこと好きでいるってこと!」 「?!…は、はぁ?俺もだし!」 「えっ?」 「ってか俺、その前からなほのこと好きだったから!」 「私のほうが長い!」 「いーや俺だね!!まず先に言うなよ!俺が言うつもりだったのに!」 「今はいいとか言ってたの浩司じゃん!」 甲子園。勝敗を下す残酷な場でありながら、少年少女は憧れ続ける。 その一試合一試合に、たくさんの熱い思いがつまっている。 学生時代の思い全てをかける者もいる。 それでも、これだけは言える。 夏の終わりは、青春の終わりではない。

短編小説みんなの答え:3

空席

 私の隣の席は、誰も座っていない。 「今日も麗木の奴来てないねーー」 「花でも机に添えたら?」 「いいね!」 麗木さん…。いじめが原因でこの学校に来なくなった、わたしの唯一の友達。 「あ、華衣さーん。華衣さんの家に花とかあるーー?」 「あと、こっちに来てくんない?」 みんなの方に行くと、クラスの一人が、「麗木の机に落書きしよー。」と提案した。 「そうだね~。どうせ担任は注意とかしないし。華衣さんも手伝ってね。」 「え、いや。その…。」 私が答える間もなく、クラスのみんなで麗木さんの机に悪口を書いた。 吐き気がする言葉を笑顔で楽しそうに書いているの見て、私はめまいがして……。 「やめなよ。そんなこt」「口答えするの?ウケるwww。まぁ、麗木はあんたの唯一の友達だったもんね」 ……。私は言いたいことをみんなに伝えることができずに黙って、机に落書きされるのを見つめていた。 授業中、私はさっきの出来事を思い浮かべると、吐き気がし、途中で保健室に言った。 私は、保健室で役に立たない自分に涙を流し、ずっとこの苦しみが解決する方法について考えた。  それから何日か経って、土曜日。 私は、思い切って、麗木さんの家に行くことになった。 目の前に麗木さんの家があり、私は、今チャイムを押そうとしているところだった。 ……………ピーンポーン。 ………ガチャ。「……こんにちわ、麗子さん。」 「………え?華衣さん?どうしたの?」 私は、麗木さんの顔を見た瞬間、涙が止めらなくなってしまった。 嬉しい。ごめん。とかそういうことが頭にずっとあった。 部屋に入り、とりあえず、沈黙が続いた。 その沈黙を破ったのは、「華衣さん。…なんでこんなわたしに会いに来てくれたの?」麗木さんだった。 「言いたいことがあったんだ。」 「そっか。」 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 「……その伝えたいことって何?まさか私に学校に来いって?」 「…行かないからね。もう。怖いから。カッコ悪いけど」 「………ううん。来いとは言わないよ。」 「…………?」 心がバクバクしてる。緊張する。でも、言わないと……。 「麗木さん。無理して、学校に来なくていいよ。無理して。逃げることはカッコ悪いことじゃない。」 「…でもさ、もう取り返しがつかないことをするのは…やめてね。」 「麗木さんの席に誰もいなくなる前の日、あなたはこう言った。「死にたい」って。」 「でもさ、それだけはやめて、お願い…。もう、誰も失いたくないから…。」 言えた。言いたいことは言えた 「………華衣さん……。…………、泣いていいかな?」 「…いいよ。私もなきたいし、」 二人で泣いて、泣いて、泣いて、泣いた。 「麗木さん、一ついい?」 「いいよ。」 「ホントはあなたと一緒に学校に行きたい。本当はね?だから、もし心の準備ができたらいつでもいいから学校に来てくれない?」 「……あはは。そう言うと思った。うん。今は行かないけど、いつかね!」 「…あと、学校に来るときは、私が麗木さんを守るから。」 「ありがとう…。」 わたしの隣の席は、誰もいない。 でも、いつか、この空席に笑顔で麗木さんが座っていることを願う。 願う。

短編小説みんなの答え:1

夏の男と冬の女

ここは2050年 俺は夏の男。太海(たいが) 私は冬の女。冬美(ゆみ) 二人とも性格はまったく別で共通点なんて一才無い。 それでも愛し合う者はこの世にいたのだ。 それは約20年前の話だ。 二人とも、小学校から一緒であった。 仲は良いとも言えないぐらい、二人が関わる事は無かった。 でも小学校6年間クラスが同じ事もあり、6年生の時には両思いになっていた。 太海は冬美の事が誰よりも好きで愛していた。 でも交際は始まらなかった。 その理由は出身地が悪かった 太海は暑い国出身 冬美は寒い国出身 それぞれの国は仲が悪く、交際は強く禁じられている。 だから交際はできない。 それでも冬美は考えた (友達になればいいんじゃない?) 冬美と太海の関係は友達までと決めたのであった でもその関係は誰にも気付かれていない。 ーそこから2年後ー 太海は国に帰る事になってしまった。 冬美は悲しさを隠しきれず、夜になると思わず泣いてしまう。 そしていよいよ最後の日。 「太海くん...私の事、忘れないでね。」 「冬美の事、絶対に忘れないよ。」 「太海くん。」 「...」 「私たち、最高の友達じゃん? でも、最高って上限だからもっと関係を近くしたいの。 だから最高を突き破って永遠の友達、だよね?」 「当たり前だろ。」 ーそして20年後(今)ー 32歳になった二人はそれぞれ道を歩いてる。 冬美は夢に見ていた総理大臣になった。 理由は太海の国と仲を深めるためだ 「今回、総理大臣に就任させて頂きました。 神藤冬美です。 私は太海さんという幼馴染みの方の国と中を深めたいと思いました。 なので、みなさん、あちらの国とは仲良くしましょう!」 その後、その国同士で禁じられる事は全て廃止されたのだ。 「あ、もうすぐ、結婚式の時間だ!  さすがに遅刻はできないよね。」 その後、近くの教会から結婚式の様な鐘の音がした。 やっと夢が叶ったのかな... いつまでもお幸せに。 ☆happy END☆ はろ(^^)夏愛だよー 突然な展開だったね!! 書いてるこっちもワクワクして止まらないよ! じゃねー!

短編小説みんなの答え:4

私の好きな人は好きになっちゃいけない人。

私、美和蓬(みわ よもぎ)には好きな人がいます。それはお姉ちゃんの恋人、藤生雨夜(ふじう うや)さん。 私のお姉ちゃんは優しくて、かわいくて、綺麗で、モテて。本当に自慢のお姉ちゃん。もちろんお姉ちゃんの彼氏の雨夜さんもお姉ちゃんと同じくらい完璧な人。そんな二人は本当にお似合いだ。 「蓬ちゃん、久しぶり。お邪魔します。」 相変わらず眩しい笑顔で喋りかける雨夜さん。 あぁほんとにかっこいい。 「あ、お久しぶりです。」 雨夜さんはお姉ちゃんの彼氏なのに。 「ねぇ雨夜さん。雨夜さんはお姉ちゃんと付き合ってるの?お姉ちゃんのどこが好きなの?」 なんか聞きたくなった。 「えぇ~(笑)急だね、そうだな。紲(きずな)ってさ、蓬ちゃん想いなんだよね、すっっごく。俺思ったんだこんなに妹想いのお姉ちゃんっているんだ、って。それが最初かな(笑)」 あぁこの人は本当にお姉ちゃんが大好きなんだ。 私の気持ちが変わる日まで私のこの思いはしまっておこう。誰にもばれないように。迷惑をかけないように。

短編小説みんなの答え:0

深溝家のきまりごと

桜が舞う季節ももう終わり、暑い日が続くようになった。 クラスカーストの真ん中あたりに位置する無難なポジションを得た僕は、充実した生活を送っていた。 一人で帰宅しているとき、何やら声が聞こえた 「やめてくれませんか?迷惑ですよ。」 特徴のある声だ。そして、聞き覚えがあった。 声のする方を見ると、妹の澪がナンパされていた。いや、雰囲気からするとストーカーにあったといったほうが正しいかもしれない。 「やめましょうよ。嫌がってますよ?」 「誰だよお前、関係ないだろ!」 「関係あるかどうかは置いといて、とりあえず警察呼んどきましたから。もうすぐ来るんじゃないですか?ストーカー行為を報告すれば、彼女と付き合えるかどうかわかりませんよ?」 「うっ...わかった…今日のところは諦める…」 今日のところとは、また今度来るということなのだろうか。噂になることだけはやめてもらいたい。 「…覚えてろよ。」 フィクションのような捨て台詞を吐いて、ストーカーは去っていった。 「これでひとまずは…」 パチンという音が乾いた空に響いた。同時に、僕の左頬が熱くなった。 「…余計なことしないで。」 透明な水のような声はひどく鋭かった。今しがたストーカーを追い払った恩人に向ける声とは思えない。 僕が唖然としていると、妹は踵を返して去っていった。 帰宅しても「ただいま」は言わない。誰も聞いてないからだ。聞いていても、「おかえり」なんて返してくれないだろう。 「あ...」 「あ...」 部屋に行く途中、妹と鉢合わせた。 「今日みたいなこと...」 気をつけろよ、と言う途中で妹は去ってしまった。 ゲームをして、8時頃になると夕飯が出来上がっているのでそれをもって部屋に行く。それがいつもの流れだった。 「...澪が、ストーカーにあったそうね。」 だが今日に限っては母がそう話しかけてきた。僕の通報から届いたらしい。 「あぁ、そうだね。」 「あなたが助けたそうね。」 「まぁ、そうだね。」 「そう…私買い物行ってくるから。じゃあ、きまりごと、守ってね。」 「わかってるよ。」 深溝家のきまりごと。僕が小学3年生、美桜が小学2年生頃に提示された家庭内の決まりごとだ。 その1、節約すること その2、人の嫌がることはしないこと その3、お互い、必要以上に関わらないこと 母親からはこう説明された。「必要以上はね、遊ぼうとか、勉強教えてとか、いらない会話をしないこと。」 ある日、妹を遊びに誘った。きまりごとなんて、このときは気にしていなかった。けれど、 「やめてって言ったじゃない!」 母親は叫んだ。気がついたら僕は全身が痛くなっていて、妹は泣いていて、父親は「やめろ。落ち着け。」と母親をなだめていた。 あとから父親に言われた、母親は、大切な人をなくしたのだと。その人と仲が良かったから余計に辛かったのだと。だから母親はこれ以上の悲しみを受けたくないし、僕がちにも受けさせたくないのだと。僕はその時何も考えていなくて、ただ、もう僕達は家族に戻れないということがわかった。 「やめてって言ってるの!言ったでしょ!」 物思いにふけっていると、外から妹の声が聞こえてきた。1日に二度聞けるとは思っていなかったので、拍子抜けしていると、外から別の声も聞こえてきた。 「言っただろ!僕には君だけだって!」 どうやら今日のストーカーらしい 「あいつまたか…」 懲りないストーカーに対して呆れていると、 「やめて!やめて!」 どうやらただ事じゃない雰囲気が漂っている。 外に出てみると、妹と、昼間のストーカーがいた。そしてストーカーの手にはナイフがあった。 「やめて!誰か助けて!」 そうは言ってもこのあたりに住宅はない。親は留守だ。助けられる人物は、僕しかいなかった。 「助けて!…!」 どうやら妹も僕の存在に気づいたらしい。が、僕らにはルールがある。深溝家のきまりごとが。僕は迷っていた。だってこれは、きっと必要以上だ。 妹の恋愛事情に首を突っ込み、挙句の果てに妹を助けるのだから、きっと僕らは、お互い大切な存在になる。そうすればきっと、悲しい結果になるだろう。 「お兄ちゃん…」 澪が泣いていた。 途端、僕の身体は動いていた。途中で殴り合いになって、僕の体のあちらこちらに切り傷ができたようだけどそんなの知らなかった。 澪を助ける。その一心で僕の体は動いていた。 やがてストーカーは逃げていった。 「ごめん。」 澪は謝った 「何がだよ。」 「だって怪我…それに怒られるよ。」 「どうでもいいよ。」 「どうでも良くないよ。」 「どうでもいいよ。澪が無事でいるなら…ごめん。」 「なんで?」 「迷ったんだ、澪を助けるかどうか。」 「…ねぇ、私達家族になれるかなぁ。」 「なれるよ、いつか、必ず。」 今はなれなくても、いつか、必ず

短編小説みんなの答え:1

太陽と妹とジュースの空き缶

夏のある日でした・・・。 両親が旅行に行き、私と妹は留守番をすることになった日です。 私はまだ本格的な料理はできません。 卵焼きやちょっとした野菜サラダなどしか、作れないのです。 炊飯器の使い方もわからない・・・。 これでは昼食がなくなってしまいます。 私は貯金箱に手を伸ばしました。 コンビニへ行こうと思ったのです。 この暑さは尋常ではありませんでした。 そこで、妹は行かせないことにしました。 「やあだ。あたしもいくぅ」 妹はねだりました。 断ると、今度は泣きだしました。 その顔が痛ましく、私は連れていくことにしました。 小走りで日陰に入り、妹と手をつないで歩く道。 太陽がさんさんと照っていて、その様子は宝石のようでした。 コンビニは冷房がガンガンとついていて、逆に寒くて私は足がすくみました。 私の好きな昆布のおにぎりと、妹の好きな鮭のおにぎりを掴み、あたりを見回しました。 ついでとして夕飯用にレトルトのカレーを買うと、レジへ向かいました。 コンビニを出た瞬間、 ドライヤーの風のような熱風が全身を包みました。 妹は「じゅうす。じゅうす」と言いました。 ふと顔を上げると、目の前には自動販売機がありました。 「なにがいいの」 「おれんじじゅうす」 ジュースを買い、妹に渡すと、妹は「つめたいっ」と顔をゆがませ、 そのあとおいしそうにごくごく飲みます。 「おねえちゃんも、のんで」 私の目の前にジュースの缶を突き出して、妹が言いました。 私はうれしくなって、受け取りました。 夏のある日でした・・・。 あの頃は忘れられません。 あの暑い外と、妹との会話と、残ったジュースの空き缶を。

短編小説みんなの答え:2

運命のホームラン

「香奈?キャッチボールしよ!今日も、あの時間に!」 よく、家が近くて幼馴染の佐藤浩斗には、誘われた。私は、いつも喜んで行っていた。いつも、クリのみ公園で2人でキャッチボールをした。私は、野球が好きではなかったけど、なぜだか浩斗に誘われると断れなかった。毎日、家に帰ると宿題を持ち、クリのみ公園に行った。もう、ボールや宿題を持った浩斗はいた。そして、宿題をしてキャッチボールをした。小学校高学年になると浩斗は、「将来プロ野球選手になる!!」とか言って、私を練習に誘った。でも、私は断った。私は、運動が好きではなかったから…。浩斗は、少年野球チームに入っていた。そして、エースとして活躍していた。試合の時、近くの試合のときは親に内緒で1人でグラウンドのフェンス外から試合を見ていた。最初は、私1人だったけど、少しずつ少しずつ、試合をする、野球をする浩斗を観に女子たちが集まってきた。 「佐藤くん!!かっこいい!!」 「清水さんどいて!!」 私の試合を観戦する定位置を他の女子に取られた。私は、次第に試合を観に行かなくなった。私の名前は、清水香奈。運動だけできないあとはオールに◎のトップ成績の優等生?だ。まあ、自慢じゃないけど……。 「香奈?今日練習ないから、キャッチボールしよう!!」 「ごめん。行けない。勉強があるから…。」 お互い、別々の道を歩んだ。私は、勉強へ。浩斗は、野球へと。でも、浩斗はなんでもできた。運動、勉強…。なんでも。 ー中学に入学ー 私は、受験しても良かったが、あえて私立ではなく公立を選んだ。浩斗も、私たちが行くことになる公立中学校の方が、野球が強いと知ったらしく、そのまま公立を選んだ。 期末試験の時、いろんな試験の時に私と浩斗は、無言の接戦を繰り広げた。話さなくなっていたからだ。私が、テストで1位を取るか、浩斗がテストで1位を取るか…。楽しかった。戦うのが。でも、私は全く運動がダメだった。小学校低学年の時は結構できたのに…。体力テストの結果が、Cだった。でも、浩斗は常にAだった。 「香奈。あのさ、野球部のマネージャーになる?」 っていう、誘いもきた。でも、モテる浩斗が野球部に入るし、やる気はなかった。私は、全くできないが、バトミントン部を選んだ。 「あの…。姫野さんが、野球部のマネージャーらしいよ。」 「浩斗くんの彼女になっちゃうかもね!」 みんなが噂した。あの、学年一の美女姫野さんと、学校一の美男子浩斗が付き合うんじゃないかって…。そして、その予想は、的中し見事に2人は結ばれた。別になんとも思わないと思った。でも、何かが心に引っかかって…。辛かった。だから、それを解消すべく、また試合に足を運んだ。 ある日、浩斗がホームランを打った。私は、ちょうど会場で観戦をしていた。だから、ボールをキャッチというか、飛んできて、それを取ることができた。 「いいなぁー。」 周りの女子たちに恨まやしそうな顔をされる。でも、私はボールをしまった。あげたくなかったからかな?でも、なんだか、手放したくなかった。 ーしばらくしてー 姫野さんと、浩斗は別れた。チャンスだと思った。だから、誘ってみたんだ。 「ねえ、また前みたいに…。クリのみ公園で、キャッチボールしよう。」 って。そしたら、浩斗は、驚いた顔をして、 「別にいいけど…。」 って、言った。 ー放課後ー クリのみ公園にいくと、もう前みたいにボールなどを持って浩斗が来ていた。 「やろ!!」 私が言うと、浩斗は、 「その前に伝えたいことがある…。」 って言った。これって、期待してもいいの?そう思ったけど、 「お前っさぁ、なんでマネージャーになってくれなかったん?俺、姫野と付き合いたくなかったんだ。あいつ、ぶりっ子だし…。」 全く違うことだった。夕焼けのせいか、夕焼けにあたっている浩斗の顔はなぜだか真っ赤だった。 ーこのあと、2人はお互いの気持ちを知り、結ばれて子供ができることをまだ知らない。ー

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