短編小説の相談いちらん

短編小説

みんなが作った短編小説のコーナーだよ。※2024年9月30日までの投稿で受け付けを終了いたしました。

短編小説みんなの答え:1

メッセージカードとメランコリー

「今から、次のパーティーで、メッセージカード、誰に書くのかをくじで決めます!」 私の名前は、流華。 何故か、このクラスではパーティーをよくする。 そして、今回はメッセージカードを書く事になってしまった。 メッセージカードなんていう物、書きたく無いのだ。 このクラスでは、女子は男子に、男子は女子に、メッセージカードを渡す。 私は、密かに思っている人がいる。 一番はじの席に座っている、佳奈西碧(かなにしあお)だ。 碧は、飄々としていて、寝坊助だ。 だが、どこか、信頼できて、優しい。 そんなところに私は、惹かれていた。 メッセージカードで当たるのは、必ず、碧では無いのだ。 それが、メッセージカードを書きたく無い理由である。 少し期待しながら、くじを引いた。 当たったのは..げ、私の嫌いな、栗立蓮(くりたちれん)だ。 最悪だ。 「はぁ..。」 ため息を吐き、くじの紙を握り潰した。 メランコリー。 それは、憂鬱という意味。 今の自分に最も当てはまる言葉だ。 はぁ..何書けばいいんだろ。 締め切りは、来週の今日。 『これからも宜しくです!』みたいな適当な事を書いて、私は、床に寝そべった。 何で、碧に当たんないんだろ。 やっぱり、私達は、違うのだろうか。 そんな事を考える。 大きく首を振り、自分の頬を叩いた。 こんなこと言ってたらダメだ! 私は、立ち上がり、メッセージカードをカバンに入れた。 そして、もう一つの紙を取り出す。 「よし!出来た!」 そして、パーティーの当日・・・ ふぅ、緊張する。 あと、二つで、私達が渡す時だ。 そして、ついに私たちの番になった。 蓮が、メッセージカードを渡す。 そして、わたしもメッセージカードを差し出す。 そのメッセージカードをゆっくり開けると、そこには驚きの文字があった。 『好きです。付き合って下さい。』 頭が痛かった。 ここに書いてある文字が、もう読めないくらいに。 何で? 次々と疑問が浮かんでくる。 「良いですか?」 そう蓮が訪ねた気がした。 何故か私は、「はい」と、答えていた。 拍手が飛び交う。 「頑張れよ!」みたいそんな声も、耳鳴りに打ち消され、聞こえていなかった。 フラフラする。 耳鳴りと、頭痛が酷い。 今にも、倒れそうだった。 だが、足は動く。 何で、私は「はい」と、答えてしまったんだろう。 まるで、私と蓮が付き合う事が当たり前の様に答えていた。 家に着くと、さっき歩けていた事が嘘の様に歩けなくなった。 気付くと、頬には綺麗な光を宿した、水滴があった。 そして、ポタと、水滴が伝い落ちる。 この時、思っていた人も涙を流していた事は、まだ、知らなかった。 次の日、私は学校に行く事ができなかった。 三十八度の熱で、咳も酷かったからだ。 少し、咳が収まった時、お母さんが入ってきた。 「佳奈西君から、手紙が届いてるわよ。」 「え?それ、読ませて!」 「分かったわ、読み終わったらちゃんと寝るのよ。」 茶色の封筒を素早く開け、中身を確かめる。 その中には、一枚の紙が入っていた。 そこには、とても綺麗な文字が書いてあった。 碧の字とは思えない。 恐らく、碧のお母さんが書いたのだろう。 『流華ちゃん、大丈夫ですか?碧も実は、熱で休んでいます。』 何でだろう。 碧は、風邪になりにくい体質だった筈だ。 続きには、とても気になる事が書いてあった。 『碧が、渡したい物があるらしいけど、心当たりありますか?』 渡したい物? 心当たりは、少しあった。 手紙の返事は書いたが、渡したい物については書かなかった。 翌日 碧も学校に来ていた。 そして、昼休みの時、途端に声をかけられた。 「部活終わったら、屋上来て。」 「え?良いけど..。」 戸惑いながら、部活部屋に向かった。 言われた通りに、屋上へ向かった。 そこには、碧がいた。 「どうしたの?」 「いや、手紙見た?」 「見たよ。渡したい物って何?」 心当たりはあるが、それが、本当か分からない。 「それは..」 碧は、カバンを漁る。 私も、カバンを漁る。 碧の手にあったのは.. 私の手にあったのは.. 『メッセージカード』。 それを渡し開く。 そこに書いてあったのは.. 『好きです。付き合って下さい。』 そして、私のメッセージカードに書いてあったのは.. 『好きです。付き合って下さい。』 「良いですか?」 碧の目には喜びの涙が薄っすら浮かんでいる。 私は、目に溜めた喜びの涙を零しながら笑う。 「もちろん!」 END

短編小説みんなの答え:3

ある晴れた日に

ある晴れた日に、空を見上げた。 雲一つない青空。 私がいて、繋いだ右手に心友紗南がいて、リードを持つ左手に犬の太陽がいて。 何気ないいつもの景色。 ある曇りの、でも日がさしている日に、地面を見下ろした。 仲良し二人と一匹の影。 私がいて、繋いだ右手に紗南がいて、リードを持つ左手に太陽がいて。 ちょっと特別な朝の散歩。 ある雨の日に、お店のショーウィンドウを見つめた。 私と太陽だけ。 そう、今日紗南とケンカをした。 私がいて、リードを持つ左手に太陽がいて、紗南のための右手は空っぽで。 悲しい散歩道。 ある風の日に川を見つめた。 心友二人と一匹が映る。 私がいて、繋いだ右手に紗南がいて、リードを持つ左手に太陽がいて。 うれしい土手の道。 ある雨の日に前を見つめた 紗南と二人、走る。 そう、太陽が迷子になった。 私がいて、繋いだ右手に紗南がいて、リードの先は空っぽで。 焦った繁華街。 ある台風の日に急いで走った。 紗南と二人笑う。 そう、太陽が見つかった。 私がいて、繋いだ右手に紗南がいて、リードを持つ左手に太陽がいて。 ある晴れの日に空を見上げた。 雲一つない青空。 私がいて、紗南がいて、太陽がいて。 うれしい、楽しい、幸せな景色。 ーーーーーーーーーー こんにちは!なっちゃん!!です! また短編小説書きました! なんとなく書いたんですが、どうでしょうか? 感想、アドバイス、なんでもいいので回答くれるとうれしいです!

短編小説みんなの答え:3

片思いの中の相合傘

教室に入ると、涙が出そうになった、 そう黒板には「寧桜」と「優斗」と書かれていた、、寧桜とはこの学校一の美女、一方優斗は私の片思いの相手、私は心の中で、 (やっと、私の片思いも幕を閉じるな(長かったなー)私は優斗に片思いを二年間続けていた、だから、高校も同じところに入った、 まぁ、入る時に、(付き合わなくても、一緒に居れればいいってきめたもん、) っと、ブツブツ言っているとそこに優斗が入ってきた周りは、 「ふー!おめでとう」「お似合いー!」 とかで盛り上がってる、、 でも、優斗は言った、 「何の話?俺と寧桜は付き合った覚えはないけど、、、」 教室はザワついた、私も驚きを隠せ無かった、そこで、教室の一人がいった、「この文字寧桜じゃーん!」私は落ち着き、寧桜は皆から責められてた、 そして、学校が終わって外に出たら、雨が降っていた、それに気づいた優斗が、「俺の隣空いてるよ」それに続けて「俺あの時一瞬嬉しかった、ねおが、あおに見えたから」 私は顔が真っ赤になった、 高校一年生 佐藤あお 青春の予感です! ここまで読んでくれてありがとうこざいます この後、優斗から告白してきます! ハッピーエンドです! 間違えがあったら言ってください! では!

短編小説みんなの答え:4

君が教えてくれたこと

「…死にたい。」 何度つぶやいただろう。 別に嫌なことがあった訳ではない。かといって幸せという訳でもない。 毎日自分を繕って笑顔を作って生きる生活。生きる意味なんてないだろう。 でももし死んだらその後、周りからどう思われるか…。そんなことを考えていると、 「何言ってんの。」 驚いた。周りに人がいないと思っていたから。振り向くとそこにはクラスの人気者である翔也君がいた。 翔也くんは私だと気付くと目を丸くした。 「あ、同じクラスの…愛さんだよね?」 「お願い!今の、誰にも言わないで!」 私は焦った。弱い自分が人にばれるのが。でももうだめか…人生終わった…。そう思っていると、 「言わないよ。」 えっ、とつい零してしまった。 「その代わり…今から遊びに行こう!」 返事をする間もなく翔也君は私の手をとって走り出す。 「ちょっ、どこ行くの?!」 「ついてからのお楽しみ!」 どれほど走っただろう。すると、翔也君は止まって、 「ついたよ。上を向いて。」 言われた通り上を向くと、そこには 、 「…すごい。」 満天の星空があった。そして浮かぶ満月。綺麗だった。見とれていると翔也君は語りだした。 「僕さ、幼い時に母さんを病気で亡くしてさ、すげえ悲しかったの。 でも、母さんの遺書に、「翔也、どんなに辛い時でも、死のうとは考えないでね。 人は生きていたら幸せなことがきっと待ってるから。」 って書いてあったんだ。だから… 死にたいなんていうな。」 そういう彼の目には涙がうかんでいた。 「あと、関係ないかもしれないけどさ…、僕の母さんの名前『愛』なんだ…!」 そう言ってくしゃっと笑う彼の顔に、胸がぎゅっとなった。 君は私に『生きる意味』を教えてくれた。 ___ 初投稿なので甘く見てやって下さい… 誤字・脱字があったらすみません。

短編小説みんなの答え:2

放課後の美術室より。

 「これで帰りの学活を終わります 気をつけ 礼 さようなら!」 「さよならー」 所々軋んだ机からリュックを下ろして背負った。部活に向かう生徒でざわざわしている廊下を小走りに通り過ぎる。 人が沢山いる場所は苦手だ。 人気が少ない場所に来た。校舎の端の階段だ。段を降りるたびに私一人の足音が空間に響く。角を曲がって旧校舎に入る。先ほどとは違い、静かな空気の廊下を歩いて美術室にたどり着いた。 古くて少し錆臭いドアの取手に手をかけて入り口を開く。 その瞬間に、ふわっと絵具や塗料の匂いが鼻をつつく。 「こんにちはー」 低くてどこか魅力的な声が耳に入る。 「こんにちは…」 その言葉にボソッと返事を返す。 声の主は先生。美術の先生だ。 筆箱からデッサン用の鉛筆を取り出し、 キャンバスを組み立てた。 昨日準備しておいたリンゴとワイン瓶のモチーフを見つめ、鉛筆を動かす。 ーー              ーー  どれほど時間が経っただろうか。 キャンバスには微妙に歪なリンゴとワイン瓶が描かれている。そこへ 「おー中々いいんじゃない?でもタッチがまだまだだね」と声が入る。 私の視界に綺麗な顔が入る。まつ毛は長くて、鼻筋がスッと通っていて、少し変わり者な先生の顔が。 先生はキャンバスと目線を同じ位置にしてアドバイスを始めた。 私はこの時間が好きだ。 好きなものに囲まれた部屋で、好きな人と一緒にいられるから。 あとがき ここまで読んでいただきありがとうございます!!今回は美術の先生に恋をしている女の子の話です!! この子は放課後に旧校舎で先生にデッサンを教えてもらっています!!その内に先生のことが。という設定です。 この先の展開はご想像にお任せします(笑)ありがとうございました!!!

短編小説みんなの答え:20

「また一緒にお風呂入ろうね」

ぼくはよく、「びょういん」にいくんだ。ベッドに寝かされて、針を刺されて、お母さんは泣いてて、早くこんなのやめたい。ぼくは毎日こなをのむんだよ。味は~、、おいしくない。でもね、明日から「びょういん」にお泊まりするんだ。でも、なんとなくわかるのがさ、 ぼく、多分「びょうき」だ。 時々むねがとっっても痛くなって、いきができなくなるんだ。ぱぱとママが話してると、よく「まだ5歳なのに」って、泣きながら喋ってるままの声がきこえてくる。ぼくは毎日ぱぱと一緒にお風呂に入るんだ。でもね、最近はお医者さんに「おふろに入っちゃだめです」って言われてさ。ぱぱとお風呂に入れなくなっちゃたんだ。悲しいな。でも、いつかパパとまたお風呂に入れるように、びょうきでしんじゃったりしないってきめたんだ!あさって「しゅじゅつ」をするんだって。楽しみだな。でも、怖いな。 いよいよ今日のさんじから手術だ!何をするのかなって考えてたらね、パパが泣きそうな目でこっちに来て、「一緒にお風呂に入ろう」って。でも、とってもえがおだった。久しぶりのお風呂だ。嬉しいな。でも、時間はあっという間でさ。いよいよ手術だ。パパがぼくの手をにぎっていた。ぼくは、なにを言えばいいか分からなかったから、「パパ、また一緒にお風呂に入ろうね」とだけ言った。パパが痛いぐらい強く握った。何も言ってなかったけど、唇をかんでいて、泣きそうだった。手術が終わったら、ぼくはびっくりした。今までよりすごくいきができて、しんぞうもいたくない。「手術」ってすごいんだな!よし、これならぱぱとお風呂に入れる。と思って起き上がったらね、ママが横の椅子に座ってたんだ。ママの隣の椅子には誰もいなくてさ。いつもだったら、パパがいるのに。なんでだろ。もう、さきお風呂入ってるのかな。 「ねぇママ。パパは?」 「パパはね、ゆうちゃんのここにいるよ。」 ママは泣きながら、ぼくの胸に手をおいて、言ったんだけど、僕には意味がわからなかった。まぁ家に帰ればいるよね。 何週間かたって、ぼくはきのう、6歳になった。そして今日はびょういんからかえるひだ。でも、どこにもパパはいなかったんだ。 最後にぱぱと話したのは、えっと、手術の前。「また一緒にお風呂入ろう」って言ったよな。。パパ、また一緒にお風呂入りたいよ。一緒にかき氷作りたいよ。パパのためにぼく、手術頑張ったんだよ。「えらいね」って言って撫でてよ。いつもそうしてくれたじゃん。パパ。ぼくは久しぶりに声出して泣いた。でも、パパとぼくとママの3人で海に行った時とった写真を見て、ぼくは笑ったよ。 パパ、パパが帰ってきたら、一緒にお風呂に入ろうね!

短編小説みんなの答え:4

ありがとう大好きだよ。ずっと…

私は今恋をしているその相手は優。とっても優しくて可愛い女の子。その子に話しかけられると胸がドキドキするの!私は今から告白する。絶対に無理だけど、この気持ちに嘘は付けないから…「急に教室に呼んでごめんね!」そんな私に優は優しい声で「大丈夫!」と言う「実は私、優が恋愛として好き。大好き」優は「ありがとう!ごめんね」と言って教室から出ていった。私はその場で崩れ落ちた。そして私は誰にも聞こえない、か細い声で「ありがとう大好きだよ。ずっと…」と言った。私の初恋は終わりを告げたんだ。でも5年がたった今もその気持ちは変わらない。もう一度告白してみようかな?私は優に言った「5年がたった今もあなたが好きです。」そして私はアイビーの花を優に渡した。 アイビーの花言葉「永遠の愛」

短編小説みんなの答え:2

私が起こした出会いでの話

私は、小さな時から、霊感がある。これは、私と大好きな先輩とのお話だ。 先輩は、先週事故にあって死亡した。私は、すぐに立ち直れたけど、悲しかった。ある日、中学校の帰り道、いきなり風が吹いた。私は、あっ!霊がいる。と感じた。 先輩[見える?俺の事] 私[はい。?!先輩?!] 先輩[や!相談があってね。 俺と話し相手になってくれない?] 私[話し相手?] 先輩[1週間だけだ。] 私[やりたいです。] こっから、話し相手として始まった。私には、こんな再会初めてだ。 今日で最後。もう話せなくなる。 先輩[ありがとう!もう会えなくなるんだ ね!天国へ行かないと、、、] 先輩は、死んでたんだ。でも、私は、生きている。じゃあ、もう話せなくなるし、会えない。このまま話せればいいのにね?! 先輩[さようなら。いつか会える日まで] 私 [好きでした。だから、天国で見守っ て!] 先輩[約束する。さようなら。元気で!あ と、プレゼントしとくよ!] プレゼント?! 次の日から、視界に霊が写ることがなくなった。これがプレゼントだったんだ。霊による害がなくなった。でも、プレゼントは、そんな理由じゃない、きっと先輩のことを思い出さないように霊感を消したんだと思う。でも、私は、先輩を忘れない。いつになっても。だから、また会える日まで。 ~終わりに~ はじめまして!りらです。この話は、どうでしたか。意見と、感想をお願いします。待っています‼️天国ってあるのかな?

短編小説みんなの答え:3

一人、満月の夜

私は友達を作るのが苦手で、いつも一人ぼっちだった。 でも全然平気。私には夜空という友達がいる。星が広がるあの夜空。見上げていると、まるで一体化したような気分になれて、時間が早く過ぎていくのだ。 今日も夜空を見る。毎日何か違うものを発見させて考えさせてくれる夜空は、本当に私の大親友だ。 そう思い、私は夕食を食べながら、今日はどんな夜空を見せてくれるのだろうかと考えていた。私が夕食を片付けていると、母が「これ持っていって見たらいいわ」と言い、私の手に袋を持たせた。私は首をかしげながらも、ありがとうと言って、階段をかけ上がった。 ガラッと窓を開け、夜空を見上げる。 「わぁ...満月だ...」 空には大きな満月があった。兎の形がよく見える。真ん丸で、黄色の...。私はハッとして、さっきの袋を開けてみた。中には例の白玉団子が入っていた。私は満月を見ながら、白玉団子を頬張った。全部食べ終わり、充分空を眺めたから、私は階段を下りようとした。すると、さっきの袋から紙が落ちてきた。拾って見てみると、母からの手紙だった。 『満月どうだった?お団子にはおまじないをかけておいたのよ。今なら友達ができちゃうかも!!頑張ってね♪母より』 私はなんだか、今なら友達ができるような気がした。 「頑張ってみようかな」 私は明日、友達ができますようにと、夜空に誓った。

短編小説みんなの答え:2

今年の夏休みもお婆ちゃんの家に来た。お婆ちゃんは針仕事をよくしているので、いつも手には傷がある。しわだらけな上に傷なんて痛々しいように見えるが、私はその手が大好きだ。会うといつも握らせてもらう。 白いタオルに刺繍をしてもらったりもする。私は隣でそれを見ている。「退屈でしょう」とお婆ちゃんは言うがそれが楽しいのだ。 おばあちゃんの家には糸がたくさんある。昔仕立て屋を営んでいたらしい。今でも関わりのある昔のお客さんもいるらしい。 タンスにしまわれた糸を見ていると、ひときわ目立つ糸があった。赤い糸。一番きれいな色をしている。じっと見ているとおばあちゃんが口を開いた。 「それはね、迷ったとき導いてくれるって言い伝えがあるのよ。涼子(私の名前だ。もっとかわいい名前にしてくれてもよかったのに)持っているといいよ」 そう言われたので、その糸を持って帰った。 手首にくるくる巻き付けるとミサンガみたいで、少し嬉しかった。 でも何も起こらないまま数日が過ぎた。糸の言い伝えだって忘れかけていたとある日曜日。手首の糸がほどけて、人差し指に巻き付いた。 「な、何!?」 糸が伸びて、引っ張られる。急いで、糸の方向に走るとしばらくして止まった。糸の端が何かに巻き付いている。それは猫の足だった。 「連れていけってこと?」 猫を抱えあげて、どうしたものかとウロウロしていると、電柱に迷い猫の張り紙があった。 「この猫だ!」 張り紙に書かれた電話番号に電話をすると、偶然近くにいたという飼い主が5分ほどでやって来た。その飼い主はクラスメイトの浩二くんだった。 その後、私たちは仲良くなったが糸はただの糸に戻った。それを電話でおばあちゃんに言うと、こう返された。 「おじいちゃんとはね、あの糸がきっかけで会ったのよ。糸が伸びて、その先でおじいちゃんと会った。あれは、幸せの赤い糸だとばあちゃんは思ってるよ」

短編小説みんなの答え:1

オルフェウスが見たものは

「ただ前へと進むのです。 振り向いてはいけません。 何があっても、絶対に 。」 目の前の白いローブに身を包んだ女性はそう言って姿を消した。 これは僕のための試練なのだろう。いや、試練というよりは罰の方が正しいか。 当たり前だ。犯罪を犯せば刑務所へ入れられるし、仲間を裏切れば報いを受ける。罪の重さは人それぞれだが、みな共に罰を受けるものだ。 そしてついに僕にもその罰を受けるときが来たのだろう。 目の前に続く道をただ進む。もうどのくらい歩いているかも分からない。薄暗くて、周りがどうなっているのかも、自分はどこへ進んでいるかも分からない。 でも、前に進まなければ。頭には謎の女性の言葉が延々とリピートしていた。 “ 振り向いてはいけない ” そう言われれば振り向きたくなるのではないか。 しかし、僕にはそんな勇気持ち合わせていない。振り向いてみたいが、もし振り向けば、全てが終わってしまうような気がした。 静まり返っているこの空間では、僕の足音がよく響く。自分の発する音以外何も聞こえなくて、不安と恐怖が頭の中をぐるぐると駆け回る。しかし、溢れそうな涙をぐっと堪え、1歩、また1歩と足を動かす。 「ねえ」 突然の声に体がビクッと大きく震えヒュ、と息が詰まる。 後ろからの声で思わず振り返りそうになるのを視線を下げて堪えて、いつの間にか歩くのを中断していた足先をじっと見つめる。 聞き覚えのある声。何故だか分からないけれど、その声を聞いて今すぐここを逃げ出さなければならないような気分になる。 「ねえ。また」 その先に紡がれる言葉を聞きたくない。 どっと、それまでの恐怖と言いようのない何かが一気に押し寄せ、声にならない叫び声を上げながら僕は全速力で走り出した。 ただただ泣き叫んで、走った。 どうして。どうして。僕がこんな目に合わなければならない。 怒りのような、悔しさのような思いが頭を真っ白にする。 気づけば僕は前にうずくまるようにしてへたりこんでいた。 足は小刻みに震えていてもう歩けない。地面についた手に涙がボタボタと零れる。 もう随分と走ったはずなのに、先は相変わらず道が続いている。一体どこまであるのだろう。 充分苦しんだ。なのに。なのに相変わらず道は終わらないのだ。 いつになったら僕は救われる? 「ねえ。」 あ、と口からは間抜けな嗚咽しか出なかった。 もうダメだ。逃げられない。 「また、」 違う、ちがう。僕は、そんなつもりじゃ 「また逃げるの?」 ネエ? ────────────────── どうも、お豆太郎じゃ。 考察とかしてくれると自分が喜びます。感想やアドバイスも大歓迎です。 でもかなりふわっとした文章なので雰囲気楽しんでくれたら良いです。 最後に!ここまで読んでくれてありがとうございました!

短編小説みんなの答え:3

予知夢

題名 予知夢 作 りんご 私は理沙。最近予知夢(正夢)を見る。 「うわっ」 事故だ…知ってたけど… まぁいろんな人がいろいろやってるし、学校行くか… 「理沙おはよ!」 そう明るく声をかけてくれたのは、私の彼氏の魁斗。西田魁斗だ。 「おはよ~はぁまた予知夢みた」 「それ嘘だろwww」 「ほんとだし…魁斗にはわかんないでしょ!」 「はぁ知らんけど…」 そう言って魁斗は自分の席に着いた 授業が終わり、いつも一緒に帰っている沙奈と一緒に昇降口に行った。 魁斗とはあんまり喋んなかった… 家に帰ると、魁斗からLINEが来た。 「理沙~宿題写させて~」 とのことだ。 「いいよー写真送るね」 「まぢ?サンキューな!」 あああああ!なんでカップルっぽいLINEじゃないなの?? 私はそのままぽっくり寝てしまった 今日の夢は……ん? 今日は学校早く行きたかった! ダッシュで学校に行くと、魁斗が教室にいた。 「魁斗早いね」 「うん。学級委員だからな。てか宿題サンキューなまじ助かった」 「いえいえ」 「なあ理沙…」 「何?」 「俺たち別れよう…もうお前の予知夢話に飽きたんだよ…」 「そうだよね…ごめん…いやだよね…ほんとごめん…」 私は顔を手で隠し、蔓延の笑みで 笑った。 ____________________________ こんちゃ!りんごです! 初の短編小説です! 真実を言うと、理沙は本当は魁斗のことを嫌いでした。2日目の夜の予知夢、それは魁斗と別れる夢でした。それで、理沙は手で顔を隠し、蔓延の笑みで笑ったのです。 初めてで分からないことだらけなので、感想・コメント・アドバイス頂けると幸いです! ではみんなでせーの…アディオス!!!

短編小説みんなの答え:10

ココロの空模様

「え…?」 私、澄田美優(すみたみゆ)は言葉を失った。 それは────。 私には、彼氏の朔(さく)がいる。 朔は、ぶっきらぼうだけど優しい。 私と向き合ってくれる、運命の人。 なのに…。 さっき、聞こえちゃったんだ。 「可愛いね、芽愛は。俺の運命の人だ」 って。 それを聞いた瞬間、私のココロでは雷が光り、暴風雨が降った。 …芽愛ちゃんって、誰? …朔って、あんな性格だったっけ? 私のココロはぐっちゃぐちゃに荒れた。 同時に、雲から雨もザーザー降ってきた。土砂降りだ。 私は、色んな感情が一気に湧いてきて、気づけば朔の元に駆け寄り、話しかけていた。 「朔っ…!」 「ねえ朔くん、この子、誰?」 私が朔の名前を言うと、芽愛ちゃんらしき人が朔に聞く。 てか、“朔くん”って、仲良すぎ…。 「えーっと、この子は…」 朔は、戸惑っている。 浮気していたなんて知られたら、大変なことになるからだ。 でも、朔の口から出てきた言葉は本当に、今でも信じられなかった。 「この子は…、俺の元カノだ。もう赤の他人」 そう言われた瞬間、私は怒りと悲しみと憎しみが出てきまくった。 外は、滝のような雨が降っている。 さっきよりも強くなっている。 私のココロの雨も土砂降りだ。 崖崩れも起こりそうなほど。 「え…?」 芽愛ちゃんは嬉しそうな顔をし、朔は『何も知りません』って顔をしてる。 「…ごめん、私、用あるから」 私はそう言って、その場から逃げ出した。 「ぐすんっ、ぐすっ…」 私は泣きまくった。 泣いても泣いても涙が止まらない。 ガラガラっと音がして、誰かが入ってきた。 …まずい!帰らないと、泣いてる姿を見られる…。 私は大急ぎでスクバを持ち、下を向き教室を出た。 「…美優!どうしたの!?泣いてるじゃない!話聞くよ!」 見ると、それは大親友の小春だった。 私は、さっきあったことを、時間をかけながら言った。 最後まで一生懸命聞いてくれて、心は軽くなったけど、まだ雨は降っている。 「そっかぁ。許せない、許せない!…美優は、まだ好きなの?」 「ううん。あんな人、嫌い…」 「だよね。…そうだ!明日の土曜日、映画館付きのショッピングモールに行こうよ。見たかった映画を見よう!それと、スタバでフラペチーノでも飲んで、楽しもうよ!私、笑顔の美優が大好き!」 「…!私も、笑顔じゃなくても、小春が大好き…!」 私たちは、ぎゅっと抱き合った。 外はすっかり雨が止んでいる。 私のココロの雨も止んでいる。 外には7色の虹が綺麗にかかっている。 結愛です! 長文になってごめんなさいm(_ _)m 是非感想よろしくお願いします! では、ばいちゃ~^o^

短編小説みんなの答え:5

不思議な恋のお守り ペンギン人の初エッセイ!

僕は去年の10月、好きな人に告白し、OKされた。 今でも仲良くしている。 だが、これはずっとうまく行っていたわけじゃない。 あることがきっかけで、ここまで来れたのだ。 告白して1ヶ月後、僕と好きな子の関係が、少し悪くなったような気がしていた。 そんな時、僕はタンスの整理をしていた。 直していた服がぐちゃっとなっていたので、たたむために服を全部出した。 「ん?」 するとタンスの端っこに、何かの袋があった。 開けてみると、それは恋のお守りだった。 「なんで?????」 だが、これをつけたら好きなことの仲も良くなるんじゃないかと思い、ランドセルにつけ、学校に行くことにした。 その後、僕と好きな子の仲は、とても良くなった。 そして友達からも、 「お前ら結婚できるんじゃね?」 なんてことを言われたりする。 もしかしたら本当に結婚できるかも知れない。 これもあの恋のお守りのおかげで、実現するのではないだろうか。 皆さんにも、こんな経験はないだろうか? 終わり どうもペンギン人です! 初のエッセイでした! これからもエッセイも書いていこうと思います!

短編小説みんなの答え:4

木漏れ日の教室で。

「よってここはこうなって…」 担任の先生の言葉が静かな教室に響く。 欠伸を噛み殺しながら重たくなった目蓋を落とさない様、必死に目を開ける。 外のグリーンカーテン越しの光がノートを照らす。 「…っ」 授業も半分を過ぎていると言うのにほぼ真っ白なノートに光が反射する。 頬杖を突きながら重力に任せ目蓋を閉じた。 「…さん? …さん!矢谷さん!」「!? ふぁい!」驚き余って変な声が出た。 クスクス アハハ フフフ クラス全体が私を見て笑う。 あーやだな。 アーヤダホントバカミタイ そこ、聞こえてんだよ。馬鹿みたいなのはお前だろ? みんなみんな、聴こえて来るんだから。 耳に流れ込んでくるこんな愚昧な現実から意識を引き離したくて嫌でも私は眠りにつく。 「ねぇ、矢谷さん。」 ?  隣から声が聞こえてくる。ふと顔を向けるとそこには心配した様な顔をしたクラスメイトの男子が居た。 「ノート、取らなくていいの?先生集めるって言ってたけど。」「…」 急な焦りが押し寄せる。怒られるのが怖いんじゃない。あの空間が怖いのだ。 (どうしよ…)   「見せてあげようか?」「いいの?」「別に減るもんじゃないし。」 お言葉に甘えてノートを借りる。 (綺麗な字…しかも色分けされてて分かり易い…) 「ん。」「ありがと。書けた?」「うん。“ありがとう”アッ」 やってしまった。 隣は驚いた様な顔で硬直している。 「矢谷さんの関西弁初めて聞いた。どちらかと言うとそんな感じなんだね。」「…うん」 きっとこの人にも馬鹿にされるんだろう。そして笑われる。 だが、開いた口から出てきたのは思いがけない言葉だった。 「関西弁いいね。カッコいいよ。」 こんな風に言ってくれる人は初めてだった。心の扉が軋みながらゆっくり開いていく。 「ほ、本当?」「うん。ほんと。」 木漏れ日に眩しそうに目を細めるその瞳に濁りはなかった。 フッと表情筋を緩め口角をあげる。 口を開いて今まで封じてきた言葉を放つ。 「おおきに。」 彼はニコッと微笑んだ。 どうも!詩音です! コンプレックスがある女子と、ほんわか男子について書いてみました~! 関西弁、作中ではこんな風に書いてるけど私は憧れです!(理由 お笑いが好きだから!) 面白かったら是非コメントしてみて下さい!辛口、タメ口OKです! 改善点くれると嬉しいです! それでは、お身体に気をつけて下さいね!さよなら!

短編小説みんなの答え:2

あなたにお礼をしたいです

「もう少しであなたは完全に耳が聞こえなくなります」 お医者さんから言われた言葉は私の心に突き刺さった。鋭い刃物のように 「先生。目はどうなるんですか?」 耳が聞こえなくなる。と同時に目のことが気になった 「それは大丈夫だと思います」 私はほっと胸を撫でろした 「ありがとうございます」 そう言って1人で人が沢山いる病院の廊下を歩く 「レイ大丈夫?なんかあったの?」 自分ではわからないけど暗い顔をしてたのだろう 「私耳が…聞こえなくなるんだって」 それを言葉にした時初めての感情が押し寄せる。涙が止まらない 「レイ泣かないでよ。一緒に頑張ろう」 確かあの子はユリという名前だった。私よりもずっと重い病気だったそう 「うん。まだ聞こえるから」 ユリが居なかったら私はどうなってただろう 「また明日ね」 私とユリの病室は離れていた。歩くところになみだの跡ができていく 病室に入りベッドに座る。喋ろうとする。 「これからどうしよう」 そんなこといつ路てる暇はなかった。それから2カ月ほどで完全に私の耳は聞こえなくなった 「レイ。大丈夫だよ。耳が機能しなくても目がある」 ユリは私よりもっと辛いのに私よりも頑張ってるのにいつも支えてくれた 「退院していいですよ」 聞こえなくなって1年ほど経った。病気は治ったわけではないが退院してもよくなった 「レイ行っちゃうんだ」 悲しそうなユリの笑顔が目に映る 「私レイいなくても頑張るね。レイも頑張ってね。さよなら」 完全にマスターした手話で話す 「さよなら。また会おうね」 いつもとは違いあまり会話をせずにお別れとなってしまった そんなことからまた4年経った。今私は小5。ユリも小5。あれから会ってないけど元気ですか?今何をしていますか?また会いたいです。あって話を沢山したいです。 あの時のお礼を…今度は私がユリを支えたいです こんにちは目高です。

短編小説みんなの答え:6

生きよう

大丈夫? 無理してない? ここでは嫌なこと全部忘れよう? 少しでも楽に生きよう? 演じなくて良い ありのままの自分で良いよ 大丈夫 貴方にはとても大切な【個性】があるんだよ その個性にたどり着いたとき、貴方は輝ける その個性大切にしてね いろんな嫌なことを言われてきたそこの君 その命無駄にしないで 死のうと思わないで 生きたくても生きられなかった人もいる その人たちの分まで精一杯生きようよ 私たちが生まれてきたのはほんの少しの可能性があったからだよ 私たちは希望を抱えて生まれた、奇跡の子なんだよ その命大切にしよう 私たちは奇跡の子なんだから 大丈夫だよ 私はいつでも貴方の味方だよ 安心して 貴方の仲間はすぐそこにいるよ 作者のN☆です。生きるのが辛い人が一人でも助けられたら良いなと思い、書きました。 『生きることはとても大切』ということが分かってもらえたら嬉しいです。

短編小説みんなの答え:4

その言葉っていい言葉?

その言葉っていい言葉? 作者:もちゃ! 私は毎日いじられる…というか、なんていうんだろう。 イジメ? いや、違う気がする。 こんなことを思ってたのは前まで。 ー私の毎日ー 「お前ってブスだよなwニキビあるしw」 「なんていうかデブ?w」 …と、このような感じ。 これってイジメじゃない、よね? でも、最近思った。 これはイジメかもって。 それで、ふとこんなことも思った。 (今からの文章から不愉快になる方もいるかもしれません、ご注意ください) 「ブス」で? 「デブ」で? ブス…お前に関係ないじゃんって思わない? 顔面の可愛さとか本人に伝えなくていいでしょ。 ブスって言われて傷つく人なんていっぱいいるはず。 目の前では笑ってるかもしれない。 でも、裏は?裏では悲しがってるかもしれない。 それがなんで思いつかないの? デブ…これもお前に関係ないじゃんって思わない? デブだから何? デブだったら何が悪いの? デブがどうしても嫌なら関わらなければいいのに。 伝える必要なんてないはずでしょ? ニキビがある…で? いつか必ずみんなできる。 そんなことで人を傷つけるとかバカみたい。 人の気持ち、考えてよ…。 ブス、デブ、ニキビある…これが、なんだよ! 言ったら傷つけるってわかんないの!? はっきり言って最低だよ。 こういうのでイジメに繋がるの。 それで、自殺する子もいる。 だから今まで人に「ブス」や「デブ」、「ニキビ多くねw」とか傷つくことを言ったことがある人、やめてください。 その言葉っていい言葉ですか? 言われたら、嬉しいですか? 言われる人を見て、嬉しいですか? 見てて、何にも思いませんか? もう一度、考えを変えてみてください。 そして、言ってください。 「ごめん」と。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー こんにちは、もちゃです! 自分はイジメとかが大っ嫌いです。 本当に、やめて欲しいと思ってます 自分が相手を傷つけてることに気付いてない、ということです。 本文にもありましたが、今まで相手が傷つく言葉を言ったことがある人、謝ってこれからは言わないようにしてはいかがですか? 最後に一言_ 「あなたがいつも使ってるその言葉って、いい言葉ですか?」

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