短編小説の相談いちらん
短編小説
みんなが作った短編小説のコーナーだよ。※2024年9月30日までの投稿で受け付けを終了いたしました。
# 好きだと思えた笑顔
「都倉くんが好きです!私と付き合って下さいっ」 目の前にいる女子は、同じ学校の生徒だ。制服を着ているからわかるだけで、学年はわからない。入学式から数日しか経っておらず、クラスにいる女子なのかもわからない。 え、何で俺? 「えーと……」 思いっきり戸惑った。 彼女はやっと顔をあげる。その瞬間、彼女が誰なのか、そのことに関する記憶がよみがえった。 彼女は──この高校の入学式の日に出会った子だ。 あの日、俺は急いでいた。 「やべっ、ギリギリだ」 入学式だというのに寝坊。その上この制服も着なれておらず、持ち物も慌てて用意したため、この状態だ。常に夜型の自分を、こういうときだけ恨む。 もう式が始まる時間だった。案の定、靴箱には誰もいない。体育館に急ごうと周りを見回していると、予想していなかった事態が起こる。 ドン! 「きゃっ」 「うぉっ」 見知らぬ女子とぶつかったのだ。多分、同じ新入生だ。 「大丈夫ですか……」 と声をかけたときには、彼女は床に倒れていた。 えっ、そんなに痛かった?疑問も浮かぶが、彼女がとてもしんどそうに目をつむっていたので、思考停止。落ち着け、俺。 恐る恐る彼女の額に手を当てた。想像していなかった熱さ。なるほど、保健室に行こうとしていたのか。 「えっ、どうやって連れていこう……」 保健室まで行きたいのはやまやまだが、俺に運べるのだろうか? 「よいしょ……うわあっ!?」 とりあえず背負ってみたが、こういうことをするのは初めてだ。身体にかかる重さが想像以上のものだった。 「うっ……こうなったら……」 避けようとしていたが、結局はこの方法で運ぶことになってしまった。 横抱き──つまりお姫様抱っこ。 誰もいないのはわかっているが、保健室まで運ぶのはかなりの注意が必要だった。というか、恥ずかしい! 「あら、あなた新入生!?入学式は大丈夫……?」 保健の先生は、最初にそう言った。それよりも彼女を気にかけてくれよ、と心の中で思いながら、ベッドまで運ぶ。 「私、あなたたちのこと連絡してくるわね。あなた、名前は?」 「都倉隼です」 とくらはやとくんね、とつぶやく。 「そっちの女の子は……名前わかる?」 「いえ。でも、かばんに名前が……」 高野瀬あみ。美しい文字でそう書いてあった。 「高野瀬あみさんです」 たかのせあみ。普通の名前のはずなのに、忘れがたかったことを覚えている。 「あら、あなたたち2人とも1年4組ね。クラスメイトだったのね」 同じクラスだったのか───。 何だか縁を感じる。 「じゃ、あなたはここで待ってて」 先生が行ってしまうと、すーっと彼女の寝息が聞こえてきた。 女子の寝顔を見つめるのは初めてで、見いってしまう。 「やべ。俺、見つめすぎ……」 理性。理性を保て、俺! 重症だ。いつから女子好きになったんだよ、俺。ただの変態じゃんか。 すると、彼女が夢の中で笑った。 可愛い……。 「──好き───……」 「っ!?」 寝言なのに、俺に言っているわけじゃないのに、ドキッとしてしまった。さっきより寝顔が可愛く見える。 って、ダメだって! 「高野瀬あみ、ね……」 忘れられないなあ、って思った。 彼女の笑顔が、すごく好きだったから──。 「都倉くんが好きです!私と付き合って下さいっ」 彼女は……高野瀬さんは、俺があの日のヤツだって、知っているのだろうか。 というか、告白してくる相手も相手なため、思考回路はショート寸前。 「あの……と、都倉くん?」 背の低い彼女が、俺を下から見上げてくる。 ──彼女の、ふわっとした笑顔を思い出した。 「いいよ」 自分でも、何でOKしたのかわからなかった。ただ、彼女のあの笑顔を思い出しただけなのに。可愛い、と思った……。 「えっ、い、いいの!?」 「うん」 これから、高野瀬さんを知っていきたい。彼女の1番近くのポジションに立って、好きになっていきたいんだ。 彼女は、またあの笑顔になった。 「あのね、思い出したの。入学式の日、私を運んでくれたのって都倉くんでしょ?顔はうっすら覚えてて」 「そうだったの?」 「うん。やっぱり、都倉くんが私の王子様だったんだね」 お、王子様……。 自分に似合わなすぎる言葉に、ふはっと笑う。 たった1分でも、いや1秒でも彼女を見れば、好きになってしまう。 そんな不思議な女の子。 今日も俺の隣にいるのは、高野瀬あみ。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー こんにちは。みなみんです! 初めて男の子目線の小説書きました…! だけどあまり面白い部分ないかもしれません…最後が展開はやいと思った人、ごめんなさい。 こんな小説でもコメントいただけたら嬉しいです! では!
生きる希望
私は陽葵(ひな)。 中学2年生。 私は生きる希望を失っていた。 学校で辛いことがあって、不登校になっている。 家にいることも耐えられなくなって、私は家を飛び出して電車に乗り、遠い街まで来ていた。 もう夕方で日が沈む時間だった。 あたりは暗くなり始めている。 私はもう家には帰らないと決めていた。 でも、これからどうしていくのかは自分でもわからなかった。 すっかり暗くなって、街の明かりがつきはじめた頃。 私は泣きそうだった。 もう家には帰れない。 今どこにいるのかもわからない。 これからどうしたらいいのかもわからない。 何もわからない状況でどうやって生きていけばいいの? 私は絶望していた。 私は1人で街をうろうろと歩き回っていた。 賑やかな商店街やお店があって、お客さんが殺到している様子を眺めた。 なぜかとても寂しくて悲しくなった。 あっという間に時間は過ぎていった。 もう街は静かになった。 街の明かりも少しずつ消えていった....。 もう私はただ立っていることしかできなかった。 「ん?」 誰かがこっちに走ってくる....。 誰....? 暗くてよくわからない.....。 その人物は、同い年くらいだった。 「おーい、おーい!」 その人は叫ぶ。 そして私の目の前で立ち止まる。 私は訳がわからず黙っていた。 「おい、お前って....陽葵だろ....?」 え、私のこと知ってんの!? 私はびっくりした。 「なっなんで知ってるんですかっ!」 思わず口に出す。 「な、なんでってお前と同じクラスだろっ....。わかるわ!」 「えっ....?だって、だって私は夏から不登校だったのに、なんで覚えてるの....??」 「っ....、覚えてるに決まってるんじゃん!!!!俺、蒼(あおい)。覚えてるだろ?」 「あっ、蒼だったんだ。ごめん!気づかなくて....!!」 私は何度も謝った。 蒼とはずっと会っていなかったから、忘れていた。 蒼と私は小学3年生の頃にも同じクラスになり、すごく仲良くしていたんだ。 だけど、それからずっとクラスが別れた。 中学で同じクラスになったけど、私はすぐ不登校になったから、あまり関わることがないまま時間が過ぎていたんだ。 だけど蒼は私のことを覚えていた。 それを思うとすごく嬉しくなる....。 「ね、ねえ、陽葵....。」 蒼が話しかけた。 「な、なに?」 「陽葵に会えて嬉しい....。」 「えっ....そうなの!?」 「俺、ずっと陽葵に会いたかった。学校来なくなっちゃったから悲しかった、だけど今会えてすごく嬉しい...。」 蒼は顔を真っ赤にして言った。 「俺、気づいた。陽葵が好きだって....!だから、だから...俺と、俺と付き合ってください!!」 「あ、ありがとう....。蒼ってずっと、ずっと私のことを覚えてくれていたんだね!なんか、すごい嬉しい....!!私、好きになっちゃった。いいよ、付き合おうよ!」 私は気づくと笑顔になっていた。 「陽葵....ありがと。良ければ、明日から学校来てほしい。陽葵が学校来てくれたら嬉しい....。」 「うん、頑張って行く。蒼のためなら、絶対行く!ごめんね、私がこなかったせいで悲しませて。悲しんでる人がいるなんて知らなかったんだ!!明日から絶対学校行くから!!!蒼を悲しませたりしないから!!!!」 私は決心した....。 こんにちは♪ 私はえび( ̄▽ ̄)です。初めまして小説を投稿してみました!最後まで読んでくださってありがとうございます!!なんかもうめちゃくちゃになっちゃいました汗変な展開だしもう意味不明のところだらけで問題作ですが....wアドバイスよろしくお願いしますね汗はい....ww優しいアドバイスにしてくださ((((おい
片想い。
好き。 この言葉を伝えられたら良いのに。 今年初めて同じクラスになって、 隣の席になって、 そこから仲良くなったよね。 君はいつも私を笑わせてくれる。 いつも話し掛けてくれるよね。 両想い?って、勘違いしちゃうよ。 君の笑顔が大好きだよ。 今は休み中で会えなくて寂しいな。 この想いが届きますように。 もう一度言うね。 大好きだよ。 ****************** 読んでくださりありがとうございます♪ どうでしたか?
不思議な友達 まさかの告白
私の名前は笹山夏希(ささやまなつき)。 私ね、彼氏ができたの! そのストーリーを、特別に教えてあげる! 私は、好きな人がいたの。 その人の名前は冬野拓(ふゆのたく)くん。 拓くんが今の彼氏なんだ! 拓くんはね、幼稚園の頃からの幼馴染で、家も近いの! 拓くんは、他の友達とは違って、少し特別。 他の友達は、小学校に入学してから仲良くなったの。 でも拓くんは昔からの友達で、気持ちも通じ合うんだ! ある日の四時間目の事。 席替えで、拓くんと隣の席になっちゃった! そして挨拶の時間には、こんな会話をしちゃって・・・。 『拓くん、よろしくね!』 「おう!」 『えーと・・・。』 「なあなあ夏希。」 『ん?どうしたの?』 「今日は一緒に公園行かないか?」 『え?あー、いいよ!行こう!』 ・・・ってなって、公園に行ったんだけど・・・。 『あれ?拓くんいないなぁ・・・。3時って言ってたよね・・・?』 「なーつーき!」 『キャ!』 「驚きすぎだろーww」 『だ、だって・・・。』 後ろから驚かしてきたんだよー!もぉー(照) 「あ、あのさ、今日は遊びに来たわけじゃないんだ。」 『え?』 「ちょ、ちょっとこっち来て。」 『う、うん・・・。』 「俺は夏希が好きなんだ!」チュ… 『え、ううう嘘?!』 「ホントだよ。」 『あ、あの。私も拓くんの事が好きです。付き合って下さい!』 「・・・俺で良ければよろしく。」 『はい。よろしくお願いします!』 そして、私と拓くんは、手をつないで帰ったんだ! 私も拓くんもきっと顔が赤かったと思うな。 だけど不思議・・・。拓くんと私の距離がぐんと近くなった気がする! 付き合ったからかな? それから私達はいつも一緒に行動してるの! 毎日ハッピー!気持ちもラッキー! こんにちは!作者のその☆です! 恋愛系、あんまり得意じゃないので、一般的ストーリーになっちゃいました笑 でも頑張りました! 感想&アドバイスをくれると嬉しいです!
私のことをハグして下さい!
私は、半年前にずっと憧れだった、ゆう先輩に告白した。 結果は・・・OK!嬉しくて飛び上がりたかった。 でも、初めてのデートの日、きづいてしまった。ゆう先輩って超静か! 私が「クレープ食べない?」って聞いてみても「あこちゃんが食べたいなら食べようか。」だって。 でも、私はめげない。だって、一年の頃から好きだったし、超イケメンだもん! 絹のようなクリーム色の髪、はちみつ色の瞳。色白だし、口も言葉数の少ないゆう先輩に似合う控えめな大きさ。 まるで、お人形みたい。 僕は、半年前に後輩の雪川あこちゃんに告白された。驚きとうれしさで胸がはちきれそうだった。 実は、昔から目が良かった僕は、小さい中庭を挟んだ、二年生の教室のあこちゃんを見ていた。 黒い髪でいつもツインテール、大きな二重の目をふちどるまつげも長い。笑うと、右頬にえくぼができる。 何回目かのデート。駅前であこちゃんを待っていると、良き友であるこうすけからメールがきた。 『おまえさ、彼女いるじゃん。甘えられた事ってあんの?』 唐突な質問とその内容に少し笑ってしまった。でも、甘えられたことってないかもしれない。 なにかを買うときも自分でお金出してたし、手もつないだこと無い。 本当は、やわらかそうな肌や髪に触ってみたい。 抱きしめたらどんな反応するのかな。でもさ、そんなことできない。嫌われたくないし…。 あこちゃんが来た。今日はうすむらさきの大きめセーターとジーンズ生地のスカートにタイツ。 今日は商店街のたわし屋にいった。(ちなみに僕のチョイスだ) 一時間ほどたわしを眺めてから店を出て、いつも帰りによる、展望台にいった。 すると、あこちゃんは、頬をほんのり赤くしていきなりこっちを見て 「ゆ、ゆう先輩!わ、わたし、付き合うって、その、手を繋いだりするイメージなんです。だから…。」 なんだ。あこちゃんも同じこと考えてた。 あー。ついに言ってしまった。でもいいよね。みんなそうだし。急に恥ずかしくなって、先輩の靴を見た。 運動靴はあの有名メーカーのヤツ。 すると、いきなりハ、ハグされた?!なんで? でも、あたたかい。ゆう先輩の香りがする。 「ごめん。でも嫌われるのが怖かった。これからは勇気をだすよ。」 「ありがとう。ゆう先輩。」
私は最低だ
「何でだよっ!いつも霊夢はそんなんだからいってるんだ!この分からずや!」と私に怒ってくるのは魔理沙。幼馴染みだ。と私は霊夢。今は魔理沙にめっちゃくっちゃ怒られている。 ま、私のせいなんだけどね。 「きいてんのかよ!」と魔理沙。 「・・・」 「無視かよ!」 「聞いてるわよ!」 「じゃあ返事くらいしろよ!」 「もういい!私帰る!」と私が帰ろうとしたら 「待てよ!待ってって」の声。 「消えてくんない?」とつい怒りのあまり。 「今何て…」と聞き返してくる魔理沙。 「消えろ!っていってんの!」 (あ~あ、言っちゃった…) 「わかった消えてやるよ」と魔理沙。 その日はこれで終わった ~次の日~ 「出席とるぞ、席つけ。」と先生。 次々名前を呼ばれていく。 「霧雨。霧雨~あれ?居ないのかぁ~」 「・・・」私は黙っておくことしか出来なかった。 ~放課後~ 私が家に帰ると私の妹、霊華が私のもとに慌てた様子で駆け寄ってきた。 「お姉ちゃん。魔理沙ちゃんが交通事故にあったって」と霊華。 霊華はよく嘘をつく子だから今度も嘘だと思ってた。でも違った。 魔理沙は交通事故にあっていた。 私は最低だ。あの時「消えて」なんか言わなければ… 皆さん、おはこんばんにちわ。東方好きの人です。 皆さんは決して冗談であっても「消えて」なんかいっちゃダメですよ。
灯りの中の暗さ
「そんなことないよぉ~もぉ」 可愛らしく明るく振る舞う夏埜(かの)はクラスの中心のリーダー…ではなく、 あまり目立たないクラスの3軍で地味なグループに入っていた。 見た目はやはりリーダーみたいだが性格は恥ずかしがりやで自ら発言などもってのほか 仲良くなった人としか喋らない。 でも明るくみえてしまうのだ。 だって彼女がそう振る舞っているのだから。 家へ帰ると家族などもいない、一人だけの夕食。一人だけのテレビ。何もかもが一人ぼっち。 楽しそうな声、怒っている声、聞こえない家。 そんな家のどこが楽しいだろうか。 家での彼女は笑顔など無い。あるとしたら耳鳴りが起きそうなほどの沈黙と闇 こんな自分を知られたらきっと友達など居なくなるだろう。 不謹慎、気持ち悪い、口々に言われる。 そんな未来だ。 だから私は笑顔で明るく、優しすぎる性格を演じている。 こんな人は実際にいるのだ。 あとがき こんにちわ!今回初めて短編小説書いてみました。 私はこういう人が世界に一人はいると思っています この小説の中の夏埜みたいな人の救いになれればと思います。 この想いが届いてほしいです。
こうかいはしない..[短編小説]
ある日のタ方.私(渚 なぎさ)は友達の杏(あん)とサイクリング大会に出場した.人数は1908人.きょりは12Km。長い。 「ヨ一イ.ス夕一ト!」けいさつかんのかけ声でス夕一ト..今曰杏は、目に付かない色の服を着ていた.. ~1時間後~ 12Kmも6Kmになった.その時杏を見失なってしまった. 「ん?」 見失なったのは杏だけじゃなかった.、. ほかの1907人を見失なってしまった..1907人だけは ~3時間後~ 6Kmもあと1Kmになった.その時 「あのぅヒザいたぃ」外国人のスぺナだ 助けてあげよう!だが 「や~ま~のおてら~の~か~ね~が~なる~...」 6時のチャイムだ もう帰らなければ.... 私はけいさつに事情を話した そして家に帰った。 その時杏の声がきこえてきた. 「渚!!」 「杏!」 どうやら1907人はもうゴ一ルしたらしい 優勝は杏だ 次の日 杏が優勝して、もらった温泉の無料券を手に温泉へむかった.二ュ一スだ.「昨夜行われたサイクりング大会に参加していた ファン・スぺナさんが亡<なっていたことが分かりました.」 私は思った.{あの時家に帰らなければ...}涙がほほを通っていく. もう"こうかい"はしない!心に決めた. 杏は画めんをだまってみつめていた あれから1O年.私は日本一の医者になった.スぺナのことは心残りだが.それ以外はこうかいをしていない これからも"こうかい"はしない! 完
最後の投手
最後の投手 9回裏10対9で勝っている。 「マウンド上は大塚。」 このマウンドに立つ間にたくさんの苦労があった。 新外国人が外れて6位になり監督のもとにクレームが相次いだ。 だけど応援しているファンがいるから全力で頑張った。 そして後半戦5位チームと競り合い5位になり4位3位2位1位チームとも競り合った。 そして‘‘‘今日は優勝決定戦。 相手チームも優勝を阻止しようとしている、 初回3点を許すが裏に、満塁ホームランが飛び出し逆転。 試合は乱打戦になった。 2アウト走者無し、1ボール2ストライク。 スローカーブを投げた、相手バッターは思っていなかった。 ブン バシーン 「ストライク―バッターアウトゲームセット。」 「よっしゃー。」 ナインが僕に集まった。 「ありがとう。」 僕はスタンドに向けて小さく話した。 パグパグです、初投稿なのでコメントお願いします。
俺の片思い
「好きです。付き合って下さい。」 「お願い…します!」 これは、俺の悪夢の始まりだった。 俺は小学6年生のコウだ。 俺の好きな人はユリ、そして俺のライバルがシノ。 ユリとシノは両片思いが5年間続いている。二人とも恥ずかしすぎて話していない。このまま、二人は付き合わずに終わると思っていた。 だが、シノが…シノが告白してしまった。もちろん、相手はユリ。 俺はあと2時間授業があるにも関わらず、一人帰った。 俺は泣いた。泣いた。泣きまくった。 そして次の日。ユリは、 「コウくん、昨日どうしたの?大丈夫?」 と、優しく声をかけてくれた。 だけどその優しさが、怖くなってその場を立ち去ってしまった。 その後も、ユリとシノのラブラブ話が耳に入った。ユリは、顔を赤らめて顔を背ける。その光景がもう、嫌で嫌でたまらなかった。 俺は、ずっとずっと苦しくて、幸せそうなユリを見続けるだけだった。 そして俺は、ユリがシノと違う中学校にいくことを知った。ユリが受験するからだ。 俺はすぐに決めた。ユリと同じところを受験することを。そして、シノからユリを奪い取ってやることも。 受験結果発表日、俺は緊張して眠れなかった。 ユリは、受かっていた。俺は、受からなかった。 「もう、ユリに恋するのはやめにしようかな。」 いつしか、そう思ってしまった。 でも、そう思っても、好きだから、大好きだから、この恋は終われなかった。 どうでしたか?はじめてだったので、至らないところがあるかもしれません。なので、アドバイス、感想をもらえると嬉しいですd=(^o^)=b
雨雲が広がる神社
「ごほっ…ハァハァ…」 「大丈夫?いける?」 俺はそう言いながら彼女の手をつかむ 「うん。いけるよ!」 何にも大丈夫じゃないくせに彼女は青白い顔をして汗をかきながら俺に近づくために細い足で階段を上る。 「もうすぐつくからね」 俺はそんな彼女に気づかぬふりをして手を引き歩き出す。 今、俺たちは初詣をするために神社の階段をあがっている。 これを言ったら怒られるかもしれないが彼女は俺が病院からつれだした。 少し昔話になるが、俺が足を骨折して病院にいたときに初めて会った彼女はもともと心臓が悪くて入院していた。 よく病院内で会うことがあったので仲良くなったのだがその時も倒れたり息が荒くなったりするのはよくあることだった。その度ご両親がかけつけていた。 俺の両親とは大違いだなと思い見ていたが、彼女はもう余命がないらしい。 それを聞いたとき心のどこかで心配されてる彼女が羨ましいと思っていたことを悔やんだ。 それを聞いた次の日、彼女は俺に思い出のアルバムを開くかのように話した。 「昔、家族で初詣に行ったんだけど、すごく高いところで、でもすごく綺麗なとこだったの。もうすこし私に時間があればいきたかったな…」 それを聞いた俺は彼女がもう、神社にすらいくこともできないほど余命が短いことを改めて感じ、心に穴があいたような気分になった。 「俺でいいならつれていくよ」 今でも恥ずかしさと気持ち悪さで忘れられないこの言葉。なにかっこつけてんだよって思うよな、、 「ついたー」 俺は大きく手を上に伸ばしあたり一面に広がる都会の真上に立ったような気分になる。空は曇っているがそれがまたすごく心地が良い。 俺は握っていた手の方をふりかえる 「どう?久々にき…」 俺がそういおうとした間もなく彼女は倒れた。 息が荒く、苦しそうにしている。 俺はつくために必死で彼女のことをまったくみていなかったことに気づいた。 結局、自分のことしか考えてなかったってこと。 あぁ。なんて無責任なことをしてしまったんだろう。罪悪感で押しつぶされそうだ。 俺は、病院に連絡をした。 30分後、彼女は病院に運ばれていった。 俺は親に死ぬほど怒られた。そりゃそうだよな。彼女の両親はというと ただ俺の近くで泣いていた。 もともと余命が少ないのにあんな歩かせてしまったんだ。助かる確率の方が低いだろう。彼女の両親は15分ほどたったあと俺の近くによってきて震える声でこう言った 「ありがとう。」 その言葉を聞いた瞬間涙が信じられないほど溢れ出た。あの曇り空からの雨ではないのかと思うほど。彼女は病院生活が長いため友達とどこかにでかけたりすることがほとんどなかったらしい。だから最後につれていった俺に感謝しているのだと。 でも心の端ではきっと俺を憎んでいるのだろう。俺が親だったら絶対そうなる。 俺は彼女をつかんでいた右手を見ながらただただ涙を流していた。 翌日の朝、彼女は息をひきとった。 俺は彼女のベッドの横でつい先ほど言われた言葉を思い出していた。 「私ね、初めて君と喋ったとき。あ、この人なら私を特別扱いしないでくれるのかもって思った。もしかしたら普通の女の子のように見てくれるかも…って」 君は今にも消えそうな笑顔で俺を見つめ、話を続ける。 「でもね…ちがった。無理だったの。いくらあなたが普通の女の子のように私を見てくれても…」 『私があなたを普通の男の子にみれなかった』 いつのまにか いかないで。ごめん。無責任でごめん! と泣き叫んでいた俺の頭を撫で 「次は、どこにつれていってくれるのかなぁ?」 まるで私は消えないよと俺に囁くように。 次の日、俺はもう一度あの神社に行った。階段を登りきったとき、俺の前に現れたのは雨でも雨雲でもなく、ただただ広くひろがった真っ青な空だった。 完 ここまで読んでくださってありがとうございます!!お楽しみいただけたなら幸いです…!ではまた!
初恋の人は運命の人
「私のこと。覚えてますか?」 この一言で動き出した私の恋。そう私が話しかけた相手。 それは藤堂空くん。空くんは私の初恋の人。 10年前、私が隣町で迷子になった時に助けてくれて、それっきりだったけど、私にとってはそれが初恋だったの。 名前だけ聞いてバイバイしたけど、今でもその時の顔は鮮明に覚えてる。 高校になって再開したけど、空くんは私のことを覚えていなかった。まあもちろん覚えてなくても不思議ではないけれど、少し寂しい。 そしてクラスは離れてしまい、特に話すこともないまま月日は立ち、私たちは林間へ行くことになった。 その森の中での自由行動でのこと。 ちょっとよそ見をしてたら、クラスメイトたちがいなくなっていて私は1人になった。 「どうしよう....」 私が困っていると1人の男の子が声をかけて来た。 「どうしたの?」 それは紛れもなく空くんだった。さらさらの黒い髪。うるっとした目。優しい声。この声が昔も私を落ち着かせてくれた。 「ねぇ。なんで君も1人なの?」 「えぇと。それはーその。仲間とはぐれちゃって。決して迷子になったわけじゃ...」 「一緒にゴール目指してくれる?」 「もちろん。断る理由もないしね。あ、そういえば思い出した。昔あったんだよなー。森で迷子になったやつを森の入り口まで送り届けたことが。」 え....それって私のことかな?覚えてて、くれてるってことかな? それならすごく嬉しいけど.... 「私、佐倉香菜っていいます!覚えてませんか?その女の子の名前。」 「佐倉、香菜?そういえばそんな名前だったな。君が昔の女の子?」 「はい!」 「なんだかすごい再開だね。これも何かの縁だし、もし良かったら友達になりませんか?香菜さん。」 「もちろん。よろしくお願いします。あ、みんなが見えて来た!行こう!」 透き通る青空の下。私は運命的な人と再開したのでした。 ちなみにその人は、今の私の旦那さんです。
【短編小説】雨
成績優秀、運動もできて、性格も明るい。人望もあって、まさに完全無欠な存在。 それに対して、僕は国語以外は全然ダメ。運動もできない陰キャ。 まさに、僕にとって君は高嶺の花。 叶うはずはないとわかってても、どうしても君を目で追ってしまう。 こんなにも恋が苦しいものなんて、知りたくなかった。 窓から見る空は、どんよりと曇っていた。今にも雨が降りだしそうなほど。 「(傘、持ってないや。帰るときに降らないといいけど)」 そして数十分後の下校時間。雨粒は激しく、地面やら屋根やらにぶつかっていた。 みんな傘をさして帰っていくなか、僕は帰れなかった。 走ったところで、鞄はびしょぬれになるだろう。教科書が濡れたら大変だ。 「雄二くん、傘持ってないの?」 心臓がとび跳ねた。だって、この声は…。 「(み、未来さん…?!)」 僕が恋している人の声だったからだ。 彼女はピンク色の水玉模様の傘を持っていた。 「(こ、これはまさか…)」 「ね、よかったら一緒に入らない? 家、近いでしょ」 相合い傘だ。マジモンの相合い傘だ。 心臓がバクバクうるさい。今でさえこれなんだ、未来さんと一緒の傘に入ったら…確実に爆発する! 「い、いえっ、大丈夫です! みみ未来さんが濡れたら、大変なので!」 早口でそういい、真っ赤になった顔を隠すために、彼女に背を向け全力で雨の中を走った。 「えっ?! ちょっ、雄二くん!!」 今なら雨がありがたく思える。体も心も、冷やしてくれるだからだ。 靴下に水が染み込んで気持ちが悪いが、それでも走った。 「…告白するチャンス、逃がしちゃったじゃん…バカ雄二」 未来の呟きは、雨音に消され、雄二には聞こえなかった。
僕のお兄ちゃんが死にました。
僕は今10歳。 僕が一歳の時、ママとパパが 「夕輝のお兄ちゃんだよ」 と言って、ふわふわした生き物を連れて帰って来た。 それが"犬"っていう生き物だって事は三歳の時に教えてもらった。 ーー夕輝が三歳の時。 「ママ、この子ふわふわしてるよ。この子もママが産んだの?」 「違うよ(笑)…夕輝、この子は犬っていう動物。夕輝が一歳の時、保健所っていうところから連れてきたの。」 「ふーん。この子に名前はあるの?」 「今までは保健所で呼ばれてた名前で呼んでたけど、、、 夕輝、夕輝が名前付けてあげて。」 「僕が?」 … 「じゃあ………お兄ちゃん!!」 「え!?」 「だって、この子は僕のお兄ちゃんでしょ??」 「そうね。じゃあ今日からこの子の名前は'お兄ちゃん'ね。」 「うん(^∇^)。」 ーー夕輝が10歳の時。 もうお兄ちゃんも15才か。 「お母さん、行ってきます!」 「行ってらっしゃい。」 ガチャ、、、 (あれ?開かない。。) ガチャガチャ……… 「ねぇお母さん。ドアが開かないんだけど。」 「え?嘘、壊れたのかしら。」 そんな話をしてると、お兄ちゃんがヨタヨタ近くに来て、何かを訴えるような目で僕を見た。 「どした?お腹すいた?…後でお母さんがくれるから待ってろ。」 行ってくるね。 そう言ってお兄ちゃんの頭をなで、いつの間にか直っていたドアを開け、家を出た。 学校ではいつもお兄ちゃんの話をする。親友の暁斗にはあきれた顔をされるけど、何だかんだで最後まで聞いてくれる。 初めて聞く人は、「夕輝にお兄ちゃん何て居たっけ?」と不思議がるけど、もうそう思う人もほとんど居ない。俺が皆に自慢するから。 「今日の朝さぁ、ドアが開かなくて手間取ってたら、お兄ちゃんが来てさ。目で何か訴えてたんだよねぇ。」 俺は話しながら朝のお兄ちゃんの顔を思い出す。 「ん?どーした?」 「何でもない。あまりにもその顔が可愛くて…」 可愛い。それはいつもの事…なのに、今日は何か違った。 何て言うか、切なそうだった。 家に帰ると、いつもならお兄ちゃんが玄関で待っててくれてる。 お兄ちゃんの笑顔を楽しみに、今にもとれそうなドアを開ける。 「ただい………ま。」 家の中は恐ろしいくらい静かだった。 「お母さん?」 リビングに入ると、背中を丸めて俯く母と、、、青白い顔をした…お兄ちゃんが横たわっていた。 「お兄ちゃん?病気…?」 違う。明らかにもう、そのお兄ちゃんの目から"光"が無くなっていた。 理解できてるはずなのに、お兄ちゃんが10歳を越えた時から、覚悟していたはずなのに……… 僕の目から、涙が止まらない。 朝のあの顔は、 「夕輝、行かないで。」 って顔だったんだ。 ごめん、お兄ちゃん。ごめん……… その日、僕は夢を見た。 お兄ちゃんが家に来て、僕がお兄ちゃんに、お兄ちゃんという名前をつけた夢を。。。 次の日学校から帰ると、お兄ちゃんはもうお骨になっていた。 そのそばにあった僕とのツーショット写真を見て、僕は再び涙を流した。 泉が出来るのではないかというくらい。 少し一緒にお家で過ごしてから、皆でお兄ちゃんのお墓を作った。 そこには、暁斗や、他のクラスメートも少しいた。 僕が写真を見せてる内に、皆、お兄ちゃんを大好きになっていた。 自分の事のように語るようになっていた。 「夕輝。これ、俺たちから。夕輝とお兄ちゃんへのプレゼント。」 そう暁斗に渡された紙袋の中には、一冊ではない、何冊ものノートが入っていた。 内の一冊を手に取り、パラパラとページをめくる。 すると、そこにはお兄ちゃんと僕の思い出がたくさん記されていた。 「…これ。」 毎日毎日、耳が腐るほど話された 夕輝とお兄ちゃんの話。 と。そう暁斗は言った。 クラスメートは、気に入った話を絞って書いていたそう。 「どんなに絞っても、全部良い話で…結局15冊もある。お兄ちゃんの年と一緒だね(^^)」 気づいたらまた、僕は泣いていた。 けど、今度は悲しくてじゃない。 嬉しくてだ。 「ありがとう。皆。」 ーendー 作者です。 半分ノンフィクションです! ぜひ感想下さい!
本当の好き?
私の名前は園原ゆの演劇部に入っています。だけど失敗ばかり… 「そなたはうるわしの…」 この声は! 部長の佐野先輩。演技も上手くてしっかりしてる。こういう人が王子様に向いているというんだろうな。 ある日一人で演技の練習をしているとドアが開いた。みてみるとそこには佐野先輩がいた。 「ゆの?一人で練習してたの?」 「わっ!佐野先輩? 私みんなに迷惑かけてばっかなので…」 すると先輩は 「こんながんばっている子迷惑なんて思わないよ!」 と言ってくれた。その日から佐野先輩が私の演技を見てくれることになった。知らぬ間に佐野先輩が好きになっていた。 そんなある日佐野先輩と副部長の大原里穂先輩がいた。私は二人に挨拶しようとすると、大原先輩が 「ねぇ、私たち付き合わない?」 と言った。見ちゃいけないとはわかっていたけど佐野先輩がどういう返事をするのか気になってしまった。佐野先輩は 「あぁ、良いぞ」 と言った。私はショックでその場から動けなかった。すると佐野先輩がこっちを向き「ゆの…?」と言った。私は無意識に走っていた。今は佐野先輩とは話せない。そう思った。すると後ろから腕を掴まれた。相手は佐野先輩だった。私は 「彼女がいるのに優しくしないで!」 と言ってしまった。すると佐野先輩は 「彼女?俺が好きなのはゆのだ。」 えっ?私がそういうと佐野先輩が 「だから…俺が好きなのはゆの。園原ゆのだ!」 と言った。嬉しくて思わず泣いてしまった。 後から知った話だと佐野先輩は演技の練習をしていたらしい。 「私も…私も佐野先輩が好きです!」 「うん、知ってる!」 ________________ どもども!真夏です!読んでくれたら嬉しいです! バイチャ♪( ´θ`)ノ
雑草
僕は雑草だよ ただの雑草かもしれないけど 今を一生懸命に生きていくんだ ある日のこと ひまわりが言ったんだ 君は花が咲かせられない自分が嫌だと思わないかい? 踏まれるだけの毎日から逃げたいと思わないかい? 黄色い花を揺らしながら言ったんだ でもね この青い葉っぱもきれいだし 根も人に踏まれるから強くなるんだよ 僕は雑草だよ ただの雑草かもしれないけど 今を一生懸命に生きていくんだ だって僕は 強くなれる自分が 毎日が 好きだから
弱い自分もアリじゃない?
もう、終わりにしたい。 こんな世界で生きていくくらいなら、死んだほうがマシだ。 何度も何度もそう思って、マンションの屋上に立った。 新しい世界に行きたい。その一心で。 でも、行けない。 いや、行かない。 自分がそう選んだんだ。 ある雨の日。 私はまた屋上に立っていた。 つらいことが重なった一日だった。 こころも、からだも、疲れきっていた。 これから生きていくのが怖かった。 未来に希望がなかった。 雨に打たれていると、そっと傘をさしてくれた人がいた。 「……誰?」 私がそう尋ねると、その人はふう、とためいきをついた。そして、 「よかった」 と言った。ポケットからおもむろにタオルを取りながら、その人は再び口を開いた。 「私、ソラ。あなたは?」 「私は、カナ。」 「カナ、何があったのか、全部私に話してごらん」 ソラは私にタオルを渡しながら言った。 ソラは、人の気持ちを引き出させる目をしていた。真っ直ぐにこちらを見つめる、黒目が大きな目。私は、今までのことをすべて話した。 ソラは、何も言わずにきいてくれた。 話し終わったあと、しばらく沈黙が続いた。 雨の音が心地よく聞こえた。 「生きることは、すごいことだから、疲れることもあるよ。」 突然にソラが言った。 「え?」 私は思わず聞き返した。 「だから、生きることは、すごいことだよって。誰もが悩みを抱えているし、つらい思いをしている。我慢しろって事じゃないよ。みんなそうなんだから、心配かけるとか言ってないで、相談していいんだよってこと。カナは、今まで、誰にも相談してないよね。相談するっていうのは、勇気がいることだよね。話してくれて、本当にありがとう。」 この子も何か、悩みを抱えてるのだろうか。私は不思議に思った。ありがとうなんて、しっかり言われたこともなくて、思わず涙がこぼれた。 「カナ、泣かないで。カナは、よく頑張ったよ。もう頑張らなくていいんだよ。」 この言葉で、私は救われた。 もう頑張らないでいいんだ。 誰かに頼っていいんだ。 そう思えた。 それから、つらいことがあって、屋上に上がることは、減りはしなかった。 でも、ソラとの会話を思い出して、なんとか踏ん張った。 私は強くない。 弱い人間だ。 メンタルはトランプのタワーだし、すぐ逃げることを考える。 でも、それでいいんだ。 弱ったら誰かに頼ればいいし、弱くたって構わない。 これが私。 私は、私を少し認めるようになった。 ありがとう、ソラ。 ソラとの出会いが、私を変えた。 こんにちは! 作者のこーさくです。 ついつい長くなっちゃいました。。 ソラのメッセージが、みんなの支えになってくれればなぁと思います! 読んでくれてありがとうございました。 ぜひ感想をお寄せください。 今年もいい年にしようね!
いつもの風景の変化
青く、大きな湖が凪いでいる。私の側には白くて立派な木が一本立っていた。その木で遊ぶようにして風が楽しげに舞っている。 風が私の髪をふわりと持ち上げた。それにつられて湖にも波が生まれる。木はそよそよと揺れて葉を落としてゆく。 春。夏。秋。冬。どの季節を切り取っても眼下に広がる世界は言葉に表し難いほど、ただひたすらに美しかった。 春は楽しげな鳥が遊び、夏は蝉達の大合唱が響き渡り、秋は美しい橙色の絵の具で塗られた葉が美しく、冬はただひたすらに雪が降っていた。 その中でも私はひときわ目立っていたこの湖が大好きだった。この湖は色々な表情を見せてくれた。美しく凪いでいる時、波が激しい時、夕焼けを映し出している時、夏の夜空を切り取っている時……。 だから、ただひたすらに悲しいのだ。 人間の塵によって汚れていくこの湖が。全ての人間が塵を捨てているわけではないのは知っている。けれど、どれだけ環境問題を改善しようと清掃活動をしてくれている人がいても平気で塵を捨ててゆく人もいる。 眼下に広がる世界が急速に「今」の風景になってきた。 この湖だけではない。 白くて立派だった木は前のように美しい紅葉を見せなくなったし、遊ぶようにして舞っていた風は前のように私の髪をふわりと持ち上げることはなくなった。勿論、悪いのは人間だけではない。だけど、大体の原因は人間だ。 塵を平気で捨てて行き、木を沢山切り捨て、風に沢山の汚物が混ざるようになったのも元はと言えば人間のせいなのだ。 嗚呼、これ以上傷つけないでと瑠璃色の地球が悲鳴を上げている。最早、瑠璃色ではなくなってきたが。 私はノートに日記を書いた。 「20xx年○月○日 人間は地球を去った。月への移住を完了した。」