短編小説の相談いちらん

短編小説

みんなが作った短編小説のコーナーだよ。※2024年9月30日までの投稿で受け付けを終了いたしました。

短編小説みんなの答え:2

題名がないので考えてくれたら嬉しいです!

私は立花美幸(たちばなみゆき)。私の仕事は保護した捨て猫を人の手でなれさせて譲渡会に出すと言う仕事をしている。今日は保護された猫が私のもとにやって来る。いよいよ初めての猫のお世話が開始する。私の胸は期待に満ちあふれていた。 「こんにちは!」とはきはきした挨拶で保護猫をつれた浅野さんが私の元へやって来た。浅野さんとはこの仕事だ。 「こんにちは!初めてで慣れないこともあると思いますが宜しくお願いします。」 わたしも元気よく挨拶を返す。 「立花さんだよね。今日からあなたがお世話する猫はこの子よ。」 そう言って洗濯ネットに入った猫をそっと出した。 「オス猫の次郎よ。今日からよろしく頼むわね。期待しているよ。」 その猫は白と黒の毛の比較的大きな猫でこちらを見てシャー!と威嚇(いかく)している。 「はい!頑張ります!」と私は答えた。そして浅野さんは仕事場に戻って行った。"本当はメス猫がよかったんだけれどな"と私はかすかにそう思った。 「次郎。よろしくね。」 私はそう次郎に声をかけた。ケージの中に入った次郎はシャー!と威嚇を続けていた。 「さあ、お世話を開始しなくちゃね!」 そう言って私は最初にご飯をあげてみることにした。 「次郎。ご飯だよ。」 私は次郎の前にご飯を置いた。 「ニャー!シャー!」 次郎がものすごい声で威嚇をしてくる。その後もご飯をあげようとしたが結局その日の次郎はなにも食べなかった。 次の日もその次の日も次郎は何も食べずにいた。その間私は、ケージの掃除などをしていた。でもまだ次郎と打ち解けられていない。私はもう打ち解けられないのでは?と思うようになってしまった。その日は疲れて早く寝てしまった。 翌朝、「次郎。おはよう。」といつものように声をかける。ところが次郎の様子がおかしい。「フニャー!ニャー!」 苦しそうに声をあげている。 「次郎?どうしたの?次郎?!」 次郎は何かを飲み込んでしまったらしい。その飲み込んだものは何か私はすぐに分かった。ケージの掃除をしていた時に袋を置きっ放しにしていてその一部を飲み込んでしまったようだ。私は急いで動物病院に連れて行き、お腹の中に入った袋を取ってもらった。 「次郎、ごめんね…私のせいでこんな事に…もっとしっかりしないとね。」 私はもう打ち解けられないのではという考えを捨て、次郎と真剣に向き合っていく事に決めた。次郎とは少しずつだか打ち解けられるようになってきた。ご飯を手から食べられた日には私はとても喜んだ。 「次郎すごいね!手から食べられるようになったね!この調子でどんどん頑張って行こうね!」 私は次郎を褒める(ほめる)。次郎もだんだんと出来る事が増えていった。 ある日、浅野さんが私たちの様子を見て 「これなら次郎は譲渡会に出せそうね。」と言った。 私はとても嬉しかった。そして同時にお別れのときが近づいているのを感じた。 時はどんどん過ぎていきついに譲渡会の日がやってきた。 「次郎、頑張ろうね!」と私は声をかける。そして開始から数分後に次郎を希望する人が現れた。そして次郎はその人に引き取られる事になった。 私は次郎を新しい家族の元へ送りとどける準備をした。準備をしている間私は涙がとまならかった。いよいよお別れの時が来た。次郎が心配そうに私を見つめる。 「次郎、良かったね。新しい家で幸せに暮らせるんだよ。」 私はやっとの思いで次郎そう言った。そして次郎が車に乗せられた。 「バイバイ次郎。新しい家で幸せに暮らすんだよ!次郎ー!」 私は力一杯叫んだ。そして次郎はそれに答えるかのように今までで一番大きな声で、 「ニャン」 と鳴いた。 私は今でも沢山の保護猫をお世話し続けている。 これで終わりです。初めて書いてみました。どうでしたか?また、この物語には題名がないのでつけてくれると嬉しいです。感想などまってます^ - ^

短編小説みんなの答え:0

雨の日の窓を ホラー

私の名前は橘 岬。高校二年生。 私は高校のオカルト研究クラブに入っている。 そしてそのクラブの活動の1つとして都市伝説【お窓様】を呼び出す事になった。 「お窓様、お窓様、雨と共にお入り下さい。」 雨が降っているにも関わらず窓が開いている部屋で、部長である平野が良く響く声で言う。 これがお窓様の呼び出し方。目を瞑ったままそういう風に言うと、お窓様が来てくださるのだ。 ・・・呼び出せたとしても、皆目を瞑ったままなのだから、お窓様が何をしているのかは誰も解らないのだが。 ひゅうっと開いた窓がある方から肌寒い雨風が入ってくる。 「・・・なーんだ、何もねーじゃん!」 部員である塙が大声を出す。 「これなら、目開けたって何もねーんじゃな」 唐突に塙の座っている方から生暖かい液体が飛んでくる。 ・・・何、だろう。これ・・・ 「お、おい塙。変な冗談止めろって。」 平野が不安そうな声色で同意を求める。しかしそれに対する返答は無い。 「う、うわあぁぁ!?」 数秒して平野の悲鳴が聴こえた後にぐちゃりと嫌な音がした。 怖い、怖い、怖い。今すぐに目を開けて逃げ出したい。けど・・・ 目を開けたら、私も、二人と同じようになってしまうんじゃ・・・ そしてじっと目を瞑っていて数分がたつのでは無いかと言うその時、 「貴方は、賢いのね。」 そんな声が聞こえてきたと同時に、自分を潰してしまうのでは無いかというほど重たかった空気が、フワッと軽くなった。 ・・・あれからもう5年もたった。 平野と塙は今でも見つかっていない。 そして、お窓様の正体が一体何だったのかも・・・ あれから私は、雨の日には窓を開けないようにしている。だって、もしかしたらお窓様が来てしまうかも知れないから・・・ END 感想お待ちしております!

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リア充

「ねえねえ圭くん」 「ん?」 「あのさ、手、繋がない..?」 「そーゆーことは男から言わせろ」 「ぇ、あ..圭くんの手あったかいね」 「由香、冷え性だろ、あっためてやる」 「そういえばさ」 「んー?」 「雪」 「雪?雪なんか降ってないじゃん」 「違うよ、雪だよ、紺野雪」 「あー紺野のことか、紺野がどーした」 「圭くんと付き合ってるかも」 「..は?」 「だって、この前雪がね、『藍川くんって優しい〈?〉』って」 「俺が優しい?何でそれで付き合ってることになるんだよ」 「2人で話すの?」 「委員会が同じなんだよ、卒業式の」 「ふーん」 「しょうがないだろ、色々作業大変なんだから」 「じゃあ今度から雪とは話さないで」 「何でそーなるんだよ、浮気とかしねえから」 「私だけを見て欲しいの」 「..ったく、由香にそう言われたら断れないな」 「..へへ、他の女の子もダメだからね?」 「おうよ」 __ 「あ、律くん~」 「お、由香ちゃん、私服?可愛いね」 「うんっ。律くんのために気合入れてきちゃった」 「えーマジ?嬉しいな」 「律くんの服も大人っぽくて格好いいよ」 「由香ちゃんに褒められると自信つくなー」 「そういえば、先週麻理と廊下で話してた?」 「あー、俺の妹と佐倉の弟が同級生なんだ」 「へー。..なんか寂しい」 「別にすれ違って少し会話しただけだよ」 「うん..由香のこと、すき?」 「..当たり前でしょ」 「じゃあ、他の女の子とは話して欲しくないな」 「..可愛いこと言うじゃん、分かったよ」 __ 「由香、最近調子どーなの?」 「ロクな男は居ないかな」 「相変わらず、由香ちゃん男の子に厳しいね」 「そういえばさ、麻理の弟って○○中でしょ?」 「うん。」 「何とかって人の妹、麻理の弟と同じ中学校でって__」 「なにそれ、気持ち悪っ」 「何とかって、名前も覚えてないの?ダメだなー」 「はー..私は2人とは違って何人もいるの、顔覚えるだけで精一杯」 「私だって最近ウジャウジャ増えてきたんだよ、てゆーかそれ律くんじゃない?」 「あ、律か、麻理と被っちゃったじゃん」 「言っとくけど由香、圭も被ってるわよ」 「雪も?あー、薄々気付いてた」 「ん、趣里ちゃん達もうすぐ来るって」 「趣里来る?久しぶりだね」 「あいつ高校入ってから充実してるからね」 「今度はTwitterでやろっか」 「そうね、楽しみ」

短編小説みんなの答え:1

スクールカーストデビュー

スクールカースト。 この言葉、聞いたことある? 私、空音ゆきは、最近知ったの。 簡単に言えば、表面だけでクラスメイトを順位付けしていって、いじめとかになること。 私のクラス、6年1組は、この前まですっごく平和だった。 みんな平等で、みんな意見を言えて、みんな笑ってて。 他の人のこと、ちゃんと理解して、知って……。そういう努力をしていた。 だけど今月に入って、転校生がやってきた。 東京から来た子で、勉強、スポーツ、なんでもできて、美人でオシャレで、コミュ力も高くて。 名前、西園寺ゆり。名前までお嬢様の子。 その子が来て、一週間あまりの日。わたしは違和感を感じた。 なぜか西園寺さんが、このクラスを仕切っていたのだ。 周りの子に命令もしてる。あれやって、これやって、は?私やってって言ったよね? という調子に。 まさに女王様にでもなったかのような振る舞い。 私は少し変だなと思って西園寺さんに言おうとした。 …その時に、私の親友、七坂まゆも、私と同じことを思ったようで、真っ直ぐに西園寺さんに向かって言った。 「何このクラス仕切ってんの?このクラスあなたのものじゃないよね?なんで命令とかしてるわけ?女王にでもなったつもりなの?」 そう言うまゆを見て西園寺さんは鼻で笑った。 「え~?だってぇ~、私このクラスで一番賢いしぃ~、美人だしぃ~、ほんと女王様でしょ~?笑!  いつも100点でぇ、マラソントップゴールでぇ、1日に告白数十回当たり前だしぃ~!笑!  あ、あんたみたいなブスで頭悪い奴にはわからないかぁ~笑笑!」 そんな調子で、返す西園寺さんに私は絶句した。 まゆは相当傷ついたようで、私に涙を隠すようにしてずっと泣いていた。 西園寺さんの周りにいた、私の友達たちは、西園寺さんの部下みたいになってて 調子を合わせて鼻で笑っていた。 ショックだった。 前まで仲良くしていた、まいちゃんも、ゆめちゃんも、みつきもさやぴーも、西園寺さんの言いなりになっていたから。 その日からいじめが始まった。 こんな言葉で説明できないほどだった。 教科書やノートはビリビリに破かれて、机や椅子には「アホ バカ 死ね ブス」と毎日落書き。 上靴は捨てられ、貴重な100点満点にテストは没収。 給食は山盛り入れられ、牛乳に虫を入れられる。 頭からお茶をかけられ、筆箱とか鉛筆は盗まれて 放課後には体育館裏に引きずられて、服を脱がされる。 裸にされて、蹴られてはたかれて、ぶたれた。屈辱の他のなにものでもなかった。 これはまゆへのいじめだった。 私は助けたい一心で、そばに行くけど、 自分もされるかも、と思うと、やっぱり足が踏み出せない。 怖くて怖くて。 まゆには申し訳ないけど、自分がされなかったらいいや、と思う自分もどこかにいる。 見ている私も辛い。 だったらまゆはもっと辛いよね。 私が勇気出さなかったら、まゆが苦しむままだ。 放って置けないよ。 ーーだから私は、怖いという感情を噛み締めて、1歩を踏み出したーー 「うわ~!可愛い!!」 今はまゆの家に来ている。 と言っても、七坂まゆではない。 「山内まゆ」だ。 そう、まゆは結婚した。 相手は山内光。 あの時、そう、ちょうど十年前、私と同じタイミングでまゆを助けようとしたのが光だった。 まゆは光に一目惚れして仲良くなった。 光はクラスの人気者だったのもあって、次第にいじめもなくなっていった。 あの時光が、勇気を出してくれていなかったら 今頃まゆはどうなっていたかわからない。 だから光はまゆの恩人でもあり、初恋の人なのだ。 そして今日私がこの家にやってきたのには理由がある。 そう、2人の間に子供が生まれたのだ。 双子の美咲ちゃんと愛梨ちゃん。すっごく可愛くて、愛らしくて、ふわふわしてて。 まゆと光くんの笑顔を見てるとこっちも嬉しくなってくる。 ずっとずっと、これからも永遠に、2人が幸せでいられますように。 そう願いながら美咲ちゃんと愛梨の小さなおててをぎゅっとにぎった。

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飛べたなら(考察、感想お願 いします)(是非読んでね)

ある人が飛んでしまいたいと 「つぶやいた」 世にはそれを 「飛んだところで何もならない」 否定する人がいる。 それでも 寒い所で眠ろうが 暑く燃えようが 吊ろうが 切ろうが 否定する人がいる。 そして 皮膚を切ろうが 闇に落ちようが 愛が無くなろうが 心が消えようが 否定される。 もう限界だろうが、今日も生きてる。もう飛びたいが、待ってる。 もう消えたいが、救いを求めている。 待ってるがこない救い、愛、言葉。 暖かい救い。暖かい愛。暖かい言葉。 全部の灯火が消えた時、空を飛べるだろう。 ここに存在している間はまだ、まだ 待っている。暖かい存在を。救いの言葉を。 そしてまだ熱中できる事があるんだ。きっと。 「最後まで求め、待ってみてよ。 救いの手は必ず訪れるよ。」 なんて言わないから 生きてくれ。

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幸福にたどり着いたら

今日はピアノ教室に来ている。「理奈さん。質問していい?友達に裏切られたらどうする?」ピアノに関係ある?でも裏切られたらつらい。 すごく失望とどん底に落とされた気分にたちなおれないくらい。………私はピアノではおとなしい人という猫を被っている。だから経験したことがあるような答えは言えないのかな。何て言おう。「答えられないよね。いい子って辛いことを経験したことがないから普通の演奏をしてる。」えっうそ。直接聞いたことないのに言わないでよ。《いいの?》「だから?」ヤバい。口答えしちゃった。「何?ちゃんとした方がいいわ。今日は終わり。お疲れ様。」うう。猫を被っているって苦しい。しかもこれから部活なのに「お願いします。」ふうテニス部の同級生の南君強いよ 「ありがとうございます」もう練習終わり。「おいっ理奈。悩みあるだろう」えっでも図星。「うん」そういって帰り道全部言った。 「もう辛い。苦しいの。」「今まで黙っててごめん。俺さ理奈が優しくて面白いってことしってた。でも猫を被っているのが良いのかと」 そうっだったんだ。《言えて良かったね》「はい。」この声。「幸福にたどり着いたら聞ける声だよ」南君?「幸福の神俺の母さんなんだ」 そうかも。よくわからないけど。私はピアノの先生に本当のことを打ち明けたらびっくりして「ありがとうごめんね。」っていってくれた。 他の友達もびっくりしてたけど逆に人気になった。「ね、南君幸福の神、お母さんにありがとうっていっといて」「おう」 私達はその後お付き合いをして幸福の神に感謝をしました。『終わり』 読んでくれてありがとう。感想お待ちしています。

短編小説みんなの答え:2

七不思議の七つ目(ホラー)

私は碧。(みどり)小六。 あなたの学校には、七不思議はある? 私の学校には、七不思議がある。 一つ目は、トイレにおかっぱの女の子がいる『トイレの花子さん』。 二つ目は、四時四十四分に北階段を一人で歩くと、階段に飲み込まれてしまう。 三つ目は、北校舎の4階にある肖像画に書かれている女の人が、自分を見つめてニヤリと笑みを浮かべる。 四つ目は、夕方になると、校庭に亡くなったはずの男の子が現れて、『一緒に遊ぼう』と話しかけてくる。 五つ目は、空き教室から、女の子の悲鳴が聞こえてくる。でも、空き教室に女の子はいないらしい。 六つ目は、一人で屋上に行くと、知らない女の人に肩を叩かれてる。でも、絶対に振り向いてはいけない。もし振り向いたら、あの世に連れ去られてしまう。 そして、七つ目は…まだ、誰も知らない。七つ目を知ってしまったら、不幸なことが起きてしまう。 でも、私は七不思議の七つ目が知りたくて知りたくてたまらなかった。 だから私は、七不思議の七つ目を解明するメンバーを作った。 メンバーは、友達の七海(ななみ)、美梨(みり)、私。 今日の放課後はみんな暇だから、早速活動を始めた。 でも、何から始めたらいいかわかんなかったから、各自校舎をふらふらすることにした。 私は、ジャンケンで負けたため、一番怖い北校舎を一人でふらふらすることになった。私は四階に行った。 あー、何もない。つまらない。でも、なるべく早く終わらせたい。 少し、寒気がしてきた。トイレに行きたくなったけど、グッと我慢した。 最初はわくわくしてたのに、段々怖くなってきた。 築50年超えの校舎には、絶対何かありそうで、急に恐怖が押し寄せてきた。 こんなこと、やるんじゃなかった。でも、みんなには自業自得って言われるかな。それで、私なんて忘れられてしまうのかな。 私は猛ダッシュで北校舎から離れようとした。でも、角を曲がっても曲がっても曲がっても曲がってもずーっと同じ景色が続いた。 「嘘。どうなってんの?」 私は窓を割って脱出しようとした。 ガンっ ガンっ 「は?」 窓が割れない。 なら、引き返そう。 私は涙を流しながら、ダッシュで走った。 最初に来た階段が見えたから、階段をダッシュで登った。今は四時四十五分だったから、ギリギリ階段に飲み込まれる心配はない。 でも、階段が全然終わらない。走っても走っても、ずーっと四階。無限ループだ。 怖い。こんな現象、普通じゃない。どうしよう。私、このまま死んじゃうの? 喉がカラカラで、上手く呼吸ができなくて、脇腹は痛くて、足も震えて、もう走れない。 その時、 「どうしたの?」 女の子の声が聞こえた。 私は振り返らなかった。でも、少し睨む感じで女の子をチラリと見てしまった。 そこには、髪がサラサラで、大きな目、ふっくらとした頬の可愛い女の子が立っていた。 もしかして私、普通の世界に戻れたの? 私は安心して、腰が抜けた。 「だ、大丈夫?」 「うん。ありがとう、助けてくれて。」 私は自然と涙が溢れた。 でも、女の子はこう言った。 「助けられたのは、私の方だよ。次は、 【あなたの番ね】」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー end こんにちは!白熊です!ちなみに、最後の女の子は、七不思議の七つ目設定です! その可愛い女の子は、ずっと昔、北校舎に足を運んだところ、もともと北校舎にいた幽霊に捕まってしまい、幽霊と自分の存在が入れ替わってしまった。つまり、その幽霊は人間になり、女の子は幽霊になってしまったと言うことです。その幽霊に捕まるときに言われた言葉が、 【次は、あなたの番ね】 だったんです。 だから、女の子は入れ替われる人を探していたんです。 なので、次は碧が入れ替われる人を探す番になった…という事です。意味怖に近いかな? 沢山の感想待ってます!

短編小説みんなの答え:0

ホラー小説

私は西田由梨(にしだゆり)ホラー好きな小5。今日はある噂を試しに同じクラスの佐藤七海(さとうななみ)と赤井未空(あかいみく)と来た。 「ねぇ、帰ろうよ。もう12時だよ?(深夜)」ホラーが苦手な七海が震えながら私達に言った。「えー。もっちょっと待ってよ。噂が本当か確かめにきたんだよ?本当だったら自慢できるしゃん!」未空はホラーが大好き。UFOとかも信じてる。「そうだよ。帰りたいなら1人で帰ったら?私達は確かめるから」私は冷めた声で言う。「それは嫌だ」「じゃぁ行くよ。トイレの噂を確かめに」未空は元気に言った。「行こう!トイレの噂を確かめに!トイレに出る梟(ふくろう)」 カァカァカァ 「ここのトイレだ。じゃぁ流すよ?ジャーーー」ホーホーホー「……あれ?七海は?も、もしかして…」「…な、なわけないでしょ?七海~!七海~!タスケテー」「未空?ん?なにこれ?…血?んーと、タスケテ?ま、まさか?!噂は本当だったの?に、逃げなきゃ!!!」 「んー。ここは?あれっ?七海と未空じゃん!おーい!七海~!未空~!」「あ!由梨~こっちだよー!」「ねぇ。七海、ここってどこ?」「…天国だよ」静かだった未空が答えた。「へ?天国?」私は戸惑う。「天国らしいの。つまりね、私達は死んでしまったの。あの噂は本当だったの。存在するはずのない、青い梟の声(鳴き声)を聞くと死んでしまう」end

短編小説みんなの答え:1

桜色の夢 ~短編小説~

「ねぇ、春って好き?」 不思議な子だ。そう思った。 僕のクラスに転校生がきた。とても優しそうで、まるで桜みたいな暖かさだった。 「よろしく。俺、サクラ、桜に夢って書いて桜夢って読むんだ、変な名前だろ。」そんなことないよ、僕は言った。 「春って好き?」桜夢は僕に聞いた。 あんまり好きじゃないかな、と答えると桜夢は「そっか。」と、どこか悲しそうな顔をしていた、そんな気がした。 そこから、僕と桜夢は親友になった。春が過ぎ、夏が過ぎ、秋になった。桜の花ももうすぐで散る季節だ。そんなある日、桜夢はふと僕に言った。 「信じられないと思うけどさ、俺な、桜の花なんだ。だから、冬には俺はこの世界から消える。もう、会えないかもな。」 僕は信じなかった。いや、信じたくなかったんだ。 衝撃の事実を突きつけられると、そこから時間が早くすぎるって本当だったんだな。あの日から一瞬で冬になってしまったみたいだ。 桜夢は12月半ばに転校していった。お父さんの仕事の事情だから。と一言告げて。 僕は桜夢のことを忘れられずにいた。 忘れられないまま、3年の年月が過ぎた。 「もうそろそろ桜も咲く時期か。」 と、桜の木を見ながら聞こえないくらいの声で呟いた。 『君、春って好き?』 聞き覚えのある声だ。まさか、いや、そんなはずは無い。そう思いながら後ろを振り向いた。 桜夢だ。 もう覚えてないかもしれない。きっと僕のことなんか忘れてるだろう。 でもいいんだ。また逢えたから。そう思いながら僕は桜夢の質問に答えた。 「春は、あんまり好きじゃないかな。」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ どうでしたか?不思議なお話を作ったつもりですけど、伝わりました?笑 感想やアドバイス、待ってます!

短編小説みんなの答え:1

手伝わなくて良いって!

「くるみちゃん大丈夫?手伝おか?」 「あ、ありがとう」 この子はくるみって言うの。障害があるから、よく分からないみたい。あ、言い忘れてたけど私は水月。 「えっと……これは………?」 「あ、そこやってあげるよ。こうやって……ほら出来た!」 「本当だ……ありがとう。」 こんな日々が続いたのは、何ヶ月前かの話。 今のくるみちゃん、変わっちゃった。 手伝ってあげおうとすると、 「手伝わなくて良いって!」 なんて言う。 どうしてよ。手伝っちゃダメって言う理由がわからない。 あ、くるみちゃんだ。 「おーはよ!くるみちゃん!」 「おはよう」 あれ?なんか元気ないな? 「大丈夫?なんか元気ないよ?保健室連れて行こか?大丈夫?行ける?」 「良いよ。元気だよ。」 「うっそだー!ほら!来て。歩ける?行ける?」 「もう良いって!」 そう言うと、くるみちゃんは走って学校の中に入った。 意味わかんない。せっかく手伝ってやってんのに。 「くるみちゃん。掃除できる?雑巾できる?初めてくるみちゃんここの教室の掃除するから、手伝ってあげるよ。」 「大丈夫だよ。普通の教室の掃除と同じでしょう?」 「けれど、広さが違うし……あとくるみちゃん障害あるでしょ?だから、手伝ってあげる……」 「良いって!!!」 え?くるみちゃん、どうしてこんなに大声出してんの?怒ってるの?何で?私悪いことしてないよ? 「いつもさ、手伝ってあげるって言って!最初は分からないから嬉しかった。でも、でも、今は自分で出来る!他の人と違う対応やめて!差別だよ!」 私は気付いた。 くるみちゃんだって、自分で出来るんだ。そうだ。同じ人間なんだ。簡単なことを手伝ってあげることが、もう差別なんだ。 「…ごめん。くるみちゃんだって、同じ人間だもんね。私と同じだもんね。障害があるだけでそんなことするって……差別だったんだね……。私、バカだ。ごめん。」 くるみちゃんは笑顔で言った。 「良いよ。謝らなくて良いよ。ありがとう。分かってくれて。」 ゆ~ぴんです。速急に作ったので、下手かもしれません。 感想お待ちしてます。

短編小説みんなの答え:1

やっぱり、好き。

私は、リオ。中1。私には、好きな人がいた。その人は、蓮くん。最初はただのクラスメートだったけど、たくさん話してるうちに好きになった。卒業式の日、私は勇気を出して蓮くんとLINEを交換した。でも、勉強してたらとか、ウジウジ考えすぎてほとんどやり取りできていない。蓮くんからは、絶対、LINEは来ない。ある日、気づいた。来るかもとか、会えるかもとか、期待してその度に失望するなんて、無駄すぎる。次の日から、私は必死に自分に思い込ませた。蓮くんは、私のことなどどうも思っていないんだ… 私は、リオ。高1。私には、好きな人がいた。でも、その人のことなどどうでもいい。きっと、いや、絶対、彼は私のことなどどうも思っていないのだから。  暑い。早く家に帰って涼もう。次いつ電車来るかな…後ろの電光掲示板を見ようとした時、「きゃっ!」私はびっくりした。私のすぐ後ろに、男子が立っていたからだ。その男子は笑っている。その声は低い。髪は天パー。もしかして…「れ、蓮くん?」そう聞いてみると、「そうだけど。」「どっか行かない?これから。」と。急すぎるよ、展開が。まあでも、この後時間空いてるし、いいや。「いいけど。」そう返した。 蓮くんと来たのは、人気のない公園。最近の事を話しながら、思った。蓮くんといると、楽しいな。…そういえば、私が蓮くんを好きになったのって、一緒にいて幸せになれるから、だったっけ。 そのことを思い出した瞬間、視界がぼやけた。そうだ、私、蓮くんのこと、大好きだ。3年間、自分にも分からないように押し隠してた、でも日に日に募っていった思いが、溢れていく。「どうしたの。」蓮くんが心配しながら、ハンカチを差し出してくれる。涙をやっとのことで抑えると、私は決意し、蓮くんに言った。「私、ずっと前から、蓮くんのこと、、好きだった。」それを聞いた蓮くんは、スマホを取り出して、何かを打ち始めた。ちょっとして、メッセージが私のスマホに届いた。蓮くんから来た初めてのメッセージの内容は、「俺も。」だった。

短編小説みんなの答え:1

サキコさん

「さき子が、死んだそうだ」「ビルの屋上から、飛び降りて、全身を打った」 その話は、誰から聞いたでもなく、自然とメグの耳に入ってきた。誰から聞かされたかも覚えていない。その事実があまりにも重くて、ほかの情報は一切入ってこなかったからであろう。 サキ子さんと会わなくなったあともメグは何となく存在が頭から離れなかった。いや、離れてくれなかった。メグが自分の気持ちに気が付いたのは、サキ子さんがいなくなってから1年と数か月後。メグが彼女の年齢に追いついたころで、メグと似たような考えを持った仲間はメグが気付く前から何人もいたし、偏見のへの字もなかったはずだが、やはりいざ同姓となると気持ちに気づくまでに何か月もタイムラグがあった。 メグはまっすぐ家に帰った。たった一人で駅までの15分間ずっと、サキ子さんのことを考えて思い出していた。切ったり染めたりするにはもったいないまっすぐでつるつるした長い黒髪、エメラルドを砕いてその粉を散らしたみたいなグリーンの瞳。陶器人形みたいな真っ白な肌も、先天性の茶髪で猫のようなくせ毛を持った自分にはないものだった。 死ぬということ、もうこの世には存在しないということ。どうして彼女のことを考えながら愛やら恋やらを語ることばを検索していたのか。それに気づいたすこしだけ後、彼女は旅立ってしまった、誰も絶対いけないところに。近くて遠いメグには自ら旅立った原因なんて想像もつかなかった。ああ、もうそんなに遠くまで。それを知らないほどに自分は彼女を、知らなかったのだ。 彼女がくれたひとかけらのチョコレート、メグがプレゼントしたくしで髪をとくところ、最後にあった日にいっしょに見上げた桜。 そういえば今日がピークなんだっけ。自分の考えている方向とは逆に時間は流れて行ってしまう。エメラルドグリーンの瞳でもう一度見つめてください、だなんて。いちど、自分の手を握って、大丈夫。とまっすぐに言ってくれたことを思い出した。 なにも大丈夫じゃないじゃない。 「サキ子さん」 頭上の桜の花に向かって声を上げた。 「ひどいですね、わたし、またおいていかれちゃった。」 「サキ子さん。」 メグの視界はすべてがごちゃ混ぜになったような何とも言えない色をしていた。上を向いて歩いてたって、こぼれ落ちるものは簡単にこぼれてしまう。 結局何もあなたに追いつかなかった。 あんなにうらやましかった瞳も、成績も、きれいな歌声も、いまは、もういらない。

短編小説みんなの答え:0

ある男の日常

カチ 今日も友達と部屋にいる。私の職業は軍人だ。私たちは強い。前の戦闘でも一番最後まで生き残った。今日も荒地で戦闘が起こる。ご飯を食べる余裕はない。転戦に次ぐ転戦で疲れ果てたが、まだ全員生き残っている。そんな中、思わぬ相手が現れた。仲間が一人やられたのだ。どこから撃っているのか、死ぬ間際に教えてくれた。東側だ。目視で確認できる敵は二人、でもこの荒地で生き残っている人は7人いる。あと二人はあのチームではないようだ。ともの仇を打つ為に東側に向かって進む。スコープを覗いて敵の位置を探る。 カチカチ。 向こうは狙撃銃だ。自分たちの武器では敵の場所まで弾が届かない。とりあえず間合いを詰めなければならない。 カチカチカチカチ。 そういえば残り二人のチームはどこにいる?全く見当たらない。 カチカチカチカチカチカチカチ。 自分たちが有利な距離まであと数メートル。敵のエイムは追いついていないようだ。このままいけば勝てる。 カチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチ。 横から銃声が聞こえた。仲間がもう一人やられた。ヘッドショットでワンキルだ。そう思った矢先、前から機関銃の音がする。仲間がまたやられた。動悸が激しくなる。 カチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチ 足に被弾した。もう一発銃弾が当たる。体力は少ない。包帯モスポードリンクもないため回復ができない。いやだ。死にたくない。負けたくない。 カチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチ プツン、と何かが切れる音とともに世界は暗転する。そこにはただ一人の巨人がいた。頬はやつれて目は興奮した猫のようだ。とても人とは思えない。髪はボサボサで髭は汚く伸びている。手にはマウスを持っており。キーパッドの横にはハエがたかった弁当がある。 私は何か思い出したよう辺りを見渡す。ゴミが散らかり、異臭を放つ部屋を私は知っている。鏡を見ると、さっきの化け物が立っていた。 違う、僕じゃない!こんなのは僕じゃない!僕は軍人だ。こんな汚い男じゃないんだ! 私は奇声をあげて鏡を叩き割った。 次の日である。男は今日も部屋にいる。昨日は負けてしまったが今日は大丈夫。仲間とも反省会は済ましてあるようだ。ブルーライトがおぞましい顔を映し出し、男は不敵な笑みを浮かべる。マウスの音は部屋の中を不気味に響き、今日も戦闘が始まった。 カチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチ…

短編小説みんなの答え:0

病愛

ねぇ、泣いているの? 怒っているの? だとしたら、ごめんなさい。 でも、嬉しい。 私のせいで泣いてるんだよね? 私のせいで怒ってるんだよね? 私がいるから、今の貴方がいるんだよね? ...それが聞ければいいや。 私って狂ってるよね。自分でも分かってしまうよ。でも、これでいい。 私は幸せだよ。 君のせいで叫びたくなるときもあるけど、君も私のせいで叫んでくれてるんだから。 え?「叫んでる理由が違うだろ?」ってまぁ、確かにそうね。 でもそれでいいのよ。 私を貴方で満たせれば。

短編小説みんなの答え:3

【少し怖い話】 誘拐された女の子

ある所にユミという小六女子がいた。 ユミの家は裕福で美人の母にイケメン父。(←少しドジ)凄く恵まれていた。ユミは私立に通っていて親友もいた。いつもは親友と帰るけれど塾だから違う方面で帰る。仕方なくユミは一人で帰った。最近、誘拐ドラマを見たからマジで怖い。笑 (ここ回りに人がいない場所なんだよ。)そしてすぐにその場所を歩くことになった。あ、でも今日はパパ家で仕事だっけ。そう考えてると嬉しくなった。 『おい。こっちにこい…』この声が聞こえるまでは。ユミは賢かったので言う通りにした。本当は凄く怖くて緊張して汗がドッと出てきた。ユミはそこで誘拐だと気づいた。マスクを被った誘拐犯は車にユミを乗せ、そこでユミにこう言った。 『おい、意外と言うこと聞いてくれるじゃねえか。ユミ。』ユ、ユミ?も、もしかして!と思いユミはマスクを外した。するとパパの顔が出てきた。そう、誘拐を装うふりをしてお迎えに来てくれたのだ。二人は笑顔で笑いパパは塾まで一言も喋らないで運転した。するとユミの携帯が鳴った。TELだ。 ユミ『はい?もしもし?』 電話の声「お、由美か。パパだぞ!今日はお前塾だし塾まで車で送ってやるよ!ブーンブーン、ってな?笑」 え・・・…?

短編小説みんなの答え:1

負けました。探偵

私の名前は“安藤夏実”。 夏が大好きの元気いっぱいの5年生です!もちろん、好きな人もいるよ。その名前はね… 「安藤!おはよう。」 「おはよ!杉浦!」 “杉浦唯有”くん!ちなみに、ゆう、って読みます。唯一の自分らしさをこれからの未来へと可能性を広げてほしいという意味なんだって。この前教えてくれた。唯有はサッカーが得意だからな、自分らしさだと思うけど。 「おい、安藤!何一人でぶつぶつ言ってんだよ?遅刻しちまうぜ。」 「やっばーーーー。教えてくれてありがとぉ!」 唯有は私になにかと気にかけてくれている。好き。 これって脈アリなのかな…?私はそう思う。引くかもしれないけどごめんね。本気で唯有のことが好きなんだ。自信ある。決めた。 私、明日、杉浦唯有に告白する。 キーンコーンカーンコーン 朝のチャイムが鳴る。唯有、気付いてるかな?朝の時間中、 『杉浦唯有くんへ 昼休み、給食食べ終わったら、話したいことがあります。屋上庭園へ。』 って書いた手紙を唯有の机の中に入れておいた。気付いてくれてますように… 「ごちそうさまでした!」 私は元気よく食べ終わってすぐに屋上庭園へ向かう。ちゃんと待っときゃなきゃね。 「さようなら!」「さようなら!」 クラスのみんなが元気よくあいさつをしている。昼休み、唯有は、来なかった。どうして?なんで? 唯有が気がつかないはずがない。気分は曇り。下足箱へとのろのろ歩く。 ドキッ 私の心臓の音がはっきりと聞こえた。私の靴の中に封筒が入っていた。……黒の。 校門を出て人目のつかないところで開けてみる。 『安藤夏実さんへ 告白されても、ダメです。その時まで、ごめんなさい。 杉浦唯有』 …ウソでしょ……ショックで声も出なかった。 突然に冷たく激しい雨が降り出した。 あれから2週間後。 私のテンションは低い時しかない。唯有とも目が合わせられない。ずっと下を向いている。 でも、唯有に聞きたいことがたくさんある。私は心のモヤモヤを放置できない人だ。 「杉浦!今すぐこっちに来い!」 好きな人に対してやばい言葉遣いしちゃった…… 「なんだよ!?安藤。どうせ俺に質問したいこといっぱいあるだけでそれを解消したいだけだろ?」 図星すぎた。辛かった。 「そうだよ!あのままほっておくなんて最低だよ!」 思わず涙声になってしまった。 「ごめん、じゃあ聞けよ。答えてやるから。」 「……。じゃあ一つ目。なんで手紙が私が書いたってわかったの?」 「そりゃあ同じクラスなんだからさ、分かるよ。安藤はいつも先生の質問にハキハキ手を挙げたがるだろ?でも、今日はそんなこと一切なし!何か緊張してるってこと。次に給食後さ。俺はわざと最後のプリンの一口だけ置いといたんだよ。そしたらさいつも給食残すのにめっちゃ早よ食べ終わって頬を赤くして小走りで行く安藤がいた。そしてプリンを食べ切って速攻片づけてついて行くと屋上庭園。だいたい人が告白するのって屋上庭園じゃん?これで安藤の質問だけじゃなくて全てが証明終了。」 す、すごい……この分析力はやばいかもしれない。 「………あたり。」 「だろ?俺の将来の夢、探偵なんだぜ。ホームズとかガチでかっこいいし。」 「でも、こんな封筒はないじゃない!黒よ!黒!」 「落ち着けって…。手紙にしようとしたのは即断。安藤はB型やから心はガラスのハート。4年時も学級委員の自分を責められる言葉で泣いちゃってたし。だから率直に言うより手紙の方がいいと思ったんだよ。黒の理由は安藤は蟹座だからこの前の星占いでは運が悪い方。ラッキーカラーは黒。アンカラーは白とか薄い色。せめて、黒の方がええって考えた。どう?」 …た、たしかに…昨日真っ白の豆腐でお腹を壊した。 「そっか…。でも!ひどい!」 「ごめん、でも、俺、安藤を嫌ってるわけじゃないぜ。なんだろ?友達としてなんかいい奴なんだよなぁ。こんなことあったらしゃーないけど…。そや!お詫びをいただく。」 「え?」「安藤を傷つけたからにはお詫びせんとな。何をしたらいい?」 「うん、……。親友になって。」「え?」 「親友になって!」「そんな頼み…?大歓迎や!全然いいよ!」 「この事件でゴッタゴタになったけど俺らは熱い友情で結ばれてる…。いいな!」 「ちょっと!私のセリフ全部とらないでよ!」 「ごめん!……でも別にいいやろ?………夏実。」 「しょーがないなぁ、………唯有。」 愛か友情か。恋人か親友か。片思いらしき恋は続くのです。

短編小説みんなの答え:5

冬にひまわりを咲かす条件(短編小説)

あの頃。あの冬。ひまわりは咲いていた。 「咲夜(さよ)って私たちに興味ないのかな。」 突然耳に入る言葉は私に向いていた。 「それな!あの子なに言ってもうなずくだけだしさ。」 私は咲夜。私は病気だ。治らない病気。学校で言葉を発せられない病気。 外は雨が降っている。私は立ち上がる。 そのまま足は保健室に向かう。 体は全身冷え切っている。靴下を上げて、セーターを着た。 トントン… 保健室の扉を開く。そこは電気の光が明るくて、まるでひまわりのようだった。 「こんにちは!」 保健室の先生の声は穏やかだった。先生はストーブをつけた。隣のベットには、同い年くらいの男の子が寝ていた。 「光弥(こうや)くん。また、寝ちゃったのね。」 そう言って先生は布団をかけに行く。 私はその黄色いあたたかそうな布団に目を細める。 「咲夜ちゃんも寝る?」 私は少し迷ってから首を横に振る。そして、光弥と呼ばれた彼に目を向ける。そうすると、何故だか昔のことが思い出される。 「咲夜、ひまわりはいつでも咲くよ!例え冬でも、にっこり笑顔の種をまけばたくさん咲くよ!!」 お母さんは微笑んでいた。私も微笑んだ。あれは、小さい頃の夏。ひまわり畑に行った時の記憶だ。 「咲夜が笑顔なら俺も冬でもがんばれるしな!」 お父さんまで言って、大笑いしたのをよく覚えている。 「二人とも!起きて!!」 アルコールの匂いと、先生の甘い香りが混ざる。その声と香りで目を覚ますと、いつの間にか辺りはオレンジ色だった。 使っていた青い布団から一歩出ると、氷を踏んでいるような冷たさだった。 泣きそうになって光弥をみると、彼はニコニコしてこっちをみていた。私も微笑んだ。 そしたら、冷たさなんてなくなった。むしろあたたかいぐらい。 冬のひまわりを咲かす条件。それは、笑顔だけ。冬のひまわりは言葉がなくたって咲くのだ。 私はそれ以来、笑顔で学校へ行った。 言葉が喋れない相棒、光弥と一緒に。 end 作者より 読んでくれてありがとうございます!! 久々に書きました!よかったら、コメントください!!

短編小説みんなの答え:0

あの一番星は死んだ君だったのだろうか__

僕は蹲って手の中の星型のペンダントを見た 君の忘れ形見のペンダントで、 中には想い出がつまっている 空を見上げて、冷めた息を吐いた 星は綺麗だけど どんなにもがいても手が届かない 君と同じように 君はもう常世に落ちてしまった 現世の僕がどんなに手を伸ばしたって 君には届かない 星を見上げてにらめっこする 必死に目を凝らしていると、先に星が瞬いた 一番星だった ─何をしてるんだ─ ─僕は─ ─何で生きてるんだ─ ─お前は─ 自身の心に問いかける 僕の心が分裂したみたいで、滑稽だった 風が吹いた 河原の草が踊る ポツンと何かが落ちてきた 『雨…』 僕は呟いてペンダントを濡れないように ポケットに入れて、布越しに手を当てた すぐに雨脚は強まり、土砂降りになった もし__ あの濁流の中に飛び込んだら 君の元へ行けるだろうか 川を見下ろして考えた 暫く雨に打たれるうちに 身も心もすっかり冷えた そんな勇気は僕にはない どうしようもない弱虫だ 僕は川に背を向けた どこかで、鳥が鋭く鳴いた それはメロディーと呼ぶものではないものだが そのメロディーは曇天を跳ねた いつか__ 君の元へ行けるだろうか 僕の目に光るものが現れ 瞬きと共に消えていった 空を見ると、さっきの星が見える 『今度は、僕の負けだね』

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