短編小説の相談いちらん
短編小説
みんなが作った短編小説のコーナーだよ。※2024年9月30日までの投稿で受け付けを終了いたしました。
母の愛情
私は彩芽。小学4年生の女の子。ピアノを習っていて、今日はピアノで発表会。 友達の彩香もこれまた友達の優衣も見に来てくれると聞いて1週間前から楽しみにしていた。 しかし、本番当日になって急に母がこう言った 「彩芽ごめん。彩菜の保育園の都合で発表会見に行けないの。」 彩菜とは、私の妹で私と5才違いの保育園生だ。私の両親は看護師と医者だから彩菜は保育園で、私は学校の帰りに学童に寄る。 父は今日もスケジュールが詰まっていて、私の発表会を見に来る状態じゃない。つまり今年のピアノの発表会は彩香と優衣しか見に来ない。でも彩菜の方が年下で、母の優先順位は彩菜が先だから仕方ない。 楽譜が入ったカバンを持ち、一人で自転車に飛び乗る。 発表会会場のホールに着くと、すでに彩香と優衣は到着していた。3人でしばらく喋ってから舞台に上がる。 「稲崎 彩芽、子犬のワルツ」 放送が流れて客席が静かになる。彩香と優衣がこちらを見て力強く頷く。 子犬のワルツを引き終え、連弾の「君を乗せて」も無事終えると私は彩香と優衣の待つ客席へ向かう、と その時、後ろから声が聞こえた。聞き覚えのある声。 「彩芽、子犬のワルツ上手かったじゃない。君を乗せても。練習の結果ね。」 声の主は、母だった。母の膝の上には保育園にいるはずの彩菜もいる。 「彩芽、よく頑張ったじゃない。」 「これ、あげる。」 母の優しい声と共に差し出された手には、花束が。 私はピアノを習い始めてから5年程経つが、ピアノの発表会で初めて花束を貰った。 そう、母は保育園の都合とか言って花屋に寄って来たんだ。 私は母の差し出した花束を静かに受け取った。 「ありがとう」 その花束には母の愛情が詰まっていた。 どうでしたか?たくさんのお返事待ってます。 回答よろしくお願いします。
感情戻してくれてありがとう
私中宮恵麻。小学五年生。 私は感情がない。何も感じない。 理由は多分あの日から。 「お母さん…何で…」 「ごめんね恵麻…でもお母さんは恵麻の笑う顔が大好…」 「お母さん!!お母さん!!」 そう。病気で母が死んだ時からだった。一年生の時だった。 誰にも興味が無かった。友達だって作った。だけど本当の気持ちは扉に閉まったまま,鍵をかけてもう開けなかった。友達はどんどん散った。 ある日転校生が来ることになった。 「どんな子かなー?」と教室は賑わっている。 私はもちろん絵を描いているだけ。 「静かにしてください。入ってください」 「こんにちは。朝野花です!よろしくお願いします!」 女の子だった。まぁ結構可愛い子なんじゃない?友達多く出来そー。 「じゃあ朝野さんは…中宮さんの隣ね」 「よろしくね!」 「よろしく」 私の一言一言に何の気持ちもこもっていない。ただ話せば良いだけ。 「1時間目は算数ですよ。準備してください」 「あっ…」教科書を忘れてしまった。 「教科書見る?」何も言ってない。無表情なのに何故か分かってくれた。何でだろう? 「ありがとう」もちろん気持ちはこもっていない。 休み時間。 「中宮さん!何読んでるの?」 「小説。面白いから」 「中宮さんって読者好きなの?」 「まぁね」 「中宮さんって言いにくいから恵麻ちゃんって呼んで良い?」 「別にいいけど?」 「じゃあ私のことも花ちゃんって呼んで!」 もちろん何も小説なんて面白くないし恵麻ちゃんと呼ばれるのも嬉しくない。 ただ何か…懐かしいような… 「ねぇ私達どこかで会ったことない?」 「えっ…?」 「もしかして○△保育園に居た?」 「居たよ?はなっち!?」 「エマリン!?」 「いっしょだったんだね」 「うん!嬉しい!エマリン随分変わったね」 「はなっちこそ!」 はなっちこと花ちゃん。思い出した。私の大親友だった。優しくて大好きだった。 私は気付いた。感情が出来た。 【2年後】 「はなっちあのエリートしか入れない東京の名門△○中学校に行くの!?凄ーい!」 「でも転校することになっちゃった…」 「大丈夫!手紙とメール交換したし!遊びに行くから!」 「そうだね!」 転校する時になった。 「エマリン…またね!遊びに来てね!」 「もちろん!はなっちも頑張って!」 「最後にあのね…」 「花~行くぞー」 「私の名前の花の花言葉調べてみて!ヒントは夏に咲く花だよ!」 「?」 はなっち…朝野花…あさのはな!朝の花で夏に咲くと言ったらあれしかない! 「朝顔の花言葉…」 それは「固い絆」だった。これで寂しさは吹き飛んだね!ありがとう! どうでしょうか? 感想アドバイスお願いします!
さようなら~貴方に残した言葉~
__瑠樹くん、私、後1年しか生きられないの__ え?急に報告された事実に俺は驚いた 彼女(由良)とは幼稚園からの仲だ いつもの病室が少し寂しく感じた ある日、由良の母親から電話がきた その内容は、嘘だと思いたい内容だった __あと…1週間さえ…持つかわからない…__ 医師にそう言われたと報告された 悲しかったでもそれより憎しみと怒りの方が大きかった 彼女を襲った難病と彼女のために何もできなかった自分に 余命、あと6日… 日が経つにつれて彼女に会いに行くどころか情緒不安定になって学校さえ休んだ 余命、あと4日… 俺はただアルバムを眺めていた 彼女だけを見つめるように… 余命、あと2日… 俺はぼんやりしていた 鬱病にもかかったのか?と思った 余命、あと1日… 明日で彼女、由良はこの世からいなくなってしまうのか とただ呆然と川の橋から身を投げようとしていた __自分が先にあの世にいってしまうなんて__ でも自分が先に行ってはいけないと思った 余命、あと12時間… 彼女は、だんだん息が荒くなっていた 心拍数も下がっていっていた はぁはぁ… 彼女が苦しそうに息をする …くん…きくん 彼女は俺の名前を呼んだ そして彼女はこう言った __瑠樹くん、友達になってくれてありがとう。私、瑠樹くんのこと、好きだよ__ 彼女はそう言うと… “ピーピー” 心肺停止のブザーが鳴った __さようなら__ 彼女はこの世からいなくなった…
恐怖の日の夜は…
皆は恐怖の日を知っているだろうか。恐怖の日はハロウィンのこと。 ≪え?ハロウィンは仮装してお菓子もらうくらいだけでしょ?≫ って思った人はあまい。私の住んでいる街の言い伝えってやつはハロウィンの日の午後10時になると月が消える。そして月のあったところに太陽が出てくる。そこまでは怖くないでしょ?そのあとが問題。猫科の動物限定で動物が悪魔になって回りの人を地獄に引きづりこむの。でも政府が家庭に一匹動物を飼いなさい。って言うから皆犬とかを買う。ペットショップに猫が残るからしょうがなくウチのところにまわってきた。名前はデビル。まぁ。私が考えたんだけど。目は真っ黒。 1週間後はいよいよハロウィン。人生がいよいよ終わりに向かう。 ハロウィン当日。飾りがまわりに飾られてる中、猫を飼ってる家は飾っていない。だってもう死ぬんだもん。 夜。 ヴニャー! 「さぁ、行きましょう。あ.の.せ.か.い.へと…。ニャハン。」 ニャー?あなたも一緒に来るニャン?あの世界へ。と…。 作者{黒猫魔女}より どうでしたか?私は書いてて自分なりには怖かったと思います。感想、アドバイス、ご意見等ございましたら辛口OKなので書き込んでください。最後まで読んでくださりありがとうございました。
わたあめですがなにが?
「わ~!!わたちゃん、今日も可愛い!」 「...へへ、ありがとう!」 私、五百旗頭可愛いわたあめの天使。....ふざけてるのかって? そんなわけないじゃん。 芸名とか、ふざけてるんじゃなくて、ホントにホント。 五百旗頭可愛いわたあめの天使(いおきべ かわいいわたあめのてんし) が私の名前。 テストとかのときは、略して『わたあめ』って名前の欄に書いてるよ。 友達からはわたちゃんって呼ばれてます!本音をいうと早く改名したい。。。菫とか可愛いなぁ! 「わたちゃん、移動だよ!急がないと!」 「....あ、うん!」 今日も嫌な一日が始まります...。。 ガラガラガラッ 「わー!わたあめがきたぁ!」 「きんもちわるっ!」 ホラね。 だから嫌なんだよ。男子がバカにしてくるから。私だって、好きでこんな名前になってないのに、ホントに嫌だ。 「おい、お前ら、そこまでにしとけ。」 「?!!」 ....蓮くん?! 「五百旗頭だって好きでこの名前になったんじゃねーんだぞ?お前らガキかよ」 「っ...!」 「すいやせんでしたぁぁぁ!!」 そういって、私をからかってきた男子は去っていった。 「れ....くん....。」 「ありがとう、連くっ...」 ちゅ.... 唇に、柔らかくて温かい、なにかがそっと触れる。 _______これは、キスだ。 「蓮くん?!」 蓮くんは、顔がまっかっか。 やっぱ男子だな。 ....って、私も顔まっかなのかな。 『好きだ。』 「...っ!」 そんなこと言われたら、イシキしちゃうじゃん。 ______可愛いわたあめの天使って名前でも、わたあめでも、恋したいんだよ。 -END- あとがき___。 なんかありきたりな話になってしまいました。 どうも、『夏夜』(かよ)と申します。 ちなみに、小説を書くのは久しぶりです(笑) ダメダメ小説ですが、感想、アドバイス等よければお待ちしてます。
あっ 怖い話
私は学校で肝試しをした。人数は8人そしてみんな終わりにしようといい、私は4人の子と帰ったそして3人を送り、二人なった。「なんか怖いね」そう言いながらまた分かれた。そしてちょっと歩いた時に後ろの子が「あっ」といった。なに!と思った私は急いで振り向いた。だがだれもいない・・・いるはずない なんだよ「あっ」て
あなたの本当を教えて。
あなたは、私に希望を持たせては、絶望に落とす。 あの時、私と目が合ったあなたは、顔を赤らめた。 ちょっと期待しちゃったよ。 私のこと好きなのかなって。 でもその後、あなたは冷たい目で私を見てきた。 嫌われた。絶対嫌われた。そう思ったよ。 でもその後あなたは、私に向かって、 「優しいね」 そう言ってくれた。 期待させては、落として、期待させては、落とす。 毎日こんなことの繰り返し。 もう心が疲れた。 あなたの本当の想いを知りたい。 一言、「好き」って言ってしまえば、キリがつくのかな? こんなことなら、好きにならなければよかったのかな? もうわかんないよ。 答えを教えてよ。 私のこと振り回さないでよ。
幸せはあなたのために、
ピピピ、ピピピ スマホのアラームの電子音が規則的に音を鳴らす。 私は重い体をむくりと起こす。 行きたくないのに洗面所へ足が動いてしまう。 顔を洗い、歯磨きをする。 真っ白な糊がかかったワイシャツに袖を通す。 そして、ネクタイを通す。 しっかりとプリーツを伸ばしたスカートを履く。 もう1回下に降りて、そのままキッチンへ行く。 キッチンにあるケトルにお湯を入れ、沸かす。 お湯が沸く前にお気に入りのグラスにお気に入りのアールグレイのティーパックをいれる。 お湯が沸いた。それをグラスに注ぐ。 そして、食パンにチーズを乗せてトースターで焼く。 その間にフライパンに油を引いてハムエッグを作る。 おっ、パンが焼けた。 1人だけのダイニングにトーストのお皿とハムエッグのお皿、アールグレイを入れたグラスを置く。 ああ、幸せ。 こんなに美味しい朝食を食べれて。 ブブブ、 あっ、親友からメールだ。 幸せだ。 美味しい朝食を食べれて、こんなに優しい親友がいて。 本当にありがたい。 この生命を大切にして生きていきたいな。
【恋愛小説】さよならを聞きたくなくて。
最近、恋人の様子がおかしい。 私の恋人は、転校生だ。だから、いつも一人だった。そこに私が話しかけてだんだん友達になったのだ。 でも、なんか最近私に冷たいような感じがする。 それに、私のことを避けている感じもする。 「ねぇ、圭斗(けいと)、どうしたの?何か最近変だよ??」 私は下を向いている圭斗の目を強引に見つめた。 「べ、別に...」 圭斗はくるっと私に背を向ける。 (嫌われた??) 私はそんなことを考えながら 「そう」 と返した。 「あ、あのさ、ちょっと日曜日に河原に来てよ」 圭斗は後ろを向いたまま、そう言う。 「うん」 私は別れを告げられるんだろうな、と覚悟をした。 日曜日。まだチャンスはあるかな、と私は家にある一番かわいい洋服を身に着けて、河原に行った。 圭斗の後ろ姿がある。 「圭斗!」 圭斗は振り返る。 「あっ!来てくれてありがとう...」 心なしか、緊張しているように見える。 「あのさ...」 私は、突然、走り出した。 「加奈(かな)!?どこ行くの!?」 圭斗は私を追いかける。 (なんで走っているんだろう) 走っている理由が自分でもわかんない。ただ、さよならを聞きたくなくて走っているのかもしれない。 さようならって言われたくなくて。 わがままだけど、さよならって言わないでほしい。 なぜか、涙がこぼれた。 「加奈!好きだ!走る姿も!笑ってる姿も!」 私はぴたりと止まった。 圭斗は息を切らしている。 「え?」 私は圭斗の方を振り返った。 「いい...か?」 やっぱり圭斗は緊張している。 「うん!!」 私は圭斗の方へ走っていった。 そうして、私たちはそれから恋人同士になりました。 こんにちはこんばんは!ムーン♪です! 感想・アドバイス(辛口NG)お願いします!
僕を一途に想う君が好きだ。
僕は相生 祥太。 今年で24になるが、まだ結婚はしていない。 同世代の同僚は大体既婚者で、僕にも交際中の女性がいる。 彼女は味岡 咲で、小学校からの同級生。 「ちょっといいかな?」 「うん……。」 彼女が話しかけてきた。 「私さ、来月から別の支社に異動しないといけないみたい。」 「そっか、仕事に異動は付き物だもんな。」 「それで、今まで付き合ってきたけど、一旦打ち切りにしよう。 また何年後かに戻ってくるかもしれないし。」 「ん……。」 それから1か月後、彼女は異動を理由に遠く離れた北海道に引っ越した。 僕は味岡と長距離恋愛をしている気分になった。 僕は味岡を恋しく思い、小包みを送った。 そこに手紙を詰めて。 北海道に引っ越してから1週間が経った。 私、味岡の元に以前交際していた彼氏の相生 祥太君からの 小包みが届きました。 開けてみると、手紙が入っていた。 しばらく読んでいると、急に東京へ戻りたくなった。 私はすぐキャリーバッグに数日分の荷物を詰め、東京へ向かった。 ピンポーン。僕の家のチャイムが鳴り響く。 ドアを開けた先には、味岡がいた。 「どうした? 北海道に引っ越したんじゃないの?」 「ううん、そうじゃなくてー」 手紙の内容を話し始めた。 僕は手紙にこう書いた。 味岡へ。 僕は味岡が好きです。いや,正確に言えば好きでは伝わらないほど大好きです。 味岡は小学校の頃、勝負で負けてもいつも前向きでした。 そういう前向きな気持ちや明るい性格に惹かれました。 やっぱり僕は味岡がいないと心が折れてしまいそうです。 僕が味岡を一生かかってでも守りたいです。 僕と結婚して下さい。 相生 祥太 そしてその包みの端に婚約指輪を入れた。 味岡の指には指輪が付いていた。 「実は、私も相生君が小学生の頃から好きだった。 私も相生君と一緒になれたらいいなって思っていた。 これからよろしくお願いします。」 「もちろん!」 それから1週間後、味岡は辞職して僕と同棲を始めた。 そこから4カ月後、味岡の妊娠が分かり、 8カ月後、双子を出産した。 僕は1人で味岡を一途に想っていたが、味岡も同じ様な 気持ちだったのだろう。 やっぱり僕は僕を一途に想う君が好きだ。
イジメ
イジメが今日もこの教室でおこっている 私は 中一の富川 美花だ 「おい牛(美花)牛おまえは牛なんだからもっと牛らしく働け!亅 そう言うのはクラスの番長 早川だ 「ほかの牛も!分かったか!」 「・・・はい」 元気がない声で言った 一人ではないと言うことは、うれしいけどなんか、なんか、なさけないような 先生に何回も言おうとしたけど もっといじめられると思って言えなかった 今曰もまたイジメ 不とう校の人はいない なぜかと言うと仕事を一日でもさぼると・・・もっとイジメがひどくなる 仕事と言うのは、毎曰早川のいいところを書くとゆうもの・・・気がとうくなる ゆう一のすくいは帰り道の話し合いだ早川はいつも車なので話し合いができる 「いつもいやだな-」・山田が言った 「あしたこそは!」川井が言った 「「みんなで言おう」」みんなで言った その曰みんなでいっしょに先生のとこに行った 先生・・・早川が この曰からイジメはなくなった。 ありがとうございました。 プリ7からでした。
強がり、バイバイ。
「あんたがいなくたって別にどうってことないし。」 初めて彼をあんた呼びして、冷たい態度をとった。 喧嘩した時も彼がすぐに謝ってくれたしすぐに機嫌取りをしてくれた。 でもあのときは悲しそうにスーツケースを持ち上げて玄関に向かった。 私が全て悪いのに結果的に私が追い出す形になってしまう。 心の何処かでは彼を求めているはずなのにそれは一方的だと“分かっている”怒りに消し去られていく。 それから彼は玄関まわりに置いてあった雑貨やハンコ、靴などを詰めていくようでスーパーの袋やらごみ袋やらを取り出している。 「いかないで」「ごめんなさい」 それを口に出せたらいいのに。 強がりな私は、言えないんだ。 「っ…!!」 声が出てしまうほど思い入れのあるあの__コップ。 “吉田ヨシタ夢想ムソウ×巽タツミ嶺音ネオン” __二人分のコップ。 喧嘩する度に壊そうとしたけど夢想の手が重なって、今も壊れていない。 あの時のぬくもりに私はいつもいろんな涙を流し続けてきた。 …今もそうだ。多分私は泣いている。 このままじゃ夢想はいなくなる。 そんなの嫌だ!!夢想のぬくもりに包まれ続けたい!! “強がりバイバイ” 「待って!!」 『…ん??何?』 相変わらず優しいんだから。 「ごめんなさい。やっぱり夢想が好き!!許して…ほしいの…っ」 泣きまくって泣きまくって…。 『今度こそ嘘じゃないよね…?』 抱きしめてくれた夢想は温かくて。 でも肩に水滴がぽたぽたと落ちてきているのはきっと___。end ゆはのあとがきすぺーす 想像していただけましたでしょうか? 強がりバイバイって嶺音が思ったところは個人的に好き(^^) 感想リクエストは辛口なしでお願いします!!ばいちゃも♪
杏凛と小太鼓
チャッチャカチャー チャッチャカチャー 今、音楽室は大太鼓やら小太鼓やら、シンバル、アコーディオンの音で溢れている。決してそろっているわけでは無い。 今日はクラブの日。運動会で歌う『我らの力』を音楽クラブで毎年伴奏しているのだ。今日は初めての練習。 トントコトン トントコトコトントコトト 小太鼓のリズムカルな音。演奏しているのは5年生の夏野優。 トントコトン トントコトコトコココ 隣で下手じゃないけど下手な演奏しているのは6年生の安田杏凛。先生に手を添えられて必死になってやっている。杏凛は音楽の成績は必ず5なのだが、ピアノやらはそこそこ。でも、どうしても小太鼓に挑戦してみたかったのだ。しかし、これを全校生徒の伴奏となるとは…。と思い、杏凛は絶望した。そして、5年生の優にうらやましさを買ってしまった。 「安田、バチの持ち方が悪い。手首だけを動かすように。」 矢賀先生に杏凛が注意されている。でもなかなか上手くいかない。杏凛は自分は優秀だと思っていたが、優秀でないことを思い知った。これをごまかしてしまうのが杏凛の悪い癖なのだ。 優も杏凛と同じように注意された。優はすぐにマスターした。杏凛は絶望第二弾を心の底から感じた。 「うーん、安田さんやるなら、僕は歌でいいや。」 クラブの終わる頃だった。小太鼓をやりたい関くんからこう言われた。 「そ、そうかな?」 「うん!歌うのが一番目立つ!」 杏凛は関くんのそういう単純だけど、勇気があって、はっきりしているところが好みだった。関くんをかっこいいと感じながらも何かのプレッシャーにかけられた気がした。 杏凛は家に帰り、iPadを引き出して、『我らの力』を流し始めた。小太鼓の練習をするためだ。杏凛は少しあがり症なところがあるのでオーディションで失敗してしまう可能性が普通の人より高い。だから、準備を万全にしてから挑戦に挑むのだ。しかしこれがなかなか上手くいかない。口ずさみながらもリズムをとっていく。形らしくはなった。これで今日の練習を終わらせた。 その日から何度か音楽室に通い始めた。上手くいかないのがバチの持ち方。毎日、矢賀先生に注意される。泣きそうになりながらも練習にひたすら集中した。逃げたいけど逃げられない世界だったのだ。 オーディションの日。 小太鼓は2人選ばれる。立候補しているのは4人。その中にはもちろん杏凛と優がいる。 「じゃあ最初、大太鼓から。」 「木也がんばれ。」 杏凛は同じクラスの木也に声をかけた。杏凛は心の中で木也なら大丈夫だろうと思った。 大太鼓のオーディションが終わった。 「次、小太鼓。夏野さんと安田さんから。」 小太鼓トップバッターの二人。 杏凛は大きく息を吸い、吐いた。 心を無にして。 あっ!杏凛のリズムが少しずれた。誰だってミスはある。が、これは本番。杏凛は塩分が含まれている水がべっとりとついた手でバチを握ってただひたすらに叩いていった。 結果はいかにも。それは読者のみなさんがお考えください。 杏凛と優に幸運が訪れることを願いましょう。
好きな人の好きな人
失恋の痛みなんて、知るはずもないと思ってた。 だって、付き合って5年だよ? 相手の浮気が発覚して、今別れてきた。 いつもなら風が心地よく感じるのに、今日は変な感じ。 なにも考えられなくなった。 私が悪かったのかな? 魅力がなくなったのかな? あんなに好きだったのに。 あぁ。失恋したんだなぁ。 実感したくない。まだ諦めたくない。 自分でも分かってるよ。 君とであえて良かった。 でも私は君を許せない。 浮気されたけどまだ好きだよ。 5年の思いが心にくっついて、実感がわかない。 受け入れたくない。 失恋の痛みと、怪我の痛みは全然違う。 私には失恋の方が痛い。 痛いよ……。
花の価値
「ねぇね!!花に価値はある? 盆栽とか、プロがしたものではなくて、素人が育てた花よ。」 少女が言う。 「さあ?無いんじゃないか? さぁ、はやく、逃げなさい!」 少女は僕の声を無視する。 「価値はないわよね。人も同じよ。天才は早く買われていき、平民は売れ残り、散る。」 「さっきから何を言っているんだ?いいから早くそこから離れなさい!」 僕は言う。 「散るって言ったでしょ?さっき。でも私は足りなかったんじゃなくて自分で捨てる。」 少女はしゃべりかける。 「こんな生死彷徨う場所で貰っても毒になるだけ。なら、なんの足しにもならない私の栄養は何処かの誰かの命にする。」 「・・・」 「じゃ!また会おう。何処かの国のいつ何時かわからないけど。」 少女は僕に見事に咲いたチューリップの花を渡し、僕の持っていた、 「紅い花のタネ」を抱え、飛び立った。 紅い花が咲き、爆音が響く。 何年たっても忘れない。あの少女が咲かせた花の美しさと枯れ散った花弁を。
もし、これが恋なら。
ーマオー ゛へ~、大内ってメガネ外すとカワイイんだな゛ 「……ぎゃぁぁぁ!」 …今日、高澤が変な事言うから眠れなくなっちゃったじゃん!!! 私、大内 マオはボスッとベットに飛び込む。 高澤 智は私の幼なじみ兼バカ友達。今日は体育で疲れてるのに全く眠れなくなちゃったな…… ……そうだ、体育のときじゃん! あー、もうムリ!こういう時は…… ー優芽ー ゛今日はサッカーだったからメガネ外してみたの。そしたら…… 「へ~、大内ってメガネ外すとカワイイんだな」 とか言い出しちゃってさ?! 「は?!」って答えても動じず「カワイイ~」とかニヤニヤしながら言うし?! まじで意味わかんないし!!!もー、ごめんね、優芽。こんな事で夜遅くに電話しちゃって……゛ 「ううん、大丈夫!しかしマオも大変だね~」 空笑いで答えてしまう私。 私、大里 優芽はマオと智の幼なじみ。そして……智の事が、好き……なの…… 誰にも話してないから、マオも知らない。仕方ないよね、幼なじみでも話すことは出来ない事だってあるから……。 ゛あー、スッキリした……また、相談?乗ってくれると嬉しいな!゛ 「うん、じゃあお休み」 ピッと切ボタンを押す。 智がマオの事好きなくらい、わかってる。 でも……諦めるなんて、ムリだから。 スマホを握りしめて、私は涙を乾かすように月を見上げた。 一マオー マオは、机の上で考え込んでいた。 「~……」 …もしかしたら、私は智のことが好きなのかもしれない。 智が私のこと好きなくらい、わかってる。あいつバレバレだし。 でも……優芽の気持ち、わかんないんだよね。 私から見たら優芽は智のこと好きなのかな?って思うところはあるけど、実際に確かめないといけないし。 だから、今日カマを掛けてみたんだけど……全く分からずじまいだな。 はあ、と1つため息をついて、私は曇りがちな瞳を月に向けた。 ー智ー 「うわぁぁぁ!!!!なんでマオに言っちゃったんだ嫌われるよぉぉぉぉ!!!!」 俺は雄叫びを上げた。下から「うるさい智!」と聞こえるが、気になんてしない。 少しでも、マオに意識して欲しいという想いから出してしまった言葉。 これは、もう元に戻せない。 マオのことだから、優芽に相談でもしてるだろうな。……優芽は、俺のことが好きなのかな?とか思うけど……まあ、多分違うだろうな…… うう……と唸ると、俺は月に目を向けた。 私 ーどうか、 私の想いが、届きますように…… ところどころ変かもです、ズバッと採点してあげてください……
傭兵と生き女神
とある宗教団体の建物に幽閉されていた少女を、俺達・・・傭兵隊3班は救出した。 部下達は部屋の捜索に当たり、班長の俺と副班長の倉持は、救出した少女から、事情聴取をしようとしている。 じっと、例の少女の姿を観察した。細身の体に、ゆったりとした衣服を纏っている。年齢は17歳くらいだろうか。髪は下ろされ、とても綺麗に整えられていた。 ・・・長年閉じ込められていたとは到底思えない、健康的な容姿だ。 だが彼女には1つだけ、異様な点があった。 ずっと、表情を一切動かさないのだ。 建物の壁を爆破した時でさえ、こちらを向きはしたものの、その顔は全くの無表情だった。 『こんにちは、お嬢さん』 隣では倉持が、パイプ椅子に座った少女に笑顔で話しかけている。 『・・・こんにちは』 彼女は殆ど唇を動かさず、か細い声で返事をした。 体調は悪くないか等、基本的な質問をしていけば、彼女は全て答えを返してくれた。もっとも、首を振ったり頷いたりと至極控えめではあったが。 『お嬢さんは、どうしてあそこにいたんだい?』 倉持が、少し踏み込んだ質問をする。 倉持に答えて、辿々しく話す少女の言葉をまとめると、どうやら彼女は【生き女神】として信仰対象にされていたようだ。 『表情を動かさない事も、それに関係があるのかな?』 こくり、と頷く少女。もごもごと唇を動かしてから、小さく呟いた。 『私、が・・・笑ったり、泣いたり、すると・・・みんなが、・・・怯えて、しまう、ので』 曰く宗教団体の人間達は、彼女が無表情でいることを美徳とし、何か少しでも反応を示すと、不吉だ不吉だと騒ぎ立てていたのだそうだ。 ・・・つまりこの少女は、笑うことも泣くことも許されず、神の衣を纏った人形として、今まで生きてきたということか・・・。 『そっかそっか・・・大丈夫だよ。私達は、君に怯えたりなんてしないから!今までよく頑張ったね、えらいぞ!!』 倉持が、少女の肩に手を置いて笑う。少女は、ごく僅かに瞳を揺らして、 『・・・ありがとう、ございます』 と、蚊の鳴くような声で呟いた。 少女には身寄りが無かったため、当分の間は俺達の宿舎で暮らすことになった。 いつかきっと。彼女が、大声で笑える日が来ますように。
【恋愛短編小説】ただひたすらに君が
“君のことが好き”そう君に伝えたら 俺と君の関係は一体どうなるの? もとの関係じゃなくなるのかな それとも_______________ そう少しでも期待してしまう自分は馬鹿だ 君は俺の事なんて見てもないのに 君には本当に好きな人がいる それは俺じゃない、別の人 なんで俺じゃないの その人に気持ちを伝えたって 振られてしまうってわかってるはずなのに 俺だったら 振ったりしないのに 君に辛い思いなんてさせないのに どうして俺じゃなくてその人を選ぶんだよ でも俺が今更さ、 こんなこと考えたって無駄だよな もう、君は俺のこと、 好きでもなんでもないのに 俺と君の関係は ずっとこれで止まったままなんだって ずっと前から決まっていたことだった なのに 俺の頭の中にまだ君がいるの どうしても忘れられないの どうしても、どうやっても、 どう頑張っても 俺は君のことが忘れられない それって、好きってことなんだよね あぁ、俺ってまだ君のことが好きなんだな 実らない恋に ほんの少しの希望をみつけようとしてるんだな はぁ、俺って馬鹿だ 何やってるんだよ、 俺 こんな気持ちになるなら 俺と君は最初から出会わなければよかったのかな。