短編小説の相談いちらん

短編小説

みんなが作った短編小説のコーナーだよ。※2024年9月30日までの投稿で受け付けを終了いたしました。

短編小説みんなの答え:0

Cat and rabbit pin

いつもは短く感じる通学路。今は恐ろしいほど長く感じる。ぽっかりと空いた空洞が気になりすぎてそわそわする。もう、諦めないと。私って、本当に諦めが悪い。 「ねぇ、芽衣、私ってほんとに変わんないね」 でも隣から聞こえるのは車道を走る車の音だけ。 内心舌打ちをする。諦めようと考えた矢先に。 「ごめんね、芽衣。変わってあげられなくて。」 そろそろ起きようと思ったらアラームが鳴る。なんだか時間に負けた気分。負けず嫌いな私はため息を吐く。外は雨。憂鬱だなぁ。 うーんと伸びをして姿見に自分の姿を映す。 オールバックになった前髪を触る。これは直すのに三時間くらいはかかる。どうしよう。もうあと一時間半しかない。こんな時は最終奥義、髪をピンで止めてしまうことしか選択肢はない。ピン、ピン…どこだ?あ、そうだ。私の宝箱にピンが入ってたはず。すがるように私は宝箱を開ける。中には小さい頃に芽衣と拾ったおはじきやラムネのビー玉、2人で描いた似顔絵、当時の宝物だった芽衣とのシール交換ノート、そして芽衣から誕生日プレゼントとしてもらったウサギのパーツがついた可愛らしいピン…。やめた。頬に何かが伝ってくる。思わず目を拭う。 あの時のことが蘇ってきた。このピンが子供っぽいということもあるが、芽衣が隣にいると錯覚してしまう。それが一番嫌だ。もう、芽衣はいないんだから。そう思っているけれど無意識にピンをカバンの見えるところにしまったのを、私は知らなかった。なんとなく、シールノートの裏表紙の裏を見る。その文字を見て、思わず吹き出してしまった。もう。やっと泣き止んだのに。 「めいめい!」 そんな声が聞こえた気がして、後ろを振り返る。でもそこにいて欲しい人はいなくて、自転車を漕いでいる大学生しかいない。 私が転校してから、もう2年か。時が経つのは早いというけれど、本当なんだなと薄々気づいてきた。無意識に私は髪につけた猫のついたピンを触る。ほんとはつけたくなかった。隣に未玖がいる気がして。でもつけなきゃなぁと思い、今は前髪を留めるピンとして重宝している。もう一度、後ろを振り返る。でも、さっきの光景と同じだ。違うところとすれば、あの大学生のお兄さんがいないことくらい。 「そういえば未玖って、負けず嫌いだったよなぁ。」 懐かしくて、可笑しくて、淋しくて、思わずポケットを探る。中から出てきたのはおはじきとビー玉。カバンの中を漁れば未玖と交換していたシールノート。ぱらぱらと中を捲っていく。中には、ぷっくりとした肉球のシールやホログラムの薄いシールなど多種多様なシールが出てきて、泣けてくる。あ、もう白紙。はは、懐かしいなぁ。そう思って裏表紙の裏をなんとなく見ると、未玖の字で、こう書かれていた。 猫とウサギはずっと仲良し。 最初は意味がわからなかったが、今、横を通り過ぎた高校生を見て意味がわかった。 「「猫とウサギはずっと仲良し。」」

短編小説みんなの答え:8

殺人鬼 意味がわかった?

「はぁ…疲れたぁ。」 ご飯も食べ終わり疲れ果てて お風呂に浸かる… 最高の時間だ そんな時リビングから1人の悲鳴が聞こえた 「何々!?怖い…」 流石に怖く体が震えているため 状況を確認するために急いで リビングへ向かう 床がびちゃびちゃになる… でもそんなの今関係ない! 早く…早く行かないと…! リビングで何が?ー 扉を開けると仮面を被った男と 血が溢れ出ているお父さん、お母さん…そして お兄ちゃんの死体が放置されていた 仮面を被った謎の男は窓から 何か顔を青ざめたように急いで逃げていった。 私はそこに座り込んでしまった。 ーー解説ーー おかしい点がいくつかありますね! 何故3人の死体があるのに悲鳴は1人の声しか 聞こえなかったのか なぜこの女は血を流しているだけなのに 確実に死んでいると分かっているのか それはこの女が家族を殺して 自分についた血を流すためお風呂に入った時 丁度泥棒が入り悲鳴を上げ死体を見られちゃったから これで悲鳴が1つなのも分かるよね ーー終わりーー どうだったでしょうか…! 意外な結末でしたがぜひ感想を教えてもらえると嬉しいです^ - ^

短編小説みんなの答え:3

10年ぶりの恩返し

…どうして私ばっかり、こんな目に遭うの。 どうして私だけが。 私は今年から高校生になった。友達もたくさんできて、それから吹奏楽部に入部した。 楽しい高校生活になる…はずだったんだ。 友達からはハブられ、部活でもうまくいかないことばかり。どうして。どうしてなの!?なんで私ばっかりこんな酷い目に遭うの? そんなことを考えていたら、ふらっと道路に飛び出してしまった。 「ちょっとそこの子!危ない!」 通りすがりのお兄さんが叫んだ。 すると、後ろから誰かに手を引かれた。私は歩道に戻った。危機一髪だ。 「ありがとう…ございます」 すると、後ろから声が聞こえた。 「どういたしまして。あたし、お姉ちゃんには死んでほしくなかったから」 振り向くと、ボブカットで赤いワンピースを着た可愛い女の子がいた。10歳ぐらいだろうか?知らない子だ。 「え?」 私は意味が分からず、声を漏らした。女の子は淡々と続けた。 「あたしね、お姉ちゃんに昔助けられたんだよ。お姉ちゃんが6歳ぐらいの時かな。道路の真ん中で動けなくなってたときにお姉ちゃんがあたしを車に轢かれないように、植え込みまで連れてってくれたんだ。だから今、お姉ちゃんを助けたかったんだよ」 ん…?あぁ、あの時の。 でも私が助けたのは小学生の女の子じゃなくて、小さなてんとう虫だったはず。この子は何を言っているのだろうか? 「お姉ちゃん、あの時はありがとう。じゃあね、またどこかで会えるといいね」 女の子はそう言うと、ニコッと笑ってどこかへ行ってしまった。 ああ、もしかしてあの子は…。 私は、ほんの少しだけ生きる希望を持てた。

短編小説みんなの答え:0

壁の落書きで出会ったあの人

僕はマイザー 図書館司書をしている 今日も閉館まで図書館に残っていた 鍵をして、確認してから帰り道を歩いた 「…?」 この壁に絵なんてあったか? 壁には大きな木の絵があった、綺麗な林檎を実らせている 帰りに林檎を買おうかな 3日後 絵を描いた人の正体を知った 描いている所に出くわした 描いてた人の名はレース 誰もが通るこの大通りに落書きするのが趣味らしい 理由はなんとなく 呆れるような感心するような… とはいえ彼女の絵のさ優しいタッチは個人的に気に入ってたので仲良くする事にした 数年経って、レースともっと色んな事がしたいと思うようになった 毎日楽しかった、人生って絵が生活の中にあるというだけでこんなにも明るくなるものなのか ある日、レースの家を訪ねた時 ドアノブにかけられた看板が目に入った 『マイザー、私の仕事場が倒産しちゃった、だから仕事を探すためにここを出る、もう何度も落書きの事で怒られて追い出されてたから、あそこしか無かったんだ』 僕は信じられなくて、レースが描いた落書きの場所を全て巡った そこにはレースの絵は無かった 視界が眩んだ 僕の人生の色が失われていく感覚があった そしてそれが元通りにはならない事もわかった 右手のキャンバスを地面に叩きつけて 泣き笑った レースがいなくなっただけで人生を楽しめない自分を笑った、呪った 僕が芸術家になったのはその後だ どうして芸術家になったか聞かれた時には必ずこう言う 『彼女が教えてくれた物で彼女と再会したいのだ』

短編小説みんなの答え:1

Sちゃんのノート

「Aちゃん一緒に帰ろう」 「うん!!」 Sちゃんは1番の友だち ある時突然Sちゃんはいじめられるようになっていた Sちゃんは学校に来なくなった 私は先生やSちゃんの家の人に言った でも間に合わなかった 私はSちゃんに会う前にSちゃんは亡くなった ひどい いじめるやつなんか... 私がもっと早く言ってれば... Sちゃんはもういない ひどい ひどい ひどい 悲しくて辛い 私はあることに気づいたSちゃんに借りたノートを 「SちゃんSちゃん...」 「Aちゃん....」 Sちゃんのノートからきこえる 「Sちゃん?...」 「Aちゃん...明日Aちゃんがいじめられちゃう....」 「えっ?Sちゃん?」 「Aちゃん...いじめられちゃう」 「ありがとうSちゃん」 よくわからない どうゆうこと??Sちゃんがいるの?? Sちゃんの言ったことは当たった 私は家族に言った いじめはなくなった 「ありがとうSちゃん」 「うん...」 ある夜のことだった 「もう会えないよ...?」 「えっ?」 「明日でAちゃんに会えなくなっちゃうよ」 「....どうして?」 「わからない... 言ってた」 「誰が?」 「....」 「さようなら... 絶対 絶対忘れないよ」 「うん! Aちゃんを見守ってるよ ずっと.ずっと.」 「さようなら」   誰が会えないって言ってたんだろう... Sちゃんのノートは思い出の一つ...

短編小説みんなの答え:3

大好きで大っ嫌い

「ひめ‥??」 「あ゛‥?あんたなんか、大っ嫌い」 私、澄原こころ。 今話しているのは、親友の波晴ひめ。 ただいま、親友と大げんか中。 「ひめ‥ごめ‥」 「あ゛?許す訳ねーだろ!!」 ひめは私の胸ぐらを掴む。 「きゃあぁぁぁっ」 フッと、ひめは鼻で笑う。 どうしたの?ひめ‥ さっきまで、あんなに笑ってたのに‥ ____________ 「ひめ」 「あー?どしたぁ??」 「2組のなつきっていう子、性格悪いらしいよw」 「なつき??」 「うん。」 「お‥お前!‥?」 なつきくんは、ひめの彼氏だった。 ____________ 「ひめ、、」 「もううち帰るから」 私だって、ひめのことなんか大っ嫌い -次の日- あれ‥ひめ休みじゃん 「昨夜、ひめさんがなくなりました。」 え ごめんねも言えないまま‥? 嘘だよね~ って思いたかった。 でも、嘘じゃなかった。 -5年後- 「ひめ‥」 私はひめのお墓の前に花を添えた セキチクと、カーネーション 「私だって、あんたの事なんか大っ嫌いで大好きだよ‥」 ********** こんにちは!!フウロです。 2つの花の花言葉は セキチク= あなたの事が嫌い カーネーション= あなたに会いたくてたまらない です!!

短編小説みんなの答え:0

無垢なヒーローと捻くれた研究者

いつだったか、無垢な少女と、話した時を思い出した。 「わぁ、きれい。雨粒がきらきらって、とっても素敵。」 窓の外は、雨が降っていて、それを2人で眺めてた、気がする。 「雨、濡れるから嫌いなんだけど。」 あの頃の私、ちょっと辛辣で現実しかみないような子供だったかも。 「でも、さ。道端の紫陽花も、虹色の傘も、水溜まりだって楽しいよっ。後で、飛び込も、ね。」 「楽しみになってきた?」って聞いてくれた彼女は、年相応の夢を抱いていた。 「いいよね、そんな、楽観的で。人生がさぞ楽しいだろうね。」 「……そう、ま、そうだろうね。いや、そうだよっ、楽しいよ!!」 妙に歯切れが悪かったな、あの子には珍しい。なんて、意外に思ってた気がする。 「ねぇ、君は、人生が楽しく無いの?」 「楽しいも何も……何一つ不自由なく暮らせればそれで十分。」 「ええっ、そんな、つまんなくって良いの!?」 大袈裟に驚かれて、そして、そっか、っていって、君は、綺麗に笑った。雨の筈なのに、光が差し込んでるように見えて、天使さんみたいで、恍惚とした、きらきらの笑みを浮かべてる。 「ねぇ、それじゃ、さ。「夢」を作ったら?ね、夢はね、向かって突き進んでる時、人を最も楽しくさせる、魔法なんだよ。」 「そんな、持つだけ無駄だよ。……いや、貴方は、どんな夢を持ってるの?」 あの時は、こんな楽観的な人なんだから、現実味の無い夢しか言わないだろうって、思ってた。そして、その考えは当たった。 「私?私はね、聞いてくれる?私ね、」 世界を救いたいの。 スケールの大きすぎる夢に、ぎょっとした。でも、あの子ならやりかねない。とも思ってしまった。 「世界を救うって、具体的には?」 「ええっと、具体的、かぁ。うんっとね、あのねっ、隕石が地球に落ちてきたら、私が隕石を砕いて見せる!!とかね。」 「無理、無理。どんだけ力がいると思ってるの。馬鹿じゃない。」 「いいや、ぜったい、ぜったい、やってやるんだから。ね、みてて。」 貴方の、傲慢なまでの自信が、羨ましかった。 「いいよ、多分、無理だから。」 そして、私はこの時から捻くれ者だった。 「そんなことも、あったなぁ。」 それから、何十年後。懐かしいな、あっという間だったな。 進路を決める時、何となくあの子の言葉が頭に響いて、今、私は研究者をしている。給与はあんまりだけど、未知のものを探求するのは、楽しくって、面白い。 私の人生に色をつけてくれたのは、貴方のおかげ。 今日、思い出したのは、あの時と同じよに、雨が降っていたからかも。と、空を見上げると、昼なのに、赤い星。飛行機かな、と思って見てれば、パァンって弾ける。 何かがおかしいな、思ってれば、つけっぱなしのラジオが訳を教えてくれた。 「本日昼頃、地球に隕石が落下して来ましたが、大気圏で爆裂。事なきを得ました。 次のニュースです。女性と思われる焼死体が、空から降ってきたと……。」 あの子のことだ。直感でわかった。あの子が、身を挺して地球を守ったんだ。 ああ。途端に、足がぐらぐらして、ぺたんと座り込む。血の気が引いて、手先は震える。 私が、殺したんだ。私が、あの子の将来に、死というゴールを作って、私が、無垢な彼女を躍起にさせたんだ。全て、全て、私のせい。私の、人殺し。馬鹿、馬鹿。 頭から呪詛が流れ出て、心を容赦なく切っていく。 「君もさ、ほら、夢見るのは無理でも、現実から目を背ける方法とか、わかった方がいいかもね。」 「いや、そしたら、前に進めないじゃん。」 「それでいーの。あっ、雨、やんだよ!!良かったぁ、濡れなくて済んだね!」 「雨の日も楽しいんじゃなかったの。」 「どっちも楽しいに決まってんじゃん。」 「やっぱり、貴方って馬鹿。」 でも、それより、私の方がどうしようも無い程馬鹿。 駄文でごめんなさいm(_ _)m 感想を送って下さると有難いです。

短編小説みんなの答え:2

辛いことも、苦しいことも。(短編小説)

縛られたくない。 逃げ出したい。 生きたくないのに、死にたくもない。 やりたいこともない。 生きてる意味がわからない。 「いい子だね」 「えらいね」 って、よく言われるけど、 反抗しないこと、ルールをきっちり守ること、辛いことも諦めないでやり遂げること、 それができるのがいい子なの? じゃあ、いい子なんかじゃなくていい。 何かに縛られないで自由に生きていきたい。 お願い。助けて。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 以上です。

短編小説みんなの答え:0

君が求めてくれるのなら

「おつかれ」 「おお、来ていたのか。珍しいな」  晴天の朝、屋上の扉を開けると、そこには相棒の彼がいた。振り返った君におはようと笑いかければ、同じ挨拶が返される。日々の鍛錬を怠らない彼は決まって毎朝ここにいるらしい。一体何時から起きているのか、俺はまだ知らない。 「練習か?」 「そうだ。……せっかくだし見ていろ」  俺が手近にあったベンチに腰かけたのを見届けた彼が、ぶわりと華麗に魔法を操ってみせる。客観的に彼のそれを見ることが、随分久々だと思い出した。いつも隣でしか見ていないし、そもそも戦闘中は自分のことで精一杯だから。  杖を振るのだって、出会った頃の大袈裟な動きが嘘みたいに、無駄な仕草ひとつなく。思わず魅力されるほどキラキラと強く輝いた魔法。きっと君の優しさと、天性の明るさからできている。 「俺がいなくても、君は大丈夫なんだろうな」  ふと本音がこぼれた。だって、もう。その魔法は既に完成しきっている。自分よりずっとずっと洗練されている。一人でも十分やっていけるだけの力を持っている。  何より、いずれ俺が君を直視できなくなってしまう。眩しすぎて、いずれ俺が燃え尽きてしまう。 「何を言っている?」 「え?」 「君が隣で戦ってくれれば、僕はもっと強くなって、輝けるじゃないか」  杖を下ろして歩いてきた君に、ほら、と当たり前のように手を差し伸べられた。逆光で眩しく光る彼は、神々しいほどに笑っている。ああ、敵わないな。その手を掴んですくと立ち上がった。 「そろそろ時間だ。今日もよろしく、相棒」 「……あぁ、分かってる」  君が求めてくれるのならば、俺は応えることしかできない。

短編小説みんなの答え:2

「あいつ」 (ちょっとホラーかも(-_-;))

いてっ! 目が覚めた俺はあたりを見回す。 どこだここは。 周りにはカーテンとベッドが複数、そして腕には点滴。 病院か。 「はっ!先生!和樹が、和樹が!!」 女の人がこっちっを見て声を上げる。。 ``先生``と呼ばれた医者もこっちへ駆け寄る。 「大丈夫?体が痛むと思うが、、、。ここはどこ分かる?自分の名前は?」 「。。。わからない。ここが病院なのはわかる。」 自分の名前を思い出せない。 なんで病院に。。。 「和樹?私はわかる?」 女の人が俺を見て言う。 俺は静かに首を振った。 「お母さん、息子さんは記憶喪失だと思われます。」 そっか、俺、記憶喪失か。 医者の言葉を聞いて少しは状況を理解できた。 「よく聞いてね、和樹君。君の名前は上田和樹。ここにいる女性は君の母親の上田かおるさん。僕は医者の三野です。」 この女の人は母親なんだな。 俺はけがをしたのか? 「君は階段から落ちたんだ。結構高い階段から。おそらく不慮の事故だが、重度の怪我でね。一か月ほど目が覚めなかったんだよ。」 体の痛みはそのせいか。 頭に手を当てると包帯に触れた。 先生の言う通りただの事故なのだろう。 手や足に多少の痛みはあるものの健康な体をしている。 「もうしばらく安静にしていていください。何かあったらナースコールを押して呼んでくれ。思い出したこともあれば。それでは」 医者が立ち去った。 「ごめんね和樹。お母さんもそばにいたいんだけど、急に会社が倒産危機で。今大変なの。少し仕事に行ってくるわ。夜になったら戻ってくるから。」 そういって母親も立ち去る。 「うん。」 記憶がないのであまりなれなれしくできない。 とりあえず返事をしてまた眠りについた。 「和樹君?和樹君。」 はっ! 名前を呼ばれて目を覚ます。 勢いよく状態を起こしたので頭が痛んだ。 「よかった、目が覚めて!」 女の子が目の前にいる。 かわいい。 思わず声に出そうで焦る。 「私の子と分かる?」 俺の彼女だったとか? 都合のいいことを考えるが、そんなことないだろう。 「ごめん、分からない。」 視線を落として答える。 「聞いたよ?記憶喪失なんでしょ?」 「うん」 医者に聞いたんだな。 「私は花枝高校2年生の城戸莉子よ。あなたの彼女」 まさか。。。 本当に彼女だったのか、こんなにかわいい子が。 今は鏡がないから顔が見えないが俺ってもしかして結構イケメン? 「莉子。いい名前だ。」 「ふふっ(笑み)初めて会った時と同じこと言ってる。」 うれしそうに笑う。 そっか、第一印象は変わらないもんだな。 心の中でつぶやく。 「あのさ、俺も高校二年?なんで怪我したかとか知ってる?」 聞いてみる。 「和樹君は、部活に行こうとして嫌がらせを見かけたの。ちょうど階段の下で上級生が下級生をいじめてたのよ。そのときに止めようとして、足を引っかけて転んだらしいわ。」 めちゃめちゃださいな、俺。 こんな可愛い彼女いるの偶然過ぎるだろ。 「でもね、そういうところが好きなの」 また照れくさそうに、うれしそうに笑う。 「そっか。結構ださいんだね、俺。」 「そうだね」 ちょっとうれしい。 ふと外を見るとこちらを見ている男に目が合う。 同い年くらいだ。 彼女もそれに気づき 「お見舞いかな?私そろそろ帰るね」 またね、と部屋を出ていった。 「和樹、もうだれかお見舞い来たのか?」 窓越しに目があった男が病室に来て近寄るなり言った。 「ごめん、誰?」 申し訳ないがこちらは知らないんだ。 「あ、記憶。。。ごめん。俺はお前の大親友の木村智樹」 なんか身長(タッパ)はあるのに優しそうないいやつだ。 「さっきの子は彼女らしい。城戸莉子っていうんだって」 「え、お前いつの間に彼女とか。。。悔しい!!」 そういって馬鹿みたいにうなってる。 「記憶がないからいつから付き合ったか知らないんだよね。」 「そっか。」 はじめましてなのにもう仲良くできるのは俺の中の細胞が覚えているんだな。 「それにしても城戸莉子なんてやつ、学年にいたっけ」 え? 「もしかして急にホラー展開?お前のストーカー的な?」 「やめろよ、そういうの考えても俺今は逃げれねぇんだよ」 急に怖くなる。 あいつは誰なんだ。 「まあ、俺が調べといてやるよ!元気になったら学校来いよ?良ければ俺が迎えに来てやる。」 「いらねぇ」 やっぱり親みたいな奴だ。 じゃあな、と手を振りあいつも部屋を出る。 彼女はいったい誰なんだろうか。 「おい和樹!」 ん?ああ、智樹か。 昨日の今日でうるさいやつだ。 「昨日言ってた城戸莉子ってやつ、俺の学校にいたよ」 いたのか、ならきっと彼女だな。 「でも、一個問題があって。。。あいつ、去年の夏に結核で死んでんだよ。」 ありがとうございました!楽しんでいただけたら嬉しい!!

短編小説みんなの答え:1

かすかなメロディ

俺は音楽が好きだ。音楽の授業の時は勝負だと思っている。 音楽の良さはなんてったって音。美しくなだらかな音が体を揺さぶる感覚が気持ちいい。 世界の人々が作り出した。曲が心に染み渡る。 そんなある日、俺は散歩をしていた。 だが、歩くたびに町の彩ろりが消えていく。やがてどこかわからない田舎町へ。 そこにとある少女が歌っていた。かすかな声、悲しげな眼。 「私の故郷はどこにある。私の希望はどこにある。私の涙はあふれるばかり。毎日歌ってランランラン。」 歌詞は全然いい歌詞じゃない。でも俺はその子の後にこう歌った。 「あなたの故郷は風のうえ。あなたの希望は雲の上。あなたの涙は虹のもと。毎日歌ってランランラン。」 女の子はたちまちうれしくなった。そして涙の雨がやんだ。 「ありがとうお兄ちゃん。」 そして女の子はスキップしながら道を行った。 「私の故郷は風のうえ。私の希望は雲の上。私の涙は虹のもと。毎日歌うよランランラン。」 気が付くと俺は家にいた。あの子の歌を俺はいつまでも忘れない。

短編小説みんなの答え:1

歯車【意味が分かると怖い話】

その白い線が引かれるのに比例して、私の精神も削られていった。 歯車がギチギチと音を立てて出す、白い線。 戻ってくる、透明な線。 それと同じように、私の命の色も消えるのだ。 そんなの、絶対に御免だ。 私は逃げた。迫ってくる歯車の*ピッチ点から。 一心不乱に逃げた。 死にたくない。 頼むから、もう、線を引かないでくれ。 勘弁してくれ。 切実に願った。 …無駄だった。 もう遅い。 そう、悟った。 私は、砕け散った。 注:*ピッチ点・・隣り合う二つの歯車の歯が噛み合うところ。 【難易度★★★★☆分かればすごい!】 (分かりにくいだけかも…笑) ~解説~ 語り手である「私」は小人だ。そして、「私」がいたのは修正テープの中。修正テープは、手で引く事によって、一つの歯車から白い線を出して、文字を消す道具。白い線が出た後は、透明なテープとなり、もう一つの歯車に巻き付けられていく。これら二つの歯車の間にも歯車があり、これら三つの歯車が回転して動く。「私」はその、三つの歯車の所にいたのだ。歯車に体を引きずり込まれまいと、必死で逃げようとした「私」だったが、虚しく、それに惨殺されたのであった。 …ほら、あなたの、その修正テープの中にも…。 ~あとがき~ どうでしたか?初めての短編小説投稿で、自信作とは言えませんが…。 新米ですが、よろしくお願いします!

短編小説みんなの答え:3

注目された…!

私は顔も綺麗じゃないけど みんなは可愛くて綺麗。 私は頭も良くないけど みんなはすっごく頭がいいの。 私は運動音痴だけど みんなは運動も得意なの。 私は注目なんかされない端っこに居るけれど みんなはいつもクラスで目立ってるの。 いいなぁいいなぁいいなぁ ーーーー でもね、皆んなと帰っていた時 急に注目されちゃったの。 横断歩道を渡ろうとしているとき。 私の事やっと知ってくれたんだね… 「危ない」って叫んでる。 きっと私のことを心配してくれてるんだ…。 こんな事初めて…!嬉しい そんな中体が飛ばされる感覚を覚えた。 みんなこっちをみてくれたの! 急に皆んな遠ざかってちゃった。 あれ…?なんでみんな怖がってるの?なんで震えてるの? 逃げないでよ!! ねぇ私の事注目してくれないの? 目が赤い涙で溢れてくる 赤い…あれ…? 体が動かないー 視界が真っ暗? あれ。私注目されるんじゃなかったの あ…れ? 息…で、きな… みんな? 私、、、嬉し…い! でも死んじゃった? ーーおわりーー どうだったでしょうか? ちょっと怖かったかもですね この子やっと注目されたけど みんな逃げちゃったみたい…なんでですかね… ぜひ考えてみてねぇ

短編小説みんなの答え:3

ドキドキ和菓子 あふれる思い

 私は、16歳の菓子和 絵美(かしわ えみ)。今年、洋菓市(ようがし)に引っ越してきた。もちろん知っている人は誰もいない。 私は和菓子が大好きで、おやつは毎日和菓子。親に、「毎日食べて、飽きないの?」とよく言われる。私の友達は、みんな好きな人がいる。だけど、私は恋愛には興味がない。私が好きなのは、和菓子と和菓子と和菓子。しいていうなら、私の恋人は「和菓子」だ。  そんな事を友達の前で言ったら、「えー。絵美って恋愛に興味ないんだー。しかも、和菓子が恋人とか、絵美ってすんごくズレてるよね。」それを聞いた私は、絶望した。私が大、大、大好きな和菓子を侮辱されたことはもちろん悲しい。でも、もう一つ悲しいことがある。実は、恋愛に興味がないということは中学生の頃からのわたしの悩みで、改めてそれを言われたことが悲しかったのだ。その事を一番の親友の秋穂(あきほ)に相談した。秋穂は彼氏も好きな人もいないのですぐに親友になった。秋穂は「そんなこと気にしなくていいよ!今は、多様性の時代なんだから、恋人が和菓子っていう人がいてもいいと思うよ。」私は、少し安心した。秋穂に相談してよかった。でも、自分が「恋愛に興味がない」ということにまだ少しもやもやしていた。  それから3ヶ月が経っても私は、まだあのときのことを根に持っている。そんなある日、放課後に私は鈴木くんに呼び出された。私は鈴木くんとはあまり話さない。そんな鈴木くんが自分に何の用があるのだろう。「好きです。付き合ってください。」その言葉を聞いた瞬間、私は頭の中が真っ白になった。恋愛経験のある人なら、「放課後に呼び出される」なんてこと、告白としか思えないだろう。でも、絵美は恋愛に興味がないので告白されるなんて思いもしなかった。私は告白の返事に困った。だから、一応「1週間後までには返事、言うから。」私はすぐにその場を去った。  次の日、私は秋穂に告白の返事をどうしたらいいか相談した。秋穂は彼氏も好きな人もいないが、中学生の頃に1度だけ恋愛を経験したそうだ。「鈴木くんに昨日告白されたんだけど、返事をどうしたらいいかな?私、あんまり鈴木くんの事好きじゃないんだけど...」秋穂は私が告白されたことにびっくりした。「えー!!絵美、鈴木くんに告白されたのー!!鈴木くんってこの学校一の人気者で、いろんな学年が毎日鈴木くんに告白しに来るんだよ!」私はそんなにすごい人なのか!驚いた。秋穂は続けてこう言った。「さて、本題だけど、絵美はあまり鈴木くんのことが好きじゃないんなら素直に断ればいいんじゃない?」「でも、どうやって?」「それはね...」  告白されてから1週間後、私は秋穂が考えた作戦通りに告白を断ることにした。1、鈴木くんを放課後に呼ぶ。 2、告白断り作戦実行! 私は鈴木くんに放課後に残ってもらうように言った。 さあ、待ちに待った放課後だ。私は、告白を上手に断れるか心配なので、秋穂にこっそり見てもらうことにした。「鈴木くん、告白の返事してもいいかな?」鈴木くんは「うん。」と優しい目で私を見てくれた。私は秋穂が考えてくれた告白を断る言葉を言った。「ごめんなさい。」私の言葉には続きがあるのに鈴木くんは「えっ(´;ω;`)」とさっきまでの優しい目が嘘かのように、悲しげな目で私を見た。私は鈴木くんの悲しげな目を少し気にして続きを言った。「私は恋愛には興味がないの。興味があるのは和菓子だけ。でも、私のことを好きと言ってくれるのは嬉しいよ。じゃあ、また明日!」私は鈴木君を残してその場を去った。秋穂に聞いた話だけれど、鈴木くんはポカーンとしたまま5分ぐらい動かなくて、「絵美さんは、僕よりも和菓子が好きなのか...」と言ってその場を去ったらしい。  それから2年後、私は高校3年生になった。鈴木くんは今も学校一の人気者で、いろんな学年が毎日鈴木くんに告白しに来ている。秋穂は最近、鈴木くんと恋仲らしい。私は、2年経って、秋真(しゅうま)くんという彼氏ができた。私は、前よりも和菓子が大好きになった。それは、和菓子専門店のアルバイトをしているから。毎週日曜日には自分で和菓子を作っている。 今日は日曜日。どれくらい美味しい和菓子ができるだろう?私はワクワクして和菓子を作った。 こんにちは!アッピーです! 初めて小説を書いてみました。 最後までこの小説を読んでくれてありがとうございます!よかったら、コメントお願いします!

短編小説みんなの答え:0

音楽に愛された少女

奏には、一生分かんない悩みだよ うるさいなぁ 好きでこの才能生まれ持ったわけじゃないんですけど 『音楽に愛された少女』 なーにが『音楽に愛された少女』だ 音楽に愛されたからなに 私はこんなものに縛り付けられるのはごめんだ。 「~~♪♪~♪」 うーん、この曲、ダメだな ぜんっぜん統一感なくって、てかコードずれてない? なんでこんな下手くそな曲を堂々と公開できるな 恥じらいないわけ? 「もう、かなでちゃんとはお友達やーめた!」 目の前の子がそう言って立ち上がった。 「かなでちゃん、もうSNSしてるんでしょ?音楽作っているひとのこといつも馬鹿にしてるじゃん」 まぁ、そう思うよね てかまさか相手も幼稚園児にアドバイスされているなんて思わないよね さすが、音楽に愛された少女 天才少女だ 神にも愛されて生まれてきたんじゃないの? 「、、、きょう、か」 部屋に散乱した楽譜 そこらへんに落ちている、インクが切れたガラスペン、その破片 絡まった、膝あたりまでのびまくった髪 今日も私は、『音楽に愛された少女』として、生きていくんだ、 誰も知らない部屋で、場所で、 ネット界隈で

短編小説みんなの答え:5

ドアの向こうには...

? 「あけてよ。ねぇ。あけてよ。」 ドンドンドンドンドンドンドンドンドン --------------------------------------------------------------------------- 私は花音(かのん)。 中学2年生。 1歳のときにお母さんとお父さんが事故でなくなったの。 だからしせつでそだってきたけど、やっと新しいお母さんができるの。 すごくきんちょうするけど、がんばらなきゃ! 結菜「今日から新しいお母さんになる松本結菜だよ。よろしくね。」 優しそうな人だ。 私 「よろしくお願いします。」 結菜「じゃあさっそく新しい家に行ってみよう。」 ドキドキする。 結菜「ここが私達の家よ。」 私 「わあ!」 大きな家だ! その日から結菜さんと二人で暮らすことになった。 ある日、家の中で見たことがないドアをみつけた。 私 「結菜さん、このドアなんですか?」 すると、結菜さんが急に怖い顔をしてこう言った。 結菜「このドアは絶対に開けたらいけないよ。分かった?」 私 「は、はい。」 その日から1ヶ月ぐらいたったある夜の出来事。 私 「うーん。眠れない。」 ドンドンドン 私 「キャッ!」 あのドアの方から大きなおとががした。 私は勇気をだしてあのドアの前まで行った。 私 「だ、だれ?」 ? 「ねぇ。あけて。あけてよ。ねぇ。」 幽霊みたいな声がする。 私 「ヒッ!」 ? 「ねぇ。なんで怖がるの?あけてよ。」 私 「いやぁっ!」 ? 「え?いやなの?なんで?わたしは早くここから出たいのに。」 私 「あなただれなの?」 ? 「わたし?わたしは結菜の幼馴染よ。」 私 「なんでここにいるの?」 ? 「あけてよ。」 私 「なんで?」 ? 「あけてよ。ねぇ。あけてよ。あけてあけてあけてあけてあけてあけてあけてあけてあけて」 ドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドン 私は意識を失った。

短編小説みんなの答え:2

-甘酸っぱlove-

私は、石田莉緒。小5。 小1の時から男の子の好きな人好きな人がいる。(名前は野田優里) 今年の始業式。クラス替えがあった。 でも、小1の時から2組しかなかったので、 あまりクラスはごっそりは変わらなかった。 しかし、クラス名簿を見返してしまった。 1組の名簿に、優里君の名前がない、ない! クラスが分かれた。 まだたくさんは話していない優里君と、もっと一緒にいたかった。 でも、仲の良い友達とクラスは同じだった。 1学期が終わり、夏休みになった。1カ月以上友達と会えないと思うと、寂しかった。 夏休みが終わった。友達に会えた。 でも、後期はなぜか時間が経つのが早くなった。 6年生になった。また莉緒と優里はクラスは別になった。 進級して、もっと時間が早く感じるようになった。 あっというまに卒業式。 1人1人卒業証書を受け取った。この時間もあっという間に感じた。 私は、優里君に告白した。 「好きです、付き合ってください!」 心臓が出そうだった。 優里君はすんなり受け止めた。 「いいよ」 とても嬉しかった。 莉緒は優里に恋をしていてよかったと思った。 感想を書いてくれるとうれしいです!

短編小説みんなの答え:3

絆の力(ホラー×感動)

「この世には、数十人に一人、急に友人に殺される人がいる。その人は、黒い帽子に、白いTシャツ、灰色のズボンをはいた幽霊を見る。霊感が強いか弱いか関係なく。」とある本にこのような事が書いてあった。僕は、吉村楓(よしむらかえで)小6。霊感が強く、幽霊やゾンビなど、怖いものに興味がある。怖いものに慣れてる。でもこの部分を読んだときはゾッとした。この時はまさかこんなことになるとは思ってもいなかった。 翌日 普通に学校の授業が終わった。その帰り道。まさか、あれは、な訳ないよね。本に書いてあった幽霊かも知れない。でも大丈夫だよねと思っていた。しばらくして、いや、やっぱり特徴が同じ。あの幽霊だ。ということは本当に僕は友達に殺されるの?怖すぎる! この夜は寝れなかった。 翌日 怖い!でも、行くしかないんだ!学校に! 全ての授業が終わり、放課後の教室でボーッとしてる。親友の、中山颯(なかやまはやて)がいた。手にはロープを持っている。まさか、本当なのか、信じたくない!ロープって、首絞める気か!颯の後ろには悪霊が見えた。 楓「ちょ、颯!なぜここに?」 颯「さあなんででしょうね?」 颯「正解は、君を殺すためでした!」 楓(マジで言ってるのかよ。俺は颯に殺されるの?命を守るにはあの悪霊を祓わないといけない。でもそれをするには、颯を殺すしかない!どうすれば・・・) 颯「殺人タイムの始まりだ!」 楓「落ち着け!話せばどうにかなる!」 颯「残念だったな!もう首にロープを巻いてあるからな!もがき苦しめ!」 楓は倒れた。 数秒後 颯「・・・」 颯「楓!楓!大丈夫か!って、なんでロープで首絞められてるんだ!」 颯「今まで僕は何をやってたんだ!もしかしてだけど(察し)」 颯「もしそうなら、僕が悪い。学校には居れなくなるかも。というかまずこのロープほどかないと」 楓「うーん、って颯!?」 颯「ごめん。僕のせいで。」 楓「正気に戻ったなら良かったが」 颯「一応正気に戻ったけど、多分何かに取りつかれた(?)ままだ。いつ、また楓を殺そうとするかわからない。だから・・・」 楓「やめろ!颯の事だから皆のために僕を殺してとか言うんだろ!」 颯「なぜわかった」 楓「颯が言いそうなことは大体想像つく」 颯「でもさ、僕を殺さずにどうやって霊を祓うの?」 楓「・・・」 颯「・・・」 楓「一つだけある。一か八か。」 颯「え?」 楓「全身全霊懸けて霊を祓うんだよ、ただ、失敗しても成功しても僕が死ぬ可能性は高いけど、でも颯が元通りになればそれでいい」 颯(いや、楓には生きててほしいけど、これしかないなら仕方ない。僕ができるのは、止めたりせずに成功するために祈る事だな。) 颯「じゃあ頼むな、絶対成功させよう、そして、生きて帰ってこい!」 楓「ああ、絶対!絶対霊を祓って無事に帰ってくる!また一緒に遊んだりしような!」 その後、楓は、霊を祓うことには成功するが、意識不明の重体になってしまった。 颯「楓ぇ!霊を祓ってくれてありがとうな。でも!お前も無事に帰ってくるって約束したよな!その約束はまだ達成してねーぞ!また一緒に遊ぶんだろ!死ぬなよ!」 数時間後 機械音「ピッ、ピッ、ピッ、」 颯「楓、楓ぇぇぇぇぇぇ!」 颯「ひっく、ひっく、(泣いている)」 颯「こんなところで死ぬなよ!俺ら二人揃えば、俺らの絆の力は最強なんだろ!楓!お前は最高の親友なんだ!!だから・・・」 パチッ 颯「楓が!楓が目を開けました!」 楓「えっと、俺は、・・・」 颯「楓は意識不明なってたよ、にしても、意識もどって良かった!」 二日後 楓は退院した!そして抱き合った。喜びあった。 楓・颯「やっぱり俺ら二人揃えば最強だな!絆は最強だな!」 ---------------------   あとがき おはにちばんわ!虹色花火だよ!今回はホラー×感動系の短編小説を書いてみたよ!製作期間約1カ月の自信作です! ありがとうございました!

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