短編小説の相談いちらん
短編小説
みんなが作った短編小説のコーナーだよ。※2024年9月30日までの投稿で受け付けを終了いたしました。
リースを君に
「はい。これあげる。」 「……え?」 明らかに戸惑った様子の君。 まぁ、それもそのはず。 僕が彼女に差し出したのは、クリスマスリース。 確かにクリスマスは、今月だけど……今? そんな事を考えている、いつもの顔だ。 「私、誕生日ならとっくに終わったけど……」 「あ、誕プレじゃないから。」 意味ありげな瞳で言うも、彼女は困っている様子。 (あ。いきなりじゃ分かんないか。) 部活帰りの君______僕が片思い中の佐那(さな)に突撃しようと決めたのは、ついさっき。 帰宅部の僕が、校舎をぶらついていたらある会話が聞こえた。 「……実はさ、俺佐那に告ろうかと思って」 "佐那"そして"告る"という単語に反応した僕は、一瞬で固まり、さり気なく耳をすませた。 「まじか!お前ら幼馴染だし、付き合えんじゃね?」 しばらく思考停止し。 (……あ、神崎君か) と、気付く。 僕のクラスには、佐那。そして、神崎君がいる。 ―――――神崎大地。イケメンでプレイボーイで人気者で、佐那と幼馴染。僕が欲しい物を全て持っている。 そんな面では、憧れている存在でもあった。 だけど…… 「よっしゃ……。俺、今から告ってくるわ」 「え」 つい、緩みっぱなしだった口から声が漏れる。 慌てて口を押さえる。 ちらっと神崎君を見るが、どうやら気付いてないらしい。 (……あっぶな。) ・・・ 二度目のフリーズした後。 今僕の頭の中にはある考えが浮かんだ。 "神崎君より先に佐那に告る" これはかなり、ハードなミッションだ。 そもそも部活帰りの佐那に、偶然を装って待ち構えるのも変だ。 でも、だからといって唐突に告られても困るだろう。 ―――――でも負けたくない。 そんな気持ちを胸に僕は、歩き出した。 リースは、偶然空き教室で見つけた。 でも僕は、それに一目惚れした。 赤と緑が主役のクリスマスリース。 いつもはっきりしていて、みんな主役の佐那にぴったりだ。 だから……つい。つい、ね? 片手に取っちゃった、という訳……。 そして、今に至る。 「ずっと好きでした。僕と付き合ってください。」 本当に唐突。唐突だけど、いつも僕を理解してくれる君なら分かってくれるんじゃないかな。 淡い期待を胸に、僕は返事を待つ。 ……と。 しばらく放心状態だった佐那は、僕の目を見てきっぱり言った。 「ごめん、付き会えない。」 きっぱりだけど、冷たい響きで。 (……あ。失恋か) 何となく分かっていた。 でも、こうはっきりと言われると傷付くなぁ。 僕の胸に"傷心"というものが芽生えてきた。 その時。 「少なくともあんたとは。」 「……え?」 言われた意味が一瞬分からなかった。 「な、何で僕とは付き合えないの?」 ふと、頭に神崎君の姿がよぎる。 (まさか、先を……) と、僕の考えを読み取ったかのように、佐那は言った。 「他の人は関係ないよ。だけどさ……」 その言葉に、さっきより重みを感じた。 そして、佐那は明らかに赤面ではない、顔の赤さで叫んだ。 「人が一生懸命作ったものを、勝手に告白の道具に使うとかサイッテー!」 唐突に怒鳴られた僕は、ピクッと震えた。 (人が作った?告白の道具?………あっ) そして、思い出した。 「告白する」と言っていた、神崎君が手作りらしきリースを持っていたこと。 僕がいた気配がして、慌てて後ろの空き教室に隠していたこと。 そして、それを僕が横取りしたこと。 (あんな奴に佐那を渡すもんか。) 僕の中で創り上げられた"僕"により、まるで記憶が消されたみたいに。 人のプレゼントを盗んだお詫びに君に、特別なリースをあげるよ。 もっともそれは、人が謝る時の腕にそっくりだけどね。END どうも、作者のゆにと申します(*´ω`*) 最近まともなお話の、小説書けてなかったので、ついでに男の子視点にも挑戦してみました! 可愛い恋のお話が書きたかったのに、狂った男の子を書いてしまった……(笑) 最後の人の腕にそっくりのリース分かりましたか? 最終的には、主人公は佐那ちゃんにも神崎君にも謝るのでした……END。 いつも温かいコメントありがとうございます♪ コメントくれた方の小説は読むようにしています。 また次作!ではー。
クリスマスの悲劇
「今夜が峠です。」 そう言われた時、体中の血の気が引いた。 「そんな…。茜、茜…!」 お母さんは必死になってお姉ちゃんの名前を呼ぶ。 僕はその場から動けず、ただ冷や汗が顔をつたうことだけがわかった。 お姉ちゃんの心拍数が徐々に少なくなっていく。 そんなはずじゃ、なかったのに。 僕、透哉と、お姉ちゃんの茜は、クリスマスパーティーの準備のおつかいに行っていた。 今日はクリスマスイブ。町は、クリスマスの準備で大忙しだった。 「ねぇねぇ透哉!クリスマスパーティー、楽しみやねぇ!」 お姉ちゃんははじけるような笑顔でそう言う。やっぱり、僕のお姉ちゃんだ。 「せっかくだから、お姉ちゃんの髪飾りも買い換えたら…?」 僕は、お姉ちゃんの髪についている夕暮れ色の髪飾りを指さして言った。 お姉ちゃんは僕の髪をなでて、ゆっくりと首を振った。 「それはいかんなぁ。これは、うちの宝物やけん…」 お姉ちゃんは目と閉じていった。 「そっか」 僕は、そんなお姉ちゃんを見上げて笑った。 「よぉーし、最後の目的地行くかぁ!」 お姉ちゃんは改めて、明るく言った。 僕たちは最終目的地のケーキ屋さんに向かい、ケーキを受け取った。 「さぁ、透哉、帰ろう!ごちそうが待っとるで~!」 「わかったわかった。だから、そんなにはりきらないで?」 僕が言ってもお姉ちゃんは聞かず、そのまま横断歩道を渡ろうとした。 「あ、ま、待ってお姉ちゃん!今は赤信号…ッ!」 僕が慌ててそう言ったが、遅かった。 ゴッッ! お姉ちゃんは、車にひかれた。 あたりに鮮血が飛び散った。 コロコロと、お姉ちゃんの髪飾りが転がってくる。その姿はひび割れ、まったく無残だった。 「あ…ああ…」 僕は絶望のあまり声が出なかった。 周りで見ていた人たちが救急車を呼んでくれ、病院に運ばれて、今このような状態になっている。 「みんな…泣かへんといて…うちが…はりきったのが悪いんやけん…」 お姉ちゃんがゆっくりと口を開く。 「茜!しゃべっちゃだめよ!」 病院の戸棚には、みんなで食べるはずのケーキがおいてある。 「あ…そうや…。…透哉…そこにある髪飾り…とってくれへん…?」 僕はやっと我に返って、急いでひび割れた髪飾りを取ると、お姉ちゃんに渡した。 「…ありがとう…これで…安心…して…天国に…いけるわ…」 「茜!」 「茜ぇ!」 「茜お姉ちゃん!」 みんな、口々にそういう。僕も叫んだ。 茜お姉ちゃんは、窓のほうを横目で見る。窓の外は、クリスマス色に輝いていた。 「ああ…きれいやねぇ……うち……幸せ……や………」 ピーーー… 心拍をはかる機会が、音をたてる。 12月25日、0時00分。 お姉ちゃんは、息を引き取った。
彼女の最期に
付き合って,2ヶ月の彼女,,柚愛ちゃん。高校入学してすぐに告ったんだ。中学の時から好きだった柚愛ちゃんを,ようやく手に入れた。なんでもできるんだ。そしてものすごく可愛い。男友達から羨ましがれるほどだ。 柚愛「ねえねえ真斗くん,休日どこ行く?」 俺「そうだな。どこ行こうか。」 柚愛「じゃあ,チューリップ通りのイルミネーション見に行こう!」 俺「おっ,いいね。じゃあ,日曜の夜6時に待ってるから。」 こうしてほぼ毎週,俺はデートしている。こんな可愛い彼女,俺にはもったいないくらいだ。 友「お前,またデートするんだって?」 俺「聞いてたのかよ。」 友「可愛い彼女いていいな。可愛い彼女連れて歩いてたらやっぱりみんなに振り向かれるだろ?」 俺「まあな。」 友「お前の評判も良くなるんじゃね?あんないい彼女連れてたら。」 俺「そうかもなw」 【日曜 夜6時】 俺たちは少し歩いた。 柚愛「ねえ,私って,見せ物なの?」 俺「え?なんだよ急に。」 柚愛「あのね,聞いちゃったの。この間,デートの約束した後,友達と話してたこと。私と歩いてたら,真斗くんの評判が良くなるから私といるんでしょ?なら私,ただの見せ物じゃん。見せ物になるくらいなら,別れたい。残りの人生,見せ物なんかじゃなくて楽しみたい。」 俺「おい,待てよ。急になんだよ。そんなつもりはない!」 俺の言葉は届かずに,柚愛は帰ってしまった。あの話,聞いていたとは。でも俺は,見せ物なんかじゃなくて、本気で柚愛が好きだ。 あの日から,3ヶ月が経った。あの日以来,柚愛とは会っていない。ここ2ヶ月,学校にも来ていないみたいだ。俺は,振られた。でも,俺はまだ,彼女が好きだ。 そんなある日,電話がきた。 俺「もしもし」 「あの,病院のものですが,すぐに南岸病院に来てくれませんか?浅野柚愛さん,危ない状況です。本人が会いたがっているので来てもらえませんか?」 俺はすぐに病室へ向かった。でも,遅かったみたいだ。そこには,3ヶ月前とは全然違う柚愛の姿があった。 「柚愛の母です。彼氏の真斗くんかな?柚愛,心臓の病気があったの。でも,心配させたくないからって,あなたには話さなかったみたい。病状が悪化して2ヶ月前から入院してたの。入院中,楽しそうにあなたのことを話してくれたわ。」 衝撃だった。振られたと思ってたのに。入院中の2ヶ月,楽しそうに俺の事を話していたなんて…。 「あ,これ,あなたにって。」 手紙だった。3日前に書いたようだ。 「真斗くん,この間はあんな事言ってごめんね。真斗くんのことは大好き。でも,私,病気なの。だから,これからずっと真斗くんの彼女ではいられない。だから,早く別れないと,私が辛くなっちゃうから,あんな事言ったの。ごめんね。新しい彼女見つけて,幸せになってください。でも,時々私のことも思い出してね。ごめんね。今までありがとう。」 俺は,涙が溢れて止まらなかった。ずっと一緒にいたかった。今までありがとう。最期に,会いたかった…。 初めて書きました。ちょっとわからないところあったらごめんなさい。感想,アドバイスお願いします!
小さな星の輝き
私は鈴野結菜。今の私の願いはただ一つ。 どんな私でも受け入れてくれる運命の相手に出会いたい。ただそれだけ。 えへへ。子供らしくないでしょう。 私の願いはいつか叶うのかな? 何でそんなこと願ってるかって?そんなの理由は一つだよ。私の心が弱いから。 無駄に強がって失敗したり、辛いことがあった時に隣で励ましてくれる。そんな相手が私の近くにいて欲しいの。ただ、それだけなの.... なのに何で神様は願いを叶えてくれないの?私頑張ってるじゃん。少しでも強くなるために、毎日絶対学校では泣かないようにしてる。何でもポジティブに考えようともしてる。なのに何が足りないの? そんな日常を壊したのは2人の男だった。 拓也と光輝という男だ。 拓也は私のことを惚れさせた。私馬鹿だったな。ちょっと優しくされたくらいで好きになっちゃってさ。やっと仲良くなってきたと思ったら拓也の隣にはすっごく綺麗で眩しい彼女さんがいるんだもん。 私は余計に病んで悩むようになってしまった。もうどうしたらいいのかも分かんない。 私は誰もいない教室の隅で声を押し殺して泣いた。 「悩んでるなら話聞くよ。鈴野さん。」 私はこの一言が欲しかった。ずっと。 誰にも頼らないで強がって。なのに心の中ではずっと助けて欲しかった。 暗闇の海底から私を引っ張り出してくれる人を。 光輝くんは優しかった。どんな私でも笑顔で受け入れてくれた。気づけば恋していた。 きっと私はこの世に生まれた日から、ずっとこの日々を待ち望んでいたのだろう。 「幸せ。」か、きっとこんな感じのことを言うんだろうね。それは光輝くんがいたから。 それから一年。私たちは恋人同士になることができた。言葉だけだった温もりが手から直接伝わってくる。彼が光なら私は闇だね。 でも今の私なら、小さな星くらいはあるのかな。それくらい光輝のおかげで自分を大切にできるようになった。 私はあなたが大好きです。自分のことも大好きです。神様。ありがとう。 小さな星の瞬き。完。
君の目を見て言いたくて
俺は遼(りょう)。俺には好きな人がいる。 名前は莉奈(りな)。 可愛くて明るくて一緒に居ると楽しいから好きだ。 でも、どうしても言えない言葉がある。 「好きです!付き合ってください!」 そう、この一言が出てこない。毎回言う直前で目が合わせられなくなる。 噂では莉奈も俺のことが好きって言ってたけどそんなのしょせんただの噂に過ぎない。...と思う。 俺「そんなの信じる奴いるのかよ...」 「ん?なんだよ。お前は信じてないんだな」 友人の晃(あきら)と昼飯を食べながら話す。 俺「だって、噂だぞ!これで違ったら恥ずかしいだろ///」 晃「ふーん。俺はそれ信じていいと思うけどね」 俺「は?どういうこと?」 晃「まっ、そっから先は自分で考えろよな!」 晃はまた変なことを言い残していく。 毎回こうだ。晃は答えを出す寸前でやめて濁していく。ホントウニヤメテホシイ。 (あいつには全部が分かってるのか?)なんて思いながら考える。 そういえば、莉奈は俺がすぐ近くに行くと赤くなる。 話しかけたら目をそらす。 いっつも莉奈と目が合う。 ん?んん?これって莉奈は俺のことがす、好き? そんな都合のいいことは起こるのか? いや、けど俺が莉奈を好きなんだから都合の良い悪いじゃないよな。 俺は立ち上がり、莉奈を探す。 (この時間は...屋上かな) いつもの場所に探しに行く。 階段を駆け上がり莉奈に会うんだ。 そして今日ここで俺は言うんだ...莉奈に「好きだ」って 目をそらすな、前を向け! 俺の中で誰かが叫ぶ。 いた。莉奈だ。 俺「り、莉奈!俺は、俺は莉奈が好きだ!付き合ってください!」 何早まってるんだ俺!唐突すぎだろ! 俺はもうパニックで何が何だか分からなくなった。 ......数秒間の沈黙が流れる。俺は怖くて顔を上げられないまま返事を待っていた。 返事が返ってこない...ダメだったのか... 莉「..いよ」 莉「遅いよ、もう!答えはもちろん。はいよろこんで!」 予想もしなかった言葉に戸惑う。 そうこうしているうちに莉奈が近づいてくる。 莉「ねぇ、聞いてるの?はいっていったじゃん...」 顔を近づけられて赤面している俺を見て莉奈はニヤニヤしている。 「もう彼氏さんだね?w」 ウッ、可愛い... 莉奈には一生勝てない気がする...///
電車が通りすぎるまえに。
やってしまったぁぁー!! ガクッ 僕は膝から崩れ落ちた。 電車乗り過ごした・・・。 一時間に一本しかこないのに・・・!! かんっぜんに学校、遅刻だ、、、。 僕はいってしまったもう見えないであろう電車の方をにらむ。 怖いんだよな、、、あの先生、、、。 トホホ。 僕は途方にくれながらもおとなしくベンチに座った。 そしてもう一度ため息をついた。 「「はぁ・・・。」」 ・・・? 隣をみるとバチッと目があった。 僕とは違う制服を着ている。 「ははっ・・・。」 「え・・・ヘへ?」 気まずい沈黙が流れる。 もしかして・・・この人も・・・ 「もしかして、、、電車乗り過ごしちゃったりしてますか?」 「ははっ。バレた?」 「僕もなんですよぉ・・・。」 「あっ。マジ?君も?」 それから僕たちは電車が来るまで話そうということになった。 その人は僕と同級生で、『ナオ』というそうだ。 僕と性格が似ているからか、すぐに友達になれた。 「へー。なお君って、関西の方から来たんだ~。」 「そうなんだよー。だから時々なまっちゃって。」 「なんでやねん!とか言うの?」 「時と場合によって。」 僕達は笑い合った。 そしてもう一本の電車が通り過ぎた。
「thank you 青春」
ああ、気持ちいい。中野先生と楽しく話している夢。 「おい、木下。今は、授業中だぞ。」 数学の先生に言われて俺は、目を覚ました。今、授業中だった。俺、木下裕樹。理科の中野先生に恋してる真面目だけどやんちゃな中1. 中野先生は、20代後半で結婚はしている。だけど、みんなから人気だ。 他学年の先生からも先輩からも。みんなから好かれている。だけど、先生は4月から他の学校に異動してしまう。 これを知ってみんなショックだ。もう、今は3月だ。終業式まで3週間。そして、先生は優しくて、スタイルよくて、可愛くて。周りのことをきちんと考えてくれる。先生と過ごす日々も、残りわずかだ。 先生は、時々俺の部活を見に来てくれる。 「頑張ってるね!先生、木下さんが部活でも頑張る姿見れて嬉しいよ!」 と褒めてくれる。だから、俺は、元気出る。俺、そういえば部活だけじゃなくて、いつも、先生の褒め言葉で励まされているんだっけ。 そして、あっという間に終業式の日。 「みんな、ありがとう。ずっと忘れずに、他の学校でも頑張っていくから。」 と先生は涙ながらに言った。 これを聞いて、みんな泣いていた。廊下で待ってる他のクラスの人達も、いつも強がりな男子も、人気者でいつも笑顔の女子たちも涙でボロボロだ。 俺も、涙が溢れ出す。友人の典央がハンカチを貸してくれたから、それで涙を拭いた。だけど、溢れ出す涙。 放課後。廊下は、先生と話したい人たちで大行列。俺も、感謝の気持ちを伝えたかった。だけど、もう時間が遅い。 離任式の日に話せばいいか、とみんなが帰っていく。俺は、やっぱり諦められなかった。 職員室に戻ろうとした先生を、俺は必死で追いかけた。 涙がこぼれ出す。胸と顔は熱くて、鼓動が高鳴る。息切れはする。だけど、先生を追いかけた。やっと、先生の姿をとらえた。俺は、叫んだ。俺の思いが届いてほしくて。 「先生!!!!!!!!!!!」 「あ、木下さん!どうしたの?」 「あの、先生、ありがとうございました!理科の授業、とても楽しくてわかりやすくて。先生の授業、大好きでした。何だか、寂しいです。」 「そうなの?そう思ってくれてるなら、嬉しいな。…じゃあね、気をつけて帰ってね!」 先生も涙ながらに言った。そして、先生と別れた。 良かった、職員室前の階段のおどりばでギリギリ追いついたんだ。もし、遅れていたら会えなかったかもしれない。 そして、帰り際、先生に紙を渡した。その紙に先生のメッセージを書いてもらって、離任式の日にもらえるらしい。楽しみだな。そして、ビデオレターも春休み中、こっそりみんなで集まって作成した。 離任式の日。教室に入ると、黒板には先生の似顔絵と「ビデオレター、ありがとう!」と言う文字。 机には、ラブレターのようなものが置いてある。ハートを基調としたデザインのレター。裏には、「中野より」と書いてあるから、間違いなく先生からのメッセージだ。俺は、ドキドキしながらメッセージを読んだ。 『木下さんが部活で頑張る姿、すごかったよ。いつもは、クラスでやんちゃだけど、部活だと真面目。そのギャップ、いいなと思ってます。先生も、真面目に頑張らなきゃなぁ…。とりあえず、1年間ありがとう。 これからも、様々なことに挑戦して、学んで、自分を高めて行ってほしいと思うよ! 私も、頑張るから! 20xx 3 中野より』 という内容。俺は、自然と涙が溢れ出した。中野先生、ありがとう! このことは、俺の青春だ。出会いに感謝、全てに感謝! thank you、青春!!!
10年後に、また会えたら・・・。
私の名前は、高橋 ナナハ。 私は小さいころから国際的なピアノのコンクールでたくさん優勝している。 だから、昔から褒められて来てきた。 すごいねって、天才だねって。 恨まれもして来た。 なんであいつだけ特別なんだって。 いじめられたこともないし いじめたこともない。 私はいつもみんなの注目の的だった。 だけど、あの人は。 あの人だけは、私のことを振り向きもしない。 比較的、みんなとは仲が良くてクラスの中心にいる男子だと思う。 だけど、私とは話してくれない。 あんなに話しかけた男子はあの人が初めてなのに。 「好きです」 この一言が言えなくて。 私が海外のコンクールで学校を休んでいる間に、あの人は、海外に転校した。 机の中にメモが入っていた。 「好きだ。 10年後、俺はまた帰ってくる。 その時、また会えたら、俺の彼女になってくれないか。 飯村 倫」 ちょうど10年後。 私は23歳になった。 駅前で待っていたら、あの人によく似た人が駅から出てきた。 「おまたせ。ナナハ、俺と付き合ってくれないか。」 「もちろん・・・。そのためにあなたのことをずっと待っていたんですよ。」 あの人は、きっと私の気持ちなんて、全部お見通しなんだろう。 今までも。そして、この先も。
最高の仲間(短編小説)
先輩と当たったら嫌だな~…そう思いながら対戦相手の発表を待っていた。 「2番は…」私の番号だ。 誰が私と対戦するのかな… 「A先輩!」 えっ…やっぱり私ってくじ運ないな。先輩とやりたく無いよ…先輩が嫌いなわけじゃ無い、むしろ大好きだ。でもこんなのすぐに負けちゃうじゃん。 そして試合が始まった。案の定先輩がどんどん点を入れていく。その度に私は泣きたくなってくる。相手に点が入っていく。気づいたら私は泣いていた。やだ…泣かないって決めてたのに。でも涙は止まらない。気づいたら試合は終わっていた。私のボロ負けだ。 こんな結果最初からわかっていた。なのに涙は止まらない。 その時前から来た誰かにぎゅっとされた。 顔を見てみると親友のKちゃんだ。嬉しい。こんなことしてくれたの初めて。さっきまで悔しくて泣いていたのに今は嬉し泣き。 そうこうしている間に次はさっき戦った先輩が来てくれた。 「真夏ちゃん、上手だったよ。」 止めて。こんなこと言われたら涙が止まらないよ。 この仲間は最高だ。 ________________ どもども!真夏だよ!今回初めての短編小説を書いてみました!初めてなので誤字、脱字は見逃してね! この話は私の違う中学校の子の話です。これを聞いた時是非小説にしたい!と思いその子に「小説にして良い?」と聞いたところOKをもらいました。 私の呼び方は真夏ちゃんでも、真夏でも夏ちゃんでもなんでも良いよ! バイチャ♪( ´θ`)ノ
大好きな君へ。私の7つの願いごと(短編小説)
ー 大好きな君へ ー 拝啓 向井律(むかい りつ)様 律…君がこの手紙を読んでいるのは、いつだろう。 …私が天国にいって、どれぐらいの時がたったかな? もしかしたら、私の病気が治って、読むことなんてないかもしれないけど、そんなの多分、ありえないから、私から、律に、7つのお願いを書きます。 ひとつ 明るく生きて。笑ってる律が好き。 ふたつ バスケ続けてね。一生懸命な律はかっこいいよ! みっつ 友達を悲しませないで。友達思いな律を尊敬してるから。 よっつ 宿題はやりましょう!怒られてる律は、あまり好きじゃない。 いつつ 辛いときは、泣いていいよ。その場にはいなくても、私がそばにいるよ。 むっつ ……私のことは、忘れてね。私じゃない誰かを、幸せにしてあげて。 ななつ ….…幸せに、なって。私は、律が大好き。大好きな律は、幸せであるべきだよ。 私からの7つのお願い。 律は聞いてくれるかな。 幸せな日々を、ありがとう。 柳谷真雪 (やなぎや まゆき) いかがでしたか? 久々の小説につき、崩壊してます… 感想、アドバイスお願いします!
苦い初恋
私の名前は白雪 恋奈。 私は今、最近人気の喫茶店に来ている。 1番人気なのがコーヒー。 私はコーヒーを注文し、初めてのコーヒーを飲んだ。 「熱っ!しかも凄く苦い!」初めて飲んだコーヒーは凄く苦かった。 放課後。 私はクラスメイトの如月 晴流を、誰も居ない教室に呼び出した。 晴流に言う事があるからだ。 「実は私、今までずっと…晴流の事がす、好きでした!だから…付き合って下さい!」 「恋奈、ごめん。俺にも好きな人が居るからさ。それじゃあ、また明日」 頭の中のモヤモヤはスッキリしたけど、涙が止まらなかった。 そうだよね。 私の事なんて好きな訳が無いよね。 私、モテないし。 でも、周りには可愛い子が沢山居る。 私の初恋は凄く苦い物だった。 あのコーヒーの様に。
とても小さな、「ごめんなさい。」
「優香ちゃんって、黒人みたいだね。」 …え? 私は日に焼けるのが大好きだった。 自分の黒い肌が大好きだったし、いいと思ってた。 だけど、知らないうちに、みんなの美意識が高くなっていた。 体育で着替えているときに 「きゃあ、日焼け止め忘れちゃった!」 「えヤバいじゃん貸してあげようか?」 等、私には、訳がわからなかった。 「焼けてもいいじゃん。」 マジで思ってたこと、ポツリと一言。 「ええーーっ!」 とても皆は、驚いていた。 少したったら、皆は、落ち着いていった。 そして、着替えた後に教室で 本を読んでいると、クラスのリーダーの華乃さんが仲間と一緒にひそひそ話をしていた。 五年生になったら多いことなので、この日はあまり気にしなかった。 自分の悪口を言われているとは、思わなかったから… 次の日に親友から言われたことで、とてもショックを受けた。 「そういえば、華乃が昨日優香ちゃんって、黒人みたいだね。っていってたよー!」 思いうかぶ、あの顔。 頭が真っ白になった。 「で、あたしも、その通りって思ったー!」 …え? 確かに、親友の未依柚は、華乃さんを呼び捨てで呼べるほど、仲が良い。 でも、そんなこと言わなくてもよくない? 「ねえ、あんた優香よね。」 …華乃さんだ… 私は、ゆっくりとうなずいた。 「わたくしについて来て。」 「早くついて行けー!」 「華乃お嬢様を待たせるな!」 そういう声が聞こえる。 怖い。華乃さんの前では、未依柚もお嬢様よびなのか。 なんて、要らないことを考えてしまう。 「未依柚!」 私の…ゆういつの親友の名を呼んだ…はずだった。 知らないうちに、人目のつかないどこかに来ていた。 「は?あたしを呼び捨てにするなよ!」 「未依柚お嬢様は、華乃お嬢様の双子の妹だぞ?」 え?え、え? あ。 「秋野 華乃」 「秋野 未依柚」 今まで忘れていた。 二人、おんなじ名字なんだ。 「うっ…」 華乃さんの体が、傾いた。 「華乃お嬢様!大丈夫ですかっ!」 「み、未依柚…」 それから、華乃さんは救急車で運ばれた。 「こいつ…優香がつきとばした!あたしの大事な姉…華乃を!」 「なにいってるの!?」 今まで、こらえてきた。 いじめられていたことも、知っていた! 「今まで、嘘ついて、嘘ついて!自分の仲間だけかばって、私だけ仲間はずれ!?ふざけるな!」 「なにいってんの、あんた。」 「未依柚だって私の弱点を聞いて、華乃に言っていた!そして、華乃はそれを全て、私にしたりいったりした!迷惑電話を…かけてお母さんを…困らせた!」 最後、私は泣いた。 「黒人だなんて…言われたくなかった!」 いじめられっこがなくと、いじめっこは笑う。 そして、もっといじめる。 お決まりのパターンになってしまった。 泣いていると、未依柚が口を開いた。 未依柚が言った一言。 それは…とても小さな 「ごめんなさい。」 だった。 作者の美音です! これは、人権に関わる小説です。 いまでも、黒人差別などと言われているので、この小説を書いてみました。 主人公「崎野優香」(さきのゆうか) 華乃 「秋野華乃」(あきのかやの) 未依柚「秋野未依柚」(あきのみいゆ) です! 是非、感想、アドバイスなど、教えて下さい!
お互いが避けあっていた日々に。
「もう疲れた。別れたい。」 君の重たい表情と辛くか細い声。 嘆き悲しんでもよかったのに私は怒っていた。 「はぁ?なんでそうなんの!?私は好きなのになんで勝手にあなたが決めてんの?」 ブチギレた私の表情は,君を落ち込ませたかもしれない。でもそんなの関係ないってあの時の私は思っていたんだろうな。 「俺はお前と縁がなかったんだよ。俺の本能,,,?本能がお前を素直に受け止められなかったんだよ。ごめん。もう無理。」 「私だって!あなたがそんなこと言ったら、、、私,,,私もあなたを捨てなきゃいけないの!あなただけが捨てて終わりじゃないの,,,!」 涙いっぱいに叫んだ。 「怒るなよ。俺が決めたんだから。」 「怒んないで,,,!私,嫌いになっちゃう!あなたのこと,嫌いになりたくない!」 「お前、、、、。 ありがとう。」 「え,,,?」 「そういうふうに俺を思ってくれてるって、初めて知った。これからも,一緒にいよう。」 ~fin~ こんにちは!心夏♪(こなつ)です!感想よろしくお願いします!
ずっと一緒だよ
「七海?起きたか?」 「ん~。か、いとぉ、」 「ふっ。寝顔も、寝言も可愛すぎだろぉぉ。」 「んあ。海翔ぉ?おはよぅ。」 「え、あ、おはよ」 「朝ごはん作れらくてごめんね?」 「ほんとだよ。しかも、呂律回ってない(笑)」 《可愛いなぁ》 「えへ。海翔好き。えへへ」 「俺の方が好き。」 「海翔、耳赤いよぉ。照れた?」 《言ったら怒られるかもだけど可愛ぃ》 「そ、そんなことない。さ、ご飯食べるぞ起きろ」 「え、作ってくれたの」 「当たり前だ」 「ありあとぉ」 朝の今日の会話はこんな感じ。 いつもは、海翔がご飯作るなんて珍しいこと。 「わ!美味しそぅ」 「そうか?スクランブルエッグは誰にでも作れるぞ?」 「ねぇねぇ、今日のデートどこ行くの?」 「映画館でも行くか?」 「うん!見たい映画ある!」 「じゃあ決まりな。着替えてこい」 「はぁい」 《海翔の好きなロングプリーツスカートに、白ニットならいいかなぁ?》 「じゃ~ん!海翔の好きなロングプリーツスカートに、白ニットだよん!」 「おお、可愛いな」 「そお?うっれしい」 「行くか。」 「うん!」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「面白かった?」 「う~ん?面白いというか胸キュンした!えへ」 《えへって可愛すぎかよぉぉぉぉ》 「そ、そうか」 きゅるるるぅぅ 「////」 「え、なんだお腹すいてるのか?(笑)」 「笑わないでよぉ」 「ごめんごめん(笑)」 「じゃあそこのお店でご飯食べるか」 「うん!ありがとう」 「ん~。おぃひ~」 「口、付いてるぞ」 「ん、どこ~?」 「ここ、そうそう」 「ありがとっ!」 《この笑顔最高//》 「食べ終わったら、公園行こ」 「ん、いいよ~。海翔が行きたいって言ったの久しぶりだしね。んふ」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「あ、あのさ、七海。」 「ん~?」 パカッ 「え、ゆ、指輪?」 「うん。いつも一つ一つの言動が可愛くて、今日の寝顔も寝言も、俺のためにその服着たりとか。そんな七海と一緒にいつまでも一緒にいたいです。急でごめんなんだけどけ、結婚してください」 「え、は、はいぃぃ」 「何で七海が泣いてるの」 「だってぇぇ、うっ、嬉しかったからぁ」 「ふっ。いつまでも一緒にいてね」 「海翔?大好きぃ」 「うん。知ってる。俺も大好き。」 「うえぇぇ、やっぱり大好き。」 「やっぱりってなんだよ(笑)俺も大大好きだよ」 「きょ、今日は甘いねぇ」 「ふっ。そんなとこ。好き」 「ふぇ?ありぃがとぉ。」 【完】 こんな感じで甘々です! 付き合いたいなぁ。w 海翔さんは社長!みたいな感じで考えてます。 説明とか無しな感じでやってみました! アドバイス、感想よろしくです! じゃね!
恋。初恋。夢。感動!
好き。それは一番近い存在。それは一番遠い存在。もしも次出会えるのだとしたら僕は。絶対にあなたを助けます-。 春。僕みかどは今日で中学生になった。新品の制服に手を通した僕は、中学生という実感が胸にわいた。小学生だった頃の僕は中学生というものは、自分から遥か遠くに感じていたけどいがいとそうではないものだ。靴に足を滑らせた僕は母に行ってきますと言うと、桜の舞う外へと飛び出した。 キンコンカンコーン。チャイムが入学式の終わりを知らせる。 「新入生の退場です。」こうして教室に入った僕は、自席に座る。時計を見る。今は十分休憩で、この後担任の先生からの話と教科書が配られる。まだ時間がありそうだ。僕は鞄から小説を取り出すと、読み始める、、、ところで前の席の女子がペンケースを落とした。拾うか。 手を出したところでその女子と手が重なった。 「ごめんなさい!」彼女は真っ先に謝る。 「別に大丈夫だけど、、、。そっちは大丈夫?」 「大丈夫です」そう言って彼女は顔をあげる。、、、。彼女はとっても可愛らしい顔立ちだった。真っ白な肌に艶やかな黒髪。大きな瞳に綺麗な唇。その美しさに僕は息を飲んだ。しかしどうも気になる。 その顔立ちは少し僕に似ていたから、、、。 あの日から僕は彼女、みなつと仲良くなった。優しくておしとやかで綺麗な彼女はクラスから男女問わず、みんなの人気者だ。 学校一のイケメンとされるクラスメイトの優が恋に落ちるくらい。 しかし彼女は僕を選んだ。 そして今、眺めのいい山の上でみなつと一緒に夜空に浮かぶ花-つまり花火を見ている。 みなつはむらさきと紺の浴衣、僕は緑と黒の浴衣を着ている。 「ねえみかど。貴方は私のこと、どう思う?」 唐突にそう聞かれた。 「どうって、、。」 僕は迷った。同時に焦った。僕はみなつのこと、好きかも、、。知れない。 「私は、、。好き、よ。」 「好き、、、、?」 僕が呟いた瞬間大きな花火が上がり視界はたちまち煙で真っ白で見えなくなった。誰かに押されて何もないとこにいたみなつと僕は足を滑らせ宙に舞った。もうダメだ、、、。視界が煙でおおわれる前、宙に舞うその瞬間、「ずっとそばにいるよ-。」みなつがそう笑った気がした。その笑顔は、世界で一番美しかった 気づいたら視界が開けていた。目が覚めた、と言ったほうが正確かもしれない。みなつと花火を見ていたはずが家の僕の部屋のベットの上にいた。僕は浴衣を着ているし、花火を見ていたことは間違いない。コンコンコン。扉がノックされる。「入るわね。」そう言って大きな箱を持った母が僕の部屋に入ってきた。 「良かった。」母は涙を流して僕に抱きつく。何がなんだかわからない。僕は、首をかしげた。そんな僕を見て母が口を開く。 「そろそろ話しても良さそうね、、。みかどももう、中学生だし。 みかど、貴方にはお姉さんがいたの。」 「、、。姉さん?」僕は呟く。 「そう。これ、、。」 母は大きな箱をあける。その中にはボロボロ破れた、むらさきと紺の浴衣が入っていた。 「-っ」僕は息を飲む。そんな僕を無視して母は続ける。 「みなつ。貴方のお姉さんはね、みなつっていうんだけど、貴方が6歳の時になくなったの。みなつが貴方と同い年、中学生になった年に。ちょうど六年くらい前の今日。花火があがって視界が真っ白の時に誰かに押されて落ちてしまったの。その時あなたも一緒で。でもみなつが貴方をかばったの。みなつは病院に搬送されてそのまま死んじゃったけど。でもね、みかど、みかどってずっと貴方の名前を呟いていた。」 「でも僕は、、。」記憶がない。さすがに六歳なら少しは覚えているはずだ。考えると何故か頭がいたくなる。 「貴方は事故のショックで記憶をうしなったの。今貴方が着ている浴衣、、。みなつが貴方にプレゼントしたものよ。 じゃあ夕食のしたくするね。準備ができたら呼ぶわね、、。」母が部屋を出る。 僕の初恋。僕が好きだった女の子は、、。僕の姉だった-。 一番近い存在。でも一番遠い存在。あの時好きって言えなかった後悔。もう何も分からない。でも分かることはひとつある。それは-。 確かに彼女は僕の中にいつまでも生き続けることだ-。 最後まで読んでくれてありがとう!このお話を読んでくれたあなたの人生が、少しでも良いように変わりますように!ありがとうございました!
少しの青春 青春の1ページ
私、牧野葵。みんなから嫌われている高校1年生だ。 理由は、「漫画オタク」だから。ただそれだけの理由。 「オタク!今日も、絵描いてるんだろ!!」 休み時間は、ずっと絵を描いていた。それを、私のクラスのボスがのぞき込んでくる。冷やかすような笑いも聞こえる。 どこかからひそひそと私の悪口が聞こえた。だけど、私は気にしない。そして、体育祭があった。体育祭では、綱引きがある。 ああ、団結力のいるものだ。私は、とても気分が沈んだ。 昔、そういうので仲間外れにされて、大変な思いをした。こういう、チームワークの必要なものってトラウマなんだ。 「おい、ちゃんとやれよ!みんなから外されてもいいのか?!」 クラスのボスが投げやりに言う。私は、頑張った。練習で負けるといつも私のせいにしてくる。無視してくる。そんな毎日が嫌で、体育祭練習はもう地獄のようだった。仮病でおなかが痛いといって、体育も休んだ。みんなは、 「お前、どうせ仮病だろ~。」 と言っていた。そして、体育祭当日。 当日ぐらいは、ちゃんとしないと、それこそ仲間外れにされるかも。そう思いながら綱を引っ張った。 もう、手は真っ赤。これ以上、ひっぱれないと思っていたその時、笛が鳴った。 私たちが勝ったのだ。クラスのボスは言った。 「お前も、やればできるじゃん。」 笑顔だった。私も、うれしかった。初めて、みんなの仲間入りできた。そして、みんなで円になって手をつないだ。そして、みんなで叫んだ。 「私たちは~!!!!」 「最高の、仲間だから!!!!」 弁当も、みんな私の周りに集まって食べようといわれ、みんなで食べた。すごく楽しかった。 この出来事は私の、青春の1ページだ。 それから、だれも私の悪口を言わなくなった。友達も、できた。 「あおちゃん、着替え一緒に行こう!!」 「うん!!」 みんなどぁらいあったことは、私の大切な思い出。
離れない
覚悟したのに、決意したのに。 脳裏にこびりついて、とれやしない。 目の前で仲間が倒れた。背中で仲間の悲鳴を聞いた。 今、俺らは優勢なのか? 劣勢なのか? __いや、劣勢だ。仲間の屍しか見えない。 気がついたら、辺りには俺しかいなかった。 __俺しか残ってなかった。 周りを見渡す限りの敵、敵…。 退却しないのか? 上はどうした、まさか逃げたのか? それとも殺された? 正直、逃げても生き残れる気がしない。 岩影にダイブして、銃弾を避ける。 通信機に向かって、声を出した。 「こちらユウ、誰か…誰かいないのか?!」 しばらく待っても、通信機からは、何も聞こえなかった。 __まさか、全滅? 俺以外全員逝ってしまったのか?! 通信機を握りしめた。 「父さん…母さん…姉さん…ごめん、俺は…」 俺、生き残れそうにない。 どれだけ銃弾を放ったかわからないし、あと30発くらいで弾が尽きる。 それに、体力も限界だった。 『国のために、命を……………』 ……。 国の勝利を信じて、散っていった仲間たちの姿が見えた。 家族の姿が脳裏に映った。 「国のために、命を………?」 手榴弾なら、まだある。 「…タダで死んで…たまるかよ…」 最後の最後まで足掻いて、1つでも傷を多くつけて死んでやる。 敵が固まっているところに、こっそり近づいていく。 勝利を確信して、油断してやがる。 ピンを抜いた。銃を乱射して走った。不思議と、恐怖は感じなかった。 銃じゃ殺りきれなかったが、最後の手土産が効くだろう。 さぁ、仲間の元に逝くか。 __俺は、最後まで戦えたかな? きっと、もう終わっていいだろう…。
お兄ちゃん、サンタさん。
ボクは良い子。 だからサンタさんにプレゼントをもらえるんだ。 ちゃんと良い子にしてるのに、いつもサンタさんはボクを悪い子扱い、パパもママもボクを悪い子扱い。 兄ちゃんはサンタさんからのプレゼントをもらってる。何でボクだけ。 みんなばっかり… ボクもプレゼントほしい… ズルいズルいズルい!!!! そう言ってもサンタさんはプレゼントをくれない。クリスマスは毎年くつしたを置いてねてるのに、いつも膨らんでいないくつした。 「兄ちゃんが何とかする、任せとけ。…俺だけじゃ、ズルいもんな」 兄ちゃんに全部はなした。 やさしい兄ちゃんは、ボクのために手を打ってくれるんだって。 兄ちゃんは、パパにもママにも似てない、やさしい性格。ボクはそんな兄ちゃんがだいすき。 あれから何年も経った。 兄ちゃんに伝えて以来、プレゼントを毎年くれるようになったサンタさん。これ程大きくなった今でも、サンタさんを信じている。 僕が欲しがっていた本、ゲームソフト、参考書、他にもたくさん。毎年欲しいものがたくさんあって決められないけど、一つは必ずプレゼントとしてくれる。 サンタさんも、兄ちゃんも大好きだ。 「最近お金使いすぎよ。どうなってるの」 「それは…、」 「言い訳するな!!親の言ってることが分からないのか!!」 お金の使いすぎでとうとう怒られてしまった兄ちゃん。ママもパパも兄ちゃん頭良いからって多めに見ていたようだけど、我慢できず怒鳴ってしまったらしい。 それ以降、兄ちゃんの小遣いは半分以上削れることに。兄弟で時々お金を分けるようになった。 そしてそれ以来。 僕が悪い子になってしまったのか、 サンタさんからのプレゼントも無くなった。