短編小説の相談いちらん
短編小説
みんなが作った短編小説のコーナーだよ。※2024年9月30日までの投稿で受け付けを終了いたしました。
怖い話をしよう。
直人「なぁなぁ怖い話しようぜ!」 そう言われて俺達男3人と愛ちゃんって 言う女の子1人を入れて怖い話大会を することになった。 寛人「一番怖い話した人が勝ちな!」 陸斗「誰から話す?」 愛「じゃあ私は五番目に話すね!」 ………………………… 怖い話し大会は愛ちゃんの発言によって 終わった。 解説 男3人、女1人なら4人なはずなのに 愛ちゃんは五番目に話すと言ったから ベタかもしれんけど許してね! 愛ちゃんが間違えただけかもしれない けど…本当にいたりしてね…♪ 以上です!みおりぬからの小説でした
【短編小説】傘と記憶(感想くれたら泣いて喜びます)
ぽつり。 ぽつり。 降り続く雨の下、 〈私〉は傘をさして歩き続ける。 歩いて、歩いて… 着いた先。 とある公園には、一つの「人影」。 人影がゆらりと揺れる。 視界が黒く染まる。 その闇は光へと変わる。 重い瞼を上げる。 そこには、いつかの記憶。 〈私〉を抱きしめてくるその記憶にいる『誰か』 〈私〉はその『誰か』の背中に手を回す。 〈私〉は笑顔を浮かべる。 そのまま消えていく。 持っていた傘は地面に落ちる。 「見知らぬ人」は〈少女〉の助けを呼んだが もう、手遅れ。 〈少女〉はもう、これからもずっと『友達』の 幸せな夢のなか。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 解説 こんにちは!シアンです! 解説付きのお話です! では、解説に入りますが、 揺れた「人影」=公園にいた「見知らぬ人」 抱きしめてくれた『誰か』=大好きだった『友達』 〈私〉=〈少女〉 です。 少女は、親から虐待を受けていました。 そんな中で、その友達だけは、少女を大切な友達として扱ってくれて、少女は友達が大好きでした。 ただし、その友達は病気にかかってしまい、元々体が弱かったので、亡くなってしまいました。 少女は、深く悲しみました。 そして、ある日、少女は親に家から追い出されてしまいました。 外は雨でした。 傘を持たされて追い出された少女は、行くあてもなく歩き続けました。 すると、歩き続けてやっと一つの公園を見つけました。 だけど、食事もまともに与えられなかった少女の体力は尽き、倒れてしまいました。 少女が目を開くと、そこには友達が。 つまり、ここは天国です。 公園に居た見知らぬ人は助けを呼びましたが、少女はそのまま亡くなりました。 時すでに遅し。 少女は、友達の幸せなユメノナカです。 めっちゃ頑張って考えたお話なので感想書いてくださると嬉しいです! ここまで読んでくれてありがとうございました!!
夜の森(ホラー)
フクロウが鳴いている。 薄気味悪い。自分の持っている懐中電灯でさえ、怖く感じる。 ザッ ザッ ザッ 自分たちの歩く足音が大きく聞こえる。 ザッ ザクッ ザッ ザクッ 足音が増えた。 その足音は自分たちと距離をきれいに保って着いてくる。 走ると足音も走る。ゆっくり歩くと足音もゆっくり歩く。 「ね、ねぇ。足音・・・」 「やっぱり? 怖いよっ・・・」 そして、静かな追いかけっこはしばらく続く。 一人が止まった。皆も歩くのをやめる。 「だっ、誰なの!? ふ、ふざけてないで、出てきてっ!」 皆も後ろを振り向く。 私はニィッと笑った。 「待って・・・? 置いていかないで・・・!!」 「いやあああぁぁぁぁ!!」「きゃあああぁぁぁぁ!!」 皆が走り出す。 私は音もなく追いかける。 「待って・・・! 皆、連れていく・・・。あの、世に・・・!」 「ふふっ・・・。つかまえたぁ」 こんにちは♪ こんばんは♪ 胡蝶三姉妹ラブです! いやぁ、最近暑いですよねっ? だから、ホラーを書いて見ましたぁ! ぜひぜひ、感想下さい!
エスカレーター
・・・・・ガヤガヤガヤ・・・・・・ 純真無垢らしい可愛らしい少女が母親に聞く。 「ママー、トイレ行っていい?」 「いいわよー。」 母親は朗らかに返す。 「トイレどこー?」 「んーと、下の階が近いわね。」 「おっけー行ってくる!」 少女は駆け出す。 少女はエスカレーターで下の階へ降りる。 私はささやく。 「もうエスカレーターには乗るな。」 これが、私のできる精いっぱいの譲歩だ。 「?」 わかってくれることを願おう。 少女は母親のもとへ戻る。 「買い物終わったわよ。じゃあ、帰りましょ。」 母親はエスカレーターで下の駐車場へ降りる。 慌てて少女は言う。 「階段で行くね!」 少女が方向転換しようとする。 近くに黒服の男がいる。 私はあきらめる。 そこで黒服の男が少女にぶつかる。 少女はエスカレーターに乗ってしまう。 私はため息をつく。 少女の悲鳴が響く。 エスカレーターの先にあるのは漆黒の闇だけだった。 少女の悲鳴はかすんでいく。 ・・・・・・・・ガヤガヤガヤ・・・・・・・ 「おまえ、あの執行対象者を助けようとしてただろ。」 「いぃやぁ~」 上司に言われたことが図星すぎて赤面する。 「いいか?私たちは悪魔だ。たとえ、執行対象者がいくら可哀想でも何も罪がなくても、執行をやり遂げなければならない。わかったか?」 「・・・っはい・・」 これは、私が悪魔なりたてだった頃の話だ。 ーあとがき的なもの!- 小説家志望のぴやりーです! どうでしたか?悪魔の回想ですね。新米のころの悪魔は悪魔の仕事を執行することに、罪悪感を感じていたんですね! ノートに残っていたのを書いてみました。誤字脱字は目をつぶってくださいぃ・・・・<-¥-> また投稿したいので、その時は見てください!
この宇宙のどこかで~うさぎの言い伝え~
この宇宙のどこかにある星に、動物が住んでいる林があった。林の中にある村に住んでいるうさぎの家族の次男、ハクは、雪の中を走りまわっていた。明日はハクの誕生日。その日に事件が起こることなど、想像してもいなかった。 ハクは7人男兄弟の2番目で、末っ子のミラと一番仲が良かった。誕生日の前日、ハクは5人の弟と1人の兄と遊んでいると、お父さんに呼び出された。 「明日はおまえの誕生日だ。その日になったら1人で森に行きなさい。特別に森へ入っていいんだ。」 「何をしに行くの?」 「あの森にしか生えない赤い木の実をとりに行くんだ。その実を、自分が大人になっても、恵まれた生活を送ることができるように、神様に捧げる。」 「1人じゃないとダメ?」 「自分の幸せを願うのに、自分で行かなくてはいけないだろう。おまえの年になったら、どのうさぎも行く。お母さんやお父さんも行った。セツだって、去年行ったんだぞ。みんながみんな、無事に帰れるわけではないんだけどな。」 「ふ~ん。」 「くわしい話は明日するから、今日はもう寝なさい。」 「(まあ、セツ兄だって帰ってこれたんだから、心配することないか。)」 ハクは、まだ何も知らない──。 次の日、まだ兄弟たちが寝ている間にハクはまた一つ、歳を重ねた。そして、その時が来た。 「これは、2年ほど前のおまえのいとこ、リンの話だ。」 その日は、リンの誕生日だった。リンも森へ行った。しかし、リンは何日経っても帰ってこなかった。古くからある言い伝えで、神様にどこかへ連れていかれたんじゃないかと言われている。悪い神様もいるのである。良い神様に赤い木の実を捧げるのは、悪い神様から守ってもらうという意味もあるのだ。そして、リンを返してもらうため、青い木の実を村中から集めて、悪い神様に捧げた。しかし、リンは帰ってこなかった。今までに連れ去られたうさぎは、1人も返ってきていない。 「だからおまえも気をつけなさい。ハクは特に、からだが小さいからな。でも、寄り道しなければ大丈夫だ。」 「なら大丈夫!ボクに任せて!」 「じゃあ、道のりを説明するから、しっかり聞きなさい。」 まず、林を北に進み、凍っている湖が見えたら、その上をまっすぐ北に進む。次に、湖を出て森の中へ入る。森には葉がついている木と、ついていない木があるので、葉がついている木に沿って歩く。すると、赤い木の実がなる木が見えてくる。 「そこまで来たら、この袋に入るだけの木の実を取りなさい。背が高い木だから登って取ればいいけど、落ちて怪我しないようにな。」 ハクは、布でできた袋を渡された。 「帰りは来た道をたどってくればいい。大体3日かかるから、体力を無駄遣いするな。走ったりしては体力がもったいない。」 「3日もかかるの?」 「当然だ。とても離れたところにあるからな。去年、セツは4日もかかった。」 「セツ兄、4日も!?確かに去年ずっといなかったな。」 「最後に、食べ物は自分で探しなさい。そして、休憩してもいいが寝てはいけないぞ。その間に悪い神様に連れて行かれるかもしれない。」 「分かった。ボク行ってくるよ。」 そしてついに、ハクは森へと歩き始めた。 何も知らずに遊んでいる弟たちと、お見送りをしているお父さんとお母さん、セツ兄の顔を見た。その時のミラの顔は、勇気を与えてくれた。 ~数時間後~ 「これが湖か…」 初めての湖にドキドキしながら、足を氷の上に乗せた。氷の感触はとても良かった。冷たくて、やわらかい。早歩きで湖を進んでいった。 ~また数時間後~ ハクは森に一歩踏み出して、 「あれが葉のついた木か。禁断の森ってなんか寒気がするなぁ。」 うさぎの子供たちは、みんな“禁断の森”と呼んでいる。 少し怖かったけれど、勇気を出して進んでいった。 ~出発して約20時間後~ 「あ、あれだ!」 予定よりも早く、赤い木の実を見つけることができた。 「な~んだ、こんなに簡単に見つけられるんだ。悪い神様もいないし、あとはあの実を取って帰るだけだ。」 ハクはスイスイと木登りをして、木の実を取ろうとしたその瞬間──。 「ん?なにあれ。」 遠くに何かの足跡を見つけた。 「見たことないな。」 ハクは足跡の方に行ってしまった。その周りに葉のついた木は無い。ハクは約束など忘れ、その足跡を辿っていった。しばらく歩いて、足跡の終わりを見つけた。ハクが後ろを向くと、そこにあったはずの足跡が消えていた。 「えっ…」 そして──。 5日後、村中のうさぎたちは青い木の実を集め、悪い神様に捧げた。 レミーです!長いけど読んでくれてありがとう!ぜひ感想お願いします!(>人<;)
幸せの丸い貝 (意味怖)
夏休みに俺は友人達と、とある島に来ていた。 人口は数百人程度の小さな島だ。自然が豊かで、生き物がたくさんいた。 俺達はホテルに荷物を置き、ビーチへ行った。 もうすでに日がくれ始めていたが、俺達はテンションが高かったので海で泳いだりもした。 疲れたので砂浜にあがると、女の子がいた。 こんな時間に一人でいたから、心配して声をかけたら、どうやらこの子は島の子で、今日のお祭りに使う”幸せの丸い貝”を探していると言う。 動物に襲われでもしたら危ないので、俺も一緒に探してあげた。 十分ほどたっただろうか。 島の住人らしき男の人が、女の子に 「幸せの丸い貝が見つかった」と言った。 女の子は、俺に 「一緒にお祭りに来る?」 と言ってきたので、俺は友人達にはあとで連絡しとけばいいかと思い、女の子について行った。 お祭りは住人達が住んでいる集落の、少し離れた小さな神社で行われていた。 女の子に、 「幸せの丸い貝はどれ?」 と聞くと、女の子が 「あれと、あれと、これ!」 と言い、近くにあった大きな謎の赤黒い塊2つと、俺を指差した。 俺は、何かがおかしいと思い、全速力でホテルへ帰った。 友人達と連絡をとろうとしたが、繋がらない。 疑問に思っていたが、俺はその瞬間全てを理解して、この日は一日中ロビーで過ごし、次の日に一番早い時間の船で本土へ帰った。 _解説_ 幸せの丸い貝をくっつけると 贄(いけにえ)。
ショウジキって何?
解せない。 何で、何で、あの子と、、、悠木、裏切ったの?あのとき私が一番って言ってくれたじゃん。小学4年の頃。 『悠希と璃子のウエディング』なんて文字見たくも無い。 ね、私の何がいけなかった?あんなやつと結婚するなんて。そっか20年前なんて遠い昔だよね。私の約束覚えててくれないの?辛いときも貴方の笑顔で救われたのに、、、、もう、知らないよ。私。 悠木が横を、腕を組んですぎて行く姿。こんな気持ちで見たくなかった。もっと素直に「おめでとう」って言いたかったのに、、、素直、しょうじきって何。 その日は重い足取りで家に帰った。 初作です。アドバイスお願いします!
華と蕾
私の名前は蕾(つぼみ)。 私のおばあちゃんは、もう生きていない。 私は、近くの神社に来ていた。 これはいつの夢だったか... 「あはははは!」 二人の子供が笑いながら弧を描いている。 暗い森の中、一つの屋敷の庭で それは、まるで、鳥籠の中で舞う小鳥の様だった。 そして遊び疲れたのか黄昏時には、ぐっすり寝ていた 「ねぇねぇ、キミ」 僕は、周りを見まわした。 これは、夢か... 「あなたは誰ですか?」 「私は華よ。キミたちは不老不死だよね? でも、断頭台で首を斬られると死んじゃう。そうよね?」 「そうですが?」と僕は答えた。すると華は 「やっぱり。そうだったんだ。ふふ、じゃあ、良い話と悪い話どっちから聞く?」 と、聞いた。僕は 「良い話からお願いします」と答えた。 「ふふそうくると思ったわ。良い話は、あなたたちを祀る神社ができるという事よ。」 「どういう事ですか?」と、聞くと華は 「さぁ、なんでしょうね。」とスルーされた。 「それで、悪い話はね... あなたの大事な人を失うわよ。という事よ。」と悲しそうに言った そして僕は、全てを理解した。 急いで僕は、走り出した。 どうしたんだろう。さっきの少年が大きな公園に向かって走っている。 大きな公園の一番上を見ると、さっきの少女が拘束されていた。 そして、少年が大きな公園に着いた時それを見計らった様に、刃が落ちた。 少年が叫び、少女が悲鳴をあげた。 それは、まるで、今まで同じ鳥籠に居たのに急に切り離された小鳥たちの様だった。 そこで、夢は覚めた...気がする。 そんな事を考え、神社を出ようとしたその時、後ろから 「あなたの大事な人をまた失うわよ。」と聞こえた。 そうだ。この本当お話はこんな結末だったな。 そして、この神社の名前は、鳥籠神社、此処に祀られているカミサマは、 蕾鳥ノ尊と華鳥ノ尊 どうでしたか?結構頑張りました(-_-) ぜひ、感想などください。よろしくお願いします!!!
複雑な恋愛
複雑な恋愛 私はとも。 去年の10月20日私の誕生日に近所に住んでる匠(たくみ)に告白し、なんと、両想いになれたのだ! 匠くんはとてもやさしくて、私の気持ちを考えてくれて、私にとって理想の彼氏だ。 でも、1つだけ匠に隠していることがある。それを今から匠に相談しに行くのだ。 とも「あのね、匠実は隠してたことがあるんだけど…」 匠 「なんでも僕に言っていいんだよ?」 とも「うん…実はね、私モデルになりたいの。でも、モデルになったら付き合えないし…」 匠 「…」 とも「で、でもね、私は匠のことが好きだからモデルなんか諦めようと思っているの。」 匠 「…」 とも「ごめんね、こんな話なんかしちゃって」 匠 「...また一緒によく考えようか…」 とも「うん…ごめんね、バイバイ」 匠 「またね~」 (あぁ言ってしまった。匠に言わなければよかったかな・・・) 数日後・・・ とも「あ、たく…」 匠 「ごめん、俺バイト先で彼女できたんだ」 とも「っ?!」 匠 「その彼女は、君と似てて可愛いんだよ。ごめん、別れよ?」 とも「え?そ、そうなんだ。私よりその彼女といるほうが楽しいんだね。」 匠 「あ、あぁ。ともよりも話しやすいし、それに…」 とも「もぉいいよ。わかった。別れよう。」 私は気づかないうちに涙があふれていたのだ。走って家に帰った。 匠は、私に気を使って…私が「モデルになりたい」なんて言ったから…匠は、彼女できたからって簡単に別れる人じゃないのは 知っている。匠は、そんなにひどい人じゃないもん。匠だって「別れよ」っていうの辛かっただろうな… ごめんね。 でも私は、匠のことがあきらめきれなかった。 数日後・・・ (あ、匠だ) とも「新しい彼女といて楽しめてる?」 匠 「あぁ…とても楽しいよ…」 とも「そう…」 私は馬鹿だ。どうしてあんなことを言っちゃったんだ?本当のこと知っているのに… それからも私は何度か匠に話しかけていた。 そしてついに… とも「最近体調どう?」 匠 「元気だよ…」 とも「よかった…」 匠 「ごめん、とものことが嫌いなんだ。話したくもないし、顔も見たくない。」 とも「だ、だよね?もう別れたのに。ごめんね。バイバイ」 え?どういうこと?あは、本当に嫌われっちゃったな。 匠は本当に私より新しい彼女のことが大好きなんだ… 昔は「ともより大切な人なんていないよ!w」ってよく言ってくれたのにな… 数日後 ? 「もしかしてともちゃん?」 とも「そうですが…あ、匠のお母さんですか」 匠母「えぇ、匠の母です。」 とも「どうされたんですか?」 匠母「実は…匠は昨日…この世を去ったのです。」 とも「?!」 急だったので理解ができなかった。 匠母「匠は重い病気にかかっていまして…」 とも「え?」 匠母「それで、匠が息を引き取る直前にボイスレコーダーで録音していたので、匠にともさんに聞かせといてといわれたんです」 ボイスレコーダー とも、元気?急に別れてしまって本当にごめんなさい。僕に新しい彼女なんていません。 嫌いって言ったのも全部嘘です。悲しませてしまってごめんね。僕はそろそろ天国へ行くことになると思うけど、 とものこと忘れないよ。大好きだよ。僕が天国にいっても、絶対に悲しまないでね。約束だよ と録音されていた。 匠母「匠は、病室で別れてしまったことを後悔していたのよ」 とも「た、匠…」 そう、匠は私に心配させないように・・・ 匠、天国でも元気に笑っていてね。
幸せ
「君なら『平等』ってなんだと思う?」 雲一つ無い空の下、彼女は此方に振り返りながら言った。制服のスカートがひらりと舞い、僕に向けられた視線は答えを求めている。 「皆が同じで、等しいこと…かな」 「まぁ、そうだよね」 春とはいえ日が照りつける屋上のベンチに学ランで座っている僕の背中は嫌に濡れている。なのに目の前の彼女は全く汗をかいている様子がない。 「じゃあさ、『平等』って何の為にあるのかな?」 「何のために…幸せの為じゃないかな。ほら、世界に学校に行けずに働く子供とか、頑張っても生活がままならない人ごたくさんいる。そういう人たちも含めて『平等』になれたら幸せじゃない?」 風が彼女の髪を弄んで消えていく。黒くて綺麗な髪の毛を耳にかけ直して僕の隣に座った。 「でもそれって合ってるのかな?」 「どういうこと?」 足をバタつかせた彼女は大きく伸びをしてから此方を向く。真剣な顔で見つめてくるから此方も彼女を見つめ返す。 「君さ、チョコレート好き?」 「ん?ああ、好きだけど」 「世界中の人たちが『平等』になって子供たちが学校に行ったら、もう食べられないかもね」 何が可笑しいのか楽しそうに笑うとまた立ち上がってくるりと回った。そういえば小さい頃にバレエをやっていたらしい。 「カカオ農園で働く人が減るんだから。出来る量も減るよね」 「…しょうがないんじゃないか?『平等』への近道だろ」 「その分お金は入らなくなるよ。ほら、結果的に不幸になってない?」 先程までとは比べ物にならないような大きな声で言うからびっくりしてしまう。意見を言えるのはいいことだがあまり大きな声を出すと勝手に屋上に居るのがばれる気がする。まぁ、彼女が幸せそうだから黙っていよう。 「大人が言ってる事ってそういうこと。その先は考えてない。上部だけ。自己満だよ」 「だからっていいの?」 ニコニコしながらフェンスを乗り越えた彼女の元に足早に行く。意外の高いフェンスを簡単に越えられるほど僕は運動神経が良くない。 「今さら?何?君も頑張れって言うの?」 「いや、確認しただけ。君の幸せは君が決める事だからね。そして君の幸せは僕の幸せだから」 「………そっか」 二人で上履きを脱ぐ。何で脱ぐかよく分からないけど雰囲気が出る。屋上の縁ち立つと風が良く感じられた。 横にいるのは綺麗な目、長い睫毛、形の良い唇に高い鼻の彼女。ため息が出るほど美しい彼女とずっと一緒だなんてきっと学校中の人が嫉妬するだろう。 「手、繋ご」 「ん。何か変な感じ。これで終わりなんだね。やっと解放されるんだ」 差し出された腕をを優しく撫でて、恋人繋ぎをする。 「じゃあね、また来世で」 「じゃあねじゃないよ。一緒に行くの」 どちらともなくキスをする。初めてのキスは大好きな彼女を抱きしめながら。一層強く握った手から、全身から彼女の温かさを感じる。 「……やっぱりやめよ」 「何で?僕ならいいよ」 「違うよ…幸せになれてからでも遅くないかなって」 そういって僕から離れて上履きを履く彼女の頭を後ろから撫でながら僕も上履きを履く。 「じゃ、どっかに逃げよう。一緒に、幸せになろう」 「楽しそう。でも、いいのかな」 「権利、権利。ほら、どこ行きたい?」 「君となら何処でも」 二人で手を繋いで何処か行こう。まだまだ時間はたくさんあるから。僕たちの幸せは作れるから。
一人の英雄の物語
エデン、それこそ英雄に付けられる名前だ。昔、このナタリーニャ国に1人の英雄がいた。英雄は他の国には決しているものではなかった。彼はエデンと名付けられ、国から大事に育てられてきた。一人の英雄────エデンの特殊能力は未知なるものだった。動物の心を読み取ることができ、さらには人の心まで読み解いた。それに加えて自然を操ることができ、雷を落としてしまったりしたが時には人の役に立つ能力となった。それは、水不足の国に雨を降らしたこともあったからだ。勿論、ナタリーニャ国の人からは気味悪がられたこともあったがエデンは強く、優しい心の持ち主であったため、前を向き続けた。そして彼、エデンが成人した時に国から「自然の刀」が授けられた。普通の鋼で普通の製法で作った刀だったが、エデンが持つとその刀は覚醒し特殊な技を繰り出すことが出来るという不思議な刀だった。これは言い伝えであった話で国も覚醒するかどうかはわからなかった。だが、言い伝え通り刀は覚醒した。その証拠はエデンが持った瞬間、あたりは花、水、草、木、大地、命の光で溢れたのであったからだ。それからエデンは何かを確信し、霧に包まれた森に走っていくのであった。それから2年、エデンは突然ナタリーニャ国に帰ってきた。どうやらこの世界を支配していた恐ろしいものと戦った末、大きな傷や怪我を負いながらも勝ったようだ。その後、世界はどことなく暗い雰囲気から開放された。 そんな妄想をしながら、今日もダラダラとスマホを見る「エデン」であった────。 END
ごみ【短編小説】
ごみ。全部。この家にある物全部ごみ。 ベッド、机などの家具まで。 全部捨てる。 ごみ袋がパンパンになっても、捨てる。 あれ、 もう、 捨てるものがないや。 じゃあ、 お母さんの部屋のもの捨てようっと。 物なんて、消えればいい。 物があると、殴られる。 投げられる。 さんざん痛い思いをした。 だから、捨てる。 あ、お母さんの部屋の捨てるものまでないや。 あとは… あと一つ残っている。 _________________________________ いえのなかが、とてもしずかになった。 でもどうしてだろう。 おかあさんがいない。 ものすごくくさい。 ゆかがまっか。 でも、いいきぶん。 へやが、すごくいいくうかんになったなぁ。 てについた血をなめる。
意味深小説
眠れない。眠りたいのに眠れない。 もう何回も何回も眠ろうとしているのに眠れない。自分では無理なのかもしれない。屋上に寝転びながら僕は考える。ふと、屋上に上がってきた彼を見つけた。 「日向君」 「どうしたの、真田君」 日向君がこっちを見る。 日向君はいつだって僕の願いを叶えてくれる。僕が口に出さなくたって。 だからお願いしてみようかな。 でも今回のお願いは難しいからちゃんと声に出す。 「心地よく眠るにはどうしたらいいんだろう?」 「眠る…?睡眠薬みたいな?それとも…うーん」 首をかしげて日向君は考える。そして微笑んだ。 「分かった。これで眠れるよ」 僕はその言葉を聞いて感情が昂り、立ち上がって日向君のところへ駆け寄る。すると日向君はにっこりと微笑んだまま僕の肩を掴み屋上の壁へ押しやる。 「力を抜いてね、あと少しで真田君の願いが叶うよ」 「…日向君」 体の力を抜くと、どんどん僕の体がのけぞる。ますます僕の気持ちは高まっていく。 「おやすみ、真田君」 ------------------ こんにちは。婆の吐いた毛糸玉と申す者です。感想考察待ってまーす。
死んだら恋人ができました…
私は一ヶ月前に死んだ幽霊。 いや、悪霊と言うべきでしょうか。 私はまだこの世に未練があるらしく、成仏できません。 しかしその未練を忘れてしまいました。本当、ダメ幽霊ですね。 「ちょっとぉ~、怖いんだけど~」 ある日、私が住んでる廃墟で若い女の子の声がした。 声がした一階に降りてみると、三人の女の子が肝試しにきていた。 私「だれ…?」 つい声を出してしまった。 その途端、二人の女の子が叫び声をあげて逃げていった。 しかし、一人の女の子だけは私をジッと見つめていた。 私「私が見えるの…?」 女の子「うん。私は早奈。」 いきなり自己紹介されて、戸惑っていると、その女の子…早奈?が私に近づいてきた。 性格がキツそうで、私は後退りした。 早奈「貴女、幽霊?名前は?」 私「な、名前は……忘れました…」 早奈「そう。じゃ、また来るね」 そう言い残して、早奈は帰ってしまった。 私「なんだったんだろ…」 _次の日 早奈「あ、幽霊。」 私「え、あ、…」 早奈「お菓子持ってきた。食べる?」 断ろうとする暇もなく、早奈は私の口にお菓子を入れた。 私「ウグッ…!」 …甘い。 死んでから初めて食べたお菓子だ。 早奈を見ると、無言で私を見つめていた。 私「な、なんですか…?」 私が怯えながら聞くと、早奈は 早奈「いやぁ、可愛い幽霊だなって思って」 と言った。 私「えっ…」 早奈「こんな可愛い子見た事ない。好きだよ」 出会って二日目で。しかも生きてる人間に「好き」って言われた。 私は頭が混乱して、つい逃げてしまった。 早奈「また来るから。」 早奈はお菓子を置いて、帰っていった。 _次の日 また早奈が来ていた。 早奈「よっ。で、告白の返事は?」 告白…?あ、あれの事か… 私「私は別に…いいんですけど…私、幽霊ですし…」 早奈「別に幽霊でも私好みなんだからいいじゃん。じゃ、これからは私ら恋人ね」 …なんか人間と恋人関係になってしまった。 早奈「はい、あーん」 早奈はお菓子を私にあーんした。 なんだろ、この気持ち。ドキドキして、恥ずかしくって、幸せ。 結局、この気持ちが分からないまま、早奈は帰った。 それから、毎日早奈は私のいる廃墟に来ている。 まさか、人間と恋人になるなんて思っていなかった。 まだ未練と、この気持ちの正体は分からないけど、今日も早奈とイチャついてます。リア充って…とても幸せですね…! _END_
(怖い話)観光ツアーの行き先
私は真由奈。実は今日ねえ観光ツアーに行くんだ!パパとママもすっごい楽しみにしてたんだ。「よし、じゃあ行こう!」そして私達は出発した。「よーしついた。早く乗るよ。」私たちはバスに乗った。しかしなぜだかバスに乗っている人達が元気じゃなさそうだった。でも私は気にせず、普通に椅子に座った。後今日どこ行くんだったっけ?あ、ガイドさんが話し始めるからちゃんと聞かないと。「ではご乗車のみなさーん。今日は魔の死へ行きますよ。さあ出発でーす!」ま、魔の死?なんか名前不気味。そういえば心霊スポットを紹介する本を読んでいた時あんな名前のスポットあったような・・・そう思いながら外を見ていたら町中が廃墟みたいにボロボロ。町の人も全然元気ない。「さあつきましたよー。」ガイドさんの声が聞こえた。私達がバスから降りると、パパが真剣な顔で私に話した。「真由奈。ここはあの世だ。パパとママは実は幽霊なんだよ。だから真由奈は幽霊の子供だ。」「そうよ。今日は4月4日。その日にあの世のツアーがやるの。ずっと待ってたんだから。」私の体がだんだん透き通っていった・・・
怖い話!
「彩香~!明日から、楽しみだねっ!」私は、電話越しに彩香に言った。「そうだね!小春!」彩香も楽しそうだ。なんといっても、明日から二人でテーマパークに行く。そのあとに温泉やホテルに、2泊3日の中学3年生の旅行。今日は眠れないかも。次の日。「小春、おはよ!遅れてごめーん!」「彩香!おはよ!行こうか」駅の構内に入り、電車を待つ。彩香が言った。「私、新幹線初めて~!」「そうなんだ!」私は、母に≪今から電車乗る。着いたら電話する≫と送り、電車が来たので乗った。席に着くと、お菓子を交換したり、テレビ番組の事などを喋った。6つ目の駅で降りる。今は4つ目の駅にとまったところだった。真っ黒な服を着たおじさんが、通路を通り過ぎて行った。今乗ってきたのだろう。荷物を抱えている。彩香が「ねぇ、テーマパークで何の乗り物に乗りたい?」私は少し考えて、「ジェットコースターとか、船かな」彩香はなるほどとうなずき、「私も!それいいね!」テーマパークは想像以上に楽しかった。「あっ!ホテルのチェックインの時間だ。明日もまた来れるし、一回ホテル行こ!」彩香はうなずいて、「楽しみだなぁ」と言っている。ホテルは、思った以上に高層ビルっぽい建物だった。その日の夜。「ねぇ、小春。あの人、新幹線に乗ってこなかった?」廊下を歩いているとき、彩香が言った。確かに乗ってきた、真っ黒な服のおじさんだ。なんなんだろう。そういえば、テーマパークにもいたような・・・まぁいい。恋バナをして、眠った。予想は的中した。次の日テーマパークへ行くと、あのおじさんがきていた。怖くなって、乗り物に乗ろうと思い、列に並ぶといつの間にかあのおじさんが後ろに。ひぇっ!そしてその夜。怖くて、なかなか寝付けなかった。そのうち、廊下を歩く音が聞こえた。なんだろうと思いノゾキアナから見てみると、あのおじさんが立っていた。そしてドアをたたき、こういった。「ハヤクデテコイ!」彩香が飛び起きて、「小春、何・・・怖いよ・・・」と言った。だが、放っておけば帰ると思い、そのままにしておいた。その次の日、私たちはあの出来事を夢のように忘れてしまい、普通にドアを開け朝食を食べに行こうとした。ところが、ドアの前で待ち構えていたのはあのおじさん。びっくりしてドアを閉めようとすると、銀の何かで胸を・・・あれは、きっとほうちょうだったのだろう・・・彩香の声が遠くなっていく。あの時新幹線の4番目の駅、つまり、死の駅だったのだろうと思うと、こわくなった。「小春、大丈夫?目を開けて!話して!死なないで!」それが最後の、私が聞いた彩香の声だった。私は、きっと、もう三途の川を渡っていたのだろう・・・ありがとう、彩香・・・ どうだったでしょうか?たくさんの回答待ってます!
最低なあなたに素敵な黒百合を
「君はきっと、紅花なんだ。」 東京のとある橋の上で夜景をバックに、目の前の男が何の前触れも無く涼しい顔でそう言った。 意味が分からなかった。 どう意味だろうか。私が、 紅花だと? 「どういう意味なの。」 そう聞くと「そのままの意味だよ。君は紅花だ。」なんともそっけない返事ではないか。 「はぁ」と気の抜けた変な声を出し、慌てて気を入れ直す。 暫し考える。 紅花は昔から染色や、油、生薬として使われてきた花である。花言葉は夢中、情熱的な恋、情熱、装いなど。 それがどうしたというのだ。 考えていると男は「分からないならいい。じゃあな。」手を振ってそこから立ち去ってしまった。 私は呆然と見送る。 帰宅してからも考えた。 なんとなく、リビングにあるソファに座ってテレビを見ながら。 こんなに考えることは久しぶりである。こんなに、大真面目に。 馬鹿みたいだ。何をこんなに真面目になっているのだ。こんなの、放って置けばいい。 でも、どうでもいいことが気になってしまうのが人の性なのだろうか。 「ああ!もう!」 躍起になってスマートフォンで調べてみる。 それが地雷になることも知らずに。 調べ終わると思わず放心してしまった。 「ああ、そういうことね。はは、あーあ。なんか、ムカつくなぁ。」 苦笑いとともに、沸々と苛立ちが沸く。 ムカつく。あの男、なかなか度胸のある奴じゃないか。 十中八九、このことを言ったのだと直感で分かった。 くそ。言ってくれるわ。 目の前の机にある花瓶に生けた黒百合を睨みつける。 あの男は、武将の佐々成政のようになってしまえばいいのだ。 苛立ちがピークに達する。 花瓶を掴んで、フローリングの上で逆さにする。 重力に従い、黒百合と水がビチャビチャと音を立てて床に散らばる。 乱雑に花を取って鋭い眼光を投げつける。 「お前は、呪われてしまえばいい。女を侮辱した罪だ。」 腹から低い声を出す。 私は知っているのだ。あの男が他の女と浮気をしていることを。 そのまま、変な噂でも立てばいい。 そして、後悔するがいい。私を敵にしたことを。 「貴様にはこの花がぴったりだよ。」 今度、渡してやろう。沢山の恨み、呪いをこめて、怖いほどの満面の笑みで。 「とことん最低(クズ)な男だこと。」 そう吐き捨て、ソファにスマホを叩きつけると風呂を沸かすために立ち上がった。 ソファに放置されたままのスマホは画面に末摘花を映し出したまま、暗くなった。 末摘花(すえつむはな)というのは紅花の古名です。とある有名なお話に出てくるので調べてみると......いいかも?
だけど…好き。
私は松阪 心音。12歳だ。実は未だに好きな人ができていない。だからよく友達に「横山 愁斗が良いよ!イケメンで運動神経抜群!ただ性格悪いのが欠点だよねぇ。」と。別に興味ない。だってたいしてかっこよくないし、性格悪いのが一番ヤダ。どこに惚れるんだか… 愁斗「おい、心音。ボーっとしてるとバカみたいだぞ。」 うっわ、ご本人登場ですか。あー、関わりたくない。 心音「あっそ。勝手に思ってれば?私とあまり関わらないで。」 よし、ガツンと言ってやった! 愁斗「かわいくねーな。ま、そういう奴好きだけど。」 心音「あっそ…ってえ⁉す、す、す、好き⁉」 愁斗「そういうやつが、ね?勘違いすんなよなー」 心音「か、勘違いなんかして…」 愁斗「嘘だよ。俺、心音が好きだ。」 心音「え⁉が、ガチ?」 あれ?なんか…嬉しい。 愁斗「お前は?俺の事好きか?」 心音「イケメンだからって調子乗ってあげくに性格悪くて…だけど、好きかも。」 愁斗「やったー!振られるかと思って焦った。」 心音「あははっ、愁斗でも焦るんだね。」 愁斗「そりゃ焦るよ。チュッ」 心音「/// ちょっともう。///」 私たちの恋はどこまで続くのだろう。不安と嬉しさで気持ちがいっぱいだった。 終わり。 どうでしたか?頑張りました(∀`*ゞ)エヘヘぜひ感想ください!(*- -)(*_ _)ペコリ