短編小説の相談いちらん
短編小説
みんなが作った短編小説のコーナーだよ。※2024年9月30日までの投稿で受け付けを終了いたしました。
怖い話 「エレベーター」
「エレベーター」 これは、とあるマンションで起きた事件。 女性がいつものように買い物から帰って来て、 エレベーターに乗り込んだ。 ドアが閉まりかけた時、 男性が駆け込んできた。 このマンションは5回建てなので、 ほとんどの人が顔見知りだった。 しかしこの男性は見たこともなかった。 男性 「4階に昨日引っ越してきたんです。」 女性 「そうなんですか。」 男性は4階で降りた。 ドアが開いたまま男性は女性を見た。 女性は男性の手元を見ると、 包丁を持っていることに気づいた。 男性 「5階で待ってるね。」 そういって、男性は階段を使い5階へ上がった。 女性は必死で1階のボタンを押した。 しかし、もう遅かった。 5階へ着くと男性が不気味に笑って立っている。 ドアが開くと……… この先は皆さんのご想像にお任せします。
世の中、1番恐ろしい生き物
世の中、1番恐ろしい生き物は人間。 そんなことを聞いたことがある。 人間は、同じ人間を差別したり、虐めたり なんとも見憎い生き物なんだ。 もちろんその中に私も入っている。 でもみんながみんなそうではないと思う。 心優しい人間、差別やいじめを無くそうとしている人間。 努力している人間と差別をしたり見憎い人間を同じにしても良いのだろうか。 いや…違う。 差別やいじめを無くせばいい話だ。 END (ちょっと意味不になっちゃいました… すみませんね、)
愛してる【微ヤンデレ注意】
俺の、可愛い可愛い彼女。 何処の誰にも渡さない。世界に存在するのは、俺と彼女の二人だけでいいとすら思う。邪魔をする奴は抹消する。それだけの話だ。 可愛らしい彼女の事を、ちらちらと目で追う男は少なくない。虎視眈々と、つけ込む隙がないか探していやがる。 こいつに手を出したら、どうなるか分かってんだろうな。 そんな牽制の意味を込めて、隣を歩く彼女の肩を引き寄せた。 『わっ・・・どうしたんですか?』 少し頬を赤らめながら眉を下げる仕草。その一挙一動、全てが美しい。 『・・・お前が好きだ。大好きだ』 言いながら、男共に見せつけるようにして、白い額にキスを落とす。 『街中でなんて事するんですか・・・』 額を押さえて照れ笑いを浮かべる彼女を抱き寄せながら、周囲に睨みを効かせた。 彼女が笑うのは、俺の腕の中だけでいい。この絶景を、他の野郎に見せてたまるか。 いっそのこと部屋に閉じ込めて、一生誰の目にも触れないようにしてしまいたい。 愛してる愛してる愛してる愛してる。『・・・いくら伝えても足りねぇな』 一生、手放したりなんかしないからな。 俺の、可愛い可愛い彼女・・・。
仮想空間 くまの呪い
遠い異世界、ある若いくまがいた。くまは知りたがりやで、くま語で書かれた本が好きだった。くまの町には、面倒くさい事が全く無かった。だあれもくまに、勉強しなさい、運動しなさいなんて言わなかった。くまは1日を、好きなことをして過ごした。人間というわがままな生き物の事など知らず、ただ自由に一生を過ごした。そんなくまの生き方を、うらやましいと思う者もいるかもしれない。だがくまは暇だった。そこでくまは夢を見た。「ニンゲン」という生き物の夢だ。あれしろ、これしろ、と言われた。が、くまにはこれが楽しくって最高だった。ずーっと暇だったから。…くまは目覚め、また暇に追われた。そして、死んだ。最後にくまは言った。「君らニンゲンと僕、入れ替わらない?」その年は、沢山の死者が出たそうだ。〈FIN〉
Tomodachi
友達って、どんなに大切な物だろう。 まるでくさりで繋がっているみたいだった。 君と僕は、磁石のS極とN極のようだ。 くさりが切れることはない。 心が離れても、知らぬうちにくっついていた。 友達は不思議な物。 僕に寄り添ってくれる。 家族には話せないことも、受け止めてくれた。 君は悲しい。 なら僕も悲しい。 僕が笑えば、君も笑う。 君と僕の心は、くさりを通して通じ合う。 電話はなくてもいい。 メールなどしなくていい。 もう君は、兄弟であり、家族。 喧嘩したっていいんだ。 心のこもったあの一言で、僕は君と分かり合える。 こんな素敵な物、他にないだろう。 励ましあって、力を出し合う。 君がいれば、人生が楽しくなる。 宝箱の鍵のような物。 君がいるから僕は強くなれる。 何が違っても友達は友達。 君と一緒に、一歩、踏み出せる。 お互いに気持ちを考えてあげられる。 これが本当の「友達」ではないのだろうか。
私の秘密
~朝~ 私はいつも一人でさみしい。今日、 転校生が来た。名前は美呼というらしい。 私のとなりの席に座って「よろしく」 といってきた。私に話しかける人.あまり いないのに…と思いながら、私も「よろしく」 といった。そのまま時間がすぎた。 ~夜~ 夜になると私は動く。今日は転校生の所に いこうと、転校生の家にいき、二階の窓から 家の中にはいった。「もう、ねてる…」 私が小さい声でいったはずなのに、転校生は 起きた。「うわっ」とさけび、ドアをひらいて にげようとしたけど、むだだった。「助けて…」 といっていたけど、私は気にせずに吸った。 たおれたけどそのまま私は窓から帰った。 作者のneneです。初めてなのであまり書けません でした。「私」は何だったかコメントにかいて くれるとうれしいです。 お願いします。
無題。 タイトル募集中…。
私、笹野有。今は塾から帰ってるの。 …あれ?空からなんか落ちてくる? スタッ 「やぁ。僕はドラキュラだよ。」 「ド、ドラキュラ…?って、ぇぇぇええええええ!?」 「ちょ、静かに静かに!近所に見つかったら困るって…」 なんなのこの人!自己紹介を初対面でやって、その自己紹介がドラキュラとかいう人初めて見た!ほんとになんなの!? 「な、なんのよう!?」 「あなたの血を吸いたいです。」 「いやぁぁぁぁぁああああああ!」 「ちょ、ほんとに近所迷惑だって!」 血を吸う!?やばいじゃん!死ぬじゃん!? 「絶対に血は吸わせないから!」 「う~ん…まぁとりあえず血の説明をするね。僕が君の血を吸ったとするじゃん。」 「そんなのありえない。」 「そしたらね、僕と君がいわゆるカップルになるんだよ。」 「尚更やだ。」 「で、僕は人間になって君を愛し続ける。」 「気持ち悪っ。」 「まぁ、今日は遅いし、明日吸うよ。」 「えぇ…やだ…」 「ほら、家帰りなさい!」 「なんであんたに命令されるの…?」 「一応僕東大受かるほどの知識持ってるし。」 「嘘つき!」 「ただいま…」 「早く寝なさーい」 「はーい」 お風呂に入って歯磨きして…さぁねよう! 「あのドラキュラなんなの…?」 「やぁ。」 「きゃぁぁぁぁぁあああああああああああ!」 「うるっさ…君毎回毎回うるさいね~」 「そっちが出てくるから悪いんじゃん!」 「有~何騒いでるの~?」 ヤバっ!お母さんだ!こっちにくる!? 「ちょ、隠れて隠れて…って…いない…?」 ガチャリ 「有~」 「ん~何~」 出来るだけ平常心で! 「何もないのね~おやすみ~」 「おやすみ…」 「やぁ。」 「あぁ…消えてたんだ…」 「おやすみ★」 「気持ち悪」 「僕結構イケメンだと思うんだけど」 「さらに気持ち悪い。とりあえずおやすみ。」 「じゃぁね~」 もしかして寝てる間に吸われるかな…? 「ドラキュラ!私の血、吸ってないでしょうねっ!」 「ん…え…何…?朝っぱらから…まだ7時じゃん…」 「もう7時!もう私学校行くからっ!」 ささっと準備して私は学校へ行った。 「なんでいるのよ…」 「愛してるから★」 「きっしょ。」 「有何言ってるの~」 「へっ?み、みんなは見えないの…?」 「誰…?」 「ドラキュラ…」 「有やめて…怖いって…」 ほかの人には見えないのかな…? 学校の帰り道… 「ね~血吸わせてよ~」 「う~ん…ダメ。」 「なんで~」 「だって怖いもん…」 「あ、言い忘れてたけど、僕血吸ったら人間になれるじゃん。つまり、死んでも血を飲めば生き返れるんだ。」 「ふーん…。」 「…お前っ!そこの小娘を俺に渡せっ!」 「ちぇっ…やっぱりきちゃったか…。」 ???きちゃった? 「とりあえず僕の後ろにいて。」 よくわかんないけど…とりあえずそうしといた方がいい…よね。 私はドラキュラの後ろに身を縮こませる。 ドーン… 「じょ、上級ドラキュラ!?」 上級ドラキュラ…なにそれ…。 「上級ドラキュラ…ドラキュラの中でも裕福な家庭に生まれたドラキュラだよ。」 そういうドラキュラの目はさっきまでの温かい目と違って凍っていた。 「!@((:「)*--…/))-\\##」 「^…-~#@@£~%%-/;;」」 う…戦ってる二人はいいけど聞いてる私は眠りそう…。 ドンッバッコン! 「ひゃっ!」 ドラキュラが倒れるっ! 「ど、ドラキュラ…?」 「僕死ぬわ…。」 「そっちのドラキュラはもうじき死ぬ。さ、お嬢さん。俺に血を渡せ。」 「…。嫌です…。」 「何っ?今なんと言った!?」 「私はっ…このドラキュラに血をあげますっ!」 ちょっと待って!?私何言ってるの!? 「それじゃ契約はできないな。さらばっ!」 ビューン… 「ドラキュラ…?血、あげるから目を覚ましてよ…」 私は震える声で言う。 そして散らばったガラスで首を切ろうとする。 「ちょっと待って。首の血は美味しくないよ。効果も薄い。」 「へっ?じゃ、じゃぁどこを…へっ!?」 いきなりドラキュラの顔が迫ってくる!? 「美味しいのは、口、だよ。」 そう言って私の口に歯を刺した。
藤棚の猫面少女
『ほら、おいでよ…』 夢の中で、私の目の前には黒い猫面で顔を隠し真紅のワンピースを着ている少女が立っていた。 人気のない道端で、少女は私の手を引いた。 黒い猫面の奥で、少女が意味深に…ニヤリと笑ったのが分かった。 少女は、私の手を引きながら近くに立つ古びた木製の扉を開いた。 その瞬間、ふわりと私にも優しく甘い、花の様な匂いが漂って来た。 その優しい香りを胸いっぱいに吸い込み、私は扉がつなぐ先へ入った。 そこで目が覚めた。 私はすっかり自分の家の、ピンクのベッドに横になっているつもりだったのだが、どうにも固い。 それに、薄茶の地面には薄紫…藤色の小さな花びらが沢山落ちていた。 もしや。 慌てて身を起こし立ち上がると、そこは藤の花が藤棚いっぱいに咲き乱れていた。 その、甘い香りを漂わせる美しい藤棚は私が見える範囲一面に広がっていた。 そして、空は雲一つなく晴れ渡っていた。 「目が覚めた様だね」 声がした。 この声は…まさか。 とっさに振り返ると、私の背後には夢の中に出てきた黒い猫面の少女が立っていた。 「綺麗だろう?此処はお前が作り出した空想の世界だよ」 普通なら気になるのだろうが、私は猫面の少女が何故ここにいるのかは聞かなかった。 本能的に、聞かない方が良いと判断したのかもしれない。 「…じゃあ、此処も夢の中ってこと?」 「いや、これは現実さ。お前が考えた空想が、生まれてしまったんだよ。 良いかい?元の場所に戻る方法を教えてあげるよ」 私が、本当?と顔を輝かせると、少女はふふふと笑った後に言った。 「あそこにある小川を渡るんだ。それだけだよ」 小川…? 私が辺りを見回すと、藤棚の隅に小川が見えた。 すぐに駆け寄ると、藤棚と藤棚の狭間に流れている様だ。 それにしても綺麗な小川。 水は透き通り、藤の花びらがふよふよと浮かんでいる。 そして不思議なことに、そこは昼間なのに蛍がぼんやりと青く、幻想的に光っていた。 「…綺麗」 「そこを渡りな」 気がつくとまたもや私の後ろに猫面少女が立っていた。 私は少女に頷きかけ、透き通った美しい小川を飛び越えた。 その瞬間、私の意識は藤の花の香りと同様、段々薄くなっていった。 その後、藤の花の世界に入り込んだ少女を見たものはいない。 誰もいなくなった藤の園で猫面少女は面を外し、くくくと笑った。 少女の目は紅色に、冷たい気迫を帯びながら鋭く光っている。 「まんまと嘘に引っかかるものだね。 彼岸…死者の世界でせいぜい楽しむと良いよ」 そして少女は藤の幹に手を触れて呟く。 「さぁて、次は誰にしようかねぇ…」 完 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー こんにちは、作者のあおねこです! 読みにくかったらすみません! 感想頂けると嬉しいです(^^) では!
ハッピーエンド
由奈の場合、、 由奈は自分が嫌だった長所もないし、短所もないふつーだった。そのとき、海輝という男子に声をかけられた。 その事は今でも忘れられない。忘れたくない。その声がいつも頭の中に響いている。 「大丈夫?俺は元気が出る魔法を知ってるんだよ!この猫のキーホルダーいつもつけてたら元気出るよ!はいっ!」 それがちょうど1年前?4年生?そんなにたつ。その子と同じ学校、同じクラスだったと知った私は、とびはねた。 それで知った私は海輝に恋をしているのだと。自分も他人も好きになれなかった私は、初めて知った。成長した。と 成長したと思った私は、恋を実らせたいから、海輝をずっと遊びに誘っていた。海輝のこともっと知りたかったから。 でも知りすぎて、、、好きな子がいる。その好きな子は愛ちゃんだ。ということまで知ってしまった。 愛ってだれ!勝てばいいじゃん!っていう感じで愛ちゃんにあってみた。 愛ちゃんは、勉強、運動、なーんでもできる美女。なのに、性格最悪。ダメもとで、海輝こと、好きかどうか 聞いてみた。すると、、、「っ海輝?っべっべつに好きじゃないよっかっかいきなんて」が答え。はーあやっぱり、、 私は、「答えてくれてありがとう、、」と言った。もういやっ、、、私は海輝にあうだけでもつらいのに、、 遊ぶ約束をしてしまった、、、 「あっ海輝!」やっぱり会うと喜んでしまう。まあいいや!「おぉ!今日もひどい顔があるぅ!」 「もうっそんなことまでいわなくていいじゃんっ」私はちょっと怒ってしまった。もうだめ。完全に嫌われた 私は逃げてしまった。もうっっいやだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ 海輝の場合、、 悲しそうな子に声をかけた。あの子は真っ赤になっていた。 1年も過ぎた。その子『由奈』は遊びにたくさん誘ってくれた。由奈に好きな子も言ってしまった。 由奈が信用できる、優しい子だったからという理由で、、 俺はふと思った。いじわる言うのは、由奈が好きだから?いやいやあそんなわけない、、よ、ね、、 由奈は遊ぶ約束をまたしてくれた。そんで、いじわるを言ってしまった。 口調は怒っていたのに、顔が、、あの顔が、、まだ目に焼き付いている。ああこれが『恋』か、そう思った ~次の日~ 俺は、由奈を呼び出した。 「話って何?海輝、、」俺は一息すった準備はOK、、、、そして、力を振り絞っていった 「好きです!こんなぼくだけど、、、つきあってくださいっ」少し顔をあげる、由奈が真っ赤になって言った 「はい、私も海輝のことが好きです!海輝と付き合いたいです!」 ハッピーエンド どうでしたか?よかったら、感想よろしくっ
とある島の黒髪少女。
とある島に来た。評判は星一。住民数も少ない。鼻で笑える島。 しかしこの島、明らかに怪しいのだ。赤い何かの跡、色の付いた錠剤。ああ、これは気のせいだ。 橋が架けられていない小島。辺りは木に隠れ、街頭の光がぼんやりと木を照らす。 たかとびぼうで小島に渡り、見た光景はーー 綺麗な花に囲まれた、水色屋根の家だった。洗濯物が吊るされ、コスモスや薔薇、百合が風にそよめいている。 思ったより普通。質素な質素な庭で笑いがこみ上げてくる。 ああ、中から誰かが出てきた。煽ってやろう。なんて言おうか? ーーその瞬間、俺は絶句した。 中から出てきたのは、白色のローブに赤色の液体が染め付いた、青く濁った瞳の黒い髪をした少女だった。 ローブだけじゃない。顔にも、帽子にも。赤色の液体がこびりついている。 怖さ、不気味さ、不安感が混じる。しかし、ここで煽るのが俺。 ここに来る前、眉毛の繋がったリスに会った。どうやら随分と少女と仲が良いようで、彼女について教えられた。 このリスの悪口を言えば、この少女だって面白い反応をするだろう。ああ面白い。 俺はこう言った。眉毛が繋がっていて可愛くないと。あんなの追い出せと。 少女の笑顔は変わる事は無い。あまり面白く無いな・・ おや、少女が何か言っている。 一通り話終わると、ようやく聞こえる声で言った。 少女「聞いていなかった様ですので、もう一度言います。」 少女「アイリスちゃんをバカにした罰・・キチンと払ってくださいね?」 少女は持っていたむしあみをしまい、血か錆かよく分からなものが付くナイフを手に取った。 リス「おや、ソロねこ、なんだかその服の模様、赤いのが増えてないかい?」 少女「ああ、これ?この前新しく色を付けたのよ。昔の柄はもう薄れて来てたから・・」 リス「そうか!ソロねこらしくていいと思うよ!」 幸せそうな顔をして、少女は自分の家に帰った。 綺麗な花畑を手入れしながら、ぼそりと呟いた。 「よし、血の生臭さは消えたかなぁ?」と。
水面の少女
窓から潮の香りがする。僕はゲームのしすぎで疲れた目を癒すためにベランダへと出る。海は月明かりに照らされ輝いている。 …海は相変わらず綺麗だ。海を見ていると心が和やかになり、今までの忘れてしまいたいようなことも忘れられる気がする。 「何あれ…?女の子…?」 水面には、僕と同じぐらいの歳であろう少女が舞っていた。微かに歌声が聞こえる。その少女と目があったであろう瞬間、 「こっちにおいで」 と声が聞こえる。僕は興味をそそられ、家を出た。 浜辺につき、少女を間近で見る。するともう一回 「こっちにおいで」 と言われ、少女のいる方へと向かう。でも、ここから先は海。少女がいるのは水面。これが夢でない限り、僕は水面を歩くことはできない。すると、少女は僕の方へ来て、腕を引っ張る。 「えっあっ」 僕は沈んでしまう思い、目を瞑る。少女は不思議そうに言う。 「どうしたの?目を開けて見て。」 と言われて目を開けると、僕は水面に立っていた。これは夢なのか。そう考えていると、少女は手をぎゅっと握る。 「ねぇ、君。悩み事でもあるの?」 と言われて僕は驚く。今、本当に悩みがあるのだ。 「うん…。」 「ねえ、どんな悩み?力になれるといいいな。」 そんな言葉を言われ、僕は悩みを打ち上げる。 「ぼ、僕友達がいないんだ。だから、孤独で今日も学校を休んじゃて、それで…」 「そうなんだ。ちょっと待っててねっ!」 と少女は言い、服のポッケをゴソゴソと漁る。目当てのものを見つけたのか、ポッケから手を出し、その握った手を開いて見せる。そこには、青色に輝く宝石のなかに、黄色の光が灯してあるペンダントだった。まるでこの海みたいだ。 「これをあげるよ。お守りなんだ。孤独だったら、耳を澄まして。そしたら、このペンダントを見て。そしたらきっと、孤独が終わるよ。」 と、少女の体温で生温かくなったペンダントを手に渡される。 「ありがとう。えっと、僕が悩んでいるってどうして知っているの?」 と聞く。少女は口を開き、こう言う。 「君、海を見るたび、悲しそうにしてたでしょ。だから。」 「それって…?君は何なの?」 「うふふ。私はこの…」 というところで、潮の香りで目が覚める。夢だったのだ。手に変な感覚がし、握った手を開く。すると、手にはペンダントがあった。 教室に着く。とっても久しい教室。扉を開け、中に入ると、皆は僕の方を不思議そうに見る。何秒か見た後また話の続きをする。僕はあの少女に言われたとうり、耳を澄ます。 …僕が好きなゲームの話題が聞こえる。僕の前の席から、数人の男子が話している。話しかけようとするが、やはり怖い。少女に言われたことを思い出す。 「このペンダントを見て。」 僕は、鞄からあのペンダントを取り出し、じっと見つめる。あの少女の顔が思い浮かぶ。…よし。 「あのっ」 あの後、彼らと話をできた。共通の話題をするっていうことはとても楽しい。僕は、ベランダに出て、あの海を見る。 今日も海は月明かりに照らされて綺麗だ。あのペンダントを見る。すると、潮の香りと、「うふふ。」とあの少女の笑い声がした。
モ・ド・リ・タ・イ
私は、園風宮。(そのかぜみや) 東小学校に通っている、小6。 …とりあえず、学校行かなきゃ。 登校時に私の友達、若葉、哀人と会った。 若葉「おはよー!宮っ!」 哀人「お、おう…」 私はすこし哀人と会うのに圧があった。 だって昨日、哀人に告白したんだから… ~~~~~~~~~~~~~~~~~ 放課後ーーーー ~~~~~~~~~~~~~~~~~ 哀人に校舎裏に呼び出されて、ドキドキし過ぎて、体がガチガチしていた。 …それと同時に、少しの恐怖も感じていた…今朝見ていた風景と、同じだったから。 哀人が来た。 哀人「…来週の日曜日、動物園行こう」 私「う、うんっ!」 …いつもの哀人と、少し雰囲気が違った。 次の日ー 私たちは動物園の園内をあるいていた。 私「たったのしいね~!」 作り笑いを浮かべた。 哀人は無言だ。 私「ねぇ哀人、今日なんか変だよ?」 哀人「…」 …次の言葉を発しかけたとき、 ガッシャーーン と、 肉食動物のエリアの窓が割れた。 私「やばっ、にげなきゃ!哀人っ!」 哀人は動かない。 哀人「…」 私「ねえっ哀人っ!」 哀人「…は…」 私「え?」 哀人「俺はお前より若葉のほうが好きなんだ、お前が居るかぎり、若葉とは付き合えない、だからーーーーーーー 消えてもらう あっ、哀人ッ、ちょ、まっ…! 私は飛び出してきた猛獣に腕をか噛みちぎられた。 薄れ行く意識から、最後に言葉を発した。 モ・ド・リ・タ・イ …あの頃の関係に。
みんな、愛されています
私は誰にも愛されていない? そう考えては独りで悩む日々、日常。 今、私は大好きなぬいぐるみを ギューっと抱き締める。 そうして分かったことがある。 私は独りじゃない。 大空の下のどこかで 愛してくれている人はいる。ってこと ほら、ぬいぐるみを愛してるのは私! いるでしょ?愛してくれる人。 愛されてるって信じて誰かを愛して。 そうしてうまれるんだよ 愛の芽 私から育もう あなたを愛しています あとがき(?) 君もみんなも誰かに愛されているよ! 私はキッズ相談のみんなを愛してるよ! きもいって言わないでぇええええ!!
【短編小説】片重い
すき。 メッセージに打ち込み、確定キーを押す。そのまま見つめる。 何度この動作を繰り返しただろう。 好きな人とメルアドを交換して、2ヶ月くらい経っただろうか。聞きたいことがあると言って交換したけれど、ほとんど会話をせずにトーク履歴は途切れている。インターネットで調べたように、彼のトークに似せてみたり、絵文字は少なめにしてみたり、時々ハートマークを自然に入れてみたり… どんな駆け引きを使ってみても彼からのトークは最低限の文字しか送られてこない。信じられないほどそっけない。 当たり前か。 実際の学校でも同じような態度だ。きっと私は嫌われてしまっている。彼の前で取ってしまった自分の数々の恥ずかしい態度を思い出す。 だって、緊張しちゃってまるで自分じゃないみたいなんだもん。他人は操れないから。変な態度でもしょうがないじゃん。 誰に聞かせるわけでもない言い訳を心の中で唱え続ける。 ああ。時間を巻き戻せればいいのに。そしたらやり直せるのに。そしたら、今頃私と彼は、もう少し仲が良いはずなのに。 もう一度、すき。と打ち込む。 送信キーに少し触れるだけで、彼に想いが伝わる。そしてきっと、いや、絶対に最低限のそっけない返事が返ってくる。もしかしたら既読無視や未読無視かもしれない。 止まらなくなった。 すき。すき。大好き。本当にすき。ずっと前からすき。気持ち悪いよね。ごめんね。今までいっぱいごめんね。でもすき。嫌いになるくらいすき。 想いと一緒に涙もとめどなく溢れてくる。苦しくて苦しくて仕方ない。 書き起こさないと、心がパンクしてしまう。 どのくらい経っただろうか。振られてもいないのに大泣きしてしまった。乾いて涙の跡がついたであろう目の下を撫でる。 [嫌われた 挽回] と、調べる。どの方法も勇気のない私には到底無理で、ため息をはく。 記事のコメント欄を見ると、片思いが1番楽しいって言っていた人がいた。そんなわけない。 楽しいのは両片思いだ。 私みたいな、重くて重くて仕方のない片思いは、ただ苦しいだけだ。 メッセージに戻り、書いた文章ともいえない文章を消そうとすると、間違えて送信してしまった。手が固まった。おそらく表情筋も。しかし、自分でもよく分からないが、そのままにしてみた。数時間経っても特に変化はなかった。 非表示か、ブロック。 短く言葉が頭の中に並んだ。 静かに送信を取り消した。 スマホの画面に水滴が落ちた。
異世界に帰りたい。
その時私は、家路を辿っていた。見慣れたカーブミラーの下を通った時だった。世界が光ったのだ。眩しい閃光が消えるとそこは、異世界だった。 「ここはどこですか?」率直な疑問を、この世界に来て初めて出会った海渡と名乗った人物にぶつけた。色々聞いてみると、海渡は生まれてからずっとこの世界にいて、私の様な人に出会ったのも初めてらしい。ただ、「100年に一度程の頻度」で、別の世界から人間が来るらしい。今の私がそうなのだと。元の世界に戻る方法は知らないし、戻らないといけない理由も無いし、元の世界にそんなに執着もしていないので、この異世界に住むことにした。 この世界は平和だった。人々は田畑を耕し、作物を分け合い、平等を愛していた。テレビなどの電化製品や水道、ガスは無かったが、不便さは全く感じなかったし、人々に暗い裏や過去など無い様に見えた。「海渡、この世界は平和だね。」私が言うと海渡は言った。「そうだね。でもどこかに、文明が発展してるのに人々の心は荒んで傷ついている世界があるんだって。100年前にこの世界に来た人間が言ってたらしいよ。」そんな世界があるのか。私がこの世界に来て、どのくらいの時間が経ったかは分からないけど、ずっとこの世界にいたいなぁ。 そう思っていた矢先の出来事だった。農作業中に急激な目眩を覚えて私は倒れた。そして目が覚めた。また別の世界にいたのだ。この世界は、海渡が言っていた世界だった。人々の眼は濁って、手元にある長方形の電子機器ばかり見つめている。こんな世界嫌だ。私を元の世界に戻して!いや、違う。私は元々、この世界で生まれたのだ。そう。私はこんな腐った世界に生きていたんだ。 解説。 主人公がカーブミラーからワープした、海渡のいる世界は過去。海渡は主人公の元いた世界を未来とは知らず、文明は発展しているが、人々はそれの心は荒れてスマホ依存ばっかりになっているんです。主人公は最後に、スマホ依存者ばっかりのこの世界が、自分の元いた世界だと知って、絶望するのです。 あとがきみたいなやつ。 読んでくださってありがとうございます。
丸いネックレス
「ねえ、真緒(まお)、そのネックレス、何が入ってるの?」 私は会社の同僚の真緒のネックレスを見た。 丸い、ロケットとはまた違うネックレス。 真緒が欠かさず身につけているものだった。 「ああ、これ?私の幼馴染が入ってるの」 納得しかけて、おかしいと思う。幼馴染が入ってるとは妙な言い方だ。 「幼馴染?その人のこと、好きだったの?」 「まあね。片思い、してたな」 懐かしそうに遠くを見つめて、私の目を見つめた。 「理恵(りえ)でも良いかもしれない」 「え?」 「幼馴染は飽きた」 「どういう意味?」 「同じ人にずっと見つめられてるのって不気味だし、好きな人でも飽きるでしょ?」 苦笑しながら真緒は言った。 私はまじまじと真緒を見つめ、次いで真緒のスーツの上で揺れているネックレスを見つめた。 丸い。幼馴染。ずっと見つめられてる。 もしかして……。 ネックレスの中身に気づいた瞬間、私は警察に向かって走り出していた。
図書館の彼女
「はあ…」 小さく溜め息をついて、窓の外に目を向ける。木の葉が風に揺れ、気持ちの良い音を立てる。外は良い天気なのに、僕の心は曇り空だ。 今、彼女はどうしているんだろう。どこに住んでいるのか。誰と話しているのか。そんなこと、僕には分からないけれど、彼女のことを思い出さずにはいられない。1年前は、僕と君の心の距離はすごく近かったのに___________ 「彼女」と出会ったのは2年ほど前。僕が図書館で本を選んでいた時、偶然となりの本棚で本を選んでいたのが彼女だった。短い黒髪と大きな瞳、そして首にかかったお洒落なネックレスが印象的で、思わず見つめてしまった。僕の視線に気づいた彼女と目が合って、あわてて目をそらそうとした僕に向けられた彼女の笑顔がとても魅力的だった。 そして、僕は彼女に会いたくて毎日図書館に通うようになった。彼女は毎週水曜日に図書館に来て、僕達は窓際のカウンターの椅子に座り、話をするようになった。僕は毎週水曜日に図書館に来るのが楽しみになった。楽しみなのは読書ではなく、彼女の笑顔を見ることだったけど。 その日は雨だった。けれど僕は傘をさしてまた図書館に向かった。なぜってその日は週に一度彼女と会える、水曜日だったから。僕は本を選ぶふりをして、彼女がいつ図書館に現れるかを気にして入り口のドアをちらちらと伺っていた。なのに…… その日、いくら待っても彼女は来なかった。次の週も、その次の週も図書館に行った。けれど、彼女が再び図書館に姿を見せることは無かった。 それから1年、僕は家の近くのカフェで、また彼女のことを考えている。思いを告げることさえ出来なかったのに、まだ僕の心の中に住んでいる彼女。きっともう二度と会えない彼女。また彼女と会えることなんて無いと分かっているのに、なぜか期待してしまう___________ 今日は水曜日。彼女に会えるかもしれないという淡い期待と、もう絶対に会えないという深い悲しみを抱いて、僕はまた図書館に向かう。
神隠し
私は友人達と、田舎の大きな神社に来ていた。 私は歴史のある建物が好きで、ここへ行こうと提案したのは私だ。 しかし、神社へはかなりの距離があり、しかも森の中なので昼なのに暗かった。 ボーッとしながら歩いていたら、 どこかから 「ねぇ、こっちに来て」 という、年齢も性別も分からない声がした。 その声にハッとして辺りを見渡すと、 いつの間にか、私は友人達とはぐれていた。 けど、それより驚くべき事があった。 それは、 私は彼岸花が辺り一面に咲いている場所に立っていた事だ。 「来てくれたんだね」 と、またあの声がした。 声がした方を見ると、狐がいた。 普通の狐ではない。狐にしては細すぎる。しかも、色が透き通るような白。 ここで私は思い出した。 行こうとしていた神社は、稲荷神社だという事を。 そして、 この神社では、神隠しにあった人が何人かいる、という噂も。 「今日から君も、僕らと暮らすんだよ」 と、狐が言った。その後ろには、神隠しにあったであろう人達がいた。 それから、私は一度も帰れていない。 今日も私は、彼岸花の上で一日を過ごしている。 _END_