短編小説の相談いちらん
短編小説
みんなが作った短編小説のコーナーだよ。※2024年9月30日までの投稿で受け付けを終了いたしました。
20XX年の真実
今となっては、人間が操作するロボットだらけ。私の名前はミライ。15歳だ。私のご先祖様は、ロボットの生みの親だ。私の親戚でも、「ミライ」という名前はたくさんいる。今なら、人間だって飛べるし、病気にもならない。今の人間、ウイルスや、病気の言葉など、知ろうともしてないだろう。 「未来~!このゲーム、知ってる?」 「ゲーム?え?何言ってんの?」 ゲームって何?この世界がゲームじゃないかってくらいなのに。ねぇ、ミカ。 「え?知らないの?ゲーム。でも、自分で言ってもわかんないや。ごめん!」 「バイバイ。って、ん?」 ズドン。ズドン。次は、ドスンドスンドンドンドデン。という、大きな生き物のようなものがこちらへ来るような感覚。何か嫌な予感。もしかして。 「やっぱり。ロボット!」 「え!ロ、ロロロロボットォ!」 ガッシャーン!小さな鳥かごのようなものが、人を捕まえた。いつ自分がああなるかも、わからない。ってうぉ?目の前に落とされ...!!ミカ!こんのぉ!取れろ!魔法が使える、この世界で、よし、って、ガッシャーン!自分まで捕まっちゃ、意味ない。その時、一気に、明るくなり、全てが溶けたような感じ。そう。この世界は、毎日のようにロボットが来て、人を捕まえていくのだ。 END___
幼なじみ
中学3年生の1月。 和月 由愛(わづき ゆあ) 私が家の外に出ると、留々くんが待っていた。 生まれた頃からの幼なじみ。 こうして、小学一年生のときから一緒に学校へ行っていた。 「おはー」 いつも並んで、歩いてる。 留々くんは、カッコいいというより、綺麗だ。 私はずっと、横顔を見つめて、時々目が合って…… そんな時間が大好きだった。 だけど。 留々くんは、親の都合で引っ越すことになったのだ。 「留々くんって本当に引っ越すの?」 「なに?いきなり笑 引っ越すよ」 「私、留々くんのこと好きよ」 「俺もや」 私は、留々くんが好き。 留々くんも私が好き。 付き合ってはいない。 それは恋愛感情ではなく、 友達としての「好き」だから。 それが、恋人としての「好き」に なったとき、いろんなことが変わってしまいそうで。 だからずっと友達として「好き」。 だよ…ね。 なんか最近、留々くんのことが 気になって仕方ない。 この気持ちは、恋愛としての好きなのかな… 言えないけどなぁ… 「やっぱ俺、ゆあのこと、好きや。」 「ありがと。笑」 「そうやない。友達としてやなく。 恋愛の「好き」や。」 「えっ…」 留々くんも同じなのかもしれない。 ここは言うしかない! 「私も留々くんのこと、好き!」
人と狼
満月の夜の日ぼくは、森にいる君に出合った 一目見た時ぼくは美しい君から目がはなせなくなった 君に出合ったのが満月の日でよかった君は人狼だったから 銀色の毛が光っていてきれいだった でもぼくの家は代々狩人だし人間だから君はぼくを好きにはなってくれないだろう 初めての恋は、すぐに終わりに近づいていった さいわい君はぼくにきづいていなかったので「さよなら本当の君」と小さくつぶやきその場所からさっていった 次の日から何もなかったのようにすごした 4年後君にまたであった 君は、もっと美しくなっていた 話しかけようともしたけれど勇気がない そして1ヵ月後 君にいった「好きです!つきあってください」と 私は、人狼でも村はおそわない 理由は初めて恋したのが人間だったから でも、その彼の家は代々狩人だったからつきあって気づかれてしまったら・・・ それに人と狼に恋はできないしね 私たちは、-生むりなのかもしれない 次の曰から彼のことは忘れてすごした 4年後私は村から村へうつったとき彼に出合った 彼は前よりもかっこなくなっていた そして家の凖備にとりかかった。 1ヵ月たってだいぶ村の人とも久しくなってきたとき 彼から「好きです!つきあってください」といわれた 女の人「えっ!」男の人Γだめですか?」女「うれしいけれど・・・」男「あなたのしょうたいをしった上でいっています!」女「!!」 女「じゃあいいよ!」男「ありがこうごさいます!」 今では2人は幸せにくらしている こんにちは!灰猫です! 初めて恋の話をかきました感想おねがいします!
〔短編小説〕叶わないのぐらい、私でも分かります。
私は、運動が「大」嫌いだ。 その中でも鉄棒が「大」の苦手。 だから、体育は、憂鬱で、不安で、でも頑張らなくちゃいけなくて。怖くて。嫌で。みっともなくて。 気持ちが絶対にマイナスにしか傾かない時、先生は、 「大丈夫。落ちても受け止めるから。 絶対に、怪我させない。」 その瞬間私は、叶わない恋だと分かっているのに、恋をしてしまったんです。 「好きですよ!!」 私は、先生に向かってそう言う。 そうすると、貴方は笑って 「ありがとう。」 と言ってくれる。 その一言を聞くだけにどれだけ頑張って毎日を生きているかといつも思う。 だから、毎日机とにらめっこした。 だって、頭良くなったら褒めてくれるもん。 先生がこれが好きと言ったら、それへの知識を人一倍身につけて学校へ行く。 放課後は楽しくお喋りして、下校時間ギリギリまで話し尽くす。 私は、これが習慣化していた。 でも、端から見ればおかしいんだよね。 分かってる。 だから、皆にも親友にさえも内緒にしていた。 でも、結婚したって言われたときは、悲しかったな。 もっともっと、遠くに行ってしまう気がして。 嬉しさと悲しさがごちゃまぜになって、1人トイレで泣いたのは絶対に口が裂けても言いたくない。 だって、先生の耳に届いたら体が燃えちゃいそうなぐらい熱くなりそうなんだもん。 誕生日には、提出するノートに、バースデーカードを入れて、提出までしちゃった。 驚かれたけど、笑顔で 「ありがとう」 って。 嬉しかったな。頑張ったのが無駄じゃなかったって言ってくれたみたいで、またトイレで泣いた。 こんな私のサプライズに喜んでくれてありがとう。 そして、今日は卒業の日。 すなわちそれは、これから先会える保証がないということ。 先生からの最後の話を聞き、皆、ワイワイガヤガヤと教室を出ていく。 今までスーツ姿を見たことがないわけでは決して無かった。 でも、何か新鮮だった。 今日は、ガッチガチに髪をワックスで固めて、ピシッとスーツを着て。 ───あぁ、離れちゃうんだな。 って思えないわけがなかった。 少しどころじゃなく寂しかった。 でも、いつものように 「先生、大好きですよ!!」 と、涙ぐむのを抑え、最後に言った。 その時、いつもの先生とは違い、 「先生も大好きだよ。」 って。最後の最後に欲しかった言葉を言ってくれた。 そして、「ありがとうございました。」と、お互いに言い合い私は、背を向け教室から出ていった。 ある一言が、口から出てくる。 『もう、会えないのか。この辛さ誰か他に分かってくれる人が居るのかな。』 この言葉を慣れしんだ校舎にこの言葉を残して私は、大好きな先生と過ごした学校を後にした。 ~END~ どうも、ルナ猫です!! この作品が最後かぁ。と思うと、やはり寂しすぎます。 でも、あくまで「限定期間」を終了なので、もしかしたらまた皆さんとお会いできることを楽しみにしています!!
恋する私は可愛いですか?
君を想い初めて5年。今でも君は私の手の届かない所にいる。 何度も何度も、君に向かって手を伸ばした。だけど遠くて君の手を掴めない。 夜空に輝く星みたい。 それでも君に伝えたいの。 「私、恋して可愛くなったでしょ?」 って。そうなの。君に恋して可愛くなれたよ。君の隣にいれるような人になりたくて、ヘアアレンジを勉強したり、おしゃれな筆箱使ってみたり。言葉使いだって女の子らしくなったでしょ? 君とは幼馴染。家も隣。なのに立ってるステージは君の方がずっと上。 でも誰かを好きになるって気持ちは世界中の誰よりも上なの。それが私の自慢かな。 そして片想いのまま迎えた卒業式。泣いても笑っても君と毎日会えるのは今日で最後だね。 最後だから伝えるの。この想い。大好きだって。 君に出会えて幸せだったよって。 「君に出会えて初めて恋を知りました。誰かのことを好きになるってこと。好きな人が女の子と話してると嫉妬するってこと。どんなにかっこいい俳優さんがいても、一番かっこいい人には真っ先に君が思い浮かぶこと。 私に色々教えてくれてありがとう。 大好きです。付き合ってください。」 きっと結果はごめんなさいだろうな。それでもいい。ちゃんと返事をくれるなら。 「ごめんなさい。」 ほらやっぱり。。。涙ね。今日だけは流れてもいいよ。きっと桜が許してくれるから。 「でも!恋してる咲良は可愛かった。俺からでもわかるくらい。まさかその相手が俺だとは思わなかったけど、咲良ならきっとこの先も大丈夫!応援してるから。」 どこまでも優しすぎるよ。しばらくは新しい恋はできないと思うけど、、、、、 後悔はしてない。恋して楽しかった。 私の恋は桜と一緒に散った。 でもきっと、また花は咲く。散っても蕾が残ってるから。 恋は難しい。辛い。でもその何倍も楽しい。 恋を知って強くなれた。 強さを知った花は、次に咲く時もっと大きくなるんだ。ほら今年も、桜が咲くよ。
愛しの十二星座達。
毎晩、幼馴染と宇宙に行くんだ。 僕らは夢の中で会って、十二星座達と遊ぶんだ。 彼女は、山羊座に会いたがった。 私の山羊座だって。 大きな角にそっと頬ずりして少し眠る。 そんな光景を目にして、落ち着いた。 僕は獅子座に会った。 綺麗な毛並みを震わせて、僕の胸に飛び込んでくる。 そりゃあもう可愛くて、ちょこんと乗った王冠も忘れて走ってくるんだ。 僕が天の川に落ちた王冠を拾い上げると、赤裸々に取りに来るんだ。 彼女が起きて、獅子座と別れた。 銀河を渡りながら、昨日の牡牛座の事を語った。 なんでも金米糖が好きすぎてさ、ホットミルクに金米糖を十粒も入れてね。 それを獅子座にあげたら、ビックリされたそうだよ。 あ、渡りきった。 ここには、蟹座がいるんだ。 大きなハサミが怖いだろう? でもね、蟹座の人は母性本能が強いというだろう。 とても優しいんだ。 宇宙中のどの母さんよりも。 星屑から作った金米糖をもらって、蠍座に会いにいった。 蠍座は実にカリスマ性が高くてね。 彼女に宇宙色のリボンをつけてくれたんだよ。 少しミステリアスで、無口。 でも実は、照れ屋なだけだから。 次に、双子座と射手座に会った。 双子座は何もかもハモって。 射手座は弓道なら自分が宇宙1だと言うんだよ。 双子座は射手座に乗って、銀河に駆けていった。 泉で乙女座に会ったよ。 彼女の乱れた髪を直して、僕のシャツにアイロンをかけてくれたんだ。 ほのかに月の香りがした。 そしてね、話していたんだ。 魚座と、水瓶座と、天秤座と、牡羊座。 でも、終わってしまうんだ。 全ての十二星座に会うと、僕は決まって目が覚める。 彼女は笑って、星座に混じって喋り出す。 そのまま、一時間ほど喋った。 あぁ、視界がぼやける。 彼女の寂しそうな笑顔を最後に、夢は終わった。 大切な幼馴染は、夢に溶けていった。 ……………目が覚める。 写真の中に彼女が笑っている。 そう、遺影写真の中で…………。
恋恋恋、、、
今日、わたしは告白する。 相手は工藤 秀(すぐる)幼馴染みで、すごく優しいしスポーツマンだから 今日の放課後、屋上で 伝えよう、怖いけど、 「秀、今日の放課後屋上に来て」 「え?なんで」 顔が熱くなるのを感じる 「そんなのどうでもいいでしょ、絶対来てよね」 はあ やっちゃった 恐る恐る秀の顔を見る 「りょーかい、わかってるよ」 秀は満面の笑み かっけぇ 良かった、うまく伝えられた あとは告白だ コクハク しばらくして コクハク について考えてみる 告白するよ 仲間に呼ばれて去ってゆく秀の背中を見る するけど ずっと幼馴染みでいきたいな タッタッタッタッタッタ 放課後 屋上に向かう階段 何度も止まりたくなる ダメだ、足、止まるな タッタッタッー 屋上に行くための扉 ここを通ったら屋上 告白しなければ。。。 逃げない そう決めたからにはやらなきゃ 「あのね、私ー・・」 二人の恋が今始まるーーー
運動場の彼と私。
今は、数学の授業中。 私、高野和花(たかのわか)! 勉強が全然わかんない中1! 「小数が混じった方程式は、まず、、両辺に10やら100をかけて整数にする。それから、Xを左辺に、数を右辺に移項して、符号を変えることを忘れないように。」 あ~!!!!!!!もう、つまんない!何なの? XやらYやらって!!右辺、左辺、移項?!本当、意味わかんない! こんな授業するぐらいなら、、アイツと会える時間50分長くしてほしいや! 何が役に立つの、将来。こんなことしても使わないでしょ! 窓の外からピ~と言う笛が聞こえた。隣のクラスの授業。運動場で、持久走してるみたいだ。 私は、思わず窓の外を眺める。 私、今、隣のクラスの野球部である西幹太君に恋してる。残念ながら、片思い。 幹太君は、ひたすら汗を額に浮かべて走っている。まっすぐ前を見て走ろうとする、真面目な顔にきゅんとしてしまった。 すると、数学の先生の怒鳴り声。 「お~い、高野!何、外見てるんだ。この問題、出来るか? 1,2X-0,9=0,8X+0,3」 ヤ、ヤバい。どうしよう…。全然わからない。 「すみません、分かりません。」 みんなは笑い転げる。私は、すごく恥ずかしかった。 キーンコーンカーンコーン。何とか、辛い辛い数学の授業が終わった。しっかり者で優等生の友達の美果に呆れられた。 「本当、何やってんのよ、和花。授業中に西君の方見るなんて。勉強集中しなさいよ。」 「バ、バレてた?」 「当たり前よ。和花のことだから、どうせ恋とかばっかり考えてるんだと思ったわ。どうりで妄想してたし。」 美果にほっぺをムニッと掴まれる。 「ごめん~。今度からもっと勉強集中するから~。」 「もう、お願いね!」 ある日。私は、図書室に行った。うっ、どうしよう! 新しい本がたくさん入ってて、私の借りた本、上の方に返さなくちゃいけなくなってるじゃない! 私は、背伸びする。う~ん、こんなの届くかっ!女子の背低い人のことも考えろよ! 私、中1で145センチなんだぞ!150センチもないんだぞっ! すると、誰かが手を伸ばしてきた。本を入れてくれた。ガッチリとした手。後ろを振り返ると、、、 < 「西君?!」 西君の顔が私と30センチぐらいの所にあってびっくり。超々至近距離。マジで、私の顔、熱いんですけど、、、 「お前、こんな高さも届かねえのかよ。」 「本当に、ご、ごめんなさい!」 西君は、ため息交じりにさらっと言った。 「まあ、お前のそういうとこが可愛いんだけどな。俺、好きなんだ!」 えっ!? 「ずっと言おうと思ってた!でも、今までタイミング無くて言おうか迷ってた。でも、言う。俺、お前のこと好きだ!」 ええっ?! 「お前、テニス部だろ。練習頑張る姿、グラウンドからずっと見てた。ベースランニングしながら。素振りしながら、ずっと見てた。お前が練習熱心に頑張る姿、本当にかわいいんだ。お前が、テニスしてるとこ。一生懸命テニスコート走ってるとこ。全部、好きなんだ!」 私は、ためらった。言っても、いいのかな? 「私も、ずっと好き!西君が野球頑張ってるとこ。実は、県地区予選、見に行ったんだよ。応援してたんだよ!」 「そう、なのか?なあ、放課後、屋上に来てくれ。」 「いいよ!」 西君は、そう言って満面の笑顔になった。爽やかな笑顔。西君を好きになった理由だ。笑顔が爽やかで素敵だから。 「そうか、良かった!じゃあな!」 私は、手を振った。両想いの予感がした。 放課後。 「お~い、和花。勝手にどこ行くのよ~!」 「ちょっと、トイレ~!」 適当にそう言って、ごまかした。美果は、特に何も聞いてこなかった。 私は、ドキドキしながら屋上の階段を上った。 西君のシルエットがドア越しに見えた。 今、行くよ。私は、鼓動が早くなる心臓をおさえながらドアを開けた。 END! 笑顔がモットーで~す! コメントお願いします!
甘えん坊の君。
出会った頃。 私は君に惚れてしまいました。 何故かって…? それは君がとても甘えん坊さんだから。 今まで出会って来た男子と違った。 私は甘えられた事もないし甘えさせて事もない。 最初は普通の人にしか見えなかった。と言うか人気者。 ただ2人になると甘えん坊さんに…。 『なでなでして?』 何その言葉…可愛いすぎだよ だから私は君を襲うちゃうの。 そしたら君が… 『そんなに攻めないでよぉ…』 うっ…だって君の反応が見たいのだけなんだ。 たくさん攻めたらむぅとした顔で私を怒る。 怒ってる顔も好きだな。 でも君は疲れてるのかすぐに寝ちゃう。 私はその時に独り言を言う癖が出てしまう。 ある日私は「君が好きな人できたら私応援するからね!出来たら教えてね」と言った。 別に聞いてないからいいやって思った。 突然…『じゃ僕の事好きぃ?』って。 …!? 起きていたのだ。 もう隠せないと思った。 もう言おうと思ったよ。 「う、うん…好きだよ…?」 うわっ言っちゃった。。 君の答えは… 『僕も好きだよ』 もう嬉しかった。 君は眠そうに… 『えっと…ぼ、僕と付き合ってください!』 えぇ!?あまりに急にだからどうしたら良いのか分からなくなった。 「君が寝てから言う」 私も頭が混乱中だったから、そう言っちゃった。 『今言って…今言わないとキライになるよ…』あーもうダメだ。 「も、もちろん!」 『ありがとうじゃおやひゅみ…』 ドキドキが止まらなかった。 こんな事になるなんって…!! でも急に思った事があった。 君は私のそばにいてくれるの? 将来他の女と結婚してるかもって思った。 あぁ不安しかない。 だから君が幸せになるようにと唱えるように言った。 「私は将来君のそばに居ないかもしれません。」って。 そしたら、また君起きてたんだよね。 『何でそんな事言うの?』 あぁ、怒るのは辺り前だ。 『じゃ、ぼ、僕約束する!ずっとそばにいる!』 気使わなくていいんだよ。 別に。 君が幸せになったら私も嬉しいから。 『だって僕は将来夫だからね』 嬉しいのに… 泣いちゃう。 時々かっこいいや… 本当に君が彼氏で良かったよ。 これからも宜しくね。 どもーちこでーす~ 何か最後なんで、書いてみました! 久しぶりすぎつ (笑) 感想とかよろー! 皆の恋が続きますように~ 実りますように~!
届くかな?この想い...
登場人物 大貴 侑李 涼子(わたし) キミと出会ったのは小1の時。あの頃はまだ幼くって。クラスのみんなも、私も、キミも。 私が一度転校して戻ってきたときには、クラスも、学校も、先生も変わってた。みんなの雰囲気も変わってて話しかけられなかった。キミにも、先生にも、親友にさえも。 ―2年後― 「おはよっ!」「おはよー」 今は2人とも小6になった。 わたしの片思いだけど席が近いから授業中喋ってる(笑)怒られないように小声で。 「涼子、教科書取って。」「えー、また落としたの?」 そんな会話が続く。それが今の楽しみ。だけど... 「そろそろ席替えするぞー。来週の水曜なー」 気の抜けた先生の声が聞こえる。 えっ。今なんて? 先生の声がうまく聞こえない。あと一週間?えっ...。 悲しくなって放課後、侑李に相談した。 「涼子、そろそろ告りなよ。2人、仲いいし。もうすぐバレンタインなんだから。」 「えっ...。そんな勇気ないし。」 「自分の気持ちに正直になりなよ。私も告るから。」 侑李には片思いしている子がいる。毎年バレンタインあげてるらしいけどどうなんだろ。 「ガンバ。私も頑張るから。」 そう言って侑李は帰った。 頭がぐるぐるしてる。義理チョコにしようかな。 それでも、届かなくても、いい。この想い。いつか届くはずだから。 ---------------------------------------------------------------------------------- 初投稿です。 読んでくれてありがとうございました。 ゆうちゃん
ツブヤキ
《俺は、あの子が好きだ。》 数学の授業中に呟く。 俺はどうしても、思った事を呟いてしまう。 そのせいで、喧嘩になりかけた事も、一度だけではない。 あとから聞いたら、恥ずかしくなるような事も呟いてしまう。 今のもそうだ。 さて、本当に俺は、あの子が好きだ。 あの子の名は、『相川皐月』あいかわ さつきと読む。 そして、この俺は、『西條紅葉』さいじょう もみじだ。 たまに、『こうよう』って、読み方を間違える人がいる。だから、自己紹介は、『西條紅葉です。も・み・じです。』って言うようにしている。 たまに、この自己紹介で、笑われる。 俺は、この名前が気に入ってるが、もみじなんて、女の子っぽい名前だ。って言う人もいる。 さて、俺が、皐月を好きになったのは、忘れもしない2年前の中1の時。席替えの時だった。俺と皐月は、もともと、隣の席で、、 席替えをすると聞いて、自分の机を動かしたら、『離れたくない』って思ったんだ。 その日の夜、ゆっくり考えたら、この気持ちは、恋だって、気付いた。 今は、、、 皐月は黒板に、解答を書き終え、俺の机の前を通りすぎた。 そのタイミングで、俺は呟いてしまった。 「やっぱり、俺は、皐月が好きだ」 「私は、やっぱり紅葉くんが好きだな」 皐月の声と被った。 俺と皐月は、驚いている顔を見合わせた。 「相川、早く席に着けー」 と、のんきな先生の声が、教室に響いた。 ───────END────────── こんにちは、作者の十六夜(いざよい)です。 久し振りに、恋愛物書きました。 皐月も、呟くのが、癖だったんです。 結果、両思いだったんですね。 短編小説、これが、最後かなぁ?
狼男の僕
僕は生まれる時代を間違えた。 天下統一された、争いの無い時代に生まれたかった。 一度統一された時代は、終わりを迎えようとしていた。 争いが毎日起こっていた時代に生まれなかった事は嬉しいけど、こんな毎日も嫌だ。 てくてくと夜道を歩いていると、木々の間から刀を持った武士が現れた。人質だろうか、可愛らしい少女の首を絞めている。少女の頭にはびらびら簪が刺さっている。独身らしい。 可愛い少女だ。僕とそんなに年も変わらない。……好きだな。 えっ、これって一目惚れ? 武士のことは一瞬、壬生浪とかかと思ったけれど、どうやら違う。壬生浪が取り締まっているのは討幕志士たちだ。 周りの人たちは壬生浪を毛嫌いしているけれど、僕は内心、壬生浪のことを嫌いには思っていない。このまま志士たちを取り締まって、穏やかな世界にしてもらえるとありがたい。僕は苦しまなくて済む。 「持っているものを全て出せ」 武士は土だらけだった。何があったのだろうか。 「藩から逃げてきたの?」 とりあえず思いついたことを言ってみると、図星だったらしい。抜刀して僕に襲いかかってくる。 脱藩って重罪だったんだっけ?武士ではない僕には分からない。 僕は武士から刀を奪うと、その刀で武士を突き刺した。武士は痙攣しながら、どさっと音を立てて地面に倒れた。刺された部分から血が流れた。 強く刺しすぎた。迂闊だった。今日は満月の晩。満月の晩に血を見ると僕は……。人間じゃなくなってしまう。 身体中から毛が生えてくる。尻尾が生える感触がある。耳が現れるのを感じる。伸びていく爪を見た。歯が鋭く尖って、牙になっていくのを悟った。 びらびら簪の少女が怯えたように一歩後ずさった。そして、透き通るような綺麗な声で一言、 「狼憑き?」 これだから、平和な世界を希求しているんだよ。平和になれば血を見る機会も減る。狼に変身する頻度も減るんだ。 少女は事もあろうに僕に近づいた。 「ねえ、大丈夫?体に異常とか無い?」 大丈夫という意味を込めて僕は頷いた。 少女はほっとしたように顔を綻ばせると、 「私、さよ。あなたは?」 牙が返事をするのを邪魔する。だが、僕は何とか答えたくて頑張った。 「泰助(たいすけ)」 さよは頷くと、 「満月の晩に血を見るとこうなるの?これは一晩中続くの?生まれつき?」 さよは賢い。 僕は頷いた。両親がこれを外部に漏らさなかったおかげで僕は今、周りの人から疎外されることなくこうしていられている。 少女は困ったように頷いた。やがて、 「私、今日、病気になった祖母の所に行こうと思っていたの。一緒に行かない?一晩だけの事でもその方が安全でしょ。壬生浪の人達も心配だし。壬生浪、嫌いじゃないんだけどね。武士に殺されそうになった時に助けてくれたの」 さよは僕と同じ気持ちらしかった。 僕は親近感を抱いて、頷いた。 僕が書いた手紙をさよに両親に送ってもらい、さよと一緒に大和に行った。おばあさんに会っている間、僕は辺りの店を見ていた。 結婚相手でもない少年を親族に会わせるわけが無い。というか、僕が遠慮した。 てくてくと来た道をさよと一緒に戻る。 山道を歩いている最中、さよの足が止まった。 「あのさ、私と泰助くんが会うのはこれが最後なのかな」 僕はさよの方を見ずに答えた。 「多分ね」 人間じゃなくなる僕にはこんな素敵な子を好きになる資格が無い。一緒にいる資格も無い。 狼になっても知能は低下しないし、理性も失わない。運動能力が向上するし、夜目も利くようになるし、五感も鋭くなる。損は無いが、僕はやはりきっと人間じゃないと思わせられる。血を見ずに済むようにするためには世界が平和になるしかない。戦いばかりの時代に生まれなくて良かったけれど、また戦いが始まりそうだ。 「嫌だな」 さよがぽつりと言った。 僕の中にわずかな期待が生まれる。 そんな可能性、無いはずなのに。期待通りでもさよを困らせるだけなのに。 それでも、わずかな期待とともに僕はさよに聞いた。 「嫌だって、何で?」 一瞬の沈黙。 「好きだから……。泰助くんのこと」 期待通りだった。 小さな自己嫌悪が生まれた。……僕から言いたかった。 まだ、間に合うかな。もう間に合わないか。 「こんな僕でも良いの?狼になっちゃう僕でも?」 「狼なんてそんなの関係無いよ。狼だからって好きじゃなくなるのは愛とは呼ばないと思う」 正論だ。 もう間に合わないけど、言わなきゃいけない。 「僕も好きだよ、さよのこと」 こんな僕でも好きになってくれる子が現れた。その子と両思いだった。さよとなら狼になることも受け入れられるのかな。
誰にも評価されない孤独OLと盲いた仔猫
人は孤独か、と言われたら私は即答する。 誰にも認められない挙げ句、見向きもされない。 今日、孤独じゃない人は孤独な人同士で集まれるだけ。 それができない人に、差し伸べられる手はない。 分かりきったことだ__ コンビニから、1人の女が出てきた。 年は三十代頃のように見えるが、確かではない。 後ろで一つに結んだ髪。 疲れたような眠そうな眼差し。 グレーのスーツを纏った姿は、仕事帰りであることを告げていた。 女は独りだった。 どれだけ仕事に精を出しても、認められない。 愚痴をネットで呟いたりしても、いいねもコメントもゼロ。 自分の才能を発揮できることを見つけても、反響はない。 そこで、女は気づいたのだ。 自分みたいな孤独な人間、評価してくれる人なんていない。 だから、こうやって退屈な毎日を繰り返すのだ。 女は何かを見つけて立ち止まった。 手に持っているビニール袋の中の酒の缶が乾いた音を立てた。 薄暗い道端にはダンボールが静かに佇んでいた。 それに毛布がかけられていることから、 女はその中身を悟ってしまった。 女の気配に気づいたのか、その中の者は仔猫特有のみゅー、という鳴き声をたてた。 女は溜息をついた。 いたたまれない。そう思い、ダンボールを開けた。 中にいたのは、一匹の黒い仔猫だ。 黒い毛並みに黄色い目は、見たのが夜なこと有り、ぞっと指せる何かがある。 ぼさぼさの毛はどこか鬣を思わせた。 目は開いているが、見えてはいないのだろうか。 気配だけで顔を上げて、女の手に自信の鼻面を擦りつけた。 その冷たい鼻面の感触に、女はヒヤッとした。 ただでさえ、夜気は衣の隙間から入り込むというのに。 この仔猫の体は、はっとするほど冷たかった。 立川凪咲は大層な大義を抱えるほどの人間じゃないし、特別お人好しでもない。 ただ、この境遇に置かれた仔猫が哀れだった。 同情心も感じていたのかもしれない。 育てるのは大変だぞ。病院代、餌代、おもちゃやトイレまで。 どれだけ費用がかかることやら。 仔猫を捨てた主人も、それが分かってたんだぞ。 凪咲に語りかける誰かの声。 すると、もう一人の声が聞こえてきたかのように、心に浮かび上がった。 今日、孤独じゃない人は孤独な人同士で集まれるだけなんだろ。 私もこの仔猫も。孤独じゃないか。 いや、違う。私は違う。 評価されないだけ。大体、猫と人間は違う。 本当にそう思ってる?そうなの? 今私が見捨てれば、この子は死ぬ。 それでいいの? もういいよ。 心の中で荒々しく呟いて、心境とは真逆にそっと仔猫を掬いあげる。 毛布に包み、抱きしめると、凪咲は全力で家を目指した。 いいよ。飼えないなら、里親を探せばいい。 無理に飼う必要はないだろう。 凪咲の頭から、ビールの存在は消えていた。 家につくと凪咲は、猫の食べそうなものを探した。 仔猫だから肉は食えないかもしれない、と気づいたのは、魚肉ソーセージを取り出したときだ。 要領の悪い自分に心の中で舌打ちをして、牛乳をタッパーに注ぐ。 そして、ヒーターの前に毛布に包んで置いた仔猫の元へ歩み寄った。 猫に皿を差し出すも、食べない。 焦ってネットで調べてみると、どうやら子猫用ミルクというものを哺乳瓶で飲ませなければならないそうだ。 凪咲は迷った。仔猫を置いていくべきだろうか。 家の中で死んでいた、なんてことがあれば拾わなければ良かったかもしれない。 そんな凪咲の頭に、名案が思いついた。 そうだ、動物病院へ行けばいいんだ。 そうすれば、必要なものは全て手に入る。 凪咲は衰弱した仔猫を何故か持っていた百均で売っているレベルのバスケットに入れた。 小さなバスケットだったが、それよりも小さな仔猫はすっぽり収まった。 申し訳程度に入れたカイロと毛布で、体を温めてくれればいいのに。 そう思いつつも、凪咲はアパートの階段を駆け足で降り、白塗りの車へ乗り込んだ。 シートベルトをしてアクセルを踏むと、ハイブリッドカーである車は静かに進みだした。 夜でも開いている動物病院だが、人影はまばらだった。 蛍光灯に照らされて、仔猫が身動ぎをした。 「衰弱していますね。病気の予防の注射と、検査をします。 一時間ほどかかりますので、待合室でお待ちください」 少し眠そうな若い医者に言われ、凪咲は待ったが告げられたのは驚くべき事実。 「感染症などにはかかっていませんね。 ただ、生まれつき目が見えない病気にかかっているようです」 だから、あんなに頼りなさげだったんだ。 凪咲は合点が行き、ふっと息を吐いた。 こうやって、捨てられたのも。そのせいなのかもしれない。 三十代に見えた顔は、笑うと若く見えた。 案外、20代くらいかもしれない。 そして、孤独な女と孤独な仔猫の物語が幕を開けた。
貴方の声が聞きたい
私は、耳が聞こえなかった。 生まれつきだ。別に嫌じゃなかった。 それが 当たり前だったから。 ―――あの日までは。 冷たい風が体に染みる、真冬の朝。 一人寂しく歩く私に声を掛けてきたのは、アイツー幼馴染の春樹(ハルキ)。 「●△%#」 (何て言ってんの…なんとなく分かるけど) 私は手話で返す。 『おはよう』 すると、春樹は必ず、驚いた顔で私に返すんだ。 『よく分かったね』 『このやり取り、幾らやってると――』 あ――手が悴んで、思い通りに動かない。 『どうしたの』 春樹の手がするする動く。 (手袋も着けないで――寒くないのかな) 感覚の無くなった指先。 春樹の心配そうな目――綺麗だな ―と、温かいものが私の手を包んだ。 ―――――――春樹の手だ 「▼☆◎※&★?」 ――だから、分からないよ――何て言ってるの―― 温かい。――心臓の鼓動がはやい。 ―病気かな。顔が熱い。熱もあるのかな。 やっと――春樹は手を離した。 『そろそろ言おうと思ってたけど―――― 俺が毎朝言うのは、おはよう だけとも限らないよ』 「?」 春樹は、恥ずかしそうに俯きながら、 口を開いた。 「□◆♪★」 ――ああもう――何て言ってるの――――――― 分からないよ 春樹、お願い 私の気持ち 気づいてよ――― ――貴方の声、聞かせて――――――――――― 終わり 誤字・脱字等あったらごめんなさい 初めて書いたので色々多目に見てください(^人^) オマケ 登場人物紹介 雪風 美冬(ユキカゼ ミフユ) 13歳 2/14生まれ A型 耳が聞こえない。人と関わるのが苦手。 花咲 春樹(ハナサキ ハルキ) 13歳 4/1生まれ O型 文武両道。美冬の幼馴染。社交的。
【短編小説】胡蝶の夢
毎夜、僕は蝶となる。 僕は、思わず見惚れるような美しく儚げな姿で、淑やかに凪ぐ海にもまさり、 真夏の水彩絵の具を溢したかのような空にもまさる彩りの羽をもち、 夜明けの光を目指すかのように、ゆるやかに羽ばたく。周りには何者もおらず、 ただ胡蝶の一頭が薄明の空を舞う。あたりは虚ろな夜空に日の光が覗く空のみで、 他には何も見えやしなかった。終わりを迎えたかのような静寂の世界に、 胡蝶は孤独すら感じさせない。ただ、その羽をはためかせるばかりだ。 蝶は、日が昇るのを、空高く飛びながら見ることしかできない中、だんだんと朝日が空を照らす。 ああ、光が夜をのみ込んでいく……。 その瞬間、僕は目覚めた。 ベッドの上を起き上がる。毛布が若干はだけているのが目につき、 ふと、あたりを見渡す。部屋にはチラシやらビニール袋が 散らかっており、空のコンビニ弁当がゴミ箱に捨ててある。 だらしのない大学生の寝室に、かすかな安堵を溢す。 最近だ。毎晩、僕はあの夢を見るようになった。 夜明けの空を駆ける、蝶の夢。まどろみの中、その夢ばかり鮮明に覚えており、 きまって日の出で目が覚める。 カーテンを開け、窓の外を見る。ありふれたいつも通りの世界。 行き交う車に、人の集まる駅。連なるマンションや電柱が見え、きちんと今が現実なのだと思わされる。 いや、しかし……本当だろうか。 果たして、僕は先ほどの夢を“夢”と言えるのか。 僕が人間として、手と足と体を持って生きているのが、 本当の夢なのだとしたら、それは本当に僕が人間と言えるのだろうか。 僕は、夢から目覚めたのではなく、今この瞬間に、 胡蝶のまどろみの中なのではないのか。 そんな曖昧な考えに、僕はほのかに興味を抱く。 世界が静寂に包まれようと、あの胡蝶は天を優雅に、自由に舞う。 夜明けを迎えようと、あの群青の翼を持ち、生き続けるのだろう。 そう思うと、僕はなんだかすごく羨ましかった。 いくらこの世の中が便利だろうが、孤独すら抱かず、どんな青にも 負けない羽を保ちながら、くるくると踊るように羽ばたくあの蝶の、なんと美しいことか。 僕が眠ることであの蝶になれるのか、あの蝶が眠ってしまうことで 僕が目覚めてしまうのか。朝ぼらけの頭で考えたって、しょうがない。 僕は、おもむろに布団にもぐり込み、また胡蝶の夢をみる。
一生懸命生きる理由
私は山中 南。 中学3年生。 私のクラスでは、いじめがある。 いじめのタ一ゲットは結川 心那。 気弱で病気がちだから、いじめっ子の格好の的になっている。 実は、小学校の頃の私と心那は、親友レべルに仲が良かった。 でも、中学校に入学してすぐに心那は入院してしまって、 2年生になって学校に来たときには、完全に孤立していた。 そして、3年になると同時に、心那へのいじめが始まった。 最初は、私ともう何人かで止めたが、 いじめは終わるどころかエスカレ-ト。 もう誰も止めなくなって、 先生すらもロ出ししなくなっていった。 私も、もう何も言わなくなっていた。 最初は、罪悪感で抻し潰されそうだったけど、 どんどん何も感じなくなっていったから、 今は全く辛くない。 そして私は高校生になった。 でも、心那はなれなかった。 心那の一生は、とても短かかった。 今から私は心那の葬式に行ってお焼香を上げるのだけれど、 私が行ったら、心那の両親はどんな顔をするのだろうか。 あなたが止めてくれていたら、とでも言うのだろうか。 式場に入ると、心那の母親が駆け寄って来た。 文句でも言われるのだろう。 「南ちゃん、来てくれてありがとう。 あのね、南ちゃんに渡したい物があるの。」 私に渡したいもの? なんで私? 「これなんだけど…」 「南へ 大好きだよ! どうか、胸を張って生きて、 幸せになってね!」 「心那の書いた手紙よ。南ちゃんにって。」 ……3行。 たった3行の手紙。 なのに、なぜか、 涙が止まらない…… あのとき私が止めれば良かった! あのとき心那と話せば良かった! 後悔ばっかりが抻し寄せてきて、胸がいっぱいになる。 「南ちゃん、大丈夫?」 「うっ……ひぐ……ぢょっと大丈夫じゃないでず…」 あのときに戻りたい! もう一度、もう一度やり直したい! でも、どんなにそう願っても、時は戻らなかった。 当たり前のはずなのに、私はすごく絶望した。 だから私は、もう後悔しないよう、今を一生懸命に生きている。
君。
「おはよう。」 君の挨拶が聞けるだけで僕の心が満ちていく。 君の笑顔が愛おしい。いつまでも、いつまでも、この幸せを守っていきたいと思う。 僕が君に恋したのは、今から10年も前のこと。 僕は転校生だった。 『小山 紫雲(こやま しおん)です。えぇっと……仲良くしてください…。』 あがり症の僕は、自分の名前を言うので精一杯で、名前以外に一言自己紹介をと言われていたのに出来なかった。 その後も僕はなかなかクラスに馴染めず、休み時間はずっと一人で図書室にいた。 君と出会ったのはそれから半年後のことだった。 「ねぇ、紫雲くん…だっけ?本好きなの?」 『えっ…あ、うん。』 いつも独りぼっちの僕を見かねてなのか、君が突然話しかけてくれたんだ。 君は僕によくかまってくれるようになった。 「ねえー紫雲くん!おすすめの本とかある?」 『どうしたの?突然…。』 「いや、朝読書の本読み終わっちゃってさあ。ほら、本好きだって言ってたじゃない?だからおすすめの本とかあるかなーって。」 『おすすめと言っても…僕が読んでいるのは文豪物だから、君からしたら面白くない物だと思うよ。』 「えーそんなこと無いよー?夏目漱石の小説とか好きだし。」 君も僕と同じように文豪好きだった。 『じゃあ、おすすめは、【道草】だね。分厚くて読む気失せる人がほとんどだけど…家族の気まずい感じとか、読んでたら意外と感情移入するような内容だったりするし…難しいけどね。』 「なんか…すごいしゃべるね。」 『えっ。何か変な所でもあった…!?』 「いや、そうじゃなくてさ。いつもは口数少ないのに、本の話になると熱くなるから…」 『あっ…ごめん…(ウザいって言われるかな…)』 「なんで謝るの?本が好きっていうのがひしひしと伝わってきて、私はすごく嬉しかったんだよ?」 『そ…そうなの?』 「うん!(^^)」 君の笑顔に嘘はなかった。自然と僕は君に心を開き、いつしか恋心を抱いていた。 でも、君と僕とであからさまに違う点が1つあった。 君はクラスの人気者なんだ。 それに対して僕はちょっと浮いてる転校生。 君と僕が親しくしているところは、君を好いている人たちにとって面白いことではなかったらしい。 かろうじて必要な会話は出来ていたはずのクラスメートが、まるで僕が存在していないかの様に振る舞い始めた。 (いじめ…か。) 僕はなんとも思ってなかった。こんなこと、慣れっこだった。君はいつものようにクラスの人気者で、キラキラしていた。 そんな君を見ているだけで幸せだった。 なのに… 僕が転校してきてから1年が経過したある日のこと。 「私ね、もうすぐ引っ越すの。」 突然言われ、僕は戸惑った。 『嘘…をついているようには見えない。』 「2週間後にはお別れしなきゃいけなくなった…」 君の瞳には大粒の涙が浮かんでいた。 『寂しくなるね…』 「うん…。あのね、紫雲く…」 『あのさ!』 君が話そうとしたことを遮ってしまった。でも、遮ってでも言いたいことがあった。 『君がどんなに遠くに行っちゃっても、僕は君のことだけを想うから。 君が笑顔で過ごしてくれることを願ってるから。 だから、"さようなら"なんて悲しいこと、僕に言わないで欲しい。 僕、君がいないと寂しくて…その…死んじゃうから…。』 「紫雲くん…それって…」 『えっ、僕今変なこと言った!?言ったなら謝…』 「ありがとう。」 『え…』 「私も同じことを言おうとしてた。 紫雲くんが好きだから、"さようなら"なんて悲しい言葉は使わないよって。」 『それって…』 あれから10年。今僕は、あの日恋した君と、ひとつ屋根の下で幸せに暮らしている。 半年後にはもう1人、家族が増える。今はその準備に大忙しだ。 僕は少しでも、君と君のお腹にいるもう1人の家族のために出来ることを増やそうと思う。 僕が僕の手で君を幸せにできることが、僕にとっての幸せだ。 「おはよう。」 君が笑顔で挨拶する。 その幸せそうな笑顔と声色に僕の頬もほころぶ。 この幸せは絶対に守りぬこう。 愛おしい君の笑顔を見て、僕の愛は膨らんでいくのだった…。 _____おしまい。
セカイノオワリ
ここ最近、おかしな夢を見るようになった。 視点主が銃と剣を持って戦っている夢。 銃剣では無い。 片手に剣、片手に銃を持って戦っているのだ。 視点主は何者かに捕らわれ、拷問される。ちなみに、拷問していた人はイケメンだった。拷問かけるイケメンで土方歳三だと思ってしまった俺を誰も責めないでくれ。夢だから顔はぼんやりとしていたけれど、イケメンだということは分かった。歴史は苦手だから、拷問とイケメンで思いつくのは鬼の副長なんだよ。 そして、夢から覚める。 夢から覚めた後は身体中が痛い。しばらく動けなくなる。四肢が引きちぎられるような痛みだ。 視点主に行われていた拷問は何だと思って図書館に行って調べてみると、笞打だった。拷問の一つだ。何たる所業、昔の日本人には人の心が無かったのか。昔の日本人の所業に心の中で咽び泣いていると、歴史の教師に名を呼ばれた。 慌てて立ち上がると、教師は黒板の一部分を指で指した。 「これは何だ」 「クドリャフカです」 「正解」 椅子に座って、今度はちゃんと授業に集中した。 高校からの帰り道。 人通りの少ない道に入る。 ホワホワと欠伸をしたその瞬間、頭の中に声が入ってきた。 「目覚めよ、青年。神により笞打の痛みを知るお前にしかできないことだ」 笞打の痛みを知るって、それは昔の人に言って。古高俊太郎とか。 「タイムトラベラーを使うと色々問題が……。 お前を選んだのは特に理由は無い。適当だ。笞打の夢を見させたのも特に理由は無い。因みにあの夢は適当だから。前世とか関係無いから。笞打の痛みを知っているのも特に仕事に得も損も無いから」 痛かったんだけど。四肢が引きちぎられるような痛みだったのに。 「急ぎミツシバ本社に行き、薬の開発をやめさせろ。あの薬は世界を滅ぼす。 あの薬を作らせている幹部は部下を恐怖で縛り付け、世界を壊そうとしている。神として無視できない問題だ。 お前が警察に追われることは無いから。その点では神を信じろ。あ、あと、一応、武器を持たせるね」 いや、雑っ!と思った俺の前に銃が一丁、現れた。 人殺しでもさせたいの? ミツシバ本社はすぐ近くにある。 俺はジャンヌダルクだと言い聞かせながら歩き始めた。 スタスタと開発室に行く。 俺は社員たちの視界に入っていないようだった。どうやら俺の姿は周りには見えないらしい。これが神の力か。 目標の部屋に入ると、社員が三人いた。 幸いなことにパソコンの前には社員はいなかった。とりあえず例の薬の開発に必要だろうファイルを全て消した。 少なくともこれで薬の開発はできなくなった。 以上。 俺は悠々と本社を出た。 その瞬間、結界が解け、本社から出てきた社員の方が俺を見て、怪訝そうにした。 「やるなら徹底的にやれよ、おい」 神の声だ。 あれだけ雑に言われたら何をやればいいのか分からないよ。そもそも、神がやればいいのに。 「いや、面倒臭いから。とにかく、薬は俺が消しておいたから。突き飛ばされた社員の記憶も消してある。幹部は今日、病気で死ぬし、薬に関する記憶も残っていない。社員も薬の記憶は無い。薬の存在自体、無くなったから」 それは良かった。 「あ、あと、お前の記憶も五秒後に消えるよ」 色々困るから、ね。 俺は歩き出した。 そして、俺はミツシバを見上げた。 あれ、何で俺、ミツシバ本社の前にいるの?家に帰ろうとしてたのに。