短編小説の相談いちらん

短編小説

みんなが作った短編小説のコーナーだよ。※2024年9月30日までの投稿で受け付けを終了いたしました。

短編小説みんなの答え:1

雨に憂愁

雨の降る歩行者天国。周りには、傘を差した幸せそうな男女が歩いている。 隣の雑貨屋には、楽しそうに買い物をする家族。 なのに、僕だけ独りぼっち。 恋人なんてこんな僕にできるわけないし、家族の名前すら知らない。 そんな僕を嘲笑うかのように、雨が強まる。 寂しい。 なんでこんなところで独りで歩いているのだろう。 何処に行くのだろう。 今更、そんなことを考える。 でも、考えたって答えなどでてこないのだろう。 雨の匂いが、僕の考えを邪魔する。 僕はこの匂いが嫌いだ。 虚しくなるから。 孤独が増すから。 ああ、この匂いと一緒に、消えてしまいたい。 そんなことを願う、憂鬱な雨の日。 僕は独りで泣いた。

短編小説みんなの答え:1

家族の愛情

「舞!今日は舞の好きなオムライスだよ!」 「ほんと!?おかあしゃんあんがと!」 「舞!ただいま!舞の好きなケーキ買ってきたぞ!」 「わーい!おかあしゃんもおとうしゃんもあんがと!」 私は舞。誰にだってこんな幸せな時はあるよね?私みたいに 両親は小さい頃に亡くした。六人も残して。 長女の私。16歳。 次女の夢。13歳 三女の燈。9歳 四女の桜。7歳 長男の駿。11歳 次男の功。5歳 三男の勇。3歳 って感じ。皆んな私はお母さんって思ってる。 学校は行ってない。だって忙しいもん。 「夢!明日功と勇お迎え行ける?燈と桜と駿の授業参観なの!」 「OK。お姉ちゃん大丈夫なの?」 「大丈夫。もう10時よ!寝なさい」 「やーだー!もっと勇と遊ぶー!」 「勇と遊ぶのー」はいきた…夜更かしグループの功&勇。 「お姉ちゃん!駿がいじめてくるー」 「駿!桜と燈を困らないの!寝ないとお説教よ!」 「ひぃぃぃ!寝る!」おし!小学生グループは寝た! 「ねぇ知ってる?寝ない子にはね夜中怖ーいお化けがてで…」 「やだ!功!寝よ!」 「あはは。お姉ちゃんいつも大変だねぇ…」 「全然平気!ほら夢も寝なさい」 「姉さんおやすみ」 えっ大変なんじゃないかって?全然!お母さんとお父さんが居ないからって寂しい想いさせたく無いからね!お母さん…お父さん…会いたいな… 「ふわぁぁ…姉さん…?」 「あっ夢…起きたの?眠れないなら羊でも数えたら」 「姉さんどしたの!?」 「へっ…?」 「泣いてるじゃん!何かあった?話してみ?」 「なんでも無いわよ。あくびで目が潤んだだけ」 「嘘だよね?何で嘘つくの…?」 「そ…それは…」 まずい!泣かせる… 「何で!?私達は家族よ!私がそんなに信用できない!?姉さんはいっつも私に何かを隠す!この前だって…」 「それは…貴方達を心配して欲しくないから…」 「何も教えてくれないほうが心配じゃない!姉さんは私が嫌い!?ならこんな家出てく!」 「夢…」 最初は嘘かと思ったけどリュックに物を詰め込み始めた。 まぁでも夢なら大丈夫だろう。って寝た。 次の朝。 「こんな家出て行くから。さよなら 夢」って手紙があった。 街中を探したけどいない。お昼になっても見つからない。 「夢…全部全部私のせいだ…母として責任とらなくちゃ…」 夢がよくいく場所…学校とか…? 「あのぉ…松田夢という生徒は来ていますか?」 「いません。休みじゃないんですか?」 えっ…あとは…電話をしながらどうしようと思っていると,ニュースが流れた。 「速報です。夜中に事故がありました。被害者は松田夢さん(13)です」 「夢っ!?」 「市民病院に救急搬送されました」って言われた時くらいから私は走っていた。 「はぁはぁ…松田夢という患者はいますか…?」 「はい。昨日ニュースで運ばれて…あっお姉様だったんですね。202号室です」 「夢…大丈夫…?」 「お姉ちゃん…」周りには妹や弟がいた。 「ごめんね…勝手にしちゃって…ちゃんと分かってるの…姉さんが私達のために色々隠してくれてること…」 「夢…!」 「私達のせいで学校もいけなくて…姉さんのおかげで楽しい人生送れた…」 もう死にそうだった。声もかすれてて,それでもこれははっきり聞こえた。 「ありがとう」 「夢…夢!!」 今までの夢の顔が目に浮かぶ。笑顔で,私の初の妹で… 「夢…」私は妹,弟達の前では流した事かなかった涙をこぼす。 「お姉ちゃん!夢お姉ちゃん冷たいね」 「うん…お姉ちゃんはね…お空の上に旅立ったんだよ…」 「舞お姉ちゃん…夢お姉ちゃんが…」 「うわーん!!!!」 家族でいっぱい泣いた。夢は大切な家族だから…

短編小説みんなの答え:2

放課後、恋

アタシ源遙(みなもとはるか)、中学3年生! 今、教室で学年で一番イケメンの東貴明(ひがしたかあき)くんと二人っきり!! 顔だけじゃなくて、運動も勉強も出来て性格もちょー優しいの! そんな完璧な彼と二人っきりだなんて、緊張するよ~ でも、チャンスだよね!? 今日こそ彼に告白しないと……!!! あードキドキしちゃう…… がんばれ!アタシ!!いけるよ!!!!! 深呼吸をして、アタシは本を読んでいた貴明くんに話しかけた。 「あの、貴明くん……話があるんだけど、いい?」 「なに?」 貴明くんは優しい笑顔を浮かべた。 「あの、貴明くんのことが好きなの……!!付き合ってください!!!」 ぐっと拳を握った。 しばらくの間アタシたちの間には沈黙が降りた。 「ごめん……」 貴明くんは申し訳なさそうな顔をしながら言った。 「俺……好きな子いるんだよね……」 「え………、だれ……?」 貴明くんは「それはね」と言いながらアタシに抱き付いた。 それからアタシの耳元で「お前だよ」と呟いた。 「え……?」 困惑していると彼は「ずっとお前に恋してた」と言った。 これは、夢……?わたしは夢を見てるの………? 混乱した頭で必死に考える。 「現実だよ」 貴明くんは悪戯っぽい笑顔を浮かべながらアタシの頬をむぎゅーっと摘んだ。……痛っ! 「もうっ!痛いよ~貴明くん!!!」 アタシは頬を膨らませながら言った。 「貴明って呼んでよ?」 「……貴明」 「あ~!!遙可愛い!!」 ほんとうに告白してよかったぁ~!!!! ーー お久しぶりです。よもぎでーす! 優しい感想待ってます^_^

短編小説みんなの答え:11

短編小説  兄妹

「にぃに抱っこー」 そう言って走ってきたのは、兄妹の末っ子、凪(なぎ)四歳。 あっ、どうも、自己紹介遅れました。僕の名前は、郁星 隆盛(いくほしりゅうせい)です。七人兄妹の一番上です。 順番に、兄妹を並べてみると… 1.隆盛(りゅうせい)(男)中二 しっかり者で皆から好かれてる 2.結亜(ゆあ)(女)中一    とても優しくて面倒見も良い 3.那月(なつき)(女)小六   未だにヤンチャで成績があまり良くない 4.翔(しょう)(男)小五    頭脳派 頭がめちゃめちゃよく学年一位 5.渚(なぎさ)(男)小三    いたずらとサッカーが大好き 6.名津(なつ)(女)小二    渚と一緒にいたずらをよくする くすぐられるのが大の苦手 7.凪(なぎ)(女)年長     甘えん坊で寂しがりやな末っ子 だよ!皆、僕にとって大切な家族!そんな僕達のある平日の日常を覗いてね! 隆盛「学校いくよー」 渚・名津「えー、面倒くさ!」 隆盛「ん?行かない?じゃぁ、行くって言うまでくすぐっちゃお」 渚・名津「えっ?え?待って!ぎゃー!」 僕もこんなことしたくないんだけど。。まぁ、二人が行くって言うまで那月と翔に手伝ってもらって。。 渚「うわー!ぎゃー!やらー!翔にぃやめてぇ!嫌だぁぁぁぁぁ!」 名津「無理無理!耐えられないよぉ!助けて!ぎゃーーー!ねぇねやめてー!嫌ぁ!」 名津は、くすぐられるの家族一弱いから今大変そうw 翔「二人とも行く?」 渚・名津「行きます…行きますから…お願い!やめて!」 那月「じゃぁ行くか」 そう言って、家を出た。凪を保育園に送って、小学生組を学校に送って。。結亜と中学校に向かった。 結亜「朝、凄かったけど大丈夫?まぁ、いつもだけどさ」 隆盛「まぁ。どうしたら行く気になるかね。。自分達、くすぐられるの苦手なのにいたずらはしたいんだね笑」 そう言ってるうちに学校に着いた。六時間授業を受けた。僕も結亜も親は朝早く夜遅いから平日は会えない。だから、帰宅部。結亜と待ち合わせて保育園に凪を迎えに行った。三人で家に帰ったら、物がごちゃごちゃ。。まぁ、名津と渚が散らかしたんだと思うけど…本当にいたずらばっかり。。この間も翔の筆箱にビリビリするペンとか、僕のお茶に七味を入れてたとか、結亜の財布を隠したとか。。可愛いんだけどねぇ。いたずらはおさまらないねぇ 隆盛「これやったの誰?」 皆「…」 隆盛「名津、渚やったね。こっち来なさい」 ちょっと、本当に酷い散らかりよう。ちょいと説教しますか… 隆盛「これは、二人がやったんだね?こんなに散らかしていいの?」 渚・名津「…」 隆盛「黙ってるんだったら、にぃにとねぇね皆でくすぐるよ?いいの?やだったら、やったって言って」 渚・名津「…やった…」 隆盛「これやっていいと思ってるの?皆が邪魔と思うし、迷惑なんだよ?わかる?」 渚・名津「うぅっ、グスっ…めんなさい…」 泣いてきたから、そろそろやめるか 隆盛「うん。じゃぁ説教おしまい。結亜がご飯作ってくれたから食べようね」 名津「んん!抱っこ…」 甘えん坊ちゃんになったな。甘えさせてやるか。 凪「おいしい!ねぇね食べさせて!」 名津「はいどうぞ!」 ご飯が終わったから、お風呂に入って。凪も年長にして一人で入ってる。一人ずつ入って、出たら、歯磨きとか支度とかして…。 名津「にぃに宿題手伝って?」 隆盛「今?もう、8時半だよ?翔に手伝ってもらおう。翔ー!名津の宿題手伝ってあげて!」 翔「今?まぁ、良いけど」 ちゃんと一個一個翔が教えてるから名津も分かってそう。そいじゃ寝よう。 隆盛「寝よう!」 凪「翔にぃ一緒に寝よぉ」 渚「隆にぃ寝よ!」 名津・那月「ねぇね!一緒に寝て!」 今日は、皆甘えてるね。まぁ良いけど。今日みたいな散らかりは困るやw こんなことがあったら説教になっちゃう。じゃあ、僕も寝ます。お休みなさい ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 作者より どうでしたか?コメントと感想お願います! 名津と隆盛と渚が多かったですね…まぁ、頑張りましたので!

短編小説みんなの答え:2

ネコが人間にできること

「いつもどーもありがとうございます。」ママが、お向かいの家の人にお礼を言う。お向かいの人が戻った後、ママは、深いため息をついた後、私にいった。「またお向かいの人の庭でとれたお野菜をもらっちゃった。」ママは、気が弱く、物事を、断れないタイプだったので、まずくて、食べることができない野菜を、毎日のようにもらっていた。私は、大丈夫だよ!と「ミー」とひとこえなくことしかできなかった。そんなことが、ずっと続いていた。私は、ずっと考えていた。(私のような弱い動物が、ママに何をすることができるかしら。)ずっとずっと考えて、ある時一つの案を思いついた。…またお向かいの家の人が来た。ママは、また、お礼を言い受け取った。(今だ!)私は、お向かいの家の人のほうへ走り、着ていたエプロンを、うちのドアへ引っ張った。(ママ、野菜を食べてもらうのよ!)思いが通じたのか、ママは、お向かいの人に、「良かったら、お野菜食べて行きますか?」と聞いた。お向かいの家の人は、「お邪魔します」といい、うちの椅子に座った。もらったお野菜を食べてもらうと、「あら!まずい!ごめんなさいね、こんなやさいを、まいにちもってきてたのね。」そう言って帰っていきました。それからは、おいしい野菜を渡された。おいしい野菜を食べるママの、笑顔がとても嬉しかった。

短編小説みんなの答え:6

[短編小説]方言ってよく分からん

※関西弁注意。 キャンッ、キャン! A「あ!あの犬、ちゃうちゃうちゃう?」 B「ちゃうんちゃう?」 A「いや、ちゃうちゃうちゃう?」 B「ちゃうんちゃう?これ、チワワやって…」 意味 ちゃう__関西弁で「××かな?」「ちがう」という意味 ちゃうちゃう__犬の1種 分かりにくいのでほんやくした↓↓ A「あ!あの犬、「ちゃうちゃう」じゃない?」 B「ちがうんじゃない?」 A「いや、「ちゃうちゃう」でしょ?」 B「ちがうんじゃない?これ、チワワだって…」 けっこう平和な関西。 うっす!(あいさつです) かえるで一すと申します。 私は、バリバリ関西人です! その中でも、おっとり系な奈良県民です。 コメントお願いします!!お願い!!ぜひぜひ!!ね!

短編小説みんなの答え:1

これからの世界を平和にしたい

これからの世界はきっと大変だろう。 でも未来の代表は君達。 君達が代表するから みんなで未来をお迎えしよう。 お迎えする準備もしておこう。 それだけじゃ この世界は平和にならないかもしれない。 平和にするためにはなんだろう。 みんなで探すのも未来のため。 探すのは大変だけど 平和にするための魔法かもしれない。 魔法はもっとあるかもしれない。 どんな事だろう。 平和を願ってみる? でも 今はコロナなどで世界は平和じゃ無いよね。 みんなでコロナ対策してる?して無いからコロナが増えるんだよね。 でも願ってみるしか無いかもしれない。 コロナにかからないようにするのも 平和を願っている人だ。  沢山の人が願うと良いよね。 私も平和を願っています。 この世界に平和を! みんなどうでしたか? この世界に平和を願おうね! 楽しいこともあるけど悲しいこともあるから!みんなで頑張ろう!

短編小説みんなの答え:3

[小説]友達とは何か。

私はマリ。いわゆる「ぼっち」だ。 といっても,これには理由がある。 昔,私には友達がいた。「ネッ友」というやつだ。その人とはネットで会話していたが,実際に会う事になった時。なんと,いきなり暴力をふるわれたのだ。理由は今も分からない。 そんな事があってから,あの人はなんだったのか,友達を信じて良いものなのか,そもそも友達とは何か。そんな事を考えるようになった。 そんなある日,休み時間に特にすることもなく,地球儀でもながめていると, Γね,マリさんていつも何してるの?」 ユミさんが話しかけてきた。 「いや,別になにも…」 「じゃあじゃあ,外でおしゃぺりでもしてようよ!お日さまが気もちいいよ。」 「あ,ああ,うん。」 私とユミさんは,校庭で話すことになった。 最初は話して何がどうなるのか分からなかったが.なぜか話しているだけで気もちがスッキリした。 数日たった。 休み時間.校舍のかげで休んでいた時。 ズッッ…… 校舎からなにかおちてきた! 「マリさん危ない!」 ユミさんにおされてギリギリ間に合ったが,すでに古びた屋根の一部分が落ちてきていた。 「…ありがとう。」 「ううん。だって.あのままだったらマリさん屋根の下じきになってたかもしれないじゃん。亅 そうか,これが… どうも!ジュゲムです!みなさんは,友達とは何だと思いますか?私は,おたがい助け合っていくものだと思います!

短編小説みんなの答え:1

灰に溶け込んだ、その赤色は

 灰色を帯びた藍の空を見上げる。 酷く廃れてしまった街には、崩れてしまったコンクリートの残骸と、それに必死にしがみつくやけに元気な緑色をした蔦のみしか残っていない。 俺はレイ。政府直属の組織である、戦争残留物処理社の社員として、この廃墟の街に来ている。 「報酬が跳ね上がるからって、こんな街に来るんじゃなかったな…」 この街は見た目が腐っているだけでなく、中々に強い鼻をつくような異臭が漂っている。 今回の目的はただ一つ、この街に生き物が残っていないか確認することである。 明日になれば、これらのコンクリート達は全て砕いてしまう。万一その中に生物が紛れ込んでいたら、悲惨どころでは済まない。 「こんなところに生きれるようなバケモンなんて、そうそういねえだろうよ……ん?」 俺の耳は、この廃れきった街の空気を切り裂く、小さくも力強い歌声を確かに拾った。小さい少年の声だ。 「参ったな…」 歌声のみを頼りに、声の主を求め、俺はふらりふらりと歩き出す。 瓦礫をどかしながら歩いていくたび、その歌声は微かなものから確かなものへと変わっていく。 「~♪」 「っ見つけた!」 俺の目が捉えたのは、絹のような髪と宝石のような瞳をした、1人の少年だった。詳しい年齢は分からないが、きっと1人でこんなところにいられるような年齢ではないはずだ。 「こんなとこで何してんだよ」 「ふふっ、また見つかっちゃった!」 「はぁ?」 少年の訳の分からない発言に、俺はついおかしな声を漏らす。 「それじゃあお兄さん、また明日も僕と遊ぼうね!」 『また』? …そうだ、これはまた夢なんだ。 この子供は俺の少年時代。戦争で家族を亡くした俺はただ1人、廃墟の街で誰かが迎えにきてくれるまで歌い続けていたんだ。 いつの日かお国の奴が来て、俺を施設に入れた。あと少しで、見つけてもらえないところだったらしい。 この子供…レイは、国の人間に見つけてもらえなかった俺。 つまり、子供のまま死んでしまった俺だ。 俺は、小さい頃の俺をしっかりと見据える。 「絶対助けるからな、レイ」 「~♪」 俺は、本当は聞こえているくせに、まるで聞こえていないかのようにまた歌い出した。 灰に溶け込むその赤い瞳は、しっかりと空を見つめていた。

短編小説みんなの答え:4

8カウントのシャンプー

『好きな人の名前の分だけシャンプーを押して、頭を洗うと恋が叶うらしいよ!』 昔々、友達から聞いた恋のおまじない。 短い髪の割に合わない8カウントのシャンプーを毎日、毎日続けていた。 でも、桜の木の下で告白されてた君は顔を赤くして首を縦に振ったね。 失恋したんだ。 全部水に流そうとお風呂に入ったのに、気が付けば君の事を考えて8回ノズルを押していた。 頭から垂れ落ちる泡が涙と一緒に頬を伝っていった感覚は今でも覚えているよ。 「良い匂いだね。」 と褒めてくれたあのシャンプーの匂いが空間に充満する。 お風呂に入るたびに私の胸を締め付けるこの香りを好きだと言ってくれた君は、私がいつまでもこのシャンプーから変えられない理由を知っているかな。 私が君の事をずっと好きだった事を、知っているのかな。 いつまでも辞められない8カウントのシャンプーがあの日と同じようにダラリと垂れた。 詩音です☆ 失恋系小説を書いてみました~! よかったら感想くれると嬉しいです! それでは!

短編小説みんなの答え:3

林檎の香りのティータイム

はむ、とアップルパイを頬張る。 『美味いか?』 彼がそう訊いてきた。テーブルに肘をつき、優しい眼差しをこちらに向けている。 『うん、おいしいっ!』 にっこり笑って答えると、彼もふわりと微笑む。甘い雰囲気が少し照れ臭くて、誤魔化すように紅茶をすすった。 ・・・私の彼は、紅茶を淹れるのがとても上手だ。スピーディーな上に動作も綺麗なので、思わず見惚れてしまう。私は彼の紅茶が大好きだから、毎日ティータイムが待ち遠しくてたまらない。 私が頬張っているこのアップルパイも、彼の手作りである。 私の苦手なシナモンは抜いてあり、甘さ控えめ、酸味強めのアップルパイ。私の為にオリジナルレシピを考案したと聞いた日には、あまりの女子力と健気さに卒倒しそうになった。 『ん、一口どうぞ!』 パイを一口大に切り分け、彼の口元に差し出す。 『お前が全部食べていいんだぞ?』 怪訝そうに首をかしげる彼。 『違う違う、美味しいから一緒に食べたいの!ほら食べて?あーん!』 ずいずいフォークを差し出す私に根負けした彼は、渋々といった風にパイを口に含んだ。 『ん・・・今日は上手く焼けたな』 そうぽつりと呟いて、少し気恥ずかしそうに目線を逸らす彼。・・・こういう可愛らしい所も、彼の魅力だなあと思う。 少しイタズラ心が顔を出し、そっぽを向いている滑らかな頬に、ちゅっ、とキスをした。 『紅茶もパイも美味しかったよ。ごちそうさま!』 瞬間、林檎のように真っ赤になった彼。その姿を、網膜と海馬フル動員で記憶に焼き付ける私なのだった・・・。

短編小説みんなの答え:1

雨が上がって、恋が終わって。

雨が上がって、君が笑う。   下に見える急坂には虹色の傘が各々広がっている。 風が湿った土の匂いを含み、髪を撫でる。 たくさんの水滴がキラキラ笑って、眩しくて眩しくて。 目を細めながら見つめるのだけれど、なんだか胸がうずうずして。 笑顔の君と、真夏の太陽が重なって、何よりも眩しくて。 私も笑いかけるけど、泣き顔になってないか心配で。 胸が苦しくて、でも君が眩しくて。 何よりも君が欲しかったのに。君のものになりたかったのに。 それは叶わないようで。 綺麗だねって呟くと、君も、綺麗だよねって...。今この時間が永遠に続くのならどれだけよかっただろうか。 ただ、隣にいてくれるだけでいいの。なんて。 あーあ!あの子に取られるなんて。あーあ! ねえ...君は、行ってしまうんだね。 ずっと、ずっとずっと遠くへ。 私の知らない世界へ。 行かないでほしい。ねえ、ねえ!? なんで?どうして?どうし...て?ひどいよ、こんなの。 でも、これで、さよなら。もう決めたんだ。私と、君の。 こんなに自分が女々しいなんて思ってなかった。でも今はそんなのどうでもいい。 一歩、二歩、三歩。君があの子の元へ歩む。そんなに楽しそうにしちゃって...。 もうっ何もかもおしまい! 私は私でまたいい人見つけるし! あんたなんかよりもいい男をね! これは敗北宣言なんかじゃない。新たな幸せへのスタートライン。 今はまだ、辛いけど、叫びたいけど、泣きたいけどっ...あんたなんかのために泣いてやらないんだからね!! ばああああああああああか! 君のこと、本当に、ホントに、大好きだったんだから...。

短編小説みんなの答え:1

星のない街で

 東京は、凄い! 私は、若きファッションデザイナーの桜子さんに弟子入りしに滋賀から上京した、小川優花。 友達のひまりに付き添ってもらって上京した初日から、なんと私の大好きな「プキュプキュ」というキャラクターを発案した碧さんに会えた。プキュプキュは、濃い紫の丸い顔に、リアルな目と口が付いたキャラクター。ひまりは『何この怖いキャラ…』っていうけど…今日も明日も、私のバッグにはプキュプキュのキーホルダーが揺れている。 私はギュッと、汗をかいた手でプキュプキュを握りしめる。泣かない、泣かない。 「大丈夫?優花ちゃん」 弟子仲間の香苗が声をかけてくれる。 実は私、最近、ファッションデザイナーが向いてないんじゃないかって思うことが増えてる。 趣味の悪いキャラクターが好き。小さい頃から、周りにダサいってからかわれてた。 そんな私が、デザイナーって…。 「優花ちゃん、ちょっと来て」 ある日、桜子さんに呼び出された。 私が桜子さんにくっついて部屋に入ると、夕陽に照らされた桜子さんの横顔は、俯いていた。 私は何を言われるのか、悟った。 「優花ちゃん、あなたのデザインは個性的すぎる。個性は、もちろん良いものなの。でも、皆んなが着たいと思う服を作る、それも大切なの」 淡々と語る桜子さんを見つめながら、涙が滲んでくる。 「分かりました」 そう言い捨てると、私は泣いているのを隠すように俯いて部屋を出て、廊下を駆けて、ビルを出た。 桜子さんは、遠回しに、私には才能が無いとおっしゃった。 長年の夢は、あっという間に砕けた。でも、とっくに昔から決まっていたことのようにも感じて、また涙が一雫溢れた。 東京の夜を駆ける。 意味なんて失った抜け殻の私は、ただひたすらに、止まらない感情を地面にぶつけるみたいに。 ふと、空を仰いだ。 ネオンのせいで、星すら見えないじゃねえかよ! 夢を追いかけ希望に溢れてたから、あの日は東京が素敵に見えた。 今はただ、ひたすらむかつく。 自分の趣味が恥ずかしくて、プキュプキュを握ることさえできない、そんな自分にむかついているから、自分が見る全てのものがうざったいんだ。 視界の片隅に、怪しい占いテントがあった。 『夢を追うあなたに捧ぐ占い!』 よく考えれば夢を追いかけ上京した人が多いからこんな謳い文句なのかもしれないけれど、私は自分のための占いテントだって思った。 そしていそいそと、占いテントに入っていった。 「占い、お願いします」 黒いマントに身を包んだ女性が、水晶の中を覗き込む。その「むむむ~っ」感が安っぽくて、こんな占い信じるはずもないのに、なんで占って貰ってるんだ、と我に帰った。 「自分を大切に、初心にかえりましょう。そしたらきっと、あなたの個性が生かされる」 どこかで聞いたことのある声でそう言われると、たかが占いだと知っているのに、桜子さんの言葉と重ねて、胸に染みてしまう。 「代金は…」 私がいうと黒いマントの女性は、 「いりません。お金なんかより、優花さんの幸せが大切です」 といった。 「な、なんで私の名前を…」 言いかけると、黒いマント中で、碧さんが微笑んでいるのを見た。 自分を大切に。 小さい頃「ダサい」ってからかわれて泣いた日、先生に言われたなぁ。 なのに、今までちっとも分かってなかった。 それから私は滋賀に帰って、高校時代にアルバイトしていた、今ではすっかり赤字経営の寿司屋で働き始めた。あそこの店長、実は高校時代、好意を寄せてたんだよなぁ。 赤字脱出のための新商品会議。 そこで私は、小川家特製の青いカレーを、寿司屋の新商品にすることを提案して、見事採用! 青カレーは大好評で、寿司屋からカレー屋にすることに。 「優花…すごいぞ!最初、青いカレーって変なのって思ったけど、めっちゃ美味いし…。ありがとう!」 店長との距離も縮まった。   私は嬉しさのあまり、バッグにぶら下がったプキュプキュを撫でた。

短編小説みんなの答え:6

月が見える夜に

月って本当に綺麗だよね。でも月は一人じゃ輝けない。それでも私は、太陽より輝いて見えます。 私は光。私の人生はとても充実している。でも何か足りない。私は名前のとうり学校でも、友達の中でも。 その何かがわからないまま、私は何年も過ごしてきた。 そうしてようやく気づいた。 あの人がいたらから私は輝いてたんだ。 保育園、小学校、中学校と一緒だった親友と別の進路へ行った。 所詮私は、あの子がいたから輝けてたんだ。つまり私は月。あの子は太陽。 今日は満月の日。私は月を見る。直接太陽は見えないけれど、パワーを借りて輝いている。いつか私も。 あの子が直接見えなくても輝けるようになりたい。 月が見える夜に

短編小説みんなの答え:7

私たちが壊したもの

 ある人気な海水浴場では、大人から小さな子供まで、53人が行方不明になった。  また、世界をめぐるツアーの途中だった豪華客船は、海の真ん中で姿を消してしまったそうだ。その日は雲ひとつない快晴で、風も吹いていなかったそうだ。なのにも関わらず、乗客約3500人、1人残らず消えてしまったそう。  いずれも、死体は見つからなかった。  専門家は新生物が動き出しているだの、深海から巨大生物が上がってきてしまっただの、証拠のない説を並べている。その前にやることがあるんじゃないの?  例えばさ、  行方不明者を探すとか。  1年前のことだった。  白い砂浜は暑くて、でも、青い海は冷たかった。  少しゴミが捨ててあるのは気になるが、つい、はしゃいでしまった。 「お姉ちゃん、競争しよ!」 「どこまで?」 「あのブイまで」  少し沖に浮かんでいるブイを指差した。 「ちょっと遠くない?」 「じゃあお姉ちゃんの負けね~」  私は泳ぎだす。 「あんまり遠くに行っちゃダメよ~」  お母さんの声が聞こえた。お母さんとお父さんは浅瀬で泳いでいた。 「分かってるー!」  私は適当に返事をした。  初めは違和感なんて感じなかった。しかし、泳いでいくにつれて、水が重たく感じるようになってきた。水が身体中にまとわりつく。思わず私は顔をあげた。  そのとき、私は見てしまった。  お姉ちゃんが何かに引き釣り込まれるように、海の中に沈んでいったのを。 「お姉ちゃん?!」  慌てて潜ってみたが、お姉ちゃんの姿は見えない。  ふと、海水浴場全体がざわついていることに気がついた。 「彼女が海に沈んだんだ!!」 「娘がいないのよ!」 「早くあがれー!」  目の前でどんどん人が沈んでいく。  怖くなって無我夢中で岸に向かって泳いだ。海の得体の知れない生物が今にも襲いかかってきそうで、怖くて怖くて。  気がついたら砂浜に寝そべっていた。お姉ちゃんも、お母さんも、お父さんもいなかった。  海に消えた人を、海上自衛隊が捜索している。私は待った。砂浜に1人座って、ずっと待っていた。  日没が近づき、今日の捜索は終わったようだ。海に浮かんでいるような燃える夕陽を見ても、何も思わなかった。  お姉ちゃんとお母さんとお父さんは、戻ってこなかった。私が競争しようなんて言わなかったらお姉ちゃんは死ななかったのかな。なのに私だけがこの世界に残り、息をしている。昨日も今日も、きっと明日も。  でも、いくら明日を迎えられても、私1人じゃ意味がないんだよ。ねえお姉ちゃん、また競争しようよ。ねえお母さん、またお買い物行こうよ。ねえお父さん、また勉強教えてよ。  私は今日、あの海水浴場に来ていた。1年経ち、海水浴の季節だと言うのに人はいなかった。あるものと言えば、遊泳禁止の看板だけ。私はその看板を押し退け、砂浜を歩いた。  きっと誰も来なくなったからだろう、砂浜にはゴミ1つ落ちていなかった。  去年と同じ砂浜の暑さ、海の青さだけど、何かが物足りない。きっと家族がいないから。私は服を脱いだ。服の下に水着を来ているのだ。  私は持ってきた花束を抱えてゆっくりと海に入った。  そう、今日はお姉ちゃんたちの命日なのだ。  あの競争のゴールだったブイへゆっくり近づく。花束を浮かべた。そして、お姉ちゃんとお母さんとお父さんと、海の謎の生物に襲われちゃった人たち全員に向けて手を合わせた。 「ねえお姉ちゃん。あの競争の続きしようよ。今度は岸までだよ?」  お姉ちゃん、私、明日から前を向くね。それから、お姉ちゃんのぶんまで幸せになるね。 「よーい、どん!」  私は岸に向かって泳ぎだす。きっとお姉ちゃんも泳いでる。  もうすぐで足が付きそうになる、そのときだった。  グイッ  何かに足を強く引っ張られた。 「ひっ」  もがけばもがくほど重たい水に飲み込まれていく。  何かいる。海のなかに、何かいる。得体の知れない、誰も知らない生物が。  私は海のなかに引き釣り込まれた。  そのとき、私は確かに聞いたんだ。  海の声を。 『まったく、どいつもこいつもポイ捨てしやがる。自然をゴミ箱と勘違いしてんのか?』  その言葉を聞いた瞬間、私は全てを理解した。  どんな専門家も、偉い人も考えなかったようなこと。それが、答えなんだ。  海は、生きてるんだ。  海自体が、生き物で、自分の意思で人を引き釣り込んでたんだ。  これ以上汚されないように。  海に住む魚を守るために。  私はゆっくりと意識を闇に落としていった。 自然を壊さないでください。みんな生きてる。自分の意思がある。もし、自然を壊すのをやめなければ、自然に壊されるのは、  私たち、人間の方なのかもしれません。

短編小説みんなの答え:3

貴方への手紙

会社が辛く、生きているのが辛くなったので、 私は死のうと思ってそっと縄に手をかけました。 (「ああ、私の人生ってこんなものなんだ」)と考えながら足を踏み出そうとすると ガチャッ ドアが開く音がしました。 そして玄関にいる彼と目が合ったのです。 「え、あ、何して….」 と、戸惑っている私をしり目に彼は私をそっと台からおろし 「すいません、けどこんなことはやめてください」 といい出て行ってしまいました。 その日私は糸が切れたように泣き、その日も生き延びたのです。 次の日も私は生死を感じられない無機物のような生活を送りました。 そしてかえって来るとドアの前には見間違えることもない、昨日の彼が 「あ、すいません。私は下の階のものでして、昨日は勝手に入ってしまいすみませんでした」 と言われたのです。 そして、 「何か辛いことがあるのなら飲みに行きませんか?」 と誘われたのです。 (「どうせやることもないし」)と思った私は 「はい」 とだけ返事をして彼についていきました。 その時、彼にはすべて話しました。 会社が辛いこと、生きているのが辛いこと、考えるのが怖いこと、夜眠るのが怖いこと。 自然と、なぜか彼の前では素直でいられたのです。 その日から私と彼は朝と夜に会ってその日の話をするのが恒例になっていました。 その時だけはただただ楽しく、一日の中で「生きていてよかった」と思える時間だったと思います。 そんなことが続き1年。彼からの告白で私たちは付き合うことになりました。 死にたいと思っていた日々は彼のおかげで色付いていきました。 彼に甘え辛かった仕事を止めました。 彼に甘え一緒に寝てもらいました。 彼に甘え毎日おいしいはずもない弁当を食べてもらいました。 本当に「やめてもいいよ」と言われた時は心に引っかかっていたものがフッと消えていく気がしたのです。 そしてさらに2年後私は彼からのプロポーズを受けて結婚しました。 私には友達と呼べるものもいなかったので結婚式は親族だけの質素なものになりました。 その日の夜に聞いてみたのです。 「私に何かできることはありますか?あなたが幸せになるようなことなら何でもやります」 と。 すると彼は 「では、先に、俺より先に死なないでくださいね。約束です」 そう、言ったのです。 気づけば結婚してから7年がたっていました。 彼と出会ってからの10年間は私にとって宝物のように大切で、大事に仕舞いたくなるものでした。 昨年医者から余命宣告を受けました。 癌だそうです。 見つかった時にはもう遅く「長くても半年だろう」と言われた私はもうその倍も生きています。 これは愛の力でしょうか。 死にたいと持っている気持ちはもうありません。 貴方との約束すら守れないダメな私ですが、貴方は毎日のように来てくれました。 けど、そろそろダメな気がするので貴方との大事な思い出をここに書き留めておきます。 世界で一番。愛していました。

短編小説みんなの答え:2

俺の彼女は怖かった。

俺の彼女はとても優しい。 俺がわがままを全て聞いてくれる。 愚痴をこぼしてもちゃんと最後まで聞いてくれる。 相談したら的確な答えをくれる。 それに対して、彼女は わがままを言ったことも愚痴をこぼしたことも相談したこともない。 その姿を見たことがない。 自分の利益ばかりだなと思って、彼女に、 「辛くない?俺にできることがあればなんでもするよ?」 と声を掛けたが、彼女は 「大丈夫。なにも辛くなんかないよ。君は私のそばにいてくれるだけでいいんだよ。」 と言った。さらに、 「わがままとか愚痴とか相談とか、言ってくれてもいいんだよ。 自分ばっかで申し訳ないから。」 とも言ったが、君は 「そういうのは人に言う前に自分で解決してるから。 申し訳ないと思わなくても、全然言ってきてくれていいんだよ。」 と笑って返した。 学校ではいつも成績優秀、スポーツ万能。 成績は学年で1位。正直羨ましい。尊敬する。 でも何故か友達は少ない。 こんなに優しくて、容姿端麗で、賢いのに。 友達は要らない。君がいてくれるだけでいい、と。 --今日の昼休み-- 「ねぇ、もしかして、あの子と付き合ってるの?」 同じクラスの女子。結構ヤンチャ。 静かな彼女を指差していた。 「え?なんで?」 「昨日、私の友達が君とあの子が一緒に帰ってるの見たんだって。」 昨日?昨日は確かに一緒に帰った。 でも、このことあんまり知られたくないんだよな… 「見間違いじゃない?付き合ってないよ。」 と、笑って誤魔化した。 これでこの話は終わった“ はず ”だった。 急に彼女が俺の家に来た。 「ねぇ、なんで今日の昼休み、女子と笑って話してたの? それと、一瞬聞こえたんだけど、付き合ってないよって聞こえたよ。」 声が震えている。こんな話、初めてだ。 「そ、それは…」 理由を説明しようとしたが、 「言い訳なんていらない!私達付き合ってるよね?君から告白したよね? まさか浮気?私には君しかいないのに…!」 泣き始めた。泣いた顔を初めて見た。 そのあと、事情を何度も説明したが言い訳にしかならなかった。 泣いて怒る君を初めて見た。正直、怖かった。 親や先生が怒るより何倍も。 俺の彼女は、優しい代わりに、嫉妬深く、束縛が激しい彼女だった。 どうも、湊です! 最後まで読んで頂きありがとうございます! どうだったでしょうか? 楽しんで頂けたなら幸いです! 最近全然小説のネタが思い浮かばず、小説投稿できなくてすみません… 衝動で書いた駄作で喜んで頂けたのならめちゃくちゃ嬉しいです。 感想お願いします!

短編小説みんなの答え:5

消恋病

消恋病ーしょうれんびょう。 恋をすると恋をした人の名前や思い出を全て忘れてしまう不治の病。 百瀬ふうか 主人公。高校2年生。自分の病気の影響で恋をしないと決めている。 桜庭律 高校2年生。学校1イケメン。ふうかに一目惚れして、告白するが何度もふられる。 これはある2人の奇跡を描いた切なく儚い物語―。 「だから、何回も言ってるでしょう?私は誰とも付き合うつもりはないの。」 私の名前は百瀬ふうか。高校二年生。 私はある病気をもっている。その病気こそが私に何回も告白してくれる男の子を振っている理由である。私の病名は消恋病―。 恋をすると好きな人との名前や思い出を全て忘れてしまう。 私はその病気のせいで過去に私を好きになってくれた大切な人を傷つけてしまった。 だから、私はもう恋はしないと決めた。 「俺と付き合ってください。」 俺の名前は桜庭律。高校二年生。 俺はいま目の前にいる女の子に生まれて初めて一目惚れをした。 その女の子の名前は百瀬ふうか。 俺がこの子に振られるの何回目なのだろうか。 この子には誰とも付き合わないなんらかの理由があるって噂。 それでも、俺はこの子が好きだから好きになってくれるまで何度でも好きと言おうと思う。 月日が経ったいまでも私は桜庭くんを振り続けている。私は恋はしない。いや、出来ない。そうわかっている。わかっているはずなのに、最近桜庭くんのことで胸がいっぱい。 最近は桜庭くんのことを振るのも辛くなってきた。 私は桜庭くんのことが気になっている。でも、好きになってはいけない。 俺振られるの何回目なんだろ。 もう数えきれないくらい告白して数えきれないくらい振られた。 それでも俺はふうかのことが好きだから諦めたくない、諦められないんだ。諦めようと思ったことは何回かある。でも、無理だったんだ。 それに俺の気のせいなのかもしれないがふうかの返事もどんどん寂しそうになっていってる気がするんだ。 「好きです。付き合ってください。」 「ありがとう。私も桜庭くんのこと好き。でも、私消恋病なの。」 消恋病?初めて聞く病気だ。 「消恋病…?」 「そう。消恋病。恋をすると好きな人との名前や思い出を全て忘れちゃうの。だから、桜庭くんのこと忘れちゃう。私、桜庭くんのこと忘れたくないよ。」 「忘れさせない。俺のことを信じて俺と付き合ってくれませんか?」 「はい。」 なにかがおかしいのだ。 私桜庭くんに恋したのになんで記憶失ってないんだろうか。 調べたら、消恋病は運命の相手には発症しないらしい。 ということはつまり、桜庭くんは私の…! それから7年後 「おーい、ももかー準備できた?」 「できたよー律くん。」 ここは教会。今日私は桜庭律くんの花嫁になる。 ー作者の咲花です。 長くなってしまいごめんなさい。 アドバイス等や感想お待ちしております!

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