短編小説の相談いちらん

短編小説

みんなが作った短編小説のコーナーだよ。※2024年9月30日までの投稿で受け付けを終了いたしました。

短編小説みんなの答え:1

ずっと一緒に。

君と、ずっと一緒にいたい。神様、この願いを叶えてください。お願いします…。 私、優香と彼氏の優希は病院で出会った。二人とも同じ病気で、名前におんなじ漢字が入っていて。 すぐに仲良くなった。 優希は植物に詳しい。私もよく優希に植物の事を教えてもらう。 その時間は、とても楽しかった。 二人で、『ずっと一緒にいようね!』と誓った。 でも、私が先に退院した。 病状は優希の方が悪かった。  「優希。」 「どうしたの?優香。」「あのね…優希、もうあんまり長くないんだって。」「そっかぁ…じゃあ、もっと頑張らなくちゃ!」 「優希は、強いね。」「どうして?」「だって、死んじゃうって分かっても泣かないでしょ。」「僕は死ぬことよりも優香といられなくなることが悲しいなあ。 このまま、君とずっと一緒にいられたらなあ…」 …もうこうやって話すことはできないんだなあ…と思っていた。 それから1年。優希は驚異的に回復した。医師も言葉を失っていた。 「優ー希!」「優香!」「退院おめでとう!お花持ってきたよー。」「ありがとう!」「しかも、優希の誕生花だよ~花言葉も縁起がいいし!」 優希は1月生まれだ。私の贈った花は、アイビー。ピンクでとっても可愛い花だ。でも、私が優希にこの花を贈った理由は可愛い花、だからじゃない。 「ねえ優香。この花の花言葉ってさ…」  私は泣き笑いしながら言った。 「うん。『永遠の愛』だよ!優希、私とずっーと一緒にいてくれる?」優希も泣き笑いしながら言った。 「もちろん!優香、大好きだよ!」 ♯wanmaruです!作ってみたら長くなっちゃって… どうでしたか?初めてなので自信がないんですけど、楽しく読んでもらえたらうれしいです。 ちなみに!優香→ゆうか 17歳  優希→ゆうき 17歳 (同い年です。)

短編小説みんなの答え:2

空っぽの友達 (題名、他にいい案があったら教えてね!)

「私たち、友達だよね。これからもよろしくね。」 みなさんは、急に自分をいじめてた相手から、こんなことを言われたら、どうしますか。 私、友希(ユキ)。今年、天空学園っていう中学校に入学した。 実は、私には幼なじみの彼氏がいる。名前は陽太(ヨウタ)。6年生の時に、告白されたんだ。 その子は、私が言うのもなんだけど、背が高くてかっこ良く、有名バスケチームのキャプテンなんだ。 入学した初日、私の近くの席にいた、アユちゃんっていう子と仲良くなった。オシャレで美人なモデルさんみたいな子。一緒に話していたら、彼氏のヨウタくんがいる、2組が私の教室の前を通った。なぜか、2組には美男美女がそろっていて、美のクラスというあだ名がついた。 キャ~キャ~!! クラスのほとんどの人が、そちらへ駆け寄った。 「友希は誰推し?実は、雑誌でヨウタくんがこの学校に来るって載ってたから、天空学園に 来たの。」 その時。ヨウタくんは私の元へ来て、ちょっと来い。とささやいた。その時、アユちゃんが私に針のような視線を送ったのが、私にはわかった。着いて行くと、そこは屋上だった。 「この学校に、きれいな景色が見られる屋上があるってセンパイ達が言ってたんだ」 本当に、とってもきれいだった。 教室に戻ったら、アユちゃんが寄って来てこういった。 「ヨウタくんと、どういう関係なの?友希。仲良いなら、私のこと、紹介してよ。放課後、校庭でバスケチームの練習があるでしょ。その時に。ねえ。いいよね。私たち、友達だよね。」 その時のアユちゃんの顔が忘れられない。目だけが、全く笑って無かったから。 放課後。私たちは、バスケチームの練習を見ることができる観客席にいた。 ピピー 軽やかになるホイッスル。 「休憩時間だよ?私たち、友達だよね。早く紹介して。」 「でも、休憩時間はコートに入っちゃダメってコーチが…」 「別に良くない?仲良いんでしょ!」 シブシブ案内すると、ヨウタくんが顔をしかめた。 「入るなって言われなかったの?気ぃちるから出てってくれ。」 アユちゃんは、また私に針のような視線を送って来た。その口は、確かにこういった。 サ イ テー 私はすごく後悔した。中身が空っぽの友達って言葉だけ信じて。彼を傷つけて。アユちゃんにも嫌われて。自分で自分がサイテーだと思った。私は…どうすればよかったの? こんにちは!nats★です!読んでくれてありがとう!このあと、ヨウタと友希は、仲直りしました!友希の問いかけの答えや、直した方がいいところなど、感想待ってます!

短編小説みんなの答え:1

~お化け屋敷~

今、お化け屋敷に彼氏ときている!!彼氏はあまり愛情表現をしてくれない。 私、芹沢 未侑(せりざわみう)は自他ともに認める怖がりだ。 彼氏「未侑ー?はやく行くよ」 私「は、はぁーい泣」 怖がりながらもやっと最後までこれた。と、その時…!!最後はお化けが急に飛び出してきて、私は、彼氏に抱き付いてしまった 私「いやぁぁぁ、怖いよぉ!!(ギュッ)」 彼氏「な、なんだよ//」 そのまま手を繋いで一緒にお化け屋敷を出れたのだが、あまり愛情表現しないあの、彼が。 彼氏「未侑、さっきの可愛かった//」 私「え、ほえ!?////」 このお化け屋敷に行ってからは彼氏は愛情表現してくれるようになりました!私の怖がりとお化け役の人のおかげです♪ どうでしょうか、初めて書いてみました!!辛口、アドバイスokです!!アドバイスいただけると嬉しいです!!

短編小説みんなの答え:1

  「幸せに、なれるかな。」 二人でくずれなきながら言った言葉。 すべて覚えている。 君と僕は同じ人じゃないから。 忘れ去られた記憶も、すべて思い出せるわけじゃない。 世界の矛盾もすべて認めなければいけないと、そういった君の瞳の奥は、幼かった。 僕らは無力だから。 誰も気づかない世界の穴を埋められない。 吸い込まれるような濃紺の穴は、今では世界のすべてを奪ってしまった。 幼かった僕らはあの日、世界の穴を知らなかった。 あの日、穴を見つけた時の僕が今の僕だったら、今はこんなことにはならなかっただろうか。 今更だが。 まあ、もう認めざるを得ない時が来た。 あの時の涙の味も、 これでもう、サヨナラだ。 増幅した穴に、 姿を消した。

短編小説みんなの答え:0

“あーもう終わりかー。“

もう,終わりなのね。 楽しかったなー。片想い。 好きでいられることが,こんなにも楽しいなんて,思わなかった。 君に出会えて,私は変わったよ。 前髪も髪型も気にすることになった。 君が話しかけてくれるだけで,嬉しかった。 私が好きになった,あなたは素敵な人だよ。 この恋が終わったのは,一昨日だ。 友達と学校の帰りに,男子が女子の誰を好きなのかって話になった。 そして私は,好きな人のことを聞いた。 帰ってきた言葉は, 「mちゃんだって」 友達は知ってたみたい。 彼がだれをすきか。 その事を知った時も今も何も感じない。 その子が目の前に来て,話しかけてくれても,なぜか顔が見れない。 でもその彼は、気にしないだろう。 好きな人にさえ,振り向いて貰えば。 そんなこと考えてたら,もうお昼だ。 友達と,お弁当を食べようとしていた時。 sちゃん「雫?大丈夫?最近,なんかおかしいよ。」 私「ううん。違うの。違うの。これは。。」 なぜか涙が溢れる。 sちゃん「雫。H君のこと,好きだったんじゃないの?」 私「そう。。だったのかな。なんにしろ,もう終わった恋だもん。もういいの。」 sちゃん「本当にそれでいいの?H君,今,他の女子に誘われて,裏庭いっちゃったよ?これはきっと告白だよ」 私「,,,でも,私にそれを止める権利なんてない。。。」 sちゃん「本当に、そうなのかな?止める権利なんてない。。 そうだね。権利なんてものがそもそも恋愛には存在しない。」 私「。。。そうなのかな。。。そうなんだよね。私,ちょっと行ってくるね!。」 私は諦めていた。 H君のためだとか言っておいて,本当は全部,自分のためだったんだ。 見つけた。 やっぱり告白だった。しかも,相手はmちゃんだった。 間に合わなかった。 これでカップル誕生か。 ポロポロと涙を流していた。けど, 私は前の私とは違う。考えるより先に,口が動いていた。 「私だって好きです!!ずっとずっと!!好きだった!!」 そういい,また涙が溢れる。 H君「今はmさんと話しているから,待っててください。」 えっもしかして今,邪魔者扱いされた? H君「告白してくれてありがとうございます。僕もmさんのことは好きです。」 あ。終わった。 H君「でもごめんなさい。あなたとは友達でいたいです。それに,僕には好きな人がいます」 「雫さん。僕もあなたが大好きです。僕と付き合ってください。」 え。うそっ 「嬉しい。ありがとうございます。私も好きです。よろしくお願いします。」 晴れて私たちは恋人どうしになることが出来ました。 だけど,どうして,mちゃんのことをH君が好きってことになってたの?と後で聞くと, 「あ~なんかー,sさんが,雫を動かさせるために言ったらしいよ。」 なんやかんやで助けてくれたんだね。sちゃん。 あの時はひどい言いようだったから,いらっとしたけど。 今は,みんなで一緒に同窓会に来てます!。 あっもちろん。私とハルトは結婚しましたよ!。 終わり どうでしたか? 青春ラブストーリーでしたねー! こんな恋してみたいです。(告白する勇気はないけど,,,) 皆さんのご感想待ってます!。

短編小説みんなの答え:0

僕は今は亡き君に恋してしまった

今、気付いてしまった 僕は、あの時から君が好きだったんだ ああ、あの時君をかばっていれば今、君と笑えていたかもしれないというのに 君は僕の幼馴染だった けがをした時いつも君は、保健室に連れて行ってくれたよね  けがをする度、ニッと笑って だいじょーぶ 痛いの痛いのとんでけぇーって その度に僕は不覚にも ドキッときてしまって 男勝りな性格だけど優しくて、でもとても綺麗で可愛くて 頭が良かった君は そりゃあもう君はモテモテだった イケメン男子に告白されるって聞いたとき、なんだか胸がモヤッてしたよ 家がお隣さんだから、 一緒に帰る帰り道急いで付き合ったの?と聞くと、君は横断歩道を渡りながら ううん って答えて なんで?ってきこうとしたとき 信号無視の車に僕がひかれそうになって ひかれるんだなって 身を固くして 目を閉じたとき ドンって何かに当たった衝撃音が僕の耳に聞こえた そっと目を開けたとき 君が倒れていたんだ それも頭から血を流して 僕は少し頭を打った 顔が真っ青になった 怖くて僕は何もできなかった 周りの人が救急車を呼んでいた 気付けば 病院の中だった 君のお母さんとお父さんが泣いている なぜ泣いているの?と 近くにいた僕のお母さんに聞いた お前をかばって優愛ちゃんは死んでしまったのよ といった 頭が真っ白になった それからなんだかんだで僕は退院した 10年後 優愛のお墓参りにいった 僕は今ごくごく普通の大学生になっていた 手を合わせて心の中でこうつぶやく 優愛、君はなぜ僕をかばったんだ 平凡な僕より人気者で、優しくて、モテモテで頭がいい君の人生のほうがよっぽど価値観があっただろうに 今になって気付いたんだ。あのドキッとかモヤッて気持ちは恋だったんだと 僕って鈍感すぎだよね 自分の気持ちにも気付けられないなんて すると、優愛の声が聞こえた 私ね翔君のこと好きだったの 告白を断ったのも翔君が好きだったから あの時 翔君のほうに車が突進してくるのが見えて とっさに翔君のことをかばったの そしたら死んじゃって ごめんね。気持ち伝えられなくって だけど私、翔君をかばったことは後悔してない だから、翔君は自分の人生を楽しんで!ね!ね! 僕は泣きじゃくって泣いて泣いて泣きまくった 片思いだと思ってたけど両想いだったんだね ごめんね 君の気持ちに気付けなくて 元気が出たよ ありがとう 君の言葉大切にして優愛の分の人生も頑張って生きていくよ

短編小説みんなの答え:1

[短編小説] 紙飛行機 スクロ一ルしないで一一一一一一一!

私は、神風美鈴(かみかぜ みすず)。 とつぜんだけど、私のクラス・5年花組には…いじめがある。 いじめられているのは尾野流花(おの るか)。静かで、ぼっち。 いじめているのは結島姫(ゆいじま ひめ)たち。ハデで、自己中。 ドッ 「当たったあ一!」 流花にチョ一クを当てている。 アザができている。 流花はうずくまっている。 くだらねえ。 くっっっっだらねえ。 思うけど、言えなかった。 帰り道、公園のブランコにすわった。 心がチクリと痛む。 なぜ、いじめるのか。 なぜ、助けられないのか。 自分がどんどんいやになる。 ヒュ一一一 どこからか、紙飛行機が飛んできた。 捨う。そして、あけてみる。 こわがるな 「?!」 今の私にちょうどいい言葉が印されていた。 こわがるな なにもできないぞ もしじぶんがいやなことをされたらどうするの? みてみぬフリをするの? はっきりいって、ばかじゃない? …3才くらいの子の字。 平仮名だけ。 でも、むねにグッとささった。 ~次の日~ ドガッ 「アン夕なんて、いらねえよっッッッ!」 またか。 「やめて!あなたたちがされてどうよ!」 「そうだ!」 「やめろ!」 「ぼう力反対!」 「…」 姫は静かに言った。 「ごめん…」 私たちは、楽しい生活を送っている。 ~~~~~~~~~ 作者っす。 辛ロコメも待ってます。

短編小説みんなの答え:6

さよならを聞きたくなくて。

さよならを聞きたくなくて。 君からさよならを聞きたくなくて私は耳を塞ぎ続ける。 私に向ける目とあのコに向ける目の違いくらい、私でも分かっている。 だけど別れたくもないし今までよりずっと大好きが増しているから。 でもさよならを言われたなら私は素直に頷くことしかできないだろう。 元々相応じゃなかったから。 “でも”さよならと言われて手を離されたら私はきっと握り返す。 大好きなのに片想いみたいで辛くなってきて。 でも…でも。君を求めている私がどこかにいるんだ。  end 見てくださる方が数名いるのに最近クオリティが低くてごめんなさい この作品はよく見たら意味深っていうかいろんな解釈が出来ます((多分 変になってたらそれも意味深ってことでお願いしますw 感想をぜひ回答欄に書いてください! アドバイスは辛口での回答は受け付けておりません。  ーゆはー

短編小説みんなの答え:2

君の横顔は誰よりも美しい。

今から話す話はちょうど1年前の話。 あれは、ある夏の日に起こった話_ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 自分の唯一心を休ませることができる場所、そう、高台。 町中の景色が見れて、夜になると星で視界がいっぱいになる。 そんな所だ。 自分の秘密基地、と言ってもいいかもしれない。 そんな高台にいつものように星を見にいった時。 ん…?誰かいる? 誰もいないと思ったが、珍しく人がいた。 静かに横に並ぶ。 その人は背中まで届いた長い髪、横顔はうっとり見てしまいそうな整った顔の女性だった。 高い鼻、筋の通った頬、ほんのりとピンクに染まった唇。 って、いけない。 普段女子に興味がない俺が、初対面の女性に見惚れているなんて。 すると、俺の視線に気付いた彼女はこちらを向いた。 「はじめまして。ここには良く来られるんですか?」 「え、あ、はい…。」 まさか声をかけられるなんて思ってなくて、言葉がつっかえてしまう。 「私は初めてで。にしてもここ、とっても景色が綺麗ですね。」 フワッと天使のような微笑みを向けられ思わずフリーズしてしまった。 「は、はい。ここ、俺のお気に入りの場所なんです。」 「あっそうなんですね。ちなみに…年齢って聞いてもいいですか?」 大人っぽい彼女に14と言うのが少し恥ずかしい。 だからといって、嘘を言うのは悪い気がした。 「14、です。」 すると彼女はびっくりしたように目を丸くした。 「大人っぽいのに14なんですね…!高校生かと思いました。」 俺って大人っぽいのだろうか? 身長は162と高めだが、性格は明るいし大人っぽいとは思えない。 「大人っぽいですかね…。えっと、あなたは?」 「15です。」 !?!? 思ってた年齢と違くてびっくりしてしまう。 予想は17で高2と思っていた。 「にしてはめっちゃ大人っぽいですね!」 すると彼女は照れたように頬を染めた。 「ほんとですかっ?ありがとうございます。」 …可愛い。 素直にそう思ってしまった。 すると再び彼女は星空を見上げた。 綺麗な横顔に2度目の見惚れ。 その時俺は思ってしまった。 初対面の彼女に「恋」をしているのではないかと。 でもこんな短い時間で恋するわけないよな、と思いもう一度だけ彼女の横顔に視線を移した。 ドキッ。 ド、ドキッ? 初めての感覚に自分の胸を抑える。 どっかで聞いたことがある。 ドキッて感覚は、「恋」と。 まさか、本当に俺は彼女に恋を…? 「あの…恋ってどんな感覚かわかりますか…?」 恋愛経験の高そうな彼女に尋ねる。 「恋…。ドキッて感覚だと思います。もしかして好きかもって思う人がいるんですか?」 やっぱりドキッて感覚は恋なのか…。 「え?ま、まあ…。」 さすがに彼女に伝えることはできない。 「いいですね、青春って感じで。いつか付き合えればいいですね!」 もし、いつか俺が告白したら付き合ってくれるのだろうか。 そんな想像をしてしまう。 「あ、もうそろそろ帰りますね。用事があるので。明日も来るのでまた会えたら!」 声をかける前に彼女は去って行ってしまった。 でも俺は、この後も彼女の横顔を思いながら星空を見た。 …これは1年前のお話。 そして今も毎日彼女と会っている。 でも、明日俺が彼女に1年間ため続けてきた「好き」を伝えるのはまた別のお話。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー こんにちは、もちゃです! 最後まで読んでくれてありがとうございます! どうでしたでしょうか? 応援回答くれる方本当に感謝です! これからも頑張りますのでお願いします。

短編小説みんなの答え:1

神が与えた博打

 世の中は腐っている。狂っている。それは誰がみても一目瞭然のことだろう。だが気づかない。それは腐った世界に生まれ落ちた故か、見て見ぬふりをしているのか。まぁ、そんな腐った世界でも人々は幸せに生きようともがいている。つくづく思う何故神はこんなにも不平等すぎる博打のような人生をつくったのかと。下にいるものは這い上がることができない、だからどうか上にいるものを堕としてくれ。だけど、そんなことを神は許してくれなかった。だから…俺は…賭すことをやめる。  曇りの汚い空。まるでこの世界を映しているかのようだ。吹き荒れる風が俺の無造作な髪をさらに乱していく。俺は……とあるビルの屋上にいる。ここで俺の人生を終わらせてやる。落下防止の手すりに手足をかける。これで……。 「何をしているの?」  後ろから女の子の声が聞こえた。 「別に何も。」 「飛び降りようとしているんじゃないの?」 「そうだけど意味なんてないから。生きることに意味はない。だから俺は意味がない。死ぬことにも。」 「じゃあ、なんで死ぬの?意味がないのでしょう?」 「……。」 「逃げるの?自分と向き合わずに。諦めるの?」 「俺はっ、逃げるんじゃ…。」 「どんなに辛くてもね…、生きるしかないの。この世界に生まれたならば。」 「黙れっ、お前に何が分かる!」 「辛かったんだよね?だけど……、生きて、生きて、生きて、生きなきゃ!あなたにあるのは弱さ。すべてを世界のせいにして逃げているだけ!弱さを受け入れて……生きて。」  何故かは分からない。すごく……優しい声。透き通っていて泣きたくなるような、それでおいてどこか悲し気……。涙が…溢れてきた。涙をぬぐう。 「ありがとう。君のおかげで気づけた。俺も世界と同等腐っていたんだね。」  あれ…?次に目を開けた時にはその女の子はいなかった。そういえば…見覚えがある。俺が小学校のころ…いじめられていた女の子。そうだ、俺はあのときも逃げたんだ。見て見ぬふりをした。友達だったのに。怖かったから。それを全て周りのせいにした。 「…死んじゃったんだよね。あの子…。自殺して…。俺が殺したようなものだ。」  俺は…生きる。明日死ぬかもしれない…けど、生きる。それは罪滅ぼしでもなんでもない。これは…俺の選択だ。  

短編小説みんなの答え:2

飢餓の島で

 男の目は鋭かった。汗一つ流さず、足取りは重たかった。男の顔には深い皺が刻まれていて、それは死に際の老人よりなお深かったが、彼はまだ二十歳であった。彼は汚れた軍服を着て、大きな背嚢を背負い、折れた銃剣を持っていた。この銃剣がなかなかに重いようで、彼は何度もいっそ置いていってしまおうと思ったが、いつの間にか不思議に手放せなくなっていた。  男は空を見上げて、目を凝らした。木々の隙間から陽の光が見えた。ジャングルの底の薄暗さが嘘のようであった。雨は降っていないようであった。男は近くの木を銃剣で小突いた。彼は耐えられなくなってその木の皮を舐めたが、樹液は出ていなかった。男は、水分が自分を遠ざけているような気がした。  足元を掘り返してみたが、彼にはまるで内蒙古の砂のように感じられた。彼は土を元に戻して、木々をかき分けていった。  やがて日が落ちて、夜になった。こうなると前も後ろもわからなくなり、歩くことはできなかった。男は銃剣を抱き、背嚢を枕にして眠った。  朝になって、男は発狂した。男は銃剣を取って、自らの腹に押し当てたが、折れた銃剣では彼の腹を貫くことはできず、彼の腹をわずかに裂いただけで、その傷口からはほとんど血が流れなかった。  男は銃剣でそばの木を殴りつけて、今度は銃剣を杖のようにして、先へ進んで行った。支えなしでは倒れてしまうかのように、彼の足取りは頼りなかった。  少しいったところで、男は仲間の兵士を見つけた。その兵士は木にもたれかかっていた。男は声を振り絞って、おい戦友と声をかけたが、返答はなく、そこで兵士の肩を叩いたところ、 兵士は力なく倒れ、ハエが羽音を立てて飛び出していった。男の手にはウジが一杯付いていた。しかし男は嫌がる様子もなく、むしろ興味を持ったように兵士の亡骸に近寄った。兵士の顔は、この地獄に似合わず、安らかに死んでいったような、安堵に満ちたようであった。しかし、男の興味はそこにはなかった。兵士の口元、そこに咥えられた大きな蝉にあった。 男は、この兵士の安堵はこの蝉にあると思い、干からびた蝉に触れようとしたが、しかし、蝉と男の口の隙間から一杯ウジが出てきたので、諦めて先へ行った。  次に男は、目の前に鏡を認めた。彼は興奮気味に近寄った。彼が近づくにつれてそれは鏡から遠ざかっていった。男はそれは水であると感じた。男は銃剣を投げ捨て、飢えも渇きも忘れて水たまりに駆け寄り、水たまりが眼前に来た時、四つん這いになって、水たまりに顔を寄せた。水たまりには真っ黒い顔をした男が映っていた。男の顔は確かに黒ずんでいたが、しかし、この黒さは男のものではなく、水自体の黒さであった。だが、男はそのことを気に留めていなかった。男は水たまりに口をつけ、喉をかすかに動かすと、そのまま生き絶えた。

短編小説みんなの答え:1

消えて隠れる思い出の状態変化

神社で祈祷をしていた時に、空を眺めてふと思った。あの時の空と同じだ、と。そう、実はおばあちゃんが亡くなった日も同じ空だった。皮肉なほどにも麗しいばかりに少し悔しくなるほどの美しさだった。まるであの時の思い出を描写しているようだった。しかし、少し安心した。よかった、あの日の悲しみが変形していなかった、と。そうして色々考えていたら、雲を縛っていた縄が切れたように、形が揺らいでいた。そのとたん、無性に悲しくなった。自分の目の前で思い出が変わるのを見てしまったから。そしてそこを飛行機雲をひいた飛行機が通った。そして我慢していたものが一気に溢れた。                       私は、大切なことを知った。それは、                   思い出は姿を変えながら思い出の持ち主に様々な感動を与えてくれるものだという事だった。私はこの事実をずっとずーっと忘れないであろうと思った。

短編小説みんなの答え:6

【短編小説】大人の恋

「…結婚しよう。」 「は?」 私は暁ゆん(あかつきゆん)。28歳の主婦。 私には夫がいる。 「ねえ、ドラマ、集中して観ろよ。」 「分かってる。」 それがこの人。キム・ユギ。韓国人で幼馴染。 私達は交際0日で結婚した。 「…結婚しよう。」 「は?」 少し遊びに出かけた時、突然そう言われた。 その言葉の意味を気付くのに時間がかかっていて、 分かった時は、役所にいた。 「…ヤバい。」 普通に考えてこの結婚の仕方はおかしいと思う。 「何がヤバい?」 顔を覗き込んでくるユギ。 この人、世界を股にかけるアイドル。 そこも普通じゃない。 「別に…。」 まあ、私達は愛し合っている訳だから大丈夫だよね。 「じゃあ、行ってくる。」 「行ってらっしゃい。」 明日から彼が所属するグループでワールドツアーが始まる。 最初の舞台は日本。私の母国。 ユギと結婚する時、日本から韓国に引っ越した。 韓国と日本のハーフな私は韓国語が喋れる。だから、慣れない訳では無かった。 韓国の家に引っ越しても、1人で過ごす事が多かった。 ユギはほとんどいない。 事務所に籠って曲を制作するか、ライブで韓国自体にいないか。 それだけは最初、慣れなかった。今は慣れてるけど。 「…何で泣いてんだろう。」 頬を触れると、冷たかった。 毎回、ユギが出る時は泣いてしまう。 前言撤回。今も慣れてない。1人が怖い。 ユギが隣にいてほしい。 なんて思う私は我が儘。 こうなる事を承知して彼と生涯過ごす事を決めたのに。 「早く帰ってきて…。」 さっきまでユギがいた玄関に向かって、そんな言葉を出していた。 「ただいま。」 「お帰り。」 あれから半年ほど経った今日。 愛しい人が帰ってきた。 「お疲れ様。」 そう言葉をかければ抱きしめられる。 『クールな人』 そうファンの人からは言われてるけど、全然そんな事無い。 甘い。蜜みたい。 「好きだよ。」 耳元で囁かれる。くすぐったい。 「私も。」 離れた彼にそう言うと、彼の顔は赤く染まる。 「今日、甘いな。テンション狂うわ。」 ハハと笑いながら恥ずかしそうに頭をかく彼。 「…寂しかった。」 恥ずかしいけどそう言えば、唇が温かくなる。 苦しい。 全然、離してくれないユギ。 酸欠になって死んだらどうするの? なんて思いながらも私だって離さない。 「ぷはぁ。」 さっきよりも顔を赤くした彼が離れてしまう。 「…やっぱり好き。」 「っ!」 大きな目がさらに大きくなる。 「もう限界。手加減しないからな。」 そう言われながら、俗に言うお姫様抱っこをされる。 行先はもちろん…秘密。 作者のブルーです。 韓国の方の名前、いいものが思いつきませんでした。 こういう恋愛小説に1度、チャレンジしてみたかったので、書かせてもらいました。 感想・アドバイスをお願いします。

短編小説みんなの答え:6

「夏休み宿題日記」 ~先生、宿題多い!~

「今日から30日間夏休みだ~!!」 私、佐倉 百合香(さくら ゆりか)。夏休みでテンション超上がってる小6。 今年、私は「夏休み日記」を作ることにした夏休みの思い出などを記録するのだ。あと、夏休みのたった1つの敵、「宿題」の状況も・・・ まあ、読んでみて! <1曰目> やっほ~!!今日から日記始めたよ! 今日は・・・ダラダラした! 今年は夏の思い出たくさん作るぞ~!! 宿題 まだ何にもやってない(笑)でもまだ大丈夫でしょ! <5日目> やっほ~!今日は友達の結香(ゆか)と○○プ一ルへ行った!超気持ち良かった! また行きたいな~!!夏休み最高!! 宿題 何にもやってない!まぁ、大丈夫っしょ! <10曰目> 今日は家族で遊園地に行ったよ!ジェットコ一スタ一超楽しかった! グッズも買ってもらった! 夏休みがず~~っと続けばいいのに。 宿題 何にもやってない! お出かけだったから、明日やろう!! <20日目> 今曰は友達の泉と結香と海へ行ったよ!肌が真っ黒になっちゃった! 魚とか貝とかめっちゃいた!超サイコ一!! でも、泉と結香が「今宿題やってない人いたらヤバいよね~ww」「ね!本当ヤバイよww」 宿題 何にもやってない!ヤバいかも? <30日目> ヤ・ヤバイ!宿題何にもやってな~い!! 今マッハで超頑張ってる!もっと早くやってればよかった~!! <31日目> おはよう、私・・・。朝まで宿題やっててやっと今終わった・・・。眠い・・・。 来年は宿題の計画立ててちゃんとやろう・・・ この時は誰も、来年また同じ事が起きる事を知らなかった。 一END一 いかがでしたか?私も百合香みたいに夏休み30日ほしかったです(笑) お笑い系の短編小説書いたの初めてなので、温かい目で見ていただけると嬉しいです! コメントお願いします!では~

短編小説みんなの答え:5

いつも笑顔のきみは(恋愛要素あり)

俺のクラスには、いつも笑顔のやつが いる。でもそいつの笑顔は 本当の笑顔のようにはみえない。 昔の俺みたいな顔だ。 まわりに心配されないように 無理をしている感じがする。 気づくと俺はクラスメイトの 伊藤 美香 のことを目で追っていた。 (なんで俺、美香のことみてんの!?) おっとセーフ…。 危うく叫ぶところだったぜ。 俺はあいつの本当の笑顔が みたくなった。 あんな顔 こんな顔 と想像力を フル活用して考える。そして気づく。 「わぁーー!!!!!」 今回は叫んだが、 さっきと同じながれである。 「春樹ー!!近所迷惑よー!!!」 あっ!ヤッベ 母ちゃんだ。 まてよ…。母ちゃんも近所迷惑じゃね? 次の日。 あいつは今日も仮面をかぶっている。 俺は、今日の放課後に校舎裏に あいつを呼び出すことを決める。 「あの…!伊藤さん。今日の放課後 校舎裏にきてくれないかな。」 俺はクラスのやつらがどっか行った ときにはなしかけることに成功した。 「えっ?あっ!うん!わかった!」 (よっしゃーーー!!!) 相変わらず無理して笑顔してんな。 喜びながらそう思った。 放課後。 予定通り美香は校舎裏にいた。 俺は美香に聞いた。 「お前さ、無理して笑顔してるだろ。」 「えっ?」 「隠したってむーだーだ!」 そういうと美香は 「バレてた?」と笑う。 「当たり前だろ。」 「じゃあ、私のことずっとみてたの?」 「当たり前だ。」 「当たり前?」 「おう。」 沈黙が続く。 まてまてまて!? 俺今なんていった!? 当たり前!? あぁーーー!!! やっちまったーーー!!! 美香をみるとほっぺを赤く染めて 目を逸らしていた。 こりゃめっちゃ困らせたよな…。 「あ、あの、その、こっ、これは…。」 「いいよ。」 「へっ?」 「きみとなら、いいよ?」 今までで一番幸せな瞬間だった。

短編小説みんなの答え:1

鍵鍵盤

そこには、古く錆びた細い鍵が置かれていた。いや、落ちていたと言った方が正確だろう。ただ暗くて古くて誰にも使われてない館。ここは図書館だったようで、何百年も前からあるらしい。そして古く破れたり汚れたりした本が散乱していた。誰かが片付ける様子もなく、放置されていた。にしても、凄く西洋風な図書館だ。錆びた鍵を拾うと錆びた鍵の下にシールが貼られていた。シールには “鍵鍵盤” え?鍵かぎ…けんばん?何それ。 私は無視して少し奥に行った。ほこりっぽくて薄暗くて、不思議な匂いがした。少し甘い、花の匂い。 図書館だったはずなのに奥には本はおろか、家具がなかった。広い部屋なのに。電気のスイッチを見つけ、つけると壊れてないのか付いた。しかし明かりは弱々しく点滅していた。少し暖かい部屋になった。よく見ると壁に鍵盤の絵が描かれていた。鍵…鍵盤?私は鍵を持ってきて、鍵盤の絵に当ててみた。突然、絵が光り奥に進めるようになった。 奥は素敵な素敵な楽園だった。 怪しげな男がいて。その男は 「こちらの世界へようこそ。図書館に足を踏み入れた勇気のある者だね。君はなんという?」 私は笑った。 「何いってるの。知ってるでしょ」 男は薄く笑った。 知ってて当然だ。 だって私はここの持ち主なんだから。 私が図書館のリーダーだったのだから。男に仕掛けてもらい、遊んだだけ。 もうここの住民なのだ。

短編小説みんなの答え:2

鈴の音と幸せの音

覚えてる? 貴女が私の幸せの鐘、鳴らしてくれたんだよね。 * * * 彼と付き合いはじめたのは2年前の夏だった。 そして、今。 「僕と、結婚してください―――蘭さん。」 プロポーズされた! ずっとずっと想い続けてて。 この言葉が聞きたかったから。 「待ってたよ。」 私はこう答えた。 それから3年後。 「別れよう」 唐突に言われて私たちの夫婦生活はend。 「お前の愛が重荷になってきたんだ」 そう言われたらうなずくしかないよね。 彼がいなくなったあと、私は家で1人泣きじゃくった。 幸せって思ってたのは私だけ――? 好きだって思ってたのは私だけ――? 「どうしたら……よかったかな……」 その呟きに反応する人は、もういない。 どん底にいる気持ちを理解した。 それから1ヶ月。 もうどうやって生活したのか覚えてない。 なに、したんだっけ……… 彼がいないとダメダメな自分を思い知り、下唇を噛んだとき。 ――ピーンポーン インターホンが鳴った。 ドアを開けるとそこには―― 小学校から高校までずっと一緒だった、海浦 鈴がいた。 鈴は、無言で花を差し出し、私が受けとるとすぐに帰っていった。 鈴がくれた花を見てみる。 それは「鈴蘭(すずらん)」だった。 鈴と言えばいじめっこ。 私も実はいじめられてて。 「きたねぇんだよ」 「近づくな」 なんて言われるのはまだマシなぐらいのいじめだった。 それを助けてくれたのが彼だったっけな。 まあそういうと鈴が私と彼を近づけてくれたようにも思えるけどね。 どうして鈴が花を――? その疑問がぐるぐると思考を支配している。 まあいいか。 そう思い私は鈴蘭を花瓶に生けた。 * * * 「どしたの~~蘭ちゃ~~ん」 「いやーもうあの時から2年たったなぁって」 「えっそれってオレのこと考えてくれたの!? ヤダ蘭ちゃんのツンデレぇぇぇぇぇ」 「違うから。―――あさひくん」 2年前、鈴が鈴蘭を持ってきてくれた数日後に、運命の人に出逢った。 その人は私をとっても大事にしてくれるいい人。 鈴が幸せを運んできてくれた? そんなことを考えてもみた。 でも鈴に限って、そんなことはないだろうな。 「あ、ねえ蘭ちゃん? 蘭ちゃんってお花好きだったよね? ってことで植物図鑑買ってみましたぁぁぁぁ!」 どう、どう!?と迫ってくるあさひくん。 「はいよくできましたぁぁ。…………ありがと」 一応礼を言いながら図鑑をペラペラ開いてみる。 するとあるページに目が釘付けになった。 「………っ」 書かれてあることを目にし、息を飲む。 ―――ピーンポーン 「え?あんた誰かよんだ?」 突然のインターホンにホラー的な想像をしてしまい震え声で問う。 「うん。実はね。 入っていいよー」 「おじゃまします」 玄関まで迎えにいった彼がつれてきたのは―― 鈴だった。 おじゃまします、に続いて、 「結婚おめでとうございます。今度こそはお幸せに!」 私たちを見ていった。 「え?」 鈴が………こんなことを言う? いつもなら疑っただろう。 でも今日は心からの笑顔で言える。 「ありがとう。鈴!」 にこやかに話を続ける私たちの後ろ。 図鑑にはこうかいてある。 「鈴蘭の花言葉は、純粋、謙虚。そして――― 幸せが再び訪れる。」 **.`。-☆**.`。-☆ はい!終わりです!(о´∀`о) いやー書いてみたかったのよ、花言葉の奴。 でももうねー語彙力が足りねぇ……(笑) もうちょっといい話になる予定だったんですけどねぇ ちなみに鈴蘭には毒があることなどから「花言葉は怖い?」と言われています。 でも全然そんなことないんですよねぇ(´・ω・`) そういうね、いじめっこだけど実は応援してる優しいキャラみたいなの書きたかった(鈴のこと) アドバイス&感想いただけると宇宙でも生活できそうなぐらい喜びます! 読んでくださりありがとうございました( ´∀`)

短編小説みんなの答え:3

【短編小説】蓮の花が昇る

ぼくの名前は蓮(ハス)。 名付けられた理由は、ぼくがこの家に来たのが夏だったから。 ぼくは家の人に、毎日可愛がってもらえた。 一緒に散歩に行くのが楽しかった。 ごはんは、いつも贅沢なものをくれた。 ぼくには、毎日がきらきらと輝いているように見えた。 だけど、ある日から、ぼくはいつもみたいに遊んでもらえなくなった。 ぼくを家に呼んでくれた女の人のおなかがぽっこりと膨らんでいる。 そういえば、最近知らない男の人がこの家に住み始めたなぁ。 ぼくは、なかなか散歩につれて行ってもらえなくなった。 ごはんは、前よりかんたんなものになった。 ぼくには、毎日がくすんでいるように見え始めた… 家の人は、よくこんな事を言っている。 「ドンナコガウマレテクルノカナ」 意味はわからない。でも、女の人と男の人は笑っていた。 楽しい話かな。ぼくも、入れてほしい。 ぼくは駆け寄った。 でも、反応はなかった。無視されちゃった? 涙が溢れるのを、ぼくはぐっと堪えた。 このまま、1ヶ月が過ぎた。 「ハス、オイデ」 「オイデ」の音が聞こえた。ぼくは瞬発的に、音の方に走っていく。 ぼくは「クルマ」の中に入った。景色が素早く動いてる。不思議だなあ。 ぼくは知らない街の片隅で「クルマ」から出された。 ぼくは箱の中に入った。何かな。 「イイヒトニヒロッテモラウノヨ。ゴメンネ……」 悲しそうな顔をしていた。女の人は「クルマ」に入ると、 どこかへ行ってしまった。ぼくはひとりぼっちになった。 雪が降り始めた。 なんだか、眠たくなってきた……。 気づくとぼくは、見慣れた道を走っていた。 何をしようとしているのか、ぼくはすぐわかった。 「凛花ちゃん!」 ぼくは、家の女の人の名前を叫んで、家に駆け入る。 そこには…… 知らないぼくの同胞ー犬ーがいた。ぼくのベッドで気持ちよさそうに寝ている。 小さい人間の子供が、それを興味深そうに見ていた。 子供の顔は、凛花ちゃんにそっくりだった。 ぼくは涙を流して、広いおそらに昇っていった。 蓮の花言葉。皆さんは、ご存じですか? 「清らかな心」というものがあります。しかし、その裏には…… 「離れゆく愛」があるのでした。 end 長くなってしまいました… 感想お願いします! あと、良ければ私の過去作も読んでくださると嬉しいです。

74177434を表示