短編小説の相談いちらん
短編小説
みんなが作った短編小説のコーナーだよ。※2024年9月30日までの投稿で受け付けを終了いたしました。
れんあいの恋愛
どんな時でも暖かくしてくれるあの人を、私は好きだ。そしてその日に告ると決めていた。すると、言おうとした時「あ、雨」と彼。顔を上げてみると、雨といっていいのか?と思う量の雨がふっていた。 「あ、雨」実はさっきから降っていた。彼女の反応がおもしろくて、見てられる。いっそ2人で、、、。俺は人の行動でその人の想いを勝手に想像するのが好きだ。そして今日は彼女が何か言いたそうにしていた。 彼は手のひらを見ている。いつもの「癖」に思える。そんな彼の秘密も知る事ができたらな。そう思っていたら「鳴神の、少し響みて、さし曇り、雨も降らぬか君を留め」 「鳴神の、少し響みて、さし曇り、雨も降らぬか君を留め」と、俺。「こんど返して」と、上から俺。ふっ。と鼻で笑われた。えっまさか知って「雷神の 少し響みて ふらずとも 吾は留らむ 妹し留めば」と、彼女。「今日でいいよね?」と、嬉しそうに彼女。 「あ、また遠くを見てるね」彼の反応がおもしろい。見てられる。「私は君の全てを知っているのよ!」
空があればハンカチも要らない。
出会いがあれば別れもある。 ──わかってるよ、そんなこと。 車に揺られながら、一人涙を流した。 この町にももう来られなくなる。思い出が詰まった建物を、目に焼き付けようと追いかけるけれど、一瞬にして通り過ぎて行く。学校も公園も、嫌いだったはずの病院も、みんな私が居ても居なくても同じだと言っているように感じられた。 胸が苦しくなって、雲に視線を移した。でも今日は雲なんかなくて、どこまでも青い空が続いている。空はどこに行っても変わらない。いつでも当たり前のように、私を見ていてくれる。 「お母さん、私……空みたいな人になりたい」 「えー何言ってるの?」 お母さんはいつものように笑う。 目の下についた水滴を、お母さんにバレないようにそっと拭った。 私の家は転勤族です。 転校が嫌でたまらなかった時は人知れず泣いていました。 でも今は転校して良かったって思っています。 今辛い人ほど幸せになれる。 でも自分がどれだけ頑張ってるかは自分にしかわからない。 まず自分が褒めてあげなきゃ、誰も褒めてはくれないんだよ。 みんなで、幸せになろう。 心に余裕があれば、未来の子供たちを幸せにしてあげられる。 悩みを解決させたくて久しぶりに来てみたら、新しく増えててどうしても書きたくなってしまって…。 下手な部分も多いと思いますが、目を瞑って頂けるとありがたいです。 読んでくれてありがとうございます。
「幸せのヨル」"Happiness for night"
「幸せ」って何だろう。僕は大抵それを感じない。唯一感じる時間は「夜」。今宵は何をしようか。 僕は夜だけなら、世界で一番強く感じる。それなのに今、世界は皆の不幸の為に働いている。でも、僕は感じない。なぜなら、今の僕は一人しかいないから。 「幸せのヨル」とは、まさに僕が望んでいる世界だ。 僕の望みは「ずっと夜であること」。しかし、それは決して叶うことはない。 ------------------------ 筆者のYukky-ユッキー-です! この文章は、僕が自分の気持ちを思うがままに書いた英文を日本語に訳したものです。ぜひ、感想を書いてください!
天使の罪[ファンタジー恋愛小説]
手を伸ばしてももう届かない。何も掴めず空を切るだけだ。 「奏万(そうま)!おはよう!」 「おぉ、花梨(かりん)か。おはよう。」 俺のところに走ってきたのは花梨。優しくていつもどこか花のようないい匂いがするかわいい女の子だ。いつも長いふわふわした髪を1つにまとめている。小学校から高校までずっと同じ学校で、流石に大学は違うが、いわゆる幼馴染みってやつだ。そして俺はその花梨に片思いをしている。 「今日の晩御飯も俺の家で食べるか?」 「うん、お願い。いつもごめんね。」 花梨は小さい頃に親を失くし、20歳になった頃に唯一の親戚も亡くなり、現在天涯孤独で、親戚の残してくれたお金と、バイトをしてなんとか生計を立てている。そのため、俺の家で飯を食べることが多いのだ。 「別にいいよ。」 「…ありがとう!」 花梨は天使のような笑顔でそう言った。 そして、その日の夜中。 「う~ん。」 俺はどういうわけか高熱が出た。不幸中の幸いだったのは花梨が帰った後だったことだ。その時突然、俺の寝ているベッドの横に“人らしき者”が現れた。窓から射し込む月明かりに照らされて“人らしき者”の姿が見えた。そいつは天使のような羽が生えており、長いふわふわした髪をしていた。そして、そいつは俺のおでこに手を当てた。すると体がスッと楽にっなった。 「あ…りがとう。」 やっとの思いでそういうとそいつは優しく微笑み、俺の唇にそっと唇を重ねた。 「ずっと大好きだよ、奏万。」 俺が戸惑っているうちに彼女はそう言い、消え去っていった。その声は紛れもなく花梨の声だった。不意に物凄い睡魔に襲われたので俺は倒れるように眠った。 次の日。 「…?」 何か違和感を感じた。でも、それが何なのかわからない。何かを忘れているようなモヤモヤした感じだ。とりあえず、俺は支度をして大学へ向かった。 「…。」 やはり違和感を感じる。いつもなら朝、誰かに挨拶をされているはず…いや、でも、そんな相手いない。なぜだ?なぜ俺はこんなことを思うんだ?その後一日過ごしても、違和感の正体はわからなかった。ただ、花のようないい匂いがなぜか印象に残った。 その日の夜。夢を見た。花梨と名乗る少女とデートをした夢だった。そして、彼女に唇を重ねられたところで目が覚めた。 「花梨…!」 そうだどうしてこんなことを忘れていたんだ!俺は急いでスマホを確認した。でも、花梨の名前はなかった。間違えて消しただけかもしれない。そう思って大学で花梨について聞いたが、そんな人は知らないとみんなに言われてしまった。 「嘘だろ…!?」 まさか彼女にはもう会えないんじゃないか。俺の熱を下げた天使は花梨だった。じゃあ、彼女は俺を助けたことにより、人間の世界にいられなくなってしまったのではないか。そう思うと涙がボロボロ溢れてきた。俺は泣き疲れるまでわんわんと泣いた。窓から見える月はいつもと変わらず綺麗だった。 ~どこかの裁判所~ 「カリン、お前は死神の邪魔をし死ぬべき人の寿命を延ばした。いくら天使とて許されぬことだ。」 「そうだ!」 「我らの邪魔をするな!」 「静粛に!えーよって、天使カリンお前は2度と人間界に行くことを禁ずる。」 裁判官は言い渡した。 「承知いたしました。」 カリンの反応に周りは驚いた。 「本当に良いのか?抗議しても良いのだぞ。抗議して何かが大きく変わるわけではないが…。それにお前が助けたのは想い人だろう?」 「えぇ。ですが、もう良いのです。彼が幸せに暮らしてくれれば。」 「…そうか。」 そして、彼女は静かに退場した。その目に涙が浮かんでいることを誰にも悟られないように。 いつかまた巡り会えたら、その時は、その時こそは、2人で幸せになれますように。 解説 花梨は生まれたときから天使でした。ただ、人間の子のふりをしていただけです。花梨の人間の家族はそれを知りませんでした。まあ、知ったとしても記憶を消されてしまうのですが…。天使は基本、死神の邪魔をしてはいけません。例え人間に情が移ってしまってもです。だけど、花梨は奏万を助けてしまいました。そして、お話に書いた通りです。いつかまた2人が出会い結ばれ、幸せになれるといいですね。
夢 ※フィクションです
夢というのは儚い。 漢字で書いてもそうだ。『人』の『夢』は『儚い』。 私は小さい頃、OLになりたいと言っていた。そんな私を見て、私の親は夢を持てと言った。 私には、本当は夢があった。ファッションデザイナーになるという夢が。 夢を持てと言った私の親は「そんなくだらない夢を持つんじゃない」と言った。 そうか、これはくだらない夢なのか、と私は思った。そして私はそこそこの大学に行って、そこそこの会社に就職し、そこで出会ったそこそこ顔がよくてそこそこ給料が良い人と結婚し、娘にも恵まれーそこそこいい人生を送ってきている。 今思えば、ひどい親だと思う。 そして今私の娘はYouTuberになりたいと言った。あれほど、自分の親の発言がひどいと言った私は「そんなくだらない夢を持つんじゃない」と言っていた。そこではっと気がついた。 結局、私もあの人と同じだった。小さな娘は私の顔を見て悲しそうな顔をした。 夢を持つのが儚いのではない。夢を持ったことで人に否定されることで、夢は儚いと思ってしまうのだ。 エビカツです!今日の小説はいつもとは違う形式にしました!是非感想など書いていただけると嬉しいです!
レモネードの味
カランカラン。ガラスコップの中で琥珀色の液体を彼女は氷を巻き込みながら掻き混ぜた。 「君っていつもそれ頼んでるよね。」 決して悪気はなく、率直な疑問を問いかけた。 「私がなに飲もうと勝手じゃない?」 彼女には僕の発言が嫌味に聞こえたらしい。顔にこそ出ていないが声色には少しの不機嫌がでていた。 いつも来ているこの店は時間が時間だからか客が僕ら以外いなかった。店内に流れているゆったりとしたクラシックとポツポツとしか着いていない淡い照明が相まって意識がハッキリとしなくなってくる。彼女の不機嫌が気に食わなくて僕はさらに酒を煽った。 「それに少しは酒癖を改めたらどう?」 彼女がレモネードを口に含みながら、そんなことを言ってきた。もう何杯目か分からない程に酒を飲み頭が回らない僕とは違い、彼女は的確な指摘をしてくる。 「君ってそんなに優しくなかったっけ?」 もうこれを言うのも何回目だろう。質問を質問で返すな、なんて言われそうだなと思いながら言う。しかし今日の彼女は疲れているのか、はぁーと大きなため息をだしただけで反論はしてこなかった。 グラスが空になっていることに気が付いたのでマスターに「同じのをもう1杯」と声をかけた。マスターはやんわりと微笑んで「かしこまりました」と言ったあと、カウンターの奥の棚を漁り始めた。 手持ち無沙汰になった僕は机に突っ伏した。 「ねぇ。」 いつもの僕なら返事すらしなかっただろう呼び掛けに僕は顔を上げて彼女を見た。それは彼女の声がどこかいつもと違ったからだ。 「もうさ、こういうのやめようよ。」 彼女は表情を変えず、ただ僕の目を見つめて言った。 その一言が僕の心に突き刺さった。何故だか分からないが胸が苦しい。なんだったろうか。思い出せない。 涙がボロボロと目から溢れる。彼女の綺麗な目が、輪郭がぼやけていく。君はいつだって優しかった。そんな所に僕は惚れたんだった。 ああ。違う、違うんだ。僕は、ぼくは ぽんぽんと軽く方を叩かれて初めて僕は寝てしまっていたことに気が付いた。顔を机に突っ伏していたからか顔が痛い。 はっと咄嗟に彼女がいた席を見るが、そこにはもう誰もいなかった。 「あの、彼女は?」 僕を起こしてくれたマスターに問いかける。呆れたような表情をしながら「あの方ならとっくに帰りましたよ。」と教えてくれた。また彼女を怒らしてしまったようだ。 「すみません、ありがとうございました。お釣りはいいです。」 早口で伝えながら財布の中からしわくちゃになったお札を渡してそそくさと僕は店を出た。 彼が去った後の机には中途半端に酒の入ったグラスと、頼まれてから手の付けられていないレモネードが置かれていた。 【個人的な解説】 ※このお話はハッキリと書いていないので色々解釈があります。これは私がこんな感じでイメージしながら書いたよ、と言うやつです。色んな解釈があってOKです。 主人公の男性には恋人がいた。彼らは行きつけの店でいつも飲んでいた。彼女が好きなのはレモネード。彼は飽きないのかな、とも思いつつ、彼女と話す時間を楽しんでいた。だがとある日、彼女は亡くなった。彼は悲しみに暮れた。そして、酒を飲んだ。彼女はもう居ないのに、いつも酒と共にレモネードを頼む。そして彼女との時間を思い出していた。彼女はとても優しい人間だった。それ故に彼にこんなことはやめて、新しい人生を歩んで欲しいと思い、彼の中の想像の彼女は少し不機嫌だった。彼も本当はこんなこと良くないとは分かっているが、とても受け入れられなかった。マスターが呆れていたのは、酒を飲んでは存在するはずのない彼女に思いをよせている男性を何度も見てきたから。 最後に!ここまで読んでいただきありがとうございました!
【短編小説】普通
私、金村普(かなむらあまね)。高校2年生。 結構、わがままな性格。 「お母さん、新しいスマホ買って~。」 台所で夕食を作っているお母さんに言う。 「何わがまま、言ってるの? そのスマホで十分でしょ?」 「じゃあ、新しい服買って~。」 「先週、買いに行ったじゃない。」 私は新しいものが大好き。 古いものはいらないの。とにかく流行の最先端でいたい! そんな感じでいつも通りわがままを言っていたある日、 お父さんが暗い顔で帰ってきた。 「お帰りなさい、どうしたの?」 「お父さん、新しい靴買ってって お母さんに言ってるんだけど、聞いてくれないの!」 「普、そんな事関係ないでしょ!」 お母さんに叱られる。 「あ、あのな…。」 下を向いたお父さんが呟く。 「あなた、本当にどうしたの?」 お母さんもとても心配そうにしている。 「俺、クビにされた。」 「「え?」」 お母さんと私の声が重なる。 「すまん!」 膝を床につけるお父さん。 何をしようとしているのかはすぐ分かった。 「お、お父さん!やめて!」 「そ、そうよ、あなた!」 「…ごめん。」 お父さんが涙を流しながら呟いた。 次の日から私達の生活は変わってしまった。 なかなか稼ぎが良かったお父さん。 そのおかげでお母さんは専業主婦だったし、 私はわがままも言えた。 でも、今は違う。 お母さんは地元のスーパーでパート。 少し広い家を売って地味なアパート住み。 私も放課後にバイトを始めた。 お父さんは就職活動をしている。 大好きなぬいぐるみとかピアノとか お金になりそうな物は全て売った。 ただただ辛かった。 欲しい物は買えないし、わがままも言えない。 でも、気づいた事があった。 それはこの生活を始めて1週間が経った日の事。 「お母さん、もう嫌だよ。」 「普、無理させてしまってごめんなさい。」 私が愚痴をこぼすと頭を下げたお母さん。 「私、元の生活に戻りたい。」 「お母さんはこのままでいいわ。」 お母さんはありえない言葉を言った。 「どうして?」 「自分がどれだけ旦那に頼り過ぎていたか分かったもの。 自分に厳しくしようと思えたきっかけだからね。」 そう言いながら、微笑んだお母さん。 私には意味が分からなかった。 「あのね、普。 話が変わるけど、あなたの名前の意味って知ってる?」 私は首を横に振った。 私はこの名前が大嫌い。平凡で面白くない名前。 「普の漢字は普通の『普』でしょ? 【普通の事も些細な事も幸せに感じる子になりますように。】 っていう意味を込めたの。」 そう言ったお母さん。 私はなぜか胸が苦しくなった。 私はずっとわがままを言って育ってきた。 【普通】が嫌で、周りの前に立ちたくて…。 頬に温かいものが伝わった。何なのかは知らないけど。 その日から、世界が明るく見えてきた。 もちろん苦しい事もあるよ。 でもね、何となく乗り越えようって思えるんだ。 普通って人それぞれラインが違うけど、 私は私の普通を幸せに過ごしていくんだ。 作者のブルーです。 変な文章になってしまった気がします。 すみません。 感想・アドバイスをお願いします。
ツカマエタ。(なんちゃってホラー)(のつもり)
これは、僕が、小学校の校庭で遊んでいたときの話。 もう、日がだいぶ傾いていて、誰からとも無く帰る支度をしていた。 すると、校庭の隅の木の下に白いワンピースを着た少女がいた。 もう夕方なのに...。と思い、声をかけた。 「君、うちの学校の子だよね?そろそろ帰ったほうがいいよ。」 「鬼ごっこしよう...。」 会話がちぐはぐだ。 「ううん...。」 「ねえ?」 しょうがない。 「いいよ。」 「やった!じゃあ、私が鬼!はやく逃げてね!」 そういわれ、僕は走り出す。女の子だからって手加減はしない。足には結構自信がある。 「...にーい、いーち、ぜろ!」 お、きたきた。あれ?なんかすっごい速い...。 「待てーーーー!」 なんか、浮いてるように見える。影もないような! ま、いっか。よーし、燃えてきた!絶対つかまらないぞ! 「待てーーーー!」 「待テ、マテ、ゼッタイツカマエル!」 「チョ、マテ!」 「待って...。」 「...え?速くない?」 「ちょっと...待って...。」 ベシャ! さっきから喋りながら追ってきていた少女の声が消えた。喋りながら追いかけるって、体力すごいな~。 そう思い、変な音がしたのでふりむくと、少女は転んでいた。 「大丈夫?!気をつけて。」 「...。」 「あ!怪我してる。」 不思議と血はでていなかったが、とりあえずハンカチをあて、絆創膏で手当て。 「...ありがと。」 「どういたしまして。」 そういって微笑むと少女の顔が赤くなっている気がした。夕日のせいか。 そういえば、全然日が沈まないな。 「鬼ごっこ、うやむやになっちゃったな。どっちかといえば僕が捕まえたみたいだ...。」 「ああ...。でも楽しかった!ありがとう!お兄ちゃん!」 かわいく笑う少女を見て、僕も。と返す。 「じゃあ、僕は帰るね。君も帰ったほうがいいよ。」 「うん...。」 少女に背をむけ、歩き出す。すると、後ろから衝撃がきた。 「ツカマエタ♪」 ふりむくと... 少女がかわいい笑顔でこちらを見上げていた。 「捕まえちゃった♪私の勝ち?」 「あはは。それは、ずるいよ~。」 「そっか~。じゃあ、またね!」 そういって、少女は消えた。 ...学校の側の団地に。 不思議なこともあったけど、全部気のせいだったみたいだ。 友達の妹だったし。僕も彼女を見かけたから。鬼ごっこ、大好きなんだって。
暗い世界に咲く花
幼いころから、暗い世界に独り生きてきた。 親からも、周りからも。避けられては、都合よく利用されて。 ーなぁ、僕が何をしたっていうんだよ 凸凹した道をたどりながら歩いていると、なんだかいい香りが漂ってくる。 思わずその香りの正体が知りたくなって、香りが強くなるほうに歩く。 「これか…なんだろう………は、な…?花だ」 香りの正体は花だった。何の花だろうか、つい気になってしまう。 「ぁ、こんにちは。花が気になるんですか?」 花に夢中になっていると、高めで女性らしい綺麗な声に少し驚く。 「え、あ、こんにちは…」 驚いてしまい、返事がぎこちなくなってしまう。 「それはスイートピーですよ。白なので花言葉は、``ほのかな喜び``。」 「へぇ…スイートピーか…」 何の花なのかがしれてスッキリする。 「こうして玄関のそばで育てると、帰ってきたときとか、なんだかいい気分になるんです。」 …人の家の前だったのか。失礼なことをしてしまった、申し訳ない。 「あ、人の家の前で…すみません失礼なことを…」 ー「いえ、むしろ嬉しいですよ」 「え?」 「ほら、自分で育てた花の前に、こうして立ち止まってくれて、…とても嬉しいです。」 …変わった人だな、と思う。 「もしかしたら貴方も、この花に出会って、何かちょっぴり嬉しいことがあるかもしれませんよ。 新しい自分とかみつけられたりして 私、この花のおかげで変われたので…」 「…ありがとうございます。なんか元気出ました。」 幼いころから、暗い世界に独り生きてきた。 親からも、周りからも。避けられては、都合よく利用されて。 …でも、それでもいつか。変わってみせる。少しの喜びと共に生きて、いつか。 生きて変わってみせると決めたとき。 少しだけ、花の姿が見えた気がした。
【短編】別に緊張が静まるわけじゃないし
こんにちは。スルラです。 私は小学生以来このサイトを利用していなく、久しぶりに開いたらこのコーナーがあってびっくりしました。 もし好評だったら、いずれ小説サイトに投稿しようと思ってます。よろしくお願いします。※盗作厳禁※ 日本語下手め。バレエの知識ゼロ。 では、本編START_ _____☆ ____ 緊張する時って、解消法にその人の性格が出ると思う。 舞台裏で1人ストレッチ、深呼吸、大好きな曲やもの、 あるいは、その、、、大好きな誰かに励ましてもらうとかね? 私もそうだ。 「リボン取れちゃった」 他と違うのは全部1人ってだけ。 「って、えー!?あと7分で出番なのに!!」 ふと我にかえると、こんぺいとうの妖精役で出演する女の子がいた。 シニヨンにつけたはずのシフォン生地の柔らかいリボンを握っている。 でもすぐそこに観客の方いるし、「ごめんなさーい」って悲しそうに謝るから怒る気にはなれなくて 「つけるね」と言って髪の毛に留め直す。 女の子たち1人1人に頑張ってと声を掛けて、自分の出番まで待つことにした。 あなたが勘のいいのなら気づいたかもしれないけど、ここはバレエ劇場。 私はダンサーとメイクさんとの狭間みたいなもの。一年前にバレエスクールを卒業して、今は17歳。彼氏はいない。 はあ、と意味もなくため息をついた。ここではダンサーとして行き止まりの自分。 私の名前は中根杏鈴(なかね あんず)。あだ名はアン。元ルームメイトで親友のナウン、セリと仲が良い。 ふと見た腕時計は、あなたの出番まで17分だと伝える。そして聞こえた声、聞き慣れた擦るような足音。 「あと17分だけど。なんでそんな落ち込んでんの」後ろから近づく男の子。ピアニストのカイ。 私の性格も、事情も全て知ってるのは彼だけだ。唯一の男友達、、、のようなもの。 「落ち込んでないし」「ツンツンするなって」これは私の悪いクセ。 stay goldと書いたメッセージカードが差してある花束を抱えていた。「すてい、、ごーるど?、、、」私は人生バレエ一筋で、英語があまりできない。「っはは!、!フランス語はできるのに英語はできないとか」 「笑わないでよ!」次の瞬間、これ、意味は?と聞くと、もう誰もいなかった。スマホを取り出して調べようとしたその時の私は、画面をタップするのに気を取られていた。「好き」 再び、聞こえた落ちつく声。「気持ち作りのためにいってるの?」なぜなら私の役はコッペリア、恋される可愛らしい人形だから。ドキドキ、恋してるのは踊りにあらわれる。「じゃあ、、言葉通り受けとってもいいわけ?」 「言っとくけど、ステージで1番輝いてるのはあんずだからな?」「なんで質問には答えないの、、、!」 これは、カイの悪いクセ。 __stay gold 意味=輝き続けろ
君と話せる日和に成るまで (BL注意)
「あっつ…」 夏が近づいてきたのか夕方でも暑い。高校に入って2年、同じ様な生活をずっと送ってる。学校が終わり、校舎裏でどうでもいい事を考える。そろそろ帰ろうかと考えた時だった。ポンポンと肩を叩かれる。ふり返ると大人しそうな男がノートを掲げて微笑んでた。「こんなところで1人、暑くないんですか?」と綺麗な字でノートに書いてある。なんだコイツ。俺と話すのが怖いのか?そしたらソイツはまた何か書きはじめた。クルッとノートをこっちに向ける。 「僕とお話しませんか」 ソイツと俺はいろんな事を話した。ソイツは「なる」と言うらしい。なるはトラウマが原因で言葉が話せないこと、幼少期の記憶が無くなってしまってそのトラウマが思い出せないまま漠然とした不安を持っていることを教えてくれた。なるの笑顔はいつも何かが欠けている気がした。 その日から俺となるは毎日校舎裏で話した。いつからかは分からないけどなるは俺の生活の彩りになってたと思う。いつもみたいになると話してた。変わらない綺麗な字で「お話したいです」って書き出した。 「ひ、より゛せんば、す、ぎ、」 なるの口が開いた。「好き」って。「ちゃんと口で伝えたかったんです。うまくは言えなかったですけど」ノートに書かれた字を見て俺はそっとなるを抱きしめた。俺がなるに抱いてる感情がなると同じ「好き」なのかはわからない。 でも俺、「日和」はちゃんと話せる日和になるまではなるのそばに居てやりたい。 ここまで読んで頂いた方ありがとうございます…! 小説とか書いたこと無いので文章変だったらすいません… 感想とか頂けたら嬉しいです…!
また君に恋をした
土砂降りの中、俺達は傘を分け合った。 「濡れるってー、もっとそっち行ってー。」 俺はこんなにドキドキしてるのに、いつもみたいに君が言った 「ん。」 君に対抗して、君の肩に手をまわした。 「お、珍しい。雨の日は男らしいんだね。」 「きゅんきゅんした?」 「あはは、する訳ないでしょ。」 「だよな。」 俺達はずっと一緒にいる。 幼馴染よりももっと大切な人。 腐れ縁っていうほどお互い嫌いじゃなくて、かといって好きでもない。 「私は有りだけどなー、悠斗。」 「俺も。」 「あはは、冗談だよ?」 「知ってるよ。」 雨が少し強くなった。 「肩濡れてるよ。」 「いいよ別に。」 「駄目だよ、この傘悠斗が使って。」 「お前どうすんだよ。」 「折り畳み傘持ってる。」 驚いた。 「傘持ってないから入れて。」って言って来たのは君なのに。 「怒る?相合傘したかったって言ったら。」 そんなの、嬉しいに決まってる。 「怒らない。むしろ、、、」 「むしろ?」 「妙に素直なお前が気持ち悪い。」 分かってる、素直にならないきゃいけないのは。 「、、、悠斗も素直になって。」 君にそんな目で見られたら仕方ない。 「分かった、本当はめっちゃ嬉しかったよ。」 「あはは、素直な悠斗って気持ち悪いね。」 「お前もな。」 雨が一段と弱くなった。 「もうすぐ虹出るかな?」 「じゃ、もうちょっと一緒にいるか?」 「そうだね、まだ帰りたくない。」 「俺も。」 ずっと一緒にいた俺と君。 だけど、また君に恋をした。 終ーまた君に恋をしたー ーあとがきー こんにちは。みーこ@です! 梅雨が中々終わらなくて、雨のことを考えていたらこんなお話を思い付きました。 毎度のことですが、、、いいなー、こんな恋したいなー! 皆の憧れの恋を小説に描くのも面白そう。 読んで頂き、ありがとうございました(人''▽`)
25年の時をこえ。
_____________________________________________ 私は、まつのいちか。 幼稚園でなかよしのお友達ができました! お友達ができなくて、不安だった私のはじめてのお友達! 名前は教えてくれないけど…とっても優しい子! いつも一緒に遊んでるんだよ! 今日もいっしょに遊ぶの! 何して遊ぼうかなぁ… 「いちかちゃん、ごめんね。僕、もう一緒に遊べないんだ。」 「どうして!わたし…いやだよ!」 とても悲しかった。 だって、この子がいなくなったら、私はまた一人なんだもん。 「大丈夫!また…いつか会えるよ!」 「いつかって…いつ?」 「いちかちゃんが大人になったら…かな!」 悲しかったけど…大人になるまで待とうと思います! そしたら名前…教えてね!! ____________________________________________ 幼い頃の夢を見た。 とても…懐かしい… 今まですっかり忘れていた。 あの頃から25年の月日が流れ 私は結婚して2児の母になった。 あの夢の私と長女の絵美は同じくらいの年齢になっている。 そういえば… この前、アルバムを見ていた時… 絵美が私の幼稚園の頃の写真を見て不思議なことを言っていたのです。 「あ!この子、いちかちゃんにそっくり!!」 「いちかちゃん?」 「うん!ママと同じ名前でね~なかよしなの!」 私と同じ名前で、私とそっくり。 偶然だな… と考えていたのですが、 夢の中で私と話していた仲良しの女の子は… 絵美とよく似ていたのです。 もしかしたら…絵美が、 不安で心細かった私を勇気付けていてくれたのかも… なんて。 仕事で疲れているからかしら… だけど、この時はどうしてもそう考えてしまいました。 *ーーー* 少し不思議な話にチャレンジしてみました! こういう体験よくあるらしいと聞いたので… 良ければ感想お待ちしています! 読んでいただきありがとうございました!
開かないドアの開け方
私はドアの前に佇んだ。今日は私が好きな作家のサイン会がある。そのサイン会に私はその作家のデビュー作を持って行く予定だ。だから、開かないドアも開ける必要がある。 ドアの向こう側には具合が悪く、起き上がれない弟がいる。弟にデビュー作を貸していたのだ。 サイン会まであと三時間。電車で会場まで行くから、タイムリミットは十時。サイン会は十二時に始まる。悲しいことに、四時からはバイオリンの稽古。つまり、遅くとも二時には電車に乗っていなければならない。 サイン会に持って行く本はデビュー作でなくても構わないが、私はできればデビュー作を持って行きたかった。あの本には、特別な思い入れがあるから。不登校気味だった私を助けてくれた本だから。 私は本やドラマ、映画などで得た知識を総動員した。 部屋からは寝息が聞こえてくる。弟は寝ている。ただでさえ具合が悪い弟を起こすわけにはいかない。 私は近くにあるピアノの上からヘアピンを取った。ヘアピンを鍵穴に差し込んだ。 小説で、主人公の泥棒一家がヘアピンでドアを開ける描写があった。そういえば、あの本はドラマ化されていた。警察一家の息子と泥棒一家の娘の恋愛を描いた小説。あのドラマ、録画し損ねていた。いつか、レンタルしよう。 ドラマで主人公が鍵を開けるシーンを見たことがある。記憶を頼りにあのシーンのように手を動かす。だが、いつまで経っても鍵は開かなかった。鍵が空く気配すらない。私はヘアピンをピアノの上に戻した。 他にと言われると私は何も浮かばない。 そもそも、あのドラマの主人公はセキュリティ会社で働く泥棒で、いわゆる鍵を開けるプロだった。しかも、あの時に使っていたものは専門の物。おまけにドラマ。演じていた役者だってそれっぽく見せるぐらいに動かしていたに違いない。リアリティくらいどうにでもなる。あのドラマの原作は人気作家の小説だけど、小説は映像で鍵を開けている描写が見られない。 どうしよう。私は頭を抱えた。 「焼き破りはダメだしなー。焼き破りはガラスにだけ有効だったはず。他に何かないかな」 いつもなら色々と解決策が浮かぶのに、今回だけは何も浮かばない。 体当たりでドアが開くはずないし、ドアが壊れてしまう。私はドアを壊したいのではなく、ドアを開けたいのだ。 ピッキングは出来ないし、必要な物を持っていない。 ため息をつきたくなる。 「打ち破りもこじ破りも出来ないし」 その時、中からずっと聞こえていた寝息がピタリと止んだ。物音がする。 私はドアをノックした。 「和也(かずなり)、ドア、開けてくれる?」 和也がドアを開けてくれた。 私はお礼を言って、事情を話してデビュー作を返してもらった。 開かないドアの開け方。ドアの向こう側に人がいる場合、その人に開けてもらう。
天国の伯父さんからのプレゼント
「今日は伯父さんが返ってくるんだから部屋をキレイにしときなさいよ」と母がしたから言う。 私は始めてばかりのスクフェスを中断して部屋の掃除に取り掛かる。 私の伯父さんは東京に住んでいるためめったに帰ってこれない。帰ってくるのはお正月とお盆とゴールデンウイークぐらいだ、それがなんと3連休の時に帰ってきてくれるというのだ、理由を聞いたら母は「だって柚子、明日誕生日でしょ?だからよ」と言う。 私はうれしかったのか部屋の掃除とおじさんの部屋の掃除をを念入りに行う。 しかし、時間が過ぎても伯父が来ない。私達はきっと渋滞でもしているから遅れているんだろうと思っていた。 その時家の電話が鳴る。私は伯父さんかなと思って受話器を取ったら、男性の声で「鶴崎さんの御宅ですか?」と聞いてきたので、私は「そうですけど?どちら様でしょうか?」と聞いたら、男性は「申し遅れました、私警察の円崎ですが、先ほど鶴崎剛太さんが事故を起こしましてそのまま亡くなりました。」という連絡だったのだ。 私は耳を疑って思わず「何をおっしゃるんですか」と大声で聞言ってしまった。 嘘だよ!伯父さんが死ぬわけない!嘘だ!嘘だ!嘘だ!嘘だ!を連発した。 お母さんが隣でしりもちをついていた。 否定していた私たち一家が現実を知ったのは伯父さんを見た時に思い知ることとなったのだ。 伯父は顔が生前の前と違い、顔が血まみれで眠っていたのだ。 私は「どうして・・・伯父さん、何で死んじゃったの?ねぇ!答えてよ!」と言ってしまった。そんないくら聞いたって死んだ伯父さんが「車で事故を起こしたから」なんて答えるわけないじゃないかと私は心の中でつぶやいた。 そして私の誕生日の時にお通夜をした。その後、警察から小包が届いた。箱を開けたら中から私の好きなラブライブの寝そべりが入っていたのだ、理由を聞いたら「車に乗せてあった」と言っていました。 私は「伯父さん、これは天国からのプレゼントだよね、大切にするね」と言ったら、青空の彼方から「気に入ってくれたみたいだね、伯父さんうれしいよ。天使にいつも笑顔で思いやりを持っている素直な柚子に届けてくるように頼んだんだ」という声が聞こえてきた。 私は今も天国からのプレゼントの縫いぐるみを大切にしている
おはよー
「湖鳥ちゃん!」 僕は、ずっとずっと湖鳥が好きだった。 幼稚園から、高校生になった今でも。 「おはよう夕亜くん!」 「おはよう!」 今でも仲良し 僕は休み時間に告白することを決めた。 ~休み時間になった~ 僕が告白の準備をしていると… 「藍くん、付き合ってよ」 公開告白か、僕にはできない…って、湖鳥だった。え!告白!? 「うん、いいよ!」 …? 僕は告白をしないことにした 次の日 「夕亜おはよう!って…なんか昨日から元気ないね、 夕亜が明るくないよー こんなのいつもの夕亜じゃないよぉ、寂しい。」 昨日藍に告白してたくせに。 藍は、俺の友達だ。 僕の、恋を「応援するよ」と言ってくれたのに 「もう僕に構うな!!」 「えっ…夕亜くん?」 「僕の名前を呼ぶな!」 「…ごめんね」 湖鳥は泣いた その日から湖鳥と藍とは、距離を取った。 湖鳥も僕に話しかけることはない。 藍がおはよう!と言ってきた。 「おはよう、じゃないよ。恋を応援するよとか言ってたやつが 湖鳥の告白をオッケーしてさ。」 「夕亜なんか勘違いしてない? あのさ…あ、なんでもない、これからは湖鳥が話して?」 湖鳥が出てくる。 「じゃあ俺はここで。」 と藍が教室を出る。 「藍くんに告白の手伝い頼んでたの、 夕亜くんと仲良いからさ。 ごめんなさい 私は夕亜がずっと好きだよ」 「僕もごめん… 僕もずっと、湖鳥が好きだった。」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー この後は、皆さんが考えてみてください! そして感想には想像した内容も書いてくれるとありがたいです! それでは
当たり前じゃなかった(読んで!)
短編小説です!ぜひ感想お願いします! 友達と一緒に学校に行けることが、 友達と給食の時、ペチャクチャ話せることが、 マスクをつけている人が少ないことが、 学校で当たり前のように毎日友達と会えることが、 当たり前じゃないんだって 気づけなかった。 みんながマスクして、 クラスが分割登校になって、 前向き給食になって、 友達と会えない日々が一ヶ月以上続いて、 初めて当たり前の大切さに気づけた。 もしかしたら、もっと気づけてない当たり前があるかもしれない。 でも、私たちは今を精一杯生きることしかできない。 感想お願いします!
1日の時間
ピロリロリン、ピロリロリン...... 目覚まし時計がうるさい。 今日も、新しい1日がはじまる。 カーテンの隙間から太陽の光りがもれている。 今日は晴れか.....ま、今日が晴れようと雨だろうと、いつもと変わらない1日がやってくるだけだからキョーミないけど。 学校に行き、昼食をとり、部活をして家に帰る。 時間はあっという間に過ぎてすぐに夜がくる。 今日も1日を大切に過ごせたかな? そう考えているうちに、私は、気を失ったかのようにいつしか深い眠りについていた。 ハナです。 読んでくれてありがとうございます。 感想聞きたいです。