短編小説の相談いちらん
短編小説
みんなが作った短編小説のコーナーだよ。※2024年9月30日までの投稿で受け付けを終了いたしました。
いのちの図書館
気がつくと、全く知らない図書館にいた。 中心には真紅の花を満開に咲かせる樹が生えている。 その花びらが床に散り、花びらの絨毯を作り出す。 そして、図書館内に沢山ある木製の古い本棚には人の名前が背表紙に書かれた本がある。 なんとも幻想的な場所だ。 私は、此処から出ようとする前に自分以外誰もいない図書館内を彷徨い、自分の本を探した。 中身を確認してみたかったのだ。 一時間が経っただろう。 やっと私は『川本紙音』と背表紙に書かれた本を見つけた。 私の本だ。 本を開く。 中には、今までの私のことが十三年分書かれていた。 そして、未来のことも。 (気になるし、ちょっとくらい、良いよね) パラパラめくると…新鮮な血の様に真っ赤に染まったページを見つけた。 『〇〇年六月二十四日』 とだけ書かれている。 その先のページは真っ白だった。 (なんで赤いの…?) またページをめくろうとして、自分の手が透けていることに気がつく。 「えっ?どういうこと…?嘘」 どんどん、手が透けていく。 全身が、透けていく。 「嘘嘘嘘!何これ!?嫌…っ」 そして一分後には、『川本紙音』は消えていたという。 その後、彼女の姿を見たものはいない。 三時間後。 図書館に、白い狐面に黒い着物姿の少女が現れた。 そして、花びらの絨毯の上に無造作に落ちている本を拾って呟いた。 「自分の本の、死ぬ日のページを見つけてしまうと消滅してしまうという噂は本当でしたか…」 川本紙音という名の少女が迷い込んだのは『いのちの図書館』と呼ばれる異空間です。 自分の本を見つけたものは何故か必ず死ぬ日のページを見つけてしまう為、いのちの図書館に迷い込んで無事帰ってきた者はほぼいないのだとか。 あなたも、迷い込んだときは自分の本を見つけても開かない方が良いですよ? あなたも消えてしまいますから… そうそう、この噂を聞いた者は近いうちに『いのちの図書館』に迷い込んでしまうのですよ。 でも大丈夫。 わたしがずっと側で見つめているので安心してくださいね…。 完 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー こんにちは、作者のあおねこです! 感想お待ちしてます。 では!
オレンジの不思議な毎日
僕は雪が好きだ。 今日はスノーボードを始めてやることにした。ホテルからそろそろ出るぞ…という時に吹雪が吹き始めた。大丈夫だろうと思っていた。―が、その時だった。風が急に吹いた。目を開けると晴れたふわふわ雪の別のスキー場目に映った。お父さんもお母さんもいない。しかも誰も滑っていない。お母さんたちを探すために、初心者はいけないような急斜面をスノーボードを始めてすぐに滑った。どうやらそこの名前は空ヶ丘スキー場というところらしい。まさか僕が空に吸い込まれたのか? オレンジは怖くなったのでもっと早く滑った。誰もいない上にふわふわで意識が遠くなっていた。したの方までくると大きなジャンプ台があった。少し安心したような気がした。なぜならまた吸い込まれそうな感じがしてたからだ。自分を信じてジャンプした。すると着地点は元のスキー場だった。お父さんたちは「早く滑ろう。」と言っていた。もしかしたら空が僕にスノーボードが上手くなって欲しかったのかもしれない。 お読みいただきありがとうございました。
~バレンタインの悲しみ~ 是非読んでみて下さい!
_「行ってくる」「行ってらっしゃい」 お母さんに見送られ私は仕事場に行く。 今日は絶好の晴れ日和。気持ちよい。 私の名前は野沢奈乃。成人済み。 今は広告会社に勤めている。 早速ですが。私は好きな人がいます。 同じ会社で働いている、松木優斗さん。 スタイルいいし、格好いいし。 なんとこの会社の社長なの。 すごいよね。 私は入社直後に一目惚れしちゃったの。 もうすぐバレンタインデー。 あこがれの優斗さんに、チョコ あげようかなぁ...手紙も添えて... もくもくとそう考えていた私だった。 (ちなみに優斗さんって呼んでいいよと 優斗さんに言われてます!) _そして考えているうちに職場に到着。 「おはよう。野沢さん。」 「おっおはようございます!!」 いきなり優斗さんに声をかけられて びっくりしてしまった。台無し...。 「今日も、ファイト!」 「ありがとうございます!!」 やっぱり、優斗さんは格好いい。 私は告白すると決めた。 _明日は バレンタイン。_ _そして夜。家に帰った。 「たっだいまあ」「お帰り!お疲れ様」 すでに夕食の準備がしてあるみたい。 いい匂いがする。くんくん... そして私は家族にそのことを話した。 「いいんじゃない?松木さんって、 あんたの会社の社長よね。 歳も同じくらいだし、 真面目そうだし。良いと思うわ。」 とお母さんが言った。お父さんも 「一回、頑張ってみろ。」と言われ、 私は二人に「ありがとう!!」と 言った。そして私は早速優斗さんに 向けてのお菓子作りを始めた。 お菓子というのはクッキーだ。 今日、お菓子は何が好きですかって 聞いたら、クッキー系って言ってた。 だから。クッキー系にする! そしてもくもくと作っていった。 時々失敗するところもあった。 私は一生懸命作った。無言で。 _私の 気持ち 届け!_ _そして翌朝。 「行ってきます」「行ってらっしゃい 頑張ってね!」「ありがとう!」 私は元気に家を出ていった。 _上手く 渡せるかな。_ 不安と緊張が正直あった。 _そして職場に到着。 「優斗さん、お仕事中失礼します。 少し、お時間よろしいでしょうか...」 「OK。」「あありがとうございます」 緊張して言葉が...何やってるんだろ。 _よし。自分の思いを優斗さんに 伝えるんだ。頑張れ。自分。 そして私は優斗さんと一緒に 会社の裏に行った。 誰にも見つからないようにするために。 「どうしたの?野沢さん」 ふぅ。私は深呼吸をした。 「すっ...好きなんです」「え?」 「ゆっ優斗さんのことが... 好きなんです...」それと同時にチョコをあげた。手紙も添えて。 「ありがとう。ごめんね」「え?」 優斗さん...どうしたの?... そう言って優斗さんは戻っていった。 _悲しい。私フラれたんだ。 もう。無理だ。優斗さん...。 やっぱりこんなやつ、駄目なんだ。 私は弱気になってしまった。 はぁ...。すると背後から視線を 感じた。何...?誰かが私を 睨み付けたみたい。もう...嫌だ... ここから逃げ出したい... 私はこの会社を退職しまった。 我慢できなかった。 職場の人達にはひどい目で睨まれるし。 それを家族に行ったら早く退職しなさい って言われた。今は違う会社で働いて いる。 _また、新しい人を見つけたいな。_ 完 最後まで読んでくれて ありがとうございましたm(._.)m 良ければ感想お願いしますm(._.)m 一言でも構いません(*`・ω-)ノ 辛口noタメ口OKで( ̄▽ ̄)ゞよろ
【短編小説】喧嘩した日の夜(暇な時に見に来てね!)
「由実(ゆみ)ちゃんには分からないでしょ!」 「は?別にアンタのことなんて知りたくもないし!」 「もういい!由実ちゃんとは絶交する!」 「はいはい!勝手に絶交しとけば?」 ------------------------------- はぁ…。 思わず大きいため息が出てしまう。 岡本由実。今日親友の七海(ななみ)と喧嘩してしまった。 これで何回目だろう。 七海に酷い態度とっちゃったな。 もう、友達には戻れないかな…。 仲直り…出来ないかな…。 はぁ…。明日からどうしよう。 ------------------------------- 山田七海。今日は親友の岡本由実ちゃんと喧嘩をしてしまいました。 絶交する。とか言っちゃったし…。 絶対由実ちゃん怒ってるよね…。 もう、仲良く出来ないのかな…。 ポロ…。 あ、涙出てきちゃった…。 最悪…。 私、最悪すぎる。 こんにちは!作者のるるです! 喧嘩をした日の夜に思うことを小説にしてみました! 意外と向こうも同じようなこと考えてるもんなんですよね。 今、友達と喧嘩している方も勇気をだして喋ってみてください! 感想やアドバイスなどくださると嬉しいです!
【短編小説】暇潰し屋
あら、いらっしゃいませ。初めて見るお客さんですね。 どうぞ、こちらへ。 ここは昨年の年末に開店したばかりの『暇潰し屋』です。 あなたは、看板を見て気になって来て下さったんですね。 ありがとうございます。 ここでは暇潰しをしてもらいます。 え?どんなお客さんが来るのかって? ほとんどの方がデート待ちですよ。 緊張して早く来てしまったから、ここで暇潰しをされているのです。 あなたも時間の許す限り、暇を潰して行って下さいね。 あら、暇潰し、されないんですか? え、話をして暇潰しをしたい?ふふ、良いですよ。 初めてですね、こんなお客さん。 では、少しばかり、お話をしましょうか。 人は面倒くさいと思いがちですよね。 では、何でもやってくれるロボットがいたらどうでしょう。 人は楽になるかもしれません。 でも、『怠け者』になってしまいます。 とある学者が言いました。 『人生は面倒くさい事だらけ。 小さな事で疲れていたら、何も始まらない。』と。 その通りだと思いませんか? 人生を坂に例えると、8割方が苦の上り坂だと思います。 でも、その苦を乗り越えると、 きっと綺麗な景色が待っているんでしょうね。 私は楽して過ごすのは嫌です。 辛い事、苦しい事があるからこそ、乗り越えたら気持ちいいと思うんです。 やる事1つ1つに意味があります。 それも、自分自身がやるからこその意味が。 人生が楽な事ばかりだと面白くないですしね。 あら、あなたも分かってくれるんですか。 ありがとうございます。 この話を周りにしても、変人扱いされるばかりで。 私の語彙力が全くないからなのでしょうか。 ふふ、私達、気が合いそうですね。 まあ、もうこんな時間。 『暇潰し屋』の閉店時間がやってまいりました。 そんな悲しそうな顔、しないで下さい。 明日も開いていますから、いつでも来てくださいね。 今度は、あなたが聞きたい事、お話しましょうか。 難しい事は聞かないで下さいよ。 私、天才でも秀才でもないので。 では、また今度。 またのご来店、お待ちしています。 作者のブルーです。 感想・アドバイスを書いて下さい。 最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
ねこ視点【短編小説】
今日も飼い主を見送る。私は猫。毎日、猫として生きる。最近ダルい。 飼い主の名は、恵子さん。ここ10年あまり、私と暮らしている。 変な窓の中で、ガラス越しに私は売られて、人間が嫌いだった。疑い深かった。でも都合良く、優しい飼い主、恵子さんと家族になった。 「シーナ、仕事行ってくるね。」 「にゃぁ~…」 ヒマだ。やることがない。 布団の上に、だる~っと寝転ぶ。 空は青いなぁ~ 風が気持ちいいなぁ~ 毛玉口の中だなぁ~… 色んなことを考えるうちに、眠くなってきた。 「シーナ…」 あ、恵子さん、おかえり。早いね。 にゃあ、と鳴こうとしたが、恵子さんの顔が暗く、びっくりした。 (???) 「ごめんねシーナ…私、なんか猫嫌いになっちゃって…」 (えっ!?) 「もう、世話するの面倒臭いし、あとは保健所でね。じゃーね!」 そう言うと、私をダンボールに入れ、車でどこかの町の広場に置き、そのまま去ってしまった。 恵子さん!恵子さん!恵子さん! 「にゃあ!にゃあ!にゃあ!」 必死で必死で後を追う。 なんで、なんで、なんで…!? 雨が降ってきた。それでも、私は大好きな恵子さんのため、走る。 「にゃあ!にゃあ!」 でも、恵子さんはいなく、周りは他の捨てられたであろう犬や猫たちでいっぱいだった。 やっと、人間を信用できたかと思ったのに、裏切られた。 これから、どうすればいいんだろう。……… 今、飼っている動物のこと、大切にしてあげてね。 さもないと、良いことなんて一つも無くなるから。 捨てた人を、私たちはずっと、恨んでいるからね。
過去のこと
ゆきの喉がゴクリとなった。 ブラウンがかった瞳は、角を曲がった少女から離れない。制服はゆきの家の近くの公立中学校のものだった。 「恵理子(えりこ)ちゃん……」 十年近く前の光景がまざまざとゆきの目の前に映った。 階段から突き飛ばされ、無視され、陰口を叩かれた。 小学校は遠くの私立を両親が選んだ。恵理子と同じ小学校に行かせるのは不安だったのだろう。いかに遠くの私立でも、ゆきは小学校が不安だった。平和に過ごせるか、穏便に過ごせるか、いじめられることはないか。必死に通った。だが、小学三年生になる頃にはすっかり忘れていた。中学校に上がった時、近くの公立高校の生徒が同じ学校の生徒をいじめるところを目撃した。それを見た瞬間、いじめの光景が鮮やかに蘇った。 それから、ゆきは学校に行けていない。友達もそこそこいたし、そこそこ楽しい生活だった。それが一気に崩され、毎日通っていた図書館も行く回数が激減した。本を買いに行くことも無くなり、最新刊が出た時は母が父にお金を渡して、銀行に行くついでなどに寄ってもらうようになった。同級生と会うのが嫌だった。恵理子に会うのが嫌だった。知っている人と会うのが怖かった。 ゆきは下唇を噛み締めた。 雨戸を握った左手が震えた。 こんなに苦しいのに、こんなに怖いのに、自分をいじめた奴はのうのうと生きている。 涙が滲んだ。 ゆきは思った。復讐してやると。その復讐は……。 「ゆき、送ってこうか?」 「ゆき、大丈夫か?」 ゆきは笑顔を見せた。赤いスカーフ、クリーム色のセーラー服に袖を通すのは久しぶりだった。 「大丈夫だよ。心配しないで」 通学鞄を手に持ち、ゆきは学校へ向かう。不思議と気分は軽かった。 「ゆき、久しぶり」 ゆきと最も仲の良い明(めい)が休み時間、ゆきに駆け寄ってきた。 「久しぶり。ごめんね、ずっと休んでて。いつも、電話ありがとう」 「ううん。電話も楽しかったから」 今だ。 「ねえ、明。今日、遊びに来ない?」 「良いの?他に誰、誘うの?」 「彩花(あやか)や日向(ひなた)」 明が嬉しそうに笑う。 今日から一週間、ゆきの通う学校は下校時刻がいつもより早くなる。恵理子の通う学校の下校時刻は調べてある。復讐に一歩、近づいた。 時間になると、ゆきは明、彩花、日向を外に誘った。そして、玄関を出たタイミングで、恵理子が家の前を通った。ゆきは恵理子に話しかけた。 「恵理子ちゃん」 話しかけると、恵理子は体ごとゆきの方を向いた。明るい笑みを浮かべる。 「誰?」 ショートカットに白い肌、明るい日向がゆきに聞いてきた。 「幼稚園が一緒でね。家も近くなの。私は遠い私立に通ってるけど」 小柄で、美人な彩花が聞いてきた。 「何で?」 ここでゆきは言い淀む。ややあってゆきは口を開いた。 「……嫌なことがあって」 聞いてはいけないと悟ったのだろう、三人は気まずそうに俯いた。 「恵理子ちゃん、学校はどう?なにもない?」 最後の言葉はなにもしてないかという意味が込められている。 「私、なにもしてないよ。ゆきちゃんをいじめて以来、いじめてないし」 三人が一斉に顔を上げた。恵理子を睨みつける。 「じゃあね」 ゆきは踵を返し、公園に向かう。 復讐完了。ゆきは三人と笑いながら、心の中でほくそ笑んだ。
カガミのおまじない(ホラ一?)
私は千秋!おまじないとか、こわい話がすっごい好きなんだ! 今日、なんかいいこわい話ないかな~ってパソコンで探してたら「カガミ様」っていうサイトを見つけたの! 興味を持った私はそのサイトをひらいたの!そしたらカガミを使ってやるおまじないだったの!でもそれは午前0時ピッタリにやらないと効果がないらしいから、ウトウトしながら今待っているの! 「おっ!そろそろじゃない?」 もうそろそろ12時になりそうな時間になったら足の先から頭のてっペんまでうつる鏡を準備して0時ピッ夕リに鏡の前で 「いさだくてれいにかなのみがかをしたわ」 と言うといっしゅん自分がういたような気がした。 いつのまにか朝になっていてべッドで目が覚めた。すると、お母さんが 「きあち、よはお」 と、分けわかんないことを言って、学校でもまったく分かんなかった。 「え、どうゆうこと…」 数日後…トイレに行って手を洗ってるとき、鏡の前の自分が Γこの世界、くれてありがと、」 と言ってきた。 「イヤ、あげてない、え、イヤアアアア!!」 私は今もこの世界にいる、これからも…この先も… どうでしたか?こわかったですか?それではみなさん、 うょしまいあたま フフフ…
心が気持ちが萎えている人死にたい人に届きますように
いつもヘラヘラしている人は 過去に何かあった人 よく笑う人は よく泣いた人 よく大丈夫とゆう人は よく無理をする人 よく強がる人は よく我慢をする人 もう一度 幸せな人は 辛さを知っているから優しくなれる 強くなれる 努力する人は希望を語り なまけるひとはふまんを語る 泣きたかったら泣けばいい 辛かったら頼ればいい 我慢できなかったら我慢しなくていい 笑うのが疲れたら無理しなくていい 明日笑えるかなって思うより 明日少し笑ってみよって思うほうが辛くない 立ち止まることは悪いことじゃない ーーーーーーーーーーーーーーーーー 何も無理することないよ 無理して笑わなくていいよ 立ち止まったっていい 頼ってください 優しさを大切にしてください 約束です
藍と金と灰
夜中の1時半。カーテンを少しだけ開いて窓の外をのぞく。藍と金のささやかなコントラストを確認。やった。ベッドを抜け出して廊下に出る。それからお母さんの寝室をこっそりのぞく。相変わらずぐっすり寝ている。お父さんはいない。昔病気で亡くなった。 普段着に着替えて外に出る。このマンションには、月が見られる階段がある。きれいに晴れて月が出ている夜中には、きまって「彼女」がそこにいる。 「こんばんは」彼女の姿が月光に照らされる。「彼女」は私の唯一の友達だ。ミステリアスで、とても美しい。彼女の髪は短くて灰色だ。目も一緒。服は灰色のワンピースで、靴は履いていない。 「今日は何か嫌なことでもあったの?」「なんで分かるの?」尋ねると、彼女は静かにほほえむ。 彼女に今日の愚痴を話す。彼女は黙って聞く。それだけでいい。彼女に聞いてもらえれば、それで、いい。 彼女と出会ったきっかけは、ものすごく嫌なことがあって、夜中にそれを思い出して、やけになって階段に来たことだった。びっくりした。髪も目も特別な色で、裸足だし。なんでこんなところにいるのか不思議だった。彼女は私に悲しいことがあるなら言ってみて、と言った。初対面なのにすらすらと話せた。 「ねえ」「何?」「あなたは何者なの?」この質問をするのは何回目だろう。彼女は、「妖精」と答えた。「前は幽霊って言ってたよね?その前は天使だっけ」「そうだよ」「本当は何者なの?」「内緒…」しまった。灰色の目が潤む。彼女はこの話をすると、いつも悲しそうな顔をする。 ぼかしたいことは、きっと誰もが持っている。もちろん、彼女にも。私はそれを人一倍持っている。理由はうまく説明できない。理屈じゃない。でも、それを溶かしてくれるのが彼女だ。 「もうそろそろ、戻ったら?」「そうだね。じゃあまたね。もうすぐ梅雨だから、すぐには来れないかも」「待ってるよ」 彼女の髪が、風でさらさらと揺れている。優しい目が私を見つめる。綺麗な灰色。 月が、階段を照らしている。明るいのに、ぼんやりしている。あいまいな金色。 夜空が、私たちを飲み込む。広大で、果てしない。深い藍色。 ゆっくりと、交わる。
初恋のアイツ (長文!感想お願いします!)
「ちょっと成瀬!あたしの筆箱返しなさいよっ!」 「ヘヘッ、やだねっ!」 「あぁっ!コラ!待ちなさーい!!!」 私は月詠 夏鈴(つくよみ かりん)。 中学2年生。 ただ今、廊下を猛ダッシュ中です。 原因はあいつ、成瀬 空(なるせ そら)! 「こら月詠さん!!廊下は走らないっ!!!!」 「っ!すみません・・・。」 私は早歩きで教室に戻る。 教室に入り、自分の席に向かう。 すると、さっきまで追いかけていた成瀬がニヤニヤしながらこちらを見ていることに気づいた。 「ちょっと、早く返してよね?あんたのせいであたし先生に怒られちゃったんだから!」 あたしがおこると成瀬は更にニヤニヤして、 「おもしろっ」w っていった。マジムカつく! 最悪なことに、今あたしはこいつと席が隣だ。 はぁ、毎日クタクタだよー。 放課後、響子(きょうこ)と杏里(あんり)に愚痴きいてもらおー。 放課後 「もう、きいてよ!あたし今日成瀬のせいで先生に怒られたんだよ!?酷いよね」 「それは災難だったね・・・。」 優しい杏里は、あたしの言う愚痴に優しい言葉をかけてくれる。 「あんだけ猛ダッシュしてたら怒られるってー!でも、成瀬くんも面白いわ!」w 響子はというと・・・ うん、これは完全に愚痴をきいて楽しんでる顔してる。 「全然面白くない!そもそも、毎日毎日あんなことして何が楽しいの?」 あたしが不機嫌そうにいうと、杏里が答えた。 「夏鈴って、鈍感だよね・・・。」 「へ?杏里、今地味に酷いこと言わなかった?」w 「ちがっ、侮辱してるとか、そういうんじゃなくて。気づかないんだなって」 「気づく?何に・・・?」 すると、響子と杏里が口を揃えて・・・ 「成瀬くんの好きな人は夏鈴ってこと」 「・・・?え?」 今、あたしの顔は真っ赤だ・・・。 「あーっ、夏鈴テレてるな?てか、本当になんも気づいてなかったんだね・・・ちょっと呆れるわ」 「酷っ!ていうか、なんで、・・・・・?」 「見てれば分かるよ!成瀬くん分かりやすいし」 杏里・・・。さすが恋バナ好き。 目をキラキラさせてる・・・。 2人と別れたあと、あたしはずっと考えてた。 「成瀬があたしを好き・・・?」 そんなわけない。だって、あたしに意地悪してくるし。 明日顔、あわせづらいな・・・。 次の日 「なんで泣いてるの!?」 朝、響子と杏里が口を揃えて聞いてきた。 「朝、親と喧嘩しちゃって・・・。大したことないから気にしないで!」 「うん・・・大丈夫?何かあったら相談のるからね。」 「そうだよ夏鈴。私にも頼ってよね?」 「うん、2人ともありがと・・・」 ーーカタン。教室の椅子に座った。 はぁ。こんな顔見られたくないな・・・ 早く直さなきゃ! ・・・と考えていた時。 今1番会いたくない人が目の前に・・・ 「夏鈴?何?泣いてんの?」 「成瀬っ・・・!・・・なんでもないからっ。」 ふっとそっぽをむく。 「ふーん・・・。」 「なによ、その反応。皆に言いふらすと思ってたのに、黙っててくれんの・・・?」 「泣いてること言いふらすほど俺もガキじゃねーよ。・・・・・・・・・その、なんかあったのか?」 え?予想外・・・。あの成瀬が優しいなんて。 でも、なんか今こいつといると安心して・・・ 「・・・親と喧嘩したの。大したことじゃないでしょ・・・?」 恥ずかしくて、顔が赤くなる。 「なんだ、そんなことか。大したことじゃないんだな。なんかホッとしたわ」 「・・・?笑わないの?」 「は?なんで笑うんだ?俺、そんなひでーやつに見えてたのか・・・?」w 「うん・・・」 「地味に傷つくわ・・・。」 「ごめん・・・ でも予想外で。いつもあんなに意地悪してくるのに、こういう時だけ優しいなって。」 不思議。なんか落ち着くな・・・ 「成瀬のこと、ちょっとは見直したよ・・・。」 なんだろ・・・ 今、心の中で小さな種が芽生えた感覚がした。 「好き・・・」 「え?」 成瀬、今好きっていった・・・?? 成瀬、顔真っ赤・・・。 「ずっと好きだった。だから気を引くためにちょっかいかけてた・・・ごめん。」 「いいよ、もう。でも、なんかごめん・・・。全く気づかなかった」 「さすが夏鈴だな・・・」 今心臓が破裂しそう ドキドキして、切なくて。 これが恋だと気づくのは、 もう少し先の話ーーーー・・・。
キッカケ屋
キッカケ屋。それはあるおばあさんが「キッカケ」をくれる店。 私は広澤明音。皆んなに怖がられている。話しかけようとしても 「あ,あの・・・」 「ごめん!すぐどくね」見た目が怖いから友達が出来ない。 私にも「キッカケ」があったらなぁ・・・ 帰り道。いつもの道が工事中だったから遠回りした。通り道の公園にテントがあった。 気になって近づくと「キッカケ屋*無料だよ」と書いてあった。 入ってみると一人のおばあさんがいた。 「あなたもキッカケが欲しいのかい?」 「はい!私・・・」私は事情を話した。 「良いことすればいいよ」気が付くとあのテントは消えていて,私は家の前にいた。 どういう意味だろう?そもそも無かったのかな? 「ただいまー」 「おかえり明音。悪いんだけどお隣に回覧板持ってってくれない?」 「行ってくるー」 お隣は木村さんの家。5歳の晴樹君が居てよく遊んでいる。私は子供好きだ。 ピーンポーン あれ?居ないのかな?テレビの音が聞こえるのに…晴樹君が留守番中かな? 裏庭に行くと晴樹君が倒れていた。 「晴樹君!?意識が遠ざかってる!救急車!」 裏口が開いていたから私はベットに寝かして 「晴樹君,救急車呼んだからもう大丈夫」 「・・・明音おねちゃありがと」 「うん」 ピーポーピーポー 「あっ!救急車きたよ!こっちです!」 晴樹君は助かった。あと少し遅れてたら命を落とすところだったととても感謝された。 翌日 「ねぇ!広澤さん昨日男の子助けたんでしょ!凄いね!」 美人な桜井美緒ちゃんと友達になって,私は怖がられなくなった。 どうでしたか? コメント&感想お願いします
Dream world
木と木の間を通り、あの場所へ足を運ぶ。 急げ、急げ、はやく動け俺の足。 木が太陽の光を遮ってくれたのが幸いだ。なるべく木陰を通るようにしている。 「あった!」 前に見つけた、俺の秘密の場所。でも、特別に俺の友達__リクには教えてやるんだ。 「おい、リクこっちだぜ。ほら!綺麗だぞ!」 待ってくれよ、ユウ。と友達の声。 リクが木後ろから、姿を見せた。 「あっ…」 頭のない、姿で。 「…っ」 夢か。夢だったんだ。そうだ、夢だ。 夢だ夢だ夢だ夢だ夢だ夢だ夢だ。 だって、もうあいつはこの世にいない。 俺の目の前で…俺を庇って…あいつの頭を銃弾が貫いたんだ。 「お"ぇっ…」 色つきのリアルな光景で思い出してしまう。吐き気を必死に耐えた。 どうせなら、こっちが夢ならいいのに。 おまえがいないこの世界なんて。
貴方は強く美しい花。【辛い貴方へ。】
《可能性》という言葉を思い浮かべてください。 段々と広がっていくのを思うと、まるで枝分かれする植物の様に見えます。 太く大きい大樹になるかもしれないし、 華麗な花になるかもしれない。 だから 貴方の中の花を枯らさないでほしい。 芽を出して、大きな葉を広げてほしい。 「私には可能性なんてもう無いよ…」 と思っている貴方。 稀に、芽を出せない植物がある。 ただ、それは、水のやり方、植えた環境の工夫が まだ『足りない』だけなんだ。 無理強いをする訳ではない。 心の中の種を大きく咲かせて芽を出して欲しいんだ。 そうして、花が咲き、時が経つと花は枯れ、実になる。 実になって、それが新しい命となって 可能性を与えるんだ。 貴方は、いつか何処かの知らない誰かに、希望を与えることができるんだよ。 今、生きるのが辛い貴方へ。 ここまで耐えて、芽を潰さずにここまで来れたのだから、 貴方は強い。 自信を持てだとか、とりあえず頑張れなんてありきたりな言葉はいらない。 私は、貴方の心に、大きな花を咲かせてほしいんだ。 それでいい。 貴方は強い。 誤字、脱字が見受けられましたら返信で指摘してくれたら幸いです。
教えて!
私の名前はりりあるn君と付き合っている 初めて彼とので~トである人に「付き合ってますか」と言われた 彼は「付き合ってません」そう答えた瞬間私は「私のことすき」彼は「普通」と言われた時にショックで飛び出した その時車に引かれた 私の意識が戻った時は病院にいた 彼は「本当は大好きだよ」と言われた そして彼が私にキスをした時私は静かに亡くなった 初めてこうゆうの書きました どうでしたか 感想を教えてください!
アプリコット・フィズ
「はあ…疲れたー!!」 「それじゃ…飲み直しますか!」 「お、いいな!付き合え!!」 今日は会社のお得意様の接待があって、 先輩も私もクタクタ。 疲れた社会人にはやはりビール! と、いきたいところだけど… 流石に二軒回って三軒ハシゴは… 翌日に影響が出てしまう。 ということで、近くのバーに寄った。 「なんか…お洒落なところだな…」 「ふふ…行きつけなんですよー」 ふらふらして、 おぼつかない足取りで店内に入ると、店の雰囲気に先輩は圧倒されている。 まあ…私も初めはドキドキしたけど、今は慣れてしまった。 どのお酒がオススメなんだ? 小声でそう聞いてきた先輩に、胸が高鳴る。 距離がとても近いのだ。 こんな距離感は初めてで、 少しでも動くと先輩の唇が私の頬に触れてしまいそうで… お酒で酔っているせいなんだろうけど。 「…それなら、アプリコットフィズなんてどうです?」 「アプリコット…?何だそれ?」 「アプリコットフィズ、カクテルですよ。さっぱりして飲みやすいんです!」 私ばかりが緊張して… 少し悔しくて… 以前マスターに教えてもらったカクテルを頼んだ。 マスターは注文する私を見て、ウィンクした。 うん、ダンディなマスターはウィンク似合う。 だけど、その本心が分かるから嬉しくなった。 ねえ、先輩。 知らないでしょう… 私がこんなに貴方に恋い焦がれていることに。 気づいてないでしょう。 出来上がって、差し出されたカクテルを 美味しそうに飲む先輩を見つめながら、 私はマスターから教えられた言葉を思い出す。 『カクテル言葉?』 『そう、例えば…アプリコットフィズ。』 『どういう意味があるの?』 『振り向いてください』 この意味が伝わればいいのに。 先ほどと同じものをもう一杯! 元気にマスターに注文する先輩を恨めしく思う…そんな夜。
ホラー小説 ~予言をする赤ちゃん~
私には可愛い娘がいる。友香(ともか)っていう名前。友香が2歳になる頃、突然「おじいちゃん」と喋るようになった。私の父親(おじいちゃんは私の父親)は翌日、トラックに衝突され死んでしまった。友香が3歳になると、「お父さん」と言った。夫はすごく喜んでいた。その翌日、夫は謎の病にかかり死んでしまった。私はおかしいと思い、インターネットを使って調べた。そこで気になる情報を見た。その内容は 〈私の娘に異変が起こっている。人の名前を呼ぶと呼ばれた人は翌日に死んでしまう。こういうお子さんはいますか?これは、15年に一度生まれるという、人死病(じんじびょう)という病気らしいです。自分自身が気づくまで誰もわかりません。薬もありません。2020年に生まれたお子さんは気をつけてください〉 この記事がかかれたのは、2005年。今年は2020年。友香が人死病だったとは… 1年後。友香は4歳になった。喋りも安定してきて、自分の名前も言えるようになった。ある日友香は39,2という高熱を出した。友香は病院に入院した。翌日友香は、静かに息を引き取った。私は今までを思い返した。友香が入院する5日前、「友香ね、今日ね、友達と遊んだの」と言っていた。この日自分の名前を言ったから…友香… end ~作者から~ おばみつLOVEです!ホラー小説を書きました!いかがでしたか?感想お待ちしてます!! ※人死病は現実にはありません。安心してください。
言葉は凶器ともなる
私には友達がいる。とても仲の良い友達だ。 私は最近悩みがある。家族にも話せない悩みがあった。そこで思いついたのが 「友達に相談」と言う手だ。 勇気をだして相談した。少しでも気持ちが軽くならないかなと言う気持ちで。 だけど帰ってきた答えは、予想と全然違った。 「そうなんだ。たいへんだね」と支えてくれるような言葉をかけてくれるだけで いいのに言ってくれたのは 「そんなんでどうやって生活すんの笑」 って言われた。その後も色々言葉の凶器を向けられた。その時どうしてこの人に相談したんだろう。違う人に相談してればって、すごく後悔した。 それから、人に相談するのが怖かった。 色んなことが怖くて出来なくなった。 人の言葉は時には、凶器にもなる。 そう言うことを踏まえて人に接して欲しいと私は、そう思う。