短編小説の相談いちらん

短編小説

みんなが作った短編小説のコーナーだよ。※2024年9月30日までの投稿で受け付けを終了いたしました。

短編小説みんなの答え:1

2人の夢

「お母さんはいつか、『ピアニスト』になるんだよ。」 小さい頃、母はいつも私にそう言っていた。みんなのお母さんと違う『ピアニスト』っていう仕事をするって聞いて、なんだか少し、誇らしかった。女手一つで私と兄を育ててくれた母は、毎日のようにピアノを弾いてくれた。曲によって弾き方を変えたりしていて、格好良かった。その姿を見て、幼稚園の卒園アルバムの将来の夢の欄には、ピアニストと書いていた。ほんと、私って影響されやすいな(笑) しかし、私が14歳の時、母が交通事故で亡くなった。泣いた。毎日泣いた。今日の朝まで元気だったお母さんが、なんで? 母は、私が中学を卒業するまでピアニストにはならないと決めていたらしい。それを知った時、母の果たせなかった夢を、代わりに私が果たそうと決めた。ほぼ未経験のピアノを習い始めて、懸命に練習した。 私は中学の卒業式の伴奏に立候補した。卒業式で弾いてみたかったのもあるし、将来大勢の前で弾く練習にもなるから。曲は「絆」。母がよく弾いていた曲だ。私が生まれる前に病気で亡くなった父との思い出の曲だそう。 そして本番。曲の途中、母の顔が浮かんで涙が溢れた。天国から見てくれていると信じて、最後まで弾いた。届いた気がする。褒めてくれてるかな、ダメ出しかな(笑)自分のできる限りの力を出せて良かった。 それから10年。私は今、大勢のお客さんの前でピアノを弾いている。私とお母さんの『ピアニスト』になる夢が叶った。 初めて短編小説を書いてみました!読んだ感想、是非お願いします!

短編小説みんなの答え:1

新聞配達とホルン

 私は新聞配達をしている中学三年生。今は12月、クリスマスまであと2週間くらいという所。だけど私にクリスマスを待ち侘びている暇は無かった。なぜなら家には母しかいなくて、しかも最近重い病気にかかった。そして私には高校受験が迫っている。だからその受験代と母の薬代を稼ぐために、中学生でもできる数少ない仕事、新聞配達で金を稼いで生きている。今日も朝早くに起きて母のためのご飯を炊き、制服を身に纏い、新聞配達をしに行く。  白い息が出る。すっかり冬になったな、とは思っていたけど、配達用の新聞をちらっと見ると、来週くらいには雪が降るようだ。大量の新聞を担ぎながら自転車を漕ぐ。高橋さん、一ノ瀬さん、三宅さん、いつもの人に新聞を配り、次の人は…と新聞に目を通す。次は…白石さん…?最近新聞取り始めたのかな、とまた自転車を走らせる。  着いたのは小さな川のすぐそこの家。普通の人から見たら普通の家。だけど私から見ると、とても大きくて私には手が届かない様な一軒家。とりあえず、ポストに新聞を入れた。そして、今日の新聞配達は終わった。空に向かって白い息を吐いた。すると、白石さんの家から白い息のようにふわっとした音色が聞こえた。この音…ホルンかな…?私のお母さんはつい最近まで私の学校の吹奏楽部の顧問をしていて、ホルンを吹いていた。その音色はお母さんにそっくり…とは言えないけど、一生懸命な感じがした。私はもう一度白い息を吐いた。その息は音と共鳴する様に広がった。その音を聴いている間にもう学校に行かないといけない時間になったので、焦りながら自転車を走らせた。  学校から帰るとお母さんが味噌汁を作って待っていた。「ただいま」「おかえり」と言葉を交わした。そしていつもの味噌汁を飲み干した。いつもの味だった。  次の日も新聞配達に行った。西田さん、鈴木さん、榎本さん、そして白石さん。白石さんの家からは、今日もホルンの音が聞こえた。ホルンの低くも高くもないような音、ふわっとした響き。その音にどんどん虜になっていった。  次の日もその次の日も新聞配達のついでに白石さんのホルンを聞きにいった。家の前でずっと立ち尽くしていると、いきなり音が止まった。そして3分くらい次の音が鳴るのを待つと、ドアから女の人が出てきた。制服からしてすぐそこの高校の人だ。今時の女子高生のようなリュックにホルンケースを持っている。って、もしかして… 「あなたがいつも朝聞こえるホルンを吹いてる…」「そう。白石優樹菜。新聞配達ありがと。じゃーねー。」 それだけ言って白石さん…いや、優樹菜さんは高校の方に歩いていった。優樹菜さんはボブカット、そしてバレない程度に折られたミニスカート、これもまた最近の女子高生って感じがした。歩いていく優樹菜さんを見送って、私は歩いていった。昨日より白い息の白が濃くなっていた。  家に帰ると母がホルンを抱えていた。一つの手紙を持ちながら。「おかえり、薬買ってきたよ。」とだけ言ってリュックを下ろした。「ねぇお母さん、その手紙って誰から?」「えっとね、白石優樹菜さん。まぁ言ってもわからないだろうけど。」「…知ってる。新聞配達で知り合った」と言うと、お母さんは驚いていた。  お母さんはこう言った。優樹菜さんは音大を目指している。そして、中学生の時、優樹菜さんはお母さんが顧問の先生として働いていた時に吹奏楽部にいたんだとか。そしてその手紙はもうすぐ受験があって、もう一度会いたい。だけどお母さんはもう歩けない。だから無理して来なくてもいいよ、と言う趣旨だったそう。お母さんは泣いた。初めて見た。じゃあ…私は…「明日、ちょうど休日だし、お母さんを優樹菜さんの家に連れていってあげる。」  次の日、お母さん、起きて。と起こして、新聞、後ろにお母さん、ホルンケースを担ぎ、優樹菜さんの家に行った。 いくともうホルンの音が聞こえる。「優樹菜ちゃん、すごく上手くなった…」もう言うことはないよ、帰ろうとお母さんは言った。まだ何もしていないのに…と言うと、お母さんは手紙を書いて、新聞に挟んだ。二人で小さく微笑むと、雪が降ってきた。初雪だ。雪は街を白に染めていった。  それから少し時間は経ち、私は高校受験に受かった。そして優樹菜さんも音大に受かったと聞いた。新聞配達のついでに話を聞いた。その話を聞いて、私もホルンやる!と帰ると、お母さんは満足げな顔で倒れていた。  お母さんの頭を撫で、ホルンを持った。息を入れたが出ない。やっと出た音もお母さんの音にはまだ遠い。けど、私は上手くなる。あの時お母さんが奏でた音と同じくらい、それ以上に上手くなる。

短編小説みんなの答え:4

意味怖 不可解

朝。私は、友達の亜紗と一緒に学校に行った。私、南部ののか。 ホラー小説にはまってる中学生。 「ののかは、どんな映画が好きなの?」 「やっぱり、ホラー系かな?ゾクゾクするし。」 「そうなの。私は、恋愛系かな?だって、ホラーとか怖いじゃん。」 そして、教室に入って自分の机に行くと、紙が置いてあった。 横には、すごくきれいなろうそくが置かれている。 ゾッとするぐらい綺麗だった。でも、なんでこんなところに?誰が置いたの。 「ののか! ろうそくを見てみろ。 ゾッとするぐらい、神秘的だよなぁ。 お前にプレゼントしよう!」 さあ?どういうこと? まあ、こんなのもらってもいらないや。 私は、謎のまま家に帰った。 家に帰ると、お母さんが笑顔で出迎えてくれた。 「ののか、レストランに行こう!小テストで滅多に取れない100点取ってきたでしょ、お祝いよ。」 「やったー!」 愛犬のココアも連れてレストランに出かけた。 愛犬一匹、置いておけないもんね。 そして、食材は、フルコースだった。 もう、お腹いっぱい。デザートの時間になった。 出てきたのは、巨大パフェ!店員さんが言った。 「今日は、ののかさんのお祝いとお聞きしまして、特別に 巨大パフェをご用意いたしました。どうぞ、お召し上がりください!」 そして、私はお腹いっぱいだったけどフルーツパフェを食べた。 上には、犬のチョコプレートが乗っている。 口いっぱいにフルーツの甘さが広がった。 何これ、すごくおいしいじゃん!店員さんが言った。 「ココアの味は、いかがですか?」 ココア?本当だ、ココアが入ってる! 「はい!すごくおいしいです!ココアとフルーツがマッチしていてとてもおいしいです!」 店員さんは、不思議そうな顔をした。あれ、何でだろう? 私、何かダメなこと言ったのかな?」 店員さんは、ニッコリ笑って言った。 「あ、  南部さん。大変ご迷惑をかけますが、しばらくの間、休業するんです。彼女と、トンガの人と結婚することになり、ハネムーンはハワイ旅行に行こうと思いまして。」 へえ、いいな。この店員さんに彼女、いたんだ。レストランとかやってたら、忙しくて彼女とデートしてる暇とかなさそうなのに。私も、ハワイ行ってみたいもん。 私は、ルンルン気分で家に帰った。家に帰ってから、今日の出来事が意味怖の出来事だったと気付いた。 こんにちは、9歳、小学3年生のホットケーキです! 意味怖、書いてみました! 力作です! <解説> 最初のメッセージ、頭文字を読むと「のろうぞお」→呪うぞ ココアの味いかがですか?→愛犬の味 店員さんの休業理由→頭文字と大変ご迷惑をかけますが、の「た」と「を」           「あなたをしかと」→あなたをシカト こんな感じです。 よく読んでる人には、すぐわかってしまったかもしれませんが、初めて書くので、ごめんなさい。 あと、小学3年生なので、文章力もあまりないんですが、よろしくお願いいたします!

短編小説みんなの答え:3

君とのほろ苦い思い出 バレンタインデー

外は、雪が降っていた。まるで、砂糖みたいに細かい雪。手は、かじかんで真っ赤。今日は、バレンタインデー。  私は酒野夕夏!全然目立たない高校1年生。だから、バレンタインでチョコももらったことない。初恋の経験も中3までは、ゼロだった。 それで、みんながバレンタインで盛り上がる気持ちが全然わかっていなかったんだ。人気者は、チョコもらっただけで騒いでて私には、正直言って理解不能だった。 あの日のことを思い出す。1年前のバレンタイン。私は、ため息をついた。もう、アイツには大学生まで会えないんだ。 私は、いつも通り学校に行ったんだ。そして、机に荷物を入れようとした。すると、机の中にコロンとしたものが入っていた。掴んで取り出してみると、それは、バレンタインチョコだった。 私は、驚いて声も出なかった。私を好きな男子がいるって衝撃だった。手紙を開いて読んでみた。 『朝のうちに、屋上に来てくれ! もし、来なくても俺が呼びに行く。 優より』 私は、すぐに屋上に向かった。それにしても、信じられない。あの優君が私のことを好きだなんて。 優君とは、恋人と言うより友達として好きだった。小学校からの幼なじみだから。でも、本気だったんだ。 屋上に行くと、優君がいた。優君は、顔を赤くして恥ずかしそうにしながら言った。 「あのな…。」 「何?」 「俺、お前のことが好きなんだ!!!ずっと昔から!」 私は、疑問に思った。なら、もっと早く言えばいいのに。 「でも、何で今さら?もっと早く言ってくれればよかったのに。」 しばらく、優君は黙っていた。それから、私に言った。 「俺、受験、県外の高校受けるんだ。引っ越すんだ。だから、言っておかなきゃと思って。俺、毎年バレンタインで言いたかったんだけど、恥ずかしくて毎年、来年でいいか、って後回しにしてた。でも、もう高校入試の時期、来ちゃったしな。今言っておかないと後悔すると思って。」 私は、涙が溢れ出す。私のことを好きだといってくれる人がいて、嬉しくなった。 「大学生になったら…会おうな。付き合おうな。それじゃ。そろそろ行くから。」 優君は、恥ずかしそうに戻っていった。私は、その日家に帰る途中、友達に話しかけられた。 「今日、バレンタインだよね!夕夏は、チョコ誰かにもらったの?」 私は、ドキッとした。だけど、何とかごまかした。 「そんなわけないでしょ~、この私がチョコもらうなんてありえないでしょ~!!」 「そうだよね~。」 優君からチョコをもらったことは言わなかった。誰かに知られたら噂になる。 そして、家に帰ってからチョコを食べた。甘くてほろ苦い、ほんのりビターなチョコ。ああ、春からもう話せないんだ。そう思うと、すごい落ち込んだ。 「夕ちゃん、夕ちゃん!何ボーっと立ち止まってんの?早く行こうよ。」 あ、妄想してたらいつの間にか歩くのも、友達と会話してたのも忘れてた。私は、慌てて言った。 「ごめん!何でもないよ、じゃあ、行こう!!!!」 私は、友達と一緒に歩いた。アイツとのほろ苦い思いでは、ずっと忘れない。 長文、読んでいただきありがとうございました!中2のみみです! ずっとずっとずっと、恋愛小説書いてみたいと思っていました。 ストーリー、出来上がったのでここに相談してみました。 長年の願いがかなったので、嬉しいです!

短編小説みんなの答え:5

おばあちゃんの願い事。

「おばあちゃん。死ぬのって怖い?」 今日九十才になったおばあちゃんに聞いてみた。するとおばあちゃんは小さい目を私にゆっくりと開けると 「こわかねぇ。じさまのところにいけるんだからねぇ。」 とにっこり笑った。私は一言ふーんと言った。 「最近なぁ、神様みたいな人と夜中会ったんだべ。その人はなぁ、やりのこすことはねえかっつーもんでよぉ、おまえさんの病気治して欲しいとわしゃ、お願いしたんだべよ。」 「へー。」と私は苦笑した。あー。おばあちゃんもいよいよ、ぼけてきたな。と思った。私には病気がある。治すことは難しいと言われている。毎日苦しくて、苦しくて、、、。 死にたいって思ったこともたくさんある。そして自分の寿命が短いことだって分かる。だからおばあちゃんがうらやましいんだ。。 「じゃあ、おやすみなさい。」 「あぁ、おやすみ。」 私はドアを閉めて自分の病室に向かった。ふーん。神様か、、、。 自分の病室についてベットに横になったがなかなか寝付けなかった。 目をつぶる。羊を数えたが寝付けない。 はぁ。誰もいない静かな病室に私のため息だけが響く。 「起きて。」 聞いたことがない声がした。私はむくりと起きた。目を開けると、、、 「ひっ!」 フードをかぶった男の人が立っていた。その人は、、、、         大きな鎌を持っていた。 これって、、、、 「死神、、、。」 「そうだよ。正解。」 「私の魂取りに来たの?」 「違うよ。」 と死神が告げる。 「おれは今日、フミコさんの魂をとりに来たんだ。」 そんな、、、。おどろきで声が出ない。フミコって、私のおばあちゃんお名前、、、。 「じゃあ何で私のところに来たの?」 すると死神は、よくぞ聞いてくれました!というようにこっちを見つめた。 「俺は死神。死神は魂をとる前にそのひとのねえがいごとを一つだけ叶えてあげる決まりがあるんだ。だからフミコさん、君のおばあちゃんは、君の病気を治して欲しいと言ったのさ。」 そこから私は記憶がない。気絶したのだ。 翌日、おばあちゃんは亡くなった。 すると私はみるみる病気が治ってきた。 貴重な一回を私におばあちゃんは、与えてくれたのだ。 一日一日を私はかみしめて生きていく。 そう、誓った。 おはこんにちばんは。トミーです。結構長くなっちゃいました(^_^;) どうでもいいんですが、私、この前おばあちゃんに年齢をきいてみたんですよ、そしたら何回聞いても十五歳だって言い張るんですよ。 以上です。 最後まで見てくれてありがとうございます。感想などをかいってくれたら嬉しいです! バイバーイ

短編小説みんなの答え:7

愛を込めて、あなたへ

とうとう冬がやってまいりましたね。 寒くて手が真っ赤です。 私のいるところでは、雪がたくさん降ってますよ。 一面銀世界で、すごく綺麗です。 あなたは今も元気にしていますか? 体調にはくれぐれも気をつけてくださいね。 君は風邪をよくひいていたから、ちゃんとあったかくしてるんですよ。 さて、学校の話にまいります。 あなたがいない毎日は少し味気ないけれど、友達と楽しくやっています。 あなたも、存分に、学校生活を楽しんでくださいね。 あなたは、私に会えなくて、寂しいですか? うん、と言ってくれたら、ちょっぴり、嬉しいです。 私も、あなたに早く会いたいです。 でも、あと少しで冬休みですから、もう少し、我慢します。 そういえば、あなたが去年に私にクリスマスにプレゼントしてくれたマフラー、 とってもあったかくて、すごく好きで、今は毎日つけています。 あなたは、今年のクリスマスプレゼントに、何が欲しいですか? なんでもお願いしてください! あ、でも、ものすごく高いものとかをお願いして、私をいじめないでくださいよ。 あなたを嫌いになってしまいます。 私をいじめたら、もう会ってあげませんよ。 どんなに謝ってもです。 だから、ダメです。 絶対ですよ。 あと、私にも、クリスマスプレゼントに何かくださいね。 忘れたらイヤです。 でも、何がいいでしょうか? …うーん、やっぱり、なんにもいらないです。 その代わり、会ったら、私のこと、ぎゅーーって、してください! あなたに会えることが一番のプレゼントですから。 あ、でも、やっぱり、ちょっとは期待、しちゃいますよ、プレゼント。 …なんて、わがままですね、私。 お手紙、少し長くなってしまいましたね。 すみません。 でも私、また会える日をすっごく楽しみに待っていますから。 オシャレ、少し頑張ってみます! あ、あと、手紙のお返事、待ってますよ。 でも、そっけないお返事はダメです。 約束ですよ。 …わがままな私でも、私を愛してくれるあなたが大好きです。 でも、あなたはかっこいいですから、他の女の子に奪われちゃったら、イヤです。 待っててくださいね、私のこと。 わがままばかりの私だけど、付き合ってくださいね。 それでは、また会う日まで! ps. 体調管理、バッチリにしておいてくださいね! 風邪でデート中止はイヤですよ! 絶対に! …あと、繰り返しだけど、あなたが大大大好きです! だから、あなたも、私のこと、愛してくださいよ。 ちゃーんと。 指切りげんまんです。 …あ、えっと、長々と、ごめんね。 ついつい…ね もっと話したいことはいっぱいあるけど、 それは、会った日のためにとっておきます。 じゃあ、今日はここまで。 クリスマスに会いましょう! イルミネーションとか、連れてってくださいね。 美味しいお店も、あなたと、行きたいです。 あと、いろいろ私に教えてくださいね。 都会は不慣れですから。 ー愛を込めて、あなたへ -------------------- 初めてお手紙風にしました! 長文すみません… でも、楽しんでいただけたら、すごく嬉しいです! コメントお待ちしております! それでは good bye! Have a nice day!

短編小説みんなの答え:2

深海邂逅

ー僕はあの子に恋をしてた。 名前は確か、「ウナミ」。 会ったのはもう8年前だけど、僕は会いたい。あの子にー 潮風町…というか小さな島なのだが、ここは僕のおばあちゃんが住んでいた。いつも夏にここに来ては海辺で遊んでた。その時にウナミともあった。そんな町。 周りの人たちに写真と名前を告げても「いいや、知らないねぇ」で終わり。引っ越した形式もない。 島を軽く自転車で一周すると焦げる様な夕日が沈みかけていた。 青く光る海が見える宿に帰って、窓際から海を覗く。けど、そこにあの、ウナミが立っている様な気がして、宿を出て並み立つ海の近くに行く。 「なぁ、ウナミなのか?僕は君に会いに来た。なぁ、僕のことを覚えてるか?」 静かな海を眺めていると海から無数の青く光る手が僕を包む様に、海へと吸い込んでいく。自然と安心する。息は出来て、深海生物の様な魚が泳ぐ。海の中は青白くひかり、手は僕を導く様にする。その先にはウナミの面影のある人魚が居た。 「カイ君…!私の事、覚えてて下さったのですね…あの時はありがとう。遊んでくれて。私は暇で仕方がなったのです。あの頃は。」 その微笑みはあの頃と変わらない笑みだった。 「忘れるわけないじゃないか。」 僕も微笑む。 「だけどね。君は私を忘れないといけないの。人魚法で決まってるの。だから。ごめんね。せっかく会えたのに…邂逅後に言う事じゃないのだけど…ごめんね。」 「え?」 彼女は僕に美しい白い手をかけた。すると目が自然と閉じていく。 「ありがとう。そしてごめんなさい」 ーそう言う、彼女の声が遠のくー 僕は、僕は何しにこの町へ来たんだ?この町にはおばあちゃんが住んでたという接点しか無いはずだ。 なんで?なんで、僕はここへ来た。 帰りたい、なのに何故か帰っちゃいけない気がする。そして、何かを忘れている。なにを?わからない。なにを忘れてるんだ。僕は。 そもそも「何かを忘れている」それが幻覚なのではと考えて、僕は始発電車に乗って家まで帰った。 何かを忘れていた?なにを?僕は何を?

短編小説みんなの答え:3

私の恋は、

「別れて、くれない?」 「……は、」 彼の口からそう告げられたのは季節も真っ白に染まる冬の頃。 受験生の12月だった。 「え…っ、え?なん、で?」 「…他に、好きな人できた。」 __ズキン。 「ほんと、自分勝手だよな。ごめん。だけど、黙ったままも悪いと思ったから、」 別れる際でさえ、こうやって気遣ってくれるところ。 何事も真っ直ぐで、正直なところ。 それに私は惹かれたんだ。 「そっ、か。うん、分かった。」 「ほんとごめんね。」 「んーん、謝ることないよ。今まで、ありがと。楽しかった。」 「…俺も。ありがとうな。」 そう言うと、私は彼の腕の中に包まれた。 「…最後に。何もしてやれなくて、ごめん。」 「…ばぁか。」 そんな事したら、そんな事されたら……、 ………諦められないじゃん…。 「じゃ、また明日。風邪、ひくなよ」 何で、そんなに優しくするの。 好きな人、私以外にできたんじゃないの。 分かってた。そう言われること。 何となく、勘付いてたの。 だけど、せめて、受験とかを理由に振ってほしかった。 今まで嬉しく感じていた彼に優しさは、初めて私の心に深い傷をつけた。 だけどそれは、誰も悪くなくて。 人の心は止まることなく変化する。 つまり、好きな人が変わることはおかしい事じゃない。 むしろ、当たり前のこと。 「……っ」 どうして、世の中はこんなに残酷なんだろう。 どうして、色んな生き物が生活するこの地球で、人間として生まれてきてしまったんだろう。 人間じゃなければ、こんなに苦しまなくて済んだかもしれない。 「さ、帰ろ。」 空には彼女の感情を表すかのように冷たく、真っ白な雪が降っていた。

短編小説みんなの答え:2

忘れたい記憶と絶対記憶者

「ねー、なんで雪はいつも期末テスト500点満点な訳ー?」 「さぁ」 「いや、一位なら分かるよ?けど500点満点て、どゆことさ?」  クラスメイトである花のその質問にウンザリしていたとき…… 「あっれー?」  隣の席の卓也が何か頭を抱えている。 「ん?どしたん卓也?」 「ん、花。いやー、それが今日提出のプリント、どっかやっちまってよー」 「え、それって九条から渡されたやつ?」  卓也のおかげであの質問から逃げれた。でも九条先生からのプリントをなくすとはご愁傷さまだな。仕方ない、お礼だ。 「卓也。HRのときに国語のファイルに入れて、蒼に貸してなかった?」 「だった!サンキューな雪!雪って記憶力すげーよな」 「……そんなことないよ」 「そうか?純粋にすげーと思うぞ?俺なんか期末、247位だぜ?250人中」 「何いってんの?記憶力がよくてもテストでいい点がとれる訳ないじゃない」  ………卓也の幼馴染みの華恋。期末では決まって二位。そのせいか私に対して、なんだか当たりが強い。 「そうなのか?」 「当たり前じゃない」 「じゃあ、雪は普通に頭もいいのか」 「あら、違うわよ。だって満点以外とらない、なんてあるわけないじゃない」 「じゃあ、なんなんだ?」 「不正に決まってるわ。じゃないと私を越すなんてありえないもの」 「はいはい。いつものやつな。雪、ごめんな」 「卓也が謝ることじゃないよ」  はぁ……めんどくさい。なんなんだろ。  放課後、私は華恋に呼び出された。 「ねぇ、本当に不正とか止めてくれるかしら。」 「なんで私が不正してるって思うの?」 「は?そんなの決まってるわよ!あなたが毎回500点満点だからよ。不正でもしない限りできっこないわ」  ………なんなんだろ。この人。 「……それってさ、華恋ができないからそう思ってるんでしょ?私はできるの。華恋と私は違うの。できないからって私を妬んでるんでしょ?何もかもを自分の目線で見るのやめてよね」 「………っ」  何も言い返せないらしく私を睨んでいる。 「……なんでそんなに記憶力がいいの?テストだけじゃないわよ……、あなたはさっきみたいに人のなくしものをすぐに見つける」 「……生まれつきだよ」 「ふーん。そう。いいわよね、生まれながらの勝者って。努力もしないで、てっぺんにいるんだもの」 「確かに努力はしなかった。けど………私の記憶力はいいなんてものじゃない。生まれたときからずっと記憶がある。それも0.1秒もとりこぼさずに」 「華恋、好きな5桁の数字を言って」 「え?……42153だけど」  卓也と華恋の誕生日か。 「華恋。4年と2か月前の15:03に何をしていたか言える?」 「は?言えるわけないじゃない」 「私は言えるよ。それが私の記憶力。呪われた能力だよ」 「そんな……ことがあるっていうの……?」 「うん。この記憶力はいいことばかりじゃない。何より……とても辛い記憶を忘れられない。今でも昨日のことのように……いや、今のことのように思い出せる」  華恋は青ざめていた。そしてやっと口を開いた。 「辛い記憶って……何……かしら?」  2011年8月5日、お母さんと葉月停という飲食店に来ていた。葉月停は有名な高級飲食店で、シングルマザーお母さんがいつも我慢させてごめんね、と無理して連れていってくれた。そこで事件は起こった。急に銃を持った男がやってきて………「金を出せ!」と。怖かった。店員は怯え、手を震わせながらも男の言う通りにお金を出していた。そんな時、店長がスタンガンを男に当てた。その瞬間に男は銃を落とした。それをひろおうと店長は男に近寄った。……すると、男はナイフを取り出した。そして私に銃をひろって、持ってくるようにいった。私は銃をひろった。そして、銃を構えた。パンッ ………男は死んだ。私が殺した。男は悪いことをした。だから当然だ。そういってくれる大人もいれば。ひどい言葉を浴びせる大人もいた。友達には「人殺し」と、怖がられたり蔑すまれたりした。私は……お母さんを守りたかった。けど……私が男を殺したせいで、お母さんにも非難の言葉……暴言が浴びせられた。そしてお母さんは自殺してしまった。私は……お母さんもを殺してしまった。 「そん……な」 「覚えてるの。撃ったときの感触。それで肩が脱臼した痛み。男から流れる赤い血。お母さんの虚ろな目。全部……覚えてる」 「私にはあなたの苦しみは分からないわよ。けど、だからって……人形みたいに生きるのはやめてくれるかしら。私があなたを嫌う理由わかるかしら?あなたが空っぽだからよ。そんなお人形さんに負ける。この屈辱がわかるかしら?あなたにできることはっ!」 自分を殺さないことだけよ……と。  華恋がそう言ってくれたから私はこの記憶力と向き合って生きてくって決めたんだ。

短編小説みんなの答え:2

何気のない生活に。

「奇麗」 パンを買いに行こうと外に出ると雪が降っていた。 ゆらゆら、ふわふわと頼りなくさまよい、一度はキラッと光って地上に落ちて積もる。 そんな雪が私は好きだ。 辺りは一面真っ白な雪。 沢山の人の足跡が雪に残って、その足跡を消し去るように小さく新しい雪が積もっていく。 頑張って、そう応援したくなるような何とも言えない気持ちが私をほっこりさせる。 「いらっしゃいませ。今日は何になさいますか?」 「いつものフランスパン1つとデニッシュを1つお願いします」 「少々お待ちください。今年の冬は去年よりも寒くなるみたいですよ」 「そうなんですね。防寒対策はしっかりしないといけないですね」 「そうですね。はい。お待たせしました。いつものフランスパンとデニッシュ1つづつで600円ですね。明日も来てくださいね。ありがとうございました。」 ちょうどを払ってレシートを受け取る。 パンをもらってパン屋を出てく。 いつもこんな感じ。そんな何気のない行動がなんだかまた、私の気持ちをほっこりさせる。 パン屋を出ると雪がちらちらと降って辺りに建物の色が見えてきた。 これまた新しい景色が見えてほっこりよりも楽しかった。 この生活に今日もほっこりさせられた。 【完】 こんにちは!まつぼっくりです! 初めまして!まつぼっくりです!よろしくお願いします! 今回はほっこりするような物語を書いてみました! ほっこりしてください笑 感想、アドバイス、どんどんお待ちしてます! じゃね!またお会いしましょう!

短編小説みんなの答え:1

街角花屋の日常

ここは、街角にある『Emotions』という小さな花屋。 宇華さんという若い女性がたった一人で切り盛りしている。 「どんな花だって、ちゃんと意味があります」が、宇華さんの口癖。 この花屋の周りには、いつも甘く優しい香りが漂い、それにつられてお客さんがやってくる。 ほら、今日も…。 「いらっしゃいませ!」 店内に宇華さんの明るい声が響く。 やってきたのは、三十代前半ぐらいの男の人だった。 「本日はどのようなご用件で?」 「えっと、その…。じ、実は僕…好きな人ができて…」 男の人が顔を真っ赤にして言う。 「あら、そうなんですね!」 「そうなんです…。それで…こ、告白用の花を…買いにきたんですが…」 「告白用の花、ですね…。ちなみに、片思いの方はどんな色が好きですか?」 「えっと…たしか、ピ、ピンクが好きって…」 「ピンクですね…あ、ちょうどよいのがあります!」 そう言って、宇華さんは店内の奥に消えた。 一分後… 「お待たせしました!」 宇迦さんが腕に抱えて持ってきたのは、濃いピンクが連なった花だった。 「こちらの花は〔胡蝶蘭〕といいます。ピンク色の花言葉は〈あなたを愛します〉。この花は、男性から女性へのプロポーズとしても人気なんです。」 「そ…そうなんですか…!」 嬉しそうな男の人を見て、宇華さんはにっこり笑った。 「せっかくですから、花束に花言葉を書いたメッセージカードをつけておきましょうか?」 「よろしくお願いします…!」 宇華さんから花束を受け取った男の人は、嬉しそうに帰っていった。 また、別の日の夕暮れ時。 (そろそろ閉店するかぁ…) そう思って宇華さんが店のドアを閉めようとした、その時。 「まってー!!」 向こうから、六歳ほどの少女が全速力でかけてきた。 「わぁぁ、どうしたの?そんなに夢中で走ったら、転んじゃうよ!」 走ってきた少女は、肩で息をしながら足早に言った。 「おねいさん、お願い!ミホにお別れのお花売って!早くしないと、かおるちゃんが行っちゃう…!」 よく見ると、少女が左手に二千円札を握っているので、宇華さんはびっくりした。 「私の店の花を、買いに来たの…?」 宇華さんの問いに、少女はうなずいた。 「お友達のかおるちゃんがね、今日お引っ越しなの。ミホ、かおるちゃんのこと大好きなのに、何にもしてあげられないのは嫌なの!だから、おねいさんのお店のお花をちょうだい!かおるちゃんみたいな元気なお花!」 少女は、瞳にうっすらと涙を浮かべていた。 宇華さんは、目を閉じてうなずいた。 「わかったわ。すぐに準備するね。」 そういうと、急いで店内に入っていった。 しばらくして出てきた宇華さんは、白と薄い青の花の花束を手にしていた。 「いい?ミホちゃん。この花はね、ワスレナグサっていうんだ…。」 ミホの友達のかおるとその家族は、帰りが遅いミホを待っていた。 「…もう時間が来たわ。行きましょう、かおる。」 そう言って母親が肩に置いた手を、美穂は払いのける。 「いやだ!ミホちゃんは絶対に来る!!」 「でも、もう時間が…。」 かおるの母親が言った、その時。 「かおるちゃーん!!」 白い車に乗ったミホが、窓から手を振っている。宇華さんがミホを送ってきたのだ。 白い車はかおるのそばで急停車する。 「ミホちゃん…」 「かおるちゃん!」 ミホは車の中から、花束を取り出した。 「えっ…?これ…」 「かおるちゃん!このお花、ワスレナグサっていうんだよ!花言葉は〈真実の友情〉っていうの!ほかにも、〈私を忘れないで〉っていう意味もあるんだ!だからね、私のこと、ぜーったいに忘れないで!」 ミホは目から涙をポロポロこぼしながら、笑顔で言う。 真央瑠も泣きながら、同じように笑った。 「うん…!」 ここは、『Emotions』という小さな花屋。 ここでは今日も、宇華さんという若い一人の女性が、花で喜びを届けている…。 ――――――――――― どうもこんにちは!春巻き春樹です! 最後まで読んでいただいてありがとうございます! 実は店の名前の『Emotions』って、『感情』っていう意味なんですよー! 初めて小説書いたので、感想などよろしくですー!

短編小説みんなの答え:3

Yourself by myhand ,

俺はもう、疲れたんだ。 学校でも、家の中でも、 俺の居場所はとっくに無くなっていた。 無視されて、 奪われて、 独りになって。 日に日に増え続ける痣が、 見るに耐えなくなっていた。 泣くことも、 怒りもなく、 ただひたすらにその淵を歩く。 学校の屋上。 生と死を分ける狭間。 ただひたすらにその淵を歩く。 そんな時。 一瞬の強風。 静寂を破る強い風に、体は抗えなかった。 ___落ちる □ 君はいつしか、顔に光が宿らなくなった。 僕には、尋ねる勇気も資格もない。 日に日に君は、体を縮こませるようになった。 頬や手、腕には青紫の痕が増えるようになった。 ・ 部活で学校に来ていた。 そんな時、ふと上を見たら、 そこに君はいた。 条件反射で僕は駆け出した。 君は…まだその淵を歩いていた。 声をかけようとした時だった。 一瞬の強風。 静寂を破る強い風に、君の体は抗うことはなかった。 __落ちてしまう □ 目を瞑った。 ……だが一部を除いて、身体に痛みはない。 手首が何かに掴まれている。 その方を向く。 「……なんで。」 □ 君が…いる。 僕の手が君の手首を掴んでいる。 「……なんで。」 …君は涙を浮かべてそう言う。 「あ、…えっと。………話したいことあって。」 …そんなものないのに。 □ …初めてだ。 俺を救おうと、手を伸ばした人は。 「……離せよ…」 「ごめん。それは…無理。」 「なんで…。」 「…話そうよ。少しだけ。」 そういって、お前は俺を持ち上げる。 □ 「…話そうよ。少しだけ。」 有無は言わせず、君を持ち上げる。 「「……。」」 「……その、」 「なに。」 「一人でいくとか、許さないから。」 「は…?なんでお前にそんなこと…」 「好きなんだ。」 ……言ってしまった。 「俺のことが?」 「そう…好き。」 □ …初めてだ。告白されたのは。 …初めてだ。……好きな人に告白されたのは。 「…物好きだな。」 「…かもね。………だから、次は一緒にいこう」 「………うん。」 俺たちは靴を脱いで、 屋上の淵を歩く。 さっきよりも、心が温かい。 「あ…そうだ。」 「…何?」 「見たいテレビがあるんだった…」 「は!?」 「…やっぱり飛ぶの後にしない?」 …俺はもう少しだけ、こいつと一緒にいる事にする。 ーーーーーーーーー お久しぶりです熊谷です。 これからも短編小説書こうと思うので、 良ければまた見に来てくださいね

短編小説みんなの答え:3

普通の日常会話

── あれ、この時計、左回りで回ってる。壊れたかな。 「何言ってんだよ。時計は普通左回りだろ。」 え? 「左回りなんだよ。」 …ああ、そうか。 ── なあ、明日って何曜日だっけ。 「今日が日曜日なんだから、もちろん、壱曜日だよ。」 壱曜日...? 「壱曜日だよ。」 …そっか、そうだったよな。 ── 変なこと聞くかもしんないんだけどさ。 「うん。」 首から上って、無いのが普通だっけ。 「あはは。普通だよ。当たり前だよ。だってお前も」 鏡を向けられた。 … 頭が、 無い。 「普通。普通。」 普通…? そうか、 普通。 ・ ・ ・ ・ ・ あ と が き 作者です。るりあめと言います。 ちょっと怖くなっちゃいましたけど、結局、 あなたの頭も、無くなっていませんか。って事を言いたかったんですよ。 ネットしてると、よく頭が切り落とされますからね(笑)お互い気をつけましょう!

短編小説みんなの答え:2

夏休みの幽霊

うるさいくらいセミが鳴いている。そして私の席は一番窓に近く、暑い。文句ばかりしか言いようがない。 「暑~。」 「そーだねっ...」 隣の席の小春も同じだった。歴史の授業が終わり、パタパタと、教科書を閉じる風音、ガチャガチャと教科書をカバンに入れる音、ビッとカバンを閉める音、そんなものがうるさいだなんて感じたことなどない。 その時だった。私が帰ろうとすると、ポンと誰かが肩に触れた。 「ちょっと待って、これ、夏祭り。一緒に行かないか?」 それは、クラスに一番のイケメンの石田晴翔だった。 「え?何言ってんの?なんで私なんかを誘うの?」 「残ってたから....。残り物には福があるっていうからさ?」 残り物扱いされてる....! 私は思わず叫んでしまった。 「残り物扱いしないで!」 そして、夏祭り当日。私と小春で夏祭りに来た。でも、晴翔は来なかった。心配になって、私は電話した。ども、出てくれなかった。晴翔の家に行くと、お母さんは行方不明届け出しに行っていることがわかった。テレビでは、 「先日、行方不明だった石田晴翔さんですが、遺体が見つかりました___」 私はこんなこと信用できなかったが、本当のことだった。なぜこんなことがあったのか、気になりながら、メールを見た。すると一つ、メールがきていた。中身を見てみると、「次は君だよ?」と、書いてあった。 END--------- こんちゃ!ばななみるきーです!初の小説です、みんなが面白いと思ってくれると嬉しいです!

短編小説みんなの答え:4

擦った膝がきっかけで。

「ねね見て。バレーボールで膝めっちゃ擦ってやばい」 「ちょっと血出てんじゃん。保健室行こ」 「いや大丈夫だよ。擦っただけだよ?」 「でもその擦ったとこ血出てるし、そこからばい菌が入る事だってあるんだぞ?いいから行くぞ。歩くの痛いと思うから。ん」 「え、おんぶ?」 「うん」 私は紫麻乃茉奈(しまのまな) 加味野悠馬(かみのゆうま)は私の幼馴染。 悠馬のこういうとこ昔から好きだなぁ 「てか!悠馬今モテ期なんだって?沢山告白されてるらしいじゃん!」 「揺れるな。ま、そーだけど?」 「悔し~!え、じゃあ彼女、もうできちゃった感じ?」 「まだ。全部の告白断った」 え、じゃあ私にも可能性はあるのかな 「なんで?」 「好きな人いるから」 そっかぁ私じゃないのか。 でも言った方がこのモヤモヤはすっきりするのかな? 「なら私言っていい?」 「いいけど。何を?」 「ゆ、悠馬の事今でも好きって事」 「え」 「擦っただけで心配してくれるとことか昔からずっと、す、好きです」 …… 「ごめん」 「あ……そーだよね!私なんかを悠馬が好きなわけないよねぇぇ」 やっぱりだ。私なんかに可能性なんかあるわけない 顔を手で覆っても指の間から流れ落ちるほどの涙が一瞬で出てきた 「え、いや泣かせるつもりなんかなかったんだけど」 「ご、ごめん」 「こちらこそごめん」 「何で悠馬が謝るの?」 「いや……茉奈に言わせて悪かったなと思って」 「え?何を?」 「告白……?」 どういうことなんだろ 「告白を私に言わせて悪かったってこと?」 「うん。だから、俺が皆からの告白断ったのは茉奈のためだし、茉奈が告白してごめんって言ったのは茉奈に告白を言わせてごめんって事。だから、俺は茉奈の事が好きなの!だから付き合ってほしい」 「うんっ!私も悠馬と付き合いたい!大好き。」 「マジで恥ずかしかったから!」 「んふふ」 あの時、告白言っといてよかったなぁ 悠馬と付き合えたなんて夢みたい 「これからもよろしくお願いします」 「はい!」 【完】 こんにちは!まつぼっくりです!初めての方は初めまして! まーちゃんて呼んで下せぇ。 感想、アドバイス、沢山待ってます! じゃね!またお会いしましょう!

短編小説みんなの答え:1

幻の蝶使い(コメントよろしくお願いします!)

この異世界には能力を使える人がいる。 未来を夢見たり、人の心の中を読めたり。 その中で、昔の書物には書かれてあるのに、謎につつまれた能力があった。 その名を「蝶使い」と言った。 ____________________________________ この村でいちばん賑やかな市場。そこも夜になるとしんと静まる。 ごく普通の少女、稀乃(まれの)はこの市場に取り残された。 母親と一緒に此処に来たのだが、母親とはぐれ、それっきりだった。 お腹もすいたし、疲れたし、もう限界だった。 稀乃の周りには、蒼い蝶が何匹も舞っていた。 (走馬灯かな、、、) おぼろげな意識のなか、揺らめく人影を見た。 ____________________________________ はっと目を覚ますと、そこは真っ暗だった。 手足に不自由を感じ、そこに目を移すと、手錠がはめられていた。 ぼんやりとながら、状況がつかめてきた。 近頃、悪質な人買い組織が、このあたりをうろついていると、誰かが噂していた。 どうやら稀乃は、その人買い組織の餌食になったらしいのだ。 (どうしよう、このままだと私、、、) すると、見覚えのある蝶が、ひらひらと舞っているのを見た。 淡く発光しているその蝶は、細かい模様の刻まれている羽を、ゆったりと動かしている。 その動きに見とれていると、いきなり乱暴に外に連れ出された。 ____________________________________ 読み通り、この人たちは人買い組織だった。 すると、さっきの蝶がまた現れた。おまけにたくさん。 すると蝶たちが、不自然に集まりだした。 蝶たちは、集まり、溶け合い、一つの剣を作り出した。 そして稀乃の手のひらにふわりと降り立った。 稀乃に顔を動かした人買い達は、言葉にならない悲鳴をあげた。 稀乃が目を閉じていたからだ。 稀乃はゆっくりと目を開けた。 その目は、あの蝶と同じ蒼色に、発光していた。 _________________________________________________________________________

短編小説みんなの答え:4

女心と冬の空[短編小説]

12月にもなり、指の先は寒くて赤くなっていた。 ほおも赤く、息は白い。 「寒いな…」 私・佐藤 冬芽(さとう ふゆめ)は、つぶやいた。 空は全くない、快晴の空を見上げた。 _もしも夏なら。 夏だったら、35℃とかいくよね。 今、私は中学のベランダにいる。 少しはあったかいのかなと思って。 __いや、全然寒い。 温度計、もってきてみたんだけど、7℃だって。 7ってさ、そんな寒いことあるの? まったく…。 その時、足音が聞こえてきた。 ダダダダダ… 走っているのか、大きな音だ。 足音は、ベランダの入ロでとまった。 ガラガラガラガラ… 戸が開いた。 そこにいたのは… 「あ、佐藤」 幼ななじみの三河 空(みかわ そら)だった。 「…空」 空はほほ笑んで言った。 「なんでここにいる?」 歌手のような、美声だ。 私は答えた。 「寒いから」 と。 空は「しゃ一ないな」とつぶやいた。 「俺がいいと言うまで、目、とじろ」 私は「え?」と言った。 「目とじるのと、寒いの関係ある?」 空は言った。 「もちろんだ。信じてくれ」 今度は私が「しゃ一ないな」と言い、目をとじた。 ペチョ 「?」 ほおが、あたたかい。 「どうだ?」 空は言った。 「自はん機の、あったか~いやつだ」 え、うれしい! 私は喜んで言った。 「ありがと」 空は、あったか~い何かをおいて、どこかへ行った。 …でも。 「あったか~いのおしるこかよ!」

短編小説みんなの答え:4

兄様命の妹物語。

「ごめんなさい。」 私は何度も繰り返した。 12月の下旬。雪は繋がるように私と勇汰を閉じ込める。 「いや、いいよ。僕の思い違いだったんだね。」 雪なんて降ってるの?って思っちゃうくらい、頬を赤くして笑い返してくれた。 私達は、「それじゃ。」の一言で別れた。 ーごめんなさいー 自分が発したその言葉が頭から離れない。 なんで振っちゃったんだろう。 前まで私が好きだったのに。 あんなにアピールしたのに。 ようやく振り向いてくれたのに。 告白までしてくれたのに。 なんで? お似合いって言われる度に内面嬉しくって。誰かと君が話してるのをずっと見てたっけ。 はぁ。 ため息は白くなって一瞬で消えてしまった。 トスン…… 冷たい公園のベンチに、一人で座る。 涙が出てきた。悔しい涙?悲しい涙?…なんか違う。 何の涙なんだろう。考えてるうちに、雪は強くなってきた。 家に帰りたい。 誰かに抱きしめられたい。 愛情が欲しい。 「…!」 誰かが抱きしめてきた。 振り向くとお兄ちゃんだった。 やっぱりお兄ちゃんが一番だなぁ…。 どーも!パンプキンです。 告白されたけど、実はお兄ちゃんが大好き過ぎる女の子を書きました! アドバイスや感想、待ってます! それでは!失礼しました。

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