はじまりの深夜列車(暇があったら読んでね!)
主人公 浅井姫巫 ♀ 一人称:姫巫
小六。五つ子の次女
今、深夜零時になった。
姫巫は友達の家から電車で帰ってきている。
終わったのは6時半とかだったんだけど…
遠くに転校しちゃった友達だから、帰るのに二時間や三時間はかかるだろう。
いや、でも、6時半にお開きになってすぐ近くの駅で帰りの電車に乗ったのに、何で日を越したんだろう。
今、家の最寄の駅の隣を通り過ぎた。
次だ!
姫巫はイスから立ち、開くドアの方に行った。
姫巫は五つ子の次女。
今日は五つ子で友達の家に遊びに行った。
長女は煌乃。妹たちを纏めてくれる、良きお姉ちゃん。
三女は綾美。五人で一番頭が良い。
四女は紫歩。大人っぽい。
五女は優嬉。天然で可愛い妹系。
お互い仲が超良くて、ケンカをしたことがない。
ここ、キラキラ市は子供だけでお出掛けがOK。
危ない!って思うでしょ。
小学五年生からはOKなの。
姫巫たちは小六だから、OKって訳。
もう五人ともケータイ持ってるし、五人だから大丈夫。
って言ってる間に、もうキラキラ駅を通り越した!
「えっ!」
「ちょ、私見てくる!」
煌乃が長女として見に行ってくれることに。
でも、結局五人で行くことになった。
あれ、ブラインドというかカーテンがあって姿が見られない。
五回、一人一回ずつノックしてみたけど返事はない。
とかをやっている間に、駅に着いた。
ここは『きらり駅』。
キラキラ市は煌県。
だけど、そもそも煌駅なんて無いし、平仮名で表記するのはおかしいと思う。
「降りるべきかな?」
「どうだろう…」
「でも、もう停車しないかもよ。この駅とキラキラ駅は近いし、歩けば10分足らずだから。降りよ」
優嬉が勧めてきた。
煌乃は頷き、
降りることを決意した。
乗客は姫巫たちの他に五人くらいいるけど、みんな寝ている。
「降りちゃったよ」
無人駅だ。
真っ暗だけど、『きらり駅』と書かれた屋根に吊るされた看板(読者様、お願いです理解してくださいマシ)は読むことができる。
看板には蔦が絡まっているし、その上ランプなども付いていない事を考えると、本当に無人で管理人がいない事が分かる。
今この瞬間にたまたま誰もいなかっただけじゃなく。
周りには本当に何もない。
草原や、山が見えているだけ。
空は雲が掛かり、真っ赤になっている。
CGの世界のよう。
「これさぁ、CGでしょ」
「だよね」
綾美が気付いた。
「とりあえず歩かない?」
そうだね。歩かなきゃ始まらないもの。
駅を出て、キラキラ市方面に歩き始める。
本当に何もない…
民家の気配は愚か、人の気配すら感じられない。
キラキラ市の近くにこんな場所あったかな?
「走ろ」
紫歩の発言により、走ることになった。
五分ほどキラキラ市方面に走るが、全くその気配は感じられない。怖い。
「トンネルがある…」
五盧トンネルと書いてある。
トンネルを抜けたあと、竹やぶを抜け、湖の周りを歩き、橋を渡り…
何だかんだして、もう深夜一時。
すると、向こうの方に誰か立っている。
暗くてよく分からない。
こんな時間に、しかも山奥に何をするんだろう?
でも、向こうも多分そう思っているだろう。
何でこんな時間に子供がいるの?って。
まぁ、それは良いとして。
「おーい」
!!!!!!!
声を掛けてきた!
「何してんの?」
いや、こっちのセリフよ!
「子供だけで」
男の人だな。
「どうする?言う?」
と、煌乃。
「良いよ、言わなくて」
と、綾美。
「うん、だね」
と、紫歩。
「いや、でも!」
と、優嬉。
「良い人かも知れないじゃん!」
「優嬉って本当にいつでもポジティブだね」
綾美が心配そうな顔をする。
「でも、その逆のパターンも考えて」
煌乃が言う。
「悪い人かも知れないよ。どうする?」
そうだね。そっちの可能性の方が高いよね。
「言わなくて良いよ」
最終的にそうなった。
「あなたには関係無いでしょ。こっちの話」
綾美が強気の口調でそいつに言った。
「逃げよ」
煌乃は顔を険しくしてそう言った。
ダッ!
ダッシュで逃げた。
何分走ったんだろう。
もう、一時間はたっているだろう。
けれど、駅は見えない。
明らかに駅の方面に向かっているのに。
ダメだ。もう走れない。
その時!
何者かが姫巫たち五人を抱き、サッと宙に浮く。
「!!!!!!!」
「っ」
煌乃と綾美が絶句する。
誰?顔を見る。
分からないな。
その七年後に戻ってくることができた。
どうでしたか?感想をください!
ではでは! 篠呉さん、猫妖精組大好きリアンさん(千葉・11さい)からの相談
とうこう日:2020年7月4日みんなの答え:1件
小六。五つ子の次女
今、深夜零時になった。
姫巫は友達の家から電車で帰ってきている。
終わったのは6時半とかだったんだけど…
遠くに転校しちゃった友達だから、帰るのに二時間や三時間はかかるだろう。
いや、でも、6時半にお開きになってすぐ近くの駅で帰りの電車に乗ったのに、何で日を越したんだろう。
今、家の最寄の駅の隣を通り過ぎた。
次だ!
姫巫はイスから立ち、開くドアの方に行った。
姫巫は五つ子の次女。
今日は五つ子で友達の家に遊びに行った。
長女は煌乃。妹たちを纏めてくれる、良きお姉ちゃん。
三女は綾美。五人で一番頭が良い。
四女は紫歩。大人っぽい。
五女は優嬉。天然で可愛い妹系。
お互い仲が超良くて、ケンカをしたことがない。
ここ、キラキラ市は子供だけでお出掛けがOK。
危ない!って思うでしょ。
小学五年生からはOKなの。
姫巫たちは小六だから、OKって訳。
もう五人ともケータイ持ってるし、五人だから大丈夫。
って言ってる間に、もうキラキラ駅を通り越した!
「えっ!」
「ちょ、私見てくる!」
煌乃が長女として見に行ってくれることに。
でも、結局五人で行くことになった。
あれ、ブラインドというかカーテンがあって姿が見られない。
五回、一人一回ずつノックしてみたけど返事はない。
とかをやっている間に、駅に着いた。
ここは『きらり駅』。
キラキラ市は煌県。
だけど、そもそも煌駅なんて無いし、平仮名で表記するのはおかしいと思う。
「降りるべきかな?」
「どうだろう…」
「でも、もう停車しないかもよ。この駅とキラキラ駅は近いし、歩けば10分足らずだから。降りよ」
優嬉が勧めてきた。
煌乃は頷き、
降りることを決意した。
乗客は姫巫たちの他に五人くらいいるけど、みんな寝ている。
「降りちゃったよ」
無人駅だ。
真っ暗だけど、『きらり駅』と書かれた屋根に吊るされた看板(読者様、お願いです理解してくださいマシ)は読むことができる。
看板には蔦が絡まっているし、その上ランプなども付いていない事を考えると、本当に無人で管理人がいない事が分かる。
今この瞬間にたまたま誰もいなかっただけじゃなく。
周りには本当に何もない。
草原や、山が見えているだけ。
空は雲が掛かり、真っ赤になっている。
CGの世界のよう。
「これさぁ、CGでしょ」
「だよね」
綾美が気付いた。
「とりあえず歩かない?」
そうだね。歩かなきゃ始まらないもの。
駅を出て、キラキラ市方面に歩き始める。
本当に何もない…
民家の気配は愚か、人の気配すら感じられない。
キラキラ市の近くにこんな場所あったかな?
「走ろ」
紫歩の発言により、走ることになった。
五分ほどキラキラ市方面に走るが、全くその気配は感じられない。怖い。
「トンネルがある…」
五盧トンネルと書いてある。
トンネルを抜けたあと、竹やぶを抜け、湖の周りを歩き、橋を渡り…
何だかんだして、もう深夜一時。
すると、向こうの方に誰か立っている。
暗くてよく分からない。
こんな時間に、しかも山奥に何をするんだろう?
でも、向こうも多分そう思っているだろう。
何でこんな時間に子供がいるの?って。
まぁ、それは良いとして。
「おーい」
!!!!!!!
声を掛けてきた!
「何してんの?」
いや、こっちのセリフよ!
「子供だけで」
男の人だな。
「どうする?言う?」
と、煌乃。
「良いよ、言わなくて」
と、綾美。
「うん、だね」
と、紫歩。
「いや、でも!」
と、優嬉。
「良い人かも知れないじゃん!」
「優嬉って本当にいつでもポジティブだね」
綾美が心配そうな顔をする。
「でも、その逆のパターンも考えて」
煌乃が言う。
「悪い人かも知れないよ。どうする?」
そうだね。そっちの可能性の方が高いよね。
「言わなくて良いよ」
最終的にそうなった。
「あなたには関係無いでしょ。こっちの話」
綾美が強気の口調でそいつに言った。
「逃げよ」
煌乃は顔を険しくしてそう言った。
ダッ!
ダッシュで逃げた。
何分走ったんだろう。
もう、一時間はたっているだろう。
けれど、駅は見えない。
明らかに駅の方面に向かっているのに。
ダメだ。もう走れない。
その時!
何者かが姫巫たち五人を抱き、サッと宙に浮く。
「!!!!!!!」
「っ」
煌乃と綾美が絶句する。
誰?顔を見る。
分からないな。
その七年後に戻ってくることができた。
どうでしたか?感想をください!
ではでは! 篠呉さん、猫妖精組大好きリアンさん(千葉・11さい)からの相談
とうこう日:2020年7月4日みんなの答え:1件
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お?面白くなってる! リアン(すまん呼び捨て+略す)!
オレだ!
分かるだろ!
ほらオレだ!(詐欺ではありません)
口悪くてごめんな。
今回はカップル系ではなく五つ子編すか!
面白いですぞ!
しかも七年後に戻ってこれた…
って、じゃあ七年間どうだったんだよ!
って読者をドキドキさせることができていてすごい!
次も何か小説を投稿したなら、その時もまた言ってくれよな。
by土方くん哀愁のテーマ 土方くん哀愁のテーマさん(宮城・15さい)からの答え
とうこう日:2020年7月5日
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