短編小説の相談いちらん

短編小説

みんなが作った短編小説のコーナーだよ。※2024年9月30日までの投稿で受け付けを終了いたしました。

短編小説みんなの答え:2

~誰か助けて~

私、佐奈。とある公園の近くのアパートに住んでるの。 私は学校でいじめられている。家でも虐待をうけている。助けてくれる相手がいないの。それに、クラスメートに会うのが怖くて外に出られない。 私は雨じゃない日が嫌い。クラスメートが公園で遊ぶから。クラスメートの声を聞くだけで嫌になる。 私は雨が好き。皆雨の日は遊びにこないでしょ?だから雨の日は外に出られるの。 珍しく今日は皆遊びに来てない。ちなみに今日の天気は曇り。今にも雨が降りだしそう。このまま家に居ても辛いだけだから 「散歩してくる」 と告げ外に出た。 しばらく歩いていると、ポツポツと雨が降りだした。傘持っててよかった。傘をさしながらしばらく進むと 「おい」 と声がした。しまった。一番会いたくない奴。 恐る恐る振り向くと、そこにはクラスのいじめっこがいた。 「あれぇ?まだ生きてたの?早く消えてよ。うざい。」 といつもの暴言が発された。次の瞬間、思い切り水溜まりの水をかけられた。びしょ濡れだし、最悪。 「次あったらどうなるか覚悟しろよ」 と言った後、去っていった。 その日から、私は雨も嫌いになった。雨だからって油断した私がとても馬鹿に思えてくる。 私は雨じゃない日が嫌い。雨も嫌い。学校も嫌い。家にいるのも嫌い。 私の居場所はどこ?私、どうしたらいいの?ねえ、誰か助けてよ... 愛希良です!感想、アドバイスお願いします。

短編小説みんなの答え:2

私のロボット

私は松田 もえ。私は障害を持っていた。両手がない。そんな私を気に入らなかったのか、母親は、10歳の私をとうとう捨てて、逃げてしまった。前までずっと私は、父親に育ててもらっていた。でも父親も、少し前に交通事故で亡くなってしまった。親がいなくなった私は、施設に預けられた。 …8月5日。私の誕生日。施設に預けられて、今日で2年ほどたった。部屋に入ってきた施設のお姉さんが言った。 「セミの元気な声が聞こえるね。」 「うん。」 そんな時、部屋に小さなロボットが入ってきた。マイルと名付けられたロボットらしい。そして、私のお腹の上に、そっとマイルを置いた。 「たくさんおしゃべりしてあげてね。」 「うん。」 マイルはプログラミングされていて、スイッチを入れると「コンニチハ」と言った。 「ゲンキデスカ」 「元気だよ。」 こうして私は、ロボットとずっと話し続けた。まるで、マイルと心をかよわせるように。私の一番大事な存在、マイル。とても優しい、私の親友だった。マイルと話す時間が、この世で一番楽しかった。 そして私は、数日後ある手術で命を落とした。11年の短い人生。 私はスイッチの入ったマイルを抱いて、天国へ旅だった…。 「コンニチハ」 「ゲンキデスカ」 「イイテンキデスネ」 …マイルは私に話しかけ続けた。 私にはなにも見えない、なにも聞こえないけれど、私の心は、マイルががっしり握っている。マイルには、私のことが見える。私の言葉が、聞こえている。そう信じて、高い雲の上で、マイルを抱きしめた。 おしまい こんにちは。Mashouです。「私のロボット」はいかがでしたか。感想よろしくお願いします。 さようなら。

短編小説みんなの答え:1

恋花火 短編小説

(はぁ、今年もついに夏が来た…) 私は虫が大嫌いだから夏が毎年おっくうだ。 夏のいいとこなんて一つもない! イライラを消すように窓を勢いよく閉め エアコンと扇風機を同時につけた。 電気代かかったって もう知らない! 私はそのまま寝てしまった。 ハッと起きたときには もうヒグラシの鳴く夕方だった。 (ん、めっちゃラインきてるし、、誰?) 私はドキドキしながらスマホのLINEを開ける。 そう、私には好きな人がいたのだ。 達也君からだといいなぁ…。しかし!それは大間違いだった。送ってきてた相手は小学生の頃いじめてきてたおデブの田中からだった。その内容は <ねえ、いつ空いてる? 彼氏 いるの?恋愛とか興味ある?明日 △公園に行こう?>等と言うメールだった。もう夕方なのに暑苦しい。 私は適当に<はーい、明日△で待ってまーす>と 送った。 もう、めんどくさい! 私は不機嫌な顔で 早歩きで△公園に着いた。にらむ目で田中はどこか、と探す。 しかし、田中が見当たらない。余計イライラして帰ろうと公園に背中を向けたとき。 『す、すいません!まなさんです、か?』 私は驚いた。その声は大好きな達也の声。 「は、はい…。そうですけど!」 『す、すいません!昨日、田中から沢山のメールが届いてただろ?俺、まなさんに正直になれなくて…。田中に送って貰ったんです!すいません!』 「フフフ」 私は笑顔で達也に言った。

短編小説みんなの答え:5

Kissから始まり、Kissに終わる…。

私のファーストキスは、不意打ちだった。 あんなに大事にしていたファーストキスだったのに! うわーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん! 最初は、私が悪かったんだ。 あんな悪魔に、(偶然だけど)床ドンしちゃったんだから! でも、でもだよ! だからって!唖然とする私に、キ、キキキスすることないじゃんっ!//// そうだ!あいつは悪魔だ! 今、私の隣で勉強してる、桜井 隼人ってやつは、悪魔なんだ!! 私の大事なファーストキスを奪った奴め……… 恨んでやる………… 確かに、あんたはイケメンだよ!? でも、「だからなんだ」って話じゃーーーーーーーーーいっ! 勝手に、私の家に上がり込んで…………ムカつく奴め……… 「ねえ、さっきから何言ってんの?」 『………へ?』 「いや、へ?じゃねえんだわ。  さっきからぶつぶつ、ぶつぶつ言ってたじゃん。」 『ニキビか!』 「ニキビじゃねえわ!肌は綺麗だわ!  っておい!話変えんな!  何言ってんだっつー話なんだけど!」 『え?なんか言ってた?』 「うん。だいぶ大声で。」 『しまった…………。心の声が………………』 「さっきのは褒め言葉として受け取っておくよ。」 『ポジティブ!THE ポジティブ!よっ!ポジティブ桜井!』 「ど~も~。ポジティブ桜井で~~~す……って言わせんなっ!」 さすが!隼人! ノリツッコミうっまい~~~!! あ!申し遅れました! ワタクシ、成宮 莉子(なるみや りこ)でございます! こいつは、桜井 隼人(さくらい はやと)! 前までは、普通の幼馴染みだったのに、 今では私のファーストキスを奪った奴として、名を知らしめている……(ウソ) 今は、勉強中。私の家で。しかも私の部屋で。 危ない。完全に危ない。バカな私でも、これだけは分かる。 “こいつといると、キスされる……” 私は、悟った。こいつがファーストキスを奪ったときから。 こいつは、やばい奴だって。巷でうわさの「キス魔」だって……… 私は、さりげな~く隼人から離れようとした。 『あ!私、飲み物とってくる!』 「じゃあ、俺が行く。」 『あ!洗濯物取り込まなきゃ!』 「手伝ってやる!」 『あ!ハガキ出さなきゃ!』 「一緒に行く!」 『あ!おつかい、行かなきゃ!』 「俺も行く!」 ぐぬぬ………なかなかやりおるな……… 全然離れられないぃいいいい…………………… すると。 「俺から離れようとしても無駄だぜ?」 上から降ってきた、恐ろしいほど低い声。 体育座りの私を、そっと見下ろして、ゆっくりと顔を近づける。 『まっ!待った!ちょっ!待て!コラ、待て!』 「俺は犬か!」 『だって、ちょっ………何しようとして…………////』 「ん?いや、虫がいたから、はらおうと思って……」 『………あ、な、な~んだ。そんなこと?も~びっくりしたぁ…  ね、どこどこ?虫、はらって?』 私は、隼人に顔を近づけた。 ただ単に、虫をはらってもらおうとして、しただけのことだった。 なのに、 CHU……… 唇の柔らかい感覚。隼人の綺麗なお顔。 私は目を見開いた。 そして、バッと隼人の肩を手で思いっきり押した。 ガタンッ 「………痛って……」 隼人の顔は痛みに歪んだが、すぐにその顔は妖笑に変わった。 『うっ……嘘つき!』 「ホント、ばかだな……莉子は。虫ついてるわけねーじゃん。」 『……!むっ!この…キス魔!キス魔隼人!』 「……………キス魔?  心外だな。俺は、好きな人にしかやらない主義だよ?」 『………………は?な、何言って………////』 「うっわ、可愛い。顔真っ赤にしちゃって。」 『ば……ばか!うるさい!』 心臓がばくばく言ってる。隼人にも聞こえるんじゃないかってくらい。 顔が真っ赤なのは、多分ホントのことだ。 顔が熱い。胸が苦しい。 これって、この気持ちって…… 「好きだよ、莉子」 隼人にぎゅっと抱きしめられた瞬間。頬に涙が伝った。 「ぎゃっ!マジか!ご、ごめん!そんな嫌だったか?」 『ち……ちが…そ、そんなんじゃなくて……あの…』 『わ、私も…隼人が…す、好き……みたい。』 私たちは、この日、永遠の愛を誓った______  

短編小説みんなの答え:2

ハッピーエンド

私は令!私明日好きな人に告白しようと思います!でもただふつーに告白するのもつまんないから手紙にしようそれも普通の手紙じゃないやつ早速私は手紙を書いた「できた!」手紙の内容はこんな感じ 大希へ 大希はさいっつも笑顔だよね優しいし。寒いギャグでみんなを笑わせてる運動神経もバツグンだし多分大希はモテモテだよ?そんなこと言う私は大希のことを好きな一人です。     好きです。 返事待ってます     令より そして私は手紙を紙飛行機に折った 「本番は明日!頑張るぞぉー!」 私は次の日クラスの誰よりも早く学校についた「大希の下駄箱は…あった!」紙飛行機を私は大希の下駄箱の中に置いた「返事がきますよーに!」そして帰り下駄箱の中をのぞくとなんと紙飛行機があった!「もしかして返された?」そう思いながら見てみると 令へ 手紙ありがとう。嬉しかった 俺もいつも明るくて天然でいつも転ぶ令が好きです。令はいつも転ぶからいつか大ケガをするんじゃないかと思ってるだから俺が守る。 俺と付き合ってくれ 返事待ってる    大希より やったー!告白大成功! 早速私は返事を書いた 大希へ 返事ありがとう。答えはもちろんOKだよ!でも一つ聞いておきたいんだけど大希は嘘をつく人じゃないと思うけど本当だよね また返事待ってます  令より また私は紙飛行機を折った そして返事が来た 令へ 嘘じゃない 今日の放課後校門の前で待ってる             大希より 放課後 私は急いで校門の前に行った 大希は真剣な顔をしているそしてこう言った 「令、手紙でしか言ってないけど 俺は、令が好きだ。本当だ明るくてクラスに入ればみんなが笑顔になる。でも転ぶ。すぐ転ぶ令を大ケガしないように俺が守る。令が泣いていればすぐ駆けつける。俺は令の全部が好きなんだ。もう一度言う全部が好きだ。付き合ってくれ」私はこう返した「もちろん!私も面白くて優しい大希が好き全部が大好き!私からも言います。付き合ってください!」そして大希も「もちろん」と言ってくれた「帰ろっか」私が言うと「そうだね」と大希も返してくれた私と大希は夕焼けに染まる町を手を繋いで歩いた

短編小説みんなの答え:2

引っ越してよかった(小説)

「大丈夫?亅 「えっ。あ。大丈夫亅 私は、クラスメ一卜の男子に声をかけられた。 っていっても、私がボ一っとしてたからだよね。 あ、私、結城梨瑠(ゆうき りる)。小6。 声をかけてくれた子は、舂田優樹(はるた ゆうき)くん。けっこうモテる。 ム一ドメ一カ一で、明るい子。 私は、一ヶ月前に引っ越してきた。当然、友達もいなくて。 優希くんは、右前の席からふり向いて、 「俺、春田優希。よろしく!亅 あいさつをしてくれた。 私は明るくてカッコいい優希くんにひかれたんだ。 それ以来、目が優希くんにいく。 「ゴメンね亅 「別に、何もしてないし亅 少し笑うとこもカッコいい。 時が過ぎ、私は、中3。 優希くんと仲良くなって、卒業式で告白しようと思ったの。 無事、卒業式が終わって呼び出そうとした。 だけど、やっぱりモテる優希くんは、呼び出され、告白されていた。 ま、そうだよね。とか思っていると 「ゴメン。好きな人、いるから亅 ふぅん。 あ、1人になった。 「優希くん。付き合って下さい亅 「え亅 ダメか。 「いいよ亅 え、いいの? 「俺も、好きだったんだ亅 「ホント?亅 「うん!亅 わ一!よかった! 私、引っ越してきて良かったかもって思った。

短編小説みんなの答え:2

仮面を被った少女[意味深ホラー]

私_夢ユメは幽霊が出ると噂の住宅街へと足を踏み入れた。 夜に幽霊が出るなんてそういうのはデタラメだと信じきっていた。 すると私の前に人影が見えた。 「キャッ!……あ、人間かな。」 目を凝らしていると人影はこちらに気づいたのか近くにきた。 『あなた、噂を確かめに来たの?』 「あっ。はい。すみません」 とりあえず謝って先へ進まないと…。 『寒い寒い。ライトをつけよう』 確かに寒く暗いため頷いた。 ライトの先に見えたのは仮面を被った同い年くらいの少女だった。 「…なんで仮面を被ってるの?」 内心ドキドキしながら返事を待つ。 『だって…顔が汚いの』 「え~。実は汚くないとかw?」 『ううん。だって…だって…』 私はいつの間にか道路にたっていた。 手にはライトを握っている。 ふと下を見ると真っ赤な液体が…。 ~作者のゆはと言います!かなり分かりやすくなっていて…w。 書いてほしいジャンル・考察・改善点などを回答にお願いします。 今度はもっと上手く書き、頑張るのでこれからよろしくお願いします!~

短編小説みんなの答え:9

狂夢(初小説です)

私は、しがないサラリーマン。 代わり映えのない日々に飽き飽きしている。 ある日私は街を歩いていた。 すると、知らない男が声をかけてきた。 男はこう言った。 「もし、好きな夢を見られるなら、あなたはどんな夢を見る?」 私は疑問に思った。 初対面でなぜこんな事を聞いてくるのか、全く訳が分からない。 だが、私はこれに興味を持った。 私はこう答えた。 「この代わり映えのない日々から抜け出して、自由になるような夢を見る」 男はこう言った。 「あなたは代わり映えのある日々を望むのですか?」 私 「ああ、そうさ。」 この時の私はもう、日常に疲れていたのだろう。 だって、毎日定時に起き、出社、定時に退社。の繰り返しなのだから。 それはそれは昇進もした。特に趣味もなく、金だけが貯まっていく。 いくら貯まっても使い道がない。 そして男はこう言った。 「夢を買わないか?」 さらに分からなくなってきた。しかし、またもや私は興味を持ってしまい、思わず 「夢を買うってのは、どういう事で。」 と聞いてしまった。 男はこう言った。 「ある程度金を出せば、好きな夢を買えるのさ。」 幸いにも、いや、不幸にも私には金があった。 これが狂夢の始まりとも知らずに。 私はこう言った。 「さっき言った内容の夢を買いたい」 男はこう言った。 「ああ、いいよ。だが、夢を見すぎちゃいかん。いい夢ばかり見ると頭がダメになる。それを了承の上で買うかい?」 私は快諾した。 金はそこそこ払った。 家に帰り、ベッドに入って眠りに就いた。 翌朝、すごく目覚めが良い。 これをきっかけに、私は夢を見すぎてしまった。 最後には、夢に飽きてしまい、現実も夢も大差のないような状態に陥ってしまった。 その後、私は悪夢を見るようになった。 そう、とてつもない恐怖に襲われたのだ。 四角い箱に閉じ込められ、声を出す事もできなければ、体を動かす事もままならない。 私は、夢にすがりついた。 だが、いつの間にか「夢」すら悪夢に感じるようになっていた。 私は、現実すら悪夢なのではないか、と考えるようになってしまったのだ。 この悪夢から覚めよう、と思えばまた悪夢を見て、とうとう現実との区別がつかなくなった。 ある時から、悪夢にある「人」が出てくるようになった。 その「人」は、見る度にこっちに近付いてくる。 最後には話しかけられた。 「言ったろ、夢は見すぎるなって。」 私は、その言葉の意味をやっと理解した。

短編小説みんなの答え:15

異界へ続く電車

『四番線…彼岸駅行キノ電車ガ参リマス…』 え? 何、このいつもと違うアナウンス。 私は学校の帰り、家に近い駅行きの電車に乗ろうとしていた。 しかし、目の前で行かれてしまった為、 ホームでまた電車が来るのを待っていたのだ。 そこで疲れていた私はホームの柱によりかかり、ぼーっとしていた。 そして、我に返るとさっきまでいた筈のホームの雰囲気ではなくなっている。 (ここどこ!?何かいつもと違う…) そして、今のアナウンスが流れたのだ。 ホーム内はさっきと違いとても薄暗く、私の他に誰もいない。 天井から吊り下がるのは古い、沢山の豆電球。 それには、見たことのない虫がたくさん集まっている。 『プァァァン…』 電車の音だ。 そしてすぐにホームに電車がやってきた。 「…え?」 中にいる乗客が、みんな影の様に薄く黒い色をしていた。 幻覚…なのだろうか?? いかにも怪異らしい雰囲気の乗客たちに背筋が凍りつきながらも、ドアが開いた電車内を覗く。 座席の色は鮮血の様に真っ赤で、灯りはホームと同じく古びた豆電球。 幻覚だとは思うが、本物だった時の為に私は電車から離れようとしたが… 「ひゃあっ」 何かに吸い寄せられるかの様に、電車内に入ってしまった。 そして、ガシャンと音を立ててドアが閉まる。 「嘘でしょ…?」 周りにいる乗客はやはり薄黒く、まるで存在がない様だ。 私は慌ててカバンからスマホを出し、電源をつける。 しかし… 『圏外』 だった。 最後の希望が消え、私はこれが幻覚だと信じて席にもたれかかった。  『次ハ…彼岸、彼岸デ御座イマス…』 あぁ、やっと駅だ。 早く降りよう。 しばらくして、ドアが開いた為私はすぐに電車を降りる。 しかしそこは、真っ暗だった。 ずっと先まで青い光を灯す行灯が置いてあり、やはり幻覚ではないと私は感じた。 もう、行灯が続く方向まで行くしかない。 一歩進むと、かさ、かさ、と音が鳴る。 暗い中よく見ると、それは彼岸花の花びらだった。 その後ドアが閉まり、あっという間に消えていった電車を見送り、私は行灯の方へ歩き出した。 その後、少女の姿を見たものはいない。 そして、その日の深夜。 少女が歩いていった行灯の道に捨てられていたボロボロのラジオから音声が流れ出した。 『異界電車をご存知ですか? どんな人間でも関係なく異界へ連れていってしまう電車です。 その電車の終点は‘彼岸’。 死者たちの世界です。 一度その電車のホームに迷い込んでしまえばもう終わり。 それから元の世界に戻ってこられた人間はいません。 あなたも気をつけてくださいね…? いきなり、気がつくと古い豆電球のせいで薄暗い、怪しげなホームにいるかもしれませんよ。 あぁ、でも一つ元の世界に戻る方法があります。 それは、終点から更に先にある駅… ‘此岸駅’で降りること。 此岸は生者の世界、つまりあなたの世界です。なのでそこで降りれば見慣れたあなたのよく使う駅のホームにいるでしょう。 しかし、そこで降りなければもう望みはありませんから、お気をつけくださいね? それでは、失礼…。』 完 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー こんにちは、作者のあおねこです! いつもより少し長文になってしまったかもしれません! 読みにくかったらごめんなさい… 感想、お待ちしてます~ では!

短編小説みんなの答え:24

【短編小説】お姉ちゃん

「お姉ちゃん!」 「どうしたの?」 前までは笑い合ってたのに。 「お姉ちゃん。」 「…。」 今では返事すらこない。 僕は須貝良昭(すがいよしあき)。中学3年生。 今は受験勉強中。ちょっと休憩しようっと。 話、聞いてくれる? 僕には3つ上のお姉ちゃんがいた。 すっごく優しいお姉ちゃん。 僕が悪い事した時も、一緒になって謝ってくれた。 僕が頑張った時は、偉いねって頭を撫でてくれた。 お姉ちゃんは笑顔がとっても素敵。 けど、その笑顔は僕が奪ってしまったんだ。 「お姉ちゃん!」 「よ、良昭!」 お姉ちゃんに突き飛ばされた。 これがお姉ちゃんとの最後の記憶。 そう、お姉ちゃんは事故にあった。僕のせいで。 7年前、僕が習い事から帰っていた時、お姉ちゃんを見つけたんだ。 お姉ちゃんも気付いてくれたみたいで手を振ってくれた。 それが嬉しくて、赤信号にも関わらず、僕は道路に飛び出した。 周りの事なんて気にしていなかった。 「お姉ちゃん!」 あと数歩でお姉ちゃんに抱きつけるぐらいの距離だった。 「よ、良昭!」 その時、すごい力で突き飛ばされた。 「…え?」 一瞬の出来事で何が何なのか分かっていなかった僕。 周りの人がザワザワうるさくて、前を見ると、倒れているお姉ちゃんがいた。 「お姉ちゃん!?」 僕はお姉ちゃんを必死で揺らした。 さっきから1mmも動かないお姉ちゃん。怖かった。嫌な予感がしていたんだ。 しばらくしたら、救急車が来た。 「僕、大丈夫?」 知らないお兄さんが手を伸ばしてきて、気付けば僕はそれを掴んでいた。 そして、いつの間にか眠りについていた。 何だか眩しくて起きると、自分の部屋に戻っていた。 「あ…れ…?」 夢だったのかな? そんな事を思いながら、リビングに向かうと、母さんと父さんの泣き声が聞こえてきた。 「どうしたの?」 「良昭!」 母さんが僕に気付いて「大丈夫だった?」と聞いた。 「うん、大丈夫。お姉ちゃんは?」 「っ!」 お姉ちゃんがいなかった。 寝てるのかなって思っていると、父さんに連れて行かれた。 「ここ、どこ?」 「…あの写真、見ろ。」 仏壇に連れて行かれていた事に、その時は気付いていなかった。 父さんに言われた通り、写真を見ると、 「お姉ちゃん?」 笑顔のお姉ちゃんが写っていた。 いつもの素敵な笑顔で、僕も笑顔になっていた。 「…まだ幼かったからな…。」 昔は全てが分かっていなかった。 毎日、帰ってこないお姉ちゃん。 小4になると、さすがに異変に気付いた。 その時、初めてお姉ちゃんの死を知った僕。 僕のせいでお姉ちゃんは死んでしまったんだ。 でも、母さんや父さんは僕を責めなかった。 あの子の分まで頑張って。そう言われた。 今、僕は警察官という夢を追いかけている。 交通指導を小さい子にするのが最終的な目標。 もし、目標が叶った時はお姉ちゃんも笑ってくれるかな? 作者のブルーです。 感想・アドバイスをお願いします。

短編小説みんなの答え:2

ガブリエル

ガブリエルはオーボエ吹きの少女。いつも肌身離さずオーボエを持っている。ガブリエルのオーボエはガラスのように透き通っており、どこか寂しい。 ガブリエルはいつも独りだ。友達はいつも持っているオーボエのオーガストだけ。所属する小さな楽団でもオーボエ奏者は他におらず、一人きりで過ごしていた。 オーガストは、ガブリエルの10歳の誕生日に亡き父に買ってもらった楽器だ。8月に買ってもらったのでオーガストという名前がついている。 ガブリエルには夢がある。オーガストと共に世界中を回るスターになること。街に働きに出る母を支えるため。 ある日ガブリエルのいる小さな楽団は、隣町へコンサートをしに出向いていた。そして事件は起こった。楽団で一番のフルート奏者がステージの組み立て中に手を負傷した。コンサートの最後に演奏する曲のソロをやる人がいない。指揮者は嘆いた。 私が、吹く。 そう言ったのはガブリエルだった。ガブリエルのまっすぐな瞳を見た指揮者は、ガブリエルに一切を任すことにした。本番、ガブリエルは楽譜も見ずに完璧な演奏をした。 やがてその噂は隣国の音楽学校の学長の耳に届き、翌年ガブリエルはオーガストと共に音楽留学をした。卒業後は一躍スターとなり、その音色で人々を魅了させた。作曲活動も本格的に始めた。 現在も音楽界に偉大な功績を残したガブリエルとオーガストをテーマにした曲が作られるなど、人々の心の中でガブリエルは生きている。

短編小説みんなの答え:19

【BL】誰か題名つけて~(TεT)

俺は加藤 庵(かとう いおり) そこら辺にいる高校生だ。唐突だが、俺は幼馴染みの境 英知(さかい えいち)のことが好きなんだ。 えー男同士で?なんて思わないでくれよ。ずっと一緒に居たらいつの間にか好きだったんだ。アイツ(英知)は、細くて色白で可愛くて...当然女子からもモテる。でも英知はずーっと「好きな人がいるから」って断ってた。ずっと一緒にいるのに、好きな人誰?っていつ聞いても「ヒミツ」って言われるんだ。好きな人の特徴も分からないまま、英知に告白する日になっちまった。ううー緊張する... 「庵。話ってなに?」 「え、英知。ず、ずずずっと好きでした!お、俺と付き合って下さいっツツツ!!。」 「え...?」 「ごめん!気持ち悪いよな。ホントにごめん...」 あーーーやっちまった。もうあの関係にはもどれな.. 「...よ...」 「え...?」 「いいよっ!!!!」 「ほ、ほんとに...???」 「勿論!!やったあ!!」 英知と付き合えたのはいいけど結局英知の好きな人は誰だったんだ...? おしまい

短編小説みんなの答え:7

にーたん、だいしゅき (短編小説)

俺、笠谷飛彩(かさたに ひいろ)には13歳下の妹がいる。 名前は紺(こん)。 2歳になったばかり。 小さくて、人見知りであんまり喋らないような無口な子だけど、俺にはにこにことよく笑ってくれて、かわいい。 そんな紺が俺は大好きだ。 …だけど。 だけど、そんな紺が成長するところを俺は、見れない。 ーー俺はもうすぐ死ぬ。 3ヶ月前に突然倒れ、検査をしても原因が見つからず、今ではもう病院のベッドから起きることもできない。 自分で、わかるんだ。 もう死ぬって。 だから、だからーーー… …最後の力を振り絞って、俺はベッドの横のソファで体を丸めてすやすやと眠る紺に向かって、小さく、かすれた声で言った。 飛『紺…がんばれ…ずっと…見守ってる、から…』 ふわり、と紺の髪を撫でる。 すると… 紺『にー、たん…だいしゅき…』 飛『っ!!』 寝言だった。 でも、その一言で俺は…今までの苦しさも、全て忘れて…心の底から、安心した。 そして…そっと、目を閉じた…。 end いかがでしたか? 読んでくれてありがとうございました!

短編小説みんなの答え:1

君の爆弾。

『花火は爆弾みたい。』 昔、君が言った言葉、今でも しっかり覚えてるよ。 あんな綺麗な花火に 爆弾なんて言葉を付けたのは 君ぐらいじゃないかな? 君って不思議な子だよね。 来年もここの神社で 花火見ようねって言ったじゃん。 …嘘つき… 「はぁっはっ…」 なっ…!? 来てくれたの!? ありがとう!忘れてたかと… 「な、なおき…」 ん?どうしたのさ? 「なおきは来てくれないの…?」 ここに居るじゃんか。 そんな泣かないでよ。 大丈夫。一緒にいるよ。 「なおき…」 「大好きだよ。」 うん。僕も大好きだよ。 この思い、届くといいなぁ。 彼女に姿は見えなくても…

短編小説みんなの答え:9

題名募集!!  (微ホラー??)

俺は、記憶を消すことが出来る悪魔。 俺の仕事は、至って簡単。 依頼人の記憶を消す。そして、その出来事を無いことにする。 ただそれだけ。 流石にこの仕事内容じゃ、俺は損をするだけ。 だから、依頼人から報酬を貰う。 報酬は、そんな物なんかじゃない。 俺が依頼人の中身を見て、欲しいものを貰う。  今日は、俺が記憶を消した人間の話をしたいと思う。 -------------------------------------------------------------- 私は、アヤ。 普通の中学1年生。 実は、私には恥ずかしい過去がある。 それは、2週間前のピアノの発表会で緊張し過ぎて、発表曲を全く弾けなかったことだ。 悔しかった。 あんなに頑張ったのに。 その発表会には、私と同じ学年の子も沢山居た。 だから、私は発表会で大失敗したことが学年全体に広まった。 皆が私を見るとクスクス笑うのだ。 嫌だった。 恥ずかしかった。 この出来事を消したい。 そんな時あの人が現れた。 その人は、「悪魔」と名乗った。 そして、その悪魔と言う者は、その出来事を消して、無かった事にしてくれるらしい。 その代わりに、報酬を貰うらしい。 まっ、悪魔の事だしそんなに良いもの持って行く訳無いか。 悪魔を見くびって、記憶を消す事を依頼した。 依頼内容は、ピアノの発表会の事。 悪魔は、すんなりと承諾してくれた。 そして、悪魔は、 「明日の朝にはまず、周りの人達の記憶の消える。その成果を目で確かめたお前がその次の日に記憶を消すと同時に報酬を渡す。まぁ、渡すと言っても、俺が勝手に貰うんだが。」 と言った。 これで、この発表会問題が解決する!! そう思うととっても嬉しかった。 ~次の日~ 私は、いつも通りに学校に行った。 すると、どうだろう。 皆、私を見ても笑いもしない。 いつもなら皆、クスクスと笑っているのに。 悪魔の言っている事は、本当だったんだ!! 嘘じゃない!! ~またその次の日~ 私今日はピアノの教室に行く日!! めちゃくちゃ練習頑張ったんだ!! だから、今日は自信がある!! 「先生何から弾けば良いですか?」 「それでは、課題曲を弾いて下さい。」 「はい!」 「………あれ?あれ?あれ?」 頑張って練習したのに、曲が弾けない。 何で?? どうして?? 「アヤさん?きちんと練習して来なかったんですか?」 「いえ、毎日頑張って練習していました。」 「では、何で弾けないんですか?」 「……分かりません。」 「では、もういいです。帰っていいですよ。」 「……は…い。」 ふふっ。 頭の中で誰かがニヤリと笑った。 -------------------------------------------------------------- 俺は、アヤの 「ピアノの才能」 を報酬として受け取った。 きちんと、報酬は、頂いた。 これで、交渉成立。 この先の事は、俺は関わらない。 だって、仕事は終わったんだから。 ~end~ この話は、フィクションです。 いかがでしたか? どうも、作者のきのこです!! 今日はピアノの習い事があったので思い付きました!! 是非是非、感想、題名お願いします!! あと、今度また、小説を書きたいと思います。 「恋愛系」  と 「ホラー」 どちらがいいですか? こちらも是非是非教えて下さい!! それでは!!

短編小説みんなの答え:3

だいたいあいつのせい

だいたいあいつのせいで、しょっちゅう喧嘩する。 だいたいあいつのせいで、一緒に帰ることになる。 だいたいあいつのせいで、変な噂が流れる。 だいたいあいつのせいで、惚れてしまう。 だいたいあいつのせいで、いつも緊張してしまう。 (ふぅ...) 私は日課のポエムを書き終えると、誰もいない放課後の教室を出る準備を始める。 日課のポエム書きは口から出ない言葉を書き留めたものだ。妄想をしてるわけじゃない。これが言えたら楽だろう、というものを書き残しているだけだ。 「みやびー。終わったかー?」 「!?」 もう何千回と聞いた声が耳元からしてビクリとしてしまう。 「いっ、いつから...」 「ん?お前がそれ、書き始めたころから」 幼なじみの君は私のポエムを指差す。全然気がつかなかった。 「見たの...!?」 「さあねぇ~」 君はニヤニヤと笑っている。 「見たんだね...」 「お前が全然気がつかねぇから覗いてたんだよ。意外と乙女だな、みやび」 「お、乙女って...」 君はそういうの何も気にせず言えちゃうけど、私は意識しちゃうんだよ。 「ちなみに『あいつ』って誰ー?」 「内緒に決まってるでしょ!あー恥ずかしい」 「そっかぁ、俺だったら嬉しかったんだけどなぁ」 君はいつものようにケラケラと笑う。 (本気で言ってるの...?) 臆病な私はこれ以上何も言わなかった。言えなかった。 今日も私は楽しそうな君の背中を追いかける。 だいたいあなたのせいで、いつも君のことを考えてしまうんだよ。 ーーーーーー どうも、Air(あいる)です。 感想あればよろしくおねがいしますm(_ _)m ありがとうございました!!

短編小説みんなの答え:8

【百合小説】いちご飴

百合とは、女性同士の恋愛の事です。BLの女性バージョンのGLと内容は同じ。好きな人は見ていってね! ~ 私、依桜(いお)には彼女がいる。いや、立場的には彼氏でも良いんだけど、性別的には彼女。 名前は花凛(かりん)。おさななじみでどこか惹かれる様なふんいきの持ち主で、いつのまにか好きになったんだ。ま、告白してきてくれたのは花凛の方なんだけどね。 そんな私たちの記念すべき初デートは夏祭り。それをデートというのか分からないけど、とても楽しみで、新しい浴衣も買ってもらった。花凛が好きな桜の浴衣。季節ハズレではあるんだけど、花凛に喜んでもらいたかったんだ。 『依桜、可愛いね!』 そう言ってくれる花凛の姿が目に浮かぶ。私は楽しみで楽しみでしょうがなかった。 ~ 夏祭りの1週間前。私達2人は学校で色々計画をたてて、どこを回ろうとか何を食べようとか事前に決めていた。 あ、浴衣の事は言ってないよ?だって、当日に花凛に喜んでもらいたいんだもん。 そして、色々決めているうちに、「いちご飴」を食べる。という事になった。いちご飴は、りんご飴の苺バージョンみたいな? 食べたことなかったから、食べてみたかったんだ。そして、私たちの夏祭りへの期待はますます強まっていった。 しかし。 世間では某ウイルスが広がりを見せ、人が集まるイベントが次々と中止になってしまった。そして、ついにー。 夏祭りも中止になってしまった。しょうがないけど、悲しかった。せっかく、花凛に浴衣を見せたかったのに。 そんな時、花凛からメールが届いた。「夏祭りはやめとこう」という内容のものかと思ったけど、 「『夏祭りの日、○×公園に来て。もちろん、浴衣来てね』・・?」 なんと、中止のメールではなかった。何が何だか分からなかったけど、私は行くことにした。 夏祭り当日。 私は公園に向かった。公園のベンチには、花凛が座っていた。白の浴衣がよく映える。 「あ、キタキタ!・・あ、桜の浴衣、可愛いね!」 夏祭りの時、言ってほしかったセリフを言う花凛。嬉しくて、「花凛も可愛いね!」と言うと、花凛ははにかんで、 「ありがとう」と言った。そして、私はベンチに座った。 「・・夏祭り、中止になっちゃったね」 私が悲しそうに言うと、花凛も「うん」とうなずき、花凛は持っていたポシェットを探り出した。 「何してるの?」 私が聞くと、花凛は「これ」と私に何かを差し出した。 「これって・・」 いちご飴だった。見た目は、夏祭りに売っているものそのものの。 「どうして・・?」と私が聞くと、花凛が、 「依桜が食べたいってたでしょ、だから家で作ったんだ。まあ、それでは足りないだろうから・・」 「!!」 ぎゅっ。花凛が私を抱きしめた。は、恥ずかしい! 「ちょ、花凛・・!」 「夏祭り、行けなくてごめんね。今日はずっと一緒に居よう?」 花凛の言葉に、嬉しくて泣きそうになりながら、私は「うん!」と笑った。 終わり 初の百合小説でしたが、いかがだったでしょうか?感想、よろしくお願いします!

短編小説みんなの答え:4

主人公の友達

成績普通。顔普通(だと思う)。性格は、、、こんなこと考えちゃうから良くないかな。 そんな普通の私は、言わば主人公の友達。 なんせ親友で幼馴染の優香は成績良し、顔良し、性格良しの完璧美少女。 もう1人の幼馴染のイケメン男子・空だって、こないだ「好きな人が出来たんだけど、、、どうしたら良いと思う?」って聞いてきた。絶対相手は優香だよね。 本当に優香は主人公。きっと空と付き合ってハッピーエンドになるんだろうなー、、、 だから私は主人公の友達としてしっかり優香の恋を応援するんだ。『私も空が好きなのに』って思いながら。 「由莉~!!話し、聞いてくれる?」 もしかして、空が好きかも、とか? 「私、空が好きなのかも、、、由莉はどう思う?脈、あるかなぁ?」 見事にビンゴ。私だって空が好きだけど、、、優香の方が空とお似合い。 まぁ嘘つく必要ないよね。 「私は脈、あると思うな!優香頑張れ!」 「本当に?!ありがとう由莉!振られたら励ましてね~!!」 ん?振られたら? 「優香、もう告白するつもり?早くない?」 「うん!あれ?ダメだった?」 優香は当たって砕けろタイプだからな、、、 「・・・まぁ大丈夫でしょ!」 「その間なに~?!」 「ゆ、由莉~!うわぁーーーーん」 優香が泣いて帰ってきた。さっき空に告白するって言ってたけど、、、もしかして、振られた?いや、まさか、ねぇ?だってあの優香だよ? 「優香?どうしたの?なにかあった?」 「空に、空に振られたよぉ」 ?!本当に?優香が?なんで? 「空、なんて言ってたの?」 「ふぇ?えっと、……「俺、好きな奴いるからって言ったんだよ」 「空?!」 急に空が部屋に入ってきた。 「なんで優香を振ったの?優香に悪いところなんて一つもないよ?」 「だって俺、由莉が好きなんだよ」 「はぁ?!」 え、ちょっと、待って、え? 「返事は?」 私は空が好きだけど、でも、、、 私は優香の方を見た。優香はなぜがニコニコしていた。 「由莉が好きなようにしなよっ!」 優香がそう言うなら、、、 「私も空が好き、です」 「っしゃ!」 「ねぇ、優香はなんであんなにニコニコしていたの?」 すごく不思議だ。 だって主人公と結ばれるはずのヒーローが主人公の友達と結ばれたんだよ? 「ん?だって空に頼まれてたんだもん。『適当に俺が告白しやすいシュチュエーションつくって』って」 「へー、、、ってんん?!今優香めっちゃ重要なことをサラッと言ったよね?」 「んー?」 「『んー?』じゃなくてさ!あっ優香逃げるなー!」 これは、主人公の友達の私がヒロインのヒーローと結ばれた話である。 end

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