短編小説の相談いちらん

短編小説

みんなが作った短編小説のコーナーだよ。※2024年9月30日までの投稿で受け付けを終了いたしました。

短編小説みんなの答え:1

七色の仮面

飛鳥(あすか)が本屋を出ると、彼氏の清彦(きよひこ)が出入り口で飛鳥を待っていた。 「待ってたんだ」 「それが彼氏の務めだからね」 笑みを返しながら、飛鳥は思う。 別に待ってなくてもよかったのに。 二人で歩きながら、清彦が聞いてきた。 「中間の合計点、何点だった?」 飛鳥が答えると、清彦が天を仰いだ。 「俺とは真逆。なんで俺が飛鳥の彼氏なんだろ」 私のイメージ作りにぴったりだったからだよ。 「清彦くんから告白してきて、私がOKしたからだよ。私も清彦くんのこと、好きだったからね」 イケメンや、秀才を求めないっていうイメージを作りたかったから。君はそれにぴったりだったんだよ。容姿は十人前、成績は普通。優良物件じゃないか。 「じゃあね」 自宅前についた飛鳥は清彦に手を振った。 清彦も手を振り返し、角を曲がった。 いつも疲れるな。 性格そのものが最低だから仕方ないか。 飛鳥は自覚している。 自分が自己中心的で、周囲の人間を見下し、優等生ぶっていることを。 実際、成績は良いし、テストをやってもクラスで五番以内には入っている。 これこそ、世渡り上手というものではないだろうか。 飛鳥は玄関のカギを開けた。 これこそが世渡り上手だ。

短編小説みんなの答え:5

Fake Love

貴方の気持ちを確かめる為に 聞く 「ねぇ、私の事好き?」 まるでドラマの様に_肘を突いて目の前にいる貴方だけを見つめる 私は貴方の答えを期待していた。1年も付き合ってるからそれなりに愛はあるのかな、と思ってたよ。 けど貴方の口から出たのは 『今だから言うけどもう冷めたんだよね。他に好きな人いる』 って言葉。 清々しすぎて悲しくもなかった。涙が出るどころか、どうにも笑いが治まらない。 「知ってるよ」なんて知りもしない癖に言ってみたりして。 『別れよう』 私は返事を返す事が出来なかった。返事を待たずに喫茶店を出る貴方 次の瞬間一気に涙が出た。我慢していたかの様に。 周りには変な目で、哀れみの目で見られたけど涙は止まらなかった。 どうしてこんな結末になるの?私があの質問をしなかったらこうなってなかったの? 私達の間に愛はあった?それは本当の愛なのかな。 時間は経っても涙は止まらない。誰か時間を止めてよ 終 こんにちは、のうです。 コメント下さってありがとうございます~ コメント、待ってます!

短編小説みんなの答え:6

24時間監視中です。

私たちは「それ」に監視されている。そして匿名評価を貰う。 私たちは「それ」に振り回されて、友を失うこともある。 私たちは「それ」に自分を晒し、予想外に広められる。 私たちは「それ」に支配され、現実世界に戻れなくなる。 私はまだ「それ」に呑まれていない。 ただ、私の知り合いには「それ」に呑まれている人も居る。 お酒は飲んでも呑まれるな。と言う言葉がある。 私は「それ」とこの言葉も同じような物だ思う。 ここまで読んだ人には、「それ」が何か分かった人もいるだろう。 それ=SNS(ソーシャルネットワーキングサービス) ………タダ…ただいま監視中です… ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー どうも 筆者です では またいつか

短編小説みんなの答え:4

「虹の架け橋」

この物語の登場人物は そらと謎の少女達の四人だ。 この話はそら目線で書いている。 これは、私が小学校に上がる前 幼稚園の時の話だ。 5歳まで田舎に住んでいた私は 内気で友達も少なく 近所の男の子によく 「弱虫」 とバカにされていた。 そんな私を変えてくれたのは あの日、吊橋の上であった子達…。 「またイジメられちゃったよぉ」 ドロドロになった自分の靴を 磨きながらそらは言った。 すると、橋の左の方から 同じくらいの歳の女の子達がかけて来て 私に話しかけた。 「うわぁ!その靴どうしたの?」 「大丈夫?手伝うよ」 「ひどいね、こんな事するなんて」 「あっ、ありがと…」 最初は誰だろうと思ったけど 話しているうちに仲良くなっていった。 それから私達は その吊橋で会うようになった。 友達がたくさんできたような気がした。 だけど その年の冬に吊橋が壊される事になった。 理由は老朽化。 私は、子供ながらに必死で反対した。 だが大人は聞いてくれず 翌年の春… 橋は壊された。 そして、父の仕事の都合により 私は、そのまま引っ越してしまった。 それからもう 10年の月日が経っていると言うのに その頃の記憶が 繊細に刻まれている。 「もしかしたらあの子達は 橋の妖精だったのかな?」とか 「また会いたいな」とかは思うけど 何者かもわからない子達と遊んでいた 幼い頃の私もかなり凄いと思う。 ただ1つ分かるのは あの子達は 私を励まそうとしてくれたという事 そのおかげで今は 友達もたくさんいて、性格も明るい。 あの子達と見上げた空を思い出した なぜかは分からないが あの吊橋へ行くたび虹がかかっていた事を。 私達はそれを 「虹の架け橋」 と呼んでいた ほら 今も虹の架け橋が架かっている…。 ミライです。 「虹の架け橋」 いかがだったでしょうか? ※この話はフィクションです。

短編小説みんなの答え:3

幽霊バス

(凄い、だいぶ秋に近づいてきたなぁ) 私は日本で一番人気のある 紅葉スポット行きのバスに乗りながら感心した。 そう思っている間にも私の目の前を一枚の窓ガラス越しに ヒラヒラと、オレンジ色の絵具に染まった葉が落ちて行く。 「あみ、見えるかい?綺麗だねぇ。でも、こんな場所でも幽霊は出るんだな」『そうね、私もはじめて知ったときは驚いたわ。幽霊さんも見に来るのかしらね?ウフフ』 そんな会話をすぐ後ろの座席から聞こえた。私は聞き入るように座席に耳を押し潰すと、どうやら秋になるとここに女の子の幽霊がでるらしく。でも私は驚かなかった。 いや、正しく言うとそんなのに驚いている場合じゃない。今が絶景なんだ。丁度 私が窓に目をやると木々がどっしり私たちを構えて こちらを見ているようだ。その髪の毛はまっかっかだったり黄色くなって風に揺れてダンスを踊る。私たちにおもてなしをしているようだ。 ここに来たのは今年で何回目になるんだろう。両手を何回も折り曲げ折り曲げ数える。 (ざっと、48回目だ。・・・そろそろ着くかね。) 『それではここで到着です。お忘れもののないように・・・…』 聞きなれたアナウンス。 私は重い腰を座席から浮かせ、バスを降りた。

短編小説みんなの答え:2

滝の上からダイブして

「怖いよ。もうやだ」 私は今兄とその友達と一緒に絶叫スポットの滝に来ている。 「2人とも遅いな。もう俺行くからな」 兄は走ってジャンプする。2秒ほどするとドボーントいう音がなる 「おーい真里、拓也。早く来いよ」 拓也と私は上から下の透明な水を眺め足がすくむ。それを繰り返している 「真里行け。」 2才年上の拓也はものすごく早口で言う 「ちょっ。無理だって」 私は拓也の後ろに隠れる。もう下にいる兄はどこかで休んでいる 「もーしょうがない。2人で行くか」 そして手を握られた。その手は細かく震えている 「なら行くよ。いっせーのーで」 楽しまなきゃと思って大きい声を出したけど 「ちょっーと待った。怖い」 足元を見るガクガクと震えている 「大丈夫。行くよセーのっ」 2人で手をつなぎ一緒に飛び込んだ。 「きゃーーーーーーーーーーー」 「うわーーーーーーーーーーー」 2人の声が重なる。その2秒間はとても長く。でも短く感じた 「ドボーン」 いきなり視界が泡で包まれる 「わっ」 深く深く沈んでいる。まだ手を離さない。 拓也と目があった。その途端抱きしめられた 「どうしたの?」 そう言いたいのだけど水の中で言えない 「プハーーー」 やっとの事で上に上がる。そして吸った空気は新鮮に感じた 「真里大丈夫?僕すごく嬉しかった」 顔を赤く、でも歯をガチガチさせながら 「真里と飛べてよかった。僕、真里が好きなんだよ」 あまりにも堂々とした感じで言うからおもわず笑ってしまう 「あははは。ふーん。だからここを選んだんだね。」 うんうんとうなずく頭は水が飛んでする 「大丈夫だよそんなことしなくても。私がOKしたのもそうだから」 それは怖い時になんか好きになる?みたいなんをネットで見たから。 「そっか、なら告白成功でいい?」 「いいよっ」 兄が見てないことを願って、拓也に抱きつく。 「ほらもう一回飛ぶぞ」 まだ手と足が震えているのに強がっているの 「何言ってるの。もう飛ばない。次は泳ごう」 そして長いようで短か1日が過ぎた 「あの時はやっぱり怖かったな」 「そうだね。じゃあ行くよせーの」 また手をつないで。でも今度はあの時の二年後にまたここに来て飛び込んだ こんにちは目高です。恋愛小説書かせてもらいました 恋愛経験ゼロの初心者なのでちょっと変な感じなのですが楽しんで読んでくれたら嬉しいです

短編小説みんなの答え:2

私と貴方のあ.そ.び

『ねえ、私と遊ぼ?』彼女は突然言った。 「は?いきなりなんですか?貴方は一体誰何ですか?」 『私は、奇異。貴方の存在価値が見えるの』 「は?なにいってるんですか?そんなこと言うなら俺の存在価値言ってみてくださいよw」 『良いわよ』 「?!」 『貴方の存在価値は0に近いわ』 「は?え?嘘ですよねw?」 『本当よ。もう貴方のことを見ている人は誰もいないわ。』 「え...。」 『そして存在価値が0になった時、貴方はもうこの世にはいられなくなるわ』 「?!...。」 『でも私は貴方のことを大事に思っているの。だから大丈夫よ』 「ホッ...。」 『でも、貴方がこの世にいられるようにするかわりに、私の遊びに付き合ってもらうわ』 「は?遊びってなんの...?」 『それは言えないわ。ルールは簡単だから、やってもらうわよ』 「まあいいですけど...。」 『(ニヤッ)世界が滅びるならどの方法が良い?A、一瞬にして消すB、ゆっくりと消していく』 「.....?Bですかね?」 『理由は?』 「だってゆっくりと消したら世界の終わりの姿が見れるのでwwww」 『へえ...。分かったわ。』  すると彼女はものすごく眩しい光を空へと当てた。 「...?何をしたんですか?」 『(フフ)貴方の望み通りBにしたわ』 「は...?」 『どうせ貴方はどっちみちこの世にはいられなくなるの。だからもう世界を消そうと決めたの。貴方のやり方でね。』 「は?じゃあもう世界は終わるんですか?」 『ええ、そうよ。』  「は?やめてくださいよ。とめてください」 『無理よ。どっちみちこの世にはいられなくなるんだし。もうじき貴方は...。もう貴方は用済みよ。サヨウナラ』 そう言って奇異という彼女は消えた。 「おい、おい、やめてくれよ...。」 俺の目には無数の星が見えた...。  どうだったでしょうか?初めてなので緊張しました!楽しんで読んでくれたら嬉しいです!!!

短編小説みんなの答え:2

えがおに…!

私にはなやみがある。 「わらえない」のだ。顔がひきつってしまう。 中学校に入り、なやみはエス力レ一卜していった. そしてある日.チアぶに入った。 さいしょはわらえなかった。でも、まわりの明るさとキラキラしたえがおのおかげで・・・・・・・・・・ 「わらえたっ!」みんなとのダンス中に、おもわず大声を出してさけんでしまった はずかしかったけど、よろこびがかった! 私は今、こう思った。「えがおにまさる物はない!」 せいかくもかわった.くらくて、友だちもいなかったのに.今ではクラスの人気物になった しあわせだなぁ… チアぶに入ったあのしゅんかんに.私のうんめいが変わったんだよね チアぶに入ってよかった! もうむかしにはもどりたくないと、かたく思った私だった! END どうでしたか? はつ卜一コ一です! よろこんでもらえたらうれしいです

短編小説みんなの答え:4

家庭科

※めっちゃ長文です。お気を付けください  家庭科で使う言葉が多数でてきます。お気を付けください。 登場人物 佑月(ゆづ) 鉄生(てっしょう) 今佑月には気になる人がいた。その名は鉄生。 今日はそんな二人の話をしようと思う。 「今日は家庭科でミシンを使います」 教室がざわめいた 「なので、二人一組でやってもらおうと思います」 佑月は隣の鉄生をちらっと見た 鉄生は前の席の男子と話している 「はい、ならんで~。家庭科室いかないとミシンないよ~」 先生が笑いながら言う 佑月と鉄生はキョトンとしながらならんだ 家庭科室に行ってミシンをとり、教室に帰った 「さきぬっていいよ」 「は?お前が先ぬえよ」 「え~?でも...」 「なに?」 「ミシン糸忘れた...」 「お前...家庭科だけはドジなんだな」 「だからさきぬっていいよ」 「え~?う~ん。ちょっと待って」 「何してんの?」 「ふんで」 「え?あ、うん」 ガガガガーーーー 「もうちょい」 ガガガー 「おっけ。はい、これ使って」 「え、でも」 「しっ」 「...うん。ありがと」 先生による長い長い長い説明が終わった 「え、ねえ上糸、どうやってつけるの?」 「やるから待って」 「じゃあ教科書持ってくる」 「え~これって...あ~理解」 「...教科書いる?」 「あ、見せて」 「え、あ、はい」 「あ~はん、はいはいはい、あれ?」 「...大丈夫?」 「...はい、できたよ、これでできるから」 「あ、ボビン!」 「あ~ちょ、ボビン貸せ!」 「あ、うん...」 「あとさ、これ針通しといて」 「はいはい...通ったよ」 「ありがとう。ちょっとどいて」 「はい」 「おっけー...かな」 「一回ぬう?」 「うん」 ガガガガガーーー 「俺も使っていい?」 「いいよ」 「ありがとう」 「はやいね」 「お前はゆっくりでいいよ。ケガしちゃ困る」 「ん、わかった」 「がんばれ」 「あれ最初返しぬいだっけ」 「そうだよ。お前もうちょっとこっち。針あげて」 「うん」 「いいよ、ぬって」 「ありがと」 ガガガガガーーーーー 「終わった?」 「うん」 「ここ、切って」 「けがしないでよ?」 「別に俺はケガしてもいいけど...人がけがしたらやだよ」 「私は鉄生がけがしたらやだけど...」 「切った?」 「うん...」 「じゃ、次は...」 あとがき 作者の莉音です! このことがきっかけで彼のこと好きになりました(恥 この辺で終わりにします!w では!またどこかであいましょう!!! じゃね!

短編小説みんなの答え:3

【短編小説】 モルフォチョウの儚い夢

私の名前は瑠璃。 私は今、友達の遥香とみすずとゲーセンに来ている。 私は可愛いぬいぐるみのUFOキャッチャーを見つけた。 100円玉を数枚入れ、スタートボタンを押す。 テレーレレーテテーーー… 愉快な音楽が流れ出す。私は慎重に、アームの位置を調節する。 ここだッ!! アームを下ろす。 場所こそ完璧だったが、アームの掴む力が弱すぎるのか、 ぬいぐるみはするりとアームから抜けた。 「あ~!全然ダメ!」 私は思わず声を上げた。 ゲーセンの中は色々な音が飛び交っているので、多少大きな声でも聞こえない。 すると、キーホルダーを手にしたみすずがやってきた。 「どう?ルリリン。なんか取れた?ウチはこれ取れたよ!」 みすずは有名なゆるキャラのキーホルダーを見せた。 「いいなぁみすずっち!私は全然取れないよ~」 そういえば遥香は?と、私は尋ねた。 「ハルちゃんは、あっちで音ゲーやってる」 みすずの指指した方向を見ると、遥香がひたすらに手を動かしているのが見えた。 私には、絶対あんな動き出来ないなぁ…。 感心していると、突然キャーという悲鳴が聞こえた。 刃物を持った男が、肩を怒らせて客を襲っていた。 店内から陽気な音楽は消え、かわりに叫び声や悲鳴が響き渡った。 私は早く逃げようと、走り出した。 後ろから、男が刃物を振り上げていたのが、ちらりと見えた…… …ハッ!!! 私は目を覚ました。ここは?私はあの男に刺されたの? ……あぁ、『森の中』か。 『あら、ルリ。おはよう』 母が音を発してきた。私も、『羽ばたきで』返す。 『おはよう』 私は続けた。 『なんか変な夢見た。 1メートル以上の大きさの未知の二足歩行の動物になった夢。』 母は驚いたような音を発した。 『まあ、そんなバケモノ、どこにいるのかしらね。 まったく、変な夢ね。』 私は心の中で苦笑した。 今まで二足歩行の動物なんていた事がない。 これからもきっと、そんな動物は現れないだろう。 …だって、この世界では、私達「モルフォチョウ」が1番賢い生き物なんだもの。 私は母に続き、飛び立った。 end 読んでくださってありがとうございました! 短めの話にしてみました∩^ω^∩ 感想、待ってます♪

短編小説みんなの答え:2

本日の試験内容は

「いただきます」 日直が言い、試験問題、ならぬお弁当のフタを開ける。試験開始だ。今日の試験内容は…おにぎり2つ、卵焼き、ハンバーグ、プチトマト、ブドウ。 今は前を向いて黙って食べないといけない。 教卓には先生が腕組みをして座っている。まるで試験監督のようだ。 だから、お弁当という名の試験を受けていると思うことにしたのだ。そうすれば少しは楽しくなると思った。 さて、まずはおにぎりを食べることにしよう。1つ目はウメボシのおにぎりだ。口の中に酸味が広がる。 少し酸っぱいな。ハンバーグ…これは、昨日の夕飯の残りだ。 そんな感じで一つ一つの問題をゆっくり味わって食べる。 「ご馳走さまでした」 日直が言った。 試験終了だ。フタを閉めた。 今日の試験も美味しかった。

短編小説みんなの答え:2

これが恋と分かるまで

みなさんは恋ってどんなものだと思いますか? そんなことを昨日のテレビで見た私。私は恋なんてしてない。恋なんて、、、 きっと辛いだけだから。 「おい。真菜。今授業中だぞ。もうすぐ学年上がるんだからしっかりしろよ。」 ぼそっと隣の席の晴斗がつぶやく。分かってるよ。と思いながらも周りを見渡すと遅れをとっていた。はやくクラス替えしたいのに。1年間隣が同じ子の学校なんてうんざり。 そして桜が舞う時期になり、私は進級した。友達とも同じクラスで全然いい。 そう思ってた。 晴斗とは全然しゃべらなくなった。あんなにうざかったのに、なんでか寂しい。 失って初めて気づいた。私、晴斗のことが好きなんだ。どうしようもないくらい好きなんだ。今までの当たり前が幸せすぎて気づかなかったんだ。私ってほんとバカ。 それからは好きな人として、頑張って話すようになった。会えない日は悲しくて、おまじないもたくさん試した。今度は自分の力で話すのを当たり前にするんだ。 それが私の今の一番の夢だから。

短編小説みんなの答え:1

空と海の向こう

私の父は化学者です。 私はITエンジニアだったので、仕事上、父とは直接的に関わることはありません。 私は実家暮らしなので、父から仕事のことはたまに聞きます。父に私の相談に乗ってもらうこともあります。珍しいことに、父が私に相談をしてきたのです。 「死なない薬を作るんだそうだ。俺はその薬の成分を開発する。不死の薬を作るっていうのが政府のおかしな方針なんだよな」 「死なない薬?誰が飲んでも死なない薬ってことですか?飲んだら不死身になる薬のことですか?」 「ああ」 さあ全国のSF作家たち。ここに集ってください。 大人がSFの世界に出てくるような薬を作ろうとしていますよ。 「それはあまりにありえません!現実的ではありません!論理的ではありません!カタストロフです!」 私は自分が身を乗り出しているのに気づいて、椅子に座りなおしました。 カタストロフなんて言葉どこで覚えたんだ……と父が呟くのを無視して、私は父に聞きました。 「本当に、そうなんですか?」 「本当だ。SF映画見たいだろう?」 父は映画を思い浮かべるんですね。私は小説を思い浮かべました。 「カタストロフなんて言葉どこで覚えたんだよ」 「小説です」 「清子(さやこ)は読書家だからな。納得だ」 三年後。 不死の薬は完成しました。 「清子。わたし、不死の薬の試験者になることになったの」 昼食の時間、同僚の礼香(れいか)さんがお弁当を開きながら私に言いました。 「それは、大変ですね」 言いながら、私は礼香さんのお弁当を盗み見しました。 玉子焼きや、ソーセージなど色々なものが入っていて、とても美味しそうです。 礼香さんは割り箸を割りましたが、食べる気にはならないようです。 「今日、お弁当を食べ終えたら早退して研究所に行くの。不死の薬を飲んだら、ロボットが私の指を一本、切るんだって。麻酔をつけて行うから、痛みは感じないみたい。それから丸一日、観察するの。死んでなかったら不死の薬の効果を解除する薬を投与して終了。明日のうちに私が終わらせておくべき業務は課長がやってくれるみたい」 父はあくまで、薬に含まれる成分を開発しただけです。 指を一本、切るだけなら死ぬ確率はそれほど高くないでしょう。 ですが、時間が、父が、ひどくむごいことをしているように思えます。 「頑張ってください。応援してますから」 私に語彙力があればもっと何か、言えたかもしれません。あるいは、私の父が不死の薬に関わっていなければ、試験があのような内容でなければ、このような気持ちにならずに済んだのかもしれません。 ですが、私は周りの人をあっと言わせるほど概略があるわけではなく、不死の薬に父が関わっていて、試験のないようはとてもむごいです。複雑な気分になった私にはこんなありきたりな言葉しか言えませんでした。 不死の薬の試験で、礼香さんは死にかけました。当然のことながら、不死の薬は国民全体に使用されることはありませんでした。政府は批判の対象になり、父曰くおかしな方針を掲げることを政府はやめました。 海は永遠です。空もおそらく永遠でしょう。永遠ではないのは、生物です。 生まれて死ぬ。それで良いのではないでしょうか。 もし不死身なら、絶望を何度も味わい、残酷な人生を歩むのではないでしょうか。 なぜなら、死なないのですから。大切なものが壊れ、愛すべき人、ペットが死に、挫折を味わう。不死身なら、死のうにも死ねません。それはとても残酷で、残忍で、耐えられないことではないでしょうか。 もし、空の向こうに永遠があり、海の向こうにも永遠があるのなら、それを生き物は取ってはいけないでしょう。 着信音が部屋に鳴り響きました。 画面を見ると、知り合いのエンジニアの名前が画面にありました。

短編小説みんなの答え:6

クラスの王子・三崎君は、私にだけ甘い。

隣の席の三崎君は、クラスの王子様。 そして、私にだけ甘いのだ。 私が何か提案したら、三崎君も同意してその意見が通るし、私が 「チョコ食べたいな」って言ったら、突っ走って買ってきてくれるし。 少女漫画みたいだよね。 私も驚いたよ。こんな漫画みたいな展開があるんだなってね。 キーンコーン カーンコーン あ、もう休憩時間終わり?早いよ~! みんながガラガラと自分の席につく。 三崎君も。 それにしても、三崎君ってイケメンだなぁ。 なんて考えながら三崎君を見つめてしまった。 三崎君が私の視線に気づき、ニコっと笑ってくれた。 少し、ほんのちょっぴりだけど、ドキっとしてしまった。 *次の日* …え、嘘…でしょ? か、課題を家に置いてきちゃった! …という事で、居残りになった私。 はあぁ、嫌だなぁ~! とにかく、こういう時ほど焦らないことが大事! よーし、頑張るぞぉ! ガラガラ… ドアがゆっくり開いた。 そこに立っていたのは、三崎君。 サワサワと吹く春風が、私達の髪を揺らした。 「久川(ひさかわ)さん、居残り?」 久川は、私の苗字。名前は凛。(りん) 「う、うん、そうだよ。三崎君は?」 「俺も~…居残りだけど」 三崎君が照れ臭そうに言った。 「久川さん…一緒に勉強しない?……いや、嫌なら別にいいけどっ!?」 ちょっと恥ずかしいけど、いいよ、と答えた。 三崎君、頭いいもん。勉強教えてもらいたい。 そうして、恥ずかしながらも勉強を教えてもらうことになった。 「あ、ここはこう。…あ、そうそう!久川さんて、案外頭良いね」 「あ、案外って何!?私が頭悪いみたいじゃない!」 「あはは、冗談に決まってんじゃん!」 こんな会話、男子と初めてしたよ。 ドキっ …あれ、どうしたの、私。 なんか今、ドキッとした…かも? んなわけないよ!ははは… …でも、なんだか不思議なかんじ。 今まで、男子と話していて、こんな気持ちになったことないよ。 もしかしてこの気持ちは… 好き 私は、恋をしてしまったのかもしれない。 この気持ちが、好きという気持ち。 心から相手を思う気持ち。 なんだか、凄く緊張してきちゃったよ。 そんなことを考えていると、三崎君が私のノートにサラサラと何かを書いていった。 そして、ノートを渡された。 『俺が今、久川さんのことが好きって言ったら、どうする?』 ノートには、そんな文字が踊っていた。 思わず、「えっ!?」って言いそうになったけど、飲み込んだ。 私はサラサラとノートに返事を書く。 なんていうか…勝手に手が動く。 きっと、私はもう答えが決まっていたんだ。 『私も、三浦君が好き』 *あとがき* こんにちはぁ!エナガ大好きなシマエナガでーす! 恋愛小説でーすw 『凛ちゃんは、もともと三崎君のことが好きだったけど、自分では『好き』という気持ちに気づいていなかった』 …みたいな感じですw 皆に楽しんでいただければ光栄でっすっす! では!

短編小説みんなの答え:2

レモネード

ねえ、知ってる?このカフェ、その時の気分とか気持ちによって味が変わるっていうレモネードがあるんだって。 ーーそんなウワサがあった。私は興味は無かった。 あの時までは……………………… 「優真くんの事、…好きです!付き合ってください。」 4月の後半だった。 クラスの子と男の子ーー優真くんーーが腕相撲をしていた。優真くんは苦戦していたようだった。結果は優真くんの負け。でも優真くんは笑顔だった。その笑顔が眩しくて。好きなんだって気づいたんだ。優真くんの良い所、見つける度に好きになるんだよーー 「ごめ、そういうの俺無理なんだ。」 一瞬、何が起こったのか分からなかった。駄目なの?何で?どうして?教えてよ…そう思うだけで、口は動かない。背を向けて歩いていく優真くん。私…失恋したんだ… あのカフェに行ってみた。初めての所…とりあえずレモネードを注文する。 間もなくレモネードが出てきた。一口…… 甘くて、酸っぱくて、優しいような、慰めてくれるような味。 「お客さん、それは……」 店員さんが言う前に私は分かった。 恋の味。 ありがとう、私の好きな人。好きだった人。私は、貴方に頼らず生きて行く。きっと大丈夫。私は失恋を乗り越えてんだもん。1人でも、大丈夫。ありがとう。 ーーーーーーーーーーーーーーー 作者のyです!最近マメに投稿しております。コメント等して頂いた方々ありがとうございます!別の作品も是非見て下さい((宣伝やめろ ご意見ご感想是非お寄せください。

短編小説みんなの答え:1

忘れないで

忘れないように。枯れてしまわないように。今日も俺は、絵筆を握る。 艶やかな黒髪に、柔らかな笑顔。敬礼する仕草、剣を握る細い手。 彼女の記憶を、一滴も溢さないように、キャンバスに染み込ませていく。 前世。俺は、どこかの国の兵士だった。 絵の中の少女は俺の部下で・・・初恋の人だ。 ・・・あいつは、妙な奴だった。敵に刃を向ける時でさえ、涙を溢していたのを覚えている。それでも彼女は、すぅっと、流れるように刀を振るうのだ。 泣くだけで、躊躇はしない。 涙で視界が曇っていても、太刀筋が一切ブレない。 敵兵の死体を見下ろし、涙を流すその表情は・・・まるで仮面のような、ひやりと冷たい印象を感じさせた。 それでもあいつは、優しい娘だった。 新兵を庇って怪我をするのはしょっちゅう。戦場では冷酷だが、駐屯地では花の咲くような笑顔を浮かべる。その柔和な雰囲気のせいか、基地の近くの町の子供に懐かれて、『兵士のお姉ちゃん』なんて呼ばれていたな・・・。 強くて、優しい彼女の姿を目にする度に。俺は、彼女に惹かれていった。 何かと理由をつけては彼女の姿を見に行き、たまに雑談をして、お茶をしたりもする。そんな、彼女との暖かい時間が、いつしか心の支えになっていた。・・・ただ、側にいられるだけで。それでよかったんだ。 だが、平和な時は長く続かない。 彼女は、戦死した。 任務の帰路、敵の奇襲に合い、他の兵士を伝令に行かせて、一人で100近い数の兵士を相手に戦ったのだそうだ。 驚いた事に彼女は、その場にいた敵兵を、たった一人でほぼ全滅に追い込んだ。だが背後から忍び寄る敵に気付けず、あっという間に・・・ 無念。怒り。悲しみ。怨み。 色々な感情がごちゃ混ぜになるような心地を、俺は味わった。 何故、彼女に気持ちを伝えておかなかった?何故、俺も任務に同行しなかった?何故、彼女を守れなかった・・・? 俺が、弱かったからだ。 ・・・ここまでははっきりと記憶があるのに、そこから先はどうしても思い出せなかった。 優しくて美しい彼女は、今、どこかで生きているのだろうか。 ・・・俺の事は、もう忘れてしまっただろうか・・・ そっと、キャンバスの中の彼女を見つめる。 優しい微笑みが、勿忘草の中で揺れていた。

短編小説みんなの答え:1

家族の日常

あなたが好きよ。 その茶色の髪も、強いところも。 あなたは私も子供たちも守ってくれる。 あなたは戦いで負けたことがない。 だからね、好きよ。 あなたの全てが。 なんて思っていたら近づいてきた。 私は吠えた。 「あなた、敵よ。縄張り争いだわ!」 あなたが敵に立ち向かっていく。 娘と息子を敵からなるべく遠いところに連れて行って、私と子供たちは戦いを見守る。 ライオン同士の戦いはあなたが勝つまで終わらなかったわ。

短編小説みんなの答え:2

これは、僕とキミだけのゲームだよ。

「君は、いちばん大切な自分の立場を失いそうで、その悲劇さを 想像した事はある?」 突然俺の目の前に現れたこの男は、俺に窮屈な事を言った。 俺「………?」 俺は男の窮屈な発言で動揺をしている。 「君の名前は工藤海斗(かいと)っていう名前だろ?」 俺「それは、一体どういう事だ。それで何で俺の名前を知っているんだ、お前は何者だ?」 「残念だが、君に僕の名は教えられない。僕が何者なのかも教えられない。そして君の事を誰が知ろうとしてもこの世界には、君を知っている のは僕しかいない。だからいまでは、君が何を思っているのか心は読める。」 俺はいま、こいつを不気味に思った。 「工藤くん、今日から僕と勝負しないか? 僕が勝ったら、君にひとつだけ言う事を聞いてもらう。それか 工藤くんが僕に勝ったら、僕が君の言う事をひとつだけ聞いてもらう。 そしてルールは簡単だ。 いまから僕の質問に君が答えるだけだ。負けたら……まぁ考えとくよ。 さぁ、目を瞑って。」 大人しく目を瞑った。体はロープで縛られている。 俺「お前は一体、何者なんだ。こんな事をして、ふざけるなよ。」 目を瞑ってロープで体を縛られている俺は男にそう言った。 「目、開けていいよ。正体については、質問が終わってから教えてあげよう。ではここから質問を始める、4つの質問に2つだけ答えてくれ。 1 誰にでも秘密にしている事 2 何より大切なもの 3 クラスで片想いの女子の名前 4 人間について思う事 さぁ、この4つの中で2つだけ答えてくれ!!」 俺「俺がどういう人間なのかお前には理解が出来ないだろう。」 「それはいいから、早く答えないとすべてが消えちゃうよ?」 大切なものを守る限り、この勝負には勝ってやろうじゃないか。 俺「答えてやろう。 1の誰にでも秘密にしている事は自分一人の存在の価値があるかないかだ。いつもそれを考えている。 それから4の人間について思う事は、人間がこの世界で生きている価値が あるかないかという事だ。」 質問に答えたあと、男は不敵な笑みを浮かべた。 「フッ……(笑)人間は愚かだねぇ…。君はどうしてそんな事を言っているんだい?」 俺「ふ、ふざけるなぁ!!それは俺にとって、俺の存在がきちんと あるのか、考えているだけなんだ!!お願いだから、早くここから 解放してくれ!!」 「フッ……(笑)工藤くんは本当に馬鹿だねぇ。笑ってしまうよ。君はもう、僕に負けたんだよ?僕の言う事を聞かなくちゃ……。あ、そうだ。 僕の目的はこの世界を壊す事が目的だ。僕からいまだけに言えるけど、 君にはその悲劇を味わって欲しい。それから名前はタクト。未来人だ。」そうすると、タクトはポケットから何かのスイッチを取り出した。 俺「や、やめろぉ!!!!!!」 「ハッ…ハッハッハ(笑)」 不敵な笑みを浮かべ、目の前が真っ暗になり、 俺の声は深い闇の中へと消えた。 END

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