ホントノキモチ
お待たせしました!(?)柚実の友達の蓮華ちゃんのお話です!
あー、失恋確定。
小5の夏、わたしは気づいてしまった。
私の好きな人─七瀬櫂斗(ななせかいと)先輩と、
私の親友で櫂斗先輩の義妹─七瀬柚実(ななせゆみ)、
従兄弟の咲原菊真(さきばらきくま)と私の四人で夏祭りに出掛けたとき、柚実と櫂斗先輩の目には、おなじ「大好き」が光っていたことに。
私は櫂斗先輩を諦めた。そうせざるを得なかった。不毛な恋はしたくなかった。
そして私はその恋を引きずったまま、新しい恋はできずに、中2になった。
放課後、下校しようとした時に
「咲山、ちょっといいか?」
先生が話しかけてきた。
「はい、なんですか?」
「お前、生徒会室行く途中か?」
「はい。それ持っていきますか?」
ホントは違う。今日は早帰りだから早く帰りたいのに。
「さすが、理解が早いな副会長!頼んでもいいか?」
「はい、もちろん!」
「よろしくな」ドサッと荷物が無造作におかれる。
はあー、やっぱあの先生、生徒会役員のこと便利屋かなんかと思ってない?ホントめんど…てか、重ッ
生徒会室までが遠い!
私がよろけながら歩き出すと、荷物を取りあげられる。
「え?!」
「うわ、重っ、あいつこんなの女子に持たせてたのかよ。あり得ねー」
そう言ったのは、小学校からの友達で男子副会長の春山陽那登(はるやまひなと)。
「ちょ、陽那登!それは私の…」
「いや、俺も副会長だし、俺が持ってく。」
「あー、さんきゅ…」
私が言うと、手をヒラヒラ振りながら階段を降りていく。ボーッとしてたら、後ろから急に抱きつかれる。
「うひゃあ?!」
「先輩ーやっぱお似合いじゃないですかー。付き合えばいいのにー!」
そういってきたのは書記の宇和香苗(うわかなえ)ちゃん、一年。
「香苗ちゃんやめてよ!そんなんじゃないって。」
「えー!でもラブ臭が…!」
「そんなことより、香苗ちゃんと笠音君はどうなのよ?」
話題をそらすため、前から噂になっていた会計の涼川笠音(すずかわかさね)君との話を持ち出す。
「あ、付き合い始めました。私から告白して。」
「え?」
「付き合ってるんです。女子から告るのもアリですよ?告白しましょうよ!」
「だから、私と陽那登はそんな関係じゃない!」
「えー」香苗ちゃんが呟いた。
私が生徒会室に入ると、陽那登は机に座り音楽を聴いていた。日があたり、きれいな黒髪が艶めいている。
綺麗…格好いい。胸がとくんと鳴る。って何考えてんの?私!
「にもつありがと。。」
「それいいに来たの?」
「うん。ねえ、何聞いてるの?」
「聞く?」そういうと、イヤホンを片方渡してくる。私も陽那登の横に座る。
やっぱりここがいい。落ち着く。なんて考えてたら、温かくてうとうとしてきた。寝ないように頑張ってたら陽那登がポンと頭に手をおいて
「寝ていいんだよ?いつも頑張ってるし。」この天然タラシが。
「じゃあお言葉に甘えて。」私は眠りについた。
「ん…」私は目を開ける。
馴染みのない天井、でも落ち着く匂い。なんの匂い…?
そこまで考えたところで思い出した。ベットから起き上がる。
「ん、起きた?」
「陽那登!ここは?」
「俺の部屋。蓮華の親も俺の親も許可出したから、今日は泊まっていき?」
「いや、でも…」
「こんな時間に女の子一人では帰せないし、俺が嫌だから。」
強い眼差しに勝てずに頷く。
「うん、じゃあごはん食べよ。」
優しく笑い陽那登が言った。
美味しいご飯とお風呂に着替えまで。至れり尽くせりだった。
そして夜
「蓮華はベットで寝な。俺はソファで寝るから」
「いや、駄目だよ!ここまでして貰ったし、私がソファで!」
「んー…じゃあ一緒に寝る?」
一瞬、思考停止。
「は?何言って…一緒に寝る?!」
パニクる私を見て、陽那登は笑う。
「何考えてんの?やーらし。」
「いや、一緒にって普通は!」
「なら、俺がソファで寝るから。」
「…うん…わかった。」
「それでよし。じゃあ、おやすみ」
そう言って部屋を出ていった。ほどなくして、私も眠りについた。
おうちお泊まり事件から4日。
陽那登は私をお姫様抱っこして家まで連れてったらしく、それを見てた生徒がバッチリ噂を広めた。
陽那登は女子に囲まれ、咲山さんと付き合わないでーとか言われてる。
そのとき、私は女子に囲まれた陽那登をみるのが嫌になった。
私は気づいた。陽那登が好きだと。先輩との失恋から恋ができなかったのは、陽那登のことが好きだったからだと。
すきだよ。そんな想いが先行し、思わず叫ぶ。
「陽那登!私、陽那登のことが!」
そこまで言うと、陽那登にキスをされる。注目が集まる。顔が赤くなる。
「ごめん、俺から言おうと思ってたけど、先越されちゃった」
「それって…?」
「俺も好きってこと。」 よいちどりさん(愛知・13さい)からの相談
とうこう日:2020年7月12日みんなの答え:3件
あー、失恋確定。
小5の夏、わたしは気づいてしまった。
私の好きな人─七瀬櫂斗(ななせかいと)先輩と、
私の親友で櫂斗先輩の義妹─七瀬柚実(ななせゆみ)、
従兄弟の咲原菊真(さきばらきくま)と私の四人で夏祭りに出掛けたとき、柚実と櫂斗先輩の目には、おなじ「大好き」が光っていたことに。
私は櫂斗先輩を諦めた。そうせざるを得なかった。不毛な恋はしたくなかった。
そして私はその恋を引きずったまま、新しい恋はできずに、中2になった。
放課後、下校しようとした時に
「咲山、ちょっといいか?」
先生が話しかけてきた。
「はい、なんですか?」
「お前、生徒会室行く途中か?」
「はい。それ持っていきますか?」
ホントは違う。今日は早帰りだから早く帰りたいのに。
「さすが、理解が早いな副会長!頼んでもいいか?」
「はい、もちろん!」
「よろしくな」ドサッと荷物が無造作におかれる。
はあー、やっぱあの先生、生徒会役員のこと便利屋かなんかと思ってない?ホントめんど…てか、重ッ
生徒会室までが遠い!
私がよろけながら歩き出すと、荷物を取りあげられる。
「え?!」
「うわ、重っ、あいつこんなの女子に持たせてたのかよ。あり得ねー」
そう言ったのは、小学校からの友達で男子副会長の春山陽那登(はるやまひなと)。
「ちょ、陽那登!それは私の…」
「いや、俺も副会長だし、俺が持ってく。」
「あー、さんきゅ…」
私が言うと、手をヒラヒラ振りながら階段を降りていく。ボーッとしてたら、後ろから急に抱きつかれる。
「うひゃあ?!」
「先輩ーやっぱお似合いじゃないですかー。付き合えばいいのにー!」
そういってきたのは書記の宇和香苗(うわかなえ)ちゃん、一年。
「香苗ちゃんやめてよ!そんなんじゃないって。」
「えー!でもラブ臭が…!」
「そんなことより、香苗ちゃんと笠音君はどうなのよ?」
話題をそらすため、前から噂になっていた会計の涼川笠音(すずかわかさね)君との話を持ち出す。
「あ、付き合い始めました。私から告白して。」
「え?」
「付き合ってるんです。女子から告るのもアリですよ?告白しましょうよ!」
「だから、私と陽那登はそんな関係じゃない!」
「えー」香苗ちゃんが呟いた。
私が生徒会室に入ると、陽那登は机に座り音楽を聴いていた。日があたり、きれいな黒髪が艶めいている。
綺麗…格好いい。胸がとくんと鳴る。って何考えてんの?私!
「にもつありがと。。」
「それいいに来たの?」
「うん。ねえ、何聞いてるの?」
「聞く?」そういうと、イヤホンを片方渡してくる。私も陽那登の横に座る。
やっぱりここがいい。落ち着く。なんて考えてたら、温かくてうとうとしてきた。寝ないように頑張ってたら陽那登がポンと頭に手をおいて
「寝ていいんだよ?いつも頑張ってるし。」この天然タラシが。
「じゃあお言葉に甘えて。」私は眠りについた。
「ん…」私は目を開ける。
馴染みのない天井、でも落ち着く匂い。なんの匂い…?
そこまで考えたところで思い出した。ベットから起き上がる。
「ん、起きた?」
「陽那登!ここは?」
「俺の部屋。蓮華の親も俺の親も許可出したから、今日は泊まっていき?」
「いや、でも…」
「こんな時間に女の子一人では帰せないし、俺が嫌だから。」
強い眼差しに勝てずに頷く。
「うん、じゃあごはん食べよ。」
優しく笑い陽那登が言った。
美味しいご飯とお風呂に着替えまで。至れり尽くせりだった。
そして夜
「蓮華はベットで寝な。俺はソファで寝るから」
「いや、駄目だよ!ここまでして貰ったし、私がソファで!」
「んー…じゃあ一緒に寝る?」
一瞬、思考停止。
「は?何言って…一緒に寝る?!」
パニクる私を見て、陽那登は笑う。
「何考えてんの?やーらし。」
「いや、一緒にって普通は!」
「なら、俺がソファで寝るから。」
「…うん…わかった。」
「それでよし。じゃあ、おやすみ」
そう言って部屋を出ていった。ほどなくして、私も眠りについた。
おうちお泊まり事件から4日。
陽那登は私をお姫様抱っこして家まで連れてったらしく、それを見てた生徒がバッチリ噂を広めた。
陽那登は女子に囲まれ、咲山さんと付き合わないでーとか言われてる。
そのとき、私は女子に囲まれた陽那登をみるのが嫌になった。
私は気づいた。陽那登が好きだと。先輩との失恋から恋ができなかったのは、陽那登のことが好きだったからだと。
すきだよ。そんな想いが先行し、思わず叫ぶ。
「陽那登!私、陽那登のことが!」
そこまで言うと、陽那登にキスをされる。注目が集まる。顔が赤くなる。
「ごめん、俺から言おうと思ってたけど、先越されちゃった」
「それって…?」
「俺も好きってこと。」 よいちどりさん(愛知・13さい)からの相談
とうこう日:2020年7月12日みんなの答え:3件
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遅くなりました!! 感想遅くなってすみません。サイコーに面白かったです。 咲楽さん(選択なし・11さい)からの答え
とうこう日:2020年8月14日 -
すごっ! 毎回おもしろい作品をありがとうございます。やっぱりよいちどりさんすごいですよ!最後のところを読んでいたらとつぜんタブレットが暗くなって・・・
そこで見た自分の顔がメッチャキモかったです(←二ヤ二ヤしていて)蓮華ちゃん目線もサイコ一です。
また次回も楽しい作品をよろしくお願いします。 パルメザンチ一ズさん(千葉・12さい)からの答え
とうこう日:2020年7月13日 -
きゃー!!幸せぇぇぇ!! ハッッ!我に帰りました。興奮しすぎてすいませんww
いやー!もう見てるだけで幸せすぎるんですけどぉ!!よいちどりさん才能すごいありますね!!!
もっと他にも見てみたいです!! わたがしKさん(選択なし・12さい)からの答え
とうこう日:2020年7月13日
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- キッズなんでも相談では、投稿されたユーザーの
個人 を判断 することが出来ないため、削除依頼 には対応することは出来ません。投稿しても問題ない内容かよく確認してください。 - すでに回答された内容を、ほぼそのままコピーして自分の回答として投稿されることが増えています。このような投稿はやめてください。またそのような投稿は今後公開しません。
- キッズなんでも相談では、投稿されたユーザーの

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