短編小説の相談いちらん

短編小説

みんなが作った短編小説のコーナーだよ。※2024年9月30日までの投稿で受け付けを終了いたしました。

短編小説みんなの答え:5

宇 宙 の エ ラー(初投稿!長いかも)

宇宙を創った神は、そこにいくつかの星を創り、その星々の者達に力を預けた シズアという星には「不死」の力、シズという星には「権力」の力など、様々だ 神は星に力を分け与えた後、"宇宙"を生かし続けるため、宇宙の魂を自分自身が取り込み 不死のシズア人を自称して生きるようになった それから何十万年も経過した西暦6×××年、人類の生活が発展してる頃の話 ____ 小さな"シズア星"。その星の"シズア人"、つまり俺は不死身で、外見も変更でき、飲まず食わずで生きることもできる。 でも死なずに人口だけが増えると限界が来るから、年ごとに"世のゴミ箱"と呼ばれるとこに、古い順に捨てられる。ある意味残酷だ そんな俺らに興味を持った"シズ星"の科学者達は、不死身の研究を開始した その研究にはシズア人が必要だったらしく、実験用のシズア星の人々は、何人も連れ去られた。シズ星にとって、シズア星は実験台置き場にでもなっていたのだろう それは、何日も何日も続いた。身勝手にも程がある 実験でどんな失敗をされてもシズア人は死ぬ事が出来ず、永遠の辛さに襲われる 苦しい、なんて感情で済まされないことだろう シズア人を使った実験が失敗すると、そのシズア人は、世のゴミ箱へ捨てられていた 不死身とはいえ、そこへ廃棄されると消える。死による解放…か シズア星の権力は小さい上に人口も少なく、シズ星の一方的な攻撃に抵抗ができない。逃げる星も無い ____ やがて1年が経ち、俺と親友の"スペース"だけが生き残っていた。不幸中の幸い…とは言えないかもしれない 俺とスペースは、シズ星がこちらの全滅を確定するまで、潜水艦で通話機を繋ぎ、海底に隠れることにした 2人でいると、見つかったらシズア人がマジで全滅すっから、別行動だ んで潜水艦生活から数週間経って、今に至るって訳。ま、今話したこと、ほとんどスペースが言ってた情報だけど にしても、シズ星の連中は抜けてる所がないか? 大量に実験台を消費してたらそりゃ消えるだろ…まあこっちも権力はないし、全滅寸前…何も笑えないか そんなこんなで、俺達は陸の様子をいつ確認するか話し合っていた。 すると突然、スペースの方から大きな音がした。急なもんだから驚いたが、すぐ冷静を取り戻した。 その音が止むと、知らない奴らの声が聞こえてきた 「___……こちら、海底調査班です。」 「シズア人を発見しました。ただいま送信いたします」 …これはきっとシズ人の奴らが会話してる声だ。……嘘だろ、スペースの居場所がバレたのか?スペースが、危ない…?!状況が音声でしか分からねえ…! 「こいつで最後かと思われます、他者が居た形跡などー」 不死、永遠の苦痛… 急な孤独感に包まれる。もう何も、頭に入ってこない。スペースが…連れ去られ、た? 俺は絶望するだけだった ____ そのまましばらく海底にいた。通話は…途切れている。スペースは、今頃きっと… …誰もいないこの星で、俺はなんのために、どう生きればいいんだよ 嫌な感情が離れないまま俯いていた。その時だった ありえないことが起きたのは ___エラー発生__ …え? ___エラー発生___ 「…どういうことだ、エラーって、なんだよ」 エラーというのは、潜水艦の機械類のことじゃない。 目の前が真っ暗になって、何も見えない代わりに、エラーの発生を告げる音声が聞こえる 「なんだ…何が起きている…?」 ―そうだ、スペースから聞いた 『______この世には、不死身の"神"が人間に紛れて過ごしている。もし何らかの理由で神が消えると、宇宙ごと崩壊する。すると世界にバグができて、"エラー"が発生する。…宇宙って未知だよな』 __それが本当なら、神って奴は消えたってことか…?の前に、何故そんな情報知っている?神にしか知らないようなことを。作り話…? いや、今思えばあいつ、スペースは、ずっと前から、ほぼ入手不可能な情報にやたら詳しかった…! あいつは、何者── ─『エラー発生』─ その言葉を最後に聞いて、俺の意識は薄れていった ___ ー解説ー 結論 スペース=神 神=宇宙の魂を持っている=宇宙 スペースは実験に使われ捨てられた 言い換えると、宇宙が捨てられた ↓ 宇宙が消えたなら主人公の存在する場所ってどこ?てことで矛盾してエラー(バグ的な)発生 バーって考えたんで痛い小説みたいになったし色々おかしいけど見逃して~ 読んでくれてありがとうございました!!次はちゃんと書くぞ…

短編小説みんなの答え:2

屋上での出会い

 ある日の放課後  私―雨衣香菜(あまいかな)―は今日も屋上に行く。なんとなく落ち着くし、決心がついたらいつでも落ちれるから……もう2週間も経つのに決心なんかついていない。きっと、つくこともないんだろう。今日も、これからも… ガチャ 「!?」 そんなことをふと考えていたら、ドアの開く音がして、とっさに隠れる。  びっくりした…でもあの人って、同じクラスの雪白姫歌(ゆきしろひめか)さん…? 雪白姫歌さんは、学年一成績が良く、勉強も運動もなんでもできるすごい人だ。 その瞬間、柵に足をかけた。 「ちょっ、ちょっと待って!!」 頭より先に体が動く。  なんとかして止めなきゃ…でも…! 「ちょーっと待ったー!!!」 「「…っ!!」」 誰かの声に、雪白さんの動きが止まる。私は、雪白さんの手首を掴んだ。 「も~危ないよ!雪白さん!」 「…何で、止めるの…?」 「それはもちろん、クラスメイトだからだよ!!」 「……誰?」 「もしかして、覚えられてない!?」 雪白さんは控えめに頷く。 「あの…同じクラスの晴野レナ(せいのれな)さんですよね……?」 「そうだよ、雨衣さん!雪白さんのこと助けてくれてありがとう!」  あっ…名前覚えられてたんだ…。良かった… 「…それで、2人して何か用?」  「わ、私は、用というか、元々いた、だけ、なの、で…」 「…じゃあ、何で助けたの?もう、ここにいる意味もないんだよ。さっさと終わらせてよ!手を離してよ!!」 振り払おうとする手を、より強く握る。 「っ!だっ、駄目!!」 「…どうして」 「それはね、落ちてほしくないんだ。」 そう言って、晴野さんも雪白さんの手を握る。 「…何で?ただのクラスメイトでしょ?」 そう言われ、晴野さんは考え込む。 「…実はね、私も同じように考えてたことがあったんだ。だから雪白さんのことが見捨てられなかったんだと思う。」  …そっか。雪白さんも晴野さんも同じように思ってたんだ…それなら… 「…私も」 「雨衣さん…」 「…こんな感情持ったまま生きるの、つらいですよね。でも、そんなときはここに来てみませんか?」 「……え?」 「私がいるかもですし…話を聞くことぐらいしかできないけど―」  でも、それでも。 「―生きててほしいんです。」 「もちろん、私もだよ!!」 「な、何で…何で…」 そう言って、雪白さんは泣き出してしまった。 キーンコーンカーンコーン 「あ…チャイム…」 「じゃあ、今日はもう帰ろっか!」 晴野さんの言葉に私達はドアに向かう。 「あの…よかったら、また集まりませんか?」 「いいね!雨衣さん天才だー!雪白さんもいいよね!?」 「…うん。」 「決まり!また明日ね!!」 「……敬語、外していいよ。そのかわり私も外すけど。…クラスメイトなんでしょ?」 「やったー!ありがとう!姫歌ちゃん!!」 「レナ、元々タメ口だったけどね。」 「…ありがとう、姫歌ちゃん。」 「どういたしまして、香菜。」 そう言って、姫歌ちゃんは微笑んだ。 読んでくださりありがとうございます!!どうだったでしょうか!? 一応設定載せときます! 雨衣香菜(あまいかな)中学1年生 人間関係のトラブルから落ちたいと思うようになってしまった。人見知り 雪白姫歌(ゆきしろひめか)中学1年生 周りからの期待から落ちたいと思うようになってしまった。真面目 晴野レナ(せいのれな)中学1年生 明るく振る舞ってしまう性格から落ちたいと思うようになってしまった。人懐っこい っていう感じです!!

短編小説みんなの答え:2

心の声がする。

(聞こえる?返事をしてちょうだい。) 「あなた、誰?」 (私?あんたの心の声よ…) 「どうして心?」 (わからないわ。14年前からここで眠っていた) 「14年前?私が産まれた年じゃん」 (そうかもね。) 「ちょっと疲れたから話すのやめようよ…」 (だね。私も疲れたわ) 私は心の声が聞こえるようになっていた。 そう、いつの間にかね… あー、疲れたや。でも以外と楽しいね… 他の人には無い能力を私は持てて最高なのかな 「あなたの名前は?」 (私の名前?そんなの無い…呼ばれた事すら…) 「じゃあ、私が付けてあげようか。」 (いいの?ありがとう。) 「私の心だから…私の名前が夢莉(ゆめり)だから…」 (わくわく!) 「夢心(めこ)でいいかな?」 (夢心…気に入ったわ。私は今日から夢心!) 「よかった…嬉しいよ。夢心さん」 (夢莉も頑張って考えてくれたんだ。) その日は夢心さんとたくさん話した。 恋バナ、日常話、笑える話。 次の日、夢心さんの声は聞こえなかった。 その次の日も声は1つすら聞こえない。 役目を果たしたのかな。 もう安心して。私も1人で生きていけるから

短編小説みんなの答え:2

好きな人の好きな人

高校の入学式。初めましての人ばかりの空間。 入学式が終わって、各クラスごとの写真撮影が始まった時だ。周りが少しずつ雑談を始めた。 「えとー…」 勇気を出して私は隣の席に座っていた子に話しかけた。 隣の席の男の子は少し戸惑った顔をする。 「あはは、よろしくね!」 私は言う。 長いまつ毛、女の子みたいに綺麗な顔、正直一目惚れだったかもしれない。 彼の話は面白くて、なんだか雰囲気が中学の頃付き合ってた人に似ていて。きっともうこの時には好きだったんだ。 彼と私は1番最初に話したからだろう、仲が良かった。 なので入学して一週間も経つと周りから「2人って中学一緒なの?」などと聞かれたりもした。 私はそれがすごく嬉しかった。 このままずっとうまくいけばいいのにって思った。 でも彼はとてもモテた。 彼のことが好きだという人が4人もいた。 ああ、私は無理なんだ。彼の隣にいることはできないんだ。そう思った。 みんな可愛い。私は大雑把な性格で見た目は決して綺麗とは言えない。 勝てっこないやって、思っちゃいけないのは知っているけれど現実はそう甘くないことを知った。 もう振られるってわかっているなら告白してしまおう。 そう決意した時に私は衝撃の事実を知る。 彼にはもう恋人がいたのだ。 ああ、やっぱりか。わかっていたことだ、私の恋が実らないなんて。わかっていた。わかっていたけれど辛い。 「告白されて付き合ってから、好きになった」 彼はそう語る。 もし、もし、私が先に告白してれば、 もっと先に思いを伝える決心をしていれば そんなことを考えるが無駄。 たらればなんて良くない。 でも、考えてしまう。 彼の隣に私がいる世界を 入学して1年。私の恋は儚く散った。 友達は言う「諦めなくてもいいんじゃない」と 友達は言う「次行こ!」と 私はどう進んでいけばいいのかな。 私は彼を思い続けてもいいのかな。

短編小説みんなの答え:2

あなた、起きなさいよ

毎朝私は夫であるハルトを起こしに行く。ハルトはいつも私を愛くるしい目で見つめ、頭を1回撫でて笑顔で「おはよう」と言ってから起きる。 それから二人でリビングへ行き朝ごはんを食べる。ごはんを作るのはハルトの役割なので私はテレビを見て待つ。 この時間はちょうどイヌの紹介がされている。イヌは馬鹿っぽくて可愛らしいと思う、馬鹿っぽくて。 ちょうど朝ごはんが出来たようだ。今日は…鮭!私の大好物である。さすがハルト! 朝ごはんを食べるとハルトは服を着替えて“会社”へと出かける。それを見送るのも私の仕事だ。もちろん行ってきますのちゅーも忘れない。 ハルトが出かけたら私も身だしなみを整えて外へ出る。週に一回会議があり、そこでその週の報告などをしなければいけないのだ。会議後は帰っていいのだが、ほとんどは帰らずに情報交換や雑談をする。 そういえば、例のイヌの紹介コーナーにこの前少しだけ私の友達のルナが出たことがある。同居人であるハルトの妹のナツナちゃんがイヌを飼っていて、あのコーナーに応募したためルナも少し写ったのだ。黒い艷やかな毛が綺麗で美しい自慢の友達である。何となく今日はルナと少し話してすぐに帰ることにした。 家に帰るとハルトが先に帰っていた。いつもより早い帰りだ。でも玄関で寝るなんてさすがに行儀が悪いんじゃない? 起こそうと思い、ハルトの体に触れるととても熱くなっていた。だから、私は何とか必死に水をかけた。水は苦手だけど今はそんなことはどうだって良かった。 その間に一度だけハルトが私の名前を呼んで私を見つめてくれた。でもまたすぐに目を瞑ってしまった。 あれからどれほど経っただろうか。ハルトの体は熱いどころか冷たくなってきた。いつまで寝ているつもりだろうか?勝手にご飯やお菓子の袋を開けて食べちゃったのよ、怒らないの?なんで起きないの?いつものように頬を舐めて起こしてもハルトは目を覚まさない。見つめてくれない。頭を撫でてくれない。笑顔でおはようと言ってくれない。早く起きなさいよ。何日そうしてるつもりなのよ。最近は毎日朝も夜も茶色いつぶつぶばっかでまずいのよ。 私は毎日玄関で横たわるハルトの隣で寝た。一秒でもハルトと離れると何だか不安で、週一回の会議もサボった。 夜中にルナが窓からやってきたので私は鍵を開けてあげた。 「あんた今日の会議来なかったでしょ。いつも皆勤賞なのにどうしたの?」 ルナは心配そうに私に聞く。 「実はハルトが玄関で寝てそのまま起きないのよ」 私がそう言うとルナは部屋の中を見て少しギョッとした。そして、ハルトに近づいたと思うとそのまま帰って行った。 翌日、いつものようにハルトの隣で寝ていると目の前の玄関のドアが激しく叩かれた。 「お兄ちゃん!居たら返事して!お兄ちゃん!!」 ナツナちゃんの声だ。でも多分他にも大人が居る。だから私は「夫と二人居るわよ」とちゃんと返事をしたのだが、ナツナちゃん達は少しの間の後、鍵を開けて中に入ってきた。 その後はとにかく騒がしかった。ナツナちゃんは泣いているし、うるさい赤く光った白い四角い車が来たかと思うとナツナちゃんとハルトを勝手に連れて行った。しばらくすると私も変なかごに入れられてよく分からない場所へと連れて行かれた。 次にハルトに会ったのは黒い服を着た大勢の人たちに囲まれてだった。私はナツナちゃんに抱き上げられて、白い細長い箱を覗き込んだ。 そこにはハルトが居た。やっぱりまだ眠っていて、目を覚ましそうになかったが、家にいたときとは違い穏やかな顔をしていた。 私を見つめる愛おしそうな顔でも、おはようの笑顔でも、ちゅーの顔でも、おもちゃで遊ぶ私を見て笑う顔でも、ダンボールを開けて私を見つけたときの顔でも無かったけれど、間違いなくそれは私が大好きなハルトの顔だった。 だけど、ハルトとはそれ以降もう二度と会えなかった。 あの後はナツナちゃんの家へ帰ってしばらく一緒に暮らした。ナツナちゃんはやっぱり良い子だったし、ルナと過ごせるのは楽しかったし、イヌも面白かった。ご飯も美味しかったし何も不自由はなかった。 でも私はもう一度ハルトと会って、もう一度あの部屋でハルトと暮らしたかった。 その夜、夢の中でハルトと久しぶりに会った。たくさん撫でてもらった。たくさん色んな話をした。ハルトは楽しそうに私の言葉を聞いていた。 ぽかぽかとした空気に包まれた花畑をハルトと一緒に歩いた。 とても、とても幸せだ。 ―兄の春斗が急死し、兄が飼っていた猫の桜は私が引き取ることにした。寂しくならないように精一杯手を尽くしたが、兄を追いかけるように桜は2週間後に虹の橋を渡ってしまった。 だが、桜はとても幸せそうな表情をしていた。

短編小説みんなの答え:1

あの日見た花火をもう一度

「今年もまた来たよ、華陽」 -拝啓、余命一年の君へ- お元気ですか、お変わりないですか。 君が病室の中で自分と闘っているのは痛いくらい分かってる。病気で青白くなってしまった僕の彼女に代わってやりたいって思う、 初めて出会ったのは学校の図書館だったよね。君が僕のことを見つけてくれた。いつも孤独に生きてきた僕を明るく陽気な君が見つけてくれた。 それが嬉しかった。 その時君は僕にとって初めての感情を与えてくれたんだ。それを恋だというってことを君と話していくうちに感じた。 もっとそばにいたいって思えた。だから花火大会に誘ったんだよ。君の笑顔を見たかったから。 当日、僕は告白したよね。でも君はただ気まずそうにうつむいてた。今なら気持ちがわかると思う。けどその当時の僕にはわからなかった。君の余命があと一年ということを知らなかったから。翌日君は持病のことを打ち明けてくれた。最初は何かの冗談だと思った。だけど泣いている君を見ていたら、泣かずにはいられなかった。でも君は僕に好きだと伝えてくれた。好きだけど長くは生きられないから付き合えないと伝えてくれた。その時はただ泣くだけしかできなかった。泣くことはできるけど時は止まってくれない。翌日から君は学校に来なくなった。持病が悪化したと聞いたのは冬になってすぐのことだった。病院に行くと君は少し驚いていたけど、悲しそうに見えた。 「来年もまた花火、見れたらいいのにな」 ぽつりとつぶやいたその言葉に僕は「また行こうよ、約束だよ。」と言うことぐらいしかできなかった。それが悔しかった。 生きて。君が僕の人生を楽しませてくれたように、僕も楽しませたい。まだ行きたいところもたくさんある。生きて。生きて。君が生きれる限りそばにいたい。君が辛くても僕はずっと君を想い続けるよ。                                                -敬具-               手紙を渡して数日後、彼女は逝った。 この手紙を送ったのはいつのことだっただろうか。僕が初めて恋した人は今もうこの世にいない。 それでも年に一回の花火大会に行くと君に会えるような気がする。君との初めての思い出だから。 君がいなくなっても僕は大丈夫。僕は今までもそしてこれからも君のことを想い続ける。 花火の上がる音が聞こえてくる夜、1人の男は笑っていた。でも一筋の涙が彼の頬をひたっていた。 誰にも聞こえないような声で彼は言った、 「今年もまた来たよ、華陽。」 それはもういない彼女にだけは微かに聞こえている。

短編小説みんなの答え:4

悪魔のチョコケーキ屋

ある所に悪魔が住んでいた。 悪魔はとてもチョコレートが好きで ある時自分でチョコレートを作ろうと考えた。まず、カカオ豆を入れ…小麦粉… と作って、オーブンをセットし、焼いた。オーブンの「チーン」という音がしたあと取り出して冷蔵庫で冷やした。 悪魔はとてもワクワクしていた。 十分冷やしたあとワクワクしながら食べてみた。 しかし、チョコレートの味はするものの食感がふわふわとしていた。 悪魔は友達の人間に聞いて、食べさせてみた。すると…  「いやこれチョコケーキやないかい!」 その後悪魔は 『悪魔のチョコケーキ屋』をオープンさせたのであった。

短編小説みんなの答え:2

私は空を_信じるから。

私の名前は小泉かな。中1です。 毎日、頭の片隅で、パパとママに会いたいな…と思っている。 私のパパとママは、私が幼稚園生のときに亡くなった。 亡くなった原因は、交通事故。 私はそのとき幼稚園にいて、パパとママが迎えに来るのを待っていた。 でも、どれだけ待ってもパパとママは来ない。 あのときの寂しさは、きっと、これからも、忘れることはないだろう。 それから私は、顔の表情が消えた。 嬉しいことなんてなくなったし、ましてや、何をしてもどうも思わない。 次第には、『お面』と呼ばれるようになり、学校でも、施設でも、いじめられるようになった。 だから、私はいつも…ひとりぼっち。 「ねえねえ、あの子ってなんか…変じゃない?」 「わかる!全然笑わないし」 「しーっ!声でかいって」 帰る準備をしていたら、何やらヒソヒソと話す声が聞こえてきた。 …聞こえてるっつーの。 私は運が悪いことに、地獄耳なのだ。 …まぁ、別にどーでもいいけど。 中学校に入学して、2ヶ月。 まだ私は、友達もできていないし、ちょっとだけ…いじめられてる。 いじめられるのには慣れてるし、なんなら、好きなようにすればと思っている。 帰りたくないけど帰るか。 いつものように、一人で下駄箱まで向かうと、私の靴はなくなっていた。 「は、なんで?」 思わず、声に出してしまった。 「クスクス笑」 「かわいそー笑」 あの子達か…くだらない。 そんなことして、楽しいのかな? そっか。私には、何が楽しいのかわかんないだった。 何が楽しいのか、私にもわかんないんだ。 …探すのめんどくさいな。 まーいいや。上履きのまま帰ろ。 「ちょっとまって!」 学校の玄関を出たとき、私は誰かに呼び止められた。 この人…見たことあるな。 同じクラスだったっけ。 「…なに?てか、あんた誰?」 「俺は、同じクラスの福村彰人」 あー、席が隣の人か。 どうりで見たことあるような気がしたわけだ。 「今から帰るの?」 「…そうだけど」 「へー。じゃあ、ちょっと来てくれる?」 「は?どこにだよ」 なんだよこいつ。私をどこに連れて行く気だよ。 しばらく歩くと、彼は草むらの中に入っていった。 マジでこいつ…何がしたいの? 「あ、あった!」 突然、こいつが声をあげた。 何?虫?小学生かよ。 でも、そこには…私の靴があった。 土でたくさん汚れていて、綺麗とは言えない靴。 な、なんで… 「はい、これ。小泉さんの靴だよね?」 「う、うん」 「よかったぁ、見つかって」 なんで、こいつ…こんなこと言ってんの? 変じゃない? 「なんで…探してくれたの?」 「えと、さっき林さん達がここに靴を隠すのたまたま見ちゃって…小泉さんが上履きのまま帰ろうとしてたから、小泉さんのかなーって思っただけ」 え、それだけでここまでしてくれたの? なんか、心がじんわりと…暖かくなっていくような気がする。 「あ、りがと」 「ははっ!別にいーよ!」 その笑顔を見たとき、私の胸の奥に、何かがストンと、落ちてきたような気がした。 何かの感覚…生まれて、はじめて…。 「…ねえ、なんで…いつも同じ顔なの?」 「え?」 「だって、いつも表情が変わってないから」 やっぱり、変だよね。 気持ち悪いよね。 私の話を、聞いて_。 …いや、だめだ。施設の子って、馬鹿にされる。 でも、別にどーでもいい… 「うぅ…っ」 どーでもいいわけ…ない。 本当は、いじめられたくなんかない。 本当は、ひとりぼっちは嫌。 本当は、笑ってみたい。 本当は…話を聞いて欲しい。 「どうした?話、聞くよ?」 ねえ、こんな優しい声で聞かないで。 余計にっ…涙が出てくるじゃんっ…… 「うわぁぁぁん泣…ほんとは話、聞いてほしかったのっ…」 「かなは頑張ったんだな」 その声が、パパの声に聞こえた。 毎日私の名前を呼んでくれた、大好きな優しい声。 大きな手で、頭を撫でてくれたパパ。 なんでも褒めてくれて、明るいママ。 あぁ、会いたい。会いたいな。 寂しいよぉ…ひとりぼっちにしないでよ。 また、私の頭を撫でてよ。 また、褒めてほしいよ。 でも、現実はそうはならない。 良くても悪くても、生きていかなきゃいけないんだ。 パパ、ママ。私、頑張るね。 パパとママの分まで、精一杯生きてみせるから。 だから、応援してね。 今目の前にいなくても、空にはパパとママがいる。 そう信じてるから_。

短編小説みんなの答え:3

国の終わり

ー2057年ー 朝起きていつも通りテレビをつけると、ニュースが流れた。 『今日の24時、日本が崩れる』と。 ー日本が…なく…なる? 22歳の私、宇野 綾瀬(うのあやせ)はすぐに14から付き合っている、彼氏の黒木 隼人(くろきはやと)君の家へ向かった。 「はぁーい……あや…!」 ガチャリと音がして扉が開かれ、車椅子に乗った隼人くんがお出迎えしてくれる。 隼人くんは、小さい時に事故で足を失くしちゃった。生活は大変だろうけどいつも私のことを考えてくれる、優しい人。 隼人くんもニュースを見たのだろう。険しい顔をしている。まぁ、今はどの番組も緊急放送をしているから、テレビをつけたら気づかない訳がないけど。 「隼人くん、ニュース、見た?」 「見たよ。」 「隼人くん…。 一緒に…逃げよう。」 逃げるしかない。そうしないと死ぬ。だが隼人くんは首を横に振って、こう言った。 「僕も逃げたい。逃げてあやと生きたい。だけどね、さっき、メールが来たんだ。『車椅子に乗っているあなたはスムーズに移動できないため飛行機に乗せられません』って。」 「えっ…?」 …なんで?事故にあって、車椅子に乗ってるだけで?隼人くんは… 「だからね、あやだけでも、逃げ…」 「いや!絶対嫌!なら私も一緒に死ぬ!!」 私が叫ぶと、隼人くんは「あや…?」と呟いた。そして、 「本当に…、本当にいいの?あやは助かることができるんだよ?」 「いい。隼人くんだけ死んじゃうなら私だってついてく!」 隼人くんは少し黙った後、少し泣きながら、「うん…」と言った。 ー23時55分ー 「もうそろそろだね…」 隼人くんはコクリとうなずいた。 隼人くんと一緒なら怖い気持ちが薄れる。 「僕、あやと一緒にいれて良かった。」 「私もっ…!」涙が溢れてくる。 ー明日が来たらいいのに。 あ…そうだ…。 「隼人くん?聞いて。大事な話がある…の…」なんだ…?苦しい。煙? 「私…隼人くんが…大好き。 …結婚…して…くだ…さぃ…」と、私は告げた。涙と煙で言葉が出づらい。 隼人くんは目を見開いた。 そして、隼人くんが口を開いた瞬間、ものすごい音がした。…24時。 隼人くんの声は聞こえなかったけど、口の動きでわかった。 『はい…!』って笑顔で言ってた。 私、宇野…いや、黒木綾瀬と黒木隼人は抱き合い、唇を重ね合わせた。 ー段々と意識が遠のいていった…。

短編小説みんなの答え:3

星空メモリアル

私、浅倉亜美(中1)は、転勤族だ。いつも父親の仕事の都合で転勤している。そのとき思うんだ、 離れたく無いよって でも、そんな悲しい気持ちは小6の3月。そう、卒業式のことで真っ最中の時期に スーパーハッピーな気持ちに変わった。 「な…なんで?何でまた転勤するの!?」 「仕方がないことだ。いつもと同じ,仕事の都合だ。」 「そんな……!今まで転勤の話してなかったじゃん!せっかく小さい頃住んでた街に戻ってこれたのに みんなと一緒の中学校に上がって楽しもうって約束してたのに!」 「亜美、お父さんにも事情があるのよ。」 「っ……!!」私は無我夢中で2階に駆け上がり布団に横たわった。 (なんで。嫌だ嫌だ。また友達と離れるの?新しい環境になってまた転校してそして忘れられるんでしょ, 絶対そうだ…)考えるたびに頭がぐちゃぐちゃになっていく。気持ち悪い 「…あーあ。朝一に出発だから卒業式、出られないかもなぁ、ほんっとに運悪いな、まさか卒業式当日に転校だなんて。」 転校まであと1週間。私は転校する前に必ず街の空を見上げる。 (やっぱり3月は生暖かい風が吹く割に,冷たさがどことなく残ってる。まるで 今の私みたい) 『ガララ…』隣の家から窓を開ける音が聞こえた (あれ。そういえば2年前かな,ここにきたとき隣に同い年の男の子が住んでるって言ってたっけ。 あの日が懐かしいや) 「あ…の…浅倉亜美さん?僕は、天野光。確か2年前同じクラスだったよね」 天野さんと話したこと,ないな 「君も星を見にきたの?だったら…」天野さんが空を見上げると 空から大量の流れ星が流れてきた 「どう?綺麗でしょ」 「…!うん!嬉しい!嬉しいよ!」そうだ。流れ星にお願い事,しようかな (残りの時間,楽しめますように。) (浅倉さんともっと話せますように-ーーあのときみたいに。) ~卒業式、亜美転校2日前~ 「まさか亜美ちゃんが卒業式の日に転校するなんてね。亜美ちゃんと歌いたかったなー」 「でも,四葉と話せたの楽しかったよ。」そう言うと、四葉は抱きついてきた、この感覚忘れたくない。 私は明日,準備のために休むことにした、鼓動が早くなる。それと同時に悲しさで食が細くなる。 ふと天野さんを思い浮かべると,何かがつっかえる、何だろう,前どこかで話したような気がする。 『スーパーハッピーになれるよう,おまじないをかけたよ!』 『本当!。遠くに行っても,ハッピーになれる?』『もちろん!』 そういえば……私、幼稚園の頃!!よく話してた、幼馴染の存在。で、でも相手はそのこと…忘れてると思う。 よし…!全部思い出すまで、絶対寝ない! ~転校翌日~ 1日かけて、思い出せた!親は近所の人に挨拶に行ってる。天野さんが家を出る前に,伝えなきゃ! 「天野さんー!私分かっちゃったの!」「浅倉さん………僕も分かったよ。 僕たち,幼馴染だったんだ。」 7年前、浅倉さんと星の話をよくして、幼馴染になった。でも…… 僕は,それを忘れた。  引っ越す浅倉さんに最後に星のペンダントを渡したかったけど 交通事故で過去のことを忘れてしまった。けれど、今日、星を見て楽しい,温かい笑顔, それらが、僕と亜美の過去を呼び戻してくれた。 「浅倉さん…いや、亜美、 僕たち,スーパーハッピーだね。」 涙目になりながら私も,「光、ありがとう。」 近づいて,手渡してくれたのが、古く薄汚れているけど,可愛い,ピンクの星のペンダント。 「亜美,時間よ,」「天野さん、仲良くしてくれてありがとうございます。」 今、私は中学生です。この時のことをずっと覚えておきます。 離れたくないって思うけど,別れも大切な気持ちだ。 (流れ星に願った私の願い,叶いましたーーー!) 光も、叶ってると良いな。     終わり

短編小説みんなの答え:2

プリンセスの魔法

この魔法は、いつの日かきっと解けるだろう。 私は魔女と契約をしたプリンセス。世界一醜い容姿を変えるために、 魔女に美の魔法をかけてもらった。 魔女のおかげで私は世界一の美女となった。 毎日鏡で見るたびに美しい私。瞳に隠された宝石は煌めいている。 しかし契約ということを忘れてはいけなかった。私のこの魔法は、いつの日か解ける。 解ける日もいつなのか分からない。分かるのは、いつか私が醜いプリンセスに戻ってしまうということだけ。 そんな私は、恋をした。 「レディフランボワーズ、お席をどうぞ。」 「ありがとう、ローラン。」 ローランは一つの国の王子でありながらいつも紳士だ。 普通、王子はわがままで、プリンセスはその王子の言うことを黙って聞くだけ。 だけどローランには人を想える心がある。優しさを持って産まれてきた王子だ。 私はそんなローランに恋をしている。だけど、こんな恋が許されるのだろうか。 私は本当の私じゃない。この世界一の美しさは、ただの作り物だ。 ローランと出会ったのも魔法にかかった後からだから、 私はローランを騙して恋をしているということになる。 もしローランが、私が醜いプリンセスだと知った時が怖くてたまらない。 ローランはきっと、世界一醜い私を見たら失望するだろう。 ローランと私はお茶の時間を共に過ごした。 その甘い時間はすぐに過ぎていって、気づいたら夜になっていた。 ローランと一緒に最上階のウッドデッキから星を眺める。 「星は、変わらず美しいね。」 ローランは星に見惚れていた。私はそのローランの横顔に見惚れている。 「ローラン、あなたは美しいものが好き?」 「僕は…」 とローランが言いかけた瞬間、私は光に包まれた。 光は私の体中を巡る。光が消えた時には、私は元の醜い姿に戻っていた。 私はローランから逃げた。ローランに申し訳ない、嫌われると思って、思わず逃げてしまった。 だけどローランは、そんな私の手を掴んで引き留めた。 「どうして逃げるんだい?」 「だって…こんなに醜い私を、きっとあなたは愛してくれないでしょう…。 騙してごめんなさい。どうか許してください。」 ローランに一生懸命謝った。今すぐにでもこの場から離れたかった。 「騙されたなんて思ってないさ。君の瞳は、変わらず美しいんだね。」 「えっ…?」 私はローランを騙した。ローランに悪いことをした。それは確実だと思っている。美しくあれど。 「フランボワーズ、さっきの答えの続きだ。僕は、どんなに美しいものもいつかは老いると知っている。 いつかは、どんな魔法も解けるんだよ。 だけど、一つだけ永遠に美しいものがある。それはなんだと思う?」 「…なんなの…?」 「愛だ。 永遠の愛を、僕と君の中に誓うよ。」 彼の言葉で、私の心にかけられた魔法が溶けていった。 魔法は、これでおしまい。私は本物を見つけることができたから。

短編小説みんなの答え:6

友人と、それからダレカ。 (怖い話)

プルルルルッ  プルルルルッ 電話がなった。 『もしもし?』 『久実山。今家か?』 『ああ、松崎。そうだけど、急にどうした?』 『急にって、ちょっと話したくて。』 『どうしたんだ?今何してる?』 『電話してる。』 『そうだけどよぉ・・・。んま、いいや。どうしたんだ?何か用か?』 『うん。もう、お前はこの世とはは会えないんだ。この電話が終わったら。』 『は?』 『そういうことで、じゃ。』 ピーッ ピーッ ピーッ 「なんだよあいつ、急に変なこと言ったと思ったらきりやがって・・・」久実山がため息をつくと、 「変なこと言って悪かった。でも、さっき言ったとおりだ。この世とは会えなくなる。」 松崎の声が耳元でした。振り返っても、いない。その瞬間、 ザクッ それからは記憶がない。

短編小説みんなの答え:5

海色の希望を、あなたへ。

学校ではいじめられ、家でも無いものとして扱われる。 私はどこに居たってひとりぼっち。 居場所なんて、どこにもなかった。 もう、疲れちゃったんだ。 だから、海に私の体を、飲み込んで貰おうと考えた。 近所にある、小さいけれど、綺麗な海。 あの海へ、行こう。 夕暮れの茜色の空が、藍色に染まる頃のこと。 私は砂浜の上に座って、夕日を眺めてた。 きっとこれが最後の夕日。 最後の光... 大丈夫、暗闇から逃げる為にここに来たんだ。 だから、怖くなんかない。 夕日はもうとっくに沈んで、夜の星が輝き出した時だった。 星の映る海を見て、きっと今だ、と思った。 ゆっくりと足を入れて、そのまま海に体を任せる。 無抵抗の私の体は案外軽いみたいで、ぷかぷかと海に浮いた。 体を濡らす夜の海は、心地良かった。 こうやって空を眺めていると、いくつもの星がきらきらと光っているのが分かる。 ひとつひとつが、眩しいくらいに輝いてる。 どれも、夜の闇を明るく照らしている。 ああ、だめだ。 こんなの、見てたら。 瞳から、涙が溢れ出す。 まだ、こうして海に浮かんでたい。 星の光を眺めてたい。 やっぱり、私。

短編小説みんなの答え:3

きっと忘れない、あの瞬間は

私、谷川 桃華(ももか)は恋をしている。 それは、5年生の秋に始まった恋だった。 相手はやんちゃで、面白い杉野 稔(すぎの みのる)。私にずっとちょっかいをかけてきて、面白いところに惹かれた。 私たちは出会った時からずっとちょっかいをかけあっている。席が前後になった時もあり、その時は授業中も少し喋っては笑い合っていた。でも、私はツンデレだったから素直に「好き」って言えなかった。 6年生になった今でも好き。でも、 私は今、稔に無視をされている。 5年生の三月。いつも通りに話しかけた時稔が言った。 「俺のこと嫌いなんだったら話しかけんなよ」 冷たい空気が流れ始めた。 何で無視されてるのか、なんて、全然分からない。ほんとうにあの日から喋れていないから。ただ、実の友達の詩音(しおん)はこう言う。 「俺が桃華のこと好き?って稔に聞いたら、すっごい顔赤くなってた。絶対好きだって。桃華のこと」 びっくりした。いや、それが原因か分からないけど。 「んなわけないじゃん!だって、稔は」 稔は、、、 「私のこと好きじゃないし。怒ってるんだよ」 悲しくて最後は声が小さくなった。 「大丈夫」 詩音が静かに言った。 「え?」 そう言うと静かに戻って行った。 次の日。証明された。あの、「大丈夫」が。 「大丈夫、稔」 「お、おん。あ、も、桃華?来て。」 「う、うん?」 正直怖かった。急だったし、また話しかけられても無視される未来しかないんじゃないかって。 「あの、俺ずっと言えてなかったんだけど、俺お前のこと、、、」 それはまるで桜の花びらが舞うように、心地よい春風に誘われたような。 私はこの感触を一生忘れない。 初めて書いてみたのでぐだくだですが、アドバイスと感想いただけるとうれしいです!

短編小説みんなの答え:1

この恐怖と使命感を胸に抱いて…

「無理だよこんなの…死ぬしかないじゃん。」 目の前の現実に打ちのめされている高校生の名は大泉 大輔(おおいずみ だいすけ) 突如起きた巨大な地震、全てを飲み込むと言わんばかりの津波。それにより発せられる轟音や人々の悲鳴… 逃げ惑う人々の中、大輔はただ1人立ち尽くしていた。あまりの恐怖に足が動かない。そんな状態の中、大輔はこんな声を耳にした。「早く逃げるぞ!」、、、父さんだ。大輔は父さんに引っ張られて避難所へ避難した。 そこにはたくさんの人々が集っていた。赤ちゃんからお年寄りまでいろんな人がいて、いろんな声が聞こえた。赤ちゃんの泣き声や学校がなくなったことが嬉しくありつつ家がなくなったことを喚く小学生など色々… 大輔は父さんに聞いた。「とりあえず生き延びたけど、ここからどうするの?まだまだ強い余震も来るはず…」 「それはまだわからない…だが、とにかく生きるしかない。そして地震の怖さを後の世代に伝えていくのが仕事だと、お前は思わないか?」 そんなこんなで長い年月を経て、避難所生活は終わりを迎えた。地震が怖くて怖くてたまらなかった…もう二度とこんな経験はしたくない…そして後の世代にも、こんな思いはしてほしくない。 そして、大輔は決意する…「父さん…俺、語り部(かたりべ)になる。後の世代の人たちにこんな思いはしてほしくないから、日本各地の小学校を回って地震の怖さを伝えて、いつかまたくるであろう巨大地震に備えてもらう。これは、神様が俺に与えた試練だ…」 「ああ…がんばれ。」そういって、大輔の父さんは大輔の頭を優しく撫でた。

短編小説みんなの答え:2

憶えていて

私は幼馴染である白兎(ハクト)と事故にあった。私をかばった白兎は大怪我を負い、徐々に記憶を失っていく。私は頭を強く打ったがそんなに影響は及ばなかった。私は明るい白兎が大好きだった。忘れられたくなかった。人は忘れられたら死んでいるのと同じなんだって、母が言っていた。忘れられるのが怖かった。怖い。悲しい。だから私は、毎日白兎に名前を覚えてもらっていた。けど、そんなに長く続かなかった。私にガンが見つかり、長く生きられない。白兎より先にこの世を断つと医者に断言されたから。悲しいなあ。せっかく覚えてもらったのに。私の名前は雅薇(ミヤビ)。毎日白兎は、「雅薇」「雅薇」「雅薇」と呼んでくれていた。苦しさが増してきた。もう、私には時間が残ってないんだろうな。そう確信した。どん底に落ちた。ずっと涙が流れる。けど、白兎は「頑張れ雅薇」「頑張れ!!」そう声をかけてくれる。ずっと生きていられる気がした。でもその気持ちを踏みにじるように病気は悪化していった。 そしてある日の夜、私はいつもに増して息ができなくなった。ああ、もうここで私は逝くのか。「い、、いやだよぅ。」ふと気が付くと声に出ていた。体温が感じない。感覚がない。終わりか、、、そう思った瞬間 「雅薇!!絶対ずっと、憶えておくからぁ!!おれずっとぉ、、うぅ、、憶えておくからぁ!!」 微かに白兎の声が聴こえる。全身の力を使って声を出す。 「あ、、りがとぉ、、約、、束だからねぇ。」私はそう言った。そして、目の前に靄がかかった。 ついに、視界が消えた。 白兎、、私のこと憶えていてね。  大好きだよ

短編小説みんなの答え:3

転校してきたのは憧れのアイドル!?

私は朝倉未来。アイドルになりたい中2!憧れているのはアイドルの明日葉カコちゃん!! だって同い年でアイドルだし歌うまいしかわいい!あ~、転校してくるとかマンガみたいなことないかな‥‥ 「転校生を紹介する」 「急に転校生!?」 転校生という言葉に、教室がざわつく。 「はじめまして。明日葉カコです」 「カコちゃん!?」 まさかの生で見るのが教室なんて‥‥ヤバい! 「席は‥朝倉さんの隣だな」 「よろしくね、朝倉さん」 まぶしい!近い!かわいい! 早速声をかけよう。 「ああああの」 「?」 カコちゃん困らせてどうする! 「アイドルのカコちゃんだよね?」 他の人来ちゃった‥‥ よし、次こそ! ダメだ‥ 今度こそ! いない‥ こんなのが続いて、もう帰りの時間に。 今なら! 「あの‥」 「どうしたの?」 いけた! 「一緒にカラオケ、行かない?」 「いいよ!」 よっしゃー!!生歌聞ける~! ということで、カラオケに来た。 「99点!?」 「今日は調子悪い方だよ」 やっぱりすごいな~ 「私も歌うか!」 歌い終わって、モニターに出てきた点数は‥ 「「32点」」 「あはは‥」 「よし!私が歌教えるから!」 「ほんとー!?」 カコちゃんによるレッスンがスタート! 「100点とるまで帰らせないよ!」 めっちゃ厳しいけど‥ 「「100点!」」 「私のおかげだ!」 「カコちゃん、ありがとう!」 そして5年後‥‥‥ 「スゴいよね~、ミラカコ」 私とカコちゃんで、ミラカコという名でアイドルをやった。 すると、『歌が上手い』と大人気に! 今のトレンドになってるらしい。 「私がアイドルになったのも、アイドルになれたのも、大人気になったのも、カコちゃんのおかげ!ありがとう!」 「未来ちゃんが頑張ったからだよ、きっと。」 「‥‥やっぱりアイドル、最高!」

短編小説みんなの答え:3

この痛み

「んっ…」 ぼふ、と音を立ててクッションに顔を押し付ける。  (今日も圭くんと話せた…!!) そう、私は絶賛片想い中のJCなのである。 今は学校終わりの夕暮れ時。会えないのが辛いと思う反面、今日も話せた事に喜びを感じる。 今日も格好良くて…ノリが良くて…真剣に話を聞く横顔も…… それにそれに!!今日、気分が悪そうだったから声かけたら、「優しいね」って言われたぁぁぁあ!! 「はぁ…もう幸せ…」 話すどころか褒められてしまっては、もう私の気分は絶好調。なんか今ならビルから飛び降りても絶対着地出来る気がする… 愛のチカラは無限大なんだって、そう思う。 圭くんは、私のこと…どう思ってるんだろう。 スマホを立ち上げ彼のラインのステメを見る。 私は最近クラスのグループチャットに入った。そこになんと圭くんが居て、彼のステメを毎日見るのが日課。 彼のステメには、相変わらず「Anemone Secret Word」と書かれている。 直訳すると、「アネモネ 秘密の言葉」だ。 一体、これはどういう意味なんだろう… ふと、アネモネの花言葉を調べる。 「ッ…!?」 そこに書かれていた事に私は絶句した。 これは…問い詰めなきゃ…。 この正体が私であることを願って__ _________________ 『アネモネ 花言葉:君を愛す』 オチが不安定ですがどうか楽しんでもらえればな!と思います。 それでは!

51495166を表示