短編小説の相談いちらん
短編小説
みんなが作った短編小説のコーナーだよ。※2024年9月30日までの投稿で受け付けを終了いたしました。
京都の烏
「あっ、こっちかな?」 細い路地を右に曲がる。 すると、 『♪~まるたけえびすにおしおいけ~あねさんろっかくたこにしき~しあやぶったかまつまんごじょう~雪駄ちゃらちゃらうおんたな~ろくじょうーさんてつとおりすぎ~しちじょうこえればはちくじょうじゅうじょうとうじでとどめさす~』と歌みたいなものが聞こえてくる。 ん?なんか聞いたことあるような、、、 前を見ると、着物を着た子供たちがいた。それも5人も。 1人の男の子が、『ねーねー、おねーさん。どーかした?』と聞いてくる。 「ううん、あ、ねぇねぇその歌なんでうたってるの?」 『おばぁちゃんに教えてもらったんだよ。あっ、あれはっ!』 男の子が私が来たほうを血相を変えて指さした。私もつられて後ろを振り向く。 けれど、、、、何もない? 「どうしたの?何も」 そう言って、男の子たちのほうを見ると そこには、烏が5羽いた。それも、足が3本の。 『ガァガァガァ』 もうその鳴き声しか、頭に入らない。 こんにちは!未桜といいます。アドバイスよろしくお願いいたします。辛口コメントはやめてください。 ※『♪~まるたけえびすにおしおいけあねさんろっかくたこにしきしあやぶったかまつまんごじょう、、』は、京都の通り名の数え歌です。
お人形さん【ホラー】
貴方は知っていますか?世にも奇妙な都市伝説《お人形さん》を────。 私、義澤 天禰(よしざわ あまね)! 今日から中学生!少し「特殊」な中学校だけどね。 私が今日から通う中学校は、有名、名門の「私立 ○○中学校」でね、ここでは芸術学が学べるの! 生徒の個性が大事にされるから、私服もOKだし、チャイナ服、ドレスもOKなんだよ~! もちろん私は普通の服だけど…。 こんな事言ってる間に教室についたね。いっきまぁぁす! ガチャ…。 わぁァァァァ! すっご~い!皆個性的! チャイナ服着てる子いる~!見た感じ中国人だなぁ…。 あれ?すっごい可愛いー子がいる!? 白いヘッドドレスに白いロリータな服… 肌も真っ白だぁ~~~~! しかも私の隣の席じゃん! 「あの…」 『こんにちは…。隣の席…だよね?よろしくね。』 「私は義澤 天禰!貴女は?」 『私は姫蘿星 スフレ。イギリス人と日本人のハーフなの。よろしく天禰ちゃん。』 「私もよろしくっ!スフレちゃん!」 声も可愛いー!すっごい性格もいいし! 頭もいいし~~~~! 【時は流れ、12月】 スフレちゃんと大分仲良くなれたな~! 『天禰ちゃん。今日、私のお家に遊びに来ない?私ね、誰にも言ってないんだけど…人形をコレクションしてファッションとかの参考にしてるんだ。見に来ない?』 「うん!行く行く!」 ─スフレの家─ 本当にお人形がいっぱい! 可愛いものばっかり~~~~! 『良ければ紅茶どうぞ。飴を入れてるのはね、オリジナルだからなの。』 「そっか~!ありがとう!」 『私は少しマカロン(飼い猫)の餌をあげてくるね………。』 キィ…ガチャン。 あれ?何か少し体調悪いかも…スフレ…ちゃ…ん…。 『クスクス…♪気分はどうですか?』 「スフレちゃん!」 『良いですよね?このキャンディ』 ガチャ… 『スフレ、静かにって言ったよね?』 『…ご、ごめんなさい…。』 「どういうことっ!?理由を説明し…」 『シィ…黙っててくださいね?貴方がお人形になる時間は近付いてますから。』 「そんな!?……………ッあれ?」 体が動かなくなってきた… 『ゆっくりおやすみなさい。私のお人形さん…………♪』 眠…く…………。 私の意識は、深い深い、永遠の夢に沈んでいった。 『ディアル様、この人は?』 『ダメ』 『…処分しときますね。』 ガコン…ッ。 『分かってるよな?お前が人間になるために必要な魂。残り20個。』 『はい…頑張ります………。』 END ☆解説☆ スフレは、ディアルに生み出された意思を持つお人形です。ディアルについていくうちに、人間になりたいと思うようになり、願いの対価に人間の魂を20個集める事になりました。 ですがそれは、相手を人形にして魂を奪うという非道なものでした。 ディアルのキャンディの力で魂を集めるものの、なかなか認められる魂は見つからないまま。 …悪い人にも色々ありますね(涙)
綾の事件簿「信号機逃走事件」
帰り道に、商店街を歩いていると、ものすごーい数の信号機が目の前を走っていった。 (今日はハロウィンだっけ?今年は、信号機の仮装をするのが流行っているのかなぁ。) と思いながら、道路を見た私は、一瞬目を疑った。なんと、一つも信号機がないのだ‼ (もしや…さっきの信号機が…。) 悪い予感がして、私は、近くのお店においてあったスケートボードに乗り、信号機たちの後を追った。(ほんとはいけないけど!) * * * しばらく、スケートボードをすっ飛ばして追いかけていると、信号機のカラフルな光が見えてきた。 「おーい!そこの信号機たちー!!」 一斉に信号機たちが止まり振り向く。赤、黄、緑のライトをピカピカさせている。 「ナンダ?」 「どうして道路にいないの?信号機がないと困るんだけど!!っていうかなんで走ったりしゃっべたりできるの!?」 息を切らして聞くと、一番大きな信号機が平然とした顔で答える。 「リユウハカンタンダ。イヤニナッタカラダ。アンナジミナシゴトヤリタクナイ。」 「ソウダソウダ!!」(他の信号機の皆さん) 「ソシテ、セカイヲイッシュウスルノダ!!」(リーダーらしき信号機) 「オー!!」(他の信号機の皆さん) 熱っぽく叫ぶ信号機の大群。奇妙な光景に思えたが黙っておこう。 (しかしどうしよう。今にもすっ飛んでいきそうだよ……あっ!!ああすればいいか!!) いきなりピカッと思いついた私は、近くのお店にあったイルミネーションのコードを借り、信号機たちをもとの位置に立たせ、コードで巻いていく。 「ナッ、ナニヲスルノダ!?」 「まぁまぁ大丈夫だって!!ほら動かないで!!」 十分とかからずに飾り付け終了!!電気をつけると町中が色とりどりに輝く。みんな仮装して、町を歩き始めた。 「これでも地味?」 信号機たちが黙ってしまう。でも、結構気に入ったようだ。 「トリック・アート・トリート!!」 * * * これにて、「信号機逃走事件」は無事終了!! はじめまして!綾です。みなさん読んでくださり、ありがとうございました。では、またいつか会える日まで。 GOOD☆RACK!!
言葉の取説
これは、言葉の取扱説明書です。 言葉は世界中の人々と付き合うための魔法のパートナーです。 言葉で皆さんと仲良くできるようにしてください。 但し、気お付けないといけないことがあるのです。 言葉は魔法なので使い方を間違えると相手との絆が壊れる可能性大です。 そう書いてあるのに、汲田紗那は、親友の関田水香と喧嘩していた。 紗那は「水香なんていなくなっちゃえばいいんだ!」と言って叫んで離れて行った。 その次の日、紗那はとんでもない事を聞いてしまった。それは、「関田水香さんが昨日亡くなりました」と先生が朝礼の時に報告した。 相手との絆が壊れる可能性大と言うのは、相手が亡くなるということなのです。 しかもその取説は、悪魔が送りつけていたのです。 その為、子の取説の忠告を聞かなかったバツで紗那は悪魔に連れ去られて、悪魔にされてしまった。
掟を破っても。
私はルラ・ヴィルカ。12歳。 私は外国人とかじゃない。 “魔女” 悪い人間を呪うのが仕事。 不幸な人を恵むのが仕事。 あくまで人間は自分が生きるために呪ったり、幸せにする。 “恋”なんて、しちゃいけないのに。 ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ ー1週間前ー 「今日はこの学校に居る人間を呪うのかぁ…じゃあ、透過魔法で隠れて…」 私は透明になって学校に潜入した。 渡されたメモを見ると、呪う相手は自分より成績が良い人間をいじめてる。 校内には居ないので、外を探す。外は透明魔法をかけた箒に乗って上から探した。 学校の校舎裏に行くと、木にぶつかって落ちた。 「いったぁ…木があったんだ…….。」 いつの間にか透明魔法も解けた。 「君…平気?」 こう声をかけてきた相手こそ、私に恋を実感させた人間だった。 ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ 私は彼に事実を話して、今は彼の家に住まわせてもらった。親は仕事で居ないらしく、彼一人だった。 彼・深谷凪に恋をして以来、故郷の魔界には帰れない。人間と恋に落ちれば死刑だ。最も重要な掟だった。 死刑になるまで、私は恋人と居させて欲しい。 「魔界の者ですが。ルラ・ヴィルカを連れ戻しに来ました。」 魔界の魔法使いが凪の家に来た。 「私をどうする気?」 「貴女のような仕事を完璧にこなす魔女を死刑にするのは惜しいと国王様は言っています。死刑になるのはそこの人間です。」 魔法使いは凪を指指した。 「明日、王宮でこの人間の頚を切り落とします。」 魔法使いはそう言って去った。 ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ 私と凪は魔界の王宮に招かれた。 私は泣いた。せっかく恋人を見つけたのに、その恋人は打ち首にされるなんて……。 …………そうだ。 「この人間の頚を切り落とす!」 手足を鎖で縛られていた凪は消えていた。私が助けた。傷だらけになりながら。 傷は深く、回復魔法でも助かるか五分五分…いや、掟を破った魔女に回復魔法なんて誰もかけない。 私は死ぬ。でも、愛する凪は生きていて欲しい。 私は凪に転送魔法をかけて力尽きた。 「うわぁぁぁぁ!!」 凪の叫び声が聞こえるようだ。次に 「大好きだったからぁぁぁ!!」 その叫びが聞こえた。 ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ どうも。ジョジョ好きです。 いつもの小説より長いかなと。 どうですかね?(・∀・)
【短編小説】 最後の葉が落ちるまで。
「早く元気になって、学校来いよ?」 そう言って微笑んだ彼。私は真実を伝えていない。 咳き込みながら、私は辛うじて声を出した。 「あの……さ、今まで言ってなかったんだけど……私、実は……」 まだ言い終えていないのに、彼は病室を出ていってしまった。 「余命が、あともうわずかなの」 彼には届かないとわかっていたものの、私はぼそりと呟いた。 コホコホと咳をして、窓の外に目をやった。 窓からは、すぐ側に生えている大木がよく見える。 大木から、一枚、また一枚と葉が落ちてゆく。 私が死ぬのは、大木の葉が全て落ちきるのと同じくらいの時期。 もう、死が近づいてるんだ。 残ってる命はあと少しだから、言えること全部言っちゃうね? ……私、今まで彼に言えてなかったことがあるんだ。 代わりに、今この文章を読んでいる君に言ってもいいかな? 私が……死んだ後、彼に伝えてくれる? ……そう。ありがとう。君は本当に頼りになるね。 今から言う言葉を、彼に伝えて。 「私と仲良くしてくれてありがとう。 そして……私のお見舞いに来てくれたことも、ありがとう。 あなたには、返し切れないほどの恩がある。 私は、そんな優しいあなたが大好きだった。 あなたも、私を好いてくれていたなら……嬉しいよ。 私はずっと、あなたを愛します。 私のこと、どうか忘れないで……」 これが、私の遺言。もう、手紙を書く力もないから、あなたに任せる。 ……よろしくね。 -------------------------- 次、彼はいつお見舞いに来てくれるかな。 もう一度でいいから……会いたいな。 たとえ、死の一時間前でも、一分前でも、一秒前でも。 どうかもう一度、ここへ来て。 ……最後の葉が落ちるまで。 end 読んでくださりありがとうございました。 感動系……のつもりで書いたのですが、感動していただけましたか? また、読みやすさを意識しました。 感想、アドバイス待っています! 読んでくださっている方、いつもありがとうございます(*^^*)
水溜まり
お気に入りのかっぱを被り、外を歩く。外は雨の匂いがする。 「待ってよ、たーちゃん」 後ろから友達のかーくんの声がして、立ち止まった。 「かーくん、雨降ってるよ! 冷たそう!」 「たーちゃん、かっぱ脱がないでね」 わかってるよ、そのぐらい。この前ママに怒られたから。 歩く度に、パシャパシャなるのがおもしろくて、何度も何度も足を鳴らす。 「あれぇ?」 かーくんが急にすっとんきょうな声を出す。 「どうしたの?」 「みて、みて。この水溜まりさん変だよ」 かーくんが指を指している水溜まりには、 「あれ、おかしーね。この水溜まり」 だって、空は曇りなのに、この水溜まりから見える空は青空。 「この水溜まり、へんなのー」 かーくんが水溜まりに足を入れた。 「う…、わっ…?!」 ボチャン。 「えっ、えっ? かー…くん?」 かーくんが消えた。水溜まりに吸い込まれたみたいに。 「かーくん? どこ?」 怖くなって、泣き出しそうになる。 『たーちゃん、たーちゃん。ぼくはここ』 __かーくん? 水溜まりから声が聞こえる。 「あ"…、あ…」 水溜まりにかーくんがいる。 「かーくん?」 『どうシたの、たーちゃん。おいでよ』 いきたくない、だって… 「なんで、おめめないの?」 水溜まりから、手が出てくる。かーくんの手が。 「かーくん、やめて」 『おいでよ、ターちゃん』 くるしい、息が、息が、息が、息が、息が! 「たす、け…て…ママ…! パパ…!」 ボチャン。
今夜も海へ
僕は寝るのが好きだ。 訂正、布団で横になって目をつぶってから、眠るまでの時間が好きだ。 その時間は、僕の本当の意味での自由時間であり、数少ない楽しみでもある。 僕は、その自由な時間を使って今夜も憧れの海へ行く。 といっても、本物の海ではないのだが。 目を閉じる。 途端に、見慣れた狭い部屋の壁や天井は、果てのない広い海に変わる。 鮮やかな青に包まれる。 もうここは僕の世界。僕だけの、自由な世界。 どこからともなく、一頭の小さめなイルカが泳いでくる。 このイルカは、どこの海へも僕と一緒に来てくれる。 『ラメール』という名前で呼んでいる、意味は、『海』。 ラメールは、相棒、友達、パートナー、みたいな。そんな存在だ。 ラメールがクチバシと頭を擦り付けてくる。かわいい。 代わりに撫で返す。目を細めて、なんだか嬉しそうだ。 今日はどこへ行くんだったっけ、と思い出す。 そうだ、南極の方にペンギンを見に行こうかな。 「ラメール、ペンギンに会いに南極行こうか」 ラメールは、小さな泡を吐き出し、尾びれを上下させる。 多分これは……肯定。賛成してくれている。 僕はその背中にしがみつく。 現実の布団の中でそんな動きをするわけにはいかないので、 動かしたい手や足に意識を集中させる。 するとこちらの世界でもちゃんと動くことができる。 僕が編み出した方法だ。 ラメールが泳ぎ出す。色とりどりの魚や、サンゴが見えてくる。 暗い色をした魚、白いサンゴもいるけれど。 この世界は最高だ。水中でも息ができるし、目もしっかり開く。 たくさんの生き物と触れ合うことができる。 大きくて穏やかなクジラの親子。 海藻に巻かれる可愛らしいラッコ。 ミステリアスなクラゲに抱きつかれても痛くなんてない。 くすぐったいだけだ。 かっこいいシャチやサメだって優しく微笑んでくれる。 その他のさまざまな色、形をした魚たちとも泳げる。 そんなことを考えている間に、南極の近くに到着する。 ここは都合のいい場所だ、すぐに着く。 自分でも誰に言っているかは分からないが、許してほしい。 何時間も眠らずに目をつぶって移動時間を過ごすなんて出来っこないんだ。 「海の上に顔出してみて、ラメール」 上へと上がっていく。 僕の顔も、水の中から、空気の中へ。周りを見渡す。 ラメールが、キュイ、と鳴いて向きを変える。 「うわぁ……ペンギンだ……!」 氷の大陸の上に、いつか図鑑で見たようなコウテイペンギンの群れがいた。 大きな親だけでなく、小さなヒナまで見える。 この世界でペンギンを見たのは初めてだな、と思う。 次は海底都市でも探索してみよ……う、か……… ================ 目が覚める。いつのまにか眠ってしまっていたようだ。 俗に言うところの寝落ちってやつだ。 今回は、目的は達成できたのでまあ良しとしよう。 近くに置いていたイルカのぬいぐるみを抱き寄せる。 「今夜も一緒に海に行こう、ラメール」 ぬいぐるみの尾びれが少しだけ動いたような気がした。 __________________ 空想が好きです。楽しいです。イマジネーション。 読んでくださってありがとうございました。
モウイイカイ
「…モ一イ一カ一イ?」 それは烏が鳴く頂、やって来る。 「…モ一イ一カ一イ?」 その声はだんだん近づいて、 「モ一イ一カ一イ?」 それは隣にやって来て、 「ミ一ツケタ」 とニタリと笑う。 そして、 「次ハ君ガ鬼ダヨ」 と言い、それは消える。 その前にいた少女が、次の鬼。 「モウイイカイ」 今もひびいている。
さよなら
「ごめん、ちょっと前からお前に冷めててさ、気になる人できて、その人から告白されちゃった」 こう言われた瞬間、目の前が真っ暗になった。 今日はホワイトデー。最近倦怠期かも...と思っていた彼氏の柊斗と会うことができた。柊斗もやっぱり私のことが好きだよね!そう確認できると思っていた。 でも、違ったのだ。 確かに、最近冷たいなって思ったこともあったよ?けど不安って言った時は、何で心配するの?って言ってくれたよね?私、信じてたんだよ? 「え、、別れるの?」 「いや、心愛(私)もまだ心の準備できてないと思うから...」 はぁ。あきれた。 いざというときにはっきり出来ないところが柊斗にあること、復縁もした、7か月付き合った私は知っていた。 「誰なの?その相手」 「えっと、3組の、、誰だと思う?」 「えーもしかして莉奈ちゃん?」 何となく思い付いた名前を言ってみる。 「え、何でわかったの?」 莉奈ちゃん。この子は去年私たちが付き合ってることを周りに広めた子。元からわがままで嫌いだった。もしかして柊斗のことが好きなのかなと思ったこともあった。けれど、応援するよ!って言ってくれてたから信じてた。 だから、一番に頭に出てきた子だった。そして、一番その子であってほしくないと思った子だった。 私のどこがダメだったの?何でよりによって莉奈ちゃんなの?何で私の嫌いな子を好きになるの? 言いたいことはたくさんあった。けれど、ショックのあまり口にはできない。 どうしようか迷った。ここで別れたくないって泣いたら、ずっとそばにいられるの?けれど、もう柊斗は別れたいんだよね?いずれ別れるのは目に見えている。そしてそのとき辛いのは自分だろう。 「人の本性は別れ際に出る。」こう自分に言い聞かせて、私は言った。 「わかった。別れて良いよ。」 「ごめん、ありがとう。」 「こちらこそ今までありがとう!じゃあね!」 最後、わざと元気に言った私は、柊斗の目にどう映っただろう? 平気なわけがない。けれど、この別れはこれ以上自分が辛い思いをしないためでもある。また恋愛をすればいいじゃない。 そう思えば思うほど、涙が溢れてきて止まらなくなった。 一緒に帰ったこと、手を繋いだこと、友達にからかわれたこと。 今になって思い出す、たくさんの思い出。 幸せだったな。 今までありがとう。 もちろん、莉奈ちゃんとの恋は応援できないよ。 一生、悪い、そして綺麗な思い出で残るだろう。 傷ついた。悲しかった。悔しかった。柊斗を恨んだ。 けれどそれ以上に、楽しかった。幸せだった。柊斗に感謝でいっぱい。 こんな気持ちは初めてだったよ。 初めて本気で付き合った。 さよなら、私の恋。さよなら、柊斗。
謎の弁当箱 ちょっと未来のお話
ちょっと未来の話。 新しい弁当箱が発売した。それは、食べたいものを言うだけで、その希望に沿った弁当が出てくるというもの。 僕はヒトシ。 ピーンポーン! 「お届け物でーす!!!!!!!!!!!!!!!」 「はーい」 インターホンが鳴った後、お母さんは玄関に行き、小さいダンボールを持ってきた。 「何それ?」 「ああこれ?あの噂の弁当箱よ。」 「えー?買ったの?」 「いいじゃないの!さ、これからあなたも、これで弁当作って、中学に持って行きなさい!」 「えー!やだよ!」 「つべこべ言わない!」 「…はーい。」 次の日… 「よーし!じゃあ…」 初挑戦だ!弁当箱は、普通の2段弁当。でも、普通に重い! (今日はハンバーグとリンゴが入ったサラダに…) そういえば、この弁当箱を買ったやつ、なんか学校で慌てたな… まあいいや! 「ハンバーグとリンゴの入ったサラダを作って!」 ご飯は勝手についてくるらしいから心配なし! ボンッ! 「よし!持っていこう!」 僕は中学に向かった。 お昼。 「おっ!ヒトシ!その弁当箱買ったのか!!」 僕の親友のオサムが言った。 「おう!」 「いいなー。俺は買ってないわ。」 「おーい!オサム!一緒に食べようぜ!」 「おーう!じゃあヒトシ!またな。」 僕は弁当を一人で食べることにした。 ああ!勘違いしないで!いじめじゃないよ!僕は一人で食べたいんだ。そのほうが落ち着くから。みんなそれを分かっているんだよ! 「よーし!早く食べよう!」 パカッ! 「えっ!!!!!!!!」 そりゃあ驚くよ。だって、ハンバーグくらいのボリュームのリンゴの入ったサラダと、サラダくらいのボリュームのハンバーグが入っていたんだから! 「なんでー!?」 でも食べなきゃ。 「…ご飯が余る…」 ご飯が多い! 「あ~あ!最悪だ!」 部屋に入った僕は、ベットに寝転がった。 「…そういえば、説明書読んでなかったな…」 汚いだろうけど、僕はゴミ箱から説明書を出して読んでみた。そこには、意外なことが… ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー あべこ弁当箱 説明書 ※注意 この弁当箱は、あべこべです。例えば、「りんごと唐揚げ二個!」というと、りんごくらいの唐 揚げが二個出て来て、唐揚げくらいのリンゴが出て来ます。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
私の家族は騒がしい
私は谷川優梨(たにかわゆうり)!13歳!谷川六兄弟の次女だよ♪ 長女が優子(ゆうこ)姉さん!弟が長男の優馬(ゆうま)と次男の優也(ゆうや)で、妹は三女二番目に小さい優奈(ゆうな)と四女一番小さい優羅(ゆうら)だよ☆ 今日は家でゴロゴロしていた。 優奈『皆んな!!』優奈がいきなり大声を出した。 家族一同『何?』 優奈『私不満があります!!』 母『不満?何かしら?』 私達は「え?何?」って言うような驚いたような顔をした。 優奈『おさがりばっか!!』 母『それは仕方ないでしょう?こんなに娘や息子がいるんだから新しいのばっか買ってたら美味しいもの食べれないわよ?』 優子『そうよ。母さんを困らせないの』 優奈『ふーん…』 こうして優奈の不満発表会が終わった。すると父さんが『どっか行かないかい?』と言ったのでちょっと出かけることにした。やったー!!家族で出かけるのは楽しいよね! 母『さぁ何処行く?』 優子『皆んな何処行きたい?』 優奈『遊園地!』 優馬『何処でも…』 優也『デパート!』 私『皆んな遊園地とデパートどっちが良い?』 母『遊園地はいっぱいお金使うのよねー…』 優子『じゃあデパート決定~』 兄弟一同『うえーい!』 はい着いたー! 優奈『あっ!この服可愛い!ママ~買って~』 母『だーめ!この前買ったでしょう?』 優奈『はーい…』 優子『母さん。最近着れる服無いしこれ可愛いから買って良い?』 母『良いわよ』 優奈『えー!何で優子姉ちゃんは良いの!?』 母『優子は成長期だから服が小さくなってて足りないからよ。あなたはいっぱいあるじゃない』 優奈『ぷぅー…』 優梨『そんないつまでも怒らないで?服は買えないけど…アイス買ってあげる』 優奈『本当!?優梨お姉ちゃん大好き!』 デパートから帰った。明日は学校だから皆んな準備する。 優奈『ママ~!習字道具明日から居るんだけど…』 母『はいはい。えっと…優梨が使ってやつあるわ。そうこれこれ』 優奈『えー…ダッさー…皆んなもっとおしゃれだよ?』 母『当たり前でしょ。ずっと前のやつだもの』 優奈『ぷぅー!』 優羅『うえーんうえーん!』 母『あらあら優羅どうしたの?』 優羅『にぃにたちがいじわるしてきたー!たたいた~!あとねぇねも!』 母『ふんふん。つまり原因は優馬と優也、優奈ね?』 優奈『で…でも!ねぇねは三人いる…』 母『あのねぇ…優子は勉強。優梨は自分の部屋でテレビ見てるのにこの二人がやるわけないでしょう!』 優馬『でもー!優羅が俺のビスケット食べちゃって~」 優也『俺のおもちゃ舐めて~』 優奈『私のお絵かき帳に落書きしたんだもん!』 母『だからって叩いたら駄目でしょ!!』 こんな感じで私の家族は騒がしいです!! こんにちは苺大好きです!小説書いてみました! 私にも弟が居るんですけど兄弟あるあるを書いてみました!!
前世でも現世でも来世でも一緒だ。
前世。 俺は信じてる。 俺は、記憶があるんだ。 時代はいつだったかは分からない。 俺は一人の人を愛していた。 名前も顔も分からない。 ぼんやりとしか顔が見えない…。 声も何か言ってるけど聞こえない。 でも、はっきりと見えるのは男らしい体つき。 それから分かることは、 "同性愛" だったことだ。 自分でもびっくりする。 その人はとても優しかったんだと思う。 世話を焼かれている場面ばかり、夢に出てくる。 恋人繋ぎなんかもしてる。 現世にもいるのだろうか。 いるのだったら…会いたい。 俺の名前は舞川勇吾(まいかわゆうご)。 平凡な高校生。 さっきの話をすると、バカにされるんだ…。 誰か信じてくれる人はいないのだろうか。 今は学校帰りに、少し一人で駅前を歩いている。 人が多いところに来ると、やっぱり探してしまう。 だけど、いるはずがない…。 本屋によって帰るか。 そう思った時に、誰かに話しかけられた。 女性1「お一人ですかぁ?」 女性2「良かったからお茶しません?」 んーと、どうやって断ればいいんだろう…。 すると、女性がガシッと腕をつかんでくる。 女性1「行きましょうよー」 女性2「ほらほら!」 どうしよう、俺女性は苦手…。 どうしよう、どうしよう! 焦る俺。すると誰かが腕をつかんだ。 ?「おー、ここにいたのかよ、探したぞ!」 あれ? 俺を助けてくれてる? ここは話をあわせるべきだ! 勇吾「おー、ごめんな、迷った。」 ?「あれ、知り合い?」 勇吾「うーん、身に覚えがないな。」 ?「どなたでしょう?」 女性1「ひぃっ!すいません!」 女性2「失礼しましたぁ!!」 ん、逃げてった。何でだ? おそるおそる見てみると、何と助けてくれた男の子がすごい睨み付けている!! 勇吾「ありがとうございました。」 ?「困るよなぁ。」 勇吾「はい…。同じ学校ですか!?」 ?「あぁ。制服同じだな。」 勇吾「俺は舞川勇吾です。」 ?「俺は北岡柊斗(きたおかしゅうと)。」 勇吾「あ、となりのクラスの!」 柊斗「あー、見かけるなぁ笑」 勇吾「そうだったのかぁー笑」 このあと、一緒に本屋に行った。 そのあとも、よく遊びにいくことが多くなった。 何か、柊斗といるととても安心するんだ。 そして、どことなく懐かしい感じがするんだ。 会ったことないはずなのにな…。 今日は不思議な夢を見た。 …『これから、色々目で見られると思う。 男同士とかってありえないだろう。 だけど、俺はお前が好きなんだ。 俺と過ごしてくれないだろうか。』… あれ…? これって柊斗? いつも聞こえない声が今日は聞こえる…。 もしかして、俺は柊斗と付き合っていたのだろうか。 顔もはっきりと見えた。 間違いない、前世の柊斗だ。 俺は学校につくと、すぐさま柊斗のところに走った。 早く会いたい。 そんな一心で。 勇吾「柊斗!」 柊斗「勇吾?」 勇吾「前世って信じるか?」 柊斗「もしかして、覚えてるのか?」 勇吾「柊斗も覚えてる?」 柊斗「あぁ、お前と付き合ってたな笑」 勇吾「何で言ってくれなかったんだよ…」 柊斗「信じてくれるか分からなかった。」 勇吾「信じるよ!」 柊斗「ごめん。」 勇吾「また、一緒に過ごしてくれないか?」 柊斗「もちろんだ。」 勇吾「会いたかった。」 柊斗「俺もだよ。」 そう言って強く抱き締めた。 『前世でも現世でも来世でも一緒だ。』 と言ってくれたのを思い出した。 マメトラです。 最近こんな感じの設定にはまっております。 同性愛って認められにくいですが、私は好きです笑 読みにくくてすみません。 読んでくださってありがとうございました。 感想やアドバイスなどいただけると、とても嬉しいです! では!
草木が芽吹く、その時まで。
「ごめん、別れてくれない」 そう彼女に告げられたのは、冬のある日の事だ。 降りしきる雪。 彼女の冷ややかな目…その目は呆れているようにも見える。 何で?何でなんだ。理由を教えてくれよ… そう思っても、口は動かなかった。 「………な、んで………」 聞こえるか聞こえないかの声で尋ねる。 だが、降りしきる雪の音で掻き消され、彼女の耳には届かなかった。 僕がもう一度言葉を発そうと口を開いた時には、彼女はもう背を向けて歩いて行ってしまっていた。其処には変わらず無情に降り続ける雪と、立ち尽くした僕が残っていた。 それからというもの、僕は相変わらず彼女のことを探している。 何故そうしようと思ったかは、覚えていない。ただ、彼女に会いたかった。会って、別れたいと思った理由だけでも、聞きたいと思った。取りあってくれないかも知れない、なんて事は頭になかった。 少しでいい。少しで良かったんだ。 少しでも、理由を知りたかった。 勿論彼女が見つかるわけない。家は引っ越していたし、仕事も辞めていた。 でも、あの雪の日のことを忘れられなくて。 今日も僕は、君を探している。 春になれば草木が芽吹くだろう。その時まで… ーーーーーーーーーーーーーーーーーー こんこんこんにちわ!ナツです!! いやー今回のは自信作だから載ってほしいなぁ。 ご意見、ご感想、お待ちしてます!(送っていただけたら多分天まで舞い上がります!)
死の飛行 [短編物語]
1986年9月11日、太平洋上空...。この時、日本の羽田から米国のロサンゼルスへ向かっていた、ユナイテッド・エアライン102便がハイジャックされた..。そう目的はテロだ。B747-100Bの燃料タンク付近に爆弾を設置。反抗すれば400人越える人々が、海へ消えてしまう。機長として私はどうすればと混乱していた。機長だからしっかりと思う人もいるかも知れないが、何の前触れも無く起これば誰だって混乱するだろう。[テロリストは4人か....?。]と副操縦士のジミーが語る。16人の客室乗務員に対し、4人は圧倒的と思うかも知れないが、相手は格闘のプロだ。そう思うと諦めているように聞こえた。[ホワイトハウスへ向かえ..]と 私達に命令する。渋々了解した...と思っていたのか??。実はこの会社は空軍の操縦士が多い。そうアクロバット飛行を行った。乗客は大丈夫かって?。バカいうな、普通はシートベルトサインを出すだろう。この操縦で武力を無効にする..........はずだった。何とグレネードが爆発!。数人の乗客と共に、テロリストらが吸い出された。その後急いで、ホノルルへ緊急着陸。機体には胴体後方右舷側の扉に10m×7mの穴が開いていた。急減圧が起き数十名の乗客らは苦しみながら....絶命した。 この事故により476名中52名が死亡、6名が負傷した。そうして私はNTBSの調査を受け、操縦ミスという事を示された。 ハイジャック犯に立ち向かったのに...と悔し涙を流した。この6年後、この航空会社は倒産した。それと同時に私は職を失った。
夜中にーある女の子のお話ー【短編小説】
夜中に目が覚めちゃったんだけど。土曜日の夜中に。 いや、もう日曜日なのかな。まあいいや。 それでね、みんなが寝静まったころに、目が覚めちゃったんだけど。 覚めちゃったんだけど。 今度はなかなか寝付けないし、台所に降りてお茶を飲んでたら家族を起こしちゃうだろうし、どうしたらいいんだって考えてるうちにこんな日記みたいなことを書いてるの。 クラスの子たちからしたらおかしいのかもね。ゲームでも何でもなくって、文章を書いてるのは。これが知られたらまた笑われるんだろうなあ。 いっつも私ばっかり。漫画じゃなくて小説を読んでいるのがそんなにおかしいのかな。休み時間に外で遊ばないで詩を書いているのがそんなにおかしいのかな。 「みんなちがってみんないい」みんな知ってる言葉なのに。これも詩人の言葉なのに。 真面目でいられることはそんなに不思議なのかな。先生の言うことを聞かないのがかっこいいと思っているのかな。 あーあ。こう言うことを口に出したらまた「マキちゃんに悪口言われました」って言うんだろうな。裏ではあんなに嫌ってる先生に。虫のいい人たちだな、本当に。どうしてそうなるんだろう。 ああどうしよう、やっぱり寝付けないなあ。 学校がある日なら、二度寝なんてすぐできるのになあ。 ―Fin―
甘い初恋、苦い失恋【短編小説】
「あーかっこいいなぁー!」 私はつくづくそう思う。 この人に恋をしたのは3年前だ。 濡れていた私に傘をさしてくれて、タオルで拭いてくれて、泊まらせてもくれた。 私は今でもその人の家にいる。 ずっと泊まっている。 私たちは両想いだと信じこんでいた。 私だけがこの想いをしていたなんて。 ある日彼は彼女をつれてきた。 私は自分のことが好きだと信じていたから……。辛かった。 そんな彼女に嫉妬していた。 彼と私は絶対に結婚できないのに……。 「わぁ、可愛い子だね♪」 彼女はそういうけど、だからなに?って気持ちだった。 正直、別れてほしかった。 でも、彼からこんなことを言われた。 「今日、プロポーズしたんだ♪由香もOKしてくれて、嬉しかったんだ!あれ?月(るな)、聞いてる?」 この時私は思った。 あぁ、こんなに恋してたときは嬉しかったのに、こういうことをいわれたら辛いんだ……。 そう思うと、涙が溢れてきた。 「月、どうしたの!?」 初恋は甘いのに、失恋は苦かった。 やっぱり、猫と人間は結婚できないんだな。 わかってた、わかってたのに。 現実から逃れてたのかも。 あぁ。バカだなぁ私。 2人は結婚した。 結婚したと同時に、私は歩けなくなった。 息をできなくなった。 どうやら、『寿命』というものが来てしまったのかもしれない。 私を拾ってくれた『彼』は優しかった。 私を育ててくれた『彼』は優しかった。 私は幸せだった。 だから、貴方に幸せになって欲しいの。 大好きだったよ。 「月ただいまー!」 「月ちゃん久しぶり!」 「あのな、俺たち……月?」 「嘘……!」 「月……!!月っ!」 『今までありがとう……!』 end… のおっ!こんちゃ☆秋菜だよー♪ 初めまして!秋菜といいます! 小説書いてみました! 見てくれるとめっちゃうれしいです♪ 跳び跳ねて喜びます!
彼と一緒なら………
私は文(あや)。9つ。江戸時代、この世に生を授けた。私は村に住んでいて、周りの人達は、とても優しい!おっとうとおっかあも優しくて、甘やかされて育ったの!親友の真夜(まや)ちゃんもいるし、片想いの学(まなぶ)くんもいるし、とっても毎日が楽しいんだ!でも、最近、村で結核っていう病気が流行っているの。でも、みんなが優しいから、かかった人達は、私たちの住んでいる所から少し離れた小屋に住んでいる。そして、とうとう学くんまでかかっちゃったの。かかると死ぬのを待つだけ。お母さんも、小屋に近づくのを許さなかった。でも、どうしても会いたかった。死ぬ覚悟で。会いに行くと、学くんの周りは血がついていた。咳をしたら出たらしい。「僕に近寄ったら移るよ」「うう…別に移っても…死んでもいいも、…ううっ……」そして、私も結核にかかり、小屋に連れていかれた。私は彼と一緒の時間に息をひきとった。私が目を閉じたとき、涙が頬をつたった。「一緒なら、怖くない……」そう呟きながら。