短編小説の相談いちらん
短編小説
みんなが作った短編小説のコーナーだよ。※2024年9月30日までの投稿で受け付けを終了いたしました。
距離
いつから君がこんなにも遠くに行ってしまったと感じるようになったのだろう。 遠くで女子に囲まれている杏をみながら考える。 「はぁ……」 思わずため息をつく。 「どうしたの、涼花ー?」 「なんかあった?」 由奈と芽衣という、私を心配してくれる優しい友達がいる。 今、話しかけて来たのはこのふたり。 「涼花、ほんとに大丈夫なの?」 「ちょっと疲れちゃっただけだよ。」 「んー、ならいいけどさー」 でも、まだ心配そうにしている。 昔からこの四人……由奈と芽衣と杏と私で遊んでいた。 特に杏とは「ずっと親友」だと思っていた。 「杏ちゃーん!!!」 「おはよ!涼花ちゃんっ!」 毎朝、手を繋いで学校に行っていた。 クラスメイトにからかわれる程に仲が良くて。 「杏ちゃん、私たち、ずっと親友だよね!」 「もっちろん!涼花ちゃん!」 きゃははっとはしゃぎながら言ったあの言葉。 杏は憶えているのだろうか。 …… 覚えてないだろうな。 なにかが壊れ始めたのは、 杏が変わったからかな。 「あのね!私おねーちゃんになるの!!!」 きらきらした、喜びに溢れた、幸せそうな、 その杏の目を私はまっすぐ見れなかった。 私には眩しすぎた。 「お父さんがねー、青葉先生に文句言うって言ってんのぉー まじやめてほしいわぁー」 にこにこしながら言う杏を、何回殴ろうと思ったことか。 「そういえばさ、涼花って自分の話しないよねー」 「私は、面白くないから。」 私は杏みたいに自慢できることがない。 なにもない。 杏みたいに輝けない。 私が欲しいものをいとも簡単に手に入れていく杏をみると、胸が苦しくなった。 ……そのうち私は疲れてしまった。 「ねぇー涼花?」 「ねぇ、涼花」 「涼花」 「返事してよっ!!」 「……」私は黙った。無視した。 そのうち杏は怒って、表面上は和解をした。 理由は言わなかった。 『幸せな杏に私の辛さが分かるわけない』 とでも思っていたのだろうか。 ……あんまり、覚えてないや。 杏とは『友達』に戻った。 『親友』に戻ったわけではない。 普通に話せはする。 でも、距離が開いてしまった。 「おーい?涼花、大丈夫かー?」 はっと、現実の世界に引き戻される。 「やっぱ体調悪いんじゃないの?」 「なんでもない、ぼーっとしちゃっただけ。」 なんでこの二人にはこんな気持ちにならないんだろ。 杏とずっと一緒に居たからかもしれない。 思えば、杏とは色んな所が似ていた。 だからもっと羨ましくなったのかも。 あの頃からやっぱり杏は変わったんだ。 私だけあの頃と変わらない。 なにもない私のままだ。 なんで私は変われないの。 杏は私を置いていった。 忘れかけていた胸の痛みがじわしわと蘇る。 すっと涙がこぼれる。 「え、どしたのー!?」 「だい、じょうぶ、だから。」 必死に涙を止めようとする。 でも、一度流れ出した涙はそう簡単には止まってくれない。 私は何をすればよかった? どうすればこんな思いをしなくて済んだ? どこで私は間違った? 由奈と芽衣が困った顔をしている。 このふたりはなんとなくは私のことについて知っている。 ごめんね。 ……でも無理なんだ。 杏がこちらをちらりと見た。 「……」 その後にまた女子たちと喋りはじめた。 「ごめん、私は大丈夫だから。 えっと……トイレ行ってくるね。」 うやむやにして次の日。 学校に「気まずいなぁ……」とか思いながら行くと、 机の中に手紙が入っていた。 私のすきな星柄の綺麗な封筒。 とりあえず、落ち着いて読みたい。 「はぁ、はぁ……」 手紙のことが気になって授業に集中出来なかった。 急いで家に帰ったのだ。 息を整える。 封筒から便箋を取り出した。 『涼花へ。 まずは謝らせてください。 本当にごめんなさい。 涼花が泣いていたのに何もしなかった。 親友だったらこんなことしないのに。 ……ていうか涼花は親友って言ったこと覚えてる? 私は覚えてる。 《あの時》涼花の様子がおかしいことはわかってた。 それでも、私がなにもしなかったから、今こういうことになってるんだよね。 私のバカさに気づいたのは涼花が私と喋らなくなってから。 私はなんとかして涼花とまた仲良くなりたかった。 そして、戻った。 あ、『友達』にね? って、長々とかいたけど、私はまた親友になりたい。 あの時、なれなかった涼花の力になりたい。 自分勝手でごめんね。 この手紙は捨ててもいいよ。 杏より』 いつのまにか、涙が流れていた。 杏は、憶えていてくれていた。 勝手に怒って避けていたのは、私。 「はぁああああ……」 また、親友に戻れるかな。 ……全てを話してみよう。 涙を拭いて、立ち上がった。 アドバイス・感想待ってます。
この恋は叶いませんか?
好きです とても好きです 顔も知らない 名前も知らない 歳も知らない でも好きなんです 声が好きです 優しい性格が好きです たまに少し映る綺麗な手が好きです 笑い方が好きです あなたに会ってみたいです せめて告白したいです でも会えませんよね 告白されても困りますよね あなたはスターです 私に希望をくれました 初めて好きと思えたんです 初めて『好き』がわかったんです 諦めるしかないのでしょうか 神さま 一度でいいから会わせてくれませんか?
【短編小説】幸せな瞬間とは?
【幸せな瞬間】 私は2-1杉野萌華(すぎのもか)!向日葵中学校に通っています! 「では、この①番!分かる人挙手!」 数学の授業。いつもみたいに張り切って手を上げる! 「ではぁ…。杉野さん!」 「はいっ!!」 力強く返事をし立ち上がる。 …あれぇ?なんて言おうと思ったんだっけ?手を上げるのにいっぱいいっぱいで忘れてしまった。とりあえずテキトーに 「20です!」 するとクラスにドッと笑いが起こった。 先生も呆れた様子。 「もぉ…。みんな人の間違いを笑わない!杉野さん、もう一回確認してみて」 「はぁい」 私もペロっと舌を出し、席に座った。 平凡な毎日がこんなにも楽しいと思えるのは、小学校のときの苦い思い出のせい?おかげ?(まぁどっちでもいいや)だ。 私は小学校のころ、人見知りで友達もいなくてバリバリ陰キャだった。 ずうっと1人でいたから休み時間も暇で、とにかく学校がつまらなかった。 …でも中学生になり、とても楽しい毎日を送れるのは凄くかけがえのないものだな…と、感じたり感じなかったり…。 ほら。早速。 「うぉーい杉野っ!なに間違えてるんだよっ」 イシシと笑いながらからかってくるのは後ろの席の松田。 「別にしょうがないでしょ。忘れちゃったんだから。」 「はぁ?!忘れたのかよ。ダッセー」 またもや笑ってくる松田。 でも、1人でいる時よりはずっと楽しいし、これでもいいのかな?とも思ってしまう。 「コラっ。松田くん、杉野さん、お喋りしない!」 「はぁい」 先生にまで注意されて落ち込む私たち。でも、この瞬間。 やっぱりかけがえのない瞬間。 この瞬間を大切にしたいな。
椿姫
この花好きだなぁ......だって...... 夜の中彼は必死に彼女のところへ行こうとしていた、足は鉛のように重く冷や汗が体を濡らす。その間にも彼女との思い出が繰り返される。走馬灯なのか?いやついさっき見たばっかりだ 彼は自分が何者か気付いていない、蛍光灯の下ぼんやりと彼女が見えた。彼は走って彼女のところへ行き 涙を流した。だが彼女は紅い唇を上げてこう言った 「どうしているの?」 彼は言う 「君に逢いに来たんだ。」 彼女は少し哀れんだ顔をして言った 「冥土の道を戻ってきたの?」 彼は分からない 「どういう事だい?」 彼女は冷めた目で言う 「貴方はもう死んでいるのよ。2日前にね」 彼はそこで全てを思い出した。 自分が事故で死んだ事、自分がもう生者ではない事。彼は顔を引きつらせながら言う。「愛してるよ。それが僕の未練だ。」 彼女に今でも愛されていると分かれば解ける呪いだ。だが彼女は言った「死人に口なし。今の貴方じゃ呪いは解けない。私に愛されるものになりなさい」彼女はニコッと笑い夜の闇に溶けていった。残された彼は涙を流しながら自分の体が変わっていくことに気が付いた。椿の木になってゆく。ああそうか今の僕じゃ愛されないだから君の好きな物になるんだね。顔にまで椿に花の香りが漂ってきた薄れていく意識の中、彼は彼女の事を思い出した。 椿を見ながら彼女は言った 「この花好きだなぁ......だって咲く時は私のようで散る時は貴方みたい。」 彼は椿として咲き人として散ってゆく。 彼は言う 「愛しているよ。」椿の最後の一葉が咲き、そこにはただ散る事を待つ椿があった。
着信音
また、着信音が鳴ってる。 『明日、プール行かない? 美央と紬と向日葵、そして私がメンバーだよっ!』 ・・また、希咲がハブられている。 私達、いつからこんな風になってしまったの? 私、榊 美央。中学1年生。 勉強も運動もそこそこ。学園ヒエラルキーは中位の、平凡な中学生。 メールに書いてあった、紬に向日葵、そして奏音(メールを送ってきた子)は私の友達で、同じクラスの仲良し4人組。 紬は、ピアノの天才。コンクールで優勝したこともある。学校でも注目の的。本人は恥ずかしがっているけど。 向日葵は運動神経抜群。50m走は学年1早いし、シャトルランや走り幅跳びなどは3年にも通用するレベル。 そして、奏音。家が裕福で、成績優秀。向日葵ほどじゃないけど、運動神経も良い。 更には、美少女だ。非の打ち所が無いと、クラスでも人気者。 けど、ちょっと性格に難有り・・かな。 嫌な言い方だけど、クラスでは猫を被っている。 私達は、元々。仲良し5人組だった。 それが、希咲。頭が良くて、優しい。けど、少し内向的で、大人しかった。 奏音がある日、放課後に、 「5人で今からカラオケいこっ!」 って言った。 私と紬、向日葵は行くつもりだったんだけど、希咲だけが、 「ごめんね、今日は行けないの。」 って帰ってしまった。 しょうがないな、って事で別れたんだけど、カラオケに着いてから、奏音が、 「あのさあ、希咲ってさ、付き合い悪くない?」 と陰口を始めた。 「そんなこと無いよ・・。今日、希咲は塾でしょ?」 「いやさあ~、そう真面目ぶってる希咲が気になってたんだよね~」 紬の言葉を無視して、更にデットヒートしていく陰口。 「頭が良い事を鼻にかけてる」とか、「調子に乗ってる」とか。 希咲が思ってもなさそうな事を並べる奏音。 グループの中心核である、奏音になにか言ったら、どうなるか分からない。 そんな気持ちが、脳裏をよぎる。 ましてや私なんて、お情けでグループに入った凡人。 私は、グループを追い出されるの怖かった。 それからと言うものの、希咲はグループに無視される様になった。 紬も向日葵も、奏音の言いなりだ。 今日も、そう。希咲がハブかれている。 ウインディーというスマホアプリを使って、私達は会話している。もちろん、希咲は入っていなかった。 「明日、プール行かない?」 ・・どうしようか。けど、断ると私がハブかれてしまう。 私は、「行く~」と書かれたスタンプを押した。 次の日。近くの市民プールに到着した。 屋外プールでは、たくさんの人が泳いだり、遊んだり。陸側でアイスを食べてる人もいる。 床のタイルに足を踏み入れる。 熱い。 ・・去年もそうだったな。あの時は、希咲も一緒だった。 どうしてこうなってしまったんだろう? すると、雨が降ってきた。 「えー、雨? 泳ぐのに邪魔なんですけどー!」 奏音の言葉にドキリとする。 まるで、私の心みたいに泣いていたから。 やがて、顔に雫が落ちた。 涙なのか、雫なのか分からなかった。 短編書いてみました。 この物語は、これで完結です。見てくれた皆さん、良ければ考えてみてくださいね! 感想、よろしくお願いします!
男の決断 ~アナタだったらどうする?~
男は、えいっ!と叫んで女を海に投げ入れた。 そう、昨日のこと。男はお金に困っていた。大量の借金と家賃と食事代、電気代やガス代など。お金にはかなり困っていた。男が部屋の中で何かを探していた。そう、どこかにお金は落ちてないかを探すためなのだ。すると机と壁の間に光ったものを見つけた。 『お金だ!』と飛び付くとソレは一枚の紙切れに変わった。そこには、 『お前の彼女を海に投げ入れたら一億万円。お前の全財産を海に流せば彼女と上手くやっていける。明日までに考えろ。さもないと・・』男は焦った。どこから俺を見てるんだ。昨日彼女と、あることで喧嘩して関係が悪かったからすぐに全財産を海に捨てようと思った。でも、いま自分がしていたことはお金を探してたこと。それほど困ってるんだ。 愛をとるか?金をとるか?そういう質問を日常でされると勿論金をとるが本当に愛している人を海に投げ入れるなんて・・・。 考えもしなかったことだ。ただ、男は決めた! 今の俺には金だ、金が必要なんだ! い、一億って贅沢しなければ借金を返せる! 男は、えいっ!と叫んで女を海に投げ入れた。
星屑メロディー~私、頑張るから~
たくさんの星屑の中、私は心の中の笑顔を探した。「パパ、どうだった?私、プロの演奏家になりたい。ずっとあの景色を見ていたい。私頑張るから、応援よろしくね。」流れる涙を頬につたらせて誓う。本当なら横にいるはずの貴方に向かって。 ~2ヶ月前~ 「午前7時3分。御臨終です。」このことばを聞いたときは何がなんだか分からなかった。いつもみたいにベットに寝転がっている父。何も変わらないはずなのに全てが違う。 今、父が死んだ。原因は腎臓がんだ。本当なら、後2ヶ月は生きるはずだったのに。少し早い死だった。私は何がなんだかよく分からずにただ行われる儀式をするだけだった。 ~それから1ヶ月~ 父っ子だった私は抜け殻の様になっていた。しかし、母や友人達に心配かけまいと笑顔を取り繕って日々を過ごしていた。しかし、鋭い人には分かってしまったようだ。部活帰り「早紀、ちょっと放課後いい?」この声は担任の宏美先生だ。「はい。分かりました。」私は何も疑問を持たずに返信をしてしまった。 「早紀、最近学校楽しい?」本当は苦しくてたまらなかったが、笑顔を保って「楽しいですよ。」と答えた。しかし、意表はつかれたようだ。「嘘だ。本当は苦しいでしょ。」図星をつかれて何も言えなかった。「早紀、もう無理しなくていいの。悲しいなら泣いていいの。苦しいなら助けを求めてもいいの。」頬をつたる汗を必死に拭った。だけど、どんどん出てきて止まらなかった。汗じゃなくて涙が止まらなかった。「いいの。泣いてもいいの。苦しいなら嘆きな。」私はただ泣いた。先生の腕の中で静かに激しくただ、ただ泣いた。 しばらくして泣き終わると、先生は思い出したように言った。「早紀、こっからは私の独り言だと思って聞いてね。」私は静かにうなずくと先生はありえないことを行った。「今度の吹奏楽コンクール、ソロを早紀に任せよっかな~?実はお父さんの曲、星屑メロディーをやろうと思っていたんだよな~。」と。父は無名ながら若い頃作曲家として、何曲か吹奏楽系の曲を書いていたらしい。私は聞いたことがない。「どう?やってみる?」私は意を決して決めた。もう涙は出なかった。「はい!」私は父の形見の曲を、ソロを必死に練習した。 ~大会本番~ 舞台袖。前の学校の演奏が終わり私達は間もなく夢のステージにたとうとしている。緊張で震えている私の手を優しく力強く先生は握った。「大丈夫。お父さんに早紀のすごい演奏届けよっ。」私は強くうなずき、ステージへと向かった。 たくさんの観客の中、先生は優雅に指揮を振った。そして、私のソロ。立って、先生の方を見ると口パクで「頑張れっ。」と言ってくれていたようだった。私は優雅に優しく父に届くようにソロを吹ききった。終わった時、観客の拍手に私は包まれていた。 ~本番終了~ 私達は泣きながら手を握りあった。「先生、私やったよ。」「うん。凄かった。よくやったよ。」「先生、本当に県大会行けるよ。」「うん。また頑張ろっ。」私はふと空を見上げた。そこにはたくさんの星屑達が並んでいた。「先生はなんでこの曲を選んだんですか?」「人生ってね、本当にたくさんの事がある。それはとても苦しく儚いものかもしれない。だけど、星屑のように、嬉しいことも、悲しいこともキラキラ輝いてたくさんあるよ。って事をみんなに教えたかったからかな?」私は星屑の中、父を笑顔を探して叫んだ。「パパ、どうだった?私、プロのサックスプレイヤーになりたい。ずっとあの景色を見ていたい。私頑張るから、応援よろしくね。」後ろを向くと先生は笑顔で「届いたんじゃない?プロになるなら本気で頑張りなよ。」と私の肩を叩いて言った。 父に、空に誓う。私の未来。
雨上がりの両片思い
私は雨心(あまね)。中学生だ。ある日私は優しい人に出会った。彼の名は雪哉。受験して受かった学校で1番最初に隣になった人。人間不信気味だった私は最初は警戒していたが、その優しさにだんだん惹かれていった。ある夏の日。バス停で彼を見かけた。 「今帰り?」 「うん。雨心も?」 思いきって話しかけてみたら彼は答えてくれた。 「部活サッカー部だっけ?」 「そうだよ。小学校の頃から好きなんだ。」 彼がニコリと笑った。かっこいいな。すると、ポツリポツリと雨が降ってきた。 「あ、雨降ってきちゃったか。」 良かった。傘持ってきてて。 「そういえば俺今日傘持ってねぇや。」 「一緒に入る?」 「じゃあ。」 言ってからきづいた。これ相合い傘じゃん。でも、雪哉と微妙に距離がある。そして、少し気まずい。 「…雨止まないな。」 「うん。バスが来るまではこのままだね。ちょっと狭いかな?大丈夫?」 「うん…。」 (何で少し落ち込んでるんだろう?) その時の私はそう思っていた。やがてバスが来た。バスは混んでいたけど、2人ぶんだけ席が空いていた。そこに2人並んで座った。少しの間私達は無言になった。 「…雨心は雨、嫌い?」 「うーん。まあ、そんな好きじゃないかな。じめじめしてるし。」 彼から話しかけてくれたことに心の中で驚き喜びながら、私は答えた。 「そっか。俺は好きだよ、雨。雨降って地固まるって諺もあるし、雨上がりの空気はスッキリしているし、雨心の名前にも雨って入ってるからな。」 へぇ~ってえ!?え!? 「それってどういうk…。」 「あっ、ほら着いたぞ。」 話しているうちに駅についていたようだ。私は急いでバスを降りた。 「お、あれ!」 「うわぁ~~!綺麗だね!」 彼につられて見た先には、青空にかかるダブルレインボーがあった。 「ダブルレインボーを見ると幸せになるらしいぜ。な?雨も悪いことばかりじゃないだろ?」 「うん!」 やっぱり私は彼が大好きだ。いつか告白できるといいな。この日から、もともとあまり好きじゃなかった雨心という名前が大好きになった。 おまけ 雨心がダブルレインボーに見とれ、いつか告白しようと決めていた時。 (いつか遠回しじゃなくてハッキリと告白できるようにしよう。) 雪哉も同じくいつか告白しようと決意していた。2人が両思いだったと気づくのはまた別のお話。 あとがき 初めて真面目な恋愛の話を書きました。良かったら感想ください。面倒くさくて短くしたぶん、出来はあまり良くありませんが。
さよならの手紙
ねぇみんなは、別れの時手紙っておくりますか? 私、昨日おくったんです。名前のない人に 「ミ-ンミ-ン」 暑い夏の日、私.星野 空 私「あと少し!」 勉強をやっていた 「ブ一ン」 私「あっ、手紙きた!」 「ガチャ」 私「だれあてだろう。」 一一一一 こんにちは、 今、手紙を見ている人へ 星空池の近くにポストがあるので. 手紙をおくってください。 一一一一 私「は?」 私「手紙でもうおくってくるなってかこう!」 一一一一 あなたは、だれですか? イタズラで、手紙を書くのは、やめてください では、さようなら 空より --一一 私「ポストあった!」 私「あれ?だれかいる。」 私「あの、どうかしました?」 ?「ヴァ~」 私「キャ一」 目がない! 私「あっ!」 ドテ一ン! 私「あ、ゆめか。」 だが、私の足にきずが どうでした? ホラ一のやつも書いてみました(笑)
写真部の恋
私は高一の森田香織(かおり)。16歳。私は景色の写真を撮るのが好きであり、写真部に入った。撮る場所はいつも学校の屋上。休み時間は教室でアルバムで自分の撮った写真を見ている。~写真~私は嬉しくなった表情でいつもこの学校の屋上に向かう。そして屋上に辿り着いたら誰かがいた。私「あの、あなたもここで写真を撮るのが好きなのですか?」私は聞いてみる。男「そうだよ。ここの屋上の空の景色、結構良いよね。」私「私、写真部の森田香織と申します。1年3組です。」男「俺は2年生の司(つかさ)。2年1組だよ。これからもよろしくね。」私「はい、よろしくお願いします。あ、そうだ。同じ部活ですし景色の写真を撮りませんか?」 司「良いよ。写真部としては光栄だからね。」私は司さんに惚れた。これって……恋なのかな?私「司先輩、ありがとうございます。」私は笑顔でそう言った。~誰にも邪魔をさせない~司先輩が私の後を去って少し寂しくなった。『やっぱりこれは恋なんだ。』と思った。それで今日の休み時間も教室の中でアルバムを見る。そして、私の席の横に1人の女子が通った。女「あの子、また写真を見ているよ。(小声)」この人は結衣(ゆい)。友達は瞳子(ひとみこ)。瞳「放課後の時、いつも屋上で写真を撮ってるんだって。しかも全部同じ写真。」結衣と瞳子は2人して小声で喋る。私はこの小声には嫌だと思った。それから今日はあの司先輩はいるのかな。恋に落ちた訳なんだ。心が奪われてしまう。でも良いんだ。これは片想いなのかな?と思いながらも放課後になった。写真を撮る時間だ。思いは消えずにこのまま、進んでいく。 私は屋上の扉を開ける。開けた瞬間には司先輩はいた。 私「司先輩、今日もここにいるんですね。」司「うん。ここは俺にとっても香織さんにとっても良い景色だろ?」優しい先輩だ。 私「そうですね。私の事は森田と呼んでも良いですよ司先輩。」司先輩が好きだ。~愛は勝つ~今日もまた、放課後に屋上へ行く。 結「また屋上へ行くの?」私「え?」行こうとしたら結衣と瞳子が私の席の前に来た。結衣は私が持つカメラを取って黒板の方へと投げた。 瞳「昨日、扉からちょっと見てたんだよね。あんた司先輩の事が好きでしょ?あんたが男といるのって、調子乗ってるように見えるんだよね。」結「わたしも思う。」私の心に少し傷が付く。結「ねぇ瞳子、 買い物したりカラオケとかプリクラ撮るのが女子高生だよね?」瞳「そうだよね。」私「別にいいから」結「別にいいからじゃねぇよ。あんたが司先輩といるのはもうないんだよ。(怒)」私は結衣の一言に涙を流す。司「何してんの?」すぐそこの扉に司先輩が入ってきた。瞳「何でもありません。」司先輩は私の黒板の下に落ちているカメラを拾う。 司「このカメラ、めっちゃ良いレンズじゃん。」結「なぜ昨日はこいつと一緒に屋上にいたのですか?」司「それより人のカメラを投げるってのはないだろ。それと、俺は香織が好きなんだから近付くな。」結「は?何だよ。もう行こう。瞳子。(怒)」結衣は怒って瞳子と去った。私「いまから屋上に行きませんか?」司「うん、行こうぜ。」楽しみにしながら屋上に向かう。屋上に着いた。私「これが、私のアルバムです。」アルバムを見せる。司「めっちゃ良い写真ばっかりじゃん。」 私「さっきの事、私からも言います。前からずっと、司先輩の事が好きでした。えっと、ずっと私と一緒にいてください!!」司「俺といる方が、森田は笑顔。俺は笑顔の森田が誰よりも可愛いと思ってる。」 私「先輩って凄い優しい人だと思っています。」司「マジ?ありがとうか。」そして、司と私は幸せになるのであった。 END
手紙を出した人
Dear Tiyo いつまでもこれからも、君の隣に 言葉を失う。ううん?ええっと?どういうこと? 一瞬後、私は思う。これ、怪しい。書いた人の名前は書いてないし、筆跡から特定も出来ない。 私の思いを知らずに、綾音(あやね)が手紙を覗いて、 「これは俗に言うラブレター!」 「これはまた薔薇色な」 「ふうん。これはまた面白いね!」 文哉(ふみや)と知也(ともなり)がからかいの言葉を口にする。そして、綾音が私の手から手紙を抜き取り、三人で見せろ見せろと押し合いへし合い。 綾音が首を傾げた。 「なんで、打ち込んだのかな?ラブレターは普通なら直筆で書くもの。自らの手で筆を取り、想いを込めて一字一字綴るもの。ワープロで打ち込んだ無機質な文字だと伝わる想いも伝わらない!」 確かに。いやでも、いまどきワープロって。 「わざわざパソコンかなにかで打ち込んだってよほど正体を知られたくなかったんじゃないか?」 文哉が言う。文哉は成績優秀なのに、自分の高校生活は灰色でいいと言っている。でも、見た感じ、綾音のことが好きみたい。もちろん、恋愛的な意味でね。綾音も文哉のことが好きなのが言動の端々で窺える。 手紙は知也の手に渡っていた。じっと文面を見つめている。 知也はこの手紙をどう思っているんだろう。少しは嫉妬してくれたかな?焦ってくれたかな?知也はこんなことで嫉妬してくれるかな?まあ、書いた人が分かんないんじゃ嫉妬のしようもないか。透明人間に嫉妬してるようなものだもんね。 「千代のこと、好きなんだね、この人」 知也が少し嬉しそうに言った。 むむっ。私の謎のセンサーが反応した。 綾音が文哉に詰め寄った。 「これを書いた人、誰なのかな?文哉くん、分かる?」 「はあっ!?」 文哉が驚く。 「綾音、さすがにそれは無神経すぎる。送り主の思いも考えないと。こんなにやってるんだから相当正体を知られたくなかったんだろう」 知也も口を添えた。 「綾音さん、出したことがバレたら、この人だって恥ずかしいかったり、心外だ、迷惑だって思うんじゃない?だから、こうしてわざわざパソコンを使ってるんじゃない。しかも、名前を書いてない。それでも千代に手紙を出すなんて、よほど千代のことが好きなんじゃないの?」 知也の言葉が引っかかった。なんか、犯人の側の意見だ。言葉の端々に犯人の気持ちのようなものがうかがえる。わざわざ。名前を書いてない。普通なら、わざわざなんて言わないだろうし、名前が書かれてないと言うと思う。私の気のせいかな? 綾音がムッとした表情になる。 「犯人が分からなきゃ千代も返事が出せない」 文哉が私を見つめた。 「返事、出したい?犯人も知りたい?」 多分、文哉も犯人が分かってるんだろう。表情にその思いがのぞいている。 私も薄々、犯人が分かっている。だから、首を振った。 「ううん。綾音、ありがと」 綾音と文哉、二人は家の方向が同じ。私と知也は家の方向が同じ。二人組、別々で高校から帰る。 「あの手紙、知也でしょ?」 私に手紙を送ったのは私が好きな知也だった。 私の一歩先を歩いていた知也が振り返った。そして、笑った。 「よく分かったね。まあ、三人を騙せるか自信が無かったけど。言葉や雰囲気から分かった?」 「うん。ねえ、なんであんな手紙を出したの?もっと素直な手紙を出しても良かったのに」 一瞬の沈黙。知也が口を開いた。 「僕はなかなか人に好きって言えないんだ。だから、出した。初めは直筆で書こうと思ったし、名前も書こうとした。けど、千代はきっと教室では手紙を開かないし、トイレでも開かないだろうと思った。教室だとみんなの目が心配だし、トイレは生活じゃないし、便器に落とすかもしれないと思うだろうと考えたのさ。多分、千代は手紙を歴史研究会の部室で開く。その時に、僕の名前が書いてあったらどう思うかな?」 きっと、文哉と綾音は、 「僕に変な気を使うだろう。騒がないし、茶化しもしない。吹聴しないし、見下さない。けど、気を使う。僕は気遣われたくないし、手紙を出したことで三人との関係が変化するのが怖い。もしかしたら、千代にまで被害が及ぶかもしれない。それに……」 すごく小さな、かすれる程の声だったけど、私には確かに聞こえたら、 「僕は人を信じられない」 私は薄く笑った。知也も薄く笑った。 「ねえ。あの手紙に書いたことは事実?」 俯いて、少し恥ずかしそうに、知也は頷いた。 「うん」 私は知也の隣に行くと、知也の手を握った。温かい手だった。 知也が私を見つめた。私はかすかに笑った。 二人で歩き出した。
アリとキリギリス。私なら遊びます
厳しい冬に備えて一生懸命に働くアリに比べて... キリギリスは遊んでばかり。 そこで、ちょっと調べてみたんです。「寿命」を そうすると、キリギリスが遊ぶのもしょうがないと思ってしまいました。 アリの寿命は1~2年 キリギリスの寿命は2ヶ月程度 そうなんです。キリギリスは絶対に冬を越えることができないのです。 貴方は、越せもしない冬に備えて一生懸命に働きますか? 私なら絶対に遊んで悔いのない人生を謳歌します。 それでは、貴方はアリとキリギリスのどちらになりたいですか?
開かずの扉
「なんでだ…っ!」 押しても引いても、横にスライドしてみても。 ぴくりとも動かない扉。鍵穴やカードリーダーは無い。内側から鍵をかけるタイプのものでもない。 開けないと、なんとしてでも。 この中には。この扉の先には。 ー大切な人が、親友が、閉じ込められているのだ。 このままでは彼は死んでしまう。 「く、そ…!!」 体当たりした扉が大きな音を立てる。かなり勢いをつけたが、扉は壊れたり外れたりする様子が全くない。 なにをしても開かない扉に、苛立ちと、焦りが込み上げてくる。どうすればいいんだ、このままでは彼が…! -「ひとりにして…ひとりにしないで…ひとりにして…」 どこからともなく聞こえてくる声。これは紛れもなく彼の声だ。 ----「俺なんか生きてても何の価値もないんだよ…!俺なんかいても邪魔になるだけだ…!」 …彼が、俺に向かって放った言葉。「お前は完璧だけど、俺なんかは何も出来ない出来損ないなんだよ…」 …お前は、出来損ないなんかじゃない、いいところも沢山ある。俺も完璧じゃないんだ。そう伝えたかった、 わかってほしかった。 だけど。 結局彼に優しく寄り添ううことが出来なかった。彼を止めるのに精一杯で、どうにかしようと焦って頑張っても、 かえって彼を傷つけてしまった。 彼の事を考えて行動した気でいた、「自分勝手」だった。 この開かない扉を、無理やり開けようとするのではなく、 優しくノックして、そっと待っているべきだった。 ーコンコンッ 「……ごめんな。‥‥もう無理は言わないから。ひとりにしないから。」 -今度こそは優しくノックして。
夜道の人魂さん(感想、お待ちしてます☆)
こんにちは、あおねこです! 感想、お待ちしてます☆ 私の友達は噂好きだ。 「千尋、こんな噂知ってる?」 「なに?」 「‘夜道の人魂さん’」 「なにそれ?」 友達の彩乃は言った。 「夜道、一人で歩いていると青白いは人魂が現れるの。それで、歩いている人の魂を抜き取っちゃうんだって…!」 「でも、嘘でしょ?」 私がそう言うと、彩乃は意味深に微笑んだ。 多分、ただの虚構。 存在する訳がない。 その日の夜道。 私は習い事の帰り、人のいない道を歩いていた。 その時、後ろに気配がしたので振り返ると、何もいなかった。 (なんなの…?) その夜は、魂を取られることもなかった。 翌日。 「昨日、なんか気配がしたんだよね…」 「ふーん…」 「彩乃?」 「ううん、何でもない。どうしたの、千尋」 私は首を振る。 「大丈夫、気にしないで」 彩乃、どうも変だな。 一週間後の夜。 その時も私は一人で夜道を歩いていた。 (また先週みたいにならないよね?) ゾワッ。 後ろに、何かいる。 なんで? 振り向きたくない。 でも振り向いてしまう。 「だれ!?」 振り向くと、青白い人魂。 「ひっ…」 「みーつけた…」 「え?」 彩乃の声が響いた。 ジュッ…と人魂が揺らめいて、人の姿に変わる。 「嘘、彩乃?」 「ふふ、驚いた?」 「なんで?どういうこと!?」 彩乃は笑った。 「私が‘人魂さん’の正体なの。 千尋、今まで騙しててごめんね」 「は!?私を、殺すの?」 「彼岸に行こ?一緒に。二人なら怖くないでしょ? 待ってたんだよ」 「いやっ!彩乃!!」 千尋の悲鳴を残し、人魂と千尋は消えていった。 その後、此岸では千尋と彩乃の存在は消えていたという。 人魂さんの正体は、彩乃さんだったんですね。 あなたの身近にも、人間でないものが混じっているかも知れませんよ? なにせ、これを読めるのはあなたの様な霊力のある人間だけなのですから。 霊力の高い人間の側には怪異が寄りつくというでしょう? 怪異たちは、あなたを舌舐めずりしてずっと見つめているのです… ふふ、時間になってしまいましたね。 それでは、失礼。 完
これは、どこにでもあるラブストーリー
私は細川 奈美、中学2年。谷川 謙太という好きな人がいる。彼は私と同学年 はっきり言って、私は自分が嫌いだ。何かあったらすぐに姉の細川 愛由美に八つ当たりするし、姉と違って短気な性格。んで、何か言いたいことがあったらハッキリ!バシッと!いうタイプ。 こんな性格で…もう、自分が嫌になってくる。 陰口も言われまくり、まさに小さい頃達の反面教師。 今日は恋を諦めたくて、思い切って告白する。どうせ、フラれるんだろうな 「なあ谷川、今日屋上来いよ。来なかったら…」 また、正直に言えなかった。もっとお姉ちゃんみたいにできたらな… 「ああうん、分かった」 やっぱり謙太くんは優しいなぁ… ヒソヒソ ヒソヒソ 陰口だ。また。 放課後になった。 私は屋上へと続く階段を、今歩いている。 心臓がうるさい… ドアを開けると、謙太くんがいた。 「あのさ…」 お願い私、告白の時だけはちゃんとっ…… 「私、あんたの事好きなんだよね」 「え?」 ああ、スッキリした。もうこれで… 「だからさ、付き合って欲しいの」 ……え?何言ってるの?私 「?」 ほら、謙太くんだって変な顔してる… 「どうせ私は姉貴と違って頭良くないし優しくないし、女の子って感じもしなくてただの害虫で___」 もういいや、自分の言いたいことを言えば。この際嫌われたって… 「本当、かわいい」 え? 「そうやって自分が1番傷ついていたんだよね。自分の気持ちをうまく伝える事ができなかったんだよね。俺は、そういう人をそっと抱きしめてあげたい。頑張ってるねって。」 ということは… 「ということは…?」 「はい、よろしくお願いします。」 あれ、これ逆じゃない? 「ふふっ…」 「あはっ…」 「「あはははは___」」 「なんでっ…笑うんだよ」 「そっちこそ…あはっ…」 楽しい。とっても。 「だって、恥ずかしいしおかしいし…」 「俺も。もうすこし、このままでいようか」 そう謙太は言ってくれる。嬉しい…でも、キャーハズカシー 「うん!」 「…ねぇ、謙太って言って良い?」 「いいよ。じゃあ俺も、奈美って呼んでいいかな?」 嬉しい 「うん!もちろん!」 この性格は絶対直さないといけないって、分かってる。でも、もう少しだけ…もう少しだけこんな性格でいいかな。 本当ドキドキした…でも、楽しかったぁ… 「ただいまー、くそ姉貴ー!」 「だーれがくそ姉貴だってぇっぇぇ?!」 …やっぱり、直ぐに直さなきゃな… END ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ここまで呼んでくださり、ありがとうございました! 感想やアドバイスなどありましたら、コメントお願いします!
看護師の眼
ある病院にて。私は弱っていた。 呼吸を止めまいと、口を必死に動かす。 医者は告げた。「あなたはもう、長くない。」 看護師さんは私を見下ろす。 医者に届かない細い声で、可哀想にと。 「可哀想に。」 そんな言葉を、病人を哀れな目で見る奴に言われると腹が立った。 弱々しい奴を見る目で見られるとみじめに思えた。 動かしていた口元を食いしばって、なにがなんでも生きてやる。そう思った。 一年後。 死んだ方が楽になるんじゃないかと思っていた、1月の朝。 私の息が雪の音を乱してゆく。 するとガラッと扉が開き看護師が入ってきた。一年ぶりにみる冷血な顔。慌てて目をこすり彼女をにらんだ。 自分に「はい、生きます」と心の中で敬礼した。 その後も一年ごとに彼女は入ってきて私を見下ろす。そのたびに死んだ方がいいのではという思いが消えてゆく。 20年が経ち私は最期を迎えようとしていた。意識がもうろうとする中彼女はこう言った。「入ってくるたびにあなたは生きようとしましたね。扱いやすかったです」 私は閉じかけの目を見開いた。 彼女はまた私を見下ろした。 でもその眼には大粒の涙が光っていた。
いいんだよ。
「大丈夫?」 って聞かれると 「大丈夫」 っていっちゃうよね 本当は、駄目なのに。つらいのに。 いいんだよ。泣いても。 声をひそめてでも、大声を出してもいい。 つらい、かなしい。 わかるよ。 ひとりのときは、強がらなくていい。 いいんだよ。泣いても、ふてくされても。 誰も、いないし、見ていないから。 見ているのは、自分だけだから。 いいんだよ。 魔法の言葉。 いいんだよ。 いいじゃない。 見ているのは、自分だけ。 おもいっきり、泣いていいんだよ。 でも、別に無理して泣かなくてもいい。 そんなときは、笑って 。 作者のキラキラです。 強がっちゃうとき、本当は嫌なのに、気を使って言えなかったりすることありませんか? 泣くのも、笑うのもすきなほうで、いいんです。 ありがとうございました。
君を救うヒーロー
君には生きて欲しい。死を意識して『生きる』といった実感が湧く。 僕は君のヒーローになりたい。君の人生を必ず救うから。 誰かにならないで。君は君のままで人生を楽しんで欲しいから。そして 強くなって欲しい。些細な事の中で君の強さはあると信じている。 僕は君の夢を一緒に生きたい。君が精一杯笑顔で最後まで生きる事、それが僕と君の夢。笑っている奴がいちばん強いから。いま君と見ている夢は何よりも輝かしい夢だから。忘れないで。君が悲しむと僕も悲しむ。それでは良くないと思っているから生きたいんだろ? 生きる勇気を持って。それが勇気を出すたったひとつの方法だから。 何のために夢を見て生きているのか、君には生きてる価値がある。 君は今までに 痛みを抱いてきた。 同時に悲しみを抱いた。 笑いたい時は笑えば良い。それが素晴らしいんだよ。過去の自分が、 いまの自分を作る。希望の未来を照らす。未来は君のためにある。 許されない過去は変えられない。だが、君の涙の意味は僕だけに分かる。(他人)「大丈夫?」君「大丈夫だよ。」でも君の心の中では 「助けて」や「大丈夫じゃないの」誰かに助けを求めている意味。理由でもあるんだ。僕は苦しむ君を、放っておく訳にはいかない。君を信じる限りね。精一杯生きている君は誰よりも凄いよ。命より大切な存在なんてない。~作者からのメッセージ~ こんにちはヽ(^0^)ノれいなです!!わたしの作品、「君を救うヒーロー」を読んでどう思いましたか?では、みなさんのたくさんのコメントを待っています☆ END