短編小説の相談いちらん
短編小説
みんなが作った短編小説のコーナーだよ。※2024年9月30日までの投稿で受け付けを終了いたしました。
君のいる世界、君のいない世界
君が存在していることを僕は当たり前に思ってたんだ だからさ 君が死んだとき 僕は受け入れられなかったよ なんで君が死ななきゃいけないのかわからなかった 僕が死ねばよかったのに そう言ったら君は そんな事言わないでって 泣きながら笑った 貴方が生きていたから私は生きていられたんだよ そんなの僕の台詞だよ その言葉は想いは届いたかな 君は同時に目を閉じた 君は僕の一番大切な人だった 誰よりも失いたくなかった人 君がいる その小さな奇跡みたいなことが 僕の幸せだった きっと君を傷つけたあの人も誰かの大切な人で 誰か大切な人がいた でもさそんなの僕にとってはどうでもいいよ 君がいない世界なんてどうでもいいよ 君さえ 君さえ生きていてくれれば 僕はそれでよかったのに ____________ 貴方は知らないかもしれないけれど、貴方だって誰かの大切な人。 まだ会っていないだけなのかもしれない。
夏に出会ったもう一人の家族
「はぁ、はぁ、ま、待って...!」私は走ってる。白い濃い霧の中を。 もう失いたくない。消えてほしくない。一人に しないで... 気づいたら、目からは涙が溢れてた。 ☆★☆★☆★☆ 私は、若葉心菜。小学6年生。最近、大好きだったお父さんが、届かないお空へと、旅立ってしまった。悲しかった。もともと体の弱かったお父さんの命が長くないことは分かってた。でも、今はいなくなってほしくなかった。お母さんもいないから。お母さんは私が4歳のときに、お空へ旅立っていった。だから、夏休みはずっと一人でいると思ってた。でも、おじいちゃんとおばあちゃんの家に行けることになった。おじいちゃんたちの家は、山の中にあって、自然が豊かだった。とても久しぶりで、ワクワクした。 「心菜ちゃん!こっちおいで!」 おばあちゃんだ。 「よろしくお願いします。」 そう言って、私はおじぎした。 「大きくなったなー。よし、今日はそうめんだ!」 おじいちゃんだ。 車の中は、懐かしい香りがした。 ☆★☆★☆★☆ 家につくと、同じ、懐かしい香りがした。 「おじいちゃん、おばあちゃん、私、山に行ってもいい?」 私は自然が大好きだった。 「お昼ご飯には、帰るのよ!」 私はもう、山に向かっていた。向かう場所は決めていた。お母さんとお父さんが大好きだった場所だ。足は、だんだん速くなっていった。 そこには大きな石がある。迷うはずがない。でも、何かが違っていた。 「女の子?」 麦わら帽子と白いワンピースを着た、女の子がいた。 「こ、こんにちは。」 声をかけた。返事はない。 「あっ...」 「待ってたのよ。心菜。早く来てくれないから。」 振り向いた彼女は、優しく笑っていた。白い肌、私には輝いて見えた。 「誰なの?」 私は思わず聞いた。 「誰でしょーう!」 聞き返された。そんなの分かるわけがない。でも、彼女の笑顔は、心に残るものだった。 「夏菜子、夏菜子って言うのよ。忘れちゃった?」 不思議だった。どこかで聞いたことがあるような気持ちになった。 ☆★☆★☆★☆ お昼ご飯を食べて、再び石の場所に向かった。 夏菜子は、優しい顔をして待っていた。 「こっちに来て。ついてきて。」 夏菜子はそういうと、駆け出した。周りは白い濃い霧に包まれ、夏菜子が見えなくなった。 「はぁ、はぁ、ま、待って。」 置いていかないで。夏菜子。 手に温かいものが触れて、そっと、握った。 「大丈夫?遅いから、心配したじゃない。」 「ご、ごめんね。」 「まあ、いいわ。」 すると、夏菜子の表情が、悲しそうになった。 「どうしたの?」 「心菜、一人になっちゃったのね。」 えっ。なんで。「ごめんなさい。全部、私が...」 私は考える間もなく、夏菜子を、抱きしめた。 「大丈夫。泣かないで。私には夏菜子がいる。」 ☆★☆★☆★☆ 目が覚めた。森の中、夏菜子と最後いた場所だった。 道がわからない。夏菜子が...いない。 一人にされた。 とりあえず、道を下っていった。家についても、布団に入っても、悲しみは、無くならなかった。 1ヶ月の時が流れた。夏菜子とは、もう会っていない。 今日、私を預かるところへ行かなくてはならない。 「さようなら。」 道を車で下っていると、女の子がいた。走っていた。 「心菜、心菜!ごめんなさい。許さなくていい。だけど、もう、会えないの。」 「えっ...」 「お母さんとお父さんによろしく...」 夏菜子がだんだんと消えていった。 「若葉さん、どうかしました?」 聞かれても、何も答えられなかった。 ☆★☆★☆★☆ 夏菜子について聞いてみた。それは、私の亡き姉だったということを、 私は後で知ることになった。 「夏菜子...」 気づいたら、目からは涙が溢れてた。 ーENDー 『登場人物』 私 若葉心菜(わかばここな) 亡き姉 若葉夏菜子(わかばかなこ) お母さん お父さん おじいちゃん おばあちゃん
【短編小説】恋愛魔法大作戦
「お姉さん,お姉さん,甘~い果実はいりませんか?」 ある日,一人の小さな少年が私の家にやってきた。 私は、知る人ぞ知るれっきとした魔女である。 日々,人々を救う魔法を使っている。 黒魔法に一度手を出したことがあるから,あまり外を堂々と歩けないのが欠点である。 黒魔法に手を染めると、どんな底辺の魔法使いでもわかってしまうからだ。 そして今,私は恋愛魔法を主にやっている。 この少年が言った言葉は,私に相談したいときに言う言葉である。 「どうぞ,中へ。」 客間で話を聞くと、その少年は同い年の子に恋したという。 その女の子は、性格,ルックス,教養,芸事,運動神経,家系まで良いという。 その上お金持ち。 それに比べ,少年は、顔は美女のように可愛いが、あまり勉強や運動が得意ではないようだ。 「彼女は、魔法事にとても関心があるそうです。なので,僕に彼女が好むような魔法が使えるようにしてください。」 少年は、自分の名を明かさず,仮にユウネリと名乗った。 彼女の名をハネナラと言った。 ハネナラの好きな魔法を占ってみる。 「空中飛行…。」 「空飛ぶほうき!?」 どうやら,夜空を飛んでみたいそうだ。 「あの…。僕,高い所苦手なんです…。」 それは困った。 さて,どうしようと考えていると、ある案が思いついた。 「本当に,これでよいのでしょうか。僕,呪われたりしないですかね?」 今,彼に飲ませたのは,勇気がみなぎる薬だ。 実はこれ,黒魔法の応用である。 本当はこんなことしたくなかったが、彼の言葉に押され,作ってみた。 ユウネリは、いざ飲むむとなると急におびえだした。 だが,今この瞬間、別人になったかと疑うくらいはきはきしゃべりだした。 「ありがとうございます!あとは魔法のほうきだけですね。」 「そうなんだけど,そのほうきが…。」 「?」 「うわぁぁぁぁぁぁぁ。」 「どう?」 「い,行けそうですぅ」 彼が今乗っているのは簡単に言うと大きいつまようじだ。 バランスがとりにくいが、飛ぶ力は十分にある。 「い,いってきまぁぁすぅ」 そういうなり,彼は、はるか彼方へ飛んで行った。 私は彼の幸せを願った。 「ハネナラ,どう?」 「うん,すごい気持ちい!どこでこんなの覚えたの?」 「とある魔法使いさんに教えてもらったんだ。」 「いーなーねぇ,私も今度連れて行ってよ。」 「うんっ。」 彼は自己流でほうきに乗るのがうまくなった。 他にも,たくさんの魔法が使えるようになった。 ハネナラは、そんなとこに惚れて、彼と付き合うことになった。 彼,ユウネリは、将来の大黒魔法使いになると知らずに…。
キミといられるのはあと3日
死ぬ。 それはどんだけ悲しいことなんだろう? そう_あの時、初めてわかったんだ。 <1日目> ベッドに寝っ転がっているとケータイが鳴った。 ピロリン♪ ん?誰からだろ。 送り主は彼女の夕美だった。 めったにメールなんてよこさないのに…どうかしたのか? そんな思いでメールを開くと…。 ドクンッ。 …え? 『私、もうすぐ死ぬんだ。あと3日後くらい。』 確かにそう書かれている。 嘘、だよな。 『冗談なんて珍しいなw』 どうか冗談であってくれ。そう思いながら音が鳴るのを待った。 ピロリン♪ 来た…。 『冗談じゃないよ。ごめんね。あと3日、楽しもう?』 嘘とは思えない。 てことは、本当に? え、え? 信じられない。 というか、信じたくない。 『ガチなんだよな…。ごめん。ごめんな。』 俺ってバカだ。 彼女の異変とかにも気付いてあげられなかった。 『ううん。それと、病気でガンなんだ。』 ガ、ン? 予想もしていなかった言葉に呆然とする。 『いつから、わかったの?』 『昨日だよ。前からガンだったらしいけど気づかなくて悪化して。』 昨日…。 悪化…。 いろいろと想いが重なっていく。 『守れなくてごめん。』 無意識にそう送信していた。 『優くんは悪くないよ。私が異変に気づかなかったんだもん。』 辛いはずなのに、怖いはずなのに…。 『お願いだから、3日間は無理とかしないでほしい。』 1日でも夕美が長生きするように俺は願っていた。 <2日目> 今日と明日、俺は夕美に電話をすることにした。 [もしもし?夕美?] [もしもし?電話ありがとう。] 優しくてあたたかい声に落ち着いた。 [体、大丈夫?] [うん、平気。今は順調だけど、明日死んじゃうんだよね。] 夕美の声は震えていた。 すごく怖いんだろう。 [夕美、落ち着いて。深呼吸して?大丈夫だから。] こんくらいのことしかできない俺が恥ずかしい。 [ありが、とう。] 電話越しで深呼吸をする夕美の呼吸が聞こえた。 生きてる。まだ、生きてる。 そう思うだけで嬉しかった。 [ちょっと落ち着いたかも…。] [ほんと?良かった。] 少しだけ、夕美のためになれた? [あ、あと最後のお願い聞いてもらってもいいかな?] 最後のお願い…? [いいよ。何?] [死ぬ前に、キスしてほしい。] キスしたら、ファーストキス。 [いいよ、全然。] [ありがとう。今まで言いたかったんだ。] え! [そうなの?マジか。] [うん。明日が楽しみだなあ。私が死ぬ前に来てね?] 死ぬ前に…うん。 絶対死ぬ前にする。 死んでからじゃ遅い。 [あったりまえ。楽しみにしてろよ。] 少し恥ずかしいけど夕美に会えると思うと嬉しさの方が大きかった。 明日、朝一で行くからな。 <3日目> 「はあ、はあ。」 3日目の朝。 俺は朝一で病院へ向かった。 病室に入ると笑顔を向ける夕美の姿。 「夕美っ!」 夕美は痩せ細っていて、前とは別人のよう。 「優くん!待ってたよ。」 必死に頬を持ち上げる夕美。 「無理、すんなよ。」 「うん、わかってる。」 もう死んじゃうんじゃないかと怖くなる。 でも、一番怖いのは夕美だ。 それをわかってあげないと。 「もう、キスしてもいいかな。」 「いいけど、もう…来たの?」 聞くのが怖かった。 「来そうな気がして。」 なら、早くしないと。 「夕美、大好きだよ。」 「私も、大好き。」 だんだん顔が近づいて、 「んっ。」 唇が重なった。 その時。 夕美の手が鈍くなった。 ピクピクと動いて入るけどもう時間かもしれない。 「夕美っ…!」 死んでほしくない。 やめて、お願いだから。 でもそんなことは叶うはずもなくやがて夕美の手は動かなくなった。 「夕美いいいいいいい!」 俺の叫びが病室に響き渡った。 1ヶ月後。 俺はいつも通りの日常を過ごしている。 相変わらず夕美のことを毎日考えてしまうけど、この世界にもう夕美はいない。 俺は夕美を思い浮かべて、心の中で思った。 夕美、今までありがとう。
ファンタジー…では無いと思うけど読んでね!
「ウララ」 通学路の墓地の隙間から、きみは出てきた。 「お母さーん、小さいハートちゃんがいる!」 ハートちゃんというのは、ぼくの小さい頃から大切にしているハート型クッションの名前。 「は?何言ってんの」 台所から駆けつけたお母さんは、真顔でそう言った。 分かってくれないなら、いいや。ぼくは小さいハートちゃんを引き連れ、自分の部屋に入った。 「きみはたしかに、ここにいるね」 うん、とうなずくように、きみは目を閉じ、また開く。きみの体はパラパラまんがみたいに一瞬一瞬形をわずかに変えるけど、少しくすんだサーモンピンク色をして、ぼくの目の前の空中に、たしかにいる。 「自己紹介するよ。ぼくは心音。『ぼく』って言うけど女。特に意味はないけど、しっくりくるんだ。中二病かな、中二だし」 小さいハートちゃんは、興味深そうに目をぱちくりする。こんなぼくに興味を持ってくれるなんて、眼頭が熱くなる。 「きみには名前、ある?」 どうやら話せないらしい小さいハートちゃんだけど、伏し目がちに縮こまるその姿は「ない」と言っている。 「じゃあぼくが名前をつけるよ。うーんと…」 インスピレーションで、ぐっときた。 「う、ウララ!」 ウララは嬉しそうに、瞳を輝かせた。 ミーンミーン。 セミの鳴き声がうるさい。もう今日から夏休みだもの。 「ご飯よー、心音」 ウララを手のひらに乗せていたぼくは、お母さんの声を聞くとベッドの上にそっとウララをおろしてやる。そして、 「ご飯粒ちょっと持ってきてあげるから、ウララはそれをお食べ」 と、小声で言う。 リビングで、家族そろって食事。 といっても、我が家の家族はぼくとお母さんだけ。たった一人の家族としてお母さんを大切にしたいし、されたいんだけど、お母さんったらあまりに冷たいもの、ぼくだって冷たくしちゃうのさ。 お母さんが、ぼくに言う。 「明日、病院に行こう」 ぼくがきょとんとしていると、 「実際にないものが見えるのは、かなりやばい」 と、付け足し。あぁ、ウララのことか。ウララが自分の精神異常か何かで存在してるなんて、思いたくもない。 そう、ウララはちゃんと、いるんだ。 部屋に戻ると、ウララにご飯粒を差し出してみる。ウララは一向に口を開かない。 「…嫌い、なの?」 (今年の夏休みは一人で妄想して過ごさなくてもいい。ウララがいる) (ネットで炎上したけど、個人情報大丈夫かな) (推し様ー、推し様ー) 急に色々浮かんできて、そのときのウララの表情は見えなかった。 白い、白い、世界。ぼくだけの、純白の安全地帯…では無いことは分かってるけど、そこは白かった。 「心音、やっと目を覚ましたのね!」 お母さんが覗き込んでいる。その横で白衣のおじさんが、 「全ての数値は正常。ショックにより倒れたのでしょう」 とか言っている。 私はすかさず、空中を見た。 「ウララ、ウララは!?」 お母さんがぼくの膝につっぷして泣く。 「もうそんなこと言わないで。寂しかった、怖かったんでしょう、色々。大丈夫、これからはちゃんとお母さんが守るわ」 久しい母の温もり。 「お母さん…」 でも、ごめん。「もうそんなこと言わない」は、できないよ。 ウララはぼくの幻。ぼくだけの安全地帯。つまんないとこだけど、怖いことなんか無いんだよ。 悲しい日には、弱った日には、ぼくはきみに会いたい。 きみの帰る場所はぼくも、誰も知らないけど。
下手ですが~
私は未央(みお)。女子高校生。私には幼なじみがいます。名前は礼央(れお)。名前は私とそっくり。彼はカッコよく、モテる。でも私にいつもついてくる。みんなは私みたいな地味な子が彼と一緒にいることに不満に思っている。「なあなあ未央。明日さ、空いてるか?」礼央が言ってきた。「まあ、空いてるけど。」「明日さ、買い物に付き合ってくんない?」えっ。ウソ。これって、、、「礼央くん、それってデートだよね。」誰かが言った。カァァ 礼央の顔が赤くなった。「ちちち、ちげーし。ただ誘っただけだ。ダメか?未央。」「ベ、別にいいけど。」「じゃあ明日、駅前で。」それだけ言うと礼央は去って行った。 次の日ーー 「未央ぉー。いたぁー!」礼央がきた。「じゃ、文房具屋に行くからな。」タッタッタっと早足で行ってしまった。「待って!早いよもう、、、全く。」「ごめん、でもこれ。」礼央は私が着く前に何かを買っていた。そしてそれを私にくれたのだ。「いいの?」「ああ。お前のために買ったんだからな。」 「未央。付き合ってくれ」 ウソ、、、 「、、、ハイ、、、」 そして私は礼央と付き合い始めた。 初投稿なので変だと思いますが温かい目でご覧ください。
初短編
「…でご用件は」悪魔と名乗る少年は、淡々とした口調で言った。 「私のがんを直してほしいの」由衣は言った。「そうですか。でも直すことは無理です。まあ1日元気にさせることはできますが」少年は驚く様子もなく言った。「それでいいからしてほしいの」悪魔はふぅといきを出し、代償はしっかりもらいますよ、と続けた。 由衣は末期がんだった。医師からも余命わずかと言われている。でも最後にみたい景色があった。 翌日の検査で由衣のがんはすっかり治っていた。 由衣は公園に急いだ。 公園のひまわりは満開だった。はしゃぐ由衣を見て少年は目を細めた。 はい、と由衣が差し出したのは、ひまわりの花束だった。どうして俺に?… 今日はありがとう、 と由衣が言う。名前はなんていうの… 「ああまだいってなかったな。俺の名前は大翔だ」それから2人はベンチに座り旧友のようにしゃべった。 「今日は本当にありがとう」別れる時に少年は今回だけだからなとつぶやいた。 由衣の病気は日増しによくなっていき、外にも出られるようになった。公園に出かけ、ベンチに座る。なぜだろう病院から出て公園に来たのは初めてなのに、誰かときたような気がする。このベンチに誰かと座った気がする。なんだろうどうしてだろう。懸命に記憶をたどってぼんやり思い出したのはハルトという文字。ハルト… 由衣はつぶやくと泣いてしまった。由衣の近くにとまっていた蝶が名残惜しげに夕方のそらに飛んでいった。
ホラー小説(初小説)
俺は最近恐ろしいことにあった。 それがどういうのかというと簡単に言って幽霊だ。 俺は宿題の新聞の紙を取るのを忘れたとき、夕方の6時くらいにしぶしぶ取りに行った。 6時というのもあり暗いので行きたくなかったが、先生が絶対忘れずにもってこいと圧をかけてきたので取りに行くしかなかった。 先生に教室の鍵を渡してほしいと頼んだら鍵は空いていると言ったのでそのまま教室に行き、電気をつけて入った。 そして紙を取ったとき…「パチン」電気が消えた。 が廊下には誰もいなかったので少し怖くなった。 すると「コツン コツン コツン」足音が聞こえた。 警備員さんかと思ったが足音と足音の間が異様に長かったので人ではないと察し背筋が震えた。 そして走って校門まで行った。 走ってはいけないというルールがあったがお構いなしだ。 家に帰り起こったことを思い返したら、走ることに夢中で気づかなかったが視界の端に着物姿の女がいたことに気がついた…
貴方は好きでも【恋愛?意味深小説】
「僕のこと好きかい」 「好きですよ」 彼女を見上げて問いかければすぐに返事が返ってきた。 彼女は微かに笑っている。僕は部屋を見渡した。この間泊まりに来た時より家具が不自然なくらい減っている。 「嬉しいなぁ」 「そういう貴方は私の事好きですか」 長い黒髪がさらりと揺れた。彼女の纏う藍色の袴とは合わない色と感じる。最も、人の事は言えないが。 「勿論好きさ」 「なら貴方どうして此処へ」 彼女は僕を見下ろして少し睨んだ。 僕は眉をしかめた。返す言葉を練る。 「私のしたい事知っていたでしょう」 彼女も眉を潜める。僕は無視した。 「今日は結婚式だって知ってるかい」 「勿論です、誰の結婚式だと思ってるんですか」 彼女は目を閉じてふぅ、と息を吐く。 「もう無理なのかい」 「御免なさい」 「君の晴れ姿、見たかったなぁ」 「…貴方は」 彼女が目を閉じたまま口を開く。 僕は彼女の足元に目が行っていた。 「私のことを好きと言ってくれました......けど私は、」 「最期まで私のことを好きにはなれませんでした」 ーーーーーーーー 感想考察お待ちしてます…
『だいすきなともだち』(ホラー短編小説)
わたしのなまえは、りんか。 8さい。 ママとケンカしたの。 ママはわたしのことが嫌いって。 わたしはだめな子なんだって怒ったの。 だからわたしは、おうちに帰らないの。 でもね、わたしにはお友だちがいるの。 あきちゃんっていうの。 あきちゃんはね、すごくかわいくて、すごく優しいの。 だからわたしはあきちゃんがだいすき。 ちょこっとかわってるけどね。 だってあきちゃんは、わたしがほしいって言ったらなんでもくれるし、 朝も昼も夜も、ずぅっといっしょにいてくれるの。 り『あきちゃん!わたし、あきちゃんの こと、だいすき!』 あ『あきもだよ、りんちゃん。 ねぇりんちゃん、りんちゃんのお願 いごとって、なあに?』 り『お願いごと? うーん…あっ!えへへ、わたしのお 願いごとはね、あきちゃんとずっと いっしょ!』 あ『…うれしいな、りんちゃん。 あきも、りんちゃんとずっと一緒に いたい。 ねぇりんちゃん、ずっと一緒にいよ うね』 り『?うん!』 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 母『りんか…ごめんね…嫌いなんて言っ てごめんね…怒ってごめんね… なんで…なんで死んじゃったの… りんか……帰ってきて…』 end ーーーーーーーーーーーーーーーーーー いかがでしたか? 感想待ってます!
嘘だったの?
私の親は犯罪を犯した。 車でとっても大きな事故を起こした。 そして、その事故で…人を轢いていた。 そう聞いていた。 私はいじめられた。 ずっと。 毎日辛くて、親も大嫌いになった。 学校入る前は大好きだったのに。 ある日、おばあちゃんが家に来て、私を田舎に連れて行ってくれた。 田舎の学校に転校することになった。 私の親を知ってる人もいないし、いじめられない。 長い休みに入ると、私は田舎から帰る。 親が会いたがってるから。 私は別に、会いたくないけどね。 今年の夏休みは、少し違った。 八月の中旬に、警察官が家に来たから。 取り調べで私は家に一人。 事故を起こした時、運転していたのはお母さんだったけど、 お父さんと話してたから二人とも罪になったそう。 幼い私を置いて、刑務所に入った。 あの時は、私は保育園のサマースクールに預けられたけど。 今は小学生だから、家にいるだけ。 一週間経った頃、親が帰ってきた。 すごく喜んでて、私の頬も緩んだ。 なんで喜んでたかって? 無実だったんだって。 私をいじめてた主犯格の子のお父さんが、 犯人だった。 私の親は、その疑惑が出た時、抵抗してないんだって。 元から無実だったから。 冷静に考えてたって。 私がいる前でそんな話、してなかったから 避けられてると思ってたけど 本当は違うんだね。 私を、守ってくれてた。 不安になる話から。 私を第一に考えてくれる、 お母さんとお父さん、 大好き。
ずっと一緒に
「もう嫌だ、死にたい…」 僕はそう言う彼女の横に座っていた。 「私なんてどうせ要らないんだ。私は人類のゴミだよ。」 彼女が何を言おうとも、僕は何も言わない。 「もう、私死ぬ。」 彼女が死ぬと言っても、僕は何も言わない。 すると、彼女は立ち上がり駅に向かった。 僕はそんな彼女に黙ってついて行った。 「落ちたらみんなどう思うかな?でも私にそんなこと関係ないよね。その時にはもう私はこの世の者じゃない。あの世の者だもの。」 独り言のようにぶつぶつ言ってる彼女の後ろで、やっぱり僕は何も言わない。 「着いた。もうすぐ楽になれる…。それっ!」 その声と同時に彼女は駅のホームから飛び降りた。 僕は止めなかった。彼女が飛び降りた方が僕は幸せだったから。 「キャァァァ!女の子が電車に………。」 「お、おい!誰か救急車を呼べ!」 みんなが騒いでる。そんな中で僕は、血だらけになった彼女を見下すように見つめた。 もうすぐか…。ワクワクしてきたなぁ。 「あれ?私生きてる?…あ、私がいる?ってことは今は幽霊かな。そうだ!あいつを復讐しなきゃ!」 宙に浮いた彼女を僕は見つめた。そしてこう言った。 「やっと来てくれたんだね。僕、嬉しいよ。」 彼女は驚いたようにこっちを見た。 「な、何で…。私が見えて…。どうして、いるの…。」 呆気にとられている彼女を見て僕は言った。 「君ととまだまだ遊びたかったからな。君が死んじゃ困る。だから僕も先に死んだ。で、幽霊になってついて行ってたんだ。」 「死んでたの…?」 泣きそうになる彼女を僕は抱いた。 「君と……お前と、遊びたかったからなぁ!!」 大きな声と同時に力いっぱい彼女の腹を殴った。 「痛っ!」 「うるせぇ!黙ってろ!おもちゃがギャアギャア騒ぐんじゃねぇ!!今度は、僕たちだけだからな?たくさん遊べる。」 「何で…。助けて!助けて!誰か助けてください!」 必死に叫ぶ彼女の腹を蹴った。 「僕たちは幽霊。だから、誰にも見えない、聞こえないんだよ!!」 「やめて!離れて! 何言ってんだ?だって僕たちは… 「ずっと一緒にいるから。」 どうでしたか?考察してくれると嬉しいです! 私が考えたものをまず書きますね。知りたくない人は、見ないようにしてください。 「僕」は、彼女をいじめていたいじめっ子。 そしたら、ある日彼女が死にたいと言っていた。 自分はまだまだ彼女をいじめたい。だから、先に死んだ。彼は、死んだらすぐに幽霊になると言うことを知っていたから。 彼女が言っていた、「あいつに復讐をしなきゃ!」の「あいつ」は、「僕」。 ちなみに、カップルではない。 感想待ってます!!
恋は生きる。
窓から空を見る。 ――なんだ?この青いの。 えっ、? 『おーいっ行くぞっ学校遅れる~。』 声がする。その声をたどっていくと謎の壁がある。 『ん?奈乃葉~』 なんか奈乃葉って呼んでる、、。 「ん」 声を出すと 『奈乃葉っどした?』 奈乃葉?って誰? 「あ」 『何?どうしたっ?とにかく鍵開けて⁉』 鍵って、、何? 「え」 『んっ?もしや,,。分かんない?』 ん? 「分かん』 『えっ⁉』 ハァハァ 突然息ができないっ苦しい。 バタっ 『奈乃葉っ』 ハァハァ 『えっ?』 『しょうがない、、開けるか、、』 ガチャ 『なんでぇ、、倒れてる、、』 ―1時間後― 『おいっ奈乃葉っ奈乃葉ー!』 私が目を開けるとそこには誰かいた。 「だ」 『どうした?』 「れ」 『記憶喪失,,。』 「きお,,。」 声がでない。 『僕は風。よろしくね。』 「よ」 『うん。よろしく。』 どうやら入院しているらしい。 私はあったこと一日で忘れてしまう。 風くんのことも。 毎日自己紹介している風くんは困っていると思う。 でも次の日には忘れちゃうから、、 『奈乃葉~』 今だ直らない記憶喪失とやら。 『今日は伝えたいことがあるんだ。』 「ん?」 言葉を発することは、前よりできるようになったらしい。 風くんが言ってたもん。 伝えたいことがあるって言ってその後固まってる、、 『やっぱ明日言う、、』 ―次の日―(風side) 昨日は固まっちゃって話しできなかったな、、 今日こそは、、 記憶喪失になる前から考えていた計画。 でも残念。 だって次の日は忘れてるんだから。 何かって? 告白だよ。 忘れても何回も言う。 そう決めて声に出す。 『奈乃葉。好きだ。』 「風くん。私も。」 えっ、 記憶喪失になってから名前呼んでくれたの初、、 初だし、、告白、、成功、? でも問題は明日、、 なぜか明日だけ家に帰れるらしい。 ―次の日― 奈乃葉の家の前まで来た。 『奈乃葉~っ』 「ん?」 玄関で呼んで返事してもらうの久しぶりだな、、 『鍵開けるね。』 ガチャ 「風くん、、好き、、」 『えっ。』 その後も話を聞くとやっぱり覚えていた。 次の日や、その次の日。その次も、 他のことは忘れていても、 僕のことと、あの日の告白はずっと覚えていた。 嬉しくて、、嬉しくて、、 ――奈乃葉とならどんな困難だって乗り越えていける。 そう決心したのだった。
幸せ
世の中には、親に大事にされてない。や、自分は幸せじゃない。と考える人がいます。 反対に、悩み事がなかったり、自分は幸せだと考える人もいます。 でも、誰しも一回は悩み事や辛さを感じると思います。 悩み事がない、辛くないという人はとても素晴らしいことです。 華やかな生活をしていた貴族にだって悩みはありました。 病気、死、自分の地位、など。 辛いの程度は人によって違うと思います。 自分にとっては辛くないことでも、他の人からしたらとても辛いことだってあります。 自分の辛さの程度で考えて、なんでそんな小さいことで辛いって言うんだよ。というのは余計その人を傷付けています。 では幸せって一体なんなのか。 それは、今生きていること。 生きているから辛いんです。感情があるということなんです。 感情がなければ人生楽しむことはできない。辛さも感じない。 死ぬまでは負けじゃないんです。 今がドン底だったらそこからどんなに足掻いてでも這い上がれ。 いじめとか、たくさん辛いことがあっても死ぬまでは負けじゃないから、いつかそいつらを見返してやれ。 死んだら負ける。 彼奴らの勝ちになる。 負けたくなかったら死ぬな。 別に無理に生きろとは言わないから。 負けてもいいから楽になりたかったら無理に生きなければいい。楽になったらいい。 全く家族に愛されてないと思っている人、いると思います。 ですがこんな事実があります。それは 赤ちゃんの頃は愛されてないと生きられない。ということ。 愛情がないと1歳になるまでには全員死ぬそうです。 今生きているなら、赤ちゃんの頃は愛されていた。ということになる。 全く愛されてないなんてないんです。 それに、今の日本は戦争がありますか? ないですよね?平和主義だから。 かつて日本は戦争で沢山の人が亡くなりました。 その教訓を生かし、また同じ失敗を繰り返さないためこの憲法があります。 外国では今も戦争をしている国があります。 それにより沢山の子供が理不尽に命を落としています。 何も悪いことなんてしてないのに。 自分達は、美味しいご飯が食べられて、帰る家もある。 それも幸せなことだと思います。 “幸”という漢字に似ているのが“辛” 皆さんはどう思いますか? 自分は、幸せだから辛いこともある。という意味があるのかなと思います。 なぜ?と思った人に一つ例を。 欲しいもの全て持っていて、とてもお金持ち。顔もすごく整っていて、したいこと全てできる。 一見幸せそうですよね。 でも陰からはどうでしょう。 嫉妬されているかもしれません。 そこからいじめが発生し、幸せなことが辛くなることもあるんじゃないでしょうか。 他にも沢山幸せなことはあります。 幸せって、一体なんなのか。 みなさんが思っているよりずっと近くにあります。 幸せ探しも、一つの幸せかもしれませんね。
僕たちの秘密
いつもの朝、食パンを口にほうばり、家を出る、教室の扉を開け、席に着く はぁ~とため息をつくと、机に叩きをくっつける 眠い…もういっそ寝てしまおうか… ふふふっ はっ!と目を覚ます あの子が笑っている。 僕は、なんで顔をあげたのだろう。また、机に額をくっつける あれ? なんで、? なんで泣いてるの? い……… おいっ…… おーい!! はっ! な、なんだよ? はぁ?お前聞いてなかったのかよ へ? だーかーらー!カ ラ オ ケ!行こうぜ! やだよーめんどくせぇ あの子も来るんだぜ? 尚更だよ ふーん。 じゃーあ!他の人さーそお! ……… …やっぱり…行きます… あ?聞こえねぇーぞ笑 やっぱり、行 き ま す! よく言った!笑 じゃーあ。〇時に〇〇集合なー!よろしくー あいあい はぁ…僕はなんでこんなことにつきまわされているのだろう… あの子に告白しなきゃいけないっていうのに… ……らぁぁ~♪ ぼぉぉ~くぅらぁあ♪ …ああだりぃぃ マジさなんでこいつらとカラオケなんかに… 凛くん…… あ!は、はい!! 何か歌う? あ、うん! 何にしようかな… これとかどうかな? あー!じゃあそうするかー 胸の奥がドクドクいってるッ… 紗奈ちゃんに聞こえちゃうッ… あ、凛くん、始まったよ あ、らぁぁ~♪ ううぅぅ~♪ はぁ… ぎゅっ …へ? なにやら手があったかい… チラッ !? て、手繋いでる!! やばいやばい…! あ。今ならいけるかも… グイッ え、?どうしたの凛くん…? ちょっとついてきてッ… 普通ならみんなに気づかれるのに みんなカラオケに集中して気づかない タッタッタッタッ ねぇ…凛くん…どこに行くの? タッ スゥ… 紗奈さん!僕、ずっとずっと!好きでした! え!? 僕ッ僕ッ、紗奈さんのことが、前世からッ好きだったんです! やっぱり、凛くんは気づいてたんだね… 私はこの世にいないっていうことを。 そのまま、僕たちは消えていった
Space Time ~君の心の中で~
2020年8月5日午前7時38分、自転車と車がぶつかる事故が発生した。車はその場から逃げようとしたが、周りに車のナンバーを見ていた人がいたため、すぐに警察に捕まった。自転車に乗っていたアンナは中学2年生の女の子で、学校に向かう途中だった。彼女は車にぶつかられて、頭を強く打った。その影響で、今は気を失っている。病院の先生は、「もう二度と目を覚まさないかもしれない」と言っている。アンナの家族や事故を知った友達が悲しみに暮れる中、アンナの心の中では奇妙な事が起こっていた。 「ん…ん?」 目を覚ましたアンナは、今まで一度も見たことのない、美しい景色の場所にいた。ここはどこなのだろうか?そう思いながら、美しいけど少し変な景色に見とれていると、いつしか時間は過ぎていった。はっと我にかえると、となりには見たことがあるような、無いような、そんな男の子が座っていた。その子はアンナと同じ中学生くらいだった。景色を見ている彼は、こっちに気付いていないのだろうか?というか、いつからここにいたのだろうか?そんな疑問が次々とアンナの頭に浮かんだ。 「ねえ。」 「えっ?」 彼に話しかけられた。びっくりしてアンナは動揺を隠せなかった。 「アンナ、やっと会えたね。」 「…あなた、誰?」 「忘れちゃった?僕だよ僕、ウチュウ。」 「ここはどこ?」 「君の心の中だよ。」 「私の心の中?」 「そう。どうやら君は事故で気を失っているみたいだね。」 「そ、そうなの?」 アンナは、事故が起こったことを知らないようだ。一瞬の出来事だったからかもしれない。 「だから私はここにいるの?」 「そうだね、でも会えて嬉しい。ずっとおしゃべりしたかったんだ。」 「私と?」 「うん。」 「何で?会ったこともないのに。」 「ここは君の心の中。僕はここに住んでるから、よく夢で会ったんだよ。」 「そういえば、小さい頃に会ったことがある気がする。」 「なのに最近は全然会えないからさ。しかも、夢では決まった事しかおしゃべりできないし。」 「演劇みたいに?でも何で最近は会えなかったんだろうね。」 「僕は、君の心が成長したからだと思うんだ。」 「私の心が成長?」 「うん。昔はよく心の中で僕に話しかけてくれた。だから夢で会えたんだと思うんだ。」 「確かに、昔はよく心の中の友達に話しかけてた。でも、最近はいろいろあって、ため息ばっかりついてたんだ。」 「やっぱり、君の心は成長したんだね。」 「私、ウチュウに会えてよかった。」 「僕も、君の心の中にいれてよかった。」 こうして、幸せな時間が過ぎていった。 「ねえ、君、何か得意なことはあるの?」 「私はバスケが得意。昔からやってるの。ウチュウは?」 「僕は、…時間を操ることかな。」 「そんなことできるの?」 「うん。あまり役に立たないけどね。」 「私、危ない状況なのかな。」 「ここにいるってことはそうだろうね。」 「そっか…。死んじゃったらもう会えない?」 「うん、二度と。」 「死にたくないな、ずっとウチュウと一緒にいたい。」 2人は、美しい景色の中を歩きはじめた。 「私、急に死んじゃって、ここからいなくなっちゃうんじゃないかな。」 「君が死んじゃったら、僕も、この場所も消えちゃうんだよ。」 「そ、そんなの嫌だ。いっそのこと、事故が起きる前からやり直したい。」 「そんなことができればいいのにね。」 「できるよ!」 「えっ?」 「ウチュウは時間を操れるんでしょ?」 「でも、これじゃあ、時間を戻したって…」 「はい、決まり!」 「…うん、わかったよ。」 アンナの心の中は、アンナが操ることができるのだ。だから、ウチュウはそれに従わざるを得ない。 「ウチュウ、今日はありがとう!また夢の中で会おうね!」 「う、うん。」 「じゃあ早速、今日の朝に時間を戻して!」 ウチュウは悲しそうな顔をした後、目をつむり、手に力を入れた。そしてー。 2020年8月5日午前7時38分、自転車と車がぶつかる事故が発生した。 時間を戻しても、起こることは全く同じ。つまり、運命はそう簡単には変えられないのである。こうしてアンナは、無限ループに陥ってしまったのだ。 作者のレミーです!読んでくださった方は、一言でもいいのでぜひコメントを書いていってください!_φ(・_・ よろしくお願いします!m(_ _)m タメ口OK!辛口NG! *Space Time (スペースタイム) = 時空、4次元世界
さよなら
初めて会った時、心臓がいつもと違う動きをした。 俺に笑いかけたその顔は 今までの誰よりも素敵で。 俺だけのものにしたくなったんだ。 …なんて、そんなのは昨日までのことで。 送られてきた1番新しいLINE。 《言いたいことがあるんだけど》 俺の淡い期待はシャボン玉みたいに消えた。 あいつが、ほんとに幸せそうな顔して。 『結婚することになってさ』 あの顔は、他の誰かのものになった。 「良かったじゃん、おめでと。」 『へへ、ありがと。』 そんな顔で俺を見るなよ。 お前が思ってるほど俺は良い奴じゃない。 今からでも別れてしまえばいい、なんて酷いこと思ってるんだぞ。 なのに。 どうして。 『やっぱり1番に報告したくて。』 期待させるようなこと言うんだよ。 『…どうした?』 なあ。 『ご、ごめん、体調でも悪かった…!?』 やっぱ無理だよ。 『熱はなさそうだけど…水持ってくるから…!』 お前を諦めるとか。 『……なに?』 気づいたら手を掴んでいた。 俺はゆっくり立ちあがる。 俺より少し背の低い体が、1歩後ずさった。 「…結婚、すんの?」 『……え…?』 「俺も、言いたいことあったんだよね。」 ごめんな。 これで最後にするから。 「…ごめん、…………好き。」 浮かんだ涙に気づかれないよう、強く抱きしめた。 「…はは。」 家に帰り、玄関の鍵を閉めてその場に座り込むと、乾いた笑いがこぼれた。 もう、あいつに会うことはない。 会いたくない。 「……さよなら。」 さよなら、大好きだった人。
青い血
これは私が学校の先生から聞いた怖い(?)お話です。 オリジナルの内容も入れて 書かせていただきます! 僕は、普通のサラリーマン。 残業がヤバいけどまぁ大きい会社に勤めている。 今日も会社を出れたのは、 午前0時。 なんと、定時の5時間後。 もちろん終電を逃す、、、 「最悪だな」 思わずつぶやく。 疲労が溜まっているのをもあるが、 歩いて帰る道には、 幽霊が出ると噂の墓地があるのだ。 もちろん、僕はそんなの信じない。 歩いていくうちに、噂の墓地に来た。 薄暗く、さすがにビビる。 その時!!! 「っ!!!」 奥の方の道に、 白いワンピースに黒い髪が長い、 女の人が膝を着いてぐったりしていた。 さすがにビビるっ!!! だが、幽霊なんていないはず。 僕は勇気を出し、 (幽霊はいない、幽霊はいない。) と繰り返しながら 女の人に近づいていき、 声をかけた。 「あの、、、ダイ、ジョブ、デスカ?」 すると女の人が突然振り向いた! 「っっ!」 「水、、、水、、、!」 へっ?水!? よくみると、女の人は青白い顔を、 僕が持っている買ったばかりの ペットボトルの水に向けていた 「あっ、、、ど、どうぞ、、、」 僕はおずおずと女の人に水を差し出した ガバッ! 女の人は奪うように水をとると、 ゴクゴクゴクゴク 一気に飲み干した。 ぷはぁー 「あぁおいち!」 ニコッと笑って女の人が言った。 あぁおいち! あーおいち 青い血 後でわかったことだが、 その女の人は僕と同じ会社で 働いていて、 残業で終電を逃し、 歩いて帰ってくる途中で 脱水症状を起こし、 ぐったりしていたんだそうだ。