短編小説の相談いちらん
短編小説
みんなが作った短編小説のコーナーだよ。※2024年9月30日までの投稿で受け付けを終了いたしました。
三角関係の人柱
私と君は、合っていないんだ。 私は、気付いた。 私は、君とあの人との、恋を盛り上げるための脇役だったんだ。 三角関係を壊すには、必ず人柱が必要。 一人は、静かに消えなきゃいけないんだ。 簡単に、出来ると思ってた。 だけど、思ったより辛かったんだ。 君から離れるのは.. あの頃は、まだ幸せだった。 「おはよう!」 「おはよ~!」 朝の挨拶にも優しく答えてくれたんだ。 その人の名前は、風原勇(かざはらゆう)。 幼馴染みだ。 勇は、よく、公園で本を読んでいるんだ。 一ヶ月後、私が告白しに行こうと思った時だった。 勇はいつも通り本を読んでいた、筈だった。 けど、その日は違った。 幼馴染みの、上原 蘭(かみはららん)とキスをしていたんだ。 その光景を信じられなかった私は、音を立てて走り出した。 その音に反応したのか、勇がこちらを見た。 「待って!」とでも言った様だったけど、そんな声も聞く暇は無かった。 この時、運命の歯車も回り出した気がした。 もう、食べ物の味がしなかった。 世界の色も無かった。 昔と同じ様に。 昔、私は虐められていて、世界の色が無かった。 だけど、それを優しく助けてくれたのは、勇。 勇の筈なのに..。 もう、そんな優しい勇はいない気がした。 涙が溢れてきた。 気付いたら、もう、勇は私から背いていたんだ。 私は、勇を苦しめていたのかもしれない。 勇は、ずっと蘭のことが好きで、私に付き合ってくれていたのかもしれない。 私は、暗くなってきた、午後6時の夕暮れを見つめる事も出来ず、光に背き、歩き続けた。 その日は、家に帰れなかった。 静かな夜を彷徨い続けた。 行きたくない筈なのに、公園へと足が動く。 そこには、勇が待っていた様にこちらを見ていた。 私は立ち去ろうとする。 が、腕を掴まれる。 「ごめん。僕、結衣と蘭、どっちが好きなのかわからなくなってたんだ。」 自分の名前が、結衣だという事も忘れていた。 「だけど、僕は、結衣の方が好きだからっ..」 私だって、本当は一緒にいたいのに.. 蘭とだって、とても仲が良いから、一緒にいたい。 蘭も、この事を反省していると、勇は言う。 蘭は、ずっと仲良く私達と、いたかったらしいが、つい、キスをしてしまったとのことだった。 けど、もう、私は二人を完全に拒んでしまっていた。 気付くと、私は走り出していた。 もう、正直になって欲しい。 何で私は、こんな時に自分に素直になれないのだろう。 私は、家の玄関の前に座り、きゅっと目を瞑る。 勇の笑顔が浮かぶ。 もう、諦めた方がいいのかもしれない。 しつこくし過ぎたら、もっと、勇を苦しませてしまう。 そんな事を考えていると、気付くと私は眠っていた。 目覚めると、私は、公園へ足が動いていた。 まだ、眠気がする。 ベンチに勇はいない。 私は、ベンチに座り、もう一度寝ることにした。 まだ、勇のことを諦められていないから。 ゆっくり目を開ける。 人影がある。 まさか..と私は思った。 そう。見上げると、そこには、勇と蘭がいた。 「何で..?」 蘭は、涙を流していた。 「ごめん!私、結衣と勇が付き合っているのも知りながら、あの時の約束を破って..本当にごめん!」 そうだ。忘れていた。 私は、みんなと約束した。 『ずっと、私達で仲良くしてようね!』 私が、その約束を言ったというのに。 私は、大事な約束も忘れ、一人で辛いことから逃げて。 なんて自分勝手だろう。 そして、勇は話す。 「だから..あの頃の約束をこれからは、『絶対』に破らない様に..結衣。一緒にいてくれる?」 もう、逃げ出すことなど出来なかった。 例え、付き合っていなくても、ずっと仲の良い友達でいたい。 そんな願いが、今更、胸の中で渦巻く。 「今更だけど、良いの?」 私は、二人に問う。 「もちろん!」 二人は、声を重ねて言う。 三角関係に人柱は必要ない。 むしろ、有ってはいけない。 どんな愛にも、人柱はないんだ。 私は、涙に濡れた頬を拭き、満面の笑みを溢す。 「これからも..宜しく!」 新しい、関係が芽生えた瞬間だった。 END
怪物との夜。
こんにちは!もこもこだよ☆とある怪物との、ホラー×恋愛小説だよ☆では、本題に入ります。 ______________________________________________________________________________________________________ 俺は、金道隼人(かなみちはやと)。高校二年生の、一般男子。 この世界には、怪物、いわゆる「吸血鬼」が存在する。だが、見えない人の方が多く、ごくまれに、見える人がいてその、「見える人」の一人が俺なのだ。 皆さんご存じのとおり、「吸血鬼」は、血を吸う鬼。また、主に夜に活動する。だから、見えない人は、怪物と呼んでいる。 俺は、不登校の上、よふかししているのだ。 夜はたくさん吸血鬼がいる。俺は、一人の女の吸血鬼に恋をした。俺は、今夜、声をかける予定だ。 俺「こんばんは。俺、吸血鬼が見える高校二年生の、金道隼人です!」 吸血鬼「あらこんばんは。私、吸血鬼の平川蛍(ひらかわほたる)。」 俺「初対面でびっくりすると思うんですが…」 「あなたを初めて見たときから、その可愛さに惚れました!俺と付き合ってください!」 蛍「いいんだけど、ちょっと唐突すぎて、顔が赤くなっちゃった。」 俺「いいんですか!」 蛍「ええ。いいわよ。」 ・・・ これから二人は、毎晩遊んだ。あの日が来るまでは。 今日は、四月四日、水曜日。 今夜も蛍と一緒に遊ぶ予定だ。 いつもの待ち合わせの公園には、蛍はいなかった。 数分後。 空から何かが落ちるような音がした。 数秒後。 俺は意識がなくなった。 ___________________________________________________ どうでしたか?最後のことの解説は、空から落ちてきたのは蛍で、隼人の血を吸いつくしたということです。 それでは~~~
視覚障害が運んだ恋
私は炎時 真美(ほむらじ まみ)、 視覚障害者だ。 私は完全に目が見えない。 だから、不自由な事が多い。 そんな私に、最近恋人が出来た。 彼は、羽衣 龍輝(はころ りゅうき)、 彼も、障害を抱えていた、聴覚障害だ。 龍輝は、完全に耳が聞こえないのではなく、少し聞こえにくいだけらしい。 補聴器をつければ、生活に支障は余り出ない。 そんなある日... 「え?」 「俺と、結婚してください」 突然の事に頭が軽くパニックになる。 まだ付き合って5ヵ月位... ごはん食べに行こうってなって何故こうなった。 「へ?あの、えと、」 「どうしたの?」 「結婚しよう、これからよろしくね」 って口に出したい。 でも出せない。 だって、私は... 「..........」 「目が見えないから、迷惑かもって思ってるの?」 やっぱり敵わないな、龍輝には。 誰よりも私を知っていて、いつも見抜かれてしまう。 「そうだよ...目が見えなかったら、家事も何もかも一人でやれないから...。」 「じゃあ、俺がやる」 「えっ!?でもわるいよ...」 「全部やるんじゃない、少しでも楽になれるように手助けするだけ。俺はただ、 真美の目の代わりになるだけだよ」 それを聞くとなんだか嬉しくなった。 「じゃあ、私は龍輝の耳の代わりになる、 補聴器をつけていてもずっと使っていれる訳じゃないでしょ?私も手助けする!」 その時、少しだけ龍輝の顔が見えた気がした。 「改めて炎時真美さん、俺と結婚してください!」 「はいっ!!喜んで!」 障害と生きていくのは、大変だ。 障害は甘え。とか信じない人もいる。 私にもし視覚障害がなかったら、 龍輝と会わなかったかもしれない。 恋人ができないまま死んでたかもしれない。 「大好きだよ、真美」 「私も大好き」 二人でキスをしあい、笑いあった。 「大好きなままの二人で一生いられますように」 真美と龍輝は心のなかで静かに願った。 ============================ こんにちは、赤にゃんこです! 恋愛小説を書いてみました。 どうでしたでしょうか? 感想を教えてください!(辛口コメントはお控えください)
光と闇
ねぇ、知ってる?人間には、光と闇があるんだよ。人間でいうと表と裏、陽と陰? でもね、光がある人には闇もある。闇がある人には光りもある。 そう。自分は光として生きるか、誰かの陰として生きるか。 自分の個性を生かせば、誰かの陰でも光になれる。変われるチャンスはいっぱいある。もっと、楽しいことが待っている! もう、大丈夫!恐れないで。 楽しい未来がまっている。未来で光が輝いている。自分を信じて、前に進もう? いつか君の願いは叶う。 初めまして!ちなっちゃんです☆ 初めて小説書いてみました! 見てくれるとめっちゃうれしいです♪
冥
この何処か懐かしい空間はなんだろう。 ずっとずっと前に此処に居た気がする。 居心地が良くて、消えそうで、溶けそうで。 でも、本能が叫んでる。 「此処に来ちゃいけない」 「早く元の場所へ帰るんだ」 帰らなくてはいけない。 絶対に帰らなくてはいけない。 真っ白でふわふわした無重力のような空間を歩き続ける。 ふと、誰かの呼び声が聞こえた気がした。 余計に頭の中の「早く元へ」という声が大きくなる。 必死に脚を動かすが、全く前に進んでいる気がしない。 もう限界だ。 その場にへたりこむと身体が溶け出した。 トロッとした脚の感覚は無くなっている。 つま先がスライムのようになり、滴る。 手もスライムのようになり、滴る。 辛うじて機能する身体に誰かの泣き叫ぶ声が響く。 『うああああああああああ 逝っちゃ嫌ああああああああああ』 その瞬間、私がどうしてこんな所に居るのかが分かった。 まだっ……まだ死ねないよ。 そう呟いた途端に逆再生のように身体が元に戻った。 ゆっくりと立ち上がり、目を瞑る。 そして、走りだす姿勢をとる。 ピストルの音が聞こえたような気がし、私は走った。走った。走った。 脚は地面らしきものに沈み込むが、そんなの知らない。 走って、走って、走り抜けた。 そして何かに顔面からぶち当たった。 そのショックで倒れ、走り出す前に閉じた目を開いた時には、白い天井と蛍光灯が放つ無機質な光が目に入った。 私の予想は正解だったようだ。 無事に此処に戻ってこられて本当に良かった。 あと80年は彼処に用が無くなることを願いたい。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー どうも 筆者です 今回の話を考察してくれると凄い嬉しいです
春
はじめまして(っ._.c) _________________________________ 1.夜 先輩のことが好きです。 手紙でごめんなさい。直接伝える勇気がなくて..。 部活で上手くいかない私のことを気にかけてくれて、落ち込んでるときもたくさん笑わせてくれて、私の無茶な相談にも快く乗ってくれて、素敵なアドバイスをくれて... そんな先輩が好きです。 この気持ちを先輩に伝えたかっただけなので、 お返事はいりません。 先輩のこと、好きで居させてくれて、ありがとうございました。 2.6月6日 僕には好きな人がいる。 部活の後輩で、努力家で、真面目で、何にでも一生懸命で。 ハッキリとした理由は無いけど、 彼女が隣にいてくれたら、僕は何でもできる気がした。 だから僕は彼女が困っているときに 出来る限りの手助けをしたり、 彼女に格好いいところを見せたいから 特に活躍できなかった部活も死ぬ気で頑張った。 でも、 初恋は実らないモノなんだなぁって くしゃくしゃの手紙を読み返しながらそう思った。 誰にも言えてなかったこの想いを、 あともう少し早く、君に伝えられたら どんなに良かったことか。 僕は体中の水分が全て無くなってしまうくらい、 ありったけの涙を流し、後悔した。 3.9月22日.夜 昔から手紙を書くのが好きだった。 幼稚園の頃、お友達と他愛の無い話を手紙に書いて交換していたっけ。 それがキッカケなのか、もう昔の記憶過ぎて分からないけど、 ホントにずっと、手紙ばかり書いていた気がする。 それくらい手紙に夢中だった私にも、 好きな人ができた。 部活の先輩で、 いつからかはハッキリ覚えてないけど、 彼の全てが、私にとってすごく 魅力的だった。 彼と会うたびに、 彼の新しい一面や性格を知って 「好き」が募っていった。 だから私は明日、大好きな彼に 私の大好きの気持ちを伝える。 直接伝える勇気は無かったから、 手紙に書くことにした。 先輩、どう思ってくれるかな? 4.9月23日.夕暮れ 彼女の状態を聞いた時、 自分はなんて馬鹿なんだと思った。 それと同時に焦りや恐怖、不安、 といった 負の感情が一気に押し寄せてきた。 つい昨日まで、あんなに元気だったじゃんか..なんで..、 現実を受け止められず、 ただひたすらに、心ばかりが焦る。 今すぐにでも彼女の元へ行きたいのに、 行かなきゃなのに、 体が動かない。 心臓が激しく脈打ってるのが分かる。 僕は彼女の元へと行くことは出来なかった。 5.9月30日.朝 母親が、何処か満足そうな顔で僕に渡してきた。 彼女の部屋で、僕への手紙を見つけたって。 木製の丸っこい引き出しの中に、丁寧にしまってあったらしい。 __大事な手紙だから、先輩に渡すまでちゃんと取っておかなきゃ。__ 僕は自分の部屋へ移動した。 別にそんなつもりは無かったけど、 何となく一人で読みたかった。 なんだか可愛らしいブタの封筒だ。 まだ中身を見てないクセに、目頭が熱くなる。 __このレターセット懐かしいなぁ。 お気に入りだし、 これで最後の1枚なんだけど、先輩にあげるモノだもんね。__ 中には同じ、ブタの便箋。 かわいーな。コレも。 途端に、 彼女の整った字形、文字の並び、 その一文が 僕が必死に保ってきた感情を次第に崩していった。 『先輩のことが好きです』 なんだよ.. 「それは..反則じゃん..」 誰にも言えてなかったこの想いを、 あともう少し早く、君に伝えられたら どんなに良かったことか。 僕は体中の水分が全て無くなってしまうくらい、 ありったけの涙を流し、後悔した。 「ありがとうって.. それは..っ..こっちの台詞だよ..バカ」 『先輩のこと、好きで居させてくれて、ありがとうございました。』 ....... __先輩~!良ければ一緒にお昼食べましょうよ~!__
サヨナラの夏【短編小説】
宮原 碧(みやはら あおい)、中1。 一人称は“俺”だけど、性別は女。 本当は男に生まれたかったけど、中1にもなって、今さら男も女も無いよなと思い、隠している。 「う、寒っ」 9月の下旬。 肌寒い風が、俺の背中をすり抜けた。 もう、秋か。今年もあと3ヶ月で終わりか…。 放課後の委員会の仕事を終え、俺は校庭の真ん中を横切って、駅へ向かう。 ポカッ 「…いった!何だよ、もう」 頭に、少し硬いボールが当たった。 「あっ、碧か。ヘイ、パス!」 誰かとキャッチボールをしていたのか、同じクラスの高岡 悠(たかおか ゆう)が、こっちに手を振っている。 「ヘッタクソだなぁ!もっと練習しとけっ!」 俺が悠に向かって投げると、悠は少しボーッとしていたらしく、ボールは悠の頭に直撃した。 「何、やってんの!それでも野球部!?」 俺がそう笑いながら手に付いていた砂をパッパッと払い、悠の顔をのぞくと、悠はボールが当たった頭を押さえながら、少し赤くなっていた。 「…悠?顔、赤くなってるよ?大丈夫ー?」 俺がそう言うと、悠はハッと気づき、ボールを慌てて拾った。 「別に、何でもないし。あ、ボール、サンキュな」 俺はふと、校舎の時計を見ると、電車の時間がもうすぐだったので急いで駅へと向かって走った。 ~次の日~ 「ふわぁ~、眠い眠い。…ん?」 あくびをしながら俺は昇降口に入り、下駄箱に手を入れた。すると、一通の手紙が入っていた。 『碧へ。好きだ。お前は男っぽいけど、その性格も含めて全部が好きだ。良かったら、返事が聞きたい。by悠』 その手紙を読んで、俺はドキッとした。 (ラブレター!?) 突然だったので声にはしなかったが、それでもびっくりした。 あの悠が、俺のことを好きだったなんて…。 早く教室に行って、悠に返事を言おう。 そう思い、急ぎ足で教室に向かった。 キーンコーンカーンコーン… 「はい、席ついて。まず、高岡悠くんについて少し話させてください。」 先生がそう言ったその瞬間、ざわついていた教室が、しん、となった。 「高岡悠くんは、明日でこの中学校を転校することになりました。」 先生がそう言うと、また教室がざわついた。 「なんで!?急すぎるだろ…」 「マジか…」 「どこに転校すんだよ…遠くとか、やめてよ…」 「静かに!…今日は、引っ越しの準備や手続きをするため、遅れて来るそうです。高岡くんが来るまで、お別れ会の計画をしたいのですが…」 俺は、そのあとの話が全然耳に入らなかった。 なんで、こんな時に俺に告白したんだよ… 昼休み。悠が、教室にやって来た。 と同時に、クラスの皆が悠の周りに集まった。 俺は緊張して、話しかけるタイミングがわからなかったので、とりあえず見守るだけにすることにした。 …と思いきや。 「碧、こっちに来い!!」 悠は俺の手首を掴んで、廊下に飛び出した。 教室の皆は色めきたち、男子に至っては、フゥ、フゥ、と冷やかしてきた。 「ゆ、悠、急に、なんなの!?」 「お前の返事、聞いてない」 「あ…」 俺は、悠に告白されたことを思い出した。 「お、俺は…」 「!お前の一人称、“俺”だったっけ?」 「あっ…」 俺は顔が真っ赤になり、恥ずかしくなった。 「…自分の性別が嫌いで、男になりたいって、ずっと思ってたんだ。でも、変だし、隠してたんだけど…」 「全然、変じゃねーよ。」 「…え?」 「オレは、お前のそういうところ、全部が好きなんだ。気にすることなんて、ねーだろ。」 俺は、感動して涙が出そうになった。 「…でも、悠は転校しちゃうじゃん。俺、寂しいよ。好きな人が引っ越して、離ればなれになるなんて、やだ。」 「碧…」 「俺、悠が好き。離れちゃうかもしれないけど、ずっと好きでいたい。」 「…うん。オレも…」 ~次の日~ 「ねぇ、本当にいいの?ホラ、俺と悠だけ、途中でお別れ会抜けちゃったでしょ。俺はまだしも、主役がいなくて、大丈夫なの?」 「別に、オレは碧と一緒にいれればいいから。」 「う、恥ずかしいよ!あと、ここ駅だし。悠の家族いるし。見られてるし。死にたいんですけど。」 「オレの親は、駅員と話してるから大丈夫、見てない。あと、死にたいんなら、オレと一緒に死ぬ?」 「もう、バカっ!…あ、新幹線来たよ!」 「じゃあ、これでお別れだな。」 「…悠、」 「何?」 「ん………じゃあね。」 「バカッ///…またな」
たった一度の人生だから。
全力で生きよう。 僕は心のどこかでそれを元に生きてきた。 たった一度の人生だ。全力で生きていきたい。 こんな僕を、自分は誇らしく思う。 それに比べ、コイツは何だ。 足羽裕(あしば ゆう)。友達...と言っていいのかはわからない。いつも何故か隣にいるやつ。そんな感じだ。 足羽はいいやつで、クラスでも人気者、足もめちゃくちゃ速く、万能的な人に見えるが、どこか抜けている。 たまに、人の話を聞かずに、叱られているところを見たり、 たまに、ふざけすぎて、叱られているところを見たりする。 真面目とはほど遠い。 「何その袋。今日も何かさせられてんの?」 足羽が話しかけてくる。 僕は、自分で言うことではないかもしれないが、他人からのお願いは断れない性格で、どんなお願いも全力でこなす。 そんな性格からか、クラスの色んな人に、色んなことを頼まれる。 「あぁ。ほら、あのかき氷のアイツから、前島さんにプレゼント届けてって。そういえばあの2人付き合ってるからなぁ」と僕。 「ふーん。かき氷のアイツって呼び方やめてあげろ。あれ、そっちの本は?」 「これは佐野が借りたいって言ってたから。」 「あー。それ知っているかも。何か反逆するみたいなストーリーのアレだよね?あ、ていうかそのリュックは?」 「これはお前が僕に無理矢理持たせてきたリュックだろ!」 「そうだったそうだった。」 この男が少し嫌になった。ていうか急がなければ。 現在3時30分。今日は部活動は休みだが、6時から塾がある。 僕は家と学校が遠く、歩くと片道35分かかる。2つの依頼を叶えるために、こんなことをしている場合ではない。 まずは前島さんの家に行こう。そう思い走り出すと、当然の様に足羽もついてくるので、とりあえず無視をした。 そして前島さんに袋を渡すと、「え!?じゃあこれをお返しとして届けてもらってもいい?」とすごい嬉しそうに言うので、 時間がないが届けてあげた。 するとかき氷君は「あ、え、じゃあこれ。何か申し訳ないからこれをお返しとして届けてもらってもいい?」 そして前島さんにそれを届けると、またお返し。 この流れを何回も繰り返した。 この流れが終わった時、町のスピーカーからは「ゆうやけこやけ」が流れていた。5時だ。 「「あの2人...どんだけ仲良いんだよ...」」僕と足羽は口を揃えてこう呟いた。 急いで佐野の家に本を届け、5時10分。 いよいよ時間が無い。早く帰らないと! すると後ろから、クラスの女子が 「ごめん!ちょっと時間がないからこれ、届けといてくれない?」と話しかけてきた。 僕は断れず、承諾してしまった。首に冷や汗がつたる。 彼女が走り去ると、足羽が僕に話しかけてきた。 「オイ。顔色悪いぞ。出来ないなら無理すんな。」 そう言うと僕が手に持っていた袋と背負っていたリュックサックを奪い、走っていった。 3分すると僕のところに戻ってきた。そういえば、コイツめちゃくちゃ足速かった。 「そういえばな、お前、頑張りすぎだぞ。」と足羽が真剣にこちらを見る。 続けて「お前、何でそんなに無理するんだ?」と聞いてきたので、 「そりゃあ...全力で生きていきたいから...」 「それじゃあダメだ。いつか身動きとれなくなって、自滅しちゃうぞ?たった一度の人生なんだから、全力で生きるな。楽しく生きろ。」 足羽の言葉が、僕に強く刺さった。 足羽のおかげで塾にも遅れずにすんだ。 そうか、辛くなったら他人に頼ればいいのか。そうしたって別に良いんだ。 僕は目が覚めた様な気分になった。 そうだ。僕は頑張りすぎていたんだな。 たった一度の人生なのに、全力で生きようとしてしまった。 どうも、文力○構成○タイトル×の鈴木爆撃機です。 ここまで読んでくれてありがとうございました! 感想待っています!
空色カフェ
題 空色カフェ 作 りんご 大雨の中、私は「空色カフェ」という所に入った。 一カラン コ口ン一 「いらっしゃいませ。予約されてた沙希様ですね。」 「…はい。」 「今の気分は何色ですか?」 「灰色です」 「かしこまりました。少々お待ち下さい」 そう言うと、店員さんは、スタスタとどこかへ行った。 今曰は、ようやく「あの人」と会えるのだ。 「お待たせしました。こちらの灰色ハン力チを持って3番の テ一ブル席へどうぞ。」 私はドキドキしながら席についた。 「優真…。久しぶり」 「沙希久さしぶり」 優真は私の元力レだ。もう私の近くにはいないけど 何か急に会いたくなったのだ。 最初は、おどおどしていたが、数分後には、おたがいきんちょうがとけて、最近の話をたくさんした。 「私優真が病気で亡くなったとき、信んじられなかったの。 おそう式にも行けなくてごめんね…」 「…。大丈夫。おれは、沙希が笑顔でいればそれでいい。」 その言葉を聞いたら、だんだん私の意識が遠くなっていく… 「がんばれ。沙希」 この言葉ははっきりと聞こえた。 目をさますと、べッ卜の上にいた。 夢だったけど、優真に会えてうれしかったし、 ごめんも言えた。 今曰の私の気分の色は「空色」だ!  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ こんちゃ↑りんごです!! いかがだったでしょうか? この「空色力フェ」は、 亡なった大切な人に会えるという 力フェです! 感想・アドバイスいただけると 幸いです!! じぁアディオス!!!
頑張れる気持ち
「ハァ....。」 僕はため息をついた。 そのわけは.....、そう。僕には友達がいないこと。 僕は今中学一年生。友達作ろう。と思っても、できない。小学生のころから一人ぼっちだし、勇気も出ないから。 そんなことでも辛いんだ。悲しみがいっぱいだ。 けれど.....、 「未来(みく)くん!」 僕に話しかけてくれる人がいる。 あと、僕の名前は未来。 話しかけてくれる人とは、同じクラスの真田小夏さん。 真田さんは優しくて、笑顔がいっぱいな女の子。 僕は真田さんとたまに話したりする。だから、僕とは少しだけだが、気が合う。 「ねーね、未来くん!今日一緒に帰ろ!私、今日一人で帰るから、すごくさみしくて。けど、未来くんも一人なんだよね?じゃあ、私と一緒に帰ろ?」 (あ、真田さんが僕をさそってくれるんだ。) 僕は笑顔になって、「うん。」と言った。 「やった!嬉しいよ!ありがとう!」 真田さんはニコニコっと笑っていった。 そっか。真田さんは、僕といれて、嬉しいんだ。 だけど、真田さんとはいつも話してるし....、友達。だと、失礼だよね。けど、本当は、真田さんと友達になりたかったんだ。 僕は勇気を出して、「あの、真田さん。」と言うと、真田さんは、「なぁに?」と僕の顔をのぞいた。 「あ、その...。」 「?」 「えっと.....、とも...だ...。」 ああ、どうしよう。声が出ない。ドキドキしてしまう。とうとう何も言えずに、口がふるえる。 けど、真田さんは、ニコッと笑っている。なぜだろう。 「いいよ!私、未来くんと友達になりたかったんだ!」 うそ!分かってたんだ! 「私も、未来くんと友達になりたくて。未来くんって、他の男子とは違うけど、優しくて、いいし、話しやすいな。と思ったんだ!だから、もちろん、未来くんと友達になっていいよ!未来くん、これからよろしくね!」 (真田さん.......!) 僕は、嬉しくなった。真田さんは、やっぱり、優しい。真田さんが、僕と同じ気持ちだったから、良かった。と僕は思った。 「はい。よろしくお願いします。」 「うん!よろしくね!」 僕と真田さんは握手をして、また歩きだした。 そして、僕は真田さんに向けて、さわやかな笑顔を見せた。 終わり こんにちは!たみです! 友情物語を書いてみました! 前の小説とちょっと似てたらごめんなさい!m(_ _)m けど、楽しんでくれたら嬉しいです! ぜひ感想も送って下さい! ※悪口は送らないで下さい。お願いします。 以上、たみの小説でしたー!
【小説】弾けた七色シャボン
皆んなには好きな人や大切な人はいますか?私、夜秋(よあ)には好きな人がいます。 綺麗な桜通りに七色のシャボン玉が溢れている。近くの公園で小さい子たちが飛ばしていた。 今日は待ちに待った新学期。私は小学6年生になる。そんな私には好きな人がいます。それは… 「おっはー夜秋!」 「…お、おはよ~なぎ!」 (び、びっくりしたー…) 隣の家の凪沙(なぎさ)こと『なぎ』だ。それが私の幼馴染みであり好きな人。 二人で並んで学校へ向かう。クラス分けの看板を見て涙が溢れそうになった。なぜか。理由は簡単、なぎと違うクラスだったからだ。 「夜秋!クラスが違うけど、今年もよろしくな!」 「こちらこそよろしく!」 そして二人で笑い合った。 急になぎが真剣に話した。 「なぁ夜秋…」 「な、なに?」 「放課後さ…体育館裏で待っててくれない?」 「え…?い、いいけど…」 なぎの顔がパッと明るくなった。 「ありがと!!」 「じゃまた放課後!」 手を大きく振りなぎは走り出した。 終わりのチャイムが鳴り、体育館裏へ走った。 (まだ来てないか…) パタパタと足音が聞こえて来る。 どこからかまた七色のシャボン玉が飛んできた。 「遅くなってごめん!!」 シャボン玉に連れられるようになぎが来た。 「大事な話なんだ聞いてくれる?」 私は静かにうなずいた。 「俺…夜秋が好きなんだ!」 なぎは夕日のように頬を赤く染めながら叫ぶようにそう言った。 「え…?」 「もし良かったら…てか夜秋が俺以外のやつが好きじゃないんだったら付き合ってほしい!」 ・・・ 「返事は?はいしか聞かねぇけど」 「はいに決まってるじゃん…」 私の目はいつの間にか涙で溢れていた。 二人の目の前で、私の心で 七色のシャボン玉は弾けた。
(怖い話)呪いのお菓子
「しょうがないわねえ・・買ってあげる!」 お母さんがその言葉を言ったとたん、私は飛び跳ねてしまった。 だってずっとほしかったお菓子を買ってもらったんだもん!お母さんはそのお菓子を体に悪いと言って買ってくれなかった。でも今日全教科のテストで100点を取ったからそのご褒美でそのお菓子を買ってもらった。 家に帰るとそのお菓子の袋を開けて、すぐ食べた。そのお菓子はたくさん入っていたから明日も食べられる♪ 私はそのお菓子を毎日食べるようになった。でも毎日食べているうちに肌がガサガサになってきた。 そしてその次の日から私は、学校にも行かずにベッドの下でそのお菓子を食べるようになった。毎日食べているうちにそのお菓子はあと1個になった。 「そんな・・あと1個しかないじゃない・・いやだ・・いやだああ・・イヤダアアアアアアアア!」 私は発狂した。お母さんが「うるさい!」って怒っている声が聞こえるけれど、そんなの気にしない。 でも私の体はゾンビみたいにボロボロになっていた。 「これを食べたら・・人生お終いだアアアアアアアアアアアアアア!」 そう言ってお菓子を食べたとたん。 ガタン! 私は倒れてしまった。多分死んだと思う。だって手には食べかけのお菓子を持っていたから・・ あとがき アンニョンハセヨ!海が大好き海ちゃんです! 最後まで読んでくれて本当にありがとうございます! あとこの話は自信作なので最後まで読んでくれて本当に本当にありがとうございます! コメントもよろしくお願いします! みんなも呪われたお菓子を買わないように気を付けてね。フフフ・・
大親友との絆、、!
私は石川愛菜(いしかわまな)。今年中学校に入学して、半年が経った。 「おーい!愛菜ー!」 この声は、私の友達、佐田心愛(さたここあ)。 心愛とは、幼稚園の頃からずっと一緒で、親同士も仲が良い。 愛菜「ごめん!遅くなって!」 今日は心愛と学校の放課後に遊ぶ約束をしていた。 心愛「遅かったよー!心配したんだから!」 愛菜「準備が遅くなっちゃって、、。本当にごめん!」 心愛「良いよ!許す!早く遊びに行こう!」 愛菜「うんっ!」 私たちはショッピングモールに向かった。 心愛「見てっ!このくまのストラップお揃いにしようよ!」 愛菜「うん!」 私と心愛は、くまのストラップをお揃いにして、早速バッグに付けた。 心愛「次はどこ行く?」 心愛「洋服でも見に行こっか!」 愛菜「そうだね!」 トコトコ、、、 愛菜「わぁー!めちゃめちゃこの服可愛いね!」 心愛「う~ん。私はこっちの方が可愛いと思うけど、、。」 愛菜「そうかな?私はこっちの方が良いと思うよ!」 心愛「そんな服、私は似合わない!絶対ヤダッ!」 タッタッタッ、、、 愛菜「あっ!ちょっと待って!」 愛菜「行っちゃった、、、。」 私の目の前には、心愛が可愛いといった服が落ちている。 愛菜「私、なんであんなにムキになっちゃったんだろう、、、。」 今、思い返すと後悔した。 私、心愛と仲直りしたい! 私は心愛が走っていった方向に心愛を探しに行った。 なかなか見つからなかった。 愛菜「どこにいるんだろう?」 あっ、、、!もしかして、、! 私はこの近くに心愛との思い出がある公園があることを思い出した。 私はその公園に走った。 愛菜「ここだっ、、!」 公園内のブランコが揺れている。 愛菜「居たっ、、!」 心愛「愛菜っ!」 愛菜「ここに居るんじゃないかって思った、、!だって、ここの公園、私たち二人の思い出の公園だったから、、!」 心愛「、、ッ!」 愛菜「わっ!心愛ッ?」 心愛が泣いている。 愛菜「なんで泣いてるの?」 心愛「だって、、あんなことでムキになった、私が馬鹿だなって思ったから、、!」 愛菜「私の方だよ!ムキになっちゃったのは、、!」 心愛「本当にごめんっ、、!」 愛菜「私もごめん、、!」 心愛と愛菜「ハハハハハハ、、!」 私たちはたくさん笑った。 お揃いのくまのストラップと共に、、。 めめこじのことが大好きすぎるめめこじ担です!初めて短編小説を書きました! この小説を作るのに、1時間30分ほどかかったので、たくさんの方に感想を書いて欲しいです!
絶対叶わない恋
私は純恋(すみれ)。咲楽(さくら)が好き。 もちろん、"恋愛"として。 咲楽は凄く美人。 桜色の瞳に、桜色の頬。 これが咲楽の特徴だ。 咲楽とは、幼稚園の頃に『花崎公園』 という場所で出会った。 会った瞬間、仲良くなりたい!って 思った。 私は勇気を出して咲楽に話しかけた。 自己紹介をし合った時、 お互い、名前が『花の名前』 というのがきっかけで _私達はどんどん仲を深めていった_ ~8年後~ 私は中学二年生。(もちろん咲楽も) 咲楽の事を、"恋愛として好き" と自覚したのは最近の事。 でも、私は女の子。咲楽も女の子。 女の子同士の恋愛なんて変だよね。、。 言ったら引かれるよね。 だけど…それでも…、私は咲楽が好き。 咲楽と話しているとドキドキするし、 触れたりすると、恥ずかしくなる。 幼稚園の頃はよく、 手を繋いだりハグしたりしてたけど… 今は無理っ…!!恥ずかしいもん…。 あー、もう。どうして 女の子好きになっちゃったんだろ。 絶対に叶わない恋ってわかってるのに… 私は悩んだ。気持ちを伝えたとしても、 咲楽は優しいから『ありがとう』って 言ってくれる、絶対。 でも、今までの仲には戻れないと思う。 私達の仲には硬い硬い壁が出来て、 どんどん距離が離れていく。 そんなの嫌だ。 でも気持ちを伝えないとモヤモヤする。 この感情、どうすればいいの……? もういい。嫌われてもなんでもいいから 咲楽に気持ちを伝えよう…。 私は決心した。 ~次の日の放課後~ 私は、咲楽を屋上に来るよう呼んだ。 "ガチャ" ドアが開く音。 ドクンドクン…私の心臓は鳴り止まない 『純恋~!どーしたのっ??』 『っ……、あのね私、咲楽が好き…』 『私も純恋の事、大好きだよっ!!』 『そうじゃないのっ…、その…私… 恋愛として…咲楽が好きなのっ!!!』 しばらく沈黙が続いた。 咲楽は困った顔をしている。 そりゃそうだ。 自分でも、びっくりしてる。 女の子に告白なんて……、。。 『……えーっと。、あ、ありがとう… でも、私っ…純恋を"恋愛" として見てなかった…。、その…』 はぁ…振られる……。 私の恋は膜を閉じる…。 でも、最後にしたいことがある… 『…っ……、分かってる。返事は "ごめん"だよね。そんなの初めから 知ってるよ…。 でも、最後にしたい事があるの…。』 『う、うん…ごめんね……、。、 したいことってな…』 『…に…』 "ギュッ" 私は咲楽に最後のハグをした __こうして私の恋は、幕を閉じる__ END こんにちは!ぶどうです! 初めての小説、書いてみました! 内容は、"女の子同士の恋愛"です。 皆さんは こういう経験をした事がありますか? 同性恋愛は少ないと思います。 でも私は、 "同性だから恋愛をしてはいけない" というのは可笑しいと思うんです。 好きになった相手なら、 例え振られても、諦めが着くまで 好きでいて いいと思いますよ。 長くなってしまいましたが、 ここまで読んで頂き、 ありがとうございました。
【ホラー】息子の能力 超短編
俺の息子は、特別な能力を持っている。 その能力とは、息子が指さした人間(テレビでも写真でも)が、3日以内に必ず死ぬと言うものだ。 妻が買い物に行って、息子と俺の二人で留守番をしていた時のこと。 息子がテレビを指さした。 それは大物政治家だった。 (あぁ。この大物政治家ももうすぐ死ぬんだなー。) 別の日。 俺はテレビをつけようとした。 すると、息子が真っ暗のテレビの画面を指さした。 数秒後に画面に映ったのは、インタビューを受けている一般人だった。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー いかちゃんです♪ みなさん、意味が分かりましたか? コメント欄で教えて下さいね(〃ω〃)
「まだ、届かなくても」
小学校4年生まで 私は子役をやっていた。 なぜ引退したかというと ある病気になってしまったからだ。 「クライン・レビン症候群」 いわゆる睡眠障害だ。 1日から1週間程度の間、眠ってしまうそうだ。 まぁ、死ぬような病気じゃないし 別にかまわないけど。 起きるのは食事くらいだ。 あとはほとんど眠っている。 眠るのが辛いと最近感じる 「今日も点滴付けられちゃった」 芸能界にいた頃に入院していれば 病室には花や果物がたくさん 置いてあったかもしれない。 でも、見ている人からすれば 一見華やかな世界だが 現実は違う 繰り返される誹謗中傷 休憩室に戻ると衣装が汚れていたり そんなのはたくさんあった。 天才子役と唄われた あの頃の私を好きだったファンが 今の私を見ればがっかりするだろう。 病気で痩せ細った身体 入院してから 1回も切っていない髪の毛 それでも、私は引退したのだから 今はファンのことを考えなくていい。 病気は地道に治していけばいいし まだ、届かなくても 私のことを応援してくれている家族の為 私は、前を向いて生きようと思う。 ミライです。 「まだ、届かなくても」 いかがだったでしょうか? クライン・レビン症候群は 男の人のケースの方が多いらしいですが 最近では、女の人のケースも出てきています。 女の人の場合は 「眠り姫症候群」 と言われているそうです。 ※この話はフィクションです。
不幸の度合い
「でも、アフリカの子達の方が大変なのよ。桃子、貴方は恵まれてるのよ。しんどいなんて言っちゃダメよ。」 特に理由もないが、しんどいな苦しいなと母に言った後の優しい声での返答だった。 「え~何それ?といーか私の方が辛いよ。私、桃子とちがって勉強できないし。容姿も悪いしぃ?桃子は十分恵まれてるじゃん!」 何か知らないけど辛いと相談したときの友達の回答。私を少し咎めるような態度だった。 ………そうか。私は恵まれているから辛いとか苦しいとか言っちゃダメなんだ。私が辛い思っても他人にとったらどうでもいいレベルのものなんだろう。そんなことを気にするなんてさすが恵まれているだけあるねって。だからもう人に相談することはやめた。逆に人に相談される人になろうと思った。だって私は恵まれてるから。 そうしたら いつのまにか 「どうして自殺したのよ!桃子…。」 「何で相談してくれなかったの?私たち、親友だったのに…。」 私は自殺していた。何も聞いてくれなかった人たちが、物言わぬ遺体となった桜井桃子に泣いている。
初恋チョコレート
今日は2月14日。バレンタインデー。 私、日下 凪は今日、大好きな先輩に、 チョコレートを渡す、告白するんです!! あ!いた!! 「せんぱ……」 『三笠センパーイ!!チョコレート作りました!!』 ドンッ! 「っ!いた!」 集団の女の子たちに ぶつかってチョコレートを落とした 「あ!ちょこが!!」 カシャンカシャン……… 踏み潰された… せっかくのチョコが 人が収まって私は潰れたチョコを回収した 人けの無い場所で中を開けてみた ハートの形で作ったチョコは ぐしゃぐしゃになっていた 「ふぅ……っ…ふぇ…あげたかった………のに…」 先輩に……告白したかったのに… 「ナニソレ?」 ぐしゃぐしゃの顔を上げると 男の子が立っていた 「あ!いや…これは……」 「チョコでしょ」 パッと取ってじっとチョコを見つめた後 口の中に放り込んだ 「あ!それ!崩れてて…」 「美味しいじゃん」 「え?でも…それ……」 「みてたよ。踏み潰されたんでしょ。 ほらここ好きですって崩れてても描いてるから」 「え?」 わかるの? 「本当のこと言ってみな。 なんでも聞いてあげるから」 頑張ったんだ 先輩に対する気持ちを詰め込んで 「頑張った……一生懸命…… おいしく………おいしくって…… なのに……渡せなかったんだ………」 次第に大粒の涙が出てきた 「だーいじょーぶ。 美味しいよ。こんなの初めてってくらい」 「あ……がと…」 ぽんぽんふぉ頭を撫でてくれた 暖かいその手はまるでお母さんみたいだった 「あ。こんなところに人がいたんだ」 「せんぱ……!?」 泣きはらした顔を見られた!? 「あ。兄ちゃん。…って、せんぱい?」 〈チョコあげるのって兄ちゃん?〉 こそっと聞かれた 〈そ…そぅ。……〉 「何話してるの?」 「い、いやぁ!た、たいしたことわぁ!」 焦ってる! 今!私すごい焦ってる! やばいやばいやばい!! 〈いま、気持ち伝えたら?〉 〈えぇ!?い、今!?〉 背中を押された 顔は真っ赤だったが 頭の中に思い浮かんだのはただ一つ 私は本音を言った バックの中の『友チョコ』を取り出し 笑って言った 「先輩!これからも、部活のご指導宜しくお願いします!!」 今出来る精一杯の笑顔で行った 「ありがとう。じゃ、また。」 歩いていった 「な、凪!?いいのか!?友チョコだぞ!!」 振り返った 「いいの。私には好きな人がいるから」 「は?だ、誰だよ。こんな短時間に」 君が持ってたチョコを奪って言った 「あ!ちょ…」 「ぐしゃぐしゃでごめんね でも、これが私の本命チョコ 私、君のことが好き!」 顔が真っ赤になった君は言った 「君じゃ無い。俺は 三笠 湊。返事はな、俺も!」 チョコのかけら一つを取り出し こちらに向けた そこには好きの一文字が書かれていた 初恋じゃ無い 2度目の恋はチョコレート!