短編小説の相談いちらん
短編小説
みんなが作った短編小説のコーナーだよ。※2024年9月30日までの投稿で受け付けを終了いたしました。
見てくれないの…?
ホラー要素アリです…。 私は故田(こだ)嗄如(さゆき)。21歳。 今日は私が体験した話をお話しようと思います__。 今から7年くらい前のことです。 たまたま通りかかった私の母校に何か引き寄せられるものを感じました。 子供達がグラウンドで走り回っている中に一人ぽつんとタイヤに座っていてやけに悲しそうだったので私はフェンス越しに「大丈夫?」と聞きました。 その女の子は悲しそうに走り回っている連中を指差して言いました。 「無視された…好きな子も友達も…」 かなり落ち込んでいるのか声が小さくなっていたのを覚えています。 「私が…いないみたいに…無視…してきて…。10回目…もう辞めたい」 辞めたいは学校を辞めたいと言うことだろうと察し、学校周りのゴミを回収する取り組みをしている校長らしき人にあの子のことを言いました。 「無視されてるみたいで。あのぉそこのタイヤに座ってる子です」 詳しく事情を説明していく度に校長は変な顔をしている。 おせっかいだったかなぁと少し反省していると校長は口を開いた。 『見間違いをしていらっしゃるのでしょうがあなたが喋りかけているのは廃墟です。確かに学校はありましたが今はありませんよ。あなたさん…お疲れですか?学生さんはここの卒業生かな!?新聞に載ったはずだが…。』 確かに、そこは学校の焼け跡だった。 私が見たのはなんだったのだろうか。 ただあの子から笑顔が消えてしまったのはなぜが、わかる気がした。 焼け跡の前の看板にはタイヤに乗って微笑んでいる少女の姿がはっきりと描いてあった。 描いてあったのではないかもしれない。あの少女。 「お姉ちゃん気づいてくれてありがとう。」 この声が聞こえて以来、毎日手を合わせに来ている。 少女の微笑みを絶やさないために。end
片思いだと思ってた。
私には好きな人がいる。 その彼は、綾人くん。 だから、男子と気軽に話したり、仲良くしたいっ!って思うんだ。 でもさ、さっきも言った通りに、私は『男子と話さない』が定着しちゃってから…。 今更男子と仲良くしても、逆に変に思われるよネ。 だから、こっそりと影で見つめるしかできない。 って思ってたんだけど。 アクシデント…でもあるけど、チャンスが訪れた。 「忘れ物しないでねー」 もう学校終わり。 先生がいつも通り、皆に確認する。 今日も恋の発展なし…か。 少し俯いて、とぼとぼと階段を歩いていると ドンっ …え? まるでジェットコースターに乗っている感じで、視界がぐらりと揺れた。 顔がだんだん地面に近づくのがわかる。 一気にビュンっと風が首を通り抜けてゆく。 紺色のバッグが手から落ち、視界から消える。 それは、一瞬の出来事だった。 駆け寄ってきてくれた人たちの上履き。 ザワザワと騒ぐ人たち。 先生を呼ぶ声。 視界がぼやっと霞み、ゆっくりとまぶたを下す。 気付いたら、ふかふかで心地いいベットで寝ていた。 ここは、保健室。 消毒の匂いがする。 優しい色のカーテンが、微かに揺れている。 「俺、また悪いことしちゃったなぁ。」 綾人くん…? ベットの横に置いてある椅子に腰掛けた綾人くんが、独り言を言っている。 今起きたらやばいよね。 ちょっと狸寝入りで聞いてみよう。 「関谷、悪かったな。俺がぶつかっちゃってさ。…本当にごめんな。」 そうだったんだ。 最後の綾人くんの声が震えた。 「それと、関谷に伝えないといけないことがあるんだけど。 …俺さ、関谷のことがずっと気になってたんだ。でも、今はそういうのじゃない。心の底から好きになるってこういうことなんだなーっていうか、なんていうか…。 とにかく、特別なんだ。特別な好き。 …なんて言っても、関谷は今、寝てるしな。ははは、はは…」 「綾人くん。」 もう、ずるいよ。綾人くん。 「…って、うわああああぁっ!起きてたのかっ!?」 保健室に綾人くんの声が響く。 「…あ、あ、あの。…関谷、今日は悪かった。あ、じゃ!また明日!」 綾人くんが走り去ろうとする。 「待って!」 綾人くんは顔を赤らめ、私の方を向いた。 「さ、さっきの話…なんだけど。」 ドクン、ドクン。 心臓の音が響いてないか、心配になるよ。 「わ、私からも言わせて欲しい。…あ、あの… 私、綾人くんが好き!友達とかじゃない。もっと特別な好き!」 ……は、はじめての告白っ!! 窓から優しい風が吹き、髪が靡いた。 少女漫画みたい。 綾人くんはさっきよりもっと顔を赤らめた。 「な、なんて言っていいかわかんないけど……関谷、つ、付き合ってください!」 こうして、私たちの恋の花は咲いた。 *あとがき* こんにちはぁ!エナガ大好きなシマエナガでーす! 保健室の恋です!ちなみに、告白したときはは先生いなかった設定ですw(いたらやばいなw) 最初、この物語の登場人物の名前を書き忘れましたが、 主人公 関谷 美玲(せきや みれい) 彼 早島 綾人(はやしま あやと) っていう感じですw 沢山アドバイス&感想待っとるでぃ!(いきなりキャラ変わりw) では!
心を繋ぐ橋
「もうやだ!美樹とは絶交だから!」 これがお昼休みの話。 少し口論になってみるみる内にヒートアップ。 仕舞いには絶交宣言。 その時は頭に血が昇ってて「勿論よ!こっちこそ柚と友達なんて願い下げだから!」なんて言っちゃったけど、 1人の帰り道はやっぱり寂しいな。 おまけに雨まで降ってる。傘、持って来てないのに。 隣を過ぎる柚はこっちを横目でチラッとみて去って行った。その手には傘がある。 いつもなら一緒に1つの傘で帰ってたのにな。 外は思った以上の大雨。 防ぐものもないからそのまま歩き出した。 急な雨だったせいで傘を持ってない子はまあまあいたけど帰るのが少し遅れたからこの時間帯ではほとんどいない。 前から吹きつけてくる風が涙もろとも雨を後ろに吹き飛ばして行く。 悲しくて近くの公衆トイレに駆け込んで声を押し殺して泣いた。 どのくらい経っただろう。 気が付けば外は晴れていて空には虹が掛かっていた。 ブブブ ブブブ 鞄の中の携帯が震える。 画面を開くとそこにはこんな文字があった。 美樹へ さっきはごめん。私が悪かった。 美樹さえ良ければもう一度友達になりたい。 わがままでごめんね。 柚 急いで返信しないと。 自慢の激早フリック入力で打つキーボードの小気味いい音が周りに響く。 柚へ こちらこそごめんね。 また友達になってくれるかな? 美樹 「ッ!美樹~!」 「ウワァ!」 後ろに隠れてた柚に抱きつかれる 「ごめんねっ!これからもよろしく!」 「こちらこそだよ~」 2人の目に輝く嬉し涙。 「あっみて美樹!虹!」 「ほんとだ!写真撮ろ!」 パシャ この虹は私たちの心を繋ぐ橋
透明人間のアイスティ
憂鬱だ。 家に帰っても誰かいるわけでもなく、外にいても何も楽しいことはない。 空いたカップ片手にゆらゆらと踏切を渡る。 駅前にテイクアウト専用のカフェができたのだ。名物はアイスティ。 自分は「味がわかる人」なんかではないが、これはおいしいものだと思っている。 駅が見えなくなったあたりで、雨が降り出した。 バス停の屋根の下に逃げ込む。 雨はだんだん強くなり、屋根が痛々しい音を立てる。 去年の今頃も、ゲリラ豪雨でバスが遅れた記憶がある。その時は、雷がひどかった。 僕はその時はまだ、ある程度真面目に生きていた。 いつからだったか、ぷっつりとやる気が途切れてしまったのだ。その辺りから、周りの人間もだんだん減っていった。僕も、周りも、互いに見えなくなっていった。 今は、死んだように生きている。 そのうち死んでも、気づかない気がする。 バスを待っていると、同じ制服を着た人が歩いてくる。 彼は屋根の下に入ると、傘を閉じ、こちらを向いた。 僕はその時、久しぶりに人間に会えた気がした。彼には僕と同じように、体温があった。 彼は僕に問うた。 「それ、おいしかったですか。」 アイスティのことだ。 「ああ、はい。おいしかった。」 僕が答えると、彼は安堵したような笑みを浮かべた。 すぐにバスが来た。目線はそちらに奪われた。 プシュー、と音を立て、ドアが開く。 乗客はいないようだ。 ふと横を見ると、彼がいなかった。 驚いているうちに、バスのドアが閉じる。 驚いたことに、そのバスには誰も乗っていなかった。運転手すらも、だ。 雨はいつの間にか止んでいた。 ━━━━━━━━━━━━━━ 一時期、透明人間になったことがあった。 兄は幼い頃からカフェを営むのが夢だった。なぜだかは分からないが、とにかくカフェに憧れていたらしい。 兄が店を持てることが決まって、僕は自分のことのように喜んだ。 一緒に色々なことを考えた。 昔ケーキ屋だったところを改装するから、テイクアウト専用にしよう、とか、プラスチックのカップにお店の名前を書いて、色々な人に知ってもらおう、とか。 中でも、僕達はアイスティにこだわった。 僕はコーヒーが飲めないし、紅茶もミルクが入ってないとダメだけど、アイスティなら飲めた。アイスティを飲めば、少し大人に近づけるような気がした。 兄に待っていたのは、忙しい毎日だった。 駅前ということもあり、客が多くてたまらなかった。 最初は僕も嬉しく思っていた。 しかし、だんだん心配に思えてきた。 兄は毎日毎日忙しそうにしていて、いつか疲れて倒れてしまいそうに思えたのだ。 でも、兄は笑顔を絶やさなかった。 「ずっと夢だったから」と言っていた。 僕は思った。 夢を叶えることが人を幸せにしないなら、何を目的に生きればいいんだろう。 突然、僕は生きる意味を失った。無気力になった。 すると、どうしたことか、僕は世界から消えてしまった。 僕も、周りの人も、お互いが見えなくなっていった。 そんな時、1人、同じ学校の制服を着た男と出会った。久々にこの目で人間を見た気がした。 彼は兄のアイスティを持っていた。 思わず話しかけた。 「それ、おいしいですか。」 彼は少し驚いて、 「ああ、はい。おいしいですよ。」 と言った。 僕は心底安堵した。 兄の夢は、この人に一瞬だけ色をつけた。 そして、僕にも色を戻した。 バスに乗ったはずの彼は見えなくなっていた。 きっとまた、透明人間に戻ってしまったのだ。 でも、彼はきっとすぐに色を取り戻すだろう。彼は「味が分かる人」だから。
【ホラー】アンサーさん意味怖
「なぁ、アンサーさん知ってるか?」 「は?なんだよ、それ。」 塾の帰り道、小6の親友のたくまに聞かれた。現在、中一の試験勉強真っ只中だ。 たくまが続ける。 「駅前の路地裏に公衆電話あるだろ?そこで決まった電話番号を入れるんだ。」 「10円はいらないのか?」 俺が聞くと、 「お金はいらないんだよ。アンサーさんに電話が繋がれば後は質問するだけだ。あ、質問は3回しか聞いてはならないんだぞ。さもなくば…」 「さ、さもなくば…?」 急に声を落として悪戯っぽく笑うと思えば、 「電話の世界に引きずり込まれる!!」 (電話の世界ってなんだよ…) そう思ったが、危ないことは分かった。だが、正直やってみたくなった。 「なぁ」 「あ?」 「電話番号教えてくれよ」 翌日、早速駅前に行ってみた。日曜日ということもあり、人通りが多い。例の公衆電話には入ると、たくまに言われた手順でアンサーさんを呼び出す。 (電話番号を入れてっ…と。) プルルルルプルルルルプルルルル………カチャッ 『はい…呼び出してくれたのはあなた?』 凛とした可愛らしい声だ。 「あなたがアンサーさんですか?」 『はい。呼んでくれてありがとう!』 (もっと怖いイメージだったので安心!) 「なんか代償とかないですよね…?」 『ええ、もちろん。』 「本当に、本当に質問したら答えをくれますか?」 『疑ってるのかしら。もちろんよ。』 早速質問を始める。 「俺は、中学受験に受かることができますか!」 『…………………アハッ』 アハハハハハハハハハハハハハハハハ! 狂ったように笑い出す。怖くなって逃げようとする。 (何なんだよ………!!!…ヤバイヤバイ!!!) どこから間違えてしまったのかわからないけど、怖い怖い怖い怖い怖い。 公衆電話から黒い手のような物が出てくる。 「うわあああああぁぁぁ!!!!嫌だ!!!!!嫌だ!!!!」 『ありがとう。今日からお前が』 凛とした可愛らしい声で言った。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 短編なのに長文失礼しました(笑) 意味、分かったでしょうか! 初めての小説で、語彙ないし、読みづらいかもしれませんが。 さあ、どうして主人公は1回目の質問で連れ去られてしまったのか…やり方がおかしかった?それとも…………………。 コメントで考察してみてね!
俺は何すれば良い? 短編小説
俺は坂井勇(さかいゆう)。 今、持病で入院してる。 …でもねえ?同じ部屋の女の子が 可愛すぎてヤバいwwでも話した 事ないんだよね…奇跡なんか起き ないよn…「ごめん…なさい… 君は坂井勇さん?かな」え!? 『ははははい。貴女は?』「あははw 大久保来夏だよっ、ため口が良いんだ けど…あ。15歳ですう」『俺も15 だ…よ?』「w…勇君はなんで入院 してるの?」『あ、持病です』「あ あ!です禁止!」そんなこんなで 一ヶ月経った。俺は来夏と仲良く なった。歳が同じだから勉強教えたり してたんだ…でも急に来夏の病状が 悪くなっていった。性格も暗くなっ ていってね?『来夏!おはよ』「私 ってさ、必要?」『…え』辛いのは 分かるけどそんな事言わないでほ しい。だから俺は困ったけど 『俺、来夏がすごい大切だよ? 絶対必要な存在なんだ。だからさw… ネガティブ禁止!』「……」『俺は 何すれば良い?』「!?……もしも 良かったらだけどね?付きあって 欲しい」『来夏が良いって言うなら 俺からその話を切り出したかった』 七年後 俺達は楽しく夫婦として生きてます
届け、この想い……
作:ひより 「……の、希…今日話したいコトがあるんだ。体育館の裏で待っててくれない?」 「え?うん、分かった…(???)」 幼馴染の希にそう告げると、俺は走り去るようにしてその場から離れた。 ー放課後ー 「進~!ごめんね、待たせちゃって!」 希は息を切らしながら走り寄ってきた。 ううん、大丈夫。 希の言葉にそう返すと、俺は意を決したようにして前に向き直った。 …スゥゥゥ…ハァァァ…… 落ち着いて深呼吸をする。 「…希……。お、俺と…!俺と付き合って下さいッ!!」 全身全霊の想いを込めて俺がそう叫ぶと、希はビックリした顔で「えっ?えぇ!?」と言葉にならない声を発した。 「ずっと前から希のことが好きだ。希以外好きじゃない。好きになれない!俺の彼女になって下さい…!」 ………シーン………。 「……進…。ホントに…、ホントに私で良いの…?」 しばらく沈黙が続いた後、希はそう言った。 もちろん、返す言葉は既に決まっている。 「希じゃなきゃダメだ。」 俺は深く頷きながらそう言葉を返した。 「希。俺の彼女になって下さい。」 少し落ち着きを取り戻した俺は、さっきと全く同じ台詞を声に出した。 「……。はっ、ハイッ!!」 「え?えっ!?ホントに!?」 「うん…!私も、進のコトが好きです…///」 「や、やっ、ヤッターーーー!!!」 俺はさっきの落ち着きなんてものは何処かに捨てて来て、全力で叫んだ! 「告白してくれて有難う。私のことが好きだって言ってくれて、有難う。進。これから宜しくお願いします…!」 希はナゼか同い年の俺に敬語を使い、ゆでダコみたいに真っ赤な顔をしながらも、そう告げた。 「こちらこそ、これから宜しく…!」 俺も火照った顔をして、最後の一喝を入れた。 俺は希に手を差し出して。 希はギクシャクしながら俺の手を握って。 たぶん。いいや、きっと。 俺は、これからも幸せすぎる日々を歩んでいくのだろう。__幼馴染という関係から、恋人という名に化した、彼女と共に_ ーENDー ~あとがき~ 初めまして、ひよりです! 私は以前から短編小説を描いてきましたが、今回このサイトでは初めての投稿です…!パチパチ 「届け、この想い……」 いかがでしたでしょうか? 感想やアドバイス、コメントして頂けたら幸いです! もしかしたらまた投稿するかも知れないので、またお会いしましょう!! 〔登場人物〕 ・主人公:鮎川 進(あゆかわ すすむ) ・ヒロイン:立花 希(たちばな のぞみ) ( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆
おとなりさん
題名 おとなりさん 私は、「世界はとても広いよ」などと言う人が嫌いだ。 夢を語る人が嫌いだ。 私だって外の世界が見たい。 なりたくて生まれつき、こんな状態で、生まれてきた訳ではないのに。 あるとき、医者は言ったんだ。後一年以内に少し体を動かせるようにならないと、歩ける可能性はゼロに等しいと。 私はそんな医者の言葉を信じたくなかった。認めれば、つぶれてしまいそうな気がしたから。 でも、それは事実だった。 今日も私は、病室の天井を見つめ、看護師が運んでくる飯を食べ、ほんのすこし勉強とリハビリをする。 ..... でも... 今日は何かが違った。 「なぁ」 ふと、誰かに話しかけられた。 「返事をしてくれよ。」 「まあいいや。話だけでも聞いてくれよ。」 そういって、彼女は話始める 「私は、将来先生になるんだ」 「だからいっぱい勉強して、立派な先生になるんだ。」 そう彼女は私の嫌いな夢語りをする 「いい忘れていたね。」 「私の名前は竹田由井」 「階段から落ちて足と腕を折ってしまってね。」 「本当ドジだよね。」 そういってって彼女は笑った そして、来る日も来る日も私に話しかけた そんなある日、彼女は深夜に話しかけてきた 「こんな夜遅くにごめんね」 まったくだこんな遅い時間に話しかけるってどういうことだよ? 「今までたくさん話を聞いてくれてありがとね。 じゃあ、私はもうそろそろ行くから、じゃあね。」 ああ、じゃあな。 心の中でそうつぶやいた。 でも、どこか彼女に何か大切な気持ちをもらった気がする。 翌朝、不思議なことに、だんだん症状が軽くなってきて、一ヶ月後には、もうだいぶ良くなってきていた そして私は、彼女にお礼を言いたいと思い、看護師に 文字を書いた紙を渡した。 実は症状が悪化しただけで、ひらがなくらいなら書けたのだった すると看護師は、 「この方なら、この前おなくなりになったわよ」 意味がわからなかった。 そして、これは後で聞いたのだが、彼女は末期のガンだったらしい。 彼女にお礼がしたい。 そうだ、彼女の夢は学校の先生だと言っていた 今からでも遅くない。 一生懸命勉強して、先生になるんだ! そして 十年後 私は 学校の先生になっていた。 「じゃあこの問題、竹田....」 初めて作った短編小説、いかがだったでしょうか。 よかったら、感想をよろしくお願いします!
満月の下で(めっちゃ雑&意味深と見せかけて意味は無い)
カラン、とコップの中の氷が鳴る。 さっきまであったお酒がもう無い。 面倒くさいがコップにお酒を注ぐ。 去年までは君が注いでくれてたのに、今はもういない。 スマホを起動し、ニュースを見ると今日は満月だそうだ。 俺はベランダに出た。 夏も終わりかけ、少し涼しくなっている。 ひんやりとした風が吹き、服が揺れる。 「そういや、君が亡くなったのも満月の日の夜だっけ。」 と、星と満月が輝く空に呟く。 返事をするように、飛行機のジェット音が聞こえた。 今日も月の下で君を想う。
幽霊になっても恋は続く【初投稿&初書き】
私は少し前、幽霊になった。 そして、今日やっと会えた幼なじみでもある男の子、優真に会った。 優真は私の事が見える。あと話せる。 「なぁ。」 『ん?』 「どうして幽霊なんだ?」 『死んだからだよ。それは優真も知ってるでしょ??』 「...何で死んだんだ?」 優真はいつも、話しかけては質問攻めしてくる。たまには質問返ししても良いよね? ほんの少しの好奇心だ。 『何でだと思う?』 私が聞くと優真は私が聞き返したことに驚きながらも、「いじめ...?」と答える。 『ざんねーん!違います!』と、私が返す。 「じゃあ何で?」 『今日は質問が多いねぇ~』 優真の質問攻めはずっと昔から、幼稚園の頃からだ。 だから先生にもよく質問してたよなぁ..........とかね。 「あ、交通事故?」 『正解は...."飛び降り自殺"でした!』 私は笑顔で言った。 「え...?何で.......」 『好きな人が死んじゃったから。大好きだったの。本当に。 だからこそ後悔もしてないし、私の親だって喜んでたよ?肩の荷が外れる...ってね。 ...ははっ.............私は邪魔だったんだね。』 「.......」 優真は黙りこんだ。 『まぁとにかくは、好きな人が死んじゃったから後を追ったって事!』 「じゃあ早く好きな人の所に行ってこいよ!死ぬほど好きだったんだろ?! 俺に構ってる暇なんてないぞ!」 あーあ、鈍感だなぁ.........おまけにお人好しすぎるよ。 私が好きなのはね.......? 『幼なじみでお人好しで鈍感な優真だよ。優真の事が大好きです。』 「え...?」 優真は目を丸くして私の方を見てくる。 やっぱり私が優真に好意を寄せていたのに気付いてなかったんだね。 『ほら、返事は?』 「...お前はどう思う?」 答えは簡単。 『相思相愛だと思う!』 「理由は?」 『死ぬ寸前に"前から好きでした"ってメール送って来たのは誰かな?』 「やべっ、忘れてた....」 あ、もう足から"消え"かかってる... 『あははっ、ばーか!.......で?私の事は?』 「...ッあぁぁ!もう!愛してる!好きだ!」 『やっぱり相思相愛だ!...じゃあね!また来世で!』 「は?なに言って_____」 そうやって反応すると思ったよ。 『私は自殺を...命を粗末にしたから罰を受けに行かなきゃ。』 「せっかく俺たち会えただろ!? しかも両想いだって気付いたのに!どうして...!どうしてなんだよ!!」 仕方ないよ。私のせいで一つの命が無駄になったんだもん。当たり前だ。 『じゃあね!』 「俺も行く。」 『な、なに言って......』 「俺もついてく!おい神様!!俺もコイツと同じ場所に連れていけ!」 何で...!何で優真の体も私と一緒に"消えて"いるの? 『駄目!私は絶対に地獄へ行く!優真まで地獄へ行ってほしくない!』 「お前は地獄へ行くって何で知ってんだ?」 『自殺したら地獄へ行くって前に言われたことがある...だから!』 「はっ、お前みたいに優しくて、素直な奴が地獄へ行くわけないだろ? お前が地獄へ落ちるんなら俺の方が落ちやすいに決まってんだろ?」 『ッッ良いよ!行こう!私は優真に地獄へ行ってほしくない! だから、私は絶対に天国へ行ってやる!何があっても!!』 「ははっ!いつものお前になったな...俺はそんな所に惚れたんだ。」 いつにもなく真剣な表情で好きなところを言ってくれた。 『いつもより饒舌だね。 でも私は優真の全部に惚れてるから!私の勝ちだね!』 「...」 優真は照れた。なんか寂しいなぁ...来世で会えるかな? 「なぁ、最後に質問良いか?」 頬を赤く染めた優真が私に聞いてきた。 『どうぞ?』 私は質問を聞いた。 「来世でもまた俺と会って、付き合ってくれるか? まぁ拒否権はないんだけどな。一応答えを言ってくれるか?」 『勿論私の答えは____』 「ははっ、じゃあな。」 『ばいばい!』 『ね、あそこのクレープ食べたい。』 クレープって食べた事ないんだよねぇ... 「太るぞ?」 『辛辣すぎない?』 「なぁ」 『ん?』 「来世でもまた俺と会って、付き合ってくれるか? まぁ拒否権はないんだけどな。一応答えを言ってくれるか?」 あの時と同じ質問... 『勿論私の答えは 喜んで付き合ってあげます!』 「あの時と全く同じ回答すんな~!」 『あははっ、当たり前だよ!』 「ははっ!当たり前か」 いつまでもこんな楽しい時間が続いてほしい。 私は心のなかでそう願った。
美少女と恋
「転校生を紹介する。女子だ。」 先生が言う。え?女子?誰だろう。でもどうせ可愛い女子ではないだろう。と俺は思った。 俺は葉介。今日、俺のクラスに転校生が来るらしい。 「入ってくれ。」 ガラガラ......。 転校生らしきの女子が入ってきた。 「紹介する。村瀬由希さんだ。これからよろしく。村瀬さん、自己紹介してくれ。」 先生の合図で、村瀬さんは自己紹介した。 「はじめまして。×県から来ました。村瀬由希です。よろしくお願いします。」 村瀬さんはペコッと頭を下げる。みんなは、きゃーと大声を。もしかしたら、可愛いからだろうか。 でも、俺も村瀬さんが可愛い気がした 。声もすごくいいし、髪の毛も長くてすごい。まさに美少女みたいだ。 「じゃ、村瀬さんの席は......、木野君の席の隣だな。」 え、うそ!!まさかのことだ。 村瀬さんは、俺の席の隣の席に座ると、 「よろしくね。木野君。」 すごい笑顔だった。俺も笑顔で、「よろしく。」と言った。 そうして、村瀬さんと仲良くなった。村瀬さんは、他のみんなとも仲良くなったらしい。 俺は楽しく村瀬さんと話した。楽しくて、たまらなかった。 だったから、いつの間にか、由希と呼ぶようになり、由希も、俺のことを葉介君と呼ぶようになった。それは嬉しかった。 そんなある日。由希から「放課後に屋上に来て」と言われたから、放課後に、屋上に行った。 屋上に着くと、由希がいた。 「なんか言うの?由希。」 「うん。実は....、」 「?」 「私、葉介君のことが、好きなの。だって、優しいし、話しやすいし。私、本当なの。葉介君が好きなの。」 (由希....。) 俺は驚いた。だって、俺のこと、そう思ってたんなんて。由希って、こんな女子だったんだな。美少女でも、俺のことを好きということを。 「うん。俺、嬉しい。俺も、由希が好き。」 「ありがとう。だから、これからもよろしくね。」 俺はうなずくと、顔が赤くなった。そしたら、どんどん由希のことが、大好きになった。 終わり こんにちは!たみです。 今回の小説は、男子になりきり、恋愛小説を書きました! すごくキュンキュンしたでしょうか?ぜひ感想もお願いします。 ※悪口などは送らないで下さい。お願いします。 次の小説もお楽しみに! 以上、たみの小説でしたー!
【恋愛小説】「サヨナラ」って伝えさせて。
「サヨナラ」って伝えさせて。 作:ムーン♪ 「サヨナラ」 そう言えれば、なんの悔いもなかったのに。 「サヨナラ」 その一言でお別れができたのに。 なぜ、返事を待たずに私から離れていくの? 「大好き」 そう伝えたのに。 「大好き」 本当に大好きなのに。 「嫌い」 君と私は思いが違う 「嫌い」 悲しくて涙も出なかった。 「別れて」 嫌だ 「別れて」 嫌だ...! 「別れたくない!!」 やっと言えたのに。 「嫌だ」 嫌なんだ。 「じゃあね」 待って 「じゃあね」 行かないで! 「サヨナラ」 別れるなら。 「サヨナラ」 そう言わせてよ ドンドン君の背中が小さくなっていく。 ただ私は突っ立てる。 「サヨナラ」って言えないならさ、 「サヨナラ」って心で言わせてよ。 「サヨナラ」 「サヨナラ」 サヨナラって伝えさせて。 こんにちはこんばんは!ムーン♪です! 失恋系です! 意味が分かったでしょうか?? アドバイス(辛口NG)・感想をお願いします! ☆バイムーン♪☆
夏休みのあの日は絶対に忘れない。
夏休みの終わりごろ、俺は補習があり、学校に行っていた。 補習が終わり、友達が入院したことを母のLINEから聞いた。 学校から直接友達が入院している病院へと走って行き、 個室の病室のドアを勢いよく開けた。 「ハァ…ハァ…入院したって、大丈夫なのか?! 」 いくら吸っても酸素が入ってこない気がするくらい息が荒い。 「もしかして、走ってきたの?歩いてこればよかったのにー」 ベッドに座っていた友達がびっくりしながら言う。 「で、なんで入院したの?大丈夫なの?」 「俺、昔から病気あんじゃん?それが悪化しただけ。大丈夫。」 大丈夫と言われ、とりあえず安心した。 「今は大丈夫だけど、医者は、あと数ヶ月だって。 病気自体はそんな良くないみたい。」 安心が一気に無くなった気がした。 「大丈夫じゃねーじゃん!え?数ヶ月?夢?ん?」 「だから、聞いてほしいお願いがあるんだ。」 と、一冊の小さなノートを渡された。 そこには1ページ1ページに大きな文字で、 『友達と一緒にゲームをしたい。』 『友達と一緒に沢山沢山話したい。』 『友達と一緒に漫画を読みたい。』 などが書いてあった。 「これを、一緒に叶えてほしい。」 真剣な眼差しだ。NOと答える訳にはいかない。 「分かった。一緒に叶えよう。」 そう言うと、友達はニコッと笑い、ノートをしまった。 8月18日(火) 病室にゲームを持っていき、一緒にゲームをした。 俺ばっか勝ってたから、手を抜いて負けると、 「お前今手抜いたな?」と軽めに怒られた…w 8月19日(水) 病室に行き、沢山沢山話した。 学校でこんなことがあった。 病院でこんなことがあった。 先生がこんな面白い話をしてくれた。 看護師さんがとても優しい。 など。昼から行って、夕方まで話が尽きなかった。 8月20日(木) あいつが好きな漫画を全巻かばんに入れて、 いつも通り病室に行き、読みまくった。 好きな漫画が読めたからか、あいつはめちゃくちゃ笑顔だった。 8月21日(金) 一緒に絵を描いた。 昨日持っていった漫画を見ながら。 病室に来た看護師さんに見せると、すごく褒めてくれて嬉しかった。 ~数ヶ月後~ やれることはやりきった。 もうこうしとけばよかったって悔いはない。 楽しかったな。 そう思いながら夕食を家で食べていると、 電話がかかってきた。 その内容は、「あいつが死んだ。」だった。 さっきまで元気だったのに。 また明日ね。って手を振ったのに。 聞けば少し前から食べ物が食べにくくなったり、 息がしにくいことがあったそうだ。 俺の前では調子良さそうにしていたのに。 急な訃報に、気持ちの整理が追い付かなかった。 信じられなくて。 でも、やれることはやりきったから、良かったと思った。 やりきれないままだったら、多分一生後悔していたから。 あの日の楽しかったことは、絶対に忘れない。 どうも、湊です! 最後まで読んで頂きありがとうございます! どうだったでしょうか? 楽しんで頂けたなら幸いです。
餅、ウサギ月。(謎系小説)
月明かり。河川敷。 彼女が芝生の上に座って月を見ていた。 「何してんの?こんな時間に。」 「いや、ウサギが餅くれるっていうから。」 謎すぎだろ。おい。 あのウサギクレーターだし。 「あんたこそ何してんの?こんな時間にギター持ってさ。」 「いや、こんな時間に餅待ってるお前に言われたくないわ。」 彼女の隣にスッと座ると、ギターをケースから出した。 「何してんの。こんな時間に弾いたら近所迷惑だよ?オニババ出てくるよ?」 「ウサギさーん、ウサギさーん、お餅をおくれー」 「うっわ、何その歌!?呪い!?」 ギターを適当にガシガシやりながら棒読みで歌を歌う。 もはや歌ってないけど。 その時だった。月から勢いよく何かが飛んできた。 彼女が地面に落ちたそれを取ると、 「あっつ!やばいやばいやばい。だから、焼きたて送んなつっただろうがよ!」 と言って「餅」を放り投げて駆けて行った。 謎すぎてやばい。 宇宙と交信してたのか?あいつ。 それか、本当に僕の歌が呪いみたいな何かだったのかもしれない。 そしてこの夜、僕が見たあの夢。 彼女が「実家に行ってくる」と言い、月に吹っ飛んでいった夢は一体なんだったのだろうか。 読んでくださった方、ありがとうございました。 by地縛霊
雨少女と晴少年の奇跡。
「今日こそ雨が降らないといいなー。」 そう言ったのは、主人公の 雨降 佳代 (あめふらし かよ)。 名前の通り雨女で学年一の美女なんだが、嫌われている。 だが、1人だけ彼女の心を許してくれる人がいる。 幼なじみであり、クラスメートでもあり、 雨降の彼氏でもある 晴渡 空 (はれわたり そら)。 名前の通り晴れ男で、学年一イケメン。 2人は成績も必ず1番2番を争っているくらい良い。 高校に入ってすぐに晴渡に告白され、 恋人関係になったのもつい先週の火曜日のこと。 そんな2人は今日,初デートを迎える。 「お待たせー。」 「待ってたよー。 どこ行く?」 たった2文の会話を交わしている隙に雨が降ってきた。 「雨降ってきちゃった。 マズいじゃん。」 「でも、天気雨だよ。」 「あ、 もしかして 雨女と晴れ男の奇跡?晴れているのに雨が降る。そうじゃない。 でも、傘持ってないよ。」 「俺の傘、入るか? 言うのも恥ずかしいけど、相合い傘も悪くないんじゃない?」 晴渡が照れくさそうに言う。 「うん、入る。」 雨降は初めて恋と言うのを改めて感じた。 雨女。 散々言われてきたけど、晴渡君の前では言われても 悪くないと思う雨降だった。 高校1年の少年少女。
僕の彼女の親友は。
なんでそこまでして陽菜を守ろうとするんだ?僕には彼女がいる。陽菜と言い、僕と同じ中3だ。しかし、彼女を守ろうとする女子がいる。身長は低めでセミロングの黒髪、後ろに大きな紺色のリボンを付けている。名前は南 葵(みなみあおい)。彼女も中3だ。ある日僕は教室で聞いた。その日はとてもイライラしていたので強い口調になってしまった。 「南はさ、なんでそんなに陽菜のこと気にするんだよ。いくら親友でもウザいと思うけど?」 白いレースが縁取られたカーテンが風で揺れた。 彼女は顔を上げて僕を真っ直ぐ見た。その時教室のドアが開き陽菜が入ってきた。そして 「別れる人にそんなプライベートなこと言わなくていいよ。葵。」 と言い僕を見てきっぱり言った。 「私、いくら彼氏でもプライベートにまで入られたくない。こないだだって私が父子家庭だって言うことに口突っ込んできたし。別れよう?」 僕の前にヒューっと冷たい風が通っていった。まるで時間が止まったようだった。それを切り裂くように少し無機質にも感じる南の声が耳に入った。 「私、質問にはちゃんと答えるタイプだから。…私と陽菜は異父姉妹なの。」 久しぶりに投稿しました!感想よろしくお願いします。葵は母子家庭で陽菜は父子家庭ということになっています。つまり葵のお母さんは陽菜のお母さんでもあるんですねー。
人魚姫の残念無念、晴らしてちょ~だいっ!
私、黄花 萌。 私はあの日、不思議な出会いをした─ ‐三年前‐ 「ねぇ。貴方、黄花 萌?」 「そうですけど…人魚?」 「はい。」 イヤイヤ!『はい』ちゃうし! 人魚姫は亡霊で、生まれ変わる前に、 王子様の生まれ変わりに会いに来たという。 私が恋敵の生まれ変わりだからって。 「アイツかな。海老原 勇。」 「あの人に私が見えたら。」 私は恐る恐る勇に話しかけた。 「勇~。」 「お~萌。…ってオマッ!ににに人魚~!」 「やったぁ。だからもう、心残りはないわ…」 《じゃあね。萌。勇。》 私の頬を涙がつたった。 ‐六年後‐ 「転校生がやって来ました。」 「海辺 珊瑚です。」 《あの人魚に似てる…。…まさかね…。》 珊瑚の珊瑚色の瞳が輝いた。
死体の隠し場所
死体はどこに隠そう? 私は困った。 あと三十分で人が来る。 屋根裏? クローゼット? ベタだ。 もっと意外性がある場所。 腐臭がせず、人に気づかれない場所。そして、意外な場所。 どこだろう?隠さないと渾身のアリバイとトリックが台無しになる。 ああ。とうとう、人が来た。 茶色い髪の可愛らしい人。だが、彼女が怒ると怖いことは私は知っている。 ドアをノックされ、私は答えた。 「原稿、まだ出来てないよ!」