短編小説の相談いちらん

短編小説

みんなが作った短編小説のコーナーだよ。※2024年9月30日までの投稿で受け付けを終了いたしました。

短編小説みんなの答え:6

13年後の復讐

俺は本田瑛。25歳の会社員。 今日は中学I年生の頃に自殺した、あの子のお墓参りに行く。 実はあの子は、俺がいじめたせいで自殺した。隠れていじめていた俺は、そのことがばれずにここまで過ごしてきた。 電車に乗り、都会から田舎へ。あの子の墓には、たくさんのシロツメクサの花が咲いていた。 家に帰ってすぐ眠りにつくと、深夜に目が覚めた。 なんとなく寝付けなかったのでスマホを見ていると、ドアノブがガチャ、と音を立てた。 次の瞬間。 「ドコッ!ドコッ!ドコッ!」 ドアが何かで叩かれるような、大きな音がした。 俺は動揺のあまり何もできず、ただベットの上で座っていた。 「ドコッ!ドコッ!ガチャ」 ドアが開き、「何か」が近づいてくる。 「うわあああああ!!」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ○月○日、本田瑛さん30歳が鈴木あい50歳に殺害されました。 鈴木あいは、 「殺された娘のために復讐したかった」 「娘は彼に殺された」 などと供述しています。本田さんは、中学生時代、鈴木あいの娘にいじめをしていたそうで、それが原因で自殺しています。鈴木あいは、凶器でドアを壊し、穴が空いた部分から鍵を開けて犯行に及んだ模様です。警察が引き続き取り調べを進めています。 さて、続いてのニュースです!〇〇さーん?

短編小説みんなの答え:1

いたい

なんとなく、腕から鈍い紅をまた垂らした。 ぼくは、たくさん努力してきたんだ。 色んな面で、他より劣っていたから。 でも、いろんな人にΓもっと頑張れ」って言われるんだ。 つかれたよ。 ぼくを肋けてくれた親友は、事故でいなくなった。 依存したネッ卜には、もう先客がいた。 輝きを失った世界で、盲目のように誰かにすがりついても。 ぼくの中のこれっぽっちも、救われなかった。 あぁ、いたい。だれか、ぼくを_ 初とーこーですっ…! 大目にみてください…

短編小説みんなの答え:3

琥珀糖みたいな恋をした

琥珀糖みたいな恋をした。 甘くて、爽やかで。 きっかけは高校の入学式。 僕は自分の席を探して座った。 これから始まる学校生活に不安を抱きながら。 ふと、校庭の桜を見ようと窓側に視線を向けると。 そこには、桜よりもずっと綺麗な君がいたんだ。 長めの黒髪、切れ長の目、透き通った白い肌。 新品のセーラー服が、君の美しさを引き立てていた。 「ん?」 ふと、君は僕の方を向いた。 すると、とびきり綺麗な顔で笑った。 その笑顔を見ただけで僕は恋に落ちたと分かった。 「悠ー?聞いてんのかーっ?」 僕がボーッとしていると、親友の海斗がつん、と僕の腕を指でつついた。 海斗は中学の頃から特別仲が良かった。 臆病で慎重派な僕と、怖いもの知らずで勇敢な海斗。真逆の性格が、磁石みたいに僕達を親友にしたのかもしれない。 「悠?」 海斗がじっ、と僕の顔を覗き込む。 「わあっ!?」 びっくりして椅子から滑り落ちる。 そんな僕を見て、海斗は整った顔をくしゃくしゃにしてニヤニヤと笑う。 「おいおい!そんなに驚くなよぉ!さっきから声掛けてたろ?」 海斗が僕のおでこをこつ、と叩く。 だってしょうがないじゃん。彼女に見とれてたんだから。 僕は椅子に座り直して、またぼーっと彼女を見る。 すると女友達と話すのをぴたりと辞め、彼女は僕らのいる窓際へ向かって歩いてきた。 「2人とも、何やってんの?」 長めの黒髪がさらりと揺れ、淡いバラのシャンプーの香りが僕の鼻をくすぐった。 「いや?さっきから悠がぼーっとして話聞いてねーんだよ。」 海斗が言うと、 「大変!熱があるんじゃない?大丈夫、東雲君!」 手を僕のおでこにぴたりと重ねる。 僕の頬がリンゴが熟れたように真っ赤になった。 それを見て、海斗がかかっ、と笑う。 「ははっ!な訳ねーじゃん。でも流石医者目指してるだけあるな!よっ!透華先生!」 彼女…透華ちゃんは照れたように笑う。 「もう!からかわないでよ!でも、熱は無いみたい。東雲君、しんどかったら言ってね?」 と、透華ちゃんはにこっと、あの笑顔で笑う。 透華ちゃんは、学年トップの成績を誇る、綺麗で華やかで…。でも言葉は甘くて優しい。 まるで琥珀糖みたいな女の子。 僕はそんな透華ちゃんが大好きだった。 僕みたいな凡人が、透華ちゃんと付き合うなんて、到底無理なんだろうな。 でも、もし付き合えたらー。 「人生薔薇色なんだろーなー。」 1人、部屋でそう呟いた。 ふと、鏡で僕は自分の顔を見る。 大きい目、白っぽい肌、サラサラの前髪。 女の子っぽくて、カッコイイとは到底言えない顔。成績もどちらかというと悪め。運動は全然できない。所属している写真部でもいい写真は取れなくて、退部を考えてる。 「釣り合わないよ…」 つい、そう呟いた瞬間。 ピコン、とLINEの通知が鳴った。 相手はなんと透華ちゃんで。 LINEの内容はと言うと、 『話があるから、今電話できる?』 という内容だった。 びっくりした僕は返事も送らずに透華ちゃんに電話をかけた。 直ぐに繋がり、透華ちゃんの声が聞こえてきた。 『あ、東雲君?ごめんね、こんな時間に。』 「だっ、大丈夫だよ!どうしたの?」 僕はオロオロしながら透華ちゃんに聞く。 『実は東雲君に聞きたい事があって…』 なんだろう。もしかして告白? 僕の心臓がどくりと音をたてる。 『海斗君って、好きな子いるのかな…』 僕の目の前が真っ白になった気がした。 「2組の板橋君と姫野さんが付き合ったんだってさ。」 「えっ!まじ?美男美女じゃん!」 「うん。姫野さんからの告白らしーね。」 「おおー!積極的ーって、噂をすれば。」 隣のクラスの女子が指さした先には、仲睦まじく話しながら笑う海斗と透華ちゃんだった。 その姿は、2つの琥珀糖が溶けて混ざりあったように美しかった。 僕は涙を流しながら笑った。 それは甘くて、爽やかで、まるでー。 琥珀糖みたいな恋でした。

短編小説みんなの答え:2

少年の境

「やぁこんにちは、元気かい?」 目が覚めると知らない場所にいた。 机などの家具もなく、真っ白な床と壁。そして白い扉。それ以外の物は見当たらない。 謎の白い空間に閉じ込められてしまった。 状況を飲み込めるまでにそこまでの時間というものはかからなかった。 声に誘われ後ろを振り向くとフードを被った人がそこにポツンと一人、立っていた。 こちらを見てニヤリと笑っている。どうにも気味が悪い。 状況を飲み込めたとはいえど、完全に落ち着きを取り戻したわけではない。 しかしここで思考を巡らせたところで時間の無駄だ。 俺は焦らず、こちらを見つめるフードの男性に話しかけた。 「ここはどこだ?」 「ここは...君がいつか辿る運命の境だ」 「は...」 言っている意味が分からない。いつか辿る運命の境?ここが? 冷静になっていたはずの俺は焦りを感じていた。今まで緊張などや焦りを感じたことがない“無”な子供だと周りに囁かされていた。 いわゆる俺はつまらない人間の一人だった。だからといって何かというわけでもなく今まで一人孤独にのうのうと生きてきた。 そんな俺が今焦りを感じている? “おかしい” 「そんなに怖がらなくて大丈夫だよ少年」 「...少年じゃねぇし、俺はもう17だ」 「でも少年は少年だろう。まだ18にもなってない未熟な子供だ」 大人になっていると勝手に錯覚していた俺は現実を突き付けられ、何も言い返すことができなかった。 一度静まり返ったかと思うとフードの男性は再び、重そうに口を開いた。 「...少年はまだここに来てはいけない」 「は?」 「またいつかきっと会えることを祈っているよ」 「ちょ、まっ」 俺が止める間もなく、謎の光に飲まれてしまい目の前が見えなくなった。 何かに引き込まれるような感覚を感じ、どこかに手を掴もうとするがそんなものが光の中にあるわけもなく宙に浮く身体をただただジタバタさせ暴れているだけだった。 目の前が暗くなる前、俺はフードの男性の表情を一瞬も見逃さなかった。 笑顔でこちらを見ているがその笑顔はどこか悲しそうで寂しそうで。 今にも泣きそうな瞳でこちらを見つめていたということを、 次に目が覚めたのは自分の部屋だった。 あれは夢だったのだろうか。 白い床も壁もなく、青と赤という暖色と寒色が混ざりあった派手な色をした壁が映っていた。いつもの部屋だ。 きっとあれは夢だった。 そう心で暗示をすると、下から母の声が聞こえた。 「休みだからって長時間寝るんじゃないわよー!早く下に降りてきなさい!」 その声が聞こえると同時に俺は気持ちを切り替え、青空のような濃く澄んだ青色の扉を思いっきりよく俺は開けた。 ______________ 初めまして。haruと言います。 この物語はまだ来てはいけないはずだった場所に迷い込んでしまった少年のお話です。 人間というものはいつかこの世界に辿ってしまう運命にあります。 境というのはその二手の運命です。 それを決めるのは自分自身であり、良い方向に進めば悪い方向にも進んでしまいます。 読者の皆様には一日一日がとても貴重である宝物であると知っていただきたいです。 色の意味などに注目するともっと小説が面白く感じるかもしれません。 今日という一日を大切にしてください。 ここまで読んでくださりありがとうございました。

短編小説みんなの答え:2

灰色少女と青色少年

「あーあ、何もかもなくなってしまえばいいのに。」 そう、少女はつぶやく。 あんな人もこんな人も、人間なんてだいっきらい。死んでしまえ。消えてしまえ。なくなってしまえ。 ただそんなことばかり考えて、ただただ胸が灰色に染まっていくのだけがわかる。辛い辛い辛い辛い。嫌い嫌い嫌い嫌い。 「もう何もしたくない、、、死にたい、、、」 少女は重度の鬱病になっていた。この前無理やり母が精神科に連れていき、乗り気ではなかったものの、検査してみたら、重度の鬱病なんて。 まぁでも納得するとこもあった。なんか、ゲームしてもアニメ見ても、楽しくないし面白くなかったからだ。 友達に裏切られても、喧嘩しても、なんか、もう、どうでもいいってなってる自分がいて、結局自分の周りには人がいなくなった。 いじめられ、殴られ、蹴られることもあった。確かに、辛かったし悲しかった。でもそれ以上に、私はいじめられるほど嫌われているって言う事実が一番きつかった。 「私、愛されないなぁ、、、あ、いされ、たいな、、、うぅっ、!ふぐ、っ、、、も、、、いや、、、いやぁ。」 ただ、少女の鳴き声がその場で静かに、響いている。結局誰も自分のことを愛してくれない。信じても、信用しても、友達として認めてくれることも。、、、一生一人で人生を終えていくんだろうな、、、 少女は承認要求の塊になった。ただ、自分が愛されたいという願望だけを頼りにして、一日一日を耐え続けた、その結果が重度の鬱病だった。 周りに頼れる人間もいない。家族には迷惑かけたくない。死にたい。消えたい。、、、もう消えてしまおうか。 少女は、靴を脱ぎ、その場に並べた。こんな廃墟なら、誰にも見つからず、消え去れる。そう思った。だけど違ったみたい、、、。 「おい!何してるんだ!降りろ!死ぬぞ!」 相手はおんなじ年ぐらいだろうか。男性で、どちらかというと不良みたいに見える。金髪のサラサラ髪。きれいな瞳。ほっぺたには絆創膏が貼ってある。首にも、足には包帯も。こんな気遣いもできるから、みんなから好かれてるんだろうなぁ。あ、でも、それを嫌がるような見た目してるな。それが私の第一人称。 どうせ、私には関係ないけど。私の心配をしただけ無駄だよ。もう疲れたんだ。期待して、失望して、それを繰り返して、耐えて、ひどくなって、心が穢れていって、灰色に染まっていく。真っ黒になっていく。真っ黒なヘドロみたいなものに、支配されていく感覚。 「はじめまして、さようなら。トラウマを植え付けて、ごめんなさい。」 相手に聞こえないくらい、小さくてか弱い。そんな声で言った。風がヒュウっと通り抜けていく感覚がする。頭が下に落ちていき、一瞬、空に浮かぶ感覚を体験した。 ーーー空を見た。すっごくきれいな青色。私の心とは大違い、、、つい、うっとりしてしまうような、幸福感に包まれる。 「綺麗、、、」 そう言いながら、地面に近づいていく。あぁ、これが最後の言葉か、、、、、、そう思った。 「っっ!!!」 、、ドサッーーーそんな音が静かに鳴り響く。 「え?な、んで、?」 「ったく、お前何してんだよ!」 なんで、生きてるんだろ?あれ?この人、私をたす、、けた、?嘘でしょ。私の落下地点と大きくずれてるとこにいたはずなんじゃ?なんで、、、。結局死ねなかったな、、、。 「おい!お前聞いてるのか!?なんであんなことしてるのかって聞いてるんだけど!?」 「、、、私は、愛されたい。だけど私は、愛されない。私は、助けてほしい。だけど私は、助けを呼べない。だから、死にたくなった」 「、、おまっ、、はぁ?馬鹿じゃん。」 「そうだよ、馬鹿だよ、だって愛され方を知らないもの」 「そんなこと関係ねぇよ!おまえ、死んだらもう二度と戻れないんだぞ?生きてるうちはなんとかなるんだぞ?」 なんだろ、この人。変わってるなぁ。 「私を心配しても、何も出ないよ?」 「は?いや、は?死ぬなって言ってんだけど!いやいやいやいや、お前大丈夫か?」 「ふふっ。ありがとね。もうちょっと頑張ってみよっか、、、。あ、君お名前は?」 「ケン。お前は?」 「私はリン。改めてお礼を言わせてね。ありがとう。」 「もういいよ。でも、二度と自殺なんて見苦しいことするなよ?」 「さぁね、まぁ頑張るわ。」 「、、、大丈夫だよな?」 彼はケンと言うらしい。その後も少しだけ談笑して、お世話になった。年は思ったとおり同じ16歳で、彼は少し不良っぽいけど。 すごく優しい。きれいな青色。 ーーー時が経ちーーー その二人は、正式な夫婦になりましたとさ。 めでたしめでたし、、、あ、ちなみに、リンはケンのおかげで、うつ病治ったんだって。

短編小説みんなの答え:5

僕と私の彼女・彼氏

私、原口末留(はらぐちまつる)。私は、今、顔がぐしゃぐしゃになるまで泣いている。                             理由はね、好きな人(遠藤嘉人(えんどうよしと))がお出掛けのとき、突然、飛び出して来たバイクに交通事故で亡くなったから。            それも私を庇ってね。格好良かったな。                                                                すると、嘉人のお母さん(夜愛「よあ」)から手紙を渡された。実は、嘉人は、「がん」と言う病気に掛かっていたらしい。                   それを、夜愛お母さんから聞いた。                                                              手紙の内容ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー                                                     末留へ、                                                                   ごめんな。                                                                お前を一人ぼっちにさせて。それも、病気のことを隠していて。ごめんな。本当にごめん。                           実は、小二の時に掛かった。                                                       本当は、お前に教えたかった。でも、末留は、心配がり屋だから、言えなかった。                               でも、その分俺の命まで生きろ。そうしなかったら、お前の元へ生まれ変わるからな。                              だから、俺の好きな人教えてあげる。                                                       名前は、原口末留、お前だ。大好きだ。だから、俺の友達の原西心(はらにししん)と結婚してくれ。                         俺のことガ大好きだったら俺の願い聞いてくれよな。またな。                                                 世界を超えるくらいお前のことが大好きな、遠藤嘉人より、、俺の大好きな人、原口末留へ、、、                                                             ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー                   って書いてあった。それじゃあ、逆に泣いちゃうじゃん・・・                                              さっきまで雨だった晴れ晴れとした空に話しかける。                                               (嘉人、私も、嘉人の分まで生きるね!!                                                  と言った。すると、空がにっこと笑った気がしたーーー                ーend-                                        ======================================================             こんちゃっ。作者の海です!!どうでしたか?感想、意見いただけると嬉しいです。 また、キズなんでー!                          登場人物ーーー                                                                                         原口末留    遠藤嘉人   原西心                                                                                                                                                 

短編小説みんなの答え:1

雨催いの少女

ー少女の幻の記憶ー   記憶よ記憶なぜ宿る     辛い記憶蘇って苦しいの ーこの桜は千年以上前からあるらしいー 今みたいに雨催いで  月から光が満ちてた日のことだった そして桜咲き乱れる下で 〇〇は散っていった   そしてやがて雲は晴れ夜が明けた       〇〇はこの桜の下で眠っているのだろうか。 幻なのか。。 。。。考えるほどわからなくなる もう忘れてしまおう この記憶なんか覚えていても 苦しいだけだから。。。。

短編小説みんなの答え:2

明日の朝焼けも、あなたと見たい。

(華弥へ。迷惑かけて、ごめんな。 こんな手紙を書いといて言うセリフじゃないけど、”幸せになってほしい”。 誰よりも、願ってる。鐘田大和) 私の名前は、水口華弥(みずぐちかや)。 大切な人が、いなくなってしまった。 理由はわからない。 ただ、置き手紙を一つだけ残して去ってしまった。 街を散歩する。隣には誰もいない。 雪の日に2人でつけた足跡が懐かしい。 あの時は、幸せな時間が、きっと永遠に続くんだって思ってた。 そう信じてた。 綺麗な朝焼けも、綺麗な虹も、黄金色の夕焼けも、星が煌めく夜空も、隣で見てくれる人は、もういない。 今はもう、大和のことを忘れてしまいたい。 でも、今でも忘れられないくらいには、大和のことを愛してたんだなって、しみじみと思ってしまう。 いつまでも引きずってる私、馬鹿だな。 それから、1年が経った。 大和.....。会いたい。 あなたに出会わなければ、こんなに悲しむこともなかった。 もしかしたら、もっと他の人と出会って、 別の人生を歩んでいたかもしれない。 でもね。 それでも私は、大和に出会えて、良かったって思ってるよ。 大和がくれたのは、思い出だけじゃないから。 優しさも、愛も、前向きな気持ちも、 全部あなたからもらったから。 今から私は、大和からもらったたくさんのものを持って、会いに行くよ。 最近知ったんだ。大和がいなくなったのは私のためだったんだね。 私が、大和の病気の治療代のためにちょっとだけ無理して寝込んじゃったからだよね。 気づかなくてごめんね。 会いに行くから。もう無理しないって約束するから。 私は、あなたの見据えた未来にいたい。 「大和。久しぶり。」 「華弥.....。」 5年後も、10年後も、 あなたの隣で、笑っていられたらいいな。 今回は絶対に、両思いっていう奇跡を手放さない。

短編小説みんなの答え:3

私の片思い

私は水田らら。ごく普通の女子高生だ。あえてみんなと違うところを挙げるとするならば…『らぁら』という名前でYouTubeをやっていることだった。でも学校の『らら』と、YouTuberの『らぁら』は全く違う。バレないようにするため人にはあまり関わらずにいた。でも、そんなある時、私は恋に落ちた。 「はあ。疲れた。」 「どうしたのらら?」 彼女は親友の赤城萌。相談役でもある。 「聞いてよ!もえー。」 「ん?」 「あのさー、YouTubeやってることバレそうなんだけど…」 「それヤバくない?というか誰?」 「隣のクラスの斉田亮。さっき廊下で『らぁら』さんじゃないですか?って聞いてきて、違うっていくら言っても聞かなかった。」 「たまにいるよね、そういうめんどくさい人。」 そうこう話をしている間にチャイムが鳴った。 「じゃあ、あとでね!」 「うん。」 休み時間になった。萌の席に行こうとしたら先生が、 「ちょっと水田、話がある。廊下に来てくれないか。」 「あ、はい。わかりました。」 そう言われたので仕方なく廊下に出た。 「水田は教科係だろ。だから数学のワークを今日中に集めて放課後職員室まで持ってきてほしいんだ。よろしくな。話はそれだけだ。次の授業に遅れるから早く教室に戻れ。」 「はい…」 なにあの先生。言いたいことだけ言って戻ってっちゃったよ。まあいいか。というか萌に報告しなくちゃ。 「萌、ごめん。帰りは一緒に帰れない。」 「オッケー。頑張ってね!」 「なんで知ってるの?」 「なんとなく察した。」 「なんで察しちゃうの?」 「次の授業始まるよ。」 誤魔化したな。まあいいか。 放課後になった。職員室に行かなくちゃいけないから、ワークを持って教室を出た。すると後ろの方から聞きたくない人の声が聞こえた。気のせいだと思ったら、斉田が来ていた。 「どうしたの?」 少しつっけんどんな声で聞く。 「やっぱり『らぁら』じゃないんですか?」 「だから、何回も違うって言ってるでしょ。しつこい男は嫌われるよ。じゃあね」 そう言ったらあっさりといなくなった。だけど今度は誰かがぶつかってきた。本当に最悪。おかげでワークは拾わないとだし。そんなことを考えているとぶつかった相手が逃げていった。どれだけ走っても追いつきそうにないな。結局こうなるのか。すると、男子の声が側で聞こえたと思ったらワークを拾うのを手伝ってくれた。それだけだったら普通恋に落ちない。でもその男子が、 「大丈夫?なんでこんな人たちしかいないんだろう。斉田にも一言言っておいたらからもう安心だよ!」 そうキラキラスマイルで言ってきた。 「俺の名前は木波冬矢。これからよろしくね。あ、ワーク職員室まで持って行くの手伝うよ。」 この瞬間、私は恋に落ちた。 「あ、ありがとうございます。」 「名前なんていうの?」 「水田ららって言います。」 「ららちゃんって言うんだ。可愛い名前だね。」 「冬矢君こそかっこいい名前だと思います!」 「っ…。ありがとう。じゃあ、敬語なしにしようか。」 「はい。じゃなくて、うん。」 そんな話をしている間に職員室についた。 「着いたね。じゃあ俺はここまで。また明日!」 「うん。また明日!」 冬矢君と別れて私は職員室の中に入っていった。用件を終えたあと昇降口を出ると、空が赤く染まっていた。 私の片思いが今、始まる。 初めての小説、楽しく書かせていただきました! あいら@推し活中です。 修正箇所、感想等たくさんお願いします!

短編小説みんなの答え:2

紅い満月

ダメ、ダメだ、まだ、行かないで、 そう願いながら、俺は走った。 何よりも大切な、彼女のために。 俺と彼女が出会ったのは、月が綺麗な夜だった。 最初に見たとき、俺は目を疑った。 腰まであるだろう黒く長い髪。 バカみたいに美しい顔。 ブルーサファイアのような瞳。 …フツーの人間だ。“そこまでは” 問題はこのあと、 耳があるのだ。…みんなそうだって? 違う、その耳じゃない。 獣の耳だ。まるで…オオカミ。 オオカミのような【耳】と【尾】を持っている。 おかしいだろ…でも、綺麗だった。 俺は彼女に夢中になった。 彼女は人里にはいない。 山の奥深く、誰も来ない神社があって、そこに彼女はいる。 学校の帰りにそこに行くと、彼女はいつもいる。 彼女も俺も口下手で、話すことは少ないが、その時間が苦ではなかった。 むしろ、心が安らいだ。 ある日、彼女が言った。 『私はこの世界に存在してはいけない。いつか、辺り1面が暗闇に包まれる日がくる。その時が、君と私との最後の日なんだ…』 と… 正直意味がわからなかった。 けど、滅多に口を開かない彼女が発した言葉だ。 俺、凄く嫌な予感がした。 けど、そんな日は来なかった。 来ないはずだった、 その日は突然訪れた。 学校が長引いて、帰るのが遅くなった。 いつも以上に暗く、妙な胸騒ぎがした。 家についたとき、彼女の声が脳裏を横切った。 『辺り1面が暗闇に包まれる時…』 気づけば俺は、神社に向かって走っていた。 走りながら考えた。 彼女は何なんだ? オオカミ男…ならぬ、オオカミ女? けど、なにか引っ掛かる。 なんだ?なんなんだ? 出会ったときから感じてる、この違和感… 一緒にいると妙に安心する、 けど、生きているように思えない… 神社について、俺は確信した。 鳥居を潜った先に、彼女はいた。 いつもとは違う、紅い瞳をした彼女が。 月が輝いていた。紅い満月が。 話しかけようとした直後、何かに襲われた。 俺じゃない。“彼女”がだ。 彼女を襲った奴は、彼女を吸収しはじめた。 側に行こうとしたが、体が動かない。 彼女が俺の体を固定している… 何とか体を動かそうとする俺に向かって彼女が微笑んだ。 意識が遠のいていく中、微かに、彼女の声が聞こえた気がした。 『        』 目が覚めると、神社の裏にいた。 俺がいた場所は、昔、俺が彼女を拾った場所だ。 俺は昔、オオカミの子を拾った。 紅い満月の日だった。 似てるんだ。彼女と拾ったオオカミ。 毛の色とか、静かで控えめなところとか。 最終的に地元の猟師にバレて、何処かに連れて行かれたんだけど… 連れて行かれる直前、彼女の目の色が変わったんだ。 いつもの碧い瞳から、紅い瞳に… 彼女は最後、俺に何を言おうとしたんだろう…? 『ありがとう、側にいてくれて』

短編小説みんなの答え:1

あの日の出会い。

ザーザー 外は、雨が降り、寒く、曇っている。 「はぁ」ため息をつくとふと、君がこっちを見つめてくる。タッタ 「ねぇどうしたの。」君が、近づいてきてそう呟いた。「えっ?」 俺は、返す返事もなかった。その日の放課後。 君が、駆け寄ってきて 「はぁはぁ、一緒に帰ろうよ。」 「いいけど・・・なんで俺と?」 君は、黙った。俺の家は、学校から、徒歩30分くらいで着く。 俺の家は、君の家より先につく。 「もう家なんだ、…じゃあね。」 君は、ちょっと悲しそうに言った。翌朝俺が、家に出る瞬間「コンコン」と、音が鳴った。 出ると、君がいて、 「一緒に行こ!貴方の家覚えちゃった!」 俺は、彼女の名前も、わからないのに。俺は、勇気をもって言った 「あのさ、君の名前は?」 「私は、愛。よろしくね。君の名前は?」 「俺は、純菜。よろしく。」 「へー!純菜君って言うんだ!ねぇねぇ、大好き。」 俺は、彼女が好きになった。 彼女は、毎日俺の家に来て、一緒に登校した。そして、3年後 「もう、高校生活終わっちゃうね。純菜君といたら、あっという間だった。」 「俺も、愛ちゃんと、いれば、あっという間だった。いつも一緒に登校してくれてありがとう。」 「じゃあね。純菜君。私、もう行かなきゃ。」 「どこに?」 「私実は、研究されて作られた、人だから、いかなきゃというか、帰らなきゃ。」 「研究って…。あの!最後に言わせて!」 「うん。」 「大好き!これからも、いや、もう会えないかもしらないけど!ずっと、愛してる!」 「うん!私も。じゃあね純菜君。」 彼女は、泣きながら、俺に、背中を向けて、歩いて行った。

短編小説みんなの答え:2

宇宙一な彼

「俺、大学受験することにした」 その言葉で、私は涙を1滴こぼした。 私も光星もABC大学の付属高校に通っている。彼と私は幼稚園からの幼馴染で、お互いのことは何でも言い合えるくらい仲いいし、一番の彼氏である。 私は、一緒に当たり前のように大学へ行くと思ってた、でも。 「この学校、俺のレベルに合わなくて。DEF大学は、ここより難しいし、そっちのほうがあってるんじゃないかって思ったんだ。」 本当にそうだ。学年一位の彼がこの大学へ行く価値はないと思う。2流大学のここより1流のDEF大のほうがいい。 そう思ってても私はまた1滴と涙を流した。光星の前で涙を流したくない。でも、15年間一緒だった彼とお別れなんて無理だ。 「ごめん、本当にごめん。あと、7か月、よろしく。」 まだ七か月もある。いや、もう七か月しかない。15年の7か月なんて少ない。人生の七か月なんて、少ない。一緒に学校に行って、昼休みにたまに遊んで、部活の後また一緒に帰って、休日はカフェに行ったりして、夏休みには北海道、沖縄、ディズニー。こんな楽しい生活が7か月しかなく、もうできないんなんて。 「月羽の気持ちはわかるよ。俺も、ずっと一緒が良かったよ。」 「そんな、私の気持ちなんてわかるわけないじゃん。もう終わりだね、ありがとう」 帰ってからはずっと泣いていた。 なんでこんなこと言ったんだろう。 大学で光星がモテちゃうから? 嫉妬? 15年の中で1番ひどいことを言ったな。 きっと傷ついてるよね。 私ひどすぎるよ。 きっと、もう本当に 終わったんだな。 22:04、ある一件のLINEが来ていた。 光星からだった。 「月羽、また明日ね。おやすみ」 涙が10粒流れた。 また、明日もあるんだ。 光星の優しさは 宇宙1なんだな。 _________________ みてくれて ありがとうございました !! 光星(こうせい)と月羽(つきは) の恋愛物語です ! 初投稿なので上手くないですが 感想待ってます ~ !!

短編小説みんなの答え:2

君の声、聞かせてよ。

忘れもしない中1の夏。 大きな病院で医師から紙で伝えられた事実。 それはメモ用紙に書かれていた。 「あなたはもう、耳が聞こえません。」 急に熱を出し、耳がキーンとなった。 難聴だと言う。 ああ...もう康介の声が聞けないな... そう、私...襟川咲耶(えりかわさくや)は2年前の"あの出来事"から耳が聞こえなくなった。 それから私は耳が聴こえないため手話を勉強するようになった。 学校では、冷たかった友達も寄り添ってくれるようになった。 康介は、私が片思いしてるクラスメイト。 康介の優しい声が私は大好きだった。 でももう聞けない。 大体私はクラスメイトとはメモ用紙で会話してる。 ある日、親友の江花六華(えばなりっか)からメモで伝えられた。 「私、康介のこと好きなんだよね」 絶望した。 六華は私よりも綺麗で、髪がサラサラで、いわゆる一軍のリーダー的存在。 偽の笑顔を作りながら、私はメモに書いた。 「そうなんだ。頑張ってね」 「咲耶、邪魔しないでね」 「するわけないじゃん」 心がボロボロになりながら、トボトボと家に帰った。 それから一週間、私と康介の間には距離ができてしまった。 そして六華から言われて2週間が経ったある日、放課後の屋上でのこと。 ドアからひっそりと覗いていた。 耳は聞こえないけど、雰囲気からわかった。 六華が告白をしている。 終わった...と思った。 でも、違った。 多分だけど、康介は断ってる。 ホッとしたけど、私が告白したところで付き合えることはない。 そんなことを考えながら、教室に戻った。 荷物を持って、教室を出ようとしたとき、康介が居た。 康介が黒板になにか書き始めた。 「さっき、江花に告白されたよ」 私も黒板に書いた。 「付き合うの?」 「ううん、断った」 「康介は、好きな人いるの?」 自然にすっと聞いてみた。 「いるよ」 ...そうだよね、私なんかじゃないよね... 「誰?」 「ずっと言おうと思ってたけど」 「うん」 それから康介はなにか話し始めた。 私は何も聞こえない。 でも口の動きからなんとなく言っていることがわかった。 「俺と、付き合ってください」 ホントは、ちゃんと康介の声で聞きたかった。 なんで、聞こえないの。 聞こえなくなったの。 君の声、聞かせてよ。

短編小説みんなの答え:2

兄貴を追い越すために俺は走った。

俺の名前は篠原陽日(しのはらあさひ) 俺には篠原陽佑(ようすけ)という兄貴がいる。 兄貴は東大を目指すスーパーエリートだ。 俺は負けず嫌い。だって嫌なんだ。兄貴が… 俺もそこそこ成績は良い。 でも褒められた事は無いさ… だって兄貴と比べられるんだよ… 小2の時、俺がテストの結果を伝えた時… 「俺、今日のテストで98点とったんだ!ほら!」 「98?100点をとりなさい。陽佑は余裕よ。」 「え?でも98だよ。惜しいじゃん…」 「陽佑の弟でしょ。100点なんて当たり前よ」 「だ、だから俺は俺、兄貴は兄貴!でしょ」 「もう知らないわ。でもあんたはだめよ。」 「え…」 いつも怒られてばっか…本当に最悪だ。 兄貴は褒められてばっか。 もう、嫌なんだよ。 俺は15年間生きてきて思った事無い気持ちが芽生えた。 俺は初めて「悔しい」と思うようになった。 だから、俺は歩み始めた。 一歩一歩、しっかり踏みだす。 踏み残しが無いように慎重に… でも、その時期には兄貴は東大に合格していた。 俺は一瞬諦めようとも考えたが、俺は走り出した かけても、怪我をしても決して諦めずに走る。 そして、ついに俺は兄貴の場所にたどり着いた。 「兄貴!俺、東大に受かったんだ。」 「おぅ、よくここまで来たな…」 「だって俺は兄貴を追い越すんだから…」 「お前はガキの頃から負けず嫌いだもんな」 「俺は兄貴を見習った。そして努力した。」 「そうか…そりゃ、受かって普通だな。」 俺は兄貴と並ぶ…いや、追い越すエリートになった。 夢は諦めない。 朝が来る、そして新しい1日が始まる。 ーーーーーーーーーENDーーーーーーーーーーー ども!作者のぱらです! 頑張って書きましたので感想頂ければと思います じゃねー!(^。^)

短編小説みんなの答え:4

その5文字が届く日まで

 私には彼氏がいる。名前は海(かい)。とても大切な人  いつも私たちは登下校を共にする。毎日の習慣で平日の1番好きな時間。いつものように他愛も無い話をしながら帰っていると、海君のスマホがなった。 「いいよ、でて」 「ごめん、ありがと」 特にすることもなくて、私は電話にでている彼の横顔をじっと見つめる。 電話が終わったのか、海君はこっちへ戻ってきた。 「ごめん、親から買い出し頼まれちゃって…先、家帰ってて!」 「あ…うん」 海君はすぐにスーパーの方へ行ってしまった。 この日はそれで終わった。私たちが交わした最後の言葉でもあった。  つぎの日の朝のことだ。彼が亡くなったと知ったのは。私と別れた後交通事故に遭ったらしい。私は何も考えることができなくてご飯も食べないで一日中泣いていた。  数日後、気持ちの整理がついてから私は彼の家を訪ねた。仏壇の上で静かに手を合わせる。彼はあの小さな箱の中に入っているらしい。私は直視できなくて目を逸らした。 彼のお母さんと向かい合わせになって座る。私は何も言い出せなくて何を言おうか考えている時、彼のお母さんがゆっくりと口を開いた。 「…あの子、事故の直前に急にLINEしてきたの。産んでくれてありがとうなんて今まで一度も言ったことなかったのに…」 「…」 私はこぼれ落ちそうな涙を堪えるようにうつむく。 「これ、あの子がつけてた日記なの。大したものじゃ無いけれど…あなたがもっていて」 「え…いいんですか?こんな大事なもの…」 「あなたに持っていて欲しいの。きっとあの子もその方が嬉しいだろうから…」 私は日記帳をゆっくりと開く。それは私たちが付き合い始めた頃からの日記だった。 『4月9日 とうとう俺に彼女ができた!俺の1番大切な宝物だ!…なんて本人に言ったら引かれるかな』 『6月5日 ちょっと怪我しただけなのにあいつすごい心配してくる。ほんとにお人よしだなぁ。そういうところが俺は好きなんだけど』 そこには私が聞いたことのない彼の本心が書かれていた。私は彼のお母さんの前にも関わらず大声で泣きじゃくった 彼のお母さんが私の背中をさすりながら半泣き声で言った。 「海のそばにいてくれてありがとう…あの子あなたと出会ってからすごく変わったのよ」 「え…?」 「いつも学校から帰ってくる時は暗い顔して口も聞かなかったのにあなたと会ってから帰ってきたらすごく笑顔で今日の晩ご飯何?って聞いてくるの。最初はびっくりしたけどすごく嬉しかった…」 そっか。そうだったんだ…。彼がすごい笑うようになって何かあったのかなって思ってたけどそういうことだったんだね。  「愛してる」 その5文字が彼に届くその日まで私は彼に言い続けるよ。                     ーENDー こんにちは!おでんの昆布です!(ニクネオボエテクレルトウレシイデス)初めてなので拙いところがあるかもしれませんがご了承ください!じゃ、またいつか!!

短編小説みんなの答え:3

約束のその先で

あれは桜の舞う日。私と君が出逢ったのは。 「森野…さん?」 ふと名前を呼ばれて振り返ったら私のハンカチを持って立っている君がいた。 「ありがとう。」 その日から。私が君を気にするようになったのは。 セミのなく日。私は君に言ったよね。 「付き合ってくれませんか。」 そしたら君は 「僕でいいなら。」 って。 君はある日、こんなことを言った。 「僕とゆいが出逢った日のように桜が咲く日にはお花見なんてできないかもね。」 私は別れたいのかと思った。でもそうじゃなかった。 次の日から君はぱったり学校に来なくなったよね。斜め前の席にぽっかりと穴が空いてるみたいだった。私、慌てて君の家に行った。お母さんに話を聞いて病院に駆けつけたよ。 そしたら君はたくさんの管に繋がれてた。私は次の日から毎日君がいる場所に通ったよ。 いつの日か、君は私と話せるようになっていた。でも、私は君に話しかけようとしなかった。今日は話そうと心に決めて病院に行った日、君は熱を出して苦しそうにしてた。いつも通りに病室の前で足を止めてしまった。そんな私を君は見つけて。 「僕は…ゆいのこと…待ってるから…」 って言ったの覚えてるのかな。私はその言葉に甘えて、やっと話したのは1週間後だった。 「なんで。」 「心臓のね、病気なんだ。」 君は平然と言った。その後私はずっと黙りこくって、病室を出る時こう言った。 「私はずっと日向と一緒にいたいと思ってるから。」 次の日には君はもう病院にいなかった。聞いたら手術のためにアメリカに行ったって。お医者さんからあの手紙をもらったよ。 “ゆいへ  本当はね、僕は生きるつもりはなかった。  だからアメリカへ行くことが決まっていたのを言わずにこの手紙で別れようと思ってたんだ。  でも今日ゆいと話してもっと一緒にいたいって思った。  だから僕がゆいの前に戻るまで待っててくれる?  絶対戻るって約束する。元気なれるか分からないけど頑張るから。               南日向” この手紙が数滴の水で濡れた。 日向は最初から分かってたんだ。 私は待ってるから。約束は果たしてね。 私は手にある国際便の手紙をポストに入れた。 “For Hyuga Minami           From Yui Morino”

短編小説みんなの答え:5

天使と悪魔。それと、一般人。

 私は、天使。悪魔と正反対の存在。私は神に仕えていて、神からの幸せを地上に運んでいる。  俺は、悪魔。天使と正反対の存在。俺は魔王に仕えていて、地獄に来た奴らを処刑している。  私は、莉羽。悪魔でも天使でもない。私は、小学5年生で、平凡な女の子だ。  さて、この中で一番幸せなのは誰でしょうか。  憧れの神に仕えて幸せな生活を送っているように見える天使。  憧れの魔王に仕えて、地獄で働いている悪魔。  平凡に暮らしている、小学5年生の莉羽。  続きを見ていきましょう。  でも、私は、もうすぐ天使としての期限が過ぎて、天使が眠る場所へと送られる。私は、生まれ変わって悪魔になるのだ。いつまでも神に仕えていたいのに・・・。  でも、俺は、もともとは人間として暮らしていた。だけど、事故で俺は。。。だから、今こうして暮らしている。俺は人間に戻りたいといつも思っているが、まだ終わらない・・・。  でも、私は、もともとは悪魔だった。けれど、役目が終わった悪魔は人間に戻される。人間は、また天使になり、天使は、悪魔になり、悪魔は、人間になり・・・。このサイクルが続いている。  このことを私達は知ってしまっている。このことを知っていることは、幸せなのだろうか?かといって、不幸せなのだろうか?                                                             end こんにちは!作者の紫茉莉(しまり)です! この小説?の感想や、幸せか不幸せかについてなどのコメントを頂けたらいいなと思っています! 初めて書いたので、起承転結などぐちゃぐちゃになっていると思いますし、読みづらいと思いますが、最後まで読んでくださり、ありがとうございます。 以上、作者の紫茉莉でした!

短編小説みんなの答え:2

君に会いたい

私は、水内 亜友(みずうち まゆう)。高校二年生。私には悩みがある、その悩みの内容は、隣のクラスの男子がやけにこっちを見てくることだ。そのことを、友達の由美楽(ゆみら)に話すと、「いいね~。あんたは青春を謳歌してて!」と羨ましがって全然話を聞いてくれない。だから、なるべく友達と一緒に、教室を移動している。だが、ある時、私をじっと見てくるやつが、私の幼馴染みだったことを知った。その名前はというと私は、何年も前のことだったため覚えていなかった。だが、私の友達の由美楽は知っていた。その名はというと、「早澤 杏眞(はやざわ きょうま)だった。その名前を聞いて思い出した。あの頃よく遊んでいて、一番中のいい男の子の親友は、杏眞だったことを。そして、私は、その思い出とは裏腹に、実は、昔から、杏眞のことが好きだったことを思い出してしまった。その思い出のすべてを思い出した瞬間、全てのことを思い出し、記憶と、ともに重ね合わせると、これまでのことは、私が気づかなくて杏眞は何も私に嫌なことをしていないと。だが、今更告白なんてできない。理由はただ一つ。私はあいつのことが好きだが、あいつは私をどう思っているのかわからないからだ。そんなある日のことある他のクラスの男子の話を盗み聞きしてまったところ杏眞は、私のことが好きで、明日の放課後に屋上に私を呼び出し、告白しようとしているのだと。これを聞いたとなれば、私から告白したほうがいいな。と思い、早速杏眞に「今日の放課後、空いてたらでいいんだけど、屋上に来れる?」とすると杏眞は「OK! 今日の放課後ね!と嬉しそうに言っていた。ので、告白がんばろっ!と心のなかで呟いた。そして放課後。私は緊張して、足が震えていた。だがその震えを抑えて、目の前にいる杏眞に向かって「杏眞!私ねあんたのことが大好きなんだ!だから私と付き合って!」と本気で一生懸命告白した。すると杏眞は、「それ反則!俺からかっこよく告白しようと思ったのに。でも、ありがとう!俺も大好き!これから恋人としてよろしくね!亜友!」ときれいな歯を見せながら満面の笑みを浮かべる杏眞を直視することができなかった。でも私は、それだけで幸せだった。その後、初キスを杏眞とした。これまでにない甘く幸せな時間を過ごせた。これからどんな困難が私達を待っていたとしても、絶対、二人で乗り切ってやると決めた。                             おしまい。

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