短編小説の相談いちらん

短編小説

みんなが作った短編小説のコーナーだよ。※2024年9月30日までの投稿で受け付けを終了いたしました。

短編小説みんなの答え:1

君と私の1ヶ月【恋愛】

「ごめん。もう関わらないで。」 そういった君の顔が泣きそうだったの、今でも覚えてる。 『好きっ……大好きなんだよっ……』 きっと今日も 涙色。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 1ヶ月前 転校初日にガチガチに緊張した私。 人見知りで全然友達できなくて。 そんな中君だけは優しく声をかけてくれたよね。 「転校生だよね?名前なんて言うの?」 『え、あ…も、百瀬彩でしゅっ』 あ、噛んじゃった… 「ふはっ……百瀬さん? 俺西村快斗!よろしくなー」 『……///』 君の笑顔に不覚にもみとれたのは私だけの秘密。 その後も毎日話しかけてくれて。 「百瀬さん!おはよう」 「百瀬さん~何してるの?」 「百瀬!」 なんとなく気になる君のこと、目で追っていたら。 あぁ君はこんなふうに笑うんだなって どんな食べ物が好きなのかな? 兄妹は何人いるんだろう? 彼女いるのかな? どんどんどんどん気になって。 もっと知りたいって。 気づいたら 好きになってました。 それからは目が合うだけで嬉しくて。 髪型変えてみたり、綺麗になろうって思えた。 「あ、髪変えたの?可愛いじゃん!」 『ありがと…///』 ずるいよ。もっと好きになっちゃうじゃん。 でもいつからだろう。君が私に冷たくなったのは。 『にしむらく……』 「○○帰ろ~」 『……』 ある日 放課後に二人で作業することになって。資料室に二人っきり。 その日は何を思ったか、勇気を出して聞いてみようって思った。なんで冷たくするのか。 今思えばここで聞かなきゃよかったんだ。 『ね、ぇ西村くん…』 「なに」 『どうして冷たくする、の?』 作業する手ピタリと止まる。 「……別に変わってないよ」 『変わったよ!…私のこと嫌い?』 「ごめん百瀬……もう関わらないで」 「百瀬といると疲れるんだよ」 そういって資料室をでていく君。 ねぇ、じゃあどうしてそんなに泣きそうな顔してるの? 『待って!』 君の背中はどこか寂しそうで。 『好きっ……大好きなんだよ西村くんっ』 頬流れる涙は止まることをしらなくて。 届かないこの気持ちを 止めることもできない。 次の日 『あれ?西村君は……?』 A「快斗なら転校したよ?」 『え』 A「あ、でも今日出発するって言ってたからまだい」 『っ……』 呼び止める声も聞かずとたんに教室を飛び出す。 向かったのは君が好きって言ってた公園。 丘を登ると見慣れた背中が見えた。 『西村くん!!』 驚いたように振りかえる 「百瀬……!?どうしてここに」 『好き!…君のことが好きです!』 『私のこと嫌いでも良い。けど私を変えてくれたのは西村くん。君だから!』 それじゃあ、と背を向けた 「待てよ!」 手を掴んで離そうとしない君。 『離して…』 「離さねーよ?やっと捕まえた。」 『え?』 「ごめん。今まで冷たくして。転校するってわかってから、今までみたいに接せなくなっちゃって……」 「これまで通り話しかけたらもっとお前のこと好きになっちゃう気がして」 「でももうやめた。ちゃんと言うね」 「俺も百瀬が好きです」 『っ……』 「ふはっ…泣き虫な彼女さんだこと。」 『うるさいっ!』 日に照らされて笑う君がかっこよかったとか言ってやんないけど。 これからよろしくね。彼氏さん。 ーーーーーーーーーーーーーーー 二年後 「“彩”!遅れるぞ!」 『待ってよ“快斗”!』 私達は高校生。再び同級生になりました。 『ねぇ快斗』 「ん?」 『大好きっ!』 私は今 幸せです。

短編小説みんなの答え:1

風とトモダチ!

私は矢口 風香(やぐち ふうか)。 今は小学5年生で、学校にも通っている、ごく普通の女の子。 みんなは私の事を「ふうちゃん」と呼んでくる。 もちろん私はどこにでもいる小学生…ではない。 ある日の学校の帰り道。 私がポケットから取り出したのは。 ヒュルルルル……。 「らんちゃん、お待たせ!」 「ヒュウ!」 小さな風のかたまりだった。 私のトモダチ、パートナーでもある風の子。 私はらんちゃんと名付けて、可愛がっていた。 みんなには秘密だけど、毎日らんちゃんを連れて学校に行っている。 「ポケットの中は苦しいかもしれないけど、外は危ないから我慢してね。」 「ヒュウ。」 そう。 学校の友達は私の事軽く見てる。 ちょっと気弱で、からかいやすいと思っている。 ふふ。 みんな甘いわ。 私が人間だなんて。 馬鹿にしないでちょうだい。 私の目は、怪しげに光った。 「みんな、悪いけど私を家に送ってもらえないかしら?」 その途端、小さめの渦巻が私に近づいてくる。 地面の枯れ葉を巻き上げながら、私の体をスッと持ち上げた。 「頼りになる~!ありがと!」 風に乗りながら、私は家についた。 そっと下ろしてもらい、ガチャリとドアを開けた。 「風香!」 「お母さん…?」 「今日も教科書を忘れて学校に行ったのね!」 「いいじゃないそんなことで怒んなくても。」 「口答えしないで!上がってらっしゃい、お説教よ!」 「嫌。」 「風香!」 お母さんは外へ行こうとする私の手をガシッと掴んだ。 けれど私には関係ない。 「…風が許さないわよ!」 そう。 強い味方がいれば、怒ったお母さんなんて怖くない。 お母さんは手を離した。 私の正体を教えてほしいって? 私は風を操れる。 風とトモダチ。 もう分かったでしょ? 私は風の精。 きっかけは、この水色のブローチ。 これを付けているものだけが、風の精になれる。 私は偶然、道に落ちているのを見つけた。 かわいいと思い、持って帰ってしまった。 お母さんが怖くないのも、このブローチのおかげなんだから! 「さぁ風たち!一緒に遊びましょ!」 すると、私の言葉に答えるかのように風が吹いた。 キャッチボールのボールのように、私をあっちに投げてはこっちに投げて。 ふうちゃんも嬉しそう。 「キャハハハッ!楽しーい!」 「ヒュッヒュッ!」 風たちも喜んでいるよう。 ほんと、私ってラッキー! たまたま拾ったブローチが特別なものだったなんて! もう家に帰りたくない! やがて私は、風に頼ってばかりで過ごすようになった。 ふうちゃんに宿題をやらせ、ある風には枕になってもらい、ある風には涼しくてひんやりした風を吹かせた。 「案外風って優しいんだね!助かるよ!」 なんでもっと早く思いつかなかったんだろう。 そのうち、私はお礼も言わず風に頼むようになってしまった。 あれやってこれやってと、ただただ命令するだけ。 「なんだか王様になったみたい!風たちは全員召使いね。」 そこで風たちとふうちゃんは、真夜中に話し合いをした。 『さすがにやりすぎだ!』 『風香ちゃんはトモダチだけど…。』 『トモダチはあれこれ命令するものじゃない!』 『仲良く遊んで、助け合うものよね!』 『明日、徹底的にしっぺ返ししてやりましょうよ!』 『良いでやんすね。』 こうして風たちは作戦会議をし、明日に備えた。 「みんな。今日もお願い。宿題と片付けとお使いを…あれ?」 いつもならビュウウと風が吹くはずなのに、返事がない。 その時。 ゴゴゴゴゴ…と、台風のような風が、私を襲った。 「ちょっと!私にむかって何するつもり!?やめなさい!今すぐ言うことを聞いて!」 しかし、風はちっともおさまらない。 「あんたたちは私の召使いよ!逆らっちゃダメ…うわっ!」 言えば言うほど風は強くなり、とうとう私は吹き飛ばされてしまった。 ふうちゃんが喋った。 「ビュウ!ビュビュー!」 「えっ何?トモダチは召使いじゃないって!?今すぐやめないとトモダチなんかじゃないって!?」 「ビュビュー!」 「謝れば許してくれるって!?」 「ビュウウウウウウウウ!!」 「ごめんなさい!私、トモダチの意味を間違ってたみたい!助け合っていくのがトモダチだよね!だから、本当にごめんなさい!二度としないわ!」 風はおさまり、穏やかになった。 でも部屋は散らかり、本や筆記用具、おもちゃが床に散らばっていた。 「片付けなきゃ。」 「ビュウ。」 「手伝ってくれるの?ありがとう!」 そよそよと風が吹いた。 こうでなくちゃ!と言うように。

短編小説みんなの答え:2

171回鳴らす鐘(意味深

私の村にはこんな伝説がある。 「攫人神社の鐘を171回ならして171回目でお祈りすると願いが叶う。でも自分の大切な人がいなくなる」 それをやったものはまだいないという。 「よし行こう」 大切な人というのはまあ嫌いな人をその時だけ大切に思えばいい 攫人神社までは自転車で行ける 「よし着いた」 あまり有名でもないこの神社は人が全くいない。でも今日は一際寂しい風が吹き付けていた 「鐘はあそこだ」 せいぜい20mあるかないかくらいの神社だからいろんなものが見つけやすい 「ゴーン」 鐘を打つ音あたりに響く。錆びた感じの音も混ざっている 「169、170」あと一回 「171」息を切らしながら叫ぶ 「私がみんなから可愛がられますように」 私は虐待児だった。母や父から愛情なんてもらったこともない。 叫んだ途端に暴風が吹く 「わあ」 何かが後ろから追いかけてくる。でも逃げることもできない体が動かない 「なんで私なの?」 あんなのが襲ってくるはずもない。あれが襲うのは私が一番大切にしている人だけ 「お前は自分好きか?」 後ろから追いかけてきた何かの動きが止まる 「はい好きです。世界で一番」 そういった時にはもう私の体はどこかへ行ってしまっていた ーーーーー解説ーーー まず171→いちなないち→いない。 171回も鐘を打ったら体は疲れて逃げることができません。っていうかもうそれだけ打ったら体は限界を超えています そして「大切にしている人」それは自分です。 こんにちは目高です。解説で話がごちゃごちゃしちゃったけどまあ自由に読み取ってくれたら嬉しいです

短編小説みんなの答え:2

ホ、ホラー小説...じゃない!!!

塾の帰りの坂道で、私は声をかけられた。 「ねぇねぇ...」「ん...?」 振り向いたものの、声をかけた本人は...コイツ!!浮いてるぅぅう!!! 「ウワアアアアア!!!ぼ、亡霊だぁぁぁあ!!!」「ちょ、待って待って!!」 慌てて逃げ出す私を、ガシッと掴んで元の場所へ引き戻される。 「違う!あのね、私、まだ完璧に死んだわけじゃないの!」「へ...?」「今日中に友達を一人作れば、また生き返れるの。だから協力してくれないかな?」「あ、あぁ、うん、分かった...」 くっそぉ、帰ってゲームしたかったのに...!!何でこんな亡霊と...! 「じゃあ、私のこと明日まできちんと覚えておいてね」「覚えるに決まってんじゃん!こんな不可解なこと起きて忘れるわけガモッ」「ちょっと黙ってね、君もあの世に逝きたいか~?^^」 >>>脅しが怖すぎる<<< 「あった!これに名前書いて」「えぇ、個人情報...」「何?私死んだら君のせいだよ?」「へっ!?何それ!!分かった書くよ!!」「ありがと~♪じゃ、また明日~♪」「うん...ん...?」 また明日...? ----------次の日---------- 「クラスに転校生がきます」 転校生...ま、まさかね... 「あ、昨日はありがとね!ほら、だからこうして此処にいらr「「イヤアアアやっぱお前かーい!!」 楽しい(?)学校生活になりそうです...w

短編小説みんなの答え:0

試合開始の5分前、僕の世界が変わった。

町内会の球技大会。 今年で5年目の参加となる。 主人公は森田 光。 今年の球技大会はドッジボール大会になった。 森田は小5にして青野区の絶対的エースだった。 森田率いるチームは遂に6年連続の決勝戦進出となった。 ここで優勝すれば5年連続、そして青野区は9回目の優勝となる。 だが、相手チームの絶対的エースに森田は想いを寄せていた。 その絶対的エースは同じクラスの神谷 心春。 彼女は女子にしては驚異の魔球の持ち主で、そのボールを 受け止めた者はただ1人森田だけだった。 森田は神谷との勝負に挑む。 試合開始の10分前、小学校の体育館の裏に神谷に呼ばれた。 「森田君、私達赤井区は青野区に挑みます。  そこで、青野区に勝ったら森田君にして欲しいことがあります。」 森田は唾を飲んだ。 「私は森田君のことが好きです。 もし、赤井区が青野区に勝ったら  私と付き合って下さい。」 えーー。衝撃の一言。それに負けずに、 「じゃあ,僕にも言わせて下さい。 もし青野区が赤井区に勝ったら、僕の望み通りにして下さい。」 「それは,何かしら?」 「教えられません。」 「じゃあいい。 正々堂々と戦いましょう。」 と、手を伸ばしてきた。 「OK。」 2人で握手をした。 そこから体育館の裏を去り、試合場へ向かった。 試合開始5分前、僕の世界が変わった。神谷から告白され、 勝ったら僕の望みを叶えてくれるという。 付き合うのが嫌ではないが、僕達青野区が優勝を果たしたい。 試合開始のホイッスルが鳴った。 神谷と僕は絶対的エースということもあり、前半はベンチだった。 だがキャプテンがしっかり我がチームを守りたい思いでバンバン相手チームの 人を当てている。 前半終了。 結果は 3-3 で同点だった。後半が本当の戦いだ。 後半開始のホイッスルが鳴った。 前半はベンチだったため,2人とも試合に参加する。 2人とも良い勢いで相手をバンバン当てているではないか。 もう当てすぎて何人当てたか分からなくなった。 ここの大会は試合に出る参加者の人数が同じなので, 外野に出ている人が多かったら内野で、 内野に出ている人が多かった外野の人数を数える。 前半の数字は内野にいた人数だ。 ピピー。 試合終了のホイッスルが鳴った。 結果は 2-3 の1人の差で青野区の優勝だ。 メダルを頂いてから,神谷を体育館の裏に呼ぶ。 「負けちゃった。 森田君の望み通りにします。望みはなんですか?」 「 僕も神谷のこと,好きだ。普段は暗いけど、時々明るい雰囲気で  笑っている顔に惚れた。  僕の望みは神谷と付き合うことです。」 満面の笑みを見せた。神谷は 「バカ。 それじゃあどっちが勝っても負けても同じじゃない。  でも、良いよ。もちろん良いって言う。」 試合終了の5分後、僕の世界,いや僕の未来が変わった。

短編小説みんなの答え:10

〔短編小説〕表と裏

「好きです!!」 「俺も…、元々美咲(みさき)の事が好…きです!!」 「……え?」 2人の後を付けていったらこんな事になっていた。 美咲は、私の親友。裕貴(ゆうき)は、私の幼なじみ、そして…、好きな人。 今、その大好きな2人が目の前でカップルになってしまった。 2人は、何かを話している。 でも、そんな事どうでもいい。今、目の前であったことへの整理が追いつかない。 なんで、なんでよ!! なんで、美咲は、裕貴を取るのよ!! でも、私が勇気を出せなかったのがいけないんだ。 なんで、裕貴と美咲を責めているの、私は。 いいじゃん、2人が幸せになってくれるんだったら!! でも、諦めきれない。絶対に諦めなきゃいけないのに…。 私の中の「表」と「裏」が戦っている。 「あ~、もう、どうしろって言うのよ!」 我慢しきれなくなった私は、大声で叫んだ。 「…大丈夫?」 私は、気付かないうちに、2人が私の目の前にいた。 「…!?」 「どうしたんだ葵(あおい)?」  2人が心配そうに私の顔を見ている。 「え、あ、いやこれは…。これは、違うの!!」 「どうしたの?」 「美咲…、凄いなって思って…。」 「何が?」 「美咲が告白の勇気を出したことが。」 「……、好きだったの?裕貴のこと。」 コクリ 私は、小さく頷く。 私のせいで、沈黙が続く。 なんで、裕貴に告白なんてするのよ!! また、私の中の「表」と「裏」が戦っている。 「でも、気にしないで…。お…」 「?」 応援しているよ。と言いたいのに、喉まで出かかっているのに、出てこない。言えない。 だって、負けを認めるような気がして。 でも、しょうがない。 美咲は、自分の想いを伝えるたために、勇気を出したのに、私は、一切そんな事しなかった。 仕方がない。私の負けだ。 「2人の事応援…してるよ!!」 私は、頑張ってこの言葉を言い切った。 悔しかった。美咲が嫌いになりそうになった。 なんて、自分って子供っぽいんだろう。 泣きながら、2人の目を見たら、瞳の中で大粒の涙を流しながら、応援していると言っている自分がいた。 ~end~ この話はフィクションです。 初めまして、ルナ猫です!! 初めての小説投稿なので、ドキドキしながら書いたのですが、いかがでしたでしょうか? 感想、アドバイスお待ちしてます!! タメ口〇です! 全部、喜んで読みます!! それでは!!

短編小説みんなの答え:1

茉莉花の花と君の香り。

「先輩、今日は調子どうですか?」 「ありがと雄大君。大丈夫よ」 柔らかい笑顔で微笑む先輩。 痛々しいギプスがその横を飾る。 先輩がジャスミン茶をすする。 ジャスミンは日本名で言うと『茉莉花』。 先輩はジャスミン茶が好きでお見舞いに来るたびに手土産として持ってきている。 飲むと気持ちが落ち着くらしい。 「美味しいですか、今日のジャスミン茶」 先輩はにこりと笑い、 「うん。とても美味しいわ。雄大君ありがとう」と言う。 その笑顔を見ると全てが吹き飛んでしまう。 先輩は元々テニス部所属でエースだった。 でも最近大きな怪我を患ってテニス部は休部、暫くの間は学校に行けず入院する日々となった。 「雄大君、毎日来てくれてありがとうね」 時々言われる。高2、大学入試来年に迫った僕が病院に通っている理由。 そう、先輩が、好きなんだー… 「おい雄大ちゃんバック運べよ」 「早くしろ」 同級生に脅され従わされる日々。 もう全てが嫌だった。 歩く気力もなくその場にへたりこんでいたら先輩が現れたのだ。 「ちょっと君大丈夫?」 たったそれだけだけど僕の心に響いた。 体も疲れ切っていた僕はまさに天使?聖母マリア?が君臨したように思えた。 「アイツら…私のコネで退学にしてやるから安心して」 無意識に聞いてしまっていた。 「貴方の名前はー…」 にこっと笑って先輩は言った。 「南條恭子よ。何かあれば言ってね」 その瞬間、僕は先輩、南條恭子に恋をした。 「ちょっと雄大君?」 はっ、いつの間にか過去に浸っていたらしい。 現実世界に戻ってくる。 「大丈夫です」 「そう」 先輩はどこか遠くを見つめた。 そして語りかけるように僕に言った。 「私さ、昨日余命宣告されたんだよね」 「え」 理解するのに暫く時間がかかった。 よ、余命宣告…?怪我のはず… 「だからもうお見舞い来なくていいよ」 言葉が出てこなかった。 硬直する僕に先輩は言った。 「どうせ治らない病気なんだし。来ない方が雄大君も楽でしょ」 自傷するような言い方。明るい先輩が… 「雄大君には教えてなかったね。私怪我してるんじゃなくて病気なの。癌だって。末期だから」 今、先輩はどんな気持ちだろうか。 自分から病気のことを告白して嘲笑うかのように笑う。 「そう、ですか…」 何となくぎこちない笑みを浮かべてみる。 「大丈夫。心配しないで」 先輩はジャスミン茶をすすった。 「雄大君、次のテニス部のエースは澪ちゃんかな」 澪。同い年のテニス少女だ。 澪と先輩はほぼほぼレベルは同じ。 「澪ちゃんに託すわ。インターハイ行ってね」 インターハイ。先輩が目標にしてきた高校生の晴れ舞台。 去年県大会まで出場したけどライバル本咲高校に敗れ夢は叶わなかった。 「澪ちゃんならやってくれるわ、きっと。雄大君サーブは中心に打つのよ。常に利き手で打ちなさい。あと…」 テニスの極意的な事を教えてもらった。 だが好きな人が余命宣告されたという現実を信じられず呆然としていたせいか頭に入らなかった。 そして帰る時を迎えた。 「じゃ…」 弱々しく僕が言う。 もう永遠に先輩と会えないのか? 「うん。また会う日まで、だね」 いつもいじめられて勇気がなく言われるがままだった僕。 これで、これで本当に良いのか? 「?雄大君どうしたの」 フラれることはとっくに分かってる。 だけど、僕は先輩の為に尽くしてきたんだからここで勇気を振り絞ってでも告白するべきだろう。 「先輩、好きです」 思ったよりスラっと出てきた。 映画や漫画で見たことある言葉。 5秒程先輩が固まった。あ、これはやっぱダメだ、と思いかけたその時先輩が顔を綻ばせた。 「…告白するなら先輩じゃなくて恭子って呼んでよ」 「あ、すみませ」 「謝らないで。良いから名前呼びしてよ。上下関係気にせずに」 そんなこと言われても…期待するように見つめられる。 「き、恭子…さん…」 「あっ、さん付けしたな?」 悪戯っぽく笑うせんぱ…恭子さん。 「気持ちは受け取るよ。ありがと」 気持ちだけ、か。 「付き合えないけどありがとう。死ぬまで感謝してるよ。じゃあね雄大君」 何故か鼻の奥がつんとする。 こうなるって分かってたのに。いざなったらこんなに深い悲しみに包まれるなんて。 最後、恭子さんは僕の掌に自分の手を乗せ言った。 「ありがとう」 鼻がつんとする中、茉莉花と先輩の香りが鼻をくすぐった。 初めましてリィでございまする! ぎこちない話になっちゃって結末もよく分からず… 読んでくださいありがとうございました!

短編小説みんなの答え:1

私の、大好きな幼馴染

私には、幼馴染がいる。 可愛い、可愛い幼なじみが。 その子は勝真といって、私の一つ下の弟みたいなかわいい子。 「勝真!早く起きないと遅刻するよ~」 いつものように私は勝真を起こしに行った。「ん、今起きるから、もうちょっとだけ、寝かせて」 って、どっちだよ!まあそんなとこも大好き。 勝真が起き、学校へ登校する。勝真は、女子に人気だ。いつも周りには女子がいる。 登校してる時も、だんだん女子が来て私は一人になる。まあ、女子に好かれてるとこも大好き。 学校につき、友達と話してると勝真が来た。「どうしたの?」 「教科書忘れてきたから、かして~」まあ、天然なとこも大好き。 「いいよ。貸してあげる」「ありがとっ」可愛いな。 家に帰ってきて、部屋に入ると勝真がいた。「あれ?何の用?」 「あ、んっとね、何でもないよ。遊びに来ただけ」「そっか...」それだけでも、私は大好き 「公園行こ!」「ごめん!テストの点数が悪くて、また今度遊ぼうね」「ん、分かった。また今度、絶対だよ」 「約束ね!」「約束!」笑顔の勝真、やっぱり大好き。 その時が最後だった。勝真は、車に引かれた。救急車に運ばれたけど、遅かった。 私は、放心状態だった。大好きな幼馴染が、いつも一緒だった。いつも支えてくれた。「約束したのに...」 お母さんが私に言った。「勝真、最後に言ってたの。約束、守れなくてごめんね。僕が君を守りたかった。ごめんね。って」 ああ、やっぱり私が悪いのにごめんねって、謝るのは、こっちの方だよ。 わたしは、ゆっくりと目を閉じた。「約束。守れなくて、ごめん」 私には、幼馴染がいる。可愛い、可愛い幼馴染。 早起きが苦手なとこ、すぐ忘れ物をするとこ、天然なとこ、女子に優しいとこそんなとこが大好き。 私には、幼馴染がいる。 もう、会えないけど大好きな世界でたった一人の幼馴染。

短編小説みんなの答え:4

選択系(究極?)

こんにちは。あなたが見ているのが朝だろうと夜だろうと、ここでは「こんにちは」です。 さて、本題です。みなさんは何かを決断したこと、もちろんありますね?大なり小なり人は何かを決断しなければなりません。 今日のお昼に何を食べるか?今日の夜に何を食べるか?はたまた、明日の朝は何を食べるか? ......。食べることばかりですね。まあいいでしょう。重要な決断ほどその人の本性を見せます。今日は簡単な決断なのでご安心ください。 あなたの目の前には小さいテーブルがあります。「不思議の国のアリス」の小瓶がのっていたテーブルを想像してください。 テーブルには二枚のカード。どうやらただのカードではないようです。どちらも伏せられていて、綺麗に並んでいます。 さあ、どちらをめくりますか? →1.白いカード →2.黒いカード →3.え?両方めくるでしょ? →1.白いカード 白。穢れなく、何故か引かれる色ですよね。(たとえ、親に『汚れが目立つからやめてくれ』と言われようとも。) それはとても眩しく、正義感あふれる印象です。あなたは真っ白な心をもっているようです。あるいは、そんな心に憧れを抱いているみたいですね。何が待っていたでしょうか。 表にしたカードに書かれていたのは、「スペード」のマークです。スペードは剣を模したもので、力の象徴です。これを選んだあなたが、正しく自分の力を使えると信じています。 白いカードをめくったあなたは、『勇気』を手に入れました!  ? これから何か大切なものに立ち向かう予定があったんですか?それはよかったです。きっと上手くいきますよ。 →2.黒いカード 黒を選びましたね。黒はかっこよく、ミステリアスで、なんとなく暗いときに寄り添ってくれるイメージです。もしや、自分の気分と重ねて選んだとかですか?いつかいいことあります。予言です。根拠なしの。 とにかく、何にも染まらない黒を選んだあなたには何が待っているのか。 それは、 表にしたカードには「ハート」が描かれています。繊細で、強くて脆い、情熱的なハート。 黒のカードを選んだあなたは、『優しさ』を手に入れました!ああ、でももう持っているのでいらないのかも知れませんね。 半分はそのまま誰かへの優しさに追加しておいてください。もう半分はそうですね...。 もう半分は、自分にあげる分の優しさみたいです。 →3.両方 あの!言いましたよね!「ただのカードじゃない」と!黒と白が混じって『グレー』になったらどうしてくれるんですか!? あ~あ。2枚のカード、合体してしまいました。 あの。ひとつ訊きたいのですが、いいですか? 何故、黒と白が混ざったはずなのに、あなたの持っているカードは『グレー』ではなく、『虹色』なんですか?(しかも目に優しい...。) ......。まあ、訊いてもわかりませんよね。(変なこと考えていたのでスルーします。) さあ、どうぞ表を...もう見ていましたか。 表に書かれていたのは、「古代文字のような何か」ですね。少なくとも、あなたの好奇心をくすぐるのは間違いないでしょう。 (図らずも) 虹色のカードをめくったあなたは『突破力』を手に入れました! 好奇心で首を突っ込みトラブルに巻き込まれたとしても、切り抜けられるでしょう。(そうなる前にちょっとは考えてほしいですが。) そしてそして...「どっちも選べないな~」と両方めくった優柔不断なあなた!!!! きっと、よく「何でもいいよ」「どっちでもいいよ」と言っているんでしょうね! フフフフ...。私にはお見通しですよ。 でも大丈夫です。『突破力』を身につけたのですから。いざというときは、(むしろ、いざという時のみ)決断できますよ! どうでしたか?物事を「決める」というのは大変なことです。しかし!今回、少し成長できたはずです!チャンスは一度という中、「決めた」のですから。 もう一度、最初からやった人もいたでしょう。いいですよ。戻れるときは違う道を試すのも面白いものです。色々探ってもらうのも悪くありません。

短編小説みんなの答え:1

好きのかたち。

「怜~!」 「ん?」 名前を呼ばれて振り向くと 見慣れた顔がそこにあった。 彼女の名前は、遥。 幼なじみであり、初恋の相手だ。 告白はしていない。だからもちろん付き合ってもいない。 「ねぇねぇ怜っ!映画行こうっ!!」 遥は目を輝かせながら映画の前売り券をグイグイとこちらに押しつけてくる。 「ちょ、ちょっ、落ち着いてっ…」 遥をなだめて、一歩後ろに下がる。 「…大体映画って、遥…映画館大丈夫だっけ?」 「うっ、怜…痛いとこつくね…で、でも!もう平気!…たぶん」 遥は、極度怖がりだ。特に暗闇が苦手。 映画館の暗闇でさえ怖がる始末だ。 「ねぇ~、れ~い~!え~い~が~!!」 後ろから駄々をこねながら遥がついてくる。 「…あぁ、もうっ、何の映画?」 差し出されたチケットを見る。 (あぁやっぱり、恋愛映画か) 「…だめぇ?」 うるうるとした目で、上目遣いをしてくる遥。 …この可愛さは確信犯だろうか。 「…あぁ、もう、わかったよ映画行くよ」 「やったー!怜となら映画館もぉ怖くない!!」 「本当かよ笑」 そんなやりとりをしていると、クラスメート数人が通りかかる。 「見てみて!怜とデート~!!」 遥はクラスメートに自慢するようにチケットをヒラヒラさせている。 「遥よかったね~笑もう、本当2人って仲良いよね~笑笑」 「そうそう、実は付き合ってたりして笑」 「じゃ、2人とも、またね~」 手を振りながら、2人で反対方向へと歩く。 「風強いね~…って、あ!怜スカート気をつけて!!めくれそう!」 「わっ、本当だ、気をうける」 風でめくれかけたスカートを直して、また遥の隣に並ぶ。 この恋は実らない。

短編小説みんなの答え:3

いじめ

私はいつも天音たちにいじめられている。でもこんなこと言ったらママに心配させるだけだし・・学校に本当は行きたくないけれど、こんなことで不登校なんて嫌だし・・ 教室に行ったら机にはたくさんの悪口が書かれていた。「バカ」「アホ」「死ね」・・ もうやめてよ・・そんなこと考えているうちに周りには天音たちがいた。 「ちょっと皆美。なんでうちの消しゴム盗んだわけ?」 「落ちてあったから置いといた・・」 「もういいや!皆美あんたバカだし。先生にはもう言ったから。怒られて泣いても知らないよー!」 「アハハハハハ!」 そのあと私は職員室に呼ばれ、先生からの説教を受けた。 職員室から出るといつの間に天音たちがいて落ち込んだ私を見ながら笑った。 私が走って教室に戻ろうとすると天音に腕をつかまれた。 「ちょっとなんで無視するわけ!」 そう言って私の頬ををパチンとたたいた。その痛みは10分くらい続いた。 私は家に帰るとベッドの中で泣いた。明日も学校かあ。やだなあ・・ 次の日も私の予想は当たった。机の上の悪口はさらに増えていて、しかも机にあった道具箱はボロボロにされていた。 私は急にトイレに行きたくなり教室から出ていくと天音達が私のランドセルの肩にかけるところについているキーホルダーを外していた。 そのキーホルダーは私が大好きなアイドルグループの1番好きなエミちゃんのキーホルダーだった。その時天音が私が見ていることに気づいた。 「皆美。あんたこんなダサい奴が好きだったんだ。うけるんですけどー!」 私はもう我慢の限界だった。だから私は勇気を出して言い返した。 「あのさあみんな!こんなことされたらうれしいの?こんなことやってる自分が恥ずかしくないの?」 その時。天音が少し泣きそうな顔をしていた。 「皆美。あんたの言ってることが正しいよ。うん。恥ずかしいよ。なんでうちこんなことしたんだろうね。」 そして私のいじめは解決した。 みんな。いじめは絶対にダメだよ。相手をとても傷つけて、相手の傷は一生消えないから。

短編小説みんなの答え:2

【短編小説】ノロケです

小鳥遊美姫。 彼女はこの町のマドンナである。 名前の通り見た目は姫のように美しく、スタイルが良くて、頭も良く、運動もでき、思いやりがあって、花が咲くように笑い、仕草もおんなのこらしい。 つまり、完璧。 だから彼女はモテモテだ。 どんな男子も彼女と目があえば、いや、目を合わさずともイチコロである。 「俺の好きなタイプはああいうやつじゃない!」、「俺は女子が大嫌いだ!」 こんな友達も彼女と会って数分後にはメロメロになっていた。 絶妙な上目遣いに、ふわふわとした雰囲気と見た目、自然なボディタッチに、コロコロと変わる表情に、小鳥のさえずりのような声、時々ドジで紅く染まる頬。 とにかく可愛いと評判。 ここで女子の皆様は思ったのではないか。 「えっ、それってもしかして…。」 そう、その通り。 彼女のこの可愛さ、完璧さは計算である。 無論、これを知っている者は僅かだが。 ここでクイズ。彼女はどうして可愛こぶっているのか。 男好きだから?モテたいから? ハズレ。 正解は、好きな人に好かれたいためである。 つまり、他の男で練習しているのだ。 なかなか酷い話だが、彼女は必死なのだ。 こうして彼女はその好きな人、彼女の幼なじみの檜木颯人のもとへ行く。 しかし、未だ彼女が檜木颯人をオトせてないという噂が校内を飛び交っている。 ここでまたクイズ。なぜなのか。 檜木颯人が難攻不落だから?本当はもうオトせているのか? ハズレ。 彼女は颯人の前では計算できていないからである。 どんな難しい数式も解ける彼女だが、颯人を前にすると緊張でカチコチに。 そんな彼女だから、ギャップ萌えだとか言って、本来可愛こぶる女子を嫌う女子達には好かれている。 そんなこんなで、彼女は今日も颯人に好きになってもらおうと奮闘している。 「お前、いい加減にしろよー。」 「そうだよ。お前のノロケ話、何回聞かされたと思ってんだよ。」 「聞かされる俺らの身にもなってみろよ。」 「さっさと付き合え!」 「早くしないと冷められちゃうぞ!」 みんなに囃し立てられるなか、美姫が駆け寄ってくる。 「ねぇ、は、颯人。おはよ!」 おはようと返す。 紅潮している顔に、うっすらと浮かぶ笑み、会話を試みようとパクパクする口、泳ぎながらもこちらを見る潤んだ瞳。 可愛い。 好き。 こうして、すでに何年も前から美姫のことが好きな俺、颯人は、彼女のあまりの可愛さに今日も告白しそびれ、友達に呆れられながらノロケるのだった。

短編小説みんなの答え:2

今、この羽で君に会いに行く

バサッ!! 私は今日、彼奴を庇って死んだ 交通事故だ。 ただ飛ぶためだけの羽 私は今すぐ……本当は彼奴に会いたくてたまらない 神様……… 分かった 42日間の人生を授けよう え?う…うわぁぁ!! 真っ暗な場所へと引きずりこまれた ここは…… あれ?学生服? 私、また、少しの時間やれなかったことができるの!!? 一人ではしゃいでた 「なーにはしゃいでんだよ。琴乃」 あ…三谷 奏多!! ふ、普通に接しなきゃ 昔みたいに 「奏多!!何すんの!髪のセット大変なんだから」 いま!普通の女子高生みたい!! 「お前ゴリラみたいなのになww」 「なんだと!!!!!」 奏多との会話で丸一日潰した あれ?そういえば私の記憶があるんだ。 交通事故の記憶は取り消されてる……? 「あ!!コットン!!(琴乃)おはぁ!」 あ!美香だ!!久しぶりだなぁ親友なのに(笑) 「みっかおは!」 こんなにいつもの生活って楽しかったんだ。 私はあっとゆう間に33日間私は友達との時間に捧げていた 残りの時間はもう少し 32 27 20 18 16 10 5 2 1 0 後0日。今日で終了今日は……クリスマス…… 「なぁ…琴乃。今日クリパしね?」 「え!?いいけど」 言えない終わりだなんて 行かなきゃ!! 走り出した!最後にやりたいことをやるために ふわぁ! 体が……溶けてゆく…… まだ!まだ私にはやりたいことが……! パチリ… 天国……もぅ時間か 麻有斗にもぅ一度…なんてね 神様はもぅ私の願いは聞かない 行ってこい 行ってやり遂げろ かみ…さ…ま… 今、私は初めて飛んだ 大好きだった麻有斗に会いに行くため 飛んだ 「麻有斗ー!!」 ワンピース、天使の輪、翼 「み、美香!?その格好…」 「ごめん!私は…もぅ死んでる… だから最後に私を抱きしめて……」 ギュウ!! 何も言わずにそっと…… 両手で抱きしめられた いないのにいる 触れないはずなのに触れる ぽわぁ 魔法がとけるような感覚 あ…わたしはもぅきえるんだ 「麻有斗…さよなら…大好きだよ」 「み、美香…行かないで………また!次は俺が会いに行くからな!」 「待ってるから!!いつまで……も……」 この羽は奇跡だ。 光り輝く羽 希望を指している 次は麻有斗が向かいにくるから 私はずっと待ち続ける

短編小説みんなの答え:3

あの日…

ーあの日あんなことあったなー 私は衣織(いおり) 昔からお芝居が得意で中1になった今でも演劇部です 2年前のある日 ー2年前ー 「あっつ~、 ねぇ奈都希ぃー(なつき)」 「何?」 「アイス買いにいこ!」 「えぇーまたぁ? 昨日も行ったじゃん」 「いいでしょーそれに奈都希だって 食べたいんでしょー」 「はいはい、分かったよ」 「やったー!」 そして私達は近くのコンビニに 自転車で向かった その時だった 「うっ」 「ど…どうした!?奈都希ぃ」 「大丈夫だから先いってて」 「い…今救急車呼ぶから」 「はぁ…はぁ…はぁ」 あとちょっとだけだからお願いします! 神様どうかどうか奈都希を助けて… けどその願いは届かなかった 原因は心臓の病気だったお医者さんが言ってた 私は奈都希の家へ行った チャイムをならすと奈都希の両親が 泣き崩れながら出てきた そして中に入るとなぜか 引っ張られるようにして奈都希の 部屋に入った机の引き出しを開けると 中から手紙が出てきた そこには衣織へと書いてあった 中から手紙を引き出すと早速読み始めたそこには 『いままでありがとう』 とだけ書いてあった自然と涙が溢れていたでもすぐに笑みがこぼれ笑い出した 「よかったぁ、うまくいった」 全部私の作戦通り たのしかった♪ そう今のはぜーんぶ私の作戦通り ジュースの中に心臓に害のある毒を 混ぜて おいたり いろいろ大変だったけどうまくいったなぁー 奈都希って昔から自分勝手なとこあったし 嫌いだったんだよねー 本当の友達だとかそういうのないから 毒の異変は気づいてたのね さすがかんのいいこねぇ でも私の演技には気づけなかったんだぁ 私はその手紙を破り捨て部屋を出ていった

短編小説みんなの答え:1

やっぱり君に戻って行く

「もう君とは話したくない」 そう思って離れて見たものの、やはり君に戻って行く。 「うざい」 そう思って離れて見たものの、やっぱり君に戻って行く。 「邪魔」とか、「いなければよかった」なんて思ってたはずなのに、 最近、俺にとって君は、本音を言える癒しの場所。 と思えるようになってきた。 だから俺も君の気分を害することは言わないって誓うから、 どうか、離れないでくれ。 他の奴らはみんな離れていくけれども、君は違う。 いつまでも俺のそばに居てくれる。 そんなこんなで、 俺は、君依存症です。

短編小説みんなの答え:5

純真な笑顔で君は

「消えて。」と言ったね。 純真で驚くほど不気味な笑顔でね。 一瞬私は固まり、それでも何とか笑顔で聞き返したのだ。 「ん?ちょっと耳遠くなったかも~」 軽い冗談だよね、と聞き流そうとした。でも、君の顔から笑顔は消えたんだ。 「消えてって、言ったんだよ」 ドクンッ。 聞き間違いじゃなかった…。 そう気付いた途端、まるでもうすぐ死ぬ人みたいに君との日々がフラッシュバックされた。 小学六年の時、いつも一人でいた君に私が声を掛けた。 「私と友達にならない?」 ってね。 それ以来、君は私にずーっと執着するみたいについて来てたよね。でも、たまに度が過ぎる時は私も注意したりしたっけ。  その時君は、まるで今捨てられた子犬みたいにシュンとしてたよね。 私は友達として、そんな君が好きだった。 君が変わりはじめたのは中学に入ってから。 突然社交的になって、友達をたくさん作ってたよね。 私よりたっくさん。でも君が明るくなったり、私から自立するのは嬉しかったから私は、君と話せないことがしばしばあっても耐えれてた。 そして、高校生になった今。 私達はまた、仲良くなったね。 でも、新しい「いつめん」ていう二人の子も増えた。 面白い子と優しい子で四人でいると最高に楽しかった。 だからこそ、私以外の三人で映画に行ってたのは傷付いたな。 いや、傷付いたってもんじゃない。今まで信頼してたものに突然大きな傷がついた感じ。 私はもちろん、問い詰めたよ。 「どうして、私抜きで」って。 前みたいな優しい返事が返ってくると期待してた。 「映画の券が三つしかなかったの」とか。それでも、私の事を嫌いになった、それ以外なら良かったのに。 「まさか、四人グループのつもりなの?」 だから、私は孤立した。 ずっと、友達のつもりでいて。 親友のつもりでいて。 私達の距離がこんなに掛け離れてた事にも気づかないで。 馬鹿みたい。 君は正直に言っただけだよね。 誤解してた私が悪いんだ。 「消えて」もその意味で言ったんだよね。 それなら、精一杯その願いに答えるよ。 ばいばい。私が好きだったあの頃の君。       END *利久のあとがき* こんにちわ、利久と申します(-^〇^-) 初めて、バトエンを書いてみました!いつもと描写が違う感じに書いてみました。 バトエン好き集まれーっ!笑 面白いと思ったら、感想など下さいね(*’▽’) 

短編小説みんなの答え:2

【短編小説】 大学入試と七色の虹

チッ…チッ…チッ… 部屋には、時計の秒針が動く音だけが響く。 あと5秒…4…3…2…1… 試験監督が声を発する。 「始め!」 …私は自分を信じて突き進むと、心に決めている。 数週間前に遡る。 「虹琴(にこ)!授業中トイレ行ってたけど、大丈夫!?」 ここはとある高等学校。 私に話しかけてきたのは、クラスメイトの美優(みゆう)だ。 「あと数週間で大学入試だから、緊張しちゃって…」 そう返すと、美優はぱっと笑ってこう言った。 「そうそう!虹琴の名前にもある「虹」を見ると、 願いが叶う他に、これからいい事が起こるみたいだよ! 虹見つけられたら、もしかしたら虹琴、試験受かるかもよ?」 スピリチュアル好きな美優は、こういう事に詳しい。 私はあまり占いなどを信じるタイプではない。 だけど、そんな事が起こるのなら虹を見つけてみたい、と思った。 勿論今も死に物狂いで勉強しているが、 やはり人生がかかっている試験となると、それでも不安なのが事実。 僅かでも、気持ちを落ち着かせたい。 この日から私は、「虹探し」を始める事にした。 通り雨が降った後や、雨の後晴れた時には、必ず窓の外をチェック。 …案外、虹って見つけられないな…。 虹を見つけられないまま、1週間が過ぎた。 私はますます不安になった。 …逆効果じゃんっ!! 私は窓の外を見るのをやめ、勉強に専念した。 (…虹、見つけたいけど……もう、時間もないよね…) 私はがっかりしたが、試験には前向きに臨もうと思う。 遂に試験当日。長いようであっという間だった。 悪いタイミングで、こんな事を思い出してしまった。 『虹を見ると、願いが叶う他に、これからいい事が起こるみたいだよ!…』 やっぱり、もう少し根気良く「虹探し」した方が良かったかな…。 だけど、もう後の祭り。 私は家を出て、家から1時間ほどかかる試験会場(大学)へと行く事しかできない。 私は、1時間電車に揺られた。 大学を目指して歩いていると、通りかかった広場の噴水にふと目が行った。 噴水の水で、小さな虹ができている。 私は拍子抜けした。こんなに偶然に、虹が見つかるなんて! 私は笑った。緊張が、少しほぐれた。 私は足を早めた。気がついたら、私は小走りをしていた。 自分を信じて、前を向こう。 まさに、人事を尽くして天命を待つ、だ。 やれる事はやった。 後は、目の前の問題に真っ直ぐ向き合うだけだ。 私は深呼吸をして、大学の校門を通る。 end 読んでくださってありがとうございました*\\(^o^)/* 私はまだ入試の年齢じゃないので表現とか実際と違ったら すみません^_^; 感想待ってます! 感想を送ってくれる方、本当にありがとうございます♪

短編小説みんなの答え:2

悩みの定義

 悩みって何だろう?私は思う。悩みって結局は、自分がどうするかなんだよね。 「みずき、どうしたらいいのかな?」 「どうしたの?そんな浮かない顔して」 「実はね。みずき・・・好きな男のがいるんだけど・・・その子に告白したら、『ごめん。もう彼女いるから』って言われたの。私って、ほんと情けないなぁ。っと思ってさ。」 「そんなことないよ!みずちゃんは、情けなくなんかないよ!自分から、告白するなんて!」 「ありがとう・・・・でもぉ!なんかいい案ない?」 「うぅ~ん。ついでにだけど、みずちゃんは、どうしたい?」 「え?」 「どうもこうもないよぉ!みずちゃんは、その男の子に振られて・・・どうしたいの?」 「・・・することないかな。」 「そうでしょ!結局はそうなんだよ。友達関係も何もかも!自分が、どうするのか。なんだよね!することないなら、気にしなくていいんじゃない?」 「そうだね!あ。もう、今思えば大したことのない悩みだなって思う。」 「うん!それより今日も、公園で遊ぼう!」 「うん!」 結局、悩みの原因は自分ってことだね!人がどうしようが、自分の気持ちの問題。今日を楽しもう!悩みなんて、ごみ箱に捨てよう!

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