短編小説の相談いちらん

短編小説

みんなが作った短編小説のコーナーだよ。※2024年9月30日までの投稿で受け付けを終了いたしました。

短編小説みんなの答え:1

月は明るく輝く・・・・

私は夜空は見上げた・・・ 今年は春祭りがある。私は「楽しみ~」とずっとわくわくしていた。 実は学校で気になっているカレと行くのだ。私はお祭りのために 色々と準備した。「これがいいかな?それともこれ?うーんこっちもいいなぁ」 とさっきからこれしか言っていない。「よしっこれに決めた!」それは 美しく鮮やかな桜色。模様は桜の模様が入っている。そして髪飾りは日光に反射し ぴかりと光るムーン。私はまだかと慌てていた。そして夕方の日が落ちてくるころ。 私はお祭り会場についた。きれいに並んだ屋台には明かりがついている。 一人で思わず「わぁきれい」と声を上げた。そして気になるカレはまだ見当たらない。 私は何時間待ってもカレは来ないような気がした。 そう考えてしまった。なぜか小さい頃からマイナス意見だ。 夜の7時になったでも気になるカレは来ない。 私はお月様に向かって「ねぇお月さま私って駄目だね……」といった。 髪飾りのムーンはお月様によって光った。 そしたら私のほほに大粒の涙がこぼれた。 その瞬間「そんなことねぇ」と優しくさわやかな声がした。 そうそれは私が気になってるカレだった。 「ん」とカレは私にハンカチを渡してくれた。 「え?」「えっ?ってせっかくの素敵な笑顔が台無しじゃないか」 「頑張って準備してきたんだろ?」「そうだけど……」 私はあなたに何がわかるの?と思いまた涙があふれた 「もういい私帰る」と怒ったそしたらカレが「ちょっと待てよ」と 私の手を引っ張った。「はなしてっ!」といったけれど カレは私の手を放そうとしない。すると花火が上がる放送が流れた。 「あっ」と私は声を出した。「花火、、見たいんだろ?」 「そうだけど……」「一緒に見よ?」「う、うん」私は照れながら 答えた。「こっちにいこ、ここが一番見やすいよ?」「わかった。」 すると花火は上がった。その間にカレは私の横顔をちらっと見た 花火が終わったらカレは「はいこれ上げる」「実はずっとお祭り会場にはいたんだ それでずっと君に似合う髪飾りを探してたんだ」「ありがとう、ごめんね私素直じゃないんだ……」 「そんなことないよ君はとっても正直だよ」これから私たちはずっと一緒にいたいそんな願いが叶ったらいいなぁ おしまい 良ければ感想をお願いしますっ!

短編小説みんなの答え:3

初恋。

クラス替えか・・・ 特に友達はいない。 新クラスは、、2組か。 あー。。山本くんは違うクラスなんだ。ふーん。 山本くんは去年同じクラス。 山本くんはまだ思春期が来てないみたいで、積極的に女子に話しかける。 私とも同じ班で、とても仲良くなった。 でも、お互いに意識したことはなかった。 だから、別に違うクラスになってすごく悲しいとか、そういう感情はなかった。 新クラスはかなりいいクラスだった。 居心地も良く、自分に合っているなと思った。 でも、何かが物足りなかった。 ある日、廊下で山本くんにあった。 なんだろう。この感情は。 山本くん。。。 優しかったな。 去年のことを思い出した。 山本くんは自信の無い私をいつも励ましてくれて、元気づけられていた。 クラスが変わってようやく気付いた。 もしかして私...山本くんのことーー 部活後、誰もいない教室前に山本くんがいるのを見た。 「あのー・・・山本くん?」 「あ、、満季(みつき)...久しぶり」 「お疲れのところごめん。あの、、私ね、、、」 「うん?」 「前から山本くんのこと好きで、、  山本くんの彼女になりたいです。私でよければ、お願いします..!」 「・・・あの、実は、僕moーー」 それからの言葉はぼんやりとしか聞こえなかった。 でも何を言っているのかはわかった。 窓の向こうの桜が、 綺麗だった。   ーend. 小六です。初心者で国語苦手ですけど、どうでしたか? ・・・や...が多かったかなと思います( ̄◇ ̄;) コメント欄でアドバイスなどいただけたらなと思います。

短編小説みんなの答え:4

死ぬか生きるか

僕は健斗。ニュースに興味なしの小学六年生。今日はクラスの男子と公園で遊ぶんだ。そこは僕が小さい時に封鎖されて、今日封鎖が解除されるらしい。…アイツら来ねぇな!あー立ってるの疲れた。そこのベンチ座ろー。 『…~~』 ん?今なんか聞こえた?…いや、気のせいだな、うん。 『…しもし。もしもし。初めまして、健斗くん』 「え?うわぁッ!誰だよ!ツーか何で俺の名前…」 言いかけると、 『先に言っておきますね。私、7年前にこの公園で殺された風華と申します。今、貴方に危機が迫っているわ』 …まてまて、頭が追いつかない。死んでんの?えじゃあ何で喋っ…え? 『ここのベンチに座ってたら後ろから刺されて死んだの。そして今、貴方を守っ…、!』 風華と言うヤツは僕の後ろを見て絶句した。振り返る間も無く、僕は何者かに刺された。…でも、あれ?何で動けるの?立ち上がると目の前には倒れた自分、そして僕を見つめる風華。 『今このまま死ぬか、私のこととこの事件のことを忘れて生きるか、どっちがいいですか?』 そう問いかけてくる風華。悩む間も無く僕は口を開く。 「僕は、このまま死ぬ。命の恩人忘れて生きてられっかよ…!」 『…本当に、それでいいんですね』 僕はうなずいた。このままこのことを忘れて生きるのは、幸せかも知れない。でも、それは本当の幸せではない気がする。 風華は少しの間うつむいてから、こちらに手を伸ばした。その瞬間、僕の視界は真っ白になり、気を失った。 …読みにくくてごめんなさい!読んでくれてありがとうございました!感想待ってます!

短編小説みんなの答え:2

ミライがみえる

私はみんなに秘密にしていることがある。 それは、【未来が見える】ことだ。 それが分かったのは4歳の頃、 お母さんと道を歩いてたら 頭の中に前に歩いてる人の上に 鉄の棒が落ちてくるところが見えて から 1分後くらいに鉄の棒が落ちてきて 前の人の頭に直撃… その後当たってしまった人は 亡くなった… 私は今16歳だからこの能力を 生かしたいと思った。 時には車に轢かれそうになった 友人を助けたこともあった。 あれ、今も、なんか見える… 校内に爆弾、爆発して 生徒の約、3分の1爆発によって 死亡…? やばいじゃん、助けなきゃじゃん、 爆発までー後30分…ー 私は学校の屋上に上がって 爆弾を探した。 あ、あった! どうしよう… 放送だ! 急いでダッシュして放送室へ… 「え?おい、授業どうした?」 「あ、放送させてください!」 ピーンポーンパーンポーン 「後、20分でこの学校は 爆発します。逃げてください! 隣の県へ逃げてくださ…」 ボコッ! 「おい、アホか。そんな嘘つくなよ」 「すいません。アホが変な放送して 今すぐ帰しますねー」 ピーンポーンパーンポーン… やばいやばい切られた! うぅ”…痛い…お腹殴られた 屋上に戻んなきゃ! 「あった…後5分、私が助ける!」 ザワザワ… (みんな屋上に来ちゃった…) 「こないで!死んじゃうから!」 「あ?ま、いいや。かえろー」 「ふー、」 サン、ニイ、イチ。 周りに物凄い爆発音、、、、、 「………え?おい!起きろ!」 ー病院ー 「ご家族の皆様、女の子は お亡くなりになりました。」 私は全校生徒、7560人を救った。 誰一人死なせなかった。 彼女は世界にスーパーマンとして 知られ、英雄を誓った…

短編小説みんなの答え:1

明日でこの世が終わる。

明日でこの世が終わる。―この世が終わる。―私の名前は、ミライ。今日も、いつも通り学校。私は、中学1年生。新学期に入ったばっかりだ。実は、私、特殊能力を持っている。それは、未来がわかる。目を閉じて息をすれば未来が見える。ある日のこと。幼なじみのソウマとクラスメイトが喧嘩した。私は、心配になり、目を閉じて息を吸った。翌日を見るともう仲直りしていた。だが、私は、もっと見たい!と思い時間を進めた。そしたら、隕石が落ち、星も落ちてきた。私は、呆然とし目を疑った。「え...?噓でしょ。」でも、私の能力は絶対だ。当たる確率は98%可能性が高い。「明日も学校だ。明日皆に伝えよう。だけど、、、」―次の日―「み、みんな聞いて。」クラスメイト「どうしたの?そんな焦って」「みんな大変なの」―ゾワゾワ―「いや。噓でしょ。w」「違うんだって。」―私、実は、みんなに特殊能力のことを言ってなかった。からかわれると思ったから。だけど、今回は言わないといけない。―「私、実は、未来が見えるの。」「...」「お、俺も実は特殊能力っていうか。」「わ、わ、私も実は。」「僕も特殊能力持ってます。」「私もー!」「僕もです。」と、クラスメイトが次々に言いだした。私は、みんなに聞いた。「どんな特殊能力を持ってるの?」「俺は、剣と刀がいくらでも出せるよ。」「僕は、触れたら一瞬で傷が軽く治る。」「私は、なんでも大きいものも堅いものもなんでもバリア出来るよ。」「僕は、追い払うことが一気にできるよ。」「み、みんな。ていうかさ、みんなそんな特殊能力持ってたの?」「う、うん。」これなら隕石も星も倒すことができるかも。と私は思った。「今日の夜、隕石と星が落ちてくる。みんな準備満タンで集合だよ。」クラスメイトの中に一気に行きたいところに行ける特殊能力を持ってる人が居た。それを使って、追い払うことにした。時間が迫ってしまうので早く倒さないといけません。―ピ、ピ、ピ―「もう時間がない!」「もう、だめだ。」「諦めたらだめ!最後まで絶対諦めない。」もう、みんな身体はボロボロだけど絶対に最後まで諦めない!そう決めた。「うぉぉぉぉぉぉぉーー」ごぉぉぉッー「はぁはぁはぁ...み、みんなよく、頑張った。」「うぅぅぅぅー泣泣」「死んじゃうかと思った。」「早くおうちに戻らなきゃ。お母さんたちが心配しちゃう。」「そうだね。」「ふぅぅー」―ビュン―「お、お母さん!」「ミライ!心配してたのよ。どこに行ってたの!泣」「お母さん!うわぁぁぁーん泣泣」「お、お姉ちゃん?お姉ちゃんだ!お姉ちゃん!ずっと、待ってたんだよ。」このことは、誰にも言わない。聞かれても絶対に言わない。―明日でこの世が終わる。―         ありがとうございました!感想お願いします。

短編小説みんなの答え:3

念願の思い

「好きです」  ただその一言が君の口から出たら、それだけでよかった……。 それは、小学校5年生の出来事。わたしはある男の子、俊樹を片想いしていた。そのことを、友達の流花にも相談した。流花は、お祭りも一緒に行くほどの仲だ。 あるとき、俊樹が流花に話しかけているのを見かけた。 「流花、お前さくらと仲いいだろ。だから、さくらに今度の夏祭り一緒にどうか、と言っておいてくれ。場所は、鳥居のことにいると。時間は……6時30分から。ぼくからの伝言だと伝えてくれないか?」俊樹だ。 「えー?自分でいいなよぉ~」 「だって、恥ずかしいだろ!?」 「わかったよー」  わたしはドキドキしていた。顔が赤くなるのも感じた。まさか、自分が俊樹に誘われるとは……。 ’’次の日,, 流花から、「さくらー。俊樹から伝言あるよー。」と言われた。分かりきったことだったが、知らないふりをしておかなければならない。盗み聞きは、俊樹は一番嫌う。「え?俊樹から?」わたしは頑張って驚いた表情をつくった。 「俊樹から、今度の夏祭り一緒にどうか、だってさ。」「時間とか、場所は?」「とりあいず、YESということでいいんだね。場所は、鳥居の前、時間は、6時30分だよ。」「わかったよー」 その日はなかなか眠れなかった。 ’’夏祭り当日,, わたしは6時から、ゆたかを着て、準備をしていた。ああ、ついに俊樹とまともに話ができる。そう思うと、嬉しさが溢れてしまう。 わたしは、鳥居の前で6時28分に着いた。でも、もう俊樹はついていた。「や、やぁさくら。」顔を真っ赤にしながら俊樹が話しかける。それから1時間は俊樹と一緒に楽しんだ。花火があがる。クライマックスになったとき、俊樹が言った。 「……さくら。ずっと前から好きだったよ。」

短編小説みんなの答え:2

遠い未来の第夜ん巻

-114104年- 好きな人がいた。毎日のように手紙を交換し合った。でも、私が何て書いてもあなたから返ってくる手紙には「114104。」ただこれだけ。「また今年の西暦!チョコは好きかって聞いたのに、、」私の好きな人は静かな人。レトロが好きで、休み時間はずっと本を読んでいる。そんな彼が好きで何の本読んでるのって聞いたりオススメのレトロな家具を教えてもらったり、雑談をしたりしていた。そんな事をしていたら当然恋愛話も出てくる。夜君は好きな子には自分から好きって告白すると言っていて、それを聞いた瞬間脈無しを感じた。 「ねーねー。いつも思ってたんだけど114104ってどーゆー意味?」「いつか分かるよ。いつか」そんな会話を毎日続けていた。 -10年後- 私は今24才。星空の下でキャンプをしながら本を読むのが趣味になった。 今日は、ポケベル暗号の本を読んだ。 「へぇー。大昔はポケベル暗号で会話してたんだー。おやすみが0833で、、ん?114104、、愛してる。そういえばこの本夜君(昔好きだった人)に昔オススメされてたような、、。でもあの頃は本を読むのが苦手で結局読まなかったやつ。」そして私は気づいた。私は元々両思いだった事に。 私はそれを知った途端夜君にメッセージを送った。メッセージの内容は「500731。3470」ただ一言。

短編小説みんなの答え:1

つまらない世界に言いたいこと。

つまらない世界に言いたいこと。それはなぜこのように平和なのか。別に、戦争をおこしてほしいわけでもない。暴力、罵声が飛び交う街にして欲しいわけでもない。でも、つまらない。毎日のようにご飯を食べ、毎日のように寝る。こんなつまらないことってほかにあるのだろうか。もし、こう生きられたら、もし、このような人だったら、、、なんて、妄想でしかない。 「行ってきまーす!!!」 となりの家から聞こえる子供の声。よかったね。幸せそう。これから楽しいことがいっぱい待ってるんだろうな。私は毎日窓から手を振り、気づいてくれるのを待つ。まあ、背が小さくて見えてないんだろう。ここは二階だし。最近全然学校に行っていない。そろそろ行こうかな。でも、どうせつまんないし、どうでもいい。はあ。またため息がでる。 「昨日の特番見た?」 「見た見た!推しが出ててマジ最高!!」 推し。なんだそりゃ。幸せそうな顔。うらやましいが、何だか憎い。いいなあ。あの子たちのように幸せになりたい。でも、もう手遅れ。 「ビビビビビビビ」 病院の緊急コールがなる。最後ぐらい、幸せになりたかったな。私は看護師さんの焦った顔を見ながら最後を迎える。 「バイバイ」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー どうでしたか?初投稿なので不安なところはいっぱいあるのですが楽しんでくれたらうれしいです! 感動ストーリーにしてみました!感想を書いてくれるとうれしいです!

短編小説みんなの答え:3

君の笑顔が見たいから

「優斗君に会いたい。」それが僕の願いだ。 僕は優斗君の友達、いや、親友だった。家族同然だった。 …小さい頃は一緒の布団で寝たりキャッチボールをしたりして遊んだなぁ。 でも、僕は病気で死んでしまった。そうしたら君は何日か学校に行けなくなった。何日も悲しんでいる君を慰めたい、そう思って僕は神様にお願いした。 『神サマ、僕、優斗君を慰めてあげたいです。』 なんとかしてOKをもらった。しかし、神サマによると生前の身体では彼の元へ行けないと。僕には、誰も知らない男の子として優斗君の所に行くらしい。そして、時間は15分。 たったの15分…できるだろうか? そう思っているとそこは先ほどいたところではなく、違う場所に立っていた。ここは…森丘公園?!家からかなり離れた場所。そしてこの身体は…生きていた時の僕のものでは無い。それにもう夕焼け空… そんなことを考えていると誰かのすすり泣きが聞こえた。 !…そこに優斗君が座っている。僕は近寄り、話しかける。 「どうしたの?」 「親友が死んじゃったんだ。そしたら、イライラっていうかモヤモヤして…家族に強く…言いすぎてしまって…」 そうか。やっぱり僕が原因だったんだね。 僕は言う。 「優斗君のお友達は優斗君が泣いていると悲しくなると思うよ」 「お前に何がわかるんだよ!何も知らないくせに!!…って何で俺の名前を…?!」 「わかるよ。その『親友』の気持ち。だって、君がいう『親友』は僕だから。僕は君と『親友』だったんだから。」 優斗君が目を見開く。 「ねえ、優斗君。もう、僕のことで泣かないで。その代わり、僕と優斗君で遊んだ日の事を笑って思い出して欲しいな。優斗君が泣いていると僕は悲しくなるし、優斗君が笑っていてくれたら僕も嬉しくなるから。だからほら、泣かないで。」 優斗君、もう言葉が出ないみたい。そのまま時間は過ぎた。 身体が光り始める。あぁ…もう15分たったのか…もう、優斗君とはお別れだ。体が…消えて行く…意識も…少しずつ… 優斗君が口を開く。 「なぁ、会いに来てくれたのか?今日は…お盆だから? なぁ…また会いに来てくれよ」優斗君が笑う。その表情は僕の薄れゆく意識の中で最後に見た最高の表情だった。 ハッとする。戻って来た。神サマが笑顔で立っている。 「どうじゃった?彼を慰めることはできたかな?」 「ワン!ワンワン!!」 「そうか、良かったな」 僕は犬。優斗君達人間と比べて年をとるのが早い。だけど最後に飼い主の優斗君を慰めてあげることができたのは、笑顔を見ることができたのは僕にとって一番の幸せだ。 ありがとうございました!これは一応私の考えたドロドロな超短編です!感想やら指摘やらいただけたら嬉しいです! 最後まで読んでくれてありがとう!

短編小説みんなの答え:7

私は、スタガル!

「残念ながら不合格です。あなたをこのオーディションで選ぶことはできません。またどこかで会いましょう。」 また不合格。 悔し涙を必死に堪えながら、「ありがとうございました」と一言言って、外に出る。 外に出た瞬間、涙が溢れ出てきた。 何回目だろう、「不合格」の三文字を聞くのは。 もうしばらくスタガルのオーディションは行わない、とユジュンさんは言っていた。 しばらく、がどれくらいかは分からないけど、今日は最後のチャンスだったかもしれないのに。 荷物をまとめて、Starr girlsの事務所を出る。 止まらない涙をパーカーの袖でゴシゴシと拭いた。 翌日。 同じオーディションを受けた、親友の凛恵奈から電話がかかってきた。 「昨日のオーディション、どうだった!?あのね、私、受かったの!ほんとに、嬉しくて、嬉しくて…有音はどうだった?」 凛恵奈は、受かったんだ…。スタガルのオーディションに。 「受かったんだ。おめでとう!私は落ちちゃったんだよね。凛恵奈すごいじゃん!良かったね、受かって。今度パーティーでもしよ!じゃ。」 「有音…」 凛恵奈は何か言いかけていたけど、切った。 携帯を枕の方に投げる。 また、昨日のように涙がこぼれた。 なんで、凛恵奈は、受かったんだろう。 私より、必死じゃなかったのに。 私は、あのオーディションを、3回も受けたのに。 凛恵奈は、昨日のが、初めてだったのに。 凛恵奈は、韓国に行くんだ。 親友に負けた悔しさ、もう夢は叶わないかもしれない辛さ、幼稚園のころからずっと一緒だった親友と離れ離れになってしまう悲しさ… 色んな感情が混ざって、さらに涙がこぼれる。 せまい部屋に、有音の泣き声が響いた。 それから、親友がいなくなるまでの二ヶ月は、本当にあっという間だった。 有音にはまだ気持ちの整理がつかなかったが、家族におされて凛恵奈を見送ることになった。 成田空港で、荷物をたくさん持った凛恵奈を見つけた。 「有音、きてくれたんだ…!ありがとう。」 凛恵奈は驚いているようだった。 それもそうだ。 あの日以来、一度も連絡していないのだから。 学校にも、恥ずかしくて、行かなかった。 「ううん。韓国でもがんばってね。」 そう言って帰ろうとしたら、「待って」と凛恵奈に呼び止められた。 「あの…むかついたらごめんだけど…これ、ほんとは言っちゃダメなんだけど…再来年の六月、また、オーディションやるらしいの。だから、その…挑戦して欲しいな。あ、もちろん、決めるのは有音だけどね!?ただ、その…」 「本当…!?私、また、挑戦できるの…?」 「うん!私、有音に、夢を諦めて欲しくなかったの。すっごくがんばってたの、今まで見てきたから…」 再来年なら、私は17歳だ。ギリギリ参加できる。でも… 「大丈夫!有音なら、絶対いけるよ!誰よりも努力してきた、有音なら…!」 うん、ありがとう。ありがとう。ありがとう。妬んじゃってごめんなさい。ありがとう… 溢れる涙を止めることはできなかった。 2年後。 「スタガルライブ、はっじめっるよ~!リーダーの、佐野凛恵奈です。」 「川岡有音です!」 ソウルライブ会場のステージには、遠い日の少女がいた。

短編小説みんなの答え:9

桜が舞う木の下で

「好きです!付き合ってください!」 私の名前は莉央。そして、今気持ちを伝えた、目の前にいる男子が来斗だ。彼はクラスでも人気のイケメンだ。運動もクラスTOP3だし、勉強もできる方だ。だからといって真面目というわけでもなく、面白くて男女問わずみんなが話しやすいと思える人だ。 私には、恋のライバル、凛がいる。凛は名前の通り凛とした性格で、ハキハキして明るい。私なんかと違って、周りにいた人達を明るく、爽やかにする存在だ。凛も、勉強はそこそこだけどある程度はできて、運動はバッチリ。 そんな私が凛に叶うわけがないと思ったけど。凛に来斗を取られる前に、チャレンジしようと思った。 「こちらこそ、よろしく」 来斗は照れくさそうに言った。思っていた展開と違い、私の頭の中はパニックに陥っていた。 「これって、夢...じゃない...?」 私はこの状況が信じられなかった。 「違うよ。俺の言葉が信じられなかったら、ほっぺをつねってみて。」 彼がわざと甘い声で言った。 「痛っ...!」 つねったほっぺは痛かった。とても痛かった。 「ってことは、これ、現実?本当なの?」 彼ははにかんだ様子で頷いた。 「これから、よろしく。」 と彼が言った。 すると、急に強い風が吹き、桜を散らした。辺りは桜吹雪でいっぱいだった。 とても綺麗、と私は心から思った。 「頭に桜、ついてるよ。」 彼は照れくさそうに、私についた桜を取ってくれた。 「あ、ありがとう...」 胸がうるさい。ドクドクと音を立てている。「じゃあ、帰ろうか」 「だ...だね」 今日から私は彼女になる。そして、彼氏ができる。心がびっくりするくらい弾んでいた。こんなに楽しい帰り道は、久しぶりだ。 私の心の中は、期待と希望でいっぱいだ。 世界中のものがキラキラと輝いて見えた。 ~終わり~ 最後まで読んでくださり、ありがとうございました。感想など、よろしくお願いします。

短編小説みんなの答え:4

桜が咲く頃……

もうすぐ桜が咲く時期だ。その頃には入学式や卒業式がある季節。でも今年の春は私にとって最悪な季節。それは幼馴染の「覇王 留佳(はおう るか)」がこの春には転校してしまうからだ。るかはきっと私のことを幼馴染で親友としか思ってないんだろう。私はるかのことを恋愛として''好き''と思っている。でも、るかには伝わらない。前に一度るかに好きだと伝えた。けどるかは親友として大好きって答えた。今でも思う「どうしたらこの恋は叶うのだろう」とその好きと言う気持ちを隠しながらいつもの日々を過ごしていた。ある日の帰りの会でるかがこうみんなに言う「明後日に俺は転校します。今までありがとうございました」と私はるかに転校する予定日を教えてもらっていた。でもその日よりすごく早い。私は心の中で嘘だ、嘘だと言う。 次の日に全校がるかが転校することをしり、全校の女子はるかに告白している。でも全員振られている。少し聞いてしまったがるかがこう言った「おれ好きな人いるから」と。私はびっくりした。だから私はその場を後にして1人になれるところで泣いた。 その日の放課後私は決めた。るかに告白して振られたらそれでキッパリ諦めようって返事がいいよだったら離れていても付き合うことにするってそう決めた。私はるかを呼び出しこう言う「るか、昔から大好きでした。私と付き合ってください」ってでも私は半分諦めていた。るかにはすきな人がいるから。残りの半分が私だったらいいなって言う気持ち。るかはこう言う……… 「いいよ。付き合おう。それと俺も好きでした。だから付き合ってください。」私は泣きながら言う「はい」って。 その後るかは転校していき、大人になった今でも合わないはずだったるかは海外にいるからでも、私の目の前には……そう、7年前にいなくなったらはずのるかが。お互いを見つけて目が合った瞬間私達はお互いに近づきハグをする。私は泣いた。るかに7年間もるかに会えなかったし付き合っていてデートや手繋ぎやキスも何もできなかったから。私達は顔を見て言う「これからはお互い会えなかった分とこれからの分愛し合おうね」ってこれを約束して結婚するって決めた。私は思った「神様、私は今までで一番幸せです」と よかったら感想をください!

短編小説みんなの答え:5

死んだあとなんて

「死んだらどうなるのかな?」 私の友人は死後の世界に興味を持っていて、よくこの話題になる。 彼女とは小学生からの付き合いで友人の中では一番古い仲だ。 「うーん…」 「地獄で閻魔様が裁いてくれるのかな」 「今のうちに良い事しなきゃ…」 「そもそも閻魔大王っているの?」 「さあ…」 「案外地獄なんてなくて天国にすぱーっと行けたりして」 「なにそれ不公平だよ~」 「確かに…」 人を殺したりする犯罪者がなんのお咎めもなしに天国直行は不公平だ。 そう考えると、天国と地獄の制度はよく出来てるなと思う。 「生まれ変わりとかあったりするかもよ?」 「転生かぁぁ異世界転生したいな」 「それは本の読みすぎだって」 「でも宇宙は広いんだよ!?2次元が存在したって…」 「まあおかしくないけど、いやでも変!」 「私は諦めないっっ」 「仮に転生があるなら、私達にも前世があったはずよね」 「んーなんだったんだろ」 「虫とか?」 「怒るぞ」 嫌でも本当に…もしかしたら虫だったかもしれない。 前世も人間だったかもしれないし、他の惑星の生物だったかもしれない。 「ごめんごめん…でも前世の記憶って覚えてないよね」 「うん」 「この会話もいつか…忘れちゃうのかな」 嫌だな…と思った。私が今この世界に生きている理由は何なんだろうって…凄く気が遠くなる話だけど、とてつもなく嫌だ。 「まあいつかは死ぬ運命だし」 「何それ厨二感やばい」 「事実だわ」 「怖いな…」 「推し漫画の完結前にだけは死にたくない」 「それは全力で同意する」 「私死にたくないや」 「私も怖い…」 勢いのあった会話はいつの間にか落ち着いていて、それが余計に恐ろしかった。 死ぬのは怖いな…私の頭は考えることをやめて…もう何も考えられなくなる。 記憶もなくなるし話をすることも何かを聴くことも見ることも匂いを嗅ぐことも…本当に終わってしまう。 「いつかさ、おばあちゃんになった時…もうやり残したことは無い!死ぬのも受け入れる!って…出来るのかな」 「…分かんない、私今怖いし」 「じゃあ…もうこの世に飽きた!って思うまで満喫しようよ」 「飽きたって…」 いつか…死ぬことが怖くないと思える日が、そんな日が本当に訪れるのだろうか。 この先、大切な人が自分を置いていく…永遠の別れを多く経験していくだろう。 そして、私もいつか大切な人達を置いて旅立つのだ。 大切なものしかないこの世界に飽きる日なんて来るのだろうか。 「まあ何にせよさ、明日のテストどうするか考えな」 「うわやば!忘れてたァァァ…絶対赤点だ死んじゃう」 「日頃から勉強しなねー」 「うわぁぁんお願いします!神さま仏さま親友殿!」 「諦めろ」 そうだ、諦めよう。 今考えたって何も変わらないし、死ぬことは生まれたときに決まっているのだから。 悩んで恐れたって日々を生きるなかで私たちは死に近づいている。 死ぬことは怖い。 けどそれ以上に…死んで何も出来なくなることが、自分の存在が無になることが怖い。 あぁ…本当に天国や地獄があればいいのに。 生まれ変わりが存在したらいいのに。 いや諦めろ 私は人間として生を受けた。 生まれたからにはいつか死ぬ。 その死ぬまで精一杯あがいてあがいて 必死に生き抜いて…この世界が飽きたって大声で言えるように楽しんでやろう。 どうせ一度きりなのだ 私が私として生きるのは…たった100年未満。 さて…明日のテストはどう切り抜けようか。

短編小説みんなの答え:4

また会う日まで

私はただ一人あなただけを愛していた。それなのに、何で遠くへ離れてしまうの… あなたは、不器用だけど優しい。 あなたは、問題児だけど親切。 あなたは、人にはない強さを持っている。 あなたは、私が好きになった唯一の人。 あなたは、サラサラな髪に優しい瞳のすてきな人。 私は人を好きになることがなかった。でも、あなたを見た、あなたを見つけたあの日からあなたに恋をした。 不器用でいつも先生に怒られているけれど、強くて芯があって優しいあなたの魅力に吸い込まれるように好きになっていった。 そんなあなたが転校することになった。愛知県に行くそうだ。東京からとても離れている。 自分の気持ちを伝えたいけれど、私にはそんな勇気はない。 気持ちを伝えたいのに伝えられない、度胸のない私にあきれているうちにも、時は進んでいる。 あなたと会える時間もどんどん減ってきている。 最後に好きの一言が言えなかった。 私はただあなたに泣き顔を見せて終わった。 よっぽど好きだったからこそ、よっぽど愛してたからこそ、好きの二文字が言えなかった。 何でだろう、涙が溢れる。 こんなことなら伝えておけばよかったのに… 後悔だけが残る中、10年の時が過ぎた。 私は新しい好きな人ができた。 その人はサラサラな髪に優しい瞳のすてきな人だった。 運命って結びつくものだ。 私の今そばにいる人は、私が昔から好きだった、あなただから、ね。

短編小説みんなの答え:3

女子高生は彼氏が欲しい!

私は何処にでも居る女子高生、松田 ゆあ さっきも言ったように名前も普通だ。 だがしかし、私には悩みがある…… それは!彼氏が欲しいという事だ! そうと自己紹介をしているとある女子高生が来た。 「ゆあ!おはよ!」 この女子高生は 桐本 さな。 いつも相談に乗ってくれたりする心優しい親友だ。 ゆあ「おはよう…」 さな「ゆあどうしたん?悩み聞こか?」 ゆあ「うーん。」 さな「悩み聞くて、言ってみや」 ゆあ「実は……」 ーーーーーーーーーーーーーーーー さな「ええぇ!?そんな事で!?」 ゆあ「ちょッッ静かに…」 さな「彼氏がほしぃだけで悩むなんて子供だねぇ」 彼女は私を見てクスッと笑ったが 私はニコリとも 表情を作ることが出来なかった。 そのまま私は無言で学校へ向かった。 学校へ着いた。他の女子高生達は1組の男子、りお君に手を振っている。 そう、りお君はイケメン男子で私達の先輩なのだ さな「ゆあってもしかして…りお君の事好きなの?」 ゆあ「えっ…いや…そんな事ない……よ?」 さな「へぇー」彼女はにやけながら話した。 「はぁ……」 休み時間。ゆあは校庭のベンチで座っていた。 そこへりおがやってきた。 足を怪我したそうだ。 ゆあはビックリして手を強く打ってしまった。 りお「えーと……1年生……かな?」 (りり、りお君に話しかけられたッッ) ゆあ「ははは、はい!」 りお「手、大丈夫?」 ゆあ「あっ、はい!大丈夫です!りお先輩こそ足、大丈夫ですか?」 りお「俺の事は気にしないで」 りお君はそのまま他の男子友達に呼ばれ帰って行った。 帰り時間。 ゆあ「わ、電車間に合ったあ、疲れたし電車乗ってよ…」 あ……あれ? あれ…りお君…? りおがゆあに気づいた。 りお「えっと……休み時間にあった子だっけ?」 ゆあ「あ、はい!」 あれ……?私りお君と普通に話せてる… 私がふと思い付いたのは 「ここで想いを伝えたい」 電車の席から飛び上がり、りおに伝えた。 「り、りお先輩……その……//えっと……ズトマエカラスキデシタ!!」 か、カタコトになっちゃった…… りおはクスッと笑った。 「ありがと。俺も実は君の事気になってたんだ。」 ゆあの目はまん丸になった。 そこで目が覚めた。 「なんだ……夢かぁ……」 「まぁそんな事起きるわけないよね!アハ!」 「やべ!もうこんな時間!」 お母さん行ってきまぁす! 今日も元気に行ってきます。 ーーーーーーーーーーーーー どうでしょう……? 時間が無かったので思いついたので作ってみましたが…… 感想待ってます! それじゃ!(*>∀<)ノ))またねー

短編小説みんなの答え:3

君に___

私は内藤美雨! 「んー、今日も来なかったな。」 高校生活が始まって一週間、隣の席の翔くんは一回も来なかった。 まだ顔も見たことないなぁ、、どうにかして会えないかなー、先生に住所聞けたりしないかな?なんちゃって!(笑) ってなんで!?9割ふざけていったんだけど!?んーまぁ会いたかったしいいかっ☆ ピンポ~ン 「はい どちら様ですか?」 えっと、声的に翔くんのお母さんかな? 「同じクラスの美雨(みう)です!翔くんに会えますか?」 「あっ全然いいですよ!どうぞ入ってください!」 えっ軽いなお母さんwまぁありがたいけど! 「ありがとうございます!!」 ガチャッ 「コンコン翔くーん、私、同じクラスで隣の美雨って言います!心配してて、少し話せる??」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 俺は佐藤翔 中学の時に、まぁ簡単に言えばいじめらて、人が怖くなった。でも前よりはそんな怖くなくなってきたとこ。そして今みう?って人が俺の部屋の前にいるんだけど?なんでこうなった?え?んーまぁ此処に来るだけ悪い奴ではないか?、、悪い奴でも今度から家に呼ばなければいいか、それに人が怖くならないようにしたいし。 「ガチャッなに、ッテ!?」 え、は!?ドタイプでクッソかわいいんですけど?!? しかもあんな反応したから首かしげてるし、もう不安ぶっ飛んだわ。 「え、あ、なんでもないッ//」 「?そう??…あ!で!話ていい?」 「一ーーーー!!!!wwーーー、あ!じゃあ私帰るね!」 え、もう?明日も来てくれたりしないかな、なんて、ね 「じゃあまたね」 「うん!、明日も来ていい?」 まじ!!!○にそう 「ぜひ!」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー それから2週間。俺、翔は学校に行き始めた。いや学校へ毎日行ってる。それから好きな人がいる。 もちろん君に___ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 私!すっごい嬉しいことあったんだー♪だって~翔くんが学校に来てくれたんだもん!これで学校でもたくさん話せるー! そして今、私は恋をしてる。君に___

短編小説みんなの答え:2

私の過去と、大親友。

私は、立花 梨花。 そして、私と仲良くしてくれている大親友の原田 菜緒。 昼休み、騒がしい教室の中はいろんな会話が飛び交っていた。 菜緒が私の所に駆けよってきた。 「梨花、放課後遊べる?」 「うん、遊ぼ!駅前のクレープ屋行く?」 二人で放課後の予定について話していると、 「梨花と菜緒って、ホント仲良しだよねぇ」 誰かの一言で、その意見に賛成するようにいろんな人が話し出した。 「うらやまし~」 「すごい仲良しだよね。梨花と菜緒って」 「大親友って感じする!」 みんなの声に菜緒が答えた。 「あたりまえじゃん!うちらは永遠に大親友!うちらの友情は無限だよ!ね、梨花」 「う、うん」 『永遠』『無限』…。 菜緒が言ったこの二つの言葉を聞くと、どうしてもあのことを思い出しちゃう。 私は一年前、この学園に転校してきた。 前の学校に、仲のいい友達がいた。 だけどその友達は、「私たちの友情は永遠で、無限だよ!」って言ってたくせに、数か月後には「梨花、アンタなんて友達じゃないし、喋りかけてこないで」って。 記憶が鮮明によみがえってくる。 もう思い出したくないよ。 こんな過去……。 放課後。 「梨花!クレープ早く食べよ!」 「うん!」 私は過去を忘れようと、明るく振舞った。 「おいし~♪」 隣では菜緒がおいしそうにクレープを食べている。 「おいしいね」 私も微笑みながらそう返す。 「無限に食べれるよ」 「……」 無限、か……。 「このクレープ、安くない!?今お金結構あるから永遠に食べれる!」 「永遠……」 「ん?なんか言った?」 「……」 同じような言葉の連続に、ついカッとなってしまった。 「さっきからなんなの!永遠とか無限とか!その言葉、嫌いなの!」 菜緒が驚いている。 (私、最低だ……) だけど菜緒は、驚きつつも、私のことを心配して聞いてくれた。 「どうしたの、何かあったの?」 そう言ってくれる菜緒にホッとして、私は鼻をすすりながら過去を話した。 話を聞き終わった後、菜緒が満面の笑みで言った。 「それじゃあ、梨花、『一生』大親友でいようね」 その言葉に、私はすごく救われた。 「うん!」 本当に一生、大親友でいられたらいいな。 ―――――――――――――――――― 最後まで読んでくれてありがとうございます! 感想頂ければ嬉しいです! 辛口コメントはNGです

短編小説みんなの答え:3

告白まで、あと10秒

「好きです!」 テレビの画面いっぱいに映し出される顔を真っ赤にした女の子。 よくある少女漫画を実写化したドラマ、君は、シロップより甘いを、十一歳の私はとてもドキドキする思いで見ていた。 今は告白シーンで、主人公の姫野がやっと告白した所だった。 このシーンは漫画でも何回も読んでいて、イラストが可愛いなぁとも思ったし、同時にこんなにストレートに自分の気持を伝えるなんて、姫野は勇気があるなぁとも思った。 実際、私にも好きな人はいる。 「ねえ澪、告白した事ってある?」 「ないに決まってるじゃん、てゆーか私、告白される側なんで。」 妹の澪に聞いてみるも、美人でスタイルよくて、運動神経抜群で、勉強ができる、しかも十歳の少女から出る言葉は、レベルの高い経験の話ばかりだった。 「ねえ花恋、あんた恋してるの?」 「はっ...。はぁぁぁぁぁ?」 「ほら、糸村和樹くん。かっこよかったし、何より性格良さそうじゃん!」 確かに和樹くんは優しいし、かっこいい。 好きになってしまう子達の話もクラスで何回も聞いた。 この前の運動会でも私がバトンを落としてしまい、慌てていたら、和樹くんが、大丈夫だよ、落ち着いて来てね、と私に声をかけてくれたので急ぎながらも和樹くんが私を待っていてくれてるという、妙な安心が芽生えていたのだ。 「別にあれは恋じゃないから!ただ、何てゆーか尊敬してるだけだから。」 「そぉ?今ん所学校で見てる限りでは花恋、すごい乙女な顔して和樹くん見てるけど。」 「なんでそんな所見てんのよ!」 「だってぇ!」 澪はニヤニヤしながらこちらを見てくる。 翌日、和樹くんを本気で好きになってしまった出来事があった。 それは中休みの時だった。 「花恋さん、ちょっと...。」 「なんですか?」 「あの、これ!」 和樹くんの突き出された手には一冊の本があった。 「え、これって...。」 「花恋さん、多分昨日、本落としていっちゃたでしょ、たまたま拾ったから、じゃ!」 風のように走る和樹くんを目で追いながら、かすかに感じていた、胸の大きな高鳴りを。 家に帰ってもまだドキドキしていた。 思い出した途端一人用べットに飛び込んでしまう。 「こんなんされたらドキドキしちゃうに決まってるじゃん!」 「花恋、私のテープどこに置いてって、え?何やってんの。」 「...。何でもない。」 澪には絶対に喋りたくないこの気持ち。 これはなかったことにしよう。 胸の中の引き出しにそっとしまっておこう。 そうは思っていたものの、その翌年でも、和樹くんを一人想像してしまっている。 「もぉぉぉぉ!」 「恋のお悩みかい?」 「なんで分かったの?」 「恋って、ピンとくるんだよ、こう、頭の中で、この人と一緒にいたいってね、でもそれは見ている側も分かるよ。あ、この人、あの人が好きなんだなって、もうさ、そろそろ告白しちゃいなよ!」 「無理ぃ!」 花恋は十二歳になった。 和樹くんとはかなり仲良くなっているが、もう一年しかないのだ。 学校に行って、私は窓ガラスに映る和樹くんを眺める。 これはもうストーカかもしれない。 はぁ、とため息を付いてポケットから本を取り出す。 これは和樹くんが拾ってくれた本だ。 恋愛ものの小説だった。 告白、してみようか、駄目であってもしっかりと区切りをつけておいたほうがよさそうなのかもしれない。 廊下を歩き、階段をおり、上履きと靴を履き替え、校庭に出る。 「和樹くん!」 目の前にいる和樹くんを恐る恐る見た。 「何、花恋。」 「あのさ、今日の帰り一緒に帰りたいんだ。」 「いいけど、どうしたの?」 「伝えたい事があって。あっ、別に予定とかあったら大丈夫だけど」 その途端、私の顔がトマトみたいに赤くなった。 これは大事な事だ。(少なくとも私にとっては) 話をそらしてはいけない。 「うん、良いよ。」 「うん。」 そして運命の帰り道。 和樹くんは靴箱で私を待っていてくれた。 「話って何?」 「あの...。」 まっすぐ和樹くんを見つめる。 一、二、三、四、五、六、七、八、九、十。 「和樹くんのことが大好きです。付き合ってください!」 言ったら、また真っ赤になってしまった。 今度は体中が熱かった。 「あのさ、僕からも、僕も花恋が大大大好きです。付き合います!」 「え?」 涙が出そうなほど嬉しかった。 「ありがとう!和樹くん。」 「花恋、僕のこと、くんづけなしで呼んでみて。」 「かっかずき!」 「ありがと、...。あのさ、キスしていい?」 「うん。」 そして、和樹くんと私は、静かに唇を重ね合わせたのだった。

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