星屑メロディー~私、頑張るから~
たくさんの星屑の中、私は心の中の笑顔を探した。「パパ、どうだった?私、プロの演奏家になりたい。ずっとあの景色を見ていたい。私頑張るから、応援よろしくね。」流れる涙を頬につたらせて誓う。本当なら横にいるはずの貴方に向かって。
~2ヶ月前~
「午前7時3分。御臨終です。」このことばを聞いたときは何がなんだか分からなかった。いつもみたいにベットに寝転がっている父。何も変わらないはずなのに全てが違う。
今、父が死んだ。原因は腎臓がんだ。本当なら、後2ヶ月は生きるはずだったのに。少し早い死だった。私は何がなんだかよく分からずにただ行われる儀式をするだけだった。
~それから1ヶ月~
父っ子だった私は抜け殻の様になっていた。しかし、母や友人達に心配かけまいと笑顔を取り繕って日々を過ごしていた。しかし、鋭い人には分かってしまったようだ。部活帰り「早紀、ちょっと放課後いい?」この声は担任の宏美先生だ。「はい。分かりました。」私は何も疑問を持たずに返信をしてしまった。
「早紀、最近学校楽しい?」本当は苦しくてたまらなかったが、笑顔を保って「楽しいですよ。」と答えた。しかし、意表はつかれたようだ。「嘘だ。本当は苦しいでしょ。」図星をつかれて何も言えなかった。「早紀、もう無理しなくていいの。悲しいなら泣いていいの。苦しいなら助けを求めてもいいの。」頬をつたる汗を必死に拭った。だけど、どんどん出てきて止まらなかった。汗じゃなくて涙が止まらなかった。「いいの。泣いてもいいの。苦しいなら嘆きな。」私はただ泣いた。先生の腕の中で静かに激しくただ、ただ泣いた。
しばらくして泣き終わると、先生は思い出したように言った。「早紀、こっからは私の独り言だと思って聞いてね。」私は静かにうなずくと先生はありえないことを行った。「今度の吹奏楽コンクール、ソロを早紀に任せよっかな~?実はお父さんの曲、星屑メロディーをやろうと思っていたんだよな~。」と。父は無名ながら若い頃作曲家として、何曲か吹奏楽系の曲を書いていたらしい。私は聞いたことがない。「どう?やってみる?」私は意を決して決めた。もう涙は出なかった。「はい!」私は父の形見の曲を、ソロを必死に練習した。
~大会本番~
舞台袖。前の学校の演奏が終わり私達は間もなく夢のステージにたとうとしている。緊張で震えている私の手を優しく力強く先生は握った。「大丈夫。お父さんに早紀のすごい演奏届けよっ。」私は強くうなずき、ステージへと向かった。
たくさんの観客の中、先生は優雅に指揮を振った。そして、私のソロ。立って、先生の方を見ると口パクで「頑張れっ。」と言ってくれていたようだった。私は優雅に優しく父に届くようにソロを吹ききった。終わった時、観客の拍手に私は包まれていた。
~本番終了~
私達は泣きながら手を握りあった。「先生、私やったよ。」「うん。凄かった。よくやったよ。」「先生、本当に県大会行けるよ。」「うん。また頑張ろっ。」私はふと空を見上げた。そこにはたくさんの星屑達が並んでいた。「先生はなんでこの曲を選んだんですか?」「人生ってね、本当にたくさんの事がある。それはとても苦しく儚いものかもしれない。だけど、星屑のように、嬉しいことも、悲しいこともキラキラ輝いてたくさんあるよ。って事をみんなに教えたかったからかな?」私は星屑の中、父を笑顔を探して叫んだ。「パパ、どうだった?私、プロのサックスプレイヤーになりたい。ずっとあの景色を見ていたい。私頑張るから、応援よろしくね。」後ろを向くと先生は笑顔で「届いたんじゃない?プロになるなら本気で頑張りなよ。」と私の肩を叩いて言った。
父に、空に誓う。私の未来。 シーネットルさん(愛知・14さい)からの相談
とうこう日:2020年7月12日みんなの答え:0件
~2ヶ月前~
「午前7時3分。御臨終です。」このことばを聞いたときは何がなんだか分からなかった。いつもみたいにベットに寝転がっている父。何も変わらないはずなのに全てが違う。
今、父が死んだ。原因は腎臓がんだ。本当なら、後2ヶ月は生きるはずだったのに。少し早い死だった。私は何がなんだかよく分からずにただ行われる儀式をするだけだった。
~それから1ヶ月~
父っ子だった私は抜け殻の様になっていた。しかし、母や友人達に心配かけまいと笑顔を取り繕って日々を過ごしていた。しかし、鋭い人には分かってしまったようだ。部活帰り「早紀、ちょっと放課後いい?」この声は担任の宏美先生だ。「はい。分かりました。」私は何も疑問を持たずに返信をしてしまった。
「早紀、最近学校楽しい?」本当は苦しくてたまらなかったが、笑顔を保って「楽しいですよ。」と答えた。しかし、意表はつかれたようだ。「嘘だ。本当は苦しいでしょ。」図星をつかれて何も言えなかった。「早紀、もう無理しなくていいの。悲しいなら泣いていいの。苦しいなら助けを求めてもいいの。」頬をつたる汗を必死に拭った。だけど、どんどん出てきて止まらなかった。汗じゃなくて涙が止まらなかった。「いいの。泣いてもいいの。苦しいなら嘆きな。」私はただ泣いた。先生の腕の中で静かに激しくただ、ただ泣いた。
しばらくして泣き終わると、先生は思い出したように言った。「早紀、こっからは私の独り言だと思って聞いてね。」私は静かにうなずくと先生はありえないことを行った。「今度の吹奏楽コンクール、ソロを早紀に任せよっかな~?実はお父さんの曲、星屑メロディーをやろうと思っていたんだよな~。」と。父は無名ながら若い頃作曲家として、何曲か吹奏楽系の曲を書いていたらしい。私は聞いたことがない。「どう?やってみる?」私は意を決して決めた。もう涙は出なかった。「はい!」私は父の形見の曲を、ソロを必死に練習した。
~大会本番~
舞台袖。前の学校の演奏が終わり私達は間もなく夢のステージにたとうとしている。緊張で震えている私の手を優しく力強く先生は握った。「大丈夫。お父さんに早紀のすごい演奏届けよっ。」私は強くうなずき、ステージへと向かった。
たくさんの観客の中、先生は優雅に指揮を振った。そして、私のソロ。立って、先生の方を見ると口パクで「頑張れっ。」と言ってくれていたようだった。私は優雅に優しく父に届くようにソロを吹ききった。終わった時、観客の拍手に私は包まれていた。
~本番終了~
私達は泣きながら手を握りあった。「先生、私やったよ。」「うん。凄かった。よくやったよ。」「先生、本当に県大会行けるよ。」「うん。また頑張ろっ。」私はふと空を見上げた。そこにはたくさんの星屑達が並んでいた。「先生はなんでこの曲を選んだんですか?」「人生ってね、本当にたくさんの事がある。それはとても苦しく儚いものかもしれない。だけど、星屑のように、嬉しいことも、悲しいこともキラキラ輝いてたくさんあるよ。って事をみんなに教えたかったからかな?」私は星屑の中、父を笑顔を探して叫んだ。「パパ、どうだった?私、プロのサックスプレイヤーになりたい。ずっとあの景色を見ていたい。私頑張るから、応援よろしくね。」後ろを向くと先生は笑顔で「届いたんじゃない?プロになるなら本気で頑張りなよ。」と私の肩を叩いて言った。
父に、空に誓う。私の未来。 シーネットルさん(愛知・14さい)からの相談
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