短編小説の相談いちらん

短編小説

みんなが作った短編小説のコーナーだよ。※2024年9月30日までの投稿で受け付けを終了いたしました。

短編小説みんなの答え:3

大切なあなたとの恋のつづき

「はあ・・・・」 私は今日もため息をつく。 「どしたん、ため息なんかついて。」 私の隣の席の加佐見光樹はいつも私に絡んでくる。 私といても良いことなんかないのに。 「・・・なんでいつも私なんかに話しかけるのよ。」 「お前のこと、いろいろ知りたいから。」 「私といて楽しいかな。」 私は低い声でそう言った。 「ぷはっ、お前面白いな。」 私は何も答えずに教室を立ち去った。 「うざかったのに、なんで話しかけてくることに喜んでんの。」 そして私は彼といるうちに彼のことを好きになっていたみたいだ。 でも認めたくない、どうせすぐに嫌われる。 私は忘れ物を取りに教室に向かった。 そこにはクラスの女子が私を待っていたかのように立っていた。 「あなた光樹と話しすぎじゃない。やめてよ。」 「あなたといても楽しいわけないじゃん。」 やっぱりそうだ。私といても楽しいわけない。 「・・・そうだよね、ごめんね。私、もうあの人と関わらないよ。」 私はそう言って教室を出た。 次の日もあいつは私に話しかけてくる。 話して嫌われて自分が嫌な思いをするなら自分から嫌われよう、そっちのほうがあきらめて楽になれるから。 「なあ・・・」 「ああもう」 「うるさいっっっっ。」 授業中に大声をあげてしまった。 みんな私のことを見ている 私はその場にいることができなくなって走って教室を出た。 「うわああああああん。」 今までのことを吐き出すような大声で泣き叫んだ。 うれしかったのに、もっもっとあの人のこと知りたかったのに、初めて教室を居場所だと思えたのに。 泣きじゃくる私の肩を誰かにつかまれた。 後ろを振り返ると光樹がいた。 ごめんね、さっきは、私こんなだから。」 「・・お前はそういうこと言うやつじゃない。」 「だって笑ってくれただろ、俺の言うバカみたいなことに。」 私の胸が鳴る。やっぱりこの人といるとおかしくなる。 やっぱりいやだ。私はこの人が好きだ。 「・・ごめんなさい、ごめんなさあああい。」 「ほんとはうれしかったのに。なのに・・私は」 「笑えよ、俺はお前の笑顔が好きだ。」 「えっそれって・・」 「わかるだろ・・俺はお前が好きなんだよお前の笑顔をもっと見たいんだ。」 「・・私も好きだよ・・」 「もっと一緒にいたい。」 顔を見合わせるとぷっと吹き出し、笑った。 夕日が私たちを包み込むように光っていた。 「ちょっといいかな。」 私はあの女子に言う。 「私あなたたちなんかに負けない。」 「それだけ。」 私はそう言うと光樹のところに走った。 この恋の結末は誰も知らない。もしかしたらバットエンドなのかもしれない。 なんて、言ってみただけだよ。 そういいながら今日も私はあなたに恋をする。 みいです。 アドバイス、感想などよろしくです。 「まだまだなのですがwwww」

短編小説みんなの答え:3

神様と私

セミの声がうるさい真夏の日のこと。 「ただいま~」 「お帰り~」 帰ってこないはずの返事。こんなことが、もう2ヶ月が続いている。単刀直入に言おう。私の家には、神様がいる。 神様と言っても、そこら辺の公園などで遊んでそうな小さな少年だ。彼は、2ヶ月前私の家に突如として現れた。その時の言葉が、 「あ、君ん家に今日から住ませてもらうねぇ。よろしく~」 いや、よろしくじゃ無いよ、誰だよ。 「誰、君?」 「え?僕?神様~」 神様?そんなのいる訳ない。なんて、そんなこと最初の頃は考えていた。でも、神様はってことは本当らしい。何故って?それは… 「ねぇ、なる。雨降るから洗濯物入れたらぁ?」 でも、天気予報では、今日は一日中快晴って言ってたはず。でも、言われると不安になり、急いで家の中に入れる。すると、本当に雨が降ってきた。こんな予言が何回も続いて、私もいつのまにか信じてしまった。 「ねぇ、なる。何処に行ってきたの?」 「お墓参り。お兄ちゃんの。お兄ちゃん、今日が命日だから。」 お兄ちゃん、私が生まれる一月前に7歳にして他界してしまった。だから、私はお兄ちゃんの記憶など一つもない。血縁関係があるとしても、私にはほぼ他人みたいな人だ。 「なる。僕、そのお墓行きたい。」 「え?いいけどなんで?」 「…なんとなくっ」 私は、神様と一緒にまた、お墓に向かう。いつもなら、「めんどくさい」って断るだろう。でも、あの時神様はなんだかはっとしたような、とにかく見たことない顔をしていた。 お兄ちゃんのお墓に着く。神様はしばらく黙り込んだと思うと、口を開いてこう言う。 「僕…君のお兄さんなんだ。全部思い出した。」 驚きのことに、私の頭は混乱する。が、また神様がからかい虚言を吐いたのだろうと、神様の顔を見る。私が見てきた中で1番ぐらいの真剣な顔をしていた。あぁ、彼は本当のことを言っているんだ。と、悟る。 「なるは、僕のことどう思う?」 「えっ…ほ、ほとんど他人みたいに…思っていた。」 そう私がいうと、神様は悲しそうな顔をして、私に触れる。すると、一人の少年と妊婦が話している光景が揺らめく。 「ねぇ、俊樹。妹、どんな名前がいいかな?」 俊樹。私の兄の名だ。それに、この少年は神様そっくりだし、妊婦は母にそっくりだ。 「なる!なるがいい!」 「なんで?お母さんは美久がいいと思うけどなぁ」 「なんとなくっ!」 次は、教室で先生が生徒たちに質問をしている光景が浮かぶ。そこには、兄が手をピシッと上げている。 「では、林君。将来の夢は?」 「なるの神様っ!なるの神様になって、なるのことを助けるのっ。」  そう兄が言うと、先生は苦笑する。他の生徒たちは大笑いをして、兄は不思議そうに周りを見渡す。 次には、交差点の場面になる。こっち側には、兄が。向こう側には、兄の友達と思われる人物が。信号が青になり、兄が渡っていると信号無視の車が兄を直撃する。これが、お兄ちゃんの一生… 「なる、お帰り。」 「た、ただいま…」 なんとなく触れた頬は濡れていた。私は、大泣きしながら、兄に言う。 「お兄ちゃん、ありがとうっ。守ってくれて。」 すると、兄はそっと私を抱きしめ、優しく言う。 「ねぇ、なる。今、幸せ?」 「うん、幸せだよ。お兄ちゃんが守ってくれたから。」 「良かった。」 そう、兄が言うと、安心しきった顔で成仏していった。 よく、神様は意地悪って言われる時があります。でも、私の神様は、ちっとも意地悪なんかじゃありませんでした。 ----------------------- どうも、雑魚な背後霊です。読んでいただきありがとうございました。神様と少女の話でした。では、次作もよろしくお願いします。

短編小説みんなの答え:2

真の英雄ごっこ

「あああ、ヤバい!!」 私、夏芽(なつめ)は大慌てで学校に行く支度をする。 「なっちゃん、急ぎすぎてこけないようにねー」 「うん、いってきます!!」 母の忠告を聞いて、あわてて家を飛び出す。 (まさか寝坊するなんて...!!) とりあえずダッシュで学校に向かって走る。 足はそんなに遅くないし、普通に走ってれば間に合うはず!!(フラグ) 「ふぅ、ふぅ...」 息を切らしながら、走る、走る。 (あ、そういえば宿題持ってきたっけ!?) 走りながらリュックサックの中身を漁ろうと、リュックサックを前に持ってくると、何かが無いことに気がついた。 (えっ、うそ!?私のキーホルダーは!?) 友達にもらったキーホルダーが消えている。 パッと後ろをふりかえると、かなーり前に落としていたことが分かった。 (ああ、もう!!とりにいかないと!!) Uターンしようとすると、見覚えのある誰かが横を走っていく。 「優斗!?」 幼なじみの優斗だ。こいつも遅刻しかけか...。でもこれはちょうどいい。 「えっ、なっち!?どしたん、いそがんとやばいで」 「あそこにキーホルダー落としちゃって。ごめんけどリュック持ってって!!」 私は強引にリュックサックを押し付ける。 「いやいや、なっち先いきーや。俺、とってきてあげるから」 「キーホルダー私のだしさ、優斗が遅刻したらやばいじゃん。委員長だし」 「なっち、俺より足遅いやん。追い付くから、な?」 「いーや、だめだめ!!リュック持っててくれたらいいの!!」 「なっち、ほら行き。走れ走れ」 そんな討論(真の英雄ごっこ?)を続けていると。 キーンコーンカーンコーン 「「あっ」」 学校のチャイムの音。あーやってしまった。 「なっち、今日は特別や。一緒に遅刻しよ?」 結局二人でキーホルダーを取りに行き、後で散々担任に叱られましたとさ。 ーーーーーー どうも、Air(あいる)です。 コメディです!!「真の英雄ごっこ」って何やと思ったあなた。私も思いました((殴 まぁ、そんなことは気にせず楽しんで頂けたら何よりです!! ありがとうございました!!

短編小説みんなの答え:3

夏休みなんていらない。

深夜1時、ベットに身を沈め、スマホを手に取る。 通知は一件もきていない。おもむろにゲームを始める。1人でゲームをやっているのが寂しくなると、スマホの電源を切り、扇風機のスイッチに手を伸ばす。 「暑い...」 暑い、暑すぎる。真夜中なのにどうしてこんなに暑いんだ。 「はぁ」 重いため息を吐く。 「夏休み入ってから、生活習慣乱れまくりだな...」 「どうして夏休みになるとこうなっちゃんうんだろう。」 目を閉じて、夏休み前の生活を思い返す。 「真衣...」 ふと、彼女の笑顔を思い出す。 「会いたい..」 こうなると、もう止まらない。 僕は、彼女のことしか考えられなくなる。 彼女の匂い、優しさ、笑顔_ 全てが鮮明に蘇る。 会いたい。会いたい。会いたい。 こんな無意味な夏休みなんていらない。 早く学校に行って一緒に笑いたい。 ああ、早く会いたい。

短編小説みんなの答え:3

働き手。「怖い話」

ある日の金曜日、僕は会社をクビになった。 というより、やめた。パワハラ。 そして、近所の路地を通っていた。 そこで、電柱にひとつのポスターを見つけた。 「働き手 募集中 中村商店」 オー!シゴトー!ミツケター! 崖っぷちの僕は、どんなに嫌な職場でもいいから見つけたかった。 その翌日。僕はその、「中村商店」へいった。優しそうなおじいちゃんとおばあちゃんがやっている小さな商店。 すぐに採用してくれた。 そして、そのまた翌日。商店にいくと、、、 そこには、、、ヒェッ! 男の記憶はそこまで。 どうなったのかはいまだわかっていない。

短編小説みんなの答え:3

強くなって帰ってきて。

8月16日。今日はお盆。 お兄ちゃんに大好きな桃と梨をお供して手をあわせた。 「強くなって帰ってくるんでしょ?」 誰にも聞こえない問いかけをする。 「皆を命かけて守るんでしょ?」 お兄ちゃんには聞こえてほしい。 「朝陽お兄ちゃんは警察官でしょ?」 蘇る思い出に涙が溢れてきた。 朝陽お兄ちゃん(24)は警察官だった。 殺されてしまった…と言うか。 もう、思い出したくない。その一心でいたら忘れていた死因。 生前言った言葉は 『強くなって帰ってくるから。』 これだけは忘れたくなかった。 「あっ。……………フフフ」 実家でやっていた七夕の短冊作り。 ふと見えた可愛くない私の願い事。 “願い事をいつでも叶えてもらう” 「…お兄ちゃん、願い事叶えて。」 ねぇ。朝陽お兄ちゃん聞いてね。 「強くなくていいから。私のそばにいて守って…朝陽警察官。」~end~ ~あとがき~作者のゆはと申します♪ この後の展開を感想と添えて回答してくれると跳び跳ねます笑。 改善点やアドバイスなども辛口ではなければ基本なんでも大丈夫です!

短編小説みんなの答え:1

あなたとの再会

私は川原美奈(かわはらみな)24歳。私が7歳の時、夏休みにおばあちゃんの家に行っていた。近くに公園があったからその公園に行っていた。そこで私は人生初の恋、初恋をした。 その公園で男の子が踊っていた。まるで重力がないような、なめらかな動き。私はそのダンスに見惚れたと同時に恋をした。多分、2歳ぐらい年上だったと思う。曲が終わった。わたしは思わず、拍手をした。男の子は微笑み、私に声をかけた。 「ありがとう。あれ、君この辺の子?」 「う、ううん。おばあちゃんの家にお泊りに来てるの。あの、とても上手でした!」 「そう言ってもらえると嬉しいよ。もしよかったらまた明日ここに来る?明日も踊るからさ」 「は、はい!!」 次の日、私は昨日の場所に行った。あの子がいる。あの子もすぐに気づいてくれた! 今日は昨日とはまた違うダンス。とてもかっこいい!私は完全にあの子の虜だった。曲が終わり、その男の子は私に聞いてきた。 「そういえば名前聞いてなかったよね?俺は白川優(しろかわゆう)えっと、9歳で3年生。君は?」 「川原美奈です。7歳で1年生です」 「美奈ちゃんか。改めましてよろしくね」 「よ、よろしくお願いします」 それから数日間、優君に会いに行くため、毎日のように公園に行った。しかし、私も家に帰らなければいけない。 「あ、あの、私もう家に帰らなきゃいけないから、明日から来れなくなるの。」 「じゃあ、来年。来年また見に来てよ」 「うん!」 そうやって私たちは約束をした。実は家に帰った後、私は優君の影響でダンスをやってみたくなった。私はお母さんに泣きながら頼み込んだ。そしてダンスを始めた。 そして次の年 「優君!」 「美奈ちゃん!久しぶり~」 「私ね、ダンス始めたの!」 「え!そうなんだ!じゃあ、美奈ちゃんのダンスを見れる日が来るといいなあ~」 私は早く優君に追いつくために必死にダンスの練習をした。そして次の年、その次の年、また次の年と、毎年夏に私は優君に会った。 しかし私が13歳の時。突然優君は公園に来なくなった。私の恋は終わったんだなと思った。でも、優君に追いつきたくて、16歳の時から、動画投稿サイトに踊ってみた動画や、オリジナル振り付けのダンスを投稿した。ある日、コラボのお誘いがあった。お相手はMASARUさん。私の好きな踊り手の方でとっても嬉しかった!MASARUさんは仮面をしているからお顔は知らないんだけど、見れるかなあw 当日 「MASARUさん、今日はよろしくお願いします」 「MINAさん、よろしくね」 そういった後、MASARUさんがこんなことを言った。 「もしかして、会ったことある?」 「え?」 MASARUさんが仮面を外す。 え…?もしかして 「優君…?え、でもMASARUって?」 確かにその顔に見覚えがある。 「やっぱり、美奈ちゃん!あ、MASARUていうのは俺の下の名前の「優」を違う読み方したらまさるだからってことね」 あ、そういうことなんだ!ていうか、まさかこんなとこで再会!? 「美奈ちゃんのダンス動画見たことあるけど、めっちゃ上手だったよ!」 「ほ、ホント!?ありがとう!」 まさか、ほめてもらえるなんて!嬉しすぎ! 「じゃあ、練習しようか!」 「うん!!」 私たちは練習を開始する。相変わらずなめらかな動き。本当に素敵。そして、撮影が終わった。 「今日はありがとう。とてもダンス上手になってた」 「優君も相変わらず素敵なダンスだったよ!」 「あ、あのさ。」 「?」 「俺さ、好きだったんだよね。美奈ちゃんのこと。」 「え?ホントに?」 「うん。ずっと伝えたかったんだけどさ、受験で会えなくなっちゃって。」 会えなくなったのって受験勉強のためだったんだ…。 「だからさ、付き合ってほしい。」 私は笑顔で答える。 「はい。よろしくお願いします。」 あれから8年が経った。去年私たちは籍を入れた。今ではかなり有名な踊り手になって、とても幸せな生活を送っています!

短編小説みんなの答え:2

さよならは突然に (切ない系)

「さよなら」 彼女の小さい声が部屋に響き渡った。 俺は一瞬、何が起きたか分からなかった。 さよなら?さよならって何だ? そんな事を考えてたら、もうそこに彼女の姿はなかった。 いや、元彼女。と言うべきだろうか。 机には破られた、俺と元彼女…あの子が写ってる写真があった。 3ヶ月間付き合っていた彼女に別れを告げられたショックは、予想以上に大きかった。 あと2ヶ月したら結婚も考えていた。 その大事な彼女にたった今、 フラれた。 それからはずっと虚無感に襲われた。 何もやる気が出ず、ただ何も考えずにテレビを見る毎日。 そんな生活が1ヶ月たったある日、やはり今のままではダメだと思い、久しぶりに風呂に入って、着替えた。 テレビを見ながら一服しようと思った俺は、テレビをつけた。 映ったのは普通のニュース番組。 けれど、画面を見て俺はコップを落とした。 _K県Y市で20代女性が電車にはねられ死亡_ 俺の住んでる市だった。 しかも、ニュースに映ってる被害者の女性の写真は、あの子だった。 普通なら別れたら気にならないだろう。 けれど、俺は違った。 俺はあの子の実家へ連絡した。 そして、あの子の親から告げられたのは、 『あの子は持病が悪化してきて、貴方を悲しませたくないから別れたのよ』 持病?あの子が? 思い返せば、別れを告げられた三週間前ぐらいから、あの子は元気がなかった。 なんで俺は気づけなかったんだろう。 どうして相談に乗ってあげなかったんだろう。と、自分を責めた。 『あの子の持病は、不治の病で、あの子は苦しいとずっと呟いていたわ。』 電話から聞こえる声は、震えていた。 俺「そう…なんですか…」 『よければ、お線香、今度あげに来てね』 そこで電話は切れた。 俺は泣き崩れた。 ただただ泣いた。 あれから1ヶ月がたち、俺はあの子の実家へ行った。 彼女の母「来てくれてありがとう。あの子ね、病院でずっと貴方の名前を呼んで泣いていたのよ。」 そう言われた瞬間、また泣いてしまった。 泣いている俺を、彼女のお父さんが 「娘を大事にしてくれて、ありがとうな」 と言って背中をさすって慰めてくれた。 俺は毎年、お盆にあの子のお墓に線香をあげに来ている 俺「天国で元気にしているか?俺は元気だぞ」 そう言うと、風が吹き、彼女の笑い声が何処かから聞こえた気がした。 _終わり

短編小説みんなの答え:1

片耳のピアス

私は、T高校に通う3年生。 夏休み明け 私は、友達がいない。理由は何となく分かってる。 多分、みんなからみた私は、校則破りまくりの不良。ピアスも開けてるし、髪も染めてる。口調も激しいし、反抗もするし。こんな不良にはみんな、近づきたくないんだろうね。 学校についた。 「コラッ、そこ、止まりなさい」 うっわぁ、だっる 「夏休みの間に髪戻しとけって言っただろ!」 「うるさいなぁ、別にいいじゃん」 「おい、こら、待ちなさい」 あぁーやっと解放された。 何故こんなことになったのか。 私は、高校3年生の初めに、引っ越してきてここの学校に来た。 田舎から、都会に出てきた。知り合いもいない。 親は、交通事故で死んじゃった。私は、唯一生き残った。まあ、この事が私の人生を変えた出来事だったと思う。 私の両親は、町で有名な職人だった。小さい町だったけど、みんな優しくて家族みたいだった。 私は、頑張って働く両親が大好きだった。 学校生活も順調だった。 そして、好きな人もいた。その人は、保育園からの幼なじみ。優しくて、面白かった。家族ぐるみで仲が良くて、一緒に遊びに行ったりもした。 小学校も中学校も一緒。私は、この町、唯一の高校に行ってる。好きな人は、都会の高校に通っている。久しぶりに帰ってきたの。高校生になって2回目の春休み。反抗期もなかった私は、好きな人とその家族、私と私の家族で少し遠くの海に行った。少し、肌寒かったけど、とても、綺麗な海。好きな人と一緒に来れるなんて、夢みたいだった。両親が遠くで話してる時、好きな人が私にピアスをくれた。 淡い青色の、この海みたいな色のピアス。 とても綺麗だった。彼は言った。 ずっと好きだった。高校を卒業したら、一緒に過ごして欲しいと。 私は嬉しかった。どこの少女漫画かと思った。 けど、現実に起きてる事だと思うと、嬉しくて涙が出た。 彼は続けて喋った。 考えて僕と一緒になってくれるなら、高校を卒業した後、この海で、このピアスを持って来てくれないかな、僕も同じものを持ってるから一緒につけよ? 私は、高校を卒業するのが楽しみで仕方がなかった。 「ほらー、何してるの?帰るわよ」 お母さんの声だ。私は、彼を見つめながら、このピアスを握りしめて、走っていった。 本当に嬉しかったこの瞬間。 ずっと続けばいいなと思っていた。 でも、今思うと、あの時が1番幸せだった時間だったんだなと思う。 海からの帰り道、前から来た車のライトを最後に私の、平穏でもあり、特別な日々は幕を閉じた。 目が覚めたら、病院のベットの上。 しばらくぼーっとしていたが、全てを思い出した。 何もかも全て。彼と家族はどうなったのかは、婦警さんから聞いた。 「残念なことにみんな、亡くなってしまったの。あなただけ、生き残ったのよ。まだ、高校生なのに、過酷よね。 あなたの、近くに男の子がいたわ。同い年くらいの。救急車が来た時、自分も酷い怪我なのにも関わらず、先に搬送してと頼んだのよ。」 私は、こう思った。私のせいで彼は死んだんだと 「私のせいで死んだんだ。私、生きてていいのか分からない」 「あのね、男の子はあなたを守るために死んだのよ。あなたは、生きてていいの。男の子の死を無駄にしないでね。わかった?」 「はい、ありがとうございます。」 私の横には、綺麗なピアスが1つ置いてあった。 私は涙が止まらなかった。その日は、1日中泣いていたと思う。 私の怪我は完全に治っていないらしく、都会の方の専門の医者に見てもらうことになり、こっちに引っ越してきたのだ。 じゃあなんでそんなに不良なのって思ったでしょ。 彼から貰ったピアス。彼のかたみのようなものだった。本当なら、高校を卒業して彼とつけるつもりだったけど、もう会えない。 せめて、彼のかたみのピアスを持っていたい、 その一心で、ピアスホールを開けて、毎日欠かさずつけてる。髪を染めてるって言ったけど、あの時の海の色と同じ色をメッシュで入れてる。授業をサボるのは、時々、あの日の事を思い出して辛くなるから。 口調が激しいのと、反抗してしまうのは、自分への怒りの気持ちが出てるんだと思う。 周りからみると、私は最低の不良。 自分で言うのもどうかと思うけど、私は、みんなが思うより、優しいし、弱いし、一途なんだよね。 あーあ、今日もしんどいな。 _____彼に逢いにいこうかな___ ピアス、お揃いでつけたいなぁー 婦警さんが言ってた事と、私が考えてること。 どうしたらいいと思う? おわり! ども!初めて書きました!国語の成績がクソなうえに、人を恋愛感情で好きにならない体質?らしく、めちゃくちゃだと思いますが、感想など送ってください! 主人公が女の子なんて、一言も言ってない!

短編小説みんなの答え:1

[短編小説]置いて行かないで。待ってよ。

「待ってよシュウくん…。待ってよ…」 「好きだ。俺と付き合ってほしい」 私は、生まれて初めて告白された。 私、新山美奈(にいやまみな)は、中学2年生。 中1から同クラの、羽柴シュウ(はしばしゅう)くんに告白された。 偶然にも、私はシュウくんに恋をしていた。 「はい、はい…。こちらこそ…」 こうして、私たちの恋は始まった。 「一緒に帰ろ、美奈」 シュウくんは積極的に話しかけてくれた。 「なんで、そんなに誘ってくれるの?…まあ、嬉しいけど///」 「う、嬉しい…///?良かった。俺、沢山美奈と思い出作りたいんだ。」 「私もシュウくんと沢山思い出作りたい…!」 「……作りたいんだけどさ……、」 「ん?なぁに、シュウくん?」 「いや、大丈夫。ほら、もう美奈の家着いたぞ。じゃあな」 「ああ…、バイバイ」 私たちは手を振って別れた。 ……なんか、誤魔化してるよね…。 次の日。 シュウくんは学校に来なかった。 「風邪で休みらしい」 先生はそう言う。 けど、なんかおかしい。 昨日あんな別れ方をした。 やっぱり、何か誤魔化してる…! いてもたってもいられなくなった私は、学校を飛び出した。 「新山!待て!何処に行く!」 そういう先生の言葉を無視して、私はシュウくんの家まで全力疾走した。 シュウくんの家のチャイムを押す。 窓が空いていたみたいで、そこから声が漏れていた。 「シュウ、余命までゆっくり過ごしてていいんだから…」 「うっせー母さん!いいから学校行かせろ!」 「シュウ、あなたの余命は1週間よ。ゆっくり過ごしてないと、余命通りにならないわよ」 「~~~~~」 「~~」 2人はまだ話していたが、私は耳に入ってこなかった。 ────余命──── 昨日シュウくんが誤魔化してたのは、このことだったの? 『作りたいんだけどさ』って言うのは、作りたいけど無理ってことだったの? なんで今まで教えてくれなかったの… 色んな感情が湧いてきて、涙が溢れ出てきた。 これは短時間では収まらない。 「待ってよシュウくん…。待ってよ…」 涙を流しながら、私は独り言のように言う。 「シュウくん…。行かないで…。待って、置いていかないで…」 シュウくんは、しばらく学校に来ていた。 いつも通り過ごしていた。 たった一つの隠し事を言わずに。 シュウくんは、1週間後姿を消した───。

短編小説みんなの答え:2

【短編小説】 太陽のカレーライス

太陽のカレーライス 「私なんか居ない方が楽だもんね。」    はー。やっちゃった…。 つい言ってしまった自分の言葉を強く恨みながら、私は小学校のグラウンドを歩いていた。 一時間前、 「いつまでも寝てないで早く起きなさい!」 そんな母の声に うるさ…。とつぶやきながら布団に潜った。今日の私はなんかイライラしていた。きっと嫌な夢でも見てたんだろう。なんにもやる気が出ないままダラダラしていると母が部屋に入ってきた。 「そんなだらけてる暇あるなら勉強か家の手伝いでもしたら?」 正論だ。 「こっちはあんたの専門学校のために働いて頑張ってるのにあんたは…」 リビングで走り回る弟達の騒ぎ声が頭にくる。後悔した時にはもうおそかった。 「私なんかいないほうが楽だもんね。」 そんな最低な言葉を吐いて私は家を出た。 「ママだってあんな言い方ないじゃんねー。」 地面を歩くアリに話しかけても返事はない。自分のしている事に急に恥ずかしくなった私はあの時の悲しそうな母の顔を吹き飛ばすように思いっきりブランコをこいだ。その瞬間目の前が真っ白になり体が宙を浮く感覚が自分でもわかった。 「落ちる…!」 私の記憶はそこで途切れた。 目が覚めると知らない部屋にいた。  ーここどこ…ってか今何時…? 慌ててスマホを探していると壁にかかっているカレンダーが目に入り目を疑った。 昭和六十四年 六月一〇日 。 (どういうこと…?)私が戸惑っていると 「あ、目覚めた?」 と可愛らしい声が聞こえた。振り返るとそこには私と同じくらいの女の子がいた。三つ編みをした笑顔の可愛い太陽のような子だった。 「びっくりしたよ!目の前で人が倒れてるんだもん!」 女の子はなぜなケラケラ笑いながら私の隣に座った。状況を理解できてない私に女の子は急に 「お腹すいてない?カレー食べる?」 と聞いてきた。昼間からカレーって…。そう思ったが、朝ご飯も食べず家を飛び出してきたから確かにお腹もすいていて貰うことにした。 「いただきます」 ひとくち食べると私はなぜか泣きたくなった。すごく優しくて暖かい味がした。 「おいしい。」 私がそう言うと、女の子は 「でしょ?具だくさんカレー!!」 と楽しそうに笑った。変な子。だけどなんか懐かしいその子の笑顔を見てると少しずつ気持ちが落ち着いていた。 「実はさ、ママと喧嘩したんだ。」 私は無意識に女の子に話しかけていた。 「ママさ、私のためにすごく頑張ってるのに。…酷いこと言っちゃった。」 すると女の子は私に言った。 「あなたってお母さんが大好きなのね!いいな~、喧嘩できるお母さんがいて!  私、お母さんとあまり話さないから…」 女の子は少し寂しそうだ。 そしてニコッと笑って嬉しそうに言った。 「私ね!お母さんになるのが夢なんだ! 自分の子供に囲まれて、家族でずーっとわらってたいの!!」 そう話す女の子の横顔はやっぱり太陽のようだった。 「いい夢だね。」私が言うと 「叶うかな?」と女の子は恥ずかしそうに笑った。 私は女の子の名前を聞いてなかったことに気づいた。 「そう言えば、あなた名前は?」 「私は………」 気がつくと私はいつものグラウンドにいた。 「夢…?」女の子はもう居なかった。 「きっと叶うよ。」そう呟き、帰ろ。と私は歩き出した。家のドアを恐る恐る開けると 「おかえり!今日の夜ご飯はカレーだよー」 と太陽のような笑顔の母がいた。 「まま、ありがとう」 夜ご飯にでてきた今日二度目のカレーは優しくて暖かい味の具だくさんカレーだった。

短編小説みんなの答え:0

からかい。

僕は皐希。今は生徒会長に連れてこられた東京駅の近くにいる。すると、怪しい男の人が、 「君、女の子?ショートヘア可愛いね。」 「僕、女じゃないです。離してください!」 僕は時々女の子に間違われる事がある。 ああ、早く会長来ないかな、、、 「あれ、皐希くん?どうしたの?」 あっ!会長だ! 「あれ、その女誰?彼女?」 怪しい男が言う。 「僕の彼女じゃなっ」 「静かに、私皐希くんの彼女です!皐希くんは私の自慢の彼よ」 怪しい男は少々面食らっている。 「じゃ、さよなら~」 人混みの中を会長に手を引かれ駆けていく。 「もう、皐希くんは可愛いから気を付けてよ!」 可愛い、そう言われると少し照れる。 「でも、もう少し私を女の子扱いして。」 色っぽい表情で言われる。 女の子扱い? 思い出すと、手を繋がれた時の距離、他人にカップル発言。 かあっと顔が紅くなる。 僕、先輩にからかわれたのかも!

短編小説みんなの答え:2

失恋した私の心に刺さるリンゴ

「何?話って?」 『あ、あの...ずっとずっと好きでしたっ!!良ければ私t...』 「あのさ...」 「ごめん。無理。」 『っっっっ...そ、そうだよね...』 「俺、好きなやつ...お前以外にいるから...」 『うん...ごめんね...』 「じゃっ、これ、なかったことにしよう。」 『...』 武田くん、行っちゃった... 失恋って、こんなに悲しいんだ。 なんか、もう全部グシャグシャ。顔も気持ちも... 『うっ、うぅ...』 もう我慢できない。涙が溢れる。何もかもが崩れ落ちる。 気づいたら、寝ていたみたい。 どうしよう...もう夜!! 道端で告白して、そのまま泣いて、しゃがみこんで、寝ちゃった。 早く帰ろ... 『はぁ、はぁ...』 夜ご飯に間に合うかな? 夏休み明け、学校に行けるかな?顔あわせられるかな? いや、きっと無理。絶対に無理。 何とか間に合いそう... ん?あれは武田くんと...莉緒ちゃん?何をしてるn... 『はっ...』 き、キス!? 二人、両思いだったんだ...でも何で今日.. でも、莉緒ちゃん、応援してくれるって言ってたじゃん... また泣きそう... 急いで帰ろう。 『ただいま..』 「お帰りなさい。どうしたの?心配したじゃない!」 『ご、ごめんね。ちょっと具合悪いから今日は寝る..』 「あら、そう。無理しないでよ!桜!」 私は、畑山 桜。高校1年生。 ずっと好きだった武田 颯汰くんに告白して振られました。 そう。失恋。 「「プルルルル、プルルル、プルルル...」」 ん?電話か... 『もんしもし?』 「桜!どうしたんだよ?泣いてんのか?」 『うっ、だって、だって...!』 彼は、市崎 優翔くん。幼馴染み。 私は全部話した。今日あったこと、全部... 「そっか...無理しなくて良いんだよ...」 『う、うん...でも、』 「莉緒ね~。あれはひどいと思う。」 『一番の親友なのに...もう学校、いけない。死んじゃう..』 「そんなこと言うなよ...俺が寂しいっていうの!」 『そ、そっか。ごめんね。』 「冗談!謝るなよ!明日、詳しく聞くよ。俺の家おいで。」 『分かった。じゃあね。』 「バイバイ」 「「ピッ」」 優翔...話聞いてくれて良かった... これで、死ななくて済みそう.. とりあえず、今日は色々あった。もう寝よう... おやすみ。 「桜!もう8時よ!」 ん?もう朝か.. 8時、8時、8、h...8時!? どうしよう。9時からの約束なのに... 急がないと..って、家、近いけどね。 『優翔くんの家、行ってくる』 「行ってらっしゃい。」 「「ガチャ」」 なんか、ドアノブも重く感じる.. やっぱり、莉緒ちゃんのことが突っかかる。 裏切られた感じがすごい.. 『はぁ..』 ため息しか出ない.. 「「ピーンポーン」」 「はい。」 『畑山です。』 「桜ちゃん、いらっしゃい!あがって!」 『お邪魔します。』 「優翔なら、上にいるよ。ゆっくりしていってね。」 『ありがとうございます。』 「トットットッ..」 階段、いや、足をあげることですら辛い。 「よっ、桜!入って!」 『あ、ありがとう。ごめんね。』 「全然!俺も一緒にいたいから..」 『いいよ。慰めようとしなくて..』 「いや、本音だかr.. うん。分かった。」 優翔くん、すごく優しいのは昔から知っている。 だけど、迷惑はかけられない。 「俺もさ、好きな人いるんだけど、告白したときどんな感じだった?」 はい。さっきの言葉、回収! 思い出させるなんて..でも、真面目な顔している。 『ドキドキした。これまでにないほど..』 「うんうん。それで?」 『もう、言えばいいって思った。勇気がいっぱい必要だった。』 「じゃあ、俺には無理だな..」 『でも、優翔くんに告白された人はどんな人もとても嬉しいと思うよ』 「そう?じゃあ..」 『ん?』 「好きだよ。桜のことがずっと好き。」 『じゃあ、その桜ちゃんは幸せ者だね..』 「?」 『?...あっ、私?』 「そうだよ。お前が好きだ。」 『優翔くん...』 嬉し泣き?ホロホロ涙が溢れてく。 「泣くなよ..」 『!?』 キス?ちょ、優翔くん?優翔..くん... 「えっと..これは...」 『私、優翔くんがもっと好きになっちゃった..』 「っっっっ...リンゴでも食っとけ...!」 『ひゃっ...痛い..』 リンゴ、投げられた。痛いけど、それと同時に幸せだった。 このリンゴは私の心に刺さった。 失恋?違う。これはもう... 『『失恋した私の心に刺さるリンゴ』』             ーENDー

短編小説みんなの答え:1

涙なんか、いらない。

涙なんか、いらない。 そう思ったのは先週の日曜日からだ。 私は、中学受験生。だけど周りから見たら、ただのサボりだった。 私は学校でいじめにあっていた。でも、先生や大人に相談なんてしない。自分だって、人を傷つけたことがあるんだから。 私は運が悪い。そう言ってる人ほど悪くなる、って言うけど本当なんだ。 親は全然褒めてくれない。私のことなんてわかりゃしない。 でも“泣く意味”なんてないんだ。 全部自分が悪い。 自殺もできない。怖い。 涙なんか、いらない。 だから、今、終わりにする。 屋上から見た夜景は最高だった。 涙なんか、いらない。涙なんか、いらない。 「涙なんか、いらない。」 受験勉強しはじめて、私は初めて、この言葉を口で発した。 口で発したとたん、大粒の涙が溢れ出した。 泣いて、泣いて、泣いた。 嫌だ。終わりになんてしたくない。嫌だ嫌だ!絶対! 「いやだあぁぁぁっっ!!」 グイッ 誰かに引っ張られた。あのいじめっ子達? 「何やってんの?」 「マジ大丈夫?」 「もしかして……」 私が落ち着いて、みんなと話し合った。みんな、話したらちゃんと聞いてくれた。 「ごめん。本当にごめん。これから一緒に頑張っていこ!」 涙なんか、いらない。 この言葉のせいで、最悪なことになった。 だけど、この言葉のおかげで、私は変われた。 涙なんか、“もう”、いらない。

短編小説みんなの答え:1

ネコとヒトの恋物語

チリンチリン 「ん?」 俺、飛鳥井稀は、道に落ちている鈴を拾い上げた。何だか不思議な鈴だな…。そう思っていたら、 「あっ、すみません。それ私のなんです。ありがとうございます」 「ああ、こちらこそ」 おおっ、可愛い…!ああいう人を、美少女と言うのだろうか。 「あの…どうかしました?」 しまった!可愛すぎて、見つめてしまった! 「い、いえ!何でも、ないです…」 「よかった。ありがとうございました。じゃあ、私はこれで」 後ろ姿まで可愛い…。俺は彼女に一目惚れしてしまった。言うなら、今、だよな…。よしっ! 「あの!お名前、何て言うんですか?」 「寧々です」 「じゃあ、今いくつですか?」 「16です」 「じゃあ、同い年じゃないですか!高校1年生ですよね?どこの学校なんですか?」 「高校…?私どこでもないです」 そうなんだ。って事は中卒なんだ。へぇ~、意外。 「あの、あなたは?」 「ああ、俺は飛鳥井稀。星南高校の1年生」 「そうですか。覚えておきます。じゃあ、私急いでいるので」 「あっ、ありがとうございました」 寧々さん…。また会いたいな。 それからしばらく過ぎた日の事。今、学校から帰る道を歩いている。すると… キキーッ!! 何だ?事故か?現場に近づいてみる。人が多くてあまり見えないが、どうやら自動車と歩行者が衝突したようだ。まあ、俺には関係ねえし行くか。そう思ってその場を立ち去ろうとした、その時。俺は気づいた。 あれ、倒れてるの、寧々さんじゃね!?どうして…まだ告白してないのに。 そして彼女は担架に乗せられ、運ばれていく。俺の目から、生温かいものが流れていた。 人々がいなくなった事故現場。俺はそこに、あの鈴を発見した。 俺はそれを手に取る。そして持って帰ろうとした、その時。 チリンチリン 「稀くーん」 「え?もしかして寧々?ど、どこにいるの?」 あたりを見渡しても、誰もいない。 「ふふっ。こっちこっち。下だよ」 俺は下を向く。そこには、真っ白な寧々のような猫がいた。 「えっ?猫が喋ってるの?てか、寧々は猫なの?あれ?」 「実はね、私、猫なんだ。私ね、いつも思ってたの。1度でもいいから、ヒトになりたいって。そしたら、神様が叶えてくれた」 そんな話、本当にあるんだ…。 「ちょっとびっくりしたけど、分かった。あのさ…ずっと、寧々の事好きだった」 「…ふふっ。私たち、両思いだったんだね」 「えっ…?」 「ホントのホントだよ。ねぇ、稀。私の事、ずーっと忘れないでね」 「何言ってんだよ。当たり前だろ。俺の事も忘れんなよ」 「もちろん!約束!あっ、その鈴あげる!」 「えっ、いいの?」 「うん!」 「「…あははっ!ありがとう!!」」 ______これが、ネコとヒトの恋物語の全てである______

短編小説みんなの答え:4

戦争

僕ははるや。 はげしい銃撃や爆撃からにげている。 どばぅぉん 「いやだあ、死にたくない!」 ぴかっ! 「、、、え?」 ドォォォォォォォォォォォォン あれからいくらたっただろうか。最後にみた光はたぶん照明弾だろう。戦闘機から発射されるあの音は、もう聞こえない。ああ、よかった、もう戦争はおわったんだ。家に帰ろう。 、、、あれ?体が動かない。 するととてつもない眠気がおそってきた。うう、も、う、む、り、、、カクン 「はるや、起きな。ほら。」 「あ、ママ。」 むくっ あれ、体が動く。なんか軽いな。 「じゃあ、いこっか、、、。」 「うん」 僕の体が、ママに抱きかかえられて空に向かっていく。 わあすごい。ママが魔法使いになってる。 ふわふわした雲が僕たちを包み込む。 空の上についた。 パパとお兄ちゃんたちが走ってくる。 「まってたよ」 「さあ、俺たちはもうじゆうなんだ。あそぼう。なんでもあるよ。」 何年たっただろう。 はっと我にかえった。雲の隙間から僕が元々いた場所をみてみた。 小さなほねがある。 あれは僕がはいていたおきにいりの子供用のかわぐつ、、、 ボタンで留める、当時はめずらしいものだった。 僕死んだんだ だから雲の上にいるんだ 友達だった修ちゃんとも会えないんだ 生きていた人はいいなあ 防空壕に入って一夜を明かした次の日のことを思い出した ママとパパ達で大きなじゅうたんにかくれたんだよね。 はらわたがとんできたんだ。 タンポポを食べた日もあったな。 戦争なんかもう起きないでほしい。 だから、僕たちからのお願いがあるんだ。 もう戦争はなくして僕たちみたいな幼い子たちが、悲鳴じゃなくて歓声をあげられるようにしてほしいな。 どうでした?今日8月15日は終戦記念日ということでこんなのをかいてみました。 戦争って恐ろしいですね。またひとつ、私からもお願いがあります。 戦争を起こさないでほしい。 ただそれだけです。命がいくつ在っても足りないようなことは やめてほしい。 高評価付けて頂くとうれしいです それでは。

短編小説みんなの答え:2

忘れ去られたピーマン

ピーマンが苦手な方はすみません。 ある時台所で一個のピーマンが泣いていた。私はそこに向かったら食卓の上でピーマンが泣いて拗ねていた。 私は「ねぇ?なんかあった?」と聞いた、するとピーマンは「何で僕だけ忘れ去られたんだろう、他の仲間はおいしく食べてもらえたのに僕だけ料理されてない・・・」と言ったのだ。 私は手の上にピーマンをのせて「ねぇ?私でよければ食べてあげるよ?」と言ったらピーマンは「え?いいの?食べてくれるの?残さないでね」と言ったので私はピーマンを炒めて食べてあげた。 そしてその日の夜ピーマンが夢に出てきて「僕を食べてくれてありがとう、君はピーマンが大好きなんだね」と言ったので私は「うん栄養満点だしそれにおいしいから」と言ったらピーマンは笑顔になって帰って行った。

短編小説みんなの答え:0

卒業と共に置いていく、私の恋心

学校の中の一大行事!!と言ってもいい卒業式。私も、低学年の時は楽しみにしてた。私もあの大きいお姉さんたちみたいに、立派に卒業していけるのかなって。  堀内 奈々、12歳。ただ今、悩んでます。それは、ずっと好きだった幼なじみの坂本 勇輝に、卒業式告白するのかってこと。できれば告白したかった。しようと思ってた。でも、できなくなった。私は、卒業するとともに引っ越すから。だったらダメ元でしてみたらいいのかもしれない。でも卒アルを見て、後で胸を痛めるのも嫌。わがままだよね。 「行ってきます…」 毎朝、勇輝と通学するために走った通学路。ここを通るのも、明日で終わり。そう。卒業式はもう、明日なのだ。 「みんな、この学校に通うのも今日を入れてあと2日となりました。当日は時間がないので、今から寄せ書きを書いてもらいます」 みんなからは、「えー!!」とか、「私卒アルに書いてもらいたかったー」とか言う子がいたけど、私は嬉しかった。 (寄せ書きで…勇輝に想いを伝えられる!!) ラッキーなことに、私の席は窓際の1番後ろの席。これなら、誰にもバレずに勇輝のカードに好きって書ける!! 「それでは、配りまーす」 先生が配り、それぞれ自分のカードの裏に名前を書く。そして、とうとうはじまった。立たなくて良いように、先生は「書いたら後ろの人に回すように!」と言っていた。じゃあ、私が勇輝のに書く最後の人になるんだ。 …………………。 みんな黙々と手を動かす。私も、親友や今までお世話になった人に感謝の気持ちをこめて書く。そしてついに!! 「はい」 勇輝のが回ってきたー!!私は、震える手を抑えて1言1言丁寧に書いていく。 『今まで、本当にありがとう  実は私、前から勇輝のことが好きだったの。  でも、伝えたかっただけ。返事はいらないよ。また会おうね。                      堀内 奈々より』 ポタッ とうとう、自分のが返ってくる…と思いきや、そのまま先生に回収された。先生いわく、 「これは、卒アルと一緒に配るの。明日を楽しみにしててね」 だって。ひとまず安心 次の日 私達は、この学校を卒業した。 そして、家に帰った。引っ越しの荷物を積んだ車に乗り、寄せ書きを見ていると… 『お前が引っ越すなんて知ってた。  あと、これ書くのにすげー苦労したんだからな。  先生と俺に感謝しろよ!!ありがとな!!                   坂本 勇輝』 ポタッポタッポタッ 「あ、あれ?」 いつの間にか、涙がこぼれていた。 「私、勇輝のこと忘れないからね」 私はそうつぶやいて、カードをギュッと抱きしめた。 勇輝への最後の言葉と、恋心を、12年間過ごしていたこの町に残して。 どうでしたか?感想・アドバイスお願いします!!

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