短編小説の相談いちらん
短編小説
みんなが作った短編小説のコーナーだよ。※2024年9月30日までの投稿で受け付けを終了いたしました。
いちごのきゅんとした酸っぱさは
私は今日もかっこいいあの人を目で追う。 私(島田美穂/しまだみほ)は高校2年生!で、私には好きな人がいまーす!誰かっていうと、あそこで女子達と喋っている鈴木照真(すずきてるま)君!なんでかっていうと、勉強ができて、運動もできて、優しくてイケメンで…ありすぎて書ききれない! 照真君はいちごが好きらしい。実を言うと私も大好物。きゅんとした酸っぱさがたまらない。照真君も酸っぱいのが好きだといいな。って、こんなこと話してる場合じゃない!なぜかというとね…なんと今日は席替えの日!ここで照真君の隣にならなければ…。神様お願いします!照真君の隣にしてください! うーんと、これに決めた!番号は13番。運命の14番は誰? えっ、て、照真君!? か、神様ありがとうございます(ToT)ここまできたら、話しかけるしかない! 「ね、ねぇ鈴木さん、よろしくね」ぎこちないあいさつになってしまった。「ん?ああ、よろしくね!あと、照真でいいよ」えっ?照真君って呼んでいいのぉ?うれしすぎない?「て、照真君?あのさ連絡交換してくれる?」これはグイグイ行き過ぎだと思った。 「え、別にいいよ!じゃあ僕、QRコード出すね」「うん!」え。OKしてくれた。神だ。やっぱ優しいんだな。ますます惚れた。「あ、ありがと」 「うん。島田さんのアイコンかわいいね。」「あ、ありがとう」お気に入り登録しておこ。 やばい、やっぱかっこいい。告らないと。はやく告ったほうが次の席替えまで2倍楽しめるよね。 -数日後- 呼び出してしまった。屋上に。照真君を。 「どしたの?急に。」 「あ、あの、ずっと前から好きでした。」 言ってしまった。たぶんわたしの顔は真っ赤だ。 「え、そうだったの?あのね、言いづらいんだけど、僕には彼女がいるんだ。」_______っ「ごっごめんね、バイバイっ」 声を振り絞り、それだけ言って走って帰った。 そうだよね。あんなにかっこよくて優しくてなんでもできる照真君に彼女がいないわけないよね。それをかんがえられなかった私がバカだ。 照真君の好きな、私の好きな、いちごのきゅんとした酸っぱさは、この深い悲しみと似ている。 ショックすぎて立ち直れなかったから次の席替えまでのことはあまり覚えていない。 -1年後- 今日で最後か。そう、今日は卒業式だ。私は友達がそんなにいなかったから思い入れもそんなにない。 式が終わり、そろそろ家に帰ろうと思ったその時、 「島田さんっ」 ん?と思い、後ろに振り向くとそこには… 照真君!? 声が出ずに黙っていると、「ちょっとこっちきて」 と言われ、腕を引っ張られた。 照真君が向かった場所は…屋上だった。前に私が告白をした、いたい思い出のある。 「ど、どうしたの、急に」 「あ、あのさ、伝えたいことがあるんだ。」 「島田、いや、美穂のことが好きでした。」 「えぇ!なんで?!だって前彼女がいるって…。」 あまりの驚きに、思ったことをそのまま口にしてしまった。 「ごめん。それは嘘だったんだ。僕、中学の時に彼女がいたんだけどね____________ってことがあってさ。で、高校になって、美穂にあった。正直、告白された時、嬉しかったんだけど、その時はまだ美穂のことよく知らなかったから嘘ついたんだ。本当にごめん。」 「なんで、なんで嘘なんかついたの!嘘ついても、その後教えてくれればよかったじゃん。」「うん。伝えようと思ったよ。だけど、美穂が暗くて、話しづらかったんだ。」 「私、謝るね。ごめん!」「僕も。ごめん。」「もう、怒ってないよ。」「僕も。」 「で、付き合ってくれる?」「ごめん。私、彼氏いるんだ。」「嘘!ガチで?」「嘘だよ、あはは。いるわけないじゃん。いいよ付き合う。」 いちごのきゅんとした酸っぱさは、この深い深い嬉しさに似ている。 -END- どうだった?感想お願いします! 年上、年下、タメ口OK! 辛口は× 感想待ってるよ!
20歳の君へ
好きな人が死んだ。事故だった。「う、……っ、ううっ」「ねぇ、花音が泣いてたら大翔きっと悲しむよ?」「ごめん、千紗ちゃん」私は奏崎花音。高校三年生。先日、彼氏である大翔くんが事故によって帰らぬ人となってしまった。お通夜中も、大翔くんが亡くなったのが信じられなかった。私と大翔くんは付き合ったばかり。お互い三年間も思いを寄せていて、やっと思いが実ったと思ったのに。神様はそれを許さなかったらしい。こんなの、嫌だよ。私は声が枯れるまで泣いた。広い二重まぶたも、腫れて一重まぶたになっていた。そして、卒業し成人になった。大翔くんがいない二年間。大翔くんが夢に出続けたよ。現実になればいいのにね。「花音ちゃん」大翔くんのお母さん…?「あの時、病院で大翔に言われたの。もし俺が死んだらこれを花音に渡してほしい、って。20歳になったら渡す予定だったんだって」『20歳の花音へ』?なにこれ?「ありがとうございます」私は家に帰り、封筒を開けた。『花音へ 花音と付き合い始めた。ずっとずっと花音が好きだから、告白した。まさか両思いだったなんて。夢みたいだよ。てか、俺らもう20歳だね。お酒飲めるし?タバコも吸える。大人って違うなぁ。今度一緒に飲もう!でも程々にw 手紙で申し訳ないんだけど、俺は今、花音に伝えたいことがある。』伝えたいこと…?『付き合い初めて二年くらいだけど、俺は本当に花音が好きなんだ。好きで、好きで、たまらなくて。毎日夢に花音が出てくる。だから、俺の婚約者になってください。結婚してください。俺が幸せにします。誰よりも大切に俺が守るから。もし、俺と結婚してくれるのなら、俺の婚約者になってください。読んでくれてありがとう。じゃあ』「……っ、やま、大翔…くん…う、うう」涙が、止まらなかった。高校生だった大翔くんが未来に描いた手紙。それが一瞬にしてなくなってしまうなんて。なるよ、婚約者になるよ。でも、そんなことなんて叶いやしない。私だって、結婚したいよ。私は手紙を抱きしめた。
僕の大好きな彼女。
告白された時、面倒だなって思った。 だって、付き合うとか、恋愛とか、よく分かんないし。 僕はまだ恋愛に走りたくないし。 だから断ったんだけど…。 彼女はそれから何度も告白してきた。 流石に五回目、断るのは可哀想だ。 そんな罪悪感と同情で、流れでokした。 最初の告白から2年が経っていた。 僕らが中高一貫校でよかった。 僕はよく笑う人が好き。 そう言うと、彼女はさらに笑うようになった。 僕は頭がいい人が好き。 そう言うと、彼女は50位も順位を上げた。 僕は長い髪の子が好き。 そう言うと、彼女はいつのまにか肩から腰の少し上まで髪を伸ばした。 健気だなあ。 必死に僕に好かれようとしてて、馬鹿みたいだ。 愛だの、恋だの、馬鹿げてる。 そう思ってたーー。 一年後。 彼女はこう言った。 「…私のことが好きじゃないのも、私と同情で付き合ったのも、知ってる。だけどーーお母さんに、会って欲しいの。お母さんを安心させたいから。」 なんで?面倒だなあ。 そう思いながら一緒に向かったのはーー彼女の家ではなかった。 「お母さん。体は大丈夫?」 ここは、病室? 「大丈夫よ。で、その子は?はじめまして。」 「はじめまして。おつき合いさせていただいてます。」 「まあ!」 彼女の母親の顔がパッと明るくなる。 「そうなのね、良かったわ。この子が彼氏なんて言うものだから、戯言かと思っていたのだけど。ほんとに幸せなのね。お母さん、安心したわ。」 彼女は、母親を安心させられたようで、ひどく満足した笑みを浮かべていた。 「今日はありがと。お母さん、珍しく顔が輝いてた。」 「…。」 何も答えられなかった。 面倒だと思った自分が恥ずかしくてたまらなかった。 「予定もあっただろうに、勝手に付き合わせてごめんね。」 「…大丈夫。」 同情、罪悪感。それらは自分を美化しているにすぎない。あなたのことを気遣ってますよ、とアピールしてるみたいで、気持ち悪い。 彼女にそんな気持ちはない。優しいです、気遣いできますアピールも、なにもない。単純に、母親を心から心配して、そのためには自分が相手から想ってもらえなくても母親のために頑張る。 僕は、そんな彼女の恋人。 好きになる努力をしてみなければならない気がしたーー。 二か月後。 僕の彼女の長所を見つけた。 優しくて、コミュニケーション能力が高い。 他にも僕に好かれようと努力した結晶は、結果として長所になってる。 あの日から思っていたが、彼女はとても純粋でいい子なのだ。 そんな時、彼女は僕の親友と話していた。 笑ってた。 あの笑顔はーー。 なんで。あんなやつに、なんで笑ってるの。 僕は、あの笑顔を向けてもらったことなんてない。 この気持ちの正体はーー嫉妬? そんなわけ。 「恋人ってね、足りないものを補い合える人のことだと思うの。」 いつしか、彼女はそう言った。 彼女は、僕に足りないものを沢山持ってる。 自慢の彼女。 彼女は、僕のものだ。どの男にも奪わせない。 「ねえ、別れたかったら、別れてもいいんだよ。いつまでもドロドロと、この関係続けたくないでしょ?」 「…親友のことが好きなの?」 「へ…?」 「僕は、別れたくない。」 「でも、嫌なんじゃ…。」 「嫌じゃない。なら、僕から告白させて。僕はーー。」 君が、大好き。 ーーーーーーーーー 読んでくれてありがと! ぜひ感想を聞かせてね
夜空(日常系)
僕は、紺元青空(こんもとあおぞら) 夕飯を食べ終わった。弟(双子です)の夜空と一緒に、今日も僕達の秘密基地に行って、星空を眺める。秘密基地は、空や、星をみるための色々な道具でいつも散らかっている。 夜空「あれ?双眼鏡なくなった?」 青空「夜空が散らかすからだろ。僕もだけど。」 夜空「あった!」 夜空「夏の大三角形きれだね!」 青空「僕は昼の青空が好きだけど、やっぱ星空もいいよね。」 夜空「うわっ!」 青空「どした?」 夜空「蚊に刺されてる!!」 青空「この季節になると夜も暑いからねー。気を付けよう」 夜空「蚊取り線香持ってこようかな。」 青空「そうしな。」 青空「あ、北斗七星もきれいだな。」 夜空「え?北斗七星見つけられない」 青空「あそこだよあそこ。」 夜空「あれおおぐま座な気が、」 青空「え?」 青空「あ、ごめん、星座早見表見たらおおぐま座だった」 夜空「やっぱり。全然違うじゃん。」 青空「なんて話をしてたら夜8時になってた!!やべ!!家帰って風呂入って寝ないと!!」 夜空「いっそげー」 このように僕らは、1年ほぼ毎日夜に、弟と星空を見ている。 翌日 夜空・青空「ごちそうさまでした!」 夜空・青空「「行こ!!」」 とある秋の日 夜空・青空「「行こ!!」」 クリスマスもクリスマスツリーより、夜空を眺める。クリスマスプレゼントも新しい双眼鏡や、天体望遠鏡だ。 夜空・青空「「行こ!!」」 みんなが初詣に行ってる時も、星空を眺めている。そのため秘密基地で一晩過ごすことも。 春になった。 夜空・青空「「行こ!!」」僕らは小さいころから、毎日星空を眺めている。二人とも好きな星座はオリオン座。二人とも、生まれたのが寒い冬の日の夜9時で、その日は昼間は晴れていて、夜はベテルギウスやリゲルがすごくよく見えたらしい。だからだと思う。名前もそこかららしい。 今日も僕らは、星空を眺めている。 あとがき 今日は初めての日常系を書いてみました!下手かもしれませんが、ご了承下さい。この小説のためにたくさん星座調べました!自信作です!ありがとうございました!!
あの時、この気持ちを伝えればよかった
私、禾本 結衣(のぎもとゆい) 私には、好きな人がいるの。 転校生の、禾原 叶夢(のぎはらかなむ)くん これまで、何度も転校してきたらしい。 そして、半年ぐらいたったら、また転校するらしく… 「好きです」の気持ちをなかなか伝えられなくて、私はなやんでいた。 転校する2日前、学校が終わって、下校しようとしたときに、「結衣っ*ちょっとほうかご、屋上にきてもらえないかな?」と、叶夢くん。 「うっ、うん。まあ、いいよ!」 屋上では、キラキラ輝く太陽がさしこんでいた。「結衣!君に伝えたいことがあるんだ…。…きだ。」 え?「好きだ。」え~っ!私のこと、好きだったの!?「叶夢くん、私、叶夢くんのことが好きではないの。」私は、こういうしかなかった。 「そうか。それだったら、しょうがない…」悲しそうな笑みをうかべる叶夢くん。私は、ただつったっているしかなかった。 ついに、叶夢くんが転校する日になった。「みんな今までありがとう。みんなのことは、忘れません。」 そう言葉を残して、この学校を去っていった。 何年もたったいま、何度も思う。「あの時、この気持ちを伝えればよかった。」 *+.*+.*+.*+.*+.*+.*+.*+. こんにちは!皐月です(。・ω・。) 小説初とうこうです!感想まっています(。-ω-)
ー意味がわかると怖い話ー〔寝たふり〕
私は彼氏と同居している そして彼は私より早く起きて仕事に行く 私は寝てるふりをして、仕事に行く彼を見ている ピピピッピピピッ 今日も目覚ましが鳴り、彼が起きる 「ふぁ~!」 そして彼は朝の準備体操をして、仕事に行く準備をする 準備を終えて彼が仕事に行く時、私に小声で「行ってきます」と言ってから、彼は仕事に行く 私は、寝たふりをやめて、起きる 私も仕事に行く準備をしなくちゃ… ガチャッ あれ?彼が戻ってきたのかな… 忘れ物かな? 私はまた、寝たふりを始める ガサガサガサ 何かを探している音が聞こえてくる 私は、窓に顔を向けると… 「え………」 そこには、仕事へ行く、彼の姿があった ガサガサガサ 何かを探している音はまだ聞こえてくる 嘘…でしょ…… 〔完〕 〔解説〕 寝たふりをして、仕事へ行く彼を見送る主人公 彼が仕事へ行ったと思ったら、ドアが開き、また寝たふりをする主人公 ふと、窓を見てみると窓の外には、仕事へ向かう彼の姿が… だけど、何かを探している音が部屋から聞こえる そう。つまり、“主人公の家には今、泥棒が居る“ ということです。 皆さん、意味が分かりましたか? *;あとがき;* オハこんばんわ!りらです! 意味が分かると怖い話〔寝たふり〕皆さん、意味が分かりましたか? 意味が分かったら、回答してね~! アドバイスや、感想よろしくお願いします! 長文失礼しました、、! ばいちゃりら~!
我慢
「それぐらい我慢しなさい。」 「、、わかった。」 我慢、我慢。自分が欲しいものも我慢。自分がしたいことも我慢。言いたいことも、嫌なことも、どんなことも、 が ま ん 我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢 我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢。 我慢。ずっとずっとずっと、そうしてきた。 あれ、自分のしたいことは?欲しいものは? 全部、全部無くしてしまった。 わたしのココロの中は「我慢」で埋め尽くされてる。 こんな人生、生きてても、意味ないよね。 シンダホウガ、イイヨネ 自◯をしようとすると、「死んじゃだめだよ。」って君は言うよね。 でも、わたしはしたいようにする。もう、 我慢しないよ 、、あはは。したいことをするってこんなに楽しいことなんだね。もっと前から自分のしたいことをしとけばこんなことには、ならなかったのかな。 またね。
universe (小説というより詩かも…?)
舞い散る桜のひとひらを見て 君はふわりと花笑んだ そよ風の如く 小川の如く 君は愛らしく 春は美しかった 燦々と煌めく水面を見て 君は無心に笑みを浮かべた 彗星の如く 光の如く 君は明るく 太陽は美しかった 錦に染まった紅の葉を見た 君は楚々と笑ってみせた 月光の如く 菊の如く 君はたおやかで 大地は美しかった ひらり舞い散る粉雪を見て 君は柔らかに笑みをこぼした 六花の如く 暁の如く 君は優しく 空は美しかった 君は美しく 世界は冷酷だった
勇者様が方向音痴…?
この世界はゲームのような世界。 ボクは脇役。勇者様をお守りする犬。 …ではなく元々読んでる君たちと同じ世界に住んでいた人間。 そ。いわゆる転生ってやつね! 「あれ…」 この声が勇者様。勇敢で強くて頭も良kー 「ここ、どこだ?」 …方向音痴だ。 「地図の通りに来たのにー…」 もぉお!!何をやってるんだこの勇者様(ヒト)!! コンパスも地図もカーナビの人用のなん…なんだあれ!?も持ってるのに… [ミチガチガイマス。ミチガチガイマス。ウセツシテクダサイ。] カーナ…ヒトナビがちゃんとルート説明してるはずなのに…!! 「なるほど!次は右か!!」 ーダッー いやそっちは左じゃぁああ!!! ー3時間後ー 「…っはぁ、はぁ…」 え?勇者様。ココって… 「あぁ。そうだよ犬。」 犬呼びやめてもらえます? 「初期地点…」 いやマイ〇ラか ってか、最初の分かれ道に戻ってきちゃった…! 「魔王城の屋根は見えたからそっちに進んでたのになー…」 強さとしては勇者様1人で魔王に勝てるのに… 方向音痴がすぎるッッッッッ!!!!! 仕方ない、勇者様。ナビのために人を雇いましょう! 「そんなお金ないぞ?」 え、昨日お給料貰ってましたよね?モンスター討伐の。 「俺のナビとかと犬のご飯代で使い切った」 え?勇者様? 「フッお前には美味い飯を食べて欲しくてなっ!!」 勇者様…!! そんな事にお金使わないでいいですよ。不死犬ですし。 「…」 … 「あぁ。まぁ…そうだナ…ははっ」 今夜もモンスター討伐しますか。 「…そうだな…」 ー1週間後ー 『ハイ。お給料だよ。』 「うわぁあ!おじいちゃんありがとぉ!!」 やっと来たか。コレでナビ役を雇える。 「やったな。犬!」 そろそろ名前付けてよ? ー1ヶ月後ー 「ナビ役がッ…雇えないッ!!」 方向音痴が強すぎるからだッ! 「うわぁああ!もう1人で行くし!行けるしッ!!」 あ、これだめなヤツだ 「おい犬?」 ー1年後ー あっ!勇者様!あの大きな扉は… 「「魔王城だ…!」」 「1年もたってしまったな…」 まぁ1年モンスターも倒し続けてたし、腕は落ちてないんじゃないですか? 「そうだよな!ハハハ!」 「魔王!待たせた…な…」 …魔王居なくね? 「え。討伐されてないよね?魔王討伐されてないよね?」 こ、困ります!1年かけてきたし、ボクが元に戻るためのキーになるかもしれないのにッ!? 《ん。チィーッス!新勇者ッス!魔王ならいまさっき討伐したッスよ笑》 「「は?」」 おいおいまてまてまてってことは… 「犬!西の国の魔王を倒すか!!よし行くぞっ!」 まだまだ振り回されるのかよォーー!!?? 方向音痴な勇者様と不死犬の旅は、まだまだ続…かないかもしれない☆ チャンチャン!
ドキドキした体育祭
短編小説初投稿 私は、西園寺美亜琉“さいおんじみある”。 今日は、体育祭です。 “なににやけてんの” この人は、学年、いや、学校で一番モテる人らしい。 名前は九条優斗“くじょうゆうと”。 なぜか、私にだけは顔が赤い。 借り物競争が始まった。 「お題は、好きな人です。」 え、、、?す、好きな人? 九条さん、だれを選ぶんだろう、、、 私は、もやもやしながら九条さんが完走するのを待っていた。 「おい。お前が、、、、、俺と走れよ。」 顔を赤くして、照れながら九条さんは言った。 「いや、まあいいけど、、どうして?」 「は、気づかなかったのかよ…」 「今言わせてもらうけど、俺、お前のことが1年前から好きだったんだよ。」 「へ、、?」 「これを機に、付き合ってくれよ、、、」 「うん、よろしくっ!」 「これがもう12年前になるのか、、、」 「そうだな。はえぇ」 「今でも、俺はお前のことが大好きでたまらないんだから、責任、、、とれよな」 チュッ 12年後。私たちは、26歳になって、社会人になった。 今では、もうラブラブすぎな夫婦です。 どうでしたでしょうか 初めて投稿なのでお許しを、、、
幼馴染の君と。ー浮気から始まる恋人ー
君なら、もっと私を愛してくれると思った。 君なら、もっと私を見てくれると思った。 けれど、悲しいことに、彼はーー浮気したのだ。 ーー私の妹と。 何度目だろう。 愛想が良くて、可愛くて、上目遣いはマスターしてる。 全人類の男を虜にできる、優夏(ゆか)は私の妹。 どんなにおしゃれして、どんなに努力しても、勝てなかった。 世の中は不公平だーー。 「ごめんね、お姉ちゃん。わたしが悪いの…。」 「優夏は悪くないっ!」 「ううん、お姉ちゃんの大切な人を奪っちゃったからぁ、わたし、本当に悲しくてっ。」 「優夏…!お前は、優しすぎる。」 私は今、何を見せつけられてるの? 何でこんなに、妹は悲劇のヒロイン気取りなんだろう。 泣きたいのは、こっちなのに。 「それに比べてお前ーー美夏(みか)は、全っ然可愛らしさがない。もっと愛想良くできないのか!?妹の方が、ずっとずっと優れてるな。」 「お姉ちゃん、ごめんなさい…。でも許してっ!だってーー。」 お姉ちゃんは私より劣ってるものね。 優夏は、ふん、と鼻で笑った。 今度こそ、と期待して、裏切られる。いつも、いつも、この繰り返しーー。 「また浮気?」 こいつは、幼馴染の久人(ひさと)。 「彼氏側もよくやるよな。ってか、結局いっつも妹に捨てられてんだけどwww」 笑い事じゃない。けど、こいつがいると、傷ついた心も軽くなる。 「もう、恋人作るのやめようかな…。」 「えっ。」 そこで、久人は驚きの声をあげた。 「もう諦めんの?はやwまだ、美夏を狙ってる人がいるかもよ?」 「それは、ないと思うわ。」 あったとしたら、それは優夏を狙ってのことだろう。優夏とお近づきになるために、私を利用するにすぎないから。そんなのに利用されたくないし、私はどうしても「浮気された」という事実から抜け出せない。ずっとそのループなのだ。 「いや?わかんないよ?僕はいると思うなあ。」 こいつにそんなことがわかるはずないのに、なんで否定してくるの? 「いい加減に私に期待させるのやめてよ。」 「期待も何も。」 彼は、目線を窓の外から私の方に移した。 「僕自身が望んでるんだよ。」 一瞬、言葉の意味がわからなかった。 「ど、どういうことーー。」 「なに、綺麗事で言わなきゃいけないの?」 彼は、いちどため息を吐いて、こう言った。 「だからーー僕は、美夏が好きってこと。」 有り得ない。そんな上手いことが、あるわけがーー。 「まあ、とはいっても、美夏が僕のこと、何とも思ってないことくらい、知ってるからね。」 「そ、そりゃそうでしょ…。」 「だから。」 彼の目はどこまでも透き通っていた。 「僕は、美夏に好きになってもらう。必ず、ね。」 その言葉に、私はときめいてしまった。 後日。 「あれ、お姉ちゃん?もう新しい彼氏作ったのぉ?」 二人で歩いているのを、優夏に見られた。 「しかも、かっこいい!はじめまして、妹の優夏ですぅ。」 これに、久人も落ちるのだろうか。 あんなに、愚痴ってたのに。 「えっと…。」 彼は、はあ、とため息をついた。 「僕、君みたいなの、苦手なんだ。媚び売るやつ?しかもさ、君、姉の恋人沢山奪ってるんでしょ?ごめん、君みたいなのはーー無理。人として、見れない。」 彼は驚くほど、冷めた目で睨んでいた。 「ひぃっ。で、でも、お姉ちゃんより私の方がーー。」 「優夏。もうやめてくれない?私、もう奪われたくないの。」 誰かからの愛も、ずっと欲しかったものも、全てを奪っていく妹の優夏。 「私、あなたと永遠に打ち解けられないみたいだから。」 これでいい。これでーー。 「いやああ!」 そこでは、いつまでも妹の泣き声が響いていたーー。 「久人、ありがとう。私、あなたまで優夏を好きになったら、どうしようって…。」 「そんなことないよ。それに、言ったでしょ。」 彼は私を真っ直ぐ見て言った。 「僕は、美夏が好きって。」 ーーーーーーーーーーーーーーーー 読んでくださりありがとうございました! この後の二人は、ご想像にお任せ!
いじられキャラ
私は××。 「おはよう、××」 『おはよう。』 今日も楽しい日々の始まりだ。 「××って可愛いよね」 『そんなことないよ。私ぜんぜん可愛くないし、むしろブスよりでしょ』 「ねぇ××。そうやって否定する人は自分のこと可愛いって思ってるんだって。××そんなこと思ってるんだ笑」 『はー?思ってないですー』 いつも通り日々の始まりだ。 「おはよう、ブス」 『ブスって言うなーー』 今日の始まりだ。 「あ、ブス来てたんだ。学校こないでもいいのにー」 『はー?うるせぇ』 いつも通りの日々の始まりだ 「××気持ち悪いー」 「××死ね」 「××生きてる価値ないよ」 みんなどうしたのかな。私のこと嫌いになっちゃったかな。 暴言 暴力 私は生きている価値がない。私は死んだほうがいい。私は生きてる価値なんてない。私は醜い。 私が笑うんじゃなくて泣いたら言うのやめてくれるかな。みんな私の気持ちに気づいてるのかな。 誰か 辛いよ
君を愛したい。
君を愛したい。 僕はどうすればいいのだろう。 そのために何ができるのだろう。 僕は… 君に出会ったのは2年前。 僕は一瞬で君の魅力に惹かれていった。 一目惚れ、と言うのだろうか。 月日が経つにつれて、君への愛は増していった。 そしてついに、愛が溢れてしまったのだろう。 僕はその場に立ち尽くした。 そして、自分がしたことに後悔した。 それでも。 諦められない、君への想い。 今更遅いよな。 僕は君を抱いた。 君の心臓に手を当てる。 戻ったら、なんて。 時々そんなことを考えてしまう。 君は。 僕の心を一瞬で奪ったんだ。 罪だ。 あの笑顔は忘れられない。 忘れられる訳がない。 …。 僕は… 君への仕返しをしただけだ。 世間的には、「人殺し」というらしい。 ごめん、ごめん、ごめんなさい。 今日も君の前で泣く。 僕は取り返しのつかないことをしてしまった。 今の君を愛するために、僕には今、何ができるだろう。
高慢な女王様
私には、心底わかりあえない人がいる。 それは天音。天の音と書いてあまね。 彼女はクラスの中で、女神様、と呼ばれている。 勉強がそこそこ出来て、優しくて、面白くて、それで、綺麗だ。 いっつも楽しそうで、話は尽きなくて、頭が良くて。それが天音だという。でも、私には天音が馬鹿にしか見えなくって、必死に気取った道化で、そんな人を演じる天音の嘘が、醜くって嫌いだった。 私は天音が嫌いだ。何故そんなにも嘘を重ねるのか、理解が出来ないから。 「わっ、これから部活あるのに……。」 女子の声が聞こえる。今日もクラスは騒がしいようだ。 「大丈夫?どうかしたの。」 「天音さん……!あのね、これから部活あんのに、これ、職員室まで運ばなきゃって言われてさ。早く行かないと怒られちゃう。」 あわあわと慌てる彼女を他所に、天音はふっと笑った。 「私、運ぼうか。」 唇が弧を描き、自然な動作でこれ、呼ばわりされた書類をとる。 「いいの!?ありがとう。さっすが女神様!」 彼女は走って行って、残された天音は、職員室へ静々あるいていく。 「なんで、そんなことしたの。」 「だって、ほっとけないでしょ。」 模範解答。花丸、満点。綺麗に笑う天音は、流れる様にそれを言ってみせた。 「嘘。」 「……建前はね、ほっとけないの。でもね、私ね、怖いの。」 「何が。」 「怨嗟に叫ぶ人よ。激情にその身を任せて、何をするかなんて分からない。あの子だって、女神様が手伝わなかったら何をするかたまったもんじゃない。」 そっと、目を伏せた。その儚い仕草が気取ったみたいで気に入らない。 「女神様にも怖いものがあったなんて。じゃあ、嫌いな人だっているの?」 「まあね。」 傲慢な人が嫌い。自己中な人が嫌い。 紡がれる言葉の数々に、ぎょっとした。 「あの子だって、そう。私、もうちょっと誠意をみせたっていいと思うの。」 なんて、傲慢。天音が、天音が1番傲慢だった。自己の理想を、皆に押し付ける。 彼女の理想郷には、個々の思いなど存在しないのだろうか。 「例えばね。先生が、手を挙げなさいと仰れば、皆が手を挙げる。右を向けと仰れば、皆一同に右を向く。皆手を繋いで仲良く。素敵な世界だと思わない。」 微笑む天音に、幼さ故の狂気が垣間見えた。おぞましくって、好きになれない。貴方は何を言っているんだ。 「これが、私の求める皆の在り方よ。それ以外は、高慢。私の嫌いな人。でもね、それでとやかく言われるのは怖いから、好きなふりをするの。」 怖い、悍ましい。無理だ。天音は貴方とは相容れない。 「私はどうも貴方が嫌いなようだ。」 「……そう、ね。」 傷ついたふりも演技くさくて嫌。 「あなたなんて、駄目。駄目な人。一番誰が高慢か、わかってるでしょ。」 彼女が悲しそうに目を伏せる。瞳は潤み、揺れ、下唇を噛んでる。 「そうよ。貴方が私を好きになることなんてない。貴方は天音で、私も天音でも、貴方は私ではない。」 でも、しょうがないじゃない。これでも尚詭弁を続ける私が、見苦しい。 「私、みんなに認めて欲しかったの。褒めて貰いたかったの。その為に尽くすなんて、当然でしょう。」 本当は、私にも認めて欲しかったのだけれど。 天音は嫌い。貴方はほんっと傲慢で嫌い。私だって嫌い。傲慢な人が嫌い。傲慢な私が嫌い。 「最初に、私に、貴方を好きになれば良かったのかしら。」 悲しそうに嗤う私が、紅に塗れた気がして。ずきり、胸が痛んだ。 長文失礼しましたm(_ _)mここまで読んでくれて有難うございます!!天音は私で、貴方だった。支離滅裂ですが、コメント頂けると幸いです。泣いて喜びます。是非ともお願いします!!
ココロノコ。私はシニタインジャナイ
「はぁ…」 「ひかる、どうしたの。」 「実は、親友のあゆが、」 「うん。」 「自殺しようとして…」 「うんうん。」 「死ななかったけど、大きな怪我しちゃって。」 「辛…かったね?」 私の名前は白崎みさと。大学1年生で、友達もそこそこいる。至って幸せ者。 「みさとー!」 「。。。」 「みさ…と?どうしたの?黙って。」 「あっ、あぁ!ごめんごめん。ど、どうしたの?るか。」 「い、いやぁ、あゆが大きい怪我したって聞いた?」 「うん。朝ひかるから聞いた。ひかるめちゃくちゃ落ち込んでた。」 「まぁ、あゆ親友だし。ひかるあゆのこと好きだし。」 この子は私の友達の白花るか。同級生。クラスも同じだし、とても仲が良い。 「そんなことよりぃ、今日どうするー?なんか今日コンディション悪いんだけどぉ。」 「そっか!一緒に帰る?」 「えぇ!そのままどっか行こうよぉー。」 「いいけど…ちょっと待ってくれる?」 「うん。全然いいよぉー。」 ポチポチポチ… 「よしっ…私の裏垢、早く誰か気づかないかな。」 「ん?みさの裏垢?こんなんあったっけ。とりま今日のツイート読むか。」 「なになにぃ? 早くこの世から消たい。 親友も怪我したし。 あとみさは死にたいんじゃない。 「消えたいの。」 「やばっ。めっちゃ病んでんじゃん。」 次の日 「今日もみさってやつのツイート見るかぁ。」 「明日、この世から消える。 最後に言う。 死にたいわけじゃない。 消えたいの。 私の心の子たちが安定しない。 学校での自分がわからない。 いまこのツイートしてるのも、私の心のどの子か わかっていないから。 はぁ。最後にみさとにあいたい。 最後に自分のたった唯一の真面目っ子のみさとにあいたい。 私は不真面目で、惨めなみさだ。みさと?私が消えても。 私の中にこもっててね。」 「うん。今日も病んでる。って…みさと?」 「あっ…そういえばっ!みさとの本垢のツイート!」 「明日も学校。明後日ってなんだろう。私に明後日はない。今日も心の中の子たちが言ってる。 変なこと言ってるけどこれが最後の言葉。明日の0:00時に私は姿をなくすから。」 「やっぱり…みさってみさと。でもまるで違う人が書いたような文章だなぁ。」 「探ってみるか。ん?みと。っていう本垢…?」 「明日消える…消える…消えるゥゥゥゥゥゥ。 でもミサトオネエチャンノイウコト。 みさもイッテル。キエルッテ。 みさがイッテタ。シニタインジャナイ。 って。 ワタシハヒビ学校ではみさとおねえちゃん。」 「はぁ、これもみさとか。最後怪しいのはこれ。みさと。心の子。」 「ばいばい。」 「ばいばい?最後だけあっさりしてるな…」 翌日 「はぁ、みさと、今日でお別れか。いや、みさとだけじゃなくて、みさとと、みさと、みと。ばいばい。」 終わり____
マイ・ストーリー
「あぁ、そうなんだ~」 ふーん。 友達の恋華が次に言う言葉を予想する。 「ふーん。」 ほら、やっぱり! 最近、恋華は私に興味がなくなった。 何を話そう、やっぱりこの返事。 今まで仲良しだったのに、なんか壁ができたみたいな。 こうなった理由は… 「ねーねー、恋華ちゃん聞いて聞いて―! 昨日見ちゃったんだよね~♪駅で歩いてたの―。あの花蓮が―!」 「えー!それってやばくない?サイン貰えばいいのに!」 これしかない。 転校生の枚場 心愛。 雑誌『ストロベリー』の専属モデル。 おしゃれで可愛くて、賢くて… 当然みんなが注目して心愛の取り巻きになろうとする。 恋華もそうだ。 でも、私は絶対に入らない。 なぜかというと、あの子は本当は… 私の秘密の妹だから――― *終わり*
本当の自分で在りたい
「好きなの選びなさい、決めたら持っておいで」 「「はーい、父さん」」 俺は今村絲(いまむらいと)、で、、こっちが双子の姉の今村汐恩(いまむらしおん) 世間一般てきに俺は女で汐恩は男だ でも、、そうじゃない、、、俺と姉さんは違う 産まれた時、、その時から間違った体があった、、、ただそれだけだ 「絲、私これにする」 「いいじゃん、じゃ俺はこれ」 「いこっ」 「うん、買ってもらえるぞ~」 「そうだな」 俺らは父さんの所へ急いだ 「「、、っ!?」」 かっ母さん、、、、 「あら、2人とも。どんなの選んだの」 「見せる訳なっ」 「はぁ!?!?」 「やっ、、、、、」 「お前らをそんな風に育てた覚えはない!今すぐかえてこい!」 「、、、だって、、、」 「はぁっ?文句あんの!?」 「俺だって、あんたみたいな野郎に育てられた覚えねぇよ!」 「親権は父さんのだし、、私たちが決める事だからっ」 「このっ」 「汐恩っ!危なっ」 その時だった 「俺の、、、」 「何よ?」 「俺の子供に何してくれてんだよ!ふざけるのもいい加減にしろ!」 「チッ」 スタタタタタ 父さん、、、分かってくれて、、、、 「お前らの人生、、、、自分で決める事だから」 「俺は、、、」 「私は、、、」 「自分らしく」 「偏見にとらわれないで」 「ずっと」 「「本当の自分で在りたいから」」 ~~~~END~~
タイショウノオトメ
年号は、大正となった。 鎖国という縛りが解け、近代国家を目指しゆく日本国民にとって、それは明治からの受け継ぎ。そして、大きな、正しいことを成し遂げる。そんな決意の表れの象徴である。 私は、その象徴そのもの。 かつて貴族と呼ばれ、平安時代には政治の主権を握るほどだった、華族。私はそこの生まれだ。 物心ついた頃の記憶はどれも変わり映えのないものばかり。 『京子お嬢様』『京子さま』『鶴岡様』『京子さん』 、、、いや、一人違った。 彼は、唯一、私のことを『京子』と呼んだ。 最初は、生意気なお子様だと思った。 私よりいくらか背が低く、微かに赤みがかった癖っ毛。目は、炎のように燃える、純赤。 キラキラしたその目を私に向け、彼は『きょぉこ』と言った。 それから、私たちはすぐ仲良くなった。 無論、続くわけがないと私は知りながら。 彼がするのは、いつも遠い国のことだった。日本国の海の向こう、大きく発達した国々。戦争が絶えぬ、争う国々。 そんな会話を、私はなんとなく聞き流していた。 気がつけば、彼は大人になっていた。 来年には、戦に行くことのなるそうだ。 彼が、私に話して聞かせた、海の向こう。 彼が、憧れ焦がれた、あの島々。 私は、彼が戦に行くとは思っていなかった。憧れの地で刀を振るわないと、、、。 「お国のため、敵地へ切り行ってくる」 悲しくて、悔しくて、どうしようもない。 彼からの立派な宣言が、言葉が。 どうしようもなく、否定したくなる。 それでも、私はその気持ちを彼に言わなかった。 いや、言えなかった、、、。 『鶴岡京子お嬢様』 頭に響く、言いつけ。 鶴岡家の娘として、華族の一族として、由緒正しき血として。 思わず、耳を塞ぐ。 鶴岡京子は、独りだった。 あぁ、彼は、どうしているのだろう。 僕は、、、。否、私は自室でこもっていた。 「京子、、、」 思わず、口に出す。 本当は、敵地などでは無い、憧れの土地。 明日、そこに敵として踏み込む。 だというのに、浮かぶのは、京子の顔ばかり。 「、、、言うべきなのかも知れない」 もしかすると、故郷にいられるのは、今日が最後かも知れない。 ならば、いいのではないか。 どちらにせよ、あの世行きなのだから。 彼が、突然尋ねてきた。 私が、どうしたのか、と問うより先に、彼が言葉を紡ぐ。 「ずっと、言えてなかったことがあった。言わなければいけないことが、、、」 とく、とく、と私の鼓動が確かに聞こえた。 何かを期待しているような、、、喜びのような。 そんな感情が無意識のうちに交差する。 「、、、言わなければ、いけないこと?」 「あぁ」 すぅ、と息をつき、彼は告げる。 「僕は、、、君を、監視していた」 唖然と、彼を見つめる。 まさか、そんなことを告げられるとは、思いもよらなかった。 かんし、と乾いた口で言う。 「、、、。命令で、君のような少女を対象に、監視をしろと。定めた決まりを守れぬのなら、、、銃で撃つと」 「な、なんで、、、。おかしくありません、、、?何故、私のような少女を対象に、、、」 「女、華族、10代。これが、当てはまる少女は、片っ端から、監視されている。目的は、、、。お国のためだ」 お国のため、それは便利な言葉で。 たった一言で終わらせられる、都合のいい言い訳言葉。 いずれ、何度も何度もこの国で使われ、いずれは国民達も使い始めるのだろう。 「お国、、、」 「すまない、本当に。もう、僕は、、、いずれ、あちらへ行くし、もう、話してしまおうと、、、」 あちら。 「、、、お国のため、私は責務を果たして参ります」 彼の一人称が、変わり。 そして、立場が変わる。 「さようなら、、、。京子お嬢様」 「、、、お国のため、お頼み申しますわ」 「はっ」 彼が、行ってしまう、、、。 それでも、私が彼を引き止めることは、ついぞなかった。 あれから、数日経つ。 彼がどうしているのかは、全く聞かない。 ただただ、悲しかった。 監視、戦、思い、、、。 あれから、数年経つ。 彼が消えた季節を思い返しては、浸る。 ただただ、哀しかった。 対象、戦、想い、、、。 あの時のことを、今でも想う。 彼を、想う。 そして、『お国のため』の意味を探す。 対象の乙女の監視は、続く、、、。 お初にお目にかかります、六道と申します♪( ´θ`) 将来の夢は小説家です! ご指導、感想、アイデアありましたら、よろしくお願いしますm(_ _)m たくさんのご意見待ってます!!!