短編小説の相談いちらん
短編小説
みんなが作った短編小説のコーナーだよ。※2024年9月30日までの投稿で受け付けを終了いたしました。
約束
「きっとね。きっとだよ。」 「うん。」 俺はこの会話を忘れたことはなかった。 ある年の夏休み 車にゆられること3時間。俺の目にのどかな田舎の風景が飛び込んできた。 「わ~!」 俺の隣で弟の奈南(なな)が声を上げる。 俺の名前は奈風(なお)。今向かっている場所は、毎年夏休みになると行く母方の実家。 「お兄ちゃん、長野ってきれいやな」 「ん、せやな」 俺と奈南は、神奈川生まれ、神奈川育ち。だが大阪弁でしゃべる。 「よ~し。二人とも、ついたぞ」 父の声を合図に俺は車から降りて長野の空気を吸った。 「荷物おろして」 「は~い」 「お母さん、ただいま。」 「お義母さん、今年もお世話になります」 「こんにちは」 「こんにちは...」 「これ、お土産です」 「まあ。毎年ありがとう。」 「ふう。終わった。写真撮りに行くか」 荷物の整理が終わり、1階に降りていくと、父と母と弟、祖母の声がした。 「おばあちゃん、これはこうやって使うんやで」 「ほ~」 「こら、奈南。」 「ごめんなさい」 「お母さん、怒んない」 「でも...って奈風、どこ行くの?」 母が俺に気づいた。俺はぎょっとしながら言った。 「写真撮影」 「え~?」 母は呆れ返っている。俺がムッとしていると、 「いってきな。」 「奈風、あんまり遠くへ行かないでね」 と、父と祖母が言ってくれたので俺は勝ち誇った笑みで、 「行ってきます。」 と、言った。 「そういえば、奈風と同い年の子が引っ越してきたのよ」 「そう」 俺はそんな会話を聞きながら、さっさと家からでた。 俺は神社に向かっていた。夕日が見えなくなる前に夕日を撮りたかった。 そのとき、歩いては止まってまた歩いては...を繰り返している女の子がいた。 その女の子は俺に気づいた。 「こんにちは。」 「あ、こんにちは」 「どこ行くの?」 女の子は結構人なっつこい感じだった。 「神社に行く途中」 「神社?」 「そ」 「ふ~ん。」 「そっちはどこ行くとこ?」 「散歩中」 「そっか」 「私も神社行きたい」 「え?別にいいけど」 「私、希音(みおん)」 「俺、奈風(なお)」 「奈風ってよんでいい?」 「ん。じゃ、俺も希音で」 「うん。あ、そのカメラどうしたの?」 「夕日をとるために」 「夕日?」 「うん。」 30分後 「もう、帰るか」 「うん。夕日きれいだったね。」 「毎年こうだよ。」 「毎年?」 「ん。夏休みになるとおばあちゃんの家に行くから毎年ここで夕日を撮ってるんだ」 「そっか。じゃあ、来年も来てくれる?」 「うん。もちろん」 「きっとね。きっとだよ。」 「うん。」 ただ、俺はこの約束を守れなかった。 皆さん、ここまで読んでくれてありがとうございます。 アドバイスなどお待ちしています。m(__)m
地味に恋愛小説です! 赤い月
「今日はレッドムーンです」 ふーん なんて興味津々だけど 私、芹沢裕樹(セリザワユウキ)には秘密がある それはある自転車 みんな信じられないような自転車 宇宙を飛ぶ自転車 放課後になると私はその自転車[ソラ]にまたがる 「今日はレッドムーンだから飛ぼうかな~」 「ーき ゆうきってば、何さっきからボーッッとしてムーンだとか飛ぶだとか 大丈夫?」 「・・・うん」 まさか聞かれていたとは 彼女は如月聖良(キサラギセイラ) まぁいうところ学園のプリンセス -放課後 私は雲まで行って登った 実は自転車にまたがると姿が変わる 雲に乗ると誰かいた 目をこらすとそこには同じクラスの 若宮斗衣智(ワカミヤトイチ)がいた そいつは聖良と同じの学園のプリンス 「誰だっっ ・・・なんだ裕樹か ってエーーーーーー」 2人同時に叫んでた 「なっ何でお前がいるんだ 自転車持ってるの俺だけかと思ったのに」 「そっちこそ」 「まーいーや どうせだから一緒にみる?」 「じゃ、じゃあ」 と言って座った 「月が赤いし近いな 2人こんな日に会うなんてなんかの運命かもなっ!」 ドキン 私はこの笑ったアイツに恋をした どうでしたか? 小説家きどりをしている11才の小説です
ロボットリベンジ
ぼくはジョゼフ。コンテクションの社長だ。コンテクションとはアメリカの大手ロボット企業だ。企業の仕組みとしてはローリアというアメリカの大手AI企業でAIを作り、コンテクションのロボットにAIを取り付けるという仕組みだ。コンテクションが作るロボットは多用だ。執事ロボット、家事用ロボット、仕事用ロボットなどだ。第3時世界大戦があった時も我が社の戦闘用ロボットを使いほとんど血を流さずに、アメリカが世界を圧倒した。そして最近はどんどん未来化が進んでいき、仕事はほとんどロボットがやるようになった。そしてこれからローリアの社長リアムと会議だ。 「やあリアム」「久しぶりジョゼフ」そして2人とも席についた。「じゃあ本題に入ろう。実はぼくはローリアを潰そうと思ってる」「冗談だろ」「冗談じゃない本当だ」「なんで急にそんなこと言うんだ。経営に疲れたのか?」「いやそうじゃない。考えたんだ。」「何を?」「昔から言われていたろ、いつかロボットつまりAIが世界を滅ぼすと」「でも…それは一部の意見だ」「そんなことない。最近はどんどんその考えが広がってきた。そしてぼくもそう思う」「でもローリアが潰れたらコンテクションはどうなる?AIなしじゃロボットは作れない」「この際、ジョゼフも経営を辞めたらどうだ」「そんなことするわけないだろ」「じゃあしょうがない。どうするか考えてくれ。会議は終わりだ。じゃあな」「待てリアム」だがリアムは行ってしまった。「くそっ。これからどうしよう」そう思いながらジョゼフは会社に戻った。そしてジョゼフは考えた。そうすると秘書が言った。「他のAI会社に任せたらどうですか?」「いやうちのロボットはローリアのAi に合わせて作ってある。今更サイズを変える訳にはいかない」「じゃあローリアの社員をコンテクションに呼んだらどうですか」「そうだなそれはいい。早速リアムに相談してみよう」そしてホログラムスマホでリアムに電話した。「もしもしリアム」「なんだジョゼフ」「なあローリアの社員を譲ってくれないか」「うちの社員ロボットでAIを作らせるのか?」「ああそうだ。譲ってくれ」「もう遅いよロボットのメモリーは全て消去した」「嘘だろ…」すると電話を切られた。「もうしょうがない。我が社で作るか」そしてジョゼフは半年かけてAIを作った。リアムはAIの作り方も教えてくれなかった。「よしできたぞ全ての種類のAIだ。早速社員に教えないと」だがジョゼフは知らなかった。これがのちに最悪の事態を起こすとは。 そしてジョゼフはロボットにこのAIの作り方をインプットした。「よし。これでまたロボットを作れる」だが1週間後予想外のことが起こった。コンテクションが作ったロボットが世界各地で行方不明になったのだ。「なぜだ。AIのどこに問題があったんだ?」そしてジョゼフはまたAIを作り始めた。だが1か月後また予想外の事態が起こった。なんと世界中のロボットがアメリカに集結したのだ。そしてロボットはテロ攻撃を起こした。テレビのニュースでは「皆さん避難してください。今兵士がロボットを倒しに向かっています」人間は混乱状態に陥っていた。するとアメリカの大統領が世界に訴えた「皆さんアメリカに集まってください。全員でロボット軍を倒しましょう。すると世界から兵士がアメリカに集まった。将軍が言った。「ロボット軍はテキサス州に集まっている。全員行くぞ」そして全員テキサスに集まった。向かい側にはロボット軍。空には戦闘機。全員レーザーガンを持っている。すると将軍が言った。「撃て」「シュンシュン」レーザーの音が聞こえる。するとロボットも撃ってきた。激しい戦いだ。目の前は全て赤いレーザーの色で染まっている。だがロボット軍は数が多い。人間軍は不利だ。だがそこになんとジョゼフがやってきた。「みんな戦闘用ロボットを作ったぞ」そしてジョゼフは戦闘用ロボットを投入した。すると人間軍が有利になってきた。だがロボットは人間より遥かに賢い。ロボットはなんと全長10メートルもある巨大ロボットを投入してきた。これには人間軍混乱した。だがジョゼフはこの事態を考えていたのか同じぐらい大きなロボットを投入した。すると巨大ロボット同士で戦いを始めた。そして5日後。人間軍は勝った。だが人間軍は壊滅状態。兵士は初めは1億人いたのだが残りは3千人ぐらいだ。ジョゼフは言った。「もうロボットは作らず人間だけでやっていこう」そして世界をみんなで修復していった。 読んでくださってありがとうございます。たくさんのご感想お待ちしてます。
初恋(長文です)
私は玲花。13才の中1。中1にもなって初恋もまだ。時間!学校間に合わない!早く行かなきゃ! 私の学校は美空中学校。 「玲花!遅いぞ!」 陸だ。陸は小学生の時、6年間同じクラスだった。 「わかってる!」 猛ダッシュで昇降口に向かう。 何とか間に合った。教室で急いで準備した。後ろの席にはみらいがいる。友達だ。いつも話してる。 「おはよー」 「おはよー」 「最近さめっちゃ好きな人つくりたいんだけど」 「あんたが気づいてないだけでいるんじゃないの?まぁもうすぐ気づくと思うよ」 キーンコーンカーンコーン ・ キーンコーンカーンコーン ・ 「学校終わった!部活休みだしのんびりできる!」 「玲花。今日2人で遊ばん?」 駿だ。 「うーん。今日はやめとく」 「あっそ」 そういえば聞きたいことあったんだ。 「やっぱ行く!」 「ここ待ち合わせな!」 「ねぇ、好きな人いる?」 「は?」 「なんかさ好きな人出来ないんだよね」 「好きな人は作ろうとしてできるものじゃねーよ」 「あ、いるんだ」 「誰?」 駿がお茶を吐き出した。 「うわっ……ふっあーはっはっはっ」 「笑うなよ。お前のせいだかんな!」 「んで誰なの?」 「いつか教える」 次の日 「あー!今日は陸と学校行く日だ!」 ダッシュで待ち合わせ場所に。 「遅いぞ!」 「ごめんごめん。そうだ!陸ってさ、好きな人いるよね?」 「なんで知ってんの?」 「いやどうせいるんだろうなと思って」 「どうせってなんだよ。なんで急にそんな話すんの?」 「いや好きな人出来なくてさ、どうやったらできるかなって思って」 「自然にできてるもんじゃね?この人好きになろう!とか思ってなれるわけでもないし」 「駿と似てること言うねさすが仲良し」 駿と陸の会話 「駿。お前好きな人いるだろ」 「お前もだろ?大体分かるけど」 「大体って誰だよ!」 「玲花」 「……」 「否定しないってことは?」 「うん」 「俺もなんだ。俺も玲花が好き」 「俺らライバルなのか」 「なぁ玲花。今日、玲花の家行ってい?」 「あ、陸。いいよ」 「お邪魔しまーす」 「いらっしゃい」 「話だけしてすぐ帰るから」 「?」 「お、俺。玲花のことがす、す、す、」 「す?」 「好きなんだ!」 「付き合って欲しいと思ってる。でも返事は急がない。ゆっくり考えて」 え。陸が私を?ん?いやだって陸は友達…… ピーンポーン 「誰かな?」 「よう。玲花」 「駿!どうしたの?」 「遊びに来た」 数時間後 「本当はな、言いたいことがあって来たんだ」 「ん?」 「俺な、前好きな人教えてやるって言ったよな?」 「うん。なに?教えてくれんの?」 「うん。それな、お前なんだ」 「……は?」 「さっき陸来てたろ」 「なんか言われた?」 「う、うん。好きって」 「うわー。遅かったかお前の気持ちは聞かねぇ。1週間考えろ」 1週間後 2人が私を呼び出した。 「玲花は、6年間クラスが一緒で、俺が好きになったのは2年前。優しくて、可愛い玲花が、ずっと好きでした!」 「俺が好きになったのは4ヶ月くらい前かな。俺の悩みも聞いてくれて、一緒に遊んでくれた。一緒にいて楽しいし、気も使わなくていい。そんな優しくて、面白い玲花が大好きです!」 「付き合ってください」 私は1週間考えた。みらいとも話した。 「ねぇ、最近さ胸の辺りがなんか苦しくなるんだよね。これってび、病気かな?」 「うん。重い病気だそれ」 「な、なんの?」 「恋の。何見た?」 「恋……えと、〇〇が、女の子と2人で遊んでたとこ」 「嫌だった?」 「うん」 「なんか気づけた?」 「わ、私。〇〇のことが好き、好き!」 「うん。よく気づいたね」 「よろしくお願いします」 「おめでとう。」 私が好きなのは…… 「陸!よろしくね!」 「よろしく!」 「駿ありがとう」 10年後…… 「別れたり、また付き合ったりなど色々なことがありましたが、結婚することが出来ました」 「末永くお幸せに!」 「ありがとう!駿ももうすぐ子供生まれるんでしょ!おめでとう!」 「ありがとう!」 初恋[完] 誤字脱字あったらすみません。
祭りの日とりんご飴
カラン、コロン、カラコロン……。 慣れない下駄の音が響く。浴衣も、ひらひらとひるがえる。 今日は、この街が一番盛り上がる、秋祭りの日だ。神社を中心に屋台が立ち並び、盆踊り大会やクイズ大会などイベントが盛り沢山! それに今年はなんと言っても……コウとの約束がある。 小3から四年間、ずっと片思いしていたコウと、神社の鳥居の下で、待ち合わせすることに成功したのだ。祭りのメイン、打ち上げ花火が上がった瞬間に、告白する予定。 カラン、コロン、カラコロン……ガギャン! いきなり、足が滑った。ヒリヒリと痛む。 「うう、いったーい!」 傷の手当てをしたいところだけど、待ち合わせまではあと3分。休んでる暇はない! 浴衣の裾をなびかせて、私は思いっきり走り出した。足はどんどん痛みを増していく。あともう少し、頑張れ頑張れ! 「……お、梨沙」 コウは、鳥居の下でおとなしく待っていた。目がキラキラしていて、相変わらずかっこいい。 「あ、コウ、えっと」 私が話しかけようとすると、コウはどこかへいってしまった……。 これって、ふられたってことなのかな? がああああん……。 頭がハンマーで殴られたみたいにぼんやりする。ああ、ついに頭がおかしくなったのか、コウの人影みたいなのまで見え始めたよ……。 ん? コウの人影? 「なんだ梨沙、置いてったと思ったか?」 本物のコウだった。両手に何か持っている。 コウは苦笑しながら、私の隣に立った。 「はいこれ、絆創膏。救護用テントから持ってきた」 私の足に、わざわざペタンと貼ってくれた。顔が赤くなる。 そして、もう片方の手に持っていたものを見せた。 「これやる。好きだろ?」 その手には、りんご飴。私の好物だ。 「足の痛みなんか、これで忘れな。俺のおごりだから」 そういってから、くしゃっと笑う。 ありがと、と小さく呟き、りんご飴を舐める。 甘く、ほんのり酸っぱい、恋の味がした。 むぎわらぼうしです! ここまで読んでくれてありがとうございます! よければ感想お願いします!辛口はエヌジーでよろしくお願いします!
くしゃみ
きら「は、は、、くしゅんっ!」 みつき「きら、大丈夫?」 きら「うん。花粉かな?」 みつき「はくしゅっ!」 きら「みつきくんも?!」 みつき「俺も花粉症で、、、」 きら「うふふっ!なんか私たち似てるね!」 みつき「…」 きら「?」 みつき「前から思ってたんだけど…」 きら「?」 みつき「きらのこと好きなんだよね」 きら「くしゅんっ!」 みつきの告白ときらのくしゃみが重なった。 みつき「!」 きら「?なんか言った?」 みつき「い、いや…何も…」 くしゃみのせいで、告白が上手くいかなかったみつきでした! きら(ふふっ。本当は聞こえていたし、前から気づいてたよ。) 終わり!
私の存在を知らない。
これは今の自分の気持ち。話そうか迷っているんだけど...。 私には好きな人がいてね。でもその人には会えない。私のことを、私の存在を、 知らないから。 親にも言えない。ファンだとは言っているんだけど。 学校の帰り道。 友「ねえ!今日遊べる?」 私「別に予定はないけど。」 友「そっか!じゃあ図書館集合ね!」 私「何するの?」 友「勉強に決まってるでしょ!」 (めんどくさいな。でも暇だしいっか。) そして放課後。私は遅れてきてしまった。 友「遅いよ~」 私「ごめ~ん!」 私は宿題を早めに終わらせ、友達が終わるのを待っていると、 友「人気のない公園に行こう。」 私は気にせず「いいよ」と言ってしまった。 友「O Oちゃんって好きな人いるの?」 私「うん」 友「え?!いるの?!」 言ってしまったことに気づいた私は慌てて言い直した。 私「いないいないっ」 友「誰?!誰なの?!」 全然聞いてくれない。 仕方なく私は言った。 「え。ただの有名人じゃん。」 私「いいじゃん!もう帰るから!」 そんな言われ方をされた私は怒って帰った。 (好きな人が有名人だっていいじゃん...) 好きな人が有名人という少し難しい子の気持ちを小説にしました。(?) 下手かもしれませんが、読んでくださりありがとうございました。
好き?嫌い?それとも、嫉妬? ~思い込みの噂~
やっほ。私、有原美香雨!みか、って読む! ええと、身長155cm体重内緒、…好きな人は革田快斗くん!バスケでかっこよくて、勉強でかっこよくて、顔でかっこよくて、最高なんだよ! 実は昨日、生活向上委員会のことで金浦先生に怒られちゃったんだ。金浦先生は怖いって有名だったけどあそこまでとはなぁ。田山莉乃(通称:りっちゃん)なんか半泣きだったし。私?私は大丈夫。そんなに泣き虫じゃないし!でも誰が告げ口したんだろう?もしかして委員長の鈴森さんだったら許せないわ。 だから気分はあんまり優れないんだよね、だから革田くんに告白するんだ!絶対私ならOKしてくれるもん。自分で言うのもなんだけど私ってかわいいと思うんだ。で、テンションMAX!革田くんのこと好きな子いっぱいいるけど私なら別にいいよね! 「あ~革田くん~」 キャーー朝から革田くんに会うなんてなんて運がいいんだろう? 「あ、」 あ、だって!チョーかっこいい! 「おはよ、革田くん!」 「…ん。」 ん。だけ? ハッ………今革田くんににらまれた。なーんてね、そんなわけないか。 「今日の20分休憩の時話あるんだ、3階北階段で待っててね!じゃあ!」 今、私、革田くんと話した!今、走ってます!恥ずかしいもん、興奮してるよ! 20分休憩。 「話ってなんだよ?つまらなかったら速攻帰るぞ。」 こ、この声は! 「革田くん!」 やったー!きてくれたぁ!クールな口調だけどそこも胸キュン! 「ええと、好きです!付き合ってください!」 「無理。」 ……えっ、速攻返答する……? 「どうして?私、かわいいよ!いい子だよ!なんでダメなの?」 「付き合ってんだよ、俺。これでわかったろ?」 ……………………うそだ 「分かりゃしないよ!誰とよ!どうして!」 「ちえっ、面倒くせえが説明してやるよ。鈴森和湊と付き合ってんだよ。この前OKされたんだよ。これでいいだろ?あと、何年経ってもお前と付き合う気は一生でねぇと思うから。」 革田くんは去っていった。きっと金浦先生に告げ口したのは鈴森だろう。それで革田くんに訴えて付き合ったんだ。なんて腹黒いやつ。みんなに言いふらして敵うってやる。 「革田くんって生徒会長の鈴森さんと付き合ってたんだって!」 「えーマジで!私、革田くんのこと好きだったのにぃ~~」 「それでね、生活向上委員会がなくなった理由ってね鈴森さんのせいらしいよ。」 「知ってる!有原さんが悪いことしたって金浦先生に嘘ついてそれを革田くんに訴えて付き合ったんだって!」 「うわー嫌なやつ!」 「革田くんかわいそう~」 今、学校中、この噂であふれている。鈴森の敵をうつためにこうしたの。うーん、振られたのは最悪だったけどきもちいーな! 「3階北階段、放課後」 ん?あ!革田くんだ!ボソッと呟いて過ぎて行ったけど…3階北階段に放課後来いってこと?もしかして!私の噂のおかげであのことを謝ってくれるの?それとも、それとも、告白!? 放課後。 「革田くぅん~、待たせたねぇ~」 もう私は革田くんの彼女になるつもりで革田くん、ううん!快斗を呼んだ。 「かぁいと!どうしたのぉ?」 「きもち悪りぃ。」 あれ?顔があの時以上に怖い? 「俺はお前以上にあの噂の真実を知ってる。」 「え、どういうことぉ?かいと、説明してよぉ!」 「和湊は告げ口してねぇ。」 「えー!なんでぇ?証明できるのぉ?」 「できますよ。」 ……気が付かない合間に背後にいたのは、 「坂野!」 坂野蓮樹、いとこが杉浦唯有っていう探偵。小学生で自転車バッグ盗難事件を解決して一枠有名なんだよね。 「っ……じゃあ説明してよ!」 「はい、じゃあ先に真実だけを言いますね。 有原美香雨は生活向上委員会を作った。そして鈴森和湊を強引に委員長に押し付けた。そして副委員長となった有原は革田快斗の話を持ち出し、委員長の鈴森が革田に嫌われるようになった。しかし、坂野蓮樹が生活向上委員会の真実を革田に話した。そして革田は怒りきって生活向上委員会担当の金浦先生に言った。革田は鈴森に謝り付き合い始めた。 という次第です。」 「なんで坂野が生活向上委員会のことを知っていたのよ!」 「簡単ですよ。…僕は生活向上委員会なんですから。」 「…………」 「分かったか、有原。これ以上何かやったら…、分かってるだろ。言う必要はない。」 「そして、噂に関しては真実の噂を広めれば問題ないでしょう。言うことは鈴森は悪くない、革田は鈴森が好きだった、だけにしておきますよ。気になる噂はみんな食いつきますからね。」 「…………………分かった。ごめん。」 「思ってるなら、行動であらわせよ。」
黒く染まるクレヨン
此処はとある幼稚園。此処でちょっぴり意味深で、愉快な出来事が起こります。 「は~い、みなさん今日は、お絵かきをします。」 「クレヨンを、用意して下さい。」 「は~い」 「ねぇ、香里は、何を描くの?」 「私は、ピンクのお花!沙世ちゃんは?」 「ふふっ。出来てからのお楽しみ。」 「分かった。じゃ、出来たら見せ合いっこね。」 「うん!」 まず、黒のクレヨンで、形を作って、そしたら、中をピンクのクレヨンで塗って… あっ、はみ出しちゃった。う~ん…そうだ!はみ出したピンクを黒で上から塗って よし!出来た。 再びピンクで塗って…あれ?ピンクで塗ってるのに、黒色が出ちゃう! なんで? 黒はどうなってるんだろう。 あれ?こっちは、ピンクだ! なるほど。色が変わったのね。 じゃ、黒がピンク、ピンクが黒! よし、再開だ! やっぱり変わったのね。 黒なのにピンクが出てる。 早く終わらせて、沙世ちゃんのを見たいな。 あれれ!?元に戻ってる! 大変!黒色のお花になっちゃう… どうして!? こんにちは。青髪の少女です。 ( 実体験の人も居るかもしれませんが、)ちょっと意味深&愉快な小説を書いてみました。 それでは、青空の向こうへー。
友達を続けられているのは
私、玲香。 最近、友達の乙葉は、私と話してくれなくなった。 「ねえなんで話してくれないの?」 「迷惑かけたくないの」 「迷惑なんてかからないよ どうしたの?」 「平気だから放っておいて」 ~1週間後~ あるサイトを見つけた。 悩み相談サイト。 「私は、いじめられています。 このままだと友達のRにも迷惑をかけてしまいそうです。 Rと友達をやめるにはどうしたらいいですか ニックネーム Otoha♪」 Otoha?乙葉なの…? Rって私? 誰でも回答できるんだ… これが本当に乙葉なら、友達をやめない方法を… 回答 「Otoha♪さん、こんにちは。 友達をやめる必要はないと思いますよ きっとその友達にとってOtoha♪さんはとっても大切な存在です。 Otoha♪さん。難しいかもしれませんが友達に相談してみては? Reika 」 ~次の日~ 「玲香、相談があって。」 「ん、なに?」 「私、いじめられてるんだ。 ってこの話、知ってるでしょ。」 「…なんで?」 「あの相談サイトのReikaって玲香だよね?」 「…どうかな~人違いじゃない?」 「玲香!そんなこと言わないで。玲香が 励ましてくれたと思って凄い嬉しかったんだよ! 私の勘違い…なの?」 「…私だよ。 私はすごい悲しかった。 乙葉が私と友達を辞めるって考えてて、 乙葉なら、私に迷惑かけていいんだよ! 乙葉ならなんでも頼ってほしい!」 「ごめんね、でも、勇気出た。 ありがとう、」 数日後。いじめは消えたらしい。 乙葉と友達を続けられているのは、あの相談サイトのおかげかな 乙葉の表情も明るくなった気がする。 「これからも友達でいようね、乙葉!」 「当たり前じゃん!」
僕の目、君の目。
僕の視界はお先真っ暗となった。 まあ、失明したってわけ。 その事を親から聞いたのか、友人が病院へすっ飛んできた。 「目、見えなくなったの?」 僕の頬を包んで優しく問いかけてきた。 『…うん、見ての通り。』 口で言うよりも早い、そう思って僕は友人へ光が宿らないであろう瞳を見せた。 風を切るような音がした。大方、友人が口をおさえたのだろう。鼻をすする音も聞こえる。 母は僕を抱いて震えながら泣き、父は廊下で啜り泣いて、友人は口をおさえて静かに泣く。 まあ、これは僕の予想なんだけど。 「…僕が代わりになるよ。」 「君の目に。」 そう言われた時は思わず泣いてしまった。 その時だけ、生きている心地がした。 「直ぐそこ、段差あるよ」 「はい、お茶。お口開けて?」 「外?…じゃあお手々貸して」 それから友人は本当に僕の目となってくれた。 とても有難い。だけとたまに羨ましく思う。 『君が羨ましいよ。周りが明るいだなんて』 「…僕は確かに目は見えるけど、耳がちょっと疎かなんだ。だから、僕はお前が羨ましいよ」 友人は前から耳が遠かった、僕は前から目が悪かった。どちらも少しずつ悪くなっていて、僕が先にゴールしちゃったんだ。 『…お互いの耳と目、交換したいね。』 「………医療技術が進んだらの話だけどね。」 二人で笑いあった。 目を覚ますと。そこはやはり病院だった。 「あら、おはよう。」 母が僕に笑いかける。 口が緩みそうになる中、僕は母にこう言った。 『お母さん、髪染めた?綺麗な茶髪。』 母は何も言わなかった。 友人が相も変わらず見舞いに来てくれた。小さな紙を持って。 「見て見て。今日健康診断があったんだ…あ、ごめ」 『ううん、気にしないで。大丈夫』 友人は気まずそうに眉を下げた。 「視力検査でね…ホラここ。見えないだろうけど、視力が落ちてたんだ。」 『え、携帯の見すぎ?』 「お前のこと見てたけど… 物理的に。」 そう言って友人は結果の所へ指をさした。 「AからDになったんだ。眼鏡かけてみたんだけど、ぼやけるんだ。」 『そっか…。ちゃんとお目々治してよ?』 僕はかたい笑みを浮かべ友人の背中を撫でた。 暑さのせいか、 僕の指先はいつもより赤かった。
こころと心(シン)
ぼくのなまえはこころ。ぼくのおうちはゆいちゃんのむねのなか。ゆいちゃんは3さい。ようちえんのねんしょうさん。ぼくも3さい。ぼくはゆいちゃんのなかのまどからおそとをみるのがすきなんだ。 ゆいちゃんがおともだちとあそんでる。ぼくはほんわりあったかくなった。 ゆいちゃんがおとこのこにたたかれてる。 ぼくはちょっとくるしくなった。 ゆいちゃんがせんせいにほめられた。 ぼくはにじいろにそまった。 ゆいちゃんがなかまはずれにされている。 ぼくはとげでちくちくさされた。 ゆいちゃんっていろんなことをしてる。だから、ぼくもいろんなことがおこる。 俺の名前は心(シン)。俺の家は夏(ナツ)の胸の中。夏は10歳。小5だ。俺も10歳。俺は毎日暇だから、夏の中の窓から外を見る。 夏が男子と遊んでる。 俺はポッとあつくなった。 夏が暴力を振るわれた。 俺はウッと苦しくてなった。 夏がオシャレをしている。 俺はなんだかワクワクしている。 夏がいじめられている。 俺は痛くて苦しくて辛い。 夏っていろんな事をする。 だから俺も色々ある。 こころや心の声に、耳を傾けて欲しい。こころや心は、君達の気持ちを体感している。だから、傷つけないためにも、いい事をたくさんしよう。そうすればこころや心は幸せになれるはず… ーーーーーーーーーーーーーーーーーー こんにちは!なっちゃん!!です! 小説への投稿は初めてなので、できていないこともあるかもしれません。 感想、アドバイスなど、回答してくれるとありがたいです! こころは幼稚園児っぽく、心は年頃の男子っぽくするのを頑張りました!
可愛くなろうとしてる人が一番…(小説)
「はぁ……」 朝、鏡を見ていると、暗いため息がでてしまった。その理由は言うまでもない。 「私ってどうしてこんなに可愛くないんだろ…」 日々可愛くなろうと努力はしているが、あまり“可愛くなった“と思えない。私はもうひとつため息を吐いて、学校へ行った。 「おはようって…私日直だから早くきたんだった。須賀(スガ)はまだきてないか。」 鞄を机に放り投げ、黒板をふこうと黒板消しをとる。 「わっ!!」 「ひぎゃっ!!!」 急に後ろから大きな声が聞こえ、私は尻餅をつく。 「須賀ぁ…やめてよ、心臓に悪いよ」 すると須賀は、悪い悪い、と謝る。顔は全然悪いと思ってなさそうだが。 「……なんか今なやんどる?」 不意にそんなことを言われる。私は素直に「可愛くなりたい」と話す。きっと笑われるだろうと思った。だけど、 「知っとる?可愛くなろうとしてる奴が一番、その…可愛いんやで」 照れ臭そうにそういわれた。
騙し騙され 好き好かれ
幼い頃からの夢だった。 『わたし、しょうらいおかねもちになって、ままとぱぱしあわせにする!』 だから、いいよね__? 何度目かは分からない、結婚詐欺__。 彼との連絡手段を一切断ち切って、遠い実家に逃げる。 慣れれば簡単なこと。 けど、いつの間にか自分の為になってた。 自分の為にお金を使って、親にはろくに孝行もしなかったくせに。 両親のため、両親のためと理由にすれば犯罪を起こしてもいいと、思い込んでいたのだ__。 親の死んでから分かったって、遅い。 どうして??どうして、今頃になってそんな__。 “結婚の為の費用”と欺いて受け取った通帳が入っているバッグ。それを見る度に、罪悪感という言葉では表しきれない何かが心を支配する。 成り行きで乗り込んだ電車に座り込むと、余計に虚しくなった。 外を見れば紫がかった空。 もう後戻りはできない。私には帰る場所すら無いんだ。 声を殺して泣いていた。 喉が潰れるんじゃないかと思うくらい、嗚咽を交ぜながら。 「大丈夫ですか?」 『っ誰……』 __ 私は彼を愛した。 彼も私を愛した。 私は今までのことを彼に吐き出した。 それを彼は受け止めてくれた。 私はこうやって居場所を求めていたんだ。偽りの愛じゃない。本物の愛。 今までの結婚ごっことは違う! 私は変わる、今までの私を捨てる。 彼との結婚を機に変わる。 これが真実の愛__。 好き。その思いが通じるだけで、どんなに幸せなことか。 私に希望を与えてくれてありがとう。 今まで詐欺をしてたのも、この運命の人に会うためだったのか__。 __ それは、彼と音信不通になったあの日。 どうして……!?どうしてっ、、 『通帳がッ、ない……』 あぁ、そうか__。 これが、私が今までやってきたこと__。
あの夏
「あっつい…。あー、もう、なんで夏ってこんなに暑いのかな?日焼けしちゃうしさ、…あ"っ!!」 彼女が持っていたアイスが溶け出し、床にボトリと落ちた。 彼女が持っているのは、棒だけだ。 「あああああああ!私のアイスが!」 そんなぁぁ…。と、呟く君がなんだか面白い。 「でも、アタリじゃないか」 「えっ?」 彼女の視線がアイスの棒に向けられる。次の瞬間、彼女ガッツポーズをした。 「やったぁぁぁぁ!!お店行ってくるね!」 表情がクルクルかわり、見ているだけでも面白い。 __あぁ、もう二度とそんな君を見ることができないなんて、信じらない。 君は、死んでしまった。 信号無視をしたトラックに…。 僕は、君との思い出を一生忘れない。 君は僕の心の中で生きているんだ、そうだろう? 願いが叶うのなら、彼女に会いたい。 また、いつものように一緒に、二人で、笑ったり、話したい…。
月と静寂
闇に染まり、静まり返った街の路地裏で、スーツ姿の男女2人が歩いていた。 静かな路地裏に、コツコツと靴の音だけが響き渡る。 「...」 「...」 2人はやや緊張した面持ちで、一言も喋らない。 そんな静寂を破るように男が言った。 「それにしても、静かですね」 「...」 女は何も言わない。 また静寂が訪れる。 「...」 「...」 「今日は満月ですね。」 今度は女が突然言った。 突然のことに驚いた男は、とっさに何かを言うことができなかった。 「...」 「...」 「...」 「...」 何も言わないまま、2人は歩いていく。 そろそろ路地裏を抜けるかと思った時、男が突然言った。 「月が綺麗ですね。」 女は驚いたようだが、その言葉を待っていたようでもあった。 そして、女は言った。 「ずっと前から、月は綺麗でしたよ。」 夜空に浮かぶ満月は、煌々と2人を照らしていた。
カルタ♪
「矢野さんは?」 「7枚」 「新咲さんは?」 「5枚」 「原野さんはは?」 「9枚」 「原野さんの優勝です!」 「舞…。」 「残念だったね…。」 「いーんだよwww別に気にしてないし!」 「えー今回優勝した人もできなかった人も、ここで勝負をしたのは凄いことです!これからも頑張ってください!」 「撮影するからこっちきてー」 言われた通りにする。 出来るだけ『笑う』。 「はいッチーズ!」 ~教室~ 「どうだった?」 「2位」 「あー…。そうなんだ…。」 「私気にしてないよ?www」 友達はみんな悲しそうな顔をする。 でも私、ほんとに気にしてないよ?だって朝、昼、晩練習して優勝できるようなものじゃないもん。決勝戦まで行けたのは…周りが弱かったって…だけ。 「あ、私トイレ!」 「いってらー」 緊張が解けたら安心してほんっとうにトイレに行きたくなるなぁ…。 パタン。 「ふぅ…」 安心…もっと安心して何かがフツって切れたような気がした。 ポタッ…ボタボタっ… 「へっ!?な、なんで…?」 あ、そうか…。 悔しかったんだ。負けず嫌いなところを見られたくなくて全然気にしてないって言って、自分も勘違いして。 バカだなぁ…。 こーゆーのを悔し泣きっていうんだよね…。 別に優勝を期待して練習したわけでもない。 4年時に気合入れて練習したら決勝戦まで行って…調子に乗っただけ。 だから期待なんてしてない。 でも…。心の奥底では期待してたのかな…? 優勝したらかっこいいな、すごいな、やってみたいな、って。 「あ、舞、お帰り~」 「帰ってきたよぉ~」 「そういえば、さっきの写真先生に見せてもらったけど、舞全然笑ってなかったね~」
貴方のことが好きだけど嫌い
「おはよう」「あ、、、おはようございます」はあ。ついてない。今日もまた蘭さんに会ってしまった。なんでついてないかって?それは私が恋しちゃいけない人ー蘭さんに恋しているからだ。蘭さんは6歳年上の大学生。頭もよくて運動神経も良くてカッコいい人。4,5年前に蘭さんの隣に引っ越してきて私からすればお兄さんみたいな存在だった。ーそれなのに。「、、、おい。、、おいって。」「ーはっ!!」「大丈夫か?顔色悪いが、、、」「ううん!!健全です!この通り!」「嘘つけ。とりあえず休め。」「えっ、、、学校あるんですけど、、、」「いや。それじゃあ行ったって倒れるだけだ。休んでけ。」「うう、、分かった。」こういうとこ。好きになっちゃうのは。私なんかが好きになっちゃいけないのに。嫌だよ。なんで恋をするってこんなに辛いんだろう。やめてよ。蘭さんなんて消えればいいのに。私なんか、、、「、、、あれなんでだろ。」「、、、。」何も言わずにハンカチを差し出してくれた。バカ。もっと泣きたくなるじゃん。「嫌い。蘭さんなんか嫌いです。」「そうか、、、俺はお前のこと、、、好きなんだけど」「は?」「え?」「今なんて言いました?」「えっ、、好きって」「馬鹿なんですか!?馬鹿馬鹿馬鹿!!」「いや、、なんで、、」「はぁはぁ、、蘭さんにはもっといい人がいるはずなのに私なんか私なんか、、、」「俺が好きなんだ。お前を好きになったんだ。でも、、そんなに俺が嫌いか?」 「嫌い、、、大、、嫌、、」大嫌い。そう言おうとした。でも好きなのに嫌いと言って後悔しないのかという気持ちが湧き上がってきた。あんなに好きだったんだ。好きって言ってくれたんだ。こんな私の為に。「、、、大好き。好きだよ。好きだったよぉぉ!!」途端に涙が溢れて止まらなくなった。赤子のように泣き喚いて蘭さんに抱きついた。「ふふっ、、可愛いな。」「ううっ、、」ありがとう。蘭さん。私を好きになってくれて。好きにさせてくれて。「あ!!学校忘れてた!!蘭さんも一緒に行こ!!ほら早く!!」「、、俺休みなんだよね、、」「えぇぇ!!」「ふふっ送ってやるから乗ってけ。」「あ、、ありがと」 2人でバイクに乗って思い切り向かい風を受けた。